JP2000165875A - メモリ量の少ない動画像解像度変換符号化・復号装置 - Google Patents

メモリ量の少ない動画像解像度変換符号化・復号装置

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JP2000165875A
JP2000165875A JP33577098A JP33577098A JP2000165875A JP 2000165875 A JP2000165875 A JP 2000165875A JP 33577098 A JP33577098 A JP 33577098A JP 33577098 A JP33577098 A JP 33577098A JP 2000165875 A JP2000165875 A JP 2000165875A
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志雄 呉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用メモリ及びメモリアクセス量の少ない動
画像符号化復号装置を提供する。 【解決手段】 圧縮符号化された画像信号の入力が可変
長復号手段21(VLD)に接続され、VLDの可変長復号さ
れた動きベクトルなどの制御情報s21−2が動き補償
手段26(MC)に接続され、VLDの可変長復号された画
像データ信号s21−1が逆量子化手段22(IQ)に接
続され、IQの出力s22が、解像度変換離散余弦逆変換
手段13(IDCT)に接続され、IDCTの出力s13が加算
手段24に接続され、加算手段の出力s24が外部端子
及びデータ圧縮手段11に接続され、データ圧縮手段の
出力s11がメモリ25に接続され、メモリの出力s2
5データ伸長手段12に接続され、データ伸長手段の出
力s12が解像度変換動き補償手段14(MC)に接続さ
れ、MCの出力が加算手段24に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像の符号化・
復号化装置に用いられ、画像符号化復号化時におけるメ
モリ及び演算量の効果的削減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術として例え
ば、下記の文献に記載されるものがあった。文献名:藤
原 洋監修、“最新MPEG教科書”、アスキー出版
社、pp129-pp155。
【0003】前記文献には、動画像符号化の国際標準で
あるMPEG2の符号化方法及び復号方法が記載されてい
る。図3は従来の動画像符号化方法の構成図である。図
3において、動画像のフレームあるいはフィールドの入
力信号が動き検出手段40(ME)及び減算手段31に
接続され、動き検出手段の出力s40が動き補償手段3
9に接続されている。一方、減算手段の出力s31が離
散余弦変換手段32(DCT)に接続され、DCTの出
力s32が量子化手段33に接続され、量子化手段の出
力s33が可変長符号化手段34及び逆量子化手段35
に接続され、可変長符号化手段の出力s34が外部端子
に接続され、逆量子化手段の出力s35が離散余弦逆変
換手段36(IDCT)に接続され、IDCTの出力s
36が加算手段37に接続され、加算手段の出力s37
がメモリ38に接続され、メモリの出力s38が動き補
償手段39(MC)に接続され、MCの出力s39が減
算手段31及び加算手段37に接続されている。
【0004】図2は従来の動画像復号方法の構成図であ
る。図2において、圧縮符号化された画像信号の入力が
可変長復号手段(以下、VLDと略す)21に接続され、V
LD21の可変長復号された動きベクトルなどの制御情報
s21−2が動き補償手段(以下、 MCと略す)26に接
続され、VLD26の可変長復号された画像データ信号s
21−1が逆量子化手段(以下、 IQと略す)22に接
続され、IQ22の出力s22が、離散余弦逆変換手段
(以下、 IDCTと略す)23(IDCT)に接続され、IDCT
23の出力s23が加算手段24に接続され、加算手段
24の出力s24が外部端子及びメモリ25に接続さ
れ、メモリ25の出力s25がMC26に接続され、MC2
6の出力が加算手段24に接続されている。
【0005】図3の動画像符号化装置において、動画像
のあるフレーム(あるいはフィールド)信号が入力され
ると、動き検出手段40では、現画像フレームと過去の
参照画像フレームとの動きを検出すると共に、現画像フ
レームに対してフレーム内符号化あるいはフレーム間予
測符号化を行うかを判断し、該判定結果および動き情報
s40を動き補償手段39に出力する。減算手段31で
は、フレーム内符号化の場合に入力されたままの画像信
号を、フレーム間符号化の場合に後述の動き補償手段3
9からの予測画像信号との差分を、s31として出力す
る。DCT32では、前記画像信号あるいは画像の予測
誤差信号s31に対して離散余弦変換を行い、変換画像
信号s32を出力する。量子化手段33では、前記変換
された画像信号に対して量子化をし、量子化インデクス
s33を出力する。可変長符号化手段34では、該量子
化インデクスs33などの信号を可変長符号化し、符号
化ビットストリームs34を外部端子に出力する。逆量
子化手段35では、入力される量子化インデクスs33
に対して逆量子化をし、変換画像信号s35を生成す
る。IDCT36では、該変換画像信号s35を逆変換
し、画像信号あるいは予測誤差信号s36を生成する。
加算手段37では、フレーム内符号化の場合に入力され
たままの画像信号を、フレーム間符号化の場合に後述の
動き補償手段39からの予測画像信号との和s37を出
力する。メモリ38では、加算手段38より出力される
画像信号s38を格納し、次のフレームの参照フレーム
として動き補償手段39に出力する。動き補償手段39
では、前記メモリ38から、前記動き検出手段40より
入力される動き情報s40に従って、参照画像を読み出
し、該参照画像信号s39を前記減算手段31及び加算
手段37に出力する。参照画像信号s39は次の画像の
符号化に使用される。
【0006】一方、図2の動画像復号装置において、MP
EG2などの圧縮符号化された画像信号が入力されると、V
LD21では、該符号化された画像信号を解読し、動きベ
クトルなどの情報s21−2をIMC26に出力し、画像
データ信号s21−1をIQ22に出力する。IQ22で
は、入力される画像データに対して逆量子化をし、逆量
子化された画像信号s22を出力する。IDCT23では、
入力される画像信号に対してIDCTをし、復元画像データ
s23をする。MC26では、入力される動きベクトルな
どの情報s21−2から画像の動きベクトル情報によっ
て示された位置に従って、メモリ25から参照画像デー
タs26を読み出す。加算手段24では、該読み出され
た参照画像データs26と前記IDCTの出力する画像デー
タs23との和s24を出力する。該参照画像データと
IDCT画像データとの和が復元された現画像である。メモ
リ25では、該復元された現画像を保存し、次の画像の
参照画像とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような動
画像復元方法では、参照画像を保存するために、大きい
メモリとそれに伴う多くのメモリアクセスが必要であ
る。特にHDTVなどの大きな画像では、メモリ及びメモリ
アクセスに対する負担がかなり大きい。従って、より多
くのメモリ量とより高速なメモリアクセスが要求され、
より高価な装置となってしまう。また、HDTVなどの
高解像度画像をSDTVなどの低解像度受信機で受信す
る場合には、解像度を変換しなければならないため、メ
モリ及び処理量の軽減が大変重要な課題となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像復号装置
は、離散余弦変換、量子化、および可変長符号化された
画像信号を復号する可変長復号手段と、可変長復号手段
から出力される復号された画像信号を逆量子化する逆量
子化手段と、逆量子化手段から出力される逆量子化され
た画像信号を離散余弦逆変換及び解像度変換する解像度
変換離散余弦逆変換手段と、解像度変換離散余弦逆変換
手段から出力される離散余弦逆変換され解像度変換され
た画像信号と解像度変換された参照画像信号とを加算し
て復元画像を生成する加算手段と、加算手段から出力さ
れる復元画像を圧縮するデータ圧縮手段と、データ圧縮
手段から出力される圧縮された復元画像を格納するメモ
リと、メモリから出力される圧縮された参照画像信号を
伸長するデータ伸長手段と、データ伸長手段から出力さ
れる伸長された参照画像を動き補間する動き補償手段
と、を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】《具体例1》以下、本発明による
具体例1の動画像復元装置について詳細に説明する。
【0010】<構成>図1は本発明による具体例1の動
画像復元装置の構成図である。本発明の具体例1の動画
像復元装置は、図2に示した従来の動画像復元装置にお
いて、解像度変換機能を付加した離散余弦逆変換手段
(以下、解像度変換IDCTと略す)13と、解像度変
換機能を付加した動き補償手段(以下、解像度変換MC
と略す)14と、加算手段24とメモリ25との間にデ
ータ圧縮手段11と、を設け、加算手段24より出力さ
れた復元画像データs24を圧縮してメモリ25に格納
するようにし、そして、メモリ25とMC26の間にデー
タ伸長手段12を設け、メモリ25から読み出された圧
縮参照画像データs25を復元させてMC26に出力する
ように構成している。
【0011】<動作>図1において、VLD21、及びIQ
22、及び加算手段24、及びメモリ25は、前記従来
の動画像復号装置のものと同じ動作をする。
【0012】解像度変換IDCT13では、入力される
逆量子化された画像信号s22に対して、従来のIDC
Tに加えて、解像度変換をも行うようにしている。該解
像度変換は、例えば、横方向または縦方向の隣接画素間
の平均を求める事による横方向または縦方向の解像度を
1/2に変換する方法がある。この方法は、従来のIDC
Tの後に画素間の平均を求める事によって実現できる
が、IDCT演算の途中経過を出力する事によっても実
現できる。例えば、従来の1次元8画素のIDCTは、
(1)式のように表す事ができる。この(1)式は
(2)式のように変形する事が出来、(2)式の出力の
上半分が隣接画素同士の平均である。従って、(2)式
の上半分だけを算出すれば、従来のIDCTの半分の演
算量で、IDCT及び1/2解像度変換を行う事が出来、
高速化が実現できる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】解像度変換MC14では、入力される解像
度変換された画像データに対して、例えば、1/2解像度
変換された画像に対して、アップサンプリングし解像度
を元に戻してから従来と同様にMCを行い、そしてダウ
ンサンプリングして1/2解像度に戻すことによって実現
できる。1/2解像度におけるこのアップサンプリング
は、例えば、画素をコピーして2倍に増やす事によって
実現できる。また、1/2解像度へのダウンサンプリング
は、隣接画素の平均を取る事によって実現できる。ま
た、このアップサンプリング及びダウンサンプリングの
演算とMCの演算とを同時に行う事が可能で、演算量を
削減することができる。例えば、アップサンプリングさ
れた画像データ(a, a, b, b, c, c,)と現画像データ
(A, B, C, D,)との間の動きベクトルが1/2画素の場合
に、参照画像データが((a+a)/2, (a+b)/2, (b+b)/2, (b
+c)/2, )となり、現画像と参照画像との差分が(A-(a+a)
/2, B-(a+b)/2, C-(b+b)/2, D-(b+c)/2, )となる。それ
をダウンサンプリングすると、差分画像データが((A+B)
/2-(3a+b)/4, (C+D)/2-(3b+c)/4, )となる。それが1/2
解像度変換した現画像データ((A+B)/2, (C+D)/2, )と1/
2解像度における1/4画素動いた時の参照画像((3a+b)/
4, (3b+c)/4, )との差分と見なす事ができる。すなわ
ち、この解像度変換MCの演算は、動きベクトルを半分
にし、1/2解像度の画像を用いて直接算出できる。演算
対象の画素数が半減するので、演算量も半減する。
【0016】データ圧縮手段11は、例えば、入力され
る復元された画像データに対して、m×nのブロックに
分割しアダマル変換などの変換を行い、そして一定の符
号量に符号化する事によって実現できる。
【0017】データ伸長手段12は、入力される圧縮さ
れた画像データに対して、前記データ符号化手段11と
逆の動作をし、符号化されたデータを復号し、そして、
アダマル逆変換して画像データを復元する。
【0018】<効果>以上詳細に説明したように、本発
明の第1の具体例によれば、解像度変換IDCT及び解
像度変換IMCを設ける事によって、演算量及びメモリ
を大幅に削減する事ができる。しかし、解像度を低下さ
せると画像の品質も低下する。画像品質に対して厳しい
要求がある場合に、多用する事ができない。一方、デー
タ圧縮手段及びデータ伸長手段を設ける事によって効率
よく画像データを圧縮する事ができるので、画像の品質
の低下を最小限に押さえながらメモリを削減する事がで
きる。しかし、データ圧縮手段及びデータ伸長手段を設
ける事によって演算量が増加するという欠点もある。解
像度変換とデータ圧縮を組み合わせて適応的に選択する
事によって、両者の長所を生かし、短所を補う事がで
き、画像の品質の確保と演算量メモリ量の削減を両立さ
せる事ができる。例えば、横方向においてのみ1/2解像
度変換をし、演算量及びメモリ量を半減させ、そしてデ
ータ圧縮手段を用いて画像データを更に2/3に圧縮する
ような組み合わせが考えられる。演算量を増加させる事
なく全体としてメモリを1/3に圧縮できる。また、横方
向のみ解像度変換及び2/3のデータ圧縮を用いているの
で、画像品質の低下も押さえられる。
【0019】《具体例2》 <構成>本発明の具体例2の動画像復号装置は、図4に
示すように、本発明の具体例1の動画像復号装置におい
て、加算手段24と外部端子の間にフィルタ手段15を設
けるように構成されている。
【0020】<動作>フィルタ手段15では、加算手段
24より出力される復元された画像信号の内フレーム内
符号化復号化された画像信号及びそれに続く複数フレー
ム分のフレーム間予測符号化復号された画像信号に対し
て、それぞれ特性の異なる1連のローパスフィルタをか
ける。これらのローパスフィルタは、例えば、(3)式
のようなローパスの特性が徐々に弱まるような係数を持
つフィルタによって構成する事ができる。
【0021】
【数3】
【0022】復号側のみで解像度変換またはデータ圧縮
する事によって、符号化側と復号側とで参照画像が異な
ってくる。予測符号化を重ねていくとこのミスマッチが
累積され画像の品質が徐々に低下する。この累積された
ミスマッチはフレーム内符号化によって取り除く事がで
きるが、フレーム内符号化された画像とその直前のフレ
ーム間予測符号化画像との間に品質のギャップが生じる
というフリッカ現象が起きてしまう。図7の実線は、こ
の画像品質低下の様子を示す図である。一方、このミス
マッチの原因である解像度変換及びデータ圧縮は一種の
ローパスフィルタと考える事ができる。従って、フレー
ム内符号化された画像とその直前のフレーム間予測符号
化画像との間に品質のギャップがローパスフィルタをか
けてない画像とローパスフィルタを複数回かけた画像と
のギャップだと考えられる。そこで、フレーム内符号化
された画像に対して強いローパスフィルタをかけ、それ
に続くフレーム間予測符号化画像に対して徐々に弱くな
るようなローパスフィルタをかける事によって、前述の
ギャップが解消され、安定した品質の画像が得られる。
図7の破線は、フィルタ手段によって、画像品質を安定
化させた様子を示している。
【0023】<効果>以上説明したように、本発明の具
体例2によれば、解像度変換またはデータ圧縮を用いた
動画像復号装置において、フレーム内符号化復号化され
た画像及びそれに続く複数枚のフレーム間予測符号化復
号化された画像に対して、ローパスフィルタ特性が徐々
に弱くなるような1系列のローパスフィルタをかける事
によって、動画像の時間方向の品質を安定させる事が出
来、全体としてフリッカ現象が押さえられ画像の品質が
向上する。
【0024】《具体例3》 <構成>本発明の具体例3の動画像符号化装置は、図5
に示すように、従来例の動画像符号化装置において、I
DCT36に変えて解像度変換機能を有する解像度変換
IDCT51と、MC39に変えて解像度変換機能を有
する解像度変換MC52を設けている。
【0025】<動作>解像度変換IDCT51では、入
力されるDCT変換され量子化逆量子化された画像信号
に対して、前記第1の具体例の動画像復号装置にある解
像度変換IDCTと同様に、IDCT及び解像度変換を
同時に行い、解像度変換された復元画像信号s51を出
力する。
【0026】解像度変換MC52では、前記第1の具体
例の動画像復号装置にある解像度変換MCと同様に、動
き補償後の参照画像を算出し、フル解像度の参照画像s
52−1を減算手段31に出力し、解像度変換された参
照画像s52−2を加算手段37に出力する。加算手段
37においては、解像度変換された画像を生成しメモリ
38に格納する。従って、解像度変換された分だけメモ
リ使用量が削減されると同時に、動画像解像度変換復号
装置と同じ解像度の参照画像が生成されるので、解像度
変換時の符号化側と復号側との参照画像のミスマッチが
解消され、安定した復元画像品質が得られる。
【0027】<効果>以上説明したように、本発明の第
3の具体例によれば、動画像符号化装置において、解像
度変換IDCTと解像度変換MCを設ける事によって、
メモリ使用量が削減されると同時に、解像度変換時の符
号化側と復号側との参照画像のミスマッチが解消され、
安定した復元画像品質が得られる。
【0028】《具体例4》 <構成>本発明の具体例4の動画像符号化装置は、図6
に示すように、本発明の具体例3の動画像符号化装置に
おいて、さらに、加算手段37とメモリ38との間にデ
ータ圧縮手段61、及びメモリ38と解像度変換MC手段
52の間にデータ伸長手段62を設けている。
【0029】<動作>データ圧縮手段61及びデータ伸
長手段62は、それぞれ前記第1の具体例の動画像復号
装置内のデータ圧縮手段11及びデータ伸長手段12と
同じ動作をし、画像データを圧縮してメモリ38に格納
し、あるいはメモリから圧縮された画像データを読み出
し伸長して解像度変換MC52に出力する。
【0030】<効果>以上説明したように本発明の具体
例4によれば、データ圧縮手段及びデータ伸長手段を設
ける事によって、同画像符号化装置のメモリ使用量を更
に削減すると同時に、具体例1の動画像復号装置と併用
する事によって、符号化側と復号側とで全く同じ参照画
像を生成できるので、ミスマッチによる再生画像品質の
劣化を防ぐ事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による具体例1の動画像復号装置の構成
図である。
【図2】従来例の動画像復号装置の構成図である。
【図3】従来例の動画像符号化装置の構成図である。
【図4】本発明による具体例2の動画像復号装置の構成
図である。
【図5】本発明による具体例3の動画像符号化装置の構
成図である。
【図6】本発明による具体例4の動画像符号化装置の構
成図である。
【図7】復号時の解像度変換またはデータ圧縮による画
像品質の低下を示す図である。
【符号の説明】
11, 61, データ圧縮手段 12, 62, データ伸長手段 13, 51, 解像度変換IDCT 14, 52, 解像度変換MC 15, フィルタ手段 21, 可変長復号手段(VLD) 22, 35, 逆量子化手段(IQ) 23, 36, 離散余弦逆変換手段(IDCT) 24, 37, 加算手段 25, 38, メモリ 26, 39, 動き補償手段(MC) 31, 減算手段 32, 離散余弦変換手段(DCT) 33, 量子化手段(Q) 34, 可変長符号化手段(VLC) 40, 動き検出手段(ME)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離散余弦変換、量子化、および可変長符
    号化された画像信号を復号する可変長復号手段と、 前記可変長復号手段から出力される復号された画像信号
    を逆量子化する逆量子化手段と、 前記逆量子化手段から出力される逆量子化された画像信
    号を離散余弦逆変換及び解像度変換する解像度変換離散
    余弦逆変換手段と、 前記解像度変換離散余弦逆変換手段から出力される離散
    余弦逆変換され解像度変換された画像信号と解像度変換
    された参照画像信号とを加算して復元画像を生成する加
    算手段と、 前記加算手段から出力される復元画像を圧縮するデータ
    圧縮手段と、 前記データ圧縮手段から出力される圧縮された復元画像
    を格納するメモリと、 前記メモリから出力される圧縮された参照画像信号を伸
    長するデータ伸長手段と、 前記データ伸長手段から出力される伸長された参照画像
    を動き補間する動き補償手段と、 を備えることを特徴とする動画像復号装置。
  2. 【請求項2】 フレーム内符号化され復号された画像及
    び前記フレーム内符号化され復号された画像に続く複数
    フレームのフレーム間予測符号化され復号された画像に
    対して異なる特性を有するフィルタをかけるフィルタ手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載の動画像復
    号装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ手段は、フレーム内符号化
    され復号された画像及び前記フレーム内符号化され復号
    された画像に続く複数フレームのフレーム間予測符号化
    され復号された画像に対して、ローパス特性が徐々に弱
    まるような特性を持つフィルタであることを特徴とする
    請求項2に記載の動画像復号装置。
  4. 【請求項4】 動画像をフレームあるいはフィールド毎
    に入力し、現フレームあるいはフィールドと過去のフレ
    ームあるいはフィールド(以下フレームあるいはフィー
    ルドを統合してフレームと呼ぶ)との動きを検出して動
    き情報を出力し、フレーム内符号化あるいはフレーム間
    予測符号化のどちらを行うかを判定する動き検出手段
    と、 前記動き検出手段から出力される動き情報に従ってメモ
    リから参照画像を読み出して動き補償を行って動き補償
    された参照画像を出力し、さらに前記動き補償された参
    照画像の解像度を変換し、加算手段に出力する解像度変
    換動き補償手段と、 前記解像度変換動き補償手段から出力される動き補償さ
    れた参照画像と前記フレーム毎に入力された現画像との
    差分を取って動き補償予測誤差画像を生成する減算手段
    と、 前記減算手段から出力される動き補償予測誤差画像に対
    して離散余弦変換を行う離散余弦変換手段と、 前記離散余弦変換手段から出力される変換された画像を
    量子化する量子化手段と、 前記量子化手段から出力される量子化された画像を可変
    長符号化する可変長符号化手段と、 前記可変長符号化手段から出力される量子化された画像
    を逆量子化する逆量子化手段と、 前記逆量子化手段から出力される逆量子化された画像に
    対して離散余弦逆変換及び解像度変換を行う解像度変換
    離散余弦逆変換手段と、 前記解像度変換離散余弦逆変換手段から出力される離散
    余弦変換され解像度変換された画像と前記解像度変換動
    き補償手段から出力される解像度変換された参照画像と
    の和を取って画像を復元する加算手段と、 前記加算手段から出力される解像度変換され復元された
    画像を格納して後続のフレームの参照画像とするメモリ
    と、 を備えることを特徴とする動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記加算手段から出力される解像度変換
    され復元された画像を圧縮するデータ圧縮手段と、 前記データ圧縮手段から出力される圧縮された画像信号
    を格納するメモリと、 前記メモリから出力される圧縮された画像を伸長して後
    続のフレームの参照画像とするデータ伸長手段と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の動画像符号
    化装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれかに記載の動画
    像復号装置と、 請求項4または5に記載の動画像符号化装置と、 を備えることを特徴とする動画像符号化復号装置。
JP33577098A 1998-11-26 1998-11-26 メモリ量の少ない動画像解像度変換符号化・復号装置 Pending JP2000165875A (ja)

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