JP2000170610A - 内燃機関における燃焼方法 - Google Patents

内燃機関における燃焼方法

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JP2000170610A
JP2000170610A JP10377831A JP37783198A JP2000170610A JP 2000170610 A JP2000170610 A JP 2000170610A JP 10377831 A JP10377831 A JP 10377831A JP 37783198 A JP37783198 A JP 37783198A JP 2000170610 A JP2000170610 A JP 2000170610A
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internal combustion
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Tatsui Yonede
達維 米出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性化した空気及び活性化した液体燃料を
用いることにより内燃機関の燃焼効率をあげる。 【構成】 活性化した空気をエアークリーナーに送付
及び液体燃料そのものを活性化させ、気化器に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明による内燃機関における燃
焼方法は、主に、ガソリンエンジン、ジーゼルエンジン
及びガスタービンエンジン等に使用されるものである。
これらの内燃機関は、日常、広く、エネルギー源として
用いられ、人類のあらゆる生活の基盤を支えるものであ
る。従って、これらのエネルギー源としての内燃機関の
燃焼効率の上昇は、燃費の低下という経済的な効果に加
え、その結果として、排出ガス量を低下させることによ
る環境への影響は、計り知れない大きなものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関では、エアークリーナー
によって、外気から塵埃を取除いた空気を直接、燃焼に
使用している。すなわち、燃焼効率の上昇と言う観点か
らは、直接、燃焼に使用する空気は、含まれる塵埃を除
去する以外には、全く、処理や改良が加えられていない
空気である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より、内燃機関の
燃焼効率をあげ、排出ガスを抑制することは、関係者の
最大の課題である。この様な課題を、解決するために
は、次の3つの視点からの検討が必要である。第1点
は、エンジン及び関連部分の物理的(熱的)及び機械的
な研究、改良である。第2点は、燃料である、ガソリン
や軽油自身の成分及び構成等の化学的研究、改良であ
る。第3点は、燃料を燃焼させる空気についての研究、
改良である。さて、現在では、第1点の技術について
は、内燃機関のメーカーで行われている。第2点の技術
については、石油化学メーカーで行われている。しかる
に、第3点の燃焼空気については、全く、従来より、こ
れといった、研究、改良がなされていない。常に、外界
に存在する自然のままの空気を使用している。さて、燃
焼という現象に注目した場合、第3点の燃焼空気に関す
る研究成果は、第1点や第2点での研究成果に比し、勝
るとも劣らぬ大きな影響を与える可能性があることは、
容易に推測することが出来る。従って、この第3点の燃
焼空気に関する研究及び改良が適切なものであれば、人
類にとって、計り知れない大きな効果と利益をもたらす
ことは明らかである。本発明による内燃機関における燃
焼方法は、この第3点の燃焼空気についての、新しい研
究成果であると言うことが出来る。
【0004】
【課題を解決するための手段】空気に誘導電流が流れる
様に、構成した装置を利用して、空気に、誘導電流を流
した場合には、特に、空気中の酸素分子の最外殻の電子
の軌道が大きくなる等の物理的変化により、エネルギー
を吸収し、その結果、分子運動が激しくなる。いわゆ
る、物理的に活性化した酸素分子となる。この様な活性
化した酸素分子を有する空気を、内燃機関の燃焼空気と
して使用することにより、特殊で、且つ、強力な酸化作
用により燃焼効率を高めることが出来る。また、直接、
燃料パイプ内を流れる液体燃料そのものに、外部の電磁
石により、磁界をかけ、この磁界の強さを変化させるこ
とにより、液体燃料そのものに誘導電流を流すことによ
り、エネルギーを注入し、液体燃料そのものを、物理的
に変質させる。すなわち、物理的に活性化される。この
場合、特に、液体燃料を構成する酸素分子が、活性化さ
れる。この様な液体燃料を使用することにより燃焼効率
を高めることが出来る。尚、この場合には、燃料パイプ
内には、酸素ガスが絶対に侵入することがない様に、構
成することが必要条件である。当然のことながら、液体
燃料そのものに、誘導電流を流す時に、同じ場所に酸素
分子が存在すると、爆発する危険がある。
【0005】
【作用】本発明による内燃機関における燃焼方法では、
エンジンのシリンダーに供給する空気について、あらか
じめ、誘導電流を流すことにより、酸素ガスが活性化さ
れた空気を、使用することにより、その特殊で、且つ、
強力な酸化作用により、燃料をより早く、完全に燃焼し
盡くすことが出来る。また、燃料パイプ内に流れる液体
燃料そのものに、電磁石により誘導電流を流し、エネル
ギーを注入し、活性化することも出来る。従って、物理
的に変質した液体燃料は、より早く、完全に、酸化反応
を行なうことが出来る様になる。その結果、燃費を低減
させると共に、未酸化の有害物質の生成を抑え、同時
に、排出する炭酸ガスの量も低減させることが出来る。
特に、エンジンのシリンダー内での燃焼時間は、非常に
短く、燃焼速度を高めることが出来る。この事は、燃焼
による熱エネルギーを、運動エネルギーに変換する際の
エネルギー変換効率を高めることにつながる。すなわ
ち、結果としてより大きなパワーを取出すことが出来る
ということである。以上の様に、物理的に活性化された
空気及び液体燃料を使用することにより、内燃機関の燃
焼効率を高めると言う、従来からの最終目的を達成する
ことが出来る。
【0006】
【実施例】図1は本発明による内燃機関における燃焼方
法の一実施例についてのシステムの説明図である。図2
及び図3は、本発明による内燃機関における燃焼方法
で、特に、燃料パイプ内を流れる液体燃料そのものを、
活性化する方法についての、一実施例の正面図及び側面
図である。図1において、1はエンジンのシリンダーで
ある。その上部には吸気及び排気のため吸気バルブ1a
及び排気バルブ1bが設けられている。2はエアークリ
ーナーであり、空気中の塵埃を除去するためのものであ
る。3は気化器であり、液体燃料を気化させ、ガス化さ
せるためのものである。ガス化された燃料ガスを2のエ
アークリーナーによって除塵された空気に混入する。こ
の混入ガスを、6の吸気管により、吸気バルブ1aを通
じシリンダー11内に送る。さて、通常は、エアークリ
ーナー2により外界から空気を取入れるのであるが、図
1に示す様に、本発明による内燃機関における燃焼方法
の一実施例においては、エアークリーナー2は、連結配
管8により、活性器5と通じている。そのため外界の空
気は、一旦、活性器5に入り、ここで、特に、酸素分子
が物理的に活性化された活性空気となり、連結配管8を
通じエアークリーナー2に入ることになる。無論、この
場合、外界の空気は、エアークリーナー2に入り、次
に、活性器に入り活性空気となる場合も考えられる。こ
の活性空気に、気化器3で気化された燃料ガスが、混入
され、シリンダー1の吸気バルグ1aを通じ、シリンダ
ー内に導入される。4はマフラーであり、7の排気管に
よって、シリンダー1の排気バルブ1bに接続されてい
る。従って、シリンダー1内で燃焼した排気ガスは、排
気バルブ1bから、7の排気管により、マフラー4を通
じて外界に排出される。さて、図2及び図3において、
9は燃料パイプである。10は、この燃料パイプ9内を
流れる液体燃料であり、ガソリンや軽油等である。11
は、電磁石の鉄芯であり、この鉄芯11中に磁束が分布
する。12は、巻線コイルであり、エナメル線、ホルマ
ール線及びウレタン線等の絶縁皮膜を有する銅線であ
る。13は、ボビンであり、ベーク板等のプラスチック
絶縁物よりなる巻線コイルの巻芯である。
【0007】
【発明の効果】本発明による内燃機関における燃焼方法
では、エンジンのシリンダー内で、燃料ガスを燃焼させ
るために必要な空気は、特に、活性器によって、物理的
に活性化され、大きなエネルギーを与えられた酸素分子
を含むため、その特殊で強力な酸化力により、より早
く、完全に燃料ガスを燃焼させることが出来る。また、
液体燃料であるガソリンや軽油等に、直接、誘導電流を
流すことにより、液体燃料そのものを活性化し、エネル
ギーを注入し、物理的に変質した液体燃料は、より早
く、完全に酸化反応を進めることが出来る。以上より、
内燃機関の燃焼効率をあげ、その結果として、炭酸ガス
の排出量を抑え、同時に燃費を低くすることが出来る。
また、不完全燃焼により生ずる有害ガスの排出を抑える
ことが出来ることは言うまでもない。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関における燃焼方法の一実
施例についての説明図である。
【図2】及び
【図3】は本発明による内燃機関における燃焼方法で、
特に、燃料パイプ内を流れる液体燃料そのものを活性化
する方法についての一実施例の一部を示す正面図及び側
面図である。
【符号の説明】
1. シリンダー 1a. 吸気バルグ 1b. 排気バルグ 2. エアークリーナー 3. 気化器 4. マフフー 5. 活性器 6. 吸気管 7. 排気管 8. 連結配管 9. 燃料パイプ 10. 液体燃料 11. 電磁石鉄芯 12. 巻線コイル 13. ボビン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石により空気中に誘導電流を流すこ
    とにより酸素分子を物理的に活性化させ、エンジンを駆
    動するための燃焼用空気として使用することよりなる内
    燃機関における燃焼方法。
  2. 【請求項2】 電磁石により、燃料パイプを流れる液体
    燃料に誘導電流を流すことにより液体燃料そのものを活
    性化させ、エンジンを駆動するための液体燃料として使
    用することよりなる内燃機関における燃焼方法。
JP10377831A 1998-12-10 1998-12-10 内燃機関における燃焼方法 Pending JP2000170610A (ja)

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