JP2000146210A - 太陽電池を使った床暖房装置 - Google Patents

太陽電池を使った床暖房装置

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JP2000146210A JP31727498A JP31727498A JP2000146210A JP 2000146210 A JP2000146210 A JP 2000146210A JP 31727498 A JP31727498 A JP 31727498A JP 31727498 A JP31727498 A JP 31727498A JP 2000146210 A JP2000146210 A JP 2000146210A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廊下、キッチン、水廻り室、など局所的で小
規模な場所を、トラブルが生じた際の対応が容易な構造
で、かつ低いランニングコストで暖房する。 【解決手段】 床パネル内に潜熱蓄熱材を内装した容器
3cと該潜熱蓄熱材を加熱するシート状の電気ヒータ3
eと該電気ヒータ3eと床パネルの間に介装されたグラ
スウール3iと硬質発泡ウレタンフォーム3hを配置し
て床暖房パネル3を構成し、該床暖房パネル3と、前記
電気ヒータに接続されて直流電力を供給する太陽電池1
と、を含んで床暖房装置を構成する。床暖房パネルの構
成としては、床パネルの底板(床下パネル3j)の上に
グラスウール3iと硬質発泡ウレタンフォーム3hを介
して前記電気ヒータ3eを配置し、このシート状の電気
ヒータ3eの上にアルミ両面接着テープ3fで接着する
構成で前記容器3cを設置する。容器3cの上面は、床
パネルの上面を塞ぐ床下地3bに接するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廊下、キッチン、
水廻り室、居室の一部など通常の暖房が行われていない
場所を局所的に暖房する暖房装置に係り、特に太陽エネ
ルギーを利用して床側から暖房する床暖房装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖房には、温水式と電気式があ
り、熱源としては、温水式でガス,灯油,太陽熱、電気
式で商用電源を用いるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】温水式では、銅又は合
成樹脂のパイプをコンクリート内に打設するか(湿
式)、前述材料のパイプを予め取り付けた一体型パネル
を床に設置する(乾式)ものであった。前者(湿式)で
は、パイプに故障(漏れ、つまりなど)が起きた場合、
修理が大規模になるという問題がある。また、後者(乾
式)の場合は、パネル相互間でのパイプの接続が多く、
漏れの心配やパネル配置が煩雑になる等の問題があっ
た。いずれも、設備費、工事費が高く、その熱源の性質
上狭い範囲の床暖房は経済的でなかった。
【0004】電気式では、リード線状の電気ヒータを床
下に埋設するもの、シート状のものを床下または仕上げ
材下に設置するものがあった。リード線状の電気ヒータ
を設置するものでは断線など不具合が起きたときに修理
が大規模になる問題があった。シート状のものでは、仕
上げ材下に設置した場合、仕上げ材上からの物理的な外
力によりヒータが傷つけられる問題があった。いずれに
しても、電気式の場合、施工は簡単だが熱源のコストが
高いため、ランニングコストが高くつくという問題があ
った。ランニングコストのような問題を解決するため
に、潜熱蓄熱材と組み合わせ、深夜電力を使って夜のう
ちに蓄熱して昼間の暖房を行う構成のものもあった。し
かし、これらのものでも、小規模の暖房を行うには、契
約上も初期投資上も適切な方法とはいえなかった。
【0005】局所的暖房手段としては、暖房マットや電
気式パネルヒータなどがある。これらは、パネルヒータ
が設置場所を取るので狭いところでは設置できないこと
を除けば、簡単で便利な暖房手段である。しかし、電気
式では、化石燃料を非効率的に消費するという問題は残
った。
【0006】また、従来、特別な施設を除くと、廊下、
キッチン、水廻り室、などは、一般の住宅内では暖房の
対象になっていない場合が多く、高齢者が寒期にこれら
の場所で死亡する例も多い。
【0007】本発明の課題は、廊下、キッチン、水廻り
室、など局所的で小規模な場所を、トラブルが生じた際
の対応が容易な構造で、かつ低いランニングコストで暖
房するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、床パネル内に潜熱蓄熱材と該潜熱蓄熱
材を加熱するシート状の電気ヒータと該電気ヒータと床
パネルの間に介装された断熱材とを配置して床暖房パネ
ルを構成し、該床暖房パネルと、前記電気ヒータに接続
されて直流電力を供給する太陽光発電手段と、を含んで
床暖房装置を構成したものである。
【0009】太陽光発電手段(太陽電池)の直流出力
は、直接前記電気ヒータに供給される。太陽電池は屋根
などの太陽光線が十分当たる場所に配置される。暖房装
置が使用されるのは主として太陽の高度が低い期間であ
るので、太陽電池の太陽光入射面と水平面のなす角度
を、冬季の太陽高度を考慮して大きくとるのが望まし
い。
【0010】選定する太陽電池出力としては電気ヒータ
面積1m2あたり、400〜600w程度を供給できる
容量とする。
【0011】床暖房パネルの構成としては、床パネルの
底板の上に断熱材を介してシート状の電気ヒータを配置
し、このシート状の電気ヒータの上に接着する構成で潜
熱蓄熱材を封入した容器(以下、容器という)を設置す
るのがよい。前記容器と電気ヒータは、両者間の熱移動
を前記容器の平面的な位置の各所で均等にし且つ促進す
るため、両面接着のアルミフィルムテープで接着するの
が望ましい。
【0012】電気ヒータ及び前記容器は、床パネルの中
央部分のみに設置し、その比率は床パネルの床面積の1
/2〜2/3程度とするのがよい。前記容器の周囲側面
には、床面に平行な方向に5〜10cmの空間を設け、
空気層を利用して周囲の床面(前記容器に直接接してい
ない床面部分)を間接的に加熱する構成とする。この構
成を実現するには、電気ヒータと床パネルの底板の間に
配置する断熱材を、剛性のある断熱材と圧縮性のある断
熱材の組合せで構成し、電気ヒータの下に、剛性のある
断熱材(硬質発泡ウレタンフォームなど)を前記容器よ
り大きい平面形状で配置して、その下方にあるグラスウ
ールなどの圧縮性のある断熱材を圧縮して、前記容器の
周囲に空気層を確保するようにすればよい。
【0013】潜熱蓄熱材の蓄熱容量は、電気ヒータの面
積1m2当り、1200〜2000Kcal程度の容量とす
る。
【0014】電気ヒータ下面には、安全のため、サーモ
スイッチを設置し、電気ヒータ下面の温度が設定温度を
超えたら、電気ヒータに流れる電流が遮断されるように
しておく。電気ヒータにはまた、切り替えスイッチ及び
電圧降下装置を介して商用電源を接続しておき、太陽光
発電手段と商用電源のいずれかが前記切り替えスイッチ
で接続されるようにしておくのが望ましい。このように
構成しておけば、日射のない日には商用電源により電気
ヒータを駆動して潜熱蓄熱材を加熱することができる。
太陽光発電手段と商用電源の切り替えを、前記容器上面
(あるいは下面)に配置した温度センサの出力によって
行うようにしてもよいし、電気ヒータをながれる電流を
検出しておこなうようにしてもよい。温度センサの出力
によって行う場合、温度センサの出力が、潜熱蓄熱材の
融点を下回ったら、太陽光発電手段から商用電源への切
り替えを行うようにすればよい。
【0015】前記容器の上に床下地材を配置し、その上
に床仕上げ材を設置する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の例を説明する。
【0017】図1に、本発明の実施の形態の全体配置を
示す。図示のように、本実施の形態は、家屋の屋根上に
太陽光入射面を水平面に対して傾斜させて配置された太
陽光発電手段である太陽電池1と、該家屋のトイレの床
の一部を構成する床暖房パネル3と、該床暖房パネル3
と前記太陽電池1を接続する配線2と、を含んで構成さ
れている。太陽電池1の傾斜の度合いは、設置場所の冬
季の太陽高度を勘案して設定されるのが望ましいが、屋
根傾斜に合わせて設置するようにしてもよい。太陽電池
1につながる前記配線2は、軒裏から屋内に引き込ま
れ、壁面に沿って導設されて床下に導かれる。配線2
は、床下で前記床暖房パネル3の下面の接続端子に接続
される。
【0018】床暖房パネル3は、あらかじめ工場生産さ
れ、前記家屋の建設現場で土台に設置されるもので、図
2に、その斜視図を示す。図4は図2のA−A線矢視断
面(鉛直面で切って見た断面)を示す。図示の床暖房パ
ネル3は、中空箱状の床パネルと、該床パネルに内装さ
れた圧縮性のある断熱材と硬質の断熱材、電気ヒータ3
e、潜熱蓄熱材を収容した樹脂製の容器3cからなって
いる。床パネルは、底板である床下パネル3Jと、壁体
をなす枠材3dと、上蓋をなす床下地3bと、床下地3
bの上に接着された床仕上げ材3aと、から形成されて
いる。床下パネル3Jの上全面に、圧縮性の断熱材であ
るグラスウール3iが配置され、グラスウール3iの上
に、グラスウール3iよりも狭い面積の剛性のある断熱
材である硬質発泡ウレタンフォーム3hが配置されてい
る。硬質発泡ウレタンフォーム3hの上に、硬質発泡ウ
レタンフォーム3hよりも狭い面積の電気ヒータ(以
下、ヒータという)3eが配置され、ヒータ3eの上面
と前記床下地3bの下面の間に、両者に接するように潜
熱蓄熱材を収容した前記樹脂製の容器3cが配置されて
いる。潜熱蓄熱材としては、酢酸ナトリウム水和塩を主
成分としたものを使用した。この他に、硫酸ナトリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、塩化カルシウムなどの各水和
塩も使用可能である。
【0019】ヒータ3eの面積と容器3cの底面積はほ
ぼ同じとしてあり、両者はアルミフィルムの両面接着テ
ープを間に挟んで接合されてヒータ・潜熱蓄熱材ユニッ
トを形成し、容器3cの上面は前記床下地3bの下面に
接している。前記グラスウール3iは当初前記枠材3d
の高さ一杯に充填されるが、容器3c,ヒータ3e及び
前記硬質発泡ウレタンフォーム3hに押されて圧縮さ
れ、容器3cの周囲には空気層3gが形成される。空気
層3gは、水平方向に5〜10cmの幅で容器3cの周
囲全体の形成されるようにするのが望ましい。
【0020】ヒータ3e下面には、安全のため、サーモ
スイッチを設置し、ヒータ3e下面の温度が設定温度を
超えたら、ヒータ3eに流れる電流が遮断されるように
しておく。ヒータ3eにはまた、切り替えスイッチ及び
電圧降下装置を介して商用電源を接続しておき、太陽電
池1と商用電源のいずれかが前記切り替えスイッチで接
続されるようにしておくのが望ましい。このように構成
しておけば、日射のない日には商用電源によりヒータ3
eを駆動して潜熱蓄熱材を加熱することができる。太陽
電池1と商用電源の切り替えを、前記容器上面(あるい
は下面)に配置した温度センサの出力によって行うよう
にしてもよいし、ヒータ3eを流れる電流を検出してお
こなうようにしてもよい。温度センサの出力によって行
う場合、温度センサの出力が、潜熱蓄熱材の融点を下回
ったら、太陽電池1から商用電源への切り替えを行うよ
うにすればよい。
【0021】さらに、太陽電池1の出力を切り替えスイ
ッチを介して直流の換気ファンに接続しておき、暖房の
不必要な夏季には、換気ファンを駆動するようにしてお
けば太陽エネルギーを有効に利用できる。
【0022】床暖房パネルの工場組立てに際しては、床
下パネル3Jと枠材3dを結合した状態で、順に、グラ
スウール3i,硬質発泡ウレタンフォーム3h,ヒータ
・潜熱蓄熱材ユニットを取付ける。ついで床下地3bを
枠材3dに取り付ける。床仕上げ材3aは、工場組立て
段階で床下地3bの上に接着してもよいし、床下地3b
が取り付けられた床パネルを建設現場で土台上に設置
し、室内の工事がほぼ終了した段階で床下地3bの上に
接着するようにしてもよい。
【0023】図示の例では、配線2に介装された切り替
えスイッチ、切り替えスイッチに電圧降下装置を介して
接続された商用電源、前記切り替えスイッチを駆動する
制御手段、前記ヒータの下面に設置され温度が所定の温
度を超えたらヒータへの電流を遮断するサーモスイッチ
などは図示を省略してある。
【0024】潜熱蓄熱材は厚さ20〜30mmの平板状
に形成された前記樹脂製の容器3cに密閉されている
が、内部に少量の空気が一緒に封入されており、潜熱蓄
熱材が相変化により膨張しても容器3cの板状部分が若
干膨らむ程度である。これに合わせて、容器3cに接合
されるヒータ3eには、変形自在のカーボン面状ヒータ
を使用した。ヒータ3eの下方に配置される断熱材も、
前述のように、圧縮性のあるものにしてある。さらに、
容器3cの横方向周囲には前述のように空気層3gが形
成されているから、容器3cの横方向膨張を妨げるもの
はない。
【0025】次に上記構成の床暖房装置の動作を説明す
る。太陽電池1に太陽光が当たると電流が発生し、その
直流電流は配線2を経て直接ヒータ2に流れる。ヒータ
2は流れる電流で熱を生じ、その熱で、固体となってい
る潜熱蓄熱材を融解し、潜熱、顕熱の形で蓄熱すると共
に、周囲の部材を加熱する。容器3c周囲の空気層3g
は、潜熱蓄熱材の容器3cに接触している床面以外の床
面にも対流により熱を伝達し、蓄熱範囲を拡大する効果
もある。
【0026】潜熱蓄熱材や他の部材に昼間蓄積された熱
は、日射のなくなった夜間に逐次放熱され、床面を一定
温度に保って床暖房が行われる。トイレなどの常時暖房
されていない場所は、冬季の室温は5℃程度に下がるこ
とも多い。したがって、床暖房といっても通常の床暖房
のように床温度20℃でなくても、10〜15℃程度で
十分暖かく感じられる。
【0027】図5に、図3に示す床暖房パネルを、恒温
室に設置した0.9m×1.5mの床面積で高さが1.
8mの実験用の小部屋に配置し、図2に示す太陽電池
(17V×120w定格)に接続して、周囲温度(恒温
室温度)約7℃として暖房を行った結果を示す。この例
では、日中の太陽光発電による蓄熱の結果、23時ごろ
まで床表面温度を15℃を超える温度に維持し、朝5時
ごろまで9℃程度に維持できるような暖房能力を発揮す
ることができた。図3に示す床暖房パネルにおけるヒー
タ3e面積(つまりは容器3cの平面面積)は約0.2
7m2で、潜熱蓄熱材の蓄熱容量は約500kcalであっ
た。
【0028】本発明に係る床暖房装置を、廊下、キッチ
ン、水廻り室、トイレ等に設置すれば、それらの場所が
冷えていることにより高齢者が体調を害することや、そ
こへの出入りを躊躇することを防いで、温度的な面での
バリアフリーを達成することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、局所的で小規模な場所
を、少ないランニングコストで暖房することが可能にな
った。また、熱源に太陽電池を使用するので環境に対す
る影響が少なく、昼間エネルギを集め、夜に集中する負
荷をまかなうことができる。また、本装置を設置する建
設現場での作業は、ヒータ3eと容器3cを内装した床
暖房パネルを通常の床康二と同様に設置したあとは、屋
根上に太陽電池を配置し、この太陽電池からの2本のリ
ード線(2芯の電線1本)をヒータに接続するだけで、
漏れなどの心配のある配管工事がなく、工事でのトラブ
ルも避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体配置図である。
【図2】図1に示す実施例の太陽電池の例を示す斜視図
である。
【図3】図1に示す床暖房パネルの構成を示す斜視図で
ある。
【図4】図3の床暖房パネルのA−A線矢視断面を示す
断面図である。
【図5】本発明に係る床暖房装置を用いて行った暖房実
験の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 配線 3 床暖房パネル 3a 床仕上材 3b 床下地 3c 容器 3d 枠材 3e ヒータ 3f アルミフィルム(アルミ両面接着テープ) 3g 空気層 3h 硬質発泡ウレタンフォーム 3i グラスウール 3j 床下パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相曽 一浩 静岡県磐田郡竜洋町駒場7100 矢崎資源株 式会社内 (72)発明者 森 和彦 東京都武蔵野市境南町3−13−14 株式会 社飯田産業内 Fターム(参考) 3L071 CC05 CD01 CE02 CF06 CG03 CH02 CJ01 3L072 AA01 AB03 AC02 AD03 AD04 AD06 AD16 AE07 AF07 AG03 AG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光を受けて発電する太陽電池1と、
    該太陽電池1から出力される直流電流をエネルギー源と
    して加熱される床暖房パネル3とを含んでなり、前記床
    暖房パネル3は、外周枠3dとその上面と下面を閉じる
    ように配置された板材3a,3b,3jとからなる床パ
    ネルと、前記下面を閉じるように配置された板材3jの
    上に下から順に配置されて該床パネルに内装された断熱
    材3i,3h、前記太陽電池1に接続された電気ヒータ
    3e、該電気ヒータ3eで加熱される潜熱蓄熱材を内装
    した容器3cと、を含んで構成されている太陽電池を使
    った床暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記電気ヒータ3eと前記容器3cがア
    ルミニウムの両面接着テープ3fで互いに接着されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の太陽電池を使った床
    暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記電気ヒータ3eには該電気ヒータ3
    eの周辺温度が所定の温度を超えたら該電気ヒータと前
    記太陽電池の接続を断つサーモスイッチが装着されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池を
    使った床暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記電気ヒータ3eへは、電圧降下装置
    及び切り替え手段を介して商用電源が接続されており、
    前記切り替え手段は、該商用電源と前記太陽電池のいず
    れか一方を前記電気ヒータに接続するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の太陽電池を使った床暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記容器3cの、前記電気ヒータ3eに
    対向する側と床パネルの上面を閉じる板材3bに対向す
    る側を除く側面に幅5〜10cmの空気層3gが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の太陽電池を使った床暖房装置。
  6. 【請求項6】 前記太陽電池1には切り替え手段を介し
    て直流換気ファンが接続されており、暖房不要時には前
    記直流ファンを駆動可能にしてあることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の太陽電池を使った床暖
    房装置。
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