JP2000172619A - 端末装置、サーバ、クライアントサーバシステムおよび記録媒体 - Google Patents

端末装置、サーバ、クライアントサーバシステムおよび記録媒体

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JP2000172619A
JP2000172619A JP10344624A JP34462498A JP2000172619A JP 2000172619 A JP2000172619 A JP 2000172619A JP 10344624 A JP10344624 A JP 10344624A JP 34462498 A JP34462498 A JP 34462498A JP 2000172619 A JP2000172619 A JP 2000172619A
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Japan
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server
recording medium
servers
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address
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JP10344624A
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Masao Taruya
正雄 樽谷
Kazuhiro Okura
和浩 大倉
Hiroko Ueda
裕子 上田
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Communicationware Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 24時間無停止で稼働することができ、稼働
中のマシンに障害が発生しても照会サービスが中断され
ることのない端末装置、サーバ、クライアントサーバシ
ステムおよび記録媒体を提供する。 【解決手段】 通常状態では、クライアント端末CTか
らセンタA内のサーバSV1とSV2に交互にアクセス
してデータの照会を行う。サーバSV1またはSV2の
いずれかから所定時間内に応答信号が返送されない状態
になったときは、正常なサーバのみにアクセスする状態
に移行する。サーバSV1,SV2ともに所定時間内に
応答信号が返送されない場合には、センタB内のサーバ
に交互にアクセスしてデータの照会を行い、センタB内
のサーバSV3,SV4のいずれかから所定時間内に応
答信号が返送されない状態になったときは、正常なサー
バのみにアクセスする状態に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアント端
末からセンタサーバに向けて種々の照会を行う照会シス
テムに用いて好適な端末装置、サーバ、クライアントサ
ーバシステムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】24時間いつでもデータベースへのアク
セスを可能として、利用者に種々の情報を提供するオン
ライン照会システムが稼働している。このような24時
間無停止サービスを実現するためのシステム構成とし
て、2台のサーバを照会系と更新系とに分け、1日あ
るいは所定時間ごとに切り換えて稼働させるデュプレッ
クスシステム、2台のマシンを現用機と予備機に分け
て、現用機の保持している最新情報を随時予備機側に転
送しておき、現用機が故障した際に予備機へ切り換える
ホットスタンバイシステムを挙げることができる。これ
らのシステム構成では、現用系の資源が正常に稼働して
いる場合は、予備系の資源をホットスタンバイ運用に支
障のない範囲内で他の用途に利用することができ、この
ことによりシステム全体の経済性を高めることができ
る。つまり、現用系と予備系とによる分散処理が可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
システム構成では、データベースの更新処理および故障
発生時のマシンの切り換えに際し、照会サービスが中断
される。また、最新の技術を駆使してハードウェアおよ
びソフトウェアを導入しても、照会系のサーバから更新
系サーバへの瞬時の切り換えは困難であり、緊急性およ
び24時間無停止かつ高レスポンスが要求されるサービ
スには対応することができない。
【0004】そこで、この発明は、このような課題に着
目してなされたもので、24時間無停止で稼働すること
ができ、稼働中のマシンに障害が発生しても照会サービ
スが中断されることのない、端末装置、サーバ、クライ
アントサーバシステムおよび記録媒体を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明の端末装置は、各々ネットワーク上の固有
のアドレスを有するn台のサーバからなるサーバ群と該
ネットワークを介して接続され得る端末装置において、
前記サーバ群に含まれるm台のサーバを第1のアドレス
指定対象サーバとし、該サーバに対する第i回目から第
(i+m−1)回目までのアクセスの際に、該サーバの
前記アドレスの中からそれぞれ異なるアドレスを順次ま
たはランダムに指定するアドレス指定手段と、前記アド
レス指定手段によって指定されたアドレスを有する前記
サーバに向けて回線の接続を要求する回線接続要求信号
を送信する送信手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】第2発明の端末装置は、上記第1発明の端
末装置において、前記送信手段によって前記回線接続要
求信号が送信された前記サーバからの応答信号が所定の
タイムアウト時間内に受信されたか否かを判定する判定
手段を備え、該判定手段によって前記タイムアウト時間
内に前記サーバからの応答信号が受信されなかったと判
定された場合には、前記アドレス指定手段は、当該サー
バを前記第1のアドレス指定対象サーバから外すことを
特徴とするものである。
【0007】第3発明の端末装置は、上記第2発明の端
末装置において、前記判定手段によって前記第1のアド
レス指定対象サーバのすべてから前記応答信号が前記タ
イムアウト時間内に受信されなかったと判定された場合
には、前記アドレス指定手段は、前記サーバ群から前記
第1のアドレス指定対象サーバを除いた(n−m)台の
サーバに含まれるk台のサーバを第2のアドレス指定対
象サーバとし、該サーバに対する第j回目から第(j+
k−1)回目までのアクセスの際に、該サーバの前記ア
ドレスの中からそれぞれ異なるアドレスを指定すること
を特徴とするものである。
【0008】第4発明の端末装置は、上記第2または第
3発明の端末装置において、前記アドレス指定手段によ
ってアドレス指定の対象とされる前記サーバの稼働状況
に応じて前記タイムアウト時間を変更する手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】第5発明の端末装置は、上記第2〜第4発
明の端末装置において、前記アドレス指定手段によって
アドレス指定の対象外とされた前記サーバから所定の信
号を受信した場合には、このサーバを再び前記アドレス
指定対象のサーバとするものである。
【0010】第6発明のサーバは、他サーバとともにネ
ットワークを介して1または複数の端末装置に接続され
得るサーバにおいて、自サーバに対して回線接続要求信
号を送信し、所定時間内に応答信号が返送されなかった
ために前記他サーバをアクセスの対象としている端末装
置に対して、自サーバとの通信が可能である旨を前記端
末装置に通知する手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】第7発明のサーバは、ネットワークを介し
て1または複数の端末装置に接続され得るサーバにおい
て、自サーバに対する最終アクセス時刻から所定時間を
経過しても、自サーバに対するアクセスがない前記端末
装置に対して所定の信号を送信する手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0012】第8発明のサーバは、上記第6または第7
発明のサーバにおいて、電源が切断され、再起動が完了
した後、前記ネットワークを介して接続された一部また
はすべての前記端末装置に向けて所定の信号を送信する
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】第9発明のクライアントサーバシステム
は、上記第1〜第5発明の端末装置と、上記第6〜第8
発明のサーバとを備えたことを特徴とするものである。
【0014】第10発明の記録媒体は、各々ネットワー
ク上の固有のアドレスを有するn台のサーバからなるサ
ーバ群と該ネットワークを介して接続され得る端末装置
を制御するプログラムを記録した記録媒体において、前
記プログラムは、前記サーバ群に含まれるm台のサーバ
を第1のアドレス指定対象サーバとし、該サーバに対す
る第i回目から第(i+m−1)回目までのアクセスの
際に、該サーバの前記アドレスの中からそれぞれ異なる
アドレスを順次またはランダムに指定するアドレス指定
過程と、前記アドレス指定過程によって指定されたアド
レスを有する前記サーバに向けて回線の接続を要求する
回線接続要求信号を送信する送信過程とを備えたことを
特徴とするものである。
【0015】第11発明の記録媒体は、上記第10発明
の記録媒体において、前記プログラムは、前記送信過程
によって前記回線接続要求信号が送信された前記サーバ
からの応答信号が所定のタイムアウト時間内に受信され
たか否かを判定する判定過程を備え、該判定過程におい
て前記タイムアウト時間内に前記サーバからの応答信号
が受信されなかったと判定された場合には、前記アドレ
ス指定過程において当該サーバを前記第1のアドレス指
定対象サーバから外すことを特徴とするものである。
【0016】第12発明の記録媒体は、上記第11発明
の記録媒体において、前記プログラムは、前記判定過程
において前記第1のアドレス指定対象サーバのすべてか
ら前記応答信号が前記タイムアウト時間内に受信されな
かったと判定された場合には、前記アドレス指定過程に
おいて、前記サーバ群から前記第1のアドレス指定対象
サーバを除いた(n−m)台のサーバに含まれるk台の
サーバを第2のアドレス指定対象サーバとし、該サーバ
に対する第j回目から第(j+k−1)回目までのアク
セスの際に、該サーバの前記アドレスの中からそれぞれ
異なるアドレスを順次またはランダムに指定することを
特徴とするものである。
【0017】第13発明の記録媒体は、上記第11また
は第12発明の記録媒体において、前記プログラムは、
前記アドレス指定過程においてアドレス指定の対象とさ
れる前記サーバの稼働状況に応じて前記タイムアウト時
間を変更する過程を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0018】第14発明の記録媒体は、上記第11〜第
13発明の記録媒体において、前記プログラムは、前記
アドレス指定過程によってアドレス指定の対象外とされ
た前記サーバから所定の信号を受信した場合には、この
サーバを再び前記アドレス指定対象のサーバとすること
を特徴とするものである。
【0019】第15発明の記録媒体は、他サーバととも
にネットワークを介して1または複数の端末装置に接続
され得るサーバを制御するプログラムを記録した記録媒
体において、前記プログラムは、自サーバに対して回線
接続要求信号を送信し、所定時間内に応答信号が返送さ
れなかったために、前記他サーバをアクセスの対象とし
ている端末装置に対して、自サーバとの通信が可能であ
る旨を前記端末装置に通知する過程を備えたことを特徴
とするものである。
【0020】第16発明の記録媒体は、ネットワークを
介して1または複数の端末装置に接続され得るサーバを
制御するプログラムを記録した記録媒体において、前記
プログラムは、自サーバに対する最終アクセス時刻から
所定時間を経過しても自サーバに対するアクセスがない
前記端末装置に対して所定の信号を送信する過程を備え
たことを特徴とするものである。
【0021】第17発明の記録媒体は、上記第15また
は第16発明の記録媒体において、前記プログラムは、
電源が切断され、再起動が完了した後、前記ネットワー
クを介して接続された一部またはすべての前記端末装置
に向けて所定の信号を送信する過程を備えたことを特徴
とするものである。
【0022】なお、上記第10〜第17発明におけるプ
ログラムをフロッピーディスク,CD−ROM、テープ
メディア、DVD−RAM等の記録媒体に格納して頒布
する(ネットワーク経由でこのプログラムを配信した
り、ダウンロードする行為も含む)ことによっても本発
明を実施することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態に
ついて、以下、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0024】1.実施形態の原理 本発明の実施形態の前提として、実施形態で採用される
データ照会時の動作原理について説明する。
【0025】1.1.基本構成 図1は、クライアント端末からサーバに対してデータの
照会を行うクライアントサーバシステムの構成を示して
いる。同図に示したように、センタ1〜センタnまでの
n箇所のセンタにサーバが分散配置されている。センタ
1にはサーバ(1,1),サーバ(1,2),・・・,
サーバ(1,k(1))といったようにk(1)台のサ
ーバが配置されている。同様にセンタiには、サーバ
(i,1),サーバ(i,2),・・・,サーバ(i,
k(i))の如くk(i)台のサーバが配置されてい
る。このように、各センタに配置されているサーバの台
数は、すべて同じであってもよいし、バラツキがあって
もよい。そして、合計m(m=k(1)+k(2)+・
・・・+k(n))台のサーバが複数のセンタに分散配
置されている。
【0026】これらのサーバには、各々ネットワーク上
の固有のアドレスが与えられており、クライアント端末
から、このアドレスとともに照会IDを送出することで
所望のサーバにアクセスして必要な情報を取得するシス
テムになっている。各サーバは同一内容のデータベース
を保有しており、照会IDが同じであれば、どのサーバ
のデータベースにアクセスして照会を行っても同じ結果
が得られるようになっている。
【0027】また、クライアント端末は複数あり(CT
1,CT2,・・・)、各端末ごとに管轄されるセンタ
が決められており、原則としてその管轄センタ内のサー
バにアクセスするようになっている。例えば、端末CT
1〜CT10まではセンタ1の管轄下にあってセンタ1
内に配置されたサーバにアクセスし、端末CT11〜C
T15まではセンタ2の管轄下にあってセンタ2内に配
置されたサーバにアクセスして所望の情報を取得すると
いった構成になっている。
【0028】端末CT1であれば通常はセンタ1内のい
ずれかのサーバにアクセスし、マシンのトラブルや回線
切断等によりセンタ1内のすべてのサーバと通信できな
い状況になったときは、他のセンタ(例えばセンタ2)
内のいずれかのサーバのアドレスを指定してアクセスす
る。
【0029】そして、通常照会の際には端末CTはセン
タ内のサーバに順次アクセスする。例えば、端末CT1
は、サーバ(1,1)のアドレスを指定しサーバ(1,
1)にアクセスして情報を取得し、次回はサーバ(1,
2)のアドレスを指定しサーバ(1,2)にアクセスし
て情報を取得し、以下同様にセンタ1内のサーバに順番
にアクセスして、サーバ(1,k(1))までアクセス
したら次回はサーバ(1,1)にアクセスする。また、
端末CT2は、例えば、サーバ(1,2),サーバ
(1,3),・・・,サーバ(1,k(1)),サーバ
(1,1),・・・の順番で順次サーバにアクセスして
データの照会が行われる。
【0030】つまり、端末側からセンタ内のサーバのア
ドレスを順次指定してアクセス対象のサーバを適宜推移
させるようになっている(このようなアドレス指定の仕
方を「順次アドレス指定方式」と称する)。このよう
に、アクセス対象のサーバを毎回変更することで、特定
のサーバにデータベースへの照会処理が集中することが
なくなり、トランザクションの負荷分散を図ることがで
きる。
【0031】1.2.データ照会時の動作原理 本実施形態におけるデータ照会時の動作原理について、
図2に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、
クライアント端末CTに対し、管轄下のセンタC内のす
べてのサーバが通信可能である場合には、順次アドレス
指定方式でアドレスを指定してセンタ内のいずれかのサ
ーバとの接続が行われる(S1→S2)。次に接続され
たサーバに対して、データベースへの照会を行うための
検索キーとなる照会IDが送信される(S3)。そし
て、当該サーバにおいて、この照会IDを検索キーとし
てデータベースへの検索が行われ、検索結果が出力され
る(S4)。当該サーバから送信された検索結果を端末
側で受信することにより検索を終了し、次回の検索に移
行する(S5→S6)。
【0032】ステップS1で管轄センタ内のうちの少な
くともいずれか1台と通信不能となっている場合には、
管轄センタ内のすべてのサーバと通信不能であるか否か
が判定される(S1→S7)。さらに、管轄センタ内の
少なくとも1台のサーバと通信可能である場合には、通
信不能のサーバのアドレスを除いて、順次アドレス指定
方式でアドレスを指定することで、センタ内のサーバと
接続される(S8)。
【0033】例えば図1に示した構成では、サーバ
(1,2)に障害が発生して、端末CT1からアクセス
できないときには、サーバ(1,1)→サーバ(1,
3)→・・・→サーバ(1,k(1))→サーバ(1,
1)→サーバ(1,3)→・・・といったように順次ア
クセス対象のサーバが変更される。そして、ステップS
3〜S6と同様、照会IDを送信してDB検索が行わ
れ、検索結果が返送されたら次回の検索に移行する(S
9→S10→S11→S12)。
【0034】一方、ステップS7でセンタ内のすべての
サーバと通信不能であると判定されると、端末からのア
クセスの対象を他のセンタのサーバへ移行し、当該セン
タ内の少なくとも1台のサーバとアクセス可能であるか
否かが判定される(S13)。ステップS13で、いず
れのセンタにも移行不可能と判定されると、もはやn箇
所のセンタに配置された、どのサーバとも通信できない
ことになり、処理が終了する。
【0035】2.実施形態の構成 2.1.システム構成 図3は、本実施形態にかかるデータ照会システムの概略
構成を示したものである。このデータ照会システムは、
既述の一般化した構成のうち、最もシンプルな構成を採
用したものである。すなわち、第1データベースセンタ
Aと第2データベースセンタBの二つのセンタを備え、
これらの各センタには2台のサーバが配置されている。
【0036】そして、クライアント端末の存在するエリ
アごとに管轄のセンタが決められている。エリアA(例
えば東日本)に属する端末は、通常、第1DBセンタA
内のサーバにアクセスし、第1データベースセンタAの
2台のサーバともにアクセスができない状態になったと
き、第2データベースセンタBのサーバにアクセスす
る。一方、エリアB(例えば西日本)に属する端末は、
通常、第2データベースセンタB内のサーバにアクセス
し、第2データベースセンタBの2台のサーバともにア
クセスができない状態になったとき、第1データベース
センタAのサーバにアクセスするようになっている。
【0037】さらに、監視センタWCが設けられ、この
センタ内の端末WTにより、各センタのサーバからの報
告を受けてクライアント端末CTの状態を監視したり、
クライアント端末に障害が発生していると思われる場合
には、サーバから供給されたデータに基づき、その障害
の内容を解析する。
【0038】また、各サーバは、照会IDに対応する照
会情報が格納されたデータベースDBと、端末から照会
があった際の情報(照会日時、照会ID、照会結果等の
情報)を記録した照会ログSLと、端末とサーバとのや
り取りの過程を随時記録したメッセージログMLと、各
端末からアクセスがあった際の直近の時刻等が記録され
た端末状態テーブルTBとを備える。
【0039】サーバSV1〜SV4には、ネットワーク
1における固有のアドレスであるIPアドレス(IPア
ドレス#1〜#4)が割り当てられている。そして、端
末・サーバ間のデータ転送のプロトコルとしては、コネ
クションレス通信を行うUDP(User Datagram Protoc
ol)を採用し、ネゴシエーションを行うことなく双方の
間でダイレクトにデータが送信される。
【0040】2.2.ハードウェア構成 図6は、端末装置CT,WTおよびサーバSVのハード
ウェア構成を示したものである。同図に示したように、
端末装置CT,WTおよびサーバSVは、CPU10
1、RAM102、ROM103、HDD(ハードディ
スク装置)104、マウス105、キーボード106、
ディスプレイ107がバスを介して接続された情報処理
装置であって、必要なプログラムおよびデータはHDD
104に格納され、随時RAMに展開されて、CPU1
01に指令に基づいて種々の動作が実行される。
【0041】例えば、端末装置CTの場合は、アクセス
対象のサーバのアドレスを指定するプログラムや、後述
するタイマの制御を行うプログラムおよび照会IDのデ
ータなどがHDD104に格納されている。また、サー
バSVの場合は、後述する確認信号やセンタ負荷信号を
送出するためのプログラムおよびデータベースや各種ロ
グおよびテーブルなどがHDD104に格納されてい
る。
【0042】2.3.端末・サーバ間の通信状態の態様 クライアント端末CTは、照会IDを含む照会電文をサ
ーバSVに送信して、データ検索を実行する。サーバS
Vは、端末CTから受信した照会IDを検索キーとして
データベースを検索し、ヒットした照会情報を含む照会
応答電文をクライアント側に送信する。
【0043】図3に示したように、通常の照会時に
は、クライアント端末から管轄センタ内のデータベース
サーバへ交互に照会電文が送信される。すなわち、クラ
イアント端末CTがセンタAの管轄下にある場合(クラ
イアント端末CTAと称する)には、データ照会の際に
IPアドレス#1、IPアドレス#2が交互に指定され
て、サーバとのアクセスが行われる(このような通信状
態を「自センタIP交互」と称する)。このように交互
にサーバにアクセスすることにより、センタ内のサーバ
の負荷分散を図ることができる。
【0044】各端末はタイマを保有しており、サーバS
V1またはSV2に照会電文を送出して所定時間(タイ
マ値)以内にサーバから応答信号が返送されてこない場
合には、そのサーバの異常を検知し、以後、図3に示
したように、端末CTAから正常なサーバのIPアドレ
スを指定して照会電文が送信される。このような通信状
態を「自センタIP固定」と称する。
【0045】自センタIP固定の通信状態において、正
常なサーバから所定時間以内に応答信号が返送されなか
った場合には、センタ内の両方のサーバにトラブルが発
生したものとして、図3に示したように、他センタで
あるセンタB内のサーバへ交互にアクセスする。すなわ
ち、端末側からIPアドレス#3,IPアドレス#4を
交互に指定して、データの照会が行われる。このような
通信状態を「他センタIP交互」と称する。
【0046】他センタIP交互の通信状態において、サ
ーバSV3またはSV4のいずれかにアクセスして、所
定時間以内に応答信号が返ってこなかった場合には、そ
のサーバの異常を検知し、以後、図3に示したよう
に、正常なサーバのIPアドレスを指定して照会電文が
送信される。このような通信状態を「他センタIP固
定」と称する。
【0047】同様に、クライアント端末CTがセンタB
の管轄下にある場合(クライアント端末CTBと称す
る)には、センタ内のサーバの稼働状況および通信状態
に応じて、センタBにおける「自センタIP交互」→
「自センタIP固定」→センタAにおける「他センタI
P交互」→「他センタIP固定」の順で通信状態が遷移
する。
【0048】端末CTAとサーバとの通信状態が自セン
タIP交互の状態にあるときに、端末CTBからセンタ
A内のサーバにアクセスされる状態になっているとき
は、サーバSV1またはSV2には、端末CTA,CT
Bの双方からアクセスされる状態になっているので、こ
の場合を「自センタIP交互(負荷)」と称する。
【0049】端末CTAとサーバとの通信状態が自セン
タIP固定の状態にあるときに、端末CTBからセンタ
A内のサーバにアクセスされる状態になっているとき
は、センタA内の正常に稼働しているサーバには、端末
CTA,CTBの双方からアクセスされる状態になって
いるので、この場合を「自センタIP固定(負荷)」と
称する。このように、センタAの管轄下にある端末から
みた場合、端末・サーバ間の通信状態の態様は6種類存
在し、サーバの稼働状況に応じてこの通信状態の間を遷
移する。
【0050】3.実施形態の動作 3.1.端末・サーバ間の動作 図4は、下記のそれぞれの場合における端末CTとサー
バSVとの動作を示したものである。
【0051】3.1.1.データ照会時の動作 同図(a)に示したように、端末CTからサーバSVに
照会IDを指定して照会を行う際には、照会要求信号が
送出される。この際、端末状態テーブルTBにおいて、
この端末CTの最終アクセス時刻が更新される。そし
て、照会IDにヒットした検索結果が得られた場合に
は、サーバSVから端末CTに照会応答信号が送出され
る。それ以外の場合は、異常応答信号が送出される。こ
の正常応答、異常応答の場合ともに照会履歴ファイルS
Lに照会情報(照会ID、照会日時、照会端末番号等の
情報が含まれる)の書き込みが行われる。
【0052】3.1.2.状態確認の際の動作 図4(b)に示したように、サーバSVから端末CTに
向けて(状態)確認信号が送出される。この確認信号
は、サーバSVの管轄対象の端末から所定時間以上、
自サーバにアクセスを行っていない端末を検知した場
合、端末状態が不明な端末(管理対象外の端末または
無応答端末)から照会要求が発行された場合、サーバ
が立ち上がった場合に送出される。
【0053】3.1.3.センタ負荷の際の動作 図4(c)示したように、管理対象の他センタの端末数
が一定の数を越えた場合(センタ負荷)には、サーバS
Vから自センタ端末CTに向けてセンタ負荷信号が送出
される。そして、このセンタ負荷信号が自センタ端末に
向けて送出された旨がメッセージログファイルMLに書
き込まれる。このセンタ負荷信号を受信した端末は、自
端末が状態遷移してセンタ負荷の状態になったものと分
かり、センタ負荷確認信号を送出する。
【0054】3.1.4.障害通知時の動作 図4(d)に示したように、端末が端末状態の変化を検
知したときには、端末からサーバに障害通知信号が送出
される。そして、信号を送出した端末に対する端末状態
テーブルTBの端末状態および最終通信時刻が更新さ
れ、この障害通知信号が送出された旨がメッセージログ
ファイルMLに書き込まれる。そして、この信号を受信
したサーバは、障害通知応答信号を端末に向けて返送す
る。
【0055】3.1.5.障害復旧時の動作 図4(e)に示したように、障害のあった端末が復旧し
たときには、復旧通知信号がサーバに送出される。この
際に、信号を送出した端末に対する端末状態テーブルT
Bの端末状態および最終通信時刻が更新され、この復旧
通知信号が送出された旨がメッセージログファイルML
に書き込まれる。そして、この信号を受信したサーバ
は、復旧通知応答信号を端末に向けて返送する。
【0056】3.1.6.無応答時の動作 なお、上記各過程において、端末からの応答信号を監視
し、所定時間経過しても、応答信号が返送されてこない
場合には、端末状態テーブルTBの端末状態として「無
応答」と記録し、最終通信時刻等を更新する。また、メ
ッセージログファイルMLにその旨を記録する。
【0057】3.2.タイマ値の制御動作 図5は、上述した端末・サーバ間の通信状態の遷移と端
末の保有するタイマ値の変化を示したものである。ま
ず、通常の通信状態(自センタIP交互)では、タイマ
値がタイマIに設定されている(S20)。そして、管
轄センタ内のいずれかのサーバからタイマIで設定され
た時間内に応答がない場合は、自センタIP固定に移行
し、この通信状態においては、タイマの値は変更せずタ
イマIのままである(S21)。
【0058】続いて、自センタIP固定の状態におい
て、正常稼働のサーバからタイマIで設定された時間内
に応答信号が返送されない場合は、他センタIP交互の
通信状態に移行する。この状態では、他センタの管轄下
にある端末からのアクセスと競合し、他センタのサーバ
からの応答信号の送出が遅くなると予測されるので、タ
イマ値を延ばして、タイマIIとする(S22)。
【0059】他センタIP固定の場合は、さらに他セン
タで正常に稼働しているサーバの負荷が高くなり、応答
信号の送出が遅くなると推測されるので、タイマ値を延
ばしてタイマIIIとする(S23)。すなわち、タイマ
I<タイマII<タイマIIIの関係を満たし、サーバ側の
稼働状態に応じて輻輳を回避することができるようにな
っている。
【0060】一方、他センタIP固定の状態において、
障害のあったサーバからの確認信号を端末側で受信する
と、他センタIP交互の状態に移行し、タイマ値がタイ
マIIに変更される(S22)。同様に、障害のあったサ
ーバからの確認信号の授受により、他センタIP交互、
自センタIP固定、自センタIP交互と通信状態が遷移
するのに伴い、タイマ値は、タイマII,タイマI,タイ
マIの順で推移する(S22→S21→S20)。
【0061】そして、自センタIP交互の状態から、他
センタの管轄下の端末からのアクセスにより自センタI
P交互(負荷)の状態になったときは、タイマ値がタイ
マIからタイマIIに変更され(S20→S24)、逆
に、他センタの管轄下の端末からのアクセスが減少して
自センタIP交互の状態になったときには、タイマ値が
タイマIIからタイマIに変更される(S24→S2
0)。
【0062】同様に、自センタIP固定の状態から、自
センタIP固定(負荷)の状態になったときは、タイマ
値がタイマIからタイマIIIに変更され(S21→S2
5)、負荷が解除された逆の場合は、タイマ値がタイマ
IIIからタイマIに変更される(S25→S21)。
【0063】さらに、自センタIP交互(負荷)の状態
において、管轄センタ内のいずれかのサーバからタイマ
IIで設定された時間内に応答がない場合は、自センタI
P固定(負荷)の状態に移行し、タイマ値がタイマIIか
らタイマIIIに変更される(S24→S25)。この自
センタIP固定(負荷)の状態において、障害のあった
サーバからの確認信号を端末側で受信すると、自センタ
IP交互(負荷)の状態に戻り、タイマ値がタイマIII
からタイマIIに変更される(S25→S24)。
【0064】4.実施形態の効果 このように、通常照会時に端末からサーバへ交互にアク
セスすることにより、サーバ側の負荷分散を図ることが
できる。そして、自センタから他センタへアクセス対象
のサーバを随時遷移させることにより、サーバの障害に
よりデータ照会ができなくなる可能性を小さくすること
ができる。また、端末側のタイマ値をサーバの稼働状況
や回線状態に応じて変更することにしたため、サーバに
アクセスする度にタイムアウトエラーが頻発するといっ
た事態を回避することができる。そして、端末からの応
答信号が所定時間内に返送されず、アクセス対象外とさ
れたサーバから復旧信号を受信した場合には、再びその
サーバをアクセス対象とすることができ、通信状態の遷
移によって特定のサーバにアクセスが集中して輻輳が生
じやすくなるという弊害を防止することができる。
【0065】5.変形例 本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例
えば以下のように種々の変形が可能である。 (1)上記実施形態では、コネクションレスでレスポン
スを高めるため、転送プロトコルとしてUDPを用いた
が、TCPなど種々の通信プロトコルを用いることも可
能である。 (2)上記実施形態では、一律に所定時間応答がない端
末に対しては、サーバ側から信号を送信して、端末側の
ステータスを取得する動作に移行したが、この所定時間
(端末に対する管理時間幅)を適宜変更するようにして
もよい。すなわち、通常、アクセス数の多い端末に対し
ては、この時間幅を短くし、アクセス数の少ない端末に
対しては、時間幅を長くするなど種々の対応が可能であ
る。 (3)クライアント端末からサーバにアクセスする順序
は、ランダムにしてもよい。例えば、5台のサーバ(サ
ーバ1〜5)がセンタ内に配置されている場合、1サイ
クル目は、サーバ3,1,5,2,4の順でアクセス
し、2サイクル目は、サーバ2,1,4,3,5といっ
たように各サイクル毎にランダムにセンタ内のサーバの
アドレスを指定してアクセスすることが可能である。 (4)タイマ値の設定は適宜変更可能である。例えば、
自センタIP固定の場合をタイマIIとし、他センタIP
交互の場合をタイマIIIとし、他センタIP固定の場合
をタイマIVとすることができる(タイマI<タイマII<
タイマIII<タイマIV)。また、個々のタイマ値(タイ
マI,タイマII,・・・の値)を時間帯に応じて、変動
させることも可能である。つまり、通常の時間帯では、
タイマIの値を2秒、タイマIIの値を4秒、タイマIII
の値を8秒などとしておき、統計上センタサーバへのア
クセスが多い時間帯には、タイマIの値を3秒、タイマ
IIの値を6秒、タイマIIIの値を12秒などとすること
ができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、クライアント端末から毎回異なるアドレスを指
定してサーバにアクセスして照会を行うことにより、ト
ランザクションが分散され、高いレスポンスを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるデータ照会システムの基本
構成を示したものである。
【図2】同上データ照会システムにおける基本動作シー
ケンスを示したものである。
【図3】本実施形態にかかるデータ照会システムの基本
構成を示したものである。
【図4】同上データ照会システムにクライアント端末と
サーバとの信号のやり取りおよびサーバ側での各種情報
の書き込み動作をまとめて表現したものである。
【図5】同上データ照会システムにおける端末とサーバ
との状態遷移と端末の保有するタイマ値との関係を示し
たものである。
【図6】端末装置およびサーバのハードウェア構成を示
したものである。
【符号の説明】
CT (クライアント)端末 SV(SV1,SV2,SV3,SV4) サーバ SL(SL1,SL2,SL3,SL4) 照会ログ ML(ML1,ML2,ML3,ML4) メッセージ
ログ DB(DB1,DB2,DB3,DB4) データベー
ス A 第1DBセンタ B 第2DBセンタ WC 監視センタ
フロントページの続き (72)発明者 大倉 和浩 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 上田 裕子 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 Fターム(参考) 5B085 AC03 AC12 AC16 BG07 5B089 GA11 GA21 GB02 HA01 JB16 JB17 KA12 KB04 KC23 KC29 MC04 MC06 MD02 ME04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々ネットワーク上の固有のアドレスを
    有するn台のサーバからなるサーバ群と該ネットワーク
    を介して接続され得る端末装置において、 前記サーバ群に含まれるm台のサーバを第1のアドレス
    指定対象サーバとし、該サーバに対する第i回目から第
    (i+m−1)回目までのアクセスの際に、該サーバの
    前記アドレスの中からそれぞれ異なるアドレスを順次ま
    たはランダムに指定するアドレス指定手段と、 前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスを有
    する前記サーバに向けて回線の接続を要求する回線接続
    要求信号を送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の端末装置において、 前記送信手段によって前記回線接続要求信号が送信され
    た前記サーバからの応答信号が所定のタイムアウト時間
    内に受信されたか否かを判定する判定手段を備え、 該判定手段によって前記タイムアウト時間内に前記サー
    バからの応答信号が受信されなかったと判定された場合
    には、前記アドレス指定手段は、当該サーバを前記第1
    のアドレス指定対象サーバから外すことを特徴とする端
    末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の端末装置において、 前記判定手段によって前記第1のアドレス指定対象サー
    バのすべてから前記応答信号が前記タイムアウト時間内
    に受信されなかったと判定された場合には、 前記アドレス指定手段は、前記サーバ群から前記第1の
    アドレス指定対象サーバを除いた(n−m)台のサーバ
    に含まれるk台のサーバを第2のアドレス指定対象サー
    バとし、該サーバに対する第j回目から第(j+k−
    1)回目までのアクセスの際に、該サーバの前記アドレ
    スの中からそれぞれ異なるアドレスを順次またはランダ
    ムに指定することを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の端末装置にお
    いて、 前記アドレス指定手段によってアドレス指定の対象とさ
    れる前記サーバの稼働状況に応じて前記タイムアウト時
    間を変更する手段を備えたことを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の端末装
    置において、 前記アドレス指定手段によってアドレス指定の対象外と
    された前記サーバから所定の信号を受信した場合には、
    このサーバを再び前記アドレス指定対象のサーバとする
    ことを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 他サーバとともにネットワークを介して
    1または複数の端末装置に接続され得るサーバにおい
    て、 自サーバに対して回線接続要求信号を送信し、所定時間
    内に応答信号が返送されなかったために前記他サーバを
    アクセスの対象としている端末装置に対して、自サーバ
    との通信が可能である旨を前記端末装置に通知する手段
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して1または複数の端
    末装置に接続され得るサーバにおいて、 自サーバに対する最終アクセス時刻から所定時間を経過
    しても自サーバに対するアクセスがない前記端末装置に
    対して所定の信号を送信する手段を備えたことを特徴と
    するサーバ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載のサーバにおい
    て、 電源が切断され、再起動が完了した後、前記ネットワー
    クを介して接続された一部またはすべての前記端末装置
    に向けて所定の信号を送信する手段を備えたことを特徴
    とするサーバ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5のいずれかに記載の端末装
    置と、請求項6〜8のいずれかに記載のサーバとを備え
    たことを特徴とするクライアントサーバシステム。
  10. 【請求項10】 各々ネットワーク上の固有のアドレス
    を有するn台のサーバからなるサーバ群と該ネットワー
    クを介して接続され得る端末装置を制御するプログラム
    を記録した記録媒体において、 前記プログラムは、 前記サーバ群に含まれるm台のサーバを第1のアドレス
    指定対象サーバとし、該サーバに対する第i回目から第
    (i+m−1)回目までのアクセスの際に、該サーバの
    前記アドレスの中からそれぞれ異なるアドレスを順次ま
    たはランダムに指定するアドレス指定過程と、 前記アドレス指定過程によって指定されたアドレスを有
    する前記サーバに向けて回線の接続を要求する回線接続
    要求信号を送信する送信過程と、 を備えたことを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の記録媒体におい
    て、 前記プログラムは、 前記送信過程によって前記回線接続要求信号が送信され
    た前記サーバからの応答信号が所定のタイムアウト時間
    内に受信されたか否かを判定する判定過程を備え、 該判定過程において前記タイムアウト時間内に前記サー
    バからの応答信号が受信されなかったと判定された場合
    には、前記アドレス指定過程において当該サーバを前記
    第1のアドレス指定対象サーバから外すことを特徴とす
    る記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の記録媒体におい
    て、 前記プログラムは、 前記判定過程において前記第1のアドレス指定対象サー
    バのすべてから前記応答信号が前記タイムアウト時間内
    に受信されなかったと判定された場合には、 前記アドレス指定過程において、前記サーバ群から前記
    第1のアドレス指定対象サーバを除いた(n−m)台の
    サーバに含まれるk台のサーバを第2のアドレス指定対
    象サーバとし、該サーバに対する第j回目から第(j+
    k−1)回目までのアクセスの際に、該サーバの前記ア
    ドレスの中からそれぞれ異なるアドレスを順次またはラ
    ンダムに指定することを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の記録媒
    体において、 前記プログラムは、 前記アドレス指定過程においてアドレス指定の対象とさ
    れる前記サーバの稼働状況に応じて前記タイムアウト時
    間を変更する過程を備えたことを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかに記載の
    記録媒体において、 前記プログラムは、 前記アドレス指定過程によってアドレス指定の対象外と
    された前記サーバから所定の信号を受信した場合には、
    このサーバを再び前記アドレス指定対象のサーバとする
    ことを特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 他サーバとともにネットワークを介し
    て1または複数の端末装置に接続され得るサーバを制御
    するプログラムを記録した記録媒体において、 前記プログラムは、 自サーバに対して回線接続要求信号を送信し、所定時間
    内に応答信号が返送されなかったために、前記他サーバ
    をアクセスの対象としている端末装置に対して、自サー
    バとの通信が可能である旨を前記端末装置に通知する過
    程を備えたことを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して1または複数の
    端末装置に接続され得るサーバを制御するプログラムを
    記録した記録媒体において、 前記プログラムは、 自サーバに対する最終アクセス時刻から所定時間を経過
    しても自サーバに対するアクセスがない前記端末装置に
    対して所定の信号を送信する過程を備えたことを特徴と
    する記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載の記録媒
    体において、 前記プログラムは、 電源が切断され、再起動が完了した後、前記ネットワー
    クを介して接続された一部またはすべての前記端末装置
    に向けて所定の信号を送信する過程を備えたことを特徴
    とする記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018125006A (ja) * 2011-09-27 2018-08-09 オラクル・インターナショナル・コーポレイション トラフィックディレクタ環境におけるトラフィックのアクティブ−パッシブルーティングおよび制御のためのシステムおよび方法

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JPH09319689A (ja) * 1996-05-27 1997-12-12 Nec Corp サーバ選択方式
JPH10198642A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Fujitsu Ltd サーバ装置
JPH10276228A (ja) * 1997-01-29 1998-10-13 Fujikura Ltd サーバを多重化したlanシステム及びlanシステムにおけるサーバ診断装置

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