JP2000152103A - 有料番組選局ガイド装置 - Google Patents

有料番組選局ガイド装置

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JP2000152103A
JP2000152103A JP10321835A JP32183598A JP2000152103A JP 2000152103 A JP2000152103 A JP 2000152103A JP 10321835 A JP10321835 A JP 10321835A JP 32183598 A JP32183598 A JP 32183598A JP 2000152103 A JP2000152103 A JP 2000152103A
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pay program
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channel
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JP10321835A
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Tsutomu Abe
勉 安部
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料番組を視聴しようとする際に、どの番組
が他の有料番組に比して視聴料金が高い/安い等の情報
を容易に得ることのできる有料番組選局ガイド装置を提
供する。 【解決手段】 有料番組選局ガイド装置1は、複数のチ
ャンネルの中から所望のチャンネルを選局受信すると共
に、放送局2から送られてくる各種番組のデータを抽出
する選局受信手段10と、選局受信手段10で抽出した
データを記憶格納するデータ格納部14と、チャンネル
検索を行う検索手段18と、を備えた受信装置4と、こ
の受信装置4で選局受信されたチャンネルで送られた番
組を表示する表示装置5と、を有している。検索手段1
8は、データ格納部14に格納された各種番組データの
うち少なくとも有料番組に関するデータに基づき、受信
手段4で受信可能な有料番組をリスト化した有料番組選
局ガイド表を作成する表作成手段を備え、この表作成手
段で作成された有料番組選局ガイド表を表示装置5に表
示させることが可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
衛星放送やCATV(ケーブルテレビジョン)放送等の
デジタル放送システムに使用して好適な有料番組選局ガ
イド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビジョン放送は、放送電波に
番組情報等からなるデジタルデータを重畳して送信する
デジタル放送が普及しつつある。このようなデジタル放
送は、視聴者が放送局と契約を締結することによって放
送局からその契約に基づく映像及び音声を送信するよう
になっている。また、デジタル放送には、通常、契約に
基づく基本料金さえ支払っていれば特別な上乗せ料金を
支払わずに視聴できる基本番組と、視聴すると特別な上
乗せ料金を放送局から請求されてしまう有料番組(ペイ
パービュー)とがある。なお、有料番組は、一般的に視
聴者にとって魅力的な番組が多い。そのため、視聴者
は、つい有料番組を見過ぎてしまい、特別料金が知らず
知らずのうちに加算されてしまうという問題が生じる。
【0003】このような問題を解消するために、従来よ
り種々の提案が行われている。例えば、特開昭61−1
08273号公報記載の有料放送デコーダによれば、視
聴者は、最初に、放送局に対して有料番組を視聴するた
めの料金を予め支払う。この支払い料金に関する情報
は、放送局から送られる放送電波に重畳されており、視
聴者側の受信装置内に記憶される。そして、視聴者が有
料番組を視聴する度毎に、受信装置内に格納された情報
を基に、その支払い金額から有料番組を視聴した金額分
を減算していき、その視聴者の支払い残高が一定金額を
下回るとそのことを警告するようになっている。このよ
うなシステムによれば、視聴者は、有料番組を視聴する
ために支払う金額の上限を決めて毎月支払うようにすれ
ば、有料番組にかかる特別な視聴料金が知らず知らずの
うちに加算されるということを防止できる。
【0004】なお、一般的に、デジタル放送では、視聴
可能なチャンネル数が多いため、放送電波に重畳された
情報を基に作成された番組表をモニター画面に表示させ
て、番組検索をしやすいものとしている。この番組表に
は、各番組がそれぞれ基本放送なのか有料放送なのかも
表示され、さらに有料放送の場合、その視聴料金の金額
も表示されるようになっている。そのため、視聴者は、
チャンネルを選局する際に、その番組に対して特別料金
が必要かどうか、また、特別料金が必要な場合、それは
いくらなのかを知ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モニタ
ー装置の1画面に出力可能な情報量は、画面の大きさか
ら限られており、視聴者が番組表の全体を見るためには
画面のスクロールが必要となる。そのため、基本番組に
比して魅力的とされる有料番組に関し、視聴者が各番組
の値段等の情報を得るには、番組表の全データを見る必
要が生じ利便性に欠けるものとなっている。すなわち、
上述した特開昭61−108273号公報記載の有料放
送デコーダでは、視聴者が有料番組を視聴する際に、支
払残高がいくら残っているかの情報は得られるが、どの
番組が他の番組に比して視聴料金が安い/高いという情
報に関しては得られない。
【0006】本発明は、視聴者が、有料番組を視聴しよ
うとする際に、どの番組が他の有料放送に比して高い/
安いという情報を得ることにより、視聴料金を有効に投
資できる利便性の高い有料番組選局ガイド装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的に鑑みて、
請求項1記載の有料番組選局ガイド装置は、複数のチャ
ンネルの中から所望のチャンネルを選局受信すると共
に、放送局から送られる各種番組に関するデータを抽出
する選局受信手段と、選局受信手段で抽出した各種番組
に関するデータを記憶格納するデータ格納部と、チャン
ネルの検索を行う検索手段と、を備えた受信装置と、こ
の受信装置で選局受信されたチャンネルで送られた番組
を表示する表示装置と、を有する有料番組選局ガイド装
置であって、検索手段に、各種番組に関するデータのう
ち少なくとも有料番組に関するデータを抽出し、このデ
ータに基づいて受信装置で選局受信可能な有料番組をリ
スト化した有料番組選局ガイド表を作成する表作成手段
を備え、この表作成手段で作成された有料番組選局ガイ
ド表を表示装置に表示させることが可能となっている。
【0008】上述した構成によれば、表示装置に有料番
組選局ガイド表を表示させるようにしているので、視聴
者は、表示画面を見ながら容易に有料番組を検索するこ
とができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の有料番組選局ガイド装置において、有料番組選局ガ
イド表を、有料番組の視聴料金の高い順もしくは低い順
に並べて形成しているので、視聴者は、表示画面を見な
がら、さらに容易に有料番組を検索することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の有料番組選局ガイド装置において、有料番
組選局ガイド表を、任意の特定ジャンルで検索した結
果、検索された有料番組を並べて形成しているので、視
聴者は、特定ジャンルに絞られたデータで構成された表
示画面を見ながら、さらに容易に有料番組を検索するこ
とができる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2または3記載の有料番組選局ガイド装置において、有
料番組選局ガイド表を、任意の時間帯に放送される有料
番組を並べて形成しているので、視聴者は、特定の時間
帯に視聴可能な有料番組という絞られたデータの中か
ら、容易に所望の有料番組を検索することができる。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項1,
2,3または4記載の有料番組選局ガイド装置におい
て、所定期間内に受信装置で受信可能な有料番組の視聴
料金の上限を設定し、この視聴料金の上限を超えて受信
装置で有料番組を視聴しようとした際に、そのことを警
告するか、あるいは受信不能とするようになっている。
そのため、視聴者が所定期間内に有料番組を見過ぎて、
料金が嵩んでしまうことを防止する。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の有料番組選局ガイド装置において、有料番組選局ガ
イド表中に、所定期間内に受信装置で受信可能な有料番
組の視聴料金の上限から、実際に受信装置で受信した有
料番組の視聴料金の積算分を減算し、その残額を表示さ
せるようにしている。そのため、視聴者は、視聴料金の
上限までの残金を知ることができ、それを有料番組を見
る際の参考とすることが可能となる。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項1か
ら6のうちの1項記載の有料番組選局ガイド装置におい
て、受信装置で受信可能な有料番組の1番組当たりの上
限を設定し、この視聴料金の上限を超えて受信装置で有
料番組を視聴しようとした際に、そのことを警告する
か、あるいは受信不能とするようになっている。そのた
め、視聴者は、有料番組を視聴しようとする際に、その
番組が設定された1番組当たりの視聴料金より高いかど
うかを知ることができ、それを有料番組を見る際の参考
とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の有料番組選
局ガイド装置について、図1から図13に示して説明す
る。有料番組選局ガイド装置1は、図1に示すように、
放送局2から複数のチャンネルで送られてくる放送電波
3を受信し、その中から所望のチャンネルを選局受信す
る受信装置としてのチューナー4と、チューナー4で選
局受信されたチャンネルで送られた番組を表示する表示
装置としてのモニター装置5と、を有している。
【0016】この有料番組選局ガイド装置1は、有料番
組(ペイパービュー)の行われているチャンネルを検索
をすることが可能な装置となっており、所定の入力操作
を行うことによりチューナー4で選局受信可能な有料番
組をリスト化した有料番組選局ガイド表35(図9参
照)を作成し、それをモニター装置5に表示させるもの
となっている。
【0017】なお、有料番組選局ガイド装置1によれ
ば、モニター装置5に表示された有料番組の中から所望
の有料番組を画面上で指定することによって、チューナ
ー4をその指定された有料番組の行われているチャンネ
ルに直ちに切り換えたり、あるいはチューナー4をその
指定された有料番組の開始時間に合わせてチャンネル切
り換え予約をすることが可能となっている。また、チュ
ーナー4は、選局操作や番組選局予約操作や、さらには
有料番組のチャンネル検索等の各種操作を行うためのリ
モコン6によって動作させることが可能となっている。
【0018】放送局2から送られてくる放送電波3は、
図2に示すように、各種デジタルデータを複数のパケッ
トに格納しそれらを連続的につなげて形成されたトラン
スポンダ7として送信されてくるものとなっている。こ
のトランスポンダ7には、各々無線周波数(RF=Radi
o Frequency )が割り振られており、チューナー4はそ
の無線周波数を調節することにより複数送られてくるト
ランスポンダ7のうちの1つを受信することが可能とな
っている。
【0019】各トランスポンダ7には、4〜8チャンネ
ル分の各番組の映像データ7a及び音声データ7bが含
まれている。映像データ7aは、4〜8チャンネル分の
番組の映像に関するデータを1つのパケットに格納した
ものとなっている。なお、1つのチャンネル分のデータ
は、その番組を標準画面で表示させるためのデータや、
ワイド画面で表示させるためのデータ等、複数の画面デ
ータで構成されている。そして、チューナー4でチャン
ネル及び画面の形態を選択することにより、映像データ
7a内の必要なデータが抽出されてモニター装置5へ伝
送される。これによって、そのチャンネルで送られてい
る番組の映像が、モニター装置5のディスプレイ8に出
力されることとなる。なお、この第1の実施の形態で
は、映像データ7aは、1つのパケット内に格納されて
いるが、2つないしそれ以上のパケットに分けて格納さ
れてもよい。
【0020】また、音声データ7bは、4〜8チャンネ
ル分の番組の音声に関するデータを1つのパケットに格
納したものとなっている。なお、1つのチャンネル分の
データは、その番組の音声を標準音声で出力させるため
のデータや、副音声で出力させるためのデータや、他の
言語によって出力させるためのデータ等、複数のデータ
で構成されている。そして、チューナー4でチャンネル
及び音声の形態を選択することにより、音声データ7b
内の必要なデータが抽出されてモニター装置5へ伝送さ
れる。これによって、そのチャンネルで送られている番
組の音声が、モニター装置5のスピーカー9に出力され
ることとなる。なお、音声データ7bも映像データ7a
と同様、この第1の実施の形態では、1つのパケット内
に格納されているが、2つないしそれ以上のパケットに
分けて格納されてもよい。
【0021】一方、トランスポンダ7には、番組データ
7c、EPGデータ7d、クロックデータ7e及び事務
的データ7fからなる番組情報が、そのトランスポンダ
7内の映像データ7a及び音声データ7bに重畳された
状態で共に含まれている。
【0022】番組データ7cは、そのトランスポンダ7
内に格納された4〜8チャンネル分の各番組の放送日、
放送時間、チャンネル番号、ジャンル、番組内容、番組
名等の各種番組データから構成されている。なお、番組
データ7cには、そのトランスポンダ7内に格納された
番組の中に有料番組がある場合、その有料番組の視聴料
金に関するデータ及びプレビュー画面(試視聴用の画像
及び音声)用のデータも含まれている。また、番組デー
タ7cは、例えば、放送時間が途中で変更になる場合や
放送時間が延長される場合等に関しては、その都度新し
い情報に更新されるようになっている。この番組データ
7cは、トランスポンダ7がチューナー4の選局受信手
段10の受信部11にアンテナ12を介して受信される
と、チューナー4のデータ抽出部13によってそのトラ
ンスポンダ7の中から抽出される。この抽出された番組
データ7cは、データ格納部14に記憶格納される。
【0023】また、EPGデータ7dは、放送局2から
各チャンネルで送られる全番組の情報に関するデータで
構成されており、各チャンネル毎の番組名と放送時間を
表形式に表したタイムテーブルとなっている。このEP
Gデータ7dは、トランスポンダ7がチューナー4の選
局受信手段10の受信部11にアンテナ12を介して受
信されると、チューナー4のデータ抽出部13によって
そのトランスポンダ7の中から抽出される。そして、そ
の抽出されたEPGデータ7dは、データ格納部14に
記憶格納される。なお、このEPGデータ7dには、各
番組が有料番組か否かに関するデータ、そして有料番組
の場合の視聴料金に関するデータが含まれている。
【0024】また、クロックデータ7eは、現在時刻に
関するデータとなっており、数秒おきに更新された状態
で送られてくる。さらに事務的データ7fは、視聴者の
チャンネル毎の契約状況等に関するデータや視聴者の視
聴状況(その視聴者が有料番組をいくら分見たか等)に
関するデータ等の情報から構成されている。これらのク
ロックデータ7e及び事務的データ7fは、トランスポ
ンダ7がチューナー4の選局受信手段10の受信部11
にアンテナ12を介して受信されると、チューナー4の
データ抽出部13によってそのトランスポンダ7の中か
ら抽出される。そして、その抽出されたクロックデータ
7e及び事務的データ7fは、データ格納部14に記憶
格納される。
【0025】なお、データ格納部14に格納された番組
データ7c、EPGデータ7d、クロックデータ7e及
び事務的データ7fは、リモコン6の操作により、その
中の必要な情報をチューナー4からモニター装置5に伝
送し、モニター装置5のディスプレイ8に表示させるこ
とが可能となっている。
【0026】なお、本実施の形態においては、放送局2
から送られる各種番組に関するデータとなるEPGデー
タ7dを、全てのトランスポンダ7にそれぞれ重畳させ
て送るようにしているため、チューナー4が、どの番組
を受信する際にも、EPGデータ7dを取得できるよう
になっている。しかしながら、このEPGデータ7dを
送るための特別なトランスポンダ7を設け、その特別な
トランスポンダ7を受信したときのみEPGデータ7d
を受信できるようにしてもよい。
【0027】受信装置としてのチューナー4は、図1に
示すように、放送電波3を受信するためのアンテナ12
及び選局受信手段10と、選局受信手段10で受信した
放送電波3から抽出した各種番組に関するデータを記憶
格納しておくデータ格納部14と、リモコン6からの命
令信号を受信するための受光部15と、直接入力を行う
ための操作入力部16と、各部を制御駆動する制御部1
7と、各種番組に関するデータに基づいてチャンネルの
検索を行う検索手段18と、映像検波回路19及び音声
検波回路20と、を有している。
【0028】選局受信手段10は、放送局2から送られ
てくる放送電波3の複数のチャンネルの中から所望のチ
ャンネルをアンテナ12を介して選局受信すると共に、
放送電波3を受信した際にその放送電波3のトランスポ
ンダ7の中から各種デジタルデータを抽出するものとな
っている。この選局受信手段10は、指定されたチャン
ネル番号と合致した無線周波数に受信周波数を切り換え
る機能を有する受信部11と、この受信部11で受信し
た放送電波3のトランスポンダ7の複数のチャンネルの
中から、指定されたチャンネルの映像データ7a及び音
声データ7bを随時抽出するデータ抽出部13とから構
成されている。
【0029】そして、受信部11で受信されたトランス
ポンダ7の中の4〜8チャンネルのうち、データ抽出部
13で抽出されたチャンネルの映像データ7a及び音声
データ7bが、それぞれ映像検波回路19及び音声検波
回路20を介してモニター装置5に伝送される。これに
よって、選局受信手段10で選局受信されたチャンネル
の番組が、モニター装置5に表示されるようになってい
る。また、データ抽出部13は、トランスポンダ7内の
映像データ7a及び音声データ7bの抽出だけでなく、
その他の各種番組情報も抽出しそれをデータ格納部14
に伝送するものとなっている。このデータ格納部14に
格納された各種データ、すなわち番組データ7c、EP
Gデータ7d、クロックデータ7e及び事務的データ7
fは、必要に応じてその必要なデータ部分が随時モニタ
ー装置5に表示されるようになっている。
【0030】受光部15は、リモコン6で生成された赤
外線信号による命令信号を受信する手段となっており、
図3に示すように、チューナー4の前面パネル4aに配
置されている。また、操作入力部16は、受光部15と
同様に、チューナー4の前面パネル4aに配置されてい
る。この操作入力部16は、複数の押しボタンで構成さ
れており、具体的には、番号/文字入力ボタン16a
と、カーソルボタン16bと、指定ボタン16cと、有
料番組検索画面呼び出しボタン16dと、同チャンネル
内で画面を切り換えるための画面切り換え用ボタン16
eと、同チャンネル内で音声を切り換えるための音声切
り換え用ボタン16fと、からなっている。
【0031】なお、番号/文字入力ボタン16aは、チ
ャンネル番号をダイレクトに入力する場合や、有料番組
検索画面32(図6参照)内の所定の欄に文字や数字を
入力する際に用いられる入力ボタンとなっている。ま
た、カーソルボタン16bは、現在受信中のチャンネル
から隣のチャンネルにチャンネル切り換えを行う場合
や、有料番組のチャンネル検索時において、有料番組検
索画面32内のカーソル40aを移動させたり、有料番
組選局ガイド表35(図9参照)内のカーソル40dを
移動させる際等に用いられる入力ボタンとなっている。
また、指定ボタン16cは、有料番組検索画面32内の
カーソル40aの所定の部位を指定する等のための入力
ボタンとなっている。また、有料番組検索画面呼び出し
ボタン16dは、図6に示すような有料番組検索画面3
2をモニター装置5へ呼び出すための入力ボタンとなっ
ている。なお、有料番組検索画面32に関しては、後で
詳述する。
【0032】リモコン6の操作により受光部15に入力
された命令信号及び操作入力部16の各ボタンで入力さ
れた命令は、制御部17に送られるようになっている。
制御部17は、受光部15及び操作入力部16からの命
令信号を得ることによって、チューナー4内の各部を制
御駆動するようになっている。
【0033】制御部17は、図4に示すように、周波数
切り換え駆動回路22と、選局回路23と、比較回路2
4と、メモリー25と、タイマー26と、これらの各部
を駆動制御するCPU27とから構成されている。そし
て、操作入力部16での直接入力やリモコン6から受光
部15への信号の送信により、チャンネルの選局や番組
の受信予約や有料番組のチャンネル検索等の命令が制御
部17に入力されると、その命令信号によりCPU27
が動作を開始し、CPU27が制御部17の各部やチュ
ーナー4内の各部を制御駆動するようになっている。
【0034】周波数切り換え駆動回路22は、CPU2
7によって制御駆動される。この周波数切り換え駆動回
路22は、選局されたチャンネルの無線周波数に合わせ
て選局受信手段10の受信周波数を切り換えるための駆
動回路となっている。また、選局回路23も、周波数切
り換え駆動回路22と同様に、CPU27によって制御
駆動される。この選局回路23は、送られてきたトラン
スポンダ7内の映像データ7a及び音声データ7bの各
データの中から、選局されたチャンネルの番組に関する
ものを、データ抽出部13に抽出させモニター装置5に
出力させるための駆動回路となっている。
【0035】また、比較回路24は、データ格納部14
内に格納された番組データ7c及びEPGデータ7dの
両データを比較参照する回路となっている。すなわち、
比較回路24は、リモコン6の操作等によりチャンネル
番号が入力された際、その指定されたチャンネルが、現
在受信中のトランスポンダ7内に含まれたチャンネルか
どうかをデータ格納部14内の番組データ7cを参照し
て検出し、その検出結果をCPU27に伝送するものと
なっている。なお、この検出の結果、データ格納部14
内の番組データ7cに指定されたチャンネル番号に関す
るデータがない場合、比較回路24は、CPU27の指
示により、指定されたチャンネル番号に関するデータが
データ格納部14内のEPGデータ7dにあるかどうか
を検出する。そして、比較回路24は、その検出結果を
再びCPU27に伝送する。
【0036】なお、上述のように比較回路24で番組デ
ータ7cを参照した結果、リモコン6等によって指定さ
れたチャンネルが、現在受信中のトランスポンダ7内に
含まれていることを検出した場合は、CPU27は、選
局回路23を駆動しデータ抽出部13に、リモコン6等
によって指示されたチャンネルの映像データ7a及び音
声データ7bを抽出させるようにする。これによって、
チューナー4は、指定されたチャンネルに切り換えら
れ、このチャンネルの映像データ7a及び音声データ7
bが、それぞれ映像検波回路19及び音声検波回路20
を介してモニター装置5に出力される。
【0037】なお、選局されたチャンネルが有料番組放
送用の場合は、まず最初に、番組データ7c中のプレビ
ュー画面用データを映像検波回路19及び音声検波回路
20を介してモニター装置5に出力させる。これによっ
て、視聴者は、その有料番組のプレビュー画面を試視聴
することができる。そして、視聴者が、そのプレビュー
画面を試視聴した結果、その有料番組を視聴することを
決定した場合は、モニター装置5の画面上でそのチャン
ネルを受信することを指示する。すると、そのチャンネ
ルの有料番組の映像データ7a及び音声データ7bが、
それぞれ映像検波回路19及び音声検波回路20を介し
てモニター装置5に出力される。この有料番組を視聴し
た履歴は、メモリー25に記憶される。このメモリー2
5に記憶された履歴は、放送局2によって電話回線(図
示省略)を介して読み出され、放送局2が把握できるよ
うになっている。なお、本実施の形態では、有料番組を
行っているチャンネルはそれ専用のものとなっている
が、特に専用とせず、同じチャンネルで有料番組と特別
料金のかからない無料番組との両方を適宜送るようにし
てもよい。
【0038】一方、現在受信中のトランスポンダ7内
に、指定されたチャンネルが含まれていない場合は、上
述したようにCPU27は、比較回路24にEPGデー
タ7dを参照させ、リモコン6等によって指定されたチ
ャンネルの無線周波数を検出する。そして、その検出結
果に従い、CPU27は、周波数切り換え駆動回路22
を用いて選局受信手段10の受信周波数を、指定された
チャンネルのものに切り換える。さらに、CPU27
は、選局回路23を用いてデータ抽出部13に、新たに
受信したトランスポンダ7の中から指定されたチャンネ
ルの映像データ7a及び音声データ7bを抽出させるよ
うにする。これによって、チューナー4は、指定された
チャンネルに切り換えられ、このチャンネルの映像デー
タ7a及び音声データ7bが、それぞれ映像検波回路1
9及び音声検波回路20を介してモニター装置5に出力
される。なお、指定されたチャンネルが有料番組を放送
するものである場合は、上述したように、最初にプレビ
ュー画面が表示され、その後の有料番組の受信に関して
も同様である。
【0039】なお、入力したチャンネル番号では番組が
受信できない場合、すなわち、入力されたチャンネル番
号に割り振られた放送番組がない場合は、CPU27か
らモニター装置5にその旨を知らせる信号が送信され
る。これによって、例えば、「そのチャンネルでは、放
送電波を受信できません」等のメッセージをモニター装
置5に表示させることが可能となっている。
【0040】また、メモリー25は、CPU27で行わ
れている各部の制御動作、例えば、選局受信手段10の
無線周波数やデータ抽出部13で抽出させている映像デ
ータ7a及び音声データ7bのチャンネル番号や、この
チューナー4における受信予約の有無や、このチューナ
ー4における過去の所定期間内のチャンネルの選局受信
の履歴等の各種情報を記憶格納しておくものとなってい
る。このメモリー25は、チューナー4の電源を切った
場合も、その電源を切る前の状態のデータがメモリーさ
れるようになっている。そのため、チューナー4は、電
源を切った後、再び電源を入力すると、電源を切る前の
状態に立ち上がるようになっている。なお、このメモリ
ー25に記憶された各種データは、電話回線によって放
送局2に定期的に伝送され、放送局2によって把握され
るようになっている。
【0041】また、タイマー26は、チューナー4内の
計時用のものとなっており、例えば、リモコン6の操作
等により放送予定の番組を受信予約する際に作用するも
のとなっている。すなわち、このタイマー26で計時さ
れている現在時間は、CPU27によって常時モニター
されており、受信予約がなされるとその放送の開始時間
に合わせてCPU27が各部を制御駆動するようになっ
ている。
【0042】一方、検索手段18は、制御部17に有料
番組のチャンネル検索を行わせる命令信号が入力する
と、その命令信号が制御部17から伝送されてくるよう
になっている。この検索手段18は、リモコン6の操作
等によって有料番組のチャンネル検索のための有料番組
検索画面32(図6参照)をモニター装置5に出力させ
るようになっている。また、検索手段18は、有料番組
検索画面32中に所定の入力が行われると、データ格納
部14に格納されたEPGデータ7d内の有料番組に関
するデータ及びクロックデータ7eに基づいて、現在時
刻において受信可能な有料番組のチャンネルの検索や、
今後受信予約が可能な有料番組のチャンネルの検索を行
うためのものとなっている。
【0043】なお、この検索手段18は、有料番組に関
するデータを抽出し、このデータに基づいてチューナー
4で受信可能な有料番組をリスト化した有料番組選局ガ
イド表35(図9参照)を作成する表作成手段28を備
えている。そして、この表作成手段28で作成された有
料番組選局ガイド表35は、モニター装置5に表示され
るようになっている。また、検索手段18は、図5に示
すように、入力された検索条件とデータ格納部14内の
EPGデータ7dに含まれる有料番組に関するデータと
を比較参照する比較部29と、視聴者が入力操作するた
めの有料番組検索画面32をモニター装置5に出力させ
るための画像データを格納するメモリー30と、各部を
制御駆動するCPU31と、を有している。
【0044】このように構成された検索手段18は、リ
モコン6の操作等により有料番組のチャンネル検索の指
示がなされると、メモリー30に格納されている有料番
組検索画面32用の画像データをCPU31よりモニタ
ー装置5に伝送する。これによって、モニター装置5の
ディスプレイ8に、図6に示すような有料番組検索画面
32が表示される。この有料番組検索画面32には、”
高い順”、”低い順”、”ジャンル検索を「する」/
「しない」”、”時間帯を指定「する」/「しな
い」”,”時間帯「 : 〜 : 」”の各検索チェッ
ク項目が設けられている。
【0045】これらの各検索チェック項目は、リモコン
6等の操作によりカーソル40aを移動させ、指定ボタ
ン16c,41cで指定することによって、入力可能と
なっている。なお、有料番組検索画面32を呼び出した
初期画面においては、”高い順”のチェック欄33aに
カーソル40aが設定される。また、この有料番組検索
画面32には、条件を設定した後に実際にそのチェック
通りに検索を行わせるための検索決定欄36aと、入力
事項をクリアーにするクリアー欄36bと、有料番組の
視聴条件を設定するための条件設定欄36cと、が備え
られており、この検索決定欄36a、クリアー欄36b
及び条件設定欄36cにもカーソル40aは、移動でき
るようになっている。
【0046】上述した有料番組検索画面32の各検索チ
ェック項目は、視聴者が自分の所望する有料番組を探す
際の手掛かりとして予め用意されたものとなっている。
例えば、検索チェック項目の”高い順”は、検索手段1
8で有料番組の検索をした後に、検索結果としてモニタ
ー装置5に表示される有料番組選局ガイド表35を、有
料番組の視聴料金の高い順に並べて作成させるためのも
のとなっており、チェック欄33aに「レ」がマークさ
れることによって有効となる。また、検索チェック項目
の”低い順”は、検索手段18で有料番組の検索をした
後に、検索結果としてモニター装置5に表示される有料
番組選局ガイド表35を、有料番組の視聴料金の低い順
に並べて作成させるためのものとなっており、チェック
欄33bに「レ」がマークされることによって有効とな
る。なお、”高い順”と”低い順”とは、一対のものと
なっており、チェック欄33a,33bのうちの一方に
「レ」がマークされると、他方は空欄「 」となるよう
になっている。
【0047】また、検索チェック項目の”ジャンル検索
「する」/「しない」”は、検索手段18で有料番組の
検索をする際に、その検索対象をある特定のジャンルに
限定するか否かを視聴者に選択させるためのものとなっ
ており、「する」場合に入力するチェック欄33cと、
「しない」場合に入力するチェック欄33dと、をそれ
ぞれ有している。このジャンル検索における「する」/
「しない」は、一対のものとなっており、チェック欄3
3c,33dの一方に「レ」がマークされると他方は空
欄「 」 となるようになっている。なお、ジャンル検
索において「する」をチェックした状態で検索を開始す
ると、図7に示すような、ジャンル選択画面37に画面
が切り換わる。このジャンル選択画面37を出力させる
ためのデータは、検索手段18のメモリー30内に格納
されている。
【0048】なお、ジャンル選択画面37には、「スポ
ーツ(国内)」「ニュース」「洋画」「邦画」「バラエ
ティ」「音楽」「海外ドラマ」「国内ドラマ」「スポー
ツ(海外)」・・・等の種々の選択項目が設けられてい
る。視聴者は、これらの各選択項目の中から所望のジャ
ンルの項目を、リモコン6等の操作によりカーソル40
bを移動させ指定ボタン16c,41cで指定すること
により、そのジャンルを絞った有料番組の検索ができる
ようになっている。このジャンル選択画面37には、ジ
ャンルを選択した後に、この画面から直に検索を開始さ
せるための検索決定部37aと、一旦有料番組検索画面
32に戻るための戻り部37bとが、備えられている。
【0049】また、有料番組検索画面32の検索チェッ
ク項目の”時間帯を指定「する」/「しない」”は、検
索手段18で有料番組の検索をする際に、その検索対象
をある特定の時間帯に放送されるものに限定するか否か
を視聴者に選択させるためのものとなっており、「す
る」場合に入力するチェック欄33eと、「しない」場
合に入力するチェック欄33fと、をそれぞれ有してい
る。この時間帯指定における「する」/「しない」は、
一対のものとなっており、チェック欄33e,33fの
一方に「レ」がマークされると、他方は空欄「 」とな
る。なお、時間帯の指定において「する」をチェックす
ると、この「する」と一対となっている項目の”時間帯
「 : 〜 : 」”が有効となる。そして、視聴者
が、リモコン6等の操作により、この空欄の部分に所望
の時間帯を入力することによって、その指定された時間
帯に放送される有料番組が抽出されることとなる。
【0050】なお、検索決定欄36aは、上述した各検
索チェック項目に所定の入力をした後にカーソル40a
を移動し決定させることにより、入力した条件の下でチ
ャンネル検索を行わせるためのものとなっている。ま
た、クリアー欄36bは、入力した事項をクリアーにす
るためのものとなっている。さらに、条件設定欄36c
は、有料番組を視聴する際の条件、例えば、所定期間内
にチューナー4で受信して視聴する有料番組の視聴料金
の合計の上限や視聴可能な1番組当たりの視聴料金の上
限を設定するための条件設定画面38を、モニター装置
5へ呼び出すためのものとなっている。なお、この条件
設定欄36cで呼び出した条件設定画面38で、所定期
間内に視聴する有料番組の視聴料金の上限を設定した場
合、図9に示す有料番組選局ガイド表35の上方に、設
定した視聴料金の上限から実際にチューナー4で受信し
た有料番組の視聴料金の積算分を減算して出した残額が
表示されるようになっている。さらに、条件設定画面3
8で1番組当たりの視聴料金の上限を設定した場合も、
有料選局ガイド表35の上方に設定した上限金額が表示
されるようになっている。
【0051】条件設定画面38は、図8に示すように、
所定期間内の有料番組の視聴料金の上限等を設定するた
めの第1の条件設定部38aと、1番組当たりの有料番
組の視聴料金の上限等を設定するための第2の条件設定
部38bと、から構成されている。第1の条件設定部3
8aは、”視聴料金の合計の上限を設定「する」/
「しない」”、”期間「1週間」/「1ヶ月」”、”金
額「 」円”、”上限を超えた場合「警告する」/
「受信できない」”、”の設定を解除する”、の各入
力項目から構成されている。第2の条件設定部38b
は、”1番組当たりの視聴料金の上限を設定「する」
/「しない」”、”金額「 」円”、”上限を超え
た場合「警告する」/「受信できない」”、”の設定
を解除する”、の各入力項目から構成されている。
【0052】これらの入力項目は、リモコン6等の操作
によりカーソル40cを移動させ、指定ボタン16c,
41cで指定することによって、入力可能となってい
る。なお、条件設定画面38を呼び出した初期画面にお
いては、第1の条件設定部38aの入力項目、”視聴
料金の合計の上限を設定「する」”のチェック欄38c
にカーソル40cが設定される。また、この条件設定画
面38には、入力項目に入力を行った後に、実際にその
設定を確定させるための実行欄38rと、設定を中止す
るキャンセル欄38sとが、備えられており、この実行
欄38r及びキャンセル欄38sにもカーソル40c
は、移動できるようになっている。
【0053】また、第1の条件設定部38aの入力項
目、”視聴料金の合計の上限を設定「する」/「しな
い」”は、所定期間内にチューナー4で受信する有料番
組の視聴料金の合計の上限を設定するか否かを、視聴者
に選択させるためのものとなっており、「する」場合に
入力するチェック欄38cと、「しない」場合に入力す
るチェック欄38dと、をそれぞれ有している。この上
限設定における「する」/「しない」は、一対のものと
なっており、チェック欄38c,38dの一方に「レ」
がマークされると、他方は空欄「 」となる。
【0054】また、第1の条件設定部38aの入力項
目、”期間「1週間」/「1ヶ月」”は、この条件設定
における所定の期間の設定を視聴者に選択させるための
ものとなっており、「1週間」とする場合に入力するチ
ェック欄38eと、「1ヶ月」とする場合に入力するチ
ェック欄38fと、をそれぞれ有している。この期間設
定における「1週間」/「1ヶ月」は、一対のものとな
っており、チェック欄38e,38fの一方に「レ」が
マークされると、他方は空欄「 」となる。
【0055】なお、この入力項目”期間「1週間」/
「1ヶ月」”は、”視聴料金の合計の上限を設定「す
る」”に対応するチェック欄38cに「レ」がマークさ
れた場合のみ有効となものとなる。また、チェック欄3
8e,38fのいずれか一方に「レ」がマークされる
と、その下の入力項目”金額「 」円”が有効とな
る。そして、視聴者が、リモコン6等の操作により、こ
の”金額「 」円”に所望の金額を入力することに
よって、指定された期間内の視聴料金の合計の上限が設
定される。
【0056】また、第1の条件設定部38aの入力項
目、”の上限を超える場合「警告する」/「受信でき
ない」”は、視聴者が有料番組の受信を行おうとした際
に、その番組を受信してしまうと、設定されている視聴
料金の上限を超えてしまうという状況の場合に、そのと
きの措置をどうするかを視聴者に選択させるためのもの
となっている。この入力項目には、「警告する」とする
場合に入力するチェック欄38gと、「受信できない」
とする場合に入力するチェック欄38hと、がそれぞれ
備えられている。この措置設定における「警告する」/
「受信できない」は、一対のものとなっており、チェッ
ク欄38g,38hの一方に「レ」がマークされると、
他方は空欄「 」となる。
【0057】ここで、「警告する」に対応するチェック
欄38gに「レ」をマークした場合は、有料番組を受信
しようとした際に、「この番組を視聴すると視聴料金が
「円」となります」等のメッセージが、モニター装置5
に出力されるようになっている。また、ここで、「受信
できない」に対応するチェック欄38hに「レ」をマー
クした場合は、有料番組を受信しようとした際に、「こ
の番組を受信すると視聴料金がオーバーしてしまうため
視聴できません」等のメッセージが、モニター装置5に
出力され、このチャンネルの有料番組が視聴できないも
のとなる。このように構成された入力項目”の上限を
超える場合「警告する」/「受信できない」”は、上述
した第1の条件設定部38aの各入力項目にそれぞれ所
定の入力がなされた場合のみ有効となものとなる。
【0058】また、第1の条件設定部38aの入力項
目、”の設定を解除する”は、既に設定されている所
定期間内における有料番組の視聴料金の合計の上限を解
除するためのものとなっており、これに対応するチェッ
ク欄38jを有している。
【0059】また、第2の条件設定部38bの入力項
目、”1番組当たりの視聴料金の上限を設定「する」
/「しない」”は、チューナー4で受信する有料番組の
1番組当たりの視聴料金の上限を設定するか否かを、視
聴者に選択させるためのものとなっており、「する」場
合に入力するチェック欄38kと、「しない」場合に入
力するチェック欄38mと、をそれぞれ有している。こ
の上限設定における「する」/「しない」は、一対のも
のとなっており、チェック欄38k,38mの一方に
「レ」がマークされると、他方は空欄「 」となる。な
お、この上限設定において「する」に対応するチェック
欄38kに「レ」をマークすると、その下の入力項目”
金額「 」円”が有効となる。そして、視聴者が、
リモコン6等の操作により、この”金額「 」円”
に所望の金額を入力することによって、1番組当たりの
視聴料金の上限が設定される。
【0060】また、第2の条件設定部38bの入力項
目、”の上限を超えた場合「警告する」/「受信でき
ない」”は、視聴者が有料番組の受信を行おうとした際
に、その受信しようとした番組の視聴料金が、設定され
ている1番組当たりの視聴料金の上限より高い場合の措
置を視聴者に選択させるためのものとなっている。この
入力項目には、「警告する」とする場合に入力するチェ
ック欄38nと、「受信できない」とする場合に入力す
るチェック欄38pと、をそれぞれ備えられている。こ
の措置設定における「警告する」/「受信できない」
は、一対のものとなっており、チェック欄38n,38
pの一方に「レ」がマークされると、他方は空欄「 」
となる。
【0061】ここで、「警告する」に対応するチェック
欄38nに「レ」をマークした場合は、有料番組を受信
しようとした際に、「この番組は視聴料金がとても高い
です」等のメッセージが、モニター装置5に出力される
ようになっている。また、ここで、「受信できない」に
対応するチェック欄38pに「レ」をマークした場合
は、有料番組を受信しようとした際に、「この番組は視
聴料金が高いため視聴できません」等のメッセージが、
モニター装置5に出力され、このチャンネルの有料番組
が視聴できないものとなる。このように構成された入力
項目”の上限を超える場合「警告する」/「受信でき
ない」”は、上述した第2の条件設定部38bの各入力
項目にそれぞれ所定の入力がなされた場合のみ有効なも
のとなる。
【0062】また、第2の条件設定部38bの入力項
目、”の設定を解除する”は、既に設定されている1
番組当たりの有料番組の視聴料金の上限を解除するため
のものとなっており、これに対応するチェック欄38q
を有している。
【0063】なお、検索手段18は、上述したように構
成された有料番組検索画面32中の各検索チェック項目
に、所定の入力をすることにより、データ格納部14内
に格納されたEPGデータ7d内の有料番組に関するデ
ータに基づいて有料番組を検出するものとなっている。
さらに、検索手段18は、モニター装置5に、図9に示
すような検索結果一覧、すなわち、検出した有料番組の
リストとしての有料番組選局ガイド表35を表示させる
ものとなっている。
【0064】視聴者は、例えば、既に1ヶ月の有料番組
の視聴料金の上限を3000円、1番組当たりの視聴料
金の上限を800円と設定した上で、有料番組検索画面
32で、”高い順”で検索を開始したとすると、図9に
示すような有料番組選局ガイド表35となる。なお、上
述した検索チェック項目「時間帯検索」や「ジャンル検
索」を検索項目とすると、それに対応した検索結果が表
示されるようになる。この有料番組選局ガイド表35
は、チャンネル番号欄39aと、放送局名欄39bと、
番組名欄39cと、放送時間表示欄39dと、視聴料金
表示欄39eと、受信選択欄39fと、所定期間内の有
料番組の視聴料金の上限から現段階までに視聴した有料
番組の視聴料金を差し引きした残高を示す残高表示欄3
9gと、1番組当たりの視聴料金の上限を示す上限表示
欄39hと、を有している。
【0065】なお、放送局名欄39bは、放送局2から
送られてきたテキストデータを基に文字データで表示し
てもよいが、画像データであるロゴデータを基に各放送
局のロゴマークで表示するようにしても良い。また、本
実施の形態の有料番組選局ガイド装置1では、受信選択
欄39f内の矢印型のカーソル40dを、リモコン6の
操作等により所望の有料番組に対応する欄に移動させ指
定することにより、その指定されたチャンネルにチュー
ナー4の選局受信手段10を直ちに切り換えるようにな
っている。なお、”低い順”で検索すると、視聴料金の
低い順に有料番組が並べられた表が、モニター装置5に
表示される。
【0066】また、チューナー4の各手段を制御駆動さ
せるためのリモコン6は、図10に示すように、各種命
令信号を送信させるための入力ボタン、すなわち、番号
/文字入力ボタン41aと、カーソルボタン41bと、
指定ボタン41cと、有料番組検索画面呼び出しボタン
41dと、同チャンネル内で画面を切り換えるための画
面切り換え用ボタン41eと、同チャンネル内で音声を
切り換えるための音声切り換え用ボタン41fと、を有
している。また、リモコン6は、各ボタンを押すことに
よって生成される命令信号をチューナー4に向かって送
信するための発光部42を有している。また、リモコン
6には、図11に示すように、電源バッテリー43と、
各ボタンによって操作された内容に基づいて命令信号を
生成するための命令信号発生部44が内蔵されている。
【0067】番号/文字入力ボタン41aは、チャンネ
ル番号をダイレクトに入力する場合や、有料番組検索画
面32内の所定の欄に文字または数字を入力する際に用
いられる入力ボタンとなっている。また、カーソルボタ
ン41bは、現在受信中のチャンネルから隣のチャンネ
ルに切り換える場合や、有料番組検索画面32内のカー
ソル40aを移動させる際等に用いられる入力ボタンと
なっている。また、指定ボタン41cは、有料番組検索
画面32内のカーソル40aの指定した部位を指定する
等のための入力ボタンとなっている。
【0068】なお、有料番組検索画面呼び出しボタン4
1dは、視聴者が有料番組の検索を行う際に押し操作を
することにより有料番組検索画面32をディスプレイ8
に表示させるものとなっている。すなわち、有料番組検
索画面呼び出しボタン41dを作動させ命令信号発生部
44から発光部42を介して命令信号が送信されると、
この命令信号がチューナー4に受信される。すると、チ
ューナー4内の検索手段18のメモリー30に格納され
た画像データが、チューナー4からモニター装置5に伝
送され、これによってモニター装置5のディスプレイ8
に有料番組検索画面32が表示されるようになってい
る。
【0069】上述したように構成された有料番組選局ガ
イド装置1を用いて、有料番組の検索を行う際の動作に
ついて図12から図13に示して説明する。
【0070】まず視聴者は、チューナー4及びモニター
装置5の電源を入力し、適当にチャンネル番号の入力を
行う等して、チューナー4に任意のチャンネルを選局受
信させる(ステップS1)。このとき、チューナー4に
選局受信されているチャンネルを含むトランスポンダ7
は、この番組の映像データ7a及び音声データ7bに、
このトランスポンダ7で送られる全てのチャンネルの番
組に関するデータである番組データ7cと、放送局2で
送られる全放送番組に関するデータであるEPGデータ
7dと、現在時刻に関するデータであるクロックデータ
7e及び事務的データ7fとを重畳させた状態で、放送
局2から送られてくる。チューナー4では、このように
送られたトランスポンダ7を受信した際に、このトラン
スポンダ7内の各種デジタルデータのうちの必要な情報
を抽出して記憶保存する(ステップS2)。すなわち、
チューナー4は、番組データ7cの必要情報をデータ抽
出部13で抽出し、それをデータ格納部14に格納す
る。また、チューナー4は、EPGデータ7d、クロッ
クデータ7e及び事務的データ7fをデータ抽出部13
で抽出し、それらをデータ格納部14に格納する。
【0071】なお、データ抽出部13で抽出した番組デ
ータ7cを検出した(ステップS3)結果、選局受信し
たチャンネルの番組が有料番組でない場合(NO)、こ
のチャンネルによって送られる番組の映像データ7a及
び音声データ7bが映像検波回路19及び音声検波回路
20を介してモニター装置5に出力される(ステップS
4)。
【0072】一方、選局受信したチャンネルの番組が有
料番組の場合は(YES)、このチャンネルを含むトラ
ンスポンダ7中の番組データ7c内のプレビュー画面用
のデータが、映像検波回路19及び音声検波回路20を
介してモニター装置5に出力される(ステップS5)。
なお、視聴者が、モニター装置5の画面上でこのチャン
ネルを選局受信する指示を与えると、このチャンネルで
送られる有料番組の映像データ7a及び音声データ7b
が、映像検波回路19及び音声検波回路20を介してモ
ニター装置5に出力される(ステップS6)。
【0073】上述したステップS4,S5,S6のいず
れかの状況から、視聴者が、リモコン6の有料番組検索
画面呼び出しボタン41dかもしくはチューナー4の前
面パネル4aに設けられた有料番組検索画面呼び出しボ
タン16dを押し操作する(ステップS7)。すると、
この押し操作により有料番組検索画面32を、モニター
装置5に出力させる命令信号が制御部17に入力され
る。これによって、制御部17は、検索手段18を駆動
し、検索手段18内のメモリー30に格納された有料番
組検索画面32用の画像データを抽出させ、この画像デ
ータをモニター装置5へ伝送させることによって、モニ
ター装置5に有料番組検索画面32を表示させる(ステ
ップS8)。
【0074】視聴者は、ステップS8で表示させた有料
番組検索画面32の各検索チェック項目のそれぞれの欄
に必要な入力を、以下の手順で行う(ステップS9)。
このステップS9の入力手順の動作を、図13を用いて
説明する。
【0075】ステップS8で有料番組検索画面32を呼
び出した際、各空欄内を移動するカーソル40aは、”
高い順”に対応するチェック欄33a内にある(ステッ
プS91)。視聴者は、この検索において、モニター装
置5に表示させる有料番組選局ガイド表35を、視聴料
金の高い有料番組から順に並べるように作成したい場合
(ステップS92においてYES)、このチェック欄3
3aにカーソル40aを止めたままで、リモコンの指定
ボタン41cもしくはチューナー4本体の指定ボタン1
6cを押し操作する。これによって、”高い順”に対応
するチェック欄33aには、「レ」がマークされる(ス
テップS93)。なお、”高い順”を選択せずに(N
O)、他の欄にカーソル40aを移動させると、自動的
に”低い順”を選択し、”低い順”に対応するチェック
欄33bに、「レ」がマークされる(ステップS9
4)。
【0076】また、”高い順”に対応するチェック欄3
3aもしくは”低い順”に対応するチェック欄33bの
いずれかに「レ」をマークすると、カーソル40aは、
入力項目”ジャンル検索を「する」/「しない」”の
「する」に対応するチェック欄33cに移動する(ステ
ップS95)。視聴者は、この検索において、ジャンル
検索を行う場合(ステップS96においてYES)、こ
のチェック欄33cにカーソル40aを止めたままで、
リモコンの指定ボタン41cもしくはチューナー4本体
の指定ボタン16cを押し操作する。これによって、”
ジャンル検索を「する」”に対応するチェック欄33c
には、「レ」がマークされる(ステップS97)。な
お、”ジャンル検索を「する」”を選択せずに(N
O)、他の欄にカーソル40aを移動させると、自動的
に”ジャンル検索を「しない」”を選択し、”ジャンル
検索を「しない」に対応するチェック欄33dに、
「レ」がマークされる(ステップS98)。
【0077】また、”ジャンル検索を「する」”に対応
するチェック欄33cもしくは「しない」に対応するチ
ェック欄33dのいずれかに「レ」をマークすると、カ
ーソル40aは、入力項目”時間帯を指定「する」/
「しない」”の「する」に対応するチェック欄33eに
移動する(ステップS99)。視聴者は、この検索にお
いて、時間帯指定を行う場合(ステップS100におい
てYES)、このチェック欄33eにカーソル40aを
止めたままで、リモコンの指定ボタン41cもしくはチ
ューナー4本体の指定ボタン16cを押し操作する。こ
れによって、”時間帯の指定を「する」”に対応するチ
ェック欄33eには、「レ」がマークされる(ステップ
S101)。なお、”時間帯を指定「する」”を選択せ
ずに(NO)、他の欄にカーソル40aを移動させる
と、自動的に”時間帯を指定「しない」”を選択し、”
時間帯を指定「しない」”に対応するチェック欄33f
に、「レ」がマークされる(ステップS102)。
【0078】また、ステップS100において”時間帯
を指定「する」”を選択した状態で、実際に検索動作を
開始させた場合、検索手段18は、指定する時間帯を入
力する欄に時間帯が入力されたかどうかを検出する(ス
テップS103)。そして、”時間帯を指定「する」”
にマークされているにもかかわらず、時間帯が入力され
ていない場合(NO)は、有料番組選局ガイド表35を
モニター装置5に表示せず、有料検索画面32を表示さ
せた状態で「時間帯を入力してください」等のメッセー
ジを表示させる。
【0079】上述したような手順等により、ステップS
9での必要事項の入力がなされたら、視聴者は、カーソ
ルボタン16bもしくはカーソルボタン41bを押し操
作して、有料番組検索画面32上の検索決定欄36aに
カーソル40aを移動し、指定ボタン16cもしくは指
定ボタン41cを押し操作する。これによって、検索手
段18は、実際に検索動作を開始する(ステップS1
0)。
【0080】すなわち、まず、検索手段18は、EPG
データ7dを検索し有料番組に関するデータを抽出する
(ステップS11)。次に、検索手段18は、この有料
番組検索において、ジャンル検索がなされているか否か
を判断する(ステップS12)。ステップS12におい
て、ジャンル検索がなされていると判断された場合(Y
ES)、検索手段18は、特定されたジャンル以外の有
料番組に関するデータを、抽出したデータの中から削除
する(ステップS13)。
【0081】次に、検索手段18は、この有料番組検索
において、時間帯指定がなされているか否かを判断する
(ステップS14)。ステップS14において、時間帯
指定がなされていると判断された場合(YES)、検索
手段18は、指定された時間帯以外の有料番組に関する
データを、抽出したデータの中から削除する(ステップ
S15)。一方、ステップS14において、時間帯指定
がなされていないと判断された場合(NO)、検索手段
18は、クロックデータ7eを参照し、抽出された有料
番組に関するデータの中から、現在時刻において視聴で
きない有料番組を削除する(ステップS16)。
【0082】検索手段18は、上述したようにして有料
番組検索画面32への所定の入力に基づく検索が行わ
れ、有料番組に関するデータが抽出されると、このデー
タを基に各有料番組を視聴料金の高い順もしくは低い順
に並び換え、有料番組選局ガイド表35用のデータを作
成する(ステップS17)。そして、検索手段18は、
ステップS17で形成したデータ、すなわち有料番組選
局ガイド表35用の画像データをモニター装置5に送
る。これによって、モニター装置5には、有料番組選局
ガイド表35が表示される(ステップS18)。
【0083】なお、視聴者は、このようにしてモニター
装置5に表示された有料番組選局ガイド表35を見なが
ら、所望の有料番組を表中で指示することにより(ステ
ップS19)、チューナー4のチャンネル切り換え、も
しくはチューナー4の放送予定番組の受信予約がされる
ようになっている(ステップS20)。
【0084】本発明の実施の形態の有料番組選局ガイド
装置1は、上述したように構成したが、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上述し
た実施の形態では、チューナー4の制御部17とは、別
に検索手段18を設け、検索手段18内のCPU31で
有料番組のチャンネル検索動作を行わせるようにした
が、検索手段を制御部17とし、制御部17でチャンネ
ル検索を行わせるようにしてもよい。
【0085】また、チャンネル検索時にモニタ装置5に
表示させる有料番組検索画面32には、有料番組選局ガ
イド表35を視聴料金の高い順か低い順のどちらかを選
択的に表示させることが可能なチェック欄33a,33
bが設けられているが、これらのチェック欄33a,3
3bを設けずに、常時高い順もしくは低い順のどちらか
で表示するようにしても良い。また、有料番組検索画面
32中に、ジャンル検索をさせるか否か選択させるため
のチェック欄33c,33dや、時間帯指定するか否か
選択させるためのチェック欄33e,33fを設けてい
るが、特に、このような検索件数を絞るためのチェック
項目を設けなくても良い。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、放送電波
から取得した番組に関するデータを基に有料番組をリス
ト化した番組表を作成する手段を番組選局ガイド装置に
備えている。そのため、視聴者は、表示装置に表示され
た有料番組選局ガイド表を見ながら容易に有料番組を検
索することができる。
【0087】また、請求項2記載の発明によれば、有料
番組選局ガイド表を、有料番組の視聴料金の高い順もし
くは低い順に並べて形成している。そのため、表示画面
が視聴者にとって見易いものとなり、さらに容易に有料
番組を検索することができる。
【0088】また、請求項3記載の発明によれば、有料
番組選局ガイド表を、任意の特定ジャンルで絞って形成
するようにしている。そのため、不要なデータを削除し
て検索データを少なくすることができ、視聴者にとって
さらに容易に有料番組を検索することができるものとな
る。
【0089】また、請求項4記載の発明によれば、有料
番組選局ガイド表を、任意の時間帯に放送される有料番
組を並べて形成している。そのため、不要なデータを削
除して検索データを少なくすることができ、視聴者にと
ってさらに容易に所望の有料番組を検索することができ
るものとなる。
【0090】また、請求項5記載の発明によれば、有料
番組を視聴しようとした際に、その番組を視聴すると、
視聴料金の上限を超えてしまうという状況の際、そのこ
とを警告するか、あるいは受信不能とするようになって
いる。そのため、視聴者が所定期間内に有料番組を見過
ぎて、料金が嵩んでしまうことを防止する。
【0091】また、請求項6記載の発明によれば、有料
番組選局ガイド表中に、「あといくら分、有料番組を視
聴してもよいか」の指標となる「残額」が表示されるよ
うになっている。そのため、視聴者は、視聴料金の上限
までの残額を知ることができ、それを有料番組を見る際
の参考とすることが可能となる。
【0092】また、請求項7記載の発明によれば、有料
番組を視聴しようとした際に、その番組の視聴料金が設
定した視聴料金の上限より高い場合、そのことを警告す
るか、あるいは受信不能とするようになっている。その
ため、視聴者が、自分で考えた「高い」有料番組を視聴
しようとする際に、その有料番組が「高い」かどうかを
知ることができ、そして見るかどうかを判断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の有料番組選局ガイド装置
の全体概略構造を示したブロック図である。
【図2】図1に示した有料番組選局ガイド装置のチュー
ナーに対して放送局から送られる放送電波の内部構造を
示した模式図である。
【図3】図1に示した有料番組選局ガイド装置のチュー
ナーを具体的に示した正面図である。
【図4】図1に示した有料番組選局ガイド装置の制御部
を主に示したブロック図である。
【図5】図1に示した有料番組選局ガイド装置の検索手
段を主に示したブロック図である。
【図6】本発明の有料番組選局ガイド装置のモニター装
置に表示される有料番組検索画面の例を示した模式図で
ある。
【図7】本発明の有料番組選局ガイド装置のモニター装
置に表示されるジャンル選択画面の例を示した模式図で
ある。
【図8】本発明の有料番組選局ガイド装置のモニター装
置に表示される条件設定画面の例を示した模式図であ
る。
【図9】本発明の有料番組選局ガイド装置のモニター装
置に表示される有料番組選局ガイド表の例を示した模式
図である。
【図10】図1に示した有料番組選局ガイド装置の全体
を模式的に示した斜視図である。
【図11】図10に示したリモコンの内部構造を示した
ブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態の有料番組選局ガイド装
置を用いて有料番組のチャンネル検索を行う際の動作を
示したフローチャート図である。
【図13】図12に示した動作説明の中のステップS9
に関する入力動作の例を詳細に示したフローチャート図
である。
【符号の説明】
1 有料番組選局ガイド装置 2 放送局 3 放送電波 4 チューナー(受信装置) 5 モニター装置(表示装置) 7d EPGデータ(各種番組のデータ) 10 選局受信手段 14 データ格納部 18 検索手段 28 表作成手段 35 有料番組選局ガイド表
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA23 BA27 CA09 CB09 DA01 DA04 DA05 5C062 AA11 AB23 AB38 AB42 AC24 AC41 AC51 AE05 AF00 AF08 BA00 5C064 BA01 BB05 BC01 BC20 BC23 BC25 BD13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルの中から所望のチャン
    ネルを選局受信すると共に、放送局から送られる各種番
    組に関するデータを抽出する選局受信手段と、上記選局
    受信手段で抽出した上記各種番組に関するデータを記憶
    格納するデータ格納部と、チャンネルの検索を行う検索
    手段と、を備えた受信装置と、この受信装置で選局受信
    されたチャンネルで送られた番組を表示する表示装置
    と、を有する有料番組選局ガイド装置であって、上記検
    索手段に、上記各種番組に関するデータのうち少なくと
    も有料番組に関するデータを抽出し、このデータに基づ
    いて上記受信装置で選局受信可能な上記有料番組をリス
    ト化した上記有料番組選局ガイド表を作成する表作成手
    段を備え、この表作成手段で作成された上記有料番組選
    局ガイド表を上記表示装置に表示させることが可能なこ
    とを特徴とする有料番組選局ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記有料番組選局ガイド表を、前記有料
    番組の視聴料金の高い順もしくは低い順に並べて形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の有料番組選局ガイド
    装置。
  3. 【請求項3】 前記有料番組選局ガイド表を、任意の特
    定ジャンルで検索した結果、検索された前記有料番組を
    並べて形成したことを特徴とする請求項1または2記載
    の有料番組選局ガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記有料番組選局ガイド表を、任意の時
    間帯に放送される有料番組を並べて形成したことを特徴
    とする請求項1,2または3記載の有料番組選局ガイド
    装置。
  5. 【請求項5】 所定期間内に前記受信装置で受信可能な
    前記有料番組の視聴料金の上限を設定し、この視聴料金
    の上限を超えて前記受信装置で前記有料番組を視聴しよ
    うとした際に、そのことを警告するか、あるいは受信不
    能とすることを特徴とする請求項1,2,3または4記
    載の有料番組選局ガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記有料番組選局ガイド表中に、前記所
    定期間内に前記受信装置で受信可能な前記有料番組の前
    記視聴料金の上限から、実際に前記受信装置で受信した
    前記有料番組の視聴料金の積算分を減算し、その残額を
    表示させることを特徴とする請求項5記載の有料番組選
    局ガイド装置。
  7. 【請求項7】 前記受信装置で受信可能な有料番組の1
    番組当たりの上限を設定し、この視聴料金の上限を超え
    て前記受信装置で前記有料番組を視聴しようとした際
    に、そのことを警告するか、あるいは受信不能とするこ
    とを特徴とする請求項1から6のうちの1項記載の有料
    番組選局ガイド装置。
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