JP2000151824A - 計測データ収集方式 - Google Patents

計測データ収集方式

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JP2000151824A
JP2000151824A JP10316676A JP31667698A JP2000151824A JP 2000151824 A JP2000151824 A JP 2000151824A JP 10316676 A JP10316676 A JP 10316676A JP 31667698 A JP31667698 A JP 31667698A JP 2000151824 A JP2000151824 A JP 2000151824A
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signal
channel packet
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Hiroaki Fuse
裕明 布施
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出データを低コストで収集できる計測デー
タ収集方式を提供すること。 【解決手段】 データ処理用コンピュータ1から送信さ
れるRS232C規格の計測データ送信要求コマンドを
Dチャンネルパケット交換器4でDチャンネル用パケッ
ト信号に変換して、ISDN3のDチャンネル経由でD
チャンネルパケット交換器5に伝送し、Dチャンネルパ
ケット交換器5でRS232C規格信号に変換して計測
器2に送信する。計測器2は、RS232C規格の計測
データをDチャンネルパケット交換器5に送信し、Dチ
ャンネルパケット交換器5でDチャンネル用パケット信
号に変換してISDN3のDチャンネル経由でDチャン
ネルパケット交換器4に送信し、Dチャンネルパケット
交換器4からRS232C規格の計測データに変換して
データ処理用コンピュータ1に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、計測場所に設置
した傾斜計や沈下計などの計測器の計測データを公衆回
線を通して収集するのに好適な計測データ収集方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、計測場所に設置した傾斜計や沈下
計などの計測器の計測データを公衆回線を通して、作業
現場や本社、支点などに設置したパーソナルコンピュー
タなどのデータ処理装置で収集する場合の計測データ収
集方式としては、データ処理装置をモデムを介して公衆
網に接続し、さらに、計測場所に設置した計測器をモデ
ムを介して公衆網に接続する。計測器の計測データをデ
ータ処理装置により収集するに際しては、データ処理装
置から計測器へアクセスするためのコマンドをデータ処
理装置側のモデムに送出することにより、このモデムか
ら計測器側モデムとの呼設定のための制御信号を公衆網
に送り、これにより、データ処理装置側モデムと計測器
側モデム間の通信路を確立して、データ処理装置を計測
器に接続する。この状態で、データ処理装置から計測器
に計測データ収集のためのコマンドを送出することによ
り、計測器で計測したデータを計測器側モデム、公衆網
およびそのデータ処理装置側モデムを通してデータ処理
装置に取り込み、所定の処理を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の計
測データ収集方式では、計測器の計測データをデータ処
理装置で収集する場合、データ処理装置と計測器間の通
信回線が1回線分占有して使用されるため、計測データ
量にもかかわらず、通常の音声などの情報通信と同様の
回線使用料金がかかる。すなわち、計測器が計測場所に
あって、遠距離通信の場合には、その距離に応じた料金
が加算されるほか、通信するデータ量にかかわらず、そ
の通信時間に応じて料金が加算され、通信コストが上昇
するという課題があった。
【0004】この発明は、上記のような事情に鑑みなさ
れたもので、この発明の目的は、計測場所にある計測器
の計測データを低コストで収集することができる計測デ
ータ収集方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の計測データ収集方式は、被計測対象物か
らの計測した計測データを出力する計測器と、上記計測
器から出力される上記計測データを収集して所定のデー
タ処理を行う収集データ処理装置と、少なくとも上記計
測器から出力される上記計測データをサービス総合ディ
ジタル網のDチャンネル用パケット信号に変換して上記
収集データ処理装置に転送するデータ変換転送手段とを
備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明による計測データ
収集方式の実施の形態について、図1ないし図3を参照
して説明する。図1はこの発明の第1実施の形態の全体
構成を示すブロック図であり、計測器と収集データ処理
装置としてのデータ処理用コンピュータとの間のデータ
の伝送は、サービス総合ディジタル網(以下、ISDN
という)のDチャンネルを通して行う場合の例を示して
いる。
【0007】図1において、この発明の計測データ収集
方式に適用される収集データ処理装置として、データ処
理用コンピュータ1が使用されている。このデータ処理
用コンピュータ1は、被計測対象の計測を行う計測器2
の設置場所から遠く離れた現場事務所や会社の本社、支
点などに設置される。また、計測器2は、傾斜計や沈下
計などの場合には、傾斜や、沈下を測定する計測場所に
設置され、通常はこの計測器2とデータ処理用コンピュ
ータ1との間は相当の距離を有している。
【0008】このため、計測器2から遠隔された位置に
あるデータ処理用コンピュータ1とは、公衆回線を通し
て接続されているが、この発明では、特にISDN3の
Dチャンネルを通して、データ処理用コンピュータ1と
計測器2との間にデータの伝送を行うようにしている。
このDチャンネルを利用するために、この第1実施の形
態では収集データ処理装置としてのデータ処理用コンピ
ュータ1は、ユーザ・網インタフェースのレイヤ「1」
の処理機能を発揮させる、すなわちユーザ端末をISD
N3に接続するための仲介役、より具体的にはユーザ端
末から発信されたRS−232C規格などの信号をIS
DNで扱える形式の信号に変換するターミナルアダプ
タ、およびディジタル通信に必要な同期制御、速度変
換、過電圧保護といった機能を担うディジタル回線終端
装置などのデータ変換転送手段を介してISDN3に接
続されている。
【0009】このデータ変換転送手段として、この第1
実施の形態では、Dチャンネルパケット変換器4,5が
使用されている。Dチャンネルパケット変換器4は、デ
ータ処理用コンピュータ1側に使用され、Dチャンネル
パケット変換器5は計測器2側に使用されている。この
Dチャンネルパケット変換器4,5は図2に示すように
構成されている。このDチャンネルパケット変換器4,
5は同一構成を成しているから、Dチャンネルパケット
変換器4を代表して、その内部構成について説明する。
図2において、Dチャンネルパケット変換器4はISD
Nユニット4aとマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンという)4bとを有している。
【0010】ISDNユニット4aの端子4cには、I
SDN3のDチャンネルを通してDチャンネル用パケッ
ト信号の送受信を行うようにしている。ISDNユニッ
ト4aとマイコン4bはRS232Cインタフェース4
gを通して接続され、マイコン4bはRS232Cイン
タフェース4dを通してデータ処理用コンピュータ1に
接続されている。マイコン4bには、コントロールボタ
ン4eと液晶パネルによる表示部4fが接続されてい
る。
【0011】コントロールボタン4eは、接続先番号、
すなわち、計測器2側のDチャンネルパケット変換器5
の電話番号などが該当する。この接続先番号の設定の他
に、計測器2のサブアドレスの設定、自番号(Dチャン
ネルパケット交換器4の自番号)、そのサブアドレスの
設定などを行う。これらの設定内容は、表示部4fで表
示される。このように、Dチャンネルパケット変換器4
を構成することにより、データ処理用コンピュータ1か
ら出力されたRS232C規格の信号はDチャンネルパ
ケット変換器4のRS232Cインタフェース4dを通
してマイコン4bに入力され、マイコン4bは、ISD
Nユニット4aを制御してISDN4aからISDNの
Dチャンネルのパケット通信に適するDチャンネル用パ
ケット信号に変換して端子4cを通してISDN3のD
チャンネルに転送する。
【0012】Dチャンネルパケット変換器5も同様に構
成され、Dチャンネルパケット変換器5のISDNユニ
ットの端子(ISDNユニット4aの端子4cに相当)
を通してDチャンネル用パケット信号の送受信をISD
NのDチャンネルを通して行うようにしている。Dチャ
ンネルパケット変換器5のマイコンに接続されているR
S232Cインタフェースは計測器2に接続されてい
る。Dチャンネルパケット変換器5では、マイコンの制
御により、ISDNユニットは、ISDN3のDチャン
ネルを通してDチャンネルパケット変換器4から転送さ
れるDチャンネル用パケット信号を計測器2にアクセス
可能なようにRS232C規格の信号に復元するように
変換して、マイコンから計測器2に転送するようにして
いる。
【0013】また、上記とは逆方向の信号伝送時には、
計測器2で計測された計測データをDチャンネルパケッ
ト変換器5のRS232Cインタフェースからマイコン
に入力して、このDチャンネルパケット変換器5のマイ
コンでISDNユニットを制御して、ISDNユニット
でISDN3のDチャンネルのDチャンネル用パケット
通信に適したパケット信号に変換してISDN3のDチ
ャンネルに転送するようにしている。ISDN3のDチ
ャンネルからDチャンネル用パケット信号がDチャンネ
ルパケット変換器4の端子4cを通して、ISDNユニ
ット4aに入力されると、マイコン4bの制御によりI
SDNユニット4aはデータ処理用コンピュータ1に適
合するように、RS232C規格の信号に変換するよう
にしている。
【0014】ところで、上記ISDN3は、周知のよう
に1本の回線の中に論理的な回線3を持ち、このうち、
2本はBチャンネルであり、64kbpsの高速通信を
行える。残りの1本は9600bpsのパケット通信が
行えるDチャンネルの回線であり、通常は、ISDNの
通信はBチャンネルのみを使用して行われるが、ユーザ
はDチャンネルをほとんど利用しない。このDチャンネ
ルは、電話局側は発呼、受信、番号通知などのデータを
伝送している。
【0015】このDチャンネルは、128バイト(また
は256バイト、回線契約による)のパケット信号の伝
送が可能になっている。このパケット信号の1パケット
当たりの通信費は、現在全国どこに通信しても0.4円
と非常に安価である。このように、この第1実施の形態
では、ISDN3のDチャンネルを通してパケット通信
を行うようにしており、電話局で使用するDチャンネル
に伝送する制御データと干渉することなく、しかもBチ
ャンネルで行っている通常の音声通信にも影響を及ぼす
こともない。
【0016】このようなことから、計測データのような
比較的短いテキストデータを送受信する場合に、ISD
N3のDチャンを利用することは、非常に有利であり、
しかも計測データを伝送するために新規の回線を敷設す
る必要も無くなる。したがって、計測データを低コスト
で収集することができる。
【0017】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について説明する。まず、データ処理用
コンピュータ1はDチャンネルパケット変換器4のRS
2323Cインタフェース4dに接続されており、この
Dチャンネルパケット変換器4のISDNユニット4a
の端子4cはISDN3のDチャンネルを通して、Dチ
ャンネル用パケット信号の送受信を行うようにしてい
る。また、被測定対象物のある場所に設置されている計
測器2側において、Dチャンネルパケット変換器5のR
S232Cインタフェースに計測器2を接続する。Dチ
ャンネルパケット変換器5のISDN3の端子はDチャ
ンネルを通して、Dチャンネルパケット信号の送受信を
行うようにしている。
【0018】この状態において、データ処理用コンピュ
ータ1が計測器2に対して、データ送信要求コマンドを
送信する。このデータ送信要求コマンドは、RS232
C規格の信号である。このデータ送信要求信号はDチャ
ンネルパケット変換器4のRS232Cインタフェース
4dからマイコン4bに入力すると、マイコン4bによ
りISDNユニット4aを制御することにより、ISD
Nユニット4aはRS232C規格の信号からISDN
3のDチャンネルのDチャンネル用パケット通信に適合
するように、Dチャンネル用パケット信号に変換して端
子4cからISDN3のDチャンネルに伝送する。
【0019】このとき、Dチャンネルパケット変換器4
にあらかじめコントロールボタン4eの操作により登録
されている計測器2側のDチャンネルパケット変換器5
に接続された電話回線番号に、Dチャンネルパケット変
換器4からDチャンネルパケット変換器5に自動的に電
話をかける。これにより、ISDN3のDチャンネルに
伝送されたDチャンネル用パケット信号はDチャンネル
パケット変換器5に伝送される。Dチャンネルパケット
変換器5は端子を通してDチャンネル用パケット信号を
ISDNユニットとRS232Cインタフェースを通し
てマイコンに入力する。
【0020】このマイコンでISDNユニットを制御す
ることにより、Dチャンネル用パケット信号から、RS
232C規格の信号に変換される。このRS232C規
格の信号に変換されたデータ送信要求コマンドはDチャ
ンネル用パケット変換器5から計測器2に入力する。こ
のデータ送信要求コマンドが複数に亘る場合には、上記
一連の動作を各データ送信要求コマンドごとに行う。
【0021】次に、計測器2から計測データをデータ処
理用コンピュータ1に伝送する場合の動作について説明
する。この場合は、上述のように、計測器2がデータ処
理用コンピュータ1からのデータ送信要求コマンドを受
信すると、傾斜計や沈下計などの計測器2はRS232
C規格の計測データをDチャンネルパケット変換器5に
送信する。この計測データはDチャンネルパケット変換
器5におけるRS232Cインタフェースからマイコン
に入力される。
【0022】マイコンはISDNユニットを制御するこ
とにより、ISDNユニットはこの計測データをDチャ
ンネル用パケット信号に変換して、ISDN3のDチャ
ンネルに伝送する。このとき、Dチャンネルパケット変
換器5にあらかじめコントロールボタンの操作により登
録されているデータ処理用コンピュータ1側のDチャン
ネルパケット変換器4に接続された電話回線番号に、D
チャンネルパケット変換器5からDチャンネルパケット
変換器4に自動的に電話をかける。これにより、Dチャ
ンネル用パケット信号は、Dチャンネルを通してDチャ
ンネルパケット変換器4の端子4cからISDNユニッ
ト4a、RS232Cインタフェースを通して、マイコ
ン4bに入力される。
【0023】Dチャンネルパケット変換器4が上記のよ
うにして、Dチャンネル用パケット信号を受信して、こ
のDチャンネル用パケット変換器4のマイコン4bでI
SDNユニット4aを制御することにより、Dチャンネ
ル用パケット信号はRS232C規格の信号に変換され
て(換言すれば、計測器2から出力される計測データに
復元して)、RS232Cインタフェース4dを通して
データ処理用コンピュータ1に伝送される。データ処理
用コンピュータ1がこのRS232C規格の計測データ
を受信することにより、所定のデータ処理を行う。この
計測データによるDチャンネルパケット信号が複数個存
在する場合に、各Dチャンネル用パケット信号ごとに対
する上記一連の処理動作を繰り返し行う。
【0024】このように、第1実施の形態では、計測器
2の計測データをISDN3のDチャンネルを通して伝
送するようにしているから、計測データの伝送のために
新たに通信回線を敷設する必要もなく、低コストで伝送
して、データ処理用コンピュータ1でデータの収集を行
うこができる。また、電話局側でDチャンネルを使用し
て伝送している制御データに干渉するおそれもない。な
お、上記第1実施の形態では、適用される計測器2とし
て単一の場合を例示しているが、この発明では、計測器
2の数は限定されるものではなく、任意の数でも適用可
能である。
【0025】もし、複数の計測器2を使用する場合に
は、各計測器ごとにあらかじめデータ処理用コンピュー
タ1に各計測器2ごとにアドレス番号を登録しておき、
登録したアドレス番号に対応する計測器2に対して、計
測データの送信要求コマンドを送信する場合には、この
計測データの送信要求コマンドの前に、アドレス番号の
データを付加して計測データの送信要求コマンドを送信
し、以下上記実施の形態の場合と同様の手順を踏むよう
にすればよい。この場合も、データ処理用コンピュータ
1から送信要求コマンドを送信すると、Dチャンネルパ
ケット交換器4にあらかじめ登録された電話回線番号の
Dチャンネルパケット交換5に自動的に電話をかけるよ
うにするのは、上記実施の形態と同様である。これによ
り、複数の計測器のうちの所定の計測器の選定、あるい
は全部の計測器2の所定の順序でアクセスすることがで
きる。
【0026】また、上記第1実施の形態では、データ処
理用コンピュータ1から計測器2側にデータ送信要求コ
マンドを送信する場合について説明したが、計測器2側
からデータ処理用コンピュータ1に計測データ受信要求
コマンドを送信するようにして、データ処理用コンピュ
ータ1に計測データのアクセスを行わせるようにするこ
ともできるのは、自明である。
【0027】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。上記第1実施の形態では、データ処理用コン
ピュータ1から送信されるデータ送信要求コマンドと、
計測器2による計測データをISDN3のDチャンネル
を利用してデータ処理用コンピュータ1との間に伝送す
る場合について例示したが、図3に示すようにしてもよ
い。すなわち、この図3に示し実施の形態では、ISD
N3のDチャンネル6を通して、収集データ処理装置と
してのホストコンピュータなどのコンピュータ7(図1
のデータ処理用コンピュータ1に相当)とパーソナルコ
ンピュータ8(以下、パソコンと略称する)との間にデ
ータの送受信を行うようにし、パソコン8には、ISD
N3のBチャンネル9を接続してISP(インターネッ
ト・サービス・プロバイダ)経由でインターネット(図示
せず)などに接続して、図示しない通信端末との間に音
声通話を含めた通信が可能な、通信リンクを確立してい
る。
【0028】このようなISDN3におけるDチャンネ
ル6に、データ変換転送手段としてのDチャンネル通信
機10を接続する。このDチャンネル通信機10にRS
232Cインターフェース11を通して計測器2が接続
されている。このような通信回線において、通常は、パ
ソコン8とコンピュータ7との間にISDN3のDチャ
ンネル6を通してデータの授受を行っている。パソコン
8とコンピュータ7がデータ通信に使用しているこのD
チャンネル6をこの第2実施例の形態では、計測器2と
コンピュータ7との間でデータの授受に利用しようとす
るものである。
【0029】この計測器2とコンピュータ7との間でデ
ータの授受を行うに際して、すなわち、計測器2の計測
データを収集データ処理装置としてのコンピュータ7か
ら計測2に対して出力するデータ送信要求コマンドに対
して、計測器2から計測データをコンピュータ7に送信
する。この場合、まず、前記第1実施の形態と同様に、
コンピュータ7からRS232C規格のデータ送信要求
コマンドがISDN3のDチャンネル6を通してDチャ
ンネル通信機10に送信される。
【0030】このとき、コンピュータ7は、あらかじめ
Dチャンネル通信機10に登録された計測器2が接続さ
れている電話回線に自動的に電話をかける。同時にDチ
ャンネル通信機10がこのデータ送信要求コマンドを受
信すると、同時にDチャンネル通信機10はRS232
Cインタフェース11を通して計測器2に転送する。計
測器2はこのデータ送信要求コマンドを受信することに
より、計測器2はRS232C規格の計測データをRS
232Cインタフェース11を通してDチャンネル通信
装置10に送信する。
【0031】このDチャンネル通信装置10では、この
RS232C規格の計測データをDチャンネル用パケッ
ト信号に変換して、ISDN3のDチャンネル6を通し
て、コンピュータ7に転送する。コンピュータ7はこの
Dチャンネル用パケット信号を受信して、データの処理
を行う。この図3に示す第2実施の形態の場合も、計測
器2として複数個使用することもできる。複数の計測器
2を使用した場合には、コンピュータ7から送信する計
測データ送信要求コマンドのデータの頭部に計測器のア
ドレス番号のデータを付加して送信するのは上記第1実
施の形態の場合と同様である。
【0032】さらに、この発明は上記各実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の技術思想を逸脱しな
い範囲内では、種々の変形が適用できる。たとえば、自
動販売機に設置されているPOSシステム(Point Of
SalesSystem)に通信機能を有するPOSシステムを
接続替えして、この通信機能を有するPOSシステムに
図3で示したようなDチャンネル通信機10を介してI
SDNのDチャンネルに接続し、このDチャンネルに図
3で示したようなコンピュータを接続するようにしても
よい。すなわち、図3の構成において、計測器2に代え
て、自動販売機の通信機能を有するPOSシステムを接
続した構成とする。
【0033】このような構成とすることにより、自動販
売機において、たとえば、「X列Y行の缶ビール1個」
が販売された場合を考える。自動販売機からこの商品が
販売のために取り出し口に排出されると、POSシステ
ムにより、「X列Y行の缶ビール1個」が販売されたこ
とを検出して、「X列Y行の缶ビール1個」が販売され
たとする販売検出データのRS232C規格データが出
力され、RS232Cインタフェースを通してDチャン
ネル通信機10に入力される。このDチャンネル通信機
において、POSシステムから「X列Y行の缶ビール1
個」の販売検出データに基づくRS232C規格データ
を入力すると、Dチャンネルパケット信号に変換して、
ISDNのDチャンネルを通してコンピュータに伝送さ
れる。コンピュータは、このDチャンネルパケット信号
を受信して所定の処理を行えば、自動販売機の商品販売
管理をリアルタイムで行うことができる。
【0034】上記の説明は、説明を簡単にするために、
自動販売機から「X列Y行の缶ビール1個」という1個
の商品の販売による販売検出データの伝送の場合の説明
であるが、「何列何行の何何商品を何個」というごと
く、複数個の商品を多種類に亘って販売する場合も、そ
の商品の排出ごとに、商品の販売されたことを検出し
て、その総販売個数を計測した販売検出データに基づく
RS232C規格信号をDチャンネル通信機に送信する
ようにしてもよい。
【0035】また、上記のDチャンネル通信機に代え
て、図1で示したようなDチャンネルパケット変換器を
使用することもできる。この場合は、図1の構成におけ
る計測器2の位置に自走販売機に設置した通信機能を有
するPOSシステムを接続すれば、上記第1実施の形態
と同様の動作を行って、自動販売機の商品販売管理をリ
アルタイムで行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、計測
対象から計測した検出データをDチャンネルパケット信
号に変換してISDNのDチャンネルを通してデータ処
理手段に伝送するようにしたので、新規に専用通信回線
を敷設する必要がなく、電話局側が利用しているDチャ
ンネルでの発呼、発信、番号通知などのデータに影響を
及ぼすことなく、1パケット当たりの通信費用が安いD
チャンネルを有効に利用するすることができ、安価にデ
ータの収集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による検出データ収集方式の第1実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の検出データ収集方式に適用されるDチャ
ンネルパケット変換器の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明による第2実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 データ処理用コンピュータ 2 計測器 3 ISDN 4、5 Dチャンネルパケット交換器 4a ISDNユニット 4b マイコン 4c 端子 4d,4g,11 RS232cインタフェース 6 Dチャンネル 7 コンピュータ 8 パソコン 9 Bチャンネル 10 Dチャンネル通信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2F073 AA19 AA21 AB02 BB09 BC01 CC01 CD11 CD30 GG01 5K030 HA08 HB06 HC05 JA03 JA05 JA08 JA10 KA01 LB01 MC07 5K034 CC07 DD02 EE13 5K048 BA26 BA35 CA03 DC07 FC01 HA04 5K101 KK13 LL03 MM06 QQ14 RR17 SS07 9A001 BB04 CC04 CC07 DD13 EE02 JJ58 KK19 KK37 KK56

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測対象物からの計測した計測データ
    を出力する計測器と、 上記計測器から出力される上記計測データを収集して所
    定のデータ処理を行う収集データ処理装置と、 少なくとも上記計測器から出力される上記計測データを
    サービス総合ディジタル網のDチャンネル用パケット信
    号に変換して上記収集データ処理装置に転送するデータ
    変換転送手段と、 を備えることを特徴とする計測データ収集方式。
  2. 【請求項2】 上記データ変換転送手段は、上記計測器
    から出力されるRS232C規格の計測データをDチャ
    ンネル用パケット信号に変換してサービス総合ディジタ
    ル網のDチャンネルを通して収集データ処理装置に転送
    し、かつ上記収集データ処理装置から送信されるDチャ
    ンネル用パケット信号をRS232C規格信号に変換し
    て上記計測器に送信するDチャンネル通信機であること
    を特徴とする請求項1記載の計測データ収集方式。
  3. 【請求項3】 上記データ変換転送手段は、自動販売機
    が商品販売のために商品を排出するごとにサービス総合
    ディジタル網の通信機能を有する自動販売機に設定され
    たPOSシステムのRS232C規格の出力データをD
    チャンネル用パケット信号に変換してサービス総合ディ
    ジタル網のDチャンネルに送信することを特徴とする請
    求項1記載の計測データ収集方式。
  4. 【請求項4】 上記データ変換転送手段は、上記収集デ
    ータ処理装置と上記サービス総合ディジタル網間に接続
    され、上記収集データ処理装置の出力信号を上記サービ
    ス総合ディジタル網のDチャンネル用パケット信号に変
    換してこのDチャンネルに転送し、かつ上記Dチャンネ
    ルから転送されてくるDチャンネル用パケット信号を上
    記収集データ処理装置に適合する信号に変換する第1D
    チャンネルパケット変換器と、上記サービス総合ディジ
    タル網と上記計測器との間に接続され、上記計測器から
    出力される上記計測データを上記サービス総合ディジタ
    ル網のDチャンネル用パケット信号に変換し、かつ上記
    Dチャンネルから転送されてくるDチャンネル用パケッ
    ト信号を上記計測器に適合する信号に変換する第2Dチ
    ャンネルパケット変換器とを含むことを特徴とする請求
    項1記載の計測データ収集方式。
  5. 【請求項5】 上記第1Dチャンネルパケット変換器
    は、上記収集データ処理装置の出力信号を上記サービス
    総合ディジタル網のDチャンネル用パケット信号に変換
    して上記Dチャンネルに送信する際に、同時に上記第2
    Dチャンネルパケット変換器に接続された電話回線番号
    に電話をかけることを特徴とする請求項4記載の計測デ
    ータ収集方式。
  6. 【請求項6】 上記第2Dチャンネルパケット変換器
    は、上記計測データを上記サービス総合ディジタル網の
    Dチャンネル用パケット信号に変換して上記Dチャンネ
    ルに送信する際に、同時に上記第1Dチャンネルパケッ
    ト変換器に接続された電話回線番号に電話をかけること
    を特徴とする請求項4記載の計測データ収集方式。
  7. 【請求項7】 上記第1Dチャンネルパケット変換器
    は、上記収集データ処理装置の出力信号が複数の計測デ
    ータに亘る場合には、各計測データごとにDチャンネル
    用パケット信号をRS232C規格の信号に変換して上
    記収集データ処理装置に送信することを特徴とする請求
    項4記載の計測データ収集方式。
  8. 【請求項8】 上記第2Dチャンネルパケット変換器
    は、上記収集データ処理装置の出力信号が複数の計測デ
    ータに亘る場合には、各計測データごとにRS232規
    格信号をDチャンネル用パケット信号に変換して上記I
    SDNのDチャンネルに送信することを特徴とする請求
    項4記載の計測データ収集方式。
  9. 【請求項9】 上記第1Dチャンネルパケット変換器
    は、上記第2Dチャンネルパケット変換器によって1つ
    の計測データから変換したDチャンネル用パケット信号
    が複数に亘る場合には、各Dチャンネル用パケット信号
    ごとにRS232C規格信号に変換して上記収集データ
    処理装置に送信することを特徴とする請求項4記載の計
    測データ収集方式。
  10. 【請求項10】 上記第2Dチャンネルパケット変換器
    は、上記計測器から出力される上記1つの計測データに
    よるRS232規格信号が複数に亘る場合にそれぞれに
    対応した復数の各Dチャンネル用パケット信号に変換し
    て上記サービス総合ディジタル網のDチャンネルに送信
    することを特徴とする請求項4記載の計測データ収集方
    式。
  11. 【請求項11】 上記第1Dチャンネルパケット変換器
    は、上記サービス総合ディジタル網の上記Dチャンネル
    を通して伝送されてきた上記計測データのDチャンネル
    用パケット信号をRS232C規格信号に変換し、かつ
    上記収集データ処理装置から出力されるRS232C規
    格信号を上記サービス総合ディジタル網のDチャンネル
    に適合するDチャンネル用パケット信号に変換するする
    第1ISDNユニットと、上記第1ISDNユニットに
    対して上記Dチャンネル用パケット信号から上記RS2
    32C規格信号への変換と上記RS232C規格信号か
    ら上記Dチャンネル用パケット信号への変換を行うよう
    に制御する第1マクロコンピュータと、上記第1マイク
    ロコンピュータに接続され所定の操作を行うための第1
    コントロールボタンと、上記第1コントロールボタンの
    操作の内容の表示ならびに所定の設定内容の表示を行う
    第1表示部とを備えることを特徴とする請求項4〜10
    のいずれか1項に記載の計測データ収集方式。
  12. 【請求項12】 上記第2Dチャンネルパケット変換器
    は、上記サービス総合ディジタル網の上記Dチャンネル
    を通して伝送されてきた上記収集データ処理装置のDチ
    ャンネル用パケット信号をRS232C規格信号に変換
    し、かつ上記計測器から出力されるRS232C規格の
    上記計測データを上記サービス総合ディジタル網の上記
    Dチャンネルに適合するDチャンネル用パケット信号に
    変換する第2ISDNユニットと、上記第2ISDNユ
    ニットに対して上記Dチャンネル用パケット信号から上
    記RS232C規格信号への変換と上記RS232C規
    格信号から上記Dチャンネル用パケット信号への変換を
    行うように制御する第2マクロコンピュータと、上記第
    2マイクロコンピュータに接続され所定の操作を行うた
    めの第2コントロールボタンと、上記第2コントロール
    ボタンの操作の内容の表示ならびに所定の設定内容の表
    示を行う第2表示部とを備えることを特徴とする請求項
    4〜10のいずれか1項に記載の計測データ収集方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009477A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujita Corp 計測システム

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