JP2000163100A - 有用な信号をフィルタリングし、これを周囲雑音が存在するときに回復するためのオ―ディオ処理装置、受信器、及びフィルタリング方法 - Google Patents

有用な信号をフィルタリングし、これを周囲雑音が存在するときに回復するためのオ―ディオ処理装置、受信器、及びフィルタリング方法

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JP2000163100A
JP2000163100A JP11307105A JP30710599A JP2000163100A JP 2000163100 A JP2000163100 A JP 2000163100A JP 11307105 A JP11307105 A JP 11307105A JP 30710599 A JP30710599 A JP 30710599A JP 2000163100 A JP2000163100 A JP 2000163100A
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filtering
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Gilles Miet
ミエ ジレ
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、集中的及び又は長い使用の場合で
も、雑音の多い環境においてユーザの音響的な快適さを
改善するオーディオ処理装置、無線受信器、並びに、フ
ィルタリング方法及び受信方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、雑音の多い環境において使用
者の音響的な快適さを高めるための多くのオーディオ装
置、特に移動式自動車電話に関する。特に有利な実施例
は、「ハンドフリー」式の場合に提案される。本発明
は、オーディオ信号のスペクトル包絡線を周囲雑音の関
数として変更するためのオーディオ信号処理装置を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声帯域に配置され
るスペクトル包絡線を有する有用な信号をフィルタリン
グし、周囲雑音が存在するときに有用な信号を復元する
オーディオ処理装置に関する。本発明はまたかかる受信
器を含む電話機に関する。
【0002】本発明は更に、有用な信号のスペクトル包
絡線を周囲雑音が存在するときに復元する前に変更する
ための、フィルタリング方法及び音声帯域に位置するス
ペクトル包絡線を有する有用な信号を受信する受信方法
に関する。本発明は雑音の多い環境において使用されう
る電子オーディオ装置に関する。本発明は特に、車内で
使用されえ、エンジン及び/又はカーラジオの雑音に関
する音響的な迷惑さを減少することを可能とする移動無
線電話機に適用される。
【0003】
【従来の技術】米国特許第4,052,720号は、サ
ラウンドセンサを有する作業場所においてランダムな周
囲雑音を分配し、分配された周囲雑音のスペクトル及び
振幅を様々なセンサによって所定の時間感覚で測定され
た或るサラウンドパラメータの値の関数として調整する
動的周囲雑音制御システムを記載する。
【0004】このシステムは、作業場所におけるユーザ
に対して特に生産性を高めるためまたは様々な会話の間
の妨害の効果を減少するために正の影響を有することが
意図される。これは、全体の周囲雑音の雑音レベルの増
加という欠点を有し、これは長期間に亘ってユーザに対
して特定の迷惑感を生じうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集中的及び
又は長い使用の場合でも、雑音の多い環境においてユー
ザの音響的な快適さを改善するオーディオ処理装置、無
線受信器、並びに、フィルタリング方法及び受信方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
周囲雑音をタップする手段と、タップされた周囲雑音包
絡線のパラメータを抽出するためのスペクトル包絡線抽
出手段と、復元されるべき有用な信号のスペクトル包絡
線を変更するために上記包絡線のパラメータによって制
御されるディジタルフィルタ手段とを含み、上記フィル
タ手段はパラメータ表現されうる係数を有するディジタ
ルフィルタを含み、包絡線パラメータによってフィルタ
をパラメータ表現するために上記包絡線抽出手段と共働
することを特徴とする冒頭の段落に定義される種類のオ
ーディオ処理装置を提供する。
【0007】本発明の特徴によれば、装置は、サンプリ
ングされた周囲雑音の中に存在する音響的な反響を抑制
し、上記抽出手段に対して周囲雑音の推定値を供給する
ためにディジタルフィルタの出力信号によって制御され
る反響消去ループを含むことを特徴とする。同様に、本
発明は、周囲雑音をタップし、そこからスペクトル包絡
線の推定値を抽出し、そこから包絡線パラメータを導出
する取得及びスペクトル分析段階と、制御パラメータと
称される平均パラメータを獲得するために包絡線パラメ
ータ間の時間平均を計算する段階と、上記計算された制
御パラメータによってディジタルフィルタをパラメータ
表現するパラメータ表現段階と、上記ディジタルフィル
タによって有用な信号をフィルタリングするフィルタリ
ング段階とを含むことを特徴とする、冒頭の段落に記載
されるフィルタリング方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の面は、非制
限的な例として以下説明される実施例を参照することに
よって明らかとなろう。図1に示される装置の例は、雑
音の多い環境において使用されうる任意の電子オーディ
オ装置、特に自動車の中で使用されうる「ハンドフリ
ー」式の移動無線電話方式装置の中に統合されうる。こ
れはエンジンの雑音、及び電話による会話中にカーラジ
オがオンであればカーラジオの雑音に関連する音響的な
迷惑さを減少することを可能とする。
【0009】本発明の動作上の例では、有用な信号は、
従来のディジタル受信回路の符号化器/オーディオ復号
化器の出力上で得られるディジタル電話信号である。他
の動作上の例によれば、有用な信号は、無線装置、例え
ばカーラジオの出力から直接タップされうる。第1の例
は、無線電話通信が雑音の多い環境、特に公の場、又は
私的な車の中で受信される現在の状況に対応する。この
場合、これはエンジン及びカーラジオによる音響的な不
快さを減少することに関する。第2の例は、ユーザ、特
に、単に自分の自動車の中のラジオ又は無線装置によっ
て放送される録音された音楽(レーザディスク、カセッ
ト、カーラジオ等)を聴く運転者に適用される。これは
実際に主にオーディオ装置によって発せられたオーディ
オ信号に対するエンジン雑音の影響によって生ずる選択
的スペクトルマスク効果を減少することに関する。
【0010】或る周波数スペクトル及び或る振幅を有す
る周囲雑音は、可聴周波数の信号に対して2重のマスク
効果を発生する。有用な信号と雑音信号との間の低すぎ
る振幅比によるグローバルマスキングと称される第1の
効果は、例えば有用な信号の音量を増加することによっ
て補償されうる。これはそれでもなお長時間にわたって
使用されれば疲労感を与えるものである。周囲雑音のス
ペクトル組成による選択的スペクトルマスキングと称さ
れる第2の効果は、有用な信号のスペクトルの選択的な
変更を生じさせる。この効果は、有用な信号の性質を変
化させることにより有用な信号の音響的な認知を変更す
るため、非常に悪影響である。
【0011】図1の装置は、有用な信号のスペクトル包
絡線を雑音信号のスペクトル包絡線の関数として選択的
に変更することによってこれら2つのマスキング効果を
軽減することを可能とする。この装置は、Nによって示
される周囲雑音を捕捉するマイクロホン11と、マイク
ロホン11によって受信されるアナログ雑音信号を周囲
雑音に対応するディジタル雑音信号へ変換するための取
得及び変換ブロック12とを含む。このディジタル雑音
信号は、信号のスペクトル包絡線を抽出し、そこからa
i によって示される包絡線パラメータを導出するスペク
トル分析ブロック13によって処理される。スペクトル
分析ブロック13によって制御されるフィルタブロック
14は、Sとして示されるオーディオ信号(有用な信
号)を入力上に受信し、信号Sに対してスペクトル分析
ブロックによって生成される包絡線パラメータai の値
の関数として変動する係数を有するディジタルフィルタ
を適用する。フィルタの出力信号は次にアナログ信号へ
変換され、出力即ちスピーカ16へ送信される前に増幅
及び変換ブロック15によって増幅される。
【0012】第1の動作上の例では、マイクロホン11
によって捕捉される周囲雑音Nは、場合に応じてエンジ
ンからの雑音にカーラジオ(又はオーディオ装置)の雑
音を付加して形成される。マイクロホン11の周囲雑音
源に対する位置は、装置の有効性を最適化するために重
要である。実際に、マイクロホンは雑音に対して低い振
幅のみを有する有用な信号を捕捉するよう配置されるべ
きである。自動車の中では、例えば、有用な信号が周囲
雑音として処理されないよう、マイクロホンをエンジン
の近傍に且つ有用な信号源(ユーザ又はオーディオ装
置)から遠隔に配置することが望ましい。第2の動作上
の例では、周囲雑音はエンジンからの雑音のみを含む。
【0013】図2は、有用な信号が、信号がスピーカ出
力へ増幅される前に電話機の出力から得られるディジタ
ル電話機信号によって形成される、「ハンドフリー」式
のディジタル無線電話方式適用のために特に有利な本発
明の望ましい実施例を示す図である。装置の組立体は、
例えば、「ハンドフリー」機能を有する自動車電話機キ
ットに統合されうる。有用な信号をディジタルフィルタ
へ与える前にディジタル化するために、アナログの有用
な信号Sに対して、図1中に参照番号14で示され、又
は図2中に参照番号25で示されるディジタル化手段を
設けることが必要である。
【0014】望ましい実施例によれば、周囲雑音の推定
に対する有用な信号の影響を最小化するために反響消去
ループが設けられる。実際に、「ハンドフリー」システ
ムは、オーディオ信号が局部的なユーザのオーディオ信
号と同時にマイクロホンによって捕捉されるよう、受信
されるオーディオ信号を増幅する。現象は運転者の区画
といった制限された空間では更に増幅されるため、遠隔
のスピーカはユーザ自身の声の反響を聴くであろう。本
発明の望ましい実施例では、反響消去ループは、遠隔ス
ピーカの増幅されたオーディオ信号の寄与を主にエンジ
ンによって発生されカーラジオ型のオーディオ装置によ
って発生されうる周囲雑音に対して抑制するために使用
される。殆どの「ハンドフリー」自動車用装置の中に統
合される反響消去ループは、従って有利に再使用されう
る。
【0015】スピーカの増幅されたオーディオ信号を混
合された周囲雑音は、マイクロホン21によって捕捉さ
れ、取得及び変換ブロック22によってディジタル化さ
れる。この変換から生ずるディジタル信号は、特に有用
な信号から来る反響現象を除去された周囲雑音に対応す
るディジタル雑音推定値を復元するよう、従来型の反響
消去ブロック23の入力へ供給される。雑音の抑制技術
は、1985年7月の機関誌IEEE Signal Processi
ng第8巻、第4号、第387乃至400頁のPeter Vary
による文献「Noise suppression by spectral magnitud
e estimation -mechanism and theoretical limit」に
記載されている。ディジタル化された雑音推定値は次に
例えば、雑音信号(又はその推定値)のスペクトル包絡
線を決定し、そこからai として示されるパラメータの
信号のスペクトル包絡線に特徴的なLPC包絡線パラメ
ータを抽出するLPC(線形予測符号化)型の予測分析
器を含む包絡線抽出装置24の入力へ供給される。パラ
メータai は次に、供給された値ai の中の任意の突然
の変動を補償するため適当な計算要素によって時間に関
して、例えば10データフレーム毎に、又は大体200
ミリ秒毎に平滑化される。計算要素は、有用な信号Sを
フィルタリングするための長さmを有するディジタルフ
ィルタをパラメータ表現するためにディジタルフィルタ
ブロック25へ注入される平均パラメータ又は制御パラ
メータci を獲得する。
【0016】例えば、 ・αをフィルタの重みを制御することを可能とする0乃
至1の実数の係数とし、 ・記号*は乗算を示すとし、 ・γ1及びγ2は、0<γ1<γ2<1の場合、夫々、
【0017】
【数1】
【0018】の根から単位円までの距離を示す重み係数
とすると、フィルタの式は、
【0019】
【数2】
【0020】と書ける。フィルタリングされた信号は次
に、スピーカ27を通じて出力へ送信されるべく増幅及
び変換ブロック26によってアナログ信号へ増幅及び変
換される。本発明の実施例の変形によれば、フィルタブ
ロック25の中で使用されるディジタルフィルタの代わ
りに、包絡線抽出ブロックによって生成される雑音の包
絡線推定値によって制御される時変等価器が使用されう
る。これは所与の値よりも高いエネルギーを有する雑音
信号の周波数帯域に対応する有用な信号の周波数帯域を
高めるために狭める。LPC分析方法及びフィルタのパ
ラメータ表現技術は、Elsevierによって出版されたKlei
jn外による「Speech coding and synthesis」の中に記
載される。
【0021】図3は、ディジタル無線電話機を示すブロ
ック図である。これは、マイクロホン31、アナログ/
ディジタル変換器A/D、オーディオ符号化器32、チ
ャネル符号化器33、及び送受信器アンテナ36に結合
されたデュプレクサ35に連結された無線周波数部34
に専用のモジュールによって形成される送信チェーンを
含む。これはまた、アンテナ36、デュプレクサ35、
無線モジュール34、チャネル復号化器37、オーディ
オ復号化器38、ディジタル/アナログ変換器D/A、
及びスピーカ39によって形成される受信回路を含む。
符号化及び復号化モジュール32,33,37及び38
は、ディジタル信号プロセッサDSPによって実現され
うる。
【0022】有利な実施例によれば、オーディオ符号化
器32は、電話オーディオ信号又は有用な信号の包絡線
抽出手段、例えばLPC分析手段を含む。これらの手段
は特にGSM型のディジタル無線電話方式規格によって
与えられる。LPC分析の結果は、図2に示されるよう
な装置で受信された信号をフィルタリングするためのパ
ラメータとして使用されうる係数のフィルタを有する後
フィルタリングブロックを含むオーディオ復号化器38
へ転送される。変更された信号は、次にスピーカ出力へ
送信される。
【0023】図4は、図3に示される無線受信器によっ
て実現される本発明によるフィルタリング方法を含む受
信方法を示す図である。この方法は、 ・特にマイクロホン31といった音センサにより周囲雑
音をタップする獲得段階K0と、 ・例えばオーディオ符号化器32及び/又はオーディオ
復号化器38によって、タップされた雑音信号からスペ
クトル包絡線の推定値を抽出し、そこから包絡線パラメ
ータを導出することによって実現されるスペクトル分析
段階K1と、 ・平均パラメータ又は制御パラメータを獲得するために
包絡線パラメータ間の時間平均を計算する段階K2と、 ・計算された制御パラメータによってディジタルフィル
タをパラメータ表現するパラメータ表現段階K3と、 ・このようにしてパラメータ表現されたディジタルフィ
ルタによって有用な信号をフィルタリングするフィルタ
リング段階K4とを含む。
【0024】このようにして、例を用いて、周囲雑音が
存在する場合にユーザの音響的な快適さを改善するオー
ディオ処理装置、受信器、及び方法が記載及び図示され
た。明らかに、特に使用されるフィルタの構造及び周囲
雑音取得又は包絡線抽出の技術に関して、本発明の範囲
を逸脱することなく実施例の変形が提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオ処理装置の動作上の例
を示す図である。
【図2】本発明による装置の望ましい実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明による無線電話受信器を示す図である。
【図4】本発明による受信方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】 N 周囲雑音 S 有用な信号 11 マイクロホン 12 取得及び変換ブロック 13 スペクトル分析ブロック 14 フィルタブロック 15 増幅及び変換ブロック 16 スピーカ 21 マイクロホン 22 取得及び変換ブロック 23 反響消去ブロック 24 包絡線抽出装置 25 ディジタルフィルタブロック 26 増幅及び変換ブロック 27 スピーカ 31 マイクロホン 32 オーディオ符号化器 33 チャネル符号化器 24 無線周波数部分 35 デュプレクサ 36 送受信器アンテナ 37 チャネル復号化器 38 オーディオ復号化器38 39 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声帯域に配置されるスペクトル包絡線
    を有する有用な信号をフィルタリングし、周囲雑音が存
    在するときに有用な信号を復元するオーディオ処理装置
    であって、 周囲雑音をタップする手段と、 タップされた周囲雑音包絡線のパラメータを抽出するた
    めのスペクトル包絡線抽出手段と、 復元されるべき有用な信号のスペクトル包絡線を変更す
    るために該包絡線のパラメータによって制御されるディ
    ジタルフィルタ手段とを含み、 上記フィルタ手段はパラメータ表現されうる係数を有す
    るディジタルフィルタを含み、包絡線パラメータによっ
    てフィルタをパラメータ表現するために該包絡線抽出手
    段と共働することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記タップされた周囲雑音の中に存在す
    る音響的な反響を抑制し、該抽出手段に対して周囲雑音
    の推定値を供給するためにディジタルフィルタの出力信
    号によって制御される反響消去ループを含むことを特徴
    とする、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 該包絡線抽出手段は、該ディジタルフィ
    ルタへLPC包絡線パラメータを供給するためにLPC
    型の予測分析器を含むことを特徴とする、請求項1記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 該ディジタルフィルタ手段は、該抽出手
    段によって生成される包絡線パラメータ間の時間平均を
    計算する計算手段を含むことを特徴とする、請求項1記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 音声帯域に位置するスペクトル包絡線を
    有する有用な信号を受信するための受信器であって、請
    求項1記載のオーディオ処理装置を含むことを特徴とす
    る受信器。
  6. 【請求項6】 無線信号を受信するアンテナ手段を含
    み、該アンテナ手段はベースバンドオーディオ信号を回
    復するため及び受信された無線信号に基づいて該有用な
    信号を回復するための手段に結合される、請求項5記載
    の受信器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の受信器を含む電話機。
  8. 【請求項8】 有用な信号と称されるオーディオ信号を
    フィルタリングし、周囲雑音が存在するときに有用な信
    号を復元するフィルタリング方法であって、 周囲雑音をタップし、そこからスペクトル包絡線の推定
    値を抽出し、そこから包絡線パラメータを導出する取得
    及びスペクトル分析段階と、 制御パラメータと称される平均パラメータを獲得するた
    めに包絡線パラメータ間の時間平均を計算する段階と、 該計算された制御パラメータによってディジタルフィル
    タをパラメータ表現するパラメータ表現段階と、 該ディジタルフィルタによって有用な信号をフィルタリ
    ングするフィルタリング段階とを含むことを特徴とする
    方法。
  9. 【請求項9】 音声帯域に位置するスペクトル包絡線を
    有する有用な信号と称される周波数信号を受信する受信
    方法であって、 有用な信号のスペクトル包絡線を周囲雑音が存在すると
    きに復元する前に変更するための請求項8記載のフィル
    タリング方法を含む方法。
JP11307105A 1998-10-30 1999-10-28 有用な信号をフィルタリングし、これを周囲雑音が存在するときに回復するためのオ―ディオ処理装置、受信器、及びフィルタリング方法 Pending JP2000163100A (ja)

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