JP2000174552A - アレーアンテナ - Google Patents
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/0006—Devices acting selectively as reflecting surface, as diffracting or as refracting device, e.g. frequency filtering or angular spatial filtering devices
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-
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- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
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- H01Q11/02—Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
- H01Q11/10—Logperiodic antennas
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
数帯域でのアレー開口上の周期的な振幅分布変動に起因
するグレーティングローブを抑制し、かつ、相対的に低
い周波数帯域で発生する利得低下を抑制することであ
る。 【解決手段】 最高周波数帯域と、該最高周波数帯域よ
りも相対的に低い周波数帯域とに対して動作する2周波
共用素子アンテナ8を前記最高周波数帯域で決まる素子
位置に配置し、前記相対的に低い周波数帯域に対しグレ
ーティングローブの発生しない間隔を確保して、前記素
子位置に配置され前記相対的に低い周波数帯域に対して
動作する2周波共用素子アンテナ8によりサブアレー1
4を構成する。
Description
ステムなどに用いて好適なアレーアンテナに関するもの
である。
“2周波共用アレイアンテナの素子配列法と利得”(信
学技報A.P81−40.電子情報通信学会発行、19
81年6月26日)に示された従来のアレーアンテナで
ある2周波数共用アレーアンテナの構成を示す説明図で
ある。図において、1は低周波数帯域で動作する素子ア
ンテナ、2は高周波数帯域で動作する素子アンテナ、3
は高周波数帯域で動作する素子アンテナ2のうち、低周
波数帯域で動作する素子アンテナ1の近傍に配置された
ため放射パターンが乱された高周波数帯域で動作する素
子アンテナである。
共用アレーアンテナでは、低周波数帯域で動作する素子
アンテナ1および高周波数帯域で動作する素子アンテナ
2の配列において、それぞれの帯域で広角方向にグレー
ティングローブが発生しないように、上記低周波数帯域
で動作する素子アンテナ1と高周波数帯域で動作する素
子アンテナ2を配置させ、同一開口上で2周波共用特性
を得ている。
は以上のように構成されていたので、異なった周波数帯
域で動作する素子アンテナをそれぞれ規則正しく周期的
に配置していることから、低周波数帯域で動作する素子
アンテナ1の配列間隔をdL 、高周波数帯域の配列間隔
をdH と定義し、それぞれの周波数帯域で広角方向にグ
レーティングローブが発生しない素子間隔であるとした
場合、高周波数帯域における放射指向性には、 (1)高周波数帯域で動作する素子アンテナ2から放射
された電波が低周波数帯域で動作する素子アンテナ1に
結合し、その結果、高周波数帯域でみると一波長以上の
周期的な素子間隔dL となる素子アンテナ1からの再放
射が生じ、素子アンテナ1の近傍に配置された高周波数
帯域で動作する素子アンテナ3の放射パターンが乱れる
課題があった。 (2)また、ダイポールアンテナやノッチアンテナなど
のように使用する周波数によって開口面上(反射板)か
らアンテナ上端部までの高さが異なるアンテナを素子ア
ンテナとして用いる場合、低周波数帯域で動作する素子
アンテナ1の近傍に配置された高周波数帯域で動作する
素子アンテナ3は、素子アンテナ1によりアンテナの大
きさの違いからくるブロッキングの影響を受け、高周波
数帯域で動作する素子アンテナ2の放射パターンが一波
長以上の周期的な素子間隔で前記同様に乱れ、従って、
高周波数帯域でアレーアンテナを動作させた場合には、
放射パターンが乱れた素子アンテナ3が一波長より大き
い間隔dL で周期的に配置されて見える。すなわち、ア
レー開口分布が一波長より大きい間隔dL で周期的に変
動しているため、広角方向にグレーティングローブが発
生する課題がある。
テナ1に関しても、近傍の高周波数帯域で動作する素子
アンテナ2の影響を受け、利得低下が生じる恐れがある
課題があった。
ある周波数帯域で動作する素子アンテナの影響を受け、
他の周波数帯で使用する素子アンテナの放射パターンが
乱れ、アレーアンテナ放射指向性に悪影響を及ぼす課題
があった。
めになされたもので、使用周波数帯域における相対的な
高周波数帯域でのアレー開口上の周期的な振幅分布変動
に起因するグレーティングローブを抑制し、かつ、相対
的な低周波数帯域で発生する利得低下を抑制できるアレ
ーアンテナを得ることを目的とする。
ンテナは、使用周波数帯域のうちの最も高い周波数帯域
である最高周波数帯域で決まる素子位置に配置され、前
記使用周波数帯域の前記最高周波数帯域と該最高周波数
帯域よりも相対的に低い周波数帯域とに対して動作する
素子アンテナと、前記使用周波数帯域のうちの前記相対
的に低い周波数帯域に対しグレーティングローブの発生
しない間隔を確保して、前記低い周波数帯域に対して動
作する前記素子位置に配置された素子アンテナにより構
成されてなるサブアレーとを備えるようにしたものであ
る。
波数帯域の最高周波数帯域と、該最高周波数帯域よりも
相対的に低い周波数帯域とに対して動作する複数周波数
帯域共用素子アンテナを最高周波数帯域で決まる素子位
置に配置した構成を備えるようにしたものである。
波数帯域に対して動作する線状アンテナ系の放射素子
と、該放射素子の上方に配置され、前記最高周波数帯域
よりも相対的に低い周波数帯域に対して動作する線状ア
ンテナ系の放射素子とを有した複数周波数帯域共用素子
アンテナを備えるようにしたものである。
波数帯域共用素子アンテナとしてログペリダイポールア
ンテナを備えるようにしたものである。
波数帯域共用素子アンテナとしてメアンダログペリダイ
ポールアンテナを備えるようにしたものである。
波数帯域に対して動作する高周波数帯域素子アンテナ
と、前記最高周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域
に対して動作する低周波数帯域素子アンテナを最高周波
数帯域で決まる素子位置に配置した構成を備えるように
したものである。
数帯域素子アンテナと低周波数帯域素子アンテナが互い
に直交して配置され、水平偏波用および垂直偏波用の素
子アンテナとして動作する構成を備えるようにしたもの
である。
数帯域素子アンテナと低周波数帯域素子アンテナは共に
線状アンテナ系素子アンテナであり、高周波数帯域素子
アンテナの上方に低周波数帯域素子アンテナが配置され
ている構成を備えるようにしたものである。
数帯域素子アンテナの下方に低周波数帯域素子アンテナ
が配置されている構成を備えるようにしたものである。
状アンテナ系素子アンテナである高周波数帯域素子アン
テナと低周波数帯域素子アンテナとの間に周波数選択反
射板を備えるようにしたものである。
数帯域素子アンテナが線状アンテナ系素子アンテナであ
り、高周波数帯域素子アンテナは八木アンテナである構
成を備えるようにしたものである。
数帯域素子アンテナを“への字状”八木アンテナにした
構成を備えるようにしたものである。
波数帯域に対して動作する各素子アンテナ毎に高周波数
帯域で動作するモジュールを備えるようにしたものであ
る。
レー毎に低周波数帯域で動作するモジュールを備えるよ
うにしたものである。
レーの各複数周波数帯域共用素子アンテナ毎に、当該各
複数周波数帯域共用素子アンテナを高周波数帯域で動作
するモジュールと低周波数帯域で動作するモジュールと
へ接続する分波器を備えるようにしたものである。
レーを構成する各複数周波数帯域共用素子アンテナを、
分波器を介して低周波数帯域で動作する単一のモジュー
ルへ接続するための、低周波数帯域について合成回路ま
たは分配回路として機能する信号帯域処理回路を備える
ようにしたものである。
レーの複数周波数帯域共用素子アンテナのうちの所定数
の複数周波数帯域共用素子アンテナにそれぞれ対応して
設けられた無反射終端と、無反射終端が対応して設けら
れている複数周波数帯域共用素子アンテナについては、
当該複数周波数帯域共用素子アンテナを高周波数帯域で
動作するモジュールと前記無反射終端とへ接続し、また
前記無反射終端が対応して設けられていない複数周波数
帯域共用素子アンテナについては、当該複数周波数帯域
共用素子アンテナを高周波数帯域で動作するモジュール
と低周波数帯域で動作するモジュールとへ接続する、サ
ブアレーの各複数周波数帯域共用素子アンテナ毎に設け
られた分波器とを備えるようにしたものである。
レーを構成する各低周波数帯域素子アンテナを、低周波
数帯域で動作する単一のモジュールへ接続するための、
低周波数帯域について合成回路または分配回路として機
能する信号帯域処理回路を備えるようにしたものであ
る。
レーの低周波数帯域素子アンテナのうちの所定数の低周
波数帯域素子アンテナにそれぞれ装荷された無反射終端
を有し、前記無反射終端が装荷されていない低周波数帯
域素子アンテナは低周波数帯域で動作するモジュールへ
接続されている構成を備えるようにしたものである。
説明する。なお、以下の各実施の形態では、アレーアン
テナとして同一開口上に構成される2周波共用アレーア
ンテナを例に説明する。 実施の形態1.図1はこの実施の形態1による2周波共
用アレーアンテナにおけるアレー開口上の構成を示す平
面構成図である。図1において、1は使用周波数帯域で
ある2周波数のうち、相対的に低周波数帯域で動作する
素子アンテナ(図中、ハッチングのかかった大きい
円)、2は2周波数のうち、相対的に高周波数帯域で動
作する素子アンテナ(最高周波数帯域に対して動作する
素子アンテナ)(図中、小さい円)である。4は低周波
数帯域で動作する複数個の素子アンテナ1で構成される
サブアレーである。
ち、相対的に高周波数帯域においてグレーティングロー
ブの発生しない条件から決まるアレー開口上の素子位置
に、高周波数帯域で動作する素子アンテナ2、および低
周波数帯域で動作する素子アンテナ1を配置し、かつ、
低周波数帯域では複数個の素子アンテナ1でサブアレー
4を構成している。高周波数帯域では、グレーティング
ローブの発生しない素子間隔である通常のアレーアンテ
ナとして動作し、一方、低周波数帯域においては、サブ
アレー4を素子単位としたアレーアンテナとして動作す
る。
ば、低周波数帯域で動作する素子アンテナ1と高周波数
帯域で動作する素子アンテナ2とをアレー開口上の同一
素子位置に配置しているため、両周波数帯域で共に相互
結合量は素子間でそれぞれ同じである。このため、高周
波数帯域においてアレー開口上で周期的な振幅分布は生
じることがなく、グレーティングローブの発生を抑制で
きる2周波共用アレーアンテナが得られる効果がある。
また、素子位置が高周波数帯域でグレーティングローブ
の発生しない条件で決定されているため、低周波数帯域
では素子アンテナ1は緊密に配列され、素子間相互結合
量が大きく利得低下の恐れがあるが、複数個の素子アン
テナ1でサブアレー4を構成することで利得低下を防止
できる2周波共用アレーアンテナが得られる効果があ
る。
レーアンテナを例に説明したが、多周波共用アレーアン
テナに応用することも可能である。例えば、低い方から
fL ,fM ,fH の周波数帯域の3周波共用アレーアン
テナの場合、fL ,fM の周波数帯域はそれぞれサブア
レーを構成する。この場合、前記サブアレーを構成する
素子アンテナの数はfL の周波数帯域の方が多い。
の同一素子位置に低周波数帯域および高周波数帯域で動
作する素子アンテナ1,2をそれぞれ配置しているが、
2周波共用素子を用いても差し支えなく同様の効果を奏
する。
周波数帯域でグレーティングローブの発生しない条件か
ら決まるアレー開口上の同一素子位置に、低周波数帯域
および高周波数帯域で動作する素子アンテナをそれぞれ
配置し、かつ、低周波数帯域で動作する素子アンテナ複
数個でサブアレーを構成するようにしたが、この実施の
形態2では低周波数帯域で動作するサブアレーの構成に
ついて説明する。
ーアンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図であ
る。図2において、5は低周波数帯域fL で動作する線
状アンテナ系の放射素子、6は高周波数帯域fH で動作
する線状アンテナ系の放射素子、7は放射素子5および
放射素子6を給電するための伝送線路であり、放射素子
5および放射素子6と伝送線路7とから符号8で示す2
周波共用素子アンテナ(複数周波数帯域共用素子アンテ
ナ)が構成されている。9は反射板、10は低周波数帯
域fL と高周波数帯域fH とを分離する分波器である。
11は合成回路(信号帯域処理回路)であり、送信系の
場合には分配回路となる。12は低周波数帯域fL で動
作するモジュール、13は高周波数帯域fH で動作する
モジュールである。14は複数の2周波共用素子アンテ
ナ8で構成される低周波数帯域fL で動作するサブアレ
ーであり、グレーティングローブの発生しない間隔で構
成されている。
態2に示す2周波共用アレーアンテナは送信系、受信系
のどちらにも適用可能であるので、ここでは受信系につ
いて説明する。前述のようにアレー開口上の素子位置
は、高周波数帯域でグレーティングローブの発生しない
条件から決まる。まず、低周波数帯域fL で動作させる
場合、主に放射素子5で受信された信号は伝送線路7を
伝わり、反射板9の裏側に設置されている分波器10を
介して合成回路11に伝達される。この合成回路11は
サブアレー14内の全ての2周波共用素子アンテナ8
(すなわち分波器10)に接続されており、サブアレー
14内の各素子アンテナから伝達された信号は合成回路
11にて合成され、低周波数帯域fL で動作するモジュ
ール12に入力される。低周波数帯域では各サブアレー
内で同様の信号の伝達が行われ、サブアレー14を素子
単位とするアレーアンテナとして動作する。
は、主に放射素子6で受信された信号が伝送線路7を伝
わり、反射板9の裏側に設置されている分波器10を介
して高周波数帯域fH で動作するモジュール13に入力
される。アレー開口上の全ての2周波共用素子アンテナ
8で同様の信号の伝達が行われ、高周波数帯域ではグレ
ーティングローブの発生しない素子間隔である通常のア
レーアンテナとして動作する。
周波数帯域において2周波共用素子アンテナをサブアレ
ー化し、サブアレー内で合成回路を設けることで、近接
して配置したことによる素子間相互結合量の増大に起因
する利得低下を抑制できる2周波共用アレーアンテナが
得られる効果がある。また、高周波数帯域においては、
2周波共用素子がアレー開口上で規則正しく配列されて
いるので素子間相互結合量は各素子間で同一であり、ア
レー開口上に周期的な振幅分布を生じることがなく、グ
レーティングローブの発生を抑制できる2周波共用アレ
ーアンテナが得られる効果がある。
レーアンテナについて説明したが、多周波共用アレーア
ンテナに応用することも可能である。
子アンテナが線状アンテナ系で構成されているとした
が、他形状の2周波共用素子アンテナであってもよく、
線状アンテナ系で構成されている場合と同様の効果を奏
する。
周波共用アレーアンテナに関し低周波数帯域で動作する
サブアレーとして合成回路を用いた構成であったが、こ
の実施の形態3では無反射終端を用いた場合の2周波共
用アレーアンテナについて説明する。図3はこの実施の
形態3の2周波共用アレーアンテナの断面構成を模式的
に示す構成説明図である。図3において図2と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。図3において15は無反射終端である。
施の形態2と同様にアンテナの可逆性からここでも受信
系に関して説明する。前記実施の形態2でも述べたよう
にアレー開口上の素子位置は相対的に高周波数帯域でグ
レーティングローブの発生しない条件から決まる。先
ず、低周波数帯域fL で動作させる場合、主に放射素子
5で受信された信号は伝送線路7を伝わり、反射板9の
裏側に設置されている分波器10を介して、サブアレー
14内のある1つの放射素子のみで受信された信号が低
周波数帯域fL で動作するモジュール12に入力され、
サブアレー14内の他の放射素子に関しては無反射終端
15が装荷されている。すなわち、低周波数帯域fL で
動作するモジュール12の装荷されている2周波共用素
子アンテナ8は、アレー開口上ではサブアレー14の間
隔で配置されたアレーアンテナとして動作する。
は、前記実施の形態2と同一であり、グレーティングロ
ーブの発生しない素子間隔である通常のアレーアンテナ
として動作する。
周波数帯域fL において2周波共用素子をサブアレー化
し、サブアレー内の1素子を除いて無反射終端15を装
荷することで、近接して配置したことによる素子間相互
結合による不要再放射に起因する利得低下を抑制できる
2周波共用アレーアンテナが得られる効果がある。ま
た、高周波数帯域fH においては、2周波共用素子がア
レー開口上で規則正しく配列されているので、素子間相
互結合量は各素子間で同一であり、アレー開口上に周期
的な振幅分布が生じることがなく、グレーティングロー
ブの発生を抑制できる2周波共用アレーアンテナが得ら
れる効果がある。
14内の1素子にのみモジュール12を装荷させている
が、このモジュール12の個数に関しての制限はない。
ただし、サブアレー14内のモジュール12数が増加す
るに従い相互結合による再放射量は増大し、低周波数帯
域fL でのアレーパターンに悪影響を及ぼし利得低下の
恐れがあるので注意を要する。
装荷素子アンテナが複数の場合、前記実施の形態2で述
べた合成回路11を設け、信号を合成して利得低下を抑
える構成をこの実施の形態3の構成と複合させた構成も
可能であり、近接して配置したことによる素子間相互結
合による不要再放射に起因する利得低下を抑制する効果
を得るための構成に柔軟性を付与することができる。
素子アンテナを線状アンテナ系で構成したが、他形状の
2周波共用素子アンテナであってもよく、線状アンテナ
系で構成した場合と同様の効果を奏する。
記実施の形態3では、相対的に高周波数である高周波数
帯域でグレーティングローブの発生しない条件から決ま
るアレー開口上の同一素子位置に2周波共用素子アンテ
ナを配置し、低周波数帯域においてはサブアレー化した
構成を有し、低周波数帯域fL と高周波数帯域fH とを
分波器10で分離する2周波共用アレーアンテナであっ
たが、この実施の形態4では、低周波数帯域で動作する
素子アンテナと高周波数帯域で動作する素子アンテナと
を前記同一素子位置に構造的に独立させて配置した2周
波共用アレーアンテナについて説明する。
ーアンテナの断面構成を模式的に示した構成説明図であ
る。図4において図2と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図4において、1
6は低周波数帯域fL で動作する線状アンテナ系素子ア
ンテナ(低周波数帯域素子アンテナ)、17は高周波数
帯域fH で動作する線状アンテナ系素子アンテナ(高周
波数帯域素子アンテナ)であり、線状アンテナ系素子ア
ンテナ16と線状アンテナ系素子アンテナ17をそれぞ
れ給電するための、線状アンテナ系素子アンテナ16と
線状アンテナ系素子アンテナ17にそれぞれ対応して設
けられた伝送線路7を備えている。
態でもアンテナの可逆特性を考慮し受信系について説明
する。低周波数帯域fL で動作させる場合、線状アンテ
ナ系素子アンテナ16で受信された信号は前記実施の形
態2で述べたように伝送線路7を伝達する。すなわち、
サブアレー14を素子単位としたアレーアンテナとして
動作する。
合、線状アンテナ系素子アンテナ17で受信された信号
は前記実施の形態2で述べたように伝送線路7を伝達す
る。このため、高周波数帯域ではグレーティングローブ
の発生しない素子間隔である通常のアレーアンテナとし
て動作する。
周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナ16
と高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナ
17とを前記同一素子位置に配置し、低周波数帯域で動
作する線状アンテナ系素子アンテナ16をサブアレー化
し、サブアレー内で合成回路11を設けることで、近接
して配置したことによる素子間相互結合量の増大に起因
する利得低下を抑制できる2周波共用アレーアンテナが
得られる効果がある。また、高周波数帯域においては、
アレー開口上の全ての素子位置に低周波数帯域で動作す
る線状アンテナ系素子アンテナ16と高周波数帯域で動
作する線状アンテナ系素子アンテナ17とを規則正しく
配列しているので、素子間相互結合量は各素子間で同一
であり、アレー開口上に周期的な振幅分布を生じること
がなくグレーティングローブの発生を抑制できる2周波
共用アレーアンテナが得られる効果がある。
レーアンテナを例に説明したが、多周波共用アレーアン
テナに応用することも可能である。
域で動作する素子アンテナを線状アンテナ系で構成した
が、他形状の素子アンテナであってもよく、線状アンテ
ナ系で構成した場合と同様の効果を奏する。
周波数帯域で動作する素子アンテナと高周波数帯域で動
作する素子アンテナとを同一素子位置に配置した2周波
共用アレーアンテナであり、低周波数帯域で動作するサ
ブアレーとして合成回路を用いた構成であったが、この
実施の形態5では無反射終端を用いた2周波共用アレー
アンテナについて説明する。
ーアンテナの断面構成を模式的に示した構成説明図であ
る。図5において図3および図4と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。この実
施の形態5の2周波共用アレーアンテナは、前記実施の
形態3と同様にサブアレー14内のある1つの線状アン
テナ系素子アンテナ16のみ低周波数帯域fL で動作す
るモジュール12に接続され、サブアレー14内の他の
線状アンテナ系素子アンテナ16に関しては無反射終端
15が装荷され、低周波数帯域で動作する線状アンテナ
系素子アンテナ16と高周波数帯域で動作する線状アン
テナ系素子アンテナ17とを前記同一素子位置に構造的
に独立させて配置した構成である。
施の形態でもアンテナの可逆特性を考慮し、受信系に関
して説明する。低周波数帯域fL で動作させる場合、線
状アンテナ系素子アンテナ16で受信された信号は前記
実施の形態3と同様に伝送線路7を伝達する。すなわ
ち、サブアレー14を素子単位としたアレーアンテナと
して動作する。
は、線状アンテナ系素子アンテナ17で受信された信号
は前記実施の形態3と同様に伝送線路7を伝達する。こ
のため、高周波数帯域ではグレーティングローブの発生
しない素子間隔である通常のアレーアンテナとして動作
する。
周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナと高
周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナとを
前記同一素子位置に配置し、低周波数帯域fL において
は低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナ
16をサブアレー化し、さらにサブアレー14内の1つ
の線状アンテナ系素子アンテナを除いて他の線状アンテ
ナ系素子アンテナ16に無反射終端15を装荷すること
で、近接して配置したことによる素子間相互結合による
不要再放射に起因する利得低下を抑制できる2周波共用
アレーアンテナが得られる効果がある。
ー開口上の全ての素子位置に低周波数帯域で動作する線
状アンテナ系素子アンテナと高周波数帯域で動作する線
状アンテナ系素子アンテナとを規則正しく配列したの
で、素子間相互結合量は各素子間で同一であり、アレー
開口上に周期的な振幅分布は生じることがなく、グレー
ティングローブの発生を抑制できる2周波共用アレーア
ンテナが得られる効果がある。
14内の1素子にのみモジュール12を装荷させている
が、この個数に関しての制限はない。ただし、サブアレ
ー内のモジュール数が増加するに従い相互結合による再
放射量は増大し、低周波数帯域fL でのアレーパターン
に悪影響を及ぼし利得低下の恐れがあるので注意を要す
る。
素子アンテナが複数の場合、前記実施の形態4で述べた
ように合成回路11を設け、信号を合成して利得低下を
抑える構成、すなわち、この実施の形態5の無反射終端
15を装荷する構成に前記実施の形態4の合成回路11
を設けた構成を複合させた構成も可能であり、近接して
配置したことによる素子間相互結合による不要再放射に
起因する利得低下を抑制する効果を得るための構成に柔
軟性を付与することができる。
域で動作する素子アンテナを線状アンテナ系で構成した
が、他形状の素子アンテナであってもよく、線状アンテ
ナ系で構成した場合と同様の効果を奏する。
2周波共用アレーアンテナの断面構成を模式的に示した
構成説明図である。図6において図2と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
6において、18はログペリダイポールアンテナ(複数
周波数帯域共用素子アンテナ)である。
施の形態6でもアンテナの可逆特性を考慮し受信系に関
して説明する。ログペリダイポールアンテナ18を素子
アンテナとするこの2周波共用アレーアンテナでは、両
周波数帯域において受信された信号は、前記実施の形態
2で述べたように伝送線路7を伝達する。すなわち、低
周波数帯域ではサブアレー14を素子単位としたアレー
アンテナとして動作し、高周波数帯域では、グレーティ
ングローブの発生しない素子間隔である通常のアレーア
ンテナとして動作する。
ば、素子アンテナにログペリダイポールアンテナ18を
用いているため、2周波の各周波数帯域をそれぞれ広帯
域化することが可能である。また、この実施の形態6で
も2周波共用アレーアンテナを例に説明したが、多周波
共用アレーアンテナに応用することも可能である。
帯域において、2周波共用素子アンテナ(ログペリダイ
ポールアンテナ)をサブアレー化し、サブアレー内で合
成回路11を設けることで、近接して配置したことによ
る素子間相互結合量の増大に起因する利得低下を抑制で
きる2周波共用アレーアンテナが得られる効果がある。
また、高周波数帯域においては、2周波共用素子がアレ
ー開口上で規則正しく配列しているので、素子間相互結
合量は各素子間で同一であり、アレー開口上に周期的な
振幅分布は生じることがなく、グレーティングローブの
発生を抑制できる2周波共用アレーアンテナが得られる
効果がある。
を有する素子アンテナとしてログペリダイポールアンテ
ナ18を用いたが、他形状の広帯域素子アンテナであっ
てもよく、ログペリダイポールアンテナ18を用いた場
合と同様の効果を奏する。
1を設けサブアレー化しているが、前記実施の形態3で
示したように無反射終端を装荷する構造としてもよい。
周波共用素子アンテナとして広帯域特性を有するログペ
リダイポールアンテナを用いた2周波共用アレーアンテ
ナについて説明したが、この実施の形態7ではログペリ
ダイポールアンテナをより低周波数帯域で適用可能にし
た場合について説明する。図7はこの実施の形態7の2
周波共用アレーアンテナの断面構成を模式的に示す構成
説明図である。図17において図2と同一または相当の
部分については同一の符号を付し説明を省略する。図1
7において、19はメアンダログペリダイポールアンテ
ナ(複数周波数帯域共用素子アンテナ)である。
テナの動作は、ログペリダイポールアンテナを用いた前
記実施の形態6の動作を、より低周波数帯域で適用可能
なメアンダログペリダイポールアンテナ19に置き換え
た動作となる。
ば、素子アンテナに小型化のメリットを持つメアンダロ
グペリダイポールアンテナを用いているため、2周波の
各周波数帯域をそれぞれ広帯域化することが可能である
と共に、使用周波数帯域を低周波数方向にシフトさせて
用いることができる2周波共用アレーアンテナが得られ
る効果がある。また、この実施の形態7でも2周波共用
アレーアンテナについて説明したが、多周波共用アレー
アンテナに応用することも可能である。
低周波数帯域において、2周波共用素子アンテナ(メア
ンダログペリダイポールアンテナ)をサブアレー化し、
サブアレー内で合成回路11を設けることで、近接して
配置したことによる素子間相互結合量の増大に起因する
利得低下を抑制できる2周波共用アレーアンテナが得ら
れる効果がある。また、高周波数帯域においては、2周
波共用素子がアレー開口上で規則正しく配列しているの
で、素子間相互結合量は各素子間で同一であり、アレー
開口上に周期的な振幅分布は発生せず、グレーティング
ローブの発生を抑えることも可能になる2周波共用アレ
ーアンテナが得られる効果がある。
化として合成回路11を設けた構造であるが、前記実施
の形態3で示したように無反射終端15を装荷する構造
としてもよい。
2周波共用アレーアンテナの断面構成を模式的に示した
構成図である。図8において図4と同一または相当の部
分については同一の符号を付し説明を省略する。この実
施の形態8では、低周波数帯域で動作する線状アンテナ
系素子アンテナ16の上方に高周波数帯域で動作する線
状アンテナ系素子アンテナ17を配置させる。
係から低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アン
テナ16より高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素
子アンテナ17の方が体積は小さくてよい。この実施の
形態8では、線状アンテナ系素子アンテナ16の上方に
線状アンテナ系素子アンテナ17を配置させているた
め、高周波数帯域で動作させるとき線状アンテナ系素子
アンテナ16によるブロッキングの影響を受けずに済
む。なお、両周波数帯域共に、受信された信号の流れは
前記実施の形態4と同様であるのでここでは省略する。
ば、低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテ
ナ16の上方に高周波数帯域で動作する線状アンテナ系
素子アンテナ17を配置した構成であるので、低周波数
帯域で動作する素子アンテナによるブロッキングの影響
を受けることなく、高周波数帯域において通常のアレー
アンテナ特性を得ることができる。
動作する素子アンテナはその体積が相対的に小さくブロ
ッキングの問題は生じない。さらに、前記実施の形態で
述べたようにサブアレー化により、近接して配置したこ
とによる素子間相互結合量の増大に起因する利得低下を
抑えることができる。
化として合成回路11を設けた構成としているが、前記
実施の形態5で示したように無反射終端15を装荷する
構造としてもよい。
レーアンテナについて説明したが、多周波共用アレーア
ンテナに応用することも可能である。
周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナの上
方に高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテ
ナを配置させた2周波共用アレーアンテナについて説明
したが、この実施の形態9では、高周波数帯域で動作す
る線状アンテナ系素子アンテナを八木アンテナとした場
合について説明する。図9はこの実施の形態9の2周波
共用アレーアンテナの断面構成を模式的に示した構成説
明図である。図9において図4と同一または相当の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図9にお
いて20は八木アンテナである。
アレーアンテナの動作は前記実施の形態4の動作と同様
であるのでここでは省略するが、高周波数帯域で動作す
る素子アンテナとして八木アンテナ20を用いているた
め、素子アンテナパターンのバックローブレベルが低
い。
ば、低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテ
ナ16の上方に高周波数帯域で動作する素子アンテナを
配置させたことにより、低周波数帯域で動作する線状ア
ンテナ系素子アンテナ16によるブロッキングの影響を
受けず、かつ、前記素子アンテナに八木アンテナ20を
用いたことによりバックローブレベルを低減でき、反射
板9からの反射波によるアレーパターンへの影響をも抑
制できる。一方、高周波数帯域においては前記実施の形
態8と同様の効果が得られる。
として合成回路11を設けた構造であるが、前記実施の
形態5で示した無反射終端15を装荷する構造としても
よい。
アレーアンテナとして説明したが、多周波共用アレーア
ンテナに応用することも可能である。
低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナの
上方に配置した高周波数帯域で動作する素子アンテナに
八木アンテナを適用した構成の2周波共用アレーアンテ
ナについて説明したが、この実施の形態10では八木ア
ンテナのビーム幅を広げた場合について説明する。図1
0はこの実施の形態10に用いる2周波共用アレーアン
テナの高周波数帯域で動作させる素子アンテナおよびそ
の放射パターンを示す説明図である。図10において、
21は“への字”状に構成した“への字状”八木アンテ
ナ、22は通常の八木アンテナ20の放射パターン、2
3は前記“への字状”八木アンテナ21の放射パターン
である。
木アンテナ21を用いた2周波共用アレーアンテナの動
作は、前記実施の形態4と同様であるのでここでは省略
するが、高周波数帯域で動作する素子アンテナとして、
“への字状”八木アンテナ21を適用しているため、素
子アンテナパターンのバックローブレベルが低く、か
つ、八木アンテナ20の放射パターン22と“への字
状”八木アンテナ21の放射パターン23を比較すると
ビーム幅はBW1からBW2へと広角方向に広がる特性
を得ることができる。
ば、低周波数帯域で動作する素子アンテナの上方に高周
波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナを配置
させたことにより、低周波数帯域で動作する素子アンテ
ナによるブロッキングの影響を受けず、かつ、その素子
アンテナに“への字状”八木アンテナ21を適用したこ
とによりバックローブレベルを低減でき、反射板9から
の反射波によるアレーパターンへの影響をも抑制でき、
さらにビーム幅が広がり、2周波共用アレーアンテナに
おいて広角方向へのビーム走査が可能となる2周波共用
アレーアンテナが得られる効果がある。一方、高周波数
帯域においては前記実施の形態8と同様の効果が得られ
る。
設けサブアレー化した構造としているが、前記実施の形
態5で示した無反射終端15を装荷する構造としてもよ
い。
用アレーアンテナとして説明したが、多周波共用アレー
アンテナに応用することも可能である。
11の2周波共用アレーアンテナの断面構成を模式的に
示した構成説明図である。図11において図8と同一ま
たは相当の部分については同一の符号を付し説明を省略
する。図11において、24は低周波数帯域で動作する
線状アンテナ系素子アンテナ16と、高周波数帯域で動
作する線状アンテナ系素子アンテナ17との間に設けた
周波数選択反射板である。この実施の形態11では、低
周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナ16
の上方に高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子ア
ンテナ17を配置する。
態では、低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子ア
ンテナ16と、高周波数帯域で動作する線状アンテナ系
素子アンテナ17との間に周波数選択反射板24が設け
られており、この周波数選択反射板24は、低周波数帯
域の電波を通過させ、低周波数帯域の受信信号について
は前記実施の形態8で説明した通りである。一方、高周
波数帯域については、周波数選択反射板24の下方へ電
波を通過させずに全反射させる。このため、高周波数帯
域で動作する線状アンテナ系素子アンテナ17は、周波
数選択反射板24から高周波数帯域で1/4波長の位置
に配置され、反射波を同相で合成して信号の受信感度は
最大となる。高周波数帯域の受信信号の経路については
前記実施の形態8と同様である。
低周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテナの
上方に高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アン
テナを配置させているので、低周波数帯域で動作する素
子アンテナによるブロッキングの影響を受けず、高周波
数帯域においては通常のアレーアンテナ特性を得ること
ができる。また、周波数選択反射板24を設けているた
め、高周波数帯域で動作する素子アンテナと低周波数帯
域で動作する素子アンテナとのアイソレーションを高く
することが可能である。また、低周波数帯域について
は、高周波数帯域で動作する素子アンテナはその体積が
相対的に小さくブロッキングの問題は生じない。また、
前記実施の形態で述べたように、サブアレー化により近
接して配置されていることによる素子間相互結合量の増
大に起因する利得低下を抑えることができる。
を設けサブアレー化した構造であるが、前記実施の形態
5で示す無反射終端15を装荷する構造としてもよい。
レーアンテナについて説明したが、多周波共用アレーア
ンテナに応用することも可能である。
12の2周波共用アレーアンテナのアレー開口上の素子
アンテナの配置構成を示す説明図であり、25は水平偏
波用素子アンテナ、26は垂直偏波用素子アンテナであ
る。
態12では、アレー開口上に前記各実施の形態に示した
素子アンテナを直交させ水平偏波用素子アンテナ25と
垂直偏波用素子アンテナ26として配置し、直交2偏波
共用アレーアンテナとして動作させる。なお、各素子ア
ンテナの動作に関しては前記各実施の形態と同様である
のでここでは省略する。
ば、同一アレー開口上に水平偏波用素子アンテナ25と
垂直偏波用素子アンテナ26とを配置しているので、直
交2偏波共用アレーアンテナを得ることができる。な
お、この実施の形態12で説明した構成は前記各実施の
形態で説明した2周波共用アレーアンテナ、多周波共用
アレーアンテナに応用することも可能である。
周波数帯域のうちの最も高い周波数帯域である最高周波
数帯域で決まる素子位置に、前記使用周波数帯域の各周
波数帯域に対して動作する素子アンテナを配置し、前記
使用周波数帯域のうちの前記相対的に低い周波数帯域に
対しグレーティングローブの発生しない間隔を確保し
て、前記低い周波数帯域に対して動作する前記素子位置
に配置された素子アンテナによりサブアレーを構成した
ので、従来のように前記使用周波数帯域の各周波数帯域
における各素子アンテナ間の相互結合量の差は発生せ
ず、アレー開口上で周期的な振幅分布が生じることはな
く、グレーティングローブの発生を抑制でき、また、複
数個の素子アンテナでサブアレーを構成することで、低
周波数帯域で発生する利得低下を防止できる効果があ
る。
最高周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域とに対し
て動作する複数周波数帯域共用素子アンテナを最高周波
数帯域で決まる素子位置に配置した構成を備えるように
したので、前記複数周波数帯域共用素子アンテナは規則
正しく配列されることになり素子間相互結合量は同一で
あり、従来のように使用周波数帯域の各周波数帯域にお
ける各素子アンテナ間の相互結合量の差は発生せず、ア
レー開口上で周期的な振幅分布が生じることはなく、グ
レーティングローブの発生を抑制でき、また、複数個の
複数周波数帯域共用素子アンテナでサブアレーを構成す
ることで、低周波数帯域で発生する利得低下を防止でき
る効果がある。
て動作する線状アンテナ系の放射素子と、該放射素子の
上方に配置され、前記最高周波数帯域よりも相対的に低
い周波数帯域に対して動作する線状アンテナ系の放射素
子とを有した複数周波数帯域共用素子アンテナを備える
ように構成したので、前記複数周波数帯域共用素子アン
テナは規則正しく配列されることになり素子間相互結合
量は同一であり、従来のように使用周波数帯域の各周波
数帯域における各素子アンテナ間の相互結合量の差は発
生せず、アレー開口上で周期的な振幅分布が生じること
はなく、グレーティングローブの発生を抑制でき、ま
た、複数個の複数周波数帯域共用素子アンテナでサブア
レーを構成することで、低周波数帯域で発生する利得低
下を防止できる効果がある。
子アンテナとしてログペリダイポールアンテナを備える
ように構成したので、使用周波数帯域の各周波数帯域を
それぞれ広帯域化することが可能であり、従来のように
使用周波数帯域の各周波数帯域における各素子アンテナ
間の相互結合量の差は発生せず、アレー開口上で周期的
な振幅分布が生じることはなく、グレーティングローブ
の発生を抑制でき、また、複数個のログペリダイポール
アンテナでサブアレーを構成することで、低周波数帯域
で発生する利得低下を防止できる効果がある。
子アンテナとしてメアンダログペリダイポールアンテナ
を備えるように構成したので、小型化に有利であり、ま
た各周波数帯域をそれぞれ広帯域化することが可能であ
ると共に、使用周波数帯域を低周波数方向にシフトさせ
て用いることができ、従来のように使用周波数帯域の各
周波数帯域における各素子アンテナ間の相互結合量の差
は発生せず、アレー開口上で周期的な振幅分布が生じる
ことはなく、グレーティングローブの発生を抑制でき、
また、複数個のメアンダログペリダイポールアンテナで
サブアレーを構成することで、低周波数帯域で発生する
利得低下を防止できる効果がある。
て動作する高周波数帯域素子アンテナと、前記最高周波
数帯域よりも相対的に低い周波数帯域に対して動作する
低周波数帯域素子アンテナとを、前記最高周波数帯域で
決まる素子位置に配置した構成を備えるようにしたの
で、前記高周波数帯域素子アンテナと前記低周波数帯域
素子アンテナは規則正しく配列されることになり素子間
相互結合量は同一であり、従来のように使用周波数帯域
の各周波数帯域における各素子アンテナ間の相互結合量
の差は発生せず、アレー開口上で周期的な振幅分布が生
じることはなく、グレーティングローブの発生を抑制で
き、また、複数個の低周波数帯域素子アンテナでサブア
レーを構成することで、低周波数帯域で発生する利得低
下を防止できる効果がある。
テナと低周波数帯域素子アンテナは互いに直交して配置
されており、水平偏波用および垂直偏波用の素子アンテ
ナとして動作し、前記最高周波数帯域で決まる素子位置
に配置した構成を備えるようにしたので、直交2偏波共
用アレーアンテナとしての機能が得られ、グレーティン
グローブの発生を抑制でき、また、複数個の低周波数帯
域素子アンテナでサブアレーを構成することで、低周波
数帯域で発生する利得低下を防止できる効果がある。
子アンテナである高周波数帯域素子アンテナの上方に低
周波数帯域素子アンテナを配置すると共に、前記最高周
波数帯域で決まる素子位置に配置した構成を備えたの
で、前記高周波数帯域素子アンテナと前記低周波数帯域
素子アンテナは規則正しく配列されることになり素子間
相互結合量は同一であり、従来のように使用周波数帯域
の各周波数帯域における各素子アンテナ間の相互結合量
の差は発生せず、アレー開口上で周期的な振幅分布が生
じることはなく、グレーティングローブの発生を抑制で
きる。また、複数個の低周波数帯域素子アンテナでサブ
アレーを構成することで、低周波数帯域で発生する利得
低下を防止できる効果がある。
テナの下方に低周波数帯域素子アンテナが配置されてい
る構成を備えるようにしたので、低周波数帯域素子アン
テナによるブロッキングの影響を受けることなく、前記
高周波数帯域素子アンテナにより高周波数帯域において
通常のアレーアンテナ特性を得ることができ、また、低
周波数帯域では、高周波数帯域素子アンテナはその体積
が相対的に小さくブロッキングの発生を回避できる効果
がある。また、アレー開口上で周期的な振幅分布が生じ
ることはなく、グレーティングローブの発生を抑制で
き、また、複数個の低周波数帯域素子アンテナでサブア
レーを構成することで、低周波数帯域で発生する利得低
下を防止できる効果がある。
子アンテナである高周波数帯域素子アンテナと低周波数
帯域素子アンテナとの間に周波数選択反射板を備えるよ
うに構成したので、高周波数帯域素子アンテナと低周波
数帯域素子アンテナとのアイソレーションを高くできる
効果がある。
テナを八木アンテナにする構成を備えるようにしたの
で、バックローブレベルを低減でき、反射板が備えられ
ているときの反射波によるアレーパターンへの影響を抑
制できる効果がある。
テナを“への字状”八木アンテナにする構成を備えるよ
うにしたので、バックローブレベルを低減でき、反射板
が備えられているときの反射波によるアレーパターンへ
の影響を抑制でき、さらにビーム幅が広がり、広角方向
へのビーム走査が可能となる効果がある。
て動作する各素子アンテナ毎に高周波数帯域で動作する
モジュールを備えるように構成したので、高周波数帯域
でグレーティングローブの発生しない素子間隔である通
常のアレーアンテナとして動作することが可能になる効
果がある。
数帯域で動作するモジュールを備えるように構成したの
で、低周波数帯域で発生する利得低下をサブアレー毎に
抑制可能なアレーアンテナを実現できる効果がある。
波数帯域共用素子アンテナ毎に、当該各複数周波数帯域
共用素子アンテナを高周波数帯域で動作するモジュール
と低周波数帯域で動作するモジュールとへ接続する分波
器を備えるように構成したので、高周波数帯域でグレー
ティングローブの発生しない素子間隔である通常のアレ
ーアンテナとして動作すると共に、低周波数帯域で発生
する利得低下をサブアレー毎に抑制可能な多周波共用ア
レーアンテナを実現できる効果がある。
各複数周波数帯域共用素子アンテナを、分波器を介して
低周波数帯域で動作する単一のモジュールへ接続するた
めの、低周波数帯域について合成回路または分配回路と
して機能する信号帯域処理回路を備えるように構成した
ので、低周波数帯域で発生する利得低下をサブアレー毎
に抑制できる多周波共用アレーアンテナを実現できる効
果がある。
数帯域共用素子アンテナのうちの所定数の複数周波数帯
域共用素子アンテナにそれぞれ対応して設けられた無反
射終端と、該無反射終端が対応して設けられている複数
周波数帯域共用素子アンテナについては、当該複数周波
数帯域共用素子アンテナを高周波数帯域で動作するモジ
ュールと前記無反射終端とへ接続し、また前記無反射終
端が対応して設けられていない複数周波数帯域共用素子
アンテナについては、当該複数周波数帯域共用素子アン
テナを高周波数帯域で動作するモジュールと低周波数帯
域で動作するモジュールとへ接続する、サブアレーの各
複数周波数帯域共用素子アンテナ毎に設けられた分波器
とを備えるように構成したので、各複数周波数帯域共用
素子アンテナを近接して配置したことによる素子間相互
結合による不要再放射に起因する低周波数帯域における
利得低下を抑制できる多周波共用アレーアンテナが実現
できる効果がある。
各低周波数帯域素子アンテナを、低周波数帯域で動作す
る単一のモジュールへ接続するための、低周波数帯域に
ついて合成回路または分配回路として機能する信号帯域
処理回路を備えるように構成したので、低周波数帯域で
発生する利得低下をサブアレー毎に抑制できるアレーア
ンテナを実現できる効果がある。
帯域素子アンテナのうちの所定数の低周波数帯域素子ア
ンテナにそれぞれ装荷された無反射終端を備え、前記無
反射終端が装荷されていない低周波数帯域素子アンテナ
は低周波数帯域で動作するモジュールへ接続されている
構成を備えるようにしたので、近接して配置したことに
よる素子間相互結合による不要再放射に起因する利得低
下を抑制できるアレーアンテナが実現できる効果があ
る。
レーアンテナにおけるアレー開口上の構成を示す平面構
成図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
アンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図である。
共用アレーアンテナの高周波数帯域で動作させる素子ア
ンテナおよびその放射パターンを示す説明図である。
レーアンテナの断面構成を模式的に示す構成説明図であ
る。
レーアンテナのアレー開口上の素子アンテナの配置構成
を示す説明図である。
アレーアンテナの構成を示す説明図である。
数帯域で動作する素子アンテナ(最高周波数帯域に対し
て動作する素子アンテナ)、4,14 サブアレー、5
低周波数帯域で動作する線状アンテナ系の放射素子、
6 高周波数帯域で動作する線状アンテナ系の放射素
子、8 2周波共用素子アンテナ(複数周波数帯域共用
素子アンテナ)、10 分波器、11 合成回路(信号
帯域処理回路)、12 低周波数帯域で動作するモジュ
ール、13 高周波数帯域で動作するモジュール、15
無反射終端、16 低周波数帯域で動作する線状アン
テナ系素子アンテナ(低周波数帯域素子アンテナ)、1
7 高周波数帯域で動作する線状アンテナ系素子アンテ
ナ(高周波数帯域素子アンテナ)、18 ログペリダイ
ポールアンテナ(複数周波数帯域共用素子アンテナ)、
19 メアンダログペリダイポールアンテナ(複数周波
数帯域共用素子アンテナ)、20 八木アンテナ、21
“への字状”八木アンテナ、24 周波数選択反射
板、25 水平偏波用素子アンテナ、26 垂直偏波用
素子アンテナ。
Claims (19)
- 【請求項1】 使用周波数帯域のうちの最も高い周波数
帯域である最高周波数帯域で決まる素子位置に配置さ
れ、前記使用周波数帯域の前記最高周波数帯域と該最高
周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域とに対して動
作する素子アンテナと、 前記使用周波数帯域のうちの前記相対的に低い周波数帯
域に対しグレーティングローブの発生しない間隔を確保
して、前記相対的に低い周波数帯域に対して動作する前
記素子位置に配置された素子アンテナにより構成されて
なるサブアレーとを備えたアレーアンテナ。 - 【請求項2】 最高周波数帯域で決まる素子位置に配置
された素子アンテナは、 最高周波数帯域と該最高周波数帯域よりも相対的に低い
周波数帯域とに対して動作する複数周波数帯域共用素子
アンテナであることを特徴とする請求項1記載のアレー
アンテナ。 - 【請求項3】 複数周波数帯域共用素子アンテナは、 最高周波数帯域に対して動作する線状アンテナ系の放射
素子と、 該放射素子の上方に配置され、前記最高周波数帯域より
も相対的に低い周波数帯域に対して動作する線状アンテ
ナ系の放射素子とを備えていることを特徴とする請求項
2記載のアレーアンテナ。 - 【請求項4】 複数周波数帯域共用素子アンテナは、ロ
グペリダイポールアンテナであることを特徴とする請求
項2または請求項3記載のアレーアンテナ。 - 【請求項5】 複数周波数帯域共用素子アンテナは、メ
アンダログペリダイポールアンテナであることを特徴と
する請求項2または請求項3記載のアレーアンテナ。 - 【請求項6】 最高周波数帯域で決まる素子位置に配置
された素子アンテナは、 前記最高周波数帯域に対して動作する高周波数帯域素子
アンテナと、 前記最高周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域に対
して動作する低周波数帯域素子アンテナであることを特
徴とする請求項1記載のアレーアンテナ。 - 【請求項7】 高周波数帯域素子アンテナと低周波数帯
域素子アンテナは互いに直交して配置されており、水平
偏波用および垂直偏波用の素子アンテナとして動作する
ことを特徴とする請求項6記載のアレーアンテナ。 - 【請求項8】 高周波数帯域素子アンテナと低周波数帯
域素子アンテナは共に線状アンテナ系素子アンテナであ
り、高周波数帯域素子アンテナの上方に低周波数帯域素
子アンテナが配置されていることを特徴とする請求項6
または請求項7記載のアレーアンテナ。 - 【請求項9】 高周波数帯域素子アンテナの下方に低周
波数帯域素子アンテナが配置されていることを特徴とす
る請求項6または請求項7記載のアレーアンテナ。 - 【請求項10】 高周波数帯域素子アンテナと低周波数
帯域素子アンテナは共に線状アンテナ系素子アンテナで
あり、 前記高周波数帯域素子アンテナと低周波数帯域素子アン
テナとの間に周波数選択反射板を備えていることを特徴
とする請求項9記載のアレーアンテナ。 - 【請求項11】 低周波数帯域素子アンテナは線状アン
テナ系素子アンテナであり、 高周波数帯域素子アンテナは八木アンテナであることを
特徴とする請求項9記載のアレーアンテナ。 - 【請求項12】 八木アンテナは“への字状”八木アン
テナであることを特徴とする請求項11記載のアレーア
ンテナ。 - 【請求項13】 最高周波数帯域に対して動作する各素
子アンテナ毎に高周波数帯域で動作するモジュールを備
えていることを特徴とする請求項1から請求項12のう
ちのいずれか1項記載のアレーアンテナ。 - 【請求項14】 サブアレー毎に低周波数帯域で動作す
るモジュールを備えていることを特徴とする請求項1か
ら請求項13のうちのいずれか1項記載のアレーアンテ
ナ。 - 【請求項15】 サブアレーの各複数周波数帯域共用素
子アンテナ毎に、当該各複数周波数帯域共用素子アンテ
ナを高周波数帯域で動作するモジュールと低周波数帯域
で動作するモジュールとへ接続する分波器を備えている
ことを特徴とする請求項14記載のアレーアンテナ。 - 【請求項16】 サブアレーを構成する各複数周波数帯
域共用素子アンテナを、分波器を介して低周波数帯域で
動作する単一のモジュールへ接続するための、低周波数
帯域について合成回路または分配回路として機能する信
号帯域処理回路を備えていることを特徴とする請求項1
5記載のアレーアンテナ。 - 【請求項17】 サブアレーの複数周波数帯域共用素子
アンテナのうちの所定数の複数周波数帯域共用素子アン
テナにそれぞれ対応して設けられた無反射終端と、 該無反射終端が対応して設けられている複数周波数帯域
共用素子アンテナについては、当該複数周波数帯域共用
素子アンテナを高周波数帯域で動作するモジュールと前
記無反射終端とへ接続し、また前記無反射終端が対応し
て設けられていない複数周波数帯域共用素子アンテナに
ついては、当該複数周波数帯域共用素子アンテナを高周
波数帯域で動作するモジュールと低周波数帯域で動作す
るモジュールとへ接続する、サブアレーの各複数周波数
帯域共用素子アンテナ毎に設けられた分波器とを備えて
いることを特徴とする請求項14記載のアレーアンテ
ナ。 - 【請求項18】 サブアレーを構成する各低周波数帯域
素子アンテナを、低周波数帯域で動作する単一のモジュ
ールへ接続するための、低周波数帯域について合成回路
または分配回路として機能する信号帯域処理回路を備え
ていることを特徴とする請求項14記載のアレーアンテ
ナ。 - 【請求項19】 サブアレーの低周波数帯域素子アンテ
ナのうちの所定数の低周波数帯域素子アンテナにそれぞ
れ装荷された無反射終端を備え、 前記無反射終端が装荷されていない低周波数帯域素子ア
ンテナは低周波数帯域で動作するモジュールへ接続され
ていることを特徴とする請求項14記載のアレーアンテ
ナ。
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WO2019208362A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 株式会社村田製作所 | アンテナモジュール |
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1998
- 1998-12-02 JP JP34315298A patent/JP3462102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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