JP2000151436A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JP2000151436A JP2000151436A JP10322150A JP32215098A JP2000151436A JP 2000151436 A JP2000151436 A JP 2000151436A JP 10322150 A JP10322150 A JP 10322150A JP 32215098 A JP32215098 A JP 32215098A JP 2000151436 A JP2000151436 A JP 2000151436A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信波の過大入力によるダウンコンバートミ
クサの飽和を防ぐとともに、イメージ抑圧を同時に行な
うことができる受信装置を提供する。 【解決手段】 受信信号２は受信デュアル帯域フィルタ
ー３にてデジタル帯受信帯域と周波数受信帯域とアナロ
グ帯受信帯域の希望波以外の帯域が減衰される。ローノ
イズアンプ４とミキサー７の間に周波数帯送信帯域に対
しては送信帯域を減衰する急峻な周波数送信帯域減衰ノ
ッチフィルター５を、受信イメージ周波数帯域に対して
は受信段間フィルター６を挿入する。その結果、送信波
の過大入力によるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐ
とともに、イメージ抑圧を同時に行なう。
クサの飽和を防ぐとともに、イメージ抑圧を同時に行な
うことができる受信装置を提供する。 【解決手段】 受信信号２は受信デュアル帯域フィルタ
ー３にてデジタル帯受信帯域と周波数受信帯域とアナロ
グ帯受信帯域の希望波以外の帯域が減衰される。ローノ
イズアンプ４とミキサー７の間に周波数帯送信帯域に対
しては送信帯域を減衰する急峻な周波数送信帯域減衰ノ
ッチフィルター５を、受信イメージ周波数帯域に対して
は受信段間フィルター６を挿入する。その結果、送信波
の過大入力によるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐ
とともに、イメージ抑圧を同時に行なう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＰＤＣ方式８００Ｍ
Ｈｚ帯の周波数帯域に対応した受信装置に関するもので
ある。
Ｈｚ帯の周波数帯域に対応した受信装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のＰＤＣ方式８００ＭＨｚ帯は、送
信帯域が925ＭＨｚ〜960ＭＨｚで、受信帯域が810ＭＨ
ｚ〜830ＭＨｚ、および870ＭＨｚ〜885ＭＨｚであっ
た。
信帯域が925ＭＨｚ〜960ＭＨｚで、受信帯域が810ＭＨ
ｚ〜830ＭＨｚ、および870ＭＨｚ〜885ＭＨｚであっ
た。
【０００３】このように従来においては受信帯域と送信
帯域の最近傍周波数間隔が40ＭＨｚであり、一般的な受
信帯域バンドパスフィルタで充分な送信帯域減衰量を得
ることができていた。
帯域の最近傍周波数間隔が40ＭＨｚであり、一般的な受
信帯域バンドパスフィルタで充分な送信帯域減衰量を得
ることができていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
周波数帯域に送信帯域889ＭＨｚ〜898ＭＨｚ、受信帯域
834ＭＨｚ〜843ＭＨｚを追加した周波数帯域において
は、受信帯域と送信帯域の最近傍周波数間隔が４ＭＨｚ
しか離れていない。
周波数帯域に送信帯域889ＭＨｚ〜898ＭＨｚ、受信帯域
834ＭＨｚ〜843ＭＨｚを追加した周波数帯域において
は、受信帯域と送信帯域の最近傍周波数間隔が４ＭＨｚ
しか離れていない。
【０００５】そのため、一般的な受信帯域バンドパスフ
ィルタでは、充分な送信帯域減衰量を得ることは困難で
ある。その結果、受信系フロントエンド部に送信波が過
大入力され、デバイスの飽和によって感度劣化を生ずる
という問題を有している。
ィルタでは、充分な送信帯域減衰量を得ることは困難で
ある。その結果、受信系フロントエンド部に送信波が過
大入力され、デバイスの飽和によって感度劣化を生ずる
という問題を有している。
【０００６】本発明は、上記の問題を解決するもので、
送信帯域減衰特性によって、デバイスの飽和を防ぎ、感
度劣化を改善する受信装置を提供することを目的として
いる。
送信帯域減衰特性によって、デバイスの飽和を防ぎ、感
度劣化を改善する受信装置を提供することを目的として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、受信系フロントエンド部のローノイズアン
プの前段及びローノイズアンプとミクサ間に受信帯域を
低挿入損失で通過させ、送信帯域を減衰する急峻なノッ
チフィルタを挿入する。これにより送信波の過大入力に
よるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐことができ
る。
に本発明は、受信系フロントエンド部のローノイズアン
プの前段及びローノイズアンプとミクサ間に受信帯域を
低挿入損失で通過させ、送信帯域を減衰する急峻なノッ
チフィルタを挿入する。これにより送信波の過大入力に
よるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐことができ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、ローノイズアンプとミキサー間に周波数送信帯域減
衰ノッチフィルタと受信段間フィルタを介在させたこと
を特徴とする受信装置としたものであり、送信波の過大
入力によるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐととも
に、イメージ抑圧を同時に行なうことができるという作
用を有する。
は、ローノイズアンプとミキサー間に周波数送信帯域減
衰ノッチフィルタと受信段間フィルタを介在させたこと
を特徴とする受信装置としたものであり、送信波の過大
入力によるダウンコンバートミクサの飽和を防ぐととも
に、イメージ抑圧を同時に行なうことができるという作
用を有する。
【０００９】また、請求項２に記載の発明は、ローノイ
ズアンプとミキサー間に周波数送信帯域減衰ノッチフィ
ルタを介在させたことを特徴とする受信装置としたもの
であり、送信波の過大入力によるダウンコンバートミク
サの飽和を防ぐことができるという作用を有する。
ズアンプとミキサー間に周波数送信帯域減衰ノッチフィ
ルタを介在させたことを特徴とする受信装置としたもの
であり、送信波の過大入力によるダウンコンバートミク
サの飽和を防ぐことができるという作用を有する。
【００１０】また、請求項３に記載の発明は、ローノイ
ズアンプの前段に送信帯域減衰ノッチフィルタと受信段
間フィルタを介在させたことを特徴とする受信装置とし
たものであり、送信波の過大入力によるミクサの飽和を
防ぐとともに、イメージ抑圧を同時に行なうことができ
るという作用を有する。
ズアンプの前段に送信帯域減衰ノッチフィルタと受信段
間フィルタを介在させたことを特徴とする受信装置とし
たものであり、送信波の過大入力によるミクサの飽和を
防ぐとともに、イメージ抑圧を同時に行なうことができ
るという作用を有する。
【００１１】また、請求項４に記載の発明は、ローノイ
ズアンプの前段に送信帯域減衰ノッチフィルタを介在さ
せたことを特徴とする受信装置としたものであり、送信
波の過大入力によるミキサーの飽和を防ぐことができる
という作用を有する。
ズアンプの前段に送信帯域減衰ノッチフィルタを介在さ
せたことを特徴とする受信装置としたものであり、送信
波の過大入力によるミキサーの飽和を防ぐことができる
という作用を有する。
【００１２】以下、本発明の実施の形態について図１か
ら図２を用いて説明する。
ら図２を用いて説明する。
【００１３】図１は、本発明の実施形態に係る受信装置
の構成を示す図である。図１において受信装置１は、受
信信号２のイメージと局発信号８の帯域および送信帯域
の減衰を目的とする広帯域な受信デュアル(DAUL)帯域フ
ィルター３と、受信デュアル帯域フィルター３でろ波さ
れた受信信号を増幅するローノイズアンプ４と、周波数
帯送信波を減衰する送信帯域減衰ノッチフィルター５
と、イメージ、局発信号帯域および送信帯域の減衰を目
的とする受信段間フィルター６と、周波数をダウンコン
バートするミキサー７から構成されている。そして、受
信信号２は受信デュアル帯域フィルター３に加えられ、
また局発信号８はミキサー７で受信信号のダウンコンバ
ート用に加えられ、ＩＦ信号９はダウンコンバートされ
た受信信号の出力である。
の構成を示す図である。図１において受信装置１は、受
信信号２のイメージと局発信号８の帯域および送信帯域
の減衰を目的とする広帯域な受信デュアル(DAUL)帯域フ
ィルター３と、受信デュアル帯域フィルター３でろ波さ
れた受信信号を増幅するローノイズアンプ４と、周波数
帯送信波を減衰する送信帯域減衰ノッチフィルター５
と、イメージ、局発信号帯域および送信帯域の減衰を目
的とする受信段間フィルター６と、周波数をダウンコン
バートするミキサー７から構成されている。そして、受
信信号２は受信デュアル帯域フィルター３に加えられ、
また局発信号８はミキサー７で受信信号のダウンコンバ
ート用に加えられ、ＩＦ信号９はダウンコンバートされ
た受信信号の出力である。
【００１４】次に上記本発明の実施形態について図２を
参照して説明する。図２は、受信装置１が処理すべき周
波数帯域を示し、各フィルターの通過帯域特性を表わす
図である。
参照して説明する。図２は、受信装置１が処理すべき周
波数帯域を示し、各フィルターの通過帯域特性を表わす
図である。
【００１５】先ず、受信信号２は受信デュアル帯域フィ
ルター３にてデジタル帯受信帯域と周波数受信帯域とア
ナログ帯受信帯域の希望波以外の帯域が減衰される。し
かしながら受信デュアル帯域フィルター３だけでは受信
イメージ周波数帯域と周波数帯送信帯域の減衰が十分に
とれない。そこで、ローノイズアンプ４とミキサー７の
間に周波数帯送信帯域に対しては送信帯域を減衰する急
峻な周波数送信帯域減衰ノッチフィルター５を、受信イ
メージ周波数帯域に対しては受信段間フィルター６を挿
入する。
ルター３にてデジタル帯受信帯域と周波数受信帯域とア
ナログ帯受信帯域の希望波以外の帯域が減衰される。し
かしながら受信デュアル帯域フィルター３だけでは受信
イメージ周波数帯域と周波数帯送信帯域の減衰が十分に
とれない。そこで、ローノイズアンプ４とミキサー７の
間に周波数帯送信帯域に対しては送信帯域を減衰する急
峻な周波数送信帯域減衰ノッチフィルター５を、受信イ
メージ周波数帯域に対しては受信段間フィルター６を挿
入する。
【００１６】このような構成にしたことにより、受信装
置でアナログ帯を受信しているときに近隣で周波数帯域
で送信されても十分な周波数帯送信帯域での減衰が得ら
れ、ミキサー７の飽和を防ぐことができる。また、受信
段間フィルター６により受信イメージ周波数によるイメ
ージ抑圧を行なうことができる。
置でアナログ帯を受信しているときに近隣で周波数帯域
で送信されても十分な周波数帯送信帯域での減衰が得ら
れ、ミキサー７の飽和を防ぐことができる。また、受信
段間フィルター６により受信イメージ周波数によるイメ
ージ抑圧を行なうことができる。
【００１７】本発明の実施形態による受信装置は、周波
数帯追加におけるアナログ帯受信帯域において周波数帯
受信帯域ノイズを減衰させデバイスの飽和のよる感度劣
化の抑制と、受信イメージ周波数帯域でのイメージ抑圧
を行なう点で優れた効果が得られる。
数帯追加におけるアナログ帯受信帯域において周波数帯
受信帯域ノイズを減衰させデバイスの飽和のよる感度劣
化の抑制と、受信イメージ周波数帯域でのイメージ抑圧
を行なう点で優れた効果が得られる。
【００１８】以上のように本発明の実施形態によれば、
周波数送信帯域減衰ノッチフィルターと受信段間フィル
ターを設けることにより、ＰＤＣ方式８００ＭＨｚ帯の
周波数帯域で発生する受信感度劣化を改善することがで
きる。
周波数送信帯域減衰ノッチフィルターと受信段間フィル
ターを設けることにより、ＰＤＣ方式８００ＭＨｚ帯の
周波数帯域で発生する受信感度劣化を改善することがで
きる。
【００１９】なお、以上の説明では、周波数送信帯域減
衰ノッチフィルターと受信段間フィルターをローノイズ
アンプとミキサーの間に挿入した構成例で説明したが、
その他に受信デュアル帯域フィルターとローノイズアン
プとの間に挿入した構成についても同様に実施可能であ
る。
衰ノッチフィルターと受信段間フィルターをローノイズ
アンプとミキサーの間に挿入した構成例で説明したが、
その他に受信デュアル帯域フィルターとローノイズアン
プとの間に挿入した構成についても同様に実施可能であ
る。
【００２０】また、周波数送信帯域減衰ノッチフィルタ
ーと受信段間フィルターの挿入の順番に関してはどちら
を先に挿入しても、もしくはスイッチ等を用いて並列に
挿入しても、またはどちらかだけでも実施可能である。
ーと受信段間フィルターの挿入の順番に関してはどちら
を先に挿入しても、もしくはスイッチ等を用いて並列に
挿入しても、またはどちらかだけでも実施可能である。
【００２１】また、受信デュアル帯域フィルターと周波
数送信帯域減衰ノッチフィルター、受信段間フィルター
をそれぞれまたはどちらかを一つのパッケージに組み込
んだものでも、或いは周波数送信帯域減衰ノッチフィル
ターと受信段間フィルターを一つのパッケージに組み込
んだものでも実施可能である。
数送信帯域減衰ノッチフィルター、受信段間フィルター
をそれぞれまたはどちらかを一つのパッケージに組み込
んだものでも、或いは周波数送信帯域減衰ノッチフィル
ターと受信段間フィルターを一つのパッケージに組み込
んだものでも実施可能である。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周波数送
信帯域減衰ノッチフィルターと受信段間フィルターを受
信装置に設けることにより、受信帯域と送信帯域の最近
傍周波数間隔がわずかしかない場合に発生する受信感度
劣化を改善することができるという効果が得られる。
信帯域減衰ノッチフィルターと受信段間フィルターを受
信装置に設けることにより、受信帯域と送信帯域の最近
傍周波数間隔がわずかしかない場合に発生する受信感度
劣化を改善することができるという効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態における受信装置の構成を
示すブロック図、
示すブロック図、
【図２】本発明の実施の形態における受信装置の動作を
説明のための周波数帯域を示す図である。
説明のための周波数帯域を示す図である。
１ 受信装置 ２ 受信信号 ３ 受信デュアル（DAUL）帯域フィルター ４ ローノイズアンプ ５ 周波数帯送信帯域減衰ノッチフィルター ６ 受信段間フィルター ７ ミキサー ８ 局発信号 ９ ＩＦ信号
フロントページの続き (72)発明者 山口 宏之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5K020 AA08 DD25 EE01 HH13 5K022 AA01 AA41 5K052 AA01 BB16 DD04 EE05 5K061 AA04 AA05 AA11 BB12 CC11 CD01 JJ24
Claims (4)
- 【請求項１】 ローノイズアンプとミキサー間に周波数
送信帯域減衰ノッチフィルタと受信段間フィルタを介在
させたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項２】 ローノイズアンプとミキサー間に周波数
送信帯域減衰ノッチフィルタを介在させたことを特徴と
する受信装置。 - 【請求項３】 ローノイズアンプの前段に送信帯域減衰
ノッチフィルタと受信段間フィルタを介在させたことを
特徴とする受信装置。 - 【請求項４】 ローノイズアンプの前段に送信帯域減衰
ノッチフィルタを介在させたことを特徴とする受信装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10322150A JP2000151436A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10322150A JP2000151436A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000151436A true JP2000151436A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18140501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10322150A Pending JP2000151436A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000151436A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100917133B1 (ko) * | 2006-08-30 | 2009-09-11 | 브로드콤 코포레이션 | 무선 수신기 및 무선 수신기 프론트 엔드 |
| CN103457618A (zh) * | 2012-05-30 | 2013-12-18 | 联芯科技有限公司 | 射频芯片前端系统及其信号处理方法 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP10322150A patent/JP2000151436A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100917133B1 (ko) * | 2006-08-30 | 2009-09-11 | 브로드콤 코포레이션 | 무선 수신기 및 무선 수신기 프론트 엔드 |
| US7697914B2 (en) | 2006-08-30 | 2010-04-13 | Broadcom Corporation | Radio receiver and radio receiver front-end |
| CN103457618A (zh) * | 2012-05-30 | 2013-12-18 | 联芯科技有限公司 | 射频芯片前端系统及其信号处理方法 |
| CN103457618B (zh) * | 2012-05-30 | 2015-08-12 | 联芯科技有限公司 | 射频芯片前端系统及其信号处理方法 |
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