JP2000184030A - 受話機構及びハンドセット - Google Patents
受話機構及びハンドセットInfo
- Publication number
- JP2000184030A JP2000184030A JP10360803A JP36080398A JP2000184030A JP 2000184030 A JP2000184030 A JP 2000184030A JP 10360803 A JP10360803 A JP 10360803A JP 36080398 A JP36080398 A JP 36080398A JP 2000184030 A JP2000184030 A JP 2000184030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ear
- earpiece
- handset
- angle
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 長時間の受話でも苦痛が生じず、製造コスト
も低い受話機構及びハンドセットを提供する。 【解決手段】 把持部12及びスポンジ24が耳当て部
21を任意の方向へ弾性的に揺動可能に支持しており、
スピーカ13が把持部12に固定されている。このた
め、耳当て部21を耳に押し当て耳から耳当て部21に
僅かな押圧力を印加するだけで、耳付近の形状に合致し
て耳に密着する方向及び角度に耳当て部21を揺動させ
ることができ、逆に、耳当て部21を耳に密着させたま
ま耳に対する把持部12の角度を変えることができる。
も低い受話機構及びハンドセットを提供する。 【解決手段】 把持部12及びスポンジ24が耳当て部
21を任意の方向へ弾性的に揺動可能に支持しており、
スピーカ13が把持部12に固定されている。このた
め、耳当て部21を耳に押し当て耳から耳当て部21に
僅かな押圧力を印加するだけで、耳付近の形状に合致し
て耳に密着する方向及び角度に耳当て部21を揺動させ
ることができ、逆に、耳当て部21を耳に密着させたま
ま耳に対する把持部12の角度を変えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、受話音を聞く
ための受話機構と送受話を行うためのハンドセットとに
関するものである。
ための受話機構と送受話を行うためのハンドセットとに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機や無線機器のハンドセット
等では、ハンドセットの把持部等に受話部が一体的に設
けられていて、ハンドセットの把持部等に対して受話部
の角度を調節することができなかった。このため、送受
話に際して使用者の耳及び口の角度をハンドセット等に
合わせる必要があった。
等では、ハンドセットの把持部等に受話部が一体的に設
けられていて、ハンドセットの把持部等に対して受話部
の角度を調節することができなかった。このため、送受
話に際して使用者の耳及び口の角度をハンドセット等に
合わせる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、送受話に際し
て使用者の耳及び口の角度をハンドセット等に合わせる
と、長時間の送受話では苦痛が生じていた。従って、本
願の発明は、長時間の受話でも苦痛が生じず、製造コス
トも低い受話機構及びハンドセットを提供することを目
的としている。
て使用者の耳及び口の角度をハンドセット等に合わせる
と、長時間の送受話では苦痛が生じていた。従って、本
願の発明は、長時間の受話でも苦痛が生じず、製造コス
トも低い受話機構及びハンドセットを提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明に係る受話機
構及びハンドセットでは、支持部が耳当て部を任意の方
向へ弾性的に揺動可能に支持しているので、耳当て部を
耳に押し当て耳から耳当て部に押圧力を印加することに
よって、耳付近の形状に合致して耳に密着する方向及び
角度に耳当て部を揺動させることができる。逆に、耳当
て部を耳に密着させたまま、耳当て部に対して支持部を
揺動させることによって、耳に対する支持部の角度を変
えることができる。
構及びハンドセットでは、支持部が耳当て部を任意の方
向へ弾性的に揺動可能に支持しているので、耳当て部を
耳に押し当て耳から耳当て部に押圧力を印加することに
よって、耳付近の形状に合致して耳に密着する方向及び
角度に耳当て部を揺動させることができる。逆に、耳当
て部を耳に密着させたまま、耳当て部に対して支持部を
揺動させることによって、耳に対する支持部の角度を変
えることができる。
【0005】しかも、耳当て部に覆われているスピーカ
が支持部に固定されていて耳当て部には固定されていな
いので、耳から耳当て部に僅かな押圧力を印加するだけ
で、耳当て部を揺動させることができる。従って、耳当
て部が耳に密着する様な支持部の角度を容易に選択する
ことができ、受話中に耳当て部を耳に密着させたまま耳
に対する支持部の角度を容易に変えることができ、揺動
機構も簡易でよい。
が支持部に固定されていて耳当て部には固定されていな
いので、耳から耳当て部に僅かな押圧力を印加するだけ
で、耳当て部を揺動させることができる。従って、耳当
て部が耳に密着する様な支持部の角度を容易に選択する
ことができ、受話中に耳当て部を耳に密着させたまま耳
に対する支持部の角度を容易に変えることができ、揺動
機構も簡易でよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、電話機のハンドセットに適
用した本願の発明の一実施形態を、図1を参照しながら
説明する。本実施形態のハンドセット11では、把持部
12の一端部にスピーカ13がビス14等で固定されて
おり、スピーカ13は導線15を介して把持部12内の
所定の回路16に接続されている。把持部12の一端部
で且つスピーカ13の周囲には複数の貫通孔17が設け
られている。
用した本願の発明の一実施形態を、図1を参照しながら
説明する。本実施形態のハンドセット11では、把持部
12の一端部にスピーカ13がビス14等で固定されて
おり、スピーカ13は導線15を介して把持部12内の
所定の回路16に接続されている。把持部12の一端部
で且つスピーカ13の周囲には複数の貫通孔17が設け
られている。
【0007】このハンドセット11の耳当て部21は底
面を有する筒状に近い形状を成している。耳当て部21
の底面に相当する部分には複数の小さな貫通孔22が設
けられており、耳当て部21の底面とは反対側の周部に
は複数の爪部23が設けられている。スピーカ13の周
辺部には筒状のスポンジ24が載置されたり接着された
りしている。
面を有する筒状に近い形状を成している。耳当て部21
の底面に相当する部分には複数の小さな貫通孔22が設
けられており、耳当て部21の底面とは反対側の周部に
は複数の爪部23が設けられている。スピーカ13の周
辺部には筒状のスポンジ24が載置されたり接着された
りしている。
【0008】耳当て部21の爪部23が貫通孔17に挿
入されることによってスピーカ13が耳当て部21に覆
われており、この状態では耳当て部21の内面のうちで
貫通孔22の周囲の部分がスポンジ24に当接してい
る。なお、把持部12のうちでスピーカ13や耳当て部
21とは反対側の端部には、送話部(図示せず)が把持
部12に一体的に設けられている。
入されることによってスピーカ13が耳当て部21に覆
われており、この状態では耳当て部21の内面のうちで
貫通孔22の周囲の部分がスポンジ24に当接してい
る。なお、把持部12のうちでスピーカ13や耳当て部
21とは反対側の端部には、送話部(図示せず)が把持
部12に一体的に設けられている。
【0009】以上の様な本実施形態のハンドセット11
では、耳当て部21の内面のうちで貫通孔22の周囲の
部分がスポンジ24に当接しているので、耳当て部21
の周辺部の一部に押圧力を印加すると、その部分のスポ
ンジ24が圧縮され、その部分の爪部23が把持部12
内へ陥入することによって、把持部12に対して耳当て
部21が揺動する。
では、耳当て部21の内面のうちで貫通孔22の周囲の
部分がスポンジ24に当接しているので、耳当て部21
の周辺部の一部に押圧力を印加すると、その部分のスポ
ンジ24が圧縮され、その部分の爪部23が把持部12
内へ陥入することによって、把持部12に対して耳当て
部21が揺動する。
【0010】このため、耳に対する把持部12の角度を
変えなくても、耳当て部21を耳に押し当て耳から耳当
て部21に押圧力を印加することによって、耳付近の形
状に合致する方向及び角度に耳当て部21を揺動させ、
耳に対する耳当て部21の角度を変えて、耳当て部21
を耳に密着させることができる。
変えなくても、耳当て部21を耳に押し当て耳から耳当
て部21に押圧力を印加することによって、耳付近の形
状に合致する方向及び角度に耳当て部21を揺動させ、
耳に対する耳当て部21の角度を変えて、耳当て部21
を耳に密着させることができる。
【0011】しかも、耳当て部21に覆われているスピ
ーカ13が把持部12に固定されていて耳当て部21に
は固定されていないので、耳当て部21とスピーカ13
との両方を揺動させる場合に比べて、耳から耳当て部2
1に僅かな押圧力を印加するだけで、耳当て部21を揺
動させて耳に対する耳当て部21の角度を変えることが
できる。
ーカ13が把持部12に固定されていて耳当て部21に
は固定されていないので、耳当て部21とスピーカ13
との両方を揺動させる場合に比べて、耳から耳当て部2
1に僅かな押圧力を印加するだけで、耳当て部21を揺
動させて耳に対する耳当て部21の角度を変えることが
できる。
【0012】逆に、耳当て部21を耳に密着させたま
ま、耳当て部21に対して把持部12を揺動させ、耳当
て部21に対する把持部12の角度を変えることによっ
て、耳に対する把持部12の角度を変えることができ
る。また、受話中に耳当て部21を耳に密着させたまま
耳に対する把持部12の角度を変えることができる。
ま、耳当て部21に対して把持部12を揺動させ、耳当
て部21に対する把持部12の角度を変えることによっ
て、耳に対する把持部12の角度を変えることができ
る。また、受話中に耳当て部21を耳に密着させたまま
耳に対する把持部12の角度を変えることができる。
【0013】また、上述の様に、耳当て部21に覆われ
ているスピーカ13が把持部12に固定されていて耳当
て部21には固定されていないので、貫通孔17と爪部
23とスポンジ24という簡易な機構で、把持部12に
対して耳当て部21を揺動させることができる。
ているスピーカ13が把持部12に固定されていて耳当
て部21には固定されていないので、貫通孔17と爪部
23とスポンジ24という簡易な機構で、把持部12に
対して耳当て部21を揺動させることができる。
【0014】なお、スポンジ24には弾性復元力がある
ので、耳当て部21に対する押圧力の印加を解除する
と、圧縮していたスポンジ24が伸長して、耳当て部2
1が把持部12に対する初期位置に復帰する。ところ
で、本実施形態のハンドセット11では、スピーカ13
と耳当て部21の内面との間にスポンジ24が介装され
ているが、把持部12のうちでスピーカ13が取り付け
られている面と耳当て部21の内面との間にスポンジ2
4が介装されていてもよい。
ので、耳当て部21に対する押圧力の印加を解除する
と、圧縮していたスポンジ24が伸長して、耳当て部2
1が把持部12に対する初期位置に復帰する。ところ
で、本実施形態のハンドセット11では、スピーカ13
と耳当て部21の内面との間にスポンジ24が介装され
ているが、把持部12のうちでスピーカ13が取り付け
られている面と耳当て部21の内面との間にスポンジ2
4が介装されていてもよい。
【0015】また、本実施形態のハンドセット11で
は、揺動機構の一部としてスポンジ24が用いられてい
るが、スポンジ以外の柔軟部材やコイルばね等がスポン
ジ24の代わりに用いられていてもよい。また、以上の
実施形態は電話機のハンドセットに本願の発明を適用し
たものであるが、本願の発明は無線機器のハンドセット
や受話のみを行うヘッドホン型の受話器等にも適用する
ことができる。
は、揺動機構の一部としてスポンジ24が用いられてい
るが、スポンジ以外の柔軟部材やコイルばね等がスポン
ジ24の代わりに用いられていてもよい。また、以上の
実施形態は電話機のハンドセットに本願の発明を適用し
たものであるが、本願の発明は無線機器のハンドセット
や受話のみを行うヘッドホン型の受話器等にも適用する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本願の発明に係る受話機構及びハンドセ
ットでは、耳当て部が耳に密着する様な支持部の角度を
容易に選択することができ、受話中に耳当て部を耳に密
着させたまま耳に対する支持部の角度を容易に変えるこ
とができるので、長時間の受話でも苦痛が生じない。ま
た、揺動機構も簡易でよいので、製造コストが低い。
ットでは、耳当て部が耳に密着する様な支持部の角度を
容易に選択することができ、受話中に耳当て部を耳に密
着させたまま耳に対する支持部の角度を容易に変えるこ
とができるので、長時間の受話でも苦痛が生じない。ま
た、揺動機構も簡易でよいので、製造コストが低い。
【図1】本願の発明の一実施形態の要部の断面図であ
る。
る。
11…ハンドセット、12…把持部(支持部)、13…
スピーカ、21…耳当て部、24…スポンジ(支持部)
スピーカ、21…耳当て部、24…スポンジ(支持部)
Claims (2)
- 【請求項1】 耳当て部と、この耳当て部を任意の方向
へ弾性的に揺動可能に支持している支持部と、前記耳当
て部に覆われており前記支持部に固定されているスピー
カとを具備する受話機構。 - 【請求項2】 耳当て部と、この耳当て部を任意の方向
へ弾性的に揺動可能に支持している支持部と、前記耳当
て部に覆われており前記支持部に固定されているスピー
カとを具備する受話機構を含むハンドセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360803A JP2000184030A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 受話機構及びハンドセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360803A JP2000184030A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 受話機構及びハンドセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184030A true JP2000184030A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18470992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10360803A Pending JP2000184030A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 受話機構及びハンドセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000184030A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101645936A (zh) * | 2008-08-07 | 2010-02-10 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 听筒固定结构 |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10360803A patent/JP2000184030A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101645936A (zh) * | 2008-08-07 | 2010-02-10 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 听筒固定结构 |
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