JP2000156840A - 複数のフォ―マットのデ―タを同期させる方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なったフオーマットのデータを記録し、再
生する。 【解決手段】 互いにリンクされた複数の異なったデジ
タルフォーマットで到来するデータを同時に記憶し、記
憶されたフォーマットの低解像度版への使用者のアクセ
スを提供する。同期情報は、異なったデジタルフォーマ
ットで記憶された同じ内容を互いに関連付けて、一つの
フォーマットの内容の編集を、各フォーマットの内容の
手操作による編集なしに他のフォーマットで記憶された
内容に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、主にテレビジョン放送
及び制作後の設備におけるデジタルビデオサーバーとし
て使用するデータ記憶システムに関する。

【０００２】

【従来技術及びその課題】近年、デジタルビデオサーバ
ーは、ビデオテープレコーダーの導入とほとんど同じよ
うにテレビジョン工業に大変動を起こした。ビデオサー
バーは、まずスポーツイベントの放送のための即時再生
能力を提供することから始まって、多くのテレビジョン
施設における舞台裏の役割を長年演じてきた。

【０００３】ビデオサーバーは、本質的に、追加の専用
ハードウエアを有する高速データ記憶システムである。
追加のハードウエアは、（１個のビデオ信号及び組み合
わせらえた１個以上のオーディオ信号よりなる)North A
merican Television SystemsCommittee（ＮＴＳＣ、北
米テレビジョンシステム委員会）フォーマットでの信号
の受入れ、及びデジタル記憶に適したフォーマットへの
信号のサンプリング、量子化及び圧縮の諸機能を扱う。
別の専用ハードウエアが記憶されたデジタルデータを解
凍して、これを元のＮＴＳＣフォーマット信号に復元さ
せる。

【０００４】記憶されたテレビジョン信号の索引、目録
を作り処理するために、ソフトウエアに追加の能力を与
えることが多い。テレビジョン信号に含まれる極めて大
量の情報は、再生の際に歪の見えないビデオのデジタル
再現を収容するためには莫大な量の磁気ディスク記憶装
置を必要とする。ビデオを作るために必要なディスク及
び処理能力の費用の大きな削減及び速度と性能の大きな
向上が放送設備の普及促進に役立った。デジタルビデオ
圧縮の進歩もまた現在のビデオサーバーの価格を下げか
つ品質を改善した。

【０００５】ビデオサーバーの一つの長所は、ビデオサ
ーバーは、ビデオテープレコーダーとは異なりビデオの
記録と再生とを同時にできることである。ビデオサーバ
ーのディスク記憶ユニットに十分な能力がありかつ十分
な圧縮・解凍ハードウエアがあれば、多チャンネルのビ
デオ及びオーディオの記録と再生とを同時に行うことが
できる。ビデオサーバーの１使用例は、放送局からコマ
ーシャルメッセージを送りながら、スポーツイベントの
終了直後の勝利者とのインタビューの記録を開始するこ
とである。コマーシャルが終わると、放送局は、ビデオ
サーバーがまだ生のインタビューの記録中であっても、
記録されたインタビューの再生をビデオサーバーから開
始することができる。同時に、記者は、記憶された資料
にアクセスして、記憶された資料を別の記憶された資料
と接続することにより新しいビデオのシーケンスを作
り、そして得られた新たなビデオシーケンスを観察し、
これを他のテレビジョン設備に送り、又はこれを後で放
送するために磁気テープに記憶させることができる。

【０００６】コンピューター、ビデオの圧縮及び磁気記
憶における進歩がビデオサーバーの価格を下げ記録の品
質を改良したとは言え、放送クラスの品質のビデオサー
バーは、見え得る歪の入ることなく高品質のビデオを記
憶するためにデータ速度の非常に早いことが要求される
ので、まだ非常に高価である。このため、消費者品質の
デジタルビデオ用として設計されたコンピューターに通
常使用されるものよりも更に早いハードウエアと大きい
ディスク容量とが要求される。例えば、現在、多くの家
庭用コンピューターは、毎秒１.５から３メガビット（M
bps）で１チャンネルのＭＰＥＧ−１ビデオを容易に再
生できる。これと比較して、典型的な放送用ビデオサー
バーの形態は、各チャンネルがスキップ、ポーズ、又は
グリッチなしに２０ Mbps 付近の記録速度を必要とする
２チャンネルの放送品質のビデオを可能とするであろ
う。

【０００７】ワークステーションが観察又は編集のため
に記憶されたビデオにアクセスできるネットワーク化さ
れた環境でビデオサーバーが使用されるときは新たな問
題が生ずる。共通の 10BaseT エターネットネットワー
キング標準は、最大データ速度１０ Mbps を許すが、こ
れは ２０ Mbps の１チャンネルに対しても不十分であ
る。１００ Mbps の容量（capacity）による 100BaseT
の使用は、理論的にはこの能力を同時に最大５チャンネ
ルに増加させるが、実際の能力は付帯演算のために低下
し、記憶された資料に同時にアクセスできる使用者数は
４名に限定される。

【０００８】デジタルテレビジョン（ＤＴＶ）、特に４
５ Mbps 以上のデータ記憶速度を有する高鮮明度テレビ
ジョン（ＨＤＴＶ）の導入が問題を更に深刻にする。し
かし、ネットワーキングに問題がなくとも、現在のビデ
オサーバーの設計は、記憶されたビデオの内容に対する
より多数の同時アクセスを支持しないであろう。一つの
解答は内容を複数のビデオサーバーにわたり重複させる
ことであるが、これは極めて大きな費用を要し、かつ一
時的な人気のある内容については、ネットワークの多数
の使用者からの要求を同時に受け入れることはできない
であろう。

【０００９】米連邦通信委員会（U.S. Federal Communi
cations Commission）により制定された要求のため、更
に別の問題が出現した。即ち、大手の米国テレビジョン
放送局はある期限内にデジタルテレビジョン信号を送信
するように装備するという要求である。代表的なテレビ
ジョン放送局は、公知のテレビジョンフォーマットで信
号を作り、記憶し、処理し、そして送信するための何百
万ドルもの蓄積投資と何百人年もの労力とを主張する。
この新しい規制は、本質的に、新たなフォーマットで同
じ機能を実行するために、当初の放送所の建設に要した
時間よりわずかの時間で当初の所内に新しい放送所を建
設することを要求する。テレビジョン局は２種の異なっ
た形式のテレビジョン信号を作り、記憶し、そして送信
するという要求を受け入れることが必要であろう。この
新しいテレビジョン信号は、内容は最初のものと同じで
あるが変換されたフォーマットのものであろう。

【００１０】局が、まずＤＴＶの送信を開始するとき、
多くの局はＮＴＳＣで作り続け、そして放送の直前にＮ
ＴＳＣを単純にＤＴＶに変換するであろう。しかし、Ｄ
ＴＶで制作される内容が多くなってくると、局はこの２
種の内容を混合し管理することが要求されるであろう。
ビデオサーバーはこの作業を行うテレビジョン局の支援
に重要な役割を演ずる。

【００１１】放送時間が限定されかつビデオテープレコ
ーダーでは放送の諸要求を満たさない放送用に対して
は、ビデオサーバーは、価格が急速に低下したとは言
え、その高価格がその使用を制限する。ビデオサーバー
は、介在部分を通してテープを早送りで巻くことなしに
ビデオクリップのある特定点への瞬間的なアクセスを許
す非直列式の編集に非常に有用である。上述の価格と帯
域の制限とが、これをビデオジャーナリストの手の届か
ないところに置くが、この問題がなければ進歩した編集
能力を使うことができる。

【００１２】本発明は、同じテレビジョン内容の複数の
フォーマットでの記憶を管理し、複数のフォーマットで
先に記憶された内容の組合せよりなる新しいクリップを
作って編集し、そして高品質の放送用ビデオサーバーに
記憶された内容への多数の使用者によるネットワーク化
されたアクセスを提供するという問題を解決する。これ
を、本発明は、これをビデオ及び組み合わせられたオー
ディオよりなる到来テレビジョン信号を複数の異なった
フォーマットで同時に記憶することにより達成する。異
なったフォーマットは１個のデータ記憶ユニット又は別
の記憶設備に記憶することができる。

【００１３】記憶されたフォーマット間の同期を確立す
るために、作成された異なるデジタルフォーマットにタ
イミング情報が追加される。これが、あるフォーマット
で記録された内容のある点と別のフォーマットで記録さ
れた対応するクリップの同じ点とを相関させる。次い
で、タイミング情報は、あるフォーマットで作られた内
容を別のフォーマットの同じ内容に複写編集変化させる
ために、非直列型編集用ソフトウエアプログラムにより
使用される。

【００１４】ネットワーク化されたシステムの使用者
は、普通のデスクトップコンピューターを使い、低ビッ
ト速度で、記憶された内容をブラウザーで再調査するこ
とができる。使用者は、低解像度の編集用ソフトウエア
を使用して、低解像度フォーマットクリップに埋められ
たタイミング情報により編集決定表（ＥＤＬ）を作るこ
とができる。本発明は、更なる使用者の介入なしに、Ｅ
ＤＬを同じ内容の別の記憶されたフォーマットに適用す
るために同期情報を使用する。この方法で、使用者は、
放送の目的で高解像度のフォーマットの一貫性を維持し
つつ１個の容易にアクセスし得るフォーマットで編集を
行うことにより同時に複数のフォーマットでクリップを
作ることができる。

【００１５】

【実施例】本発明を使ったシステムの好ましい実施例が
図１に示される。ビデオ及びオーディオの入力１がＶＲ
３００ビデオサーバーのようなビデオサーバー２に接続
される。ＶＲ３００ビデオサーバーは、到来の２０ Mbp
s モーションＪＰＥＧフォーマットの標準ＮＴＳＣテレ
ビジョン信号を、記憶されたデジタル信号の最小歪で記
憶する放送品質のビデオサーバーである。ＶＲ３００へ
のビデオ及びオーディオ信号入力はアナログ又はデジタ
ルのフォーマットでよく、或いはある一つのフォーマッ
トのビデオと別のフォーマットのオーディオとすること
ができる。オペレーターが指令コンソール３における命
令入力によるなどでビデオサーバー２にＲＥＣＯＲＤモ
ードに入るように指示すると、ビデオサーバーは入力の
オーディオ及びビデオをモーションＪＰＥＧのような高
解像度圧縮データフォーマットへのコード化を開始し、
更に圧縮されたビデオ及びオーディオのデータをディス
ク記憶ユニット６に記憶する。このユニットは、典型的
に、ネットワークサーバー用として最初から設計された
高性能ディスクアレイである。ビデオサーバー２は、タ
イミング及び同期の情報を含んだ識別情報とともに圧縮
ビデオ及びオーディオデータの目録を作る図２は、所要
の追加情報を追加する方法を示す。圧縮処理により作成
されたビデオ及びオーディオデータはデータパッケトに
収められる。パッケトフォーマットは、同期情報を含む
ように僅かに変更される。第１の追加データフィールド
１２は、システムがビデオ及びオーディオデータを識別
できるように識別情報を収容する。第２の追加データフ
ィールド１３は、異なったフォーマットで記憶された同
じ情報に相当するビデオ及びオーディオデータがどこに
置かれたかを示すために連想情報を容れる。第３の追加
フィールド１４は、パッケトに収容されたデータの形式
を記述する。このフィールドは使用される圧縮フィール
ドを識別するだけでなく、特定フォーマットの異なった
データ速度を識別するために使うこともできる。例え
ば、１個のパッケトが３ Mbps でＭＰＥＧ１フォーマッ
トのデータを含むとして識別され、これと同時に別のパ
ッケトは、収容されたデータが１.５ Mbps におけるＭ
ＰＥＧ１フォーマットであることを示すことができる。
データフィールド１５は、有効ロード、即ち、圧縮され
たビデオ及びオーディオデータを収容する。

【００１６】ビデオサーバーは、ＲＥＣＯＲＤモードに
入ると、指令ネットワーク７を越えてメッセージを送
り、ＭＰＥＧエンコーダー５にビデオ及びオーディオの
コード化の開始を告げ、かつネットワークサーバー９に
コード化されたデータの記憶を開始させる。ＭＰＥＧエ
ンコーダーは、入力のオーディオ及びビデオを、好まし
くは１.５ Mbps のデータ速度で圧縮されたＭＰＥＧ-１
データフォーマットにコード化し、そして得られた圧縮
ビデオ及びオーディオデータ８をネットワークサーバー
９に送る。ＭＰＥＧエンコーダーはネットワークサーバ
ーに設置されたカード又は別の構成要素とすることがで
きる。ビデオサーバーについて前述された方法と同じ方
法で、ネットワークサーバーは、タイミング及びその他
の同期情報を含んだ識別情報と共に圧縮ビデオ及びオー
ディオデータを記憶する。

【００１７】使用者は、ネットスケープナビゲーター
（Netscape Navigator、商標名）のような入手可能な安
価なブラウザープログラムを使用して、パーソナルコン
ピューター１１のようなワークステーションからユーザ
ーネットワーク１０の先のネットワークサーバーに要求
を送ることにより、ネットワークサーバー内の記憶され
たＭＰＥＧ-１の内容にアクセスすることができる。ネ
ットワークサーバーはワールドワイドウエブ（ＷＷＷ）
ページのような同じ経路でブラウザーによりアクセスさ
れるため、ユーザーインターフェースは使用者に対して
非常に親しみ易くかつ容易である。使用者は、ブラウザ
ーを経て、ネットワークサーバーによってパーソナルコ
ンピューターに送られるカタログページにある内容を選
択することができる。次いで、ネットワークサーバー
は、選択されたテレビジョンシーケンスを、ＭＰＥＧ−
１データの流れで使用者のパーソナルコンピューターに
送るであろう。次いで、ブラウザーを装備したパーソナ
ルコンピューターは、ネットワークサーバーから受け取
ったＭＰＥＧ−１データの流れを、使用者に提示し得る
ビデオ及びオーディオフォーマットに戻す。

【００１８】使用者は、同じパーソナルコンピューター
を使用して、記憶された内容を編集プログラムにより編
集することもできる。ビデオレコーダーは直列型編集技
術を必要とする直列型装置であり、これは、欲しくない
材料で分離された２個のクリップのセグメントが、第２
のセグメントの開始のためにテープの巻き戻し又は早送
りを必要とすることを意味する。ビデオサーバーの非直
列型の性質が、選ばれた不連続セグメントの連続再生を
許す。使用者は、非直列型編集プログラムを使うことに
より、サーバーの別のクリップの組合せから新しいクリ
ップを作ることができる。新しいクリップは完全な新し
いセグメントとして又は編集決定表（ＥＤＬ）として記
録することができる。後者は、クリップの選ばれたセグ
メントの実際のビデオ及びオーディオデータではなく
て、希望のシーケンスにあるクリップの選ばれたセグメ
ントの索引を記憶するためにタイミング及び同期の情報
を使用する。次いで、ＥＤＬを、新しいセグメントの作
成のために使うことができ、或いは、単に、サーバーか
らの新しいセグメントを送信器又は通常のビデオテープ
記録器で実時間で直接的に再生するために使用すること
ができる。

【００１９】各クリップに記憶された内容及び連想及び
タイミング情報の記憶された一つのフォーマットのため
に作成されたＥＤＬを使用することにより、本発明は、
一つの記憶されたフォーマットに対するＥＤＬを、別の
記憶されたフォーマットに対応するＥＤＬに変換するこ
とができる。この方法で、使用者は、一つのフォーマッ
トでクリップを編集することにより、記憶されたすべて
のフォーマットで同じクリップを仮想的に編集する。

【００２０】本発明は、オーディオ／ビデオの内容を複
数のフォーマットで同時に組織し、記憶しそして編集す
るために使用することができる。発明の説明を簡単にす
るために、僅か２形式のフォーマットしか記憶されない
システムを示した。本発明の真の精神及び範囲から離れ
ることなく種々の変更、別の構成及び同等品を使用する
ことができる。例えば、到来するオーディオ／ビデオの
内容をＨＤＴＶフォーマットのような第３のフォーマッ
トに記憶するために、恐らくは追加の変換手段を使用し
て第３のチェーンに分けることができる。次いで、使用
者は、同じ連想、タイミング及び編集手段を使用して、
第３の別のフォーマットに反映された内容をブラウザし
編集することができ、かつ使用者の編集は３種のフォー
マットにいずれにおいても観察することができる。この
ため、以上の説明及び図面は、特許請求の範囲により定
められる本発明の範囲を限定すると考えるべきでない。

【００２１】本発明の実施態様は以下のとおりである。

【００２２】１．（ａ）到来信号を受け入れるための信
号入力、（ｂ）前記信号入力に接続され、前記到来信号
を第１のデータ速度でコード化し第１のデータ流れを出
力する第１のエンコーダー、（ｃ）前記第１のエンコー
ダーに接続され、前記第１のデータ流れを前記第１のデ
ータ速度で記憶するデータ記憶装置、（ｄ）前記信号入
力に接続され、前記到来信号を第２のデータ速度でコー
ド化し第２のデータ流れを出力する第２のエンコーダ
ー、（ｅ）前記第２のエンコーダーに接続され、前記第
２のデータ流れを前記第２のデータ速度で記憶するデー
タ記憶装置、（ｆ）前記第１と第２のエンコーダー及び
前記データ記憶装置に接続され、前記第１のデータ流れ
のデータ点と前記第２のデータ流れの対応データ点とを
相関付けるように同期情報を作りこれを前記データ流れ
内に挿入するプロセッサー手段を備えるデータ記憶装
置。

【００２３】２．到来信号がアナログＮＴＳＣテレビジ
ョン信号である実施態様１に説明されたデータ記憶装
置。

【００２４】３．到来信号がデジタルテレビジョン信号
である実施態様１に説明されたデータ記憶装置。

【００２５】４．到来デジタルビデオ信号がＤ２フォー
マットである実施態様３に説明されたデジタル記憶装
置。

【００２６】５．（ａ）１個のビデオ信号と１個以上の
組み合わせられたオーディオ信号とよりなる到来信号を
受け入れるオーディオ／ビデオ信号入力、（ｂ）前記オ
ーディオ／ビデオ信号入力に接続され、前記到来してい
るオーディオ及びビデオを第１の圧縮速度で圧縮し第１
の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れを出力する第１
のオーディオ／ビデオ圧縮装置、（ｃ）第１のオーディ
オ／ビデオ圧縮装置に接続され、前記第１の圧縮オーデ
ィオ／ビデオデータの流れに識別、タイミング及びその
他の同期情報を加える第１のプロセッサー、（ｄ）前記
第１のプロセッサーに接続され、識別、タイミング及び
その他の同期情報を加えられた前記第１の圧縮オーディ
オ／ビデオデータの流れを記憶する第１のデータ記憶装
置、（ｅ）前記オーディオ／ビデオ信号入力に接続さ
れ、前記到来しているオーディオ及びビデオを第２の圧
縮速度で圧縮し第１の圧縮オーディオ／ビデオデータの
流れを出力する第２のオーディオ／ビデオ圧縮装置、
（ｆ）前記第２のオーディオ／ビデオ圧縮装置に接続さ
れ、前記第２の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れに
識別、タイミング及びその他の同期情報を加える第２の
プロセッサー、（ｇ）前記第２のプロセッサーに接続さ
れ、識別、タイミング及びその他の同期情報を加えられ
た前記第２の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れを記
憶する第２のデータ記憶装置、及び（ｈ）前記第１及び
第２のデータ記憶手段に接続され、前記第１及び第２の
圧縮オーディオ／ビデオデータの流れに加えられた前記
識別、タイミング及びその他の同期情報と組み合わせら
れた前記第１及び第２の圧縮オーディオ／ビデオデータ
の流れの一方の選定されたセグメントの、前記第１及び
第２の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れの他方の選
定されたセグメントからの識別を許す編集手段を備えた
オーディオ／ビデオ信号記憶装置。

【００２７】６．前記第１及び第２のデータ記憶装置が
１個のデータ記憶装置に組み合わせられる実施態様５に
説明されたオーディオ／ビデオ信号記憶装置。

【００２８】７．前記第１及び第２のプロセッサーが１
個のプロセッサーに組み合わせられる実施態様５に説明
されたオーディオ／ビデオ信号記憶装置。

【００２９】８．前記第１及び第２のデータ記憶装置が
１個のデータ記憶装置に組み合わせられ、かつ前記第１
及び第２のプロセッサーが１個のプロセッサーに組み合
わせられる実施態様５に説明されたオーディオ／ビデオ
信号記憶装置。

【００３０】９．（ａ）入力オーディオ／ビデオ信号を
複数の異なったコーディング速度で複数のコード化イメ
ージデータのシーケンスに変換し、（ｂ）前記コード化
されたイメージデータを前記複数の異なったコーディン
グ速度で少なくも１個の記憶手段に記憶し、（ｃ）タイ
ミング同期情報を加えるために、前記複数のコード化さ
れたイメージデータのシーケンスに索引情報を付け加
え、そして（ｄ）前記複数のコード化されたイメージデ
ータのシーケンスの一つの予定された部分が前記複数の
コード化されたイメージデータのシーケンスの別の予定
された部分に対応するタイミング同期情報から直接決定
し得るように前記複数のコード化されたイメージデータ
のシーケンスに付随した前記タイミング同期情報間の連
想を作成する諸段階を含んだオーディオ／ビデオ記憶方
法。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を使用しているシステムの好ましい実施
例の一例を示す。

【図２】本発明によるあるデータ記憶組織の一例を示
す。

【符号の説明】

１ 入力 ２ ビデオサーバー ５ エンコーダー ８ オーデイオデータ ９ ネットワークサーバー １２ 第１の追加データフイールド １３ 第２の追加データフイールド １４ 第３の追加データフイールド

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミハイ・ジー・ペトレスク アメリカ合衆国カリフオルニア州91406バ ンナイス・シヤーマンウエイ16750 (72)発明者 トツド・エス・ロス アメリカ合衆国カリフオルニア州91040シ ヤドーヒルズ・オーカスアベニユー9748 (72)発明者 リチヤード・エイ・クプニツキ カナダ・エル３テイ ４ケイ１・オンタリ オ・ソーンヒル・イブニングサイドロード 21

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 （ａ）到来信号を受け入れるための信号
   入力、 （ｂ）前記信号入力に接続され、前記到来信号を第１の
   データ速度でコード化し第１のデータ流れを出力する第
   １のエンコーダー、 （ｃ）前記第１のエンコーダーに接続され、前記第１の
   データ流れを前記第１のデータ速度で記憶するデータ記
   憶装置、 （ｄ）前記信号入力に接続され、前記到来信号を第２の
   データ速度でコード化し第２のデータ流れを出力する第
   ２のエンコーダー、 （ｅ）前記第２のエンコーダーに接続され、前記第２の
   データ流れを前記第２のデータ速度で記憶するデータ記
   憶装置、 （ｆ）前記第１と第２のエンコーダー及び前記データ記
   憶装置に接続され、前記第１のデータ流れのデータ点と
   前記第２のデータ流れの対応データ点とを相関付けるよ
   うに同期情報を作りこれを前記データ流れ内に挿入する
   プロセッサー手段を備えるデータ記憶装置。
2. 【請求項２】 （ａ）１個のビデオ信号と１個以上の組
   み合わせられたオーディオ信号とよりなる到来信号を受
   け入れるオーディオ／ビデオ信号入力、 （ｂ）前記オーディオ／ビデオ信号入力に接続され、前
   記到来しているオーディオ及びビデオを第１の圧縮速度
   で圧縮し第１の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れを
   出力する第１のオーディオ／ビデオ圧縮装置、 （ｃ）第１のオーディオ／ビデオ圧縮装置に接続され、
   前記第１の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れに識
   別、タイミング及びその他の同期情報を加える第１のプ
   ロセッサー、 （ｄ）前記第１のプロセッサーに接続され、識別、タイ
   ミング及びその他の同期情報を加えられた前記第１の圧
   縮オーディオ／ビデオデータの流れを記憶する第１のデ
   ータ記憶装置、 （ｅ）前記オーディオ／ビデオ信号入力に接続され、前
   記到来しているオーディオ及びビデオを第２の圧縮速度
   で圧縮し第１の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れを
   出力する第２のオーディオ／ビデオ圧縮装置、 （ｆ）前記第２のオーディオ／ビデオ圧縮装置に接続さ
   れ、前記第２の圧縮オーディオ／ビデオデータの流れに
   識別、タイミング及びその他の同期情報を加える第２の
   プロセッサー、 （ｇ）前記第２のプロセッサーに接続され、識別、タイ
   ミング及びその他の同期情報を加えられた前記第２の圧
   縮オーディオ／ビデオデータの流れを記憶する第２のデ
   ータ記憶装置、及び （ｈ）前記第１及び第２のデータ記憶手段に接続され、
   前記第１及び第２の圧縮オーディオ／ビデオデータの流
   れに加えられた前記識別、タイミング及びその他の同期
   情報と組み合わせられた前記第１及び第２の圧縮オーデ
   ィオ／ビデオデータの流れの一方の選定されたセグメン
   トの、前記第１又は第２の圧縮オーディオ／ビデオデー
   タの流れの他方の選定されたセグメントからの識別を許
   す編集手段を備えたオーディオ／ビデオ信号記憶装置。
3. 【請求項３】 （ａ）入力オーディオ／ビデオ信号を複
   数の異なったコーディング速度で複数のコード化イメー
   ジデータのシーケンスに変換し、 （ｂ）前記コード化されたイメージデータを前記複数の
   異なったコーディング速度で少なくも１個の記憶手段に
   記憶し、 （ｃ）タイミング同期情報を加えるために、前記複数の
   コード化されたイメージデータのシーケンスに索引情報
   を付け加え、そして （ｄ）前記複数のコード化されたイメージデータのシー
   ケンスの一つの予定された部分が前記複数のコード化さ
   れたイメージデータのシーケンスの別の予定された部分
   に対応するタイミング同期情報から直接決定し得るよう
   に前記複数のコード化されたイメージデータのシーケン
   スに付随した前記タイミング同期情報間の連想を作成す
   る諸段階を含んだオーディオ／ビデオ記憶方法。