JP2000181717A - タスク指向アプリケ―ションのための装置、方法、システム、及び、記録媒体 - Google Patents

タスク指向アプリケ―ションのための装置、方法、システム、及び、記録媒体

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JP2000181717A
JP2000181717A JP11309514A JP30951499A JP2000181717A JP 2000181717 A JP2000181717 A JP 2000181717A JP 11309514 A JP11309514 A JP 11309514A JP 30951499 A JP30951499 A JP 30951499A JP 2000181717 A JP2000181717 A JP 2000181717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、異なるインタフェースを有するコ
ンポーネント若しくはアプリケーションへのアクセスを
許すためユーザによってカスタム化可能なタスク指向ア
プリケーションのためのコンピュータソフトウェアアー
キテクチャの提供を目的とする。 【解決手段】 本発明のアーキテクチャは、外部呼び出
し元アプリケーションとラップされたコンポーネント若
しくはモジュールとの間の仲介構造としてラッパーを利
用する。ラッパーは、スクリプト言語で記述され、外部
アプリケーションとラップされたコンポーネントとの間
の橋渡しを行う。データは、データ属性情報及び実際の
データファイルへのリンクを含むコンテンツテーブルフ
ァイルを媒介としてコンポーネント間で転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータソフ
トウェアアーキテクチャに係わり、特に、特定のタスク
を実行する複数のソフトウェアコンポーネントにより構
成されたアプリケーションのためのソフトウェアアーキ
テクチャに関する。本発明のソフトウェアアーキテクチ
ャは、ソフトウェアコンポーネントを異なる順序で実行
し、データ又は文書をコンポーネントの間で効率的に転
送することを支援する。
【0002】本発明は、また、本発明のソフトウェアア
ーキテクチャに従ってタスク指向アプリケーションを実
現するコンピュータハードウェア及び方法に関する。
【0003】
【従来の技術】コンピュータソフトウェアエンジニアリ
ングの分野には、構造化された設計とソフトウェアアプ
リケーションの実現を導くように意図された設計原理の
開発が含まれる。このような設計原理の一つは、アプリ
ケーションのためのタスク指向アーキテクチャである。
タスク指向アーキテクチャにおいて、アプリケーション
によって実行される機能(例えば、スペルチェック、指
定されたロケーションへのデータの転送、データ変換な
ど)は、別々のタスクとして表現され、各タスクはアプ
リケーションプログラムの専用コンポーネント若しくは
モジュールによって実行される。コンポーネント若しく
はモジュールは、典型的に、ユーザからの入力を必要と
することなく特定の手順で呼び出される。呼び出された
コンポーネントは、ユーザが望む全体的な機能を実行す
る一連のタスクを実行する。
【0004】アプリケーションが一連のタスクを実行す
る際の統一性が増加するという観点、並びに、ソフトウ
ェアプログラムのサイズを縮小するという観点でより高
い効率を達成するため、コンポーネント若しくはモジュ
ールが多数のアプリケーションの間で共用されることが
望ましい。これにより、所望の機能の組を実行するた
め、汎用的なタスク実行用のコンポーネントの組を特定
の順序で組み合わせることが可能になる。コンポーネン
ト若しくはモジュールベースのソフトウェアアーキテク
チャは、各コンポーネントを実質的に自己充足的に設計
することができるので、この特定の順序の組合せが容易
に実現される。
【0005】しかし、特定のタスク用のコンポーネント
を、他のコンポーネント共に、或いは、多数のアプリケ
ーションの一部として種々の順序で利用しようとすると
き、そのタスクのインタフェースがアプリケーションの
呼び出し側コンポーネントのインタフェース、或いは、
そのタスクコンポーネントによって呼び出されたアプリ
ケーションコンポーネントのインタフェースと完全には
適合しないという問題点が生じる。この問題点は、多種
のタスクを新しいアプリケーションに実現すべく設計さ
れたコンポーネントを再配置する能力を制限する。
【0006】あらゆるアプリケーションのあらゆるソフ
トウェアコンポーネントが共通のインタフェースを備え
るように設計することは可能であるが、これには膨大な
作業を要する。このような解決法は、互換性のないイン
タフェースを用いて記述された既存のソフトウェアコン
ポーネント(「遺産的」ソフトウェアと呼ばれる場合が
ある)にどうやってアクセスするかという問題を取り扱
わない。
【0007】異なるインタフェースを具備したソフトウ
ェアコンポーネントが一体的に動作できるようにする一
つの解決法は、「ラッパー」と呼ばれる。ラッパーと
は、特定のアプリケーション若しくはコンポーネントの
(階層的な意味で)上部或いは外部に設けられたソフト
ウェア構造体である。ラッパーは、ラップされたアプリ
ケーション若しくはコンポーネントと、外部アプリケー
ション若しくはコンポーネントの間の仲介役として機能
する。ラッパーは、外部(呼び出し側)アプリケーショ
ン若しくはコンポーネントからの入力命令を受理し、ラ
ップされたアプリケーション若しくはコンポーネントと
共通インタフェースを設けることにより、所望のタスク
を行うため包み込まれたアプリケーション若しくはコン
ポーネントを実行させることができる。これは、典型的
に、ラップされたソフトウェアからの文字ストリームを
手続的或いはオブジェクト指向API(アプリケーショ
ン・プログラム・インタフェース)に変換することによ
り実現される。外部ソフトウェアアプリケーション若し
くはコンポーネントは、APIを介してラップされたソ
フトウェアと相互作用する。このように、ラッパーは、
呼び出し元と呼び出し先のアプリケーション若しくはコ
ンポーネントの間の互換性インタフェースの必要性を取
り除く。したがって、ラッパーは、汎用的インタフェー
スと、ラップされたコンポーネントの専用インタフェー
スとの間で変換機能を実現しているとみなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラッパーの使
用によって、ソフトウェアアプリケーション及び/又は
コンポーネントインタフェースの不適合の問題は解決さ
れるとしても、従来のラッパー方式には制限がある。従
来のラッパー方式の主な欠点は、ラッパーは、ラップさ
れたソフトウェアに専用に合わせて作られることであ
る。すなわち、ラッパーのコードは、ラップされたコン
ポーネントと同じ言語、C若しくはCOBOLに対する
手続的インタフェースの形式、或いは、C++若しくは
Smalltalkに対するオブジェクト指向インタフ
ェースの形式で記述される。その結果として、新しいラ
ッパーは、新たにラップされるアプリケーション若しく
はコンポーネント毎に記述される必要がある。その上、
そのような言語で記述されたラッパーは、ラップされた
コンポーネントの変化を受け容れるためユーザが変更で
きない。このため、ユーザがラッパーをカスタム化し、
拡張する能力に重大な制限が生じ、その結果として、ソ
フトウェアアーキテクチャ自体の柔軟性が制限される。
【0009】従来のタスク指向アーキテクチャの別の欠
点は、データ若しくは文書がアプリケーションの中の異
なるコンポーネントの間、又は、異なるアプリケーショ
ンのコンポーネントの間で転送される方式に関係する。
従来のアーキテクチャの場合、実際のデータ若しくは文
書は、コンポーネント間の専用フォーマットで転送され
る。これにより、交換されるデータ若しくは文書のタイ
プが制限される。その理由は、交換されるタイプは専用
フォーマットに従う必要があり、そのフォーマットに確
実にコード化されていないデータタイプが認識されない
からである。また、この専用フォーマットによる転送
は、コンポーネントが交換されるデータの属性を変える
ことを許さない。また、これにより、コンポーネント
が、そのフォーマットによって定義されたデータ属性以
外のデータ属性を操作する必要があるタスクを実行する
能力は制限される。
【0010】したがって、本発明は、異なるインタフェ
ースを有するコンポーネント若しくはアプリケーション
へのアクセスを許すためユーザによってカスタム化可能
なタスク指向アプリケーションのためのコンピュータソ
フトウェアアーキテクチャの提供を目的とする。また、
本発明は、このようなコンピュータソフトウェアアーキ
テクチャを実現するコンピュータハードウェア及び方法
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のタスク指向アプ
リケーションのためのソフトウェアアーキテクチャは、
外部の呼び出し元アプリケーションと、ラップされたコ
ンポーネント若しくはモジュールとの間に仲介構造とし
てラッパーを利用する。ラッパーは、スクリプト言語で
記述され、外部アプリケーションとラップされたコンポ
ーネントとの間に橋渡し用のインタフェースを提供する
ため作用する。データは、データ属性情報及び実際のデ
ータへのハイパーリンクを含むコンテンツテーブル(T
OC)ファイルの仲介によってコンポーネント間で転送
される。
【0012】また、本発明のコンピュータハードウェア
及び方法は、上記本発明のソフトウェアアーキテクチャ
を実現する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例は、多数のアプ
リケーションの一部としてのソフトウェアコンポーネン
ト若しくはモジュールの使用を促進するソフトウェアア
ーキテクチャである。各コンポーネントは指定されたタ
スク又は機能を実現し、このとき、実行されるコンポー
ネントの順序及びタイプは実現されるアプリケーション
の全体的な機能を決める。個別のコンポーネントはラッ
パー(又は、ラップ)と呼ばれるソフトウェア構造に包
み込まれ、このラッパーは外部ソフトウェアコンポーネ
ントのインタフェースと、包み込まれたコンポーネント
のインタフェースとの間の橋渡しを行う。ラッパーは、
種々の外部ソフトウェアアプリケーションに包み込まれ
たコンポーネントを実行させることができる。データ若
しくは文書は、従来技術のように実際のデータ若しくは
文書を専用フォーマットで転送するのではなく、データ
若しくは文書へのハイパーリンクを含むファイルの転送
を用いて、二つのソフトウェアコンポーネントの間で転
送される。本発明によるラッパーとファイル転送機構の
組合せによって、構造化された効率的な形でソフトウェ
アアプリケーションを実行する柔軟なアーキテクチャが
得られる。
【0014】図1の(A)及び(B)は、呼び出し元プ
ログラムと、ラップされたコンポーネントとの間で橋渡
しを行う本発明のラッパーが使用される形態を示すブロ
ック図である。同図の(A)に示されるように、従来の
アーキテクチャの場合、呼び出し元プログラム若しくは
ルーチン(同図の「呼び出し元」)10は、特定のタス
クを実現させるためソフトウェアコンポーネント12を
呼び出す。呼び出し元10及びコンポーネント12は、
典型的に両者間だけに使用される共通インタフェースを
有する。この専用性のため、ソフトウェアコンポーネン
ト12にそのタスク又は機能を実行させる呼び出し元ア
プリケーションの範囲は制限される。
【0015】図1の(B)には、ラッパー14が呼び出
し元プログラム若しくはルーチン10とソフトウェアコ
ンポーネント12の間で橋渡しを行うため使用される形
態が示されている。ラッパー14は、コンポーネント1
2の専用インタフェースを用いてコンポーネント12に
アクセスすることが可能であり、また、呼び出し側10
との共通インタフェース(同図の「汎用インタフェー
ス」)を介して呼び出し元10と通信を行うことができ
る。動作中、呼び出し元プログラムはラッパーを呼び出
し、ラッパーは包み込まれたコンポーネントを呼び出す
ため作用する。
【0016】異なるアプリケーション間でソフトウェア
コンポーネントを交換可能にさせるため(すなわち、呼
び出させるようにするため)、コンポーネント間で交換
されたデータは共通フォーマットを必要とする。この標
準フォーマットは汎用インタフェースの要素である。個
々のコンポーネントによって処理されるデータのタイプ
とは無関係に、ラッパーは専用データフォーマットを包
み込み、本発明のタスク試行アプリケーションアーキテ
クチャにかかる汎用インタフェースを設けるため使用さ
れ得る。
【0017】ラッパー14は、専用インタフェースを包
み込む上位レベルのソフトウェア構造を提供し、より広
い範囲の呼び出し元プログラムがコンポーネント12を
実行させることを可能にする。しかし、従来のラッパー
に対し、本発明によるラッパーは、ユーザの要求に応じ
てカスタマイズと拡張を行うことができる。これによ
り、ラッパーは、呼び出されるコンポーネントの変化、
或いは、コンポーネントを呼び出す望ましい順序の変化
を反映させるためエンドユーザの要求に応じて変更され
得る。
【0018】これらの本発明の特徴は、従来のラッパー
のようなコンパイル言語ではなく、スクリプト言語の形
式でラッパーを記述することにより実現される。図2に
は、本発明を実現するためスクリプト言語で記述された
ラッパーが組み込まれたHTML文書のフォーマットが
示されている。HTML文書の場合、スクリプト言語
は、文書によって定義された制御構造がユーザによって
生成されたイベントの生起に応じて反応する態様(例え
ば、ボタンの押下、データの選択、別のページからの移
動、或いは、別のページへの移動)を記述する。例え
ば、テキスト「OK」が示され、「OKボタン」と呼ば
れるボタンが与えられた場合に、ユーザがこのボタンを
選択したときにある動作を実行することが望ましいなら
ば、そのイベントを処理する手続(例えば、サーバーに
データを送信、或いは、指定されたメッセージをユーザ
に提示)を記述するように関数を作成することが可能で
ある。
【0019】図2に示されるように、スクリプトは、以
下のような形でHTML文書に組み込まれる。 <本文> 任意のHTML <スクリプト> スクリプト言語の挿入箇所 <スクリプトの終わり> 任意のHTML <本文の終わり>スクリプト言語は、通常HTML自体
では実行されない機能を実現する外部コンポーネントを
ロードし実行させるため使用できる点に注意する必要が
ある。
【0020】ラッパーは、インターネットのウェブペー
ジのためのHTML文書の作成と同じように作成するこ
とができる。しかし、通常のウェブ文書との相違点は、
ラッパーが典型的にユーザインタフェース若しくはグラ
フィックスのためのスクリプトを含まない点である。本
発明のラッパー構造は、典型的に、サブルーチンとして
機能するスクリプトプログラムを含む。そのため、本発
明のラッパーを作成するためテキストエディタを使用し
てもよい。これにより、ラッパーを簡便に編集、実行す
ることができるので、ラッパーのプロトタイプを素早く
作成するために役立つ。
【0021】図2に示されたコードは、典型的なHTM
L文書の骨格だけを表している。本発明のラッパーのた
めに以下の二つの特徴が要求されることに注意する必要
がある。 (1)呼び出し先のコンポーネントは<Object>
タグで宣言される。このスクリプトは、コンポーネント
をロードし、実行する。
【0022】(2)関数は、<Script>タグの後
に置かれる。この関数は、呼び出し元アプリケーション
とコンポーネントの間を仲介し、図2の「スクリプトプ
ログラムが挿入される箇所」に置かれる。ラッパーの関
数部は、スクリプト言語仕様に準拠して記述される。例
えば、JavaScriptの場合、関数は以下のフォ
ーマットで指定される。
【0023】 ここで、public_の形の接頭辞は、他のプログラ
ムがラッパーの外部からこのスクリプトにアクセスする
ため必要である。
【0024】ラッパーをスクリプト言語で記述する利点
は、エンドユーザが書き換えることができる点である。
これは、エンドユーザがソースコードを利用できないコ
ンパイラベースの言語(例えば、C++)によって記述
されたラッパーの場合には実現できない点である。従来
のラッパーはコンパイラベースであるため、多数の開発
者が使用することができず、コンポーネントインタフェ
ース又はコンテンツの変更に適合するようにラッパーに
よって呼び出されるコンポーネントを変更したいエンド
ユーザの希望を打ち破っている。
【0025】上記の通り、本発明のラッパーは、アプリ
ケーションの拡張及びカスタマイズを行うためエンドユ
ーザによって容易に変更することができる。例えば、ラ
ッパーのコンテンツに対する変更は、以下のような状況
で求められる。 (1)ラッパーによって呼び出されたコンポーネントの
インタフェースが変更されたとき。この状況では、本発
明のラッパーは新しいインタフェースに適合するように
変更される。
【0026】(2)呼び出し先のコンポーネントを変更
したいとき。一般的にラッパーのスクリプトには、コン
ポーネントの名前若しくは他の形式の識別情報が含まれ
る。編集できないラッパーの場合、開発者だけが呼び出
し先のコンポーネントを変更することができる。本発明
の場合、編集可能なラッパーによって、エンドユーザ
は、呼び出し先のコンポーネントが変更できるように、
ラッパーのコンテンツを変更することが可能である。
【0027】一例として、呼び出し先のコンポーネント
がスペルチェッカーである場合を考える。異なる辞書を
必要とするため、異なるインタフェースをもつ改良型の
スペルチェッカーが後で開発されたとする。この状況で
は、ラッパーは新しいコンポーネントと適合するように
変更することが可能である。次に、アプリケーション
は、別の言語のためのスペルチェッカーを実装すること
を要求する。このとき、ラッパーは、スペルチェッカー
の名前を「コンポーネント1」から「コンポーネント
2」に変更するだけで済むので、僅かな変更しか必要と
されない。
【0028】図3は、外部の呼び出し元プログラムが、
本発明のアーキテクチャのラッパーを仲介として、ラッ
プされたコンポーネントを実行させるときの主要なステ
ップを示すフローチャートである。同図に示されるよう
に、呼び出し元アプリケーション(呼び出し元)は、通
常の関数を呼び出す場合と同様に、ラッパーのスクリプ
トに指定された関数f(x,y)を呼び出す。呼び出し
元は、通常の関数呼び出しで使用される方法であらゆる
引数(すなわち、x、yのようなパラメータ)を渡す。
コンポーネントに含まれる目的関数g(u,v,w)を
呼び出すため、ブロック図の中程に示されるように、入
力パラメータ(x,y)を呼び出し元フォーマットから
コンポーネント固有のフォーマットに変換する手続が要
求される。このスクリプトの箇所は、ロジックを関数g
(u,v,w)の仕様に適合させるため必要に応じて変
更される。
【0029】例えば、関数f(x,y)は、(例えば)
引数xのようなスプレッドシートファイル名を許容し、
関数gが引数uのようなデータベースファイル名だけを
許容する場合、ラッパーは、調整若しくは変更ステップ
において、要求に応じてデータを変換する。データベー
スのデータフォーマット若しくは仕様が変更された場
合、このラッパーの箇所は変更され、図3の下部に示さ
れたコンポーネント呼び出しは新しい関数、例えば、h
(s,t)によって置き換えられる。
【0030】図4は、本発明のアーキテクチャに従って
構成されたラッパーと関連したタスク実現用コンポーネ
ントのアーキテクチャ及び疑似コードの一例を示すブロ
ック図である。同図では、呼び出し元は、タスク指向ア
プリケーションを表現し、そこから関数RenderT
extが呼び出される場合を想定する。この関数Ren
derTextを含むコンポーネントを包み込むラッパ
ーは、呼び出し元コードの1行目にラッパー名を宣言す
ることによって呼び出し元と関連付けられる。遂行され
るべきタスクに依存して、呼び出し元は、例えば、音声
ラッパー若しくは翻訳ラッパーを呼び出す。図示した例
の場合、音声ラッパーが所望の関数と関連付けられてい
る場合、この関数はテキスト文字列をコンピュータ合成
音声を用いて読ませる。この場合、音声ラッパーから呼
び出された音声コンポーネントがこのタスクを実行す
る。本発明のラッパー機構の重要な利点は、ラッパース
クリプトを変更するだけでアプリケーションの特徴を変
更できる点である。音声コンポーネントの変わりに、テ
キスト部を翻訳することが望ましいならば、本例の場合
に、ラッパースクリプトの数行と、アプリケーションの
最初の行とを変更するだけでよい。本例の場合、翻訳ラ
ッパーは選択されたテキストを用いて翻訳コンポーネン
トを実行させるため呼び出される。ラッパーはスクリプ
トで記述されているため、新しいソースコードを生成
し、コンパイルし、デバッグする必要がない。また、コ
ンパイル形式の言語で記述されたラッパーは、屡々、コ
ンポーネントの名前若しくは識別情報がソースコードに
確実にコード化されることを要求するので、特定のコン
ポーネントに依存する。このため、新しいコンポーネン
ト若しくは既存のコンポーネントの新しい使い方に適合
するよう変更することに関してラッパーの柔軟性が制限
される。
【0031】本発明のアーキテクチャの第2の重要な面
は、ソフトウェアコンポーネント間でデータ若しくは文
書転送を容易に行うため、特定のデータフォーマットを
使用することである。このデータフォーマットは、異な
るタイプ及びフォーマットの文書の取扱を簡単化し、ソ
フトウェアコンポーネントによって関心のある上記デー
タ若しくは文書属性を識別し、コンポーネントに転送で
きるようにする。
【0032】図5の(A)は、データが従来のアーキテ
クチャで2個のコンポーネントの間で伝達される態様を
示し、(B)は、本発明のアーキテクチャに従ってデー
タがコンテンツテーブルのフォーマットを使用して伝達
される態様を示す図である。同図の(A)に示されるよ
うに、従来のアーキテクチャの場合、コンポーネントA
は、コンポーネントBへの入力としてデータ若しくは文
書を専用フォーマットで転送する。これにより、実施で
きる転送は、予め認識された専用フォーマットでフォー
マット済みのデータに限定される。
【0033】同図の(B)に示されるように、本発明の
アーキテクチャの場合、HTMLファイルフォーマット
(若しくは、別の適当なマークアップ言語)が、コンテ
ンツテーブル(TOC)ファイルを生成するため使用さ
れる。本発明によるTOCファイルは、データベースフ
ァイルと類似したデータレコードを収容する。かかるT
OCレコードの重要なフィールドは、文書へのハイパー
リンクである。連結された文書は、このアーキテクチャ
のソフトウェアコンポーネントによって入力ファイルと
して取り扱われる。本発明のアーキテクチャの場合に、
コンポーネントが文書をそのまま受信することはない。
その代わりに、TOCファイルが伝達され、コンポーネ
ントはファイル内のリンクを介して文書にアクセスす
る。コンポーネントはデータファイルを作成する場合が
あるが、コンポーネントは、ファイルをそのまま他のコ
ンポーネントに送信することがない。その代わりに、コ
ンポーネントは、TOCファイルを作成、若しくは、更
新し、更新されたTOCフィル内の文書にリンクを張
る。
【0034】ハイパーリンクと共に、各レコードはデフ
ォルトとして以下の属性データを収容する。 (1)情報タイプInfotype:ブラウジングツー
ル等で使用される情報のタイプ (2)IsRead:レコードが開かれたかどうかを示
すため、メッセージボードのようなリストブラウジング
ツールで使用される属性 (3)主題Subject:レコードにリンクされたコ
ンテンツの主題若しくはタイトル (4)送信者Sender:メッセージ源のアドレス (5)日付Date:メッセージが取得された日付 HTML若しくは他の類似したマークアップ言語フォー
マットを使用することにより、幾つかの重大な利点が得
られる。このフォーマットは、公開され、かつ、標準化
されている。すなわち、標準的な方法を用いて容易に構
文解析できることを意味する。また、インターネットを
支援するあらゆるプラットフォームでも利用できる。
【0035】データを間接的に(ハイパーリンク若しく
は別の形式のリンクの媒体を介して)参照するためTO
Cを使用することによって、本発明のアーキテクチャ
は、あらゆるタイプの文書を許容できるようになる。文
書の付加的な特性(属性)は、HTML若しくは他のマ
ークアップ言語を用いて一方のコンポーネントから他方
のコンポーネントに伝達され得る。コンポーネントは、
属性をTOCに追加しても構わない。例えば、コンポー
ネントは、「要約」のような属性を追加する。また、コ
ンポーネントは、実行の際に不要な属性を無視すること
が可能である。例えば、コンポーネントは、実行時に
は、属性IsReadの値に依存しない。しかし、コン
ポーネントに入力されたTOCに含まれるすべての属性
は、そのコンポーネントから出力されるTOCに保存さ
れていなければならないことに注意する必要がある。
【0036】上述の通り、TOCファイルは、HTML
若しくはXMLのようなマークアップ言語で記述でき
る。尚、HTMLはインターネット上のウェブページを
記述するため普及している言語であり、XMLはデータ
構造を記述するため使用される言語である。TOCファ
イルは、文書ファイルにアクセスするためのハイパーリ
ンクを含む。ハイパーリンクは、(例えば)ハードディ
スクドライブ上のメモリに記憶された文書のファイル名
を含んでもよく、或いは、インターネット上の文書のア
ドレスを表してもよい。
【0037】上述の通り、TOCは、連結された文書毎
に情報、例えば、連結された文書の作成日付、連結され
た文書のタイトル、或いは、連結された文書の要約を格
納する。一例として、XMLで記述されたTOCファイ
ルは、以下の通りである。 <DateSent>00/00/0000</DateSent> <Title>Patent Application</Title> <Summary>This document is a patent application for
... </Summary> 上記の通り、他のデータをTOCに追加してもよい。例
えば、呼び出し先のソフトウェアコンポーネントが「文
書が読まれたとき」に関するデータを必要とする場合、
この情報を表現するタグがTOCファイルに追加され得
る。
【0038】<DateRead>00/00/0000</DateRead> TOCファイルの一般的な構造を以下に示す。 ・データフィールド定義 ・ヘッダ(オプション) ・レコード番号1(内部に数フィールドを含む) ・レコード番号2(内部に数フィールドを含む) ・レコード番号n(内部に数フィールドを含む) 図6は、本発明のアーキテクチャと共に使用するのに適
したHTMLで記述されたTOCファイルの一例を示す
リストである。TOCファイルのスタイルStyle部
は、ファイル内のデータフィールドを定義する。図6に
示されたTOCファイルの例は、データレコードに5個
のフィールド(例えば、infotype、IsRea
d等)を有する。TOCファイルのTable部は、テ
ーブルのヘッダ(スレッドthread)と、3個のデ
ータレコードとを含む。各データレコードは、スタイル
部に定義されたフィールド毎に対応したデータを含む。
本例のTOCファイルはデータ構造を記述するためテー
ブルタグTableを使用しているが、他のタグを使用
しても構わない。
【0039】本発明によるタスク指向アプリケーション
用のアーキテクチャ及びファイル転送フォーマットにつ
いての説明を行った。このアーキテクチャには、複数の
ソフトウェアコンポーネントが含まれ、各コンポーネン
トは所望のタスク若しくは機能を実行できる。各コンポ
ーネントはラッパー構造によって包み込まれ、これによ
り、呼び出し元アプリケーションとコンポーネントとの
間に仲介が得られる。ラッパーは、スクリプト言語で記
述され、新しいコンポーネントに適合し、或いは、既存
のコンポーネントの変更に適合するようテキストエディ
タによって簡単に変更することができる。データ若しく
は文書は、実際のデータ若しくは文書を専用フォーマッ
トで転送する代わりに、データファイル若しくは文書へ
のリンクを含むファイルを転送することによって、コン
ポーネント間で転送される。本発明のアーキテクチャ及
びファイル転送機構は、エンドユーザが実行されるソフ
トウェアコンポーネントの順序及びタイプをカスタマイ
ズ、並びに、拡張することを許容する。
【0040】本発明のアーキテクチャは、コンピュータ
のコントローラ若しくは中央処理ユニット(CPU)に
よって実行されるソフトウェアの形式で実現され、ソフ
トウェアはCPUと関連したメモリ(例えば、RO
M)、或いは、CPUによってアクセスされる他のタイ
プの記憶媒体に記憶される。本発明のアーキテクチャ
は、コンピューティング装置へのコネクション(例え
ば、インターネット)を介してダウンロードされ得るプ
ログラムとしても提供され、そのコンピューティング装
置によって実行される構成でもよい。
【0041】上記の説明で使用された用語及び表現は説
明のために使用されたものであり、本発明を制限するも
のではなく、また、これらの用語及び表現を使用するこ
とにより、図面及び明細書に開示された特徴若しくはそ
の一部の等価物を除外することを意図するものではな
い。上記実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明
の範囲を逸脱することなく、種々の変形をなし得ること
が認められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、本発明のラッパーが呼び
出し元のプログラムとラップされたコンポーネントとの
間で橋渡しを行うため使用される態様を説明するブロッ
ク図である。
【図2】本発明を実現するためスクリプトで記述された
ラッパーが組み込まれたHTML文書のフォーマットを
示す図である。
【図3】外部の呼び出し元プログラムが本発明のアーキ
テクチャのラッパーを介してラップされたコンポーネン
トを実行させるときの主要なステップを示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明のアーキテクチャに従って構築されたラ
ッパー及び関連したタスク実現用コンポーネントのアー
キテクチャ及び疑似コードの一例を示す図である。
【図5】(A)及び(B)は、従来のアーキテクチャに
おいて2個のコンポーネントの間でデータが伝達される
態様、及び、本発明のアーキテクチャに従ってコンテン
ツテーブルのフォーマットを使用して2個のコンポーネ
ントの間でデータが伝達される態様を表す図である。
【図6】本発明のアーキテクチャと共に使用するため適
したHTMLで記述されたコンテンツテーブルファイル
の一例を示すリストである。
【符号の説明】
10 呼び出し元プログラム 12 ソフトウェアコンポーネント 14 ラッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 寛克 アメリカ合衆国,カリフォルニア 95014, クパティノ,グレン・プレイス 21327番 1号 (72)発明者 高橋 忠志 アメリカ合衆国,カリフォルニア 94086, サニーヴェイル,プリムローズ・アヴェニ ュ 955番 (72)発明者 松本 均 アメリカ合衆国,カリフォルニア 95032, ロス・ガトス,フォレスト・ヒル・ドライ ヴ 141番 (72)発明者 脇谷 勝 東京都稲城市平尾2−2−17−201

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の所望の機能を実現し得る複数のソ
    フトウェアコンポーネントと、 スクリプト言語で記述され、ソフトウェアコンポーネン
    ト毎に関連付けられたラッパーコンポーネントと、 上記複数のソフトウェアコンポーネントの中の第1及び
    第2のソフトウェアコンポーネントの間で、上記ソフト
    ウェアコンポーネントによって読み出し又は出力され得
    るデータ若しくは文書を転送するファイル転送機構とを
    含み、 上記ラッパーコンポーネントは、外部アプリケーション
    によって呼び出され、上記外部アプリケーションと互換
    性のあるインタフェースを持たない上記ソフトウェアコ
    ンポーネントを呼び出すように構成され、 上記ファイル転送機構は転送されるべき上記データ若し
    くは文書へのリンクを有し、上記データ若しくは文書は
    上記ファイル転送機構とは別のファイルに格納されてい
    ることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 上記複数のソフトウェアコンポーネント
    の外部にあり、上記ソフトウェアコンポーネントを所望
    の順序で呼び出すアプリケーションを更に有する請求項
    1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 上記ラッパーコンポーネントを変更する
    エディタを更に有する請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記ファイル転送機構は上記ソフトウェ
    アコンポーネントの間で転送されるデータ若しくは文書
    の属性と関連した属性データを有する、請求項1記載の
    システム。
  5. 【請求項5】 上記スクリプト言語はマークアップ言語
    である、請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 複数のサブタスクに分解可能なタスクを
    実行する方法であって、 上記複数のサブタスクの中の各サブタスクを実行するよ
    う構成されたソフトウェアコンポーネントを設けるステ
    ップと、 スクリプト言語で記述され、上記各ソフトウェアコンポ
    ーネント毎に関連し、外部アプリケーションによって呼
    び出され、上記外部アプリケーションと互換性のあるイ
    ンタフェースを持たない上記ソフトウェアコンポーネン
    トを呼び出すように構成されたラッパーコンポーネント
    を設けるステップと、 上記データ若しくは文書自体ではなく、上記データ若し
    くは上記文書へのリンクを有し、上記複数のソフトウェ
    アコンポーネントの中の第1のソフトウェアコンポーネ
    ントから第2のソフトウェアコンポーネントにデータ若
    しくは文書を転送するファイル転送機構を設けるステッ
    プと、 上記タスクを実行する上記サブタスクの順列を決めるス
    テップと、 上記順列内の各サブタスクに対し、 上記サブタスクを実行するよう構成された上記ソフトウ
    ェアコンポーネントと関連した上記ラッパーコンポーネ
    ントを呼び出し、 上記関連したラッパーコンポーネントの呼び出しに応じ
    て、上記サブタスクを実行するよう構成された上記ソフ
    トウェアコンポーネントを実行させるステップとを含
    み、 上記ファイル転送機構は、上記第1のソフトウェアコン
    ポーネントから出力されたデータ若しくは文書にアクセ
    スするため上記第2のソフトウェアコンポーネントによ
    って使用されることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 上記ラッパーコンポーネントを設けるス
    テップは、エディタを使用して上記ラッパーコンポーネ
    ントを作成するステップを含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記ラッパーコンポーネントを設けるス
    テップはマークアップ言語で記述されたラッパーを設け
    るステップを含む、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 複数のサブタスクにより構成された所望
    のタスクを実行するソフトウェアアプリケーションを動
    作させる方法であって、 各サブタスクを実行するソフトウェアコンポーネントを
    設けるステップと、 上記所望のタスクを実行するため上記ソフトウェアコン
    ポーネントを並べるアプリケーションの一部として、上
    記一つ以上のソフトウェアコンポーネントと直接的に連
    結できない制御構造を設けるステップと、 スクリプト言語で記述され、上記制御構造が直接的に連
    結できない上記ソフトウェアコンポーネント毎に関連し
    たラッパー構造を設けるステップと、 上記制御構造と直接的に連結できないソフトウェアコン
    ポーネントに対し、上記ソフトウェアコンポーネントと
    関連した上記ラッパー構造を呼び出し、上記ラッパー構
    造が次に上記ソフトウェアコンポーネントを呼び出すこ
    とにより、上記制御構造に上記各ソフトウェアコンポー
    ネントを順番に呼び出させるステップと、 上記タスクを実行する際に、データ若しくは文書自体で
    はなく、上記データ若しくは文書へのリンクを含むファ
    イル構造を転送することによって、第1及び第2のソフ
    トウェアコンポーネントの間で上記データ若しくは文書
    を転送するステップとを含む方法。
  10. 【請求項10】 上記第1及び第2のソフトウェアコン
    ポーネントの間で上記データ若しくは文書を転送するス
    テップは、上記データ若しくは文書の属性と関連したデ
    ータを収容するファイル構造を転送するステップを含
    む、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記ラッパー構造を設けるステップ
    は、マークアップ言語で記述されたラッパー構造を設け
    るステップを含む、請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 タスク指向アプリケーションのための
    ソフトウェアアーキテクチャを実現する装置であって、 第1の所望の機能、第2の所望の機能、スクリプト言語
    で記述されたラッパーコンポーネント、及び、上記第1
    の所望の機能と上記第2の所望の機能の間でデータ若し
    くは文書を転送するファイル転送機構を実現する命令が
    コード化された読み出し可能な記憶媒体と、 上記読み出し可能な記憶媒体上にコード化された命令を
    実行できる処理ユニットとを含み、 上記ラッパーコンポーネントは、外部アプリケーション
    によって呼び出され、上記外部アプリケーションと互換
    性のあるインタフェースを持たない上記第1の所望の機
    能を実現する命令を呼び出すように構成され、 上記ファイル転送機構は転送されるべき上記データ若し
    くは文書へのリンクを有し、上記データ若しくは文書は
    コンピュータ読取可能な媒体上で上記ファイル転送機構
    とは別のファイルに格納されていることを特徴とする装
    置。
  13. 【請求項13】 上記記憶媒体上にコード化され、上記
    ラッパーコンポーネントを実現する命令を作成し得るエ
    ディタを実現する命令と、 ユーザが上記エディタにアクセスする入力装置とを更に
    有する請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 コンピューティング装置により実行さ
    れ得るコード化された命令のセットが記録されたコンピ
    ュータが読取可能な記録媒体であって、 上記命令のセットは、 スクリプト言語で記述され、外部アプリケーションによ
    って呼び出され、上記外部アプリケーションと互換性の
    あるインタフェースを持たないソフトウェアコンポーネ
    ントを呼び出すよう構成された上記ソフトウェアコンポ
    ーネント用のラッパーを実現するため上記コンピューテ
    ィング装置の動作を制御させる命令と、上記ソフトウェ
    アコンポーネントと別のソフトウェアコンポーネントと
    の間でデータ若しくは文書を転送し、転送されるべき上
    記データ若しくは文書へのリンクを有するファイル転送
    機構を実現するため上記コンピューティング装置の動作
    を制御させる命令とを有し、 上記データ若しくは文書はコンピュータ読取可能な媒体
    上で上記ファイル転送機構とは別のファイルに格納され
    ていることを特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 上記命令セットは、上記ラッパーコン
    ポーネントを実現する命令を作成し得るエディタを実現
    するコード化された命令を更に有することを特徴とする
    請求項14記載の記録媒体。
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