JP2000161189A - 始動電動機制御回路保護装置 - Google Patents

始動電動機制御回路保護装置

Info

Publication number
JP2000161189A
JP2000161189A JP10336409A JP33640998A JP2000161189A JP 2000161189 A JP2000161189 A JP 2000161189A JP 10336409 A JP10336409 A JP 10336409A JP 33640998 A JP33640998 A JP 33640998A JP 2000161189 A JP2000161189 A JP 2000161189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
relay
starter motor
starting motor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10336409A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yoshioka
徹 吉岡
Junichi Hoshina
淳一 保科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sawafuji Electric Co Ltd filed Critical Sawafuji Electric Co Ltd
Priority to JP10336409A priority Critical patent/JP2000161189A/ja
Publication of JP2000161189A publication Critical patent/JP2000161189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン始動後のエンジン自力回転に伴い始
動電動機1に発生する過電圧から、始動電動機1のイン
バータ制御回路を保護する。 【解決手段】始動電動機1に装着された位置検出センサ
ーS1の信号により、始動電動機1の回転数を検出し、
その回転数がエンジンが自力回転可能な所定値(クラン
キング回転数以上)に達したならば、リレー制御回路6
によりリレー2をオフし、インバータ制御回路を始動電
動機1から離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動電動機制御回
路保護装置、特に始動電動機の起動によってエンジンが
始動されエンジン回転数が所定の設定値に達した時点
で、始動電動機制御回路を過電圧から保護する保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジン駆動発電機におけるエン
ジン始動電動機として、インバータ制御回路により制御
される電動機を用いることが行われるようになってき
た。インバータ制御回路により制御される電動機は、十
分な起動トルクを発生することが出来、また制御用素子
IPM(例えばPS11034)を使用することにより
簡明な回路構成で小型の制御部分とすることが出来、限
られたスペースにエンジン及び発電機等の必要部品を配
置する上で最適な構成を提供する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の制御
用素子IPMを始めインバータ制御回路に使用されるコ
ンデンサー、各半導体部品等の耐電圧は、450〜60
0Vが一般的である。これに対して、始動電動機により
始動された後に、エンジンの自力回転による強制的な回
転上昇を受けると、始動電動機は発電機として機能し、
その発電電圧は回転数の上昇と共に上昇し、やがて前述
の600Vを優に超える値となる。
【0004】従って、インバータ制御回路に使用される
各部品は、前述の一般的な市販部品が使用できなく、価
格、入手性等から困難になることがある。特に、始動電
動機を発電機と兼用する場合には、エンジンの自力回転
後に発電機として使用されるため、エンジンから始動電
動機を切り離すことが出来ず、各部品の耐電圧は深刻な
問題となる。従って、始動電動機をエンジンに結合した
まま、インバータ制御回路を過電圧から保護することが
必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、始動電動機に装着された位置検出セン
サーの信号により始動電動機の回転数を検出し、その回
転数がエンジンが自力回転可能な所定値(クランキング
回転数以上)に達したならば、リレー制御回路によりリ
レーをオフし、インバータ制御回路を始動電動機から離
脱させる手段を採用している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に述べる実施形態は一実施例
であり、本技術分野で通常の技術を有する技術者によれ
ば、本願発明の技術範囲を逸脱することなく他の実施形
態を実施することは容易である。本発明を図1、図2、
図3の実施例により説明する。
【0007】図1及び図2により始動電動機制御回路保
護装置の一実施例回路構成を示す。図1及び図2ににお
いて、始動電動機制御回路保護装置は、始動電動機1、
リレー2、コントロール回路4、制御用素子IPM3、
F/Vコンバータ回路5、リレー2をオンオフ制御する
リレー制御回路6から構成される。始動電動機1は、通
常の同期電動機(発電機)であり、またエンジン始動後
の発電機と共用或いは単独の始動電動機である。
【0008】始動電動機1の図示しない回転子位置を検
出するため、図示しない固定子部に所定の電気角(本実
施例では、60゜間隔)で装着されたホール素子等から
なる回転子位置検出センサーS1−S6の各検出信号
は、NOR素子43、抵抗44及びコンデンサー45か
らなる積分回路、NAND素子46を経由し、ドライバ
ー付IGBTモジュール等からなる制御用素子IPM3
の該当する入力端子(UP、WN、VP、UN、WP、
VNのいずれか)に入力されるか、或いは、インバータ
42、NOR素子43、抵抗44及びコンデンサー45
からなる積分回路、NAND素子46を経由して同様に
制御用素子IPM3の該当する入力端子(UP、WN、
VP、UN、WP、VNのいずれか)に入力される。N
AND素子46の入力端子には、また図示しないPWM
制御回路からの信号が入力される。これら回転子位置検
出センサーS1−S6の検出信号とPWM制御回路から
の信号の組み合わせに応じて、制御用素子IPM3は、
出力端子U、W、Vに始動電動機1を駆動するための多
相(本実施例では三相)出力を供給する。この多相出力
により、始動電動機1が始動し、その結果図示しないエ
ンジンが起動することとなる。なを、符号V+は各セン
サーS1−S6の電源を、GND及びNは接地端子を、
Vpowerは制御用素子IPM3の電源を示す。また
抵抗47は、各センサーS1−S6のプルアップ用であ
る。またコントロール回路4のセンサーを除く各部品の
符号は、同一部品に対しては代表して一ヶの部品のみに
付与している。
【0009】F/Vコンバータ回路5は、タイマーIC
(例えばNE555)50、抵抗51−54、可変抵抗
55、コンデンサー56、58、59、ダイオード57
から構成される。回転子位置検出センサーS1の検出信
号の一部は、直流阻止コンデンサー56を経由して、タ
イマーIC50の2番ピンにパルス信号として入力され
る。2番ピンにパルス信号が入力されると、3番ピンに
は、対応するパルスが出力される。この3番ピンから出
力されるパルスは、抵抗52及びコンデンサー58で構
成される積分回路により積分される。従って、2番ピン
に入力されるパルス数が増加する(始動電動機1の回転
数が増加する)と、対応する3番ピンの出力パルス数が
増加し積分回路の出力側電圧Viが上昇する。この積分
回路の出力側電圧Viは、6番、7番、8番ピンに接続
されるコンデンサ59、抵抗53、54及び可変抵抗5
5から構成される回路の可変抵抗55を調整することに
より可変可能である。即ち、可変抵抗55の調整によ
り、始動電動機1の所定回転数に対応する積分回路の出
力側電圧Viを設定する。抵抗51及びダイオード57
は、クランプ回路であり、8番ピンのV+は電源であ
る。
【0010】リレー制御回路6は、抵抗61−64、オ
ペアンプOP60、ダイオード65、67、MOS−F
ET或いはIGBT等の半導体スイッチング素子68、
及びリレー2をオンオフ制御するリレーコイル66から
構成される。F/Vコンバータ回路5の積分回路の出力
側電圧Viは、オペアンプOP60の反転端子に入力さ
れ、抵抗61、62で設定される基準電圧と比較され
る。積分回路の出力側電圧Viに対して、始動電動機1
が所定回転数以下の間、オペアンプOP60の出力電圧
が、ハイレベルとなるように基準電圧が選択される。オ
ペアンプOP60の出力電圧がハイレベルの間、接続さ
れている半導体スイッチング素子68は、オン状態であ
り、リレーコイル66には電源V+から電流が供給さ
れ、リレー2はオン状態となる。即ち始動電動機1は、
始動し、回転を上昇する。始動電動機1の回転数が所定
値に達し、積分回路の出力側電圧Viが始動電動機1の
所定の設定回転数に対応する値に上昇すると、オペアン
プOP60の出力電圧は、ロウレベルとなり、接続され
ている半導体スイッチング素子68は、オフし、リレー
コイル66の電流が遮断され、リレー2がオフとなり、
始動電動機1は、制御回路から切断、離脱される。抵抗
63及びダイオード65は、オペアンプOP60の出力
電圧のハイロウレベル間のヒステリシス設定用であり、
始動電動機1の回転変動の影響を受けずに、安定してリ
レー2のオンオフを保証するための回路である。ヒステ
リシス幅は、ダイオード65を用いることにより電源電
圧よりも充分低い値まで下げることが可能となり、その
結果エンジンのアイドリング回転数変動範囲を完全にカ
バーすることが出来る。ダイオード67は、リレーコイ
ル66のフリーホイールダイオードであり、また抵抗6
4は、半導体スイッチング素子68のゲート回路安定用
である。
【0011】図3は、始動電動機制御回路保護装置の動
作を示すフローチャートである。STEP1で、始動電
動機1の電源スイッチをオンすることにより、PWM信
号が発生し、制御が開始される。STEP2で、設定回
転数と始動電動機1の実際の回転数を比較し、実際の回
転数>設定回転数が真の場合、リレーをオフして制御が
終わり、偽の場合STEP3に進む。STEP3で、リ
レーをオン或いはオンを継続し、STEP4に進む。S
TEP4で、設定回転数と始動電動機1の実際の回転数
を比較し、実際の回転数>設定回転数が偽の場合、再度
STEP4に戻り、真の場合STEP5に進む。STE
P5で、リレーをオフしSTEP6に進む。STEP6
で、チャタリングを防ぐため、リレー制御部で設定され
たヒステリシスに従い設定回転数を下げ、STEP7に
進み終了する。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、始動電動機1によりエンジンを始動しエンジ
ン回転数が所定回転数(即ち始動電動機1が所定回転
数)に達したならば、始動電動機1をその制御回路から
確実に切断することが出来る。従って、回転数の上昇に
伴い始動電動機1に発生する過電圧が制御回路に印加さ
れることが確実に防止され、制御回路を構成する各回路
部品の耐電圧を下げることが出来、通常市販されている
部品を使用できる。また、リレー制御回路6のヒステリ
シス設定回路にダイオードを用いることにより、電源電
圧より充分低い位置にヒステリシス設定が出来るので、
ヒステリシスによる設定回転数の降下もエンジンのアイ
ドリング回転数の変動幅を充分カバーする値に設定が出
来、安定したリレーのオンオフが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による始動電動機制御回路保護装置の一
実施例回路構成図の一部を示す。
【図2】図1と共に本発明による始動電動機制御回路保
護装置の一実施例回路構成図の一部を示す。
【図3】本発明による始動電動機制御回路保護装置の動
作フローを示す一実施例フローチャート図である。
【符号の説明】
1 始動電動機 2 リレー 3 制御用素子 4 コントロール回路 5 F/Vコンバータ回路 50 タイマーIC 6 リレー制御回路 60 オペアンプ 66 リレーコイル 68 半導体スイッチング素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動電動機1に装着された位置検出センサ
    ーS1の信号により前記始動電動機1の回転数を検出
    し、前記検出回転数が所定値に達したならば、リレー制
    御回路6によりリレー2をオフし、前記始動電動機1を
    制御するインバータ制御回路を前記始動電動機1から離
    脱させることを特徴とする始動電動機制御回路保護装
    置。
JP10336409A 1998-11-27 1998-11-27 始動電動機制御回路保護装置 Pending JP2000161189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336409A JP2000161189A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 始動電動機制御回路保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336409A JP2000161189A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 始動電動機制御回路保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000161189A true JP2000161189A (ja) 2000-06-13

Family

ID=18298840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10336409A Pending JP2000161189A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 始動電動機制御回路保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000161189A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6800952B2 (en) * 2002-06-18 2004-10-05 Dana Corporation Method of protection and fault detection for starter/alternator operating in the starter mode

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6800952B2 (en) * 2002-06-18 2004-10-05 Dana Corporation Method of protection and fault detection for starter/alternator operating in the starter mode

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0282598B1 (en) Dc motor drive system
US4535275A (en) Brushless D-C motor system with improved commutation circuit
US4665350A (en) Open-loop brushless motor control system
JP5158528B2 (ja) 電力変換装置
CN101379691B (zh) 监测电动机负载的系统和方法
WO2009113531A1 (ja) ブラシレスdcモータドライバ
JP5053847B2 (ja) 回転電機装置の制御/電力モジュール
US6307338B1 (en) Electronically commutated motor
JP2920754B2 (ja) ブラシレス直流モータの駆動装置
JP3627047B2 (ja) 発電機の出力電圧を制御する電圧制御器
US7030584B1 (en) Controller arrangement
US10516362B2 (en) Motor driving device
US5675464A (en) Stall or reduced-speed protection system for electric motor
JP3985360B2 (ja) 負荷制御装置
JPWO2018142829A1 (ja) モータ駆動装置、および電動パワーステアリング装置
EP0604394B1 (en) Control circuit for a DC motor
KR900009784Y1 (ko) 기관용시동 전동기의 제어장치
FR2923331A1 (fr) Appareil electrique rotatif pour automobile
JP2000161189A (ja) 始動電動機制御回路保護装置
JP2005080349A (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP2001169589A (ja) モータ駆動装置およびそれを用いた電気機器
JP4590658B2 (ja) 制御装置
JP2013042605A (ja) モータ駆動装置
JP2004007970A (ja) 負荷駆動制御装置
JP2004229430A (ja) モータの制御装置