JP2000174748A - インタフェース装置及びその処理方法 - Google Patents
インタフェース装置及びその処理方法Info
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- JP2000174748A JP2000174748A JP10349777A JP34977798A JP2000174748A JP 2000174748 A JP2000174748 A JP 2000174748A JP 10349777 A JP10349777 A JP 10349777A JP 34977798 A JP34977798 A JP 34977798A JP 2000174748 A JP2000174748 A JP 2000174748A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 AN/LE側の管理状態の不一致を防ぐこと
ができるインタフェース装置及びその処理方法を提供す
る。 【解決手段】 回線交換装置に収容されたV5.2イン
タフェースの立ち上げ時、V5.2インタフェースのリ
スタート手順で、プロトコルの管理しているポート状態
の初期設定を完了した後、LE側装置20及びAN装置
10で管理してるポート使用不可要因を検索し、使用不
可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を送信す
ることにより、状態整合を行う。
ができるインタフェース装置及びその処理方法を提供す
る。 【解決手段】 回線交換装置に収容されたV5.2イン
タフェースの立ち上げ時、V5.2インタフェースのリ
スタート手順で、プロトコルの管理しているポート状態
の初期設定を完了した後、LE側装置20及びAN装置
10で管理してるポート使用不可要因を検索し、使用不
可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を送信す
ることにより、状態整合を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN基本イン
タフェースにおけるインタフェース装置及びその処理方
法に係り、特に、回線交換装置におけるV5.2インタ
フェース収容に関する処理方式の改良に関する。
タフェースにおけるインタフェース装置及びその処理方
法に係り、特に、回線交換装置におけるV5.2インタ
フェース収容に関する処理方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN(Integrated Services Digita
l Network:サービス総合ディジタル網)は、64Kb
psのディジタル交換接続機能を基本にして音声・非音
声の多彩な通信サービスを提供するものである。
l Network:サービス総合ディジタル網)は、64Kb
psのディジタル交換接続機能を基本にして音声・非音
声の多彩な通信サービスを提供するものである。
【0003】ISDN加入者系・網インタフェースの機
能構成では、加入者線伝送路の終端装置NT1(Networ
k Termination1:網終端装置1)から先が宅内系の装
置となり、PBXや端末制御装置などの宅内回線の交換
・集線などの機能ブロックNT2(Network Terminatio
n2:網終端装置2)に繋がる。また、NT2にはIS
DN機能を持ったディジタル電話機やG4ファクシミリ
などの終端装置TE1(Terminal Equipment Type1:
ISDN標準端末)が接続される。
能構成では、加入者線伝送路の終端装置NT1(Networ
k Termination1:網終端装置1)から先が宅内系の装
置となり、PBXや端末制御装置などの宅内回線の交換
・集線などの機能ブロックNT2(Network Terminatio
n2:網終端装置2)に繋がる。また、NT2にはIS
DN機能を持ったディジタル電話機やG4ファクシミリ
などの終端装置TE1(Terminal Equipment Type1:
ISDN標準端末)が接続される。
【0004】ところで、ΙTU(International Teleco
mmunication Union:国際電気通信連合)−T勧告G9
64/G965ではV5.1インタフェース及びV5.
2インタフェースを規定している。
mmunication Union:国際電気通信連合)−T勧告G9
64/G965ではV5.1インタフェース及びV5.
2インタフェースを規定している。
【0005】V5.2インタフェースは、アクセスネッ
トワーク(以下、ANという)に収容された、加入者回
路の制御を、ローカルイクスチェンジ(以下、LEとい
う)側で制御するための通信プロトコルを定義したもの
である。
トワーク(以下、ANという)に収容された、加入者回
路の制御を、ローカルイクスチェンジ(以下、LEとい
う)側で制御するための通信プロトコルを定義したもの
である。
【0006】ANに収容された加入者回路の状態(使用
可/不可)を、LE側でも管理できるように、ポートコ
ントロールプロトコルにより、加入者回路の状態が変化
する度に、状態を通知して、ANとLE間で同期をとっ
ている。
可/不可)を、LE側でも管理できるように、ポートコ
ントロールプロトコルにより、加入者回路の状態が変化
する度に、状態を通知して、ANとLE間で同期をとっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、現状では
V5.2インタフェースに適応した通信プロトコルによ
りANとLE間で同期をとるようにしている。
V5.2インタフェースに適応した通信プロトコルによ
りANとLE間で同期をとるようにしている。
【0008】しかしながら、V5.2インタフェースが
障害などにより通信が不通の場合、AN/LE側の管理
状態に不一致が生じ、以下のような不具合が発生する。 (1)インタフェース障害中に、加入者が障害復旧して使
用不可から使用可となった後、インタフェースが復旧し
た場合、加入者回路が正常にもかかわらず発信できな
い。 (2)インタフェース障害中に、加入者が障害となった
後、インタフェースが復旧した場合、LE側では、ポー
ト状態が正常であるため、加入者が障害であるにもかか
わらずAN側に無効な着信要求をしてしまう。
障害などにより通信が不通の場合、AN/LE側の管理
状態に不一致が生じ、以下のような不具合が発生する。 (1)インタフェース障害中に、加入者が障害復旧して使
用不可から使用可となった後、インタフェースが復旧し
た場合、加入者回路が正常にもかかわらず発信できな
い。 (2)インタフェース障害中に、加入者が障害となった
後、インタフェースが復旧した場合、LE側では、ポー
ト状態が正常であるため、加入者が障害であるにもかか
わらずAN側に無効な着信要求をしてしまう。
【0009】本発明は、AN/LE側の管理状態の不一
致を防ぐことができるインタフェース装置及びその処理
方法を提供することを目的とする。
致を防ぐことができるインタフェース装置及びその処理
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインタフェ
ース装置は、アクセスネットワークに収容された加入者
回路の制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御するた
めの通信プロトコルを定義したインタフェースに適応し
ており、インタフェースに準拠してアクセスネットワー
クとローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタフェ
ース装置において、アクセスネットワークに収容してい
る加入者ポートの障害の有無と、ポートコントロールに
より管理されるポート状態とを分離したデータとして管
理する第1の管理手段と、ローカルイクスチェンジから
の保守状態の管理状態と、ポートコントロールにより管
理されるポート状態とを分離したデータとして管理する
第2の管理手段とを備え、インタフェースのリスタート
手順では、通信プロトコルの管理しているポート状態の
初期設定を完了した後、第1の管理手段又は第2の管理
手段により管理しているポート使用不可要因を検索し、
使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、該閉塞要求を相手側から受信すると、第1の管
理手段又は第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うように構成する。
ース装置は、アクセスネットワークに収容された加入者
回路の制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御するた
めの通信プロトコルを定義したインタフェースに適応し
ており、インタフェースに準拠してアクセスネットワー
クとローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタフェ
ース装置において、アクセスネットワークに収容してい
る加入者ポートの障害の有無と、ポートコントロールに
より管理されるポート状態とを分離したデータとして管
理する第1の管理手段と、ローカルイクスチェンジから
の保守状態の管理状態と、ポートコントロールにより管
理されるポート状態とを分離したデータとして管理する
第2の管理手段とを備え、インタフェースのリスタート
手順では、通信プロトコルの管理しているポート状態の
初期設定を完了した後、第1の管理手段又は第2の管理
手段により管理しているポート使用不可要因を検索し、
使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、該閉塞要求を相手側から受信すると、第1の管
理手段又は第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うように構成する。
【0011】上記第1の管理手段及び第2の管理手段
は、ポート状態の閉塞/非閉塞が管理可能であり、イン
タフェースのリスタートにおけるポート状態の初期設定
では、非閉塞に設定されるものであってもよい。
は、ポート状態の閉塞/非閉塞が管理可能であり、イン
タフェースのリスタートにおけるポート状態の初期設定
では、非閉塞に設定されるものであってもよい。
【0012】本発明に係るインタフェース装置の処理方
法は、アクセスネットワークに収容された加入者回路の
制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御するための通
信プロトコルを定義したインタフェースに適応してお
り、インタフェースに準拠してアクセスネットワークと
ローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタフェース
装置の処理方法において、 アクセスネットワークに収
容している加入者ポートの障害の有無と、ポートコント
ロールにより管理されるポート状態とを分離したデータ
として管理する第1の管理手段と、ローカルイクスチェ
ンジからの保守状態の管理状態と、ポートコントロール
により管理されるポート状態とを分離したデータとして
管理する第2の管理手段とを備え、インタフェースのリ
スタート手順が起動されると、まず、通信プロトコルの
管理しているポート状態の初期設定を完了した後、第1
の管理手段又は第2の管理手段により管理しているポー
ト使用不可要因を検索し、使用不可要因のあるポートに
対して、ポート閉塞要求を送信し、該閉塞要求を相手側
から受信すると、第1の管理手段又は第2の管理手段に
閉塞状態を設定することにより、状態整合を行うことを
特徴とする。
法は、アクセスネットワークに収容された加入者回路の
制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御するための通
信プロトコルを定義したインタフェースに適応してお
り、インタフェースに準拠してアクセスネットワークと
ローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタフェース
装置の処理方法において、 アクセスネットワークに収
容している加入者ポートの障害の有無と、ポートコント
ロールにより管理されるポート状態とを分離したデータ
として管理する第1の管理手段と、ローカルイクスチェ
ンジからの保守状態の管理状態と、ポートコントロール
により管理されるポート状態とを分離したデータとして
管理する第2の管理手段とを備え、インタフェースのリ
スタート手順が起動されると、まず、通信プロトコルの
管理しているポート状態の初期設定を完了した後、第1
の管理手段又は第2の管理手段により管理しているポー
ト使用不可要因を検索し、使用不可要因のあるポートに
対して、ポート閉塞要求を送信し、該閉塞要求を相手側
から受信すると、第1の管理手段又は第2の管理手段に
閉塞状態を設定することにより、状態整合を行うことを
特徴とする。
【0013】上記インタフェースは、V5.2インタフ
ェースであってもよい。
ェースであってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態に係るインタフェ
ース装置の構成を示す図であり、回線交換装置における
V5.2インタフェースの状態整合方式に適用した例で
ある。
ース装置の構成を示す図であり、回線交換装置における
V5.2インタフェースの状態整合方式に適用した例で
ある。
【0016】図1において、10はAN側装置、20は
LE側装置、30はAN側装置10に収容される加入者
端末、40はAN側装置10とLE側装置20とを結ぶ
ディジタル伝送路である。
LE側装置、30はAN側装置10に収容される加入者
端末、40はAN側装置10とLE側装置20とを結ぶ
ディジタル伝送路である。
【0017】AN側装置10は、AN側装置のアプリケ
ーションソフトウェアの実行により自装置(AN)に収
容しているユーザポートの使用可/不可の状態を管理す
る制御部11と、AN側装置10に収容するアナログポ
ートのインタフェース部12と、V5.2インタフェー
スの回線インタフェース部13とを備えて構成される。
ーションソフトウェアの実行により自装置(AN)に収
容しているユーザポートの使用可/不可の状態を管理す
る制御部11と、AN側装置10に収容するアナログポ
ートのインタフェース部12と、V5.2インタフェー
スの回線インタフェース部13とを備えて構成される。
【0018】また、LE側装置20は、LE側装置のソ
フトウェアの実行により自装置に収容しているユーザポ
ートの使用可/不可の状態を管理する制御部21と、V
5.2インタフェースの回線インタフェース部22とを
備えて構成される。
フトウェアの実行により自装置に収容しているユーザポ
ートの使用可/不可の状態を管理する制御部21と、V
5.2インタフェースの回線インタフェース部22とを
備えて構成される。
【0019】図2はAN側装置10の加入者ポートを管
理するためのAN側データの構造を示す図である。
理するためのAN側データの構造を示す図である。
【0020】図2において、AN側データ構造100
は、ポート番号101毎に、自装置(AN)のポート状
態を示すユーザポート状態102及びV5.2プロトコ
ルでのポート状態を示すV5.2ポート状態103を格
納する。
は、ポート番号101毎に、自装置(AN)のポート状
態を示すユーザポート状態102及びV5.2プロトコ
ルでのポート状態を示すV5.2ポート状態103を格
納する。
【0021】図3はLE側装置20の保守状態を管理す
るためのLE側データの構造を示す図である。
るためのLE側データの構造を示す図である。
【0022】図3において、LE側データ構造200
は、ポート番号201毎に、LEでのユーザポート状態
(閉塞など)を示すLE側保守状態202及びV5.2
プロトコルでのポート状態を示すV5.2ポート状態2
03を格納する。
は、ポート番号201毎に、LEでのユーザポート状態
(閉塞など)を示すLE側保守状態202及びV5.2
プロトコルでのポート状態を示すV5.2ポート状態2
03を格納する。
【0023】以下、上述のように構成されたV5.2イ
ンタフェース装置の動作を説明する。
ンタフェース装置の動作を説明する。
【0024】V5.2インタフェースの制御部11,2
1では、加入者ポートの使用可/不可の状態を、以下に
示すように管理する。 (1)AN側装置(図2参照) AN側装置10のV5.2インタフェースの制御部11
では、自装置に収容しているユーザポートの障害の有無
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態を
分離したデータとして管理している。 (2)LE側装置(図3参照) LE側装置20のV5.2インタフェースの制御部21
では、LE側保守装置からの管理状態(閉塞状態など)
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態を
分離したデータとして管理している。
1では、加入者ポートの使用可/不可の状態を、以下に
示すように管理する。 (1)AN側装置(図2参照) AN側装置10のV5.2インタフェースの制御部11
では、自装置に収容しているユーザポートの障害の有無
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態を
分離したデータとして管理している。 (2)LE側装置(図3参照) LE側装置20のV5.2インタフェースの制御部21
では、LE側保守装置からの管理状態(閉塞状態など)
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態を
分離したデータとして管理している。
【0025】次に、動作シーケンスについて詳細に説明
する。
する。
【0026】図4はV5.2インタフェース装置の動作
シーケンスを示す図である。図中、301〜313は動
作を説明するための符号である。
シーケンスを示す図である。図中、301〜313は動
作を説明するための符号である。
【0027】ANに収容された加入者回路の状態(使用
可/不可)を、LE側でも管理できるように、V5.2
インタフェースが規定するポートコントロールプロトコ
ルにより、加入者回路の状態が変化する度に、状態を通
知して、ANとLE間で同期をとっている。このとき、
AN側装置10では、ユーザポート状態は正常、V5.
2ポート状態は非閉塞であり、LE側装置20では、L
E側保守状態は運用、V5.2ポート状態は非閉塞であ
る(301,302)。
可/不可)を、LE側でも管理できるように、V5.2
インタフェースが規定するポートコントロールプロトコ
ルにより、加入者回路の状態が変化する度に、状態を通
知して、ANとLE間で同期をとっている。このとき、
AN側装置10では、ユーザポート状態は正常、V5.
2ポート状態は非閉塞であり、LE側装置20では、L
E側保守状態は運用、V5.2ポート状態は非閉塞であ
る(301,302)。
【0028】いま、AN/LE間のインタフェースが障
害などにより通信が不通になった場合を考える。
害などにより通信が不通になった場合を考える。
【0029】AN/LE間のインタフェースが通信不可
となった場合(303)、AN/LEとの、相手側から
通知された状態(ポートの閉塞/非閉塞)は、同期がと
れなくなってしまう。この場合は、AN側装置10のユ
ーザポート障害であり、ユーザポート状態は障害、V
5.2ポート状態は閉塞である(304)。また、LE
側装置20は、ユーザポート障害を知らないので、LE
側保守状態は運用、V5.2ポート状態は非閉塞のまま
である(305)。
となった場合(303)、AN/LEとの、相手側から
通知された状態(ポートの閉塞/非閉塞)は、同期がと
れなくなってしまう。この場合は、AN側装置10のユ
ーザポート障害であり、ユーザポート状態は障害、V
5.2ポート状態は閉塞である(304)。また、LE
側装置20は、ユーザポート障害を知らないので、LE
側保守状態は運用、V5.2ポート状態は非閉塞のまま
である(305)。
【0030】インタフェースの状態が復旧し、AN/L
E側の通信が可能となった場合(306)、インタフェ
ースのリスタート手順が起動され(307)、プロテク
ション/コントロール/リンクコントロール/PSTN
の各プロトコルの状態が初期設定される。以下に述べる
インタフェースのリスタート処理が、本実施形態の特徴
部分である。
E側の通信が可能となった場合(306)、インタフェ
ースのリスタート手順が起動され(307)、プロテク
ション/コントロール/リンクコントロール/PSTN
の各プロトコルの状態が初期設定される。以下に述べる
インタフェースのリスタート処理が、本実施形態の特徴
部分である。
【0031】すなわち、インタフェースの状態が復旧
し、AN/LE側の通信が可能となると、インタフェー
スのリスタート手順が起動され、V5.2インタフェー
スのリスタートで各プロトコルの状態が初期設定され
る。
し、AN/LE側の通信が可能となると、インタフェー
スのリスタート手順が起動され、V5.2インタフェー
スのリスタートで各プロトコルの状態が初期設定され
る。
【0032】このとき、AN/LEとも、ポートコント
ロールにより管理されているポートの状態管理データを
初期設定する(308,309)。この初期設定では、
AN側装置10及びLE側装置20のV5.2ポート状
態を、まず何れも非閉塞とする。
ロールにより管理されているポートの状態管理データを
初期設定する(308,309)。この初期設定では、
AN側装置10及びLE側装置20のV5.2ポート状
態を、まず何れも非閉塞とする。
【0033】その後、AN側は自装置に収容されている
ユーザポートに、使用不可の要因がある場合、ポートコ
ントロールプロトコルにより、対向装置(要因があるポ
ート)に閉塞要求を送信する。この場合、ユーザポート
は障害中であるからBlock(閉塞要求)をLE側に送る
(310)。
ユーザポートに、使用不可の要因がある場合、ポートコ
ントロールプロトコルにより、対向装置(要因があるポ
ート)に閉塞要求を送信する。この場合、ユーザポート
は障害中であるからBlock(閉塞要求)をLE側に送る
(310)。
【0034】LE側は、閉塞要求を相手側から受信しす
ると、ポートコントロールのポート状態管理データに閉
塞状態を設定する。この設定により、LE側装置20
は、LE側保守状態は運用、V5.2ポート状態は閉塞
となる(311)。
ると、ポートコントロールのポート状態管理データに閉
塞状態を設定する。この設定により、LE側装置20
は、LE側保守状態は運用、V5.2ポート状態は閉塞
となる(311)。
【0035】ANと同様に、LE側もユーザポートの保
守状態に使用不可要因がある場合、ポートコントロール
プロトコルにより、対向装置に閉塞要求を送信する。A
N側は、閉塞要求を相手側から受信したら、ポートコン
トロールのポート管理状態管理データに閉塞状態を設定
する。この設定により、AN側装置10は、ユーザポー
ト状態は障害、V5.2ポート状態は閉塞となる(31
2)。
守状態に使用不可要因がある場合、ポートコントロール
プロトコルにより、対向装置に閉塞要求を送信する。A
N側は、閉塞要求を相手側から受信したら、ポートコン
トロールのポート管理状態管理データに閉塞状態を設定
する。この設定により、AN側装置10は、ユーザポー
ト状態は障害、V5.2ポート状態は閉塞となる(31
2)。
【0036】以上の処理の後、インタフェースのリスタ
ート手順を完了する(313)。
ート手順を完了する(313)。
【0037】以上説明したように、本実施形態に係るV
5.2インタフェースは、AN側装置10が、AN側装
置のアプリケーションソフトウェアの実行により自装置
(AN)に収容しているユーザポートの使用可/不可の
状態を管理する制御部11と、AN側装置10に収容す
るアナログポートのインタフェース部12と、V5.2
インタフェースの回線インタフェース部13とを備え、
また、LE側装置20が、LE側装置のソフトウェアの
実行により自装置に収容しているユーザポートの使用可
/不可の状態を管理する制御部21と、V5.2インタ
フェースの回線インタフェース部22とを備え、回線交
換装置に収容されたV5.2インタフェースの立ち上げ
時、V5.2インタフェースのリスタート手順で、プロ
トコルの管理しているポート状態の初期設定を完了した
後、LE側装置20及びAN装置10で管理してるポー
ト使用不可要因を検索し、使用不可要因のあるポートに
対して、ポート閉塞要求を送信することにより、状態整
合を行うようにしたので、インタフェースのリスタート
処理の中で、アプリケーションの管理しているポートの
状態の再設定(リモート側への通知)することにより、
ANとLEのポートの管理状態の不一致を防ぐことがで
きる。
5.2インタフェースは、AN側装置10が、AN側装
置のアプリケーションソフトウェアの実行により自装置
(AN)に収容しているユーザポートの使用可/不可の
状態を管理する制御部11と、AN側装置10に収容す
るアナログポートのインタフェース部12と、V5.2
インタフェースの回線インタフェース部13とを備え、
また、LE側装置20が、LE側装置のソフトウェアの
実行により自装置に収容しているユーザポートの使用可
/不可の状態を管理する制御部21と、V5.2インタ
フェースの回線インタフェース部22とを備え、回線交
換装置に収容されたV5.2インタフェースの立ち上げ
時、V5.2インタフェースのリスタート手順で、プロ
トコルの管理しているポート状態の初期設定を完了した
後、LE側装置20及びAN装置10で管理してるポー
ト使用不可要因を検索し、使用不可要因のあるポートに
対して、ポート閉塞要求を送信することにより、状態整
合を行うようにしたので、インタフェースのリスタート
処理の中で、アプリケーションの管理しているポートの
状態の再設定(リモート側への通知)することにより、
ANとLEのポートの管理状態の不一致を防ぐことがで
きる。
【0038】したがって、このような優れた特長を有す
るV5.2インタフェース装置及びその処理方法を、I
SDN基本インタフェースを利用した、回線交換装置に
適用すれば、この装置においてV5.2インタフェース
障害復旧に最適なインタフェースシステムを構築するこ
とができる。
るV5.2インタフェース装置及びその処理方法を、I
SDN基本インタフェースを利用した、回線交換装置に
適用すれば、この装置においてV5.2インタフェース
障害復旧に最適なインタフェースシステムを構築するこ
とができる。
【0039】なお、本実施形態に係るインタフェース装
置を、上述したようなV5.2インタフェースに適用す
ることもできるが、勿論これには限定されず、ANに収
容された加入者回路の状態を、LE側でも管理できるよ
うにするポートコントロールプロトコルを規定したイン
タフェースであれば全ての装置に適用可能である。
置を、上述したようなV5.2インタフェースに適用す
ることもできるが、勿論これには限定されず、ANに収
容された加入者回路の状態を、LE側でも管理できるよ
うにするポートコントロールプロトコルを規定したイン
タフェースであれば全ての装置に適用可能である。
【0040】また、本実施形態では、図4に示す制御シ
ーケンスによりリスタート手順を説明したが、これは一
例であり、他のシーケンスでも同様な効果を得ることが
できる。
ーケンスによりリスタート手順を説明したが、これは一
例であり、他のシーケンスでも同様な効果を得ることが
できる。
【0041】さらに、上記V5.2インタフェース装置
を構成する各回路部等の種類、アプリケーション実行部
(制御部)などは前述した実施形態に限られない。
を構成する各回路部等の種類、アプリケーション実行部
(制御部)などは前述した実施形態に限られない。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るインタフェース装置及びそ
の処理方法では、V5.2インタフェースのリスタート
手順では、通信プロトコルの管理しているポート状態の
初期設定を完了した後、第1の管理手段又は第2の管理
手段により管理しているポート使用不可要因を検索し、
使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、該閉塞要求を相手側から受信すると、第1の管
理手段又は第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うようにしたので、AN/LE側の
管理状態の不一致を防ぐことができる。
の処理方法では、V5.2インタフェースのリスタート
手順では、通信プロトコルの管理しているポート状態の
初期設定を完了した後、第1の管理手段又は第2の管理
手段により管理しているポート使用不可要因を検索し、
使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、該閉塞要求を相手側から受信すると、第1の管
理手段又は第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うようにしたので、AN/LE側の
管理状態の不一致を防ぐことができる。
【図1】本発明を適用した実施形態に係るV5.2イン
タフェース装置の構成を示すブロック図である。
タフェース装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記V5.2インタフェース装置のAN側装置
の加入者ポートを管理するためのAN側データの構造を
示す図である。
の加入者ポートを管理するためのAN側データの構造を
示す図である。
【図3】上記V5.2インタフェース装置のLE側装置
の保守状態を管理するためのLE側データの構造を示す
図である。
の保守状態を管理するためのLE側データの構造を示す
図である。
【図4】上記V5.2インタフェース装置の動作シーケ
ンスを示す図である。
ンスを示す図である。
10 AN側装置、11,21 制御部、12 インタ
フェース部、13,22 回線インタフェース部、20
LE側装置、30 加入者端末、40 ディジタル伝
送路
フェース部、13,22 回線インタフェース部、20
LE側装置、30 加入者端末、40 ディジタル伝
送路
Claims (5)
- 【請求項1】 アクセスネットワークに収容された加入
者回路の制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御する
ための通信プロトコルを定義したインタフェースに適応
しており、 前記インタフェースに準拠して前記アクセスネットワー
クと前記ローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタ
フェース装置において、 前記アクセスネットワークに収容している加入者ポート
の障害の有無と、ポートコントロールにより管理される
ポート状態とを分離したデータとして管理する第1の管
理手段と、 前記ローカルイクスチェンジからの保守状態の管理状態
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態と
を分離したデータとして管理する第2の管理手段とを備
え、 前記インタフェースのリスタート手順では、 通信プロトコルの管理しているポート状態の初期設定を
完了した後、 前記第1の管理手段又は前記第2の管理手段により管理
しているポート使用不可要因を検索し、 使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、 該閉塞要求を相手側から受信すると、前記第1の管理手
段又は前記第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うことを特徴とするインタフェース
装置。 - 【請求項2】 前記第1の管理手段及び前記第2の管理
手段は、ポート状態の閉塞/非閉塞が管理可能であり、 前記インタフェースのリスタートにおけるポート状態の
初期設定では、非閉塞に設定されることを特徴とする請
求項1記載のインタフェース装置。 - 【請求項3】 前記インタフェースは、V5.2インタ
フェースであることを特徴とする請求項1又は2の何れ
かに記載のインタフェース装置。 - 【請求項4】 アクセスネットワークに収容された加入
者回路の制御を、ローカルイクスチェンジ側で制御する
ための通信プロトコルを定義したインタフェースに適応
しており、 前記インタフェースに準拠して前記アクセスネットワー
クと前記ローカルイクスチェンジ間で同期をとるインタ
フェース装置の処理方法において、 前記アクセスネットワークに収容している加入者ポート
の障害の有無と、ポートコントロールにより管理される
ポート状態とを分離したデータとして管理する第1の管
理手段と、 前記ローカルイクスチェンジからの保守状態の管理状態
と、ポートコントロールにより管理されるポート状態と
を分離したデータとして管理する第2の管理手段とを備
え、 前記インタフェースのリスタート手順が起動されると、 まず、通信プロトコルの管理しているポート状態の初期
設定を完了した後、 前記第1の管理手段又は前記第2の管理手段により管理
しているポート使用不可要因を検索し、 使用不可要因のあるポートに対して、ポート閉塞要求を
送信し、 該閉塞要求を相手側から受信すると、前記第1の管理手
段又は前記第2の管理手段に閉塞状態を設定することに
より、状態整合を行うことを特徴とするインタフェース
装置の処理方法。 - 【請求項5】 前記インタフェースは、V5.2インタ
フェースであることを特徴とする請求項4記載のインタ
フェース装置の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349777A JP2000174748A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | インタフェース装置及びその処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349777A JP2000174748A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | インタフェース装置及びその処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000174748A true JP2000174748A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18406048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10349777A Withdrawn JP2000174748A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | インタフェース装置及びその処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000174748A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20020055957A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 엘지전자 주식회사 | 무선가입자망에서 하나 이상의 링크 가용시 브이5.2인터페이스 활성화 방법 |
KR100439235B1 (ko) * | 2001-09-21 | 2004-07-05 | 엘지전자 주식회사 | 무선 가입자망의 씨에이에스 인터페이스 장치 및 그 방법 |
KR100487565B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2005-05-03 | 엘지전자 주식회사 | V5.2인터페이스의 장애 상태 검출방법 |
KR100813393B1 (ko) | 2006-06-30 | 2008-03-12 | 주식회사 케이티 | 전전자교환기에서의 v5.2 인터페이스 관리 방법 |
KR100869879B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2008-11-24 | 주식회사 케이티 | 액세스 게이트웨이의 내부 호 처리 장치 및 그 방법 |
US7630387B2 (en) | 2005-10-04 | 2009-12-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Gateway apparatus and method of protection switching thereof |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10349777A patent/JP2000174748A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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