JP2000157061A - 植木鉢用底部材 - Google Patents
植木鉢用底部材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数種の植木鉢に取り付けることができる安
価な植木鉢用底部材を提供する。 【解決手段】 植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔2が
設けられた合成樹脂製のプレート1と、水抜き孔を覆う
状態に取り付けられた銅製の網材3とを備え、プレート
の底面における水抜き孔の周部には、複数種の植木鉢の
排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心円状の
複数段の段部2a1,2a2,2a3が設けられている
とともに、網材の縁部には少なくとも一対の突片部3b
が設けられ、かつ、水抜き孔の近傍には、この突片部を
係合させるための係合部5cが設けられている。
価な植木鉢用底部材を提供する。 【解決手段】 植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔2が
設けられた合成樹脂製のプレート1と、水抜き孔を覆う
状態に取り付けられた銅製の網材3とを備え、プレート
の底面における水抜き孔の周部には、複数種の植木鉢の
排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心円状の
複数段の段部2a1,2a2,2a3が設けられている
とともに、網材の縁部には少なくとも一対の突片部3b
が設けられ、かつ、水抜き孔の近傍には、この突片部を
係合させるための係合部5cが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植木鉢用底部材に関
する。特に、植木鉢の排水孔から虫類、例えば、ナメク
ジやムカデなどが植木鉢内に侵入するのを阻止すること
ができる植木鉢用底部材に関するものである。
する。特に、植木鉢の排水孔から虫類、例えば、ナメク
ジやムカデなどが植木鉢内に侵入するのを阻止すること
ができる植木鉢用底部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の植木鉢用底部材としては、例え
ば、実開昭63−78563号公報に記載されたものが
ある。
ば、実開昭63−78563号公報に記載されたものが
ある。
【0003】図7はその植木鉢用底部材を示したもので
あり、(a)は斜視図、(b)は使用状態を示す縦断面
図である。
あり、(a)は斜視図、(b)は使用状態を示す縦断面
図である。
【0004】この植木鉢用底部材は、皿状に形成されて
おり、中央部分に窪み部10が形成されている。窪み部
10には複数個の水抜き孔11が形成されている。
おり、中央部分に窪み部10が形成されている。窪み部
10には複数個の水抜き孔11が形成されている。
【0005】このような植木鉢用底部材は、図7(b)
に示すように、植木鉢Uの底部の排水孔Hに、窪み部1
0の段部10aを嵌め込んだ状態にして取り付けられ
る。
に示すように、植木鉢Uの底部の排水孔Hに、窪み部1
0の段部10aを嵌め込んだ状態にして取り付けられ
る。
【0006】一方、植木鉢の排水孔から虫類が侵入する
のを防止するようにした植木鉢として、実公平1−12
594号公報に記載されたものがある。
のを防止するようにした植木鉢として、実公平1−12
594号公報に記載されたものがある。
【0007】図8(a)はその植木鉢に用いられている
底部材を示す斜視図、図8(b)は植木鉢の縦断面図で
ある。
底部材を示す斜視図、図8(b)は植木鉢の縦断面図で
ある。
【0008】底部材20は銅製であり、複数個の通水孔
21が底部材20全体に亘って形成されている。このよ
うな底部材20は、図8(b)に示すように、植木鉢U
の底部の排水孔Hを覆うようにして、植木鉢Uの底部に
敷かれる。
21が底部材20全体に亘って形成されている。このよ
うな底部材20は、図8(b)に示すように、植木鉢U
の底部の排水孔Hを覆うようにして、植木鉢Uの底部に
敷かれる。
【0009】このような植木鉢によれば、植木鉢Uの排
水孔Hが銅製の底部材20で覆われるので、銅イオンの
作用によって排水孔Hから虫類が侵入することが防止さ
れる。
水孔Hが銅製の底部材20で覆われるので、銅イオンの
作用によって排水孔Hから虫類が侵入することが防止さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】<課題1>図7示した
従来の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔Hに窪み部1
0が嵌め込まれて取り付けられるようになっていたの
で、窪み部10よりも小さい排水孔を有する植木鉢には
取り付けることができないという問題があった。
従来の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔Hに窪み部1
0が嵌め込まれて取り付けられるようになっていたの
で、窪み部10よりも小さい排水孔を有する植木鉢には
取り付けることができないという問題があった。
【0011】<課題2>図8に示したものは、銅製の底
部材20が植木鉢Uの排水孔Hを覆うように大きく形成
されていたので、高価になるという問題があった。
部材20が植木鉢Uの排水孔Hを覆うように大きく形成
されていたので、高価になるという問題があった。
【0012】本発明の第1の目的は、上述した第1の課
題を解決し、複数種の植木鉢に取り付けることができる
植木鉢用底部材を提供することにある。
題を解決し、複数種の植木鉢に取り付けることができる
植木鉢用底部材を提供することにある。
【0013】また、第2の目的は、上述した第2の課題
を解決し、植木鉢の排水孔から虫類が侵入するのを防止
することができる安価な植木鉢用底部材を提供すること
にある。
を解決し、植木鉢の排水孔から虫類が侵入するのを防止
することができる安価な植木鉢用底部材を提供すること
にある。
【0014】また、第3の目的は、上述した第1,第2
の課題を同時に解決し、複数種の植木鉢に取り付けるこ
とができるとともに、植木鉢の排水孔から虫類が侵入す
るのを防止することができる安価な植木鉢用底部材を提
供することにある。
の課題を同時に解決し、複数種の植木鉢に取り付けるこ
とができるとともに、植木鉢の排水孔から虫類が侵入す
るのを防止することができる安価な植木鉢用底部材を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排
水孔に合致する水抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレ
ートと、前記水抜き孔を覆う状態に取り付けられた銅製
の丸形の網材とを備え、前記プレートの底面における水
抜き孔の周部には、植木鉢の排水孔に嵌合することが可
能な、水抜き孔と同心円状の複数段の段部が設けられて
いることを特徴とする。
るために請求項1記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排
水孔に合致する水抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレ
ートと、前記水抜き孔を覆う状態に取り付けられた銅製
の丸形の網材とを備え、前記プレートの底面における水
抜き孔の周部には、植木鉢の排水孔に嵌合することが可
能な、水抜き孔と同心円状の複数段の段部が設けられて
いることを特徴とする。
【0016】上記第2の目的を達成するために請求項2
記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔に合致する水
抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜
き孔を覆う状態に取り付けられた銅製の丸形の網材とを
備え、網材の径方向両端部には突片部が設けられている
とともに、前記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合
させるための係合部が設けられていることを特徴とす
る。
記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔に合致する水
抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜
き孔を覆う状態に取り付けられた銅製の丸形の網材とを
備え、網材の径方向両端部には突片部が設けられている
とともに、前記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合
させるための係合部が設けられていることを特徴とす
る。
【0017】上記第3の目的を達成するために請求項3
記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔に合致する水
抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜
き孔を覆う状態に取り付けられた銅製の網材とを備え、
前記プレートの底面における水抜き孔の周部には、複数
種の植木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔
と同心円状の複数段の段部が設けられているとともに、
前記網材の縁部には少なくとも一対の突片部が設けら
れ、かつ、前記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合
させるための係合部が設けられていることを特徴とす
る。
記載の植木鉢用底部材は、植木鉢の排水孔に合致する水
抜き孔が設けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜
き孔を覆う状態に取り付けられた銅製の網材とを備え、
前記プレートの底面における水抜き孔の周部には、複数
種の植木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔
と同心円状の複数段の段部が設けられているとともに、
前記網材の縁部には少なくとも一対の突片部が設けら
れ、かつ、前記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合
させるための係合部が設けられていることを特徴とす
る。
【0018】
【作用効果】請求項1記載の植木鉢用底部材によれば、
プレートの底面における水抜き孔の周部に、複数種の植
木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心
円状の複数段の段部が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔の周部を嵌合させることができ
る。
プレートの底面における水抜き孔の周部に、複数種の植
木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心
円状の複数段の段部が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔の周部を嵌合させることができ
る。
【0019】したがって、請求項1記載の植木鉢用底部
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
【0020】また、請求項1記載の植木鉢用底部材によ
れば、植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた
合成樹脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取
り付けられた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の
排水孔にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植
木鉢の底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅
製の網材で覆うことができる。
れば、植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた
合成樹脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取
り付けられた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の
排水孔にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植
木鉢の底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅
製の網材で覆うことができる。
【0021】したがって、請求項1記載の植木鉢用底部
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
も得られる。
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
も得られる。
【0022】請求項2記載の植木鉢用底部材によれば、
植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた合成樹
脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取り付け
られた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の排水孔
にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植木鉢の
底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅製の網
材で覆うことができる。
植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた合成樹
脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取り付け
られた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の排水孔
にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植木鉢の
底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅製の網
材で覆うことができる。
【0023】したがって、請求項2記載の植木鉢用底部
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
が得られる。
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
が得られる。
【0024】さらに、請求項2記載の植木鉢用底部材に
よれば、銅製の網材をプレートの一部である水抜き孔部
分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材を大きく
形成しなくても良くなる。
よれば、銅製の網材をプレートの一部である水抜き孔部
分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材を大きく
形成しなくても良くなる。
【0025】したがって、安価な植木鉢用底部材が得ら
れる。
れる。
【0026】しかも、網材の縁部には少なくとも一対の
突片部が設けられているとともに、プレートの水抜き孔
の近傍には、この突片部を係合させるための係合部が設
けられているので、プレートに網材を取り付ける際に
は、少なくとも一対の突片部のうちいずれかひとつの突
片部を係合部に係合させておいてから、残りの突片部を
係合部に係合させることにより、プレートに網材を簡単
に取り付けることができる。
突片部が設けられているとともに、プレートの水抜き孔
の近傍には、この突片部を係合させるための係合部が設
けられているので、プレートに網材を取り付ける際に
は、少なくとも一対の突片部のうちいずれかひとつの突
片部を係合部に係合させておいてから、残りの突片部を
係合部に係合させることにより、プレートに網材を簡単
に取り付けることができる。
【0027】したがって、請求項2記載の植木鉢用底部
材によれば、網材の取付作業が容易であり、一層安価に
作成することができるという効果が得られる。
材によれば、網材の取付作業が容易であり、一層安価に
作成することができるという効果が得られる。
【0028】請求項3記載の植木鉢用底部材によれば、
プレートの底面における水抜き孔の周部に、複数種の植
木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心
円状の複数段の段部が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔の周部を嵌合させることができ
る。
プレートの底面における水抜き孔の周部に、複数種の植
木鉢の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心
円状の複数段の段部が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔の周部を嵌合させることができ
る。
【0029】したがって、請求項3記載の植木鉢用底部
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
【0030】また、請求項3記載の植木鉢用底部材によ
れば、植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた
合成樹脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取
り付けられた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の
排水孔にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植
木鉢の底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅
製の網材で覆うことができる。
れば、植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設けられた
合成樹脂製のプレートと、この水抜き孔を覆う状態に取
り付けられた銅製の網材とを備えているので、植木鉢の
排水孔にプレートの水抜き孔を合わせるようにして、植
木鉢の底部に載置することにより、植木鉢の排水孔を銅
製の網材で覆うことができる。
【0031】したがって、請求項3記載の植木鉢用底部
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
も得られる。
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢の排水孔か
ら虫類が侵入するのを阻止することができるという効果
も得られる。
【0032】さらに、請求項3記載の植木鉢用底部材に
よれば、銅製の網材をプレートの一部である水抜き孔部
分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材を大きく
形成しなくても良くなる。
よれば、銅製の網材をプレートの一部である水抜き孔部
分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材を大きく
形成しなくても良くなる。
【0033】したがって、安価な植木鉢用底部材が得ら
れる。
れる。
【0034】しかも、網材の縁部には少なくとも一対の
突片部が設けられているとともに、プレートの水抜き孔
の近傍には、この突片部を係合させるための係合部が設
けられているので、プレートに網材を取り付ける際に
は、少なくとも一対の突片部のうちいずれかひとつの突
片部を係合部に係合させておいてから、残りの突片部を
係合部に係合させることにより、プレートに網材を簡単
に取り付けることができる。
突片部が設けられているとともに、プレートの水抜き孔
の近傍には、この突片部を係合させるための係合部が設
けられているので、プレートに網材を取り付ける際に
は、少なくとも一対の突片部のうちいずれかひとつの突
片部を係合部に係合させておいてから、残りの突片部を
係合部に係合させることにより、プレートに網材を簡単
に取り付けることができる。
【0035】したがって、請求項3記載の植木鉢用底部
材によれば、網材の取付作業が容易であり、一層安価に
作成することができるという効果が得られる。
材によれば、網材の取付作業が容易であり、一層安価に
作成することができるという効果が得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0037】<第1の実施の形態>図1,2は本発明に
係る植木鉢用底部材の第1の実施の形態を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は正面図、図2(a)は底
面図、(b)は側面図、(c)は図1(a)におけるプ
レートのc−c断面図である。図3は網材の拡大平面
図、図4は使用状態説明図である。
係る植木鉢用底部材の第1の実施の形態を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は正面図、図2(a)は底
面図、(b)は側面図、(c)は図1(a)におけるプ
レートのc−c断面図である。図3は網材の拡大平面
図、図4は使用状態説明図である。
【0038】図1,4に示すように、本実施の形態の植
木鉢用底部材は、植木鉢Uの排水孔Hに合致する水抜き
孔2が設けられた合成樹脂製の丸形のプレート1と、水
抜き孔2を覆う状態に取り付けられた銅製の丸形の網材
3とを備えている。
木鉢用底部材は、植木鉢Uの排水孔Hに合致する水抜き
孔2が設けられた合成樹脂製の丸形のプレート1と、水
抜き孔2を覆う状態に取り付けられた銅製の丸形の網材
3とを備えている。
【0039】図1(a),図2(a)(c)に示すよう
に、プレート1における水抜き孔2の周部1aには、所
定の間隔をおいて複数個の通水孔4が設けられている。
に、プレート1における水抜き孔2の周部1aには、所
定の間隔をおいて複数個の通水孔4が設けられている。
【0040】プレート1の中央部には平面視丸形の窪み
部5が形成されており、水抜き孔2はこの窪み部5の中
央部分に形成されている。窪み部5内には、図1(a)
に示すように、平面視リング状の網材載置部5aが形成
されている。窪み部5の内壁部5bには、網材3の後述
する突片部3bを係合させるための係合部5cが設けら
れている。本実施の形態では内壁部5bの対向する部位
に係合部5cが計4個形成されている。
部5が形成されており、水抜き孔2はこの窪み部5の中
央部分に形成されている。窪み部5内には、図1(a)
に示すように、平面視リング状の網材載置部5aが形成
されている。窪み部5の内壁部5bには、網材3の後述
する突片部3bを係合させるための係合部5cが設けら
れている。本実施の形態では内壁部5bの対向する部位
に係合部5cが計4個形成されている。
【0041】図1(b),図2(a)〜(c)に示すよ
うに、プレート1の底面における水抜き孔2の周部2a
には、種々の植木鉢Uの排水孔Hに嵌合することが可能
な、水抜き孔2と同心円状の3つの段部2a1,2a
2,2a3が設けられている。
うに、プレート1の底面における水抜き孔2の周部2a
には、種々の植木鉢Uの排水孔Hに嵌合することが可能
な、水抜き孔2と同心円状の3つの段部2a1,2a
2,2a3が設けられている。
【0042】図3に示すように、網材3の縁部3aに
は、前記プレート1の窪み部5の係合部5cにそれぞれ
係合させることが可能な丸形の突片部3bが形成されて
いる。
は、前記プレート1の窪み部5の係合部5cにそれぞれ
係合させることが可能な丸形の突片部3bが形成されて
いる。
【0043】図1(a)(b),図2(a)(b)に示
すように、プレート1の水抜き孔2の両側部には、挿通
孔6,6が形成されており、所定の長さのリボン状の吸
水部材7,7が挿通されている。本実施の形態では、吸
水部材として、ポリエステル製のものが採用されてい
る。
すように、プレート1の水抜き孔2の両側部には、挿通
孔6,6が形成されており、所定の長さのリボン状の吸
水部材7,7が挿通されている。本実施の形態では、吸
水部材として、ポリエステル製のものが採用されてい
る。
【0044】このような植木鉢用底部材は、植木鉢Uの
底部の排水孔Hにプレート1の底面の段部2a1,2a
2,2a3のいずれかが嵌め込まれた状態で植木鉢Uの
底部に取り付けられる。図4に示すものは、段部2a2
が嵌め込まれている。
底部の排水孔Hにプレート1の底面の段部2a1,2a
2,2a3のいずれかが嵌め込まれた状態で植木鉢Uの
底部に取り付けられる。図4に示すものは、段部2a2
が嵌め込まれている。
【0045】以上のような構成を有する植木鉢用底部材
によれば、プレート1の底面における水抜き孔2の周部
2aには、複数種の植木鉢Uの排水孔Hに嵌合すること
が可能な、水抜き孔2と同心円状の複数段の段部2a
1,2a2,2a3が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔2の周部2bを嵌合させること
ができる。
によれば、プレート1の底面における水抜き孔2の周部
2aには、複数種の植木鉢Uの排水孔Hに嵌合すること
が可能な、水抜き孔2と同心円状の複数段の段部2a
1,2a2,2a3が設けられているので、複数種の植
木鉢の排水孔に水抜き孔2の周部2bを嵌合させること
ができる。
【0046】したがって、本実施の形態の植木鉢用底部
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
材によれば、複数種の植木鉢の底部に取り付けることが
できるという効果が得られる。
【0047】また、本実施の形態の植木鉢用底部材によ
れば、植木鉢Uの排水孔Hに合致する水抜き孔2がプレ
ート1に設けられているとともに、この水抜き孔2を覆
う状態に銅製の網材3が取り付けられているので、図4
に示すように、植木鉢Uの排水孔Hに、プレート1の水
抜き孔2を合わせるようにして植木鉢Uの底部に載置す
ることにより、植木鉢Uの排水孔Hを銅製の網材3で覆
うことができる。
れば、植木鉢Uの排水孔Hに合致する水抜き孔2がプレ
ート1に設けられているとともに、この水抜き孔2を覆
う状態に銅製の網材3が取り付けられているので、図4
に示すように、植木鉢Uの排水孔Hに、プレート1の水
抜き孔2を合わせるようにして植木鉢Uの底部に載置す
ることにより、植木鉢Uの排水孔Hを銅製の網材3で覆
うことができる。
【0048】したがって、本実施の形態の植木鉢用底部
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢Uの排水孔
Hから虫類が侵入するのを阻止することができるという
効果が得られる。
材によれば、銅イオンの効果によって植木鉢Uの排水孔
Hから虫類が侵入するのを阻止することができるという
効果が得られる。
【0049】さらに、本実施の形態の植木鉢用底部材に
よれば、銅製の網材3をプレート1の一部である水抜き
孔2部分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材3
を大きく形成しなくても良くなる。
よれば、銅製の網材3をプレート1の一部である水抜き
孔2部分にのみ設ければよいので、高価な銅製の網材3
を大きく形成しなくても良くなる。
【0050】したがって、安価な植木鉢用底部材が得ら
れる。
れる。
【0051】しかも、網材3の縁部3aには突片部3b
が設けられているとともに、プレート1の水抜き孔2の
近傍には、この突片部3bを係合させるための係合部5
cが設けられているので、プレート1に網材3を取り付
ける際には、少なくとも突片部3bのうちいずれかひと
つの突片部3bを係合部5cに係合させておいてから、
残りの突片部3bを係合部5cに係合させることによ
り、プレート1に網材3を簡単に取り付けることができ
る。
が設けられているとともに、プレート1の水抜き孔2の
近傍には、この突片部3bを係合させるための係合部5
cが設けられているので、プレート1に網材3を取り付
ける際には、少なくとも突片部3bのうちいずれかひと
つの突片部3bを係合部5cに係合させておいてから、
残りの突片部3bを係合部5cに係合させることによ
り、プレート1に網材3を簡単に取り付けることができ
る。
【0052】したがって、本実施の形態の植木鉢用底部
材によれば、網材3の取付作業が容易であり、一層安価
に作成することができるという効果が得られる。
材によれば、網材3の取付作業が容易であり、一層安価
に作成することができるという効果が得られる。
【0053】さらに、プレート1には吸水部材7,7が
設けられているので、図4に示すように、受け皿U1上
に溜まった水Wを植木鉢U内に吸い上げることができ、
これにより、植木鉢U内が乾燥しなくなるという効果が
得られる。
設けられているので、図4に示すように、受け皿U1上
に溜まった水Wを植木鉢U内に吸い上げることができ、
これにより、植木鉢U内が乾燥しなくなるという効果が
得られる。
【0054】<第2の実施の形態>図5は本発明に係る
植木鉢用底部材の第2の実施の形態を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
(d)は側面図、(e)は(a)におけるプレートのe
−e断面図である。これらの図において、上記第1の実
施の形態の植木鉢用底部材と同じ部分には同一の符号を
付してある。
植木鉢用底部材の第2の実施の形態を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、
(d)は側面図、(e)は(a)におけるプレートのe
−e断面図である。これらの図において、上記第1の実
施の形態の植木鉢用底部材と同じ部分には同一の符号を
付してある。
【0055】本実施の形態が前記第1の実施の形態と異
なる点は、プレート8が小型の植木鉢用に小径に形成さ
れている点にある。
なる点は、プレート8が小型の植木鉢用に小径に形成さ
れている点にある。
【0056】これらの図に示すように、プレート8の中
央部には、前記第1の実施の形態と同様の水抜き孔2が
形成されており、この水抜き孔2を覆う状態に銅製の網
材3が取り付けられている。プレート8の下面における
水抜き孔2の周部2aには、図5(b)〜(e)に示す
ように、水抜き孔2と同心円状の小径の段部2a3が1
段のみ設けられている。
央部には、前記第1の実施の形態と同様の水抜き孔2が
形成されており、この水抜き孔2を覆う状態に銅製の網
材3が取り付けられている。プレート8の下面における
水抜き孔2の周部2aには、図5(b)〜(e)に示す
ように、水抜き孔2と同心円状の小径の段部2a3が1
段のみ設けられている。
【0057】上述した本実施の形態の植木鉢用底部材に
よれば、プレート8が小径に形成されているので、第1
の実施の形態の植木鉢用底部材では載置することのでき
ない小型の植木鉢に対しても用いることができるという
効果が得られる。
よれば、プレート8が小径に形成されているので、第1
の実施の形態の植木鉢用底部材では載置することのでき
ない小型の植木鉢に対しても用いることができるという
効果が得られる。
【0058】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
ある。
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
ある。
【0059】例えば、吸水部材7,7は必ずしも設けな
くても良く、図6(a)(b)に示すような、吸水部材
の設けられていないプレート9も採用し得る。このよう
なプレート9を用いた植木鉢用底部材によれば、植木鉢
の底部に取り付ける際に、吸水部材を排水孔に通す手間
がなくなるので取り付け易くなるという効果が得られ
る。また、吸水部材を備えていないので、プレート9の
下面の段部2a1,2a2,2a3と植木鉢の排水孔と
の密着性が高まり易くなり、虫類の侵入がより効果的に
防止されることとなる。
くても良く、図6(a)(b)に示すような、吸水部材
の設けられていないプレート9も採用し得る。このよう
なプレート9を用いた植木鉢用底部材によれば、植木鉢
の底部に取り付ける際に、吸水部材を排水孔に通す手間
がなくなるので取り付け易くなるという効果が得られ
る。また、吸水部材を備えていないので、プレート9の
下面の段部2a1,2a2,2a3と植木鉢の排水孔と
の密着性が高まり易くなり、虫類の侵入がより効果的に
防止されることとなる。
【図1】本発明に係る植木鉢用底部材の第1の実施の形
態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図2】(a)は同じく底面図、(b)は側面図、
(c)は図1(a)におけるプレートのc−c断面図。
(c)は図1(a)におけるプレートのc−c断面図。
【図3】網材の拡大平面図。
【図4】使用状態説明図。
【図5】本発明に係る植木鉢用底部材の第2の実施の形
態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は側面図、(e)は(a)にお
けるプレートのe−e断面図。
態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は側面図、(e)は(a)にお
けるプレートのe−e断面図。
【図6】プレートの変形例を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は正面図。
面図、(b)は正面図。
【図7】従来技術の説明図。
【図8】従来技術の説明図。
1 プレート 2 水抜き孔 3 網材 3a 縁部 3b 突片部 5c 係合部 H 排水孔 U 植木鉢
Claims (3)
- 【請求項1】 植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設
けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜き孔を覆う
状態に取り付けられた銅製の網材とを備え、前記プレー
トの底面における水抜き孔の周部には、複数種の植木鉢
の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心円状
の複数段の段部が設けられていることを特徴とする植木
鉢用底部材。 - 【請求項2】 植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設
けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜き孔を覆う
状態に取り付けられた銅製の網材とを備え、網材の縁部
には少なくとも一対の突片部が設けられているととも
に、前記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合させる
ための係合部が設けられていることを特徴とする植木鉢
用底部材。 - 【請求項3】 植木鉢の排水孔に合致する水抜き孔が設
けられた合成樹脂製のプレートと、前記水抜き孔を覆う
状態に取り付けられた銅製の網材とを備え、前記プレー
トの底面における水抜き孔の周部には、複数種の植木鉢
の排水孔に嵌合することが可能な、水抜き孔と同心円状
の複数段の段部が設けられているとともに、前記網材の
縁部には少なくとも一対の突片部が設けられ、かつ、前
記水抜き孔の近傍には、この突片部を係合させるための
係合部が設けられていることを特徴とする植木鉢用底部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340467A JP2000157061A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 植木鉢用底部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340467A JP2000157061A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 植木鉢用底部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000157061A true JP2000157061A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18337252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10340467A Pending JP2000157061A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 植木鉢用底部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000157061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018019679A (ja) * | 2008-04-13 | 2018-02-08 | 伊東 美惠子 | 植物栽培容器 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10340467A patent/JP2000157061A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018019679A (ja) * | 2008-04-13 | 2018-02-08 | 伊東 美惠子 | 植物栽培容器 |
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