JP2000184017A - 通話装置 - Google Patents

通話装置

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JP2000184017A JP10356438A JP35643898A JP2000184017A JP 2000184017 A JP2000184017 A JP 2000184017A JP 10356438 A JP10356438 A JP 10356438A JP 35643898 A JP35643898 A JP 35643898A JP 2000184017 A JP2000184017 A JP 2000184017A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
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  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型軽量化、低価格化、および低
消費電力化を実現すると共に、LCD等の表示画面を見
ることなく通話相手のいる方向を知ることができる通話
装置を得ること。 【解決手段】 本発明にかかる通話装置は、有線通信ネ
ットワークおよび無線通信ネットワークに接続される構
成とし、さらに、通話相手からの音声および使用者自身
の音声を送受信する通信部1と、通信部1にて受け取る
通話相手のモノラル音声を処理することにより、ステレ
オ音声を生成し、通話相手の音声を3次元音場に定位す
る音像定位部3と、音像定位部3にて定位されたステレ
オ音声である通話相手の音声を3次元音場に再生する音
像再生部4と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線通信ネットワ
ークおよび無線通信ネットワークに接続される通話装置
に関するものであり、特に、通話相手の音声を3次元音
場に定位して通話を行う通話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の通話装置について説明す
る。たとえば、従来の通話装置に関する文献としては、
特開平9−178833「端末装置」がある。なお、以
降、この端末装置を説明の便宜上、通話装置と呼ぶ。
【0003】図7は、上記従来の通話装置、具体的にい
えば、携帯電話またはPHS(Personal Handy-phone S
ystem)である通信機29の一部を示すものである。図
7において、25は無線通信ネットワークを介して通話
を行うために必要な情報を送受信する通信部、26はG
PS(Global Positioning System)、VICS(Vehic
le Information and Communication System)、または
PHS基地局からの情報により通話相手の位置を検出
し、方位磁石により移動する方向を検出する相手位置検
出部、27は通話相手の現在位置を含む地図を表示する
情報表示部、すなわち、LCD、28は通話相手からの
音声を出力する音声出力部、すなわち、モノラルスピー
カー、である。
【0004】このような構成を含む従来の通話装置(通
話機29)は、通信部25および相手位置検出部26に
より、通話相手の位置、および移動している方向、の検
出を行い、LCD27による地図の表示で使用者に通話
相手の位置を知らせている。具体的にいうと、たとえ
ば、通話に際して通信部25による発呼/着呼が行わ
れ、通信サービスが確立すると、相手位置検出部26で
は、GPS、VICS、またはPHS公衆通信システム
からの情報に基づいて通話相手の位置を検出する。ま
た、通話機29に備えた方位磁石によって通話相手の移
動方向を検出する。
【0005】つぎに、相手位置検出部26にて検出され
た通話相手の位置等に関する情報がLCD27へ送ら
れ、LCD27では、地図による表示処理を行い、端末
使用者に通話相手の位置を知らせている。なお、このと
き、通話相手からの音声は、モノラルスピーカー28に
送られており、通話のできる状態である。
【0006】このように、従来の通話装置では、GP
S、VICS、またはPHS基地局からの情報により、
通話相手の位置を検出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の通話装置では、通話相手の位置を知るために、L
CD等の表示画面を備える必要があり、小型軽量化、低
価格化、および低消費電力化の実現が困難になる、とい
う問題があった。また、使用者が通話相手の位置を確認
するためには、その都度立ち止まって地図を確認する必
要があり、大変不便である、という問題があった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、小型軽量化、低価格化、および低消費電力化を実
現すると共に、LCD等の表示画面を見ることなく通話
相手のいる方向を知ることができる通話装置を得ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる通話装置にあっ
ては、有線通信ネットワークおよび無線通信ネットワー
クに接続される構成とし、通話相手からの音声および使
用者自身の音声を送受信する通信手段(後述する実施の
形態の通信部1に相当)と、前記通信手段にて受け取る
通話相手のモノラル音声を処理することにより、ステレ
オ音声を生成し、通話相手の音声を3次元音場に定位す
る音像定位手段(音像定位部3に相当)と、前記音像定
位手段にて定位されたステレオ音声である通話相手の音
声を3次元音場に再生する音場再生手段(音像再生部4
に相当)と、を備えるものである。
【0010】この発明によれば、通話相手の音声を3次
元音場に定位して再生することから、通話相手のいる方
向を知るためにLCD等の表示画面を備える必要がな
い。また、同様の理由から、使用者が通話相手のいる方
向を確認するためにその都度立ち止まって地図を確認す
る必要がない。これにより、小型軽量化、低価格化、お
よび低消費電力化を実現すると共に、LCD等の表示画
面を見ることなく通話相手のいる方向を知ることができ
る。
【0011】つぎの発明にかかる通話装置にあっては、
使用者自身の方向を認識するための方位角センサー(後
述する実施の形態の方位角センサー5に相当)と、前記
方位角センサーにて認識された自身の方向と、通信(無
線および有線)ネットワークを介して通信手段に通知さ
れる通話相手の電話番号とから、通話相手の位置する方
向を検出する相対方向検出手段(第1の決定部2Aに相
当)と、を備え、音像定位手段では、前記相対方位検出
手段にて検出された方向に基づいて、通話相手の音声を
3次元音場に定位することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、通話装置では、使用者
自身の顔の向きを容易に認識でき、これに加えて、従来
から受信可能な通話相手の電話番号、および使用者自身
の位置情報を用いて、通話相手の相対方向を認識でき
る。これにより、通話相手の音声を、通話装置にて認識
された相対方向に定位して、再生することが可能とな
る。
【0013】つぎの発明にかかる通話装置にあっては、
通信(無線および有線)ネットワークを介して通信手段
に通知されるプロバイダに関する情報から、通話相手の
使用するプロバイダ種別を検出し、プロバイダ種別毎に
予め決められている方向の中から、1つの方向を決定す
るプロバイダ検出手段(後述する実施の形態の第2の決
定部2Bに相当)、を備え、音像定位手段では、前記プ
ロバイダ検出手段にて決められた方向に基づいて、通話
相手の音声を3次元音場に定位することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、通話装置では、通話相
手が使用しているプロバイダを容易に認識できる。ま
た、内部情報として、予め複数のプロバイダに個別に対
応する方向情報を設定しておけば、通話の際、通話装置
にて決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。これにより、通話相手の音声と、通話相手の使用す
るプロバイダと、の関連付けが可能となり、伴って、通
話装置にて認識された方向に定位して、音声を再生する
ことが可能となる。
【0015】つぎの発明にかかる通話装置にあっては、
通信手段から通知される通話時間に関する情報から、通
話相手との通話時間の経過を検出し、所定時間毎に予め
決められている方向の中から、1つの方向を決定する通
話時間検出手段(後述する実施の形態の第3の決定部2
Cに相当)、を備え、音像定位手段では、前記通話時間
検出手段にて決められた方向に基づいて、通話相手の音
声を3次元音場に定位することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、通話装置では、通話相
手との通話時間の経過を容易に認識できる。また、内部
情報として、予め所定時間毎に方向情報を設定しておけ
ば、通話の際、通話装置にて決定すべき1つの方向を容
易に決めることができる。これにより、通話相手の音声
と、通話時間と、の関連付けが可能となり、伴って、通
話装置にて認識された方向に定位して、音声を再生する
ことが可能となる。
【0017】つぎの発明にかかる通話装置にあっては、
通信手段から通知される通話料金に関する情報から、通
話相手との通話料金の経過を検出し、所定料金毎に予め
決められている方向の中から、1つの方向を決定する通
話料金検出手段(後述する実施の形態の第4の決定部2
Dに相当)、を備え、音像定位手段では、前記通話料金
検出手段にて決められた方向に基づいて、通話相手の音
声を3次元音場に定位することを特徴とする。
【0018】この発明によれば、通話装置では、通話相
手との通話による通話料金を容易に認識できる。また、
内部情報として、予め所定料金毎に方向情報を設定して
おけば、通話の際、通話装置にて決定すべき1つの方向
を容易に決めることができる。これにより、通話相手の
音声と、通話料金と、の関連付けが可能となり、伴っ
て、通話装置にて認識された方向に定位して、音声を再
生することが可能となる。
【0019】つぎの発明にかかる通話装置にあっては、
通信(無線および有線)ネットワークを介して通信手段
に通知される通話相手の電話番号から、通話相手を判別
し、さらに、通話相手毎に予め決められている方向の中
から、その通話相手に対応する方向を決定する通話相手
判別手段(後述する実施の形態の第5の決定部2Eに相
当)、を備え、音像定位手段では、前記通話相手判別手
段にて決められた方向に基づいて、通話相手の音声を3
次元音場に定位することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、通話装置では、従来か
ら受信可能な通話相手の電話番号を用いて、通話相手を
容易に判別できる。また、内部情報として、予め通話相
手毎に方向情報を設定しておけば、通話の際、通話装置
にて決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。これにより、通話装置にて認識された方向に定位し
て、特定の通話相手の音声を再生することが可能とな
る。
【0021】つぎの発明にかかる通話装置において、予
め決められている方向とは、前後左右の4方向とするこ
とを特徴とする。
【0022】この発明によれば、4社のプロバイダ、4
つの時間帯、4つの料金帯、または4人の通話相手を、
各方向からの音声により知ることができる。なお、使用
者の方向認識が可能であれば、たとえば、8方向、16
方向、…、に対して各情報を関連付けてもよい。
【0023】つぎの発明にかかる通話装置において、音
場再生手段にて3次元音場に再生されるステレオ音声
は、イヤホンまたはヘッドホンを介して、使用者に聞こ
えることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、音声による各種情報の
認識が可能となり、LCD等の表示画面を備える必要が
なくなる。これにより、通話装置の小型軽量化、低価格
化、および低消費電力化を実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる通話装置
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
この実施の形態によりこの発明が限定されるものではな
い。
【0026】図1は、本発明にかかる通話装置の実施の
形態、すなわち、通話機6の構成を示すものである。図
1において、1は、有線通信ネットワーク(一般電話
機)および無線通信ネットワーク(PHS/携帯電話)
を介して、通話相手の音声および通話を行うために必要
な情報を受信し、使用者自身の音声およびその他の情報
を送信する通信部であり、2は、通信部1からの各種情
報に基づいて音の聞こえる方向、すなわち、音像を定位
する方向、を決定する音声方向決定部であり、3は、音
声方向決定部2にて決められた方向から声が聞こえるよ
うに、ステレオイヤホンまたはヘッドホン用の頭部伝達
関数を実行し、通話相手の音声を3次元音場に定位する
音像定位部であり、4は、音像定位部3にて定位された
通話相手のステレオ音声を3次元音場に再生する音像再
生部、すなわち、ステレオイヤホンまたはヘッドホンで
あり、5は、使用者自身の方向、すなわち、顔の向きを
認識するための方位角センサーである。なお、以降は、
説明の便宜上、音像再生部4としてヘッドホンを使用す
る場合について説明する。
【0027】上記のように構成される通話機6において
は、音像定位部3にてヘッドホン用の頭部伝達関数を実
行し、すなわち、通信部1にて受け取る通話相手からの
モノラル音声を、音声方向決定部2にて決められた方向
に基づいてステレオ音声に変換し、通話相手の音声を3
次元音場に定位する。そして、ヘッドホン4にてそのス
テレオ音声を再生する。これは、通話相手のいる方向を
知るためにLCD等の表示画面を備える必要がない、こ
とを意味している。従って、従来のように、使用者が通
話相手のいる方向を確認するためにその都度立ち止まっ
て、LCD上に表示された地図を確認する必要もない。
【0028】このように、本発明では、LCD等の表示
画面を必要としない分、従来の通話装置より、小型軽量
化、低価格化、および低消費電力化を実現することがで
きる。
【0029】以下、音声方向決定部2にて決められた方
向に基づいて、通話相手からのモノラル音声をステレオ
音声に変換し、通話相手の音声を3次元音場に定位する
方法を、図面に従って具体的に説明する。
【0030】図2は、上記通話相手の音声を3次元音場
に定位するための第1の方法を示す図である。なお、こ
の方法を実行する通話機6では、図1に示すように、音
声方向決定部2内に第1の決定部2Aを備える構成と
し、方位角センサー5および通信部1からの情報に基づ
いて音像を定位すべき方向を決定する。
【0031】まず、通話機6は、通信部1にて発呼また
は着呼の処理を行うことにより、上記ネットワーク上で
通話相手との通信を確立させる。このとき、通信部1で
は、該ネットワークを介して通知される通話相手の電話
番号から、市外局番等の情報(以後、第1の情報と呼
ぶ)を検出し、それを第1の決定部2Aに通知する。ま
た、方位角センサー5では、現在の使用者の顔の向き
(以後、第2の情報と呼ぶ)を検出し、随時それを第1
の決定部2Aに通知する。一方、使用者は、通話機6を
操作して自身の位置(以後、第3の情報)を入力する。
【0032】この状態で、第1の決定部2Aは、第1、
第2および第3の情報に基づいて、通話相手の相対方向
を計算し、決定する。その後、この相対方向は、音像定
位部3に通知され、音像定位部3では、ヘッドホン用の
頭部伝達関数を実行し、すなわち、第2の決定部2Aに
て決められた方向に基づいて、通信部1にて受け取る通
話相手からのモノラル音声をステレオ音声(ここではヘ
ッドホン4を使用するため左耳用音声と右耳用音声で表
される)に変換し、通話相手の音声を3次元音場に定位
する。
【0033】最後に、音像定位部3にて生成されたステ
レオ音声を受け取ったヘッドホン4では、3次元音場に
その音声を再生する。これにより、通話機6の使用者に
は、たとえば、図2に示すように、3次元音像空間7に
おける定位位置8から通話相手の音が聞こえてくる。な
お、方位角センサー5からは、先に説明したように、随
時顔の向き情報が第1の決定部2Aに送信されているた
め、使用者が顔を動かす毎に、通話相手の音声の定位す
る位置が更新され、通話機6の使用者には、常に同じ方
向から声が聞こえるように制御されている。
【0034】このように、第1の方法によれば、通話相
手の音声を、第1の決定部2Aにて決定された相対方向
に再生させることが可能となるため、通話相手のいる方
向を通話機6の使用者が認識した状態で、通話を行うこ
とができる。
【0035】図3は、通話相手の音声を3次元音場に定
位するための第2の方法を示す図である。なお、この方
法を実行する通話機6では、図1に示すように、音声方
向決定部2内に第2の決定部2Bを備える構成とし、通
信部1からの情報に基づいて音像を定位すべき方向を決
定する。また、ここでは、先に説明した第1の決定部2
Aを同時に備える構成としてもよく、この場合は、第1
の決定部2Aと第2の決定部2Bとが選択的に使用され
るものとする。
【0036】第2の方法において、まず、通話機6は、
通信部1にて発呼または着呼の処理を行うことにより、
前記ネットワーク上で通話相手との通信を確立させる。
このとき、通信部1では、該ネットワークを介して通知
されるプロバイダに関する情報を第2の決定部2Bに通
知する。
【0037】この状態で、第2の決定部2Bは、プロバ
イダに関する情報からプロバイダ種別を検出し、このプ
ロバイダ種別に基づいて、1つの方向を決定する。ここ
では、たとえば、内部情報として、予め4つのプロバイ
ダ(A社、B社、C社、D社)に個別に、方向情報(た
とえば、前方向、右方向、後方向、左方向等)が設定し
てあるものとする。従って、第2の決定部2Bでは、決
定すべき1つの方向を容易に決めることができる。な
お、本実施の形態では、説明の便宜上、4つのプロバイ
ダを例として説明するが、プロバイダ数はこれに限ら
ず、たとえば、上方向、下方向等、あらゆる方向に設定
可能である。
【0038】その後、第2の決定部2Bにて決定された
方向は、音像定位部3に通知され、音像定位部3では、
ヘッドホン用の頭部伝達関数を実行し、すなわち、第2
の決定部2Bにて決められた方向に基づいて、通信部1
にて受け取る通話相手からのモノラル音声をステレオ音
声(ここではヘッドホン4を使用するため左耳用音声と
右耳用音声で表される)に変換し、通話相手の使用する
プロバイダを3次元音場に定位する(図3の定位位置
9、10、11、12参照)。
【0039】最後に、音像定位部3にて生成されたステ
レオ音声を受け取ったヘッドホン4では、3次元音場に
その音声を再生する。これにより、通話機6の使用者に
は、たとえば、図3に示すように、3次元音像空間7に
おける定位位置9、10、11、12のいずれか1つの
方向から、通話相手の音が聞こえてくる。従って、図3
において、たとえば、定位位置10から通話相手の音声
が聞こえる場合は、通話相手がプロバイダB社を使用し
て通話している、と認識することができる。
【0040】このように、第2の方法によれば、通話相
手の音声を、第2の決定部2Bにて決定された方向に再
生させることが可能となるため、すなわち、通話相手の
音声と通話相手の使用するプロバイダとが関連付けられ
るため、通話相手の使用するプロバイダを通話機6の使
用者が認識した状態で、通話を行うことができる。
【0041】図4は、通話相手の音声を3次元音場に定
位するための第3の方法を示す図である。なお、この方
法を実行する通話機6では、図1に示すように、音声方
向決定部2内に第3の決定部2Cを備える構成とし、通
信部1からの情報に基づいて音像を定位すべき方向を決
定する。また、ここでは、先に説明した第1の決定部2
Aおよび第2の決定部2Bを同時に備える構成としても
よく、この場合は、第1の決定部2A、第2の決定部2
B、および第3の決定部2Cが、選択的に使用されるも
のとする。
【0042】第3の方法において、まず、通話機6は、
通信部1にて発呼または着呼の処理を行うことにより、
前記ネットワーク上で通話相手との通信を確立させる。
このとき、通信部1では、内部でカウントする通話相手
との通話時間に関する情報を第3の決定部2Cに通知す
る。
【0043】この状態で、第3の決定部2Cは、この通
話時間に基づいて、1つの方向を決定する。ここでは、
たとえば、内部情報として、予め15分毎(通話時間≦
15分、15分<通話時間≦30分、30分<通話時間
≦45分、45分<通話時間≦60分)に、方向情報
(たとえば、前方向、右方向、後方向、左方向等)が設
定してあるものとする。従って、第3の決定部2Cで
は、決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、15分毎
の通話時間および設定される方向が4方向のとき、を例
として説明しているが、時間間隔および設定する方向数
については、これに限らない。
【0044】その後、第3の決定部2Cにて決定された
方向は、音像定位部3に通知され、音像定位部3では、
ヘッドホン用の頭部伝達関数を実行し、すなわち、第3
の決定部2Cにて決められた方向に基づいて、通信部1
にて受け取る通話相手からのモノラル音声をステレオ音
声(ここではヘッドホン4を使用するため左耳用音声と
右耳用音声で表される)に変換し、現在までの通話時間
を3次元音場に定位する(図4の定位位置13、14、
15、16参照)。
【0045】最後に、音像定位部3にて生成されたステ
レオ音声を受け取ったヘッドホン4では、3次元音場に
その音声を再生する。これにより、通話機6の使用者に
は、たとえば、図4に示すように、3次元音像空間7に
おける定位位置13、14、15、16のいずれか1つ
の方向から、通話相手の音が聞こえてくる。従って、図
4において、たとえば、定位位置14から通話相手の音
声が聞こえる場合は、15分以上30分以下の通話時間
が経過している、と認識することができる。
【0046】このように、第3の方法によれば、通話相
手の音声を、第3の決定部2Cにて決定された方向に再
生させることが可能となるため、すなわち、通話相手の
音声と通話時間とが関連付けられるため、現在までの通
話時間を通話機6の使用者が認識した状態で、通話を行
うことができる。
【0047】図5は、通話相手の音声を3次元音場に定
位するための第4の方法を示す図である。なお、この方
法を実行する通話機6では、図1に示すように、音声方
向決定部2内に第4の決定部2Dを備える構成とし、通
信部1からの情報に基づいて音像を定位すべき方向を決
定する。また、ここでは、先に説明した第1の決定部2
A、第2の決定部2B、および第3の決定部2Cを同時
に備える構成としてもよく、この場合は、各決定部が選
択的に使用されるものとする。
【0048】第4の方法において、まず、通話機6は、
通信部1にて発呼または着呼の処理を行うことにより、
前記ネットワーク上で通話相手との通信を確立させる。
このとき、通信部1では、内部で計算する通話相手との
通話料金に関する情報を第4の決定部2Dに通知する。
【0049】この状態で、第4の決定部2Dは、この通
話時間に基づいて、1つの方向を決定する。ここでは、
たとえば、内部情報として、予め150円毎(通話料金
≦150円、150円<通話料金≦300円、300円
<通話料金≦450円、450円<通話料金≦600
円)に、方向情報(たとえば、前方向、右方向、後方
向、左方向等)が設定してあるものとする。従って、第
4の決定部2Dでは、決定すべき1つの方向を容易に決
めることができる。なお、本実施の形態では、説明の便
宜上、150円毎の通話料金および設定される方向が4
方向のとき、を例として説明しているが、料金間隔およ
び設定する方向数については、これに限らない。
【0050】その後、第4の決定部2Dにて決定された
方向は、音像定位部3に通知され、音像定位部3では、
ヘッドホン用の頭部伝達関数を実行し、すなわち、第4
の決定部2Dにて決められた方向に基づいて、通信部1
にて受け取る通話相手からのモノラル音声をステレオ音
声(ここではヘッドホン4を使用するため左耳用音声と
右耳用音声で表される)に変換し、現在までの通話料金
を3次元音場に定位する(図5の定位位置17、18、
19、20参照)。
【0051】最後に、音像定位部3にて生成されたステ
レオ音声を受け取ったヘッドホン4では、3次元音場に
その音声を再生する。これにより、通話機6の使用者に
は、たとえば、図5に示すように、3次元音像空間7に
おける定位位置17、18、19、20のいずれか1つ
の方向から、通話相手の音が聞こえてくる。従って、図
5において、たとえば、定位位置18から通話相手の音
声が聞こえる場合は、150円以上300円以下の通話
料金がかかっている、と認識することができる。
【0052】このように、第4の方法によれば、通話相
手の音声を、第4の決定部2Dにて決定された方向に再
生させることが可能となるため、すなわち、通話相手の
音声と通話料金とが関連付けられるため、現在までの通
話料金を通話機6の使用者が認識した状態で、通話を行
うことができる。
【0053】図6は、通話相手の音声を3次元音場に定
位するための第5の方法を示す図である。なお、この方
法を実行する通話機6では、図1に示すように、音声方
向決定部2内に第5の決定部2Eを備える構成とし、通
信部1からの情報に基づいて音像を定位すべき方向を決
定する。また、ここでは、先に説明した第1の決定部2
A、第2の決定部2B、第3の決定部2C、および第4
の決定部2Dを同時に備える構成としてもよく、この場
合は、各決定部が選択的に使用されるものとする。
【0054】第5の方法において、まず、通話機6は、
通信部1にて発呼または着呼の処理を行うことにより、
前記ネットワーク上で通話相手との通信を確立させる。
このとき、通信部1では、前記ネットワークを介して通
信部1に通知される通話相手の電話番号に関する情報
を、第5の決定部2Eに通知する。
【0055】この状態で、第5の決定部2Eは、この電
話番号から通話相手の種別を判別し、判別された通話相
手に対応する、1つの方向を決定する。ここでは、たと
えば、内部情報として、予め特定の通話相手(通話相手
A、通話相手B、通話相手C、通話相手D)に、方向情
報(たとえば、前方向、右方向、後方向、左方向等)が
設定してあるものとする。従って、第5の決定部2Eで
は、決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、4人の通
話相手および設定される方向が4方向のとき、を例とし
て説明しているが、人数および設定する方向数について
は、これに限らない。
【0056】その後、第5の決定部2Eにて決定された
方向は、音像定位部3に通知され、音像定位部3では、
ヘッドホン用の頭部伝達関数を実行し、すなわち、第5
の決定部2Eにて決められた方向に基づいて、通信部1
にて受け取る通話相手からのモノラル音声をステレオ音
声(ここではヘッドホン4を使用するため左耳用音声と
右耳用音声で表される)に変換し、特定の通話相手を3
次元音場に定位する(図6の定位位置21、22、2
3、24参照)。
【0057】最後に、音像定位部3にて生成されたステ
レオ音声を受け取ったヘッドホン4では、3次元音場に
その音声を再生する。これにより、通話機6の使用者に
は、たとえば、図6に示すように、3次元音像空間7に
おける定位位置21、22、23、24のいずれか1つ
の方向から、特定の通話相手の音が聞こえてくる。従っ
て、図6において、たとえば、定位位置22から通話相
手の音声が聞こえる場合は、通話相手がCである、と認
識することができる。
【0058】このように、第5の方法によれば、特定の
通話相手の音声を、第5の決定部2Eにて決定された方
向に再生させることが可能となるため、すなわち、通話
相手の種別を通話機6の使用者が認識した状態で、通話
を行うことができる。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明によれ
ば、通話相手の音声を3次元音場に定位して再生するこ
とから、通話相手のいる方向を知るためにLCD等の表
示画面を備える必要がない。また、同様の理由から、使
用者が通話相手のいる方向を確認するためにその都度立
ち止まって地図を確認する必要がない。これにより、小
型軽量化、低価格化、および低消費電力化を実現すると
共に、LCD等の表示画面を見ることなく通話相手のい
る方向を知ることができる、という効果を奏する。
【0060】つぎの発明によれば、通話装置では、使用
者自身の顔の向きを容易に認識でき、これに加えて、従
来から受信可能な通話相手の電話番号、および使用者自
身の位置情報を用いて、通話相手の相対方向を認識でき
る。これにより、通話相手の音声を、通話装置にて認識
された相対方向に定位して、再生することが可能とな
る、という効果を奏する。
【0061】つぎの発明によれば、通話装置では、通話
相手が使用しているプロバイダを容易に認識できる。ま
た、内部情報として、予め複数のプロバイダに個別に対
応する方向情報を設定しておけば、通話の際、通話装置
にて決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。これにより、通話相手の音声と、通話相手の使用す
るプロバイダと、の関連付けが可能となり、伴って、通
話装置にて認識された方向に定位して、音声を再生する
ことが可能となる、という効果を奏する。
【0062】つぎの発明によれば、通話装置では、通話
相手との通話時間の経過を容易に認識できる。また、内
部情報として、予め所定時間毎に方向情報を設定してお
けば、通話の際、通話装置にて決定すべき1つの方向を
容易に決めることができる。これにより、通話相手の音
声と、通話時間と、の関連付けが可能となり、伴って、
通話装置にて認識された方向に定位して、音声を再生す
ることが可能となる、という効果を奏する。
【0063】つぎの発明によれば、通話装置では、通話
相手との通話による通話料金を容易に認識できる。ま
た、内部情報として、予め所定料金毎に方向情報を設定
しておけば、通話の際、通話装置にて決定すべき1つの
方向を容易に決めることができる。これにより、通話相
手の音声と、通話料金と、の関連付けが可能となり、伴
って、通話装置にて認識された方向に定位して、音声を
再生することが可能となる、という効果を奏する。
【0064】つぎの発明によれば、通話装置では、従来
から受信可能な通話相手の電話番号を用いて、通話相手
を容易に判別できる。また、内部情報として、予め通話
相手毎に方向情報を設定しておけば、通話の際、通話装
置にて決定すべき1つの方向を容易に決めることができ
る。これにより、通話装置にて認識された方向に定位し
て、特定の通話相手の音声を再生することが可能とな
る、という効果を奏する。
【0065】つぎの発明によれば、たとえば、4社のプ
ロバイダ、4つの時間帯、4つの料金帯、または4人の
通話相手を、各方向からの音声により知ることができ
る、という効果を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、音声による各種情報
の認識が可能となり、LCD等の表示画面を備える必要
がなくなる。これにより、通話装置の小型軽量化、低価
格化、および低消費電力化を実現することができる、と
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる通話装置の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】 音声を3次元音場に定位するための第1の方
法を示す説明図である。
【図3】 音声を3次元音場に定位するための第2の方
法を示す説明図である。
【図4】 音声を3次元音場に定位するための第3の方
法を示す説明図である。
【図5】 音声を3次元音場に定位するための第4の方
法を示す説明図である。
【図6】 音声を3次元音場に定位するための第5の方
法を示す説明図である。
【図7】 従来における通話装置の構成である。
【符号の説明】
1 通信部、2 音声方向決定部、2A 第1の決定
部、2B 第2の決定部、2C 第3の決定部、2D
第4の決定部、2E 第5の決定部、3 音像定位部、
4 音像再生部、5 方位角センサー、6 通話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA04 EE09 HH06 HH18 JJ02 JJ03 JJ08 JJ13 JJ18 5K027 AA11 BB14 DD11 DD14 FF28 GG08 HH23 5K067 AA23 AA29 BB04 DD51 EE02 EE10 FF02 FF04 FF05 FF25 FF31 GG11 5K101 LL12 NN12 NN48 PP03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線通信ネットワークおよび無線通信ネ
    ットワークに接続される通話装置において、 通話相手からの音声および使用者自身の音声を送受信す
    る通信手段と、 前記通信手段にて受け取る通話相手のモノラル音声を処
    理することにより、ステレオ音声を生成し、通話相手の
    音声を3次元音場に定位する音像定位手段と、 前記音像定位手段にて定位されたステレオ音声である通
    話相手の音声を3次元音場に再生する音場再生手段と、 を備えることを特徴とする通話装置。
  2. 【請求項2】 使用者自身の方向を認識するための方位
    角センサーと、 前記方位角センサーにて認識された自身の方向と、前記
    ネットワークを介して前記通信手段に通知される通話相
    手の電話番号とから、通話相手の位置する方向を検出す
    る相対方向検出手段と、 を備え、 前記音像定位手段では、前記相対方位検出手段にて検出
    された方向に基づいて、通話相手の音声を3次元音場に
    定位することを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークを介して前記通信手段
    に通知されるプロバイダに関する情報から、通話相手の
    使用するプロバイダ種別を検出し、プロバイダ種別毎に
    予め決められている方向の中から、1つの方向を決定す
    るプロバイダ検出手段を備え、 前記音像定位手段では、前記プロバイダ検出手段にて決
    められた方向に基づいて、通話相手の音声を3次元音場
    に定位することを特徴とする請求項1または2に記載の
    通話装置。
  4. 【請求項4】 前記通信手段から通知される通話時間に
    関する情報から、通話相手との通話時間の経過を検出
    し、所定時間毎に予め決められている方向の中から、1
    つの方向を決定する通話時間検出手段を備え、 前記音像定位手段では、前記通話時間検出手段にて決め
    られた方向に基づいて、通話相手の音声を3次元音場に
    定位することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載の通話装置。
  5. 【請求項5】 前記通信手段から通知される通話料金に
    関する情報から、通話相手との通話料金の経過を検出
    し、所定料金毎に予め決められている方向の中から、1
    つの方向を決定する通話料金検出手段を備え、 前記音像定位手段では、前記通話料金検出手段にて決め
    られた方向に基づいて、通話相手の音声を3次元音場に
    定位することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の通話装置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークを介して前記通信手段
    に通知される通話相手の電話番号から、通話相手を判別
    し、さらに、通話相手毎に予め決められている方向の中
    から、その通話相手に対応する方向を決定する通話相手
    判別手段を備え、 前記音像定位手段では、前記通話相手判別手段にて決め
    られた方向に基づいて、通話相手の音声を3次元音場に
    定位することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載の通話装置。
  7. 【請求項7】 前記予め決められている方向は、前後左
    右の4方向とすることを特徴とする請求項3〜6のいず
    れか一つに記載の通話装置。
  8. 【請求項8】 前記音場再生手段にて3次元音場に再生
    されるステレオ音声は、イヤホンまたはヘッドホンを介
    して、使用者に聞こえることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか一つに記載の通話装置。
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