JP2000152019A - プリント用ドキュメント画像の準備及び3色モアレ軽減目的のブラック付加の適用制御のための処理システム、並びにブラックの付加及び下色除去を含むキャリブレ―ションプリントシステム - Google Patents

プリント用ドキュメント画像の準備及び3色モアレ軽減目的のブラック付加の適用制御のための処理システム、並びにブラックの付加及び下色除去を含むキャリブレ―ションプリントシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モアレを誘起する分解間の干渉を制限するよ
うにUCR及びGCRを制御することにより3色モアレ
を減少させる方法を提供する。 【解決手段】 UCR/GCRステップから生じるCM
YK信号が最初に受信される(ステップ200)。この
信号から、モアレの振幅の値がステップ202で算出さ
れる。この計算は、UCR/GCRとハーフトーニング
ステップとの間でCMYK値を変更することが可能な画
像処理関数全てに関する知識を必要とする。多くの場
合、これらは線形化TRC(312)である。モアレの
値Mは、モアレ軽減の適用を制御する、Mがしきい値T
よりも大きいか否かを決定する判断204で使用され
る。Mがしきい値Tよりも大きい場合、同一又は類似の
色を取得するように、GCR/UCR変換が計算され
(206)、ステップ208で適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モアレを減少させ
るための処理として、グレー成分置換(gray component
replacement)及び下色除去(under color removal)
を使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】ドキュメントの色は、限られた着色剤の
セットを小領域上に、所望のカラーレスポンスに統合す
るように選択された量で配合した結果である。これは、
画像の「分解」(分解画像)を再生することにより多数
のプリントデバイスで達成され、各分解は様々な量の単
一の原色着色剤を提供する。各分解が組み合わせられる
と、結果としてフルカラー画像となる。
【0003】カラー画像のためには、複数の色分解が組
み合わせられる。各色分解は単一の着色剤に対応し、プ
リンタの能力を超える多数のグレーレベルにより定義さ
れ得る。このような例では、色分解のそれぞれは、入力
レベル数から、プリンタによって再生可能なより少ない
出力レベル数に減少する。多数の色分解は、最終的なカ
ラープリントを産出するためにプリント時に組み合わせ
られる。一般に、カラードキュメントは、シアン、マゼ
ンタ及びイエローの着色剤か、又はシアン、マゼンタ、
イエロー及びブラックの着色剤を使用して形成される。
より多くの又は代替の着色剤も使用され得る。
【0004】ドキュメントをプリントする際には、領域
上の所望のグレーレベルは、一般にハーフトーニングに
より達成され、画像のグレーレベルの偏差は、画像の離
散的な領域に、より多数又はより少数のONピクセルを
配置することにより表される。ディザ法又はスクリーニ
ングとして知られるハーフトーニングの1手法では、、
多数のグレー分解ピクセルを有する所定の領域上で、こ
の領域内のグレー分解ピクセルの配列の各分解ピクセル
のグレーレベルを表す値は、例えばハラデイ(Hollada
y)の米国特許第4,149,194号で教示されるような予め選
択されたしきい値(しきい値はディザマトリックスとし
て格納され、このマトリックスにより生成される反復パ
ターンがハーフトーンセルとみなされる)のセットの内
の1つと比較される。画像がグレーである領域では、あ
るディザマトリックス内のしきい値は超過され、即ち、
その特定の位置での画像値は、その同位置に関してディ
ザマトリックスに格納された値よりも大きいが、その他
はそうではない。2値法の例では、しきい値を超過する
画像ピクセル即ちセル要素は、最大着色値としてプリン
トされ得る一方で、残りの分解ピクセルはデータにより
表される実際の物理量に依存して白のまま残され得る。
上述のハーフトーニング手法は、空間座標に周期的な又
は準周期的な出力パターンを生成する。
【0005】ハーフトーニングは、カラードキュメント
の再生(複写)において、複数の分解内で同様の反復パ
ターンを重ね合わせる時に、画像全体にわたるスクリー
ンの反復パターンが、特に分解間の位置合わせが理想的
ではないプリントシステムでは、モアレ又は他のアーチ
ファクトを誘起し得るという問題を生じさせる。
【0006】位置ずれにより生じるアーチファクトは、
簡単な例により理解されることが可能である。解かり易
いように、同一のスクリーン周波数及び角度を持つハー
フトーンスクリーンを有する2つの分解を想定する。こ
れらの2つの分解を完璧な位置合わせで互いに重ね合わ
せてプリントすると、周期的なアーチファクトなしに均
質色がもたらされる。第2のスクリーンが第1のスクリ
ーンに関して空間的にシフトされると、出力色に大きな
シフトが生じるであろう。物理的限界に起因して、複数
の分解間にこのような空間偏差をもたらす傾向のあるプ
リントシステムは、仕上りプリントにカラーシフトのア
ーチファクトを生じさせ易い。
【0007】異なるタイプのアーチファクトは、プリン
トシステムが複数の分解間で僅かな回転(ずれ)を有す
る傾向がある場合に生じる。これらの例では、カラーモ
アレは、1つの色から他の色へと空間的に発達/増加し
ながら形成される。別の例において、解かり易いよう
に、同一のスクリーン周波数であるが異なる角度である
ハーフトーンスクリーンを有する2つの分解を再度想定
する。これらの2つの分解を完璧な位置合わせで互いに
重ね合わせてプリントすると、均質色であるが、2つの
分解間の角度に依存して高い又は低い周波数のモアレが
もたらされるであろう。角度が大きい(例えば30度)
場合には、通常邪魔にならない(気にならない)高周波
数のモアレが生じ、角度が小さい(例えば2度)場合に
は、通常邪魔になる(気になる)低周波数のモアレが生
じる。これらの2つの分解が、互いに対してシフトされ
てプリントされると、一定色の領域ではカラーシフトは
感知されず、モアレ周波数における変化は生じない。従
って、異なる色分解ごとに異なる角度を使用するハーフ
トーンスクリーン技法は、全ての色分解に対して同一の
角度を用いる技法に比べ、空間偏差に敏感ではない。2
つの分解が、分解間の角度を変更してプリントされる
と、モアレの周波数及び方向が変更され、差し障りのな
いモアレが差し障りのあるモアレに変化する可能性があ
る。
【0008】色分解間には常に2方向のモアレパターン
が存在するが、その角度はモアレの周波数(それらはス
クリーン周波数の約1/2である)を最大にするように
選択される。これらは、拡大されたカラーハーフトーン
において目に付く「ロゼット」である。これは、アナロ
グ(写真)及びデジタルシステムの両方に当てはまり、
重要な品質問題ではない。第4の色(ブラック又は「キ
ー」)が含まれる場合は常に、シアン、マゼンタ及びブ
ラック間の3方向の相互作用により形成される別のモア
レパターンが存在する。アナログシステムにおいては、
このモアレはゼロ周波数に配置されることが好ましい。
ハラデイ(Holladay)の有理角(rational angle)スク
リーン等のハーフトーニング処理を用いるデジタルシス
テムでは、正確な15度角は不可能であるので、3方向
のモアレは完全にゼロ周波数には配置されない。4つを
超える着色剤を使用するシステムにおいて、同様の議論
がそのシステムの主要な着色剤に適用されることに留意
すべきである。
【0009】色分解の幾つか又は全てに対して異なる角
度を用いるカラーハーフトーニング技法は、物理的限界
に起因する僅かな位置ずれを有するアプリケーションで
一般的である。そこで、ハラデイ(Holladay)の米国特
許第4,149,194号を再度参照すると、スクリーンの角度
は、互いに対して視覚的に強く競合しない同様のスクリ
ーンパターンを生成するように変更されることが可能で
あり、結果として差し障りのある(目に付く)モアレが
減少する。特に重要なのは、最も目立つ色、特にシア
ン、マゼンタ及び(もし存在する場合)ブラックの間の
角度である。回転スクリーン角度の一般的な割り当て
は、イエロー、シアン、ブラック及びマゼンタのそれぞ
れごとに、0度、15度、45度及び75度であり、こ
の場合、全ての分解は、イエローを例外とすることもあ
るが、同一のスクリーン周波数を用いて共通にハーフト
ーンされる。しかしながら、差し障りのあるパターン化
は、それでもなお生じる。一般に、周期的なハーフトー
ン技法は、実際の手法の周波数に依存する位置ずれ時の
カラーシフトとカラーモアレとの組合せに被害を及ぼさ
れると言えるが、これは一般に非常に差し障りのある低
周波数においてである。
【0010】上述の3色モアレを抑制するための代替方
法が存在する。ハラデイ(Holladay)他の米国特許第5,
394,252号に記載されているこの方法では、主要な着色
剤の分解の1つが非周期的又は準非周期的なスクリーン
に取り替えられ、3色モアレを除去する。
【0011】入力色(要求されたドキュメントの色)は
一般に、例えば、ゼロックス社の色符号化標準(Xerox
Color Encoding Standard)で特定されるゼロックス
R、G、B、三刺激値X、Y、Z、L***、スキャ
ナR、G、B等の3つのパラメータの量として記述され
ることを以下の議論のために留意することが重要であ
る。プリント産業においては、3分解から成る画像を、
例えばシアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー
(y)、ブラック(k)等の4つ以上の着色剤で表現す
ることは、下色除去(UCR)及びグレー成分置換(G
CR)の処理を介して達成される。この処理は、CMY
Kプリントで最も幅広く使用されている一方で、着色剤
の任意の選択及び数(3より大きい)に対して一般化さ
れることが可能である。3つの入力パラメータの量を例
えば4つの出力パラメータで表すことは、その4つのパ
ラメータを選択する際に1つの追加的な自由度を残す。
ここでは、UCR/GCR処理を最適化するための方法
を説明し、モアレを最小にするために更なる自由度を開
発する。
【0012】モアレはプリント材料の所望されない吸収
によりもたらされることに留意すべきである。「完璧
な」インクを使用すれば、k(ブラック)分解にわたっ
て形成されるモアレを除き、上述の2、3色のモアレの
いずれも起こらないであろう。モアレをより詳細に考察
すると、上述のように2つの基本的なタイプのカラーモ
アレがプリント品質に影響を及ぼす。第1のタイプは、
イエローとシアンとの間、又はイエローとマゼンタとの
間等で一般に見られる2色モアレである。通常、より大
きな“乱れ”となる第2のモアレは、シアン、マゼン
タ、及びブラックの重ね合わせにより、又は4色を超え
る着色剤を使用する場合には、3つの優性着色剤の存在
によりもたらされる。方法を制限するためではなく、記
述の簡潔さのために、以下ではc、m、kの例が用いら
れる。モアレの興味深い点の1つは、それが着色剤のス
ペクトル吸収率の関数であるだけではなく、寧ろ、画像
の再生時に使用される任意のハーフトーンドットのエリ
アカバレージの直接的な関数でもあることである。これ
を説明するために、簡単な1次元の例を使用することが
できる。
【0013】3枚のトランスペアレンシー(透明紙)T
c、Tm及びTkを重ね合わせると仮定する。出力はT=
c・Tm・Tkである。各トランスペアレンシーがハー
フトーンドットの形式を有すること、即ちバイナリの周
期関数であることがわかっている場合、次式のように記
される。
【数2】 この式において、ai(λ)はi番目の分解のスペクト
ル吸収率であり、Ti(x)は空間位置xの関数として
の周期的なスクリーンパターンであり、bi,nは分解i
のハーフトーンスクリーンのn番目のフーリエ係数であ
り、fiは分解iのハーフトーンスクリーンの周波数で
ある。2次以下を全て無視すると(2次、3次...を無
視すると)、方程式は次式のように単純化することが可
能である。
【数3】
【0014】方程式(1)及び(2)は、個々の透過率
が所望されない吸収をもたらさない、即ちai(λ)・
j(λ)=0である場合、モアレが生じないであろう
ことを明白にしている。方程式(2)の全ての交差項
(クロスターム)の内、3つの周期成分に範囲が及ぶ項
は、3色モアレにのみ含まれる。このモアレの成分Mは
次式のように書かれることが可能である。
【数4】
【0015】このモアレ成分がここに記載されるGCR
/UCR方法を導くことは注目すべき点である。この方
法の効果は、3つのパラメータの色量を4つ以上のパラ
メータで表すことにより得られる自由度(単数又は複
数)が、上述のモアレの考慮から完全に又は部分的に導
き出される境界条件を満たすために使用されることであ
る。
【0016】これに対して、従来のGCR/UCR手法
(ストラテジー)は、要求された色の最小成分の関数
と、潜在的に色の全体的な明度に基づいている。これは
一般に、GCR/UCRが暗色で実行される一方で、U
CRは明色、及び高彩度の色ではゼロに設定されること
を意味する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、モアレを誘
起する分解間の干渉を制限するようにUCR及びGCR
を制御することにより3色モアレを減少させる方法を提
供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、プ
リントキャリブレーション又はプリントのための、ブラ
ックを含む複数の分解内で画像信号によって表現される
べきドキュメント画像を準備するため、及び3色モアレ
を軽減するためにそこへのブラックの付加の適用を制御
するための処理システムが提供される。この処理システ
ムは、複数の分解内の画像信号を受信し、受信した画像
信号からモアレの振幅の近似値を算出し、モアレの振幅
を少なくとも1つの基準値と比較し、モアレの振幅がそ
の基準値と比べて所定の条件を満たしていない(劣る)
位置では、比色上の同一色がc、m、y、k値の異なる
組合せにより再生され、異なり且つ好ましくは最小であ
るモアレの振幅を示すようにGCR/UCRの設定を変
更する。
【0019】本発明の別の一態様では、モアレの振幅の
近似値は次の関数に従って算出される。
【数5】 この式において、M(In)は、分解Inの重ね合わせの
モアレの振幅であり、c、m、y及びkはそれぞれ、シ
アン、マゼンタ、イエロー及びブラック又はキー分解に
対応し、Inは、分解nに関連するハーフトーナへのグ
レーレベルの入力であり、Ik(Ic,Im,Iy)は、k分解が
他の分解の関数として決定されることを示す。
【0020】上記の記述から、一般にIkは、分解c、
m、yが予め定められていれば即、完全に決定される
が、異なるc、m、y、k分解が比色上同一色と示され
る色に導くことができることに留意すべきである。
【0021】本発明の更に別の一態様では、本発明は、
ブラックの付加及び下色除去を含む、色に特徴づけられ
るプリントシステムでの特に有利な利用方法を見出し、
その方法のために装置特性処理は装置独立の色を装置依
存の色に関連付ける特性テーブルを生成する。特性処理
は3色モアレを軽減するための方法を含み、この方法
は、ブラックの付加及び下色除去の後にブラックを含む
複数の分解内で特性画像信号のセットを受信しプリント
するステップと、そのプリントされたキャリブレーショ
ン画像信号内で好ましくない3色モアレの有無を判断す
るステップと、モアレ軽減手法を生成し、この手法に従
ってシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのピク
セル値を変更するステップと、この手法を、このキャリ
ブレーションされたプリントシステムのために生成され
たキャリブレーションテーブルの一部として格納するス
テップとを含む。
【0022】方程式(3)から3成分モアレを減少させ
る色補正方法が導き出されることは理解されるであろ
う。方程式(3)は、用いられるUCR/GCR(下色
除去(under color removal)/グレー成分置換(gray comp
onent replacement))手法によって強く影響を及ぼされ
る。ここで、多数の画像のk成分、並びにその結果とし
てbk,nは、通常、画像の美的外観(見た目の美しさ)
を向上させるためにブラック付加方法の一部として色補
正ソフトウェアにより「人工的に」生成されることに留
意すべきである。幾つかの明確に異なる(c、m、y、
k)の4重項は同一色をもたらすであろう。3成分モア
レを除去するための1つの簡単な方法は、kを除去し、
それによりbk,nをゼロに設定することであろう。これ
は、画像を標準の3色処理で再生することに等しい。し
かしながら、この方法は、一般的な3色システムの色域
が4色システムの色域よりも非常に制限されているので
好ましくない。
【0023】方程式(3)を検証すると、モアレを減少
させるための別の選択肢を見出すことができる。フーリ
エ係数bi,nは、開口比(オープンレシオ)、即ちハー
フトーンドットのオン状態のピクセルとオフ状態のピク
セルの比の関数であり、従ってハーフトーニング処理に
対する入力レベルの比の関数である。n>0の場合のフ
ーリエ係数は、次式のように書かれることが可能であ
る。
【数6】 ここでは、正規化された入力0≦I≦1、及び0≦IP
≦Pであるハーフトーンドットのエリアカバレージが使
用される。
【0024】方程式(4)は、理想的なバイナリ(2値
法)ハーフトーンのためのフーリエ係数を表す。その理
想的なモデルからのいかなる偏差も、実際のトランスミ
ッタンス(透過率)のための適切なフーリエ係数の使用
による計算に容易に含めることができる。
【0025】従って、モアレの振幅Mは、ハーフトーナ
へのグレーレベルの入力の3重項(Ic,Im,Ik)に直接依
存する。この3重項は、GCR/UCR方式(ブラック
が使用されず、Ik=0である)を使用して、オリジナル
の入力色から導き出される。1次元の例ではbi,1がIi
=1/2の場合に最大となることが、方程式(4)から
明白である。従って、方程式(3)で推定されるモアレ
の振幅は、3つの成分(Ic,Im,Ik)が全て1/2である
場合に最大となる。
【0026】出力されるモアレはUCR/GCR方式の
関数であることが、方程式(4)から明白である。入力
色の3重項を(R、G、B)と仮定する。この色は、確
定されていない4重項の形式(Ic,Im,Iy,Ik(Ic,Im,
Iy))で、出力において表現されることが可能である。
4重項のK成分は、画像のC、M及びY成分の関数であ
ることに留意すべきである。GCR/UCR方式のみ
が、使用される予定である1つの4重項を定義する。再
び、1次関数のみを考慮に入れると、その4重項は次式
の3色モアレの振幅を有するであろう。
【数7】
【0027】方程式(5)は1次元の例のみを表し、2
次元への簡単な拡張が方程式(6)に示されるように実
施され得る。
【数8】
【0028】2次元のフーリエ係数は、一般化された1
次元係数の異なる形式なので、この拡張は実際のモアレ
の振幅の1次の近似値に過ぎないことに留意すべきであ
る。使用される近似値は、例えばパルス濃度変調を使用
する画像の2値化等の画像処理の他の分野に上手く適用
されており、好適な1次の近似値であることが経験的に
示されている。
【0029】M(Ic,Im,Ik)の輪郭線が、Im=0.4であ
る場合のIcとIkの関数として図1に示される。関数はIc
=Im=Ik=1/4で最大値0.258を有し、境界(即ち、I
c,Im,Ikの少なくとも1つが0又は1である場合)では
消滅する。このモデルは、Ic=Im=Ik=1/4の近くで
はCMKの組合せを避けるべきであることを示唆してい
る。
【0030】UCR/GCRの後、そしてハーフトーナ
の前に行われる線形化TRC等の他の関数もまた、一般
に単純、単調的にではあるが、値(Ic,Im,Ik)に影響を
及ぼす。モアレのためのモデル(6)を導き出す場合に
は、適切な方法でこれらの関数を考慮に入れなければな
らない。
【0031】本発明のこれら及び他の態様は、本発明の
好ましい実施の形態を例示するために使用される以下の
説明を添付の図面と併せて読むと明確になるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】ここで、その提示が本発明の実施
の形態を説明する目的のためであって、本発明を制限す
るためではない図面を参照すると、基本的な画像処理シ
ステムが図3に示される。この例では、グレー画像デー
タは、画像信号又はピクセルとして特徴づけられ、それ
ぞれは「c」グレーレベルから成るセット内の単一のグ
レーレベル又は反射率等で定義され、そのレベルから成
るセットのメンバ数は所望されるよりも多い。各ピクセ
ルは本明細書で以下に記載される方法で処理され、各ピ
クセルは新たな、より少数の「d」レベルから成るセッ
トに関して再定義される。この処理において、「c」及
び「d」は、ピクセル深さ、即ちピクセルが現れる信号
レベルの数値を表す整数である。この方法の1つの一般
的な例は、グレーレベルの比較的大きなセットからバイ
ナリ(2値法)プリンタでプリントするための2つの正
当な或いは許容されたバイナリレベルの内の1つへのデ
ータ変換を含む。標準の複数分解スクリーニング又はデ
ィザ処理が用いられると、画像はその後、周波数と、そ
の周波数に関する角度を有するであろう。
【0033】本明細書で使用される「ピクセル」は、最
小と最大の間のグレーレベルを有する、画像内の特定の
位置に関係する画像信号を指す。従って、ピクセルはグ
レーレベル及び位置により定義される。本明細書で使用
される「グレー」は、特に明示されない限り、色を意味
しない。寧ろ、この用語は、その中で信号が使用される
分解の色には関係なく、最大値と最小値の間で変化する
画像信号を指す。
【0034】カラーシステムにおいて、カラードキュメ
ントは画像信号の複数のセット(ビットマップ)により
表現され、各セット(又は分解)は通常独立して処理さ
れる独立したチャンネルにより表現される。従って「カ
ラー画像」は、ゼロックスの4850ハイライトカラー
プリンタ(Xerox 4850 Highlight Color Printer)等に
おいてのように少なくとも2つの分解を含むドキュメン
トであり、一般にはゼロックスの4900カラーレーザ
(Xerox 4900 Color Laser)等においての3つ又は4つ
の分解を含むドキュメント、又は時には5つ以上の分解
を含むドキュメントである。1つの実施可能例としての
デジタル複写機(スキャナ/プリンタとの複合機)は、
例えば、本明細書に参考文献として組み入れられる米国
特許第5,655,061号又は第5,659,634号に記載されてい
る。
【0035】各ドキュメントは、画像を生成するために
プリンタを作動させる画像信号又はピクセルのセットを
提供する。マルチカラープリンタの場合は、共に重ね合
わせられた分解がカラー画像を形成する。このコンテキ
ストにおいて、カラーピクセルは、その所定の小領域内
のドキュメント画像の各分解のグレーレベルを表現する
ピクセルの組合せとして説明される。
【0036】ここで、本発明の目的を表す全体的なシス
テム要件を示す図3を参照すると、ドキュメントシステ
ムは、キャリブレーションドキュメント及びカスタマー
ドキュメント(以後、画像と呼ぶ)のいずれかであるド
キュメントの電子表現をスキャナ10等の画像入力端末
から、装置の物理特性に関連するフォーマットで且つ通
常ピクセル当たりmビットで定義されるピクセルと共に
取得する。一般的なスキャナは、例えば、多くの目的の
ために許容可能な解像度で8ビット/ピクセルのデータ
を生成する。これがカラードキュメントである場合、画
像は、通常同一の解像度及びピクセル深さである2つ以
上の分解ビットマップで定義される。スキャナ10から
のデータは、処理のために直接、又は適切にプログラム
された汎用コンピュータ12等に送られ得る。或いは、
画像データのソースが、適切にプログラムされた汎用コ
ンピュータであってもよい。電子画像信号は、画像出力
端末又はプリンタ18での再生に適した画像が取得され
るように処理されるために画像処理ユニット(IPU)
16を介して送られる。画像処理ユニット16は一般
に、3成分の色記述をプリンタ固有の4つ以上の成分の
色記述に変換する色変換ユニット22と、特定のプリン
タを駆動するのに適したdビットのデジタル画像信号に
cビットのデジタル画像信号を変換する(c及びdは整
数値である)ハーフトーナ20とを含む。IPU16
は、プリンタの一部か、又は汎用コンピュータの一部で
あってよい。これは、特殊目的のハードウェアを含んで
もよく、又は単に汎用コンピュータ上で動く適切なプロ
グラムであってもよい。これはまた、リモートコンピュ
ータ上で動く特殊目的のプログラムであってもよい。
【0037】3成分から4成分への色変換のための処理
は周知である。本来、あらゆるキャリブレーションされ
たカラープリンタは、装置独立空間から装置依存空間へ
のカラー画像の変換のための処理を行う。
【0038】上記方程式(6)を検証すると、例えば、
色空間のレッド領域内のUCR/GCR関数は、c、
m、yの最小値が同じで輝度成分が同じである色空間の
ブルー領域で使用されるUCR/GCR関数とは異なら
なければならないことが明白になる。方程式(6)は、
ブルー領域(c及びmが存在する)におけるGCR/U
CR方式を小さいモアレ値を有する方式に制限するため
に使用されることが可能である。レッド領域では、CM
Kのモアレの限界は消滅する。このことを考慮しないG
CR/UCR方法は、モアレを一領域にもたらす危険又
は色空間の他の領域で準最適のGCR/UCRを使用す
る危険を冒す。
【0039】3成分モアレを減少させるために異なる手
法を使用することが可能である。
【0040】I)モアレの振幅の制限 モアレの振幅Mを制限することによりモアレを減少させ
るアルゴリズムを、方程式(6)から導き出すことが可
能である。CMYKの多くの異なる組合せがほぼ同一の
プリント色を生み出すことが可能であることに先ず留意
すべきである。典型的な色を採用し、クラスタ化された
ハーフトーンドットを使用すると、図2の情報を導き出
すことが可能であり、この図は、測定時にこのプリンタ
と非常に類似したL***値を生み出すCMYK値か
ら成るセットの2次元C−K平面への投影を示す。図1
と2を比較すると、所定の色に関して、異なるモアレの
振幅を引起すCMYKの組合せが選択され得ることがわ
かる。モアレの振幅は、方程式(6)から任意の特定色
に対して算出されることができる。この方程式が2次以
下を無視していても、算出されるモアレと観察されるモ
アレとは適度によく相関している。モアレを減少させる
CMYK値を摂動させる方向を、図1及び図2から推論
することができる。色補正の目的のために、標準のGC
R/UCR手法が色補正テーブルの生成に適用されるで
あろうが、それと同時に任意の所定のCMYKの組合せ
のためのモアレの振幅が算出される。モアレの振幅が予
め設定された限度を超えると、直ちにGCR/UCR方
法は振幅を制限するように調整される。調整は、非常に
簡単に行われることが可能である。最大の振幅を有する
入力成分が調査され変更され(これは、I<1/4であ
るエリアカバレージを減少し、I≧1/4であるエリア
カバレージを増加することにより行われる)、そしてこ
の変更がモニターされる。残りの成分は、予め定められ
たプリンタ特性関数を使用して、この変更を補償するよ
うに調整されてもよい。この方法は、色空間内のポイン
ト毎に幾つかの計算を行うが、カラープロファイルの生
成中には一回だけ実行される。線形化TRCがしばし
ば、画像パス内でGCR/UCRモジュールに続くこと
に留意し、UCR/GCRステップの出力からモアレの
振幅を算出する場合には考慮しなければならない。実際
に、モアレに基づく調整は、GCR/UCRステップで
行われるよりも寧ろ、TRCに続いてCMYKからCM
YKへの変換として実行されることがより好都合であり
得る。
【0041】図4を参照すると、典型的なキャリブレー
ションプリンタでは、入力RGB信号が色変換器100
でCMY信号に変換される。幾分標準的なシステムで
は、CMYK信号は、ブラック付加及び下色除去(併せ
てGCR/UCR102)のために、美しさ(美的外
観)に基づき、全体的に又はそれぞれ別々に変換され
る。CMYK信号(CMYK)はプリンタに送られる。
1つの可能な実施の形態において、CMYK信号はま
た、モアレ軽減プロセッサ106に送られ、モアレ軽減
プロセッサはこのモアレ軽減プロセッサの応答に基づき
CMYK信号をC’M’Y’K’に変更する。実施の一
形態において、図4の変換が、入力された3重項を最終
的な出力であるCMYKにマッピングする3次元のルッ
クアップテーブルを作成するために使用され得る。図5
に含まれるモアレ軽減処理を考察すると、UCR/GC
Rステップから生じるCMYK信号が最初に受信される
(ステップ200)。この信号から、モアレの振幅の値
がステップ202で算出される。この計算は、UCR/
GCRとハーフトーニングステップとの間でCMYK値
を変更することが可能な画像処理関数全てに関する知識
を必要とする。最も多くの場合、これらは、図5に示さ
れるように線形化TRC(312)である。モアレの値
Mは、モアレ軽減の適用を制御する、Mがしきい値Tよ
りも大きいか小さいかを決定する判断204で使用され
る。Mがしきい値Tよりも大きい場合、同一又は類似の
色を取得するように、GCR/UCR変換又は変更が計
算され(206)、ステップ208で適用される。実施
の一形態では、CMYKの調整(206)は、同一のプ
リント色をもたらす別のCMYKの組合せを見つけるた
めに、CMYKをCIE色(例えば、L*、a*、b*
にマッピングするテーブルを参照する(210)ことに
より達成されることが可能である。
【0042】II)許容エリアカバレージの制限 別の可能な実施の形態は、色成分の1つ、好ましくは
k、のエリアカバレージのみを考慮に入れ、モアレを減
少させるためにエリアカバレージを制限する。モデル方
程式(6)は、最大のモアレをエリアカバレージが1/
4である周辺と予測するので、選択される成分は、色空
間の「ブルー」部分ではエリアカバレージAC<1/4
−Δ及びAC>1/4+Δに制限され得、「ブルー」
は、入力されたCMYKから導き出される色相の近似に
より定義されることが可能である。1つの成分における
この制限は、残りの3成分の値を適切な方法で変更する
ことにより補償される。
【0043】図6に含まれる処理を考察すると、CMY
K信号が最初に受信される(ステップ300)。この信
号から、モアレの振幅の値Mがステップ302で算出さ
れる。この処理は、線形化TRC312等の画像処理の
バリエーションを考慮する。使用される各色ごとに(ス
テップ303)、この値は、モアレの適用を制御する、
ACが1/4+Δと1/4−Δの間の値であるか否かを
決定する判断304で使用される。ACがその同じ範囲
内の値であるならば、GCR/UCR調整物が算出され
(306)、ステップ308でそれらの関数に送られ
る。選択的に、この調整物は、この処理が利用可能なL
UT(論理的装置テーブル)から入手可能であってよ
い。
【0044】III)GCR/UCR方式の視覚に基づく
配合 第3の実施の形態では、ニュートラルな再生等の他の幾
つかの判断基準に関して最適化される標準GCR/UC
Rから開始される。その後、色空間の「ブルー」領域の
一定色のパッチが、異なるUCR/GCR方法を用いて
プリントされる。パッチの目視検査によって、容認可能
なモアレの振幅とそれに対応するGCR/UCRパラメ
ータが得られる。最後のGCR/UCR方法は、色空間
の限定された色相範囲のモアレ体系に適用される標準方
法を使用する。滑らかな変換は、例えば、従来の配合技
術により実行される。
【0045】図7に示される1つの可能な実施の形態に
おいて、RGB信号は色変換器400で変換される。K
のための正規の処理であるGCR/UCR402及びグ
レーバランス406即ち線形化406の後では、望まし
くないモアレが存在するプリントが成され得る。このプ
リントはスキャナ408で走査されるか、又はその後の
モアレの振幅の測定410のために目視検査され得る。
モアレの振幅の測定に基づき、モアレ軽減信号が412
で生成される。本発明の実施の一形態では、モアレ軽減
信号は、C’M’Y’K’の生成において使用される新
たなキャリブレーションデータを414及びUCR40
2で生成するために使用される。
【0046】上記の全ての技術は、モアレを減少させる
ためにCMYK信号を変更することを含む。摂動は、色
をほぼ維持するような方法で成されることが好ましい。
しかしながら、GCR/UCRの誘導の後にはしばし
ば、そのような偏差を補償することが可能な3次元のル
ックアップテーブルの誘導が続くので、厳密な色合わせ
を試みることは必要ないであろう。このルックアップテ
ーブルは通常、CIEL***等の比色入力をプリン
タのRGBにマッピングするが、これは図4に示される
色補正を更に洗練したものと考えることができる。
【0047】また、記載された方法は、他の着色剤又は
5色以上の着色剤を使用するシステムとも組み合わせる
ことが可能であることが理解されるであろう。この例で
は、後に続く全ての変換を対応する形式のまま維持しな
がら、3色モアレのための主要な着色剤を検討するか、
或いは方程式(2)をより多くの着色剤に拡張すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記の方程式(6)で表現される関数の輪郭線
を示すグラフである。
【図2】結果として同一のプリント色をもたらす幾つか
の組合せ(Ic,Im,Iy,Ik)のIc−Ik平面上への投影を示
すグラフである。
【図3】本発明の有利な使用が可能なシステムの概略描
写を示す図である。
【図4】本発明を含むように作動する装置を示す(ブロ
ック)図である。
【図5】本発明を組み入れる処理を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の更に別の実施の一形態を示す別のフロ
ーチャートである。
【図7】本発明を含むように作動する更に別の装置を示
す(ブロック)図である。
【符号の説明】
100、400 色変換器 102、402 GCR/UCR 106 モアレ軽減プロセッサ 406 線形化装置 408 スキャナ 410 モアレ振幅測定器 412 モアレ軽減算出器 414 キャリブレーションデータ生成
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー エシュバッハ アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター ウエストウッド トレイ ル 812

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラックを含む複数の分解内の画像信号
    によって表現されるべきプリントのためのドキュメント
    画像を準備するための処理システムであり、且つ3色モ
    アレを軽減するために前記ドキュメント画像へのブラッ
    クの付加の適用を制御するための処理システムであっ
    て、 複数の分解内の前記画像信号を受信し、 前記受信した画像信号からモアレの振幅の近似値を算出
    し、 モアレの振幅を少なくとも1つの基準値と比較し、 モアレの振幅が前記基準値と比べて所定の条件を満たし
    ていない位置に対して、3色モアレを制限するために前
    記複数の分解へのブラックの付加及び前記複数の分解内
    の前記画像信号を制御する、 ことを特徴とする、プリント用ドキュメント画像の準備
    及び3色モアレ軽減目的のブラック付加の適用制御のた
    めの処理システム。
  2. 【請求項2】 前記モアレの振幅の近似値が下記の関数
    に従って算出される、請求項1に記載の処理システム。 【数1】 (式中、 M(In)は、入力振幅Inの重ね合わせのモアレの振幅
    であり、 c、m、y及びkはそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエ
    ロー及びブラック又はキーの分解に対応する。)
  3. 【請求項3】 複数の色分解及びブラック分解内の画像
    信号によって表現されるべきプリントのためのドキュメ
    ント画像を準備し、且つ3色モアレを制御するために前
    記画像信号を変更する、ブラックの付加及び下色除去を
    含むキャリブレーションプリントシステムであって、 ブラックを含む複数の色分解内の前記画像信号を受信
    し、 前記受信した画像信号からモアレの振幅の近似値を算出
    し、 モアレの振幅を少なくとも1つの基準値と比較し、 該比較によって望ましくない画像モアレアーチファクト
    が示された位置に対して、3色モアレを制限するために
    前記複数の色分解により定義されるカラーピクセルを調
    整する、 ことを特徴とする、ブラックの付加及び下色除去を含む
    キャリブレーションプリントシステム。
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