JP2000161854A - 廃棄食品乾燥装置 - Google Patents

廃棄食品乾燥装置

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JP2000161854A
JP2000161854A JP10340643A JP34064398A JP2000161854A JP 2000161854 A JP2000161854 A JP 2000161854A JP 10340643 A JP10340643 A JP 10340643A JP 34064398 A JP34064398 A JP 34064398A JP 2000161854 A JP2000161854 A JP 2000161854A
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Japan
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waste food
rotary drum
lid
food drying
main body
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Hidetoshi Soribashi
英敏 反橋
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YASUZAWA YOSHIYASU
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YASUZAWA YOSHIYASU
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄食品に含まれている食品以外の異物を除
去し、粒子の大きさを均一化した飼料を、廃棄食品から
生産する装置を提供する。 【解決手段】 回転ドラム1の回転ドラム本体11は、
内部が略円筒形状空間をなし、円周方向に回転駆動され
る。第1の蓋12は、加熱空気取入口と、原料投入口と
を含み、回転ドラム本体1の軸方向の一端部に備えられ
ている。第2の蓋13は、空気排出口23と、加工品取
出口24とを含み、第1の蓋12と反対側に備えられ
る。粉砕シャフト3は、回転ドラム本体1の略回転中心
軸の位置において、回転ドラム本体11の内部に備えら
れ、軸回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄食品乾燥装置
及びこの廃棄食品乾燥装置を有する再生飼料製造装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】売れ残りの食料品や、パンなどの加工派
生品、またホテルやレストランから生じる残飯などの廃
棄食料品を、家畜用飼料として再生する試みがなされて
いる。廃棄食料品が家畜用飼料として再生されるなら、
社会問題となっている生ゴミ処理の問題の解決に寄与で
きると共に、安価な家畜用飼料を提供できることにな
り、メリットは極めて大きくなる。
【0003】ところが、廃棄食料品を、家畜用飼料とし
て再生するには、種々の解決しなればならない問題があ
る。一つの問題は、これらの売れ残りの食料品は包装の
ポリ袋が混ざっているので、ポリ袋またはその破片を、
食料成分から、いかにして分離するかと言うことであ
る。もしポリ袋またはその破片が飼料に含まれている
と、家畜の発育が悪くなるか、最悪の場合には、家畜が
死んでしまう。
【0004】もう一つの問題は、廃棄食料品は、水分が
多く、腐敗し易いことである。このため、流通飼料とす
るためには、いかにして水分をコントロールするかが重
要な課題となる。腐敗した廃棄食料品は、家畜の病原と
なり、病原菌を含んだ肉を食することにより人間にも害
が及ぶ恐れがある。この問題を回避する手段として、家
畜生産者が、抗生物質を家畜に与えたような場合、これ
を食べ続けた人間に、薬が効かなくなる恐れがある。
【0005】更に、もう一つの問題は、廃棄食料品に
は、種々の食材が含まれているため、異なる食材から、
いかにして、性状、粒径等の均一な家畜用飼料を作成す
るかということである。
【0006】これまで、種々の家畜飼料製造装置が提案
されてきた(例えば特開平10ー165924号公報、
特開平7ー227218号公報等)が、上述した問題点
を解決できるまでには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、家庭
生活及び業務上の廃棄食品を再利用して、飼料を生産す
る装置を提供することである。
【0008】本発明のもう一つの課題は、廃棄食品に含
まれている食品以外の異物を除去した飼料を、廃棄食品
から生産する装置を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの課題は、飼料の粒子の
大きさが均一な飼料を、廃棄食品から生産する装置を提
供することである。
【0010】本発明のもう一つの課題は、長期間保存が
利き、且つ、病原菌などを含まない衛生的な飼料を、廃
棄食品から生産する装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る廃棄食品乾燥装置は、回転ドラム
と、粉砕シャフトとを含む。前記回転ドラムは、回転ド
ラム本体と、第1の蓋と、第2の蓋とを含む。前記回転
ドラム本体は、内部が略円筒形状空間をなし、円周方向
に回転駆動される。前記第1の蓋は、加熱空気取入口
と、原料投入口とを含み、前記回転ドラム本体の軸方向
の一端部に備えられる。前記第2の蓋は、空気排出口
と、加工品取出口とを含み、前記第1の蓋と反対側の前
記回転ドラム本体の他端部に備えられる。
【0012】前記粉砕シャフトは、前記回転ドラム本体
の略回転中心軸の位置において、前記回転ドラム本体の
内部に備えられ、軸回転する。
【0013】上記構成の廃棄食品乾燥装置において、原
料である廃棄食品が、回転ドラム本体の第1の蓋に設け
られた原料投入口から送り込まれ、回転ドラム本体の第
1の蓋側の底に溜まる。底に溜まった原料である廃棄食
品は、回転ドラム本体の回転と共に持ち上げられ前記回
転ドラム本体の内壁上部に移動する。そして、ある高さ
にくると回転ドラム本体の内壁底部に向かって自然落下
する。原料である廃棄食品は、回転ドラム本体の回転と
共にこの持ち上げられ自然落下するという上下移動を、
加工品取出口に至るまで、多数回繰り返す。
【0014】前記粉砕シャフトは、前記回転ドラム本体
の略回転中心軸の位置において、前記回転ドラム本体の
内部に備えられ、軸回転する。送り込まれた廃棄食品
は、回転ドラム本体内で、持ち上げられ自然落下する途
中で、回転している粉砕シャフトに衝突し、粉砕され、
飛び散りながら落下する。
【0015】回転ドラム本体による原料の上下移動と、
粉砕シャフトのよる原料の粉砕は、原料が加工品取出口
に至るまで、多数回繰り返される。
【0016】第1の蓋は、加熱空気取入口を含み、回転
ドラム本体の長手方向一端部に連設され、第2の蓋は、
空気排出口を含み、第1の蓋と反対側の回転ドラム本体
の一端部に備えられている。
【0017】加熱空気は、加熱空気取入口から取り入れ
られ、回転ドラム内に一方方向の熱気流をなして、回転
ドラム本体の内部を流れる。
【0018】熱気流をなしている加熱空気は、送り込ま
れた原料が、前記粉砕シャフトにより原料が粉砕され四
方に飛び散る間に、原料に含まれている水分を水蒸気と
して抜き出し乾燥させる。また、加熱空気は熱気流をな
しており、自然落下途中の原料を前記回転ドラム本体の
第2の蓋の方向に押し流す。
【0019】粉砕されて小さくて軽くなったものと、未
だ大きくて水分を含んでいるものでは、比重に差があ
り、小さくて軽くなり製品として完成されたものほど速
く、第2の蓋の方向に押し流され、加工品取出口に至
る。
【0020】一方、大きく、水分を多く含んでいる加工
不充分品は、前に進まず、長時間加工を続けることにな
る。従って廃棄食品のような非均一的な原料でも、効率
的に加工ができる。
【0021】また、廃棄食品に含まれている梱包用のポ
リ袋の分別は通常手間のかかる作業であるが、熱気流に
乗って空気排出口から流れ出すので、加工と同時に簡単
に分離できる。
【0022】前記加熱空気は、最高温度部分で500℃
を超えており、腐敗菌や病原菌は死滅する。また一方、
熱気流が加工度合いを選別して搬送してくれるので原料
が焦げることも無い。また一方、飼料としての製品は、
含有水分の率を10%程度にまで落とすことができるの
で、衛生的でかつ長期間保存が利く飼料を提供できる。
因みに、この飼料は、もともと残飯などが原料であり、
人間が食しても無害であり、非常時の食料ともなりう
る。
【0023】本発明は、更に、回転ドラム本体及び粉砕
シャフトの具体的態様、並びに、廃棄食品乾燥装置を含
む再生飼料製造装置について開示する。本発明の他の目
的、構成及び利点については、添付図面を参照して、更
に詳しく説明する。図面は、単に、例示に過ぎない。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る廃棄食品乾燥
装置を概略的に示す図である。細い実線61、621〜
671は原料である廃棄食品の移動を、点線4は加熱空
気流を夫々示す。図示するように、本発明に係る廃棄食
品乾燥装置は、回転ドラム1と、粉砕シャフト3とを含
む。
【0025】回転ドラム1は、回転ドラム本体11と、
第1の蓋12と、第2の蓋13とを含んでいる。回転ド
ラム本体11は、内部が略円筒形状空間をなし、円周方
向aに回転する。
【0026】第1の蓋12は、加熱空気取入口21と、
原料投入口22とを含み、回転ドラム本体11の軸方向
一端部に備えられている。また、第2の蓋13は、空気
排出口23と、加工品取出口24とを含み、第1の蓋1
2と反対側の回転ドラム本体11の一端部に連設されて
いる。加熱空気流4は、回転ドラム1内で、加熱空気取
入口21から空気排出口23へ流れる。
【0027】粉砕シャフト3は、略棒状をなし、軸回転
し、第1の蓋12と第2の蓋13との間の略全長に渡
り、回転ドラム本体11の略回転中心軸の位置に、回転
ドラム本体11の内壁との間に加熱空気流4の通るスペ
ースを持って配置されている。粉砕シャフト3の両端部
分は、軸受けに支えられ、プーリーなどを介して、矢印
bの方向または、その逆方向に軸回転する。
【0028】原料である廃棄食品は、塊の状態で、矢印
61で示すように、回転ドラム本体11の第1の蓋12
に設けられた原料投入口22から送り込まれ、矢印62
1で示すように、落下し、回転ドラム本体11の第1の
蓋側12の内壁底部51によって受けられる。内壁底部
51によって受けられた廃棄食品は、矢印631で示す
ように、回転ドラム本体11の回転と共に持ち上げら
れ、回転ドラム本体11の内壁上部52方向に移動し、
矢印622で示すように、ある高さにくると回転ドラム
本体11の内壁底部51に向かって自然落下する。矢印
621、631、622、631の例で示すように、廃
棄食品の塊は、回転ドラム本体の回転と共に、持ち上げ
られ自然落下するという上下移動を、加工品取出口に至
るまで、多数回繰り返す。
【0029】送り込まれた廃棄食品の塊は、回転ドラム
本体11内で、持ち上げられ自然落下するという上下移
動を繰り返しているが、自然落下の途中で回転している
粉砕シャフト3に衝突し、粉砕され、矢印641で示す
ように飛び散り、一部は加熱空気流4に乗り矢印641
で示すように第2の蓋13方向に流され、他の一部は矢
印623で示すように落下する。
【0030】回転ドラム本体11による原料の上下移動
と、粉砕シャフト3による原料の塊の粉砕は、廃棄食品
が加工品取出口24に至るまで、多数回繰り返される。
加工品は取出口24から矢印Aの如く取り出される。
【0031】第1の蓋12は、加熱空気取入口21を含
み、回転ドラム本体11の回転軸方向一端部に連設さ
れ、第2の蓋13は、空気排出口23を含み、第1の蓋
12と反対側の回転ドラム本体11の一端部に連設され
ている。
【0032】加熱空気流4は、燃焼器などの熱風発生装
置で生成され、加熱空気取入口21から取り入れ、空気
排出口23に連接されている排風機などにより吸引さ
れ、回転ドラム1内において、一方方向の加熱空気流4
による熱気流として、回転ドラム本体11内壁と粉砕シ
ャフト3との間を流れる。
【0033】加熱空気流4は、送り込まれた廃棄食品
が、粉砕シャフト3により、廃棄食品の塊が粉砕され、
四方に飛び散る間に、廃棄食品に含まれている水分を水
蒸気として抜き出し乾燥させる。
【0034】また、加熱空気流4は熱気流であるので、
自然落下途中の廃棄食品を回転ドラム本体11の第2の
蓋13の方向に押し流すが、粉砕されて小さくて軽くな
ったものと、未だ大きくて水分を含んでいるものでは比
重に差があり、小さくて軽くなり製品として完成された
ものほど、速く第2の蓋13の方向に押し流され、矢印
659,671で示すようなルートを通り、第2の蓋1
3の側に備えられた加工品取出口24から、矢印Aのご
とく取り出される。
【0035】一方、粒径が大きかったり、水分含有量が
多い加工不充分品は前に進まず、長時間の処理を受ける
ことになる。従って廃棄食品のような非均一的な廃棄食
品でも、効率的に加工ができる。また、廃棄食品に含ま
れている梱包用のポリ袋の破片等は、加熱空気流4によ
る熱気流に乗って、矢印661で示すようなルートを通
り、空気排出口23から流れ出すので、加工と同時に簡
単に分離できる。また、加工品取出口24からの搬出
は、コンベアなどで行い、飼料の粒子サイズを揃えるた
め、後工程でふるいを通す。
【0036】加熱空気流4は、最高温度部分で500℃
を超えるまで加熱できるので、腐敗菌や病原菌は死滅す
る。また一方、熱気流が加工度合いを選別して搬送して
くれるので、廃棄食品が焦げることも無い。
【0037】また一方、飼料としての製品は、水分含有
率を10%程度にまで落とすことができるので、衛生的
でかつ長期間保存が利く飼料を提供できる。因みに、こ
の飼料は、もともと残飯などが廃棄食品であり、人間が
食しても無害であり、非常時の食料ともなりうる。
【0038】図2は回転ドラム1の正面部分破断面図で
ある。11は回転ドラム本体を、12は第1の蓋を、1
3は第2の蓋を、21は加熱空気取入口を、22は廃棄
食品投入口を、23は空気排出口を、24は加工品取出
口を夫々示す。911は回転ドラム本体11の支持ロー
ラで、91は回転ドラム本体11の補強リブである。9
22は回転ドラム本体11を回転させる駆動装置であ
り、92はチェーンを示す。また3は粉砕シャフトを示
す。94は廃棄食品投入口22に配置された、廃棄食品
送り込みのスクリューコンベヤを示す。
【0039】図3は回転ドラム本体11の正面断面図で
あり、図4は回転ドラム本体11の側面図である。回転
ドラム本体11は、かきあげリブ25と、送り込みリブ
26とを含む。かきあげリブ25は、帯状をなし、回転
ドラム本体11の軸方向に平行に、略全長に渡り、内壁
の円周上に略等間隔を置き、多数個が配置固定されてお
り、隣り合う2本のかきあげリブと回転ドラム本体11
の内壁は、回転ドラム本体11の回転中心方向に開口を
持つ略コ字型をなしている。
【0040】送り込みリブ26は、かきあげリブ25の
回転ドラム本体11の軸方向の延長線と角度を持ち傾斜
しており、かきあげリブ25の第1の蓋12側先端に連
設している。
【0041】廃棄食品投入口22に配置されたスクリュ
ーコンベヤ94により送り込まれた廃棄食品は、回転ド
ラム本体11の送り込みリブ26部分に落下し、回転ド
ラム本体11の回転と共に、送り込みリブ26の傾斜に
沿って、かきあげリブ25方向に移動する。
【0042】回転ドラム本体11の底部にある廃棄食品
は、略コ字型をなしているかきあげリブ25に取り込ま
れており、かきあげリブ25が廃棄食品を保持しなが
ら、回転ドラム本体11の回転と連動して上部に移動
し、上部では略コ字型の開口が下向きになるので、廃棄
食品は回転ドラム本体11の底部に自然落下する。廃棄
食品は、落下途中に粉砕シャフト3に衝突し粉砕され、
加熱空気流4で乾燥され、熱気流に乗り第2の蓋13方
向に送られる。上記一連のサイクルは、廃棄食品が第2
の蓋13に至るまで繰り返される。
【0043】図5は粉砕シャフト3の配置図である。1
1は回転ドラム本体を、12は第1の蓋を、13は第2
の蓋を、94は廃棄食品投入口22に設置されているス
クリューコンベヤを夫々示す。3は粉砕シャフトを、3
1は粉砕シャフト3に配置されている粉砕羽根を、34
と35は粉砕シャフトの軸受けを、36は粉砕シャフト
を回転させる駆動用のプーリーを夫々示す。
【0044】図6は図5に示した粉砕シャフトの部分拡
大図、図7は図6の7ー7線に添った拡大断面図、図8
は図6の8ー8線に沿った拡大断面図である。図におい
て、324は固定ねじを示す。粉砕羽根31は、固定リ
ング321と、腕322と、粉砕棒323、325とを
含む。これらは、シャフト3に、軸方向の一定間隔を置
き、複数個配置固定されている。腕322は、固定リン
グ321の外周に沿って、粉砕シャフト3の軸方向と直
角を成す方向に長く張り出している。
【0045】粉砕棒323は、図7にも拡大して示すよ
うに、シャフト3と僅かな角度を持って取り付けられて
おり、廃棄食品を第2の蓋13の方向に弾き飛ばす確率
を高めている。粉砕棒325は、図8に示すように、腕
322の上において、シャフト3と平行に配置され、専
ら、廃棄食品を粉砕する。粉砕棒323は、図8に示す
よう、腕322の上において、一定の隙間で、粉砕シャ
フト3と略平行に、複数個配置固定されている。
【0046】多数の粉砕棒323、325を備えた複数
個の粉砕羽根31が、効率よく廃棄食品の塊を粉砕し、
また廃棄食品を弾き飛ばすので、加熱空気流4との接触
時間も多くなり、効率よく廃棄食品が乾燥され、熱気流
に乗り搬送される。
【0047】図9は廃棄食品乾燥装置を含む再生飼料製
造装置の構成を概略的に示す図である。図示された再生
飼料製造装置は、本発明に係る廃棄食品乾燥装置80
と、定量機81と、熱風発生装置82と、サイクロン8
3とを含む。84と85はダクトを示す。
【0048】定量機81は、スクリューコンベヤを含
み、廃棄食品を一定量ずつ廃棄食品乾燥装置80に送り
込む。熱風発生装置82は、加熱空気をつくり廃棄食品
乾燥装置80に送り込む。ダクト85の先端に排風機を
設置し回転ドラム1内に気流を生じさせる。処理済再生
飼料は取り出し口24から取り出される。
【0049】サイクロン83は、ダクト84を通して回
転ドラム1に吸引作用を与えると共に、回転ドラム1か
ら供給される熱気流から、固形片および水分を分離す
る。固形品はサイクロン83の下端部831から矢印B
のごとく取り出される。この固形品には梱包用のポリ袋
の破片等が含まれるので、廃棄される。水分はダクト8
5を通して外部に放出される。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような効果を得ることができる。 (a)家庭生活及び業務上の廃棄食品を再利用して、飼
料を生産する装置を提供することができる。 (b)廃棄食品に含まれている食品以外の異物を除去し
た飼料を、廃棄食品から生産する装置を提供することが
できる。 (c)飼料の粒子の大きさが均一な飼料を、廃棄食品か
ら生産する装置を提供することができる。 (d)長期間保存が利き、且つ、病原菌などを含まない
衛生的な飼料を、廃棄食品から生産する装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄食品乾燥装置の構成を概略的
に示す図である。
【図2】本発明に係る廃棄食品乾燥装置に含まれる回転
ドラムの正面部分破断図である。
【図3】本発明に係る廃棄食品乾燥装置に含まれる回転
ドラム本体の正面断面図である。
【図4】本発明に係る廃棄食品乾燥装置に含まれる回転
ドラム本体の側面図である。
【図5】本発明に係る廃棄食品乾燥装置に含まれる粉砕
シャフトの配置図である。
【図6】図5に示した粉砕シャフトの部分拡大図であ
る。
【図7】図6の7ー7線に沿った拡大断面図である。
【図8】図6の8ー8線に沿った拡大断面図である。
【図9】本発明に係る廃棄食品乾燥装置を含む再生飼料
製造装置の側面図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 11 回転ドラム本体 12 第1の蓋 13 第2の蓋 21 加熱空気取入口、 22 原料投入口 23 空気排出口 24 加工品取出口 25 かきあげリブ 26 送り込みリブ 3 粉砕シャフト 31 粉砕羽根 321 固定リング 322 腕 323 粉砕棒 4 加熱空気 80 廃棄食品乾燥装置
フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA06 AB03 AC03 AC31 AC40 AC42 AC45 AC46 AC48 AC49 AC51 AC54 AC59 AC60 AC63 AC68 AC75 AC76 BA01 CA02 CA08 DA24 DA30 4D004 AA04 BA04 CA44 CB09 CB13 CB28 CB36 CB45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムと、粉砕シャフトとを含む廃
    棄食品乾燥装置であって、 前記回転ドラムは、回転ドラム本体と、第1の蓋と、第
    2の蓋とを含み、 前記回転ドラム本体は、内部が略円筒形状空間をなし、
    円周方向に回転駆動され、 前記第1の蓋は、加熱空気取入口と、原料投入口とを含
    み、前記回転ドラム本体の軸方向の一端部に備えられ、 前記第2の蓋は、空気排出口と、加工品取出口とを含
    み、前記第1の蓋と反対側の前記回転ドラム本体の他端
    部に備えられ、 前記粉砕シャフトは、前記回転ドラム本体の略回転中心
    軸の位置において、前記回転ドラム本体の内部に備えら
    れ、軸回転する廃棄食品乾燥装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された廃棄食品乾燥装置
    であって、 前記回転ドラム本体は、複数のかきあげリブを含み、 前記かきあげリブのそれぞれは、前記回転ドラム本体の
    軸方向に沿って、その内壁の円周上に互いに間隔を隔て
    て備えられている廃棄食品乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した廃棄食品乾燥装置で
    あって、 前記回転ドラム本体は、送り込みリブを含み、 前記送り込みリブは、前記かきあげリブの延長線方向と
    角度を持ち、前記かきあげリブの前記第1の蓋側の先端
    に連なっている廃棄食品乾燥装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載した廃棄
    食品乾燥装置であって、 前記粉砕シャフトは、シャフトと、複数の粉砕羽根を含
    み、 前記粉砕羽根のそれぞれは、前記シャフトの軸方向に沿
    い、互いに間隔を隔てて、前記シャフトに固定されてい
    る廃棄食品乾燥装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載した廃棄
    食品乾燥装置であって、 前記回転ドラムは、回転軸が略水平である廃棄食品乾燥
    装置。
  6. 【請求項6】 廃棄食品乾燥装置を含む再生飼料製造装
    置であって、 前記廃棄食品乾燥装置は、請求項1乃至5の何れかに記
    載されたものでなる再生飼料製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された廃棄食品乾燥装置
    を含む再生飼料製造装置であって、 更に、サイクロンを含み、前記サイクロンは前記廃棄食
    品乾燥装置の前記第2の蓋側に備えられている再生飼料
    製造装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002355637A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Chidori Teraoka 魚介類の粗処理装置
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