JP2000143623A - 新規なスルホニル誘導体およびその塩 - Google Patents

新規なスルホニル誘導体およびその塩

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JP2000143623A
JP2000143623A JP11242814A JP24281499A JP2000143623A JP 2000143623 A JP2000143623 A JP 2000143623A JP 11242814 A JP11242814 A JP 11242814A JP 24281499 A JP24281499 A JP 24281499A JP 2000143623 A JP2000143623 A JP 2000143623A
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sulfonyl
carbonyl
piperazine
substituent
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JP11242814A
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Shozo Kobayashi
祥三 小林
Satoshi Komoriya
聡 小森谷
Tsutomu Nagata
勉 永田
Haruhiko Horino
治彦 堀野
Masayuki Ito
昌之 伊藤
Masanori Suzuki
正則 鈴木
Noriyasu Oginoya
憲康 萩野谷
Akiyoshi Mochizuki
明慶 望月
Toshiji Yoshino
利治 吉野
Takayasu Nagahara
孝恭 永原
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FXa阻害作用が強く、経口投与で速や
かに十分且つ持続的な抗血栓効果を得られる副作用の少
ない、優れた抗凝固薬としての新規なスルホニル誘導
体、その塩およびそれらの溶媒和物を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Qは置換基を有することもある飽和もしくは
不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換基を有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基を意味する。Qは単結合、酸素原子、硫黄原子、直
鎖状もしくは分枝状の炭素数1〜6のアルキレン基など
を意味する。Qは置換基を有することもあるアリール
アルケニル基、置換基を有することもあるヘテロアリー
ルアルケニル基などを意味する。Tはカルボニル基な
どを意味する。]で表されるスルホニル誘導体、その塩
およびそれらの溶媒和物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性化血液凝固第
X因子(以下、FXaと略す)を阻害して強力な抗凝固
作用を示す経口投与も可能な新規なスルホニル誘導体、
その塩およびそれらを有効成分として含有する血液凝固
抑制剤または血栓もしくは塞栓の予防および/または治
療剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不安定狭心症、脳梗塞、脳塞栓、心筋梗
塞、肺梗塞、肺塞栓、バ−ジャ−病、深部静脈血栓症、
汎発性血管内凝固症候群、人工弁置換後の血栓形成、血
行再建後の再閉塞および体外循環時の血栓形成は血液凝
固能の亢進が重要な要因の一つであることから、用量反
応性に優れ、持続性があり、出血の危険が低く、副作用
の少ない、経口投与でも直ちに十分な効果が得られる優
れた抗凝固薬が求められている(トロンボシス リサー
チ;Thrombosis Research、68
巻、507−512ページ、1992年)。
【0003】様々な作用機作に基づく抗凝固薬の研究の
中から、FXa阻害薬は優れた抗凝固薬となる可能性が
示唆されている。血液凝固系は多段階の酵素反応による
増幅過程を経て大量のトロンビンが産生され、不溶性の
フィブリンを生成する一連の反応である。内因系におい
ては接触因子の活性化に引き続き多段階の反応の後に、
活性化第VIII因子、カルシウムイオンの存在下にリ
ン脂質膜上で活性化第IX因子が第X因子を活性化す
る。また、外因系においては組織因子の存在化に活性化
VII因子が第X因子を活性化する。即ち、凝固系の中
での第X因子のFXaへの活性化がトロンビン生成にお
いて必須の反応である。両系において活性化された第X
因子(FXa)はプロトロンビンを限定分解しトロンビ
ンを生成する。生成したトロンビンは上流の凝固因子を
活性化するため、トロンビンの生成はさらに増幅され
る。上記のようにFXaよりも上位の凝固系は内因系、
外因系に分かれるため、FXaよりも上位の凝固系酵素
を阻害したのではFXaの産生を十分に抑制し得ず、結
果としてトロンビンを産生してしまうことになる。ま
た、凝固系は自己増幅反応であることから、生成したト
ロンビンを阻害するよりも上位に位置するFXaの阻害
により効率良く凝固系の抑制が達成され得る(トロンボ
シス リサーチ;Thrombosis Resear
ch、15巻、617−629ページ、1979年)。
【0004】FXa阻害薬の優れるもう一つの点は、血
栓モデルで有効な用量と実験的出血モデルでの出血時間
を延長させる用量との乖離の大きいことことであり、こ
の実験結果よりFXa阻害薬は出血の危険の少ない抗凝
固薬であると考えられる。
【0005】FXa阻害薬として様々な化合物が報告さ
れているが、一般にアンチトロンビンIIIやアンチト
ロンビンIII依存性のペンタサッカライドなどは、生
体内で血栓形成に実際的役割を果たしているプロトロン
ビナーゼ複合体を阻害出来ないことが知られ(トロンボ
シス リサーチ;Thrombosis Resear
ch 、68巻、507−512ページ、1992年、
ジャーナル オブ クリニカル インベスティゲイショ
ン;Journal of ClinicalInve
stigation、71巻、1383−1389ペー
ジ、1983年、メビオ;Mebio、8月号、92−
97ページ)、さらに経口投与では有効性を示さない。
吸血動物であるダニやヒルより単離されたチックアンチ
コアギュランントペプチド(TAP)(サイエンス;S
cience、248巻、593−596ページ、19
90年。)およびアンチスタシン(AST)(ジャーナ
ル オブ バイオロジカル ケミストリー;Journ
al of Biological Chemistr
y、263巻、10162−10167ページ、198
8年)もFXaを阻害し静脈血栓モデルから動脈血栓モ
デルまで抗血栓効果を示すが、これらは高分子のペプチ
ドであり経口投与では無効である。この様な観点から、
アンチトロンビンIII非依存性に凝固因子を直接阻害
する低分子のFXa阻害薬の開発が行われてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】FXa阻害作用が強
く、経口投与で速やかに十分且つ持続的な抗血栓効果を
得られる副作用の少ない、優れた抗凝固薬としての新規
なスルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶媒和物を
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記実状に鑑み、本発明
者らは、新規な抗FXa阻害剤の合成ならびに薬理作用
の検討を鋭意実施した結果、新規のスルホニル誘導体、
その塩またはそれらの溶媒和物が、強いFXa阻害作用
ならびに強い抗凝固作用を示し、経口投与においても強
く即効的かつ持続的にFXaを阻害し、強力な抗凝固作
用、抗血栓作用を示し安全性も高く、血栓・塞栓に基づ
く種々の疾病の予防並びに治療薬として有用であること
を見いだし本発明を完成した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の一般式(I)で
表されるスルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶媒
和物に関する。
【0009】一般式(I)
【0010】
【化17】 Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Qは置換基を有することもある飽和もしくは
不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換基を有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基を意味する。
【0011】Qは単結合、酸素原子、硫黄原子、直鎖
状もしくは分枝状の炭素数1〜6のアルキレン基、直鎖
状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルケニレン基、直
鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルキニレン基、 基−N(R)−CO− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味す
る。)、 基−N(R)−(CH)m− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味し、m
は0〜6の整数を意味する。)、または基
【0012】
【化18】 (この基は、置換基を有することもある2価の飽和もし
くは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有す
ることもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基、または置換基を有することもある2価の飽和
もしくは不飽和の2環性の縮合環基を意味する。←Cは
この基の炭素原子がQと結合することを示す。)を意
味する。
【0013】Qは以下のいずれかの基を意味する。
【0014】
【化19】 (これらの基中、R、R、R、R、R
、R10およびR11が結合する炭素原子が窒素原
子に隣り合わないときは、それぞれ独立して、水素原
子、水酸基、アルキル基、アルコキシル基、アルコキシ
アルキル基、アルコキシアルキルオキシ基、ヒドロキシ
アルキル基、ヒドロキシアルキルオキシ基、ヒドロキシ
アルキルカルボニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル
基、ホルミル基、ホルミルアルキル基、ホルミルアルキ
ルカルボニル基、ホルミルアルキルスルホニル基、アル
キルカルボニル基、アルキルスルホニル基、アルキルカ
ルボニルアルキル基、アルキルスルホニルアルキル基、
カルボキシル基、カルボキシアルキル基、カルボキシア
ルキルオキシ基カルボキシアルキルカルボニル基、カル
ボキシアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルカル
ボニルアルキル基、カルボキシアルキルスルホニルアル
キル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ
基、アルコキシカルボニルアルキルカルボニル基、アル
コキシカルボニルアルキルスルホニル基、置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノ基、アミノ基部分
に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
ルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
することもあるアミノアルキルオキシ基、アミノ基部分
に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
ルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もし
くは2個有することもあるアミノアルキルカルボニルオ
キシ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有す
ることもあるアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニ
ルアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノカルボニルアルキルオキシ
基、アミノ基部分に置換基を1個有することもあるアル
キルスルホニルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基
部分に置換基を1個有することもあるアリールスルホニ
ルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノスルホニル
アルキル基、シアノアルキル基、アミノ基部分に置換基
を1個有することもあるアルコキシアルキルアミノカル
ボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
基、または基A−B−(基中、Aは置換基を有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基または置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の複素環式基を意味する。Bは単結
合、カルボニル基、アルキレン基、カルボニルアルキル
基、基−O−C〜Cアルキレン基、基−COO−C
〜Cアルキレン基、基−NHCO−または基−NH
CO−C〜Cアルキレン基を意味する。)を意味す
る。
【0015】また、R、R、R、R、R、R
、R10およびR11が結合する炭素原子が窒素原子
に隣り合うときはそれぞれ独立して、水素原子、アルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルカル
ボニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル基、ホルミル
基、ホルミルアルキル基、ホルミルアルキルカルボニル
基、ホルミルアルキルスルホニル基、アルキルカルボニ
ル基、アルキルスルホニル基、アルキルカルボニルアル
キル基、アルキルスルホニルアルキル基、カルボキシル
基、カルボキシアルキル基、カルボキシアルキルカルボ
ニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、カルボキシ
アルキルカルボニルアルキル基、カルボキシアルキルス
ルホニルアルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキ
シカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、ア
ルコキシカルボニルアルキルカルボニル基、アルコキシ
カルボニルアルキルスルホニル基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノアルキルカルボニル基、アミノ基部分に
置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノカル
ボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
することもあるアミノカルボニルアルキル基、アミノ基
部分に置換基を1個有することもあるアルキルスルホニ
ルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基
を1個有することもあるアリールスルホニルアミノカル
ボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしく
は2個有することもあるアミノスルホニルアルキル基、
シアノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個有する
こともあるアルコキシアルキルアミノカルボニルアルキ
ル基、アルキルカルボニルオキシアルキル基、または基
−B−(基中、Aは置換基を有することもある
飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または
置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6
員の複素環式基を意味する。Bは単結合、カルボニル
基、アルキレン基、カルボニルアルキル基、基−O−C
〜Cアルキレン基、基−COO−C〜Cアルキ
レン基、基−NHCO−または基−NHCO−C〜C
アルキレン基を意味する。)を意味する。また、R
およびR、RおよびR、RおよびR、R10
およびR11は環を構成する炭素原子とともに一緒にな
って置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5
〜7員の環状炭化水素基または置換基を有することもあ
る飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基を意味し
てもよく、RおよびR12はそれぞれ独立して、水素
原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ
アルキルカルボニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル
基、アルコキシル基、アルコキシアルキル基、アルコキ
シアルキルカルボニル基、アルコキシアルキルスルホニ
ル基、ホルミル基、ホルミルアルキル基、ホルミルアル
キルカルボニル基、ホルミルアルキルスルホニル基、ア
ルキルカルボニル基、アルキルカルボニルアルキル基、
アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル
基、カルボキシアルキル基、カルボキシアルキルカルボ
ニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、カルボキシ
アルキルカルボニルアルキル基、カルボキシアルキルス
ルホニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコ
キシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアル
キルカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキルスル
ホニル基、置換基を1個もしくは2個有することもある
アミノ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
することもあるアミノアルキル基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
オキシ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
することもあるアミノアルキルカルボニル基、アミノ基
部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
ノアルキルオキシカルボニル基、アミノ基部分に置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に
置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノカル
ボニルオキシアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個
有することもあるアルキルスルホニルアミノカルボニル
アルキル基、アミノ基部分に置換基を1個有することも
あるアリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基、
アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することも
あるアミノスルホニルアルキル基、シアノアルキル基、
アミノ基部分に置換基を1個有することもあるアルコキ
シアルキルアミノカルボニルアルキル基、またはアルキ
ルカルボニルオキシアルキル基を意味する。また、R
はRまたはRと一緒になって環を構成する炭素原子
とRが結合する窒素原子とともに、置換基を有するこ
ともある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基を
意味してもよい。また、R12はR10またはR11
一緒になって環を構成する炭素原子とR12が結合する
窒素原子とともに、置換基を有することもある飽和もし
くは不飽和の5〜7員の複素環式基を意味してもよい。
a、b、d、eおよびgはそれぞれ独立して、0または
1の整数を意味する。cは0から3の整数を意味する。
f、hおよびiはそれぞれ独立して、1から3の整数を
意味する。ただし、aとbとcの和は2または3の整数
を意味し、dおよびeの和は0または1の整数を意味
し、fとgとhの和は3から5の整数を意味する。) Qは置換基を有することもあるアリールアルケニル
基、置換基を有することもあるヘテロアリールアルケニ
ル基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の
2環性の縮合環基、置換基を有することもある飽和もし
くは不飽和の3環性の縮合環基、基Ar−C(H)=N
−(基中、Arは置換基を有することもあるアリール基
を意味する。)または基Het−C(H)=N−(基
中、Hetは置換基を有することもあるヘテロアリール
基を意味する。)を意味する。
【0016】Tはカルボニル基、 基−CH(R13)− (基中、R13は水素原子、アルキル基、水酸基が保護
されることもあるヒドロキシアルキル基、アルコキシア
ルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリ
ール基、ヘテロアリールアルキル基またはアミノ基部分
に置換基(保護基)を有することもあるアミノアルキル
基を意味する。) 基−C(=NOR14)− または 基−C(=N−N
HR14’)− (基中、R14およびR14’はそれぞれ独立して、水
素原子、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキ
シカルボニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロア
リール基、ヘテロアリールアルキル基またはアミノ基部
分に置換基を有することもあるアミノアルキル基を意味
する。)を意味する。]で表されるスルホニル誘導体、
その塩およびそれらの溶媒和物。
【0017】以下に、一般式(I)で表される本発明の
スルホニル誘導体における置換基について説明する。 <基Qについて>基Qは置換基を有することもある
アリールアルケニル基、置換基を有することもあるヘテ
ロアリールアルケニル基、置換基を有することもある飽
和もしくは不飽和の2環性の縮合環基、置換基を有する
こともある飽和もしくは不飽和の3環性の縮合環基、基
Ar−C(H)=N−(基中、Arは置換基を有するこ
ともあるアリール基を意味する。)または基Het−C
(H)=N−(基中、Hetは置換基を有することもあ
るヘテロアリール基を意味する。)を意味する。
【0018】基Qにおいて、置換基を有することもあ
るアリールアルケニル基は、アリール基と直鎖状、分枝
状もしくは環状の炭素数2〜6のアルケニレン基とで構
成する基を意味する。アリール基としては、例えば、フ
ェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル
基等を挙げることができ、アリールアルケニル基として
は、例えば、フェニルエテニル基等を挙げることができ
る。
【0019】置換基を有することもあるヘテロアリール
アルケニル基は、ヘテロアリール基と直鎖状、分枝状も
しくは環状の炭素数2〜6のアルケニレン基とで構成す
る基を意味する。ヘテロアリール基は、少なくとも1個
の異原子を含む芳香族性の1価の基を意味し、例えば、
ピリジル基、フリル基、チエニル基等を挙げることがで
きる。ヘテロアリールアルケニル基としては、例えば、
ピリジルエテニル基等を挙げることができる。
【0020】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の2環性の縮合環基、飽和もしくは不飽和の3環性
の縮合環基は、置換基を有することもある飽和もしく
は不飽和の5〜6員の環状炭化水素基が縮合したもの、
置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜
6員の環状炭化水素基と置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基とが縮合したも
の、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の
5〜6員の複素環式基が縮合したものを意味する。
【0021】飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基としては、例えば、シクロペンチル基、シクロペ
ンテニル基、シクロペンタジエニル基、シクロヘキシル
基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基およ
びフェニル基等を挙げることができる。なお、シクロペ
ンテニル基のように複数の構造異性がある場合は、それ
らはすべて含まれる。
【0022】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、チ
エニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリニ
ル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル
基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、チアジア
ゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、ピ
リダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペ
リジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、モ
ルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チオ
モルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基およ
びトリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラ
ニル基のように複数の構造異性がある場合は、それらは
すべて含まれる。
【0023】したがって、例えば、のものとしては、
インデニル基、インダニル基、ナフチル基、テトラヒド
ロナフチル基、アントリル基、フェナントリル基等を挙
げることができる。のものとしては、ベンゾフラニル
基、ベンゾチエニル基、インドリル基、インドリニル
基、キノリル基、ベンゾジアジニル基、テトラヒドロイ
ソキノリル基、ベンゾチアゾリル基、テトラヒドロベン
ゾチアゾリル基、イソインドリル基等を挙げることがで
きる。のものとしては、ナフチリジニル基、テトラヒ
ドロチエノピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリジル
基、テトラヒドロピリドピリジル基、チアゾロピリダジ
ニル基、テトラヒドロチアゾロピリダジニル基、ピロロ
ピリジル基、テトラヒドロピロロピリジル基、ジヒドロ
ピリドキナゾリル基、ピリドピリミジニル基、テトラヒ
ドロピリドピリミジニル基、ピラノチアゾリル基、ジヒ
ドロピラノチアゾリル基、フロピリジル基、テトラヒド
ロフロピリジル基、オキサゾロピリジル基、テトラヒド
ロオキサゾロピリジル基等を挙げることができる。
【0024】基Ar−C(H)=N−(基中、Arは置
換基を有することもあるアリール基を意味する。)にお
けるアリール基としては、先に説明したものと同様のも
のを意味し、基Ar−C(H)=N−としては、置換基
を有することもあるフェニル基と基−C(H)=N−と
で構成される基等を意味する。
【0025】また、基Het−C(H)=N−(基中、
Hetは置換基を有することもあるヘテロアリール基を
意味する。)におけるヘテロアリール基としては、先に
説明したものと同様のものを意味し、基Het−C
(H)=N−としては、置換基を有することもあるピリ
ジル基と基Het−C(H)=N−とで構成される基等
を意味する。
【0026】アリールアルケニル基、ヘテロアリールア
ルケニル基、飽和もしくは不飽和の2環性の縮合環基、
飽和もしくは不飽和の3環性の縮合環基、基Ar−C
(H)=N−、基Het−C(H)=N−は、それぞれ
置換基を1個〜2個有することもあり、置換基として
は、水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子等のハロゲン原子、ハロゲン原子が1個から3個置
換したハロゲノメチル基、アミノ基、シアノ基、アミノ
メチル基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基など)、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシル基(例え
ば、メトキシル基、エトキシル基など)、直鎖状、分枝
状もしくは環状の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル
アミジノ基(例えば、メトキシカルボニルアミジノ基、
エトキシカルボニルアミジノ基など)、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数2〜6のアルケニル基(例えば、
ビニル基、アリル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環
状の炭素数2〜6のアルキニル基(例えば、エチニル
基、プロピニル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状
の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基(例えば、メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基など)およ
びアミノカルボニル基等を挙げることができる。
【0027】基Qは、より具体的には、以下のいずれ
かの基を示すものである。
【0028】
【化20】
【0029】
【化21】
【0030】
【化22】
【0031】以下に、これらの基における置換基につい
て説明を加える。基
【0032】
【化23】 におけるR15は、水素原子、水酸基、ニトロ基、シア
ノ基、ハロゲン原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル
基、アルコキシル基、アルコキシアルキル基、カルボキ
シル基、カルボキシアルキル基、アルキルカルボニル
基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルア
ルキル基、アルキルカルボニルオキシ基、または基A
−B−(基中、Aは置換基を1個もしくは2個有す
ることもあるアミノ基、置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換
基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の
複素環式基を意味する。Bは単結合、カルボニル基、
アルキレン基、カルボニルアルキル基、カルボニルアル
キルオキシ基、またはアルキレンカルボニルオキシ基を
意味する。)を意味する。
【0033】R15において、ハロゲン原子としては、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子等を
挙げることができる。
【0034】アルキル基は、直鎖状、分枝状もしくは環
状の炭素数1〜6のアルキル基を意味し、例えば、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、シクロプロピル基等
を挙げることができる。
【0035】ヒドロキシアルキル基は、水酸基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とで構成する基を意味し、アルキレン基としては、メチ
レン基、エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、
シクロヘキシレン基等を挙げることができる。ヒドロキ
シアルキル基としては、例えば、ヒドロキシメチル基、
ヒドロキシエチル基等を挙げることができる。
【0036】アルコキシル基は、直鎖状、分枝状もしく
は環状の炭素数1〜6のアルキル基と酸素原子で構成す
る基を意味し、例えば、メトキシル基、エトキシル基、
イソプロポキシル基等を挙げることができる。
【0037】アルコキシアルキル基は、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシル基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とで構成する基を意味し、例えば、メトキシメチル基、
メトキシエチル基、エトキシメチル基等を挙げることが
できる。
【0038】カルボキシアルキル基は、カルボキシル基
と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキ
レン基とで構成する基を意味し、例えば、カルボキシメ
チル基、カルボキシエチル基等を挙げることができる。
【0039】アルキルカルボニル基は、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基とカルボニル
基とで構成する基を意味し、例えば、メチルカルボニル
基、エチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0040】アルコキシカルボニル基は、直鎖状、分枝
状もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシル基とカル
ボニル基とで構成する基を意味し、例えば、メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基等を挙げることがで
きる。
【0041】アルコキシカルボニルアルキル基は、直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜7のアルコキシカ
ルボニル基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜
6のアルキレン基とで構成する基を意味し、例えば、メ
トキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルメチル
基等を挙げることができる。
【0042】アルキルカルボニルオキシ基は、直鎖状、
分枝状もしくは環状の炭素数2〜7のアルキルカルボニ
ル基と酸素原子とで構成する基を意味し、例えば、メチ
ルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、イ
ソプロピルカルボニルオキシ基等を挙げることができ
る。
【0043】基A−B−において、Aは置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノ基、置換基を
有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状
炭化水素基または置換基を有することもある飽和もしく
は不飽和の5〜6員の複素環式基を意味する。
【0044】したがって、Aが置換基を1個もしくは
2個有することもあるアミノ基を意味する場合、B
単結合、カルボニル基、アルキレン基、カルボニルアル
キル基、カルボニルアルキルオキシ基またはアルキレン
カルボニルオキシ基を意味することから、基A−B
−は、例えば、以下の群(A)に示すような基等を意味
するものである。
【0045】群(A):置換基を1個もしくは2個有す
ることもあるアミノ基、アミノ基部分に置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノカルボニル基、アミ
ノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもある
アミノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしく
は2個有することもあるアミノカルボニルアルキル基、
アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することも
あるアミノカルボニルアルキルオキシ基、アミノ基部分
に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
ルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もし
くは2個有することもあるアミノアルキルカルボニルオ
キシ基等。
【0046】以下に、群(A)で示した基について説明
する。
【0047】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノカルボニル基は、置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノ基とカルボニル基
とで構成する基を意味する。
【0048】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノアルキル基は、置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノ基と直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基とで構成す
る基を意味し、アミノアルキル基としては、例えば、ア
ミノメチル基、アミノエチル基等を挙げることができ
る。
【0049】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノカルボニルアルキル基は、上述
の置換基を有することもあるアミノカルボニル基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とで構成する基を意味し、アミノカルボニルアルキル基
としては、例えば、アミノカルボニルメチル基、アミノ
カルボニルエチル基を挙げることができる。
【0050】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノカルボニルアルキルオキシ基
は、上述の置換基を有することもあるアミノカルボニル
アルキル基と酸素原子とで構成する基を意味し、アミノ
カルボニルアルキルオキシ基としては、例えば、アミノ
カルボニルメトキシル基、アミノカルボニルエトキシル
基を意味する。
【0051】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノアルキルカルボニル基は、上述
の置換基を有することもあるアミノアルキル基とカルボ
ニル基とで構成する基を意味し、アミノアルキルカルボ
ニル基としては、例えば、アミノメチルカルボニル基、
アミノエチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0052】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノアルキルカルボニルオキシ基
は、上述の置換基を有することもあるアミノアルキルカ
ルボニル基と酸素原子とで構成する基を意味し、アミノ
アルキルカルボニルオキシ基としては、例えば、アミノ
メチルカルボニルオキシ基、アミノエチルカルボニルオ
キシ基等を挙げることができる。
【0053】なお、アミノ基(部分)に置換し得る置換
基としては、例えば、以下の群(1)のものを挙げるこ
とができる。
【0054】群(1):アルキル基、アルケニル基、ハ
ロゲノアルキル基、ハロゲノアルケニル基、ヒドロキシ
アルキル基、ヒドロキシアルキルカルボニル基、ヒドロ
キシアルキルスルホニル基、アルコキシル基、アルコキ
シアルキル基、アルコキシアルキルカルボニル基、アル
コキシアルキルスルホニル基、ホルミル基、ホルミルア
ルキル基、ホルミルアルキルカルボニル基、ホルミルア
ルキルスルホニル基、アルキルカルボニル基、アルキル
カルボニルアルキル基、アルキルスルホニル基、アルキ
ルスルホニルアルキル基、カルボキシアルキル基、カル
ボキシアルキルカルボニル基、カルボキシアルキルスル
ホニル基、カルボキシアルキルカルボニルアルキル基、
カルボキシアルキルスルホニルアルキル基、アルコキシ
カルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アル
コキシカルボニルアルキルカルボニル基、アルコキシカ
ルボニルアルキルスルホニル基、トリフルオロメチルス
ルフォニルオキシアルケニル基、および 基a−b− (基中、aはハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アル
コキシル基、アルキル基、シアノ基、ニトロ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基およびアミノカルボ
ニル基からなる群より選ばれる置換基を1個〜3個有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基または飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基を意味する。bは単結合、カルボニル基、アルキレ
ン基、カルボニルアルキル基、カルボニルアルキルオキ
シ基、アルキレンカルボニルオキシ基、アルキレンアミ
ノカルボニル基、アルキレンアミノカルボニルアルキル
基、アルキレンアミノスルホニル基またはアルキレンア
ミノスルホニルアルキル基を意味する。)。
【0055】ここで、群(1)における、アミノ基(部
分)に置換し得る置換基について説明を加える。
【0056】アルキル基は、直鎖状、分枝状もしくは環
状の炭素数1〜6のものを意味する。
【0057】アルケニル基は、直鎖状、分枝状または環
状の炭素数2〜6のアルケニル基を意味し、例えば、ビ
ニル基、アリル基等を挙げることができる。
【0058】ハロゲノアルキル基は、ハロゲン原子と直
鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン
基とで構成する基を意味し、例えば、クロロメチル基、
ブロモエチル基等を挙げることができる。
【0059】ハロゲノアルケニル基とは、ハロゲン原子
と直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルケニレン
基とで構成する基を意味し、例えば、クロロビニル基、
ブロモアリル基等を挙げることができる。なお、二重結
合の位置は特に限定されるものではない。
【0060】ヒドロキシアルキル基は、水酸基と直鎖
状、分枝状、環状の炭素数2〜6のアルキレン基とで構
成する基を意味し、例えば、ヒドロキシエチル基、ヒド
ロキシプロピル基等を挙げることができる。
【0061】ヒドロキシアルキルカルボニル基は、上述
のヒドロキシアルキル基とカルボニル基とで構成する基
を意味し、例えば、ヒドロキシメチルカルボニル基、ヒ
ドロキシエチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0062】ヒドロキシアルキルスルホニル基は、上述
のヒドロキシアルキル基とスルホニル基とで構成する基
を意味し、例えば、ヒドロキシメチルスルホニル基、ヒ
ドロキシエチルスルホニル基等を挙げることができる。
【0063】アルコキシル基は、直鎖状、分枝状もしく
は環状の炭素数1〜6のものを意味する。
【0064】アルコキシアルキル基は、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシル基と直鎖
状、分枝状、環状の炭素数2〜6のアルキレン基とで構
成する基を意味し、例えば、メトキシエチル基、エトキ
シエチル基、メトキシプロピル基等を挙げることができ
る。
【0065】アルコキシアルキルカルボニル基は、上述
のアルコキシアルキル基とカルボニル基とで構成する基
を意味し、例えば、メトキシエチルカルボニル基、エト
キシメチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0066】アルコキシアルキルスルホニル基は、上述
のアルコキシアルキル基とスルホニル基とで構成する基
を意味し、例えば、メトキシメチルスルホニル基、エト
キシメチルスルホニル基等を挙げることができる。
【0067】ホルミルアルキル基は、ホルミル基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6ののアルキレン
基とで構成する基を意味し、例えば、ホルミルメチル
基、ホルミルエチル基等を挙げることができる。
【0068】ホルミルアルキルカルボニル基は、上述の
ホルミルアルキル基とカルボニル基とで構成する基を意
味し、例えば、ホルミルメチルカルボニル基、ホルミル
エチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0069】ホルミルアルキルスルホニル基は、上述の
ホルミルアルキル基とスルホニル基とで構成する基を意
味し、例えば、ホルミルメチルスルホニル基、ホルミル
エチルスルホニル基等を挙げることができる。
【0070】アルキルカルボニル基は、直鎖状、分枝状
もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基とカルボニル
基とで構成する基を意味し、例えば、メチルカルボニル
基、エチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0071】アルキルカルボニルアルキル基は、上述の
アルキルカルボニル基と直鎖状、分枝状もしくは環状の
炭素数1〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、
例えば、メチルカルボニルメチル基、エチルカルボニル
メチル基等を挙げることができる。
【0072】アルキルスルホニル基は、上述のアルキル
基とスルホニル基とで構成する基を意味し、例えば、メ
チルスルホニル基、エチルスルホニル基等を挙げること
ができる。
【0073】アルキルスルホニルアルキル基は、上述の
アルキルスルホニル基と直鎖状、分枝状もしくは環状の
炭素数1〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、
例えば、メチルスルホニルメチル基、エチルスルホニル
メチル基等を挙げることができる。
【0074】カルボキシアルキル基は、カルボキシル基
と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキ
レン基とで構成する基を意味する。
【0075】カルボキシアルキルカルボニル基は、上述
のカルボキシアルキル基とカルボニル基とで構成する基
を意味し、例えば、カルボキシメチルカルボニル基、カ
ルボキシエチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0076】カルボキシアルキルスルホニル基は、上述
のカルボキシアルキル基とスルホニル基とで構成する基
を意味し、例えば、カルボキシメチルスルホニル基、カ
ルボキシエチルスルホニル基等を挙げることができる。
【0077】カルボキシアルキルカルボニルアルキル基
は、上述のカルボキシアルキルカルボニル基と直鎖状、
分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基とで
構成する基を意味し、例えば、カルボキシメチルカルボ
ニルメチル基、カルボキシエチルカルボニルメチル基等
を挙げることができる。
【0078】カルボキシアルキルスルホニルアルキル基
は、上述のカルボキシアルキルスルホニル基と直鎖状、
分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基とで
構成する基を意味し、例えば、カルボキシメチルスルホ
ニルメチル基、カルボキシエチルスルホニルメチル基等
を挙げることができる。
【0079】アルコキシカルボニル基は、直鎖状、分枝
状もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシル基とカル
ボニル基とで構成する基を意味する。
【0080】アルコキシカルボニルアルキル基は、上述
のアルコキシカルボニル基と直鎖状、分枝状もしくは環
状の炭素数1〜6のアルキレン基とで構成する基を意味
する。
【0081】アルコキシカルボニルアルキルカルボニル
基は、上述のアルコキシカルボニルアルキル基とカルボ
ニル基とで構成する基を意味し、例えば、メトキシカル
ボニルエチルカルボニル基、エトキシカルボニルメチル
カルボニル基等を意味する。
【0082】アルコキシカルボニルアルキルスルホニル
基は、上述のアルコキシカルボニルアルキル基とスルホ
ニル基とで構成する基を意味し、例えば、メトキシカル
ボニルエチルスルホニル基、エトキシカルボニルメチル
スルホニル基等を意味する。
【0083】トリフルオロメチルスルフォニルオキシア
ルケニル基は、トリフルオロメチルスルフォニルオキシ
基と直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルケニレ
ン基とで構成する基を意味し、例えば、トリフルオロメ
チルスルフォニルオキシビニル基、トリフルオロメチル
スルフォニルオキシアリル基等を挙げることができる。
【0084】基a−b−における、aはハロゲン
原子等の置換基を有することもある飽和もしくは不飽和
の5〜6員の環状炭化水素基または飽和もしくは不飽和
の5〜6員の複素環式基を意味するが、ここで、飽和も
しくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基としては、例
えば、シクロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロ
ペンタジエニル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニ
ル基、シクロヘキサジエニル基およびフェニル基等を挙
げることができる。なお、シクロペンテニル基のように
複数の構造異性がある場合は、それらはすべて含まれ
る。
【0085】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、チ
エニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリニ
ル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル
基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、チアジア
ゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、ピ
リダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペ
リジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、モ
ルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チオ
モルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基およ
びトリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラ
ニル基のように複数の構造異性がある場合は、それらは
すべて含まれる。
【0086】bは単結合やカルボニル基、アルキレン
基、カルボニルアルキル基、カルボニルアルキルオキシ
基、アルキレンカルボニルオキシ基、アルキレンアミノ
カルボニル基、アルキレンアミノカルボニルアルキル
基、アルキレンアミノスルホニル基またはアルキレンア
ミノスルホニルアルキル基の2価の基を意味するが、ア
ルキレン基は、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1
〜6のものを意味する。
【0087】カルボニルアルキル基は、カルボニル基と
直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6ののアルキ
レン基とで構成する基を意味し、例えば、カルボニルメ
チル基、カルボニルエチル基等を挙げることができる。
【0088】カルボニルアルキルオキシ基は、上述のカ
ルボニルアルキル基と酸素原子とで構成する基を意味
し、例えば、カルボニルメトキシ基、カルボニルエトキ
シ基等を挙げることができる。
【0089】アルキレンカルボニルオキシ基は、直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とカルボニル基と酸素原子とで構成する基を意味し、例
えば、メチレンカルボニルオキシ基、エチレンカルボニ
ルオキシ基等を挙げることができる。
【0090】アルキレンアミノカルボニル基は、直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とイミノ基とカルボニル基とで構成する基を意味し、例
えば、メチレンアミノカルボニル基、エチレンアミノカ
ルボニル基等を挙げることができる。
【0091】アルキレンアミノカルボニルアルキル基
は、上述のアルキレンアミノカルボニル基と直鎖状、分
枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基とで構
成する基を意味し、例えば、メチレンアミノカルボニル
メチル基、エチレンアミノカルボニルメチル基等を挙げ
ることができる。
【0092】アルキレンアミノスルホニル基は、直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6ののアルキレン
基とイミノ基とスルホニル基とで構成する基を意味し、
例えば、メチレンアミノスルホニル基、エチレンアミノ
スルホニル基等を挙げることができる。
【0093】また、アルキレンアミノスルホニルアルキ
ル基とは、上述のアルキレンアミノスルホニル基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とで構成する基を意味し、例えば、メチレンアミノスル
ホニルメチル基、エチレンアミノスルホニルメチル基等
を挙げることができる。
【0094】上述のaとしての飽和もしくは不飽和の
5〜6員の置換基を有することもある環状炭化水素基ま
たは飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基に置換
し得る置換基について説明を加える。ハロゲン原子、ア
ルコキシル基、アルキル基、アルコキシカルボニル基お
よびアミノカルボニル基は、先に説明したものと同様の
ものを意味する。
【0095】基a−b−としては、aとbの組
み合わせにより種々のものが存在し、例えば、以下のよ
うな基を挙げることができる。置換基を有することもあ
る飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基置換
基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の
複素環式基とカルボニル基とで構成する基、置換基を有
することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭
化水素基とアルキレン基とで構成する基、置換基を有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基とカルボニルアルキル基とで構成する基、置換基を有
することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭
化水素基とカルボニルアルキルオキシ基とで構成する
基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5
〜6員の複素環式基とアルキレンカルボニルオキシ基と
で構成する基、置換基を有することもある飽和もしくは
不飽和の5〜6員の環状炭化水素基とアルキレンアミノ
カルボニル基とで構成する基、置換基を有することもあ
る飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基とアルキ
レンアミノカルボニルアルキル基とで構成する基、置換
基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の
環状炭化水素基とアルキレンアミノスルホニル基とで構
成する基、および置換基を有することもある飽和もしく
は不飽和の5〜6員の複素環式基とアルキレンアミノス
ルホニルアルキル基とで構成する基等。
【0096】アミノ基(部分)に置換し得る置換基とし
ては、上述の群(1)のもののほかに以下の群(2)の
ものをも挙げることができる。
【0097】群(2):上述の群(1)から選ばれる置
換基を1個もしくは2個有することもあるアミノ基、ア
ミノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノアルキル基、アミ
ノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノカルボニル基、アミ
ノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノカルボニルアルキル
基、アミノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニル
アルキルカルボニル基、アミノ基部分に上述の群(1)
から選ばれる置換基を1個もしくは2個有することもあ
るアミノカルボニルアルキルスルホニル基、アミノ基部
分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個もしくは
2個有することもあるアミノアルキルカルボニル基、ア
ミノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノスルホニル基、ア
ミノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノスルホニルアルキ
ル基、アミノ基部分に上述の群(1)から選ばれる置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
スルホニル基、アミノ基部分に上述の群(1)から選ば
れる置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノ
スルホニルアルキルカルボニル基、およびアミノ基部分
に上述の群(1)から選ばれる置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノスルホニルアルキルスルホニ
ル基。
【0098】以下に、群(2)の置換基について説明を
加える。
【0099】この群(2)におけるアミノアルキル基、
アミノカルボニル基、アミノカルボニルアルキル基およ
びアミノアルキルカルボニル基は、先に説明したものと
同じものを意味する。
【0100】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノアルキル基とは、先に説明した置換基を有するこ
ともあるアミノ基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素
数2〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、アミ
ノアルキル基としては、例えば、アミノエチル基、アミ
ノプロピル基等を挙げることができる。
【0101】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノカルボニルアルキルカルボニル基とは、先に説明
した置換基を有することもあるアミノカルボニルアルキ
ル基とカルボニル基とで構成する基を意味し、アミノカ
ルボニルアルキルカルボニル基としては、例えば、アミ
ノカルボニルメチルカルボニル基、アミノカルボニルエ
チルカルボニル基等を挙げることができる。
【0102】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノカルボニルアルキルスルホニル基とは、先に説明
した置換基を有することもあるアミノカルボニルアルキ
ル基とスルホニル基とで構成する基を意味し、アミノカ
ルボニルアルキルスルホニル基としては、例えば、アミ
ノカルボニルメチルスルホニル基、アミノカルボニルエ
チルスルホニル基等を挙げることができる。
【0103】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノスルホニル基とは、先に説明した置換基を有する
こともあるアミノ基とスルホニル基とで構成する基を意
味する。
【0104】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノスルホニルアルキル基とは、上述の置換基を有す
ることもあるアミノスルホニル基と直鎖状、分枝状もし
くは環状の炭素数1〜6のアルキレン基とで構成する基
を意味し、アミノスルホニルアルキル基としては、例え
ば、アミノスルホニルメチル基、アミノスルホニルエチ
ル基等を挙げることができる。
【0105】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノアルキルスルホニル基とは、先に説明した置換基
を有することもあるアミノアルキル基とスルホニル基と
で構成する基を意味し、アミノアルキルスルホニル基と
しては、例えば、アミノメチルスルホニル基、アミノエ
チルスルホニル基等を挙げることができる。
【0106】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノスルホニルアルキルカルボニル基とは、上述の置
換基を有することもあるアミノスルホニルアルキル基と
カルボニル基とで構成する基を意味し、アミノスルホニ
ルアルキルカルボニル基としては、例えば、アミノスル
ホニルメチルカルボニル基、アミノスルホニルエチルカ
ルボニル基等を挙げることができる。
【0107】アミノ基部分に置換基を有することもある
アミノスルホニルアルキルスルホニル基とは、上述の置
換基を有することもあるアミノスルホニルアルキル基と
スルホニル基とで構成する基を意味し、アミノスルホニ
ルアルキルスルホニル基としては、例えば、アミノスル
ホニルメチルスルホニル基、アミノスルホニルエチルス
ルホニル基等を挙げることができる。
【0108】また、Aは置換基を有することもある飽
和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複
素環式基をも意味するが、ここで、飽和もしくは不飽和
の5〜6員の環状炭化水素基としては、例えば、シクロ
ペンチル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエニ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、シクロ
ヘキサジエニル基およびフェニル基等を挙げることがで
きる。なお、シクロペンテニル基のように複数の構造異
性がある場合は、それらはすべて含まれる。
【0109】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基とは、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、
異原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を
挙げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の
複素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、
チエニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリ
ニル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリ
ル基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、チアジ
アゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、
ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピ
ペリジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、
モルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チ
オモルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基お
よびトリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピ
ラニル基のように複数の構造異性がある場合は、それら
はすべて含まれる。
【0110】Aが置換基を有することもある飽和もし
くは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式
基を意味する場合、Bが単結合、カルボニル基、アル
キレン基、カルボニルアルキル基、カルボニルアルキル
オキシ基またはアルキレンカルボニルオキシ基を意味す
ることから、基A−B−は、例えば、以下の群
(B)に示すような基等を意味するものである。
【0111】群(B):置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素
環式基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和
の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とカルボ
ニル基とで構成する基、置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素
環式基とアルキレン基とで構成する基、置換基を有する
こともある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水
素基または複素環式基とカルボニルとアルキレン基とで
構成する基、置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とカ
ルボニル基とアルキレン基と酸素原子とで構成する基、
置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6
員の環状炭化水素基または複素環式基とアルキレン基と
カルボニル基とで構成する基、置換基を有することもあ
る飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基また
は複素環式基とアルキレン基とカルボニル基と酸素原子
とで構成する基等。
【0112】以下に、群(B)で示した基について説明
する。
【0113】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とカ
ルボニル基とで構成する基における、環状炭化水素基と
カルボニル基とで構成する基としては、例えば、シクロ
ペンチルカルボニル基、フェニルカルボニル基等を挙げ
ることができる。また、複素環式基とカルボニル基とで
構成する基としては、例えば、フリルカルボニル基、チ
エニルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等を挙げる
ことができる。
【0114】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とア
ルキレン基とで構成する基における、環状炭化水素基と
アルキレン基とで構成する基とは、上述の環状炭化水素
基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアル
キレン基とで構成する基を意味し、例えば、シクロヘキ
シルメチル基、ベンジル基等を挙げることができる。ま
た、複素環式基とアルキレン基とで構成する基とは、上
述の複素環式基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数
1〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、例え
ば、フリルメチル基、チエニルエチル基、ピリジルプロ
ピル基等を挙げることができる。
【0115】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とカ
ルボニル基とアルキレン基とで構成する基における、環
状炭化水素基とカルボニル基とアルキレン基とで構成す
る基とは、上述の環状炭化水素基とカルボニル基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキレン基
とで構成する基を意味し、例えば、シクロペンタジエニ
ルカルボニルメチル基、フェニルカルボニルエチル基等
を挙げることができる。また、複素環式基とカルボニル
基とアルキレン基とで構成する基とは、上述の複素環式
基とカルボニル基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素
数1〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、例え
ば、フリルカルボニルメチル基、チエニルカルボニルエ
チル基、ピリジルカルボニルプロピル基等を挙げること
ができる。
【0116】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とカ
ルボニル基とアルキレン基と酸素原子とで構成する基に
おける、環状炭化水素基とカルボニル基とアルキレン基
と酸素原子とで構成する基とは、上述の環状炭化水素基
とカルボニル基とアルキレン基とで構成する基と酸素原
子とで構成する基を意味し、例えば、シクロペンチルカ
ルボニルメトキシ基、フェニルカルボニルエトキシ基等
を挙げることができる。また、複素環式基とカルボニル
基とアルキレン基と酸素原子とで構成する基とは、上述
の複素環式基とカルボニル基とアルキレン基とで構成す
る基と酸素原子とで構成する基を意味し、例えば、フリ
ルカルボニルメトキシ基、チエニルカルボニルエトキシ
基、ピリジルカルボニルプロポキシ基等を挙げることが
できる。
【0117】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とア
ルキレン基とカルボニル基とで構成する基における、環
状炭化水素基とアルキレン基とカルボニル基とで構成す
る基とは、上述の環状炭化水素基とアルキレン基とで構
成する基とカルボニル基とで構成する基を意味し、例え
ば、シクロヘキシルメチルカルボニル基、フェニルエチ
ルカルボニル基等を挙げることができる。また、複素環
式基とアルキレン基とカルボニル基とで構成する基と
は、上述の複素環式基とアルキレン基とで構成する基と
カルボニル基とで構成する基を意味し、例えば、フリル
メチルカルボニル基、チエニルエチルカルボニル基、ピ
リジルプロピルカルボニル基等を挙げることができる。
【0118】置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基とア
ルキレン基とカルボニル基と酸素原子とで構成する基に
おける、環状炭化水素基とアルキレン基とカルボニル基
と酸素原子とで構成する基とは、上述の環状炭化水素基
とアルキレン基とカルボニル基とで構成する基と酸素原
子とで構成する基を意味し、例えば、シクロヘキサジエ
ニルメチルカルボニルオキシ基、フェニルエチルカルボ
ニルオキシ基等を挙げることができる。また、複素環式
基とアルキレン基とカルボニル基と酸素原子とで構成す
る基とは、上述の複素環式基とアルキレン基とカルボニ
ル基とで構成する基と酸素原子とで構成する基を意味
し、例えば、フリルメチルカルボニルオキシ基、チエニ
ルエチルカルボニルオキシ基、ピリジルプロピルカルボ
ニルオキシ基等を挙げることができる。
【0119】なお、飽和もしくは不飽和の5〜6員の環
状炭化水素基または複素環式基に、置換し得る置換基と
しては、以下の群(3)のものを挙げることができる。
なお、置換し得る置換基の数は1〜3個である。
【0120】群(3):水酸基、アルキル基、アルコキ
シル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル
基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、ホルミル基、ヘテロアリ
ール基、ヘテロアリールアルキル基、アルキルイミノ
基、アミジノ基、グアニジノ基、アミノ(ヒドロキシイ
ミノ)アルキル基、アミノ(アルコキシイミノ)アルキ
ル基、アミノ(アリールオキシイミノ)アルキル基、置
換基を1個もしくは2個有することもあるアミノ基、ア
ミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもあ
るアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノカルボニルアルキル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノカルボニルアルキルオキシ基、アミノ基
部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
ノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノアルキルオキシ基、アミノ基
部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
ノアルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノアルキルカルボニ
ルオキシ基、および酸素原子。
【0121】以下に、群(3)における飽和もしくは不
飽和の5〜6員の環状炭化水素基または複素環式基に、
置換し得る置換基について説明を加える。
【0122】アルキル基、アルコキシル基、ヒドロキシ
アルキル基、アルコキシアルキル基、ハロゲン原子、ア
ルコキシカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個も
しくは2個有することもあるアミノカルボニル基、アミ
ノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもある
アミノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしく
は2個有することもあるアミノカルボニルアルキル基、
アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することも
あるアミノカルボニルアルキルオキシ基、アミノ基部分
に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
ルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もし
くは2個有することもあるアミノアルキルカルボニルオ
キシ基については、先に説明したものと同様のものを意
味する。
【0123】ヘテロアリール基は、少なくとも1個の異
原子を含む芳香族性の1価の基を意味し、例えば、ピリ
ジル基、フリル基、チエニル基等を挙げることができ
る。
【0124】ヘテロアリールアルキル基は、上述のヘテ
ロアリール基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1
〜6のアルキレン基とで構成する基を意味し、例えば、
ピリジルメチル基、フリルエチル基、チエニルメチル基
等を挙げることができる。
【0125】アルキルイミノ基とは、直鎖状、分枝状も
しくは環状の炭素数1〜6のアルキル基と窒素原子とで
構成する2価の基を意味し、例えば、メチルイミノ基、
エチルイミノ基等を挙げることができる。
【0126】アミノ(ヒドロキシイミノ)アルキル基
は、アミノ基とヒドロキシイミノ基が直鎖状、分枝状も
しくは環状の炭素数1〜6のアルキル基の同一の炭素原
子に結合した基を意味し、例えば、アミノ(ヒドロキシ
イミノ)メチル基、アミノ(ヒドロキシイミノ)エチル
基等を挙げることができる。
【0127】アミノ(アルコキシイミノ)アルキル基
は、アミノ基とアルコキシイミノ基が直鎖状、分枝状も
しくは環状の炭素数1〜6のアルキル基の同一の炭素原
子に結合した基を意味する。ここで、アルコキシイミノ
基とは、先に説明したアルコキシル基とイミノ基とで構
成する2価の基を意味する。アミノ(アルコキシイミ
ノ)アルキル基としては、例えば、アミノ(メトキシイ
ミノ)メチル基、アミノ(エトキシイミノ)メチル基等
を挙げることができる。
【0128】アミノ(アリールオキシイミノ)アルキル
基は、アミノ基とアリールオキシイミノ基が直鎖状、分
枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基の同一の
炭素原子に結合した基を意味する。ここで、アリールオ
キシイミノ基とは、アリール基とイミノ基とで構成する
2価の基を意味する。ここで、アリール基としては、例
えば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナ
ントリル基等を挙げることができる。アミノ(アリール
オキシイミノ)アルキル基としては、例えば、アミノ
(フェノキシイミノ)メチル基、アミノ(ナフチルオキ
シイミノ)メチル基等を挙げることができる。
【0129】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノアルキルオキシ基は、置換基を
有するアミノ基と直鎖状、分枝状、環状の炭素数2〜6
のアルキレン基と酸素原子とで構成する基を意味し、例
えば、アミノアルキルオキシ基としては、アミノエチル
オキシ基、アミノプロピルオキシ基等を挙げることがで
きる。なお、アミノ基部分に置換し得る基としては、先
に説明したものと同様のものを挙げることができる。
【0130】なお、酸素原子が置換基となり得るのは、
環状炭化水素基の場合は、ケト化合物となる場合であ
る。また、複素環式基または2環性もしくは3環性の縮
合環基の場合は、環を構成する窒素原子または硫黄原子
に酸素原子が結合して、N−オキシドまたはS−オキシ
ドとなる場合と、ケト化合物となる場合である。
【0131】本発明においては、R15が、R16また
はR17と一緒になって、炭素数1〜3のアルキレン基
またはアルケニレン基を意味しない場合、R15として
は、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、基
−B−が好ましい。
【0132】R16およびR17において、ハロゲン原
子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨ
ウ素原子等を挙げることができる。
【0133】アルキル基としては、直鎖状、分枝状ある
いは環状の炭素数1〜8のアルキル基を意味し、例え
ば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、シクロプロ
ピル基、ヘプチル基、オクチル基等を挙げることができ
る。
【0134】ヒドロキシアルキル基は、水酸基と直鎖
状、分枝状あるいは環状の炭素数1〜8のアルキレン基
とで構成する基を意味し、例えば、ヒドロキシメチル
基、ヒドロキシエチル基を挙げることができる。
【0135】アルコキシアルキル基とは、上述のアルキ
ル基と酸素原子と直鎖状、分枝状あるいは環状の炭素数
1〜8のアルキレン基とで構成する基を意味し、例え
ば、メトキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシメ
チル基等を挙げることができる。
【0136】なお、R16またはR17は、R15と一
緒になって、炭素数1〜3のアルキレン基またはアルケ
ニレン基を意味することがあるが、これは例えば、基
【0137】
【化24】 が、以下の基等を意味するものである。
【0138】
【化25】
【0139】
【化26】または
【0140】本発明において、R16またはR17が、
15と一緒になって、炭素数1〜3のアルキレン基ま
たはアルケニレン基を意味しない場合、R16およびR
17は水素原子またはアルキル基が好ましい。
【0141】本発明においては、R15とR16または
17が一緒になって、炭素数1〜3のアルキレン基ま
たはアルケニレン基を意味するものが好ましい。
【0142】R18およびR19はそれぞれ独立して、
水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル
基、アルキル基、アルコキシル基、アルケニル基、保護
基としてアルキルシリル基が置換することもあるアルキ
ニル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アミノ基、
アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アミジ
ノ基、ヒドロキシアミジノ基またはアルコキシカルボニ
ルアミジノ基を意味する(ただし、R18およびR19
は同時に水素原子であることはない。)。
【0143】R18およびR19において、ハロゲン原
子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、アルコキシル
基、アルケニル基、アミノアルキル基は説明したものと
同様のものを意味する。
【0144】アルキルアミノアルキル基は、アミノアル
キル基のアミノ基に直鎖状、分枝状または環状のアルキ
ル基が1個もしくは2個置換したものを意味し、例え
ば、メチルアミノメチル基、エチルメチルアミノメチル
基等を挙げることができる。
【0145】保護基としてアルキルシリル基が置換する
こともあるアルキニル基は、トリメチルシリル基、トリ
エチルシリル基、第三級ブチルジメチルシリル基、ジメ
チルフェニルシリル基等のアルキルシリル基が保護基と
して置換することもあるアルキニル基を意味する。
【0146】本発明においては、R18およびR19
しては、ハロゲン原子、アルキニル基が好ましく、中で
も塩素原子、臭素原子、エチニル基が好ましい。
【0147】基
【0148】
【化27】 におけるXは、窒素原子または 基=C(R100)− (基中、R100は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボ
ニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、ニ
トロ基、保護基を有することもあるアミノ基またはアミ
ノ基部分に保護基を有することもあるアミノアルキル基
を意味する。)を意味する。
【0149】R100における、ハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、ア
リールオキシカルボニルアルキル基は、先に説明したも
のと同様のものを意味する。保護基を有することもある
アミノ基またはアミノ基部分に保護基を有することもあ
るアミノアルキル基は、通常知られた保護基を有するこ
ともあるアミノ基またはアミノアルキル基を意味する。
【0150】Xは酸素原子、硫黄原子または 基−N(R101)− (基中、R101は水素原子、アルキル基、アルコキシ
カルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アルコ
キシカルボニルアルキル基、アルキルスルホニル基また
はアリールスルホニル基を意味する。)を意味する。
【0151】R101における、アルキル基、アルコキ
シカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アル
コキシカルボニルアルキル基、アルキルスルホニル基お
よびアリールスルホニル基は、先に説明したものと同様
のものを意味する。
【0152】XおよびXはそれぞれ独立して窒素原
子または 基−C(R102)− (基中、R102は、水素原子またはハロゲン原子を意
味する。)を意味し、R102における、ハロゲン原子
は先に説明したものと同様のものを意味する。
【0153】XおよびXはそれぞれ独立して窒素原
子または 基−C(R103)− (基中、R103は、水素原子、水酸基、ハロゲン原
子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、アルコキシル
基、アルケニル基、保護基としてアルキルシリル基が置
換することもあるアルキニル基、シアノ基、アミノ基、
アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アミジ
ノ基、ヒドロキシアミジノ基またはアルコキシカルボニ
ルアミジノ基を意味する。)を意味する。
【0154】R103における、ハロゲン原子、ハロゲ
ノアルキル基、アルキル基、アルコキシル基、アルケニ
ル基、保護基としてアルキルシリル基が置換することも
あるアルキニル基、アミノアルキル基、アルキルアミノ
アルキル基、アルコキシカルボニルアミジノ基は先に説
明したものと同様のものを意味する。
【0155】基
【0156】
【化28】 としては、
【0157】
【化29】
【0158】
【化30】
【0159】
【化31】 [上記基中、R101およびR103は前記に同じ。R
103’はR103と同様のものを意味する。]のいず
れかを意味する基が好ましい。
【0160】ここで、R101としては、水素原子が特
に好ましい。また、R103およびR103’のどちら
か一方が、ハロゲン原子、アルキニル基、アミジノ基、
ヒドロキシアミジノ基、アルコキシカルボニルアミジノ
基であるものが好ましく、中でもハロゲン原子、エチニ
ル基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、メトキシカ
ルボニルアミジノ基が特に好ましい。
【0161】基
【0162】
【化32】 における、XおよびX12はそれぞれ独立して窒素原
子または 基−C(R104)− (基中、R104は、水素原子またはハロゲン原子を意
味する。)を意味し、R104におけるハロゲン原子は
先に説明したものと同様のものを意味する。
【0163】X10およびX11はそれぞれ独立して窒
素原子または 基−C(R105)− (基中、R105は、水素原子、水酸基、ハロゲン原
子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、アルコキシル
基、アルケニル基、保護基としてアルキルシリル基が置
換することもあるアルキニル基、シアノ基、アミノ基、
アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アミジ
ノ基、ヒドロキシアミジノ基またはアルコキシカルボニ
ルアミジノ基を意味する。)を意味する。
【0164】R105における、ハロゲン原子、ハロゲ
ノアルキル基、アルキル基、アルコキシル基、アルケニ
ル基、保護基としてアルキルシリル基が置換することも
あるアルキニル基、アミノアルキル基、アルキルアミノ
アルキル基、アルコキシカルボニルアミジノ基は先に説
明したものと同様のものを意味する。
【0165】基
【0166】
【化33】 としては、
【0167】
【化34】 [基中、R105は前記に同じ。R105’はR105
と同様のものを意味する。]を意味する基が好ましい。
【0168】ここで、R105およびR105’のどち
らか一方が、ハロゲン原子、アルキニル基、アミジノ
基、ヒドロキシアミジノ基、アルコキシカルボニルアミ
ジノ基であるものが好ましく、中でもハロゲン原子、エ
チニル基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、メトキ
シカルボニルアミジノ基が特に好ましい。
【0169】<基Qについて>Qは、置換基を有す
ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基または置換基を有することもある飽和もしくは不
飽和の5〜6員の複素環式基を意味する。
【0170】飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基としては、例えば、シクロペンチル基、シクロペ
ンテニル基、シクロペンタジエニル基、シクロヘキシル
基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基およ
びフェニル基等を挙げることができる。なお、シクロペ
ンテニル基のように複数の構造異性がある場合は、それ
らはすべて含まれる。
【0171】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、チ
エニル基、ピラゾリル基、ピラジニル基、テトラヒドロ
ピラジニル基、イミダゾリル基、ピラゾリニル基、オキ
サゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル基、チアゾ
リニル基、チアゾリジニリ基、オキサトリアゾリル基、
チアジアゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジ
ル基、ピリミジニル基、テトラヒドロピリミジニル基、
ピリダジニル基、テトラヒドロピリダジニル基、ピロリ
ジニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、オキサジ
ニル基、オキサジアジニル基、モルホリニル基、チアジ
ニル基、チアジアジニル基、チオモルホリニル基、テト
ラゾリル基、テトラジニル基、トリアゾリル基およびト
リアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラニル
基のように複数の構造異性がある場合は、それらはすべ
て含まれる。
【0172】飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
水素基、飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基に
置換し得る置換基としては、以下の群(4)のものを挙
げることができる。なお、置換し得る置換基の数は1〜
4個である。
【0173】群(4):水酸基、アルキル基、アルケニ
ル基、ハロゲノアルキル基、ハロゲノアルケニル基、ア
ルコキシル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアル
キル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキ
シル基、アルコキシカルボニル基、ホルミル基、ヘテロ
アリール基、ヘテロアリールアルキル基、アルキルイミ
ノ基、アルキルスルホニル基、アミジノ基、グアニジノ
基、アミノ(ヒドロキシイミノ)アルキル基、アミノ
(アルコキシイミノ)アルキル基、アミノ(アリールオ
キシイミノ)アルキル基、置換基を1個もしくは2個有
することもあるアミノ基、アミノ基部分に置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノカルボニル基、ア
ミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもあ
るアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニル
アルキルオキシ基、アミノ基部分に置換基を1個もしく
は2個有することもあるアミノスルホニル基、アミノ基
部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
ノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノアルキルオキシ基、アミノ基
部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
ノアルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個
もしくは2個有することもあるアミノアルキルカルボニ
ルオキシ基、酸素原子、トリフルオロメチル基、トリフ
ルオロメチルスルフォニルオキシ基、トリフルオロメチ
ルスルフォニルオキシアルケニル基、ホウ酸基(−B
(OH))、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アル
コキシル基、アルキル基、シアノ基、ニトロ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アミノ基部分に置
換基を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボ
ニル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有す
ることもあるアミノスルホニル基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
基およびトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる
置換基を1個〜3個有することもある飽和もしくは不飽
和の5〜6員の環状炭化水素基、およびハロゲン原子、
水酸基、アミノ基、アルコキシル基、アルキル基、シア
ノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニ
ル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有する
こともあるアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノスルホニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノアルキル基およびトリフルオロメチル基
からなる群より選ばれる置換基を1個〜3個有すること
もある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基。
【0174】この群(4)の置換基については、基Q
の項の群(1)〜群(3)で説明したのものと同様のも
のを意味する。
【0175】本発明においては、Qとしては、置換基
を有することもあるシクロペンチル基、置換基を有する
こともあるシクロへキシル基、置換基を有することもあ
るシクロペンテニル基、置換基を有することもあるシク
ロヘキセニル基、置換基を有することもあるフェニル
基、置換基を有することもあるピロリジニル基、置換基
を有することもあるピペリジニル基、置換基を有するこ
ともあるイミダゾリル基、置換基を有することもあるチ
アゾリル基、置換基を有することもあるチアジアゾリル
基、置換基を有することもあるピリジル基、置換基を有
することもあるピリミジニル基、置換基を有することも
あるピリダジニル基、置換基を有することもあるチアゾ
リジニル基、置換基を有することもあるモルホリニル
基、置換基を有することもあるピペラジニル基、置換基
を有することもあるチオモルホリニル基、置換基を有す
ることもあるピロリル基、置換基を有することもあるチ
エニル基、置換基を有することもあるフラニル基、置換
基を有することもあるテトラヒドロピリミジニル基、置
換基を有することもあるテトラヒドロフラニル基、置換
基を有することもあるテトラヒドロチエニル基、置換基
を有することもあるスルホラニル基、置換基を有するこ
ともあるイミダゾリニル基、置換基を有することもある
チアゾリニル基、置換基を有することもあるオキサゾリ
ル基、置換基を有することもあるオキサジアジニル基、
置換基を有することもあるトリアジニル基、置換基を有
することもあるテトラジニル基、置換基を有することも
あるピラジニル基、置換基を有することもあるピラゾリ
ル基、置換基を有することもあるピラゾリニル基、置換
基を有することもあるピラゾリジニル基が好ましい。
【0176】置換基としては、水酸基、アルキル基、ヒ
ドロキシアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、ホルミ
ル基、アルキルスルホニル基、置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノ基、アミノ基部分に置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノスルホニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノアルキル基、酸素原子、トリフルオロメ
チル基、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アルコキシ
ル基、アルキル基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル
基、アルコキシカルボニル基、アミノ基部分に置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノスルホニル基、アミノ基部分に置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル基お
よびトリフルオロメチル基からなる群より選ばれる置換
基を1個〜3個有することもある飽和もしくは不飽和の
5〜6員の環状炭化水素基、およびハロゲン原子、水酸
基、アミノ基、アルコキシル基、アルキル基、シアノ
基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノスルホニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノアルキル基およびトリフルオロメチル基
からなる群より選ばれる置換基を1個〜3個有すること
もある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式基が好
ましい。
【0177】<基Qについて>基Qは単結合、酸素
原子、硫黄原子、直鎖状もしくは分枝状の炭素数1〜6
のアルキレン基、直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6
のアルケニレン基、直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜
6のアルキニレン基、 基−N(R)−CO− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味す
る。)、 基−N(R)−(CH)m− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味し、m
は0〜6の整数を意味する。)、または基
【0178】
【化35】 (この基は、置換基を有することもある2価の飽和もし
くは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有す
ることもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基、または置換基を有することもある2価の飽和
もしくは不飽和の2環性の縮合環基を意味する。←Cは
この基の炭素原子がQと結合することを示す。)を意
味する。
【0179】基Qにおいて、直鎖状もしくは分枝状の
炭素数1〜6のアルキレン基としては、例えば、メチレ
ン基、エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基、テ
トラメチレン基、ブチレン基、ペンタメチレン基、ヘキ
サメチレン基等を挙げることができる。
【0180】直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のア
ルケニレン基としては、例えば、ビニレン基、プロペニ
レン基、ブテニレン基およびペンテニレン基等を挙げる
ことができる。なお、二重結合の位置は特に限定される
ものではない。
【0181】直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のア
ルキニレン基としては、プロピニレン基、ブチニレン
基、ペンチニレン基、ヘキシニレン基等を挙げることが
できる。基
【0182】
【化36】 は、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽
和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することも
ある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基、または置換基を有することもある2価の飽和もしく
は不飽和の2環性の縮合環基を意味し、←Cはこの基の
炭素原子とQとの結合を示すものであり、例えば、チ
オフェン、フラン、ピラン、ピロール、ピロリジン、ピ
ロリン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジ
ン、ピラゾール、ピラゾリジン、チアゾール、オキサゾ
ール、オキサチオラン、ベンゼン、ピリジン、ピペリジ
ン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ピラジ
ン、ピリミジン、ピリダジン、トリアジン、テトラジ
ン、チアジアジン、ジチアジン、シクロペンタン、シク
ロペンテン、シクロペンタジエン、シクロヘキサン、シ
クロヘキセン、シクロヘキサジエン等から誘導される2
価の基等を挙げることができ、これらは置換基を有する
こともある。置換基としては、先の群(4)で挙げたも
のと同様のものを挙げることができる。
【0183】基−N(R)−CO−および基−N(R
)−(CH)m−におけるRおよびRのアルキ
ル基としては、直鎖状、分枝状、もしくは環状の炭素数
1〜6のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、シクロプロピル基等を挙げるこ
とができる。基−N(R)−CO−としては、基←N
(R)−CO−(←はこの基の窒素原子とQとの結
合を示す。)が好ましく、また基−N(R)−(CH
)m−としては、基←N(R)−(CH)m−
(←はこの基の窒素原子とQとの結合を示す。)が好
ましい。
【0184】本発明においては、Qとしては、単結
合、カルボニル基、基
【0185】
【化37】 で示されるものが好ましく、基
【0186】
【化38】 で示される基の中でも、ベンゼン、ピリミジン、テトラ
ヒドロピリミジン、ピラジン、ピリダジン、トリアジ
ン、テトラジン、イミダゾール、イミダゾリン、チアゾ
ール、チアゾリン、フラン、チオフェン、ピロール、オ
キサゾール、オキサゾリン、チアジアゾール、シクロペ
ンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロへキ
センから誘導される2価の基が好ましい。
【0187】<基Qについて>Qにおける置換基と
してのR、R、R、R、R、R、R10
およびR11におけるアルキル基、アルコキシル基、ア
ルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキ
シアルキルオキシ基、ヒドロキシアルキルカルボニル
基、ヒドロキシアルキルスルホニル基、ホルミルアルキ
ル基、ホルミルアルキルカルボニル基、ホルミルアルキ
ルスルホニル基、アルキルカルボニル基、アルキルスル
ホニル基、アルキルカルボニルアルキル基、アルキルス
ルホニルアルキル基、カルボキシアルキル基、カルボキ
シアルキルカルボニル基、カルボキシアルキルスルホニ
ル基、カルボキシアルキルカルボニルアルキル基、カル
ボキシアルキルスルホニルアルキル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキ
シカルボニルアルキルカルボニル基、アルコキシカルボ
ニルアルキルスルホニル基、置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノ基、アミノ基部分に置換基を1
個もしくは2個有することもあるアミノアルキル基、ア
ミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもあ
るアミノアルキルオキシ基、アミノ基部分に置換基を1
個もしくは2個有することもあるアミノアルキルカルボ
ニル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有す
ることもあるアミノアルキルカルボニルオキシ基、アミ
ノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することもある
アミノカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もし
くは2個有することもあるアミノカルボニルアルキル基
およびアミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有する
こともあるアミノカルボニルアルキルオキシ基は、先に
基Qの項のR15において説明したものと同様のもの
を意味する。
【0188】アルコキシアルキルオキシ基は、先に説明
したアルコキシアルキル基と酸素原子とで構成する基を
意味し、例えば、メトキシメチルオキシ基、メトキシエ
チルオキシ基、エトキシメチルオキシ基等を挙げること
ができる。
【0189】カルボキシアルキルオキシ基とは、上述の
カルボキシアルキル基と酸素原子とで構成する基を意味
し、例えば、カルボキシメトキシル基、カルボキシエト
キシル基等を挙げることができる。
【0190】アルコキシカルボニルアルキルオキシ基と
は、先に説明したアルコキシカルボニルアルキル基と酸
素原子とで構成する基を意味し、例えば、メトキシカル
ボニルエチル基、エトキシカルボニルエチル基等を挙げ
ることができる。
【0191】アミノ基部分に置換基を1個有することも
あるアルキルスルホニルアミノカルボニルアルキル基と
は、上述のアルキルスルホニル基と置換基を1個有する
こともあるイミノ基とカルボニル基と直鎖状、分枝状も
しくは環状の炭素数1〜6個のアルキレン基とで構成さ
れる基を意味し、例えば、メチルスルホニルアミノカル
ボニルメチル基等を挙げることができる。
【0192】アミノ基部分に置換基を1個有することも
あるアリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基と
は、アリール基とスルホニル基と置換基を1個有するこ
ともあるイミノ基とカルボニル基と直鎖状、分枝状もし
くは環状の炭素数1〜6個のアルキレン基とで構成され
る基を意味し、例えば、フェニルスルホニルアミノカル
ボニルメチル基等を挙げることができる。
【0193】アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個
有することもあるアミノスルホニルアルキル基とは、置
換基を1個もしくは2個有することもあるアミノ基とス
ルホニル基と直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜
6個のアルキレン基とで構成される基を意味し、例え
ば、アミノスルホニルメチル基等を挙げることができ
る。
【0194】シアノアルキル基とは、シアノ基と直鎖
状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6個のアルキレン
基とで構成される基を意味する。
【0195】アミノ基部分に置換基を1個有することも
あるアルコキシアルキルアミノカルボニルアルキル基と
は、上述のアルコキシアルキル基と置換基を1個有する
こともあるイミノ基とカルボニル基とで構成される基を
意味し、例えば、エトキシメチルアミノカルボニルメチ
ル基等を挙げることができる。
【0196】アルキルカルボニルオキシアルキル基と
は、上述のアルキルカルボニル基と酸素原子と直鎖状、
分枝状もしくは環状の炭素数1〜6個のアルキレン基と
で構成される基を意味し、例えば、メチルカルボニルオ
キシエチル基等を挙げることができる。
【0197】基A−B−において、Aは置換基を
有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状
炭化水素基または置換基を有することもある飽和もしく
は不飽和の5〜6員の複素環式基を意味するが、ここ
で、飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基と
しては、例えば、シクロペンチル基、シクロペンテニル
基、シクロペンタジエニル基、シクロヘキシル基、シク
ロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基およびフェニ
ル基等を挙げることができる。なお、シクロペンテニル
基のように複数の構造異性がある場合は、それらはすべ
て含まれる。
【0198】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、チ
エニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリニ
ル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル
基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、チアジア
ゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、ピ
リダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペ
リジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、モ
ルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チオ
モルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基およ
びトリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラ
ニル基のように複数の構造異性がある場合は、それらは
すべて含まれる。
【0199】Bは単結合、カルボニル基、アルキレン
基、カルボニルアルキル基、基−O−C〜Cアルキ
レン基、基−COO−C〜Cアルキレン基、基−N
HCO−または基−NHCO−C〜Cアルキレン基
を意味する。
【0200】基A−B−としては、例えば、以下の
ような基等を挙げることができる。置換基を有すること
もある飽和または不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、
置換基を有することもある飽和または不飽和の5〜6員
の複素環式基とカルボニル基とで構成する基、および置
換基を有することもある飽和または不飽和の5〜6員の
環状炭化水素基とアルキレン基とで構成する基。
【0201】また、RおよびR、RおよびR
およびR、R10およびR は環を構成する炭
素原子とともに一緒になって置換基を有することもある
飽和もしくは不飽和の5〜7員の環状炭化水素基または
置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7
員の複素環式基を意味するが、ここで、飽和もしくは不
飽和の5〜7員の環状炭化水素基としては、例えば、シ
クロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジ
エニル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、シ
クロヘキサジエニル基およびフェニル基等を挙げること
ができる。なお、シクロペンテニル基のように複数の構
造異性がある場合は、それらはすべて含まれる。
【0202】飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、例えば、フリル基、ピロリ
ル基、チエニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピ
ラゾリニル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チ
アゾリル基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、
チアジアゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジ
ル基、ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル
基、ピペリジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニ
ル基、モルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル
基、チオモルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリ
ル基およびトリアジニル基等を挙げることができる。な
お、ピラニル基のように複数の構造異性がある場合は、
それらはすべて含まれる。
【0203】Qにおける置換基としてのRおよびR
12におけるアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アル
コキシル基、ヒドロキシアルキルカルボニル基、ヒドロ
キシアルキルスルホニル基、アルコキシアルキル基、ア
ルコキシアルキルカルボニル基、アルコキシアルキルス
ルホニル基、ホルミルアルキル基、ホルミルアルキルカ
ルボニル基、ホルミルアルキルスルホニル基、アルキル
カルボニル基、アルキルスルホニル基、アルキルカルボ
ニルアルキル基、アルキルスルホニルアルキル基、カル
ボキシアルキルカルボニル基、カルボキシアルキルスル
ホニル基、カルボキシアルキルカルボニルアルキル基、
カルボキシアルキルスルホニルアルキル基、アルコキシ
カルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アル
コキシカルボニルアルキルカルボニル基、アルコキシカ
ルボニルアルキルスルホニル基、置換基を1個もしくは
2個有することもあるアミノ基、アミノ基部分に置換基
を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノアルキルオキシ基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
カルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノアルキルオキシカルボニル
基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
ともあるアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換基を
1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニルア
ルキル基およびアミノ基部分に置換基を1個もしくは2
個有することもあるアミノカルボニルオキシアルキル基
は、先に基Qの項において説明したものと同様のもの
を意味する。
【0204】基A−B−において、Aは置換基を
有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状
炭化水素基または置換基を有することもある飽和もしく
は不飽和の5〜6員の複素環式基を意味するが、ここ
で、飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基と
しては、例えば、シクロペンチル基、シクロペンテニル
基、シクロペンタジエニル基、シクロヘキシル基、シク
ロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基およびフェニ
ル基等を挙げることができる。なお、シクロペンテニル
基のように複数の構造異性がある場合は、それらはすべ
て含まれる。
【0205】飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
基は、少なくとも1個の異原子を含む環式基であり、異
原子としては酸素原子、窒素原子および硫黄原子等を挙
げることができる。飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
素環式基としては、例えば、フリル基、ピロリル基、チ
エニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリニ
ル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル
基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリル基、チアジア
ゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、ピ
リダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペ
リジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、モ
ルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チオ
モルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基およ
びトリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラ
ニル基のように複数の構造異性がある場合は、それらは
すべて含まれる。
【0206】Bは単結合、カルボニル基、アルキレン
基、カルボニルアルキル基、基−O−C〜Cアルキ
レン基、基−COO−C〜Cアルキレン基、基−N
HCO−または基−NHCO−C〜Cアルキレン基
を意味する。
【0207】基A−B−としては、例えば、以下の
ような基等を挙げることができる。置換基を有すること
もある飽和または不飽和の5〜6員の複素環式基、置換
基を有することもある飽和または不飽和の5〜6員の環
状炭化水素基とカルボニル基とで構成する基、および置
換基を有することもある飽和または不飽和の5〜6員の
複素環式基とアルキレン基とで構成する基等。
【0208】また、RおよびR、RおよびR
12およびR10、R12およびR11は、環を構成
する炭素原子とRまたはR12が結合する窒素原子と
ともに、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和
の5〜7員の複素環式基を意味するが、ここで、飽和も
しくは不飽和の5〜7員の複素環式基は、少なくとも1
個の窒素原子を含む環式基であり、さらに異原子を含ん
でもよい。異原子としては酸素原子、窒素原子および硫
黄原子等を挙げることができる。飽和もしくは不飽和の
5〜6員の複素環式基としては、例えば、フリル基、ピ
ロリル基、チエニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル
基、ピラゾリニル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル
基、チアゾリル基、チアゾリニル基、オキサトリアゾリ
ル基、チアジアゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、
ピリジル基、ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラ
ジニル基、ピペリジニル基、オキサジニル基、オキサジ
アジニル基、モルホリニル基、チアジニル基、チアジア
ジニル基、チオモルホリニル基、トリアゾリル基および
トリアジニル基等を挙げることができる。なお、ピラニ
ル基のように複数の構造異性がある場合は、それらはす
べて含まれる。
【0209】本発明において、Qは以下の基
【0210】
【化39】 (これらの基中、R、R、R、R、R
、R、R10、R11、R12、a、b、c、
d、e、f、g、hおよびiは前記に同じ。)を意味す
るが、中でも、Qとしては、基
【0211】
【化40】 [基中、R、R、a、bおよびcは前記に同じ。]
が好ましく、RおよびRはそれぞれ独立して、水素
原子、ヒドロキシアルキル基、シアノアルキル基、カル
ボキシル基カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシア
ルキルアミノカルボニル基、カルボキシアルキルアミノ
カルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル
アミノカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキルア
ミノカルボニルアミノ基、カルバモイル基、モノアルキ
ルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、カルバ
モイルアルキル基、モノアルキルカルバモイルアルキル
基、ジアルキルカルバモイルアルキル基、モルホリニル
カルボニル基、モルホリニルカルボニルアルキル基、テ
トラゾリルアミノカルボニル基、テトラゾリルアミノカ
ルボニルアルキル基、テトラゾリルアルキル基、テトラ
ゾリルアルキルアミノカルボニル基、テトラゾリルアル
キルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換
基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
基、アルキルアミノスルホニルアルキル基、オキソピロ
リジニルアルキル基、オキソピペリジニルアルキル基、
またはオキソオキサゾリジニルアルキル基を意味し、a
が0を意味し、bが0を意味し、cが2を意味するもの
がさらに好ましい。
【0212】<基Tについて>Tはカルボニル基、 基−CH(R13)− (R13は水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル
基、アルコキシアルキル基、カルボキシアルキル基、ア
ルコキシカルボニルアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基ま
たはアミノ基部分に置換基を有することもあるアミノア
ルキル基を意味する。) 基−C(=NOR14)− または 基−C(=N−N
HR14’)− (基中、R14およびR14’はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニ
ル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリール基、
ヘテロアリールアルキル基またはアミノ基部分に置換基
を有することもあるアミノアルキル基を意味する。)を
意味する。
【0213】ここで、R13、R14およびR14’
おけるアルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシ
カルボニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリ
ール基、ヘテロアリールアルキル基、アミノ基部分に置
換基を有することもあるアミノアルキル基は、基Q
おいて説明したものと同様のものを意味する。本発明に
おいては、Tとして、カルボニル基が好ましい。
【0214】本発明においては、以下の式で示される化
合物が好ましい。
【0215】
【化41】 [式中、Q、Q、T、R、R、a、bおよび
cは前記に同じ。]本発明のスルホニル誘導体には、不
正炭素原子に由来する光学異性体あるいは立体異性体が
存在することもあるが、これらの光学異性体、立体異性
体及びこれらの混合物のいずれも本発明に含まれる。
【0216】本発明のスルホニル誘導体の塩としては、
医薬的に許容し得る塩であれば特に限定されないが、具
体的には、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、燐
酸塩、硝酸塩および硫酸塩等の鉱酸塩類、安息香酸塩、
メタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸
塩およびp−トルエンスルホン酸塩等の有機スルホン酸
塩類、並びに酢酸塩、プロパン酸塩、シュウ酸塩、マロ
ン酸塩、コハク酸塩、グルタル酸塩、アジピン酸塩、酒
石酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩およびマンデル酸塩
等の有機カルボン酸塩類等を挙げることができる。ま
た、溶媒和物としては、医薬的に許容し得る塩であれば
特に限定されないが、具体的には、水和物、エタノール
和物等を挙げることができる。
【0217】以下に、本発明のスルホニル誘導体におけ
る好ましい化合物の例を挙げる。
【0218】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(2,3−ジメチルピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3,5−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(5−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−5−メチルピリジンN−オキ
シド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0219】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]チオカルボニル]ピペラジ
ン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ヒドロキシイミノ)[5−(ピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]メチル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ヒドラゾノ)[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]メチル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンジ
リデン]ピペリジン 1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]カルボニル]−4−[(6−トリメチルシリルエ
チニルベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン
【0220】4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]−1−[(6−エチニ
ルベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−エチル−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキ
シド 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−ニル)ス
ルホニル]−2−エチル−1−[(5−(ピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]ピペラジ
ン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド
【0221】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−エチル−1−[(5−(ピリジ
ン−2−イル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]ピ
ペラジン2−[2−[[4−[(5−クロロインドール
−2−イル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[5−(ピリジン−3−イル)チアゾール−
2−イル]ピペラジン 3−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド1−
[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−イル)スルホニル]−4−[5−(2−メチルピリ
ジン−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラジン
【0222】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[5−(2−メチルピリジン−
4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 1−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール−
2−イル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン −2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0223】2−[2−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オ
キシド1−[(5−クロロインドール −2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド1−
[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−
イル)フェニルスルホニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)フェニルスル
ホニル]ピペラジン
【0224】4−[4−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
スルホニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)フェニルスル
ホニル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)カルボニル]ピペラジン−1−イル]スルホニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[(5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル)カルボニル]−2−(2−メチルプロピ
ル)ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[(5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]−2−(2−
メチルプロピル)ピペラジン
【0225】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2,2−ジメチル−4−[4−(ピ
リジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−3,3−ジメチルピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2,2−ジメチル−1−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2,2−ジメチルピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[[4
−(ピリジン−4−イル)−3−シクロヘキセン−1−
イル]カルボニル]ピペラジン
【0226】[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[4−(ピリジン−4−イ
ル)−3−シクロヘキセン−1−イル]カルボニル]ピ
ペラジン−2−イル]酢酸 ナトリウム塩 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(ピペリジン−1−イル)カルボニルメチ
ル]−1−[[4−(ピリジン−4−イル)−3−シク
ロヘキセン−1−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(ピペリジン−1−イル)カ
ルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1−シクロヘキセン−1−イル]ピリジン N−オキ
シド 1−[((E)−4−クロロ−2−メトキシスチリル)
スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピ
リミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]ピペラジン
【0227】2,シス−6−ビス(カルバモイルメチ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イル)
カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン
【0228】2−[(tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシ)メチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]
チエン−2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジ
ン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−
イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5
−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペ
ラジン
【0229】2−[2−(tert−ブチルジフェニル
シリルオキシ)エチル]−4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]−1−[5−
(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5
−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]ピペ
ラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(メトキシカルボニル)メチル]−
1−[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イ
ル]ピペラジン 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(メトキシカルボニ
ル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N,N−ジメチル
カルバモイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0230】2−[2−[[2−(2−tert−ブチ
ルジフェニルシリルオキシエチル)−4−[(6−クロ
ロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]
ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(ピロリジン−1
−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N−メチルカルバ
モイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(チオモルホリン
−4−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド
【0231】2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]−2−[(N−
シクロプロピルカルバモイル)メチル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4
−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 2−[2−[[2−[(N−ベンジルカルバモイル)メ
チル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−メチル−2−(ピリジン−4−イル)
チアゾール−5−イル]ピペラジン 4−[5−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−2−イル]ピリジン N−オキシド
【0232】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2−[(ピ
ロリジン−1−イル)カルボニルメチル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(ピロリジン−1−イル)カ
ルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[(N−ベンジルカルバモイル)メチル]−4−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−
1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[2−(N−ベンジルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]チアゾー
ル−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0233】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジ
メチル)アミノ]エチル]−4−メチルチアゾール−2
−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]エチル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[3−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]プロピル]−4−メチルチアゾール−2−イル]カ
ルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[3−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]プロピル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピ
ペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]エチル]−4−メチルチアゾール−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン
【0234】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジ
メチル)アミノ]エチル]チアゾール−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[3−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]プロピル]−4−メチルチアゾール−2−イル]カ
ルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[3−[(N,N−ジメチル)アミ
ノ]プロピル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピ
ペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジメチ
ル)アミノ]エチル]−4−メチルチアゾール−2−イ
ル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[2−[(N,N−ジメチ
ル)アミノ]エチル]チアゾール−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン
【0235】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−[3−[(N,
N−ジメチル)アミノ]プロピル]−4−メチルチアゾ
ール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[3−[(N,N−ジメチ
ル)アミノ]プロピル]チアゾール−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−4−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−3−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−2−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0236】4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイ
ル]−1−[[5−[(1−メチルピペリジン)−4−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチルピペリジン)−3−イル]チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチルピペリジン)−2−イル]チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピロリジン−3−イル)チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(1−メチルピロリジン−3−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0237】1−[[5−(1−カルバモイルピロリジ
ン−3−イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 1−[[5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−
イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−(ピロリジン−3−イル)チアゾール−2−イ
ル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−(1−メチルピロリジン−3−イル)チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[[5−(1−カルバモイルピロリジン−3−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−
[(N−メチル)カルバモイル]ピペラジン
【0238】1−[[5−(1−アセトイミドイルピロ
リジン−3−イル)チアゾール−2−イル]カルボニ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]ピペラ
ジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1,2,5,6−テトラヒドロ
ピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチル−1,2,5,6−
テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 1−[[5−[(1−カルバモイル−1,2,5,6−
テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−
イル]カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[5−[(1−アセトイミドイル−1,2,5,
6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−
2−イル]カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
【0239】4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイ
ル]−1−[[5−[(1,2,5,6−テトラヒドロ
ピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒド
ロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[[5−−[(1−カルバモイル−1,2,5,6
−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2
−イル]カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カル
バモイル]ピペラジン 1−[[5−[(1−アセトイミドイル−1,2,5,
6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−
2−イル]カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カ
ルバモイル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0240】4−[2−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オ
キシド1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−3−イル)チアゾ
ール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 3−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
4−[[5−(ピリジン−2−イル)チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0241】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−[(1−メチルピペリ
ジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−3−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−2−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチルピペリジン)−4−イル]チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチルピペリジン)−3−イル]チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0242】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイ
ル]−1−[[5−[(1−メチルピペリジン)−2−
イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピロリジン−3−イル)チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(1−メチルピロリジン−3−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン1
−[[5−(1−カルバモイルピロリジン−3−イル)
チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(5−ク
ロロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−
イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン
【0243】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイ
ル]−1−[[5−(ピロリジン−3−イル)チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−(1−メチルピロリジン−3−イル)チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[[5−(1−カルバモイルピロリジン−3−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(5
−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−
[(N−メチル)カルバモイル]ピペラジン 1−[[5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−
イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−
2−[(N−メチル)カルバモイル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[(1,2,5,6−テトラヒドロ
ピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン
【0244】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−[(1−メチル−1,
2,5,6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[[5−[(1−カルバモイル−1,2,5,6−
テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−
イル]カルボニル]−4−[(5−クロロインドール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[5−[(1−アセトイミドイル−1,2,5,
6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−
2−イル]カルボニル]−4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1,2,5,6−テトラヒドロピリジン)
−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1−
[[5−[(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒド
ロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン
【0245】1−[[5−−[(1−カルバモイル−
1,2,5,6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]
チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(5−ク
ロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−[(N
−メチル)カルバモイル]ピペラジン 1−[[5−[(1−アセトイミドイル−1,2,5,
6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−
2−イル]カルボニル]−4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−2−[(N−メチル)カ
ルバモイル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド1−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−
4−[[5−(ピリジン−3−イル)チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン
【0246】3−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オ
キシド1−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)チアゾ
ール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド1−
[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)−4
−イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[(1−メチルピペリジン)
−3−イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン
【0247】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−[(1−メチル
ピペリジン)−2−イル]チアゾール−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−[(1−メチルピペリジン)−4−イル]チ
アゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−[(1−メチルピペリジン)−3−イル]チ
アゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−[(1−メチルピペリジン)−2−イル]チ
アゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピロリジン−3−イル)チ
アゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0248】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(1−メチルピ
ロリジン−3−イル)チアゾール−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[[5−(1−カルバモイルピロリジン−3−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 1−[[5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−
イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−
[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−(ピロリジン−3−イル)チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−(1−メチルピロリジン−3−イル)チアゾ
ール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0249】1−[[5−(1−カルバモイルピロリジ
ン−3−イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−
4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]ピペ
ラジン 1−[[5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−
イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−
[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホ
ニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[(1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]
カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[(1−メチル−1,2,
5,6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾー
ル−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[[5−[(1−カルバモイル−1,2,5,6−
テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−
イル]カルボニル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]
チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
【0250】1−[[5−[(1−アセトイミドイル−
1,2,5,6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]
チアゾール−2−イル]カルボニル]−4−[(6−ク
ロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペ
ラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−[(1,2,5,6−テトラヒドロピリジ
ン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カルボニル]
ピペラジン 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]−1
−[[5−[(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2−イル]カ
ルボニル]ピペラジン 1−[[5−−[(1−カルバモイル−1,2,5,6
−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−2
−イル]カルボニル]−4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]−2−[(N−
メチル)カルバモイル]ピペラジン 1−[[5−[(1−アセトイミドイル−1,2,5,
6−テトラヒドロピリジン)−4−イル]チアゾール−
2−イル]カルボニル]−4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]−2−[(N−
メチル)カルバモイル]ピペラジン
【0251】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4
−イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−3−イル)チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 3−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0252】2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[1,2−ジヒドロ−2−オキソ−6−
(ピリジン−4−イル)ピリジン−3−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[1,2−ジヒドロ−2−オキソ−
6−(ピリジン−4−イル)ピリジン−3−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[1,2−ジヒドロ−2−オキソ−6−
(ピリジン−4−イル)ピリジン−3−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−ピリダジ
ン−3−イル]カルボニル]ピペラジン
【0253】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4
−イル)−ピリダジン−3−イル]カルボニル]ピペラ
ジン1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホ
ニル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−ピリダ
ジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペラジン
【0254】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[2,5−ジヒドロ−5−オ
キソ−6−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリ
アジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン
【0255】4−[3−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]−1,2−ジヒドロ−2−オキソピリジン
−6−イル]ピリジン N−オキシド 4−[3−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]−1,2−ジヒドロ−2−オキソピリジン−6
−イル]ピリジン N−オキシド 4−[3−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1,2−ジヒドロ−2−オキソピリジン−6−イル]
ピリジン N−オキシド 4−[6−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド4−
[6−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 4−[6−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド
【0256】4−[6−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピ
リジンN−オキシド 4−[6−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジ
ン N−オキシド 4−[6−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジンN−オ
キシド 4−[3−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−2,5−ジヒドロ−5−オキソ−1,2,4−トリア
ジン−6−イル]ピリジン N−オキシド 4−[3−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジンN−オ
キシド 4−[3−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジ
ン N−オキシド 4−[3−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジンN−オ
キシド
【0257】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(2−メチルピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2−ヒドロキシメチルピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラ
ジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2−ヒドロキシメチルピリ
ジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]
ピペラジン
【0258】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(2−ヒドロキシメチ
ルピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,6−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2,6−ジメチルピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,6−ジ−メチルピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,3−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0259】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(2,3−ジメ
チルピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,3−ジ−メチルピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0260】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(3−フルオロピリジ
ン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピ
ペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(3−フルオロピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2−フルオロピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,5−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2,5−ジメチルピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,5−ジ−メチルピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
【0261】4−[2−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリ
ジンN−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2−ヒドロキシメチルピリジ
ン N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2−ヒドロキシメチ
ルピリジン N−オキシド
【0262】4−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−ヒドロキシ
メチルピリジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,6−ジメチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2,6−ジメチルピ
リジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,6−ジメチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,3−ジメチルピリジン
N−オキシド
【0263】4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2,3
−ジメチルピリジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,3−ジメチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−3−メチルピリジンN−オキ
シド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−3−メチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−3−メチルピリジンN−オキ
シド
【0264】4−[2−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]−3−フルオロピ
リジンN−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−3−フルオロピリジ
ン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−3−フルオロピリジンN−オ
キシド 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,5−ジメチルピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2,5−ジメチルピ
リジン N−オキシド
【0265】4−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2,5−ジメチ
ルピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)−3,4,
5,6−テトラヒドロピリミジン−5−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)−
3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン−5−イル]
カルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)−3,4,
5,6−テトラヒドロピリミジン−5−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5,6−ジヒドロ−2−(ピリジン−4
−イル)オキサジン−5−イル]カルボニル]ピペラジ
【0266】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5,6−ジヒドロ−
2−(ピリジン−4−イル)オキサジン−5−イル]カ
ルボニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5,6−ジヒドロ−2−(ピリジン−4
−イル)オキサジン−5−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]−3,8−ジアザビシクロ
[3.2.1]オクタン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−
ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン]−8−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]−3,8−ジアザビシクロ
[3.2.1]オクタン
【0267】4−[4−[[[3−[(5−クロロイン
ドール−2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキ
シ−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン]
−8−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オ
キシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−3,8−ジアザビシク
ロ[3.2.1]オクタン 4−[4−[[[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエ
ン−2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン]−8
−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシ
ド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[2−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.
1]オクタン−8−イル]カルボニルピリミジン−5−
イル]ピリジン N−オキシド
【0268】3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[2
−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−5−イル]カル
ボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オク
タン 4−[5−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[5−[3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[2−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン
【0269】4−[2−[3−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−
イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5−(ピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[5−[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イ
ル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−
オキシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[2−(ピ
リジン−4−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニ
ル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[2−[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イ
ル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−
オキシド
【0270】3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5
−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−イル]カルボ
ニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン 4−[5−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5−(ピリジン
−4−イル)ピラジン−2−イル]カルボニル]−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[5−[3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[5−(ピ
リジン−4−イル)ピラジン−2−イル]カルボニル]
−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン
【0271】4−[5−[3−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒ
ドロキシ−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オク
タン−8−イル]カルボニルピラジン−2−イル]ピリ
ジン N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[6−(ピリジン
−4−イル)ピリダジン−3−イル]カルボニル]−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[6−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[6−(ピリジン
−4−イル)ピリダジン−3−イル]カルボニル]−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン 4−[6−[3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド
【0272】3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−
[[6−(ピリジン−4−イル)ピリダジン−3−イ
ル]カルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.
1]オクタン 4−[6−[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イ
ル]カルボニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−
オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[6−(ピリジン
−4−イル)−1,2,4−トリアジン−3−イル]カ
ルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オ
クタン 4−[3−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[3−(ピリジン
−4−イル)−1,2,4−トリアジン−6−イル]カ
ルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オ
クタン
【0273】4−[6−[3−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−
3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−
イル]カルボニル−1,2,4−トリアジン−3−イ
ル]ピリジン N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[6−(ピリジン
−4−イル)−1,2,4−トリアジン−3−イル]カ
ルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オ
クタン 4−[3−[3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 3−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[3−(ピリジン
−4−イル)−1,2,4−トリアジン−6−イル]カ
ルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オ
クタン 4−[6−[3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,8−ジ
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル]カル
ボニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジン
N−オキシド
【0274】3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−
[[6−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリア
ジン−3−イル]カルボニル]−3,8−ジアザビシク
ロ[3.2.1]オクタン 4−[3−[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イ
ル]カルボニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]
ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−8−[[3−(ピ
リジン−4−イル)−1,2,4−トリアジン−6−イ
ル]カルボニル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.
1]オクタン 4−[6−[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−6,7−ジヒドロキシ−3,
8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イ
ル]カルボニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]
ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0275】2−[2−[4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−2−イル)ピリミジン
−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0276】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[2−(ピリジン−2−イ
ル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン
【0277】2−[5−[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピラジン−
2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
ラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピラジン−
2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
ラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド
【0278】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2
−イル)ピラジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)ピリダジン
−3−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[6−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)ピリダジン
−3−イル]カルボニル]ピペラジン
【0279】2−[6−[4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)ピリ
ダジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[6−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)−1,2,
4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[3−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル
1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン N−オ
キシド
【0280】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[3−(ピリジン−2−イ
ル)−1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 2−[6−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル−
1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジン N−オ
キシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)−1,2,
4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[3−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル−
1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン N−オ
キシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[3−(ピリジン−2−イル)−1,2,
4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペラジン
【0281】2−[6−[4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジ
ン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)−
1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 2−[3−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[3−(ピリジン−2−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペ
ラジン2−[6−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チ
エン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリ
ジン N−オキシド
【0282】1−[[5−[6−(アミノメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]
−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 2−(アミノメチル)−6−[2−[4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[[2−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 2−(アミノメチル)−6−[5−[4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[[5−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−4−[(5
−クロロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジ
【0283】2−(アミノメチル)−6−[2−[4−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イ
ル]ピリジン N−オキシド 1−[[2−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]−4−[(5
−クロロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 2−(アミノメチル)−6−[5−[4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピリジン
N−オキシド1−[[5−[6−(アミノメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]
−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 2−(アミノメチル)−6−[2−[4−[(6−クロ
ロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド
【0284】1−[[2−[6−(アミノメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]
−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 2−(アミノメチル)−6−[5−[4−[(6−クロ
ロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピ
リジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(6−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン2−
[2−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピリミジ
ン−5−イル]−6−メチルピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(6−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン
【0285】2−[5−[4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニルピリミジン−2−イル]−6−メチルピリジン
N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(6−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン2−
[2−[4−[(5−クロロインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピリミジ
ン−5−イル]−6−メチルピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(6−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]−6−メチルピリジン N−オキ
シド
【0286】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(6−メチルピ
リジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 2−[2−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(6−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[4−(4−メチルピリジン−2−イル)
フェニル]カルボニル]ピペラジン
【0287】2−[4−[4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニルフェニル]−6−メチルピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(4−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−5−イル]−4−メチルピリジン N−オキ
シド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(4−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]−4−メチルピリジン N−オキ
シド
【0288】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(4−メチルピリジン
−2−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 2−[2−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−5−イル]−4−メチルピリジン N−オキ
シド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(4−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]−4−メチルピリジン N−オキ
シド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(4−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0289】2−[2−[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]−4−メチ
ルピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(4−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−4−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[6−(ハイドロキシメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]
ピペラジン 2−[2−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−5−イル]−6−(ハイドロキシメチル)ピ
リジン N−オキシド
【0290】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[2−[6−(ハイドロキシ
メチル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]
カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−2−イル]−6−(ハイドロキシメチル)ピ
リジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−[6−(ハイドロキシメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]
ピペラジン 2−[2−[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピ
リミジン−5−イル]−6−(ハイドロキシメチル)ピ
リジン N−オキシド 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−[6−(ハイドロキシメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]
ピペラジン
【0291】2−[5−[4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニルピリミジン−2−イル]−6−(ハイドロキシ
メチル)ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]カル
ボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド
【0292】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[4−(ピリジン−2
−イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(ピリジン−2−イル)フェ
ニル]カルボニル]ピペラジン 2−[4−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]ピリジン N−オキシド 2−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0293】2−[2−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 2−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド
【0294】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2
−イル)ピラジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピラ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 2−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)ピリ
ダジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)ピリ
ダジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン
【0295】2−[6−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルピリダジン−3−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[6−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)−
1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−2−イル)−
1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 2−[3−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[3−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド
【0296】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[3−(ピリジン−2
−イル)−1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[3−(ピリジン−2−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 2−[6−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[6−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[[4−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]フェニル]カルボニル]−4−[(5−クロロベン
ズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[4−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]フェニル]カルボニル]−4−[(6−クロロベン
ズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン
【0297】2−(アミノメチル)−6−[4−[4−
[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルフェニル]ピ
リジンN−オキシド 2−(アミノメチル)−6−[4−[4−[(6−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルフェニル]ピリジンN−オ
キシド 1−[[5−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−4−[(5
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 1−[[5−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 2−(アミノメチル)−6−[2−[4−[(5−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 2−(アミノメチル)−6−[2−[4−[(6−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド
【0298】1−[[2−[6−(アミノメチル)ピリ
ジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]
−4−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 1−[[2−[6−(アミノメチル)ピリジン−2−イ
ル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 2−(アミノメチル)−6−[5−[4−[(5−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピ
リジン N−オキシド 2−(アミノメチル)−6−[5−[4−[(6−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピ
リジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(6−メチルピリジン−2−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(6−メチルピリジン−2−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン
【0299】2−[4−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルフェニル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 2−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−6−メチルピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(6−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(6−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 2−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド
【0300】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[2−(6−メチルピ
リジン−2−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(6−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 2−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(4−メチルピリジン−2−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(4−メチルピリジン−2−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン
【0301】2−[4−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルフェニル]−4−メチルピリジン N
−オキシド 2−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−4−メチルピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(4−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(4−メチルピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−4−メチルピリジン N
−オキシド 2−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−4−メチルピリジン N
−オキシド
【0302】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[2−(4−シメチル
ピリジン−2−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(4−シメチルピリジン−2
−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 2−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−4−メチルピリジン N
−オキシド 2−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−4−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]フェニル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]フェニル]カルボニル]ピペ
ラジン
【0303】2−[4−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルフェンル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 2−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−6−(ハイドロキシメチル)ピリジン
N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 2−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 2−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド
【0304】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[2−[6−(ハイド
ロキシメチル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−5−
イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−[6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−2−イル]ピリミジン−5−イル]カル
ボニル]ピペラジン 2−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 2−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−6−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(ピリジン−4−イル)フェ
ニル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(ピリジン−4−イル)フェ
ニル]カルボニル]ピペラジン
【0305】4−[4−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルフェニル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0306】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[2−(ピリジン−4
−イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[5−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピラ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピラ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0307】4−[5−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルピラジン−2−イル]ピリジン N−
オキシド 4−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)ピリ
ダジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)ピリ
ダジン−3−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[6−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド 4−[6−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリダジン−3−イル]ピリジン N−オキシド
【0308】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4
−イル)−1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[6−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 4−[3−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 4−[3−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−6−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペ
ラジン
【0309】4−[6−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル−1,2,4−トリアジン−3−イ
ル]ピリジン N−オキシド 4−[6−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[[4−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イ
ル]フェニル]カルボニル]−4−[(5−クロロベン
ズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[4−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イ
ル]フェニル]カルボニル]−4−[(6−クロロベン
ズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 2−(アミノメチル)−4−[4−[4−[(5−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルフェニル]ピリジンN−オ
キシド2−(アミノメチル)−4−[4−[4−[(6
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン−1−イル]カルボニルフェニル]ピリジン
N−オキシド
【0310】1−[[5−[2−(アミノメチル)ピリ
ジン−4−イル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]
−4−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 1−[[5−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イ
ル]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 2−(アミノメチル)−4−[2−[4−[(5−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 2−(アミノメチル)−4−[2−[4−[(6−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 1−[[2−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イ
ル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]−4−[(5
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 1−[[2−[2−(アミノメチル)ピリジン−4−イ
ル]ピリミジン−5−イル]カルボニル]−4−[(6
−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]
ピペラジン
【0311】2−(アミノメチル)−4−[5−[4−
[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニルピリミジン−
2−イル]ピリジン N−オキシド 2−(アミノメチル)−4−[5−[4−[(6−クロ
ロベンズイミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルピリミジン−2−イル]ピ
リジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(2−メチルピリジン−4−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−(2−メチルピリジン−4−
イル)フェニル]カルボニル]ピペラジン 4−[4−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド 4−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド
【0312】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−(2−メチルピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジン N
−オキシド 4−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(2−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−(2−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−5−イル]カルボニル]ピペラジン
【0313】4−[5−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルピリミジン−2−イル]−2−メチル
ピリジン N−オキシド 4−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−2−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−[2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−4−イル]フェニル]カルボニル]ピペ
ラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[4−[2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−4−イル]フェニル]カルボニル]ピペ
ラジン 4−[4−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェンル]−2−(ハイドロキシメチル)ピリジン
N−オキシド 4−[4−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルフェニル]−2−(ハイドロキシメチル)ピリジン
N−オキシド
【0314】1−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]−4−[[5−[2−(ハイド
ロキシメチル)ピリジン−4−イル]ピリミジン−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−[2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−4−イル]ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 4−[2−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 4−[2−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−5−イル]−2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−[2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−4−イル]ピリミジン−5−イル]カル
ボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンズイミダゾール−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[2−[2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン−4−イル]ピリミジン−5−イル]カル
ボニル]ピペラジン
【0315】4−[5−[4−[(5−クロロベンズイ
ミダゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニルピリミジン−2−イル]−2−(ハイ
ドロキシメチル)ピリジン N−オキシド 4−[5−[4−[(6−クロロベンズイミダゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニルピリミジン−2−イル]−2−(ハイドロキシメチ
ル)ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロイソインドリン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロイソインドリン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド
【0316】1−[(5−クロロ−1−イソインドリノ
ン−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−2−イソインドリノン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(2−メチルピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−2−イソインドリ
ノン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 1−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−5−クロロイ
ソキノリン−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピ
リジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ
−5−クロロイソキノリン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン
N−オキシド
【0317】1−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−
5−クロロイソキノリン−2−イル)]−4−[4−
(2−メチルピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン 4−[4−[[4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ
−5−クロロイソキノリン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]−2−メ
チルピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシインドル−2−イ
ル)]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−
オキシド
【0318】1−[(5−クロロ−3−メトキシインド
ル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド1−
[(5−クロロ−3−メトキシインドル−2−イル)]
−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 1−[(3−アセトキシ−5−クロロインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(3−アセトキシ−5−クロロイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【0319】1−[(3−アセトキシ−5−クロロイン
ドル−2−イル)]−4−[4−(2−メチルピリジン
−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(3−アセトキシ−5−クロロイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−
オキシド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメチルインドル−
2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメ
チルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメチルインドル−
2−イル)]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメ
チルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジン
N−オキシド
【0320】1−[(5−クロロ−3−メトシキメチル
インドル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシメチ
ルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−メトキシメチルインドル−2
−イル)]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシメチ
ルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジン
N−オキシド 1−[(1−アセチル−5−クロロインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(1−アセチル−5−クロロイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【0321】1−[(1−アセチル−5−クロロインド
ル−2−イル)]−4−[4−(2−メチルピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(1−アセチル−5−クロロイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 1−[(5−クロロ−1−ホルミルインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−1−ホルミルイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド1−
[(5−クロロ−1−ホルミルインドル−2−イル)]
−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロ−1−ホルミルイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド
【0322】1−[(5−クロロイソインドリン−2−
イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロイソインドリン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジン N
−オキシド 1−[(5−クロロ−1−イソインドリノン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン4
−[2−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0323】1−[(5−クロロ−2−イソインドリノ
ン−2−イル)スルホニル]−4−[[5−(2−メチ
ルピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボ
キシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−2−イソインドリ
ノン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリ
ジン N−オキシド 1−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−5−クロロイ
ソキノリン−2−イル)スルホニル]−4−[[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボ
キシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ
−5−クロロイソキノリン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イ
ル]ピリジン N−オキシド 1−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−5−クロロイ
ソキノリン−2−イル)]−4−[[5−(2−メチル
ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキ
シ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(1,2,3,4−テトラヒドロ
−5−クロロイソキノリン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イ
ル]−2−メチルピリジン N−オキシド
【0324】1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシイン
ドル−2−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジ
ン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピ
ペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−
オキシド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシインドル−2−イ
ル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチル
ピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−メトキシインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン4
−[2−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシインド
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキシ
【0325】1−[(5−クロロ−3−メトキシインド
ル−2−イル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペ
ラジン4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−メトキ
シインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチ
ルピリジン N−オキシド 1−[(3−アセトキシ−5−クロロインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(3−アセトキシ−5−クロロイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−
オキシド 1−[(3−アセトキシ−5−クロロインドル−2−イ
ル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(3−アセトキシ−5−クロロイ
ンドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチル
ピリジン N−オキシド
【0326】1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメチ
ルインドル−2−イル)スルホニル]−4−[[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボ
キシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメ
チルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメチルインドル−
2−イル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジ
ン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−ヒドロキシメ
チルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メ
チルピリジン N−オキシド 1−[(5−クロロ−3−メトシキメチルインドル−2
−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシメチ
ルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド
【0327】1−[(5−クロロ−3−メトキシメチル
インドル−2−イル)]−4−[[5−(2−メチルピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキ
シ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロ−3−メトキシメチ
ルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチ
ルピリジン N−オキシド 1−[(1−アセチル−5−クロロインドル−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン 4−[2−[[4−[(1−アセチル−5−クロロイン
ドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキ
シド 1−[(1−アセチル−5−クロロインドル−2−イ
ル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン4
−[2−[[4−[(1−アセチル−5−クロロインド
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジ
ン N−オキシド
【0328】1−[(5−クロロ−1−ホルミルインド
ル−2−イル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペ
ラジン4−[2−[[4−[(5−クロロ−1−ホルミ
ルインドル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN
−オキシド 1−[(5−クロロ−1−ホルミルインドル−2−イ
ル)]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボキシ]ピペラジン4
−[2−[[4−[(5−クロロ−1−ホルミルインド
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジ
ン N−オキシド 2,6−ビス[(N−メチルカルバモイル)メチル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(N,N−ジメチルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン
【0329】2,6−ビス[(モルホリン−4−イル)
カルボニルメチル]−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−4−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(N−メチルカルバモイル)メチル]−
4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(N,N−ジメチルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)
スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(モルホリン−4−イル)カルボニルメ
チル]−4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリ
ル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]ピペラジン
【0330】2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4−
[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホニ
ル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(N−メチルカルバモイル)メチル]−
4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(N,N−ジメチルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(モルホリン−4−イル)カルボニルメ
チル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)ス
ルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 2,6−ビス[(N−メチルカルバモイル)メチル]−
4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]ピペラジン
【0331】2,6−ビス[(N,N−ジメチルカルバ
モイル)メチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チ
エン−2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス[(モルホリン−4−イル)カルボニルメ
チル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−
イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4−[(6−クロ
ロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]−1−
[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]
ピペラジン4−[5−[[2,6−ビス(カルバモイル
メチル)−4−(6−クロロナフタレン−2−イルスル
ホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジ
ン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N−メチルカルバモイ
ル)メチル]−4−(6−クロロナフタレン−2−イル
スルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N,N−ジメチルカル
バモイル)メチル]−4−(6−クロロナフタレン−2
−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド
【0332】4−[5−[[2,6−ビス[(モルホリ
ン−4−イル)カルボニルメチル]−4−(6−クロロ
ナフタレン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N
−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4
−(6−クロロナフタレン−2−イルスルホニル)ピペ
ラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−2−イ
ル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシス
チリル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(カルバモイルメチル)−
4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N−メチルカルバモイ
ル)メチル]−4−[(4−クロロ−2−ヒドロキシス
チリル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N,N−ジメチルカル
バモイル)メチル]−4−[(4−クロロ−2−ヒドロ
キシスチリル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキ
シド
【0333】4−[5−[[2,6−ビス[(モルホリ
ン−4−イル)カルボニルメチル]−4−[(4−クロ
ロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホニル]ピペラジン
−1−イル]カルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリ
ジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4
−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホニ
ル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(カルバモイルメチル)−
4−(5−クロロインドール−2−イルスルホニル)ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−2−イ
ル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N−メチルカルバモイ
ル)メチル]−4−(5−クロロインドール−2−イル
スルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N,N−ジメチルカル
バモイル)メチル]−4−(5−クロロインドール−2
−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(モルホリン−4−イ
ル)カルボニルメチル]−4−(5−クロロインドール
−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド
【0334】4−[5−[[2,6−ビス(ヒドロキシ
エチル)−4−(5−クロロインドール−2−イルスル
ホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジ
ン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(カルバモイルメチル)−
4−(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イルスルホ
ニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N−メチルカルバモイ
ル)メチル]−4−(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス[(N,N−ジメチルカル
バモイル)メチル]−4−(6−クロロベンゾ[b]チ
エン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキ
シド 4−[5−[[2,6−ビス[(モルホリン−4−イ
ル)カルボニルメチル]−4−(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン
N−オキシド 4−[5−[[2,6−ビス(ヒドロキシエチル)−4
−(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イルスルホニ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
2−イル]ピリジン N−オキシド
【0335】1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチ
リル)スルホニル]−4−[5−(2−ヒドロキシメチ
ル−ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペ
ラジン1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)
スルホニル]−4−[5−(2−ジメチルアミノメチル
−ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−4−[5−(2−カルバモイルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−4−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−4−[4−(2−ジメチルアミノメチル−ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(4−クロロ−2−ヒドロキシスチリル)スルホ
ニル]−4−[4−(2−カルバモイルピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン
【0336】4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチルカルバモイル)
メチル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N,N−ジメチルカルバモイル)メチ
ル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(モルホリン−4−イル)カルボニルメチ
ル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−ヒドロキシエチル−1−[5−(ピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−7−ヒドロキシ−9−[4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシクロ[3.3.
1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−ヒドロキシ−3,9−ジアザ
ビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【0337】3−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−7−ヒドロキシ−9−[4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシク
ロ[3.3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(5−クロロインドール−2−
イル)スルホニル]−7−ヒドロキシ−3,9−ジアザ
ビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−7−ヒドロキシ−9−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシクロ
[3.3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロベンゾ[b]チエ
ン−2−イル)スルホニル]−7−ヒドロキシ−3,9
−ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−7−ヒドロキシ−9−[[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]−3,9−
ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン 4−[2−[3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−7−ヒドロキシ−3,9−ジアザビ
シクロ[3.3.1]ノナン8−イル]カルボニルピリ
ミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0338】3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−7−メチルアミノ−9−[4−(ピ
リジン−4−イル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシ
クロ[3.3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−メチルアミノ−3,9−ジア
ザビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カルボ
ニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−7−ジメチルアミノ−9−[4−(ピリジン−4
−イル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシクロ[3.
3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−ジメチルアミノ−3,9−ジ
アザビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−7−ピペリジノ−9−[4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシクロ[3.3.
1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−ピペリジノ−3,9−ジアザ
ビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【0339】3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−7−モルホリノ−9−[4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−3,9−ジアザビシク
ロ[3.3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−モルホリノ−3,9−ジアザ
ビシクロ[3.3.1]ノナン]−9−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−7−(4−メチルピペラジン−1−イル)−9−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]−3,9−
ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン 4−[4−[[[3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]−7−(4−メチルピペラジン−1
−イル)−3,9−ジアザビシクロ[3.3.1]ノナ
ン]−9−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N
−オキシド
【0340】1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ニコチニル]
ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[4−(2−アミノピリジン−5−イル)ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン
【0341】1−[4−(4−アミノフェニル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 1−[4−(2−アミノチアゾール−4−イル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[イミダゾール−4(5)−イル]ベ
ンゾイル]ピペラジン 1−[4−[2−アミノイミダゾール−4−イル]ベン
ゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−1−メチルピリジニウム ハロゲン化物
【0342】3−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド [(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン 2−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 2−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−1−メチルピリジニウム ハロゲン化物 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2,4−ジアミノピリミジン−6−
イル)ベンゾイル]ピペラジン
【0343】1−[(E)−4−クロロスチリルスルホ
ニル]−4−[4−(2,4−ジアミノピリミジン−6
−イル)ベンゾイル]ピペラジン 2−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]−1−メチルピリジニウム ハロゲン化物 3−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]ピペラジン
【0344】3−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−1−メチルピリジニウム ハ
ロゲン化物 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−メトキシ−4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 2−カルバモイル−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−3−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 2−カルバモイル−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[2−カルバモイル−4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−エトキシカルボニルピペラジン
−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジンN−オキ
シド
【0345】4−[4−[[2−カルボキシ−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン
N−オキシド 1−[4−(2−アミノピリミジン−5−イル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[(1RS)−4−(ピリジン−4−イ
ル)−3−シクロヘキセン]カルボニル]ピペラジン1
−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[[(1RS)−4−(ピリジン−4−イル)−3−シ
クロヘキセン]カルボニル]ピペラジン cis−, trans−1−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−4−[[4−(ピリジン
−4−イル)シクロヘキサン]カルボニル]ピペラジン
【0346】cis−,trans−1−[(E)−4
−クロロスチリルスルホニル]−4−[[4−(ピリジ
ン−4−イル)シクロヘキサン]カルボニル]ピペラジ
ン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[[(E)−2−(6−クロロピリジン−3−イ
ル)エチレン]スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド
【0347】4−[4−[[4−(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル−2−[[2−(モルホリン
−4−イル)エチルアミノ]カルボニル]ピペラジン−
1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキ
シド 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[2−(ジメチルアミノ)エ
チルアミノ]カルボニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−メトキシカルボニルメチル−1−[4−(ピ
リジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−カルボキシメチル−1−[4−(ピリジン−
2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 2−カルバモイルメチル−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−
2−イル)ベンゾイル]ピペラジン
【0348】1−[(Z)−4−クロロ−β−(2−ヒ
ドロキシエタン−1−イル)−β−スチリルスルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(E)−4−クロロ−β−(2−ヒドロキシエタ
ン−1−イル)−β−スチリルスルホニル]−4−[4
−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(6−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(1−フェニルスルホニル5−トリメチルシリル
エチニルインドール−2−イル)スルホニル]−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジン
【0349】1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 1−[(6−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン
【0350】cis−4−[(5−クロロインドール−
2−イル)スルホニル]−2,6−ジメチル−1−[4
−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[[4−[(5−クロロ−1−メチルインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 2−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド
【0351】4−[4−[[cis−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]−2,6−ジメ
チルピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピ
リジンN−オキシド 4−[4−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 2−[4−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−5−イル]カルボニル]ピペラジン
【0352】4−[5−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オ
キシド1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[4−[[4−[(6−ブロモナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン
【0353】1−[(6−エチニルナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−エチニルナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 2−カルバモイルメチル−4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−5−イル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロベンゾチオフェン−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0354】4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド4−
[5−[[4−[(5−クロロインドール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド1−[(5
−クロロイソインドール−2−イル)スルホニル]−4
−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イ
ル]カルボニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピラジン−
2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0355】1−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピラジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[5−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 4−[5−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 1−[4−(2−アミノピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 2−アミノ−4−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【0356】4−[5−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリジン−2−イル]ピリジン N−オキ
シド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[1−オキソ−6−(1−オキソピリジン
−4−イル)ピリジン−3−イル]カルボニル]ピペラ
ジン 1−[4−(2−アセトキシメチルピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−ヒドロキシメチルピリジン−4
−イル)ベンゾイル]ピペラジン 2−アセトキシメチル−4−[4−[[4−[(6−ク
ロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−
1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキ
シド
【0357】4−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−ヒドロキシメチルピリジ
ン N−オキシド 1−[4−(2−アミノメチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[2−(ジメチルアミノメチル)ピリ
ジン−4−イル]ベンゾイル]ピペラジン 2−アミノメチル−4−[4−[[4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−シアノピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン
【0358】4−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]−2−シアノピリジン N−オ
キシド1−[4−[2−(2−アミノエチル)ピリジン
−4−イル]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 2−(2−アミノエチル)−4−[4−[[4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジンN−オ
キシド cis−1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(2−シアノピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−2,6−ジメチルピペラジン 4−[4−[[cis−4−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]−2,6−ジメチルピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]フェニル]−2−シアノピ
リジン N−オキシド
【0359】1−[4−[(3−アミノメチル)フェニ
ル]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン trans−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン cis−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン cis−2,6−ビス(カルバモイルメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン 4−[4−[[cis−2,6−ビス(カルバモイルメ
チル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド
【0360】4−[4−[[cis−2,6−ビス(エ
トキシカルボニルメチル)−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド trans−2,6−ビス(カルバモイルメチル)−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペ
ラジン 4−[4−[[trans−2,6−ビス(カルバモイ
ルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド trans−2,6−ビス(カルボキシメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン trans−2,6−ビス(2−ヒドロキシエチル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド
【0361】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−(2−オキソ−1,3−
オキサゾラン−3−イル)エチル]−1−[[5−(ピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(2−オキソ−1,3−オキサゾラン−3
−イル)メチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−(2−オキソ−1,3−
オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(2−オキソ−1,3−オキ
サゾラン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−(2−オキソ−1,3−
オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド
【0362】2−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−[(2−オキソ−
1,3−オキサゾラン−3−イル)メチル]ピペラジン
−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリ
ジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オキ
ソ−1,3−オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]
ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[(2−オキソ−
1,3−オキサゾラン−3−イル)メチル]ピペラジン
−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリ
ジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[2−(2−オキソピロリジン1−イル)エ
チル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(2−オキソピロリジン1−イル)メチ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0363】4−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オキ
ソピロリジン1−イル)エチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(2−オキソピロリジン1−
イル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピ
リミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド2−[2
−[[4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−2−[2−(2−オキソピロリジン1−イ
ル)エチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(2−オキソピロリジン−1
−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オキ
ソピロリジン−1−イル)エチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[(2−オキソピ
ロリジン−1−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド
【0364】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−[(シクロプロピルカル
ボニル)アミノ]エチル]−1−[[5−(ピリジン4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]
メチル]−1−[[5−(ピリジン4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−[(シクロプロピルカル
ボニル)アミノ]エチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(シクロプロピルカルボニ
ル)アミノ]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−[(シクロプロピルカル
ボニル)アミノ]エチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
【0365】2−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−[[(シクロプロ
ピルカルボニル)アミノ]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−[(シクロ
プロピルカルボニル)アミノ]エチル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[[(シクロプロ
ピルカルボニル)アミノ]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−(アミノスルホニル)エチル]−4−[(5
−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−1−
[[5−(ピリジン4−イル)ピリミジン−2−イル]
カルボニル]ピペラジン 2−[(アミノスルホニル)メチル]−4−[(5−ク
ロロインドール−2−イル)スルホニル]−1−[[5
−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン
【0366】4−[2−[[2−[2−(アミノスルホ
ニル)エチル]−4−[(5−クロロインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[2−[[2−[(アミノスルホニル)メチル]−
4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[2−(アミノスルホニル)エチ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミ
ジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[(アミノスルホニル)メチル]−
4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[2−(アミノスルホニル)エチ
ル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0367】2−[2−[[2−[(アミノスルホニ
ル)メチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[2−[(モルホリン−4−イル)スルホニ
ル]エチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピ
リミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[(モルホリン−4−イル)スルホニル]
メチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−[(モルホリン−4−イ
ル)スルホニル]エチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イル)
スルホニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0368】2−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]− 2−[2−[(モル
ホリン−4−イル)スルホニル]エチル]ピペラジン−
1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジ
ン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]− 2−[[(モルホリン−4−イ
ル)スルホニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−[(モルホ
リン−4−イル)スルホニル]エチル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン
−4−イル)スルホニル]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(2−シアノエチル)−1−[[5−(ピリ
ジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]
ピペラジン
【0369】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(シアノメチル)−1−[[5
−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カル
ボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(2−シアノエチル)ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(シアノメチル)ピペラジン−
1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジ
ン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]− 2−(2−シアノエチル)ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]
ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]− 2−(シアノメチル)ピペラジン
−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリ
ジン N−オキシド
【0370】2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チオフェン−2−イル)スルホニル]−2−(2
−シアノエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−(シアノメチル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−
イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イル)
カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロ−ンドール−2−イル)スルホニ
ル]−2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン
【0371】2−[(tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシ)メチル]−4−[(5−クロロインドール−
2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(ヒドロキシメチル)−1−[5−(ピリジ
ン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5−(ピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]ピペラジン
【0372】4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1
−[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イ
ル]ピペラジン 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(メトキシカルボニル)メチル]−1−
[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]
ピペラジン 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(メトキシカルボニル)メチ
ル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N,N−ジメチルカルバモ
イル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピ
リミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−(2−tert−ブチルジフェニル
シリルオキシエチル)−4−[(5−クロロインドール
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
【0373】2−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−(2−ヒドロキシ
エチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジ
ン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(ピロリジン−1−イル)
カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−メチルカルバモイル)
メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジ
ン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(チオモルホリン−4−イ
ル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(N−シクロプロピルカルバ
モイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0374】2−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン
−4−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[2−[(N−ベンジルカルバモイル)メ
チル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミ
ジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 1−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−メチル−2−(ピリジン
−4−イル)チアゾール−5−イル]ピペラジン 4−[5−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−2−イル]ピリジンN−オキ
シド 4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2−[(ピ
ロリジン−1−イル)カルボニルメチル]ピペラジン
【0375】4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ
[b]チオフェン−2−イル)スルホニル]−2−
[(ピロリジン−1−イル)カルボニルメチル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]チアゾール−5−イル]
ピリジン N−オキシド 2−[(N−ベンジルカルバモイル)メチル]−4−
[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)ス
ルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[2−(N−ベンジルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[2−(2−オキソ−1,3−オキサゾラン
−3−イル)エチル]−1−[[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(2−オキソ−1,3−オキサゾラン−3
−イル)メチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0376】4−[2−[[4−[(5−エチニルイン
ドール−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オ
キソ−1,3−オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペ
ラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イ
ル]ピジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(2−オキソ−1,3−オ
キサゾラン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[2−(2−オキソ−1,3
−オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(2−オキソ−1,3−オ
キサゾラン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オ
キソ−1,3−オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペ
ラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イ
ル]ピリジン N−オキシド
【0377】2−[2−[[4−[(6−エチニルベン
ゾ[b]チオフェン−2−イル)スルホニル]−2−
[(2−オキソ−1,3−オキサゾラン−3−イル)メ
チル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[2−(2−オキソピロリジン1−イル)エ
チル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(2−オキソピロリジン1−イル)メチ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[2−(2−オキソピロリジ
ン1−イル)エチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(2−オキソピロリジン1
−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0378】2−[2−[[4−[(5−エチニルイン
ドール−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オ
キソピロリジン1−イル)エチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(2−オキソピロリジン−
1−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−(2−オ
キソピロリジン−1−イル)エチル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[(2−オキソ
ピロリジン−1−イル)メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[2−[(シクロプロピルカルボニル)アミ
ノ]エチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピ
リミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
【0379】2−[[(シクロプロピルカルボニル)ア
ミノ]メチル]−4−[(5−エチニルインドール−2
−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[2−[2−[(シクロプロピルカルボニ
ル)アミノ]エチル]−4−[(5−エチニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5イル]ピリジン N−オキシ
ド 4−[2−[[2−[[(シクロプロピルカルボニル)
アミノ]メチル]−4−[(5−エチニルインドール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[2−[(シクロプロピルカルボニ
ル)アミノ]エチル]−4−[(5−エチニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキ
シド 2−[2−[[2−[[(シクロプロピルカルボニル)
アミノ]メチル]−4−[(5−エチニルインドール−
2−イル)スルホニル]−ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
【0380】2−[2−[[2−[2−[(シクロプロ
ピルカルボニル)アミノ]エチル]−4−[(6−エチ
ニルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)スルホニル]
ピペラジン−5−イル]カルボニル]ピリミジン−2−
イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[[(シクロプロピルカルボニル)
アミノ]メチル]−4−[(6−エチニルベンゾ[b]
チオフェン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−(アミノスルホニル)エチル]−4−[(5
−エチニルインドール−2−イル)スルホニル]−1−
[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イ
ル]カルボニル]ピペラジン 2−[(アミノスルホニル)メチル]−4−[(5−エ
チニルインドール−2−イル)スルホニル]−1−
[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イ
ル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[2−[2−(アミノスルホニル)エチ
ル]−4−[(5−エチニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミ
ジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0381】4−[2−[[2−[(アミノスルホニ
ル)メチル]−4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[2−(アミノスルホニル)エチ
ル]−4−[(5−エチニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミ
ジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[(アミノスルホニル)メチル]−
4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[2−(アミノスルホニル)エチ
ル]−4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−[(アミノスルホニル)メチル]−
4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0382】4−[(5−エチニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[2−[(モルホリン−4−イ
ル)スルホニル]エチル]−1−[[5−(ピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラ
ジン 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[(モルホリン−4−イル)スルホニル]
メチル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[2−[(モルホリン−4−
イル)スルホニル]エチル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキ
シド 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イ
ル)スルホニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[2−[(モルホリン−4−
イル)スルホニル]エチル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキ
シド
【0383】2−[2−[[4−[(5−エチニルイン
ドール−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリ
ン−4−イル)スルホニル]メチル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[2−[(モル
ホリン−4−イル)スルホニル]エチル]ピペラジン−
1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジ
ン N−オキシド 2−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリ
ン−4−イル)スルホニル]メチル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−(2−シアノエチル)−4−[(5−エチニルイン
ドール−2−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリ
ジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]
ピペラジン 2−(シアノメチル)−4−[(5−エチニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン
【0384】4−[2−[[2−(2−シアノエチル)
−4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[2−[[2−(シアノメチル)−4−[(5−エ
チニルインドール−2−イル)スルホニル]−ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピ
リジン N−オキシド 2−[2−[[2−(2−シアノエチル)−4−[(5
−エチニルインドール−2−イル)スルホニル]ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]
ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−(シアノメチル)−4−[(5−エ
チニルインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン
−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリ
ジン N−オキシド 2−[2−[[2−(2−シアノエチル)−4−[(6
−エチニルベンゾ[b]チオフェン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0385】2−[2−[[2−(シアノメチル)−4
−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イ
ル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 4−[(5−エチニルンドール−2−イル)スルホニ
ル]−2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 2−[(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)メ
チル]−4−[(5−エチニルインドール−2−イル)
スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリ
ミジン−2−イル]ピペラジン
【0386】4−[(5−エチニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)−1−
[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]
ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)ピペラ
ジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]
ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5−(ピ
リジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−2−イ
ル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5−(ピ
リジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン
【0387】4−[(5−エチニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(メトキシカルボニル)メチ
ル]−1−[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−
2−イル]ピペラジン 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(メトキシカルボニル)メ
チル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン
−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(N,N−ジメチルカルバ
モイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[2−(2−tert−ブチルジフェニル
シリルオキシエチル)−4−[(5−エチニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキ
シド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イ
ル]ピリジン N−オキシド
【0388】2−[2−[[4−[(5−エチニルイン
ドール−2−イル)スルホニル]−2−[[(ピロリジ
ン−1−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(N−メチルカルバモイ
ル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[[(チオモルホリン−4−
イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カ
ルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキ
シド 2−[2−[[2−[(N−シクロプロピルカルバモイ
ル)メチル]−4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 2−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イ
ル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
【0389】2−[2−[[2−[(N−ベンジルカル
バモイル)メチル]−4−[(5−エチニルインドール
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 1−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−メチル−2−(ピリジン
−4−イル)チアゾール−5−イル]ピペラジン 4−[5−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]チアゾール−2−イル]ピリジンN−
オキシド 4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2−[(ピ
ロリジン−1−イル)カルボニルメチル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオ
フェン−2−イル)スルホニル]−2−[(ピロリジン
−1−イル)カルボニルメチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N
−オキシド
【0390】2−[(N−ベンジルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−
2−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4
−イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 4−[2−[[2−(N−ベンジルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(6−エチニルベンゾ[b]チオフェン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−[(N,N−ジメチル
アミノ)カルボニルメチル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[((N,N−ジメチルアミ
ノ)カルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−[(モルホリン−4−
イル)カルボニルメチル]ピペラジン
【0391】4−[2−[[4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−[(モルホリン−
4−イル)カルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−(N−メチルカルバモ
イルメチル)ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(N−メチルカルバモイルメチ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]チアゾール−
5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2−
[(N,N−ジメチルアミノ)カルボニルメチル]ピペ
ラジン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[((N,N−ジ
メチルアミノ)カルボニルメチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N
−オキシド
【0392】4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェ
ン−2−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン
−4−イル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2
−[(モルホリン−4−イル)カルボニルメチル]ピペ
ラジン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−[(モルホリン−
4−イル)カルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−2−(N−
メチルカルバモイルメチル)ピペラジン 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフ
ェン−2−イル)スルホニル]−2−(N−メチルカル
バモイルメチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−[(N,N−ジメチル
アミノ)カルボニルメチル]ピペラジン
【0393】4−[2−[[2−[((N,N−ジメチ
ルアミノ)カルボニルメチル]−4−[(5−エチニル
インドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン
N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−[(モルホリン−4−
イル)カルボニルメチル]ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−[(モルホリン−4−イル)
カルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 4−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−(N−メチルカルバモ
イルメチル)ピペラジン 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]−2−(N−メチルカルバモイルメ
チル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]チアゾール
−5−イル]ピリジン N−オキシド
【0394】本発明においては、上記の化合物のみなら
ず、上記化合物の塩、それらの溶媒和物も好ましいもの
として挙げることができる。
【0395】以下に、本発明のスルホニル誘導体の製造
方法について説明する。
【0396】本発明のスルホニル誘導体、その塩および
それらの溶媒和物は、既知の一般的化学的な製造方法の
組み合わせにより製造することができ、以下に代表的な
合成法を説明する。
【0397】なお、本発明のスルホニル誘導体を合成す
る際に、窒素原子、水酸基、カルボキシル基等の置換基
を保護する必要がある場合には、従来より知られている
必要な時に除去出来る一般的な保護基により保護されて
いても良く、これらの保護基は必要な時に以下の製造方
法に示す有機化学的一般的な方法により除去できる。
【0398】また、本発明のスルホニル誘導体を合成す
るために必要となる原料は、有機化学の一般的合成法に
より得ることができ、代表的な原料の製造方法を参考例
に示す。さらに、本発明のスルホニル誘導体の原料は参
考例に例示した方法を応用することにより合成すること
ができる。
【0399】以下に、窒素原子、水酸基、カルボキシル
基等の置換基の保護基および脱保護の方法について述べ
る。
【0400】アミノ基、アルキルアミノ基における窒素
原子の適当な保護基としては、通常のアシル型保護基、
すなわちアセチル基のごときアルカノイル基、もしくは
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、第三級
ブトキシカルボニル基のごときアルコキシカルボニル
基、もしくはベンジルオキシカルボニル基、パラメトキ
シベンジルオキシカルボニル基、パラ(オルト)ニトロ
ベンジルオキシカルボニル基のごときアリールメトキシ
カルボニル基、ベンジル基、トリフェニルメチル基のご
ときアリールメチル基もしくはベンゾイル基のごときア
ロイル基が適当である。これら保護基の脱保護の方法
は、採用された保護基の化学的性質により異なり、例え
ば、アルカノイル基、アルコキシカルボニル基あるいは
アロイル基のようなアシル型保護基では、水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムのような
水酸化アルカリ金属等の適当な塩基を使うことにより加
水分解し脱保護できる。
【0401】また、第三級ブトキシカルボニル基もしく
はパラメトキシベンジルオキシカルボニル基のような置
換メトキシカルボニル型保護基は、適当な酸、例えば酢
酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢
酸、トリフルオロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸
の組み合わせにより除去できる。また、ベンジルオキシ
カルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカルボニル
基、パラ(オルト)ニトロベンジルオキシカルボニル基
のようなアリールメトキシカルボニル基ならびにベンジ
ル基のごときアリールメチル基はパラジウム炭素触媒を
用いる加水素分解により除去することができる。また、
ベンジル基は、液体アンモニア中、金属ナトリウムを用
いるバーチ還元によりベンジル基の除去を行い、窒素−
水素結合に変換できる。トリフェニルメチル基は、適当
な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐
酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸
あるいはこれらの酸の組み合わせにより除去できる。ま
た、液体アンモニア中、金属ナトリウムを用いるバーチ
還元により除去することができ、パラジウム炭素触媒を
用いる加水素分解により除去することもできる。
【0402】その他のアミノ基の保護基としては、1級
アミノ基の場合フタロイル基型に保護することができ、
ヒドラジン、ジメチルアミノプロピルアミンなどにより
除去できる。インドールの窒素原子は、フェニルスルホ
ニル基、トルエンスルホニル基、アセチル基、トリフル
オロアセチル基等で保護することができ、水酸化ナトリ
ウム、水酸化リチウム、水酸化カリウムのような水酸化
アルカリ金属等の適当な塩基を使うことにより加水分解
し脱保護できる。
【0403】水酸基の適当な保護基としてはアシル型保
護基、エーテル型保護基、が挙げられる。アシル型保護
基としては、アセチル基などのアルカノイル基、ベンゾ
イル基などのアロイル基が適当であり、エーテル型保護
基としてはベンジル基などのアリールメチル基、第三ブ
チルジメチルシリル基などのシリルエーテル基、メトキ
シメチル基、テトラヒドロピラニル基などが挙げられ
る。これらの保護基の除去は採用された保護基の化学的
性質により異なる。例えば、アルカノイル基およびアロ
イル基などのアシル基は水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ金属などの
適当な塩基で加水分解することにより除去できる。アリ
ールメチル型保護基はパラジウム炭素触媒を用いる加水
素分解により除去することができ、第三級ブチルジメチ
ルシリル基などのシリル基は、テトラブチルアンモニウ
ムフルオリド等の弗化水素酸塩により除去できる。ま
た、メトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基などは
酢酸、塩酸などにより除去できる。また、アリール基に
置換した水酸基はメチル基により保護でき、塩化アルミ
ニウム、三臭化硼素、三臭化燐のようなルイス酸、トリ
メチルシリルヨージド、臭化水素などにより除去でき
る。
【0404】カルボキシル基はエステル化することによ
り保護することができる。メチル、エチルエステルなど
では水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの水酸化アルカリ金属などの適当な塩基で加水分
解することにより、第三ブチルエステルではトリフルオ
ロ酢酸あるいは塩酸で処理することにより第三ブチル基
を除去できる。また、ベンジル基などのアリールメチル
基型エステルではパラジウム炭素触媒を用いる加水素分
解によりアリールメチル基を除去することができる。
【0405】アセチレンの保護基としては、トリメチル
シリル基、第三ブチルジメチルシリル基、第三ブチルジ
フェニルシリル基等のアルキルシリル基が利用でき、水
酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウムのよ
うな水酸化アルカリ金属等の適当な塩基、あるいはテト
ラブチルアンモニウムフルオリド、弗化水素ピリジン等
の弗化水素酸塩により脱保護できる。
【0406】[製造方法−1] 一般式(Ia)で示される化合物
【0407】 Q−Q−T−Q3a (Ia) [式中、Q、QおよびTは前記に同じ。Q3a
下記の基のいずれかを意味する。
【0408】
【化42】 (基中、R、R、R、R、R、R、R
10、R11、R12、a、b、c、d、e、f、
g、hおよびiは前記に同じ。)]のQ3aの窒素原子
を一般式(IIa)で示されるスルホン酸ハロゲン化物
【0409】 Halo−SO−Q (IIa) [式中、Qは前記に同じ。Haloは塩素、臭素、ヨ
ウ素等のハロゲン原子を意味する。]でスルホニル化す
ることにより、一般式(I)で表されるスルホニル誘導
【0410】
【化43】 Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Q、Q、Q、QおよびTは前記に同
じ。]を製造する方法。
【0411】〈一般式(Ia)で示される化合物の合
成〉一般式(Ia)で示される化合物は既知の技術によ
る一連の操作により合成できる。
【0412】例えば、既知の方法あるいは既知の方法を
応用して合成できる一般式(IIIa)で示される化合
物 Q3b−H (IIIa) [Q3bは下記の基のいずれかを意味する。
【0413】
【化44】 (基中のR、R、R、R、R、R、R
10、R11、R12、a、b、c、d、e、f、
g、hおよびiは前記に同じ。R21は第三級ブトキシ
カルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、パラメト
キシベンジルオキシカルボニル基、パラニトロベンジル
オキシカルボニル基、ベンジル基などの一般的窒素保護
基を意味する。)]において、Q3bの水素原子が結合
する窒素原子を既知技術の応用で合成できる以下の一般
式(IVa)〜(IVd)で示されるカルボン酸の活性
化物
【0414】 Q−Q2b−COOH (IVa)
【0415】 Q−N(R20)−(CH)m1−COOH (IVb)
【0416】 Q−O−(CH)m1−COOH (IVc)
【0417】 Q−S−(CH)m1−COOH (IVd)
【0418】[上記式中、Qは前記に同じ。R20
直鎖、もしくは分枝のアルキルキレン基または第三級ブ
トキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、パ
ラメトキシベンジルオキシカルボニル基、パラニトロベ
ンジルオキシカルボニル基、ベンジル基などの一般的窒
素保護基を意味する。Q2bは単結合、直鎖状もしくは
分枝状の炭素数1〜6のアルキレン基、直鎖状もしくは
分枝状の炭素数2〜6のアルケニレン基、直鎖状もしく
は分枝状の炭素数2〜6のアルキニレン基、または
【0419】
【化45】 を意味する(この基は前記と同じものを意味する。)。
m1は1〜6の整数を意味する。]によりアシル化して
一般式(Ib)で示される化合物類
【0420】 Q−Q−T−Q3b (Ib) [式中、Q、Q、Q3bおよびTは前記に同
じ。]を合成することができる。
【0421】また、一般式(IIIa)で示される化合
物のQ3bの窒素原子がアミド結合を形成する窒素原子
である場合、一般式(IIIa)で示される化合物のQ
3bの窒素原子を、以下の一般式(Va)〜(Vd)で
示される化合物
【0422】 Q−Q2b−CHL13 (Va)
【0423】 Q−N(R20)−(CH)m1−CHL13 (Vb)
【0424】 Q−O−(CH)m1−CHL13 (Vc)
【0425】 Q−S−(CH)m1−CHL13 (Vd)
【0426】[上記式中、Q、Q2b、R13、R
20およびm1は前記に同じ。Lは塩素、臭素、沃
素、メチルスルホニルオキシ基、パラトルエンスルホニ
ルオキシ基などの有機化学的に多用される脱離基を意味
する。]によりアルキル化する方法で一般式(Ib)で
示される化合物類を合成することができる。
【0427】また、一般式(IIIa)で示される化合
物のQ3bの窒素原子が一級あるいは二級のアミンであ
る場合、以下の一般式(VIa)〜(VId)で示され
るカルボニル化合物
【0428】 Q−Q2b−C(=O)R13 (VIa)
【0429】 Q−N(R20)−(CH)m1−C(=O)R13(VIb)
【0430】 Q−O−(CH)m1−C(=O)R13 (VIc)
【0431】 Q−S−(CH)m1−C(=O)R13 (VId)
【0432】[上記式中、Q、Q2b、R13、R
20およびm1は前記に同じ。]とイミンを形成させ、
還元する還元的アルキル化反応、一般式(IIIa)で
示される化合物とホスゲン、トリホスゲン、1,1’−
カルボニルジイミダゾールなどの試薬ならびに既知技術
の応用で合成できる以下の一般式(VIIa)〜(VI
Id)で示される一級あるいは一般式(VIIe)で示
される二級アミンのある化合物
【0433】 Q−Q2b−NH (VIIa)
【0434】 Q−N(R20)−(CH)m2−NH (VIIb)
【0435】 Q−O−(CH)m2−NH (VIIc)
【0436】 Q−S−(CH)m2−NH (VIId)
【0437】
【0438】
【化46】 [上記式中、Q、Q2bおよびR20は前記に同じ。
m2は2〜6の整数を意味する。基
【0439】
【化47】 は置換基を有することもある5〜6員の複素環式基を意
味する。)]とを反応させ、尿素誘導体を形成する反
応、またイソシアナート誘導体あるいは一般式(IV
a)〜(IVd)で示されるカルボン酸より生成させた
イソシアナートを一般式(IIIa)で示されるアミン
に反応させることなどの方法により一般式(Ib)で示
される化合物類を製造することができる。
【0440】一般式(Ib)で示される化合物のQ
構造にハロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ基の置換したアリール基か、またはハロゲン原
子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換
したアルケニル基が存在する場合には、遷移金属触媒を
用い、硼酸基の置換したアリール化合物とカップリング
反応させることができる。
【0441】一般式(Ib)で示される化合物のQ
構造にアルケニル基または硼酸基の置換したアルケニル
基が存在すれば、遷移金属触媒を用い、ハロゲン原子ま
たはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換した
アリール基とカップリングさせることが可能である。
【0442】同様に、一般式(Ib)で示される化合物
のQの構造に硼酸基の置換したアリール基がある場合
には、ハロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ基の置換したアリール化合物またはハロゲン原
子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換
したアルケニル化合物とカップリング反応させることが
でき、一般式(Ib)で示される化合物のQの構造中
にハロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニルオ
キシ基の置換したアリール基があれば、アルケニル化合
物と遷移金属触媒を用いてカップリングさせ、一般式
(Ib)で示される化合物類を得ることが可能である。
このようにして得られた一般式(Ib)で示される化合
物は、Q3bの窒素原子が保護されていれば、必要に応
じて脱保護することにより、一般式(Ia)で示される
化合物が得られる。
【0443】例えば、一般式(IVa)〜(IVd)で
示されるカルボン酸の適当な活性化物としては、一般式
(IVa)〜(IVd)で示されるカルボン酸をクロロ
ぎ酸イソブチルのようなクロロぎ酸エステルと反応さ
せ、無水物とすることで得られるような混合酸無水物、
塩化チオニルのごとき酸ハロゲン化物を用いて製造した
アシルクロリドのような酸ハロゲン化物、パラニトロフ
ェノールのようなフェノール類、ペンタフルオロフェニ
ル−トリフルオロアセテートなどと反応させて得たた活
性エステル類、N−ヒドロキシベンズトリアゾールある
いはN−ヒドロキシスクシンイミドと反応させて得た活
性エステル、通常、アミノ酸のペプチド合成に使用され
るような1−ベンゾトリアゾリルオキシ−(ピロリジ
ノ)−ホスホニウム ヘキサフルオロホスファイト、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいはN
−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカル
ボジイミド塩酸塩との反応生成物、シアノホスホン酸ジ
エチルとの反応生成物(塩入法)、トリフェニルホスフ
ィンおよび2,2’−ジピリジルジスルフィッドとの反
応生成物(向山法)などが挙げられる。
【0444】このようにして得られたカルボン酸の活性
化物と一般式(IIIa)で示される化合物あるいはそ
の塩を、通常、適当な塩基存在下、不活性の溶媒中、零
下78℃〜150℃で反応させることにより、一般式
(Ib)で示される化合物を得る。
【0445】具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウ
ムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシド、水
酸化物または水素化物、またはn−ブチルリチウムのよ
うなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド
のようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金
属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのよ
うなビスシリルアミンの有機金属塩基、またはピリジ
ン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、
ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.
4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩
基などを挙げることができる。
【0446】不活性の溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化アルキル系
溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トル
エンなどの芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ジン−2−オンなどのアミド系溶媒あげられ、これらに
加えて適当であればジメチルスルホキシド、スルホラン
などのスルホキシド系溶媒、アセトン、メチルエチルケ
トンなどのケトン系溶媒などを挙げることができる。
【0447】一般式(IIIa)で示される化合物のQ
3bの窒素原子がアミド結合を形成する窒素原子である
場合、一般式(Va)〜(Vd)で示される化合物と適
当な塩基存在下、不活性溶媒中、零下78℃から150
℃で反応させ、窒素原子のアルキル化を行い、一般式
(Ib)で示される化合物を得ることができる。具体的
な塩基としては、例えば、ナトリウムエトキシド、カリ
ウムブトキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウムな
どのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のアルコキ
シド、または水素化物、またはn−ブチルリチウムのよ
うなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド
のようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金
属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのよ
うなビスシリルアミンの有機金属塩基、またはジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)の
ような有機塩基などを挙げることができる。
【0448】不活性な溶媒としては、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系
溶媒などが好ましい。
【0449】例えば、一般式(IIIa)で示される化
合物のQ3bの窒素原子が一級あるいは二級のアミンで
ある場合、通常、不活性溶媒中、必要であれば酢酸等の
有機酸、塩酸等の鉱酸あるいは塩化アルミニウム等のル
イス酸の存在下、零下20℃から150℃で、一般式
(VIa)〜(VId)で示されるカルボニル化合物と
イミンを形成させ、このイミンを不活性溶媒中、水素化
ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、ト
リアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなどの水素化ホウ
素還元剤、あるいはパラジウム炭素触媒などの接触還元
触媒により、10℃から110℃で水素化することで、
一般式(Ib)で示される化合物が得ることができる。
【0450】不活性溶媒としては、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭素、テトラヒ
ドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン等
のエーテル系溶媒、トルエン等のベンゼン系溶媒、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N−メチルピロリジン−2−オン等のアミド系溶
媒が好適である。
【0451】一般式(IIIa)で示される化合物のQ
3bの窒素原子が一級または二級のアミンであれば、一
般式(VIIa)〜(VIId)で示される一級あるい
は一般式(VIIe)で示される二級アミンのある化合
物とホスゲン、トリホスゲンあるいは1,1’−カルボ
ニルジイミダゾールなどの試薬の反応物を用いて、尿素
誘導体に導くことが可能である。反応はホスゲン、トリ
ホスゲン、1,1’−カルボニルジイミダゾールなどの
試薬に、一般式(VIIa)〜(VIId)で示される
一級アミンあるいは一般式(VIIe)で示される二級
アミンおよび一般式(IIIa)で示される化合物を、
必要ならば塩基存在下、不活性な溶媒中順番に反応させ
ることにより尿素誘導体を合成できる。
【0452】不活性な溶媒としては、例えばジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン系溶媒、
テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオ
キサン等のエーテル系溶媒、トルエン等のベンゼン系溶
媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン等のア
ミド系溶媒を挙げることができる。好ましくはジクロロ
メタン、テトラヒトロフラン、トルエンである。
【0453】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのよ
うなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、
水酸化物またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(D
BU)のような有機塩基などを挙げることができる。反
応は零下70℃から110℃の範囲で行えばよい。
【0454】一般式(IIIa)で示される化合物のQ
3bの窒素原子が一級あるいは二級のアミンである場合
には、一般式(Ib)で示される化合物は、一般式(I
IIa)で示される化合物とイソシアナート誘導体を不
活性溶媒中、零下20℃から100℃で反応させること
によっても得ることができる。
【0455】イソシアネート誘導体は、一般式(IV
a)で示されるカルボン酸をテトラヒドロフラン、クロ
ロホルムあるいはトルエン等不活性溶媒中、零下20℃
から110℃で、塩化チオニルあるいはオキザリルクロ
リド等の酸ハロゲン化物により酸ハロゲン化物とし、つ
いでテトラヒドロフラン、クロロホルムあるいはトルエ
ン等の不活性溶媒中、0℃から80℃の範囲でアジ化ナ
トリウムと反応させた後、20℃から100℃で加熱す
る方法、一般式(IVa)で示されるカルボン酸をクロ
ロぎ酸イソブチルのようなクロロぎ酸エステル類とテト
ラヒドロフラン、クロロホルムあるいはトルエン等の不
活性溶媒中、零下20℃から110℃で反応させ混合酸
無水物とし、0℃から80℃の範囲でアジ化ナトリウム
と反応させた後、20℃から100℃で加熱する方法、
あるいは一般式(IVa)で示されるカルボン酸をテト
ラヒドロフラン、クロロホルムあるいはトルエン等の不
活性溶媒中、零下20℃から110℃でエステル経由で
ヒドラジドに導き、さらに亜硝酸またはそのアルキルエ
ステルを反応させてアシルアジドに導き、クロロホル
ム、ジクロロエタン、トルエン、キシレン、N,N−ジ
メチルホルムアミド等の溶媒中、20℃から150℃で
加熱する方法によって合成することができる。
【0456】一般式(IVa)で示されるカルボン酸を
トリエチルアミン等の塩基存在下、クロロホルム、テト
ラヒドロフラン、トルエン、N,N−ジメチルホルムア
ミド等の不活性溶媒中、ジフェニルホスホリルアジドと
10℃から140℃の範囲で反応させ、ついで一般式
(IIIa)で示されるアミンに反応させることによっ
ても一般式(Ib)で示される化合物を製造することが
できる。
【0457】一般式(Ib)で示される化合物のQ
構造にハロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ基の置換したアリール基か、またはハロゲン原
子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換
したアルケニル基が存在する場合には、ベンゼン−水、
トルエン−水などの2相系溶媒、N,N−ジメチルホル
ムアミドなどのアミド系溶媒、テトラヒドロフラン、ジ
メトキシエタンなどのエーテル系溶媒中、必要ならば、
炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化バリウム、燐酸カリウム、炭酸セシウム、弗化セ
シウムなどの存在下、テトラキス(トリフェニルホスフ
ィン)パラジウム(0)などの遷移金属触媒を用いて、
20℃から150℃の範囲で、硼酸基の置換したアリー
ル誘導体と0.5時間から120時間カップリング反応
させることができる。
【0458】一般式(Ib)で示される化合物のQ
構造にアルケニル基または硼酸基の置換したアルケニル
基が存在すれば、酢酸パラジウムなどの遷移金属触媒を
用い、必要ならば、適当な塩基あるいは弗化セシウムな
どの存在下、ハロゲン原子またはトリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基の置換したアリール基とN,N−ジメ
チルホルムアミドなどのアミド系溶媒中、20℃から1
50℃の範囲で、0.5から120時間カップリング反
応させることができる。同様に、一般式(Ib)で示さ
れる化合物のQの構造に硼酸基の置換したアリール基
のある場合には、ハロゲン原子、トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基の置換したアリール誘導体、ハロゲン
原子、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換し
たアルケニル誘導体とカップリング反応させることがで
き、化合物のQの構造にハロゲン原子またはトリフル
オロメタンスルホニルオキシ基の置換したアリール基が
存在すれば、アルケニル化合物と遷移金属触媒を用いて
カップリングさせ、一般式(Ib)で示される化合物類
を得ることが可能である。
【0459】このようにして得られた一般式(Ib)で
示される化合物のQ3bの窒素原子が保護されていれ
ば、必要に応じて脱保護することにより、一般式(I
a)で示される化合物が得られる。
【0460】<一般式(IIa)で示される化合物の合
成>一般式(IIa)で示されるスルホン酸ハロゲン化
物は既知の方法、あるいは既知の方法を応用することに
より合成できる。以下に、一般的な合成方法を示す。
【0461】一般式(IIa)で示されるスルホン酸ハ
ロゲン化物の内、一般式(IIa−1a)
【0462】
【化48】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
、XおよびHaloは前記に同じ。]で示されるス
ルホン酸ハロゲン化物は、一般式(IIa−1b)
【0463】
【化49】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
およびXは前記に同じ。]で示されるスルホン酸の
ハロゲン化、あるいは一般式(IIa−1c)
【0464】
【化50】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
およびXは前記に同じ。]で示される不飽和結合の
クロルスルホニル化などの従来より報告されている種々
の方法(The Chemisty of Sulfonic Acids Esters and
their Derivatives, Edited by S. Patai and Z. Rappo
port, 1991 John Wiley & Sons Ltd)により合成するこ
とができる。
【0465】例えば、一般式(IIa−1b)で示され
るスルホン酸を、N,N−ジメチルホルムアミド存在
下、ハロゲン化チオニルと0℃から150℃の温度で、
0.5時間から24時間反応させることにより、一般式
(IIa−1a)で示されるスルホン酸ハロゲン化物を
合成することができる。この時、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、N−メチルピロリジン−2−オ
ン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の不活性溶媒
で反応系を希釈してもよい。
【0466】また、不飽和結合を持つ一般式(IIa−
1c)で示される化合物をN,N−ジメチルホルムアミ
ドなどの不活性溶媒中でハロゲン化チオニルあるいはク
ロロスルホン酸と0℃から150℃の温度で0.5時間
から24時間反応させることにより、一般式(IIa−
1a)で示されるスルホン酸ハロゲン化物を合成するこ
とができる。
【0467】また、一般式(IIa)で示されるスルホ
ン酸ハロゲン化物の内、一般式(IIa−2a)
【0468】
【化51】 [式中、X、X、X、X、X、XおよびH
aloは前記に同じ。]で示されるスルホン酸ハロゲン
化物は、一般式(IIa−2b)
【0469】
【化52】 [式中、X、X、X、X、XおよびXは前
記に同じ。]で示される縮合複素環を塩基、次いで二酸
化硫黄を反応させた後、ハロゲン化剤を反応させる方法
等、従来より報告されている方法(特開昭昭60−20
4760号公報、特開昭62−116575号公報、特
開平4−128266号公報)、あるいはこれらを応用
することにより合成することができる。
【0470】例えば、一般式(IIa−2b)で示され
る縮合複素環を、エーテル型の不活性溶媒中、零下78
℃から0℃で適当な塩基と反応させ、次いで零下78℃
から0℃で二酸化硫黄を反応させた後、ハロゲン化アル
キル型の不活性溶媒中、零下50℃から50℃でハロゲ
ン化剤と反応させることにより、一般式(IIa−2
b)の化合物を得る。具体的な塩基としては、例えば、
ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド、水素化ナ
トリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属もしくは
アルカリ土類金属のアルコキシド、または水素化物、ま
たはn−ブチルリチウム、t−ブチルリチウムのような
アルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドのよ
うなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩
基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのような
ビスシリルアミンの有機金属塩基などが挙げられ、エー
テル型の不活性な溶媒としては、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,2―ジメトキシエタン、ジオキ
サン等が挙げられる。ハロゲン化剤としては、塩素、臭
素、五塩化燐、塩化チオニル、N−クロロスクシンイミ
ドあるいはN−ブロモスクシンイミドが好ましく、ハロ
ゲン化アルキル型の不活性溶媒としてはジクロロメタ
ン、クロロホルム、テトラクロロエタン等が好ましい。
【0471】また、一般式(IIa−2a)で示される
化合物の内、一般式(IIa−2c)
【0472】
【化53】 [式中、R101、X、X、X、XおよびHa
loは前記に同じ。]で示される化合物は、一般式(I
Ia−2d)
【0473】
【化54】 [式中、R101、X、X、XおよびXは前記
に同じ。]で示される化合物を、水あるいは水および酢
酸等の有機カルボン酸の混合溶媒中、0℃〜30℃で塩
素ガスなどのハロゲンを10分間から6時間反応させる
ことにより、対応するスルホニルクロリドが生成する。
【0474】一般式(IIa−2d)で示される化合物
とハロゲンとの反応は、必要ならば、塩化第二鉄などの
ルイス酸を触媒として、通常、水あるいは10〜90%
の酢酸水溶液中、0℃から20℃で行われ、ハロゲンと
しては塩素ガスが用いられる。
【0475】<一般式(Ia)で示される化合物と一般
式(IIa)で示される化合物の反応>先に説明した方
法等により合成した一般式(Ia)で示される化合物
を、通常、適当な塩基存在下、先に説明した方法等によ
り合成した一般式(IIa)で示されるスルホン酸ハロ
ゲン化物と、不活性溶媒中、零下78℃〜150℃で反
応させることにより、一般式(I)の化合物を得ること
ができる。
【0476】得られた一般式(I)で示される化合物に
ついては、必要に応じて保護基の除去、置換基の化学変
換を行うことができる。
【0477】具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウ
ムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシド、水
酸化物または水素化物、またはn−ブチルリチウムのよ
うなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド
のようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金
属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのよ
うなビスシリルアミンなどの有機金属塩基、またはピリ
ジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような
有機塩基などを挙げることができる。
【0478】不活性溶媒としては、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N−
ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホ
キシド、スルホランあるいはこれらの混合溶媒などを挙
げることができる。
【0479】[製造方法−1−(1)]スルホニル化さ
れる一般式(Ia)中のQ3aの窒素原子が一級あるい
は二級のアミンである場合には、塩基として、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
炭酸塩、水酸化物、またはピリジン、2,6−ルチジ
ン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン(DBU)のような有機塩基などが好適であり、
溶媒としては、不活性溶媒の他に水、エタノール、ブタ
ノール等のアルコール系溶媒、酢酸エチルエステルなど
のエステル系溶媒も使用できる。
【0480】[製造方法−1−(2)]スルホニル化さ
れる一般式(Ia)中のQ3aの窒素原子がアミド基を
構成する窒素原子である場合には、塩基としては、例え
ば、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド、水素
化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属もし
くはアルカリ土類金属のアルコキシド、または水素化
物、またはn−ブチルリチウムのようなアルキルリチウ
ム、リチウムジイソプロピルアミドのようなジアルキル
アミノリチウムに代表される有機金属塩基、リチウムビ
ス(トリメチルシリルアミド)のようなビスシリルアミ
ンの有機金属塩基、またはジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基な
どを挙げることができる。不活性な溶媒としては、テト
ラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサ
ン、N,N−ジメチルホルムアミドなどを挙げることが
できる。
【0481】[製造方法−2] 一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aの窒素原子を、従来より報告されている
あるいは化学的に一般的な方法により得られる、以下の
一般式(IVa)〜(IVd)で示されるカルボン酸ま
たはそれらの活性化物でアシル化することにより、スル
ホニル誘導体(I)を製造する方法。
【0482】 Q−Q−COOH (IVa)
【0483】 Q−Q2b−COOH (IVa)
【0484】 Q−N(R20)−(CH)m1−COOH (IVb)
【0485】 Q−O−(CH)m1−COOH (IVc)
【0486】 Q−S−(CH)m1−COOH (IVd) [上記式中、Q、Q、Q2b、Q、R20および
m1は前記に同じ。]
【0487】一般式(VIIIa)で示される化合物
は、種々の方法により合成することができる。以下に、
いくつかの合成法を示す。 <<一般式(VIIIa)で示される化合物の合成法>
> <一般式(VIIIa−1a)で示される化合物の合成
>一般式(VIIIa)で示される化合物の内、一般式
(VIIIa−1a)
【0488】
【化55】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
、XおよびQ3aは前記に同じ。]で示される化合
物は以下のように合成することができる。
【0489】すなわち、一般式(IIIa)で示される
化合物
【0490】 Q3b−H (IIIa) [式中、Q3bは前記に同じ。]の一級あるいは二級ア
ミンあるいはアミドの窒素原子を、適当な塩基存在下、
不活性の溶媒中、一般式(IIa−1a)
【0491】
【化56】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
、XおよびHaloは前記に同じ。]で示される化
合物により零下78℃〜150℃でスルホニル化するこ
とにより、一般式(VIIIa−1b)
【0492】
【化57】 [式中、R15、R16、R17、R18、R19、X
、XおよびQ3bは前記に同じ。]で示される化合
物を得ることができる。
【0493】具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウ
ムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシド、水
酸化物または水素化物、またはn−ブチルリチウムのよ
うなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド
のようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金
属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのよ
うなビスシリルアミンの有機金属塩基、またはピリジ
ン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、
ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.
4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩
基などを挙げることができる。
【0494】不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン、アセトンなどが挙げられる。
【0495】このようにして得られた一般式(VIII
a−1b)で示される化合物のQ3bの窒素原子が保護
されていれば、必要に応じて脱保護することにより、一
般式(VIIIa−1a)で示される化合物が得られ
る。
【0496】また、一般式(VIIIa−1a)で示さ
れる化合物は、以下に示す方法により得られる一般式
(VIIIa−1c)で示される化合物の窒素の保護基
を適当な方法により除去することにより得られる。
【0497】
【化58】 [式中、R16、R17、R18、R19、Xおよび
は前記に同じ。R22は水素原子、アルキル基、メ
トキシメチル基あるいはテトラヒドロピラニル基等で保
護した水酸基、メトキシメチル基あるいはテトラヒドロ
ピラニル基等で水酸基を保護したヒドロキシアルキル
基、アルコキシル基、アルコキシアルキル基、ジアルコ
キシアルキル基、ジアルキルアミノ基、第三級ブトシキ
カルボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルアミノ
基、ジアルキルアミノアルキル基、第三級ブトシキカル
ボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルアミノアル
キル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ジアルキルア
ミノカルボニルアルキル基、ジアルキルアミノアルキル
オキシ基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基を保
護したモノアルキルアミノアルキルオキシ基、またはジ
アルキルアミノカルボニルアルキルオキシ基等を意味す
る。Q3cは下記の基のいずれかを意味する。
【0498】
【化59】 (基中、R23、R24、R25およびR26の結合す
る炭素原子が窒素原子に隣り合わない時はそれぞれ独立
して、水素原子、アルキル基、メトキシメチル基あるい
はテトラヒドロピラニル基等で保護した水酸基、メトキ
シメチル基あるいはテトラヒドロピラニル基等で水酸基
を保護したヒドロキシアルキル基、アルコキシル基、ア
ルコキシアルキル基、ジアルコキシアルキル基、ジアル
キルアミノ基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基
を保護したモノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノア
ルキル基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基を保
護したモノアルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミ
ノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニルアルキル
基、ジアルキルアミノアルキルオキシ基、第三級ブトシ
キカルボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルアミ
ノアルキルオキシ基、またはジアルキルアミノカルボニ
ルアルキルオキシ基等を意味する。R23、R24、R
25およびR26の結合する炭素原子が窒素原子に隣り
合う時はそれぞれ独立して、水素原子、アルキル基、メ
トキシメチル基あるいはテトラヒドロピラニル基等で水
酸基を保護したヒドロキシアルキル基、アルコキシアル
キル基、ジアルコキシアルキル基、ジアルキルアミノア
ルキル基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基を保
護したモノアルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミ
ノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニルアルキル
基、またはジアルキルアミノアルキルオキシ基等を意味
する。
【0499】また、R23およびR24、R25および
26は一緒になって、置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜7員の環状炭化水素または置換基
を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複
素環式基を意味してもよく、
【0500】R27はアルキル基、水酸基を保護したヒ
ドロキシアルキル基、水酸基を保護したヒドロキシアル
キルカルボニル基、水酸基を保護したヒドロキシアルキ
ルスルホニル基、アルコキシアルキル基、アルコキシア
ルキルカルボニル基、アルコキシアルキルスルホニル
基、アルキルカルボニル基、アルキルカルボニルアルキ
ル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアル
キル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキルカルボニ
ル基、アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、ジ
アルキルアミノアルキル基、第三級ブトシキカルボニル
基でアミノ基を保護したモノアルキルアミノアルキル
基、ジアルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
カルボニルアルキル基等を意味する。R25とR27
るいはR26とR27は一緒になって、置換基を有する
こともある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基
を意味しても良い。
【0501】R28は第三級ブトキシカルボニル基、ベ
ンジル基またはトリフェニルメチル基等の窒素原子の保
護基を意味する。jおよびkは0または1の整数を意味
する。lは1から3の整数を意味する。ただし、kとl
の和は1から4の整数を意味する。)]
【0502】既知の方法あるいはその応用により得られ
る一般式(IIIb)
【0503】 Q3c−H (IIIb) [式中、Q3cは前記に同じ。]で示されるアミノ化合
物を適当な塩基存在下、アルキルスルホン酸ハロゲン化
物と反応させ、得られた一般式(IXa)
【0504】
【化60】 [式中、R17およびQ3cは前記に同じ。]で示され
るスルホンアミドを不活性溶媒中、適当な塩基存在下、
一般式(XIa)
【0505】
【化61】 [式中、R16、R18、R19、R22、Xおよび
は前記に同じ。]で示されるカルボニル化合物と反
応させ、一般式(XIIa)
【0506】
【化62】 [式中、R16、R17、R18、R19、R22、Q
3c、XおよびXは前記に同じ。]で示されるアル
コール体を得、さらに一般式(XIIa)で示されるア
ルコール体のアルコールを適当な塩基存在下、メタンス
ルホニルオキシ基等に変換する方法、あるいはハロゲン
化燐もしくはトリフェニルホスフィン/四ハロゲン化炭
素によりハロゲン原子に変換する方法により脱離基と
し、適当な塩基存在下、メタンスルホン酸あるいはハロ
ゲン化水素を脱離させることにより、一般式(VIII
a−1c)で示される化合物を得ることができる。
【0507】一般式(IIIb)で示される既知の方法
あるいはその応用により得られるアミノ化合物を適当な
塩基存在下、不活性の溶媒中、置換基を有しても良いア
ルキルスルホン酸ハロゲン化物と零下78℃〜150℃
で反応させることにより、一般式(IXa)で示される
スルホンアミド化合物を得ることができる。
【0508】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属の炭酸塩、またはピリジン、2,6−ルチジン、
コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルア
ミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルア
ミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エ
ン(DBU)のような有機塩基などを挙げることができ
る。
【0509】また、不活性な溶媒としては、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン等を挙
げることができ、使用する塩基の種類によってはジメチ
ルスルホキシド、スルホラン、アセトンなども使用する
ことができる。
【0510】一般式(IXa)で示されるスルホンアミ
ドを適当な塩基存在下、不活性の溶媒中、一般式(XI
a)で示されるカルボニル化合物と零下78℃〜110
℃で反応させることにより、一般式(XIIa)で示さ
れるアルコール化合物を得ることができる。
【0511】塩基としては、例えば、ナトリウムエトキ
シド、カリウムブトキシド、水素化ナトリウム、水素化
カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金
属の水素化物、またはn−ブチルリチウムのようなアル
キルリチウム、リチウムビス(トリメチルシリル)アミ
ドのようなビスシリルアミンの有機金属塩基、リチウム
ジイソプロピルアミドのようなジアルキルアミノリチウ
ムに代表される有機金属塩基などを挙げることができ
る。不活性な溶媒としては、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ジオキサン等を挙げることがで
きる。
【0512】一般式(XIIa)で示されるアルコール
体の水酸基を、必要ならば炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭
酸塩、またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−
メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DB
U)のような有機塩基などの適当な塩基存在下、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフ
ラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、零下2
0℃から110℃で五塩化燐等のハロゲン化燐あるいは
トリフェニルホスフィン ジブロミドのごときトリフェ
ニルホスフィン−ハロゲン複合体により処理してハロゲ
ン化物とし、得られるハロゲン化物より塩基性の条件
下、ハロゲン化水素を脱離させることにより、例えばジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒド
ロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、ト
ルエン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン、
ジメチルスルホキシド中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水
素化カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土
類金属の炭酸塩、アルコキシド、水酸化物または水素化
物、またはn−ブチルリチウムのようなアルキルリチウ
ム、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのような
ジアルキルアミンの有機金属塩基、リチウムジイソプロ
ピルアミドのようなジアルキルアミノリチウムに代表さ
れる有機金属塩基、またはピリジン、2,6−ルチジ
ン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン(DBU)のような有機塩基で、零下78℃から
150℃で処理することにより、一般式(VIIIa−
1c)で示される化合物を得る。
【0513】また、一般式(XIIa)で示されるアル
コール体の水酸基を、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの
ようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸
塩、またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4
−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メ
チルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)
のような有機塩基などの適当な塩基存在下、ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、零下2
0℃から110℃で、メタンスルホン酸クロリドのよう
なアルキルあるいはアリールスルホン酸クロリドと処理
し、アルキルあるいはアリールスルホン酸エステル誘導
体とし、得られたアルキルあるいはアリールスルホン酸
エステル誘導体より塩基性の条件下、アルキルあるいは
アリールスルホン酸を脱離させることにより、一般式
(VIIIa−1c)で示される化合物を得ることがで
きる。
【0514】すなわち、例えばジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,2−ジ
メトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N
−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホキシド
中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキ
シド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムのような
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アル
コキシド、水酸化物または水素化物、またはn−ブチル
リチウムのようなアルキルリチウム、リチウムビス(ト
リメチルシリル)アミドのようなビスシリルアミンの有
機金属塩基、リチウムジイソプロピルアミドのようなジ
アルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩基、ま
たはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシク
ロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のよう
な有機塩基で零下78℃から150℃で処理すること
で、一般式(VIIIa−1c)で示される化合物を得
る。
【0515】また、一般式(VIIIa−1c)で示さ
れる化合物は、一般式(IXa)で示されるスルホンア
ミドを適当な塩基存在下、不活性の溶媒中、トリメチル
シリルクロリド等のシリルハロゲン化物によりシリル化
合物とし、更に塩基存在下、不活性の溶媒中、一般式
(XIa)で示されるカルボニル化合物と反応させ、つ
いで酸性から塩基性の水性条件下処理することによって
も得ることができる(ピーターソン反応)。
【0516】すなわち、一般式(IXa)で示されるス
ルホンアミドを、零下78℃〜110℃で、例えば、テ
トラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキ
サン等の溶媒中、ナトリウムエトキシド、カリウムブト
キシド、水素化ナトリウム、水素化カリウムのようなア
ルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の水素化物、また
はn−ブチルリチウムのようなアルキルリチウム、リチ
ウムビス(トリメチルシリル)アミドのようなビスシリ
ルアミンの有機金属塩基、リチウムジイソプロピルアミ
ドのようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機
金属塩基などの存在下、トリメチルシリルクロリド等の
アルキルシリルクロリドによりシリル化合物とし、つい
で同様の条件下、一般式(XIa)で示されるカルボニ
ル化合物と縮合し、酸性から塩基性の水性条件下に処理
することにより、一般式(VIIIa−1c)で示され
る化合物を得ることができる。
【0517】一般式(VIIIa−1c)で示される化
合物の窒素原子の保護基の除去は、通常用いられる方法
により、除去することができる。すなわち、第三級ブト
キシカルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、
塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み
合わせにより除去することができる。また、ベンジル基
のごときアリールメチル基はパラジウム炭素触媒を用い
る加水素分解により除去することができ、トリフェニル
メチル基は、適当な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせによ
り除去できる。また、トリフェニルメチル基は、液体ア
ンモニア中、金属ナトリウムを用いるバーチ還元により
除去することができ、パラジウム炭素触媒を用いる加水
素分解により除去することもでき、一般式(VIIIa
−1c)で示される化合物を得ることができる。
【0518】<一般式(VIIIa−2aで示される化
合物の合成>一般式(VIIIa)で示される化合物の
内、一般式(VIIIa−2a)
【0519】
【化63】 [式中、X、X、X、X、X、XおよびQ
3aは前記に同じ。]で示される化合物は、以下の方法
により合成することができる。
【0520】すなわち、一般式(IIIa)で示される
化合物
【0521】Q3b−H (IIIa) [式中、Q3bは前記に同じ。]の一級あるいは二級ア
ミンあるいはアミドの窒素原子を、適当な塩基存在下、
不活性の溶媒中、一般式(IIa−2a)で示されるス
ルホン酸ハロゲン化物
【0522】
【化64】 [式中、X、X、X、X、X、XおよびH
aloは前記に同じ。]により零下78度〜150度で
スルホニル化することにより、一般式(VIIIa−2
b)で示される化合物を得ることができる。
【0523】
【化65】 [式中、X、X、X、X、X、XおよびQ
3bは前記に同じ。] 具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシ
ド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属もしくはア
ルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシド、水酸化物また
は水素化物、またはn−ブチルリチウムのようなアルキ
ルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドのようなジ
アルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩基、リ
チウムビス(トリメチルシリル)アミドようなビスシリ
ルアミンの有機金属塩基、またはピリジン、2,6−ル
チジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリ
エチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピル
エチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク
−7−エン(DBU)のような有機塩基などを挙げるこ
とができる。
【0524】不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン、アセトンなどが挙げられる。
【0525】このようにして得られた一般式(VIII
a−2b)で示される化合物のQ3bの窒素原子が保護
されていれば、必要に応じて脱保護することにより、一
般式(VIIIa−2a)で示される化合物が得られ
る。また、一般式(VIIIa−2a)で示される化合
物は、以下に述べる製造方法により得られる、以下の一
般式(VIIIa−2c)で示される化合物のQ3dの
窒素の保護基を必要に応じて適当な方法により除去する
ことにより得られる。
【0526】
【化66】 [式中、X、X、X、X、XおよびXは前
記に同じ。Q3dは下記の基のいずれかを意味する。
【0527】
【化67】 (基中、R30、R31、R32およびR33は、R
30、R31、R32およびR33の結合する炭素原子
が窒素原子に隣り合わない時はそれぞれ独立して、水素
原子、アルキル基、水酸基 メトキシメチル基あるいはテトラヒドロピラニル基等で
保護した水酸基、ヒドロキシアルキル基メトキシメチル
基あるいはテトラヒドロピラニル基等で水酸基を保護し
たヒドロキシアルキル基、アルコキシル基、アルコキシ
アルキル基、ジアルコキシアルキル基、ジアルキルアミ
ノ基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基を保護し
たモノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノアルキル
基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基を保護した
モノアルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニルアルキル基、ジ
アルキルアミノアルキルオキシ基、第三級ブトシキカル
ボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルアミノアル
キルオキシ基、第三級ブトシキカルボニル基でアミノ基
を保護したモノアルキルアミノカルボニルアルキルオキ
シ基、ジアルキルアミノカルボニルアルキルオキシ基、
ジアルキルアミノアルキルオキシ基、第三級ブトシキカ
ルボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルアミノア
ルキルオキシ基、カルバモイル基 モノアルキルカルバモイル基 ジアルキルカルバモイル基 カルバモイルアルキル基 モノアルキルカルバモイルアルキル基 ジアルキルカルバモイルアルキル基 ピロリジノカルボニル基 ピロリジノカルボニルアルキル基 ピペリジノカルボニル基 ピペリジノカルボニルアルキル基 モルホリノカルボニル基 モルホリノカルボニルアルキル基 またはジアルキルアミノカルボニルアルキルオキシ基等
を意味する。
【0528】R30、R31、R32およびR33の結
合する炭素原子が窒素原子に隣り合う時はそれぞれ独立
して、水素原子、アルキル基、メトキシメチル基あるい
はテトラヒドロピラニル基等で水酸基を保護したヒドロ
キシアルキル基、アルコキシアルキル基、ジアルコキシ
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、第三級ブト
シキカルボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルア
ミノアルキル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニルアルキル基、カルバモイル基 モノアルキルカルバモイル基 カルバモイルアルキル基 モノアルキルカルバモイルアルキル基 ピロリジノカルボニル基 ピロリジノカルボニルアルキル基 ピペリジノカルボニル基 ピペリジノカルボニルアルキル基 モルホリノカルボニル基 モルホリノカルボニルアルキル基またはジアルキルアミ
ノアルキルオキシアルキル基等を意味する。
【0529】また、R30およびR31、R32および
33は一緒になって、置換基を有することもある飽和
もしくは不飽和の5〜7員の環状炭化水素または置換基
を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複
素環式基を意味してもよく、R34はアルキル基、水酸
基を保護したヒドロキシアルキル基、水酸基を保護した
ヒドロキシアルキルカルボニル基、水酸基を保護したヒ
ドロキシアルキルスルホニル基、アルコキシアルキル
基、アルコキシアルキルカルボニル基、アルコキシアル
キルスルホニル基、アルキルカルボニル基、アルキルカ
ルボニルアルキル基、アルキルスルホニル基、アルキル
スルホニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アル
コキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルア
ルキルカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキルス
ルホニル基、ジアルキルアミノアルキル基、第三級ブト
シキカルボニル基でアミノ基を保護したモノアルキルア
ミノアルキル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニルアルキル基等を意味する。R
32とR34あるいはR33とR34は一緒になって、
置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7
員の複素環式基を意味しても良い。
【0530】R35は第三級ブトキシカルボニル基、ベ
ンジル基またはトリフェニルメチル基等の一般的窒素原
子の保護基を意味する。jおよびkは0または1の整数
を意味する。lは1から3の整数を意味する。ただし、
kとlの和は1から4の整数を意味する。)]
【0531】既知の方法あるいはその応用により得られ
る一般式(IIIc)
【0532】 Q3d−H (IIIc) [式中、Q3dは前記に同じ。]で示されるアミノ化合
物を適当な塩基ならびに酸化剤存在下、一般式(IIa
−2e)
【0533】
【化68】 [式中、X、X、X、X、XおよびXは前
記に同じ。]で示される縮合複素環のチオール体と反応
させることにより、一般式(VIIIa―2d)
【0534】
【化69】 [式中、X、X、X、X、X、XおよびQ
3dは前記に同じ。]で示される化合物を得ることがで
きる。
【0535】得られた一般式(VIIIa―2d)で示
される化合物を不活性溶媒中、適当な塩基存在下、酸化
することにより一般式(VIIIa−2c)で示される
化合物を得ることができる。
【0536】一般式(IIIc)で示される既知の方法
あるいはその応用により得られるアミノ化合物を適当な
塩基ならびに酸化剤存在下、水、アルコール類、ジオキ
サンあるいはこれらの混合溶媒中、一般式(IIa−2
e)で示されるチオールを零下10℃から50℃で反応
させることにより、一般式(VIIIa−2d)で示さ
れる化合物を得ることができる。
【0537】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのよ
うなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、
水酸化物などを挙げることができる。酸化剤としては酸
素、塩素、臭素、沃素、次亜塩素酸などが挙げられる。
得られた一般式(VIIIa−2d)で示される化合物
を適当な塩基存在下、水、アルコールあるいはこれらの
混合溶媒中、零下30℃から60℃で、過マンガン酸カ
リウム、過酸化水素などの無機酸化剤あるいは3−クロ
ロ過安息香酸などの有機酸化剤を反応させることによ
り、一般式(VIIIa−2c)で示される化合物が得
られる。
【0538】一般式(VIIIa−2c)で示される化
合物の窒素原子の保護基の除去は、通常用いられる方法
により、除去することができる。すなわち、第三級ブト
キシカルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、
塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み
合わせにより除去することができる。また、ベンジル基
のごときアリールメチル基はパラジウム炭素触媒を用い
る加水素分解により除去することができ、トリフェニル
メチル基は、適当な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせによ
り除去できる。また、ベンジル基のごときアリールメチ
ル基は液体アンモニア中、金属ナトリウムを用いるバー
チ還元により除去することができ、パラジウム炭素触媒
を用いる加水素分解により除去することもでき、一般式
(VIIIa−2a)で示される化合物を得ることがで
きる。
【0539】また、一般式(VIIIa−2a)で示さ
れる化合物の内、一般式(VIIIa−2e)
【0540】
【化70】 [式中、X、X、X、X、R101およびQ
3aは前記に同じ。]で示される化合物は、以下に述べ
る製造方法によって得られる一般式(VIIIa−2
f)で示される化合物のQ3dの窒素の保護基を除去す
ることによっても得られる。
【0541】すなわち、既知の方法あるいはその応用に
より得られる一般式(IIIc)
【0542】 Q3d−H (IIIc) [式中、Q3dは前記に同じ。]で示されるアミノ化合
物を、一般式(IIa−2c)
【0543】
【化71】 [式中、X、X、X、X、R101およびHa
loは前記に同じ。]で示される酸ハロゲン化物と反応
させることにより、一般式(VIIIa−2f)
【0544】
【化72】 [式中、X、X、X、X、R101およびQ
3dは前記に同じ。]で示される化合物を得ることがで
きる。
【0545】一般式(IIa−2d)で示される化合物
を水あるいは水および酢酸等の有機カルボン酸の混合溶
媒中、0℃から30℃で塩素ガスなどのハロゲンを10
分から6時間反応させることにより、対応するスルホニ
ルクロリドが生成する。生成したスルホニルクロリド
を、適当な溶媒に溶解した一般式(IIIc)で示され
るアミノ化合物に、零下50℃から40℃で加えること
により一般式(VIIIa−2f)で示される化合物を
得ることができる。
【0546】一般式(IIa−2d)で示される化合物
とハロゲンとの反応は、必要ならば塩化第二鉄などのル
イス酸を触媒として、通常、水あるいは10〜90%の
酢酸水溶液中、0℃から20℃で行われ、ハロゲンとし
ては塩素ガスが用いられる。生成した酸塩化物(IIa
−2c)と一般式(IIIc)で示されるアミンの反応
は、水、エタノールなどのアルコール溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジオ
キサン等のエーテル系溶媒、ジクロロメタン、クロロホ
ルムなどのハロゲン系溶媒、アセトン等の溶媒あるいは
これらの混合溶媒中、零下20℃から50℃で、必要な
らば塩基存在下行い、一般式(VIIIa−2f)で示
される化合物を得ることができる。塩基としては、例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属もしくはアル
カリ土類金属の炭酸塩、水酸化物、またはピリジン、
2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基な
どを挙げることができる。
【0547】一般式(VIIIa−2f)で示される化
合物の窒素原子の保護基の除去は、通常用いられる方法
により、除去することができる。すなわち、第三級ブト
キシカルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、
塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み
合わせにより除去することができる。また、ベンジル基
のごときアリールメチル基はパラジウム炭素触媒を用い
る加水素分解により除去することができ、トリフェニル
メチル基は、適当な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化
水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせによ
り除去できる。また、ベンジル基のごときアリールメチ
ル基は液体アンモニア中、金属ナトリウムを用いるバー
チ還元により除去することができ、パラジウム炭素触媒
を用いる加水素分解により除去することもでき、一般式
(VIIIa−2e)で示される化合物を得ることがで
きる。
【0548】<一般式(VIIIa−3a)で示される
化合物の合成>一般式(VIIIa)で示される化合物
の内、一般式(VIIIa−3a)
【0549】
【化73】 [式中、X、X10、X11、X12、Q3a、wお
よびzは前記に同じ。]で示される化合物は、以下に述
べる製造方法によって得られる一般式(VIIIa−3
b)
【0550】
【化74】 [式中、X、X10、X11、X12、Q3d、wお
よびzは前記に同じ。]で示される化合物のQ3dの窒
素の保護基を除去することにより得ることができる。
【0551】すなわち、一般式(IIIc)
【0552】Q3d−H (IIIc) [式中、Q3dは前記に同じ。]で示されるアミノ化合
物を、適当な塩基存在下、不活性の溶媒中、クロロスル
ホニル イソシアナートとアルコールより得られる一般
式(XIII) Cl−SO−NHCOOR60 (XIII) [R60は第三級ブチル基、ベンジル基、パラメトキシ
ベンジル基またはパラニトロベンジル基等の容易に除去
できる基を示す。]で示される化合物を反応させること
により、一般式(XIV)
【0553】 Q3d−SO−NHCOOR60 (XIV) [式中、R60およびQ3dは前記に同じ。]で示され
る化合物を合成することができる。
【0554】一般式(XIV)で示される化合物の窒素
原子上の保護基の除去を行い、一般式(XV)
【0555】 Q3d−SO−NH (XV) [式中、Q3dは前記に同じ。]で示される化合物が得
られ、得られた(XV)を適当な塩基存在下、不活性の
溶媒中、一般式(IIa−3a)
【0556】
【化75】 [式中、X、X10、X11、X12、wおよびzは
前記に同じ。LおよびLは各々独立して、塩素、臭
素、沃素、メチルスルホニルオキシ基、パラトルエンス
ルホニルオキシ基などの有機化学的に多用される脱離基
を意味する。]で示される化合物と反応させることによ
り、一般式(VIIIa−3b)で示される化合物を合
成することができる。
【0557】一般式(IIIc)と一般式(XIII)
の反応は、塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムまたはピリジン、2,6−ルチジン、コリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(D
BU)のような有機塩基などが使用でき、溶媒として
は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキ
シエタン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ジクロロメ
タン、クロロホルムなどのハロゲン系溶媒、ベンゼン、
トルエン、アセトン等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒
中、零下70℃から100℃で行い、一般式(XIV)
で示される化合物を合成できる。
【0558】一般式(XIV)で示される化合物の窒素
原子上の保護基の除去は、第三級ブトキシカルボニル基
の場合には、適当な酸、例えば酢酸、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせにより除
去することができる。また、ベンジルオキシカルボニル
基、パラニトロベンジルオキシカルボニル基またはパラ
メトキシベンジルオキシカルボニル基のごときアリール
メチル基はパラジウム炭素触媒を用いる加水素分解によ
り除去することができ、パラメトキシベンジルオキシカ
ルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、塩酸、
臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフル
オロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせ
により除去でき、一般式(XV)で示される化合物を得
ることができる。
【0559】一般式(XV)で示される化合物と一般式
(IIa−3a)で示される化合物の反応は、エタノー
ルなどのアルコール溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲ
ン系溶媒、アセトン等の溶媒、N,N−ジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリジン−2−オン、アセトアミ
ドあるいはこれらの混合溶媒中、塩基存在下、零下20
℃から150℃で行い、一般式(VIII−3b)で示
される化合物を得ることができる。塩基としては、例え
ば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウムまたはピリジン、2,6−ルチジ
ン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン(DBU)のような有機塩基などを挙げることが
できる。
【0560】一般式(VIII−3b)で示される化合
物の窒素原子の保護基の除去は、通常用いられる方法に
より、除去することができる。すなわち、第三級ブトキ
シカルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、塩
酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合
わせにより除去することができる。また、ベンジル基の
ごときアリールメチル基はパラジウム炭素触媒を用いる
加水素分解により除去することができ、トリフェニルメ
チル基は、適当な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化水
素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせにより
除去できる。また、ベンジル基のごときアリールメチル
基は液体アンモニア中、金属ナトリウムを用いるバーチ
還元により除去することができ、パラジウム炭素触媒を
用いる加水素分解により除去することもでき、一般式
(VIII−3a)で示される化合物を得ることができ
る。 <<一般式(IVa)〜(IVd)で示される化合物と
一般式(VIIIa)で示される化合物の反応>>例え
ば、一般式(IVa)〜(IVd)で示されるカルボン
酸の適当な活性化物としては、一般式(IVa)〜(I
Vd)で示されるカルボン酸を、クロロぎ酸イソブチル
のようなクロロぎ酸エステルと反応させ、無水物とする
ことで得られるような混合酸無水物、塩化チオニルのご
とき無機酸ハロゲン化物を用いて製造したアシルクロリ
ドのような酸ハロゲン化物、パラニトロフェノールのよ
うなフェノール類、ペンタフルオロフェニル−トリフル
オロアセテートと反応させた活性エステル類、N−ヒド
ロキシベンズトリアゾールあるいはN−ヒドロキシスク
シンイミドと反応させた活性エステル、通常のアミノ酸
合成で使用されるようなN,N’−ジシクロヘキシルカ
ルボジイミドまたはN−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩との反応生成
物、シアノホスホン酸ジエチルとの反応生成物(塩入
法)、トリフェニルホスフィンおよび2,2’−ジピリ
ジルジスルフィッドとの反応生成物(向山法)などを挙
げることができる。
【0561】このようにして得られたカルボン酸の活性
化物と、一般式(VIIIa)で示される化合物を、通
常適当な塩基存在下、不活性の溶媒中、零下78℃から
150℃で反応させることにより、一般式(I)で示さ
れるスルホニル誘導体を得ることができる。
【0562】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキ
シド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属もしくは
アルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシド、水酸化物ま
たは水素化物、またはn−ブチルリチウムのようなアル
キルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドのような
ジアルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩基、
リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのようなビス
シリルアミンの有機金属塩基、またはピリジン、2,6
−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、
トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロ
ピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウン
デク−7−エン(DBU)のような有機塩基などを挙げ
ることができる。
【0563】不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホ
キシド、スルホランなどを挙げることができる。
【0564】[製造方法−2−(1)]アシル化される
一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aの窒素原子が一級または二級のアミンで
ある場合には、塩基として、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル
カリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、水酸化
物、またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4
−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メ
チルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)
のような有機塩基などが好適であり、溶媒としては、不
活性溶媒の他にエタノール、ブタノール等のアルコール
系溶媒、酢酸エチルエステルなどのエステル系溶媒も使
用できる。
【0565】[製造方法−2−(2)] アシル化される一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aの窒素原子がアミド結合を形成する窒素
原子である場合には、塩基としては、例えば、ナトリウ
ムエトキシド、カリウムブトキシド、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウムなどのアルカリ金属もしくはアルカ
リ土類金属のアルコキシド、または水素化物、またはn
−ブチルリチウムのようなアルキルリチウム、リチウム
ジイソプロピルアミドのようなジアルキルアミノリチウ
ムに代表される有機金属塩基、リチウムビス(トリメチ
ルシリル)アミドのようなビスシリルアミンの有機金属
塩基、またはジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−
7−エン(DBU)のような有機塩基などを挙げること
ができる。また、不活性な溶媒としては、テトラヒドロ
フラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、N,
N−ジメチルホルムアミドなどが好ましい。
【0566】[製造方法−3] 一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aの窒素原子がアミドを構成する窒素原子
である場合、一般式(VIIIa)で示される化合物の
窒素原子を、以下の一般式(Va)〜(Vd)で示され
る化合物
【0567】 Q−Q2b−CHL13 (Va)
【0568】 Q−N(R20)−(CH)m1−CHL13 (Vb)
【0569】 Q−O−(CH)m1−CHL13 (Vc)
【0570】 Q−S−(CH)m1−CHL13 (Vd)
【0571】[上記式中、Q、Q2b、R13、R
20、m1およびLは前記に同じ。]によりアルキル
化して、本発明のスルホニル誘導体を製造する方法。
【0572】一般式(VIIIa)で示される化合物の
3aの窒素原子がアミド結合の窒素原子である場合、
一般式(VIIIa)で示される化合物のQ3aの窒素
原子を一般式(Va)〜(Vd)で示される化合物によ
りアルキル化することで、一般式(I)で示されるスル
ホニル誘導体を合成することができる。すなわち、一般
式(VIIIa)で示される化合物を適当な塩基存在
下、不活性溶媒中、零下78℃から150℃で、一般式
(Va)〜(Vd)で示される化合物と0.5時間から
120時間反応させ、窒素原子のアルキル化を行い、一
般式(I)で示されるスルホニル誘導体を得ることがで
きる。
【0573】塩基としては、例えば、ナトリウムエトキ
シド、カリウムブトキシド、水素化ナトリウム、水素化
カリウムなどのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属
のアルコキシド、または水素化物、またはn−ブチルリ
チウムのようなアルキルリチウム、リチウムジイソプロ
ピルアミドのようなジアルキルアミノリチウムに代表さ
れる有機金属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)
アミドのようなビスシリルアミンの有機金属塩基、また
はジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン
(DBU)のような有機塩基などを挙げることができ、
不活性な溶媒としては、テトラヒドロフラン、1,2−
ジメトキシエタン、トルエン、ジオキサン、N,N−ジ
メチルホルムアミドなどが好ましい。
【0574】[製造方法−4] 一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物ののQ3aの窒素原子が一級または二級のアミン
である場合、以下の一般式(VIa)〜(VId)で示
されるカルボニル化合物
【0575】 Q−Q2b−C(=O)R13 (VIa)
【0576】 Q−N(R20)−(CH)m1−C(=O)R13(VIb)
【0577】 Q−O−(CH)m1−C(=O)R13 (VIc)
【0578】 Q−S−(CH)m1−C(=O)R13 (VId) [上記式中、Q、Q2b、R13、R20およびm1
は前記に同じ。]とイミンを形成させ還元することによ
りスルホニル誘導体(I)を製造する方法。
【0579】
【0580】一般式(VIIIa)で示される化合物の
3aの窒素原子がアミンである場合、一般式(VII
Ia)で示される化合物と一般式(VIa)〜(VI
d)で示されるカルボニル化合物を、通常、不活性溶媒
中、必要であれば酢酸等の有機酸、塩酸等の鉱酸あるい
は塩化アルミニウム等のルイス酸の存在下、零下20℃
から150℃で、0.5時間から120時間、イミンを
形成させ、生成したイミンを不活性溶媒中、水素化ホウ
素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリア
セトキシ水素化ホウ素ナトリウムなどの水素化ホウ素還
元剤、あるいはパラジウム炭素触媒などの接触還元触媒
により、0.5時間から120時間、10℃から110
℃で水素化することにより一般式(I)で示されるスル
ホニル誘導体を得ることができる。
【0581】不活性溶媒としては、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタン、ジオキサン、トルエン、N,N−
ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリジン−2−オン、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン等が好適である。
【0582】[製造方法−5] 一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aが一級あるいは二級のアミンである場
合、一般式(VIIIa)で示される化合物をホスゲ
ン、トリホスゲンまたはカルボニルジイミダゾールなど
の試薬を用いて、一般式(VIIa)〜(VIId)で
示される一級アミンあるいは一般式(VIIe)で示さ
れる二級アミンのある化合物
【0583】 Q−Q2b−NH (VIIa)
【0584】 Q−N(R20)−(CH)m2−NH (VIIb)
【0585】 Q−O−(CH)m2−NH (VIIc)
【0586】 Q−S−(CH)m2−NH (VIId)
【0587】
【化76】 [上記式中、Q、Q2b、R20、m2および基
【0588】
【化77】 は前記に同じ。]と反応させ尿素誘導体を形成する反応
を用いる方法。
【0589】一般式(VIIIa)で示される化合物の
3aがアミンであれば、一般式(VIIa)〜(VI
Id)で示される一級あるいは一般式(VIIe)で示
される二級アミンの化合物およびホスゲン、トリホスゲ
ン、1,1’−カルボニルジイミダゾールなどの試薬を
作用させ、尿素誘導体となる一般式(I)で表される本
発明のスルホニル誘導体に導くことが可能できる。
【0590】反応はホスゲン、トリホスゲン、1,1’
−カルボニルジイミダゾールなどの試薬に、一般式(V
IIa)〜(VIId)で示される一級アミンあるいは
一般式(VIIe)で示される二級アミンのある化合物
および一般式(VIIIa)で示される化合物を、必要
ならば塩基存在下、不活性な溶媒中、順次に反応させる
ことにより合成できる。不活性な溶媒としては、例え
ば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、テト
ラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサ
ン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−
オン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等を挙げるこ
とができ、好ましくはジクロロメタン、テトラヒトロフ
ラン、トルエンである。
【0591】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのよ
うなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、
水酸化物またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(D
BU)のような有機塩基などを挙げることができ、反応
は零下70℃から110℃の範囲で行えばよい。
【0592】[製造方法−6] 一般式(VIIIa) Q3a−SO−Q (VIIIa) [式中、Q3aおよびQは前記に同じ。]で示される
化合物のQ3aの窒素原子が一級または二級のアミンで
ある場合、既知のイソシアナート誘導体(Q−Q2b
−N=C=O)[式中、QおよびQ2bは前記に同
じ。]あるいは一般式(IVa)〜(IVd)で示され
るカルボン酸
【0593】 Q−Q2b−COOH (IVa)
【0594】 Q−N(R20)−(CH)m1−COOH (IVb)
【0595】 Q−O−(CH)m1−COOH (IVc)
【0596】 Q−S−(CH)m1−COOH (IVd) [上記式中、Q、Q2b、R20およびm1は前記に
同じ。]より生成させたイソシアナートを、一般式(V
IIIa)で示されるアミンに反応させることによっ
て、尿素基を有する一般式(I)で示されるスルホニル
誘導体を製造する方法。
【0597】一般式(VIIIa)で示される化合物の
3aがアミンである場合には、一般式(I)で示され
るスルホニル誘導体は、一般式(VIIIa)で示され
る化合物と既知のイソシアナート誘導体を、不活性溶媒
中、零下20℃から100℃で0.5時間から120時
間反応させることにより得ることができる。
【0598】イソシアネート誘導体は、一般式(IV
a)〜(IVd)で示されるカルボン酸より合成するこ
ともできる。すなわち、一般式(IVa)〜(IVd)
で示されるカルボン酸を、塩化チオニルあるいはオキザ
リルクロリド等で酸ハロゲン化物とし、不活性溶媒中、
0℃から60℃の範囲でアジ化ナトリウムと反応させた
後加熱する方法、一般式(IVa)で示されるカルボン
酸をクロロぎ酸イソブチルのようなクロロぎ酸エステル
類と反応させ混合酸無水物とし、アジ化ナトリウムと反
応させた後、加熱する方法あるいは一般式(IVa)〜
(IVd)で示されるカルボン酸をテトラヒドロフラ
ン、クロロホルムあるいはトルエン等の不活性溶媒中、
零下20℃から110℃でエステル経由でヒドラジドに
導き、さらに亜硝酸またはそのアルキルエステルを反応
させてアシルアジドに導き、クロロホルム、ジクロロエ
タン、トルエン、キシレン、N,N−ジメチルホルムア
ミド等の溶媒中、20℃から150℃で加熱する方法に
よっても合成できる。
【0599】一般式(IVa)〜(IVd)で示される
カルボン酸をトリエチルアミン等の塩基存在下、不活性
溶媒中、ジフェニルホスホリルアジドと10℃から10
0℃の範囲で反応させ、次いで一般式(VIIIa)で
示されるアミンに反応させることによっても、一般式
(I)で示されるスルホニル誘導体を製造することがで
きる。 [製造方法−7]スルホニル化される一般式(Ia)
【0600】 Q−Q−T−Q3a (Ia) [式中、Q、Q、Q3aおよびTは前記に同
じ。]で示される化合物中のQ3aの窒素原子が一級あ
るいは二級のアミンである場合には、適当な塩基存在
下、不活性の溶媒中、クロロスルホニルイソシアナート
とアルコールより得られる一般式(XIII) Cl−SO−NHCOOR60 (XIII) [式中、R60は前記に同じ。]で示される化合物を反
応させることにより、一般式(XVI)
【0601】 Q−Q−T−Q−SO−NHCOOR60 (XVI) [式中、Q、Q、Q、R60およびTは前記に
同じ。]で示される化合物を合成することができる。
【0602】一般式(XVI)で示される化合物の窒素
原子上の保護基の除去を行い、一般式(XVII)
【0603】 Q−Q−T−Q−SO−NH (XVII) [式中、Q、Q、QおよびTは前記に同じ。]
で示される化合物が得られ、得られた一般式(XVI
I)で示される化合物を適当な塩基存在下、不活性の溶
媒中、一般式(IIa−3a)
【0604】
【化78】 [式中、X、X10、X11、X12、L、L
wおよびzは前記に同じ。]で示される化合物と反応さ
せることにより、一般式(I)で示される化合物の内、
以下の一般式(I−3a)で示される化合物を合成する
ことができる。
【0605】
【化79】 [式中、Q、Q、Q、T、X、X10、X
11、X12、wおよびzは前記に同じ。] 一般式(Ia)で示される化合物と一般式(XIII)
で示される化合物の反応は、塩基としては、例えば、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムまたはピリジン、2,6−
ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ト
リエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
ク−7−エン(DBU)のような有機塩基などが使用で
き、溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル系溶
媒、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン系溶
媒、ベンゼン、トルエン、アセトン等の溶媒あるいはこ
れらの混合溶媒中、零下70℃から100℃で行い、一
般式(XVI)で示される化合物を合成できる。
【0606】一般式(XVI)で示される化合物の窒素
原子上の保護基の除去は、第三級ブトキシカルボニル基
の場合には、適当な酸、例えば酢酸、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタ
ンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせにより除
去することができる。また、ベンジルオキシカルボニル
基、パラニトロベンジルオキシカルボニル基またはパラ
メトキシベンジルオキシカルボニル基のごときアリール
メチル基はパラジウム炭素触媒を用いる加水素分解によ
り除去することができ、パラメトキシベンジルオキシカ
ルボニル基の場合には、適当な酸、例えば酢酸、塩酸、
臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフル
オロメタンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせ
により除去でき、一般式(XVII)で示される化合物
を得ることができる。
【0607】一般式(XVII)で示される化合物と一
般式(IIa−3a)で示される化合物の反応は、エタ
ノールなどのアルコール溶媒、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジオキサン等のエ
ーテル系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハ
ロゲン系溶媒、アセトン等の溶媒、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N−メチルピロリジン−2−オン、アセト
アミドあるいはこれらの混合溶媒中、塩基存在下、零下
20℃から150℃で行い、一般式(I)で示される化
合物の内、一般式(I−3a)で示される化合物を得る
ことができる。
【0608】塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、またはピリジン、2,6−ルチジン、コ
リジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン
(DBU)のような有機塩基などを挙げることができ
る。
【0609】一般式(I−3a)で示される化合物は必
要であれば、一般的方法により保護基の除去を行うこと
ができる。
【0610】[製造方法−8]遷移金属触媒を用いるカ
ップリング反応により、一般式(I) Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Q、Q、Q、QおよびTは前記に同
じ。]で示されるスルホニル誘導体を合成する方法。
【0611】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造にハロゲン原子またはトリフルオロメタン
スルホニルオキシ基の置換したアリール基か、またはハ
ロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基の置換したアルケニル基が存在する場合には、遷移金
属触媒を用い、硼酸基の置換したアリール化合物とカッ
プリング反応させることができる。
【0612】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造にアルケニル基が存在すれば、遷移金属触
媒を用いハロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基の置換したアリール基とカップリングさせ
ることが可能である。
【0613】同様に一般式(I)で示されるスルホニル
誘導体のQの構造に硼酸基の置換したアリール基があ
る場合には、ハロゲン原子またはトリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基の置換したアリール化合物またはハロ
ゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基
の置換したアルケニル化合物とカップリング反応させる
ことができる。
【0614】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造中にハロゲン原子またはトリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ基の置換したアリール基があれば、
アルケニル化合物と遷移金属触媒を用いてカップリング
させ、一般式(I)で示されるスルホニル誘導体を得る
ことが可能である。このようにして得られた一般式
(I)で示されるスルホニル誘導体は、必要に応じて脱
保護すればよい。
【0615】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造にハロゲン原子またはトリフルオロメタン
スルホニルオキシ基の置換したアリール基か、またはハ
ロゲン原子またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ
基の置換したアルケニル基が存在する場合には、ベンゼ
ン−水、トルエン−水などの2相系溶媒、N,N−ジメ
チルホルムアミドなどのアミド系溶媒、テトラヒドロフ
ラン、ジメトキシエタンなどのエーテル系溶媒中、炭酸
ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化バリウム、燐酸
カリウム、炭酸セシウムなどの塩基または弗化セシウム
等の中性塩存在下、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)などの遷移金属触媒を用いて、2
0℃から150℃の範囲で硼酸基の置換したアリール誘
導体と0.5時間から120時間カップリング反応させ
ることができる。
【0616】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造に硼酸基の置換したアリール基がある場合
には、同様にハロゲン原子、またはトリフルオロメタン
スルホニルオキシ基の置換したアリール化合物、ハロゲ
ン原子、またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基
の置換したアルケニル誘導体とカップリング反応させる
ことができる。
【0617】また、一般式(I)で示されるスルホニル
誘導体のQの構造にアルケニル基または硼酸基の置換
したアルケニル基が存在すれば、酢酸パラジウムなどの
遷移金属触媒を用い、適当な塩基存在下、ハロゲン原子
またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換し
たアリール基とN,N−ジメチルホルムアミドなどのア
ミド系溶媒中、20℃から150℃の範囲で0.5時間
から120時間カップリング反応させることができる。
【0618】同様に一般式(I)で示されるスルホニル
誘導体のQの構造に硼酸基の置換したアリール基のあ
る場合には、ハロゲン原子、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基の置換したアリール誘導体、ハロゲン原
子、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基の置換した
アルケニル誘導体とカップリング反応させることができ
る。
【0619】一般式(I)で示されるスルホニル誘導体
のQの構造にハロゲン原子またはトリフルオロメタン
スルホニルオキシ基の置換したアリール基が存在すれ
ば、アルケニル化合物と遷移金属触媒を用いてカップリ
ングさせ、一般式(I)で示されるスルホニル誘導体を
得ることが可能である。このようにして得られた一般式
(I)で示されるスルホニル誘導体は、必要に応じて脱
保護することにより、置換基を変換した一般式(I)で
示されるスルホニル誘導体を得ることができる。
【0620】[製造方法−9]チオアミド型スルホンア
ミド誘導体、アミドオキシム型スルホンアミド体、およ
びヒドラゾノ型スルホンアミド体の製造方法一般式
(I)
【0621】 Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Q、Q、Q、QおよびTは前記に同
じ。]で示されるスルホニル誘導体のT−Qが、
【0622】
【化80】 [式中、R、R、R、RおよびRは前記に同
じ。nは1または2の整数を意味する。pは1から3の
整数を意味する。qは0から3の整数を意味する。ただ
し、pおよびqの和は3または4の整数を意味する。]
を意味し、一般式(I)におけるQ、Q、Qにお
けるR、R、R、R、Rおよびこれらに置換
できる置換基上にアミン、アルキルアミン、アミド、水
酸基、カルボン酸基を持つ置換基が存在しない場合、一
般式(I)で示されるスルホニル化合物に不活性溶媒
中、五硫化二燐あるいはローソン試薬(2,4−ビス
(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−
ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)を零下30℃
から150℃、必要であれば不活性溶媒中、0℃から1
20℃で反応させることにより、チオアミド型スルホン
アミド誘導体(I)が得られる。不活性な溶媒の例とし
ては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素など
のハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、
1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル
系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、なら
びにこれらの混合溶媒があげられる。
【0623】得られたチオアミド型スルホンアミド誘導
体に、ヒドロキシルアミン、置換基を有してもよいアル
コキシアミン、ヒドラジンあるいは置換基を有してもよ
いヒドラジンまたはこれらの塩を、必要であれば塩化水
銀(II)等の水銀触媒の存在下、零下30℃から15
0℃、必要であれば適当な溶媒中、0度から120度で
反応させることにより一般式(I)で示されるスルホン
アミド誘導体が得られる。溶媒としてはエタノール等の
アルコール系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素などのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒド
ロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなど
のエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系
溶媒、およびこれらの混合溶媒があげられる。
【0624】また、一般式(I)で示されるスルホニル
誘導体に、オキシ塩化燐、五塩化燐などのハロゲン化
剤、あるいはメアーバイン試薬などのアルキル化剤を、
零下30℃から140℃、必要であれば例えば、クロロ
ホルムなどの不活性溶媒であるハロゲン系溶媒中、0℃
から80℃で反応させ、イミノクロリドあるいはイミノ
エーテルとし、このイミノクロリドあるいはイミノエー
テルに不活性溶媒中、0℃から80℃、好ましくは20
℃から60℃で、必要ならば塩基触媒存在下、ヒドロキ
シルアミンあるいは置換基を有してもよいアルコキシア
ミンまたはこれらの塩を反応させることにより、一般式
(I)で示されるスルホニル誘導体が得られる。
【0625】不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化アルキル系
溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トル
エンなどの芳香族系溶媒を挙げることができ、特にハロ
ゲン化アルキル系溶媒が好ましい。塩基としては、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カ
リウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカ
リ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アルコキシ
ド、水酸化物または水素化物、またはn−ブチルリチウ
ムのようなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピル
アミドのようなジアルキルアミノリチウムに代表される
有機金属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミ
ドのようなビスシリルアミンの有機金属塩基、またはピ
リジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルア
ミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような
有機塩基などを挙げることができる。
【0626】[製造方法−10] N−オキシド化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、窒素原子を含む複素環式芳香環、脂肪族
の3級アミンがある場合、一般式(I)で表されるスル
ホニル誘導体を水、酢酸などの溶媒、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどのベンゼン系溶媒、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタンなどのエーテル系溶媒、あるいは
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロ
ゲン化アルキル系溶媒中で過酸化水素、メタクロロ過安
息香酸、あるいは第三ブチルヒドロペルオキシドなどの
過酸化物を、零下40℃から60℃で、0.5時間から
120時間、好ましくは零下20℃から20℃で反応さ
せることで、N−オキシド誘導体の一般式(I)で示さ
れるスルホニル誘導体を得ることができる。
【0627】[製造方法−11] 窒素原子の4級化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に窒素原子を含む複素環式芳香環、脂肪族の
3級アミンがある場合、一般式(I)で表されるスルホ
ニル誘導体に、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン
などのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香
族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン
などのアミド系溶媒、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ンなどのスルホキシド系溶媒中で、沃化メチル、沃化エ
チルなどのハロゲン化アルキルを、零下10℃から15
0℃、好ましくは0℃から80℃で反応させることで、
4級アミノ体の一般式(I)で示されるスルホニル誘導
体を得る。
【0628】[製造方法−12] スルホキシド化およびスルホン化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、硫黄原子を含む複素環、脂肪族のチオエ
ーテルがある場合、一般式(I)で表されるスルホニル
誘導体を水、酢酸などの溶媒、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどのベンゼン系溶媒、テトラヒドロフラン、ジ
メトキシエタンなどのエーテル系溶媒、あるいはジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化
アルキル系溶媒中で、過酸化水素、メタクロロ過安息香
酸、あるいは第三ブチルヒドロペルオキシドなどの過酸
化物を、零下40℃から60℃で、0.5時間から12
0時間、好ましくは零下20℃から20℃で反応させる
ことで、スルホキシドあるいはスルホンの一般式(I)
で示されるスルホニル誘導体を得ることができる。
【0629】[製造方法−13] アミジノ化−1 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、ニトリル基がある場合、通常用いられる
一般的方法により、これをアミジノ基に変換できる。例
えば、一般式(I)で表されるスルホニル誘導体を、必
要ならば、ジエチルエ−テル等の脂肪族エ−テル系溶
媒、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化アル
キル系溶媒、ベンゼン等の非プロトン性溶媒又はこれら
の混合溶媒中、塩化水素、臭化水素等のハロゲン化水素
の存在下、等量〜大過剰のメタノ−ル、エタノ−ル、プ
ロパノ−ル等の炭素数1〜4のアルコ−ルを、零下10
℃〜60℃で、3時間〜120時間作用させ、イミノエ
ーテル体とし、得られたイミノエ−テル体をエタノ−
ル、プロパノ−ル等の炭素数1〜4のアルコ−ル類、ジ
エチルエ−テル等の脂肪族エ−テル系溶媒、クロロホル
ム等のハロゲン化アルキル系溶媒、ベンゼン等の非プロ
トン性溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の溶媒中あるいはこれらの混合溶媒中、
アンモニウム、置換基を有してもよいモノアルキルアミ
ンまたは置換基を有してもよいジアルキルアミンあるい
はこれらの炭酸塩、酢酸塩を、零下10℃から140℃
で、0.5時間から200時間、好ましくはエタノ−ル
中、零下8℃から30℃で、10時間から96時間反応
させることにより、アミジノ基を持った一般式(I)で
示されるスルホニル誘導体を得ることができる。
【0630】[製造方法−14] アミジノ化−2 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、1級あるいは2級アミノ基のある場合、
通常用いられる一般的方法によりこれを置換アミジノ基
に変換できる。
【0631】例えば、一般式(I)で表されるスルホニ
ル誘導体をジエチルエ−テル等の脂肪族エ−テル系溶
媒、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化アル
キル系溶媒、ベンゼン等の非プロトン性溶媒又はこれら
の混合溶媒中、必要ならば塩基触媒存在下、アミド化合
物あるいはニトリル化合物より合成したイミノエーテ
ル、イミノクロリドまたはそれらの塩と零下10℃から
140℃で、0.5時間から200時間、好ましくは0
℃から80℃で、10時間から96時間反応させること
により、アミジノ基を持った一般式(I)で示されるス
ルホニル誘導体を得ることができる。塩基としては、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類
金属の炭酸塩、水酸化物、またはピリジン、2,6−ル
チジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリ
エチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピル
エチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク
−7−エン(DBU)のような有機塩基が挙げることが
できる。
【0632】[製造方法−15] N−ニトリル化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、一級あるいは二級のアミンのある場合、
通常用いられる一般的方法によりこれをシアノ化でき
る。
【0633】例えば、一般式(I)で表されるスルホニ
ル誘導体を、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−ル等
のアルコール系溶媒中、酢酸ナトリウム等の塩および塩
基存在下、零下10℃から110℃、好ましくは0℃か
ら60℃で、臭化シアンを反応させることにより、窒素
原子上にニトリル基を有する一般式(I)で表されるス
ルホニル誘導体を得ることができる。塩基としては、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類
金属の炭酸塩、水酸化物、またはピリジン、2,6−ル
チジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリ
エチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピル
エチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク
−7−エン(DBU)のような有機塩基を挙げることが
できる。
【0634】[製造方法−16] アミドキシム化、カルボキサミド−O−アルキルオキシ
ム化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、ニトリル基がある場合、通常用いられる
一般的方法によりこれをアミドキシム基、カルボキサミ
ド−O−アルキルオキシム基に変換できる。
【0635】例えば、一般式(I)で表されるスルホニ
ル誘導体を、メタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−ル等
のアルコール系溶媒、ジエチルエ−テル、テトラヒドロ
フラン等のエ−テル系溶媒、クロロホルム、ジクロロメ
タン等のハロゲン化炭化水素類、トルエン等の非プロト
ン性溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド
系溶媒、ジメチルスルホキシドなどの溶媒又はこれらの
混合溶媒中、零下10℃から110℃、好ましくは0℃
から60℃で、必要ならば塩基触媒存在下、ヒドロキシ
ルアミンあるいは置換基を有してもよいアルコキシアミ
ンまたはこれらの塩を反応させることにより、アミドキ
シム基またはカルボキサミド−O−アルキルオキシム基
を有する一般式(I)で示されるスルホニル誘導体を得
ることができる。塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのような
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、水酸
化物、またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−
メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DB
U)のような有機塩基を挙げることができる。
【0636】[製造法−17] グアニジノ化 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、1級あるいは2級アミノ基のある場合、
通常用いられる一般的方法によりこれを置換もしくは非
置換グアミジノ基に変換できる。
【0637】例えば、1級あるいは2級アミノ基を持つ
一般式(I)で表されるスルホニル誘導体をジエチルエ
−テル等の脂肪族エ−テル系溶媒、クロロホルム、ジク
ロロメタン等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン等の非
プロトン性溶媒又はこれらの混合溶媒中、必要ならば塩
基触媒存在下、N,N’−ジ第三ブトキシカルボニルチ
オウレアとN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
を縮合剤として、零下10℃から140℃で、0.5時
間から200時間、好ましくは0℃から80℃で、10
時間から96時間反応させた後、通常行われる第三級ブ
トキシカルボニル基の除去を行い、グアニジノ化合物で
ある一般式(I)で表されるスルホニル誘導体を合成で
きる。塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、水酸化物、また
はピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモル
ホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような
有機塩基などを挙げることができる。
【0638】[製造方法−18] 窒素原子の保護基の除去 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、アシルアミノ基、アルコキシカルボニル
アミノ基のある場合、水、低級アルコールあるいはテト
ラヒドロフランあるいはこれらの溶媒の混液中、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの
ような水酸化アルカリ金属を塩基として、0℃から80
℃で加水分解し、アミノ体を得ることができる。また、
第三級ブトキシカルボニル基もしくはパラメトキシベン
ジルオキシカルボニル基のようなアシル型保護基の結合
する窒素原子は、水、メタノール等のアルコール系溶
媒、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などの
ハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,
2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶
媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒中、適当な
酸、例えば酢酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリ
フルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸あるいは
これらの酸の組み合わせにより、0℃から80℃で窒素
原子よりアシル型保護基の除去を行い、窒素−水素結合
に変換できる。
【0639】また、ベンジルオキシカルボニル基、パラ
メトキシベンジルオキシカルボニル基、パラ(オルト)
ニトロベンジルオキシカルボニル基のようなアリールメ
トキシカルボニル基の結合する窒素原子は水、メタノー
ル、エタノールなどのアルコール系溶媒、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル系溶媒、酢酸、N,N−ジメチルホル
ムアミドなどの溶媒またはこれらの混合溶媒中、パラジ
ウム炭素触媒を用いる加水素分解により、窒素原子より
これらのアリールメトキシカルボニル基の除去を行い、
窒素−水素結合に変換できる。トリメチルシリル基、第
三ブチルジメチルシリル基等のシリル系保護基の結合す
る窒素原子はジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素などのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエー
テル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒
中、0℃から80℃で塩酸、テトラブチルアンモニウム
フルオリド等の弗化水素酸塩を反応させることにより、
窒素原子よりシリル基の除去を行い窒素−水素結合に変
換できる。ベンジル基の結合する窒素原子では、エタノ
ール、テトラヒドロフラン、酢酸等の溶媒中、0℃から
80℃で、パラジウム炭素触媒等を用いる接触還元、あ
るいは液体アンモニア中、金属ナトリウムを用いるバー
チ還元によりベンジル基の除去を行い、窒素−水素結合
に変換できる。トリフェニルメチル基の結合する窒素原
子では、エタノール、テトラヒドロフラン、酢酸等の溶
媒中、0℃から80℃で、パラジウム炭素触媒等を用い
る接触還元、あるいは液体アンモニア中、金属ナトリウ
ムを用いるバーチ還元によりトリフェニルメチル基の除
去を行い、窒素−水素結合に変換できる。また0℃から
80℃で、適当な酸、例えばギ酸、酢酸、塩酸、臭化水
素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸あるいはこれらの酸の組み合わせによ
り、トリフェニルメチル基の除去を行い、窒素−水素結
合に変換できる。
【0640】[製造方法−19] エステル加水分解 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、アルコキシカルボニル基のある場合、メ
チル、エチルエステルなどでは水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ金属
などの適当な塩基で加水分解し、カルボン酸に変換でき
る。また、第三級ブチルエステルではトリフルオロ酢酸
あるいは塩酸で処理することにより第三級ブチル基を除
去でき、ベンジル基などのアリールメチル基型エステル
ではパラジウム炭素触媒を用いる加水素分解によりアリ
ールメチル基を除去してカルボン酸を得ることができ
る。エステル基のカルボン酸残基への変換はポタシウム
トリメチルシラノラートを用いても行える。
【0641】[製造方法−20]一般式(I)で表され
るスルホニル誘導体において、Q、Q、Q
、Tあるいはこれらに置換し得る置換基上に、ア
シルオキシ基、アリールメチルオキシ基、シリルエーテ
ル基、メトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基があ
る場合、アルカノイル基およびアロイル基などのアシル
基は水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの水酸化アルカリ金属などの適当な塩基で加水分
解することにより、あるいはアンモニア、メチルアミン
などの有機塩基を反応させることによっても除去するこ
とができる。アリールメチル型保護基はパラジウム炭素
触媒を用いる加水素分解により除去することができ、第
三級ブチルジメチルシリル基などのシリルエーテル基
は、テトラブチルアンモニウムフルオリド等の弗化水素
酸塩により除去できる。また、メトキシメチル基、テト
ラヒドロピラニル基などは酢酸、塩酸などにより除去で
きる。
【0642】[製造方法−21]一般式(I)で表され
るスルホニル誘導体において、Q、Q、Q
、Tあるいはこれらに置換し得る置換基上に、ア
ミノ基がある場合、通常用いられるアシルハロゲン化
物、カルボン酸の活性化物を用いる方法でアシル化する
ことができ、還元的アルキル化などの方法によりアルキ
ル化することができる。また、スルホン酸クロリドによ
りスルホニル化、イソシアナートあるいはカルボン酸よ
り誘導したイソシアナートを反応させることにより、尿
素誘導体となる一般式(I)で表されるスルホニル誘導
体を製造できる。
【0643】[製造方法−22]一般式(I)で表され
るスルホニル誘導体において、Q、Q、Q
、Tあるいはこれらに置換し得る置換基上に、カ
ルボキシル基がある場合、カルボキシル基を、通常用い
られる活性エステル法、混合酸無水物法などによりカル
バモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカル
バモイル基に変換でき、還元により水酸基、アルデヒド
基に変換できる。変換された水酸基あるいはアルデヒド
基は通常の有機化学的方法を適用することでさらにエー
テル結合形成、アミノ基への変換、アルキルアミノ基へ
の変換など官能基変換を行うことができる。また、カル
ボキシル基を直接または通常の方法によりエステルに変
換後、あるいは混合酸無水物とした後還元し、アルコー
ルに変換することもできる。
【0644】[製造方法−23] フェノールの形成 一般式(I)で表されるスルホニル誘導体において、Q
、Q、Q、Q、Tあるいはこれらに置換し得
る置換基上に、アリール基に置換したメトキシ基のある
場合には、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
等のハロゲン化アルキル系溶媒、トルエン等のベンゼン
系溶媒中、零下78℃から110℃で塩化アルミニウ
ム、三臭化燐、三臭化硼素のようなルイス酸、あるいは
ハロゲン化アルキル系溶媒、あるいはエーテル系溶媒
中、零下78℃から110℃でトリメチルシリルイオダ
イドによりメチル基を除去し、水酸基に変換できる。
【0645】[製造方法−24] ハロゲン原子のアルキニル基への変換 一般式(I)で示される化合物、一般式(VIIIa)
で示される化合物、一般式(VIIIa−1b)で示さ
れる化合物、(VIIIa−1c)で示される化合物、
一般式(VIIIa−2a)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2b)で示される化合物、一般式(VI
IIa−2c)で示される化合物、一般式(VIIIa
−2d)で示される化合物、一般式(VIIIa−2
e)で示される化合物、一般式(VIIIa−3a)で
示される化合物、あるいは一般式(VIIIa−3b)
で示される化合物の芳香環に塩素、臭素、沃素が置換し
ている場合、シリルアセチレン化合物と遷移金属触媒存
在下反応させることにより、アセチレン基に変換するこ
とができる。
【0646】反応は芳香環に塩素、臭素、沃素が置換し
ている一般式(I)で示される化合物、一般式(VII
Ia)で示される化合物、一般式(VIIIa−1b)
で示される化合物、一般式(VIIIa−1c)で示さ
れる化合物、一般式(VIIIa−2a)で示される化
合物、一般式(VIIIa−2b)で示される化合物、
一般式(VIIIa−2c)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2d)で示される化合物、一般式(VI
IIa−2e)で示される化合物、一般式(VIIIa
−3a)で示される化合物、あるいは一般式(VIII
a−3b)で示される化合物とトリメチルシリルアセチ
レン等のシリルアセチレンを必要ならばトリエチルアミ
ン、ピリジン等の適当な塩基存在下、トルエン等のベン
ゼン系溶媒、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、
N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系、または
これらの混合溶媒中、酢酸パラジウム、トリフェニルフ
ォスフィンを用いて、零下20℃から150℃の範囲で
0.5から120時間反応させることにより塩素、臭
素、沃素をシリルアセチレン基に変換できる。
【0647】得られたシリルアセチレン化合物を、メタ
ノール等のアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン等の
エーテル系溶媒、水、あるいはこれらの混合溶媒中、炭
酸カリウム、炭酸水素カリウム、水酸化ナトリウム等の
塩基で0℃〜80℃で処理することにより、シリル基の
除去ができる。
【0648】[製造方法−25] ハロゲン原子のニトリル基への変換 一般式(I)で示される化合物、一般式(VIIIa)
で示される化合物、一般式(VIIIa−1b)で示さ
れる化合物、一般式(VIIIa−1c)で示される化
合物、一般式(VIIIa−2a)で示される化合物、
一般式(VIIIa−2b)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2c)で示される化合物、一般式(VI
IIa−2d)で示される化合物、一般式(VIIIa
−2e)で示される化合物、一般式(VIIIa−3
a)で示される化合物、あるいは一般式(VIIIa−
3b)で示される化合物の芳香環に塩素、臭素、沃素が
置換している場合、遷移金属触媒存在下シアン化亜鉛と
反応させることにより、ニトリル基に変換することがで
きる。反応は芳香環に塩素、臭素、沃素が置換している
一般式(I)で示される化合物、一般式(VIIIa)
で示される化合物、一般式(VIIIa−1b)で示さ
れる化合物、一般式(VIIIa−1c)で示される化
合物、一般式(VIIIa−2a)で示される化合物、
一般式(VIIIa−2b)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2c)で示される化合物、一般式(VI
IIa−2d)で示される化合物、一般式(VIIIa
−2e)で示される化合物、一般式(VIIIa−3
a)で示される化合物、あるいは一般式(VIIIa−
3b)で示される化合物とシアン化亜鉛を必要ならばト
リエチルアミン、ピリジン等の適当な塩基存在下、トル
エン等のベンゼン系溶媒、テトラヒドロフラン等のエー
テル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミ
ド系、またはこれらの混合溶媒中、テトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(0)などの遷移金属触
媒を用いて、零下20℃から150℃の範囲で0.5か
ら120時間反応させることにより塩素、臭素、沃素を
ニトリル基に変換できる。
【0649】[製造方法−26] ハロゲン原子のトリフルオロメチル基への変換 一般式(I)で示される化合物、一般式(VIIIa)
で示される化合物、一般式(VIIIa−1b)で示さ
れる化合物、一般式(VIIIa−1c)で示される化
合物、一般式(VIIIa−2a)で示される化合物、
一般式(VIIIa−2b)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2c)で示される化合物、一般式(VI
IIa−2d)で示される化合物、一般式(VIIIa
−2e)で示される化合物、一般式(VIIIa−3
a)で示される化合物、あるいは一般式(VIIIa−
3b)で示される化合物で示される化合物に塩素、臭
素、沃素が置換している場合、金属触媒存在下トリフル
オロメチル化試薬を反応させることにより塩素、臭素、
沃素をニトリル基に変換できる。塩素、臭素、沃素が置
換している一般式(I)で示される化合物、一般式(V
IIIa)で示される化合物、一般式(VIIIa−1
b)で示される化合物、一般式(VIIIa−1c)で
示される化合物、一般式(VIIIa−2a)で示され
る化合物、一般式(VIIIa−2b)で示される化合
物、一般式(VIIIa−2c)で示される化合物、一
般式(VIIIa−2d)で示される化合物、一般式
(VIIIa−2e)で示される化合物、一般式(VI
IIa−3a)で示される化合物、あるいは一般式(V
IIIa−3b)で示される化合物とメチル2,2―ジ
フルオロ−2−(フルオロスルホニル)アセタートなど
のトリフルオロメチル化試薬を沃化銅などの金属触媒存
在下、トルエン等のベンゼン系溶媒、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド
などのアミド系、またはこれらの混合溶媒中、0℃から
150℃の範囲で0.5から120時間反応させること
により塩素、臭素、沃素をトリフルオロメチル基に変換
できる。
【0650】[製造方法−27] ニトリル基のテトラゾール基への変換 一般式(I)で示される化合物にニトリル基が置換して
いる場合、ベンゼン、トルエン等のベンゼン系溶媒中、
トリメチルアルミニウムまたはジn−ブチルチンオキシ
ドの存在下、一般式(I)で示される化合物に、アジ化
ナトリウムまたはトリメチルシリルアジドを、0℃から
170℃で反応させることにより、テトラゾール基を持
つ一般式(I)で示される化合物を得ることができる。
【0651】[製造方法−28] アミジノ基のアルコキシカルボニルアミジノ基への変換 一般式(I)で示される化合物にアミジノ基が存在する
場合、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化ア
ルキル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミ
ド系溶媒、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒中、
零下78℃から100℃で、クロロ炭酸アルキル等の酸
クロリドまたはp−ニトロベンジル炭酸アルキル等の試
薬を塩基存在下、反応させることにより、アルコキシカ
ルボニルアミジノ基を持つ、一般式(I)で示される化
合物を得ることができる。
【0652】塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、またはピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウン
デク−7−エン(DBU)などを挙げることができる。 [製造方法−29]一般式(I)で表されるスルホニル
誘導体において、Q、Q、Q、Q、Tあるい
はこれらに置換し得る置換基上に一級あるいは二級アミ
ンのある場合、通常用いられる方法によりヒドロキシ化
できる。例えば、一般式(I)で表されるスルホニル誘
導体を、ベンゼン、トルエン、キシレン等のベンゼン系
溶媒、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエー
テル系溶媒、あるいはジジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化アルキル系溶媒中でメタ
クロロ過安息香酸等の過酸化物を、零下60℃から80
℃で、0.5時間から120時間、好ましくは零下20
℃から40℃で反応させることで、窒素原子の水酸化さ
れたスルホニル誘導体を得ることができる。
【0653】また、例えば、一般式(I)で表されるス
ルホニル誘導体を、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
ベンゼン系溶媒、ジメトキシエタン等のエーテル系溶
媒、あるいはジジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素等のハロゲン化アルキル系溶媒中で、過酸化ベンゾ
イル等の過酸化物を零下60℃から80℃で、0.5時
間から120時間、好ましくは零下20℃から40℃で
反応させることで、窒素原子のベンゾイルオキシ化され
たスルホニル誘導体を得ることができ、窒素原子のベン
ゾイルオキシ化されたスルホニル誘導体は、[製造方法
−19]で述べた方法により加水分解を行って、窒素原
子の水酸化されたスルホニル誘導体を得ることができ
る。
【0654】本発明の一般式(I)で表されるスルホニ
ル誘導体、その塩およびそれらの溶媒和物は、特異的か
つ優れたFXa阻害作用を有し、血液凝固抑制剤、血栓
・塞栓の予防および/または治療剤として有用である。
【0655】本発明のスルホニル誘導体は、経口投与で
も効果を発揮するため、経口、非経口のいずれでも投与
することができる。本発明のスルホニル誘導体の投与量
は患者の症状、年齢、体重等により適宜増減してもよ
い。一般的には経口投与の場合は、成人1人当り1〜1
000mg/日、好ましくは5〜300mg/日を投与
すればよい。投与剤型としては、特に限定されないが、
例えば、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、懸濁剤、シ
ロップ剤およびドライシロップ剤等を挙げることができ
る。これらは通常の賦形剤、滑沢剤、結合剤等の添加物
と共に、公知の製剤技術により製造できる。
【0656】また、非経口投与の場合、投与剤形として
は、特に限定されず、例えば、軟膏剤、硬膏剤、注射
剤、坐剤等を挙げることができる。なお、注射剤として
投与する場合には、成人1人当り0.1〜100mg/
日、好ましくは0.5〜30mg/日を皮下、静脈内注
入、点滴静脈内注入すればよい。
【0657】
【発明の効果】本発明のスルホニル誘導体は優れたFX
a阻害作用に基づく抗凝固作用を示す。従って、本発明
のスルホニル誘導体は何ら血小板には作用することな
く、血栓並びに塞栓によって引き起こされる各種疾病、
例えば脳梗塞、脳塞栓、心筋梗塞、肺梗塞、肺塞栓、バ
ージャー病、深部静脈血栓症、汎発性血管内凝固症候
群、人工弁置換後の血栓形成、血行再建後の再閉塞、体
外循環時の血栓形成、採血時の血液凝固などを治療又は
予防することができる。
【0658】以下に、本発明のスルホニル誘導体を参考
例、実施例および試験例を挙げて、さらに詳細に説明す
るが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0659】
【実施例】以下に、本発明のスルホニル誘導体およびそ
の製造方法を具体的に説明する。なお、本発明のスルホ
ニル誘導体の原料化合物には、新規な化合物も含まれて
おり、これらの化合物およびその製造方法を参考例とし
て説明する。
【0660】なお、化合物の製造にあたり、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーは、担体としてメルクシリカ
ゲル60、或いは山善中圧液体クロマトグラフィー用シ
リカゲルを用いた。また、核磁気共鳴スペクトル(NM
R)は、テトラメチルシランを内部標準として用いた。
【0661】参考例1 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 塩酸塩および トリフルオロ酢酸塩 tert−ブチル1−ピペラジンカルボキシレート(8
56mg)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、ト
リエチルアミン(0.77ml)、6−クロロ−2−ナ
フチルスルホニルクロライド(WO96/10022)
(1.20g)を加え、室温で5時間攪拌させた。反応
液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え、1規定塩
酸で洗浄した。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さを飽和塩
酸エタノール(10ml)に溶解し、減圧下濃縮し、残
さを酢酸エチルで洗浄して、標題化合物の 塩酸塩
(1.62g,quant.)を無色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.1−3.4(8
H,m),7.75(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.86(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),8.22(1H,d,J=8.8Hz),8.2
6−8.32(2H,m),8.56(1H,s),
8.63(2H,br s). MS(FAB)m/z311[(M+H),C
35],313[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1415ClNS・HCl・0.
1HOとして 計算値:C,48.17;H,4.68;Cl,20.
31;N,8.03;S,9.19. 分析値:C,47.91;H,4.68;Cl,20.
41;N,7.80;S,9.21.
【0662】また、飽和塩酸エタノールのかわりに、ト
リフルオロ酢酸で処理して、トリフルオロ酢酸塩を得
た。 元素分析:C1415ClNS・CFCO
Hとして 計算値:C,45.24;H,3.80;Cl,8.3
5;F,13.42;N,6.59;S,7.55. 分析値:C,44.84;H,3.80;Cl,8.2
7;F,13.72;N,6.29;S,7.50.
【0663】参考例2 4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩 室温下、4−ブロモピリジン 塩酸塩(11.7g)と
4−カルボキシフェニルボロン酸(10.0g)をトル
エン(250ml)と水(250ml)に溶解させ、テ
トラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム
(0)(5.00g)と無水炭酸ナトリウム(25.4
gを順次加えて、120℃で19時間加熱還流した。室
温まで冷却した後、酢酸エチルと水を加えて水層を分取
した。さらに、有機層から水で2回抽出した。得られた
水層を全て合わせた後、この溶液に濃塩酸を加えて酸性
にして再び酢酸エチルで洗浄した。水層を100mlま
で溶媒留去すると無色固体が析出し、これを濾取して減
圧下乾燥して標題化合物(8.37g,59%)を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ8.11(2H,
d,J=8.8Hz),8.14(2H,d,J=8.
8Hz),8.35(2H,d,J=6.6Hz),
8.97(2H,d,J=6.6Hz). 元素分析:C12NO・HCl・0.3HOと
して 計算値:C,59.79;H,4.43;N,5.8
1. 分析値:C,59.87;H,4.35;N,5.5
3. MS(FAB)m/z200(M+H)
【0664】参考例3 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[4−(4−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン 4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩(654mg)
およびtert−ブチル1−ピペラジンカルボキシレー
ト(569mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(4
0ml)に懸濁させ、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル(374mg)、N−メチルモルホリン(336μ
l)を加えて氷冷し、1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(796mg)
を加えた。室温に7時間撹拌後、溶媒を留去し、残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(2%メタノール
−ジクロロメタン)で精製した。さらに、ヘキサンで洗
浄して標題化合物(905mg,89%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.40−3.91(8H,m),7.51(2H,
d,J=5.9Hz),7.53(2H,d,J=8.
1Hz),7.69(2H,d,J=8.1Hz),
8.69(2H,d,J=5.9Hz). 元素分析:C2125として 計算値:C,68.64;H,6.86;N,11.4
4. 分析値:C,68.48;H,6.84;N,11.1
7.
【0665】参考例4 1−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン
二トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[4−(4−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン(944mg)をジ
クロロメタン(30ml)に溶解させ、氷冷下トリフル
オロ酢酸(30ml)を加え、室温にて1時間攪拌し
た。溶媒を留去し、テトラヒドロフランを加えて固化さ
せ、無色アモルファス状固体として標題化合物(1.2
8g,100%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.1−3.3(4
H,br s),3.5−4.0(4H,m),7.6
5(2H,d,J=7.8Hz),7.95−8.05
(4H,m),8.79(2H,d,J=5.4H
z),8.95−9.10(1H,br s).
【0666】参考例5 4−tert−ブトキシカルボニル−2−エトキシカル
ボニル−1−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペ
ラジン 1,2−ジブロモプロピオン酸(58.0g)をトルエ
ン(150ml)に溶解し、氷冷下、N,N’−ジベン
ジルエチレンジアミン(53.5g)およびトリエチル
アミン(53ml)のトルエン溶液(トルエン50m
l)を滴下した。この反応液にトルエン(100ml)
を追加し、室温で14時間攪拌し、再びトルエン(10
0ml)を加え60−80℃で4時間攪拌した。不溶物
を濾去し、濾液を水洗し、無水炭酸カリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下留去して得られた残さを酢酸(200
ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(約50%水分
含有、40g)を加え、4気圧下接触還元を室温にて4
時間行った。触媒を濾去し、ろ液を減圧留去して得られ
た残渣にジクロロメタンおよび飽和炭酸カリウム水溶液
を加えて有機層を分取し、無水炭酸カリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して得られた残さをジクロロメタン
(350ml)に溶解し、氷冷下、2−(tert−ブ
トキシカルボニルオキシイミノ)−2−フェニルアセト
ニトリル(46.5g)を加え、徐々に室温まで昇温し
14時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜2%メ
タノール−ジクロロメタン)で精製し、1−tert−
ブトキシカルボニル−3−エトキシカルボニルピペラジ
ン(5.82g,10%)を得た。これと4−(4−ピ
リジル)安息香酸 塩酸塩を原料として、参考例3と同
様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.2−1.4(3H,
m),1.46(9H,s),2.7−5.4(7H,
m),7.51(2H,d,J=5.2Hz),7.5
9(2H,d,J=7.6Hz),7.69(2H,
d,J=7.6Hz),8.69(2H,d,J=5.
2Hz). MS(FAB)m/z440(M+H)
【0667】参考例6 6−(4−ピリジル)ニコチン酸 塩酸塩 6−クロロニコチン酸(535mg)およびジエチル
(4−ピリジル)ボラン(Chem.Pharm.Bu
ll.,33,4755,1985)(500mg)を
テトラヒドロフラン(20ml)に溶かし、アルゴン雰
囲気下、テトラブチルアンモニウムブロマイド(546
mg)、水酸化カリウム(570mg)、テトラキス
(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)(39
2mg)、水(0.5ml)を加えて6時間加熱還流し
た。反応液に希塩酸を加えて酸性にし、水および酢酸エ
チルを注いで抽出し、水層を減圧下留去した。残渣を合
成吸着剤クロマトグラフィー(ダイヤイオン(登録商
標)HP−20,水〜50%アセトニトリル−水)にて
精製し、得られた画分に希塩酸を加えて酸性にして溶媒
留去し、テトラヒドロフランを加えて析出物を濾取し、
標題化合物(269mg,32%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ8.45−8.55
(2H,m),8.65(2H,d,J=6.8H
z),9.03(2H,d,J=6.8Hz),9.2
7(1H,s). MS(FAB)m/z201(M+H)
【0668】参考例7 4−(3−ピリジル)安息香酸メチル 4−ブロモ安息香酸メチル(5.04g)およびジエチ
ル−3−ピリジルボラン(Chem.Pharm.Bu
ll.,33,4755,1985)(2.30g)を
テトラヒドロフラン(100ml)に溶かし、アルゴン
雰囲気下、テトラブチルアンモニウムブロマイド(2.
51g)、水酸化カリウム(2.63g)、テトラキス
(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)(1.
8g)、水(1ml)を加えて2時間加熱還流した。反
応液を氷冷したのち、塩化アンモニウム水溶液と酢酸エ
チルを加えて、有機層を分取し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒留去して得られた残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:
1)で精製した。溶媒を留去し、残さにメタノールおよ
びエタノール性1規定塩酸を加えて再び溶媒を留去し、
テトラヒドロフランを加えて、析出してきた固体を濾
取、乾燥して無色固体として標題化合物(1.76g,
45%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.91(3H,
s),8.0−8.1(3H,m),8.1−8.15
(2H,m),8.75−8.85(1H,m),8.
85−8.95(1H,m),9.25−9.3(1
H,m).
【0669】参考例8 4−(3−ピリジル)安息香酸 塩酸塩 室温下、4−(3−ピリジル)安息香酸メチル(1.7
6g)を1規定塩酸(50ml)とジオキサン(50m
l)の混合溶媒に溶解させ、4時間加熱還流後、溶媒を
減圧留去した。残さにテトラヒドロフランを加えて洗浄
し、無色固体として標題化合物(1.55g,93%)
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.95−8.0
(3H,m),8.10(2H,d,J=8.3H
z),8.65−8.75(1H,m),8.8−8.
9(1H,m),9.22(1H,d,J=2.0H
z).
【0670】参考例9 4−(2−アミノピリジン−5−イル)安息香酸メチル 参考例2と同様の反応により5−ブロモ−2−アミノピ
リジン、4−カルボキシフェニルボロン酸を原料とし
て、4−(2−アミノピリジン−5−イル)安息香酸を
得た。得られた4−(2−アミノピリジン−5−イル)
安息香酸(684mg)を室温下メタノール(50m
l)に溶解させ、濃硫酸(1ml)を加えて2時間加熱
還流後、炭酸水素ナトリウム水溶液で弱アルカリ性にし
た。水と酢酸エチルを加えて有機層を分取し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後溶媒を留去した。残さにヘキサン
を加えて結晶化させ、標題化合物(243mg,23
%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.94(3H,s),
4.57(2H,brs),6.60(1H,d,J=
8.8Hz),7.58(2H,d,J=8.8H
z),7.72(1H,dd,J=8.8,2.4H
z),8.09(2H,d,J=8.8Hz),8.3
8(1H,d,J=2.4Hz). MS(FAB)m/z229(M+H). 元素分析:C1312として 計算値:C,68.41;H,5.30;N,12.2
7. 分析値:C,68.78;H,5.45;N,12.0
9.
【0671】参考例10 4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ピ
リジン−5−イル]安息香酸メチル 室温下、4−(2−アミノピリジン−5−イル)安息香
酸メチル(200mg)をtert−ブタノール(20
ml)に懸濁させ、ジ−tert−ブチルジカーボネイ
ト(286mg)を加えて24時間攪拌した。溶媒を留
去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(1%メタノール−ジクロロメタン)により精製し、無
色固体として標題化合物(155mg,54%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.55(9H,s),
3.95(3H,s),7.63(2H,d,J=8.
3Hz),7.92(1H,dd,J=8.8,2.4
Hz),8.07(1H,d,J=8.8Hz),8.
09(1H,brs),8.12(2H,d,J=8.
3Hz),8.55(1H,d,J=2.4Hz). MS(FAB)m/z329(M+H). 元素分析:C1820として 計算値:C,65.84;H,6.14;N,8.5
3. 分析値:C,65.67;H,6.02;N,8.4
0.
【0672】参考例11 4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ピ
リジン−5−イル]安息香酸 室温下、4−[2−(tert−ブトキシカルボニルア
ミノ)ピリジン−5−イル]安息香酸メチル(250m
g)をテトラヒドロフラン(10ml)とメタノール
(10ml)の混合溶媒に懸濁させ、1規定水酸化ナト
リウム水溶液(8ml)を加えて5時間攪拌した。クエ
ン酸水溶液を加え反応液を弱酸性にして、飽和食塩水と
n−ブタノールを加え、有機層を分取して無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を留去し粗精製物として、標
題化合物(120mg,49%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.49(9H,
s),7.83(2H,d,J=8.3Hz),7.9
1(1H,d,J=8.8Hz),8.02(2H,
d,J=8.3Hz),8.13(1H,dd,J=
8.8,2.4Hz),8.65(1H,d,J=2.
4Hz),9.95(1H,s),12.99(1H,
br s).
【0673】参考例12 1−[4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)ピリジン−5−イル]ベンゾイル]−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 4−[2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]
ピリジン−5−イル]安息香酸(74mg)および1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン トリフルオロ酢酸塩(110mg)をジクロ
ロメタン(20ml)とN,N−ジメチルホルムアミド
(1ml)の混合溶媒に懸濁させ、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(35mg)、N−メチルモルホリン
(34μl)を加えて、氷冷下、1−(3−ジメチルア
ミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩
(68mg)を加えた。室温にて6時間撹拌後、溶媒を
留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(1%メタノール−ジクロロメタン)にて精製した。溶
媒を留去して標題化合物(128mg,90%)得た。 H−NMR(CDCl)δ1.54(9H,s),
3.00−3.30(4H,m),3.50−4.10
(4H,m),7.39(2H,d,J=7.8H
z),7.54(2H,d,J=7.8Hz),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.71
(1H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.84
(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.88
(1H,br s),7.9−8.0(3H,m),
8.03(1H,d,J=8.8Hz),8.31(1
H,s),8.46(1H,d,J=2.4Hz).
【0674】参考例13 4−(4−アミノフェニル)安息香酸 塩酸塩 参考例2と同様の反応により、原料として4−ブロモア
ニリン、4−カルボキシフェニルボロン酸を用いて、標
題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.31(2H,
d,J=7.3Hz,),7.75−7.85(4H,
m,),8.09(2H,d,J=8.3Hz).MS
(FAB)m/z228(M+H). 元素分析:C1311NO・HClとして 計算値:C,62.53;H,4.84;N,5.6
1;Cl,14.20. 分析値:C,62.33;H,4.83;N,5.5
0;Cl,14.14.
【0675】参考例14 4−[4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)フ
ェニル]安息香酸メチル参考例9と参考例10と同様の
反応により、4−(4−アミノフェニル)安息香酸 塩
酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.54(9H,s),
3.94(3H,s),6.56(1H,br s),
7.46(2H,d,J=8.8Hz),7.57(2
H,d,J=8.8Hz),7.63(2H,d,J=
8.3Hz),8.08(2H,d,J=8.3H
z). MS(FAB)m/z328(M+H). 元素分析:C1921NOとして 計算値:C,69.71;H,6.47;N,4.2
8. 分析値:C,69.49;H,6.44;N,4.4
2.
【0676】参考例15 4−[4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)フ
ェニル]安息香酸 参考例11と同様の反応により、4−[4−(tert
−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル]安息香酸メチ
ル(501mg)を原料として、標題化合物(426m
g,89%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.54(9H,s),
6.57(1H,brs),7.47(2H,d,J=
8.3Hz),7.59(2H,d,J=8.3H
z),7.66(2H,d,J=8.3Hz),8.1
3(2H,d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z314(M+H). 元素分析:C1819NOとして 計算値:C,68.99;H,6.11;N,4.4
7. 分析値:C,68.91;H,6.27;N,4.2
4.
【0677】参考例16 1−[4−[4−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)フェニル]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、4−[4−(tert
−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル]安息香酸(1
50mg)および1−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩
(203mg)を原料として、標題化合物(303m
g,100%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.53(9H,s),
2.90−3.30(4H,m),3.50−4.10
(4H,m),6.56(1H,s),7.35(2
H,d,J=8.3Hz),7.44(2H,d,J=
8.3Hz),7.49(2H,d,J=8.3H
z),7.54(2H,d,J=8.3Hz),7.5
9(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.76
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.90−
7.95(3H,m),8.30(1H,br s).
【0678】参考例17 4−アセチル安息香酸メチル 室温で4−アセチル安息香酸メチル(3.28g)をテ
トラヒドロフラン(100ml)とメタノール(7m
l)の混合溶媒に溶解させ、氷冷下、トリメチルシリル
ジアゾメタン(2.0Mヘキサン溶液,12ml)をゆ
っくり滴下した。室温まで昇温し30分間攪拌した後、
溶媒を留去した。残さに炭酸水素ナトリウム水溶液及び
エーテルを加えて有機層を分取し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を留去後、ヘキサンで結晶化させ標
題化合物(2.90g,82%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.65(3H,s),
3.96(3H,s),8.01(2H,d,J=8.
3Hz),8.13(2H,d,J=8.3Hz). MS(EI)m/z178M. 元素分析:C1010として 計算値:C,67.41;H,5.66. 分析値:C,67.28;H,5.53.
【0679】参考例18 4−ブロモアセチル安息香酸メチル 15℃で4−アセチル安息香酸メチル(2.23g)を
臭化水素酸酢酸溶液(30%,10ml)に溶解させ
た。この反応液に、15℃を保つように臭素をゆっくり
滴下した。10分間攪拌した後、反応液を4℃まで冷却
しメタノール(50ml)と水(50ml)の混合溶媒
を加えて結晶化させ、ヘキサンで洗浄した。濾取して無
色固体として標題化合物(2.29g,71%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ3.96(3H,s),
4.47(2H,s),8.05(2H,d,J=8.
8Hz),8.16(2H,d,J=8.8Hz). MS(FAB)m/z257[(M+H)79
r],259[(M+H)81Br]. 元素分析:C10BrOとして 計算値:C,46.72;H,3.53. 分析値:C,46.36;H,3.63.
【0680】参考例19 4−(2−アミノチアゾール−4−イル)安息香酸メチ
ル 室温で4−ブロモアセチル安息香酸メチル(1.00
g)とチオ尿素(296mg)をイソプロパノール(1
00ml)に溶解させ、15分間加熱還流した。同温攪
拌下、この反応液に無水炭酸ナトリウム(206mg)
を加えて20分間加熱還流した。反応終了後、氷冷下、
水(50ml)を加えて析出してきた固体を濾取した。
これを水とジクロロメタンに溶解して有機層を分取し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、析出し
てきた淡黄色固体をエーテル洗浄して標題化合物(63
4mg,70%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.93(3H,s),
4.96(2H,brs),6.88(1H,s),
7.85(2H,d,J=8.8Hz),8.05(2
H,d,J=8.8Hz). MS(FAB)m/z235(M+H)
【0681】参考例20 4−(2−アミノチアゾール−4−イル)安息香酸 室温下、4−(2−アミノチアゾール−4−イル)安息
香酸メチル(300mg)をテトラヒドロフラン(5m
l)とメタノール(5ml)の混合溶媒に懸濁させた。
この反応液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10m
l)を加えて1時間攪拌した。さらにN,N−ジメチル
ホルムアミド(5ml)を加えて6時間加熱還流した。
反応終了後溶媒を留去し、水および1規定塩酸を順次加
え析出してきた淡黄色固体を濾取、淡黄色固体として標
題化合物(229mg,69%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.30(1H,b
r s),7.87(2H,d,J=8.3Hz),
7.95−8.00(2H,m). MS(FAB)m/z221(M+H). 元素分析:C10S・0.75HCl・
0.6HOとして 計算値:C,46.48;H,3.88;N,10.8
4;Cl,10.29;S,12.41. 分析値:C,46.36;H,4.12;N,10.6
4;Cl,10.05;S,12.33.
【0682】参考例21 4−(イミダゾール−4−イル)安息香酸メチル 室温で4−ブロモアセチル安息香酸メチル(2g)をホ
ルムアミド(100ml)に溶解させ、180℃で90
分間攪拌した。反応終了後、反応液を氷冷し、水と1規
定塩酸に溶解して、合成吸着剤クロマトグラフィー(ダ
イヤイオン(登録商標)HP−20,水〜50%アセト
ニトリル−水)にて精製した。さらに、得られた粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(5%メタノ
ール−ジクロロメタン)で精製し、淡黄色固体として標
題化合物(844mg,54%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.93(3H,s),
7.46(1H,s),7.75(1H,s),7.8
6(2H,m),8.07(2H,d,J=8.3H
z). MS(FAB)m/z203(M+H)
【0683】参考例22 4−[1−トリフェニルメチルイミダゾール−4(5)
−イル]安息香酸メチル4−(イミダゾール−4−イ
ル)安息香酸メチル(828mg)をジクロロメタン
(50ml)に溶解させ、氷冷下ジイソプロピルエチル
アミン(856μl)および塩化トリフェニルメチル
(1.37g)を加え、室温にて16時間攪拌した。溶
媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ジクロロメタン)で精製し、無色ガラス状固体とし
て標題化合物(1.08g,59%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.90(3H,s),
7.15−7.22(6H,m),7.23(1H,
d,J=1.5Hz),7.30−7.40(15H,
m),7.52(1H,d,J=1.5Hz),7.7
9(2H,d,J=8.3Hz),8.01(2H,
d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z445(M+H)
【0684】参考例23 4−[1−トリフェニルメチルイミダゾール−4(5)
−イル]安息香酸 室温で、4−[1−トリフェニルメチルイミダゾール−
4(5)−イル]安息香酸メチル(1.04g)をテト
ラヒドロフラン(10ml)とメタノール(10ml)
の混合溶媒に溶解させ、3規定水酸化ナトリウム水溶液
(6ml)を加えて5時間攪拌した。テトラヒドロフラ
ンとメタノールを減圧下溶媒留去し、クエン酸水溶液を
加え反応液を弱酸性にし、水とジクロロメタンを加えて
有機層を分取した。飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を留去し無色ガラス状固体として
粗精製物の標題化合物(1.13g,quant.)を
得た。 H−NMR(CDCl)δ7.15−7.22(6
H,m),7.23(1H,d,J=1.5Hz),
7.30−7.40(9H,m),7.69(1H,
d,J=1.5Hz),7.81(2H,d,J=8.
3Hz),8.10(2H,d,J=8.3Hz).
【0685】参考例24 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[1−トリフェニルメチルイミダゾー
ル−4(5)−イル]ベンゾイル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、4−[1−トリフェニ
ルメチルイミダゾール−4(5)−イル]安息香酸(3
71mg)および1−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩(300mg)
を原料として、無色ガラス状固体として標題化合物(5
60mg,90%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.90−3.30(4
H,m),3.50−4.10(4H,m),7.15
−7.20(6H,m),7.28(2H,d,J=
8.3Hz),7.30−7.40(9H,m),7.
49(1H,d,J=1.0Hz),7.59(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.71(2H,
d,J=8.3Hz),7.75(1H,dd,J=
8.8,1.5Hz),7.90−7.95(3H,
m),8.29(1H,br s). MS(FAB)m/z723(M+H)
【0686】参考例25 4−[2−アミノイミダゾール−4−イル]安息香酸
塩酸塩 室温で4−ブロモアセチル安息香酸メチル(1.37
g)およびアセチルグアニジン(1.62g)をアセト
ニトリルに懸濁させ、16時間加熱還流した。溶媒を減
圧留去して水を加えて析出してきた不溶物を濾取し、エ
タノールで洗浄して、4−[2−アミノイミダゾール−
4−イル]安息香酸メチルを得た。これをジオキサン
(10ml)と1規定塩酸(10ml)の混合溶媒に溶
解させ、8時間加熱還流した。溶媒を留去して残さにテ
トラヒドロフランを加えて固化させ、濾取して標題化合
物(500mg,39%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.55−7.65
(3H,m),7.80(2H,d,J=8.3H
z),7.98(2H,d,J=8.3Hz),12.
20−13.30(3H,m). MS(FAB)m/z204(M+H). 元素分析:C10・HCl・0.5H
として 計算値:C,48.30;H,4.46;N,16.9
0;Cl,14.26. 分析値:C,48.03;H,4.10;N,16.4
9;Cl,14.12.
【0687】参考例26 1−[4−ブロモ−2−(tert−ブトキシカルボニ
ル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン 4−ブロモフタル酸無水物(1.96g)と1−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 塩酸塩(3.00g)を氷冷下ジクロロメタン(2
00ml)に懸濁させ、ジイソプロピルエチルアミン
(3.76ml)を加えて20分間攪拌した。希塩酸と
ジクロロメタンを加えて有機層を分取し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。溶媒を200mlになるまで濃縮
後、氷冷下N,N’−ジイソプロピル−O−tert−
ブチルイソ尿素(2.6g)を加えて、室温で3日間攪
拌した。希塩酸とジクロロメタンを加えて有機層を分取
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:
1〜1:1)により精製して無色固体の標題化合物
(1.78g,35%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30(9H,s),
2.90−3.40(6H,m),3.80−4.00
(2H,m),7.01(1H,d,J=8.3H
z),7.59(1H,dd,J=8.3,2.0H
z),7.61(1H,dd,J=8.3,2.0H
z),7.76(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.85−7.95(3H,m),8.00(1
H,d,J=2.0Hz),8.29(1H,br
s).
【0688】参考例27 1−[2−tert−ブトキシカルボニル−4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン塩酸塩 参考例7と同様の反応により1−[4−ブロモ−2−
(tert−ブトキシカルボニル)ベンゾイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジンおよびジエチル(4−ピリジル)ボラン(Ch
em.Pharm.Bull.,33,4755,19
85)を原料として、標題化合物を得た。H−NMR
(CDCl)δ1.37(9H,s),2.80−
3.50(6H,m),3.80−4.00(2H,
m),7.40(1H,d,J=7.8Hz),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.77
(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.87
(1H,dd,J=7.8,2.0Hz),7.90−
7.95(3H,m),8.10(2H,d,J=6.
8Hz),8.25(1H,d,J=2.0Hz),
8.31(1H,br s),8.90(2H,d,J
=6.8Hz). MS(FAB)m/z592(M+H). 元素分析:C3130ClNS・HCl・0.
2HO・THFとして 計算値:C,59.69;H,5.64;N,5.9
7;Cl,10.07;S,4.55. 分析値:C,59.55;H,5.45;N,5.8
7;Cl,9.97;S,4.68.
【0689】参考例28 5−(4−ピリジル)チオフェン−2−カルボン酸 塩
酸塩 参考例6と同様の反応により、5−ブロモチオフェン−
2−カルボン酸、ジエチル(4−ピリジル)ボラン(C
hem.Pharm.Bull.,33,4755,1
985)を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.87(1H,
d,J=3.9Hz),8.17(1H,d,J=3.
9Hz),8.29(2H,d,J=6.8Hz),
8.88(2H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z206(M+H). 元素分析:C10NOS・HCl・0.8H
として 計算値:C,46.90;H,3.78;N,5.4
7;Cl,13.84;S,12.52. 分析値:C,46.77;H,3.76;N,5.2
7;Cl,13.83;S,12.56.
【0690】参考例29 5−(4−ピリジル)フラン−2−カルボン酸 塩酸塩 参考例6と同様の反応により、5−ブロモフラン−2−
カルボン酸およびジエチル(4−ピリジル)ボラン(C
hem.Pharm.Bull.,33,4755,1
985)を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.49(1H,
d,J=3.4Hz),7.80−7.90(1H,
m),8.20−8.30(2H,m),8.85−
8.95(2H,m).
【0691】参考例30 4−(2−ピリジル)安息香酸 塩酸塩 2−(p−トリル)ピリジン(17.2g)を水(20
0ml)に加え、過マンガン酸カリウム(21.0g)
を加え、18時間加熱還流した。沈殿物を濾去後、濾液
にジクロロメタンを加えて水層を分取し、2規定塩酸で
酸性にした。酸性の水溶液を濃縮し、析出物を濾取し、
水、酢酸エチルで洗浄して、白色固体の標題化合物
(7.07g,35%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.60(1H,
t,J=5.9Hz),8.08(2H,d,J=7.
8Hz),8.17(2H,m),8.21(2H,
d,J=7.8Hz),8.78(1H,d,J=4.
9Hz). MS(EI)m/z199M
【0692】参考例31 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル)ピペラ
ジン 塩酸塩 参考例1と同様の反応により、tert−ブチル1−ピ
ペラジンカルボキシレート、(E)−4−クロロスチリ
ルスルホニルクロライド(WO96/10022)を原
料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.20(4H,b
r s),3.33−3.38(4H,m),7.47
(2H,s),7.53(1H,d,J=8.8H
z),7.82(1H,d,J=8.8Hz). 元素分析:C1215ClNS・HClとして 計算値:C,44.59;H,4.99;Cl,21.
94;N,8.67;S,9.92. 分析値:C,44.42;H,4.78;Cl,21.
83;N,8.68;S,9.87.
【0693】参考例32 4−(2,4−ジアミノ−6−ピリミジル)安息香酸
塩酸塩 6−クロロ−2,4−ジアミノピリミジン(434m
g)をトルエン(9ml)に溶解し、4−カルボキシフ
ェニルボロン酸(667mg)、エタノール(2.5m
l),炭酸ナトリウム(635mg)、水(3.0m
l)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)ジクロライド(65mg)を加え、アルゴンガス雰
囲気下24時間加熱還流した。酢酸エチルと水を加えて
水層を分取し、2規定塩酸を加え、酸性にして不溶物を
濾取し、水、テトラヒドロフランで洗浄、乾燥させて標
題化合物(371mg,54%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ6.43(1H,
s),7.30−7.80(2H,br),7.96
(2H,d,J=7.8Hz),8.12(2H,d,
J=7.8Hz),8.27(2H,br s),1
2.77(1H,br),13.33(1H,br). MS(EI)m/z230M. 元素分析:C1110S・0.95HCl・
1.9HOとして 計算値:C,44.17;H,4.97;Cl,11.
26;N,18.73. 分析値:C,44.33;H,4.97;Cl,11.
32;N,18.65.
【0694】参考例33 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[4−(2−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン 参考例3と同様の反応により、参考例30で得られた4
−(2−ピリジル)安息香酸 塩酸塩、tert−ブチ
ル1−ピペラジンカルボキシレートを原料として、標題
化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
3.43(4H,br),3.51(2H,br),
3.76(2H,br),7.28(1H,d,J=
5.9Hz),7.52(2H,d,J=7.8H
z),7.76(1H,m),7.79(1H,m),
8.05(2H,d,J=7.8Hz),8.71(1
H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z368(M+H). 元素分析:C2125・0.1HOとして 計算値:C,68.31;H,6.88;N,11.3
8. 分析値:C,68.26;H,6.86;N,11.4
2.
【0695】参考例34 2−[4−[[4−(tert−ブトキシカルボニル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジ
ン N−オキシド 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[4−(2−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン(517mg)のジ
クロロメタン溶液(ジクロロメタン8ml)を−10℃
でメタクロロ過安息香酸(789mg)を加え、24時
間攪拌した。ジクロロメタンで希釈し、少量のチオ硫酸
ナトリウム水溶液および飽和食塩水を加えて有機層を分
取し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗
浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)で精製
し、標題化合物(415mg,77%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.47(6H,br),3.76(2H,br),
7.29(1H,m),7.34(1H,t,J=7.
8Hz),7.44(1H,dd,J=7.8,2.0
Hz),7.52(2H,d,J=7.8Hz),7.
90(2H,d,J=7.8Hz),8.35(1H,
d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z384(M+H)
【0696】参考例35 2−[4−[(1−ピペラジニル)カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 塩酸塩 2−[4−[[4−(tert−ブトキシカルボニル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジ
ン N−オキシドをジクロロメタン(2.5ml)に溶
解し、飽和塩酸エタノール溶液(2.5ml)を加え、
室温で1時間攪拌した。溶媒を減圧留去後、水を加えて
水溶液とした。この水溶液にアセトンを溶液が白濁する
まで加え、析出物を濾取し、アセトンで洗浄して標題化
合物(274mg,81%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.17(4H,b
r s),3.50−3.95(4H,br),7.4
3(1H,d,J=3.9Hz),7.44(1H,
d,J=3.9Hz),7.57(2H,d,J=8.
8Hz),7.66(1H,t,J=3.9Hz),
7.92(2H,d,J=8.8Hz),8.36(1
H,t,J=3.9Hz),9.21(2H,br). MS(FAB)m/z284(M+H)
【0697】参考例36 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[4−
(3−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン 参考例3と同様の反応により、参考例8で得られた4−
(3−ピリジル)安息香酸 塩酸塩、tert−ブチル
1−ピペラジンカルボキシレートを原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
3.35−3.85(8H,br),7.38(1H,
dd,J=7.8,4.9Hz),7.52(2H,
d,J=8.3Hz),7.63(2H,d,J=8.
3Hz),7.88(1H,m),8.62(1H,d
d,J=1.5,4.9Hz),8.84(1H,d,
J=2.0Hz).
【0698】参考例37 3−[4−[[4−(tert−ブトキシカルボニル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジ
ン N−オキシド 参考例34と同様の反応により、1−(tert−ブト
キシカルボニル)−4−[4−(3−ピリジル)ベンゾ
イル]ピペラジンを原料として、無色固体の標題化合物
を得た。H−NMR(CDCl)δ1.48(9
H,s),3.35−4.83(8H,br),7.3
8(1H,m),7.47(1H,m),7.49−
7.65(4H,m),8.23(1H,dd,J=
6.4,1.5Hz),8.47(1H,t,J=1.
5Hz). MS(FAB)m/z384(M+H). 元素分析:C2125・0.25HOとし
て 計算値:C,65.02;H,6.63;N,10.8
3. 分析値:C,65.30;H,6.65;N,10.4
3.
【0699】参考例38 2−ヒドロキシ4−(4−ピリジル)安息香酸 4−アミノ−2−ヒドロキシ安息香酸(5.04g)を
水(22.5ml)および47%臭化水素酸水溶液(2
2.5ml)に溶解した。反応液を5℃以下に保ちなが
ら、亜硝酸ナトリウム(2.26g)の水溶液(水1
5.0ml)を滴下し、氷冷中で30分間攪拌した。こ
の反応液を、臭化第一銅(5.63g)を47%臭化水
素酸水溶液(15ml)に溶解した溶液中に、氷冷下徐
々に加え、室温で150分間攪拌した。反応液に酢酸エ
チルを加えて抽出し、有機層を水で洗浄して無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン〜10%メタノール−ジクロロメタン)にて精製し、
4−ブロモ−2−ヒドロキシ安息香酸の粗精製物(5.
51g)を得た。この粗精製物(298mg)を用い
て、参考例6と同様の反応により標題化合物(70m
g,21%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.30−7.40
(2H,m),7.78(2H,d,J=4.4H
z),7.92(1H,d,J=6.3Hz),8.6
9(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z216(M+H)
【0700】参考例39 4−ブロモ−3−ヒドロキシ安息香酸 3−ヒドロキシ安息香酸(5.00g)を酢酸(24.
5ml)に懸濁させ、氷冷下臭素(1.9ml)の酢酸
溶液(酢酸5ml)を滴下し、室温で33時間攪拌し
た。反応液を氷冷し、析出晶をろ取し、酢酸で洗浄して
標題化合物(1.68g,21%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.28(1H,d
d,J=7.8,2.0Hz),7.51(1H,d,
J=2.0Hz),7.59(1H,d,J=8.3H
z),10.54(1H,br s),12.84(1
H,br).
【0701】参考例40 4−ブロモ−3−メトキシ安息香酸メチル 参考例17と同様の反応により、4−ブロモ−3−ヒド
ロキシ安息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.92(3H,s),
3.96(3H,s),7.51(1H,dd,J=
8.3,2.0Hz),7.55(1H,d,J=2.
0Hz),7.61(1H,d,J=8.8Hz).
【0702】参考例41 3−メトキシ−4−(4−ピリジル)安息香酸 4−ブロモ−3−メトキシ安息香酸メチル、ジエチル
(4−ピリジル)ボラン(Chem.Pharm.Bu
ll.,33,4755,1985)を用いて参考例7
と同様の反応を行った。得られた粗生成物を用いて参考
例8と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.93(3H,s),
7.65−7.75(3H,m),8.20(2H,
d,J=5.4Hz),8.94(2H,d,J=6.
3Hz). MS(FAB)m/z230(M+H)
【0703】参考例42 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシ
カルボニルピペラジン 氷冷下、1−tert−ブトキシカルボニル−3−エト
キシカルボニルピペラジン(517mg)、6−クロロ
−2−ナフチルスルホニルクロライド(WO96/10
022)(588mg)をジクロロメタン(18ml)
に溶解し、ジイソプロピルエチルアミン(0.59m
l)を加え、室温で63時間撹拌した。溶媒を減圧留去
して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製し、標題
化合物(688mg,71%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.05(3H,t,J
=7.1Hz),1.38(9H,s),2.80−
4.70(9H,m),7.55(1H,dd,J=
8.6,2.2Hz),7.77(1H,dd,J=
8.6,1.7Hz),7.85−7.90(3H,
m),8.33(1H,s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37].
【0704】参考例43 4−tert−ブトキシカルボニル−2−エトキシカル
ボニル−1−[4−(3−ピリジル)ベンゾイル]ピペ
ラジン 参考例12と同様の反応により、4−(3−ピリジル)
安息香酸、1−tert−ブトキシカルボニル−3−エ
トキシカルボニルピペラジンを原料として標題化合物を
得た。 H−NMR(CDCl)δ1.20−1.40(3
H,m),1.46(9H,s),2.70−4.80
(8H,m),5.35(1H,br),7.35−
7.70(5H,m),7.85−7.95(1H,
m),8.64(2H,dd,J=4.6,1.7H
z),8.86(1H,s). MS(FAB)m/z440(M+H)
【0705】参考例44 N−tert−ブトキシカルボニルトラネキサム酸メチ
ル 氷冷下メタノール(20ml)に塩化チオニル(1m
l)を滴下したのちトラネキサム酸(2.04g)を加
え、3時間加熱還流した。反応液を減圧留去して得られ
た残さをエーテル中にて粉砕して濾取し、無色結晶
(2.31g)を得た。得られた結晶(2.10g)を
ジクロロメタン(40ml)に溶解し、N−メチルモル
ホリン(1.2ml)を加えた。氷冷下ジ−tert−
ブチルジカーボネイト(2.51g)のジクロロメタン
溶液(ジクロロメタン3ml)を加えて、室温にて18
時間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈した後に
水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1〜3:1)で精製
した。さらにヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結
晶して、無色結晶(2.09g,65%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.90−1.10(2
H,m),1.40−1.60(12H,m),1.8
0−1.90(2H,m),2.00−2.10(2
H,m),2.24(1H,m),2.98(2H,
m),3.66(3H,s),4.58(1H,b
r). 元素分析:C1425NOとして 計算値:C,61.97;H,9.29;N,5.1
6. 分析値:C,62.15;H,9.42;N,5.1
2.
【0706】参考例45 trans−4−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)シクロヘキシルメタノール N−tert−ブトキシカルボニルトラネキサム酸メチ
ル(1.00g)をテトラヒドロフラン(10ml)と
メタノール(2ml)の混合溶液に溶解し、氷冷下水素
化ホウ素ナトリウム(0.44g)を加えて室温にて2
4時間攪拌した。反応液を、水を加えた後に減圧濃縮
し、酢酸エチルと希塩酸を加えて有機層を分取した。無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られ
た残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1回
目;ジクロロメタン〜ジクロロメタン:メタノール=2
0:1,2回目;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で繰
り返し精製して、無色結晶(0.74g,82%)を得
た。なお一部をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再
結晶して、無色結晶を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.90−1.10(4
H,m),1.30−1.60(12H,m),1.8
0−2.00(4H,m),2.98(2H,m),
3.45(2H,d,J=6.4Hz),4.59(1
H,br). 元素分析:C1325NOとして 計算値:C,64.17;H,10.35;N,5.7
6. 分析値:C,64.31;H,10.03;N,5.7
4.
【0707】参考例46 trans−4−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサルデヒド trans−4−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)シクロヘキシルメタノール(0.20
g)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、ピリジニウ
ムクロロクロメイト(0.23g)を加えて室温にて3
時間攪拌後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製して、標
題化合物(0.15g,76%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.00(2H,m),
1.27(2H,m),1.40−1.60(1H,
m),1.44(9H,s),1.88(2H,m),
2.02(2H,m),2.18(1H,m),3.0
0(2H,t,J=6.4Hz),4.61(1H,b
r),9.62(1H,s). MS(FAB)m/z242(M+H)
【0708】参考例47 1−[trans−4−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル)シクロヘキシルメチル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン trans−4−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサルデヒド
(0.13g)をジクロロメタン(7ml)に溶解し、
1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩(0.24g)、
トリエチルアミン(78μl)、水素化トリアセトキシ
ホウ素ナトリウム(0.17g)を加えてアルゴンガス
雰囲気下室温にて11時間攪拌した。反応液に炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、ジクロロメタンで希釈して有
機層を分取した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し
て、標題化合物(0.29g,100%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.70−0.90(4
H,m),1.30−1.50(2H,m),1.42
(9H,s),1.70−1.80(4H,m),2.
09(2H,d,J=7.3Hz),2.46(4H,
m),2.92(2H,m),3.08(4H,m),
4.53(1H,br),7.56(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.78(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.80−8.00(3H,
m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H),Cl37].
【0709】参考例48 1−[trans−4−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニル]−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 参考例11、参考例12と同様の反応により、標題化合
物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.80−1.00(2
H,m),1.40−1.60(3H,m),1.42
(9H,s),1.60−1.70(2H,m),1.
70−1.90(2H,m),2.30(1H,m),
2.95(2H,m),3.07(4H,m),3.5
8(2H,br),3.70(2H,br),4.57
(1H,m),7.58(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.75(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),7.90−8.00(3H,m),8.
30(1H,s). MS(FD)m/z549(M,Cl35),551
(M,Cl37).
【0710】参考例49 N−[trans−4−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニル]グリ
シンベンジルエステル 参考例11、参考例12と同様の反応により、N−te
rt−ブトキシカルボニルトラネキサム酸メチルおよび
グリシンベンジルエステルを原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(CDCl)δ0.96(2H,m),
1.44(9H,s),1.40−1.60(3H,
m),1.80−1.90(2H,m),1.90−
2.00(2H,m),2.10(1H,m),2.9
8(2H,m),4.08(2H,d,J=4.9H
z),4.57(1H,br),5.19(2H,
s),5.97(1H,m),7.30−7.40(5
H,m). 元素分析:C2232として 計算値:C,65.32;H,7.97;N,6.9
3. 分析値:C,65.05;H,7.89;N,7.1
6.
【0711】参考例50 1−[N−[trans−4−(N−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニ
ル]グリシル]]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン N−[trans−4−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニル]グリ
シンベンジルエステル(0.22g)をテトラヒドロフ
ラン(11ml)に懸濁させ、10%パラジウム炭素
(約50%水分含有,50mg)を加えて、室温にて1
4時間常圧接触還元を行った。触媒を濾去後、溶媒を減
圧留去した。得られた残さを用いて参考例12と同様の
反応により、標題化合物(0.32g,98%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ0.80−1.00(2
H,m),1.30−1.50(3H,m),1.43
(9H,s),1.80−2.00(4H,m),2.
06(1H,m),2.95(2H,m),3.10−
3.20(4H,m),3.52(2H,m),3.7
4(2H,m),3.94(2H,d,J=4.4H
z),4.54(1H,m),6.40(1H,m),
7.59(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.74(1H,dd,J=8.8,1.5Hz),
7.80−8.00(3H,m),8.30(1H,
s). MS(FAB)m/z607[(M+H),C
35],609[(M+H),Cl37].
【0712】参考例51 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ホモピペラジン 塩酸塩 室温でホモピペラジン(5g)をテトラヒドロフラン
(100ml)に溶解し、2−(tert−ブトキシカ
ルボニルオキシイミノ)−2−フェニルアセトニトリル
(12.3g)をゆっくり加え3時間攪拌した。反応終
了後、溶媒を留去し残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(10〜20%メタノール−ジクロロメタン)
にて精製して、エタノール性1規定塩酸を加えて、溶媒
を溜去してエータルを加えて固化させ、粉末(7.46
g)を得た。これを用いて、参考例1と同様の反応によ
り、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.00(2H,b
r s),3.10−3.30(4H,m),3.30
−3.50(2H,m),3.55−3.65(2H,
m),7.72(1H,d,J=8.8Hz),7.8
9(1H,d,J=8.3Hz),8.17(1H,
d,J=8.8Hz),8.22−8.28(2H,
m),8.56(1H,s),9.29(2H,br
s).MS(FAB)m/z325(M+H). 元素分析:C1517ClNS・HClとして 計算値:C,49.89;H,5.02;N,7.7
5;Cl,19.63. 分析値:C,49.94;H,5.05;N,7.4
7;Cl,19.65.
【0713】参考例52 1−[trans−4−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニル]−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
ホモピペラジン 参考例48と同様の反応により、N−tert−ブトキ
シカルボニルトラネキサム酸メチル、1−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ホモピペラジン
塩酸塩を用いて、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.80−1.00(2
H,m),1.40−1.60(3H,m),1.43
(9H,s),1.60−1.90(4H,m),1.
90−2.10(2H,m),2.30−2.40(1
H,m),2.97(2H,m),3.30−3.50
(4H,m),3.60−3.80(4H,m),4.
64(1H,br),7.50−7.60(1H,
m),7.70−7.80(1H,m),7.80−
8.00(3H,m),8.33 and8.35(1
H,each s). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37].
【0714】参考例53 4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)安息香酸メチル 参考例44と同様に、4−アミノメチル安息香酸を原料
として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
3.91(3H,s),4.37(2H,d,J=5.
4Hz),4.92(1H,br),7.35(2H,
d,J=8.3Hz),8.00(2H,d,J=8.
3Hz). 元素分析:C1419NOとして 計算値:C,63.38;H,7.22;N,5.2
8. 分析値:C,63.20;H,7.02;N,5.5
8.
【0715】参考例54 1−[4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ
メチル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例48と同様に、4−(N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)安息香酸メチル、1−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
塩酸塩を用いて標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
3.00−3.30(4H,br),3.40−4.0
0(4H,br),4.31(2H,d,J=5.9H
z),4.90(1H,br),7.27(4H,
m),7.59(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),7.75(1H,d,J=8.8Hz),7.9
0−8.00(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z544[(M+H),C
35],546[(M+H),Cl37].
【0716】参考例55 3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)安息香酸メチル 3−メチル安息香酸メチル(1.00g)を四塩化炭素
(10ml)に溶解し、N−ブロモこはく酸イミド
(1.22g)、2,2アゾビスイソブチロニトリル
(触媒量)を加えて、水銀灯照射下1時間加熱還流し
た。不溶物を濾去後、溶媒を減圧留去して得られた残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル=20:1)で精製して、無色油状物(1.3
4g)を得た。得られた無色油状物(0.62g)を
N,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、
アジ化ナトリウム(0.38g)を加えて室温にて20
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、酢酸エチルで希釈
し、水洗して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減
圧留去して得られた残さをテトラヒドロフラン(15m
l)に溶解し、トリフェニルホスフィン(0.75g)
を加えて外温約50℃にて5時間攪拌した。この反応液
に約28%アンモニア水(7ml)を加えてさらに2時
間攪拌後、反応液を減圧濃縮してエーテルで抽出し、希
塩酸を加えて酸性として水層を分取した。これに希水酸
化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性としてジクロロ
メタンで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を減圧留去して得られた残さをジクロロメタン(7m
l)に溶解し、氷冷下ジ−tert−ブチルジカーボネ
イト(0.45g)を加えて室温にて3日間攪拌した
後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:
1)で精製して、標題化合物(0.29g,35%)を
得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
3.91(3H,s),4.36(2H,d,J=5.
9Hz),4.97(1H,br),7.40(1H,
t,J=7.8Hz),7.49(1H,d,J=7.
8Hz),7.90−8.00(2H,m). MS(FAB)m/z266(M+H)
【0717】参考例56 4−シアノメチル安息香酸メチル 4−ヒドロキシメチル安息香酸メチル(1.00g)を
ジクロロメタン(20ml)に溶解して、トリエチルア
ミン(0.9ml)を加えたのち、氷冷下メタンスルホ
ニルクロライド(0.70g)のジクロロメタン溶液
(ジクロロメタン5ml)を加えた。室温にて15時間
攪拌後、反応液をジクロロメタンで希釈し、水洗した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して得ら
れた残さをアセトニトリル(12ml)に溶解し、シア
ン化カリウム(0.80g)、18−クラウン−6
(0.16g)を加えて室温にて40時間攪拌した。反
応液を減圧濃縮後、ジクロロメタンで希釈して水洗し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して
得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ジクロロメタン)で精製し、無色結晶(0.91g,
86%)を得た。一部をヘキサンと酢酸エチルの混合溶
媒より再結晶して、無色結晶を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.82(2H,s),
3.93(3H,s),7.42(2H,d,J=8.
3Hz),8.06(2H,d,J=8.3Hz). 元素分析:C10NOとして 計算値:C,68.56;H,5.18;N,8.0
0. 分析値:C,68.39;H,5.29;N,8.0
8.
【0718】参考例57 4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エ
チル]安息香酸メチル 4−シアノメチル安息香酸メチル(0.20g)をメタ
ノール(15ml)、クロロホルム(0.4ml)の混
合溶液に溶解し、二酸化白金(33mg)を加えて室温
にて3時間3気圧下接触還元を行った。触媒をセライト
濾過により除去して溶媒を減圧留去した。得られた残さ
をジクロロメタン(5ml)に懸濁させ、トリエチルア
ミン(160μl)を加え、氷冷下ジ−tert−ブチ
ルジカーボネイト(0.29g)のジクロロメタン溶液
(ジクロロメタン2ml)を加えて室温にて13時間攪
拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、水洗後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧留去した。得ら
れた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1〜5:1)で精製して、標
題化合物(0.28g,88%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.43(9H,s),
2.86(2H,t,J=6.8Hz),3.39(2
H,m),3.91(3H,s),4.53(1H,b
r),7.27(2H,d,J=8.3Hz),7.9
8(2H,d,J=8.3Hz). 元素分析:C1521NOとして 計算値:C,64.50;H,7.58;N,5.0
1. 分析値:C,64.43;H,7.35;N,4.9
7.
【0719】参考例58 1−[4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)エチル]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例48と同様に、4−[2−(tert−ブトキシ
カルボニルアミノ)エチル]安息香酸メチル、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩を用いて標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
2.79(2H,t,J=6.8Hz),3.10(4
H,br),3.35(2H,m),3.40−4.0
0(4H,br),4.50(1H,br),7.18
(2H,d,J=8.3Hz),7.24(2H,d,
J=8.3Hz),7.59(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.75(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.90−8.00(3H,m),
8.30(1H,s). MS(FAB)m/z558[(M+H),C
35],560[(M+H),Cl37].
【0720】参考例59 4−[[(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸メチル 4−ヒドロキシ安息香酸メチル(1.01g)、(3
R)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−ピロリ
ジノール(1.36g)、トリフェニルホスフィン
(1.73g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶
解した。この溶液に、氷冷下、40%アゾジカルボン酸
ジエチルトルエン溶液(2.87ml)を滴下し、室温
にて20時間撹拌した。反応液に酢酸エチルと10%炭
酸カリウム水溶液を加えて有機層を分取し、さらに10
%炭酸カリウム水溶液、水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥して溶媒を減圧留去した。残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)で精製し、標題化合物(1.60g,76%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
2.00−2.20(2H,m),3.40−3.70
(4H,m),3.89(3H,s),4.96(1
H,br s),6.88(2H,d,J=8.8H
z),7.90−8.00(2H,m).
【0721】参考例60 4−[[(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸 参考例11と同様の反応により、4−[[(3S)−1
−tert−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]
オキシ]安息香酸メチルを原料として、標題化合物を得
た。 H−NMR(CDOD)δ1.45 and 1.
47(9H,eachs),2.10−2.20(2
H,m),3.40−3.70(4H,m),5.00
−5.10(1H,m),6.98(2H,d,J=
8.8Hz),7.97(2H,d,J=8.8H
z).
【0722】参考例61 1−[4−[[(3S)−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン−3−イル]オキシ]ベンゾイル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、4−[[(3S)−1
−tert−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]
オキシ]安息香酸および1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して標題化合物と得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
2.00−2.20(2H,m),3.00−3.20
(4H,m),3.40−3.80(8H,m),4.
88(1H,br s),6.82(2H,d,J=
8.3Hz),7.20−7.30(2H,m),7.
60(1H,dd,J=8.7,1.9Hz),7.7
6(1H,dd,J=8.5,1.7Hz),7.90
−7.95(3H,m),8.30(1H,s). 元素分析:C3034ClNSとして 計算値:C,60.04;H,5.71;N,7.0
0. 分析値:C,60.05;H,5.69;N,6.8
0.
【0723】参考例62 3−[[(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸メチル 参考例59と同様に、3−ヒドロキシ安息香酸メチルを
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45 and 1.
47(9H,eachs),2.05−2.25(2
H,m),3.40−3.70(4H,m),3.92
(3H,s),4.96(1H,br s),7.07
(1H,d,J=7.8Hz),7.30−7.40
(1H,m),7.53(1H,d,J=2.0H
z),7.65(1H,m). MS(FAB)m/z322(M+H)
【0724】参考例63 3−[[(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸 参考例11と同様に、3−[[(3S)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸メチルを原料として、標的化合物を得た。 H−NMR(CDOD)δ1.45 and 1.
47(9H,eachs),2.05−2.25(2
H,m),3.35−3.65(4H,m),5.04
(1H,br s),7.05−7.15(1H,
m),7.30−7.40(1H,m),7.53(1
H,s),7.62(1H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z308(M+H)
【0725】参考例64 1−[3−[[(3S)−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン−3−イル]オキシ]ベンゾイル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 参考例12と同様に、3−[[(3S)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45 and 1.
46(9H,eachs),2.00−2.20(2
H,m),2.95−3.25(4H,m),3.40
−3.90(8H,m),4.84(1H,br
s),6.80−6.90(3H,m),7.20−
7.30(1H,m),7.60(1H,dd,J=
8.8,1.5Hz),7.76(1H,dd,J=
8.5,1.7Hz),7.90−7.95(3H,
m),8.30−8.35(1H,m). MS(FAB)m/z600[(M+H),C
35],602[(M+H),Cl37].
【0726】参考例65 4−[[(3R)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸メチル 参考例59と同様に、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、
(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−ピ
ロリジノールを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.05−2.25(2H,m),3.4−3.7(4
H,m),3.89(3H,s),4.96(1H,b
r s),6.88(2H,d,J=8.8Hz),
7.90−8.00(2H,m). MS(FAB)m/z322(M+H)
【0727】参考例66 4−[[(3R)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸 参考例11と同様に、4−[[(3R)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸メチルを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDOD)δ1.47,1.48(9
H,each s),2.10−2.25(2H,
m),3.40−3.70(4H,m),4.98(1
H,br s),6.91(2H,d,J=8.8H
z),8.00−8.10(2H,m). MS(FAB)m/z308(M+H)
【0728】参考例67 1−[4−[[(3R)−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン−3−イル]オキシ]ベンゾイル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 参考例12と同様に、4−[[(3R)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
2.00−2.20(2H,m),3.00−3.20
(4H,m),3.40−3.80(8H,m),4.
89(1H,br s),6.82(2H,d,J=
8.3Hz),7.20−7.30(2H,m),7.
58(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.7
4(1H,dd,J=8.5,1.7Hz),7.90
−7.95(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z600[(M+H),C
35],602[(M+H),Cl37].
【0729】参考例68 3−[[(3R)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸メチル 参考例59と同様に、3−ヒドロキシ安息香酸メチル、
(3S)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−ピ
ロリジノールを原料として標題化合物を得た。H−N
MR(CDCl)δ1.47(9H,s),2.05
−2.25(2H,m),3.40−3.70(4H,
m),3.92(3H,s),4.95(1H,br
s),7.07(1H,d,J=7.8Hz),7.3
0−7.40(1H,m),7.50−7.55(1
H,m),7.60−7.70(1H,m). MS(FAB)m/z322(M+H)
【0730】参考例69 3−[[(3R)−1−tert−ブトキシカルボニル
−3−ピロリジニル]オキシ]安息香酸 参考例11と同様に、3−[[(3R)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸メチルを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDOD)δ1.48(9H,s),
2.05−2.25(2H,m),3.45−3.70
(4H,m),4.97(1H,br s),7.10
−7.15(1H,m),7.35−7.45(1H,
m),7.58(1H,s),7.70−7.75(1
H,m). MS(FAB)m/z308(M+H)
【0731】参考例70 1−[3−[[(3R)−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン−3−イル]オキシ]ベンゾイル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 参考例12と同様に、3−[[(3R)−1−tert
−ブトキシカルボニル−3−ピロリジニル]オキシ]安
息香酸を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45 and 1.
46(9H,eachs),2.00−2.20(2
H,m),2.95−3.25(4H,m),3.40
−3.90(8H,m),4.84(1H,br
s),6.80−6.90(3H,m),7.20−
7.30(1H,m),7.60(1H,dd,J=
8.5,1.7Hz),7.76(1H,dd,J=
8.5,2.0Hz),7.90−7.95(3H,
m),8.30−8.35(1H,m). MS(FAB)m/z600[(M+H),C
35],602[(M+H),Cl37].
【0732】参考例71 4−(2−アミノ−5−ピリミジル)安息香酸 参考例2と同様の反応により、2−アミノ−5−ブロモ
ピリミジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.81(2H,
d,J=8.8Hz),8.00(2H,d,J=8.
8Hz),8.84(2H,s). MS(FAB)m/z216(M+H)
【0733】参考例72 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(メトキシ
カルボニル)メチレン]ピペリジン ジメチルホスホノ酢酸メチル(1.8ml)をテトラヒ
ドロフラン(40ml)に溶解し、氷冷下60%油性水
素化ナトリウム(450mg)を加えてそのまま攪拌し
た。1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−ピペ
リドン(2.0g)のテトラヒドロフラン溶液(テトラ
ヒドロフラン10ml)を加えて室温にて30分間攪拌
後、酢酸エチルで希釈し、2規定塩酸を加えた。有機層
を分取して飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水
溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1)で精製
し、標題化合物(2.35g,92%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.28(2H,t,J=5.9Hz),2.94(2
H,t,J=5.9Hz),3.48(2H,t,J=
5.9Hz),3.50(2H,t,J=5.9H
z),3.70(3H,s),5.72(1H,s). 元素分析:C1321NOとして 計算値:C,61.16;H,8.29;N,5.4
9. 分析値:C,61.14;H,8.34;N,5.2
0.
【0734】参考例73 (1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イル)酢酸メチル 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(メトキシ
カルボニル)メチレン]ピペリジン(875mg)をエ
タノール(10ml)に溶解し、10%パラジウム炭素
(約50%水分含有,730mg)を加えて、室温にて
3日間常圧接触還元を行った。触媒を濾去後、溶媒を減
圧留去して、標題化合物(871mg,99%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.16(2H,m),
1.45(9H,s),1.65(2H,m),1.9
3(1H,m),2.25(2H,d,J=6.8H
z),2.72(2H,br),3.68(3H,
s),4.08(2H,br). MS(FAB)m/z258(M+H)
【0735】参考例74 (1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イル)酢酸 参考例11と同様に、(1−tert−ブトキシカルボ
ニルピペリジン−4−イル)酢酸メチルを原料として、
標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.18(2H,m),
1.45(9H,s),1.73(2H,m),1.9
4(1H,m),2.29(2H,d,J=6.8H
z),2.72(2H,m),4.10(2H,b
r). MS(EI)m/z243M
【0736】参考例75 1−[(1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イル)アセチル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、(1−tert−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イル)酢酸、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.05(2H,m),
1.43(9H,s),1.63(2H,m),1.9
1(1H,m),2.14(2H,d,J=6.8H
z),2.66(2H,m),3.07(4H,br
s),3.56(2H,br s),3.67(2H,
br s),4.02(2H,br),7.58(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.75(1
H,d,J=8.8Hz),7.91(1H,d,J=
8.8Hz),7.93(1H,d,J=8.8H
z),7.92(1H,s),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H) ,Cl37].
【0737】参考例76 3−(1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イル)プロピオン酸 1−tert−ブトキシカルボニルイソニペコチン酸エ
チルを原料として、水素化ジイソブチルアルミニウムを
用いてアルデヒド体を得た後、参考例72、参考例7
3、参考例74と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.10(2H,m),
1.41(1H,m),1.45(9H,s),1.6
0(2H,q,J=7.8Hz),1.66(2H,
m),2.39(2H,t,J=7.8Hz),2.6
7(2H,m),4.09(2H,br). MS(FAB)m/z258(M+H)
【0738】参考例77 1−[3−(1−tert−ブトキシカルボニルピペリ
ジン−4−イル)プロピオニル]−4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、3−(1−tert−
ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル)プロピオン
酸、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.04(2H,m),
1.35(1H,m),1.44(9H,s),1.4
7(2H,q,J=7.8Hz),1.57(2H,
m),2.24(2H,t,J=7.8Hz),2.6
1(2H,m),3.07(4H,br s),3.5
6(2H,br s),3.71(2H,br s),
4.04(2H,br),7.58(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.75(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.90(1H,d,J=8.
8Hz),7.91(1H,s),7.92(1H,
d,J=8.8Hz),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z550[(M+H),C
35],552[(M+H),Cl37].
【0739】参考例78 (E)−3−(4−ピリジル)アクリル酸 イソニコチンアルデヒドを原料として、参考例72、参
考例74と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ6.79(1H,
d,J=16.6Hz),7.56(1H,d,J=1
6.6Hz),7.66(2H,d,J=5.9H
z),8.62(2H,d,J=5.9Hz),12.
72(1H,br s). MS(EI)m/z149M
【0740】参考例79 1−メトキシカルボニル−3−ピロリン 3−ピロリン(1.1ml)をジクロロメタン(20m
l)に溶解し、氷冷下トリエチルアミン(2.6m
l)、クロロぎ酸メチル(1.2ml)を加えて、室温
にて17時間攪拌した。反応液を減圧留去して得られた
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1)で精製し、標題化合物(0.
95g、52%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.73(3H,s),
4.00−4.20(4H,m),5.70−5.90
(2H,m).
【0741】参考例80 4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ安息香酸メチ
ル 4−ヒドロキシ安息香酸メチル(1.99g)をジクロ
ロメタン(20ml)に溶解し、氷冷下ピリジン(2.
4ml)、無水トリフルオロメタンスルホン酸(3.0
ml)を加えた。室温で6時間攪拌後、さらにピリジン
(1.5ml)、無水トリフルオロメタンスルホン酸
(1.0ml)を加えて5時間攪拌した。ジクロロメタ
ン、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて有機層を分取
し、10%クエン酸水溶液、飽和食塩水で洗浄して無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られ
た残さをシルカゲルカラムカラムクロマトグラフィー
(5%酢酸エチル−ヘキサン)にて精製して標題化合物
(3.22g,86%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.95(3H,s),
7.36(2H,d,J=8.8Hz),8.15(2
H,d,J=8.8Hz). MS(FAB)m/z285(M+H)
【0742】参考例81 4−(1−メトキシカルボニルピロリジン−3−イル)
安息香酸メチル 4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ安息香酸メチ
ル(1.05g)、1−メトキシカルボニル−3−ピロ
リン(1.0g)、塩化リチウム(0.51g)、酢酸
パラジウム(II)(53mg)、トリ(2−フリル)
ホスフィン(100mg)をN,N−ジメチルホルムア
ミド(25ml)に溶解し、ジイソプロピルエチルアミ
ン(2.8ml)を加え、アルゴンガス雰囲気下、90
℃で11時間、さらに100℃で7時間攪拌した。溶媒
を減圧下留去して得られた残さに、ジクロロメタンと水
を加えて有機層を分取し、水洗後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さをシルカゲルカラ
ムカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
9:1〜5:1)で精製した。これをメタノール(30
ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(約50%水分
含有,186mg)、ぎ酸アンモニウム(197mg)
を加え、2時間加熱還流した。触媒を濾去後、溶媒を減
圧留去した。得られた残さをシルカゲルカラムカラムク
ロマトグラフィー(10%酢酸エチル−トルエン)で精
製し、標題化合物(241mg,25%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.95−2.10(1
H,m),2.25−2.35(1H,m),3.30
−3.35(4H,m),3.55−3.75(1H,
m),3.72 and 3.73(3H,each
s),3.80−3.90(1H,m),3.91(3
H,s),7.30(2H,d,J=8.3Hz),
8.00(2H,d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z264(M+H)
【0743】参考例82 4−(1−tert−ブトキシカルボニルピロリジン−
3−イル)安息香酸 4−(1−メトキシカルボニルピロリジン−3−イル)
安息香酸メチル(0.24g)をメタノール(10m
l)に溶解し、8規定塩酸(30ml)を加えて40時
間加熱還流した。溶媒を減圧留去して得られた残さを
N,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し、
2−(tert−ブトキシカルボニルオキシイミノ)−
2−フェニルアセトニトリル(0.30g)を加え、さ
らにジイソプロピルエチルアミン(0.40ml)を加
え、室温で15時間攪拌した。溶媒を減圧留去して得ら
れた残さを酢酸エチル、10%クエン酸水溶液に分配
し、有機層を分取後、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥して溶媒を減圧下留去した。残さをシル
カゲルカラムカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン〜10%メタノール−ジクロロメタン)で精製し、標
題化合物(234mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,m),
1.90−2.00(1H,m),2.20−2.30
(1H,m),3.20−3.90(5H,m),7.
20−7.30(2H,m),8.00−8.10(2
H,m). MS(EI)m/z291M
【0744】参考例83 1−[4−[(3RS)−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン−3−イル]ベンゾイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 参考例12と同様の反応により、4−(1−tert−
ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル)安息香酸、
1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.47 and 1.
60(9H,eachs),1.8−2.0(1H,
m),2.1−2.2(1H,m),3.0−4.0
(13H,m),7.10−7.30(4H,m),
7.55−7.65(1H,m),7.7−7.8(1
H,m),7.85−8.00(3H,m),8.30
(1H,s).
【0745】参考例84 (3S)−3−アミノ−1−tert−ブトキシカルボ
ニルピロリジン 参考例55と同様の反応により、(3R)−1−ter
t−ブトキシカルボニル−3−メタンスルホニルオキシ
ピロリジン(1.50g)を原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s)
1.98−2.11(2H,m)2.95−3.10
(1H,m),3.26−3.60(4H,m). MS(FAB)m/z187(M+H)
【0746】参考例85 (3S)−3−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホンアミド]ピロリジン トリフルオロ酢酸塩 参考例1と同様の反応により、(3S)−3−アミノ−
1−tert−ブトキシカルボニルピロリジンを原料と
して、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.69−1.80
(1H,m),1.88−1.99(1H,m),2.
95−3.28(4H,m),3.75−3.84(1
H,m),7.71(1H,m),7.91(1H,
m),8.10−8.30(4H,m),8.53(1
H,s),8.91(1H,br s),9.06(1
H,br s).
【0747】参考例86 (3S)−3−アミノ−1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピロリジン (3R)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−メ
タンスルホニルオキシピロリジンをトリフルオロ酢酸に
溶解したのち減圧下濃縮し、ジエチルエーテルを加えて
上澄を除去した。得られた残さを用いて参考例1と同様
の反応によりスルホンアミド体の粗生成物を得、参考例
55と同様に、アジド化、還元反応により、標題化合物
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.38−1.53
(3H,m),1.72−1.83(1H,m),2.
81−2.89(1H,m),3.20−3.39(4
H,m),7.69(1H,dd,J=8.8,1.9
Hz),7.87(1H,d,J=8.8Hz),8.
12(1H,d,J=8.8Hz),8.21(1H,
s),8.26(1H,d,J=8.8Hz),8.3
9(1H,s). MS(FAB)m/z311[(M+H),C
35],313[(M+H),Cl37].
【0748】参考例87 4−ベンジルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニ
ルピペリジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−ピペリドン
(7.00g)をジクロロメタン(500ml)に溶解
させ、ベンジルアミン(4.03ml)、トリアセトキ
シ水素化ホウ素ナトリウム(11.91g)を加えて室
温で一晩攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残さを酢酸エ
チルに溶解し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。得られた残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=1:1)により精製し、標題化合物(7.46
g,76%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.24−1.37(2
H,m),1.45(9H,s),1.80−1.90
(2H,m),2.62−2.70(1H,m),2.
75−2.85(1H,m),2.98−3.07(1
H,m),3.78−3.90(3H,m),3.95
−4.10(1H,m),7.21−7.34(5H,
m). MS(FD)m/z290M
【0749】参考例88 4−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニルピペリ
ジン 酢酸塩 4−ベンジルアミノ−1−tert−ブトキシカルボニ
ルピペリジン(4.04g)をメタノール(2ml)、
酢酸(30ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(約
50%水分含有、3.06g)を加え中圧(3気圧)に
て接触還元を一晩行った。触媒を濾去後、濾液を減圧留
去し、得られた残さを酢酸エチル中固化し、標題化合物
(2.23g,57%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.10−1.23
(2H,m),1.39(9H,s),1.69−1.
77(2H,m),1.80(3H,s),2.50
(2H,s),2.67−2.88(2H,m),3.
80−3.90(1H,m). MS(FAB)m/z201(M+H). 元素分析:C1020・CHCOHとし
て 計算値:C,53.16;H,9.37;N,10.3
3. 分析値:C,53.51;H,9.10;N,9.9
3.
【0750】参考例89 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホンア
ミド]ピペリジン トリフルオロ酢酸塩 参考例1と同様に、4−アミノ−1−tert−ブトキ
シカルボニルピペリジン酢酸塩、6−クロロ−2−ナフ
チルスルホニルクロライドを原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.47−1.60
(2H,m),1.68−1.78(2H,m),2.
81−2.95(2H,m),3.10−3.20(2
H,m),3.29−3.40(1H,m),7.70
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.91
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.11−
8.15(2H,m),8.21(1H,s),8.3
1(1H,br s),8.50(1H,s),8.5
5(1H,br s). MS(FAB)m/z325[(M+H),C
35],327[(M+H),Cl37].
【0751】参考例90 (1RS)−4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ
−3−シクロヘキセンカルボン酸エチル ジイソプロピルアミン(0.99ml)をテトラヒドロ
フラン(50ml)に溶解し、−78℃にてn−ブチル
リチウム(1.59Mヘキサン溶液,3.70ml)を
滴下した。テトラヒドロフラン(5ml)に溶解させた
4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(1.00
g)を滴下して15分間攪拌後、テトラヒドロフラン
(5ml)に溶解させたN−フェニルトリフルオロメタ
ンスルホンイミド(2.10g)を滴下し、0℃まで昇
温させたのち1時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残
さを中性アルミナカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=9:1)により精製して標題化合物
(838mg,47%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.27(3H,t,J
=7.3Hz),1.88−1.99(1H,m),
2.10−2.18(1H,m),2.38−2.50
(4H,m),2.55−2.64(1H,m),4.
16(2H,q,J=7.3Hz),5.77(1H,
br s). MS(FAB)m/z303(M+H)
【0752】参考例91 (1RS)−4−(4−ピリジル)−3−シクロヘキセ
ンカルボン酸エチル 参考例7と同様の反応により、(1RS)−4−トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ−3−シクロヘキセンカ
ルボン酸エチルを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.28(3H,t,J
=7.3Hz),1.80−1.91(1H,m),
2.19−2.25(1H,m),2.40−2.57
(4H,m),2.59−2.67(1H,m),4.
17(2H,q,J=7.3Hz),6.36(1H,
br s),7.26(2H,dd,J=4.9,1.
5Hz),8.53(2H,dd,J=4.9,1.5
Hz). MS(FAB)m/z232(M+H)
【0753】参考例92 (1RS)−4−(4−ピリジル)−3−シクロヘキセ
ンカルボン酸 参考例8と同様に、(1RS)−4−(4−ピリジル)
−3−シクロヘキセンカルボン酸エチルを原料として、
標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.70−1.82
(1H,m),2.10−2.19(1H,m),2.
42−2.65(5H,m),6.99(1H,br
s),8.02(2H,d,J=6.8Hz),8.8
0(2H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z204(M+H)
【0754】参考例93 cis−,trans−4−(4−ピリジル)シクロヘ
キサンカルボン酸 参考例73と同様に、(1RS)−4−(4−ピリジ
ル)−3−シクロヘキセンカルボン酸を原料として、標
題化合物を得た。 MS(FAB)m/z206(M+H)
【0755】参考例94 4−(1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,
3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)安息香酸 4−(1−tert−ブトキシカルボニル−4−トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テト
ラヒドロピリジン(Synthesis,993,19
91)(3.59g)を1,2−ジメトキシエタン(3
0ml)に溶解し、4−カルボキシフェニルホウ酸
(3.60g)、塩化リチウム(1.38g)、テトラ
キストリフェニルホスフィンパラジウム(0.62
g)、炭酸ナトリウム水溶液(2M,16.3ml)を
加え、アルゴンガス雰囲気下、2時間加熱還流させた。
反応液に1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られ
た残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロ
ロメタン〜ジクロロメタン:メタノール=100:1)
により精製し、ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒(ヘキ
サン:酢酸エチル=5:1)中粉砕洗浄して、標題化合
物(462mg,14%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
2.56(2H,brs),3.66(2H,m),
4.12(2H,brs),6.19(1H,br
s),7.47(2H,d,J=8.3Hz),8.0
7(2H,d,J=8.3Hz).MS(FAB)m/
z304(M+H)
【0756】参考例95 4−(1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イル)安息香酸 参考例73と同様に、4−(1−tert−ブトキシカ
ルボニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4
−イル)安息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
1.60−1.71(2H,m),1.80−1.89
(2H,m),2.69−2.90(3H,m),4.
20−4.35(2H,m),7.31(2H,d,J
=8.3Hz),8.05(2H,d,J=8.3H
z). MS(FAB)m/z306(M+H)
【0757】参考例96 1−[4−(1−tert−ブトキシカルボニル−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、4−(1−tert−
ブトキシカルボニル−1,2,3,6−テトラヒドロピ
リジン−4−イル)安息香酸、1−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.48(2H,brs),3.10(4H,br),
3.62(2H,t,J=5.9Hz),3.70(4
H,br),4.08(2H,br s),6.05
(1H,br s),7.25(2H,d,J=8.3
Hz),7.34(2H,d,J=8.3Hz),7.
59(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.7
5(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.90
−7.96(3H,m),8.30(1H,s).MS
(FAB)m/z596[(M+H),Cl35],
598[(M+H),Cl37].
【0758】参考例97 1−[4−(1−tert−ブトキシカルボニルピペリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、4−(1−tert−
ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル)安息香酸、
1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
1.49−1.63(2H,m),1.72−1.80
(2H,m),2.59−2.68(1H,m),2.
71−2.86(2H,m),2.92−3.30(4
H,m),3.45−4.95(4H,m),4.16
−4.31(2H,m),7.18(2H,d,J=
8.3Hz),7.24(2H,d,J=8.3H
z),7.59(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.75(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.90−7.94(3H,m),8.30(1
H,s). MS(FAB)m/z598[(M+H),C
35],600[(M+H),Cl37].
【0759】参考例98 (3RS)−3−アミノ−1−tert−ブトキシカル
ボニルピロリジン 氷冷下、3−アミノピロリジン(0.54g)をメタノ
ール(30ml)に溶解し、ジイソプロピルエチルアミ
ン(720μl)、2−(tert−ブトキシカルボニ
ルオキシイミノ)−2−フェニルアセトニトリル(0.
84g)を加え、徐々に室温まで昇温し11時間撹拌し
た。溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜5%メタノー
ル−ジクロロメタン)で精製し、標題化合物(0.59
g,94%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
2.0−2.3(2H,m),3.1−4.0(5H,
m).
【0760】参考例99 (3RS)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホンアミ
ド]ピロリジン 参考例1と同様に、(3RS)−3−アミノ−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジンを原料として、標
題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.37(9H,s),
1.60−2.10(2H,m),3.00−3.50
(4H,m),3.88(1H,br),4.96(1
H,br),7.50−7.60(1H,m),7.8
0−7.90(4H,m),8.43(1H,s). MS(FAB)m/z411[(M+H),C
35],413[(M+H),Cl37].
【0761】参考例100 (3RS)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−
[4−(4−ピリジル)ベンツアミド]ピロリジン 参考例12と同様に、(3RS)−3−アミノ−1−t
ert−ブトキシカルボニルピロリジン、4−(4−ピ
リジル)安息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
1.90−2.10(1H,m),2.20−2.30
(1H,m),3.30−3.40(1H,m),3.
40−3.60(2H,m),3.70−3.80(1
H,m),4.65−4.75(1H,m),6.25
−6.35(1H,m),7.52(2H,d,J=
5.9Hz),7.71(2H,d,J=8.3H
z),7.88(2H,d,J=8.3Hz),8.7
0(2H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z368(M+H)
【0762】参考例101 6−クロロ−N−メトキシ−N−メチルニコチンアミド 氷冷下、6−クロロニコチン酸(5.00g)をジクロ
ロメタン(150ml)に懸濁させ、触媒量のN,N−
ジメチルホルムアミド、およびオギザリルクロリド
(5.30ml)を加えた後、室温にて23時間攪拌し
た。反応液を濃縮して得られた残渣をジクロロメタン
(100ml)に溶解し、氷冷下、N,O−ジメチルヒ
ドロキシルアミン 塩酸塩(6.18g)、およびトリ
エチルアミン(13.3ml)を加えた。室温にて6時
間攪拌後、ジクロロメタン(150ml)で希釈し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合
物(6.08g,96%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.39(3H,s),
3.56(3H,s),7.39(1H,d,J=8.
3Hz),8.03(1H,dd,J=8.3,2.4
Hz),8.78(1H,d,J=2.4Hz).
【0763】参考例102 6−クロロニコチンアルデヒド 6−クロロ−N−メトキシ−N−メチルニコチンアミド
(500mg)をテトラヒドロフラン(8ml)に溶解
し、アルゴン雰囲気下、−78℃で水素化ジイソブチル
アルミニウム(0.95Mヘキサン溶液、2.88m
l)を滴下し、3時間攪拌し、次いで室温で2時間攪拌
した。反応液を−20℃に冷却し、飽和食塩水(2m
l)を加えて30分間攪拌後、不溶物を濾去して酢酸エ
チルで洗浄した。濾液および洗浄液をあわせて飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧
留去して、標題化合物(346mg,98%)を粗生成
物として得、精製することなく次の反応に用いた。 H−NMR(CDCl)δ7.52(1H,d,J
=8.3Hz),8.14(1H,dd,J=8.3,
2.2Hz),8.87(1H,d,J=2.2H
z),10.10(1H,s).
【0764】参考例103 1−tert−ブトキシカルボニル−4−メタンスルホ
ニルピペラジン N−tert−ブトキシカルボニルピペラジン(2.0
0g)をジクロロメタン(40ml)に溶解し、トリエ
チルアミン(1.78ml)を加えた後、氷冷下、メタ
ンスルホニルクロライド(0.91ml)を滴下した。
氷冷下1時間攪拌後ジクロロメタン(20ml)で希釈
し、5%クエン酸水溶液、水、飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得
られた残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒から再結
晶して、標題化合物(2.58g,91%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.79(3H,s),3.19(4H,t,J=5.
1Hz),3.55(4H,t,J=5.1Hz).
【0765】参考例104 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[[(2R
S)−2−(6−クロロピリジン−3−イル)−2−ヒ
ドロキシエチル]スルホニル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−メタンスルホ
ニルピペラジン(838mg)をテトラヒドロフラン
(8ml)に溶解し、アルゴン雰囲気下、−78℃にて
tert−ブチルリチウム(1.7Mペンタン溶液、
1.72ml)を加えた後、2時間攪拌した。6−クロ
ロニコチンアルデヒド(346mg)のテトラヒドロフ
ラン溶液(テトラヒドロフラン4ml)を滴下し、−7
8℃にて3時間攪拌後、イソプロパノール(1ml)を
加え、室温まで昇温して酢酸エチルで希釈した。水、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を減圧留去して得られた残渣を酢酸エチルより再結晶
し、標題化合物(532mg,54%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
3.11(1H,dd,J=14.1,2.2Hz),
3.21(1H,dd,J=14.1,9.8Hz),
3.23−3.33(4H,m),3.52−3.57
(4H,m),3.70(1H,br s),5.37
(1H,br),7.36(1H,d,J=8.3H
z),7.72(1H,dd,J=8.3,2.4H
z),8.41(1H,d,J=2.4Hz). MS(FAB)m/z405(M+H)
【0766】参考例105 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[[(E)−
2−(6−クロロピリジン−3−イル)エチレン]スル
ホニル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[[(2R
S)−2−(6−クロロピリジン−3−イル)−2−ヒ
ドロキシエチル]スルホニル]ピペラジン(465m
g)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、N−メチ
ルモルホリン(0.152ml)、およびN,N−ジメ
チル−4−アミノピリジン(14.1mg)を加え、ア
ルゴン雰囲気下、氷冷下にてp−トルエンスルホニルク
ロリド(263mg)を加えた。室温で2時間攪拌後、
さらにN,N−ジメチル−4−アミノピリジン(141
mg)を加えて室温で3時間攪拌した。ジクロロメタン
(20ml)で希釈後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタ
ノール=100:1)で精製して標題化合物(414m
g,93%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
3.19(4H,br),3.55(4H,br),
6.73(1H,d,J=15.6Hz),7.40
(1H,d,J=8.3Hz),7.43(1H,d,
J=15.6Hz),7.76(1H,dd,J=8.
3,2.5Hz),8.50(1H,d,J=2.5H
z). 元素分析:C1622ClNSとして 計算値:C,49.54;H,5.72;N,10.8
3;Cl,9.14;S,8.27. 分析値:C,49.54;H,5.73;N,10.6
3;Cl,9.44;S,8.15.
【0767】参考例106 1−(4−ブロモ−2−メチルベンゾイル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 参考例12と同様の反応により、4−ブロモ−2−メチ
ル安息香酸および1−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標
題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.13(3H,s),
2.80−4.10(8H,m),6.89(1H,
d,J=8.3Hz),7.30(1H,dd,J=
8.3,2.0Hz),7.35(1H,d,J=2.
0Hz),7.60(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.74(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.90−7.95(3H,m),8.30(1
H,br s). MS(FAB)m/z507[(M+H),B
79],509[(M+H),Br81].
【0768】参考例107 3−メチル−4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩 参考例6と同様の反応により、4−ブロモ−3−メチル
安息香酸を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.36(3H,
s),7.50(1H,d,J=7.8Hz),7.9
2(1H,d,J=7.8Hz),7.97(1H,
s),8.08(2H,d,J=6.4Hz),8.9
9(2H,d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z214(M+H)
【0769】参考例108 4−(2−メチル−4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩 参考例2と同様の反応により、4−ブロモ−2−メチル
ピリジンを原料として標題化合物を得た. H−NMR(DMSO−d)δ2.81(3H,
s),8.10−8.16(4H,m),8.23(1
H,dd,J=6.4,1.5Hz),8.36(1
H,d,J=1.5Hz),8.85(1H,d,J=
6.4Hz). MS(FAB)m/z214(M+H)
【0770】参考例109 1,4−ジベンジル−2−メトキシカルボニルメチルピ
ペラジン N,N’−ジベンジルエチレンジアミン(12ml)お
よびトリエチルアミン(12ml)をトルエン(250
ml)に溶解し、氷冷下3−ブロモクロトン酸メチル
(7.0ml)を滴下し、室温で24時間攪拌した。さ
らにトリエチルアミン(2.0ml)加えて室温で71
時間攪拌後、不溶物を濾去し、濾液を減圧留去した。得
られた残渣に10%塩酸(300ml)を加え、析出晶
を濾去した。濾液に酢酸エチルを加えて水層を分取し、
炭酸カリウムを加えてアルカリ性にした。これに酢酸エ
チルを加えて有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄後、無
水炭酸カリウムで乾燥して溶媒を減圧留去した。得られ
た残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1)で精製し、標題化合物(1
0.7g,62%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.30−2.70(8
H,m),3.11(1H,br s),3.40−
3.80(4H,m),3.60(3H,s),7.2
0−7.40(10H,m). MS(FAB)m/z339(M+H)
【0771】参考例110 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−メトキシカルボニルメチルピペラジン 1,4−ジベンジル−2−メトキシカルボニルメチルピ
ペラジン(2.04g)を酢酸(40ml)に溶解し、
10%パラジウム炭素(約50%水分含有,2.00
g)を加え、室温にて4気圧下4時間接触還元を行なっ
た。触媒を濾去し、濾液を減圧留去して得られた残さに
ジクロロメタンと飽和炭酸カリウム水溶液を加えて析出
してきた不溶物を濾去した後に、有機層を分取した。飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒
を減圧留去した。得られた残渣をジクロロメタン(30
ml)に溶解し、6−クロロ−2−ナフチルスルホニル
クロライド(782mg)を加えて、0℃で2時間攪拌
し、トリエチルアミン(410μl)を加えて0℃でさ
らに3時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜3%
メタノール−ジクロロメタン)で精製して標題化合物
(759mg,33%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.71(1H,br
s),2.15−2.55(4H,m),2.90−
3.05(2H,m),3.15−3.25(1H,
m),3.60−3.70(5H,m),7.55−
7.60(1H,m),7.75−7.80(1H,
m),7.85−7.95(3H,m),8.30(1
H,s). MS(FAB)m/z383[(M+H),C
35],385[(M+H),Cl37].
【0772】参考例111 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(3−クロ
ロ−1−プロピル)スルホニル]ピペラジン アルゴン雰囲気下、氷冷下1−tert−ブトキシカル
ボニルピペラジン(3.00g)とトリエチルアミン
(2.24ml)をジクロロメタン(40ml)に溶解
し、3−クロロ−1−プロパンスルホン酸クロリド
(1.96g)を加え、氷冷下20分間、さらに室温で
10分間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、
水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
て溶媒を減圧留去した。得られた残渣を酢酸エチルとヘ
キサンの混合溶媒より再結晶し、標題化合物(4.36
g,83%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
2.27−2.33(2H,m),3.08(2H,
t,J=7.3Hz),3.26(4H,t,J=4.
9Hz),3.53(4H,t,J=4.9Hz),
3.69(2H,t,J=6.1Hz). MS(FAB)m/z327(M+H) 元素分析:C1223ClNSとして 計算値:C,44.10;H,7.09;Cl,10.
85;N,8.57;S,9.81. 分析値:C,44.18;H,7.11;Cl,10.
69;N,8.23,S,9.76.
【0773】参考例112 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(3−ヒド
ロキシ−1−プロピル)スルホニル]ピペラジン 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(3−クロ
ロ−1−プロピル)スルホニル]ピペラジン(1.18
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶
解し、酢酸カリウム(1.06g)を加えて室温にて2
時間攪拌後、100℃で3時間加熱攪拌した。酢酸エチ
ルで希釈し、水および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を
加えて攪拌したのち、有機層を分取し、5%クエン酸水
溶液、水、および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをテ
トラヒドロフラン(20ml)に溶解し、水(5ml)
および水酸化リチウム一水和物(221mg)を加え、
18時間室温にて攪拌した。酢酸エチルおよび飽和食塩
水を加え、有機層を分取後、水層から酢酸エチルで抽出
した。有機層をあわせて飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。得られた残
渣を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒より再結晶して、
標題化合物(944mg,84%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.04−2.11(2H,m),3.06(2H,
t,J=7.6Hz),3.25(4H,t,J=4.
9Hz),3.53(4H,t,J=4.9Hz),
3.80(2H,q,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z309(M+H). 元素分析:C1224Sとして 計算値:C,46.74;H,7.84;N,9.0
8;S,10.40. 分析値:C,46.80;H,7.92;N,9.0
5,S,10.59.
【0774】参考例113 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(3−メト
キシメチルオキシ−1−プロピル)スルホニル]ピペラ
ジン 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(3−ヒド
ロキシ−1−プロピル)スルホニル]ピペラジン(3.
00g)をジクロロメタン(60ml)に溶解し、ジイ
ソプロピルエチルアミン(2.72ml)を加え、氷冷
下メトキシメチルクロライド(1.11ml)を加え
た。室温にて15時間攪拌した後、ジクロロメタンで希
釈し、水、5%クエン酸水溶液、および飽和食塩水で洗
浄して無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化
合物(3.32g,97%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.06−2.13(2H,m),3.03(2H,
m),3.25(4H,t,J=4.9Hz),3.3
6(3H,s),3.52(4H,t,J=4.9H
z),3.63(2H,t,J=5.4Hz),4.6
1(2H,s). MS(FAB)m/z353(M+H). 元素分析:C1428Sとして 計算値:C,47.71;H,8.01;N,7.9
5;S,9.10. 分析値:C,47.77;H,8.18;N,7.9
7,S,9.16.
【0775】参考例114 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(E)−4
−クロロ−β−[2−(メトキシメチルオキシ)エチ
ル]−β−スチリルスルホニル]ピペラジン と4−t
ert−ブトキシカルボニル−1−[(Z)−4−クロ
ロ−β−[2−(メトキシメチルオキシ)エチル]−β
−スチリルスルホニル]ピペラジン アルゴン雰囲気下、4−tert−ブトキシカルボニル
−1−[(3−メトキシメチルオキシ−1−プロピル)
スルホニル]ピペラジン(800mg)をテトラヒドロ
フラン(10ml)に溶解し、−78℃にてtert−
ブチルリチウム(1.7Mヘキサン溶液、1.47m
l)を滴下し、−78℃で1時間攪拌した。トリメチル
シリルクロライド(0.317ml)を加え、−78℃
で90分間攪拌後、tert−ブチルリチウム(1.7
Mヘキサン溶液、1.47ml)を滴下し、−78℃で
90分間攪拌した。−78℃にてp−クロロベンズアル
デヒド(352mg)のテトラヒドロフラン溶液(テト
ラヒドロフラン8ml)を滴下し、2時間攪拌後、15
時間かけて室温に戻して6時間攪拌した。氷冷下、5%
クエン酸溶液(20ml)、酢酸エチル(150ml)
を加えて有機層を分取し、水、および飽和食塩水で洗浄
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1〜2:1)で精製
し、標題化合物E体(307mg,28%)、Z体(7
51mg,70%)を得た。 E−form H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
2.87(2H,t,J=7.3Hz),3.21−
3.28(4H,m),3.35(3H,s),3.4
6−3.56(4H,m),3.80(2H,t,J=
7.3Hz),4.60(2H,s),7.40(2
H,d,J=8.5Hz),7.46(2H,d,J=
8.5Hz),7.54(1H,s).
【0776】Z−form H−NMR(CDCl)δ1.43(9H,s),
2.77(2H,dt,J=6.4,1.0Hz),
2.91−2.98(4H,m),3.19−3.25
(4H,m),3.38(3H,s),3.82(2
H,t,J=6.4Hz),4.66(2H,s),
7.07(1H,s),7.32(2H,d,J=8.
6Hz),7.35(2H,d,J=8.6Hz).
【0777】参考例115 6−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール 6−クロロインドール(777mg)のテトラヒドロフ
ラン(25ml)溶液に−78℃にてn−ブチルリチウ
ム(1.61Mヘキサン溶液,3.34ml)を加え、
1時間で−40℃まで昇温した。反応液を再び−78℃
に冷却し、塩化ベンゼンスルホニル(867μl)を加
え、3時間で室温まで昇温した。反応混液に水を加え、
ジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル40
g、ヘキサン:酢酸エチル=5:7)で精製し、得られ
た白色固体をエタノールから再結晶して白色固体として
表記化合物(826mg,55%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ6.64(1H,d,J
=3.9Hz),7.21(1H,dd,J=8.3,
1.2Hz),7.42−7.60(5H,m),7.
88(2H,d,J=7.3Hz),8.03(1H,
s). 元素分析:C1410ClNOSとして 計算値:C,57.63;H,3.45;Cl,12.
15;N,4.80;S,10.99. 分析値:C,57.48;H,3.75;Cl,12.
34;N,4.87;S,10.87.
【0778】参考例115と同様に参考例116〜参考
例117に示す化合物を合成した。
【0779】参考例116 5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール H−NMR(CDCl)δ6.61(1H,d,J
=3.9Hz),7.26(1H,dd,J=8.3,
2.0Hz),7.45(2H,t,J=7.3H
z),7.50(1H,d,J=2.0Hz),7.5
6(1H,m),7.59(1H,d,J=3.9H
z),7.86(2H,m),7.92(1H,d,J
=8.3Hz). 元素分析:C1410ClNOSとして 計算値:C,57.63;H,3.45;Cl,12.
15;N,4.80;S,10.99. 分析値:C,57.82;H,3.58;Cl,11.
91;N,4.79;S,10.92.
【0780】参考例117 5−ブロモ−1−フェニルスルホニルインドール H−NMR(CDCl)δ6.60(1H,d,J
=3.7Hz),7.42(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.45(2H,t,J=8.8H
z),7.55(1H,d,J=8.8Hz),7.5
7(1H,d,J=3.7Hz),7.73(1H,
d,J=2.0Hz),7.86(2H,d,J=8.
8Hz),7.87(1H,d,J=8.8Hz). 元素分析:C1410BrNOSとして 計算値:C,50.01;H,3.00;N,4.1
7;Br,23.77;S,9.54. 分析値:C,49.96;H,2.97;N,4.0
2;Br,23.90;S,9.53.
【0781】参考例118 1−フェニルスルホニル5−トリメチルシリルエチニル
インドール 5−ブロモ−1−フェニルスルホニルインドール(1.
50g)、トリフェニルホスフィン(351mg)をテ
トラヒドロフラン(7.00ml)に溶解し、室温にて
トリエチルアミン(2.00ml)、N,N−ジメチル
ホルムアミド(7.00ml)、トリメチルシリルアセ
チレン(945μl)、及び酢酸パラジウム(100m
g)を加えて5時間加熱還流した。室温まで放冷後、反
応液に酢酸エチルと水を加えて有機層を分取し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得られ
た残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=20:1〜10:1)で精製し、白色
固体として標題化合物(935mg,59%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.24(9H,s),
6.62(1H,d,J=3.9Hz),7.42(1
H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.44(2
H,t,J=7.8Hz),7.52(1H,d,J=
7.8Hz),7.56(1H,d,J=3.9H
z),7.66(1H,d,J=1.5Hz),7.8
5(2H,d,J=7.8Hz),7.92(1H,
d,J=8.8Hz). MS(FAB)m/z354(M+H)
【0782】参考例119 5−クロロ−1−エチルインドール 5−クロロインドール(1.52g)をベンゼン(10
ml)に溶解し、50%水酸化ナトリウム水溶液(10
ml)、テトラブチルアンモニウムブロミド(161m
g)、ブロモエタン(1.64g)を加えて室温で40
時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を
加えた後、水とジクロロメタンを加えて有機層を分取し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して
得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン=1:20)で精製し、標題化
合物(1.68g,93%)を無色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(3H,t,J
=7.3Hz),4.16(2H,q,J=7.3H
z),6.43(1H,d,J=2.4Hz),7.1
4(1H,d,J=2.4Hz),7.15(1H,
d,J=8.3Hz),7.26(1H,J=8.3H
z),7.59(1H,s). MS(EI)m/z179(M,Cl35),181
(M,Cl37).
【0783】参考例120 塩化6−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−スルホニル 6−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール(77
7mg)のエーテル(12ml)溶液に−78℃にてt
ert−ブチルリチウム(1.56Mペンタン溶液,
1.78ml)を滴下後、30分で0℃まで昇温した。
1時間攪拌後、反応混液を再び−78℃に冷却して亜硫
酸ガスを導入し、1時間で室温まで昇温後、1時間攪拌
した。反応液を減圧濃縮した後、ヘキサンを加えて再び
減圧濃縮した。得られた残渣をジクロロメタンに溶解
し、0℃にてN−クロロスクシンイミド(390mg)
を加え、1時間で室温まで昇温して30分間攪拌した。
反応液にジクロロメタンと水を加え、有機層を分取して
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得ら
れた残渣をメタノールから再結晶し、白色固体として表
記化合物(857mg,79%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ7.39(1H,dd,
J=8.3,1.6Hz),7.48−7.67(4
H,m),7.68(1H,s),8.08(2H,
d,J=7.3Hz),8.35(1H,s). 元素分析:C14ClNOとして 計算値:C,43.09;H,2.32;Cl,18.
17;N,3.59;S,16.43. 分析値:C,43.32;H,2.67;Cl,18.
25;N,3.64;S,16.22.
【0784】参考例120と同様に参考例121〜12
8に示す化合物を合成した。
【0785】参考例121 塩化1−フェニルスルホニルインドール−2−スルホニ
H−NMR(CDCl)δ7.40(1H,t,J
=7.6Hz),7.45−7.53(2H,m),
7.57−7.67(2H,m),7.69(1H,
d,J=7.8Hz),7.73(1H,s),8.0
8(2H,d,J=7.3Hz),8.31(1H,
d,J=8.8Hz). MS(EI)m/z355M. 元素分析:C1410ClNOとして 計算値:C,47.26;H,2.83;Cl,9.9
6;N,3.94;S,18.02. 分析値:C,47.33;H,3.08;Cl,10.
04;N,3.98;S,18.18.
【0786】参考例122 塩化5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−スルホニル H−NMR(CDCl)δ7.46−7.54(2
H,m),7.58(1H,dd,J=9.3,2.0
Hz),7.63(1H,t,J=7.3Hz),7.
64(1H,s),7.67(1H,d,J=2.0H
z),8.06(2H,d,J=7.3Hz),8.2
6(1H,d,J=9.3Hz). MS(EI)m/z291(M,Cl35),293
(M,Cl37). 元素分析:C14ClNOとして 計算値:C,43.09;H,2.32;Cl,18.
27;N,3.59;S,16.43. 分析値:C,42.98;H,2.51;Cl,18.
36;N,3.59;S,16.47.
【0787】参考例123 塩化5−クロロ−1−エチルインドール−2−スルホニ
H−NMR(CDCl)δ1.52(3H,t,J
=7.3Hz),4.59(2H,q,J=7.3H
z),7.36(1H,s),7.39(1H,d,J
=8.8Hz),7.45(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.73(1H,d,J=2.0H
z). MS(EI)m/z277(M,Cl35),279
(M,Cl37).
【0788】参考例124 塩化1−フェニルスルホニル−5−トリメチルシリルエ
チニルインドール−2−スルホニル H−NMR(CDCl)δ0.26(9H,s),
7.48(2H,t,J=7.8Hz),6.61(1
H,t,J=7.8Hz),7.65(1H,s),
7.69(1H,dd,J=8.8,1.5Hz),
7.79(1H,d,J=1.5Hz),8.04(2
H,d,J=7.8Hz),8.24(1H,d,J=
8.8Hz). MS(FAB)m/z452[(M+H),C
35],454[(M+H),Cl37].
【0789】参考例125 塩化5−クロロベンゾ[b]フラン−2−スルホニル H−NMR(CDCl)δ7.57(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.59(1H,s),
7.61(1H,d,J=8.8Hz),7.76(1
H,d,J=2.0Hz). MS(EI)m/z250(M,Cl35),252
(M,Cl37). 元素分析:CClSとして 計算値:C,38.27;H,1.61;Cl,28.
24;S,12.77. 分析値:C,38.33;H,1.71;Cl,28.
16;S,12.57.
【0790】参考例126 塩化6−クロロベンゾ[b]フラン−2−スルホニル H−NMR(CDCl)δ7.43(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.62(1H,s),
7.69(1H,s),7.70(1H,d,J=8.
8Hz). MS(EI)m/z250(M,Cl35),252
(M,Cl37). 元素分析:CClSとして 計算値:C,38.27;H,1.61;Cl,28.
24;S,12.77. 分析値:C,38.31;H,1.60;Cl,28.
34;S,12.60.
【0791】参考例127 塩化5−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニ
H−NMR(CDCl)δ7.57(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.85(1H,d,J=
8.8Hz),7.96(1H,d,J=2.0H
z),8.08(1H.s). MS(FD)m/z266(M,Cl35),268
(M,Cl37).
【0792】参考例128 塩化6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニ
H−NMR(CDCl)δ7.51(1H,dd,
J=8.3,1.5Hz),7.90(1H,d,J=
8.3Hz),7.92(1H,s),8.11(1
H,s). MS(FAB)m/z266[(M+H),C
35],268[(M+H),Cl37].
【0793】参考例129 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 塩化5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−スルホニル(4.41g)のジクロロメタン溶液
(75ml)に、氷冷下tert−ブチル1−ピペラジ
ンカルボキシラート(2.21g)、トリエチルアミン
(1.65ml)を加えて室温で3時間攪拌した。反応
終了後、水とジクロロメタンを加え、有機層を分取して
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン=1:20)で精製し、標題化合物
(3.63g,60%)を無色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
3.35−3.42(4H,br),3.50−3.5
5(4H,br),7.40−7.48(4H,m),
7.53−7.58(2H,m),8.00−8.05
(2H,m),8.23(1H,d,J=8.8H
z).
【0794】参考例129と同様に参考例130〜13
3に示す化合物を合成した。
【0795】参考例130 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(1−フェ
ニルスルホニルインドール−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
3.34−3.44(4H,br),3.48−3.5
6(4H,br),7.33(1H,t,J=7.3H
z),7.36−7.45(2H,m),7.47−
7.61(4H,m),8.04(2H,d,J=7.
3Hz),8.29(1H,d,J=8.8Hz). MS(EI)m/z505M
【0796】参考例131 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−エチルインドール−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン H−NMR(CDCl)δ1.41(3H,t,J
=7.3Hz),1.43(9H,s),3.16−
3.23(4H,m),3.48−3.55(4H,
m),4.45(2H,q,J=7.3Hz),7.0
3(1H,s),7.32−7.34(2H,m),
7.66(1H,d,J=2.0Hz). MS(EI)m/z427(M,Cl35),429
(M,Cl37).
【0797】参考例132 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ホモピペラジン H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
1.98−2.17(2H,m),3.42−3.57
(8H,m),7.28(1H,s),7.41−7.
46(3H,m),7.53−7.57(2H,m),
8.05(2H,d,J=7.3Hz),8.20(1
H,d,J=9.3Hz). MS(FAB)m/z554[(M+H),C
35],556[(M+H),Cl37].
【0798】参考例133 cis−1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニル
インドール−2−イル)スルホニル]−3,5−ジメチ
ルピペラジン H−NMR(CDCl)δ1.07(6H,d,J
=6.4Hz),2.45−2.55(2H,m),
2.95−3.05(2H,m),3.75−3.80
(2H,m),7.35−7.50(4H,m),7.
50−7.60(2H,m),8.00−8.05(2
H,m),8.22(1H,d,J=9.3Hz). MS(FAB)m/z468[(M+H),C
35],470[(M+H),Cl37].
【0799】参考例134 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(エトキシカルボニ
ル)ピペラジン tert−ブチル1−(3−エトキシカルボニル)ピペ
ラジンカルボキシラート(3.97g)に飽和塩酸エタ
ノール溶液を加えて30分間攪拌した。溶媒を減圧留去
後、ジクロロメタン(200ml)に懸濁させ、塩化5
−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−ス
ルホニル(6.00g)とトリエチルアミン(6.40
ml)を加えて室温で3時間攪拌した。水とジクロロメ
タンを加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残さをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタ
ン=1:20)で精製し、標題化合物(4.44g,5
6%)を無色結晶として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.24(3H,t,J
=6.8Hz),2.87−2.95(1H,m),
3.11−3.28(3H,m),3.57−3.66
(2H,m),3.91−3.98(1H,m),4.
17(2H,q,J=6.8Hz),7.38−7.4
8(4H,m),7.55−7.59(2H,m),
8.03(2H,d,J=7.8Hz),8.21(1
H,d,J=9.3Hz). MS(EI)m/z511(M,Cl35),513
(M,Cl37)+.
【0800】参考例135 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン(4.84g)に、0.5N水酸
化ナトリウムメタノール溶液(20ml)を加え室温で
1時間攪拌した。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を
加えた後、水とジクロロメタンを加えて有機層を分取し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して
得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(メタノール:ジクロロメタン=1:20)で精製し、
標題化合物(3.33g,93%)を無色粉末として得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
3.05−3.14(4H,m),3.48−3.57
(4H,m),6,96(1H,d,J=2.0H
z),7.33(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.6
7(1H,d,J=2.0Hz),8.78(1H,b
r). MS(FAB)m/z400[(M+H),C
35],402[(M+H),Cl37].
【0801】参考例136 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−メトキシカルボニルピペラジン 参考例135と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.70−2.82(1
H,m),2.84−2.97(2H,m),3.06
−3.16(1H,m),3.37−3.46(1H,
m),3.61(1H,dd,J=8.3,3.4H
z),3.69−3.80(1H,m),3.75(3
H,s),6.98(1H,s),7.32(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.38(1H,d,
J=8.8Hz),7.67(1H,s),8.80
(1H,s). MS(EI)m/z357(M,Cl35),359
(M,Cl37)+.
【0802】参考例137 3−(N−メチルカルバモイル)−1−[(5−クロロ
インドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−メトキシカルボニルピペラジン(480m
g)をテトラヒドロフラン(25ml)に溶解し、0.
2N水酸化ナトリウムメタノール溶液(7ml)、水
(2ml)を加えて室温で1時間攪拌した後に、溶媒を
減圧留去した。得られた黄色アモルファス(520m
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(60ml)に溶
解し、室温で1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1
8.1mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−
3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(334mg)、メ
チルアミン塩酸塩(90.5mg)およびN−メチルモ
ルホリン(271mg)を加えて室温で12時間攪拌し
た。溶媒を減圧留去し、水と酢酸エチルを加えて有機層
を分取したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:5
0)で精製して、標題化合物(140mg,29%)を
褐色非晶質固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.39−2.52
(2H,m),2.64(3H,d,J=3.9H
z),2.18−2.30(1H,m),2.94−
3.00(1H,m),3.20−3.37(2H,
m),3.57−3.66(1H,m),6.90−
6.95(1H,br),7.22−7.27(1H,
br),7.44−7.49(1H,m),7.66−
7.78(2H,m),8.04−8.17(3H,
m),12.24(1H,m).
【0803】参考例138 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 塩酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン(3.63g)をメタノール(1
00ml)に溶解し、氷冷下0.2N水酸化ナトリウム
メタノール溶液(100ml)を加え室温で12時間攪
拌した。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた
後、水とジクロロメタンを加えて有機層を分取し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮して析出し
た固体をろ取し、飽和塩酸エタノールに溶解して30分
間攪拌した。溶媒を減圧留去し、減圧乾燥することによ
り、標題化合物(1.25g,54%)を無色粉末とし
て得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.25−3.43
(8H,br),7.46(1H,d,J=8.8H
z),7.64(1H,d,J=8.8),7.93
(1H,s),9.33(1H,br),12.70
(1H,br). MS(EI)m/z298(M,Cl35),300
(M,Cl37).元素分析:C1214ClN
S・HCl・0.5HOとして 計算値:C,41.75;H,4.67;Cl,20.
54;N,12.17;S,9.29. 分析値:C,41.78;H,4.98;Cl,20.
40;N,11.88;S,9.34.
【0804】参考例139 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−メチルインドール−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 水素化ナトリウム(油性約60%,50.3mg)を石
油エーテルで2回洗浄し、テトラヒドロフラン(10m
l)に懸濁させ、氷冷下1−tert−ブトキシカルボ
ニル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(457mg)のテトラヒドロフラ
ン溶液(テトラヒドロフラン10ml)を加えて30分
間攪拌した。氷冷下、ヨードメタン(179mg)を加
えた後、室温に昇温して85時間攪拌した。水とジエチ
ルエーテルを加えて有機層を分取し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジク
ロロメタン=1:50)で精製し、標題化合物(270
mg,57%)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
3.14−3.21(4H,m),3.48−3.55
(4H,m),3.96(3H,s),7.06(1
H,s),7.31(1H,d,J=9.3Hz),
7.36(1H,dd,J=9.3,2.0Hz),
7.66(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z413[(M+H),C
35],415[(M+H),Cl37].
【0805】参考例140 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロ−1−エトキシカルボニルメチルインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 参考例139と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.27(3H,t,J
=7.3Hz),1.43(9H,s),3.10−
3.19(4H,m),3.45−3.53(4H,
m),4.22(2H,q,J=7.3Hz),5.1
5(2H,s),7.15(1H,s),7.17(1
H,d,J=8.8Hz),7.26(1H,s),
7.36(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.68(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z485[(M+H),C
35],487[(M+H),Cl37].
【0806】参考例141 cis−1−(4−ブロモベンゾイル)−4−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2,6−ジメチルピペラジン cis−1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニル
インドール−2−イル)スルホニル]−3,5−ジメチ
ルピペラジン(1.30g)をジクロロメタン(40m
l)に溶解し、氷冷下ジイソプロピルエチルアミン(6
45μl)を加えた後、塩化4−ブロモベンゾイル
(0.74g)のジクロロメタン溶液(ジクロロメタン
5ml)を滴下して室温で3時間攪拌した。飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液を加えて有機層を分取し、0.5N
塩酸、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
2:1〜1:1)で精製し、標題化合物(1.8g,9
7%)を淡黄色アモルファスとして得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(6H,d,J
=6.8Hz),3.05−3.15(2H,m),
3.74(2H,m),4.40(2H,br),7.
23(2H,d,J=8.8Hz),7.40−7.5
0(4H,m),7.50−7.60(4H,m),
8.00−8.05(2H,m),8.24(1H,
d,J=9.3Hz). MS(EI)m/z649[(M+H),C
35],651[(M+H),Cl37].
【0807】参考例142 エチル2−(4−ピリジル)−5−ピリミジンカルボン
酸 室温でナトリウムエトキシド(590mg)を無水エタ
ノール(50ml)に溶解させ、4−アミジノピリジン
塩酸塩(1.31g)を加え、エチル2,2−ジホル
ミル酢酸(1.20g)の無水エタノール溶液(エタノ
ール50ml)を滴下した後に6時間加熱還流した。溶
媒を減圧留去して得られた残さにジクロロメタンと水を
加え、有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧濃縮した後、残さをエタノール中結晶化
させ、標題化合物(279mg,15%)を無色結晶と
して得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.46(3H,
t,J=7.3Hz),4.48(2H,q,J=7.
3Hz),8.35(2H,d,J=5.9Hz),
8.82(2H,d,J=5.9Hz),9.38(2
H,s). MS(FAB)m/z230(M+H). 元素分析:C1211として 計算値:C,62.87;H,4.84;N,18.3
3. 分析値:C,62.80;H,4.78;N,18.2
5.
【0808】参考例143 2−(4−ピリジル)−5−ピリミジンカルボン酸 参考例11と同様の反応により、エチル2−(4−ピリ
ジル)−5−ピリミジンカルボン酸を原料として標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ8.32(2H,
d,J=5.9Hz),8.82(2H,d,J=5.
9Hz),9.38(2H,s). MS(FAB)m/z201(M+H). 元素分析:C10・0.1HOとして 計算値:C,59.17;H,3.58;N,20.7
0. 分析値:C,59.09;H,3.49;N,20.6
9.
【0809】参考例144 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、5−ブロモ−2−ピリ
ミジンカルボン酸、1−[(5−クロロインドール−2
−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料とし
て、標題化合物を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.14−3.17(2
H,m),3.25−3.29(2H,m),3.52
−3.55(2H,m),3.92−3.95(2H,
m),7.97(1H,s),7.32−7.40(2
H,m),7.69(1H,s),8.79(1H,b
r s),8.84(2H,s). MS(FAB)m/z484[(M+H),Cl35
and Br79],486[(M+H),Cl
35 and Br81,Cl37 and B
79],488[(M+H),Cl37 and
Br81
【0810】参考例145 6−クロロ−2−メルカプトベンゾチアゾール 氷冷下、二塩化二硫黄(25.0ml)にp−クロロア
ニリン(5.70g)の酢酸溶液(酢酸7ml)を30
分間で滴下した後、室温で3時間、約80℃で3時間攪
拌した。反応液にベンゼン(50ml)を加えて緑色結
晶を濾取し、ベンゼンで洗浄した。このものを氷水(5
00ml)に溶解させ1時間攪拌した後、6N水酸化ナ
トリウム水溶液でアルカリ性にし、さらに炭酸水素ナト
リウム(6g)を加えて100℃で1時間攪拌した。反
応液に活性炭を加えてセライト濾過し、濾液に二硫化炭
素(2.70ml)を加えて約50℃で昇温し1.5時
間攪拌した。室温まで冷却した後、1N塩酸で酸性にし
て析出した無色粉末を濾取、乾燥して標題化合物(1.
30g,14%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.28(1H,
d,J=8.3Hz),7.45(1H,dd,J=
8.3,2.0Hz),7.86(1H,d,J=2.
0Hz). MS(FAB)m/z202[(M+H),C
35],204[(M+H),Cl37]. 元素分析:CClNSとして 計算値:C,41.68;H,2.00;Cl,17.
58;N,6.94;S,31.80. 分析値:C,41.64;H,2.13;Cl,17.
83;N,6.94;S,31.70.
【0811】参考例146 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロベンゾチアゾール−2−イル)スルフェニル]ピペラ
ジン 室温でtert−ブチル1−ピペラジンカルボキシラー
ト(5.58g)、5−クロロ−2−メルカプトベンゾ
チアゾール(1.21g)および水酸化ナトリウム
(0.48g)を水(25ml)に溶解させ、よう素
(1.53g)およびよう化カリウム(1.65g)を
含む水溶液(25ml)をゆっくり滴下した。析出して
きた無色結晶を濾取し、水で洗浄後、減圧下乾燥して標
題化合物(1.1g,48%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.24(4H,brs),3.58(4H,br
s),7.26(1H,m),7.70(1H,d,J
=8.3Hz),7.81(1H,s). MS(FAB)m/z386[(M+H),C
35],388[(M+H),Cl37].
【0812】参考例147 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロベンゾチアゾール−2−イル)スルフェニル]ピペラ
ジン 参考例146と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.24(4H,brs),3.58(4H,br
s),7.37(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.73(1H,d,J=8.8Hz),7.7
7(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z386[(M+H),C
35],388[(M+H),Cl37].
【0813】参考例148 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロベンゾチアゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 室温で1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5
−クロロベンゾチアゾール−2−イル)スルフェニル]
ピペラジン(1.10g)、炭酸カリウム(1.30
g)をエタノール(30ml)と水(10ml)の混合
溶媒に懸濁させ、0℃で3−クロロ過安息香酸(2.1
1g)のエタノール(25ml)を滴下後、室温まで昇
温し24時間攪拌した。チオ硫酸ナトリウムと酢酸エチ
ルを加えて有機層を分取後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルク
ロマトグラフィー(ジクロロメタン〜2%メタノール−
ジクロロメタン)で精製して標題化合物(293mg,
25%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.43(9H,s),
3.35−3.43(4H,m),3.51−3.58
(4H,m),7.55(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),7.90(1H,d,J=8.8H
z),8.18(1H,d,J=1.5Hz). MS(FAB)m/z418[(M+H),C
35],420[(M+H),Cl37].
【0814】参考例149 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロベンゾチアゾール−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 参考例148と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.43(9H,s),
3.35−3.43(4H,m),3.50−3.58
(4H,m),7.59(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.97(1H,d,J=2.0H
z),8.10(1H,d,J=8.8Hz). MS(FAB)m/z418[(M+H),C
35],420[(M+H),Cl37].
【0815】参考例35と同様に参考例150〜参考例
151に示す化合物を合成した。
【0816】参考例150 1−[(5−クロロベンゾチアゾール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.23(4H,b
r s),3.56(4H,br s),7.78(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.39−8.
43(2H,m). MS(FAB)m/z318[(M+H),C
35],320[(M+H),Cl37].
【0817】参考例151 1−[(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.21−3.27
(4H,m),3.52−3.57(4H,m),7.
79(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.2
8(1H,d,J=8.8Hz),8.53(1H,
d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z318[(M+H),C
35],320[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1112ClN・1.05H
Cl・0.5HOとして 計算値:C,36.19;H,3.88;Cl,19.
91;N,11.51;S,17.57. 分析値:C,36.19;H,4.10;Cl,20.
08;N,11.50;S,17.19.
【0818】参考例1と同様に参考例152〜参考例1
55に示す化合物を合成した。
【0819】参考例152 1−[(5−クロロベンゾ[b]フラン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.20(4H,b
r),3.45(4H,br),7.62(1H,d,
J=8.8Hz),7.76(1H,s),7.85
(1H,d,J=8.8Hz),7.96(1H,
s),9.41(1H,br). MS(FAB)m/z301[(M+H),C
35],303[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1213ClNS・HCl・0.
1HOとして 計算値:C,42.51;H,4.22;Cl,20.
91;N,8.26;S,9.46. 分析値:C,42.38;H,4.33;Cl,20.
92;N,8.18;S,9.58.
【0820】参考例153 1−[(6−クロロベンゾ[b]フラン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.20(4H,
t,J=4.9Hz),3.42(4H,t,J=4.
9Hz),7.51(1H,d,J=7.8Hz),
7.82(1H,s),7.89(1H,d,J=7.
8Hz),9.18(1H,br). MS(FAB)m/z301[(M+H),C
35],303[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1213ClNS・HCl・0.
5HOとして 計算値:C,41.63;H,4.37;Cl,20.
48;N,8.09;S,9.26. 分析値:C,41.54;H,4.32;Cl,20.
49;N,7.90;S,9.07.
【0821】参考例154 1−[(5−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.20−3.50
(8H,m),7.64(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),8.12(1H,s),8.20(1
H,s),8.23(1H,d,J=8.8Hz),
9.22(2H,brs). MS(FAB)m/z317[(M+H),C
35],319[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1213ClN・HCl・
1.6HOとして 計算値:C,37.72;H,4.54;Cl,18.
56;N,7.33;S,16.78. 分析値:C,37.56;H,4.67;Cl,18.
72;N,7.17;S,16.56.
【0822】参考例155 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.20−3.38
(8H,m),7.59(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),8.10(1H,d,J=8.8H
z),8.16(1H,s),8.36(1H,d,J
=8.8Hz),9.29(2H,brs). MS(FAB)m/z317[(M+H),C
35],319[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1213ClN・HClとし
て 計算値:C,40.80;H,3.99;Cl,20.
07;N,7.93;S,18.15. 分析値:C,40.64;H,4.04;Cl,20.
06;N,7.90;S,17.91.
【0823】参考例156 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.10−3.13(2
H,m),3.22−3.25(2H,m),3.49
−3.53(2H,m),3.90−3.94(2H,
m),7.59(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.75(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),7.91−7.95(3H,m),8.30(1
H,br s),8.82(2H,s). MS(FAB)m/z495[(M+H),Cl35
and Br79],497[(M+H),Cl
35 and Br81,Cl37 and B
79],499[(M+H),Cl37 and
Br81].
【0824】参考例157 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(6−クロロベンゾチオフェン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.19−3.23(2
H,m),3.29−3.33(2H,m),3.53
−3.56(2H,m),3.93−3.97(2H,
m),7.46(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),7.77(1H,s),7.83(1H,d,J
=8.8Hz),7.88(1H,d,J=1.5H
z),8.84(2H,s). MS(FAB)m/z501[(M+H),Cl35
and Br79],503[(M+H),Cl
35 and Br81,Cl37 and B
79],505[(M+H),Cl37 and
Br81] 元素分析:C1714BrClNとして 計算値:C,40.69;H,2.81;N,11.1
7;S,12.78. 分析値:C,40.90;H,2.87;N,10.9
2;S,12.87.
【0825】参考例158 1−ベンジル−4−tert−ブトキシカルボニルピペ
ラジン tert−ブチル1−ピペラジンカルボキシラート
(2.50g)をアセトニトリル(80ml)に溶解
し、氷冷下臭化ベンジル(1.59ml)及びトリエチ
ルアミン(1.87ml)を滴下し、室温にて90分間
攪拌した。溶媒を減圧留去した後、蒸留水、ジクロロメ
タンを加えて有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得ら
れた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン=1:20〜1:5)で精製し、標題
化合物(3.12g,84%)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
2.38(4H,t,J=4.9Hz),3.42(4
H,t,J=4.8Hz),3.51(2H,s),
7.25−7.29(1H,m),7.30−7.33
(4H,m). MS(EI)m/z276M
【0826】参考例159 1−ベンジルピペラジン 塩酸塩 1−ベンジル−4−tert−ブトキシカルボニルピペ
ラジン(3.12g)に飽和塩酸エタノールを加え、室
温で90分間攪拌し、溶媒を減圧留去及び乾燥して標題
化合物(2.73g,97%)を白色粉末として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.05−3.67
(9H,m),4.38(2H,br),7.35−
7.70(5H,m),9.61(1H,br).MS
(EI)m/z176M. 元素分析:C1116・2HCl・0.2H
として 計算値:C,52.27;H,7.34;Cl,28.
05;N,11.27. 分析値:C,52.04;H,7.36;Cl,27.
89;N,11.24.
【0827】参考例160 1−ベンジル−4−スルファモイルピペラジン クロロスルホニルイソシアナート(0.35ml)をジ
クロロメタン(5ml)に溶解し、氷冷下tert−ブ
タノール(0.21ml)を滴下し、30分間攪拌し
た。これを、氷冷下1−ベンジルピペラジン2 塩酸塩
(0.25g)のジクロロメタン溶液(ジクロロメタン
20ml)に滴下したのち、トリエチルアミン(0.2
8ml)を加えて氷冷下30分間攪拌し、更に室温で1
時間攪拌した。蒸留水、ジクロロメタンを加えて有機層
を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(メタノール:ジクロロメタン=1:50〜1:
25)で精製し、1−ベンジル−[4−(N−tert
−ブトキシカルボニル)スルファモイル]ピペラジンを
無色粉末として得た。これに飽和塩酸エタノールを加
え、室温で1時間攪拌し、溶媒を減圧留去した後に、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液とジクロロメタンを加え、
有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去し、標題化合物(0.26g,quant.)
を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.58(4H,t,J
=4.9Hz),3.22(4H,t,J=4.9H
z),3.56(2H,s),4.33(2H,b
r),7.27−7.36(5H,m). MS(EI)m/z255M
【0828】参考例161 3,4−ビス(ブロモメチル)−1−クロロベンゼン 1−クロロ−3,4−ジメチルベンゼン(20.0m
l)をアセトニトリル(500ml)に溶解し、N−ブ
ロモスクシンイミド(53.0g)とアゾイソブチロニ
トリル(1.20g)を加え、1時間加熱還流した。冷
却後、溶媒を減圧留去して得られた残さにジクロロメタ
ンを加え、析出物を濾去し、濾液を減圧濃縮した。得ら
れた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン)に付し、標題化合物(41.5g,93%)を無
色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ4.59(2H,s),
4.61(2H,s),7.27−7.36(3H,
m). MS(EI)m/z295M
【0829】参考例162 1−ベンジル−4−[(5−クロロイソインドール−2
−イル)スルホニル]ピペラジン 1−ベンジル−4−スルファモイルピペラジン(251
mg)をエタノール(5ml)に溶解し、3,4−ビス
(ブロモメチル)−1−クロロベンゼン(293mg)
と炭酸カリウム(204mg)を加え、3時間半加熱還
流した。冷却後、析出物を濾去し、濾液を減圧留去して
得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ジクロロメタン〜エタノール:ジクロロメタン=1:
100)で精製し、標題化合物(222mg,58%)
を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.37−2.58(4
H,m),3.24−3.41(4H,m),3.53
(2H,s),4.64(4H,m),7.13−7.
34(8H,m). MS(FAB)m/z392[(M+H),C
35],394[(M+H),Cl37].
【0830】参考例163 1−[(5−クロロイソインドール−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 1−ベンジル−4−[(5−クロロイソインドール−2
−イル)スルホニル]ピペラジン(222mg)の1,
2―ジクロロエタン溶液(20ml)に、氷冷下クロロ
ぎ酸1−クロロエチル(81mg)を加えて15分間攪
拌し、更に1時間加熱還流した。冷却後、溶媒を減圧留
去して得られた残さに乾燥メタノールを加え、11時間
加熱還流した。冷却後、減圧下溶媒留去して得られた残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エタノー
ル:ジクロロメタン=1:50〜1:10)で精製し、
標題化合物(120mg,70%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.96(4H,t,J
=4.4Hz),3.09−3.22(1H,br),
3.30(4H,t,J=4.4Hz),4.65(4
H,m),7.14−7.35(3H,m). MS(FAB)m/z302[(M+H),C
35],304[(M+H),Cl37].
【0831】参考例164 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(5−クロロイソインドール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.35(2H,t,J
=4.9Hz),3.44(2H,t,J=4.9H
z),3.49(2H,t,J=4.9Hz),3.9
1(2H,t,J=4.9Hz),4.65−4.68
(4H,m),7.17(1H,d,J=8.3H
z),7.23(1H,s),7.28(1H,m),
8.88(2H,s). MS(EI)m/z486M
【0832】参考例165 2−(フラン−2−イル)−5−(ピリジン−4−イ
ル)ピラジン 室温で2−クロロ−5−(フラン−2−イル)ピラジン
(N.Sato,J.HeterocyclicChe
m.,19,407(1982))(1.00g)と
(ピリジン−4−イル)ボロン酸(1.09g)をジメ
トキシエタン(50ml)とメタノール(50ml)の
混合溶媒に懸濁させ、この反応液にテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(0)(640mg)と
フッ化セシウム(5.55g)を順次加えて16時間加
熱還流した。冷却後濃縮し、ジクロロメタンと水を加え
て有機層を分取した。無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、
活性炭で処理し、セライト濾過した後、約5mlまで濃
縮し、石油エーテル(50ml)を加えて析出してきた
黄色結晶性粉末を濾取、乾燥して標題化合物(716m
g,58%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ6.62(1H,dd,
J=3.4,2.0Hz),7.23(1H,d,J=
3.4Hz),7.65(1H,d,J=2.0H
z),7.94(2H,d,J=6.4Hz),8.7
7(2H,d,J=6.4Hz),9.03(1H,
d,J=1.5Hz),9.07(1H,d,J=1.
5Hz). MS(FAB)m/z224(M+H)
【0833】参考例166 5−(ピリジン−4−イル)ピラジン−2−カルボン酸 室温で過マンガン酸カリウム(700mg)、塩化トリ
オクチルメチルアンモニウム(1滴)を水(20ml)
とベンゼン(20ml)の混合溶媒に溶解させ、2−
(フラン−2−イル)−5−(ピリジン−4−イル)ピ
ラジン(700mg)を少しずつ加えて室温で17時間
攪拌した。エタノールを加えて過剰の過マンガン酸カリ
ウムを分解した後溶媒を留去し、得られた残さに水(1
00ml)を加えてセライト濾過し、濾液に1規定塩酸
を加えてpH6にした。無色結晶が析出するまで溶媒を
留去し、無色結晶を濾取乾燥して標題化合物(491m
g,79%)を得た。 H−NMR(DMSO−d with one d
rop of TFA)δ8.61(2H,d,J=
5.9Hz),9.04(2H,d,J=5.9H
z),9.37(1H,s),9.66(1H,s). MS(FAB)m/z202(M+H). 元素分析:C10・0.4HOとして 計算値:C,57.64;H,3.77;N,20.1
6. 分析値:C,57.77;H,3.79;N,20.3
3.
【0834】参考例167 4−(3−メチルピリジン−4−イル)安息香酸 参考例2と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.41(3H,
s),7.68(2H,d,J=8.3Hz),7.9
3(1H,d,J=5.9Hz),8.12(2H,
d,J=8.3Hz),8.85(1H,d,J=5.
9Hz),8.95(1H,s).
【0835】参考例168 4−アミジノ安息香酸 塩酸塩 4−シアノ安息香酸(10g)をエタノール(250m
l)に懸濁させ、氷冷下、塩酸ガスを4時間導入し、室
温まで昇温し密栓して18時間放置した。減圧下で濃縮
乾固し、得られた残さを再びエタノール(250ml)
に懸濁させ、氷冷下アンモニアガスを4時間導入して飽
和させた。室温まで昇温した後、密栓して3日間放置し
た。減圧下溶媒を留去して得られた残さに希塩酸を加え
て酸性にして再び濃縮し、合成吸着剤クロマトグラフィ
ー(ダイヤイオン(登録商標)HP−20,水〜20%
アセトニトリル−水)にて精製した。得られた粗精製物
を20%メタノール−ジクロロメタンに溶解し、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(20%メタノール−ジ
クロロメタン)で精製し、得られた画分にエタノール性
塩酸を加えて濃縮し、無色結晶性粉末を濾取乾燥して粗
精製物の4−アミジノ安息香酸エチルエステル 塩酸塩
(5.25g)を得た。4−アミジノ安息香酸エチルエ
ステル 塩酸塩(3.00g)を室温で1規定塩酸(1
00ml)に溶解させ、2時間加熱還流した。減圧下溶
媒を留去し、析出してきた無色結晶性粉末を濾取し少量
のテトラヒドロフランで洗浄して標題化合物(2.69
g,94%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.91(2H,
d,J=8.3Hz),8.12(2H,d,J=8.
3Hz),9.21(2H,br s),9.49(2
H,br s),13.50(1H,br s). MS(FAB)m/z165(M+H) 元素分析:C・HCl・HOとして 計算値:C,43.95;H,5.07;Cl,16.
22;N,12.81. 分析値:C,44.08;H,5.02;Cl,16.
00;N,12.71.
【0836】参考例169 4−(4,5−ジヒドロイミダゾール−2−イル)安息
香酸エチルエステル 塩酸塩 4−シアノ安息香酸 塩酸塩(5.00g)をエタノー
ル(250ml)に懸濁させ、氷冷下、塩酸ガスを4時
間吹き込んだ後、室温まで昇温し密栓して18時間放置
した。減圧下で濃縮乾固し、得られた残さにジエチルエ
ーテルを加えて無色結晶を濾取乾燥して4−[1−(エ
トキシ)イミノメチル]安息香酸エチルエステル 塩酸
塩(5.80g,66%)を得た。4−[1−(エトキ
シ)イミノメチル]安息香酸エチルエステル 塩酸塩
(2.00g)をエタノール(30ml)に溶解し、氷
冷下エチレンジアミン(0.52ml)を加えて室温ま
で昇温した後、一晩攪拌した。減圧下溶媒を留去して得
られた残さに希塩酸を加えて酸性にして再び濃縮し、合
成吸着剤クロマトグラフィー(ダイヤイオン(登録商
標)HP−20,水〜50%アセトニトリル−水)にて
精製した。得られた画分にエタノール性塩酸を加えて濃
縮し、テトラヒドロフランを加えて析出してきた無色結
晶性粉末を濾取乾燥して標題化合物(1.63g,19
%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.35(3H,
t,J=7.3Hz),4.02(4H,s),4.3
7(2H,q,J=7.3Hz),8.17(2H,
d,J=8.8Hz),8.21(2H,d,J=8.
8Hz),11.08(2H,br s). MS(FAB)m/z219(M+H) 元素分析:C1214・HCl・0.2H
Oとして 計算値:C,55.80;H,6.01;Cl,13.
72;N,10.84. 分析値:C,55.81;H,5.99;Cl,13.
93;N,11.00.
【0837】参考例170 4−(4,5−ジヒドロイミダゾール−2−イル)安息
香酸 塩酸塩 参考例8と同様に、4−(4,5−ジヒドロイミダゾー
ル−2−イル)安息香酸エチルエステルを原料として標
題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ4.03(4H,
s),8.15(4H,s),10.99(2H,br
s). MS(FAB)m/z191(M+H) 元素分析:C1010・HCl・1.2H
Oとして 計算値:C,48.38;H,5.44;Cl,14.
28;N,11.28. 分析値:C,48.37;H,5.29;Cl,14.
64;N,11.12.
【0838】参考例171 4−(4−メチルフェニル)ピリジン 参考例2と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.42(3H,s),
7.30(2H,d,J=8.3Hz),7.51(2
H,d,J=5.9Hz),7.55(2H,d,J=
8.3Hz),8.64(2H,d,J=5.9H
z).
【0839】参考例172 2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)ピリジン アルゴン下、4−(4−メチルフェニル)ピリジン
(2.74g)をN,N−ジメチルアニリン(10m
l)に溶解し、室温でナトリウムアミド(1.40g)
を加えた。110℃で2日間攪拌したのち室温まで冷却
し、水を加えて析出してきた茶色粉末を濾取した。この
ものをさらにシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:トルエン=1:1)で精製した。得られた画
分を濃縮した後、ヘキサンを加えて析出した粉末を濾取
乾燥して標題化合物(1.40g,47%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.40(3H,s),
4.45(2H,brs),6.69(1H,d,J=
1.5Hz),6.88(1H,dd,J=5.4,
1.5Hz),7.26(2H,d,J=8.3H
z),7.49(2H,d,J=8.3Hz),8.1
1(1H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z185(M+H)
【0840】参考例173 2−ジアセチルアミノ−4−(4−メチルフェニル)ピ
リジン 2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)ピリジン
(1.27g)をジクロロメタン(50ml)に溶解
し、氷冷下、N,N−ジイソプロピルエチルアミン
(1.80ml)および塩化アセチル(735μl)を
順次滴下した。室温まで昇温し、再びN,N−ジイソプ
ロピルエチルアミン(0.90ml)および塩化アセチ
ル(800μl)を加えて18時間撹拌した。メタノー
ルを加えたのち、溶媒を減圧留去して得られた残さに希
塩酸と酢酸エチルを加えて有機層分取し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後濾液を濃縮した。残さをメタノールに
溶解し、水を加えて析出してきた結晶を濾取乾燥して標
題化合物(1.39g,75%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.33(6H,s),
2.42(3H,s),7.31(2H,d,J=8.
3Hz),7.43(1H,d,J=1.5Hz),
7.53−7.59(3H,m),8.61(1H,
d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z269(M+H) 元素分析:C1616として 計算値:C,71.62;H,6.01;N,10.4
4. 分析値:C,71.28;H,5.98;N,10.1
9.
【0841】参考例174 4−(2−アセチルアミノピリジン−4−イル)安息香
酸 水(4ml)に無水硫酸マグネシウム(161mg)を
溶解し、2−ジアセチルアミノ−4−(4−メチルフェ
ニル)ピリジン(108mg)を懸濁させ、過マンガン
酸カリウム(223mg)を加えて2時間加熱還流し
た。二酸化マンガンを濾去後、濾液に希塩酸とジクロロ
メタンを加えて水層を分取し、20ml位まで濃縮して
析出してきた結晶を濾取乾燥して標題化合物(64m
g,62%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.19(3H,
s),7.58(1H,d,J=5.9Hz),7.8
7(2H,d,J=8.3Hz),8.04(1H,
s),8.11(2H,d,J=8.3Hz),8.3
3(1H,s),8.43(1H,d,J=5.9H
z),11.23(1H,br s). MS(FAB)m/z257(M+H)
【0842】参考例175 4−(2−アミノピリジン−4−イル)安息香酸メチル
エステル 参考例9と同様の反応により、4−(2−アセチルアミ
ノピリジン−4−イル)安息香酸を原料として標題化合
物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.95(3H,s),
4.53(2H,brs),6.72(1H,d,J=
1.5Hz),6.90(1H,dd,J=5.4,
1.5Hz),7.65(2H,d,J=8.3H
z),8.12(2H,d,J=8.3Hz),8.1
6(1H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z229(M+H) 元素分析:C1312として 計算値:C,68.41;H,5.30;N,12.2
7. 分析値:C,68.30;H,5.27;N,12.3
6.
【0843】参考例176 4−[2−(N−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)ピリジン−4−イル)安息香酸メチルエステル 参考例10と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.50(9H,
s),3.89(3H,s),7.38(1H,dd,
J=5.4,1.5Hz),7.86(2H,d,J=
8.3Hz),8.10(2H,d,J=8.3H
z),8.14(1H,d,J=1.5Hz),8.3
5(1H,d,J=5.4Hz),9.89(1H,b
r s).
【0844】参考例177 4−[2−(N−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)ピリジン−4−イル)安息香酸 参考例11と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.49(9H,
s),7.38(1H,dd,J=5.4,1.0H
z),7.83(2H,d,J=8.3Hz),8.0
7(2H,d,J=8.3Hz),8.12(1H,
d,J=1.0Hz),8.33(1H,d,J=5.
4Hz),9.93(1H,br s),13.07
(1H,br s).
【0845】参考例178 1−[4−(2−アジドメチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−ヒドロキシメチルピリジン−4
−イル)ベンゾイル]ピペラジン(300mg)をジク
ロロメタン(10ml)に溶解し、トリフェニルホスフ
ィン(301mg)および四臭化炭素(572mg)を
加えて室温で5分間撹拌した。炭酸水素ナトリウム水溶
液とジクロロメタンを加えて有機層を分取し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、N,N−ジメチルホルムアミド
(10ml)を加えてジクロロメタンのみを留去した。
このブロム体を含むN,N−ジメチルホルムアミド溶液
にアジ化ナトリウム(215mg)を加えて外温約10
0℃にて90分間撹拌した。溶媒を減圧留去してジクロ
ロメタンと水を加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜2
%メタノール−ジクロロメタン)で精製して標題化合物
(159mg,51%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.16(4H,b
r),3.30−4.10(4H,br),4.57
(2H,s),7.40−7.45(3H,m),7.
52(1H,s),7.60(1H,dd,J=8.8
and 2.0Hz),7.64(2H,d,J=
8.3Hz),7.76(1H,dd,J=8.3an
d 1.5Hz),7.90−7.96(3H,m),
8.31(1H,d,J=1.5Hz),8.65(1
H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z547[(M+H),C
35],549[(M+H),Cl37].
【0846】参考例179 4−(2−メチルピリジン−4−イル)安息香酸メチル
エステル 塩酸塩 4−(2−メチルピリジン−4−イル)安息香酸 塩酸
塩(5.00g)をメタノール(100ml)に溶解
し、塩化チオニル(1.73ml)を滴下し、3.5時
間加熱還流した。溶媒を留去して析出したうす茶色の結
晶を酢酸エチルで洗浄して、標題化合物(4.70g,
89%)を得た。
【0847】参考例180 4−(2−ブロモメチルピリジン−4−イル)安息香酸
メチルエステル 4−(2−メチルピリジン−4−イル)安息香酸メチル
エステル 塩酸塩(100mg)を四塩化炭素と炭酸水
素ナトリウム水溶液の混合溶液に溶解し、有機層を分取
して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。不溶物を濾去後、
濾液にN−ブロモこはく酸イミド(68mg)、2,2
アゾイソブチロニトリル(6mg)を加えて1時間加熱
還流した。ジクロロメタンで希釈し、水洗後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧濃縮した。得られた残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=4:1)で精製して標題化合物(41m
g,35%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.96(3H,s),
4.63(2H,s),7.46(1H,dd,J=
4.9,1.5Hz),7.68(1H,d,J=1.
5Hz),7.71(2H,d,J=8.3Hz),
8.16(2H,d,J=8.3Hz),8.69(1
H,d,J=4.9Hz). 元素分析:C1412BrNOとして 計算値:C,54.92;H,3.95;Br,26.
10;N,4.58. 分析値:C,54.95;H,3.96;Br,25.
85;N,4.33.
【0848】参考例181 4−(2−シアノメチルピリジン−4−イル)安息香酸
メチルエステル 参考例56と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.97(3H,s),
4.03(2H,s),7.51(1H,d,J=5.
4Hz),7.67(1H,s),7.71(2H,
d,J=8.3Hz),8.17(2H,d,J=8.
3Hz),8.67(1H,d,J=5.4Hz). 元素分析:C1512として 計算値:C,71.42;H,4.79;N,11.1
0. 分析値:C,71.13;H,4.82;N,11.0
5.
【0849】参考例182 4−[2−(2−アミノエチル)ピリジン−4−イル]
安息香酸メチルエステル2塩酸塩 4−(2−シアノメチルピリジン−4−イル)安息香酸
メチルエステル(190mg)をメタノール(5ml)
に溶解し、10%パラジウム−炭素(190mg)、濃
塩酸(5滴)を加えて室温にて24時間常圧接触還元を
行った。触媒を濾去後濾液を減圧濃縮し、酢酸エチルを
加えて析出した淡黄色結晶を濾取、乾燥して標題化合物
(141mg,57%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.21−3.39
(4H,m),3.90(3H,s),7.90−8.
18(8H,m),8.76(1H,d,J=5.4H
z). MS(FAB)m/z257(M+H)
【0850】参考例183 4−[2−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)エチル]ピリジン−4−イル]安息香酸メチルエス
テル参考例10と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.43(9H,s),
3.07(2H,t,J=6.4Hz),3.60(2
H,q,J=6.4Hz),3.96(3H,s),
5.14(1H,br s),7.39(1H,dd,
J=5.4 and1.5Hz),7.41(1H,b
r s),7.70(2H,d,J=8.3Hz),
8.15(2H,d,J=8.3Hz),8.62(1
H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z357(M+H)
【0851】参考例184 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6−メトキシカルボニル−1,2,3,4−テト
ラヒドロピラジン 室温で2−メトキシカルボニルピラジン(1.00g)
をメタノールに溶解させ10%パラジウム−炭素(10
0mg)を加えて2時間常圧接触還元を行った。触媒を
濾去後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(5%メタノール−ジクロロ
メタン)で精製して6−メトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロピラジン(880mg,86%)
を黄色油状物質として得た。得られた6−トキシカルボ
ニル−1,2,3,4−テトラヒドロピラジン(440
mg)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン(594μl)、塩化6−
(クロロナフタレン−2−イル)スルホニル(810m
g)を加えて室温で1時間撹拌した。炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾液を
濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(2%メタノール−ジクロロメタン)で精製し
て標題化合物(279mg,25%)を淡黄色油状物質
として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.32(4H,s),
3.71(3H,s),4.68(1H,br s),
7.43(1H,d,J=6.8Hz),7.55(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.86−7.
94(3H,m),8.19(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),8.54(1H,brs). MS(FAB)m/z367[(M+H),C
35],369[(M+H),Cl37]. 元素分析:C1615ClNSとして 計算値:C,52.39;H,4.12;N,7.6
4. 分析値:C,52.31;H,4.21;N,7.5
5.
【0852】参考例185 1−(4−ブロモベンゾイル)−6−メトキシカルボニ
ル−1,2,3,4−テトラヒドロピラジン 参考例184と同様に、6−メトキシカルボニル−1,
2,3,4−テトラヒドロピラジンを得た後に塩化4−
ブロモベンゾイルと反応させて、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.20−3.70(7
H,m),4.71(1H,br s),7.16(1
H,d,J=6.4Hz),7.48(4H,s). MS(FAB)m/z325[(M+H),B
79],327[(M+H),Br81].
【0853】参考例186 4−(4−ブロモベンゾイル)−1−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]−5−メトキシカル
ボニル−1,2,3,4−テトラヒドロピラジン実施例
165と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.40−3.90(7
H,m),7.33(2H,d,J=8.3Hz),
7.48(2H,d,J=8.3Hz),7.60−
7.66(2H,m),7.79(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.92−7.99(3H,
m),8.43(1H,br s). MS(FAB)m/z549[(M+H),B
79],551[(M+H),Br81]. 元素分析:C2318BrClNSとして 計算値:C,50.24;H,3.30;N,5.1
0;S,5.83. 分析値:C,50.34;H,3.37;N,5.0
5;S,5.81.
【0854】参考例187 4−[3−(アミノメチル)フェニル]安息香酸 塩酸
塩 参考例2と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ4.11(2H,
s),7.49−7.58(2H,m),7.76(1
H,d,J=6.8Hz),7.83(2H,d,J=
8.8Hz),7.92(1H,br s),8.05
(2H,d,J=8.3Hz).
【0855】参考例188 4−[3−[(tert−ブトキシカルボニルアミノ)
メチル]フェニル]安息香酸 参考例10と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
4.41(2H,d,J=5.4Hz),4.94(1
H,br s),7.28−7.37(1H,m),
7.44(1H,t,J=7.3Hz),7.50−
7.60(2H,m),7.68(2H,d,J=8.
3Hz),8.10−8.23(2H,m).
【0856】参考例189 2,5−ジヒドロ−5−オキソ−3−(ピリジン−4−
イル)−1,2,4−トリアジン−6−カルボン酸エチ
ルエステル 4−ピリジンカルボキシアミドラゾン(1.48g)を
エタノール(20ml)に溶解し、ケトマロン酸ジエチ
ルエステル(1.65ml)を室温にて滴下後13時間
撹拌した。さらに4時間加熱還流後、室温まで冷却して
析出した黄色の結晶を濾取、乾燥して標題化合物(1.
50g,56%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.31(3H,
t,J=7.3Hz),4.36(2H,q,J=7.
3Hz),7.98(2H,d,J=6.3Hz),
8.86(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z247(M+H). 元素分析:C1110・0.2HOとして 計算値:C,52.88;H,4.20;N,22.4
3. 分析値:C,52.78;H,4.36;N,22.6
6.
【0857】参考例190 2,5−ジヒドロ−5−オキソ−3−(ピリジン−4−
イル)−1,2,4−トリアジン−6−カルボン酸 参考例11と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d(トリフルオロ酢酸少量
含有))δ8.31(2H,d,J=6.4Hz),
8.86(2H,d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z218(M+H). 元素分析:C・0.2HOとして 計算値:C,48.74;H,2.91;N,25.2
6. 分析値:C,48.58;H,2.87;N,25.2
1.
【0858】参考例191 2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−1,4−
ジベンジルピペラジン シールドチューブ中でビス(3−メトキシカルボニル−
2−プロピレニル)ベンジルアミン(104mg)、お
よびベンジルアミン(60.0μl)をメタノール(5
ml)に溶解し、封管して外温約100〜110℃で6
3時間加熱攪拌した。溶媒を減圧留去し、得られた残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=3:1)で精製し、標題化合物(12
3mg,88%)を黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.25−2.60(8
H,eachm),3.15−3.85(12H,
m),7.15−7.30(10H,m). MS(FAB)m/z411(M+H)
【0859】参考例192 cis−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン とtrans−2,6−ビス(メトキ
シカルボニルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−1,4−
ジベンジルピペラジン(1.33g)をメタノール(7
0ml)、塩酸(570μl)に溶解し、水酸化パラジ
ウム(149mg)を加えて、室温にて4時間接触還元
を行った。触媒を濾去後、溶媒を減圧留去して得られた
残さにジクロロメタン(70ml)、N,N−ジイソプ
ロピルエチルアミン(2.70ml)を加えて溶解し、
塩化(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル
(495mg)を加えて、氷冷下3時間攪拌した。さら
に、塩化(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル(200mg)、N,N−ジイソプロピルエチルアミ
ン(180μl)を加えて、外温約0℃から徐々に室温
まで昇温しながら12.5時間攪拌した。反応が終了し
ていないので、さらに塩化(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル(101mg)、N,N−ジイソプ
ロピルエチルアミン(90μl)を加えて外温約0℃か
ら徐々に室温まで昇温しながら4.5時間攪拌した。溶
媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(5%メタノール−ジクロロメタン、n
−ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製し、標題化合
物のシス体(226mg,15%)およびトランス体
(1.07g,73%)をそれぞれ淡黄色アモルファス
パウダーとして得た。
【0860】cis−2,6−ビス(メトキシカルボニ
ルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ2.00−2.10(2
H,m),2.20−2.30(2H,m),2.35
−2.45(2H,m),2.85(1H,br),
3.20−3.30(2H,m),3.69(6H,
s),3.70−3.80(2H,m),7.50−
7.60(1H,m),7.70−7.80(1H,
m),7.85−7.95(3H,m),8.30(1
H,s).
【0861】trans−2,6−ビス(メトキシカル
ボニルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ2.40−2.60(5
H,m),2.80−2.90(2H,m),3.10
−3.20(2H,m),3.45−3.55(2H,
m),3.69(6H,s),7.50−7.60(1
H,m),7.70−7.80(1H,m),7.85
−7.95(3H,m),8.29(1H,s).MS
(FAB)m/z455[(M+H),Cl35],
457[(M+H),Cl37].
【0862】参考例193 trans−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−1−(4−ブロモベンゾイル)−4−[(6−ク
ロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン trans−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(79.7mg)をジクロロメタン
(8ml)に溶解し、氷冷下、N,N−ジイソプロピル
エチルアミン(68.0μl)、塩化4−ブロモベンゾ
イル(51.0mg)のジクロロメタン溶液(ジクロロ
メタン2ml)を加え、室温で5.5時間攪拌した。水
を加えて有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄して無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢
酸エチル=1:1)で精製し、標題化合物(113m
g,98%)を淡黄色アモルファスパウダーとして得
た。 H−NMR(CDCl)δ2.80−2.90(4
H,m),3.20−3.40(4H,m),3.63
(6H,s),4.20−4.30(2H,m),7.
23(2H,d,J=8.3Hz),7.50(2H,
d,J=8.3Hz),7.55−7.65(1H,
m),7.70−7.80(1H,m),7.90−
7.95(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z637[(M+H),B
79,Cl35],639[(M+H),B
79,Cl37 and Br81,Cl35],6
41[(M+H),Br81,Cl37].
【0863】参考例194 cis−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−
1−(4−ブロモベンゾイル)−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例193と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.40−2.75(4
H,m),2.80−3.20(2H,m),3.55
−4.00(2H,m),3.68(6H,s),4.
20−4.40(1H,m),5.00−5.20(1
H,m),7.10−7.15(2H,m),7.45
−7.55(2H,m),7.55−7.65(1H,
m),7.70−7.80(1H,m),7.90−
7.95(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z637[(M+H),B
79,Cl35],639[(M+H),B
79,Cl37 and Br81,Cl35],6
41[(M+H),Br81,Cl37].
【0864】参考例195 trans−2,6−ビス(カルバモイルメチル)−1
−(4−ブロモベンゾイル)−4−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン実施例35
と同様に、trans−2,6−ビス(メトキシカルボ
ニルメチル)−1−(4−ブロモベンゾイル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.5−2.65(2
H,m),3.10−3.30(4H,m),3.40
−3.50(2H,m),4.20−4.30(2H,
m),6.34(2H,broad s),6.59
(2H,broads),7.14(2H,d,J=
8.3Hz),7.31(2H,d,J=8.3H
z),7.50−7.60(1H,m),7.65−
7.75(1H,m),7.85−7.95(3H,
m),8.26(1H,s).
【0865】参考例196 (2−メチルピリジン−4−イル)トリブチルスズ アルゴン下、ジエチルエーテル(100ml)を−70
℃まで冷却し、n−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.
52M,14.5ml)を滴下した。この反応液に4−
ブロモ−2−メチルピリジンのフリー体を含むジエチル
エーテル溶液(100ml)を15分かけて滴下し、さ
らに、塩化トリブチルスズ(5.40ml)を含むテト
ラヒドロフラン(10ml)をゆっくり滴下した。−7
0℃で30分間撹拌した後、室温まで昇温して1.5時
間撹拌した。水およびアンモニア水を加えて、ジエチル
エーテルで分配した。油層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾液を濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=29:1→19:1)で精製して
標題化合物(3.63g、無色油状物質)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.89(9H,t,J
=7.3Hz),0.99−1.17(6H,m),
1.22−1.41(6H,m),1.50−1.65
(6H,m),2.52(3H,s),7.05−7.
21(1H,m),7.22(1H,s),7.34−
8.40(1H,m). MS(FAB)m/z382[(M+H),Sn
118],384[(M+H),Sn120].
【0866】4−ブロモ−2−メチルピリジンのフリー
体の調整 4−ブロモ−2−メチルピリジン 塩酸塩(4.17
g)を炭酸水素ナトリウム水溶液とジエチルエーテルで
分配し、油層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、
さらにベンゼンを加えて濃縮した。このものをジエチル
エーテル(100ml)に溶解させジエチルエーテル溶
液として保存した。
【0867】参考例197 (3−フルオロピリジン−4−イル)トリブチルスズ アルゴン下、ジイソプロピルアミン(7.03ml)を
含むテトラヒドロフラン(100ml)溶液を内温−2
0℃まで冷却し、n−ブチルリチウム−ヘキサン溶液
(1.52M,32.9ml)を滴下した。0℃で1時
間撹拌した後、−70℃まで冷却し3−フルオロピリジ
ン(4.30ml)を含むテトラヒドロフラン(25m
l)を30分かけて滴下した。−70℃で5時間撹拌し
た後、塩化トリブチルスズ(13.5ml)を含むテト
ラヒドロフラン(25ml)をゆっくり滴下し、そのま
ま2.5時間撹拌した。室温まで昇温してジエチルエー
テルおよび水で分配した。油層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾液を濃縮、シリカゲルクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)で精製して標題化
合物(無色油状物質、18.17g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.89(9H,t,J
=7.3Hz),1.06−1.27(6H,m),
1.28−1.40(6H,m),1.43−1.70
(6H,m),7.25−7.42(1H,m),8.
30−8.40(2H,m). MS(FAB)m/z386[(M+H),Sn
118],388[(M+H),Sn120].
【0868】参考例196と同様に参考例198〜参考
例199に示す化合物を合成した。
【0869】参考例198 (2,6−ジメチルピリジン−4−イル)トリブチルス
H−NMR(CDCl)δ0.89(9H,t,J
=7.3Hz),0.95−1.15(6H,m),
1.26−1.38(6H,m),1.43−1.65
(6H,m),2.49(6H,s),6.97−7.
07(2H,m).MS(FAB)m/z396[(M
+H),Sn118],398[(M+H),Sn
120].
【0870】参考例199 (2,5−ジメチルピリジン−4−イル)トリブチルス
H−NMR(CDCl)δ0.89(9H,t,J
=7.3Hz),0.95−1.20(6H,m),
1.21−1.40(6H,m),1.41−1.65
(6H,m),2.30(3H,s),2.48(3
H,s),7.13(1H,s),8.24(1H,
s). MS(FAB)m/z396[(M+H),Sn
118],398[(M+H),Sn120].
【0871】参考例200 2,3−ジメチルピリジン N−オキシド 2,3−ジメチルピリジン(9.50g)を塩化メチレ
ン(200ml)に溶解させ、0℃まで冷却した。この
反応液にメタクロロ過安息香酸(21.9g)を加えて
室温まで昇温し3日間撹拌した。亜硫酸ナトリウム水溶
液を加え、塩化メチレンで分配した(200ml)。油
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濾液を濃縮しシリカ
ゲルクロマトグラフィー(5%メタノール−塩化メチレ
ン)で精製した。残さに石油エーテルを加えて析出した
無色粉末を濾取乾燥して標題化合物(5.47g)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ2.35(3H,s),
2.51(3H,s),7.00−7.08(2H,
m),8.17(1H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z124(M+H)
【0872】参考例201 2,3−ジメチル−4−ニトロピリジン N−オキシド 2,3−ジメチルピリジン N−オキシド(3.73
g)を0℃で濃硫酸(10ml)および発煙硝酸(10
ml)の混合溶媒に溶解させ、75℃で1.5時間、1
00度℃で15分間撹拌した。反応液を氷水に放出し水
酸化ナトリウム水溶液で中和した。塩化メチレンで分配
し、油層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濾液を濃縮し
た。残さに塩化メチレン(1ml)およびジエチルエー
テル(100ml)加え、析出している淡黄色粉末を濾
取、乾燥して標題化合物(3.31g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.57(3H,s),
2.58(3H,s),7.71(1H,d,J=7.
3Hz),8.17(1H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z169(M+H)
【0873】参考例202 4−ブロモ−2,3−ジメチルピリジン 2,3−ジメチル−4−ニトロピリジン N−オキシド
(3.00g)を0℃まで冷却し、この反応液に臭化ア
セチル(18.0ml)を加えて50℃で20分間撹拌
した。さらに75℃で15分間撹拌し、反応液を氷水に
放出し炭酸アンモニウム水溶液で中和した。塩化メチレ
ンで分配し、油層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾液を
濃縮し4−ブロモ−2,3−ジメチルピリジン N−オ
キシドの粗精製物を得た。このものをクロロホルム(5
0ml)に溶解させ0度まで冷却し、三臭化リン(5.
16ml)を加えて室温で30分間撹拌した。反応液を
氷水に放出し炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した。塩
化メチレンで分配し油層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、
濾液を濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=19:1)で精製して標題化合物
(1.90g,57%、淡黄色油状物質)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.40(3H,s),
2.59(3H,s),7.34(1H,d,J=5.
4Hz),8.09(1H,d,J=5.4Hz). MS(EI)m/z185(M,Br79),187
(M,Br81).
【0874】参考例203 (2,3−ジメチルピリジン−4−イル)トリブチルス
ズ 参考例196と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.88(9H,t,J
=7.3Hz),1.01−1.18(6H,m),
1.27−1.37(6H,m),1.41−1.61
(6H,m),2.31(3H,s),2.50(3
H,s),7.07−7.20(1H,m),8.19
−8.24(1H,m). MS(FAB)m/z396[(M+H),Sn
118],398[(M+H),Sn120].
【0875】参考例204 3,5−ジメチルピリジン N−オキシド 参考例200と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.28(6H,s),
6.93(1H,s),7.92(2H,s). MS(FAB)m/z124(M+H)
【0876】参考例205 3,5−ジメチル−4−ニトロピリジン N−オキシド 参考例201と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.32(6H,s),
7.99(2H,s). MS(FAB)m/z169(M+H)
【0877】参考例206 4−ブロモ−3,5−ジメチルピリジン 参考例202と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.38(6H,s),
8.23(2H,s). MS(EI)m/z185(M,Br79),187
(M,Br81).
【0878】参考例196と同様に参考例207〜参考
例211に示す化合物を合成した。
【0879】参考例207 (3,5−ジメチルピリジン−4−イル)トリブチルス
H−NMR(CDCl)δ0.88(9H,t,J
=7.3Hz),1.04−1.21(6H,m),
1.28−1.37(6H,m),1.41−1.59
(6H,m),2.34(6H,s),8.13−8.
18(2H,m). MS(FAB)m/z396[(M+H),Sn
118],398[(M+H),Sn120].
【0880】参考例208 (6−メチルピリジン−2−イル)トリブチルスズ H−NMR(CDCl)δ0.88(9H,t,J
=7.3Hz),1.01−1.18(6H,m),
1.26−1.37(6H,m),1.43−1.63
(6H,m),2.54(3H,s),6.95(1
H,d,J=7.3Hz),7.18(1H,d,J=
7.3Hz),7.36(1H,t,J=7.3H
z). MS(FAB)m/z382[(M+H),Sn
118],384[(M+H),Sn120].
【0881】参考例209 (3−メチルピリジン−4−イル)トリブチルスズ H−NMR(CDCl)δ0.89(9H,t,J
=7.3Hz),1.02−1.20(6H,m),
1.27−1.37(6H,m),1.42−1.62
(6H,m),2.35(3H,s),7.22−7.
34(1H,m),8.28−8.38(2H,m). MS(FAB)m/z382[(M+H),Sn
118],384[(M+H),Sn120].
【0882】参考例210 (5−メチルピリジン−2−イル)スズトリブチル H−NMR(CDCl)δ0.88(9H,t,J
=7.3Hz),1.02−1.19(6H,m),
1.27−1.37(6H,m),1.43−1.61
(6H,m),2.29(3H,s),7.27−7.
33(2H,m),7.59(1H,s). MS(FAB)m/z382[(M+H),Sn
118],384[(M+H),Sn120].
【0883】参考例211 (3−メチルピリジン−2−イル)トリブチルスズ H−NMR(CDCl)δ0.87(9H,t,J
=7.3Hz),1.05−1.23(6H,m),
1.27−1.38(6H,m),1.46−1.60
(6H,m),2.36(3H,s),7.02(1
H,dd,J=7.8and 4.9Hz),7.33
(1H,d,J=7.8Hz),8.54(1H,d,
J=4.9Hz). MS(FAB)m/z382[(M+H),Sn
118],384[(M+H),Sn120].
【0884】参考例212 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]ピペリジン−4−オン ピペリジン−4−オン(一塩酸一水和物,1.54g)
をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に懸濁さ
せ、ジイソプロピルエチルアミン(3.48ml)、塩
化6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニル
(2.68g)を加え、室温で3日間攪拌させた。反応
液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え、一規定塩
酸で洗浄した。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカ
ゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:塩化メチレン=
3:1)で精製し、ヘキサンで洗浄して標題化合物(無
色プリズム晶、1.92g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.59(4H,d,J
=6.4Hz),3.55(4H,d,J=6.4H
z),7.45(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.80−7.84(2H,m),7.87(1
H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z330[(M+H),C
35],332[(M+H),Cl37].
【0885】参考例213 4−(4−ブロモベンジリデン)−1−[(6−クロロ
ベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジ
ン 4−ブロモベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド
(512mg)をテトラヒドロフラン(10ml)およ
びエタノール(10ml)の混合溶媒に溶解させた。こ
の反応液を0℃まで冷却し、水素化ナトリウム(60%
油性、40mg)および1−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペリジン−4
−オン(297mg)を順次加えて室温で16時間、5
0℃で9時間撹拌した。飽和食塩水および酢酸エチルを
加えて分配し、油層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濾
液を濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=4:1)で精製して標題化合物(無色粉
末、133mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.48(2H,d,J
=5.9Hz),2.57(2H,d,J=5.9H
z),3.16(2H,d,J=5.9Hz),3.2
8(2H,d,J=5.9Hz),6.25(1H,
s),6.97(2H,d,J=8.3Hz),7.4
0−7.45(3H,m),7.73(1H,s),
7.79(1H,d,J=8.5Hz),7.84(1
H,d,J=1.2Hz).
【0886】参考例214 6−ブロモベンゾ[b]チオフェン 6−ブロモベンゾチオフェン−2−カルボン酸(14
g)と銅粉末(874mg)をキノリン(45ml)に
加え、油温220℃で2時間加熱攪拌した。放冷後エー
テルを加え、銅粉末をろ去した。濾液を1規定塩酸水溶
液で洗浄し、次に1規定水酸化ナトリウム水溶液で洗浄
した。最後に飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)で精
製し、淡黄色固体として標題化合物(5.56g)を得
た。また、原料(3.15g)を回収した。 H−NMR(CDCl)δ7.29(1H,d,J
=5.4Hz),7.42(1H,d,J=5.4H
z),7.46(1H,dd,J=8.3,1.5H
z),7.67(1H,d,J=8.3,Hz),8.
01(1H,d,J=1.5Hz). MS(EI)m/z214[M,Br81],212
[M,Br79].
【0887】参考例215 6−トリメチルシリルエチニルベンゾ[b]チオフェン 6−ブロモベンゾ[b]チオフェン(2.13g)をテ
トラヒドロフラン(15ml)に溶かし、トリフェニル
ホスフィン(787mg)、トリエチルアミン(40m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(15ml)、ト
リメチルシリルアセチレン(1.47g)、酢酸パラジ
ウム(225mg)を加え、5時間還流した。放冷後、
塩化メチレン(150ml)で希釈し、水(2回)、飽
和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサンのみ)で精製し、標題化合物(1.38
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.27(9H,s),
7.30(1H,d,J=5.7Hz),7.44(1
H,dd,J=8.3,1.0Hz),7.49(1
H,d,J=5.7Hz),7.73(1H,d,J=
8.3Hz),8.00(1H,s). MS(EI)m/z230M
【0888】参考例216 塩化6−トリメチルシリルエチニルベンゾ[b]チオフ
ェン−2−スルホニル 6−トリメチルシリルエチニルベンゾ[b]チオフェン
(408mg)を乾燥ジエチルエーテル(10ml)に
溶解させた。−78℃に冷却し、tert−ブチルリチ
ウム(1.54モルn−ペンタン溶液,1.15ml)
を滴下し、30分かけて0℃まで昇温して、さらに1時
間攪拌した。ここで再び溶液を−78℃に冷却し、亜硫
酸ガスを導入した。1時間かけて室温まで昇温後、1時
間攪拌した。溶解している未反応の亜硫酸ガスを充分揮
発させた後、溶媒を減圧下で留去した。ヘキサン(20
ml)を加え、不溶の沈殿をろ取し、ヘキサンで洗っ
た。これを塩化メチレン(10ml)に溶かし0℃に冷
却した後、N−クロロこはく酸イミド(248mg)を
加え30分攪拌し、室温まで昇温してさらに1時間攪拌
した。水を加えて分液後、水層を塩化メチレン(10m
lで5回)で抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留
去し、淡黄色固体として標題化合物(498mg)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ0.28(9H,s),
7.58(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),
7.89(1H,d,J=8.3Hz),8.02(1
H,s),8.10(1H,s). MS(EI)m/z328M
【0889】参考例217 1−[(6−トリメチルシリルエチニルベンゾ[b]チ
エン−2−イル)スルホニル−3]−(N−メチルカル
バモイル)ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−(N−メチルカルバモイル)
ピペラジン(437mg)をメタノール(15ml)に
溶かし、水酸化パラジウム(22mg)、濃塩酸(0.
22ml)を加え、水素ガスを導入して(1気圧)、室
温で1時間攪拌した。トリエチルアミン(0.9ml)
を加えた後、パラジウムを濾去し、減圧下溶媒を留去し
た。残渣を塩化メチレンに溶かし、トリエチルアミン
(0.5ml)を加え、塩化6−トリメチルシリルエチ
ニルベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニル(399
mg)を氷冷下にて加え、室温に戻してから20時間攪
拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
し(2回)、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒
を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:19)で
精製した。淡黄色の固体として標題化合物(462m
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.28(9H,s),
1.52(1H,brs),2.57−2.66(2
H,m),2.80,2.79(total3H,ea
ch s),2.97(1H,dt,J=3.3,1
1.5Hz),3.09(1H,dt,J=13.2,
3.1Hz),3.51(1H,dd,J=9.8,
3.4Hz),3.59(1H,dd,J=11.7,
0.98Hz),3.92(1H,dd,J=11.
7,2.4Hz),6.56−6.57(1H,m),
7.52(1H,dd,J=8.3,0.98Hz),
7.77(1H,s),7.82(1H,d,J=8.
3Hz),7.97(1H,s). MS(FAB)m/z436(M+H)
【0890】参考例218 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
ブロモピリジン−2−イル)カルボニル]ピペラジン 参考例3と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
3.35−3.37(2H,m),3.45−3.48
(2H,m),3.54−3.57(2H,m),3.
77−3.79(2H,m),8.87(2H,s).
MS(FAB)m/z373[(M+H)81
r],371[(M+H)79Br].
【0891】参考例219 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[[5−
(4−ピリジル)−ピリミジン−2−イル]カルボニ
ル]ピペラジン ジメトキシエタン(60ml)とメタノール(120m
l)の混合溶媒に、1−(tert−ブトキシカルボニ
ル)−4−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カル
ボニル]ピペラジン(2.97g)、(ピリジン−4−
イル)ボロン酸(1.48g)、フッ化セシウム(4.
25g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(924mg)を加え、アルゴン置換した後、1
9時間還流した。減圧下溶媒を留去し、残渣を中圧シリ
カゲルカラムクロマトフラフィー(サイズD、メタノー
ル:塩化メチレン=1:9)で精製し、無色固体として
標題化合物(1.31g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.40−3.44(2H,m),3.48−3.52
(2H,m),3.59(2H,t,J=5.4H
z),3.84(2H,t,J=5.4Hz),7.5
4(2H,dd,J=4.4,2.0Hz),8.81
(2H,dd,J=4.4,2.0Hz),9.07
(2H,s). MS(FAB)m/z369M
【0892】参考例220 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(メトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−(3−メ
トキシカルボニルメチル)ピペラジン(5.03g)の
エタノール溶液(50ml)に飽和塩酸エタノール溶液
(20ml)を加え、30分間攪拌した。減圧下溶媒留
去した後、塩化メチレン溶液(200ml)とした。こ
れに室温で、塩化5−クロロ−1−フェニルスルホニル
インドール−2−スルホニル(7.64g)、およびト
リエチルアミン(9.5ml)を加え、室温で4時間攪
拌した。蒸留水、塩化メチレンを加え、水層を3回抽出
し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:
50)に付すことにより、標題化合物(4.97g)を
無色油状物質として得た。 MS(FAB)m/z512[(M+H),C
35],514[(M+H),Cl37]. H−NMR(CDCl)δ2.15−2.30(1
H,br),2.34−2.49(2H,m),2.7
2−2.76(1H,m),2.90−3.22(3
H,m),3.17−3.25(1H,m),3.67
(3H,s),3.71−3.77(2H,m),7.
39−7.47(4H,m),7.52−7.58(2
H,m),8.02(2H,d,J=7.8Hz),
8.23(1H,d,J=9.3Hz).
【0893】参考例221 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(メトキシカルボニルメチル)
ピペラジン 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(メトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジン(2.00g)のエタノール溶液
(250ml)に、室温でジ−tert−ブチルジカル
ボナート(3.91g)を加え17時間攪拌した。反応
溶液を減圧下濃縮してジエチルエーテルを加え、析出し
た結晶をろ取し、ジエチルエーテルにより洗浄した後、
減圧乾燥することにより、標題化合物(2.01g)を
無色の結晶として得た。 MS(FAB)m/z612[(M+H),C
35],614[(M+H),Cl37]. H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
2.45−2.54(1H,m),2.74−2.86
(1H,m),2.92−3.03(1H,m),3.
07−3.27(1H,m),3.37(3H,s),
3.67−3.77(2H,m),3.94−4.06
(2H,m),4.52−4.67(1H,m),7.
38−7.49(4H,m),7.57−7.60(2
H,m),8.03(2H,d,J=6.8Hz),
8.23(1H,d,J=9.3Hz).
【0894】参考例222 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−
[[(モルホリン−4−イル)]カルボニル]メチル]
ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(メトキシカルボニルメチル)
ピペラジン(1.0g)の1,4−ジオキサン溶液(1
00ml)に、室温で1規定水酸化ナトリウム水溶液
(4.9ml)を加え、80℃に加熱し6時間攪拌し
た。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応溶
液を中性とした後、蒸留水を加え、塩化メチレンで水層
を4回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物を減圧乾
燥後、塩化メチレン溶液(150ml)とした。これに
室温で1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.24
g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチ
ルカルボジイミド 塩酸塩(0.41g)、モルホリン
(0.16g)、およびN−メチルモルホリン(0.4
1g)を加え、室温で12時間攪拌した。蒸留水を加
え、塩化メチレンで水層を3回抽出し、合わせた有機層
を蒸留水で4回洗浄した。これを無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチ
レン=1:50)に付することにより、標題化合物
(0.71g)を無色固体として得た。 H−NMR(MHz,CDCl)δ1.41(9
H,s),2.23−2.30(3H,m),3.34
−3.84(12H,m),3.91−4.12(1
H,m),4.49−4.64(1H,m),6.98
(1H,s),7.27−7.33(1H,m),7.
37(1H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,
s). MS(FAB)m/z527[(M+H),C
35],529[(M+H),Cl37].
【0895】参考例223 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(カルバ
モイルメチル)−4−[(5−クロロインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−(メトキシカルボニルメチル)
ピペラジン(800mg)の1,4−ジオキサン溶液
(100ml)に、室温で1規定水酸化ナトリウム水溶
液(3.9ml)を加え、80℃に加熱し13時間攪拌
した。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて反応
溶液を中性とした後、蒸留水と塩化メチレンを加え、塩
化メチレンで水層を4回抽出し、合わせた有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られ
た残留物を終夜減圧乾燥後、N,N’−ジメチルホルム
アミド溶液(50ml)とした。これに室温でジ−te
rt−ブチルジカルボナート(856mg,3.92m
mol)、ピリジン(259mg)、および炭酸水素ア
ンモニウム(233mg)を加え、室温で15時間攪拌
した。これを減圧下溶媒留去し、残滓を塩化メチレンに
溶解させ、ヘキサン、ジエチルエーテルを加え、固化さ
せた。これをろ取してヘキサンで洗浄し、減圧乾燥する
ことにより、標題化合物(502mg)を無色固体とし
て得た。 MS(FAB)m/z457[(M+H),C
35],459[(M+H),Cl37]. H−NMR(MHz,CDCl)δ0.88(1
H,t,J=6.4Hz),1.24−1.33(1
H,m),1.35−1.44(1H,m),1.46
(9H,s),2.32−2.59(2H,m),2.
88−3.18(2H,m),3.69−3.88(1
H,m),3.91−4.16(1H,m),4.35
−4.82(1H,m),5.91−6.60(1H,
m),6.97(1H,s),7.26−7.29(1
H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),
7.66(1H,s).
【0896】参考例224 1,4−ジベンジル−2−エテニルピペラジン 1,4−ジベンジル−2−(エトキシカルボニル)ピペ
ラジン(6.76g)の塩化メチレン溶液(250m
l)を−78℃に冷却後、水素化ジイソブチルアルミニ
ウム(1.0mol/lヘキサン溶液39.90ml)
を滴下し、−78℃で2時間攪拌した。飽和塩化アンモ
ニウム水溶液、塩化メチレンを加え、水層を3回抽出
し、合わせた有機層を蒸留水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して、得られた残留物
を未精製のまま、次反応に用いた。ヨウ化メチルトリフ
ェニルホスホニウム(8.07g)のテトラヒドロフラ
ン溶液(150ml)を−78℃に冷却後、n−ブチル
リチウム(1.52モルヘキサン溶液13.14ml)
を滴下し、−78℃で2時間攪拌した。これに先程の残
留物のテトラヒドロフラン溶液を滴下した。−78℃か
ら0℃まで4時間攪拌しながら昇温し、飽和塩化アンモ
ニウム水溶液を加え、反応を停止した。ジエチルエーテ
ルを加え、水層を3回抽出し、合わせた有機層を飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去して、得られた残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:5
0)に付し、標題化合物(3.22g)を淡黄色油状物
質として得た。 MS(EI)m/z292M H−NMR(CDCl)δ2.07−2.22(3
H,m),2.62−2.76(3H,m),2.89
−2.97(1H,m),3.07(1H,d,J=1
3.2Hz),3.43−3.56(2H,m),4.
04(1H,d,J=13.2Hz),5.15−5.
32(2H,m),5.77−5.88(1H,m),
7.20−7.33(10H,m).
【0897】参考例225 2−エチルピペラジン 塩酸塩 1,4−ジベンジル−2−エテニルピペラジン(10.
9g)のエタノール溶液(600ml)に、室温で濃塩
酸(6ml)と水酸化パラジウム(1.1g)を加え、
1気圧の水素気流下で12時間攪拌した。触媒を濾過に
より除き、溶媒を減圧留去した。得られた残留物を塩化
メチレン−ジエチルエーテルから固体とし、ジエチルエ
ーテルにより洗浄した。これを減圧乾燥する事により、
褐色固体の標題化合物(6.516g)を得た。 MS(EI)m/z114M H−NMR(DMSO−d)δ0.95(3H,
t,J=7.8Hz),1.56−1.79(2H,
m),2.95−3.07(1H,m),3.15−
3.54(6H,m),9.75(4H,br).
【0898】参考例226 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(エチル)ピペラジ
ン. 2−エチルピペラジン 塩酸塩(5.00g)の塩化メ
チレン溶液(700ml)に、塩化5−クロロ−1−フ
ェニルスルホニルインドール−2−スルホニル(7.1
4g)およびトリエチルアミン(11.16ml)を加
え、室温で3時間攪拌した。蒸留水、塩化メチレンを加
え、水層を3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:
塩化メチレン=1:100)に付し、標題化合物(5.
86g)を淡黄色油状物として得た。 MS(EI)m/z468(M,Cl35),470
(M,Cl37). H−NMR(CDCl)δ0.94(3H,t,J
=7.8Hz),1.33−1.46(2H,m),
2.53−2.62(1H,m),2.56−2.74
(1H,m),2.87−3.07(3H,m),3.
75−3.83(2H,m),7.38(1H,s),
7.40−7.47(3H,m),7.53−7.57
(2H,m),8.00−8.05(2H,m),8.
22(1H,d,J=8.8Hz).
【0899】参考例227 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−(エチル)ピペラジン. 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(エチル)ピペラジ
ン(3.78g)の1,4−ジオキサン溶液(200m
l)に1規定水酸化ナトリウム水溶液(16ml)を加
え、80℃で11.5時間攪拌した。飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、蒸留水、酢酸エチルを加え、水層を
3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチ
レン=1:100)に付し、テトラヒドロフラン−ジエ
チルエーテルから結晶化し、針状晶の標題化合物(2.
54g)を得た。 H−NMR(MHz,CDCl)δ0.92(3
H,t,J=7.8Hz),1.25−1.42(2
H,m),2.09(1H,t,J=1.3Hz),
2.47(1H,dt,J=2.9,11.2Hz),
2.63−2.72(1H,m),2.92(1H,d
t,J=2.9,17.2Hz),3.00−3.07
(1H,m),3.60−3.70(2H,m),6.
95(1H,s),7.30(1H,dd,J=8.
8,1.9Hz),7.37(1H,d,J=8.8H
z),7.67(1H,d,J=1.9Hz),8.9
8(1H,br).
【0900】参考例228 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−2−エチルピペラジン. 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−(エチル)ピペラジン(2.54g)のN,
N−ジメチルホルムアミド溶液(200ml)に、ベン
ゾトリアゾール−1−イル−オキソ−トリス−ピロリジ
ノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスフアイト(4.8
4g)、5−ブロモピリミジン−2−カルボン酸(1.
83g)、およびトリエチルアミン(1.40ml)を
加え、室温で12時間攪拌した。蒸留水を加え、水層を
酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機層を蒸留水で3
回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧
留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:100)
に付し、塩化メチレンより結晶化し、ジエチルエーテル
で洗浄する事により、標題化合物(3.18g)を無色
の固体として得た。 MS(FAB)m/z=512(M),514[(M
+2)],516[(M+4)]. H−NMR(MHz,CDCl)δ0.83(1.
5H,t,J=7.3Hz),1.03(1.5H,
t,J=7.3Hz),1.74−2.02(2H,
m),2.48−2.70(2H,m),3.16−
3.25(0.5H,m),3.40−3.53(1
H,m),3.58(0.5H,m),3.67(1
H,t,J=11.0Hz),3.79−3.92(1
H,m),4.65−4.70(0.5H,m),4.
78−4.85(0.5H,m),6.94(1H,
s),7.33−7.39(1H,m),7.68(1
H,s),8.79(1H,s),8.83(2H,
s).
【0901】参考例229 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−ニル)ス
ルホニル]−3−(エチル)ピペラジン. 2−エチルピペラジン 塩酸塩(307mg)の塩化メ
チレン溶液(30ml)に、塩化(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−ニル)スルホニル(438mg)お
よびトリエチルアミン(498mg)を加え、室温で2
6時間攪拌した。蒸留水、塩化メチレンを加え、水層を
3回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレ
ン=1:20)に付し、標題化合物(255mg)を淡
黄色油状物として得た。 MS(FAB)m/z345[(M+H),C
35],347[(M+H) ,Cl37]. H−NMR(CDCl)δ0.95(3H,t,J
=7.8Hz),1.24−1.46(2H,m),
2.16(1H,t,J=10.7Hz),2.54
(1H,dt,J=2.9,11.2Hz),2.65
−2.75(1H,m),2.95(1H,dt,J=
2.9,11.2Hz),3.04−3.10(1H,
m),3.65−3.72(2H,m),7.43(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.75(1
H,s),7.81(1H,d,J=8.8Hz),
7.86(1H,s).
【0902】参考例230 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−ニ
ル)スルホニル]−2−エチルピペラジン. アルゴン雰囲気下で、5−ブロモピリミジン−2−カル
ボン酸(455mg)の塩化メチレン溶液(25ml)
にN,N−ジメチルホルムアミド(0.15ml)を加
え氷冷した。これに塩化オキザリル(564mg)を加
え、そのまま氷冷下30分間攪拌した。この溶液を、ジ
イソプロピルエチルアミン(2.7ml)と共に、氷冷
した1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−ニ
ル)スルホニル]−3−エチルピペラジン(255m
g)の塩化メチレン溶液(25ml)に加え、続けて0
℃で1時間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、蒸留水を加え、水層を塩化メチレンで3回抽出し、
合わせた有機層を蒸留水で3回洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩
化メチレン=1:100)に付し、標題化合物(308
mg)を淡黄色油状物として得た。 MS(FAB)m/z=529(M),531[(M
+2)],533[(M+4)]. H−NMR(CDCl)δ0.84(1.5H,
t,J=7.3Hz),1.05(1.5H,t,J=
7.3Hz),1.17−2.03(0.5H,m),
1.76−2.04(2H,m),2.55−2.77
(2.5H,m),3.17−3.28(1H,m),
3.40−3.62(1.5H,m),3.67−3.
77(1H,m),3.82−3.94(1H,m),
4.65−4.70(0.5H,m),4.80−4.
87(0.5H,m),7.45(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.75(1H,s),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),7.87(1H,b
r),8.83(2H,s).
【0903】参考例231 1,4−ジベンジル−2−(2−メチル−1−プロペニ
ル)ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−エトキシカルボニルピペラジ
ン(19.57g)の塩化メチレン溶液(400ml)
を−78℃に冷却後、ジイソブチルアルミニウムヒドリ
ド(0.95モルヘキサン溶液121.7ml)を滴下
し、−78℃で2.5時間攪拌した。飽和塩化アンモニ
ウム水溶液、塩化メチレンを加え、水層を3回抽出し、
合わせた有機層を蒸留水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去して、得られた残留物を未
精製のまま、次反応に用いた。ヨウ化イソプロピルトリ
フェニルホスホニウム(25.0g)のテトラヒドロフ
ラン溶液(300ml)を−78℃に冷却後、n−ブチ
ルリチウム(1.53モルヘキサン溶液37.8ml)
を滴下し、−78℃で30分間攪拌した。上述の残留物
のテトラヒドロフラン溶液を滴下した。−78℃徐々に
昇温し、終夜攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を
加え、反応を停止した。酢酸エチルを加え、水層を3回
抽出し、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して、得ら
れた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン=1:20)に付し、標題化合物
(6.0g)を淡黄色油状物質として得た。 MS(EI)m/z320M H−NMR(CDCl)δ0.88(3H,s),
0.91(3H,s),2.00(1H,t,J=1
0.7Hz),2.04−2.21(2H,m),2.
64−2.72(3H,m),3.00−3.18(2
H,m),3.40−3.55(2H,m),4.06
(1H,d,J=13.7Hz),5.13(1H,
d,J=8.8Hz),7.16−7.45(10H,
m).
【0904】参考例232 2−(2−メチルプロピル)ピペラジン 塩酸塩 1,4−ジベンジル−2−(2−メチル−1−プロペニ
ル)ピペラジン(5.2g)のエタノール溶液(300
ml)に、室温で濃塩酸(3ml)と水酸化パラジウム
(683mg)を加え、1気圧水素気流下で2時間攪拌
した。触媒を濾過により除き、溶媒を減圧留去した。得
られた残留物を塩化メチレン−ヘキサンから再結晶さ
せ、ジエチルエーテルにより洗浄した。これを減圧乾燥
する事により、褐色の固体として標題化合物(2.95
g)を得た。 MS(EI)m/z143M H−NMR(DMSO−d)δ0.86−1.30
(1H,m),1.73(3H,s),1.76(3
H,s),3.10−3.47(7H,m),4.36
−4.45(1H,m),5.18(1H,d,J=
9.3Hz).
【0905】参考例233 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(2−メチルプロピ
ル)ピペラジン 2−(2−メチルプロピル)ピペラジン 塩酸塩(1.
50g)の塩化メチレン溶液(150ml)に、塩化5
−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−ス
ルホニル(2.72g)およびトリエチルアミン(2.
91ml)を加え、室温で13時間攪拌した。蒸留水、
塩化メチレンを加え、水層を3回抽出し、合わせた有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン
=1:20)に付し、標題化合物(2.69g)を褐色
油状物として得た。 MS(FAB)m/z496[(M+H),C
35],498[(M+H),Cl37]. H−NMR(CDCl)δ0.89(1H,t,J
=5.9Hz),1.50−1.52(1H,m),
2.70−2.79(1H,m),2.90−3.12
(3H,m),3.55−3.83(3H,m),5.
02(1H,d,J=8.3Hz),7.35−7.4
8(4H,m),7.51−7.58(2H,m),
8.02(2H,d,J=8.3Hz),8.22(1
H,d,J=8.8Hz).
【0906】参考例234 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−(2−メチルプロピル)ピペラジン 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(2−メチルプロピ
ル)ピペラジン(2.57g)の1,4−ジオキサン−
蒸留水混合溶液(100−10ml)に1規定水酸化ナ
トリウム水溶液(10.4ml)を加え、80℃で3日
間攪拌した。飽和塩化アンモニウムで反応を停止した
後、蒸留水、酢酸エチルを加え、水層を3回抽出し、合
わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:5
0)に付し、標題化合物(0.93g)を褐色油状物と
して得た。 MS(FAB)m/z356[(M+H),C
35],358[(M+H),Cl37]. H−NMR(CDCl)δ0.78−1.30(2
H,m),1.69(3H,s),1.70(3H,
s),1.63−1.80(1H,m),2.39−
2.55(1H,m),2.90−3.07(2H,
m),3.48−3.70(3H,m),4.90(1
H,d,J=8.3Hz),6.92−6.99(1
H,m),7.31(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.36(1H,d,J=8.8Hz),7.
65−7.69(1H,m),8.72(1H,b
r).
【0907】参考例235 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−2−(2−メチルプロピル)ピペラジン. 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−(2−メチルプロピル)ピペラジン(0.9
1g)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液(60m
l)に、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキソ−トリ
ス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスファ
イト(1.60g)、5−ブロモピリミジン−2−カル
ボン酸(0.63g)、およびトリエチルアミン(0.
39g)を加え、室温で14時間攪拌した。溶媒を減圧
留去した。これに蒸留水を加え、塩化メチレンで水層を
3回抽出し、合わせた有機層を蒸留水で3回洗浄した。
これを無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(メタノール:塩化メチレン=1:100)に付
し、エタノール−ジエチルエーテルより結晶化する事に
より、褐色結晶として標題化合物(0.47g)を得
た。 MS(FAB)m/z538(M),540[(M+
2)],542[(M+4)]. H−NMR(CDCl)δ0.70−1.28(2
H,m),1.60−1.75(1H,m),1.79
(3H,s),1.82(3H,s),2.53−2.
90(2H,m),3.34−3.48(0.5H,
m),3.53−3.62(0.5H,m),3.68
−3.79(1H,m),3.83−3.97(0.5
H,m),4.54−4.66(0.5H,m),5.
64(1H,br),6.95(1H,br),7.3
4(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.38
(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,
s),8.73(1H,s),8.82(2H,b
r).
【0908】参考例236 3−(5−チアゾリル)ピリジン 3−ブロモピリジン(805μl)及び(5−チアゾリ
ル)トリメチルスズ(2.07g)のベンゼン(80m
l)溶液に、室温にて、テトラキス(トリフェニルホス
フィン)パラジウム(470mg)を加え、終夜、加熱
還流した。室温まで放冷後、反応混液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液(100ml)で洗浄し、水層を酢酸エ
チル(3x20ml)で抽出した。有機層を合わせて無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=2:1)を用いて精製し、無色固
体として標題化合物(1.68g,純度85%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ7.37(1H,dd,
J=7.3,4.9Hz),7.88(1H,dt,J
=7.3,1.5Hz),8.14(1H,s),8.
60(1H,dd,J=4.9,1.5Hz),8.8
5(1H,s),8.86(1H,d,J=1.5H
z).
【0909】参考例237 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[5−
(2−メチルピリジン−4−イル)チアゾール−2−イ
ル]ピペラジン 4−ブロモ−2−メチルピリジン(1.65g)及び
(5−チアゾリル)トリメチルスズ(1.56g)のベ
ンゼン(80ml)溶液に、室温にて、テトラキス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム(470mg)を加
え、14時間加熱還流した。室温まで放冷後、反応混液
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)で洗浄
し、水層を酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層
を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:酢酸エチル=4:1→1:1)
を用いて精製し、無色固体として2−メチル−4−(5
−チアゾリル)ピリジンを得た。これをジエチルエーテ
ル(30ml)及びテトラヒドロフラン(30ml)に
溶解し、−78℃にてn−ブチルリチウム(1.52規
定ヘキサン溶液,4.35ml)を滴下した。30分攪
拌後、二酸化炭素ガスを吹き込み、30分後徐々に室温
へと昇温した。反応混液を濃縮し、無色固体として5−
(2−メチルピリジン−4−イル)チアゾール−2−カ
ルボン酸リチウムの残渣を得た。この残渣のN,N−ジ
メチルホルムアミド(40ml)溶液に、1−(ter
t−ブトキシカルボニル)ピペラジン(1.30g)、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(945m
g)及び塩酸1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド(1.34g)を室温にて加え
た。3日間攪拌後、反応混液に酢酸エチル(200m
l)及び水(800ml)を加え分液し、水層を酢酸エ
チル(2x100ml)で抽出した。有機層を合わせて
水(800ml)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(200ml)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:ア
セトン=6:1)で精製し、無色透明カラメル状物質と
して標題化合物(810mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.63(3H,s),3.57(4H,t,J=4.
9Hz),3.79(2H,br s),4.43(2
H,br s),7.30(1H,d,J=4.9H
z),7.35(1H,s),8.14(1H,s),
8.56(1H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z389(M+H),333(M
+H−isobutene),289(M+H−Bo
c)
【0910】参考例238 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[5−
(ピリジン−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラ
ジン 4−ブロモピリジン 塩酸塩(3.76g)にジエチル
エーテル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮
し、4−ブロモピリジンのジエチルエーテル溶液を得
た。この溶液に、(5−チアゾリル)トリメチルスズ
(4.00g)、ベンゼン(150ml)及びテトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(950m
g)を加え、12時間加熱還流した。室温まで放冷後、
反応混液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100m
l)及び酢酸エチル(50ml)を加え分液し、水層を
酢酸エチル(2x50ml)及び塩化メチレン(2x5
0ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢
酸エチル=5:1→2:1)を用いて精製し、無色透明
オイル状物質として4−(5−チアゾリル)ピリジンを
得た。これをジエチルエーテル(80ml)に溶解し、
−78℃にてn−ブチルリチウム(1.52規定ヘキサ
ン溶液,11.5ml)を滴下した。30分攪拌後、二
酸化炭素ガスを吹き込み、10分後徐々に室温へと昇温
した。反応混液を濃縮し、無色固体として5−(ピリジ
ン−4−イル)チアゾール−2−カルボン酸リチウムの
残渣を得た。この残渣のN,N−ジメチルホルムアミド
(50ml)溶液に、1−(tert−ブトキシカルボ
ニル)ピペラジン(3.30g)、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール1水和物(2.40g)及び塩酸1−
(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジ
イミド(3.40g)を室温にて加えた。3日間攪拌
後、反応混液に酢酸エチル(200ml)び水(200
0ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル(2x200
ml)で抽出した。有機層を合わせて水(1000m
l)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(400ml)
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を
留去し残渣を得た。得られた残渣を塩化メチレン−ヘキ
サン系で再沈殿し、淡茶色粉末として標題化合物(3.
00g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
3.57(4H,t,J=5.6Hz),3.79(2
H,br s),4.43(2H,br s),7.4
9(2H,d,J=5.9Hz),8.17(1H,
s),8.69(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z375(M+H),319(M
+H−isobutene),275(M+H−Bo
c)
【0911】参考例239 5−(ピリジン−4−イル)チアゾール 4−ブロモピリジン 塩酸塩(389mg)を3M炭酸
カリウム水溶液に懸濁させ、ジエチルエーテルで抽出し
た。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち、溶媒を減圧下留去した。残さをベンゼン(20m
l)に溶解させ、5−トリメチルスタニルチアゾール
(496mg)(Synthesis,1986,75
7)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム(116mg)を加え、アルゴン気流下で48時間過
熱還流させた。反応液を減圧下濃縮させ、残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=3:1)により精製し、標題化合物(293mg)を
淡黄色油状物質として得た。H−NMR(CDC
)δ7.47(2H,dd,J=4.9,2.0H
z),8.27(1H,s,),8.65(2H,d
d,J=4.9,2.0Hz),8.89(1H,
s). MS(FAB)m/z163(M+H)
【0912】参考例240 5−(ピリジン−4−イル)チアゾール−2−カルボン
酸 リチウム塩 5−(ピリジン−4−イル)チアゾール(290mg)
をジエチルエーテル(20ml)に溶解させ、−78℃
でn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液(1.54
M,1.20ml)を滴下し10分攪拌させた。反応液
に−78℃で炭酸ガスを15分吹き込んだのち、室温ま
で昇温させた。反応液を減圧下濃縮し標題化合物(40
9mg)を淡褐色泡状固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ7.66(2H,
d,J=5.4Hz),8.37(1H,s),8.5
9(2H,d,J=5.4Hz),. MS(FD)m/z213(M+Li+H)+.
【0913】参考例241 5−(ピリジン−2−イル)チアゾール 参考例239と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ7.22(1H,t,J
=5.9Hz),7.67−7.78(3H,m),
8.34(1H,s),8.60(1H,d,J=4.
9Hz),8.84(1H,s). MS(FAB)m/z163(M+H)
【0914】参考例242 5−(ピリジン−2−イル)チアゾール−2−カルボン
酸 リチウム塩 参考例240と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ7.31(1H,
m),7.85(1H,t,J=7.8Hz),7.9
4(1H,d,J=7.8Hz),8.36(1H,
s),8.56(1H,d,J=4.4Hz).
【0915】参考例243 塩化(5−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−4
−オキソ−4H−ピラン−2−イル)メチル コウジ酸(5.00g)を塩化メチレン(300ml)
に溶解させ、N,N−ジメチルホルムアミド(0.03
ml)、塩化チオニル(3.08ml)を氷冷下で加え
室温で一晩攪拌させた。反応液を減圧下濃縮し、残さを
テトラヒドロフラン(600ml)に溶解させ、トリエ
チルアミン(19.51ml)、N,N−ジメチルアミ
ノピリジン(0.20g)塩化tert−ブチルジメチ
ルシリル(7.95g)を加え室温で1時間攪拌させ
た。反応液を減圧下濃縮し、残さに塩化メチレンを加え
0.3規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水で順次洗浄したのち有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=8:1)により精製し、標題化合物(6.10
g)を淡褐色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ0.23(6H,s),
0.95(9H,s),4.30(2H,s),6.4
3(1H,s),7.67(1H,s). MS(FAB)m/z275(M+H)
【0916】参考例244 [(5−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−4−
オキソ−4H−ピラン−2−イル)メチル]アミン 塩化(5−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−4
−オキソ−4H−ピラン−2−イル)メチル(2.00
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶
解させ、アジ化ナトリウム(1.00g)を加え室温で
一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに酢エチル
を加え、水で1回、飽和食塩水で1回洗浄した。抽出し
た有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
留去した。得られた残さをメタノール(100ml)に
溶解させ、10%パラジウム炭素(50%wetw/
w,800mg)を加え常圧水素気流下で一晩攪袢し
た。反応液をセライトろ過し減圧下濃縮し、残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタ
ノール=100:3)により精製し、標題化合物(29
0mg)を無色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ0.23(6H,s),
0.95(9H,s),3.68(2H,s),6.3
5(1H,s),7.64(1H,s). MS(FAB)m/z256(M+H)
【0917】参考例245 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[N−
[(5−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−4−
オキソ−4H−ピラン−2−イル)メチル]カルバモイ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 参考例5と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.15(6H,
s),0.91(9H,s),1.30(9H,br
s),2.34−2.44(1H,m),2.56−
2.71(1H,m),3.19−3.46(1H,
m),3.55−3.68(1H,m),3.77−
3.9(1H,m),4.03−4.32(3H,
m),4.50−4.69(1H,m),6.22(1
H,br s),7.00(1H,s),7.32(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.49(1
H,d,J=8.8Hz),7.79(1H,d,J=
2.0Hz),8.12(1H,s),8.66(1
H,br s),12.43(1H,s). MS(FAB)m/z681[(M+H),C
35],683[(M+H),Cl37].
【0918】参考例246 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−[N
−[(5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2
−イル)メチル]カルバモイル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[N−
[(5−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−4−
オキソ−4H−ピラン−2−イル)メチル]カルボニ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(570mg)をテトラヒドロフラ
ン(10ml)に溶解させ、テトラブチルアンモニウム
フルオリドの1.0Mテトラヒドロフラン溶液(8.3
7ml)を加え、室温で15分攪拌させた。反応液を減
圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(塩化メチレン:メタノール=100:3)により精
製し、標題化合物(475mg)を淡黄色泡状物質とし
て得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.31(9H,b
r s),2.30−2.86(2H,m),3.12
−3.19(1H,m),3.52−3.68(1H,
m),3.80−3.94(1H,m),4.00−
4.30(3H,m),4.51−4.69(1H,
m),6.23(1H,br s),7.00(1H,
s),7.32(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.49(1H,d,J=8.8Hz),7.7
9(1H,d,J=2.0Hz),8.01(1H,
s),8.68(1H,br s),12.44(1
H,br s) MS(FAB)m/z567[(M+H),C
35],569[(M+H),Cl37].
【0919】参考例247 2−[N−[(5−アセトキシ−4−オキソ−4H−ピ
ラン−2−イル)メチル]カルバモイル]−1−(te
rt−ブトキシカルボニル)−4−[(5−クロロイン
ドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−[N
−[(5−ヒドロキシ−4−オキソ−4H−ピラン−2
−イル)メチル]カルバモイル]ピペラジン(411m
g)をアセトニトリル(10ml)に溶解させ、無水酢
酸(0.075ml)トリエチルアミン(0.11m
l)を加え、室温で15分攪拌させた。反応液を減圧下
濃縮し、残さに塩化メチレンを加え0.2規定塩酸、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し
たのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶
媒を減圧下留去したのち、残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=50:
5)により精製し、標題化合物(256mg)を無色泡
状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.32(9H,b
r s),2.25(3H,s),2.31−2.70
(2H,m),3.00(1H,br s),3.63
(1H,br s),3.86(1H,br s),
4.01−4.33(3H,m),4.52−4.70
(1H,m),6.30(1H,br s),7.01
(1H,s),7.32(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.49(1H,d,J=8.8H
z),7.79(1H,d,J=2.0Hz),8.4
5(1H,s),8.72(1H,br s),12.
44(1H,s). MS(FAB)m/z609[(M+H),C
35],611[(M+H),Cl37].
【0920】参考例248 3−[N−[(5−アセトキシ−4−オキソ−4H−ピ
ラン−2−イル)メチル]カルバモイル]−1−[(5
−クロロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン トリフルオロ酢酸塩 2−[N−[(5−アセトキシ−4−オキソ−4H−ピ
ラン−2−イル)メチル]カルバモイル]−1−(te
rt−ブトキシカルボニル)−4−[(5−クロロイン
ドール−2−イル)スルホニル]ピペラジンを塩化メチ
レン中(5ml)、トリフルオロ酢酸(5ml)と処理
し、減圧下に乾固することにより標題化合物(224m
g)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.26(3H,
s),2.57−2.72(2H,m),3.14−
3.23(1H,m),3.39(1H,d,J=1
1.7Hz),3.65(1H,d,J=11.7H
z),4.03−4.09(1H,m),4.17−
4.26(1H,m),4.34−4.42(1H,
m),6.46(1H,s),7.12(1H,s),
7.36(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.52(1H,d,J=8.8Hz),7.82(1
H,d,J=2.0Hz),8.50(1H,s),
9.42(1H,brs),12.57(1H,s). MS(FAB)m/z509[(M+H),C
35],511[(M+H),Cl37].
【0921】参考例249 N−[[1−[(5−クロロインドール−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−3−イル]アセチル]メタンス
ルホンアミド トリフルオロ酢酸塩 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[(カル
ボキシ)メチル]−4−[(5−クロロインドール−2
−イル)スルホニル]ピペラジン(772mg)をテト
ラヒドロフラン(5ml)に溶解させ、カルボニルジイ
ミダゾール(820mg)を加え1時間加熱還流させ
た。反応液を室温まで冷却させたのちメタンスルホンア
ミド(322mg)、1,8−ジアザビシクロ[5.
4.0]−7−ウンデセン(0.50ml)を加え、一
晩攪拌させた。反応液を減圧下濃縮し、残さに1規定塩
酸水溶液を加えた。上ずみ液を除去後、沈殿物を水で洗
い乾燥させ無色泡状物質を得た。このものを塩化メチレ
ン(10ml)に溶解させたのち、トリフルオロ酢酸
(10ml)を加え、室温で10分攪拌させた。反応液
を減圧下濃縮し、残さにジエチルエーテルを加え、析出
した沈殿をろ取し、標題化合物(863mg)を無色固
体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.53−2.74
(3H,m),3.25(3H,s),3.43−3.
50(2H,m),3.61−3.80(4H,m),
7.10(1H,s),7.34(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.50(1H,d,J=8.
8Hz),7.80(1H,d,J=2.0Hz),1
2.58(1H,s). MS(FAB)m/z435[(M+H),C
35],437[(M+H),Cl37].
【0922】参考例250 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]−
2−(エトキシカルボニル)ピペラジン 2−エトキシカルボニルピペラジン 酢酸塩(2.08
g)を塩化メチレン(200ml)に溶解させ、トリエ
チルアミン(3.63ml)を加え室温で一晩攪拌させ
た。反応液に塩化6−クロロベンゾ[b]チオフェン−
2−スルホニル(2.00g)の塩化メチレン溶液(2
0ml)を2時間かけてゆっくり滴下させた。反応液を
室温で30分攪拌させたのち、ジtert−ブチルジカ
ルボナート(3.27g)を加え室温で一晩攪拌させ
た。反応液を減圧下濃縮し残さに酢酸エチルを加え、1
規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水
で順次洗浄した。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ル=8:1)により精製し、標題化合物(2.26g)
を淡黄色泡状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30(3H,t,J
=7.3Hz),1.36−1.49(9H,m),
2.52(1H,td,J=11.7,3.4Hz),
2.66−2.77(1H,m),3.20−3.42
(1H,m),3.68−3.82(1H,m),3.
87−4.08(1H,m),4.17−4.40(1
H,m),4.68(1/2H,br s),4.87
(1/2H,br s),7.43(1H,dd,J=
8.3,2.0Hz),7.77(1H,s),7.8
2(1H,d,J=8.3Hz),7.86(1H.
d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z489[(M+H),C
35],491[(M+H),Cl37].
【0923】参考例251 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロベンゾ[b]チエン2−イル)スルホニル]ピペ
ラジン−2−カルボン酸 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]−
2−(エトキシカルボニル)ピペラジン(2.25g)
をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解させ、エタノ
ール(20ml)、3規定水酸化ナトリウム水溶液(3
ml)を加え室温で3時間攪拌させた。反応液を減圧下
濃縮し残さに1規定塩酸水溶液を加えpH1〜2に調製
したのち、酢酸エチルを加え有機層を分取した。有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を減圧下留
去し析出した固体をろ取し標題化合物(2.17g)を
無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.44(9H,s),
2.54(1H,dt,J=11.7,3.4Hz),
2.69−2.79(1H,m),3.20−3.44
(1H,m),3.70−3.84(1H,m),3.
89−4.12(1H,m),4.30−4.41(1
H,m),4.78(1/2H,br s),4.98
(1/2H,br s),7.45(1H,dd,J=
8.3,2.0Hz),7.79(1H,s),7.8
3(1H,d,J=8.3Hz),7.88(1H.
d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z461[(M+H),C
35],463[(M+H),Cl37].
【0924】参考例252 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−3−[(N−メチル)カルバモイル]ピペ
ラジン 塩酸塩 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−2−カルボン酸(691mg)、N−メチル
アミン 塩酸塩(111mg)、1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール1水和物(230mg)、塩酸1−(3−
ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
(345mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(50
ml)に溶解させ、トリエチルアミン(0.23ml)
を加えたのち室温で一晩攪拌させた。反応液を減圧下濃
縮し、残さに酢酸エチルを加え水で洗浄したのち有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール=100:1)により精製し淡黄
色泡状物質を得た。このものを飽和塩酸/エタノール溶
液(10ml)に溶解させたのち反応液を減圧下濃縮し
た。析出した固体を酢酸エチルで洗浄しながらろ取し標
題化合物(468mg)を無色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.67(3H,
d,J=4.4Hz),2.77(1H,t,J=1
1.2Hz),2.87(1H,t,J=11.2H
z),3.15−3.25(1H,m),3.32−
3.40(1H,m),3.70(1H,d,J=1
2.7Hz),3.98−4.03(1H,m),4.
07−4.15(1H,m),7.62(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),8.11(1H,d,J=
8.8Hz),8.22(1H,s),8.40(1
H,d,J=2.0Hz),8.80(1H,d,J=
4.4Hz). MS(FAB)m/z374[(M+H),C
35],376[(M+H),Cl37].
【0925】参考例253 (ピペラジン−1−イル)酢酸エチルエステル 塩酸塩 1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン(9
42mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(50m
l)に溶解させ、トリエチルアミン(1.40ml)を
加えたのち、ブロモ酢酸エチルエステル(1.13m
l)を加え室温で一晩攪拌させた。反応液を減圧下濃縮
し、残さに酢酸エチルを加え水で洗浄したのち有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=3:1)により精製し、無色泡状物
質を得た。飽和塩酸−エタノール溶液(10ml)に溶
解させたのち反応液を減圧下濃縮した。析出した固体を
酢酸エチルで洗浄しながらろ取し標題化合物(841m
g)を無色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.24(3H,
t,J=7.3Hz),3.36(8H,br s),
4.08(2H,brs),4.18(2H,q,J=
7.3Hz),9.73(2H,br s). MS(FAB)m/z173(M+H)
【0926】参考例252と同様に参考例254〜参考
例255に示す化合物を合成した。
【0927】参考例254 [4−[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン−3−イル]カルボニル]ピペ
ラジン−1−イル]酢酸エチルエステル 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ1.26(3H,
t,J=7.3Hz),2.51−2.78(1H,
m),2.90−4.32(17H,m),4.79
(1H,br s),7.76(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.90(1H,d,J=8.8H
z),8.22(1H,d,J=8.8Hz),8.2
9(1H,s),8.32(1H,d,J=8.8H
z),8.63(1H,s),8.90(1H,br
s). MS(FAB)m/z509[(M+H),C
35],511[(M+H),Cl37].
【0928】参考例255 5−[[[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−3−イル]カルボニル]
アミノ]メチル]テトラゾール トリフルオロ酢酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ2.53−2.68
(2H,m),3.15−3.23(1H,m),3.
30−3.37(1H,m),3.68−3.76(1
H,m),4.12−4.20(2H,m),4.65
−4.68(2H,m),7.76(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.86(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.26(1H,d,J=8.
8Hz),8.30−8.34(2H,m),8.56
(1H,s),9.51−9.59(1H,m). MS(FAB)m/z435[(M+H),C
35],437[(M+H),Cl37].
【0929】参考例256 [1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン−2−イル]酢酸ヒドラジンアミド 1−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−2−イル]酢酸(1.11g)をテトラヒド
ロフラン(20ml)に溶解させ、−20℃ででN−メ
チルモルホリン(0.26ml)、クロロぎ酸イソブチ
ル(0.31ml)を順次滴下した。−20℃で10分
間攪拌したのち、ヒドラジン水和物(690ml)加え
た。反応液を減圧下濃縮したのち、残さを酢酸エチルに
溶解させ、1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウ
ム、飽和食塩水でそれぞれ一回ずつ洗浄した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち溶媒を減圧下で留去
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー[塩化
メチレン:メタノール=100:0〜100:1]によ
り精製し、標題化合物(513mg)を無色泡状物質と
して得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.31(9H,
s),2.14−2.38(3H,m),3.00−
3.12(1H,m),3.57−3.68(2H,
m),3.83−3.90(1H,m),4.16(2
H,br s),4.51(1H,br s),7.7
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.78
(1H,d,J=8.8Hz),8.15(1H,d,
J=8.8Hz),8.23(1H,s),8.25
(1H,d,J=8.8Hz),8.47(1H,
s),9.08(1H,s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37].
【0930】参考例257 2−[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−3−イル]メチル]−4,5−
ジヒドロ−5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾール
トリフルオロ酢酸塩 [1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン−2−イル]酢酸ヒドラジンアミド(505mg)を
テトラヒドロフラン(2ml)に溶解させ、カルボニル
ジイミダゾール(102mg)、トリエチルアミン
(0.14ml)を加え室温で30分攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、残さに塩化メチレンを加え、1規定塩
酸水溶液で1回、水で1回、飽和食塩水で1回洗浄し
た。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶
媒を減圧下留去した。得られた残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=10
0:0〜100:1)により精製し無色泡状物質を得
た。このものを塩化メチレン(2ml)に溶解させたの
ちトリフルオロ酢酸(5ml)を加え室温で1分攪拌さ
せた。反応液を減圧下濃縮し、残さをジエチルエーテル
で洗浄し析出した沈殿物をろ取し、標題化合物(412
mg)を無色泡状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.60−2.79
(2H,m),2.85(1H,dd,J=16.1,
6.8Hz),3.03(1H,dd,J=16.1,
6.8Hz),3.20(1H,d,J=10.2H
z),3.43(1H,d,J=12.7Hz),3.
71(1H,d,J=11.2Hz),3.90(1
H,d,J=11.2Hz),7.74(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.86(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),8.21(1H,d,J=
8.8Hz),8.27(1H,s),8.28(1
H,d,J=8.8Hz),8.55(1H,s),1
2.30(1H,s). MS(FAB)m/z409[(M+H),C
35],411[(M+H),Cl37].
【0931】参考例258 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−(2
−ヒドロキシルエチル)ピペラジン 1−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン−2−イル]酢酸(2.00g)をテトラヒド
ロフラン(100ml)に溶解させ、−20℃ででN−
メチルモルホリン(0.51ml)、クロロぎ酸イソブ
チル(0.64ml)を順次滴下した。−20℃で10
分間攪拌したのち、水素化ホウ素ナトリウム(483m
g)、メタノール(20ml)を順次加え10分攪拌さ
せた。反応液を減圧下濃縮したのち、残さを酢酸エチル
に溶解させ、1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、飽和食塩水でそれぞれ一回ずつ洗浄した。有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち溶媒を減圧下
で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(塩化メチレン:メタノール=100:0〜100:
3)により精製し、標題化合物(1.75g)を無色泡
状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
1.72−1.85(1H,m),2.08−2.18
(1H,m),2.33(1H,dt,J=11.7,
3.4Hz),2.50−2.59(1H,m),3.
07(1H,dt,J=3.4,12.7Hz),3.
25−3.42(1H,m),3.60−3.78(3
H,m),3.90−3.98(1H,m),4.37
−4.44(1H,m),7.58(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.74(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.88−7.95(3H,
m),8.29(1H,s). MS(FAB)m/z455[(M+H),C
35],457[(M+H),Cl37].
【0932】参考例259 2−(2−ブロモエチル)−1−(tert−ブトキシ
カルボニル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−(2
−ヒドロキシルエチル)ピペラジン(1.00g)を塩
化メチレン(50ml)に溶解させ、四臭化炭素(1.
46g)、トリフェニルホスフィン(1.15g)を加
え室温で30分攪拌させた。反応液に飽和亜硫酸ナトリ
ウム水溶液を加えたのち、有機層を分取した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち溶媒を減圧下で留去
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1〜6:1]により精製し、
標題化合物(990mg)を無色泡状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
2.20−2.41(3H,m),2.44(1H,d
d,J=12.2,3.9Hz),3.04−3.15
(1H,m),3.43(1H,br s),3.68
(1H,d,J=12.2Hz),3.77(1H,
d,J=10.7Hz),3.95−4.15(1H,
m),4.46(1H,br s),7.58(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.74(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.87−7.94
(3H,m),8.29(1H,s). MS(FAB)m/z518[(M+H),C
35],520[(M+H),Cl37].
【0933】参考例260 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−(2
−シアノエチル)ピペラジン 2−(2−ブロモエチル)−1−(tert−ブトキシ
カルボニル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン(980mg)をN,N−
ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解させ、シアン
化ナトリウム(102mg)を加え室温で一晩攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え、
水で1回、飽和食塩水で1回洗浄した。抽出した有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し標
題化合物(842mg)を無色泡状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
1.92−2.03(1H,m),2.21−2.44
(4H,m),2.48(1H,dd,J=11.7,
3.9Hz),3.13(1H,br s),3.68
(1H,d,J=11.7Hz),3.77(1H,
d,J=11.7Hz),4.09(1H,br
s),4.38(1H,br s),7.58(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.73(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.88−7.95
(3H,m),8.29(1H,s). MS(FAB)m/z464[(M+H),C
35],466[(M+H),Cl37].
【0934】参考例261 5−[2−[1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−3−イル]エチル]テト
ラゾール 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−(2
−シアノエチル)ピペラジン(529mg)をN,N−
ジメチルホルムアミド(1.5ml)に溶解させ、塩化
アンモニウム(588mg)、アジ化ナトリウム(74
1mg)を加え100℃で加熱攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え、水で1回、飽和食
塩水で1回洗浄した。抽出した有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノー
ル=50:1)により精製し無色泡状物質を得た。この
ものを、塩化メチレン(5ml)に溶解させたのちトリ
フルオロ酢酸(5ml)を加え室温で1分攪拌させた。
反応液を減圧下濃縮し、析出した沈殿物をジエチルエー
テルで洗浄、ろ取し、標題化合物(141mg)を無色
固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.95−2.08
(2H,m),2.45−2.70(2H,m),2.
98−3.22(3H,m), 3.35−3.51(2H,m),3.62−3.88
(2H,m),.7.75(1H,d,J=8.8H
z),7.88(1H,d,J=8.8Hz),8.2
0(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1H,
s),8.29(1H,d,J=8.8Hz),8.5
6(1H,s). MS(FAB)m/z407[(M+H),C
35],409[(M+H),Cl37].
【0935】実施例4と同様に参考例262〜参考例2
63に示す化合物を合成した。
【0936】参考例262 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−
[(N−メチルカルバモイル)メチル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
2.34−2.45(1H,br),2.50−2.6
3(1H,br),2.63−2.80(2H,b
r),2.83(3H,d,J=4.6Hz),2.9
8−3.10(1H,m),3.65−4.15(3
H,br),4.62(1H,br s),6.05−
6.25(1H,br),6.97(1H,d,J=
1.7Hz),7.29(1H,dd,J=8.8,
1.7Hz),7.40(1H,d,J=8.8H
z),7.66(1H,d,J=1.7Hz). MS(FAB)m/z471[(M+H),C
35],473[(M+H),Cl37
【0937】参考例263 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロイドール−2−イル)スルホニル]−2−[[N
−(テトラヒドロフルフリル)カルバモイル]メチル]
ピペラジン H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
1.50−1.70(1H,m),1.85−2.10
(3H,m),2.25−2.35(1H,br),
2.50−2.85(3H,br),2.89−3.2
0(2H,m),3.25−3.50(1H,br),
3.55−4.17(6H,m),4.57(1H,b
r s),6.29(1H,br s),6.90−
6.97(1H,m),7.21−7.38(2H,
m),7.60−7.68(1H,m). MS(FAB)m/z541[(M+H),C
35],543[(M+H),Cl37
【0938】参考例264 1,4−ジベンジル−2−(2−ホルミルメチル)ピペ
ラジン 1,4−ジベンジル−2−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン(620mg)を塩化メチレン(30ml)に
溶解した。氷冷下、4−メチルモルホリン N−オキシ
ド(281mg)、過ルテニウム酸テトラプロピルアン
モニウム(141mg)を加え10分後に室温に戻し攪
拌した。18時間後、溶媒を減圧下溜去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:1)に付し、無色油状物として標題
化合物(360mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.33−2.82(8
H,m),3.13(1H,br s),3.34(1
H,d,J=13.2Hz),3.48(2H,AB
q,J=13.2Hz),3.81(1H,d,J=1
3.2Hz),7.29(10H,m),9.81(1
H,s). MS(FAB)m/z309[(M+H)].
【0939】参考例265 1,4−ジベンジル−2−[2−(1−ピペリジニル)
エチル]ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−(ホルミルメチル)ピペラジ
ン(600mg)と、ピペリジン(200mg)をメタ
ノール(10ml)に溶解した。そのまま30分攪拌後
溶媒を減圧下濃縮し、再びメタノール(10ml)に溶
解し、水素化ホウ素ナトリウム(147mg)を加え攪
拌した。5時間後、溶媒を減圧下溜去後クロロホルムを
加え飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧下溜去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(塩化メチレン:メタール=10:1→5:1)に付
し、無色油状物として標題化合物(640mg)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.42(2H,m),
1.57(4H,m),1.85(2H,m),2.2
2−2.70(13H,m),3.22(1H,d,J
=13.5Hz),3.46(2H,ABq,J=1
3.0Hz),3.99(1H,d,J=13.2H
z),7.30(10H,m). MS(FAB)m/z378[(M+H)].
【0940】参考例266 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[2−(1−ピペリ
ジニル)エチル]ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−[2−(1−ピペリジニル)
エチル]ピペラジン(740mg)と10%パラジウム
−炭素(100mg)を加え酢酸(5.0ml)に溶解
し、1気圧の水素気流下攪拌した。20時間後、パラジ
ウムを濾過後、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣を
塩化メチレン(10ml)に溶解し、トリエチルアミン
(595mg)を加え、塩化5−クロロ−1−フェニル
スルホニルインドール−2−スルホニル(765mg)
を90分で滴下し室温で攪拌を続けた。19時間後、ク
ロロホルムを加え飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減
圧下溜去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(塩化メチレン:メタノール:イソプロピル
アミン=500:75:1)に付し、無色油状物として
標題化合物(335mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.46−1.86
(8H,m),2.50−3.19(11H,m),
3.74(2H,m),7.13−7.57(6H,
m),7.99(1H,d,J=9.5Hz),8.0
2(1H,d,J=8.3Hz),8.22(1H,
d,J=9.0Hz). MS(FAB)m/z551[(M+H)].
【0941】参考例267 1,4−ジベンジル−2−[2−(2−メトキシエチ
ル)アミノエチル]ピペラジン 参考例265と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.84(2H,m),
2.22(3H,m),2.51−2.81(8H,
m),3.23(1H,d,J=14.4Hz),3.
35(3H,s),3.41−3.52(4H,m),
4.02(1H,d,J=13.2Hz),7.30
(10H,m). MS(FAB)m/z368(M+H)
【0942】参考例268 2−[2−[N−(tert−ブトキシカルボニル)−
(2−メトキシエチル)アミノ]エチル]−1,4−ジ
ベンジル−ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−[2−[(2−メトキシエチ
ル)アミノ]エチル]ピペラジン(540mg)と、ジ
−tert−ブチルジカルボナート(353mg)を加
え塩化メチレン(10ml)に溶解し、トリエチルアミ
ン(223mg)を加え3日間攪拌した。反応を停止
し、溶媒を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=
100:1)に付し、無色油状物として標題化合物(6
10mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
1.87(2H,m),2.21(3H,m),2.5
3(2H,m),2.68(2H,m),3.22−
3.52(9H,m),3.29(3H,s),4.0
3(1H,d,J=13.5Hz),7.30(10
H,m). MS(FAB)m/z468[(M+H)].
【0943】参考例269 3−[2−[N−(tert−ブトキシカルボニル)−
N−(2−メトキシエチル)アミノ]エチル]−1−
[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 2−[2−[N−(tert−ブトキシカルボニル)−
(2−メトキシエチル)アミノ]エチル]−1,4−ジ
ベンジル−ピペラジン(610mg)と10%パラジウ
ム−炭素(100mg)を加えメタノール(10ml)
に溶解し、1気圧の水素気流下攪拌した。3日後、パラ
ジウムを濾過後、溶媒を減圧下濃縮した。得られた残渣
を塩化メチレン(10ml)に溶解し、トリエチルアミ
ン(390mg)を加え、塩化5−クロロ−1−フェニ
ルスルホニルインドール−2−スルホニル(503m
g)を30分で滴下し室温で攪拌を続けた。22時間後
クロロホルムを加え飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗
浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を
減圧下溜去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(塩化メチレン:メタノール=25:1)
に付し、無色油状物として標題化合物(490mg)を
得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.45(9H,
s),1.46−3.76(15H,m),3.31
(3H,s),7.21−7.56(6H,m),8.
01(2H,d,J=7.4Hz),8.22(1H,
d,J=9.1Hz). MS(FAB)m/z641[(M+H)].
【0944】参考例270 エチル 5−ヒドラジノ−3−(ピリジン−4−イル)
−1,2,4−トリアジン−6−カルボキシレート 室温で、オキシ塩化リン(3ml)にエチル2,5−ジ
ヒドロ−5−オキソ−3−(ピリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアジン−6−カルボキシレート(24
6mg)を一度に加えて、5分間撹拌した後、90℃ま
で昇温し6時間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去し、
得られた残さに氷水および炭酸水素ナトリウム水溶液、
ジエチルエーテルを順次加えて分配した。油層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、乾燥剤を濾過で除去した。得
られた濾液にジオキサン(50ml)を加えて0℃まで
冷却し、ヒドラジン一水和物(146μl)を加えて1
分間撹拌した。溶媒を留去し、残さに水を加えて析出し
た淡黄色粉末を濾取、乾燥して標題化合物(52mg)
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.36(3H,
t,J=7.3Hz),4.41(2H,q,J=7.
3Hz),5.32(2H,br),8.35(2H,
br s),8.81(2H,d,J=6.4Hz),
9.61(1H,br). MS(FAB)m/z261(M+H)
【0945】参考例271 エチル 3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−ト
リアジン−6−カルボキシレート. エチル 5−ヒドラジノ−3−(ピリジン−4−イル)
−1,2,4−トリアジン−6−カルボキシレート(5
0mg)をエタノール(5ml)に懸濁させ、酸化水銀
(II)(98mg)を加えて9時間加熱還流した。反
応終了後、不溶物をセライト濾過で除去し、濾液を濃縮
して酢酸エチルと水で分配した。油層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濾液を濃縮して粗精製物の標題化合物
(23mg,淡黄色粉末)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.52(3H,t,J
=7.3Hz),4.61(2H,q,J=7.3H
z),8.45(2H,d,J=6.4Hz),8.8
9(2H,d,J=6.4Hz),9.33(1H,
s). MS(FAB)m/z231(M+H)
【0946】参考例272 エチルブロモ(ピリジン−4−イル)アセテート 塩酸
塩. 室温でエチルピリジン−4−イルアセテート(5.00
g)を酢酸(100ml)に溶解させ、臭化水素飽和酢
酸溶液(50ml)を加えた。この反応液に臭素(1.
56ml)をゆっくり滴下した。室温で1時間撹拌した
後、濃縮しアセトンを加えて無色粉末を濾取、乾燥し
た。このものを酢酸エチルおよび炭酸水素ナトリウム水
溶液で抽出し、油層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾液
を濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製し、1規定塩酸(エタ
ノール性)を加えて酸性にして濃縮し標題化合物(無色
粉末、2.68g)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.20(3H,
t,J=7.3Hz),4.15−4.30(2H,
m),6.28−6.29(1H,m),8.01(2
H,d,J=6.4Hz),8.92(2H,d,J=
6.4Hz). MS(FAB)m/z244[(M+H),B
79],246[(M+H),Br81].
【0947】参考例273 エチル(ピリジン−4−イル)グリオキシレート 水和
物 室温でエチルブロモ(ピリジン−4−イル)アセテート
塩酸塩(2.05g)をN,N−ジメチルホルムアミ
ド(10ml)に溶解させ、アジ化ナトリウム(1.4
3g)を加えて30分間撹拌した。反応液に水を加えて
撹拌し、不溶物を濾過で除去し、濾液を濃縮した。残さ
をジエチルエーテルと飽和食塩水で抽出し、油層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥、濾液を濃縮した。塩化メチレ
ンで結晶化させ、標題化合物(黄色粉末、300mg)
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.10(3H,
t,J=7.3Hz),4.05(2H,d,J=7.
3Hz),7.22(2H,s),7.48(2H,
d,J=5.9Hz),8.56(2H,d,J=6.
4Hz). MS(EI)m/z198(M+18),179
【0948】参考例274 エチル 2,5−ジヒドロ−5−オキソ−6−(ピリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアジン−3−カルボ
キシレート 0℃でエチルチオオキサメート(172mg)をエタノ
ール(5ml)に懸濁させ、ヒドラジン一水和物(63
μl)を加えて、発生する気体を吸引しながら30分間
撹拌した。この反応液に、エチル(ピリジン−4−イ
ル)グリオキシレート水和物(254mg)を加えて室
温で30分間撹拌した。さらに4時間加熱還流した後、
濃縮し析出してきた黄色粉末を濾取、乾燥して標題化合
物(140mg)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.36(3H,
t,J=7.3Hz),4.42(2H,d,J=7.
3Hz),8.08(2H,d,J=4.9Hz),
8.74(2H,br s). MS(FAB)m/z247(M+H)
【0949】参考例275 2,5−ジヒドロ−5−オキソ−6−(ピリジン−4−
イル)−1,2,4−トリアジン−3−カルボン酸参考
例11と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(DMSO−d with one d
rop of TFA)δ8.65(2H,d,J=
5.4Hz),8.88(1H,s),9.00(2
H,d,J=5.4Hz).
【0950】参考例276 1−(4−ブロモフェニルスルホニル)−4−(ter
t−ブトキシカルボニル)ピペラジン 塩化4−ブロモベンゼンスルホニル(3.00g)及び
1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジン
(2.40g)の塩化メチレン(50ml)溶液に室温
にてジイソプロピルエチルアミン(4.00ml)を加
えた。室温にて30分間攪拌後、反応混液を減圧下濃縮
し、残渣を得た。この残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)
を用いて精製後、ヘキサン−塩化メチレン系で再沈殿を
行い、無色固体として標題化合物(4.47g)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
2.97(4H,t,J=5.1Hz),3.51(4
H,t,J=5.1Hz),7.61(2H,d,J=
8.8Hz),7.69(2H,d,J=8.8H
z). MS(FAB)m/z405[(M+H),B
79],407[(M+H),Br81],349
[(M+H−isobutene)+,Br79],3
51[(M+H−isobutene),B
81],305[(M+H−isobutene−C
,Br79],307[(M+H−isobu
tene−CO,Br81].
【0951】参考例277 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[4−
(ピリジン−4−イル)ベンゼンスルホニル]ピペラジ
ン 1−(4−ブロモベンゼンスルホニル)−4−(ter
t−ブトキシカルボニル)ピペラジン(1.00g)の
テトラヒドロフラン(50ml)溶液に、室温にてジエ
チル(ピリジン−4−イル)ホウ素(470mg)、臭
化テトラブチルアンモニウム(480mg)、水酸化カ
リウム(625mg)、テトラキストリフェニルホスフ
ィンパラジウム(285mg)、及び水(800μl)
を加え、1時間加熱還流した。放冷後、反応混液に酢酸
エチル(50ml)及び水(100ml)を加え、分液
し、水層を酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層
を合わせて飽和食塩水(50ml)で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(塩化メチレン:酢酸エチル=1:1)を用いて精製
し、無色透明カラメル状物質として標題化合物(540
mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
3.04(4H,t,J=5.0Hz),3.54(4
H,t,J=5.0Hz),7.52(2H,d,J=
5.9Hz),7.79(2H,d,J=8.8H
z),7.87(2H,d,J=8.8Hz),8.7
4(2H,d,J=5.9Hz).
【0952】参考例278 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−3−(2−メチルプロピル)ピペラジン 2−(2−メチルプロピル)ピペラジン 塩酸塩(35
3mg)の塩化メチレン溶液(30ml)に、塩化6−
クロロベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニル(43
8mg)およびトリエチルアミン(498mg)を加
え、室温で3時間攪拌した。蒸留水、塩化メチレンを加
え、水層を塩化メチレンで3回抽出し、合わせた有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(メタノール:塩化メチレン=1:100)に付し、
標題化合物(363mg)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ0.78−0.94
(0.5H,m),1.16−1.34(0.5H,
m),1.40−1.54(1H,m),1.70(3
H,s),1.71(3H,s),2.24(1H,
t,J=11.2Hz),2.55(1H,dt,J=
3.4,11.2Hz),2.92−3.08(2H,
m),3.52−3.62(2H,m),3.65−
3.74(1H,m),4.92(1H,d,J=8.
3Hz),7.43(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.74(1H,s),7.81(1H,d,
J=8.8Hz),7.85(1H,d,J=2.0H
z). MS(FAB+)m/z383[(M+H),Cl
35],385[(M+H),Cl37].
【0953】参考例279 1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニ
ル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2
−イル)スルホニル]−2−(2−メチルプロピル)ピ
ペラジン 1−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−3−(2−メチルプロピル)ピペラ
ジン(2.55mg)のN,N−ジメチルホルムアミド
溶液(60ml)に、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホ
スホニウムヘキサフルオロホスフェート(607mg,
1.17mmol)、(4−ブロモピリミジン−2−イ
ル)カルボン酸(237mg)、およびトリエチルアミ
ン(118mg)を加え、室温で13時間攪拌した。反
応終了後、溶媒を減圧留去した。これに蒸留水、塩化メ
チレンを加え、塩化メチレンで水層を3回抽出し、合わ
せた有機層を蒸留水で洗浄した。これを無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩
化メチレン=1:100)に付し、酢酸エチル−ジエチ
ルエーテルより結晶化する事により、褐色結晶として標
題化合物(326mg)を得た。 H−NMR(MHz,CDCl)δ0.70−1.
07(1H,m),1.20−1.32(1H,m),
1.64−1.76(1H,m),1.79(3H,
s),1.83(3H,s),2.56−2.97(2
H,m),3.36−3.66(2H,m),3.70
−3.81(1H,m),3.85−3.94(0.5
H,m),4.57−5.03(0.5H,m),7.
46(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.7
5(1H,s),7.82(1H,d,J=8.8H
z),7.88(1H,br),8.58−8.72
(2H,m). MS(FAB)m/z=555(M),557[(M
+2)],559[(M+4)].
【0954】参考例280 1−(tert−ブトキシカルボニル)−3,3−ジメ
チルピペラジン 2,2−ジメチルピペラジン(460mg,4.03m
mol)(J.Med.Chem.,1995,38,
4389.)の塩化メチレン溶液(5.0ml)にジ−
tert−ブチルジカルボナート(780μl)を加
え、3時間攪拌した。塩化メチレンで希釈し、飽和食塩
水を加え二層にした。分液後、水層を塩化メチレンで抽
出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。
粗精製物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール=10:1)で精製し、標題化合
物を(360mg)を無色オイルとして得た。 H−NMR(CDCl)δ1.19(6H,s),
1.46(9H,s),2.93(2H,t,J=4.
9Hz),3.23(2H,s),3.42−3.48
(2H,br),3.95−4.01(1H,s).
【0955】参考例281 4−(tert−ブトキシカルボニル)−1−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2,2−
ジメチルピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−3,3−ジメ
チルピペラジン(125mg)の塩化メチレン(3.0
ml)溶液にトリエチルアミン(90ml)、塩化6−
クロロナフタレン−2−スルホニル(167mg)を加
え、室温で84時間攪拌した。塩化メチレンで希釈し、
飽和塩化ナトリウム水溶液を加え二層にした後、分液
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。粗精製物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=8:1)で精製し、標題化合
物(155mg)を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.31(6H,s),
1.44(9H,s),3.22(2H,br s),
3.49−3.62(2H,br),3.57−3.6
2(2H,br),7.56(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.79(1H,d,J=8.8H
z),7.86(1H,s),7.87−7.92(3
H,m),8.36(1H,s).
【0956】参考例282 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2,2−ジメチルピペラジン 塩酸塩 4−(tert−ブトキシカルボニル)−1−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2,2−
ジメチルピペラジン(140mg)の塩化メチレン溶液
(0.5ml)に、飽和塩酸エタノール溶液(0.5m
l)を加え、室温で14時間攪拌した。エタノールを加
えて、塩酸を共沸により充分に除いた後、真空ポンプで
乾燥させ、標題化合物(119mg)を無色固体として
得た。H−NMR(DMSO−d)δ3.17(4
H,br s),3.50−3.95(4H,br),
7.44(2H,t,J=3.9Hz),7.57(2
H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,t,J=
3.9Hz),7.92(2H,d,J=8.8H
z),8.36(1H,d,J=7.8Hz),9.2
1(2H,d,J=3.9Hz). MS(FAB)m/z339[(M+H),C
35],341[(M+H),Cl37].
【0957】参考例283 4−(tert−ブトキシカルボニル)−2,2−ジメ
チル−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−3,3−ジメ
チルピペラジン(173mg)のN,N−ジメチルホル
ムアミド(2.5ml)、トリエチルアミン(1.0m
l)の混合溶液に4−(4−ピリジル)安息香酸(4−
ニトロフェニル)エステル(330mg)を加え、60
℃で5日間攪拌した。塩化メチレンで希釈し、飽和塩化
ナトリウム水溶液を加え二層にした後、分液し、有機層
を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
濃縮した。粗精製物をシリカゲルを担体として用いるカ
ラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=
50:1)で精製し、標題化合物(199mg)を無色
アモルファスとして得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
1.61(6H,s),3.45−3.56(6H,
m),7.50(2H,d,J=5.9Hz),7.5
1(2H,d,J=7.8Hz),7.67(2H,
d,J=7.8Hz),8.69(1H,d,J=5.
9Hz). MS(FAB)m/z396(M+H)
【0958】参考例284 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン(19.2g)をメタノール(200ml)、
濃塩酸(5.4ml)に溶解し、この反応液に水酸化パ
ラジウム(1.02g)を懸濁させた。次いでこの懸濁
液を、室温下1気圧の水素雰囲気下で15.5時間、激
しく振盪させた。触媒をろ去し、ろ液を減圧下濃縮し
た。得られた残渣に塩化メチレン(250ml)、メタ
ノール(50ml)及びジイソプロピルエチルアミン
(20.0ml)を加えて溶解し、氷冷下ジ−tert
−ブチルジカルボナート(27.0g)を加えて、室温
で18.5時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=9:1→ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付
し、残さにヘキサンを加えて固化し、標題化合物(1
6.1g)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46,1.48(1
8H,each s),1.30−1.90(2H,
m),2.70−4.40(10H,m). MS(FAB)m/z331(M+H)
【0959】参考例285 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ホルミルメチルピペラジン 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン(5.00g)を
塩化メチレン(150ml)に溶解した。この反応液
に、氷冷下、N−メチルモルホリン(2.14g)及び
テトラ−n−プロピルアンモニウムペルルテナート
(0.97g)を加え、室温で17時間攪拌した。反応
液を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1〜
2:1)に付し、標題化合物(3.11g)を無色粉末
として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(18H,
s),2.50−3.10(5H,m),3.70−
4.20(3H,m),4.66(1H,br),9.
76(1H,s). MS(FAB)m/z329(M+H)
【0960】参考例286 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[3−(チエン−2−イル)−2−プロペニル]ピペラ
ジン 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ホルミルメチルピペラジン(1.01g)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解した。氷冷下、この反応液
に臭化[(チエン−2−イル)メチル]ホスホニウム
(1.62g)のクロロホルム(100ml)溶液を加
え、さらに1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7
−ウンデセン(620μl)を滴下し、室温で15時間
攪拌した。反応液を減圧下留去した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=9:1〜2:1)に付し、標題化合物(1.13
g)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30−1.50(1
8H,m),2.30−2.50(1H,m),2.5
0−3.10(4H,m),3.40−4.60(4
H,m),5.45−6.05(1H,m),6.50
−6.65(1H,m),6.85−7.30(3H,
m). MS(FAB)m/z409(M+H)
【0961】参考例287 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[3−(チエン−2−イル)プロピル]ピペラジン 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[3−(チエン−2−イル)−2−プロペニル]ピペラ
ジン(1.01g)をメタノール(70ml)に溶解
し、この反応液に10%パラジウム炭素(50%we
t,431mg)を懸濁させた。次いでこの懸濁液を、
室温下1気圧の水素雰囲気下で6時間、激しく振盪させ
た。触媒をろ去し、ろ液を減圧下濃縮した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=9:1〜2:1)に付し、標題化合物(9
75mg)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
1.46(9H,s),1.50−1.80(4H,
m),2.70−3.00(5H,m),3.80−
4.20(4H,m),7.75−7.80(1H,
m),7.85−7.95(1H,m),7.10(1
H,d,J=5.1Hz). MS(FAB)m/z411(M+H)
【0962】参考例288 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[3−(チエン−2
−イル)プロピル]ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.35−1.80(4
H,m),2.55−2.65(1H,m),2.75
−3.10(6H,m),3.77(2H,t,J=1
0.9Hz),6.70−6.80(1H,m),6.
85−6.95(1H,m),7.05−7.15(1
H,m),7.35−7.0(4H,m),7.50−
7.60(2H,m),8.00−8.10(2H,
m),8.22(1H,d,J=9.3Hz). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37].
【0963】参考例289 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−プロペニ
ル]ピペラジン 参考例286と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.40−1.50(1
8H,m),2.35−3.10(5H,m),3.7
5−4.30(10H,m),5.50−6.05(1
H,m),6.30−6.50(1H,m),6.75
−6.90(3H,m). MS(FAB)m/z463(M+H)
【0964】参考例290 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[3−(3,4−ジメトキシフェニル)プロピル]ピペ
ラジン 参考例287と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.45(18H,
s),1.20−1.70(4H,m),2.50−
3.05(5H,m),3.70−4.20(10H,
m),6.65−6.80(3H,m). MS(FAB)m/z465(M+H)
【0965】参考例291 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[3−(3,4−ジ
メトキシフェニル)プロピル]ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.30−1.70(4
H,m),2.50−2.65(3H,m),2.75
−3.05(4H,m),3.70−3.90(8H,
m),6.0−6.70(2H,m),6.75−6.
80(1H,m),7.35−7.50(4H,m),
7.50−7.60(2H,m),8.02(2H,
d,J=8.1Hz),8.22(1H,d,J=9.
0Hz). MS(FAB)m/z619[(M+H),C
35],621[(M+H),Cl37].
【0966】参考例292 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ブロモエチル)ピペラジン 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン(2.01g)お
よびトリフェニルホスフィン(1.98g)を塩化メチ
レン(70ml)に溶解した。この反応液に、氷冷下、
四臭化炭素(3.07g)を加え、室温で2.5時間攪
拌した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリ
カゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)に付し、標題化合物(2.
20g)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47,1.48(1
8H,each s),2.00−2.20(2H,
m),2.70−3.00(3H,m),3.30−
3.45(2H,m),3.80−4.40(4H,
m).
【0967】参考例293 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[2−[(ピロリジン−1−イル)スルホニル]エチ
ル]ピペラジン 亜硫酸ナトリウム(1.68g)を水(90ml)に溶
解した。氷冷下、この反応液に1,4−ビス(tert
−ブトキシカルボニル)−2−(2−ブロモエチル)ピ
ペラジン(2.20g)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(90ml)溶液を加え、50℃で15時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮した。得られた残さにエタノー
ルを加え、不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮して粗精
製物(2.98g)を無色ペースト状物として得た。次
いで、この粗精製物を、N,N−ジメチルホルムアミド
(10ml)、に溶解し、氷冷下、塩化チオニル(40
7μl)を滴下し、0℃で0.5時間、室温で1時間攪
拌した。反応液を氷水(40ml)に注ぎ、不溶物を取
り乾燥した。残さを塩化メチレンに溶解し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し淡黄色油状物
(524.9mg)を得た。続いて、この粗精製物を塩
化メチレン(10ml)に溶解し、氷冷下ジイソプロピ
ルエチルアミン(550μl)、ピロリジン(220μ
l)を加え、室温で19時間攪拌した。反応液を減圧下
留去し、残さをシリカゲルを担体に用いるカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付
し、標題化合物(122mg)を淡黄色油状物として得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.47,1.47(1
8H,each s),1.85−2.20(6H,
m),2.70−3.10(5H,m),3.30−
3.40(4H,m),3.80−4.30(4H,
m).
【0968】参考例294 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[2−[(ピロリジ
ン−1−イル)スルホニル]エチル]ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.80−2.00(6
H,m),2.60−2.70(1H,m),2.80
−3.1(6H,m),3.30−3.40(4H,
m),3.65−3.85(2H,m),7.40−
7.50(4H,m),7.50−7.60(2H,
m),8.01(2H,d,J=7.8Hz),8.2
2(2H,d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z601[(M+H),C
35],603[(M+H),Cl37].
【0969】参考例295 (4−クロロ−2−メトキシフェニル)メタノール 4−クロロ−2−メトキシフェニルカルボン酸(20.
1g)をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解し、
アルゴン置換した。この反応液にボラン−メチルスルフ
ィド錯体(11.0ml)を滴下した。滴下後、反応熱
の発生による還流が収まったら、室温で2時間攪拌し
た。氷冷下、反応液に水を加えた。更に酢酸エチル及び
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧下留去し、標題化合物(17.6g)を淡黄
色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.25(1H,s),
3.85(3H,s),4.63(2H,s),6.8
6(1H,d,J=1.8Hz),6.92(1H,d
d,J=8.2,1.8Hz),7.21(1H,d,
J=8.2Hz).
【0970】参考例296 4−クロロ−1−ホルミル−2−メトキシベンゼン (4−クロロ−2−メトキシフェニル)メタノール
(3.69g)を塩化メチレン(80ml)に溶解し
た。この反応液に、氷冷下、モレキュラーシーブ4A
(4,57g)、N−メチルモルホリン(2.81g)
及びテトラ−n−プロピルアンモニウムペルルテナート
(420mg)を加え、室温で2.5時間攪拌した。反
応液を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:
1)に付し、標題化合物(3.07g)を淡黄色油状物
として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.94(3H,s),
6.99(1H,d,J=2.0Hz),7.00−
7.05(1H,m),7.77(1H,d,J=8.
3Hz),10.39(1H,s).
【0971】参考例297 4−クロロ−2−メトキシスチレン 臭化メチルトリフェニルホスホニウム(5.03g)を
テトラヒドロフラン(50ml)に懸濁し、アルゴン置
換した。次いで氷冷下、n−ブチルリチウム(1.5モ
ル溶液、ヘキサン)(9.80ml)を30分かけて滴
下した。滴下終了後、室温で30分攪拌し、再び氷冷
下、4−クロロ−1−ホルミル−2−メトキシベンゼン
(2.02g)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液
を滴下した。滴下終了後、室温で3.5時間攪拌した。
攪拌終了後、氷冷下、水を加え、酢酸エチルを加えて抽
出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
して、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)
に付し、標題化合物(1.51g)を淡黄色油状物とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ3.83(3H,s),
5.26(1H,dd,J=11.2,1.5Hz),
5.70(1H,dd,J=17.8,1.2Hz),
6.80−7.00(3H,m),7.37(1H,
d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z169[(M+H),C
35],171[(M+H),Cl37].
【0972】参考例298 塩化(4−クロロ−2−メトキシスチリル)スルホニル 塩化スルフリル(1.66ml)を入れ、アルゴン置換
した。次いで、氷冷下、N,N−ジメチルホルムアミド
(1.7ml)を加え、室温で40分間攪拌した。この
反応液に4−クロロ−2−メトキシスチレン(2.05
g)を加え、90℃で3時間攪拌した。氷を加えて、塩
化メチレンで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥して、溶媒を減圧下留去した。残さをシ
リカゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=9:1)に付し、標題化合物(8
85mg)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.96(3H,s),
6.98(1H,d,J=2.0Hz),7.03(1
H,dd,J=8.3,2.0Hz),7.38(1
H,d,J=8.3Hz),7.50(1H,d,J=
15.1Hz),7.78(1H,d,J=15.1H
z). MS(FAB)m/z266[(M+H),Cl35
+Cl35].
【0973】参考例299 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(E)
−4−クロロ−2−メトキシスチリルスルホニル]ピペ
ラジン 参考例129と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.44(9H,s),
3.10−3.20(4H,m),3.50−3.60
(4H,m),3.91(3H,s),6.82(1
H,d,J=15.6Hz),6.94(1H,d,J
=2.0Hz),6.97(1H,dd,J=8.3,
2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.3H
z),7.56(1H,d,J=15.6Hz). MS(FAB)m/z416[(M+H),C
35],418[(M+H),Cl37].
【0974】参考例300 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−4−
[((E)−4−クロロ−1−メトキシスチリル)スル
ホニル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−
[((E)−4−クロロ−1−メトキシスチリル)スル
ホニル]ピペラジン(690mg)を塩化メチレン(1
0ml)に溶解し、氷冷下、トリフルオロ酢酸(1.0
ml)を滴下し、室温で1時間攪拌した。この反応液に
さらに塩化メチレン(10ml)を加え、0℃で23時
間、室温で2時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さ
に塩化メチレンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水を加え
て抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。次いで、得ら
れた残さ、(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボ
ン酸(467mg)をN,N−ジメチルホルムアミド
(15ml)および塩化メチレン(15ml)の混液に
溶解し、氷冷下、1−(3−ジメチルアミノプロピル)
−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(366mg)およ
び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(266m
g)、ジイソプロピルエチルアミン(1.01ml)を
順次加え、室温で25時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、残さに塩化メチレンおよび飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液を加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残
さをシリカゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1〜1:2)に付し、
標題化合物(629mg)を無色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.22(2H,t,J
=4.5Hz),3.33(2H,t,J=4.6H
z),3.52(2H,t,J=4.4Hz),3.9
0−3.95(2H,m),6.83(1H,d,J=
15.6Hz),6.95(1H,s),6.99(1
H,d,J=8.3Hz),7.33(1H,d,J=
8.3Hz),7.56(1H,d,J=15.6H
z),8.80−8.90(2H,m). MS(FAB)m/z501[(M+H),C
35,Br79],505[(M+H),C
35,Br81 and Cl37,Br79],5
07[(M+H),Cl37,Br81].
【0975】参考例301 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−1
−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 5−ブロモ−2−ピリミジンカルボン酸(736mg)
を塩化メチレン(30ml)及びN,N−ジメチルホル
ムアミド(200μl)の混液に懸濁し、アルゴン置換
した。アルゴン雰囲気下かつ氷冷下、オキザリルクロリ
ド(0.40ml)を滴下し、室温で0.5時間攪拌し
た。この反応液をA液とした。2,シス−6−ビス(メ
トキシカルボニルメチル)−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン(529m
g)を塩化メチレン(50ml)に溶解し、この反応液
に氷冷下、ジイソプロピルエチルアミン(2.00m
l)を加えアルゴン置換した。続けて氷冷下、先に調整
したA液を滴下し、室温で11時間攪拌した。反応液に
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて抽出し、有機層
を希塩酸および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカ
ゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフィー(0.5
%〜1%メタノール−塩化メチレン)に付し、減圧下溶
媒を留去した。残さに少量の塩化メチレンを加え、結晶
化し、標題化合物(432mg)を淡黄色粉末として得
た。 H−NMR(CDCl)δ2.40−3.00(6
H,m),3.57−3,70(8H,m),3.90
−4.00(1H,m),4.90−5.00(1H,
m),7.70−7.75(1H,m),7.80−
7.85(1H,m),8.15−8.30(3H,
m),8.52(1H,s),9.07(2H,s).
【0976】参考例302 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−
(メトキシカルボニルメチル)ピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.40−3.25(5
H,m),3.45−3.55(1H,m),3.6
7,3.72(3H,each s),3.70−5.
30(4H,m),7.60(1H,dd,J=8.
6,1.7Hz),7.70−7.75(1H,m),
7.90−7.95(3H,m),8.25−8.30
(1H,m),8.80,8.81(2H,each
s). MS(FAB)m/z567[(M+H),C
35,Br79],569[(M+H),C
35,Br81 and Cl37,Br79],5
71[(M+H),Cl37,Br81].
【0977】参考例303 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[2−
(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]
−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−(2−ヒ
ドロキシエチル)ピペラジン(739mg)およびイミ
ダゾール(226mg)をN,N−ジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、氷冷下tert−ブチルクロ
ロジフェニルシラン(0.70ml)を加えて、室温で
23時間攪拌した。反応液を減圧下留去した。得られた
残渣に塩化メチレンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて抽出し、有機層を希塩酸および飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留
去した。残さをシリカゲルを担体に用いるカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1〜:2)
に付し、標題化合物(804mg)を淡黄色油状物とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ1.06(9H,s),
1.31(9H,s),1.90−2.00(2H,
m),2.20−2.30(1H,m),2.30−
2.40(1H,m),2.95−3.05(1H,
m),3.60−3.80(4H,m),3.85−
4.00(1H,m),4.35−4.45(1H,
m),7.35−7.45(6H,m),7.55−
7.60(1H,m),7.65−7.75(5H,
m),7.85−7.95(3H,m),8.26(1
H,s). MS(FAB)m/z693[(M+H),C
35],695[(M+H),Cl37].
【0978】参考例304 3−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[2−
(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]
−4−(6−クロロナフタレン−2−イル)ピペラジン
(91.2mg)をニトロベンゼン(5.0ml)に溶
解し、170−185℃で10.5時間攪拌した。シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン〜5%
メタノール−塩化メチレン)に付し、標題化合(43m
g)を淡黄色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.04(9H,s),
1.50−1.65(2H,m),2.05−2.15
(1H,m),2.35−2.45(1H,m),2.
85−3.00(3H,m),3.65−3.75(4
H,m),7.35−7.45(6H,m),7.55
−7.60(1H,m),7.60−7.65(4H,
m),7.70−7.80(1H,m),7.85−
7.95(3H,m),8.28(1H,s). MS(FAB)m/z593[(M+H),C
35],595[(M+H),Cl37].
【0979】参考例305 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−2−[2−
(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]
−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.90,1.08(9
H,each s),2.00−2.20(2H,
m),2.30−2.60(2H,m),3.15−
5.20(7H,m),7.35−7.60(10H,
m),7.65−7.75(2H,m),7.85−
7.95(3H,m),8.20−8.30(1H,
m),8.62,8.79(2H,each s). MS(FAB)m/z777[(M+H),C
35,Br79],779[(M+H),C
35,Br81 and Cl37,Br79],7
81[(M+H),Cl37,Br81].
【0980】参考例306 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン および2,トランス−6−ビス
(メトキシカルボニルメチル)−4−[(6−クロロベ
ンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例192と同様に標題化合物を合成した。 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジンの機器データ H−NMR(CDCl)δ2.15−2.45(6
H,m),2.90(1H,br),3.25−3.3
5(2H,m),3.65−3.75(2H,m),
3.70(6H,s),7.43(1H,dd,J=
8.5,1.7Hz),7.75(1H,s),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),7.85−7.90
(1H,m). MS(FAB)m/z461[(M+H),C
35],463[(M+H),Cl37].
【0981】2,トランス−6−ビス(メトキシカルボ
ニルメチル)−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジンの機器データ H−NMR(CDCl)δ2.50−2.65(6
H,m),2.85−2.95(2H,m),3.20
−3.25(2H,m),3.50−3.55(2H,
m),3.70(6H,s),7.43(1H,dd,
J=8.6,1.7Hz),7.74(1H,s),
7.82(1H,d,J=8.8Hz),7.86(1
H,br s). MS(FAB)m/z461[(M+H),C
35],463[(M+H),Cl37].
【0982】参考例307 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−1
−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−4−[(6−
クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 参考例301と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.65−2.80(3
H,m),2.90−3.00(2H,m),3.00
−3.10(1H,m),3.65−3.75(2H,
m),3.68(3H,s),3.73(3H,s),
4.00(1H,d,J=12.2Hz),4.22
(1H,d,J=9.8Hz),5.20−5.30
(1H,m),7.40−7.50(1H,m),7.
77(1H,s),7.80−7.90(2H,m),
8.80(2H,s).
【0983】参考例308 1,4−ジベンジル−2−ヒドロキシメチルピペラジン 水素化リチウムアルミニウム(1.04g)をテトラヒ
ドロフラン(42ml)に懸濁した。この反応液に1,
4−ジベンジル−2−エトキシカルボニルピペラジン
(12.5g)のテトラヒドロフラン(300ml)懸
濁液を滴下した後に、室温で89.5時間攪拌した。反
応液を氷冷し、飽和硫酸ナトリウム水溶液、3規定水酸
化ナトリウム水溶液を加えた。次いで不溶物をろ去し、
減圧下溶媒を留去した。残さをテトラヒドロフランに溶
解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒を
留去した。水素化リチウムアルミニウム(1.5g)を
テトラヒドロフラン(50ml)に懸濁し、アルゴン置
換後、反応液を50℃迄昇温した。この反応液に上で得
られた残渣をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解し
た溶液を滴下し、4.5時間加熱還流した。水素化リチ
ウムアルミニウム(0.87g)を加えて4.5時間、
さらに水素化リチウムアルミニウム(0.87g)を加
えて4.5時間加熱還流した。反応液を氷冷後、飽和硫
酸ナトリウム水溶液、3規定水酸化ナトリウム水溶液を
加え、不溶物をろ去し、減圧下溶媒を留去した。残さを
塩化メチレンに溶解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(化メチレン〜5%メタノール−塩化
メチレン)に付し、標題化合物(8.42g)を淡赤色
油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.30−2.70(5
H,m),2.90−3.00(1H,m),3.40
−3.50(4H,m),3.58(1H,d,J=1
3.2Hz),3.90−4.10(2H,m),7.
20−7.35(10H,m). MS(FAB)m/z297(M+H)
【0984】参考例309 2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)メチ
ル−1,4−ジベンジルピペラジン 1,4−ジベンジル−2−ヒドロキシメチルピペラジン
(1.11g)およびイミダゾール(347mg)を
N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し
た。この反応液に、氷冷下、tert−ブチルクロロジ
フェニルシラン(1.17ml,1.24g)を加え、
室温で14.5時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、残
さに酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を
加えて抽出した。次いで有機層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。
残さをシリカゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→8:2)に付
し、標題化合物(1.42g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.98(9H,s),
2.15−2.30(3H,m),2.50−2.55
(1H,m),2.60−2.70(2H,m),2.
80−2.90(1H,m),3.24(1H,d,J
=13.7Hz),3.40−3.50(2H,m),
3.60−3.70(1H,m),3.90−4.00
(2H,m),7.15−7.45(16H,m),
7.55−7.65(4H,m). MS(FAB)m/z535(M+H)
【0985】参考例310 3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)メチ
ル−1−(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)
ピペラジン 参考例192と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.02(9H,s),
2.30−2.40(1H,m),2.45−2.65
(1H,m),2.90−3.15(3H,m),3.
50−3.70(4H,m),7.35−7.45(7
H,m),7.55−7.65(4H,m),7.71
(1H,s),7.75−7.85(2H,m). MS(FAB)m/z585[(M+H),C
35],587[(M+H),Cl37].
【0986】参考例311 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)カルボニル−
2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシメチル−
4−(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スル
ホニルピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.02,1.08(9
H,each s),2.50−2.80(2H,
m),2.95−3.70(2H,m),3.80−
4.25(4H,m),4.55−5.10(1H,
m),7.35−7.50(7H,m),7.50−
7.55(1H,m),7.60−7.65(1H,
m),7.70−7.90(5H,m),8.65,
8.81(2H,s). MS(FAB)m/z769[(M+H),C
35,Br79],771[(M+H),C
35,Br81 and Cl37,Br79],7
73[(M+H),Cl37,Br81].
【0987】参考例312 1,4−ジベンジル−2−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン 参考例308と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.80−1.90(1
H,m),2.00−2.10(1H,m),2.25
−2.35(2H,m),2.35−2.45(1H,
m),2.45−2.55(1H,m),2.60−
2.70(1H,m),2.75−2.85(1H,
m),2.85−2.95(1H,m),3.39(1
H,d,J=12.7Hz),3.49(1H,d,J
=1.5Hz)3.70−3.80(1H,m),3.
80−3.90(1H,m),4.16(1H,d,J
=12.7Hz),7.20−7.40(10H,
m).
【0988】参考例313 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−1,4−ジベンジルピペラジン 参考例309と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.99(9H,s),
1.75−1.95(2H,m),2.10−2.20
(3H,m),2.40−2.50(1H,m),2.
50−2.65(3H,m),3.10−3.20(1
H,m),3.30−3.50(2H,m),3.60
−3.75(2H,m),3.83(1H,d,J=1
3.2Hz),7.15−7.25(10H,m),
7.25−7.40(6H,m),7.55−7.65
(4H,m). MS(FAB)m/z549(M+H)
【0989】参考例314 3−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例192と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.04(9H,s),
1.50−2.00(3H,m),2.20−2.30
(1H,m),2.50−2.60(1H,m),2.
85−3.05(3H,m),3.65−3.80(4
H,m),7.35−7.45(7H,m),7.60
−7.65(4H,m),7.72(1H,s),7.
75−7.85(2H,m). MS(FAB)m/z599[(M+H),C
35],601[(M+H),Cl37].
【0990】参考例315 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−2−[2−
(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]
−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.90,1.07(9
H,each s),2.00−2.15(2H,
m),2.50−2.80(2Hm),3.15−−
5.25(7H,m),7.35−7.90(16H,
m),8.64,8.81(2H,each s). MS(FAB)m/z783[(M+H),C
35,Br79],785[(M+H),C
35,Br81 and Cl37,Br79],7
87[(M+H),Cl37,Br81].
【0991】参考例316 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−3−(メトキシカルボニルメチル)ピペラ
ジン 参考例192と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.30−2.50(3
H,m),2.63(1H,dt,J=3.4,11.
0Hz),2.90−3.10(2H,m),3.20
−3.30(1H,m),3.60−3.70(2H,
m),3.69(3H,s),7.44(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.75(1H,s),
7.82(1H,d,J=8.3Hz),7.85−
7.90(1H,m). MS(FAB)m/z389[(M+H),C
35],391[(M+H),Cl37].
【0992】参考例317 1−(5−ブロモピリミジン−2−イル)−4−[(6
−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]
−2−(メトキシカルボニルメチル)ピペラジン 参考例12と同様に標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60−3.30(5
H,m),3.50−5.40(4H,m),3.6
8,3.73(3H,each s),7.45(1
H,dd,J=8.5,1.7Hz),7.76,7.
77(1H,eachs),7.80−7.85(1
H,m),7.87(1H,s),8.83,8.84
(2H,each s). MS(FAB)m/z573[(M+H),C
35],575[(M+H),Cl37].
【0993】参考例318 (2RS)−2−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−6−メトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン (2RS)−6−メトキシカルボニル−2−トルエンス
ルホニルオキシメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ
ナフタレン(2.56g)をジメチルホルムアミド(2
5ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(0.92g)を
加えて、外温約50℃にて14時間攪拌した。反応液を
減圧濃縮し、酢酸エチルで希釈後水洗して硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残さをテト
ラヒドロフラン(35ml)に溶解し、トリフェニルホ
スフィン(1.82g)を加えて、外温約50℃にて2
1時間攪拌した。約28%アンモニア水(15ml)を
加えて3時間攪拌後、反応液を減圧濃縮してエーテルで
抽出し、希塩酸を加えて酸性として水層を分取した。こ
れに希水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし
てジクロロメタンで抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去して得られた残さをジクロロメタン
(15ml)に溶解し、氷冷下ジ−tert−ブチルジ
カーボネート(1.80g)のジクロロメタン溶液(ジ
クロロメタン5ml)を加えて室温にて2時間攪拌し
た。溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラ
ム(シリカゲル30g,ジクロロメタン〜ジクロロメタ
ン:メタノール=50:1)で精製し、n−ヘキサンと
酢酸エチルの混合溶媒より再結晶して、無色結晶(1.
56g,71%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40−1.60(1
H,m),1.46(9H,s),1.90−2.10
(2H,m),2.50(1H,dd,J=17.1,
10.7Hz),2.70−3.00(3H,m),
3.10−3.30(2H,m),3.89(3H,
s),4.68(1H,br),7.12(1H,d,
J=7.8Hz),7.70−7.80(2H,m). 元素分析:C1825NOとして 計算値:C,67.69;H,7.89;N,4.3
9. 分析値:C,67.78;H,7.61;N,4.1
2.
【0994】参考例319 1−[[(6RS)−6−(N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロナフタレン−2−イル]カルボニル]−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン (2RS)−2−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−6−メトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン(0.14g)をテト
ラヒドロフラン(5ml)に溶解し、1規定水酸化ナト
リウム(0.50ml)を加えて室温にて3日間、外温
約50℃にて20時間攪拌し、さらに、1規定水酸化ナ
トリウム(0.40ml)を加えて外温約50℃にて2
日間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、ジクロロメタンと
希塩酸を加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後に溶媒を減圧留去した。得られた残さをN,
N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩(0.19g)、N−メチルモルホリ
ン(0.05ml)、1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(86.0m
g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(71.0m
g)を加えて室温にて18時間攪拌した。反応液を減圧
濃縮後、酢酸エチルで希釈して水洗した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシ
リカゲルカラムクマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジ
クロロメタン:メタノール=100:1)で精製して、
無色油状物(0.23g,86%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30−1.60(1
H,m),1.45(9H,s),1.80−2.00
(2H,m),2.43(1H,dd,J=16.6,
10.7Hz),2.70−2.90(3H,m),
3.00−3.20(6H,m),3.50−3.90
(4H,br),4.69(1H,br),6.90−
7.10(3H,m),7.59(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.75(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.90−8.00(3H,
m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z598[(M+H),C
35],600[(M+H),Cl37].
【0995】参考例320 (2RS)−2−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−6−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン (2RS)−2−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−6−メトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン(0.47g)をジク
ロロメタン(10ml)に溶解し、外温−78℃にて水
素化ジイソブチルアルミニウム(0.95Mヘキサン溶
液,3.60ml)を滴下して、そのままの温度で90
分間攪拌した。反応液にメタノールを加えて室温まで昇
温し、不溶物をセライト濾過により濾去して濾液を減圧
濃縮した。ジクロロメタンで希釈後、水洗して無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して得られた残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル=3:1)で精製して無色結晶(0.31g,
72%)を得た。一部をヘキサンと酢酸エチルの混合溶
媒より再結晶して無色結晶を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40−1.60(1
H,m),1.46(9H,s),1.60−1.70
(1H,m),1.90−2.00(2H,m),2.
45(1H,dd,J=16.6,10.7Hz),
2.70−2.90(3H,m),3.10−3.30
(2H,m),4.62(2H,d,J=5.9H
z),4.67(1H,br),7.00−7.20
(3H,m). 元素分析:C1725NOとして 計算値:C,70.07;H,8.65;N,4.8
1. 分析値:C,70.21;H,8.49;N,4.7
5.
【0996】参考例321 1−[[(6RS)−6−(N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロナフタレン−2−イル]メチル]−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン (2RS)−2−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−6−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン(0.19g)をジクロロ
メタン(5ml)に溶解し、ピリジニウムクロロクロメ
イト(0.17g)を加えて室温にて2時間攪拌後、反
応液をそのままシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して無色固体
(0.16g)を得た。これをジクロロメタン(8m
l)に溶解し、1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩
(0.24g)、トリエチルアミン(80.0μl)、
水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム(0.17g)
を加えてアルゴンガス雰囲気下室温にて16時間攪拌し
た。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジクロ
ロメタンで希釈して有機層を分取した。硫酸ナトリウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
3:1)で精製して、無色アメ状物(0.33g,86
%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30−1.50(1
H,m),1.44(9H,s),1.80−2.00
(2H,m),2.40(1H,m),2.51(4
H,br),2.60−2.90(3H,m),3.0
9(6H,br),3.39(2H,s),4.67
(1H,br),6.90−7.00(3H,m),
7.56(1H,d,J=8.8Hz),7.77(1
H,d,J=8.8Hz),7.80−8.00(3
H,m),8.28(1H,s). MS(FAB)m/z584[(M+H),C
35],586[(M+H),Cl37].
【0997】参考例322 (2RS)−2−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシメチル)−6−メトキシカルボニル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン (2RS)−2−ヒドロキシメチル−6−メトキシカル
ボニル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
(1.71g)をN,N−ジメチルホルムアミド(5m
l)に溶解し、氷冷下イミダゾール(0.81g)、t
ert−ブチルジメチルシリルクロライド(1.81
g)を加えて室温にて14時間攪拌した。反応液にメタ
ノールを加えたのち、減圧濃縮して酢酸エチルで希釈し
た。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ヘキサン:酢酸エチル=50:1)で精製し
て、薄黄色固体の標題化合物(2.20g,85%)を
得た。 H−NMR(CDCl)δ0.06(6H,s),
0.91(9H,s),1.40−1.60(1H,
m),1.90−2.10(2H,m),2.53(1
H,dd,J=17.1,10.3Hz),2.80−
3.00(3H,m),3.58(2H,d,J=5.
9Hz),3.89(3H,s),7.14(1H,
d,J=7.8Hz),7.70−7.80(2H,
m). MS(FAB)m/z335(M+H)
【0998】参考例323 (2RS)−2−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシメチル)−6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4
−テトラヒドロナフタレン 参考例320と同様に、(2RS)−2−(tert−
ブチルジメチルシリルオキシメチル)−6−メトキシカ
ルボニル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンを
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.07(6H,s),
0.91(9H,s),1.30−1.50(1H,
m),1.50−1.60(1H,m),1.90−
2.10(2H,m),2.48(1H,m),2.7
0−2.90(3H,m),3.58(2H,m),
4.62(2H,d,J=5.9Hz),7.09(3
H,m). MS(FAB)m/z307(M+H)
【0999】参考例324 (2RS)−6−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−2−(tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフ
タレン (2RS)−2−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシメチル)−6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4
−テトラヒドロナフタレン(1.00g)をジクロロメ
タン(10ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.5
ml)を加えて氷冷した。メタンスルホニルクロライド
(0.39g)のジクロロメタン溶液(ジクロロメタン
1ml)を加え、室温にて9時間攪拌し、水洗後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られ
た残さを用い、参考例318と同様に、標題化合物
(1.10g,83%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.06(6H,s),
0.91(9H,s),1.40−1.60(1H,
m),1.46(9H,s),1.90−2.00(2
H,m),2.45(1H,m),2.70−2.90
(3H,m),3.57(2H,m),4.24(2
H,m),4.76(1H,br),7.00−7.1
0(3H,m). MS(FAB)m/z406(M+H)
【1000】参考例325 (2RS)−6−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−2−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン (2RS)−6−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−2−(tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフ
タレン(1.09g)をテトラヒドロフラン(10m
l)に溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオライド
(1.0Mテトラヒドロフラン溶液、4.0ml)を加
えて室温にて2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、ジ
クロロメタンで希釈して水洗後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
3:1〜2:1)で精製し、無色固体(0.77g,9
8%)を得た。一部をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒
より再結晶して、無色結晶を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40−1.60(2
H,m),1.46(9H,s),1.90−2.10
(2H,m),2.48(1H,dd,J=16.6,
10.7Hz),2.70−3.00(3H,m),
3.6−3.7(2H,m),4.24(2H,d,J
=5.4Hz),4.78(1H,br),7.00−
7.10(3H,m). 元素分析:C1725NOとして 計算値:C,70.07;H,8.65;N,4.8
1. 分析値:C,70.02;H,8.61;N,4.4
6.
【1001】参考例326 1−[[(2RS)−6−(N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロナフタレン−2−イル]メチル]−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン (2RS)−6−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−2−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン(0.17g)をジクロロ
メタン(5ml)に溶解し、N−メチルモルホリン N
−オキシド(0.13g)、モレキュラーシーブス4A
(活性化粉末,0.18g)を加え、氷冷下四酸化ルテ
ニウムテトラプロピルアンモニウム塩(10mg)を加
えて室温にて1時間攪拌した。反応液にエーテルを加え
て不溶物をセライト濾過により除去し、濾液を減圧留去
した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ジクロロメタン)で精製してアルデヒド体を得、
これを用いて、参考例321と同様の反応により、標題
化合物(0.14g,41%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.20−1.40(1
H,m),1.44(9H,s),1.80−2.00
(2H,m),2.20−2.40(3H,m),2.
50−2.60(4H,m),2.60−2.80(3
H,m),3.11(4H,m),4.2(2H,d,
J=5.4Hz),4.79(1H,br),6.94
(3H,m),7.57(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),7.79(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),7.90−8.00(3H,m),8.
31(1H,s). MS(FAB)m/z584[(M+H),C
35],586[(M+H),Cl37].
【1002】参考例327 1−[[(2RS)−6−(N−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロナフタレン−2−イル]カルボニル]−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン (2RS)−6−(N−tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)−2−ヒドロキシメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロナフタレン(0.21g)を四塩化炭
素(2ml)、アセトニトリル(2ml)、水(3m
l)に溶解し、過ヨウ素酸ナトリウム(0.48g)、
ルテニウムトリクロライド水和物(4mg)を加えて、
90分間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、
有機層を分取して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去して得られた残さにエーテルを加えて、不溶
物を濾去し、濾液を減圧留去した。得られたカルボン酸
体を用いて、参考例319と同様の反応により、標題化
合物(0.11g,25%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
1.70−2.00(2H,m),2.60−2.90
(4H,m),2.95(1H,m),3.11(4
H,m),3.64(2H,m),3.76(2H,
m),4.22(2H,d,J=5.4Hz),4.8
2(1H,br),6.90−7.10(3H,m),
7.59(1H,d,J=8.8Hz),7.77(1
H,d,J=8.8Hz),7.90−8.00(3
H,m),8.31(1H,s). MS(FD)m/z597(M,Cl35),599
(M,Cl37).
【1003】参考例328 2−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)−7−メトキシカルボニルナフタレン 参考例324と同様の反応により、2−ヒドロキシメチ
ル−7−メトキシカルボニルナフタレン(1.01g)
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
3.98(3H,s),4.50(2H,d,J=5.
4Hz),4.99(1H,br),7.53(1H,
d,J=8.3Hz),7.80−7.90(3H,
m),8.04(1H,dd,J=8.3,1.0H
z),8.57(1H,s). 元素分析:C1821NOとして 計算値:C,68.55;H,6.71;N,4.4
4. 分析値:C,68.54;H,6.70;N,4.4
6.
【1004】参考例329 1−[[7−(N−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチル)ナフタレン−2−イル]カルボニル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 参考例319と同様に、2−(N−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチル)−7−メトキシカルボニルナ
フタレンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
3.12(4H,br),3.50−4.00(4H,
br),4.45(2H,d,J=5.9Hz),5.
01(1H,br),7.34(1H,d,J=7.8
Hz),7.45(1H,d,J=8.3Hz),7.
50−7.60(1H,m),7.66(1H,s),
7.70−7.80(4H,m),7.90−8.00
(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z594[(M+H),C
35],596[(M+H),Cl37].
【1005】参考例330 1−[[7−(N−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノメチル)ナフタレン−2−イル]メチル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 2−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)−7−メトキシカルボニルナフタレンを原料とし
て、参考例320、参考例326と同様の反応により、
標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.50−2.70(4H,m),3.10(4H,b
r),3.61(2H,s),4.44(2H,d,J
=5.4Hz),4.92(1H,br),7.30−
7.40(2H,m),7.50−7.70(3H,
m),7.70−7.90(3H,m),7.90−
8.00(3H,m),8.29(1H,s). MS(FAB)m/z580[(M+H),C
35],582[(M+H),Cl37].
【1006】参考例331 2−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)−6−メトキシカルボニルナフタレン 2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル(2.00
g)をテトラヒドロフラン(40ml)とメタノール
(8ml)の混合溶媒に懸濁させ、氷冷下水素化ホウ素
ナトリウム(0.98g)を加えて室温にて21時間攪
拌した。反応液に水を加えて減圧濃縮し、酢酸エチルと
希塩酸を加えて有機層を分取した。無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲ
ル(13g)に吸着させ、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製して
無色結晶(1.23g,70%)を得、参考例324と
同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
3.98(3H,s),4.50(2H,d,J=5.
4Hz),4.99(1H,br),7.47(1H,
d,J=8.3Hz),7.75(1H,s),7.8
4(1H,d,J=8.8Hz),7.92(1H,
d,J=8.8Hz),8.06(1H,d,J=8.
3Hz),8.58(1H,s). 元素分析:C1821NOとして 計算値:C,68.55;H,6.71;N,4.4
4. 分析値:C,68.93;H,6.70;N,4.2
9.
【1007】参考例332 5−ベンツイミダゾールカルボン酸メチル 塩酸塩 氷冷下メタノール(50ml)に塩化チオニル(2.3
0ml)を滴下したのち5−ベンツイミダゾールカルボ
ン酸(5.00g)を加え、5時間加熱還流した。反応
液を減圧留去して得られた残さをエーテル中にて粉砕し
て濾取し、無色結晶(6.36g,97%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.93(3H,
s),7.96(1H,d,J=8.8Hz),8.1
2(1H,d,=8.8Hz),8.40(1H,
s),9.66(1H,s). 元素分析:C・HClとして 計算値:C,50.84;H,4.27;N,13.1
7;Cl,16.67. 分析値:C,50.64;H,4.22;N,13.1
2;Cl,16.59.
【1008】参考例333 N−トリフェニルメチル−5−ベンツイミダゾールカル
ボン酸メチル 5−ベンツイミダゾールカルボン酸メチル 塩酸塩
(1.00g)をジクロロメタン(15ml)に懸濁さ
せ、トリエチルアミン(1.50ml)、塩化トリフェ
ニルメチル(1.50g)を加えて室温にて3時間攪拌
した。反応液をジクロロメタンで希釈し、水洗後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して得られた
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1)で精製して黄色固体として標
題化合物(2.10g,quant.)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.75(2H,s),
3.89(1H,s),6.49(1/3H,d,J=
8.8Hz),7.1−7.4(16H,m),7.6
1(1/3H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.
78(2/3H,d,J=8.8Hz),7.87(2
/3H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.96
(1/3H,s),8.02(2/3H,s). MS(FAB)m/z419(M+H)
【1009】参考例334 チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸ナト
リウム塩 チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸エチ
ル(J.HeterocyclicChem.,27,
563,1990)(0.61g)をテトラヒドロフラ
ン(12ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶
液(3ml)を加えて室温にて30分間攪拌したのち、
不溶物を濾取した。精製は行わず、このまま次の反応に
用いた。 H−NMR(DMSO−d)δ7.95(1H,
d,J=5.9Hz),8.57(1H,d,J=5.
9Hz),9.27(1H,s).
【1010】参考例335 1−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)メチル]−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例321と同様の反応により、5−tert−ブト
キシカルボニル−2−ホルミル−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(WO94/2
1599)、1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標
題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.53−2.62(4H,m),2.72(2H,b
r s),3.10(4H,br s),3.59(2
H,s),3.66(2H,br s),4.38(2
H,s),6.54(1H,s),7.57(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.76(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.87−7.94
(3H.m),8.29(1H,s). MS(FAB)m/z562[(M+H),C
35],564[(M+H),Cl37].
【1011】参考例336 3−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)プロピオン酸 氷冷下テトラヒドロフラン(10ml)に水素化ナトリ
ウム(油性約60%,126mg)を加え5分間撹拌し
たのち、ジエチルホスホノ酢酸エチル(0.42ml)
を滴下して氷冷下30分間撹拌した。5−tert−ブ
トキシカルボニル−2−ホルミル−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(WO94/
21599)(360mg)のテトラヒドロフラン溶液
(テトラヒドロフラン10ml)を滴下し、氷冷下1時
間攪拌後、反応液を減圧濃縮して酢酸エチルを加え、
水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:
1)で精製し、黄色油状物(515mg,quan
t.)を得た。この油状物(1.38g,4.09mm
ol)をメタノール(40ml)に溶解させ、10%パ
ラジウム炭素(0.20g)を加えて1時間常圧下接触
還元を行い、触媒を濾去後、濾液を減圧濃縮して淡黄色
油状物(1.41g,quant.)を得た。この油状
物(1.38g,4.07mmol)をテトラヒドロフ
ラン(15ml)に溶解させ、エタノール(10m
l)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(8ml)を加え
て30分間加熱還流した。反応液に1規定塩酸と酢酸エ
チルを加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去して標題化合物(1.28g,q
uant.)を無色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.70(2H,t,J=7.3Hz),2.76(2
H,br s),3.09(2H,t,J=7.3H
z),3.70(2H,s),4.40(2H,s),
6.51(1H,s). MS(FD)m/z311M
【1012】参考例337 (E)−3−(5−tert−ブトキシカルボニル−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピ
リジン−2−イル)アクリル酸 参考例336に示した反応において、接触還元を実施せ
ずに加水分解反応を行い、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.85(2H,brs),3.73(2H,br
s),4.47(2H,s),6.12(1H,d,J
=15.4Hz),6.98(1H,s),7.77
(1H,d,J=15.4Hz). MS(FD)m/z309M
【1013】参考例338 1−[(E)−3−(5−tert−ブトキシカルボニ
ル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−イル)プロペノイル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 参考例319と同様の反応により、(E)−3−(5−
tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)ア
クリル酸、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合
物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.80(2H,brs),3.12(4H,t,J=
4.9Hz),3.46−3.86(6H,m),4.
41(2H,s),6.39(1H,d,J=15.1
Hz),6.83(1H,s),7.55−7.78
(3H,m),7.89−7.92(3H,m),8.
30(1H,s). MS(FD)m/z601(M,Cl35),603
(M,Cl37).
【1014】参考例339 1−[3−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジ
ン−2−イル)プロピオニル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 3−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)プロピオン酸(445mg)をテトラヒドロ
フラン(10ml)に溶解させ、−20℃でN−メチル
モルホリン(170μl)、クロロぎ酸イソブチル(2
10μl)を順次滴下した。−20℃で10分間攪拌し
たのち、ジクロロメタン(10ml)に予め溶解させた
1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 塩酸塩(607mg)を加えた。−2
0℃で10分間攪拌したのち反応液を室温まで昇温し
た。反応液を減圧下濃縮したのち、残さをジクロロエタ
ンに溶解させ、1規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム、
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜2:
1)で精製し、標題化合物(625mg,72%)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.53(2H,t,J=7.5Hz),2.68(2
H,br s),2.99−3.10(6H,m),
3.51−3.55(2H,m),3.64(2H,b
r s),3.72−3.77(2H,m),4.34
(2H,s),6.43(1H,s),7.59(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.74(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.88−7.
94(3H,m),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z604[(M+H),C
35],606[(M+H),Cl37].
【1015】参考例340 3−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)プロパナール 参考例336で得られた3−(5−tert−ブトキシ
カルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
[3,2−c]ピリジン−2−イル)プロピオン酸エチ
ル(1.68g)をジクロロメタン(100ml)に溶
解させ、−78℃で10分攪袢したのち、水素化ジイソ
ブチルアルミニウム(0.98Mヘキサン溶液,7.5
0ml)をゆっくり滴下した。−78℃で10分攪袢し
たのち、メタノール(50ml)を加え室温まで昇温し
た。反応液を減圧下濃縮し残さにジクロロメタンと飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え、セライト濾過した。濾
液から有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥したのち溶媒を留去した。残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ル=5:1)により精製し、標題化合物(935mg,
55%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.76(2H,brs),2.81(2H,t,J=
7.3Hz),3.09(2H,t,J=7.3H
z),3.69(2H,br s),4.39(2H,
s),6.49(1H,s),9.81(1H,s). MS(FD)m/z295M
【1016】参考例341 1−[3−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジ
ン−2−イル)プロピル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例321と同様の反応により、3−(5−tert
−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)プロパナー
ル、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
1.69−1.79(2H,m),2.36(2H,
t,J=7.3Hz),2.49−2.54(4H,
m),2.65−2.75(4H,m),3.10(4
H,br s),3.67(2H,br s),4.3
7(2H,s),6.39(1H,s),7.57(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.78(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.88−7.
95(3H,m),8.30(1H,s). MS(FD)m/z589(M,Cl35),591
(M,Cl37).
【1017】参考例342 2−アミノメチル−5−tert−ブトキシカルボニル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]
ピリジン 5−tert−ブトキシカルボニル−2−ヒドロキシメ
チル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン(WO94/21599)(2.10g)
をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解させ、トリ
フェニルホスフィン(2.66g)、フタルイミド
(1.15g)を加えたのちアゾジカルボン酸ジエチル
(1.28ml)を滴下し、室温で5時間攪拌した。反
応液を減圧濃縮したのち、残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精
製し、無色固体を得た。このものをエタノール(40m
l)に溶解させ、ヒドラジン水和物(0.39ml)を
加え5時間加熱還流させた。析出した固体を濾去したの
ち、濾液を減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン:メ
タノール=25:1)により精製し、標題化合物(44
8mg,21%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.42(9H,
s),2.72(2H,m),3.60(2H,m),
3.80(2H,s),4.32(2H,s),6.6
4(1H,s). MS(FD)m/z268M
【1018】参考例343 1−[N−[(5−tert−ブトキシカルボニル−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピ
リジン−2−イル)メチル]カルバモイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 5−tert−ブトキシカルボニル−2−アミノメチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]
ピリジン(150mg)をテトラヒドロフラン(100
ml)に溶解し、氷冷下、カルボニルジイミダゾール
(136mg)を加え室温で1時間攪拌させた。反応液
を減圧下濃縮し、残さをトルエン(50ml)に溶解さ
せた。氷冷下でトリエチルアミン(0.23ml)、1
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 塩酸塩(356mg)を加えて室温で1晩
攪拌させた。酢酸エチルで希釈し、水、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去
した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1〜1:1)で精製
し、標題化合物(303mg,89%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(9H,s),
2.70(2H,brs),3.07(4H,t,J=
4.9Hz),3.48(4H,t,J=4.9H
z),3.66(2H,br s),4.36(2H,
br s),4.39(2H,d,J=5.4Hz),
4.69(1H,t,J=5.4Hz),6.58(1
H,s),7.58(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.74(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.87−7.93(3H,m),8.30(1
H,s). MS(FD)m/z604(M,Cl35),606
(M,Cl37).
【1019】参考例344 1−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例319と同様に、5−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物
を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.79(2H,brs),3.12(4H,t,J=
4.9Hz),3.68(2H,br s),3.84
(4H,t,J=4.9Hz),4.42(2H,br
s),6.91(1H,s),7.59(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.75(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.90−7.97
(3H,m),8.30(1H,s). MS(FD)m/z575(M,Cl35),577
(M,Cl37).
【1020】参考例345 1−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシカルボニル
ピペラジン 参考例319と同様に、5−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−3−エトキシカルボニルピペラジン(WO9
6/10022)を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.32(3H,t,J
=7.3Hz),1.47(9H,s),2.35−
2.46(1H,m),2.55−2.64(1H,
m),2.80(2H,br s),3.15−3.2
0(1H,m),3.69(2H,br s),3.7
5−3.85(1H,m),4.12(2H,q,J=
7.3Hz),4.20−4.36(2H,m),4.
39−4.48(3H,m),6.96(1H,s),
7.59(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.75(1H,dd,J=8.8,2.0Hz)7.
88−7.94(3H,m),8.32(1H,s). MS(FAB)m/z648[(M+H),C
35],650[(M+H),Cl37].
【1021】参考例346 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(5−シアノ−4,5,6,7−テトラヒ
ドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)カルボ
ニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
[3,2−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]ピペ
ラジン 塩酸塩(195mg)、トリエチルアミン
(0.2ml)、酢酸ナトリウム(118mg)をエタ
ノールに懸濁させ、臭化シアン(114mg)を加えて
室温で2時間攪拌させた。反応液を減圧濃縮して得られ
た残さにジクロロメタンを加えて水洗した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン:メタノール=100:1)により精製し、標題化合
物(51mg,28%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.93−2.98(2
H,m),3.11−3.14(4H,m),3.49
−3.55(2H,m)3.81−3.84(4H,
m),4.29(2H,s),6.89(1H,s),
7.59(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.75(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.90−7.94(3H,m),8.30(1H,
s). MS(FAB)m/z501[(M+H),C
35],503[(M+H),Cl37].
【1022】参考例347 1−[N−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジ
ン−2−イル)カルバモイル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−
テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−カル
ボン酸(WO94/21599)(283mg)をベン
ゼン(10ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.1
4ml)、アジ化ジフェニルホスホリル(0.21m
g)を加え2時間加熱還流させた。反応液を室温まで冷
却したのち、1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩(347mg)、
トリエチルアミン(0.28ml)を加え一晩加熱還流
させた。反応液を室温まで冷却したのち、ジクロロメタ
ンおよび3規定水酸化ナトリウム水溶液を加え有機層を
抽出した。抽出した有機層を0.5規定塩酸、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄したのち、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒留去
した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1〜2:1)により精製し、
標題化合物(284mg,48%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
2.65(2H,brs),3.10(4H,t,J=
4.9Hz),3.57(4H,t,J=4.9H
z),3.64(2H,br s),4.27(2H,
s),6.15(1H,br s),7.58(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.73(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.87−7.93
(3H,m),8.28(1H,s). MS(FAB)m/z591[(M+H),C
35],593[(M+H),Cl37].
【1023】参考例348 1−[N−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジ
ン−2−イル)−N−メチルカルバモイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 1−[N−(5−tert−ブトキシカルボニル−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジ
ン−2−イル)カルバモイル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン(147
mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に
溶解させ、60%油性水素化ナトリウム(22mg)を
加えて室温で30分撹拌した。反応液にヨウ化メチル
(0.023ml)を加えて室温で90分攪拌後、反応
液を減圧濃縮して得られた残さに酢酸エチルを加え、
水、飽和食塩水で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)により精製し、標題化合物(43mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.63(2H,brs),3.01(4H,t,J=
4.9Hz),3.13(3H,s),3.40(4
H,t,J=4.9Hz),3.67(2H,br
s),4.31(2H,s),6.2(1H,br
s),7.58(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.72(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.88−7.95(3H,m),8.27(1
H,s). MS(FAB)m/z605[(M+H),C
35],607[(M+H),Cl37].
【1024】参考例349 1−[(6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
−2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例319と同様に、6−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4
−c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物
を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.84(2H,brs),3.19(4H,br)
3.72(2H,t,J=5.4Hz),3.87(2
H,br s),4.54(2H,s),4.63(2
H,br s),7.57(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.76(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.87−7.94(3H,m),8.
30(1H,s) MS(FAB)m/z577[(M+H),C
35],579[(M+H),Cl37].
【1025】参考例350 1−[(6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
−2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシカルボニ
ルピペラジン 6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−
テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カ
ルボン酸(WO94/21599)(742mg)、1
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−3−エトキシカルボニルピペラジン 塩酸塩(WO9
6/10022)(1.00g)、ベンゾトリアゾール
−1−イル−オキシ−トリス(ピロリジノ)ホスホニウ
ムヘキサフルオロホスフェイト(PyBOP(登録商
標)(1.50g)をN,N−ジメチルホルムアミド
(30ml)に溶解させ、トリエチルアミン(0.40
ml)を加え室温で一晩攪拌させた。反応液を減圧下濃
縮し、残さに酢酸エチルを加えて水、飽和食塩水で洗浄
したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=4:1)により精製し、標題化合
物(505mg,30%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.24−1.37(3
H,m),1.47(9H,s),2.45−2.60
(1H,m),2.62−2.71(1H,m),2.
75−2.90(2H,m),3.65−3.94(3
H,m),4.19−4.31(2H,m),4.45
−4.72(4H,m),5.35(1/2H,br
s),5.71−5.77(1/2H,m),6.72
(1H,br s),7.58(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.77(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.88−7.92(3H,m),
8.33(1H,s) MS(FAB)m/z649[(M+H),C
35],651[(M+H),Cl37].
【1026】参考例351 1−[(6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
−2−イル)カルボニル]−2−カルバモイル−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 1−[(6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
−2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシカルボニ
ルピペラジン(487mg)をテトラヒドロフラン(5
ml)に溶解し、メタノール(5ml)、1規定水酸化
ナトリウム水溶液(3ml)を加えて室温で4時間攪拌
した。1規定塩酸を加えて、pH1〜2に調製したの
ち、酢酸エチルを加えて有機層を分取した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥したのち、溶媒を減圧留去して得られた
残さをテトラヒドロフラン(5ml)に溶解し、−20
℃でN−メチルモルホリン(0.09ml)、クロロぎ
酸イソブチル(0.11ml)を滴下した。−20℃で
10分間攪拌したのち、アンモニア−ジクロロメタン溶
液(0.50ml)を加えた。−20℃で10分間攪拌
したのち、エタノール性1規定塩酸(10ml)を加え
て反応液を室温まで昇温した。反応液を減圧下濃縮した
のち、残さをジクロロエタンに溶解して1規定塩酸で洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン:メタノー
ル=100:1)により精製し、標題化合物(317m
g,68%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.41(9H,
s),2.39−2.86(4H,m),3.60−
3.80(4H,m),4.25−4.34(1H,
m),4.36−4.34(1/2H,m),4.62
(2H,br s),4.97(1/2H,br
s),5.44−5.52(1/2H,m),6.19
(1/2H,br s),7.30−7.39(1H,
m),7.63−7.85(3H,m),8.15(1
H,d,J=8.8Hz),8.20−8.29(2
H,m),8.48(1H,s). MS(FAB)m/z620[(M+H),C
35],622[(M+H),Cl37].
【1027】参考例352 1−[(6−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
−2−イル)カルボニル]−4−[(E)−4−クロロ
スチリルスルホニル]ピペラジン 参考例319と同様に、6−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4
−c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル)
ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.87(2H,brs),3.31(4H,m),
3.75(2H,brs),3.90(2H,br
s),4.57(2H,br s),4.68(2H,
s),6.64(1H,d,J=15.6Hz),7.
28−7.35(5H,m). MS(FAB)m/z553[(M+H),C
35],555[(M+H),Cl37].
【1028】参考例353 (3S)−1−[(5−tert−ブトキシカルボニル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]
ピリジン−2−イル)メチル]−3−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホンアミド]ピロリジン 参考例321と同様の反応により、5−tert−ブト
キシカルボニル−2−ホルミル−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(WO94/2
1599)、(3S)−3−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホンアミド]ピロリジン トリフルオ
ロ酢酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
1.52−1.63(1H,m),2.03−2.12
(1H,m),2.19−2.27(1H,m),2.
35−2.54(2H,m),2.73−2.85(3
H,m),3.59(1H,d,J=13.9Hz),
3.66(1H,d,J=13.9Hz),3.70
(2H,br s),3.88−3.95(1H,
m),4.39(2H,s),4.99(1/2H,
s),5.02(1/2H,s),6.49(1H,
s),7.55(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.82−7.90(4H,m),8.40(1
H,s). MS(FD)m/z561(M,Cl35),563
(M,Cl37).
【1029】参考例354 (3S)−1−[(5−tert−ブトキシカルボニル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]
ピリジン−2−イル)カルボニル]−3−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホンアミド]ピロリジン 参考例319と同様に、5−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、(3S)−3−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホンアミド]ピロリジン トリフルオロ酢酸
塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
1.80−2.08(2H,m),2.75(2H,b
r s),3.48−3.87(6H,m),3.88
−4.05(1H,m),4.37(2H,br
s),6.09(1H,br s),7.05−7.1
5(1H,m),7.55(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),7.79−7.91(4H,m),8.
41(1H,s). MS(FAB)m/z576[(M+H),C
35],578[(M+H),Cl37].
【1030】参考例355 (3S)−3−[[(5−tert−ブトキシカルボニ
ル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−イル)メチル]アミノ]−1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ロリジン 参考例321と同様の反応により、5−tert−ブト
キシカルボニル−2−ホルミル−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(WO94/2
1599)、(3S)−3−アミノ−1−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピロリジンを原
料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
1.60−1.69(1H,m),1.95−2.05
(1H,m),2.72(2H,br s),3.11
(1H,dd,J=10.3,4.4Hz),3.30
−3.46(4H,m),3.68(2H,br
s),3.72(2H,s),4.36(2H,s),
6.44(1H,s),7.56(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.86−7.91(4H,
m),8.36(1H,s). MS(FD)m/z561(M,Cl35),563
(M,Cl37).
【1031】参考例356 (3S)−3−[(5−tert−ブトキシカルボニル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]
ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピロリジ
ン 参考例319と同様に、5−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、(3S)−3−アミノ−1−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]ピロリジンを原料とし
て、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
1.90−2.00(1H,m),2.11−2.22
(1H,m),2.80(2H,br s),3.32
−3.42(1H,m),3.44−3.57(3H,
m),3.71(2H,br s),4.38(2H,
d,J=1.5Hz),4.40−4.49(1H,
m),5.80−5.87(1H,m),6.96(1
H,s),7.54(1H,dd,J=8.8,1.5
Hz),7.83−7.89(3H,m),7.90
(1H,d,J=8.8Hz),8.37(1H,
s). MS(FD)m/z576[(M+H),C
35],578[(M+H),Cl37].
【1032】参考例357 1−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−
2−イル)カルボニル]−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]ホモピペラジン 参考例319と同様に、5−tert−ブトキシカルボ
ニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−
c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/2159
9)、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ホモピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
2.01(2H,brs),2.78(2H,br
s),3.37−3.54(4H,m),3.68(2
H,br s),3.78(2H,t,J=6.1H
z),3.86(2H,t,J=6.1Hz),4.3
9(2H,s),6.88(1H,br s),7.5
5(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.75
−7.80(1H,m),7.83−7.90(3H,
m),8.33(1H,s). MS(FD)m/z589(M,Cl35),591
(M,Cl37).
【1033】参考例358 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(6−シアノベンゾフラン−2−イル)カ
ルボニル]ピペラジン 参考例319と同様の反応により、6−シアノベンゾフ
ラン−2−カルボン酸、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.21(4H,s),
3.95(4H,s),7.32(1H,d,J=1.
0Hz),7.55(1H,dd,J=8.3,1.0
Hz),7.59(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.72(1H,d,J=8.3Hz),7.7
7(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.81
(1H,s),7.88−7.95(3H,m),8.
32(1H,s). MS(FAB)m/z480[(M+H),C
35],482[(M+H),Cl37].
【1034】参考例359 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(5−シアノベンゾチオフェン−2−イ
ル)カルボニル]ピペラジン 参考例319と同様の反応により、5−シアノベンゾチ
オフェン−2−カルボン酸、1−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原
料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.18(4H,s),
3.89(4H,s),7.43(1H,d,J=2.
0Hz),7.60(1H,d,J=8.8Hz),
7.73−7.80(2H,m),7.85−7,95
(4H,m),8.10(1H,s),8.32(1
H,s). MS(FAB)m/z496[(M+H),C
35],498[(M+H),Cl37].
【1035】参考例360 6−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン 3−メトキシフェネチルアミン(75.0g)をテトラ
ヒドロフラン(100ml)に溶解し、氷冷下ぎ酸(6
0ml)、無水酢酸(108ml)を加えて室温で一晩
攪拌させた。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え有機
層を分取し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残さをベンゼ
ン(200ml)に溶解し、氷冷下オキシ塩化リン(1
40ml)を滴下した。70℃で15分間攪拌後、氷を
加えたのちに2規定塩酸を加えて氷冷下1時間攪拌し
た。水層を分取して炭酸カリウムを加え中和し、ジクロ
ロメタンで抽出したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタ
ン:メタノール=100:1)により精製し、標題化合
物(13.5g,17%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.72(2H,t,J
=7.3Hz),3.72(2H,t,J=7.3H
z),3.83(3H,s),6.68(1H,d,J
=2.4Hz),6.79(1H,dd,J=8.3,
2.4Hz),7.22(1H,d,J=8.3H
z),8.25(1H,s). MS(FAB)m/z162(M+H)
【1036】参考例361 6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン 6−メトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン(10.
4g)をメタノール(100ml)に溶解し、水(10
ml)を加えたのち、水素化ホウ素ナトリウム(6.1
0g)を加えて室温にて15分間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、残さをジクロロメタンに溶解し、水洗後、
分取した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン:メタノール
=100:15)により精製し、標題化合物(7.95
g,76%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.79(2H,t,J
=5.9Hz),3.12(2H,t,J=5.9H
z),3.76(3H,s),3.96(2H,s),
6.62(1H,s),6.70(1H,dd,J=
8.3,2.4Hz),6.92(1H,d,J=8.
3Hz). MS(FAB)m/z164(M+H)
【1037】参考例362 6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン 塩酸塩 6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン(7.75g)をジメチルスルフ ィド(20m
l)に溶解し、氷冷下塩化アルミニウム(19.0g)
を加えて室温で3時間攪拌した。ジクロロメタンと希塩
酸を加えて水層を分取し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて弱アルカリ性としてジクロロメタンで抽出し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、
得られた残さを飽和塩酸エタノール(100ml)に溶
解後、溶媒を減圧留去して得られた残さに酢酸エチルを
加え、析出した固体をろ取して標題化合物(7.91
g,90%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.06(2H,
t,J=5.9Hz),3.43(2H,m),4.2
5(2H,s),6.76(1H,d,J=2.0H
z),6.83(1H,dd,J=8.3,2.0H
z),7.15(1H,d,J=8.3Hz),9.7
1(3H.br s). MS(FAB)m/z150(M+H)
【1038】参考例363 2−tert−ブトキシカルボニル−6−ヒドロキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 6−ヒドロキシ1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン 塩酸塩(7.87g)をメタノール(100m
l)に溶解させ、トリエチルアミン(4.67ml)、
ジ−tert−ブチルジカーボネート(13.95g)
を加えて室温にて3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
して得られた残さに酢酸エチルを加え、1規定塩酸で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去
した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1〜3:1)によ
り精製し、標題化合物(9.96g,94%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.75(2H,t,J=5.9Hz),3.61(2
H,t,J=5.9Hz),4.48(2H,s),
6.25(1H,br s),6.64(1H,d,J
=2.4Hz),6.70(1H,br s),6.9
3(1H,d,J=7.8Hz).
【1039】参考例364 2−tert−ブトキシカルボニル−6−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン 2−tert−ブトキシカルボニル−6−ヒドロキシ
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(9.96
g)をピリジン(100ml)に溶解させ、氷冷下で無
水トリフルオロスルホン酸(8.10ml)を滴下して
室温で10分攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1〜6:1)で精製し、標題化合物(1
3.47g,88%)を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.87(2H,t,J=5.9Hz),3.66(2
H,t,J=5.9Hz),4.59(2H,s),
7.06(1H,br s),7.08(1H,d,J
=8.3Hz),7.17(1H,d,J=8.3H
z). 元素分析:C1518NOSとして 計算値:C,47.24;H,4.76;F,14.9
4;N,3.67;S,8.41. 分析値:C,47.34;H,4.72;F,15.2
5;N,3.42;S,8.65.
【1040】参考例365 2−tert−ブトキシカルボニル−6−メトキシカル
ボニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 2−tert−ブトキシカルボニル−6−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン(1.34g)をメタノール(50m
l)に溶解し、トリエチルアミン(0.73ml)、酢
酸パラジウム(II)(40mg)、1,3−(ジフェ
ニルホスフィノ)プロパン(145mg)を加え、一酸
化炭素気流下、70℃で一晩攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=15:1)により精製し、標
題化合物(665mg,65%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
2.88(2H,m),3.66(2H,br s),
3.91(3H,s),4.62(2H,s),7.1
7(1H,d,J=7.8Hz),7.83(1H,
s),7.84(1H,d,J=7.8Hz).
【1041】参考例366 1−[(2−tert−ブトキシカルボニル−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)カルボ
ニル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 参考例319と同様に、2−tert−ブトキシカルボ
ニル−6−メトキシカルボニル−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.76(2H,t,J=5.4Hz),3.09(4
H,br),3.60(2H,t,J=5.4Hz),
3.77(4H,br),4.52(2H,s),7.
12−7.25(3H,m),7.5(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.75(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.88−7.95(3H,
m),8.30(1H.s). MS(FAB)m/z570[(M+H),C
35],572[(M+H),Cl37].
【1042】参考例367 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシ
カルボニルピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[エトキシカルボニル]ピペラジン 塩酸塩
(WO96/10022)(43.0g)をメタノール
(1000ml)に溶解し、トリエチルアミン(17.
1ml)、ジ−tert−ブチルジカーボネート(2
7.0g)を加えて室温で3時間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮して得られた残さに酢酸エチルを加え、1N塩
酸で洗浄した。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧下留去して得られた残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
8:1)で精製し、標題化合物(46.0g,93%)
を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.24−1.32(3
H,m),1.33−1.50(9H,m),2.37
(1H,m),2.54(1H,d,J=10.7H
z),3.15−3.41(1H,m),3.68−
4.08(2H,m),4.10−4.39(3H,
m),4.62(1/2H,br s),4.82(1
/2H,br s),7.58(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.75(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.87−7.94(3H,m),
8.31(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37]. 元素分析:C22H27ClNO6Sとして 計算値:C,54.71;H,5.63;Cl,7.3
4;N,5.80;S,6.64. 分析値:C,54.89;H,5.42;Cl,7.1
5;N,5.76;S,6.24.
【1043】参考例368 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−2
−カルボン酸 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]−2−エトキシ
カルボニルピペラジン(23.0g)をテトラヒドロフ
ラン(40ml)に溶解し、エタノール(40ml)、
3N水酸化ナトリウム水溶液(30ml)を加えて室温
で3時間攪拌した。反応液に1N塩酸を加えて酸性とし
た後、酢酸エチルを加えて有機層を分取し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して析出した固体
をろ取し、標題化合物(23.8g,quant.)を
無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.41(1H,m),
2.59(1H,m),3.15−3.38(1H,
m),3.70−4.08(2H,m),4.20−
4.39(1H,m),4.72(1/2H,br
s),4.91(1/2H,br s),7.58(1
H,dd,J=8.8,J=2.0Hz),7.76
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.87−
7.95(3H,m),8.34(1H,s). MS(FAB)m/z455[(M+H),C
35],457[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2023ClNOSとして 計算値:C,52.80;H,5.10;Cl,7.7
9;N,6.16;S,7.05. 分析値:C,52.62;H,5.00;Cl,7.7
5;N,6.22;S,6.83.
【1044】参考例369 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[メトキシカルボニルメチル]ピペラジンを
原料とし、参考例367、参考例368と同様に、標題
化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.38(9H,
s),2.32(1H,dt,J=12.2,3.4H
z),2.48(1H,dd,J=12.2,3.4H
z),2.61(1H,dd,J=15.6,5.9H
z),2.86(1H,dd,J=15.6,8.3H
z),3.13(1H,s),3.68(3H,s),
3.74−4.08(3H,m),7.58(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.74(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.89−7.94
(3H,m),8.2(1H,s). MS(FAB)m/z469[(M+H),C
35],471[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2227ClNSとして 計算値:C,54.71;H,5.63;Cl,7.3
4;N,5.80;S,6.64. 分析値:C,54.74;H,5.69;Cl,7.3
4;N,5.84;S,6.62.
【1045】参考例370 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[5,4−c]ピリジン 6−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒド
ロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(WO94/215
99)(21.0g)を無水テトラヒドロフラン(50
0ml)に溶解し、氷冷下でリチウムアルミニウムヒト
リドのテトラヒドロフラン溶液(1.0M,200m
l)を加えて室温で2時間攪拌させた。反応液に水(7
ml)をゆっくり加え、反応を停止させたのち1N水酸
化カリウム水溶液(7ml)、無水硫酸マグネシウムを
順次加えた。不溶物を濾去したのち、ろ液を減圧濃縮し
て得られた残さを減圧蒸留(1.5mmHg、沸点82
−85℃)により精製し、標題化合物(6.10g,4
0%)を無色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.52(3H,s),
2.83(2H,t,J=5.9Hz),2.98(2
H,t,J=5.9Hz)3.70(2H,s),3.
87(2H,br s),8.63(1H,s). MS(FAB)m/z155[(M+H)].
【1046】参考例371 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[5,4−c]ピリジン(6.43g)を無水テトラヒ
ドロフラン(200ml)に溶解し、外温−78℃にて
n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液(1.47M,
34.00ml)を滴下してそのままの温度で40分間
攪拌後、炭酸ガスを1時間吹き込んだ。室温まで昇温さ
せ、反応液を減圧濃縮し標題化合物(9.42g,qu
ant.)を淡褐色泡状固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.37(3H,
s),2.64−2.77(4H,m),3.54(2
H,s). MS(FAB)m/z199(M+H)
【1047】参考例372 N−[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−3−イル]カルボニル]グリシ
ンエチルエステル トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−2
−カルボン酸を原料とし、参考例319と同様の反応に
よりアミド結合を形成後、トリフルオロ酢酸を用いて保
護基を除去して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.20(3H,
t,J=7.3Hz),2.47−2.82(2H,
m),3.14−3.28(1H.m),3.30−
3.39(1H.m),3.72−3.79(1H,
m),3.95,(2H,d,J=5.9Hz),4.
08−4.18(3H,m),4.20(1H,dd,
J=11.2,3.4Hz),7.75(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.84(1H,d,J=
8.8Hz),8.23(1H,d,J=8.8H
z),8.28(1H,s),8.30(1H.d,J
=8.8Hz),8.55(1H,s),9.29(1
H,t,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z440[(M+H),C
35],442[(M+H),Cl37].
【1048】参考例373 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[[(モルホリン−4−イル)カルボニル]
メチル]ピペラジン 塩酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジンとモルホリンを原料として、参考例
319と同様の反応によりアミド結合を形成後、参考例
1と同様に保護基を除去して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.65−2.91
(4H,m),3.10−3.22(1H,m),3.
30−3.82(12H,m),7.74(1H,d,
J=8.8Hz),7.84(1H,d,J=8.8H
z),8.20(1H,d,J=8.8Hz),8.2
2−8.31(2H,m),8.55(1H,s),
9.18(1H,br s),9.32(1H,br
s). MS(FAB)m/z438[(M+H),C
35],440[(M+H),Cl37].
【1049】参考例374 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[N−(モルホリン−4−イル)カルバモイ
ル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩 参考例372と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−dat100℃)δ2.5
9−3.97(13H,m),4.00−4.12(1
H.m),4.38−4.50(1H.m),7.68
(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.84
(1H,d,J=8.8Hz),8.15(1H,d,
J=8.8Hz),8.18(1H,s),8.22
(1H,d,J=8.8Hz),8.48(1H,
s),9.18(1H,br s). MS(FAB)m/z439[(M+H),C
35],441[(M+H),Cl37].
【1050】参考例375 N’−[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン−3−イル]カルボニル]ヒド
ラジノ酢酸エチルエステル 塩酸塩 参考例372と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.20−1.24
(3H,m),2.55−2.90(2H,m),3.
00−3.20(1H,m),3.30−3.38(1
H,m),3.53−3.87(3H,m),3.94
−4.19(3H,m),4.27(1/2H,d,J
=9.8Hz),4.54−4.63(1/2H,
m),4.95(1H,br s),7.75(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.84−7.95
(1H,m),8.19−8.32(3H,m),8.
56(1H,s),8.80−9.00(1H,m),
9.78−10.20(1H,m). MS(FAB)m/z455[(M+H),C
35],457[(M+H),Cl37].
【1051】参考例376 4−(アミノアセチル)モルホリン 塩酸塩 N−tert−ブトキシカルボニルグリシン(2.00
g)、モルホリン(1.00ml)、1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール1水和物(1.74g)、1−(ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩
酸塩(2.84g)をN,N−ジメチルホルムアミド
(100ml)に溶解させ、室温で一晩攪拌させた。反
応液を減圧濃縮後、ジクロロメタンで希釈して水洗し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得
られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジ
クロロメタン:メタノール=100:1)で精製して無
色泡状物質を得た。このものをジクロロメタン(2m
l)に溶解させ、飽和塩酸エタノール(10ml)を加
えて室温で5分攪拌させた。反応液を減圧乾固させて標
題化合物(1.80g,quant.)を淡黄色泡状物
質として得た。 H−NMR(DMSO−d)3.39(2H,t,
J=4.5Hz),3.48(2H,t,J=4.5H
z),3.52−3.63(4H,m),3.77−
3.90(2H,m),8.32(3H,br s). MS(FAB)m/z145(M+H)
【1052】参考例377 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[N−[[(モルホリン−4−イル)カルボ
ニル]メチル]カルバモイル]ピペラジン 塩酸塩参考
例372と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.67(1H,
d,J=11.2Hz),2.79(1H,d,J=1
1.2Hz),3.09−3.18(1H,m),3.
17−3.30(1H,m),3.42(1H,d,J
=13.2Hz),3.45−3.74(8H,m),
3.82(1H,d,J=12.2Hz),4.10−
4.30(4H,m),7.86(1H,d,J=8.
8Hz),7.95(1H,d,J=8.8Hz),
8.32(1H,d,J=8.8Hz),8.40(1
H,s),8.41(1H,d,J=8.8Hz),
8.67(1H,d,J=8.8Hz),8.93(1
H,br s),9.12(1H,d,J=4.9H
z),10.03(1H,br s). MS(FAB)m/z481[(M+H),C
35],483[(M+H),Cl37].
【1053】参考例378 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(N−メチル)カルバモイル]ピペラジン
トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−2
−カルボン酸を参考例319と同様の反応によりメチル
アミンと反応させアミド結合を形成後、トリフルオロ酢
酸を用いて保護基を除去して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.54−2.65
(2H,m),2.67(3H,d,J=3.9H
z),3.12−3.22(1H.m),3.33(1
H,d,J=13.2Hz),3.70(1H,d,J
=12.2Hz),4.04,(2H,d,J=8.8
Hz),7.75(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.87(1H,d,J=8.8Hz),8.2
0(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1H,
s),8.29(1H.d,J=8.8Hz),8.5
8(1H,s),8.70(1H,d,J=4.4H
z),9.06(1H,br s). MS(FAB)m/z440[(M+H),C
35],442[(M+H),Cl37].
【1054】参考例378と同様に参考例379〜参考
例384に示す化合物を合成した。
【1055】参考例379 4−[[1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−3−イル]カルボニル]モルホ
リン トリフルオロ酢酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ2.49−2.58
(1H,m),2.64−2.75(1H,m),3.
09−3.81(11H,m),3.93(1H,d,
J=12.2Hz),4.76(1H,dd,J=1
0.7,2.4Hz),7.75(1H,d,J=8.
8Hz),7.90(1H,d,J=8.8Hz),
8.21(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1
H,s),8.29(1H.d,J=8.8Hz),
8.58(1H,s),9.15(1H,br s). MS(FAB)m/z440[(M+H),C
35],442[(M+H),Cl37].
【1056】参考例380 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[(N−tert−ブトキシ)カルボニル]
ピペラジン トリフルオロ酢酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ2.58−2.70
(2H,m),3.14−3.23(1H,m),3.
30−3.40(1H,m),3.64(1H,d,J
=12.2Hz),3.97(1H,d,J=12.2
Hz),4.05(1H,dd,J=10.2,3.4
Hz),7.74(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.87(1H,d,J=8.8Hz),8.2
1(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1H,
d,J=2.0Hz),8.29(1H,d,J=8.
8Hz),8.57(1H,s),11.24(1H,
s). MS(FAB)m/z426[(M+H),C
35],428[(M+H),Cl37].
【1057】参考例381 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[(N−イソプロピル)カルバモイル]ピペ
ラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ1.05−1.18
(6H,m),2.60−2.77(2H,m),3.
08−3.16(1H,m),3.30−3.41(1
H,m),3.67(1H,d,J=12.2Hz),
3.80−3.90(1H,m),4.99(2H,
d,J=7.8Hz),7.74(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.87(1H,dd,J=
8.8,1.5Hz),8.22(1H,d,J=8.
8Hz),8.28(1H,s),8.31(1H,
d,J=8.8Hz),8.58(1H,s),8.7
4(1H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z396[(M+H),C
35],398[(M+H),Cl37].
【1058】参考例382 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[[(ピペリジン−1−イル)カルボニル]
メチル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ1.45−1.90
(8H,m),2.78(1H,d,J=16.1H
z),3.08−3.20(1H,m),3.20−
3.60(7H,m),3.68−3.92(3H,
m),7.58(1H,d,J=8.8Hz),7.7
1(1H,d,J=8.8Hz),7.85−7.98
(3H,m),8.31(1H,s),9.09(1
H,br s),11.32(1H,br s). MS(FAB)m/z436[(M+H),C
35],438[(M+H),Cl37].
【1059】参考例383 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[[N−(2−メトキシベンジル)]カルバ
モイル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ2.69(1H,
t,J=11.2Hz),2.72−2.30(1H,
m),3.08−3.16(1H,m),3.31−
3.37(1H,m),3.68(1H,d,J=1
2.2Hz),4.05(1H,d,J=12.2H
z)4.14(1H,dd,J=10.3,3.4H
z),4.29(1H,d,J=5.4Hz),6.9
3(1H,t,J=7.3Hz),7.02(1H,
d,J=7.8Hz),7.24(1H,d,J=7.
3Hz),7.29(1H,t,J=7.8Hz),
7.77(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.88(1H,d,J=8.8Hz),8.23(1
H,d,J=8.8Hz),8.30(1H,s),
8.32(1H,d,J=8.8Hz),8.59(1
H,s),9.17(1H,t,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z474[(M+H),C
35],476[(M+H),Cl37].
【1060】参考例384 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[N−(2−メトキシエチル)]カルバモ
イル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ2.54−2.75
(2H,m),3.02−3.51(7H,m),3.
70(1H,d,J=12.2Hz),7.75(1
H,d,J=8.8Hz),7.87(1H,d,J=
8.8Hz),8.22(1H,d,J=8.8H
z),8.28(1H,s),8.31(1H.d,J
=8.8Hz),8.58(1H,s),8.97(1
H,t,J=5.4Hz),10.01(1H,br
s). MS(FAB)m/z412[(M+H),C
35],414[(M+H),Cl37].
【1061】参考例385 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−3−[カルバモイルメチル]ピペラジン 塩酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(800mg)をN,N−ジメチル
ホルムアミド(20ml)に溶解させ、ピリジン(0.
85ml)、炭酸水素アンモニウム(417mg)、ジ
tert−ブトキシカーボネート(1.15g)を加え
室温で7時間攪拌させた。反応液を減圧下濃縮したの
ち、残さにジクロロメタンを加え1N塩酸、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液でそれぞれ1回ずつ洗浄し、有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去
し、残さにエタノール性飽和塩酸(30ml)を加えた
のち溶液を減圧下濃縮した。析出した固体をエタノール
で洗浄しながらろ取して除いたのち、ろ液を減圧下濃縮
した。残さをメタノール中で結晶化させ、標題化合物
(426mg)を無色固体として得た。 IR(KBr)cm−13185,2917,268
4,2607,1677,1342,1299,117
0,1155,1135,755,692,578. H−NMR(DMSO−d)δ2.58−2.65
(1H,m),2.72−2.83(1H,m),3.
12−3.21(1H,m),3.30−3.48(3
H,m),3.55−3.81(1H,m),7.21
(1H,br s),7.66(1H,br s),
7.73(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.85(1H,d,J=8.8Hz),8.20(1
H,d,J=8.8Hz),8.26(1H,s),
8.29(1H,d,J=8.8Hz),8.56(1
H,s),9.02−9.23(2H,m). MS(FAB)m/z368[(M+H),C
35],370[(M+H),Cl37].
【1062】参考例386 1−(3−フリル)−2−ニトロエチレン 3−フルアルデヒド(10.0g)のエタノール(20
0ml)溶液に室温にてニトロメタン(6.37g)を
加え、0℃にて10N−水酸化ナトリウム水溶液(1
1.0ml)を滴下し、1時間攪拌した。反応混液を1
5%塩酸水溶液(500ml)にあけ、生じた沈殿物を
濾取後、乾燥し、黄白色粉体として標題化合物(8.0
1g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ6.57(1H,d,J
=2.0Hz),7.39(1H,d,J=13.4H
z),7.52(1H,br s),7.83(1H,
br s),7.94(1H,d,J=13.4H
z).
【1063】参考例387 2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−1−(3−フ
リル)エタン 水素化リチウムアルミニウム(2.20g)をテトラヒ
ドロフラン(170ml)に懸濁させ、そこに1−(3
−フリル)−2−ニトロエチレン(8.00g)のテト
ラヒドロフラン(80ml)溶液を室温で2時間かけて
滴下し、30分攪拌した。反応液を0℃に冷却し、酢酸
エチル(50ml)を滴下後、水(10ml)を滴下
し、徐々に昇温しながら30分攪拌した。酢酸エチルを
用いてセライト濾過し、濾液を濃縮後、得られた残渣を
塩化メチレン(200ml)に溶解し、ジ−t−ブチル
ジカルボナート(12.6g)を室温にて加え、1時間
攪拌した。反応混液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル400g、ヘ
キサン:酢酸エチル=15:1→8:1)を用いて精製
し、淡黄色透明オイル状物質として標題化合物(4.3
0g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.44(9H,s),
2.61(2H,t,J=6.8Hz),3.25−
3.37(2H,m),4.57(1H,br s),
6.29(1H,s),7.26(1H,s),7.3
7(1H,s).
【1064】参考例388 6−(t−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロフロ[2,3−c]ピリジン 2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−1−(3−フ
リル)エタン(2.20g)のトルエン(300ml)
溶液にパラホルムアルデヒド(625mg)及びp−ト
ルエンスルホン酸(49.5mg)を加え、ディーン−
スタークを用いて脱水しながら2時間加熱還流した。室
温まで放冷後、反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(200ml)及び酢酸エチル(200ml)を加え、
分液し、水層を酢酸エチル(100ml)で抽出した。
有機層を合わせて飽和食塩水(100ml)で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル100g、ヘキサン:酢酸エチル=15:1→10:
1)を用いて精製し、白色固体として標題化合物(1.
04g)を得た。 IR(KBr)cm−1:3145,3005,297
6,2925,2862,1695,1448,141
9,1365,1279,1228,1165,112
4,912,895,758. H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.52(2H,brs),3.63(2H,br
s),4.44(2H,s),6.25(1H,s),
7.29(1H,s). MS(FAB)m/z224[(M+H)],168
[(M+H−isobutene(56))].
【1065】参考例389 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロフロ[2,
3−c]ピリジン 6−(t−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロフロ[2,3−c]ピリジン(1.05g)
に、室温にて、飽和塩酸メタノール溶液(30ml)を
加え、2時間攪拌後、反応液を濃縮し、残渣を得た。こ
の残渣を塩化メチレン(20ml)に懸濁させ、メタノ
ール(20ml)、トリエチルアミン(1.31m
l)、酢酸(810μl),ホルムアルデヒド(37%
水溶液,610μl)、及びトリアセトキシ水素化ホウ
素ナトリウム(1.51g)を室温にて加え、1時間攪
拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム溶液(100
ml)及び塩化メチレン(20ml)を加え分液し、水
層を塩化メチレン(3x10ml)で抽出した。有機層
を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
残渣を得た。この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル50g,塩化メチレン:アセトン=
1:1→1:2→塩化メチレン:メタノール=10:
1)を用いて精製し、無色透明オイル状物質として標題
化合物(434mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.48(3H,s),
2.56(2H,t,J=5.6Hz),2.67(2
H,t,J=5.6Hz),3.48(2H,s),
6.23(1H,d,J=2.0Hz),7.25(1
H,s).
【1066】参考例390 3−アミノアクリルアルデヒド イソキサゾール(5.00gl)のメタノール(100
ml)溶液に室温にてラネーニッケル(日興化学R−1
00)(約1.0g)を加え、水素雰囲気下(3.05
−2.65kg/cm)、3時間攪拌した。反応混液
をセライト濾過し、濾液を濃縮し、残渣を得た。この残
渣をクロロホルム−ヘキサン系で再沈殿行うことにより
黄色固体として標題化合物(4.91g,69.1mm
ol,95%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ4.60−5.20(2
H,br),5.45(1H,dd,J=12.7,
8.3Hz),7.15(1H,d,J=12.7H
z),9.18(1H,d,J=8.3Hz). H−NMR(CDOD)δ5.55(1H,dd,
J=12.2,9.3Hz),7.59(1H,d,J
=12.2Hz),8.98(1H,d,J=9.3H
z).
【1067】参考例391 6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン 1−ベンジル−4−ピペリドン(3.80g)及び3−
アミノアクリルアルデヒド(2.10g)にトリエチル
アミン(1.50ml)及び酢酸ピリジニウム(30.
0mg)を加え、120℃にて加熱攪拌した。22時間
後、反応混液を室温まで放冷し、得られた褐色カラメル
状物質を3N−塩酸水溶液に溶解し、クロロホルム(2
x50ml)で抽出した。この水層に飽和炭酸ナトリウ
ム水溶液(50ml)を加えた後、クロロホルム(3x
60ml)で抽出した。この有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残渣を得た。この残
渣を蒸留し(0.90mmHg,145−150℃)、
淡黄色透明オイル状物質として6−ベンジル−5,6,
7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジンと原料で
ある1−ベンジル−4−ピペリドンの約3:2の混合物
(1.98g)を得た。この混合物を酢酸(25ml)
に溶解し、10%パラジウム−炭素(500mg)を加
え、水素雰囲気下(約1atm)、50〜60℃にて激
しく攪拌した。2時間後、反応混液を放冷後、濾過し、
濾液を濃縮することにより無色透明オイル状物質として
5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン
を含む残渣を得た。この残渣をトルエン(20ml)に
溶解し、40%水酸化ナトリウム水溶液(30ml)及
びジ−tert−ブチルジカーボナート(3.20g,
14.7mmol)を室温にて加えた。10分間攪拌
後、水(30ml)及びトルエン(20ml)を加え分
液し、水層をトルエン(30ml)で抽出した。有機層
を合わせて飽和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。
この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル50g,塩化メチレン:酢酸エチル=5:1→
3:1)を用いて精製し、無色透明オイル状物質として
標題化合物(981mg)を得た。 IR(KBr)cm−1:2974,1693,157
7,1454,1419,1392,1365,128
8,1259,1241,1228,1161,111
9,1097,989,930,881,862,78
9,768,737. H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.01(2H,t,J=5.9Hz),3.76(2
H,t,J=5.9Hz),4.59(2H,s),
7.13(1H,dd,J=7.8,4.9Hz),
7.41(1H,d,J=7.8Hz),8.43(1
H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z235[(M+H)],179
[(M+H)−isobutene(56)].
【1068】参考例392 6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−1−オキシ
ド 6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン(1.72
g)の塩化メチレン(40ml)溶液にメタクロロ過安
息香酸(3.80g)を0℃にて加え、攪拌した。30
分後、反応混液にジメチルスルフィド(1.62ml)
を加え、室温にて30分攪拌した。この反応混液に飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(150ml)及び塩化メチ
レン(30ml)を加え分液し、水層を塩化メチレン
(3x30ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残渣を得
た。この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル100g,塩化メチレン:メタノール=2
0:1→10:1)を用いて精製し、無色透明オイル状
物質として標題化合物(1.80g,7.19mmo
l,98%)を得た。 IR(KBr)cm−1:2976,2929,286
0,1697,1431,1365,1263,124
0,1167,1115,1028,910,771. H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
3.05(2H,t,J=5.9Hz),3.75(2
H,t,J=5.9Hz),4.59(2H,s),
7.04(1H,d,J=8.8Hz),7.14(1
H,dd,J=8.8,5.9Hz),8.18(1
H,d,J=5.9Hz).
【1069】参考例393 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−
5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−1−オキシ
ド(760mg)の塩化メチレン(15ml)溶液に室
温にてトリメチルシリルシアニド(610μl)を加え
5分攪拌した後、反応混液にN,N−ジメチルカルバミ
ルクロリド(420μl)を加え41時間攪拌した。こ
の反応混液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50m
l)及びクロロホルム(30ml)を加え分液し、水層
をクロロホルム(30ml)で抽出した。有機層を合わ
せて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去
し、残渣を得た。この残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル50g,塩化メチレン:酢酸エ
チル=6:1→2:1)を用いて精製し、白色固体とし
て標題化合物(697mg)を得た。この白色固体をヘ
キサン−塩化メチレン系で再結晶を行うことにより、無
色針状結晶を得た。 IR(KBr)cm−1:2978,2933,223
5,1693,1685,1572,1477,145
8,1415,1365,1267,1238,116
9,1161,1124,1097,935,839,
768. H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.05(2H,t,J=5.9Hz),3.77(2
H,t,J=5.9Hz),4.67(2H,s),
7.54(2H,s). MS(FAB)m/z260[(M+H)],204
[(M+H)−isobutene(56)]. 元素分析:C1417として 計算値:C,64.85;H,6.61;N,16.2
0. 実測値:C,64.89;H,6.60;N,16.5
7.
【1070】参考例394 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−
ナフチリジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−
5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン
(1.25g)のメタノール(40ml)に室温にて濃
塩酸(40ml)を加え100℃にて3時間攪拌した。
この反応混液を室温まで放冷後、攪拌されたテトラヒド
ロフラン(150ml)及び炭酸ナトリウム(40g)
水溶液(250ml)に徐々にあけジ−tert−ブチ
ルジカーボナート(1.58g,7.23mmol)を
室温にて加えた。30分間攪拌後、反応混液に水(20
0ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル(100m
l)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残渣を得た。この残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル1
00g,塩化メチレン:酢酸エチル=3:1→1:1)
を用いて精製し、無色オイル状物質として標題化合物
(955mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.12(2H,t,J=5.9Hz),3.77(2
H,t,J=5.9 Hz),4.00(3H,s),4.67(2H,
s),7.57(1H,d,J=8.1Hz),7.9
8(1H,d,J=8.1Hz).
【1071】参考例395 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[[4−
(クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−1,6−ナフチリジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−
ナフチリジン(955mg)のテトラヒドロフラン(2
0ml)溶液に、室温にて、3N−水酸化ナトリウム水
溶液(20ml)を加え、2時間攪拌後、反応液に硫酸
アンモニウム(16.0g)を加え、さらに、濃塩酸を
加えpH4にし、クロロホルム(2x20ml)で抽出
した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃
縮し、白色固体として6−(tert−ブトキシカルボ
ニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフ
チリジン−2−カルボン酸の残渣(874mg)を得
た。この残渣のN,N−ジメチルホルムアミド(40m
l)溶液に、塩化メチレン(40ml)及び1−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 塩酸塩(1.42g)を溶解し、室温にて1−(ジ
メチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
(785mg)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(555mg)を加え、0℃にてジイソプロピルエチル
アミン(1.71ml)を加えた。室温にて終夜攪拌
後、反応液に10%クエン酸水溶液(200ml)及び
塩化メチレン(100ml)を加え分液し、有機層を塩
化メチレン(50ml)で抽出した。有機層を合わせて
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル100g,塩化メチレン:アセトン=10:1→5:
1)を用いて精製し、得られた白色固体を塩化メチレン
−メタノール−水系で再沈殿を行い、濾取後、水で洗浄
し白色固体として表記化合物(1.44g)を得た。 IR(KBr)cm−1:2978,2924,284
6,1697,1637,1577,1479,145
4,1432,1365,1340,1238,116
6,733,577. H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
2.92(2H,t,J=5.7Hz),3.11(2
H,br t,J=4.4Hz),3.23(2H,b
r t,J=4.4Hz),3.74(2H,t,J=
5.7Hz),3.78(2H,br t,J=4.4
Hz),3.90(2H,br t,J=4.4H
z),4.59(2H,s),7.42(1H,br
d,J=7.8Hz),7.47(1H,br d,J
=7.8Hz),7.58(1H,dd,J=2.0,
8.8Hz),7.77(1H,dd,J=2.0,
8.5Hz),7.90(1H,d,J=2.0H
z),7.92−7.95(2H,m),8.30(1
H,br s). MS(FAB)m/z571[(M+H),C
35],515[(M+H) −isobutene
(56),Cl35]. 元素分析:C2831ClNSとして 計算値:C,58.89;H,5.47;N,9.8
1;Cl,6.21;S,5.61. 実測値:C,58.59;H,5.61;N,9.8
4;Cl,6.53;S,5.66.
【1072】参考例396 2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−
(tert−ブチルジフェニルシロキシ)プロパノール N−(tert−ブトキシカルボニル)−L−セリンメ
チルエステル(13.8g)のN,N−ジメチルホルム
アミド(140ml)溶液に室温にてイミダゾール
(6.43g)を加え、0℃にてtert−ブチルジフ
ェニルシリルクロリド(19.7ml)を加え、室温で
39時間攪拌した。反応混液に酢酸エチル(200m
l)及び水(600ml)を加え分液し、水層を酢酸エ
チル(100ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和
食塩水(100ml)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、減圧下濃縮し、残渣を得た。この残渣を精製す
ること無く、テトラヒドロフラン(100ml)及びメ
タノール(100ml)に溶解し、0℃にて水素化ホウ
素ナトリウム(7.20g)を徐々に加えた。0℃にて
2時間攪拌後、室温にて1時間攪拌し、反応混液に酢酸
エチル(100ml)、飽和塩化アンモニウム水溶液
(300ml)及び水(300ml)を加え分液し、水
層を酢酸エチル(100ml)で抽出した。有機層を合
わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し、残
渣を得た。この残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル500g、ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1→1:1)を用いて精製し、白色固体として表記
化合物(24.9g,)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.07(9H,s),
1.44(9H,s),2.39(1H,br s),
3.63−3.85(5H,m),5.07(1H,b
r s),7.35−7.48(6H,m),7.60
−7.67(4H,m).
【1073】参考例397 2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−
(tert−ブチルジフェニルシロキシ)プロパナール 2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−
(tert−ブチルジフェニルシロキシ)プロパノール
(3.03g)の塩化メチレン(100ml)溶液に室
温にてデス−マーチンペリオディナン(3.60g)を
加え30分攪拌した。反応混液に飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液(50ml)及び10%亜硫酸ナトリウム水溶
液(50ml)を加え分液し、水層をジエチルエーテル
(50ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下濃縮し得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル150g、
ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:1)を用いて精製
し、無色透明オイル状物質として標題化合物(2.97
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.03(9H,s),
1.46(9H,s),3.93(1H,dd,J=
3.9,10.3Hz),4.18(1H,d,J=
2.9,10.3Hz),4.27−4.35(1H,
m),5.33−5.43(1H,m),7.32−
7.48(6H,m),7.55−7.63(4H,
m),9.66(1H,s).
【1074】参考例398 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(tert−ブチルジフェニルシロキシ)メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−
c]ピリジン ジイソプロピルアミン(2.35mll)のテトラヒド
ロフラン(40ml)溶液に0℃にてn−ブチルリチウ
ム(1.66Nヘキサン溶液、9.20ml)を加え3
0分攪拌した反応液に、−78℃にてN−(tert−
ブトキシカルボニル)−4−ピペリドン(2.77g)
のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を加え1.5時
間攪拌した。この反応液に−78℃に冷却した2−(t
ert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−(tert
−ブチルジフェニルシロキシ)プロパナール(2.97
g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を滴下後、
徐々に昇温し、13時間攪拌した。水(150ml)及
びジエチルエーテル(350ml)を加え分液し、水層
をジエチルエーテル(100ml)で抽出した。有機層
を合わせて水(100ml)及び飽和食塩水(3x10
0ml)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下濃縮して得られた残渣を塩化メチレン(20ml)に
溶解し、濃塩酸を滴下し、pH5に調製し、1時間攪拌
した。さらに濃塩酸を滴下しpH4とし、1時間攪拌
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)及び塩
化メチレン(20ml)を加え分液し、水層をジエチル
エーテル(2x50ml)で抽出した。有機層を合わせ
て飽和食塩水(50ml)で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル150g、ヘキ
サン:酢酸エチル=8:1→4:1)を用いて精製し、
無色透明カラメル状物質として標題化合物(2.20
g)を得た。 IR(KBr)cm−1:2931,2856,173
8,1697,1473,1427,1392,136
7,1350,1331,1232,1167,114
4,1109,1066,822,739. H−NMR(CDCl)δ1.08(9H,s),
1.43(9H,s),1.49(9H,s),2.8
9(2H,br s),3.64(2H,brs),
4.32(2H,s),4.85(2H,br s),
6.12(1H,s),7.30−7.48(6H,
m),7.60−7.75(4H,m).MS(FAB
/m−NBA/NaCl)m/z613[(M+Na)
+].
【1075】参考例399 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ヒドロキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1
H−ピロロ[3,2−c]ピリジン 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(tert−ブチルジフェニルシロキシ)メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−
c]ピリジン(2.10g)のピリジン(20ml)溶
液に0℃にてフッ化水素−ピリジン混合物(5.0m
l)を加え、室温にて1時間攪拌した。反応液を攪拌さ
れた酢酸エチル(50ml)及び氷水(300ml)に
あけた後、分液し、水層を酢酸エチル(50ml)で抽
出した。有機層を合わせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液(100ml)で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル150g、ヘキサン:酢
酸エチル=3:1)を用いて精製し、無色透明カラメル
状物質として標題化合物(882mg)を得た。 IR(KBr)cm−1:3432,2976,293
1,1736,1695,1419,1365,135
0,1323,1234,1167,1144,110
5,754. H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
1.60(9H,s),2.85(2H,br s),
3.45−3.70(1H,br),3.64(2H,
br s),4.29(2H,s),4.59(2H,
d,J=7.3Hz),6.01(1H,s). MS(FAB/m−NBA/NaCl)m/z375
[(M+Na)].
【1076】参考例400 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ホルミル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロ
ロ[3,2−c]ピリジン 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ヒドロキシメチル−4, 5,6,7−テトラヒドロ−
1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン(14.0mg)
の塩化メチレン(2.0ml)溶液に室温にてデス−マ
ーチンペリオディナン(34.0mg)を加え、室温に
て1時間攪拌した。反応液に酢酸エチル(10ml)、
10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(10ml)、及び飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液(10ml)を加え分液
し、水層を酢酸エチル(10ml)で抽出した。有機層
を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
て得られた残渣を分取用シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)を用いて精製
し、無色透明カラメル状物質として標題化合物(9.8
mg)を得た。 IR(KBr)cm−1:2976,2933,174
1,1697,1660,1479,1413,136
7,1346,1298,1281,1234,116
5,1146,1103,895,850,768. H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
1.63(9H,s),2.96(2H,br t,J
=5.4Hz),3.68(2H,br t,J=5.
4Hz),4.37(2H,s),6.97(1H,
s),10.14(1H,br s). MS(FAB/m−NBA)m/z351[(M+H)
],295[(M+H−isobutene(5
6))], 239[(M+H−2xisobutene(56))
].
【1077】参考例401 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]−4,5,
6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピ
リジン 1,5−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ホルミル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロ
ロ[3,2−c]ピリジン(44.0mg)のtert
−ブタノール(2.0ml)溶液に、室温にて、2−メ
チル−2−ブテン(150μl)及び亜塩素酸ナトリウ
ム(102mg)とリン酸二水素ナトリウム(135m
g)の水(6.0ml)溶液を加えた。21時間攪拌
後、反応液にジエチルエーテル(10ml)及び水(1
0ml)を加え、硫酸アンモニウムを飽和するまで加え
分液し、ジエチルエーテル(10ml)で抽出した。有
機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃
縮し、白色泡状物質として1,5−ビス(tert−ブ
トキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−
1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2−カルボン酸
の残渣を得た。この残渣のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(2.0ml)溶液に、塩化メチレン(2.0ml)
及び1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 塩酸塩(55.0mg)を溶解し、
室温にて1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチル
カルボジイミド(30.5mg)及び1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール(21.5mg)を加え、0℃にてジ
イソプロピルエチルアミン(67.0μl)を加えた。
室温にて終夜攪拌後、反応液に10%クエン酸水溶液
(10ml)及び塩化メチレン(10ml)を加え分液
し、有機層を塩化メチレン(10ml)で抽出した。有
機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃
縮し、得られた残渣を分取用シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィー(塩化メチレン:アセトン=10:1)を用い
て精製し、得られた白色固体を塩化メチレン−メタノー
ル−水系で再沈殿を行い、濾取後、水で洗浄し無色透明
カラメル状物質として表記化合物(50.0mg)を得
た。 IR(KBr)cm−1:2981,2929,286
0,1743,1693,1647,1456,142
1,1367,1348,1325,1279,123
6,1165,1103,955,945,729. H−NMR(CDCl)δ1.32(9H,s),
1.46(9H,s),2.83(2H,br t,J
=5.6Hz),3.04(2H,br),3.17
(2H,br),3.55(2H,br),3.62
(2H,br t,J=5.6Hz),3.82(2
H,br),4.25(2H,s),5.94(1H,
s),7.59(1H,dd,J=2.0,8.8H
z),7.76(1H,dd,J=1.7,8.5H
z),7.87−7.98(3H,m),8.30(1
H,br s). MS(FAB/m−NBA/NaCl)m/z681
[(M+Na)],581[(M+Na−Boc(1
00))], 525[(M+Na−Boc(100)−isobut
ene(56))].
【1078】参考例402 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,
4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]ピペラジン 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
(293mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10
ml)溶液に1−(tert−ブトキシカルボニル)ピ
ペラジン(294mg)、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール1水和物(214mg)及び塩酸1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(3
03mg)を室温にて加えた。38時間攪拌後、反応混
液に塩化メチレン(20ml)及び水(200ml)を
加え分液後、水層を塩化メチレン(3x10ml)で抽
出した。有機層を合わせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:アセトン=
2:1)を用いて精製し、淡黄色カラメル状物質として
標題化合物(300mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.51(3H,s),2.83,(2H,t,J=
5.7Hz),2.94(2H,t,J=5.7H
z),3.53(4H,t,J=5.2Hz),3.7
1(2H,s),3.75(2H,br s),4.3
8(2H,br s). MS(FAB)m/z367(M+H),311(M
−isobutene+H),267(M−Boc+
H)
【1079】参考例403 チアゾロ[4,5−c]ピリジン 3−(tert−ブトキシアミノ)−4−メルカプトピ
リジン(9.20g)をぎ酸(60ml)に溶解させ、
4時間加熱還流させた。反応液を減圧下濃縮し、残さに
5規定水酸化カリウム水溶液(100ml)を加えたの
ち、エーテルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥したのち、溶媒を減圧下留去した。残さにジエチ
ルエーテルを加え、析出した固体をろ取し標題化合物を
無色固体(3.97g)として得た。 H−NMR(CDCl)δ7.93(1H,d,J
=5.4Hz),8.60(1H,d,J=5.4H
z),9.07(1H,s),9.46(1H,s).
【1080】参考例404 5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[4,5−c]ピリジン チアゾロ[4,5−c]ピリジン(700mg)をN,
N−ジメチルホルムアミド(80ml)に溶解させ、よ
う化メチル(0.65ml)を加えた後、80℃で4時
間加熱攪拌させた。反応液を減圧下濃縮したのち、残さ
を水(100ml)に溶解させ水素化ホウ素ナトリウム
(583mg)を加え室温で1時間攪拌させた。反応液
に飽和炭酸カリウム水溶液を加え、エーテルで抽出し
た。抽出した有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=25:
1)により精製し、標題化合物(596mg)を無色油
状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.52(3H,s),
2.77(2H,t,J=5.4Hz),2.92−
3.00(2H,m),3.69(2H,t,J=2.
0Hz),8.61(1H,s). MS(FAB)m/z155(M+H)
【1081】参考例405 5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[4,5−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩 5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ
[4,5−c]ピリジン(583mg)を無水テトラヒ
ドロフラン(10ml)に溶解させ、−78℃でn−ブ
チルリチウムのヘキサン溶液(1.54M,2.70m
l)を滴下し10分攪拌させたのち0℃まで昇温させ3
0分攪拌させた。反応液を−78℃まで冷却させたのち
炭酸ガスを15分吹き込み、室温まで昇温させた。反応
液を減圧下濃縮し標題化合物(820mg)を淡褐色泡
状固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.38(3H,
s),2.64(2H,br s),2.80(2H,
br s),3.44(2H,br s). MS(FD)m/z199(M+H)
【1082】参考例406 チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−カルボン酸 リ
チウム塩 参考例405と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ8.07(1H,
d,J=5.4Hz),8.48(1H,d,J=5.
4Hz),9.22(1H,s).
【1083】参考例407 5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチア
ゾロ[4,5−c]ピリジン 参考例404と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.16(6H,d,J
=6.8Hz),2.80−2.92(4H,m),
2.95−3.03(1H,m),3.83(2H,
t,J=2.0Hz),8.60(1H,s). MS(FAB)m/z183(M+H)
【1084】参考例408 5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチア
ゾロ[4,5−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム
塩 参考例405と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.64(2H,b
r s),2.80(2H,br s),3.44(2
H,br s). MS(FAB)m/z227(M+H)
【1085】参考例409 1−ベンゾイル−3−ブロモ−2−メチル−4−ピペリ
ドン シアン化銅(197mg)をジエチルエーテル(50m
l)に懸濁させ、−78℃でメチルリチウムのジエチル
エーテル溶液(1.10モル,4.00ml)を滴下し
0℃まで昇温させた。反応液を10分間攪拌させ、再度
−78℃まで冷却した。N−ベンゾイルアザシクロヘキ
サ−2−エン−4−オン(400mg)(Can.J.
Chem.,1981,3136−3140)のジエチ
ルエーテル溶液(5ml)を−78℃で滴下し30分攪
拌させた。反応液にトリメチルシリルクロライド(0.
53ml,4.20mmol)を滴下したのち、室温ま
で昇温させた。反応液に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えたのち、酢酸エチルで抽出した。抽出した有機
層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し溶媒を留去した。残さをアセトン(10ml)に
溶解させ、氷冷下で、酢酸ナトリウム(135mg)、
水(2ml)、N−ブロモコハク酸イミド(292m
g)を加え室温で一晩攪拌させた。反応液に2モルチオ
硫酸ナトリウム水溶液(10ml)を加え30分攪拌さ
せたのち酢酸エチルを加え、有機層を分取した。抽出し
た有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)
により精製し、標題化合物(240mg)を黄色油状物
質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.39(3H,d,J
=7.3Hz),2.20−2.40(1H,m),
2.65(1H,br s),3.18−3.58(2
H,m),4.01(1H,br s),4.15−
4.62(1/2H,m),4.80−5.28(1/
2H,m),7.40−7.55(5H,m). MS(FAB)m/z296(M,Br79),29
8(M,Br81).
【1086】参考例410 6−ベンゾイル−7−メチル−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン 1−ベンゾイル−2−メチル−3−ブロモ−4−ピペリ
ドン(240mg)をブタノール(20ml)に溶解さ
せ、チオホルムアミド(160mg)を加え100℃で
2.5時間攪拌させた。反応液を室温まで冷却させたの
ち、セライトろ過しろ液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、飽和食塩水でそれぞれ洗浄したのち、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=
1:2)により精製し、標題化合物(56mg)を黄色
油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.39(3H,d,J
=5.6Hz),2.88−3.10(2H,m),
3.41(1H,br s),3.94(1H,br
s),5.97(1H,br s),7.38−7.4
8(5H,m),8.70(1H,s). MS(FAB)m/z259(M+H)
【1087】参考例411 6−tert−ブトキシカルボニル−7−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリ
ジン 水素化ナトリウム(60%油性、270mg)を氷冷下
でブタノール(70ml)に加え30分攪拌した。反応
液に6−ベンゾイル−7−メチル−4,5,6,7−テ
トラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(240m
g)のブタノール溶液(5ml)を加え、4日間加熱還
流させた。反応液に水(5ml)を加え30分加熱還流
させたのち、室温まで冷却しジ−tert−ブチルジカ
ルボネート(883mg)を加え室温で8時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、残さに3規定塩酸(10m
l)と酢酸エチルを加え分配し、有機層を分取した。有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去したの
ち、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン=1:4)により精製し、標題化合物
(168mg)を黄色油状物質として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(3H,d,J
=5.6Hz),1.49(9H,s),2.85−
2.92(2H,m),3.10(1H,m),4.2
7−4.50(1H,m),5.23−5.52(1
H,m),8.65(1H,s). MS(FAB)m/z255(M+H)
【1088】参考例412 6−(tert−ブトキシカルボニル)−7−メチル−
4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]
ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩 参考例405と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.38−1.40
(3H,m),1.43(9H,s),2.60−2.
82(2H,m),3.11(1H,br s),4.
15(1H,br s),5,10−5.32(1H,
m). MS(FAB)m/z298M
【1089】参考例413 4−エトキシカルボニルチアゾール ホルムアミド(100ml)を氷冷下攪拌し、五硫化二
リン(27.48g)を固体のまま加えた。室温で一晩
攪拌した。水(200ml)を加え、ついでジエチルエ
ーテルで抽出(8x200ml)し、集めた有機層を飽
和食塩水で洗った。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
溶媒を減圧下留去し、黄色油状物としてチオホルムアミ
ド(35.8g)を得た。この油状物に、攪拌しながら
臭化ピルビン酸エチルを(20.0g)加えた。反応液
にエタノール(100ml)を加え、その後さらに臭化
ピルビン酸エチル(45.04g)を加え、室温で3時
間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、塩化メチレンを加
え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄
した。無水硫酸ナトリウム乾燥し、溶媒を減圧下留去
し、茶色油状物として標題化合物(42.73g)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.43(3H,t,J
=7.3Hz),4.45(2H,q,J=7.3H
z),8.26(1H,d,J=2.0Hz),8.8
6(1H,d,J=2.0Hz). MS(EI)m/z157M
【1090】参考例414 4−ホルミルチアゾール 4−エトキシカルボニルチアゾール(15.2g)を乾
燥テトラヒドロフラン(150ml)に溶かし、−78
℃に冷却した。ここに水素化ジイソブチルアルミニウム
(0.95モルヘキサン溶液,102ml)を滴下し、
−78℃を保ち1時間攪拌した。メタノール(20m
l)を加え、室温まで昇温した後、セライトろ過した。
沈殿をテトラヒドロフラン、酢酸エチルで洗浄し、さら
に沈殿を飽和塩化アンモニウム水溶液に加え、塩化メチ
レンで抽出した。有機層を合わせ、溶媒を減圧下留去し
た後、塩化メチレンに溶かし、飽和食塩水で洗浄し無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、黄色
固体として標題化合物(7.37g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ8.27(1H,d,J
=2.0Hz),8.92(1H,d,J=2.0H
z),10.15(1H,s). MS(EI)m/z113M
【1091】参考例415 4−(2−ニトロ−1−プロペニル)チアゾール 4−ホルミルチアゾール(10.9g)をイソプロピル
アルコール(100ml)に溶かし、フッ化カリウム
(280mg)、ニトロメタン(14.46g)を加
え、60−65℃で2時間攪拌し、その後、室温で一晩
攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣をベンゼン(50
ml)に溶かし、無水酢酸(12.29g)、4−(ジ
メチルアミノ)ピリジン(588mg)を加え、2時間
緩やかに加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、塩化メチ
レンを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
下留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、鮮黄色の結晶
として標題化合物(8.73g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.78(3H,d,J
=0.5Hz),7.68(1H,d,J=2.0H
z),8.03(1H,m),8.92(1H,d,J
=2.0Hz). MS(EI)m/z170M
【1092】参考例416 4−[2−[N−(tert−ブトキシカルボニル)ア
ミノ]プロピル]チアゾール 氷冷下、水素化リチウムアルミニウム(2.41g)を
乾燥させたテトラヒドロフラン(50ml)へ加えた。
この懸濁液へ4−(2−ニトロ−1−プロペニル)チア
ゾール(10.8g)の乾燥テトラヒドロフラン溶液
(90ml)を滴下した。同温で40分攪拌した後、硫
酸ナトリウム10水和物(15g)を加え、室温で45
分攪拌した。セライトろ過し、沈殿から有機物を熱メタ
ノールで抽出した。有機層を合わせて溶媒を減圧下留去
し、残渣に塩化メチレン(50ml)、炭酸ナトリウム
(3.4g)、ジ−tert−ブチルジカルボナート
(13.86g)を加え、2時間室温で攪拌した。水で
洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
下留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(Φ
4x20cm,ヘキサン:酢酸エチル=3:1→3:
2)で精製し、茶色油状物として標記化合物(2.86
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.13,1.16(t
otal3H,deach,J=6.6,6.4H
z),1.42(9H,s),2.91−3.09(2
H,m),4.00−4.11(1H,m),5.03
−5.08(1H,m),7.05−7.10(1H,
m),8.75−8.77(1H,m). MS(FAB)m/z243(M+H)
【1093】参考例417 6−(tert−ブトキシカルボニル)−5−メチル−
4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]
ピリジン 4−[2−[N−(tert−ブトキシカルボニル)ア
ミノ]プロピル]チアゾール(1.07g)をエタノー
ル(26ml)に溶かし、パラホルムアルデヒド(90
%を2.94g)、1規定塩酸エタノール溶液(13m
l)を加え、封管に入れ100℃で28時間攪拌した。
途中、室温まで冷却して蓋をゆるめ、封管内圧を下げる
操作を数回行った。その後溶媒を減圧下留去し、塩化メ
チレン(18ml)、トリエチルアミン(2.6m
l)、ジ−tert−ブチルジカルボナート(1.45
g)を加え、室温で3時間攪拌した。水で洗浄した後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。
シリカゲルを担体として用いるカラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、淡黄色
固体の標題化合物(625mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.15(3H,d,J
=6.8Hz),1.49(9H,s),2.77(1
H,d,J=16.6Hz),3.09−3.14(1
H,m),4.21(1H,d,J=16.8Hz),
4.84(1H,br s),5.06(1H,br
s),8.69(1H,s). MS(FAB)m/z255(M+H)
【1094】参考例418 4−ホルミル−2−(trans−β−スチリル)オキ
サゾール 4−エトキシカルボニル−2−(trans−β−スチ
リル)オキサゾール(8.57g)(J.Org.Ch
em.1996,61,6496−6497)の塩化メ
チレン(80ml)溶液に、−78℃にて水素化ジイソ
ブチルアルミニウム(1.0モルヘキサン溶液,66.
0ml)を滴下した。15分攪拌後、メタノール(11
ml)を滴下し1時間で室温まで昇温した。反応混液を
セライト濾過し、得られたペースト状物質を酢酸エチル
(200ml)及び飽和塩化アンモニウム水溶液(20
0ml)に溶解し、分液後、水層を塩化メチレン(2x
100ml)で抽出した。有機層を合わせて、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(100ml)及び飽和食塩水
(100ml)で洗浄し、セライト濾過時の濾液と合わ
せ無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し残
渣を得た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=5:1→塩化メ
チレン:メタノール=10:1)を用いて精製し、無色
針状結晶として標題化合物(5.86g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ6.96(1H,d,J
=16.6Hz),7.35−7.45(3H,m),
7.56(2H,d,J=6.4Hz),7.67(1
H,d,J=16.6Hz),8.26(1H,s),
9.98(1H,s). MS(FAB)m/z200(M+H)
【1095】参考例419 2−(trans−β−スチリル)−4−ビニルオキサ
ゾール 臭化(メチル)トリフェニルホスホニウム(8.16
g,22.8mmol)のテトラヒドロフラン(80m
l)溶液に、0℃にてn−ブチルリチウム(1.54規
定ヘキサン溶液,14.2ml)を滴下し室温で30分
攪拌した。反応混液を再び0℃に冷却し、4−ホルミル
−2−(trans−β−スチリル)オキサゾール
(3.64g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液
を加え、室温に昇温した。2時間攪拌後、水(200m
l)及び酢酸エチル(100ml)を加え分液し、水層
を酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を合わせ
て飽和食塩水(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1→3:1)を用いて精製し、淡
黄色オイルとして標題化合物(2.84g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ5.33(1H,dd,
J=10.7,1.5Hz),5.98(1H,dd,
J=17.6,1.5Hz),6.56(1H,dd,
J=17.6,10.7Hz),6.95(1H,d,
J=16.6Hz),7.31−7.42(3H,
m),7.49−7.56(4H,m). MS(FAB)m/z198(M+H)
【1096】参考例420 4−(2−ヒドロキシエチル)−2−(trans−β
−スチリル)オキサゾール 2−(trans−β−スチリル)−4−ビニルオキサ
ゾール(13.0g)のテトラヒドロフラン(500m
l)溶液に、0℃にて、9−ボラビシクロ[3.3.
1]ノナン(0.5モルテトラヒドロフラン溶液,15
8ml)を加え、室温で15時間攪拌した。反応混液に
0℃にて、水(10ml)、3規定水酸化ナトリウム水
溶液(80ml)及び過酸化水素水(80ml)を順次
滴下し、室温にて6時間攪拌した。反応混液に水(60
0ml)及び酢酸エチル(200ml)を加え分液後、
水層を酢酸エチル(200ml)で抽出した。有機層を
合わせて飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→酢酸エチルのみ)を
用いて精製し、無色固体として標題化合物(14.1
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.69(1H,br
s),2.80(2H,t,J=5.6Hz),3.9
0−3.97(2H,m),6.91(1H,d,J=
16.6Hz),7.30−7.42(4H,m),
7.43−7.56(3H,m). MS(FAB)m/z216(M+H)
【1097】参考例421 N−[2−[2−(trans−β−スチリル)オキサ
ゾール−4−イル]エチル]フタルイミド 4−(2−ヒドロキシエチル)−2−(trans−β
−スチリル)オキサゾール(292mg)のテトラヒド
ロフラン(15ml)溶液にフタルイミド(200m
g)、トリフェニルホスフィン(357mg)及びアゾ
ジカルボン酸ジエチル(214μl)を室温にて加え、
4時間攪拌した。反応混液の溶媒を減圧下留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1)を用いて精製し、無色固
体として標題化合物(447mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.98(2H,t,J
=7.2Hz),4.03(2H,t,J=7.2H
z),6.88(1H,d,J=16.6Hz),7.
28−7.45(5H,m),7.48(2H,d,J
=7.3Hz),7.71(2H,dd,J=5.4,
2.9Hz),7.84(2H,dd,J=5.4,
2.9Hz). MS(FAB)m/z345(M+H)
【1098】参考例422 4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エ
チル]−2−(trans−β−スチリル)オキサゾー
ル N−[2−[2−(trans−β−スチリル)オキサ
ゾール−4−イル]エチル]フタルイミド(6.40
g)のエタノール(150ml)溶液にヒドラジン・1
水和物(1.50ml)を室温にて加え、1時間攪拌
後、再びヒドラジン・1水和物(500μl)を室温に
て加え、2時間攪拌した。反応混液に塩化メチレン(1
50ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150m
l)及びジ−tert−ブチルジカルボナート(13.
4g,61.4mmol)を室温にて加えた。30分攪
拌後分液し、水層を塩化メチレン(50ml)で抽出し
た。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→
1:1)を用いて精製し、無色固体として標題化合物
(5.06g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45(9H,s),
2.75(2H,t,J=6.6Hz),3.46(2
H,dt,J=5.9,6.6Hz),4.92(1
H,br s),6.91(1H,d,J=16.6H
z),7.29−7.45(4H,m),7.48(1
H,d,J=16.6Hz),7.52(2H,d,J
=7.3Hz). MS(FAB)m/z315(M+H)
【1099】参考例423 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(tra
ns−β−スチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
オキサゾロ[5,4−c]ピリジン 4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エ
チル]−2−(trans−β−スチリル)オキサゾー
ル(190mg)のトルエン(15ml)溶液にパラホ
ルムアルデヒド(54.5mg)及びp−トルエンスル
ホン酸(7.2mg)を室温にて加えた。1時間加熱還
流した後、放冷し、反応混液に酢酸エチル(15ml)
及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15ml)を加え
分液した。水層を酢酸エチル(10ml)で抽出した
後、有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶
媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1→
2:1)を用いて精製し、無色透明カラメル状物質とし
て標題化合物(153mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
2.67(2H,brs),3.73(2H,br
s),4.55(2H,s),6.90(1H,d,J
=16.1Hz),7.29−7.42(3H,m),
7.46(1H,d,J=16.1Hz),7.52
(2H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z327(M+H)
【1100】参考例424 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホルミル
−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−
c]ピリジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(tra
ns−β−スチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
オキ サゾロ[5,4−c]ピリジン(803mg)の
テトラヒドロフラン(16ml)溶液にアセトン(8.
0ml)、水(4.0ml)、N−メチルモルホリンオ
キシド(577mg)及び四酸化オスミウム(0.03
9モル水溶液,3.20ml)を室温にて加え、終夜攪
拌した。反混液に酢酸エチル(50ml)及び10%チ
オ硫酸ナトリウム水溶液(50ml)を加え分液後、水
層を酢酸エチル(30ml)で抽出した。有機層を合わ
せて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し
た。得られた残渣のテトラヒドロフラン(16ml)溶
液にメタノール(8.0ml)、水(8.0ml)、及
びメタ過ヨウ素酸ナトリウム(790mg)を室温にて
加えた。3時間攪拌後、反応混液に酢酸エチル(30m
l)及び水(50ml)を加え分液し、水層を酢酸エチ
ル(20ml)で抽出した。有機層合わせて飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(50ml)で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=4:1→2:1)を用いて精製し、無色透
明ガラス状物質として標題化合物(234mg)を得
た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.77(2H,brs),3.77(2H,br
s),4.62(2H,s),9.70(1H,s). このアルデヒドは不安定であったため、直ちに次反応に
用いた。
【1101】参考例425 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ
[5,4−c]ピリジン. 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホルミル
−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−
c]ピリジン(225mg)のメタノール(9.0m
l)溶液にシアン化ナトリウム(220mg)及び二酸
化マンガン(780mg)を室温にて加え、30分攪拌
後、酢酸エチルを用いてセライト濾過をした。濾液を水
(50ml)及び飽和食塩水(50ml)で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=3:2→1:1)を用いて精製
し、無色透明ガラス状物質として標題化合物(120m
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.73(2H,brs),3.74(2H,br
s),4.01(3H,s),4.59(2H,s). MS(FAB)m/z283(M+H)
【1102】参考例426 6−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,
7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン−
2−カルボン酸 リチウム塩 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ
[5,4−c]ピリジン(311mg)のテトラヒドロ
フラン(8.0ml)溶液に水(2.0ml)及び水酸
化リチウム(25.0mg)を室温にて加え、10分攪
拌後、減圧下溶媒を留去し、無色固体として標題化合物
(280mg)を得た。この残渣は精製することなく、
次反応に用いた。 H−NMR(DMSO−d)δ1.42(9H,
s),3.31(2H,s),3.60(2H,d,J
=5.4Hz),4.42(2H,s).
【1103】参考例427 2−メトキシカルボニル−6−メチル−4,5,6,7
−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ
[5,4−c]ピリジン(500mg)の塩化メチレン
(15ml)溶液にトリフルオロ酢酸(15ml)を室
温にて加え10分攪拌した。反応混液を減圧下濃縮し、
得られた残渣に塩化メチレン(20ml)、トリエチル
アミン(495μl)、酢酸(205μl)、ホルマリ
ン(230μl)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナト
リウム(570mg)を室温にて加えた。15分間攪拌
後、反応混液に塩化メチレン(20ml)及び飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(50ml)を加え分液後、水層
を塩化メチレン(3x20ml)で抽出した。有機層を
合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム:メタノール=20:1→10:
1)を用いて精製し、無色透明オイル状物質として標題
化合物(257mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.52(3H,s),
2.72−2.78(2H,m),2.78−2.83
(2H,m),3.61(2H,t,J=1.7H
z),4.00(3H,s). MS(FAB)m/z197(M+H)
【1104】参考例428 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ
[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]ピペ
ラジン 2−メトキシカルボニル−6−メチル−4,5,6,7
−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン(2
50mg)のテトラヒドロフラン(8.0ml)溶液に
水(2.0ml)及び水酸化リチウム(30.0mg)
を室温にて加え、10分攪拌後、減圧下溶媒を留去し
た。得られた残渣のN,N−ジメチルホルムアミド
(4.0ml)溶液に1−(tert−ブトキシカルボ
ニル)ピペラジン(260mg)、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール1水和物(189mg)及び塩酸1−
(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジ
イミド(268mg)を室温にて加えた。63時間攪拌
後、反応混液に塩化メチレン(20ml)及び飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(30ml)を加え分液後、水層
を塩化メチレン(2x10ml)で抽出した。有機層を
合わせて水(150ml)で洗浄し、さらに、この水層
を塩化メチレン(3x10ml)で抽出した。有機層を
合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:アセトン=1:1→1:3)を
用いて精製し、無色透明カラメル状物質として標題化合
物(359mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.51(3H,s),2.71(2H,t,J=4.
5Hz),2.79(2H,t,J=4.5Hz),
3.51(4H,t,J=5.0Hz),3.60(2
H,s),3.75(2H,t,J=5.0Hz),
4.22(2H,t,J=5.0Hz). MS(FAB)m/z351(M+H)
【1105】参考例429 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルチ
オ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−
d]ピリミジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−ピペリド
ン(9.30g)のテトラヒドロフラン(40ml)溶
液に室温にてN,N−ジメチルホルムアミドジメチルア
セタール(18.6ml)を加え、3日間加熱還流し
た。反応混液を室温まで放冷後、減圧下濃縮し残渣を得
た。この残渣のエタノール(120ml)溶液に室温に
てメチルイソチオ尿素硫酸塩(19.5g)及びナトリ
ウムエトキシド(13.2g)を加え、5時間加熱還流
した。放冷後、反応混液に水(700ml)及び酢酸エ
チル(200ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル
(200ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和食塩
水(200ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:アセトン=20:1
→15:1)を用いて精製し、無色透明カラメル状物質
として標題化合物(1.82g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.49(9H,s),
2.56(3H,s),2.89(2H,t,J=5.
9Hz),3.72(2H,t,J=5.9Hz),
4.52(2H,s),8.27(1H,s). MS(FAB)m/z282(M+H)
【1106】参考例430 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルス
ルホニル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,
3−d]ピリミジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルチ
オ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−
d]ピリミジン(2.20g)の塩化メチレン(80m
l)溶液に、室温にてメタクロロ過安息香酸(3.37
g)を加えた。4時間攪拌後、反応混液に10%チオ硫
酸ナトリウム水溶液(100ml)及び飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液(100ml)を加え、分液し水層を塩
化メチレン(2x50ml)で抽出した。有機層を合わ
せて無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し
残渣を得た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(塩化メチレン:アセトン=20:1→1
0:1)を用いて精製し、無色固体として標題化合物
(2.34g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.10(2H,t,J=5.9Hz),3.34(3
H,s),3.80(2H,t,J=5.9Hz),
4.71(2H,s),8.63(1H,s). MS(FAB)m/z314(M+H)
【1107】参考例431 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−
5,6,7,8−テトラヒドロシアノ[4,3−d]ピ
リミジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルス
ルホニル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,
3−d]ピリミジン(330mg)の塩化メチレン(1
0ml)溶液に、室温にてシアン化テトラブチルアンモ
ニウム(425mg)を加えた。室温で3時間攪拌後、
減圧下溶媒を留去し残渣を得た。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:アセト
ン=20:1)を用いて精製し、淡黄色フォーム状物質
として標題化合物(261mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.02(2H,t,J=5.9Hz),3.78(2
H,t,J=5.9Hz),4.68(2H,s),
8.55(1H,s). MS(FAB)m/z261(M+H)
【1108】参考例432 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシ
カルボニル−5,6,7,8−テトラヒドロピリド
[4,3−d]ピリミジン 6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,3−d]ピ
リミジン(814mg)のメタノール(10ml)溶液
に、室温にて、濃塩酸(5.0ml)を加え、100℃
で1時間攪拌した。放冷後、反応混液を減圧下濃縮し、
得られた残渣を塩化メチレン(15ml)に溶解し、室
温にてトリエチルアミン(2.20ml)及びジ−te
rt−ブチルジカルボナート(1.03g)を加えた。
室温にて1時間攪拌後、減圧下濃縮し、残渣を得た。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩
化メチレン:アセトン=6:1→3:1)を用いて精製
し、淡黄色カラメル状物質として標題化合物(619m
g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.50(9H,s),
3.10(2H,t,J=5.8Hz),3.79(2
H,t,J=5.8Hz),4.06(3H,s),
4.71(2H,s),8.65(1H,s). MS(FAB)m/z294(M+H)
【1109】参考例433 6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロフロ[2,
3−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩 参考例371と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.60
(4H,m),2.35(3H,s),3.34(2
H,s),6.50(1H,s).
【1110】参考例434 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(6−
メチル−4,5,6,7−テトラヒドロフロ[2,3−
c]ピリジン−2−イル)カルボニル]ピペラジン 参考例3と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.48(9H,s),
2.49(3H,s),2.55−2.65(2H,
m),2.65−2.75(2H,m),3.45−
3.55(6H,m),3.76(4H,br s),
6.86(1H,s). MS(FAB)m/z350(M+H)
【1111】参考例435 2−tert−ブトキリカルボニイソインドリン−5−
カルボン酸メチルエステル 参考例363と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.52(9H,s),
3.92(3H,s),4.65−4.72(2H,
m),4.73(2H,s),7.29(0.5H,
d,J=7.8Hz),7.34(0.5H,d,J=
7.8Hz),7.91(0.5H,s),7.96
(1H,s),7.98(0.5H,s). MS(FAB)m/z278(M+H). 元素分析:C1519NOとして 計算値:C,64.97;H,6.91;N,5.0
5. 実測値:C,64.94;H,7.13;N,4.9
6.
【1112】参考例368と同様に参考例436〜参考
例437に示す化合物を合成した。
【1113】参考例436 2−tert−ブトキリカルボニイソインドリン−5−
カルボン酸 H−NMR(CDCl)δ1.53(9H,s),
4.70−4.72(2H,m),4.75(2H,
s),7.32(0.5H,d,J=7.3Hz),
7.38(0.5H,d,J=7.3Hz),7.97
(0.5H,s),8.02(1H,s),8.04
(0.5H,s). MS(FAB)m/z264(M+H). 元素分析:C1417NOとして 計算値:C,63.87;H,6.51;N,5.3
2. 実測値:C,63.79;H,6.65;N,5.1
2.
【1114】参考例437 4−tert−ブトキシカルボニル−3−カルボキシメ
チル−1−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ1.33(9H,
s),2.12−2.25(1H,m),2.30−
2.42(2H,m),2.35−3.57(1H,
m),2.60−2.71(1H,m),2.90−
3.02(1H,m),3.54−3.65(1H,
m,),3.72−3.86(2H,m),4.43
(1H,br s),6.99(1H,s),7.30
(1H,dd,J=8.8,1.8Hz),7.48
(1H,d,J=8.8Hz),7.75(1H,d,
J=1.8Hz). MS(FAB)m/z480(M+Na)
【1115】参考例438 4−tert−ブトキシカルボニル−1−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]−3−[N−
(2−ヒドロキシエチル)カルバモイルメチル−ピペラ
ジン 参考例5と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
2.30−2.90(3H,m),3.03−4.15
(7H,m),4.62−4.71(1H,m),6.
56(1H,br s),6.95(1H,s),7.
28(1H,dd,J=8.8,1.7Hz),7.3
7(1H,d,J=8.8Hz),7.64(1H,
d,J=1.7Hz),10.01−10.70(1
H,br m). FAB−MSm/z502[(M+H),C
35],504[(M+H),Cl37].
【1116】参考例439 4−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニル−インド
ール−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブト
キシカルボニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジン 4−(tert−ブトキシカルボニル)−1−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニルl]−3−[(メトキシカルボニル)メ
チル]ピペラジン(2.5g)をテトラヒドロフラン−
メタノール(10/155ml)に溶解し、リチウムボ
ロヒドリド(135mg)を加え48時間攪拌した。溶
媒を減圧下溜去後、水、クロロホルムを加え分配した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧下溜
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:3)に付し、無色油
状物として標題化合物(1.84g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.47(9H,
s),1.60(2H,m),2.98−4.42(9
H,m),7.42−7.59(6H,m),8.01
(1H,d,J=1.2Hz),8.03(1H,d,
J=1.2Hz),8.21(1H,d,J=9.3H
z). MS(FAB)m/z584[(M+H)].
【1117】参考例440 4−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブトキ
シカルボニル)−2−(ホルミルメチル)ピペラジン 参考例285と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.45(9H,
s),2.64(1H,dd,J=5.4,17.4H
z),2.95−3.15(5H,m),3.72(1
H,d,J=13.2Hz),3.94(1H,m),
4,73(1H,m),7.40−7.58(6H,
m),8.00(1H,d,J=1.2Hz),8.0
2(1H,d,J=1.2Hz),8.20(1H,
d,J=9.0Hz),9.62(1H,s).
【1118】参考例441 4−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブトキ
シカルボニル)−2−[2−(1,4−ジオキサ−8−
アザスピロ[4,5]デカン−8−イル)エチル]ピペ
ラジン 参考例265と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.45(9H,
s),1.68(4H,t,J=6.4Hz),1.8
3−3.20(12H,m),3.61(1H,m),
3.94(4H,s),4.0−4.25(2H,
m),7.39−7.58(6H,m),8.01(1
H,d,J=1.5Hz),8.04(1H,d,J=
1.0Hz),8.22(1H,d,J=9.3H
z). MS(FAB)m/z709[(M+H)].
【1119】参考例442 4−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブトキ
シカルボニル)−2−[(1,3−ジオキソラン−2−
イル)メチル]ピペラジン 4−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブトキ
シカルボニル)−2−(ホルミルメチル)ピペラジン
(440mg)と、エチレングリコール(71mg,)
をトルエン(10ml)に溶解し、p−TsOH・H
O(15mg)を加え60℃に加熱して16時間攪拌し
た。反応液に酢酸エチルエステルを加え飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄した。有機層を無水MgSO4で
乾燥後溶媒を減圧下溜去し、無色アモルファスとして標
題化合物(460mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.45(9H,
s),1.63(2H,m),1.98(2H,m),
2.49−3.95(3H,m),3.66−4.13
(8H,m),4.78(1H,t,J=4.9H
z),7.17(1H,m),7.42−7.58(5
H,m),8.02(1H,d,J=1.5Hz),
8.04(1H,d,J=1.0Hz),8.23(1
H,d,J=9.3Hz). MS(FAB)m/z626[(M+H)].
【1120】参考例443 1,4−ジベンジル−2−[(1,3−ジオキソイソイ
ンドール−2−イル)メチル]ピペラジン 1,4−ジベンジル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラ
ジン(1.51g)、フタルイミド(0.790g)、
トリフェニルホスフィン(1.40g)のテトラヒドロ
フラン(20ml)溶液に、氷冷下アゾジカルボン酸ジ
エチル,40%トルエン溶液(2.34ml)を加え、
室温で6時間攪拌した。更に、氷冷下1,4−ジベンジ
ル−2−(ヒドロキシメチル)ピペラジン(0.87
g)、フタルイミド(0.486g)、トリフェニルホ
スフィン(0.81g)、テトラヒドロフラン(5m
l)を加え、アゾジカルボン酸ジエチル,40%トルエ
ン溶液(1.34ml)を加え、室温で18時間半攪拌
した。更に、氷冷下フタルイミド(0.405g)、ア
ゾジカルボン酸ジエチル,40%トルエン溶液(1.1
0ml)を加え、室温で20時間攪拌した。溶媒を減圧
留去し、残さをシリカゲルを担体として用いるカラムク
ロマトグラフィーに2回(1回目3%メタノール−塩化
メチレン、2回目酢酸エチル/ヘキサン=1/3)付し
粗生成物を得た。この粗生成物を、ヘキサン−塩化メチ
レンより結晶化し、ろ取し、ろ取物をヘキサンで洗浄す
ることにより、標題化合物(0.243g)を無色粉末
として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.30−2.40(4
H,m),2.50−2.60(1H,m),2.95
−3.10(2H,m),3.40−3.55(2H,
m),3.60−3.65(1H,m),3.75−
3.80(1H,m),3.95−4.05(1H,
m),4.15−4.25(1H,m),7.10−
7.35(10H,m),7.70−7.75(2H,
m),7.80−7.85(2H,m). MS(FAB)m/z426(M+H)
【1121】参考例444 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニル)ピペラ
ジン−2−イル]−3−[(1,4−ジオキソイソイン
ドール−2−イル)メチル]ピペラジン 参考例266と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.77−2.88(2
H,m),2.98−3.09(2H,m),3.16
−3.18(1H,m),3.69−3.72(3H,
m),3.81(1H,broad d,J=12.6
Hz),7.36(1H, s),7.40−7.46
(3H,m),7.52−7.56(2H,m),7.
71−7.74(2H,m),7.83−7.86(2
H,m),7.99(2H,dd,J=1.1,7.4
Hz),8.22(1H,d,J=9.2Hz). MS(FAB)m/z599[(M+H),C
35],601[(M+H),Cl37].
【1122】参考例445 1,4−ジ(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−フェノキシエチル)ピペラジン 1,4−ジ(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ハイドロキシエチル)ピペラジン(0.660
g,2mmol)、トリフェニルホスフィン(0.57
7g,2.2mmol)のテトラヒドロフラン(10m
l)溶液にフェノール(0.188g,2mmol)の
テトラヒドロフラン(5ml)溶液、アゾジカルボン酸
ジエチル(0.35ml,2.2mmol)を加え、室
温で4時間攪拌した。シリカゲルを担体として用いるフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/n−
ヘキサン=1/4)により精製を行うことにより標題化
合物0.611g(75%)を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.38(9H,s),
1.46(9H,s),1.91−1.96(1H,
m),2.06−2.12(1H,m),2.81−
3.00(2H,broad),3.94−3.98
(6H,m),4.40(1H,broad),6.8
6(2H,d,J=7.8Hz),6.92(1H,d
d,J=7.2,7.2Hz),7.23−7.27
(2H,m). MS(FAB)m/z407(M+H)
【1123】参考例446 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(2−フェノキシエ
チル)ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.81−1.86(2
H,m),2.70−2.76(1H,m),2.93
−3.07(4H,m),3.76−3.85(2H,
m),4.05(2H,t,J=5.8Hz),6.8
4(2H,d,J=7.8Hz),6.92−6.96
(1H,m),7.36(1H,s),7.40−7.
45(4H,m),7.50−7.56(3H,m),
8.00(2H,d,J=7.5Hz),8.22(1
H,d,J=9.2Hz). MS(FAB)m/z560[(M+H),C
35],562[(M+H),Cl37].
【1124】参考例447 1,4−ジ(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[2−(2−ナフトキシ)エチル]ピペラジン 参考例445と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.38(9H,s),
1.47(9H,s),1.99−2.04(1H,
m),2.16(1H,m),2.82−3.02(2
H,broad),4.00−4.12(6H,bro
ad m),4.46(1H,broad),7.09
−7.12(2H,m),7.29−7.33(1H,
m),7.39−7.43(1H,m),7.67−
7.75(3H,m). MS(FAB)m/z457(M+H)
【1125】参考例448 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イ)スルホニル]−3−[2−(2−ナフトキ
シ)エチル]ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.89−1.95(2
H,m),2.73−2.79(1H,m),2.92
−3.09(4H,m),3.79(1H,broad
d,J=10.9Hz),3.87(1H,broa
d d,J=12.2Hz),4.18(2H,t,J
=6.0Hz),7.06−7.10(2H,m),
7.31−7.35(1H,m),7.36(1H,
s),7.39−7.48(5H,m),7.52−
7.56(1H,m),7.69−7.72(2H,
m),7.76(1H,d,J=8.3Hz),8.0
0(2H,d,J=7.8Hz),8.22(1H,
d,J=9.2Hz). MS(FAB)m/z610[(M+H),C
35],612[(M+H),Cl37].
【1126】参考例449 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[2−[(tert
−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]ピペラジン 参考例266と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.01(9H,s),
1.55−1.61(2H,m),2.63−2.68
(1H,m),2.88−3.01(4H,m),3.
73−3.80(4H,m),7.33−7.45(1
0H,m),7.49−7.56(2H,m),7.6
1−7.64(4H,m),8.01(2H,dd,J
=1.1,8.4Hz),8.22(1H,d,J=
9.3Hz). MS(FAB)m/z722(M+H)
【1127】参考例450 1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−[2−
(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)エチル]
−4−[(1−フェニルスルホニル−5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例363と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.00(9H,s),
1.38(9H,s),1.84−1.92(2H,
m),2.86−2.93(1H,m),3.02−
3.14(2H,m),3.32(1H,broa
d),3.58−3.62(2H,m),3.92(2
H,broad d,J=12.4Hz),4.42
(1H,broad),7.29(1H,s),7.3
2−7.43(10H,m),7.51−7.58(5
H,m),7.99−8.01(2H,m),8.17
(1H,d,J=9.0Hz). MS(FAB)m/z822(M+H)
【1128】参考例451 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−(2
−ヒドロキシエチル)ピペラジン 4−[(1−ベンゼンスルホニル−5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−(tert−ブトキ
シカルボニル)−2−[2−[(tert−ブチルジフ
ェニルシリルオキシ)エチル]ピペラジン(4.48
g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液にふっ化テ
トラブチルアンモニウム,1.0Mテトラヒドロフラン
溶液(5.5ml)を加え、室温で3時間半攪拌した。
反応液を減圧濃縮後、シリカゲルを担体として用いるフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン=1/:9−1:0)により精製を行うことにより
標題化合物(0.75g)を無色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.33(9H,
s),1.74−1.77(2H,m),2.24−
2.40(2H,m),3.04(1H,m),3.3
5−3.46(2H,m),3.56−3.63(2
H,m),3.85−3.88(1H,broad
d,J=13.2Hz),4.25(1H,broa
d),4.43(1H,broad),6.98(1
H,d,J=0.7Hz),7.29(1H,dd,J
=1.9,8.8Hz),7.46−7.48(1H,
m),7.74(1H,m). MS(FAB)m/z444(M+H)
【1129】参考例452 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−トシルオキシエチル)ピペラジン 1,4−ジ(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ハイドロキシエチル)ピペラジン(5.05
g)、塩化p−トルエンスルホニル(4.34g)の塩
化メチレン(200ml)溶液を0℃に冷却し、トリエ
チルアミン(11ml)を滴下した。0℃で1時間、室
温で1日間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残さを酢酸
エチルで薄め、1規定塩酸、水、飽和食塩水で洗い、硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。シリカゲルを
担体として用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン=1/4−1/1)により精製
を行うことにより標題化合物4.82gを無色固体とし
て得た。 H−NMR(CDCl)δ1.44(18H,
s),1.78−1.84(1H,m),1.94(1
H,broad),2.44(3H,s),2.86
(3H,broad),3.85(2H,broa
d),3.97−4.07(3H,m),4.21(1
H,broad),7.33(2H,d,J=8.3H
z),7.77(2H,d,J=8.3Hz). MS(FAB)m/z485(M+H)
【1130】参考例453 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
[2−(2−オキソ−1,3−オキサゾラン−3−イ
ル)エチル]ピペラジン 水素化ナトリウム(60%,57mg)のN,N−ジメ
チルホルムアミド(20ml)懸濁液に2−オキサゾリ
ドン(0.122g)を加え、90℃で1時間攪拌し
た。1,4−ジ(tert−ブトキシカルボニル)−2
−(2−トシロキシエチル)ピペラジン(0.686
g)のN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)溶液
を加え、90℃で4時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、残さを酢酸エチルで薄め、水、飽和食塩水で洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮することにより標
題化合物(0.515g)を無色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46(8H,s),
1.47(10H,s),1.78−1.85(2H,
m),2.81−2.95(3H,m),3.39−
3.64(2H,m),3.85−4.05(2H,b
road),4.00(2H,broad d,J=1
3.4Hz),4.09−4.28(2H,m),4.
30−4.34(2H,m). MS(FAB)m/z400(M+H)
【1131】参考例454 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[2−(2−オキソ
−1,3−オキサゾラン−3−イル)エチル]ピペラジ
ン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.51−1.76(2
H,m),2.69−2.74(1H,m),2.77
−2.85(2H,m),2.96−3.03(2H,
m),3.20−3.27(1H,m),3.48−
3.55(2H,m),3.59−3.69(2H,
m),3.83(1H,broad d,J=11.7
Hz),4.30−4.40(2H,m),7.39−
7.46(4H,m),7.51−7.57(2H,
m),7.99−8.02(2H,m),8.22(1
H,d,J=9.0Hz). MS(FAB)m/z553[(M+H),C
35],555[(M+H),Cl37].
【1132】参考例455 4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール 室温で4,5−ジメチルチアゾール(5.00g)、N
−ブロモこはく酸イミド(15.7g)およびα,α’
−アゾビスイソブチロニトリル(362mg)を二塩化
エチレン(500ml)に溶解させ、1時間加熱還流し
た。反応終了後、溶媒を留去しシリカゲルクロマトグラ
フィー(ヘキサン:ジエチルエーテル=1:4)で精製
して標題化合物(5.24g,44%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ4.64(2H,s),
4.74(2H,s),8.75(1H,s).
【1133】参考例456 5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチア
ゾロ[4,5−d]ピリダジン 氷冷下、4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール(6
00mg)および1,2−ジメチルヒドラジン二 塩酸
塩(294mg)をエタノール(20ml)に懸濁さ
せ、この反応液にトリエチルアミン(1.23ml)を
一気に加えて室温で30分間、50℃で30分間撹拌し
た。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(5
%メタノール−塩化メチレン)で精製して標題化合物
(90mg,24%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.43(3H,s),
2.56(3H,s),3.92(2H,s),4.0
6(2H,br s),8.68(1H,s).MS
(FAB)m/z170(M+H)
【1134】参考例457 3−(メトキシカルボニルメチル)−1−[[1−フェ
ニルスルホニル−5−(トリメチルシリルエチニル)イ
ンドール−2−イル]スルホニル]ピペラジン 参考例226と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.25(9H,s),
2.38(1H,dd,J=16.2,8.8Hz),
2.46(1H,dd,J=16.2,4.2Hz),
2.76(1H,dd,J=12.5,10.0H
z),2.91−2.99(1H,m),2.99−
3.07(2H,m),3.17−3.25(1H,
m),3.67(3H,s),3.69−3.78(2
H,m),7.38−7.44(3H,m),7.54
(1H,t,J=7.6Hz),7.58(1H,d
d,J=8.9,1.6Hz),7.68(1H,d,
J=1.6Hz),7.98−8.02(2H,m),
8.22(1H,d,J=8.9Hz). MS(FAB)m/z574(M+H)
【1135】参考例458 1,4−ビス(t−ブトキシカルボニル)−2−[2−
[(モルホリン−4−イル)スルホニル]エチル]ピペ
ラジン 参考例293と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(18H,
s),1.95−2.00(1H,m),2.10−
2.20(1H,m),2.70−3.10(5H,
m),3.25(4H,t,J=4.7Hz),3.7
5(4H,t,J=4.7Hz),3.80−4.30
(4H,m). MS(FAB)m/z464(M+H)
【1136】参考例459 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−[2−[(モルホリ
ン−4−イル)スルホニル]エチル]ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.80−1.90(1
H,m),1.90−2.00(1H,m),2.60
−2.70(1H,m),2.80−3.10(6H,
m),3.20−3.30(4H,m),3.60−
3.85(6H,m),7.40−7.50(4H,
m),7.50−7.60(2H,m),8.00−
8.10(2H,m),8.22(1H,d,J=9.
1Hz). MS(FAB)m/z617[(M+H),C
35],619[(M+H),Cl37].
【1137】参考例460 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ヒドロキシメチルピペラジン 参考例284と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.46−1.47(1
8H,m),2.70−4.400(10H).
【1138】参考例461 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
ホルミルピペラジン 参考例285と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.45−1.50(1
8H,m),2.80−3.00(1H,m),3.0
0−3.20(2H,m),3.70−4.00(2
H,m),4.40−4.70(2H,m),9.59
(1H,s). MS(FAB)m/z315(M+H)
【1139】参考例462 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−エトキシカルボニルエテニル)ピペラジン 50ml二頚フラスコ中に、水素化ナトリウム(141
mg,油性60%)を入れ、アルゴン置換した。次いで
テトラヒドロフラン(5ml)を加え、氷冷下、トリエ
チルホスホノアセテート(700ml)を加え、室温で
15分攪拌した。この反応液を再び冷却し、氷冷下1,
4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホル
ミルピペラジン(911mg)をテトラヒドロフラン
(7ml)に溶解した液を滴下し、室温で4時間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、更に酢酸エチルを
加えて分液操作後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得ら
れた残渣をシリカゲルを担体として用いるフラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:
1)に付し、標題化合物(920mg,83%)を淡黄
色油状物として得た。 H−NMR(CDCl)δ
1.20−1.30(3H,m),1.40−1.50
(18H,m),2.75−3.20(3H,m),
3.80−4.80(6H,m),5.93(1H,d
d,J=15.9,2.0Hz),6.82(1H,d
d,J=15.9,4.Hz). MS(FAB)m/z385(M+H)
【1140】参考例463 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−エトキシカルボニルエチル)ピペラジン 参考例287と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.25(3H,t,J
=7.1Hz),1.46(9H,s),1.46(9
H,s),1.70−1.85(1H,m),1.85
−2.00(1H,m),2.20−2.40(2H,
m),2.70−3.00(3H,m),3.80−
4.20(6H,m). MS(FAB)m/z387(M+H)
【1141】参考例464 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−3−(2−エトキシカル
ボニルエチル)ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.25(3H,t,J
=7.2Hz),1.30−1.80(3H,m),
2.30−2.45(2H,m),2.55−2.65
(1H,m),2.75−3.05(4H,m),3.
70−3.80(2H,m),4.11(2H,q,J
=7.2Hz),7.35−7.50(4H,m),
7.50−7.60(2H,m),8.02(2H,
d,J=7.3Hz),8.22(1H,d,J=9.
3Hz). MS(FAB)m/z540[(M+H),C
35],542[(M+H),Cl37].
【1142】参考例465 1,4−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−2−
(2−シアノエチル)ピペラジン シアン化カリウム(85.0mg)の水溶液(3.0m
l)に1,4−ビス(t−ブトキシカルボニル)−2−
(2−ブロモエチル)ピペラジン(393mg)のエタ
ノール(3.0ml)溶液を加え110コCにて3時間
加熱攪拌した。エタノールを減圧下留去した後、塩化メ
チレン(100ml)を加え、有機層を水相が中性にな
るまで蒸留水で洗浄した。飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後濃縮し、残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル15g,ヘキサン:酢
酸エチル=2:1)に付し、標題化合物(145.0m
g,43%)を白色固体として得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(12H,
s),1.49(6H,s),1.75−1.88(1
H,m),1.92−2.10(1H,m),2.28
−2.35(2H,m),2.70−3.10(3H,
m),3.80−4.15(3H,m),4.20−
4.30(1H,m). MS(FAB)m/z340(M+H)
【1143】参考例466 4−[(1−フェニルスルホニル−5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−2−(2−シアノエチ
ル)ピペラジン 参考例220と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.65−1.77
(1H,m),1.78−1.90(1H,m),2.
48(2H,t,J=7.6Hz),2.70(1H,
dd,J=12.5,9.5Hz),2.85−3.1
0(4H,m),3.62−3.70(1H,m),
3.75−3.85(1H,m),7.40−7.50
(4H,m),7.55−7.60(2H,m),8.
01(2H,dd,J=8.6,1.2Hz),8.2
2(1H,d,J=9.0Hz). MS(FAB)m/z493[(M+H),C
35],495[(M+H) ,Cl37].
【1144】参考例467 2−アミノ−6,6−エチレンジオキシ−4,5,6,
7,−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール 200mlのナスフラスコに1,4−シクロヘキサンジ
オンエチレンケタール(7.80g)を加え、シクロヘ
キサン(20ml)に溶解し、ピロリジン(4.35m
l)、p−トルエンスルホン酸一水和物(48.0m
g)を加えディーンスタークで水をトラップしながら加
熱還流した。70分後、室温まで冷却し、溶媒をデカン
トし、溶媒を減圧下濃縮した。得られた残渣をメタノー
ル(15ml)に溶解し、水浴で温度が上がらないよう
に注意しながら硫黄粉末(1.60g)を加え15分後
シアナミド(2.10g)のメタノール(10ml)溶
液を20分で滴下した。14時間後、溶媒を減圧下留去
後得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル300g,塩化メチレン:メタノール=1
00:5→10:1)に付し、暗緑色固体として標題化
合物(8.89g)を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.96(2H,t,J
=6.4Hz),2.74(2H,t,J=6.4H
z),2.81(2H,s),4.02(4H,s),
4.77(2H,br s). MS(FAB)m/z213(M+H)
【1145】参考例468 2−クロロ−6,6−エチレンジオキシ−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール 100mlのナスフラスコに塩化銅(II)(760m
g)を加え、アセトニトリル(10ml)に溶解し水浴
で冷却しながら亜硝酸tert−ブチル(730mg)
を一度に加えた。10分後2−アミノ−6,6−エチレ
ンジオキシ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
[d]チアゾール(1.00g)を約50分で加え、そ
の後室温で1時間攪拌した。ついで、65℃に加熱し2
時間攪拌を続けた。反応液にシリカゲル(5g)を加え
た後溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル50g,ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)に付し、黄色油状物として標題化合物
(860mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.00(2H,t,J
=6.4Hz),2.91(4H,m),4.03(4
H,s). MS(FAB)m/z232[(M+H),C
35],234[(M+H),Cl37].
【1146】参考例469 6,6−エチレンジオキシ−4,5,6,7−テトラヒ
ドロベンゾ[d]チアゾール 100mlのナスフラスコに2−クロロ−6,6−エチ
レンジオキシ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
[d]チアゾール(860mg)を加えメタノール(1
0ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(100m
g)、酢酸ナトリウム(305mg)を加え4.5気圧
の水素気流下攪拌した。17時間後、パラジウムを濾過
後溶媒を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル50g,酢酸エチル:ヘキ
サン=1:1)に付し、淡黄色油状物として標題化合物
(720mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.04(2H,t,J
=6.8Hz),3.03(4H,m),4.05(4
H,s),8.62(1H,s). MS(FAB)m/z198(M+H)
【1147】参考例470 (6,6−エチレンジオキシ−4,5,6,7−テトラ
ヒドロベンゾ[d]チアゾール−2−イル)カルボン酸
リチウム塩 参考例371と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.94(2H,
t,J=6.6Hz),3.34−3.44(4H,
m),3.95(4H,s).
【1148】参考例471 2−アミノ−4,5−ジヒドロ−7H−ピラノ[4,3
−d]チアゾール 参考例467と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.66−2.70(2
H,m),3.97(2H,t,J=5.6Hz),
4.63(2H,s),4.94(2H,br s). MS(FAB)m/z157(M+H)
【1149】参考例472 2−クロロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピラノ[4,3
−d]チアゾール 参考例468と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.85−2.89(2
H,m),4.02(2H,t,J=5.6Hz),
4.73(2H,s). MS(FAB)m/z175[(M+H),C
35],177[(M+H),Cl37].
【1150】参考例473 4,5−ジヒドロ−7H−ピラノ[4,3−d]チアゾ
ール 参考例469と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.97−3.01(2
H,m),4.04(2H,t,J=5.6Hz),
4.87(2H,s),8.69(1H,s). MS(FAB)m/z142(M+H)
【1151】参考例474 (4,5−ジヒドロ−7H−ピラノ[4,3−d]チア
ゾール−2−イル)カルボン酸 リチウム塩 200mlの三口フラスコに4,5−ジヒドロ−7H−
ピラノ[4,3,d]チアゾール(1.14g)を加え
エーテル(30ml)に溶解し、−78℃に冷却後1.
6Mブチルリチウム(6.6ml)を加え攪拌した。2
0分後炭酸ガスを導入し、15分程してから導入を止
め、反応液を室温まで戻し、減圧下濃縮することで無色
アモルファス状物質として標題化合物(1.65g)を
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.83(2H,
t,J=5.6Hz),3.92(2H,t,J=5.
6Hz),4.73 (2H,s).
【1152】参考例475 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[N−(フェニルスルホニル)カルバモイ
ル]メチル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(1.00g)をテトラヒドロフラ
ン(10ml)に溶解させ、カルボニルジイミダゾール
(1.06g)を加え一晩加熱還流した。反応液を室温
まで冷却したのちベンゼンスルホンアミド(685m
g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウ
ンデセン(0.64ml)、カルボニルジイミダゾール
(353mg)を加え、1時間加熱還流した。反応液を
減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンを加え析出した固
体をろ去した。ろ液を1規定塩酸、飽和食塩水で順次洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロトグラ
フィー(Φ3.0×10.0cm、ジクロロメタン:メ
タノール=100:1)により精製し淡褐色泡状物質を
得た。このものをジクロロメタン(10ml)に溶解し
トリフルオロ酢酸(10ml)を加え室温で1分攪拌し
たのち反応液を減圧下濃縮した。残さにジエチルエーテ
ルを加え析出した沈殿をろ取し標題化合物(496m
g,31%)を無色泡状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.60−2.75
(3H,m),.3.10−3.20(1H,m),
3.29−3.38(1H,m),3.53−3.73
(4H,m),7.06(1H,d,J=2.0H
z),7.34(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.6
4(2H,t,J=7.1Hz),7.74(1H,
t,J=7.1Hz),7.80(1H,d,J=2.
0Hz),7.93,(2H,d,J=7.1Hz),
12.53(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1153】参考例476 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]−2−[(N−
メチルスルホニルカルバモイル)メチル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(1.00g)をテトラヒドロフラ
ン(10ml)に溶解させ、カルボニルジイミダゾール
(1.06g)を加え一晩加熱還流した。反応液を室温
まで冷却したのちメタンスルホンアミド(415m
g)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウ
ンデセン(0.64ml)を加え、室温で1時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンを加
え1規定塩酸、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Φ3.0
×10.0cm、ジクロロメタン:メタノール=10
0:1)により精製し標題化合物(518mg,44
%)を無色泡状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.33(9H,
s),2.23−2.60(3H,m),2.62−
2.78(1H,m),3.05(1H,br s),
3.21(3H,s),3.52−3.70(2H,
m),3.84−3.97(1H,m),4.56(1
H,br s),7.02(1H,s),7.32(1
H,d,J=8.8Hz),7.49(1H,J=8.
8Hz),7.77(1H,s),11.84(1H,
s),12.43(1H,s). MS(FAB)m/z557[(M+Na),Cl
35],559[(M+Na),Cl37].
【1154】参考例477 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−3−[(N−メチル−N−メチルスルホニルカル
バモイル)メチル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]−2−[(N−
メチルスルホニルカルバモイル)メチル]ピペラジン
(347mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10
ml)に溶解し炭酸水素ナトリウム(55mg)、よう
化メチル(0.05ml)を加え室温で一晩攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンを加え、
水、飽和食塩水で1回ずつ順次洗浄した。有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Φ1.7×
12.0cm、ジクロロメタン:メタノール=200:
1)により精製し無色泡状物質を得た。このものをジク
ロロメタン(1ml)に溶解しトリフルオロ酢酸(2m
l)を加え室温で1分攪拌したのち反応液を減圧下濃縮
した。残にジエチルエーテルを加え析出した沈殿をろ取
し標題化合物(189mg,43%)を無色泡状物質と
して得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.60−2.80
(2H,m),3.02−3.11(2H,m),3.
16(3H,s),3.20−3.30(1H,m),
3.39(3H,s),3.61−3.80(4H,
m),7.08(1H,d,J=1.5Hz),7.3
4(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),7.50
(1H,J=8.8Hz),7.80(1H,d,J=
2.2Hz),12.54(1H,br s). MS(FAB)m/z449[(M+H),C
35],451[(M+H),Cl37].
【1155】参考例478 N−メタンスルホニルヒドラジン 塩酸塩 t−ブチルカルバザート(2.64g)をピリジン(3
0ml)に溶解し、氷冷下でメタンスルホニルクロライ
ド(1.62ml)を加え室温で5時間攪拌した。反応
液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え、1規定塩
酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち溶媒を減圧下
留去した。得られた残さをヘキサンと酢酸エチルにより
固化し淡黄色固体を得た。このものをジクロロメタン
(20ml)に溶解し飽和塩酸エタノール(20ml)
を加えたのち溶液を減圧下濃縮した。得られた残さを酢
酸エチルより固化しN−メタンスルホニルヒドラジン
(1.67g,57%)を淡黄色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.25(3H.
s),9.80(br s,9.80). MS(FAB)m/z111(M+H)
【1156】参考例479 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(2−メチルスルホニルヒドラジノ)カル
ボニルメチル]−1−[(6−メチル−4,5,6,7
−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−
イル)カルボニル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩 1−tert−ブトキシカルボニル−2−カルボキシメ
チル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン(600mg)、N−メタンスルホ
ニルヒドラジン(192mg)、1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール1水和物(200mg)、1−(ジメチル
アミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩
(301mg)をジクロロメタン(20ml)に溶解
し、トリエチルアミン(0.21ml)を加え室温で一
晩攪拌させた。反応液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチ
ルを加え水、飽和食塩水で一回ずつ洗浄したのち有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Φ
3.0×8.0cm、ジクロロメタン:メタノール=5
0:1)により精製し無色泡状物質を得た。このものを
ジクロロメタン(2ml)に溶解しトリフルオロ酢酸
(10ml)を加え室温で1分攪拌したのち反応液を減
圧下濃縮した。残さにジエチルエーテルを加え析出した
沈殿をろ取し標題化合物(278mg,38%)を無色
泡状物質として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.51−2.82
(3H,m),2.96(3H,s),3.11−3.
21(1H,m),3.31−3.42(1H,m),
3.60−3.85(4H,m),7.07(1H,
s),7.34(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.50(1H,J=8.8Hz),7.80
(1H,s),9.52(1H,d,J=2.7H
z),10.39(1H,d,J=2.7Hz),1
2.51−12.57(1H,m). MS(FAB)m/z450[(M+H),C
35],452[(M+H),Cl37].
【1157】参考例480 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−
クロロインドール−2−イル)スルホニル]−2−
[(ピロリジン−1−イルカルボニル)メチル]ピペラ
ジン 参考例319で用いた1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩を縮合剤とする
方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.41(9H,s),
1.85−1.97(2H,m),1.98−2.18
(2H,m),2.22−2.35(1H,m),2.
50−3.00(3H,m),2.97(1H,dt,
J=3.4,13.0Hz),3.40−3.60(4
H,m),3.64−3.75(1H,m),3.80
−4.20(2H,m),4.63(1H,br d,
J=10.0Hz),6.96(1H,d,J=1.7
Hz),7.27(1H,dd,J=9.1,1.7H
z),7.37(1H,d,J=9.1Hz),7.6
5(1H,d,J=1.7Hz). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1158】参考例481 2−[(N−ベンジルカルバモイル)メチル]−1−
(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−クロ
ロインドール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 参考例319で用いた1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩を縮合剤とする
方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.40(9H,s),
2.35−2.48(1H,m),2.50−2.85
(3H,m),2.95−3.07(1H,m),3.
62−3.78(1H,m),3.80−4.15(2
H,m),4.40−4.50(2H,m),4.60
−4.70(1H,m),6.93(1H,s),7.
20−7.40(7H,m),7.64(1H,s). MS(FAB)m/z547[(M+H),C
35],549[(M+H),Cl37].
【1159】参考例482 5(6)−クロロ−2−メルカプトベンズイミダゾール 4−クロロ−1,2−フェニレンジアミン(14.37
g)のエタノール(100ml)、水(15ml)の混
合溶液に、二硫化炭素(6.60m)、水酸化ナトリウ
ム(6.330g)を加え3時間還流した。反応液に活
性炭(4.0g)を加え、10分間還流後、吸引濾過し
た。エタノール(100ml)、約70℃の湯(200
ml)、で沈殿物を洗浄し、得られたろ液に酢酸(9.
0ml)、水(16.0ml)の混合液を加えた。減圧
濃縮後、粗精製物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチルのみ)で精製し、さらにアセトン−水、
酢酸エチル−ヘキサンで固化し、乾燥させ標題化合物を
(9.03g)淡黄色粉末として得た。 m.p.>220℃(dec). IR(KBr)cm−13116,3084,305
5,2952,1614,1512,1475,136
9,1323,1190,1066. H−NMR(CDOD)δ7.15(2H,s),
7.21(1H,s). MS(EI)m/z184[M,Cl35],186
[M,Cl37].
【1160】参考例483 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[[5
(6)−クロロベンズイミダゾール−2−イル]スルホ
ニル]ピペラジン 5(6)−クロロ−2−メルカプトベンズイミダゾール
(1.837g,)を20%酢酸水溶液(60ml)に
懸濁させ、7℃以下で塩素ガスを70分間吹き込んだ。
黄色の沈殿物をろ取し、冷水で洗浄した。得られた黄色
固体を1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペラジ
ン(3.905g)の水(18ml)、アセトン(20
ml)の混合液に加え、室温で20時間攪拌した。アセ
トンを減圧除去後、沈殿物をろ取し、乾燥させ、標題化
合物(3.16g)を淡黄色粉末として得た。 m.p.210−211℃. IR(KBr)cm−13212,2983,166
6,1435,1367,1356,1279,117
6,1165,1147,1138,974,949. H−NMR(CDCl)δ1.44(9H,s),
3.33−3.41(4H,m),3.53−3.59
(4H,m),7.30−7.60(2H,m),7.
72−7.88(1H,m). MS(FAB)m/z401[(M+H),C
35],403[(M+H),Cl37].
【1161】参考例484 1−[[5(6)−クロロベンズイミダゾール−2−イ
ル]スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[[5
(6)−クロロベンズイミダゾール−2−イル]スルホ
ニル]ピペラジン(1.406g)のエタノール(5.
0ml)、ジクロロメタン(4.0ml)混合溶液に、
飽和塩酸エタノール溶液(5.0ml)を加え室温で4
時間攪拌した。減圧濃縮後、粗精製物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=
20:1)で精製した。さらに、精製した化合物に1規
定塩酸エタノール溶液(1ml)を加えて濃縮し、乾燥
させ標題化合物(1.19g)を吸湿性無色アモルファ
スとして得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.25−3.80
(8H,m),7.40−7.50(1H,br),
7.60−7.80(2H,br),9.20−9.5
5(1H,br). MS(FAB)m/z301[(M+H),C
35],303[(M+H),Cl37].
【1162】実施例1 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 塩酸塩 室温下、1−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペ
ラジン 二トリフルオロ酢酸塩(1.19g)をジクロ
ロメタン(100ml)に懸濁させ、ジイソプロピルエ
チルアミン(1.68ml)と6−クロロ−2−ナフチ
ルスルホニルクロライド(WO96/10022)(6
91mg)を加えた。室温で2時間攪拌した後、反応液
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(2%メタノー
ル−ジクロロメタン)により精製し、得られた画分にエ
タノール性1規定塩酸を加えて弱酸性にした後、溶媒を
留去した。得られた無色固体をテトラヒドロフランによ
り洗浄し、無色固体の標題化合物(1.05g,81
%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.95−3.25
(4H,m),3.43(2H,br s),3.60
(2H,br s),7.56(2H,d,J=8.3
Hz),7.74(1H,dd,J=8.8,2.5H
z),7.83(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),8.01(2H,d,J=8.3Hz),8.1
9(1H,d,J=8.8Hz),8.25−8.40
(4H,m),8.51(1H,s),8.94(2
H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z492[(M+H),C
35],494[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClS・HCl・0.
5HOとして 計算値:C,58.10;H,4.50;N,7.8
2;Cl,13.19;S,5.97. 分析値:C,58.12;H,4.67;N,7.6
6;Cl,13.12;S,6.10.
【1163】実施例2 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−エトキシカルボニル−1−[4−(ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 4−tert−ブトキシカルボニル−2−エトキシカル
ボニル−1−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペ
ラジン(514mg)をジクロロメタン(30ml)に
溶解させ、氷冷下トリフルオロ酢酸(30ml)を加
え、室温にて45分間攪拌した。溶媒を留去して得られ
た残さを氷冷下、ジクロロメタン(100ml)に懸濁
させ、ジイソプロピルエチルアン(1.02ml)と6
−クロロ−2−ナフチルスルホニルクロライド(WO9
6/10022)(366mg)を加えた。室温で1時
間攪拌した後、反応液をそのままシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(1%メタノール−ジクロロメタン)で
精製し、得られた画分にエタノール性1規定塩酸を加え
て弱酸性にした後、溶媒を留去した。得られた無色固体
をエタノールにより洗浄し、無色固体の標題化合物(3
08mg,43%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.15−1.30
(3H,m),2.60−5.40(9H,m),7.
50(2/3H,d,J=8.3Hz),7.57(4
/3H,d,J=7.8Hz),7.74(1H,d
d,J=9.0,1.7Hz),7.83(1H,d,
J=8.8Hz),8.00(2/3H,d,J=7.
8Hz),8.04(4/3H,d,J=8.3H
z),8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.35(4H,m),8.55(1H,s),
8.92(2H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClS・HCl・0.
5HOとして 計算値:C,57.15;H,4.63;N,6.8
9;Cl,11.63;S,5.26. 分析値:C,56.95;H,4.68;N,6.7
0;Cl,11.36;S,5.30.
【1164】実施例3 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン−2−カルボン酸 塩酸塩 実施例2で得られた4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−2−エトキカルボニル−1−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン
塩酸塩(152mg)を氷冷下、エタノール(1m
l)、テトラヒドロフラン(1ml)、水(1ml)の
混合溶媒に溶解させ、1規定水酸化ナトリウム水溶液
(3ml)を滴下し、室温にて90分間攪拌した。反応
液を減圧濃縮し、1規定塩酸を加え弱酸性にして析出し
てきた無色固体を濾取、乾燥することによって無色固体
の標題化合物(62mg,42%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.65−5.30
(7H,m),7.49(4/5H,d,J=7.7H
z),7.56(6/5H,d,J=8.3Hz),
7.74(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.82(1H,d,J=8.3Hz),7.95−
8.05(2H,m),8.19(1H,d,J=8.
3Hz),8.20−8.35(4H,m),8.53
(1H,s),8.92(2H,d,J=5.4H
z). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2722ClS・0.9HCl
・1.2HOとして 計算値:C,54.92;H,4.32;N,7.1
2;Cl,11.41;S,5.43. 分析値:C,54.94;H,4.42;N,6.8
3;Cl,11.31;S,5.33.
【1165】実施例4 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ニコチニル]
ピペラジン 塩酸塩 6−(4−ピリジル)ニコチン酸 塩酸塩(96mg)
および1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩(150m
g)を、ジクロロメタン(10ml)に懸濁させ、1−
ハイドロキベンゾトリアゾール(48mg)およびN−
メチルモルフォリン(155μl)を加えて、氷冷下、
1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカル
ボジイミド塩酸塩(102mg)を加えた後、室温にて
16時間撹拌した。反応が遅いので、反応液にN,N−
ジメチルホルムアミド(10ml)を加えて3日間攪拌
した。反応終了後、溶媒を留去し、残さをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(1%メタノール−ジクロロメ
タン)にて精製した。溶媒を留去し、残さにテトラヒド
ロフラン、エタノール性1規定塩酸を加えて析出してき
た固体を濾取、乾燥して無色固体の標題化合物(105
mg,55%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.25
(4H,m),3.46(2H,br s),3.76
(2H,br s),7.74(1H,dd,J=8.
5,1.7Hz),7.83(1H,d,J=8.8H
z),8.07(1H,dd,J=7.8,1.5H
z),8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.2
8(1H,s),8.29(1H,d,J=8.8H
z),8.42(1H,d,J=8.3Hz),8.5
1(1H,s),8.65(2H,d,J=6.4H
z),8.80(1H,m),9.01(2H,d,J
=5.9Hz). MS(FAB)m/z493[(M+H),C
35],495[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2521ClS・HCl・H
Oとして 計算値:C,54.85;H,4.42;N,10.2
3;Cl,12.95;S,5.86. 分析値:C,54.57;H,4.51;N,10.0
6;Cl,13.08;S,5.87.
【1166】実施例5 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−(3−ピリジル)安
息香酸 塩酸塩、1−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン トリフルオロ酢酸塩を
原料として、無色固体の標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.25
(4H,m),3.47(2H,br s),3.73
(2H,br s),7.51(2H,d,J=8.3
Hz),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.8−7.9(3H,m),7.92(1H,
dd,J=7.8,5.4Hz),8.19(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.30(2H,
m),8.50(1H,s),8.55−8.65(1
H,m),8.75−8.85(1H,m),9.14
(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z492[(M+H),C
35],494[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClS・0.85HC
l・HOとして 計算値:C,57.72;H,4.63;N,7.7
7;Cl,12.12;S,5.93. 分析値:C,57.44;H,4.62;N,7.6
8;Cl,11.99;S,5.83.
【1167】実施例6 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例1で得られた1−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン(300mg)をジクロロ
メタン(10ml)に溶解させ、−20℃にて、3−ク
ロロ過安息香酸(382mg)を加え、−20℃で21
時間攪拌した。亜硫酸ナトリウム水溶液を加えて過剰の
過酸化物を分解し、ジクロロメタンと炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加えて有機層を分取した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(2−5%メタノール−ジ
クロロメタン)により精製した。溶媒を留去した後、エ
ーテルを加えて固化させた。濾取して、無色固体の標題
化合物(200mg,63%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.90−3.40(4
H,m),3.40−4.20(4H,m),7.43
(2H,d,J=8.3Hz),7.47(2H,d,
J=7.3Hz),7.55−7.65(3H,m),
7.76(1H,dd,J=8.8,1.5Hz),
7.90−8.00(3H,m),8.26(2H,
d,J=7.3Hz),8.31(1H,s). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClS・0.8H
として 計算値:C,59.78;H,4.55;N,8.0
4;Cl,6.79;S,6.14. 分析値:C,59.82;H,4.45;N,7.9
4;Cl,6.85;S,6.29.
【1168】実施例7 1−[4−(2−アミノピリジン−5−イル)ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 1−[4−[2−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ)ピリジン−5−イル]ベンゾイル]−4−[(6−
クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
(128mg)をジクロロメタン(1ml)とエタノー
ル(1ml)の混合溶媒に溶解させ、氷冷下飽和塩酸エ
タノール液(10ml)を加え、室温で1分間攪拌した
後、溶媒を留去しイソプロパノールを加えて結晶化さ
せ、濾取乾燥し無色固体の標題化合物(88mg,68
%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.20
(4H,m),3.30−3.90(4H,m),7.
05(1/2H,d,J=8.8Hz),7.06(1
/2H,d,J=8.8Hz),7.43(2H,d,
J=8.3Hz),7.67(2H,d,J=8.3H
z),7.73(1H,d,J=8.3Hz),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),7.90−8.10
(2H,br),8.18(1H,d,J=8.3H
z),8.25−8.35(4H,m),8.50(1
H,s). MS(FAB)m/z507[(M+H),C
35],509[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2623ClNS・HCl・1.
2HO・0.8iPrOHとして 計算値:C,55.56;H,5.52;N,9.1
3;Cl,11.55;S,5.22. 分析値:C,55.40;H,5.24;N,8.8
5;Cl,11.79;S,5.50.
【1169】実施例8 1−[4−(4−アミノフェニル)ベンゾイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩 実施例7と同様の反応により、1−[4−[4−(te
rt−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル]ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジンを原料として、無色固体の標題化合
物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.20
(4H,m),3.25−3.80(4H,m),6.
68(2H,d,J=8.3Hz),7.32(2H,
d,J=8.3Hz),7.39(2H,d,J=8.
3Hz),7.54(2H,d,J=8.3Hz),
7.73(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.82(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
8.18(1H,d,J=8.8Hz),8.25−
8.40(2H,m),8.50(1H,br s). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.2HCl
として 計算値:C,63.18;H,4.75;N,8.1
9;Cl,8.29;S,6.25. 分析値:C,62.93;H,4.93;N,7.9
1;Cl,7.99;S,6.36.
【1170】実施例9 1−[4−(2−アミノチアゾール−4−イル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)安息香酸、1−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原
料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.20
(4H,m),3.30−3.90(4H,m),7.
26(1H,s),7.41(2H,d,J=8.3H
z),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.79(2H,d,J=8.3Hz),7.8
2(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.18
(1H,d,J=8.8Hz),8.25−8.30
(2H,m),8.50(1H,br s). MS(FAB)m/z513[(M+H),C
35],515[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2421ClS・HCl・
0.3HOとして 計算値:C,51.95;H,4.11;N,10.1
0;Cl,12.78;S,11.56. 分析値:C,51.99;H,4.19;N,10.0
3;Cl,12.61;S,11.45.
【1171】実施例10 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[イミダゾール−4(5)−イル]ベ
ンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[1−トリフェニルメチルイミダゾー
ル−4(5)−イル]ベンゾイル]ピペラジン(303
mg)を、ジクロロメタン(5ml)に溶解させ、氷冷
下飽和塩酸エタノール液(30ml)を加えた。室温で
3時間攪拌した後、溶媒を留去しエーテルを加えて結晶
化させ、濾取し、無色固体の標題化合物を(307m
g,76%)得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.20
(4H,m),3.30−3.90(4H,m),7.
47(2H,d,J=8.3Hz),7.74(1H,
dd,J=8.8,2.0Hz),7.82(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.89(2H,d,
J=8.3Hz),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.22(1H,d,J=1.0Hz),8.2
5−8.30(2H,m),8.50(1H,m),
9.22(1H,d,J=1.0Hz). MS(FAB)m/z481[(M+H),C
35],483[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2421ClNS・HCl・0.
4HOとして 計算値:C,54.94;H,4.38;N,10.6
8;Cl,13.52;S,6.11. 分析値:C,54.98;H,4.29;N,10.6
2;Cl,13.56;S,6.14.
【1172】実施例11 1−[4−[2−アミノイミダゾール−4−イル]ベン
ゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−[2−アミノイミダ
ゾール−4−イル]安息香酸 塩酸塩、1−[(6−ク
ロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.20
(4H,m),3.30−3.90(4H,m),7.
39(2H,d,J=8.3Hz),7.47(1H,
s),7.49(2H,br s),7.67(2H,
d,J=8.3Hz),7.73(1H,dd,J=
8.8,2.5Hz),7.82(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.18(1H,d,J=8.
8Hz),8.25−8.30(2H,m),8.50
(1H,br s). MS(FAB)m/z496[(M+H),C
35],498[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2422ClS・HClとして 計算値:C,54.14;H,4.35;N,13.1
5;Cl,13.32;S,6.02. 分析値:C,53.94;H,4.39;N,12.8
2;Cl,13.27;S,6.07.
【1173】実施例12 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−1−メチルピリジニウム ヨウ化物 実施例1で得た1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン(300mg)を室温下、ベン
ゼン(10ml)とメタノール(10ml)の混合溶媒
に溶解させ、この反応液にヨウ化メチル(1ml)を加
え、さらに同量のヨウ化メチルを24時間毎に3回加
え、4日間加熱還流した。反応液を減圧留去し、得られ
た残さをメタノールで洗浄し、濾取、乾燥して黄色固体
の標題化合物(229mg,58%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.03(2H,b
r s),3.13(2H,br s),3.43(2
H,br s),3.7(2H,br s),4.34
(3H,s),7.59(2H,d,J=8.8H
z),7.74(1H,dd,J=8.8,2.4H
z),7.85(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),8.08(2H,d,J=8.8Hz),8.1
9(1H,d,J=8.8Hz),8.25−8.30
(2H,m),8.45−8.55(3H,m),9.
03(2H,d,J=6.8Hz). 元素分析:C2725ClIS・HOとし
て 計算値:C,49.74;H,4.17;N,6.4
5. 分析値:C,49.60;H,4.09;N,6.2
3.
【1174】実施例13 3−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、実施例5で得た1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
4−[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.90−3.40(4
H,m),3.40−4.20(4H,m),7.50
−7.60(1H,m),7.40−7.45(3H,
m),7.54(2H,d,J=8.3Hz),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.76
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.90−
8.00(3H,m),8.22(1H,d,J=5.
9Hz),8.31(1H,d,J=2.0Hz),
8.43(1H,br s). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClS・HOとして 計算値:C,59.37;H,4.60;N,7.9
9;Cl,6.74;S,6.10. 分析値:C,59.48;H,4.69;N,7.7
4;Cl,6.73;S,6.07.
【1175】実施例14 1−[2−カルボキシ−4−(ピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 1−[2−tert−ブトキシカルボニル−4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン塩酸塩
(250mg)をジクロロメタン(50ml)に溶解さ
せ、氷冷下トリフルオロ酢酸(50ml)を滴下し、室
温にて5時間攪拌し、溶媒を留去した。残さをメタノー
ルに溶解させ、冷蔵庫で1日放置し析出してきた無色固
体を濾取、乾燥して無色固体の標題化合物(550m
g,28%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.40
(6H,m),3.65−3.75(2H,m),7.
41(1H,d,J=7.8Hz),7.70−7.7
5(3H,m),7.82(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),8.00(1H,dd,J=7.8,
1.5Hz),8.15−8.30(4H,m),8.
50(1H,br s),8.67(2H,d,J=
5.9Hz),13.29(1H,br s). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2722ClNS・0.5H
として 計算値:C,59.50;H,4.25;N,7.7
1;Cl,6.50;S,5.88. 分析値:C,59.54;H,4.30;N,7.3
7;Cl,6.35;S,5.89.
【1176】実施例15 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チオフェン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、参考例28で得られた5
−(ピリジン−4−イル)チオフェン−2−カルボン酸
塩酸塩、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.11(4H,b
r s),3.74(4H,br s),7.52(1
H,d,J=3.9Hz),7.73(1H,dd,J
=8.8,2.5Hz),7.83(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.03(1H,d,J=3.
9Hz),8.10−8.15(2H,m),8.18
(1H,d,J=8.8Hz),8.25−8.30
(2H,m),8.51(1H,s),8.88(2
H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C240ClN・HCl・H
Oとして 計算値:C,52.17;H,4.20;N,7.6
1;Cl,12.83;S,11.61. 分析値:C,52.04;H,4.22;N,7.2
2;Cl,12.74;S,11.57.
【1177】実施例16 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)フラン−2
−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、参考例29で得た5−
(ピリジン−4−イル)フラン−2−カルボン酸 塩酸
塩、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.13(4H,b
r s),3.30−4.00(4H,m),7.21
(1H,d,J=3.9Hz),7.71(1H,d,
J=8.8Hz),7.75−7.80(1H,m),
7.83(1H,d,J=8.8Hz),8.10−
8.30(5H,m),8.51(1H,s),8.8
5−8.90(2H,m). MS(FAB)m/z482[(M+H),C
35],484[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・HCl・H
Oとして 計算値:C,53.74;H,4.32;N,7.8
3;Cl,13.22;S,5.98. 分析値:C,53.51;H,4.36;N,7.5
7;Cl,13.21;S,5.97.
【1178】実施例17 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、参考例30で得た4−
(ピリジン−2−イル)安息香酸 塩酸塩、1−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 塩酸塩を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r),3.60−4.00(4H,br),7.46
(3H,br),7.73(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.82(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.94−8.05(2H,br),
8.08(2H,d,J=8.8Hz),8.18(1
H,d,J=8.8Hz),8.28(2H,d,J=
8.8Hz),8.50(1H,s),8.70(1
H,br). MS(FAB)m/z492[(M+H),C
35],494[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClNS・0.9HCl
・HOとして 計算値:C,57.53;H,4.62;Cl,12.
41;N,7.74;S,5.91. 分析値:C,57.55;H,4.52;Cl,12.
64;N,7.61;S,6.03.
【1179】実施例18 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン
塩酸塩 実施例17と同様の反応により、4−(2−ピリジル)
安息香酸 塩酸塩、1−[(E)−4−クロロスチリル
スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.19(4H,b
r),3.46(2H,br),3.75(2H,b
r),7.36(1H,d,J=15.6Hz),7.
44(1H,d,J=15.6Hz),7.50−7.
58(1H,br),7.53(2H,d,J=7.8
Hz),7.57(2H,d,J=7.8Hz),7.
82(2H,d,J=7.8Hz),8.13(2H,
m),8.15(2H,d,J=7.8Hz),8.7
5(1H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z468[(M+H),C
35],470[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2422ClNS・HCl・0.
3EtOH・0.3HOとして 計算値:C,56.42;H,4.89;Cl,13.
54;N,8.02;S,6.12. 分析値:C,56.51;H,4.83;Cl,13.
46;N,8.10;S,5.99.
【1180】実施例19 2−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、実施例17で得られた1
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペ
ラジンを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.11(4H,b
r),3.63(2H,br),3.87(2H,b
r),7.27(1H,m),7.33(1H,t,J
=8.8Hz),7.39−7.41(1H,br),
7.40(2H,d,J=7.8Hz),7.60(1
H,d,J=8.8Hz),7.77(1H,d,J=
8.8Hz),7.83(2H,d,J=7.8H
z),7.93(1H,d,J=3.8Hz),7.9
4(1H,s),8.31(1H,s),8.33(1
H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClNSとして 計算値:C,61.47;H,4.37;Cl,6.9
8;N,8.27;S,6.31. 分析値:C,61.32;H,4.46;Cl,7.2
1;N,8.13;S,6.02.
【1181】実施例20 2−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−1−メチルピリジニウム ヨウ化物 実施例12と同様の反応により、実施例17で得られた
1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジンを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.93−3.23
(4H,br),3.54(2H,br),3.82
(2H,br),4.30(3H,s),7.50(2
H,d,J=8.8Hz),7.53(1H,m),
7.70(2H,d,J=8.8Hz),7.70(1
H,br),7.84−7.92(4H,m),8.1
5(1H,t,J=6.8Hz),8.26(1H,
s),8.52(1H,t,J=6.8Hz),9.2
9(1H,d,J=5.9Hz). 元素分析:C2725ClINS・1.6H
Oとして 計算値:C,48.93;H,4.29;N,6.3
4. 分析値:C,48.81;H,4.06;N,6.3
1.
【1182】実施例21 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2,4−ジアミノピリミジン−6−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−(2,4−ジアミノ
−6−ピリミジル)安息香酸 塩酸塩、1−[(6−ク
ロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン
塩酸塩を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.14(4H,b
r),3.45(2H,br s),3.73(2H,
br s),6.36(1H,s),7.54(2H,
d,J=7.8Hz),7.74(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.82(1H,d,J=8.
8Hz),7.83(1H,s),7.84(2H,
d,J=7.8Hz),8.18(1H,J=8.8H
z),8.18−8.35(3H,br),8.27
(1H,s),8.28(1H,d,J=8.8H
z),8.50(1H,s),12.64(1H,br
s). MS(FAB)m/z523[(M+H),C
35],525[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・HCl・1.
4HOとして 計算値:C,51.36;H,4.62;Cl,12.
13;N,14.37;S,5.48. 分析値:C,51.38;H,4.54;Cl,12.
24;N,14.23;S,5.55.
【1183】実施例22 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(2,4−ジアミノピリミジン−6−イル)ベン
ゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例21と同様の反応により、4−(2,4−ジアミ
ノ−6−ピリミジル)安息香酸 塩酸塩、参考例31で
得られた1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニ
ル)ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.18(4H,b
r),3.43(2H,br),3.76(2H,b
r),4.0(2H,br),6.37(1H,s),
7.84(2H,d,J=15.6Hz),7.44
(1H,J=15.6Hz),7.53(2H,d,J
=8.8Hz),7.63(2H,d,J=8.8H
z),7.82(1H,d,J=8.8Hz),7.8
8(1H,d,J=8.8Hz),8.23(1H,b
r s),8.32(1H,br s),12.58
(1H,br s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2323ClNS・1.2HCl
・1.4HOとして 計算値:C,48.64;H,4.79;Cl,13.
73;N,14.80;S,5.65. 分析値:C,48.46;H,4.56;Cl,13.
53;N,14.54;S,5.72.
【1184】実施例23 2−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 実施例1と同様の反応により、2−[4−[(1−ピペ
ラジル)カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシ
ド 塩酸塩、(E)−4−クロロスチリルスルホニルク
ロライド(WO96/10022)を原料として、標題
化合物を得た。H−NMR(CDCl)δ3.10
−3.40(4H,br),3.66(2H,br),
3.89(2H,br),6.65(1H,d,J=1
5.6Hz),7.28(1H,m),7.34(1
H,t,J=7.8Hz),7.39−7.48(6
H,m),7.50(2H,d,J=7.8Hz),
7.88(2H,d,J=7.8Hz),8.34(1
H,d,J=5.9Hz). MS(FD)m/z483(M,Cl35),485
(M,Cl37). 元素分析:C2422ClNS・0.5H
として 計算値:C,58.47;H,4.70;Cl,7.1
9;N,8.52;S,6.50. 分析値:C,58.49;H,4.80;Cl,7.2
9;N,8.31;S,6.34.
【1185】実施例24 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン
塩酸塩 氷冷下、ピペラジン(727mg)をジクロロメタン
(10ml)に溶解し、(E)−4−クロロスチリルス
ルホニルクロライド(WO96/10022)(500
mg)をゆっくり加えた。1時間室温にて攪拌した後、
ジクロロメタン(100ml)で希釈し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液、5%クエン酸水溶液、水、飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去して得られた残渣をN,N−ジメチルホルムア
ミド(10ml)に懸濁させ、参考例2で得られた4−
(4−ピリジル)安息香酸(420mg)、N,N−ジ
メチル−4−アミノピリジン(309mg)を加えた。
氷冷下、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エ
チルカルボジイミド 塩酸塩(405mg)を加え、室
温にて68時間攪拌した。反応液を濃縮後、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメ
タン:メタノール=70:1)で精製した。得られた無
色固体を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒より再結晶、
さらに酢酸エチルより再結晶し無色針状晶(185m
g)として得る一方、濾液に飽和塩酸−エタノール(4
ml)を加え、濃縮し得られた残渣をメタノール−酢酸
エチルより再結晶し無色針状晶の標題化合物(200m
g)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.17(2H,b
r s),3.23(2H,br s),3.48(2
H,br s),3.77(2H,br s),7.3
6(1H,d,J=15.3Hz),7.44(1H,
d,J=15.3Hz),7.53(2H,d,J=
8.8Hz),7.64(2H,d,J=8.3H
z),7.82(2H,d,J=8.3Hz),8.0
6(2H,d,J=8.8Hz),8.32(2H,
d,J=6.6Hz),8.95(2H,d,J=6.
6Hz). MS(FAB)m/z468[(M+H),C
35],470[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2422ClNS・HCl・0.
2HO・0.22CHCOCHCHとして 計算値:C,56.66;H,4.81;Cl,13.
44;N,7.97;S,6.08. 分析値:C,56.68;H,4.79;Cl,13.
43;N,8.04;S,6.14.
【1186】実施例25 4−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]−1−メチルピリジニウム ヨウ化物 実施例12と同様の反応により、実施例24で得られた
1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン
を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.04−3.87
(8H,br),4.35(3H,s),7.35(1
H,d,J=15.6Hz),7.44(1H,d,J
=15.6Hz),7.53(2H,d,J=8.3H
z),7.67(2H,d,J=8.3Hz),7.8
2(2H,d,J=8.8Hz),8.13(2H,
d,J=8.3Hz),8.53(2H,d,J=6.
8Hz),9.05(2H,d,J=7.3Hz). 元素分析:C2525ClINS・0.5H
Oとして 計算値:C,48.52;H,4.23;N,6.7
9. 分析値:C,48.68;H,4.13;N,6.4
1.
【1187】実施例26 3−[4−[[4−[(E)−4−クロロスチリルスル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 実施例7と同様の反応により保護基を除去した後、実施
例23と同様に(E)−4−クロロスチリルスルホニル
クロライド(WO96/10022)との反応により、
標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.26(4H,b
r),3.52−4.00(4H,br),6.64
(1H,d,J=15.6Hz),7.45−7.52
(7H,m),7.52(2H,d,J=2.0H
z),7.57(2H,d,J=2.0Hz),8.2
2(1H,dt,J=6.3,1.6Hz),8.44
(1H,t,J=1.6Hz). MS(FAB)m/z484[(M+H),C
35],486[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2422ClNS・0.5H
として 計算値:C,58.47;H,4.70;Cl,7.1
9;N,8.52;S,6.50. 分析値:C,58.49;H,4.66;Cl,7.4
0;N,8.54;S,6.56.
【1188】実施例27 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]ピペラジン
塩酸塩 実施例17と同様の反応により、4−(3−ピリジル)
安息香酸 塩酸塩、1−[(E)−4−クロロスチリル
スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.08−3.29
(4H,br),3.42−3.85(4H,br),
7.35(1H,d,J=15.6Hz),7.43
(1H,d,J=15.6Hz),7.52(2H,
d,J=8.3Hz),7.59(2H,d,J=8.
3Hz),7.80−7.93(5H,m),8.54
(1H,d,J=6.8Hz),8.78(1H,d,
J=4.5Hz),9.13(1H,d,J=2.0H
z). MS(FAB)m/z468[(M+H),C
35],470[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2422ClNS・HCl・1.
3HOとして 計算値:C,54.61;H,4.89;N,7.9
6;Cl,13.43;S,6.07. 分析値:C,54.82;H,4.80;N,7.9
1;Cl,13.14;S,6.14.
【1189】実施例28 3−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−1−メチルピリジニウム ヨウ化物 実施例12と同様の反応により、実施例5で得られた1
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−4−[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]ピペ
ラジンを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.50−3.80
(8H,m),4.44(3H,s),7.57(2
H,d,J=8.3Hz),7.74(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.84(1H,dd,J=
8.8,1.5Hz),7.94(2H,d,J=8.
3Hz),8.10−8.30(4H,m),8.51
(1H,s),8.90(1H,d,J=7.8H
z),9.01(1H,d,J=5.9Hz),9.4
5(1H,s). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H),Cl37].
【1190】実施例29 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[2−ヒドロキシ4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、2−ヒドロキシ4−(4
−ピリジル)安息香酸、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.40
(8H,m),7.25−7.40(3H,m),7.
70−7.80(1H,m),7.80−7.90(1
H,m),8.15−8.25(3H,m),8.25
−8.35(2H,m),8.50−8.60(1H,
m),8.91(2H,d,J=6.4Hz),10.
41(1H,br s). MS(FAB)m/z535[(M+H),C
35],537[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClNS・1.1HCl
・1.7HOとして 計算値:C,53.96;H,4.62;N,7.2
6;Cl,12.86;S,5.54. 分析値:C,53.62;H,4.58;N,7.3
4;Cl,13.10;S,5.94.
【1191】実施例30 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−メトキシ−4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、3−メトキシ−4−(4
−ピリジル)安息香酸、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−4.00
(8H,m),3.81(3H,s),7.08(1
H,d,J=8.8Hz),7.17(1H,s),
7.55(1H,d,J=8.8Hz),7.74(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.83(1
H,d,J=8.3Hz),8.04(2H,d,J=
6.3Hz),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.25−8.30(2H,m),8.52(1
H,s),8.85(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.8HCl
・1.7HOとして 計算値:C,55.74;H,4.89;N,7.2
2;Cl,10.97;S,5.51. 分析値:C,55.59;H,4.90;N,7.2
3;Cl,10.90;S,5.52.
【1192】実施例31 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−ヒドロキシ4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 三臭化ホウ素(115μl)をジクロロメタン(1m
l)に溶解し、外温約−78℃にて、実施例30で得ら
れた1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[3−メトキシ−4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン(105mg)のジクロロ
メタン溶液(ジクロロメタン4ml)を滴下し、徐々に
室温に昇温しながら23時間攪拌した。ジクロロメタン
および水を加えてしばらく攪拌し、これに炭酸水素ナト
リウムを加えて液性をアルカリ性として有機層を分取し
た。さらに、水層からジクロロメタンで抽出し、有機層
をあわせて、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜3%
メタノール−ジクロロメタン)にて精製した。得られた
粗精製物をテトラヒドロフランに溶解し、塩酸エタノー
ルを加えて固化させて濾取した。これを水とメタノール
の混合溶媒に溶解し、不溶物を濾去した後に、濾液を減
圧留去して標題化合物(36mg,30%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.80
(8H,m),6.85−6.95(1H,m),7.
01(1H,d,J1.4Hz),7.49(1H,
d,J=8.8Hz),7.72(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.81(1H,dd,J=
8.5,1.7Hz),7.94(2H,d,J=6.
4Hz),8.19(1H,d,J=8.8Hz),
8.25−8.30(2H,m),8.51(1H,
s),8.75(2H,d,J=5.9Hz),10.
67(1H,s). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H),Cl37].
【1193】実施例32 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−エトキシカルボニル−4−[4−(ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例7と同様の反応により、4−tert−ブトキシ
カルボニル−1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−エトキシカルボニルピペラジン
を原料とし、保護基を除去した後、実施例4と同様に、
4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩との反応により
標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.80−1.10(3
H,m),3.00−4.00(8H,m),4.60
−4.80(1H,m),7.42(2H,d,J=
7.8Hz),7.47(2H,d,J=5.9H
z),7.50−7.60(1H,m),7.64(2
H,d,J=8.3Hz),7.70−7.80(1
H,m),7.85−7.95(3H,m),8.33
(1H,s),8.69(2H,s). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・0.3H
として 計算値:C,60.78;H,4.70;N,7.3
3;Cl,6.80;S,5.60. 分析値:C,60.84;H,4.84;N,6.9
8;Cl,7.03;S,5.70.
【1194】実施例33 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン−2−カルボン酸 実施例3と同様に、1−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−2−エトキシカルボニル−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン
を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.70−5.00
(7H,m),7.40−7.50(2H,m),7.
65−7.75(2H,m),7.85−8.25(8
H,m),8.50−8.60(2H,m),8.80
−8.95(2H,m). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2722ClNS・0.3HCl
・HOとして 計算値:C,57.40;H,4.34;N,7.4
4;Cl,8.16;S,5.68. 分析値:C,57.16;H,4.35;N,7.3
6;Cl,7.92;S,6.08
【1195】実施例34 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−エトキシカルボニル−1−[4−(ピリジン
−3−イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例2と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.15−1.30(3
H,m),2.60−4.60(8H,m),5.33
(1H,br),7.40−7.55(3H,m),
7.70−7.85(4H,m),8.05−8.10
(1H,m),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.25−8.30(2H,m),8.50−
8.65(2H,m),8.91(1H,s). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・0.1HCl
・0.5HOとして 計算値:C,60.40;H,4.74;N,7.2
9;Cl,6.76;S,5.56. 分析値:C,60.67;H,4.61;N,7.3
0;Cl,6.89;S,5.51.
【1196】実施例35 2−カルバモイル−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−3−イ
ル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例3と同様に、4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−2−エトキシ カルボニル−1
−[4−(ピリジン−3−イル)ベンゾイル]ピペラジ
ン(426mg)を原料として、エステルを加水分解し
て粗生成物を得たのち、これをN,N−ジメチルホルム
アミド(35ml)に懸濁させた。氷冷下、ジ−ter
t−ブチルジカーボネイト(646mg)、ピリジン
(370μl)および炭酸水素アンモニウム(196m
g)を加えて室温にて19時間撹拌した。溶媒を減圧留
去して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(4%メタノール−ジクロロメタン)で精製し、溶
出物をテトラヒドロフランに溶解して、塩酸エタノール
で固化させて、ろ取した。これを水とメタノールの混合
溶液に溶解して不溶物を濾去し、濾液を減圧留去して標
題化合物(302mg,65%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−4.50
(6H,m),5.08(1H,br),7.40−
7.60(2H,m),7.65−7.85(3H,
m),7.92(2H,d,J=7.8Hz),8.0
0−8.10(1H,m),8.20(2H,d,J=
8.8Hz),8.25−8.35(2H,m),8.
49(1H,s),8.80(1H,d,J=7.8H
z),8.88(1H,d,J=5.4Hz),9.2
5(1H,s). MS(FAB)m/z535[(M+H),C
35],537[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2723ClNS・1.1HCl
・1.7HOとして 計算値:C,53.54;H,4.58;N,9.2
5;Cl,12.29;S,5.29. 分析値:C,53.36;H,4.71;N,9.0
7;Cl,12.17;S,5.50.
【1197】実施例36 2−カルバモイル−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン− 4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例35と同様に、4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]−2−エトキシカルボニル−1
−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジ
ンを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.70
(2H,m),3.20−3.80(2H,m),4.
10−4.50(2H,m),5.07(1H,br
s),7.40−7.55(2H,m),7.60−
7.65(1H,m),7.67(1H,s),7.7
2(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.78
(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.04
(2H,d,J=8.8Hz),8.20(1H,d,
J=8.8Hz),8.25−8.35(4H,m),
8.49(1H,s),8.95(2H,d,J=5.
4Hz). MS(FAB)m/z535[(M+H),C
35],537[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2723ClNS・HCl・1.
8HOとして 計算値:C,53.70;H,4.61;N,9.2
8;Cl,11.74;S,5.31. 分析値:C,53.87;H,4.40;N,8.8
9;Cl,11.81;S,5.23.
【1198】実施例37 4−[4−[[2−カルバモイル−4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、2−カルバモイル−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−4.50
(6H,m),5.04(1H,br),7.30−
7.90(10H,m),8.10−8.30(5H,
m),8.48(1H,s). MS(FAB)m/z551[(M+H),C
35],553[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2723ClNS・0.8H
として 計算値:C,57.35;H,4.39;N,9.9
1;Cl,6.27;S,5.67. 分析値:C,57.64;H,4.50;N,9.4
8;Cl,6.37;S,5.71.
【1199】実施例38 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−エトキシカルボニルピペラジン
−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジンN−オキ
シド 実施例37と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.30−1.40(3
H,m),2.30−4.70(8H,m),5.47
(1H,br s),7.40−7.80(8H,
m),7.92(1H,s),7.94(2H,s),
8.26(2H,d,J=6.8Hz),8.48(1
H,s). MS(FAB)m/z580[(M+H),C
35],582[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・1.3H
として 計算値:C,57.72;H,4.78;N,6.9
6;Cl,5.87;S,5.31. 分析値:C,57.99;H,4.75;N,6.5
6;Cl,5.98;S,5.43.
【1200】実施例39 4−[4−[[2−カルボキシ−4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例3と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.30−4.50(6
H,m),5.22(1H,br s),7.35−
7.50(2H,m),7.70−7.90(6H,
m),8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.30(4H,m),8.53(1H,s),1
3.42(1H,br). 元素分析:C2722ClNS・0.2HCl
・1.7HOとして 計算値:C,54.97;H,4.37;N,7.1
2;Cl,7.21;S,5.44. 分析値:C,55.07;H,4.40;N,6.8
2;Cl,7.16;S,5.47.
【1201】実施例40 2−カルバモイル−4−[(E)−4−クロロスチリル
スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベン
ゾイル]ピペラジン 塩酸塩 と2−カルバモイル−4
−[[2−(4−クロロフェニル)−2−エトキシエチ
ル]スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン塩酸塩 実施例35と同様の反応により、標題化合物を得た。 2−カルバモイル−4−[(E)−4−クロロスチリル
スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベン
ゾイル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(CDOD)δ2.80−4.80(6
H,m),5.32(1H,br),7.04(1H,
d,J=15.6Hz),7.40−7.50(3H,
m),7.60−7.80(4H,m),7.95−
8.05(2H,m),8.20(2H,br),8.
81(2H,br). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・0.9HCl
・1.8HOとして 計算値:C,52.11;H,4.81;N,9.7
2;Cl,11.69. 分析値:C,52.28;H,4.83;N,9.4
4;Cl,11.51.
【1202】2−カルバモイル−4−[[2−(4−ク
ロロフェニル)−2−エトキシエチル]スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン塩酸塩 H−NMR(CDOD)δ1.10−1.20(3
H,m),2.95−4.70(6H,m),5.34
(1H,br),7.38(4H,s),7.65−
7.85(2H,m),8.05−8.15(2H,
m),8.40−8.50(2H,m),8.91(2
H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z557[(M+H),C
35],559[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2729ClNS・HCl・2.
5HOとして 計算値:C,50.78;H,5.52;N,8.7
7;Cl,11.10;S,5.02. 分析値:C,50.61;H,5.38;N,8.6
8;Cl,11.27;S,5.07.
【1203】実施例41 1−[trans−4−(アミノメチル)シクロヘキシ
ルメチル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様
の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ0.80−1.00
(4H,m),1.48(1H,m),1.60−1.
90(5H,m),2.60(2H,m),2.90−
3.10(4H,m),3.14(2H,m),3.5
2(2H,m),3.77(2H,m),7.75(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.85(1
H,d,J=8.8Hz),7.99(3H,br),
8.21(1H,d,J=8.8Hz),8.30−
8.40(2H,m),8.56(1H,s),10.
46(1H,br). MS(FAB)m/z436[(M+H),C
35],438[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2230ClNS・2HCl・3
/4HOとして 計算値:C,50.58;H,6.46;N,8.0
4;Cl,20.36;S,6.14. 分析値:C,50.74;H,6.48;N,7.7
6;Cl,20.09;S,6.19.
【1204】実施例42 1−[trans−4−(アミノメチル)シクロヘキシ
ルカルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[trans−4−(N−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキシ
ルカルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジンを原料として、標題化合
物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ0.90−1.00
(2H,m),1.20−1.40(2H,m),1.
48(1H,m),1.50−1.70(2H,m),
1.70−1.90(2H,m),2.44(1H,
m),2.59(2H,m),2.96(4H,m),
3.55(4H,m),7.72(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.81(1H,d,J=8.
3Hz),7.90(3H,br),8.16(1H,
d,J=8.8Hz),8.20−8.30(2H,
m),8.49(1H,s). MS(FAB)m/z450[(M+H),C
35],452[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2228ClNS・0.9HCl
・1.5HOとして 計算値:C,51.83;H,6.31;N,8.2
4;Cl,13.21;S,6.29. 分析値:C,51.63;H,6.22;N,7.9
7;Cl,13.32;S,6.17.
【1205】実施例43 1−[N−[trans−4−(アミノメチル)シクロ
ヘキシルカルボニル]グリシル]]−4−[(6−クロ
ロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩
酸塩 実施例7と同様の反応により、1−[N−[trans
−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)シクロヘキシルカルボニル]グリシル]]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ0.80−1.00
(2H,m),1.20−1.40(2H,m),1.
50(1H,m),1.60−1.80(4H,m),
2.10(1H,m),2.62(2H,m),2.9
0−3.10(4H,m),3.40−3.60(4
H,m),3.83(2H,d,J=5.4Hz),
7.70−7.90(3H,m),7.93(3H,b
r),8.17(1H,d,J=8.3Hz),8.2
0−8.30(2H,m),8.49(1H,s). MS(FAB)m/z507[(M+H),C
35],509[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2431ClNS・HClとして 計算値:C,53.04;H,5.93;N,10.3
1Cl,13.05;S,5.90. 分析値:C,52.90;H,5.98;N,10.2
9Cl,12.98;S,5.91.
【1206】実施例44 1−[trans−4−(アミノメチル)シクロヘキシ
ルカルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ホモピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[trans−4−(N−te
rt−ブトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキシ
ルカルボニル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−
イル)スルホニル]ホモピペラジンを原料として、標題
化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ0.90−1.10
(2H,m),1.30−1.50(2H,m),1.
50−1.90(7H,m),2.40−2.80(3
H,m),3.20−3.70(8H,m),7.60
−7.70(1H,m),7.80−8.00(4H,
m),8.10−8.20(1H,m),8.20−
8.30(2H,m),8.52 and 8.53
(1H,each s). MS(FAB)m/z464[(M+H),C
35],466[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2330ClNS・HClとして 計算値:C,55.20;H,6.24;N,8.40
Cl,14.17;S,6.41. 分析値:C,55.42;H,6.18;N,8.26
Cl,14.11;S,6.53.
【1207】実施例45 1−[4−(アミノメチル)ベンゾイル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−(N−tert−ブトキ
シカルボニルアミノメチル)ベンゾイル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.20
(4H,br),3.30−3.80(4H,br),
4.03(2H,s),7.37(2H,d,J=7.
3Hz),7.50(2H,d,J=7.3Hz),
7.72(1H,d,J=8.8Hz),7.82(1
H,d,J=8.8Hz),8.18(1H,d,J=
8.8Hz),8.20−8.40(2H,m),8.
43(3H,br),8.49(1H,s). MS(FAB)m/z444[(M+H),C
35],446[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2222ClNS・HCl・H
Oとして 計算値:C,53.02;H,5.06;N,8.4
3;Cl,14.23;S,6.43. 分析値:C,53.06;H,5.30;N,8.3
2;Cl,14.20;S,6.44.
【1208】実施例46 1−[3−(アミノメチル)ベンゾイル]−4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン 塩酸塩 3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)安息香酸メチルを原料として、実施例3と同様にエ
ステルを加水分解した後、実施例4、実施例7と同様の
反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r),3.20−3.80(4H,br),4.00
(2H,s),7.30−7.60(4H,m),7.
73(1H,d,J=8.8Hz),7.83(1H,
d,J=8.8Hz),8.10−8.60(7H,
m). MS(FAB)m/z444[(M+H),C
35],446[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2222ClNS・HCl・1/
4HOとして 計算値:C,54.49;H,4.88;N,8.6
7;Cl,14.62;S,6.61. 分析値:C,54.64;H,4.95;N,8.5
2;Cl,14.59;S,6.70.
【1209】実施例47 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−[N−(1−ピロリン−2−イル)ア
ミノメチル]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 2−メトキシ−1−ピロリン(35mg)をジメチルホ
ルムアミド(2ml)に溶解し、1−[3−(アミノメ
チル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩(0.10
g)、トリエチルアミン(44μl)を加えて室温にて
3日間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、メタノールで希
釈後、1規定塩酸を加えてから溶媒を減圧留去した。得
られた残さをゲル濾過クロマトグラフィー(Sepha
dex(登録商標)LH−20,φ15x300mm,
メタノール)で精製後、メタノールとエーテルの混合溶
媒より固化させて無色固体(0.11g,91%)を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.04(2H,
m),2.81(2H,t,J=7.8Hz),3.1
8(4H,br),3.20−3.80(5H,m),
4.10(1H,br),4.51(2H,d,J=
5.9Hz),7.30−7.50(4H,m),7.
72(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),8.18(1H,
d,J=8.8Hz),8.20−8.30(2H,
m),8.50(1H,s),10.01(1H,t,
J=5.9Hz),10.06(1H,s). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2627ClNS・HCl・CH
OH・4/5HOとして 計算値:C,54.60;H,5.70;N,9.4
3;Cl,11.94;S,5.40. 分析値:C,54.84;H,5.47;N,9.1
3;Cl,11.86;S,5.48.
【1210】実施例48 1−[4−(2−アミノエチル)ベンゾイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−[2−(tert−ブト
キシカルボニルアミノ)エチル]ベンゾイル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−3.20
(8H,m),3.40−3.90(4H,br),
7.28(4H,s),7.72(1H,dd,J=
8.8,2.4Hz),7.81(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.02(3H,br),8.
17(1H,d,J=8.3Hz),8.20−8.3
0(2H,m),8.49(1H,s). MS(FAB)m/z458[(M+H),C
35],460[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2324ClNS・HCl・1/
2CHOH・1/2HOとして 計算値:C,54.34;H,5.43;N,8.0
9;Cl,13.65;S,6.17. 分析値:C,54.43;H,5.26;N,7.9
2;Cl,13.58;S,6.24.
【1211】実施例49 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[[(3S)−ピロリジン−3−イ
ル]オキシ]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−[[(3S)−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル]オキ
シ]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジンを原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.05−2.25
(2H,m),3.00−3.10(4H,m),3.
20−3.70(8H,m),5.16(1H,br
s),6.95(2H,d,J=8.8Hz),7.3
1(2H,d,J=8.3Hz),7.70−7.75
(1H,m),7.82(1H,dd,J=8.5,
1.7Hz),8.18(2H,d,J=8.8H
z),8.20−8.30(2H,m),8.50(1
H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37].
【1212】実施例50 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−[[(3S)−ピロリジン−3−イ
ル]オキシ]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[3−[[(3S)−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル]オキ
シ]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジンを原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.00−2.20
(2H,m),2.95−3.15(4H,m),3.
20−3.80(8H,m),5.11(1H,br
s),6.90−6.95(3H,m),7.00−
7.05(1H,m),7.30−7.35(1H,
m),7.72(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.81(1H,dd,J=8.5,1.7H
z),8.18(2H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.30(2H,m),8.50(1H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2526ClNS・HCl・H
Oとして 計算値:C,54.15;H,5.27;N,7.5
8;Cl,12.79;S,5.78. 分析値:C,53.84;H,5.19;N,7.3
3;Cl,12.72;S,5.86.
【1213】実施例51 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[[(3R)−ピロリジン−3−イ
ル]オキシ]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−[[(3R)−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル]オキ
シ]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジンを原料として、標題化
合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.05−2.25
(2H,m),3.00−3.10(4H,m),3.
20−3.70(8H,m),5.16(1H,br
s),6.96(2H,d,J=8.8Hz),7.3
1(2H,d,J=8.8Hz),7.74(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.82(1H,d
d,J=8.8,1.5Hz),8.18(1H,d,
J=8.8Hz),8.25−8.30(2H,m),
8.50(1H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2526ClNS・1.2HCl
・0.8HOとして 計算値:C,53.80;H,5.20;N,7.5
3;Cl,13.97;S,5.74. 分析値:C,53.84;H,5.05;N,7.5
1;Cl,13.79;S,5.74.
【1214】実施例52 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−[[(3R)−ピロリジン−3−イ
ル]オキシ]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[3−[[(3R)−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル]オキ
シ]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジンを原料として標題化合
物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.00−2.20
(2H,m),2.95−3.15(4H,m),3.
20−3.80(8H,m),5.11(1H,br
s),6.90−6.95(2H,m),7.00−
7.05(1H,m),7.30−7.35(1H,
m),7.74(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.82(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),8.18(2H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.30(2H,m),8.50(1H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2526ClNS・HCl・H
Oとして 計算値:C,54.15;H,5.27;N,7.5
8;Cl,12.79;S,5.78. 分析値:C,53.91;H,5.14;N,7.3
7;Cl,12.62;S,5.67.
【1215】実施例53 1−[4−(2−アミノピリミジン−5−イル)ベンゾ
イル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−(2−アミノ−5−
ピリミジル)安息香酸、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料と
して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.06(4H,b
r),3.56,3.65(each2H,br),
4.70−5.45(3H,br),7.40(2H,
d,J=8.8Hz),7.67(2H,d,J=8.
8Hz),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.82(1H,d,J=8.8Hz),8.
18(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1H,
s),8.28(1H,d,J=8.8Hz),8.5
0(1H,s),8.72(1H,s). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2522ClNS・1.1HCl
・0.7HOとして 計算値:C,53.55;H,4.40;Cl,13.
28;N,12.49;S,5.72. 分析値:C,53.59;H,4.58;Cl,13.
02;N,12.58;S,5.89.
【1216】実施例54 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ピペリジン−4−イル)アセチル]ピペ
ラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[(1−tert−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イル)アセチル]−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.25(2H,
m),1.71(2H,m),1.87(1H,m),
2.20(2H,d,J=6.8Hz),2.78(2
H,br),2.96(4H,br s),3.14
(2H,m),3.52(4H,br s),4.02
(2H,br),7.73(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.81(1H,d,J=8.8H
z),8.17(1H,d,J=8.8Hz),8.2
8(1H,d,J=8.8Hz),8.26(1H,
s),8.50(1H,s),8.54(1H,b
r),8.75(1H,br). MS(FAB)m/z436[(M+H),C
35],438[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2126ClNS・1.1HCl
・1.1HOとして 計算値:C,50.86;H,5.96;Cl,15.
01;N,8.47;S;6.47. 分析値:C,51.07;H,5.74;Cl,14.
75;N,8.36;S,6.50.
【1217】実施例55 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−(ピペリジン−4−イル)プロピオニ
ル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[3−(1−tert−ブトキ
シカルボニルピペリジン−4−イル)プロピオニル]−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDOD)δ1.29(2H,m),
1.50(1H,m),1.51(2H,m),1.8
9(2H,m),2.36(2H,m),2.88(2
H,m),3.08(4H,m),3.64(4H,
m),4.04(2H,br),7.58(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.82(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),8.05(1H,d,
J=8.8Hz),8.06(1H,s),8.09
(1H,d,J=8.8Hz),8.42(1H,
s). MS(FAB)m/z450[(M+H),C
35],452[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2228ClNS・1.8HCl
・0.9HOとして 計算値:C,49.68;H,5.99;Cl,18.
66;N,7.90;S,6.03. 分析値:C,49.45;H,5.70;Cl,18.
63;N,7.72;S,6.04.
【1218】実施例56 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(E)−3−(ピリジン−3−イル)プロ
ペノイル]ピぺラジン 塩酸塩 実施例4と同様に、(E)−3−(3−ピリジル)アク
リル酸、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.03(4H,
m),3.69(2H,br),3.85(2H,b
r),7.51(2H,s),7.70(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.83(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.89(1H,dd,J=
7.8,5.4Hz),8.16(1H,d,J=8.
8Hz),8.22(1H,d,J=2.0Hz),
8.26(1H,d,J=8.8Hz),8.51(1
H,s),8.67(1H,d,J=7.8Hz),
8.77(1H,d,J=5.4Hz),9.13(1
H,s). MS(FAB)m/z442[(M+H),C
35],444[(M+H),Cl37]. 元素分析:C220ClNS・HCl・1/
4HOとして 計算値:C,54.72;H,4.49;N,8.7
0;Cl,14.68;S,6.64. 分析値:C,54.81;H,4.43;N,8.5
4;Cl,14.68;S,6.74.
【1219】実施例57 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(E)−3−(ピリジン−4−イル)プロ
ペノイル]ピぺラジン 塩酸塩 実施例4と同様に、(E)−3−(4−ピリジル)アク
リル酸、1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物
を得た。 H−NMR(DMSO−d)3.03(4H,
m),3.68(2H,br),3.82(2H,b
r),5.76(1H,s),7.48(1H,d,J
=15.1Hz),7.65(1H,d,J=15.1
Hz),7.72(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.83(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),8.11(2H,br s),8.16(1H,
d,J=8.8Hz),8.24(1H,s),8.2
7(1H,d,J=8.8Hz),8.52(1H,
s),8.82(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z442[(M+H),C
35],444[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2220ClNS・HCl・1/
5HOとして 計算値:C,54.82;H,4.48;Cl,14.
71;N,8.72;S,6.65. 分析値:C,54.77;H,4.41;Cl,14.
71;N,8.50;S,6.77.
【1220】実施例58 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ピリジン−4−イル)アセチル]ピぺラ
ジン 塩酸塩 実施例4と同様に、4−ピリジル酢酸 塩酸塩、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩を原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.99(2H,b
r),3.04(2H,br),3.57(2H,b
r),3.62(2H,br),4.00(2H,
s),7.71(2H,d,J=5.9Hz),7.7
4(1H,dd,J=8.8,3.0Hz),7.83
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.18
(1H,d,J=8.8Hz),8.27(1H,
s),8.29(1H,d,J=8.8Hz),8.5
3(1H,s),8.72(2H,d,J=5.9H
z). MS(FAB)m/z430[(M+H),C
35],432[(M+H),Cl37]. 元素分析:C210ClNS・HCl・0.
3HOとして 計算値:C,53.46;H,4.61;Cl,15.
03;N,8.91;S,6.80. 分析値:C,53.28;H,4.49;Cl,15.
18;N,8.91;S,6.75.
【1221】実施例59 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[(3RS)−ピロリジン−3−イ
ル]ベンゾイル]ピぺラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−[(3RS)−1−te
rt−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イル]ベン
ゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)
スルホニル]ピペラジンを原料として、標題化合物を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.85−1.95
(1H,m),2.30−2.40(1H,m),3.
00−3.90(13H,m),7.72(1H,d
d,J=8.6,2.2Hz),7.80(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.29(2H,d,
J=8.3Hz),7.35(2H,d,J=8.3H
z),8.18(1H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.30(2H,m),8.49(1H,s). MS(FAB)m/z484[(M+H),C
35],486[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2526ClNS・HCl・3/
2HOとして 計算値:C,54.84;H,5.52;N,7.6
7;Cl,12.95;S,5.86. 分析値:C,55.00;H,5.53;N,7.4
8;Cl,13.23;S,5.97.
【1222】実施例60 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[(1RS)−4−(ピリジン−4−イ
ル)−3−シクロヘキセン]カルボニル]ピペラジン塩
酸塩 実施例4と同様の反応により、(1RS)−4−(4−
ピリジル)−3−シクロヘキセンカルボン酸、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.50−1.60
(1H,m),1.80−1.90(1H,m),2.
25−2.58(5H,m),2.80−2.90(1
H,m),2.91−3.10(1H,m),3.46
−3.72(4H,m),6.94(1H,br
s),7.71(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.82(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.96(2H,d,J=6.8Hz),8.1
5(1H,J=8.8Hz),8.24(1H,J=
2.0Hz),8.27(1H,J=8.8Hz),
8.50(1H,s),8.76(2H,d,J=6.
8Hz). MS(FAB)m/z496[(M+H),C
35],498[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2626ClNS・HCl・1.
3HOとして 計算値:C,56.18;H,5.37;Cl,12.
75;N,7.56;S,5.77. 分析値:C,56.03;H,5.29;Cl,12.
67;N,7.41;S,5.77.
【1223】実施例61 1−[(E)−4−クロロスチリルスルホニル]−4−
[[(1RS)−4−(ピリジン−4−イル)−3−シ
クロヘキセン]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、(1RS)−4−(4−
ピリジル)−3−シクロヘキセンカルボン酸、1−
[(E)−4−クロロスチリルスルホニル)ピペラジン
塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.59−1.70
(1H,m),1.90−1.98(1H,m),2.
31−2.56(4H,m),2.90−3.00(1
H,m),3.13(4H,br s),3.50−
3.63(4H,m),6.98(1H,br s),
7.3(1H,d,J=15.6Hz),7.44(1
H,d,J=15.6Hz),7.51(2H,d,J
=8.3Hz),7.80(1H,J=8.3Hz),
7.97(1H,J=6.8Hz),8.77(1H,
J=6.8Hz). MS(FAB)m/z472[(M+H),C
35],474[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2426ClNS・0.9HCl
・2.3HOとして 計算値:C,52.77;H,5.81;Cl,12.
33;N,7.69;S,5.87. 分析値:C,52.61;H,5.80;Cl,12.
54;N,7.44;S,6.05.
【1224】実施例62 cis−,trans−1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]−4−[[4−(ピリジン−
4−イル)シクロヘキサン]カルボニル]ピペラジン
塩酸塩 実施例4と同様の反応により、cis−,trans−
4−(4−ピリジル)シクロヘキサンカルボン酸、1−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2628ClNS・1.3HCl
・2HOとして 計算値:C,53.71;H,5.77;Cl,14.
02;N,7.23;S,5.51. 分析値:C,53.70;H,5.70;Cl,14.
21;N,7.13;S,5.72.
【1225】実施例63 cis−,trans−1−[(E)−4−クロロスチ
リルスルホニル]−4−[[4−(ピリジン−4−イ
ル)シクロヘキサン]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、cis−,trans−
4−(4−ピリジル)シクロヘキサンカルボン酸、1−
[(E)−4−クロロスチリルスルホニル)ピペラジン
塩酸塩を原料として、標題化合物を得た。 MS(FAB)m/z474[(M+H),C
35],476[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2428ClNS・1.2HCl
・0.8HOとして 計算値:C,54.17;H,5.83;Cl,14.
66;N,7.80;S,6.03. 分析値:C,54.21;H,6.20;Cl,15.
03;N,7.51;S,6.18.
【1226】実施例64 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−(1−tert−ブトキ
シカルボニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
−4−イル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジンを原料とし
て、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.67(2H,b
r s),3.05(4H,br),3.30(2H,
br s),3.35−3.78(6H,m),6.2
4(1H,br s),7.32(2H,d,J=8.
3Hz),7.47(2H,d,J=8.3Hz),
7.71(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.81(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
8.17(1H,d,J=8.8Hz),8.22−
8.28(2H,m),8.49(1H,s),9.2
5(2H,br s). MS(FAB)m/z496[(M+H),C
35],498[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2626ClNS・HCl・2/
5HOとして 計算値:C,57.86;H,5.19;Cl,13.
14;N,7.79;S,5.94. 分析値:C,57.91;H,5.19;Cl,12.
91;N,7.75;S,5.78.
【1227】実施例65 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピペリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様に、1−[4−(1−tert−ブトキ
シカルボニルピペリジン−4−イル)ベンゾイル]−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
ピペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.78−1.94
(4H,m),2.80−3.21(7H,m),3.
30−3.84(6H,m),7.23(2H,d,J
=8.3Hz),7.28(2H,d,J=8.3H
z),7.71(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.80(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),8.17(1H,d,J=8.8Hz),8.2
2−8.27(2H,m),8.49(1H,s),
8.78−9.00(2H,m). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2628ClNS・HCl・3/
5HOとして 計算値:C,57.27;H,5.58;Cl,13.
00;N,7.71;S,5.88. 分析値:C,57.23;H,5.52;Cl,12.
90;N,7.60;S,5.83.
【1228】実施例66 (3RS)−3−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホンアミド]−1−[4−(ピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]ピロリジン 塩酸塩 (3RS)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホンアミ
ド]ピロリジンを塩酸飽和エタノールに溶解し、室温で
8時間撹拌後、溶媒を減圧下留去した。得られた残さと
4−(4−ピリジル)安息香酸を原料として、実施例4
と同様の反応により、標題化合物を得た。H−NMR
(DMSO−d)δ1.70−2.10(2H,
m),3.00−3.65(4H,m),3.75−
3.90(1H,m),7.50−8.40(13H,
m),8.95−9.05(2H,m). MS(FAB)m/z492[(M+H),C
35],494[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2622ClNS・HCl・1.
8HOとして 計算値:C,55.68;H,4.78;N,7.4
9;Cl,12.64;S,5.72. 分析値:C,55.62;H,4.94;N,7.6
7;Cl,12.76;S,5.79.
【1229】実施例67 (3RS)−1−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−3−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンツアミド]ピロリジン 塩酸塩 (3RS)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−
[4−(4−ピリジル)ベンツアミド]ピロリジンを塩
酸飽和エタノールに溶解し、室温で4時間撹拌後、溶媒
を減圧下留去して得られた残さと、6−クロロ−2−ナ
フチルスルホニルクロライドを原料として、実施例1と
同様の反応を行い、塩酸塩として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.90−2.10
(2H,m),3.00−3.60(4H,m),4.
15−4.25(1H,m),7.57(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.73(2H,d,J=
8.8Hz),7.85(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.90(2H,d,J=8.8H
z),7.95−8.05(2H,m),8.18(1
H,d,J=8.8Hz),8.30−8.40(3
H,m),8.50(1H,s),8.98(2H,
d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z492[(M+H),C
35],494[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2622ClNS・0.8HCl
・0.8HOとして 計算値:C,58.31;H,4.59;N,7.8
5;Cl,11.92;S,5.99. 分析値:C,58.27;H,4.68;N,7.8
0;Cl,11.94;S,6.04.
【1230】実施例68 1−[[(E)−2−(6−クロロピリジン−3−イ
ル)エチレン]スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 1−tert−ブトキシカルボニル−4−[[(E)−
2−(6−クロロピリジン−3−イル)エチレン]スル
ホニル]ピペラジン(390mg)のエタノール(2m
l)懸濁液に飽和塩酸−エタノール(6ml)を加えて
3時間攪拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をN,
N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解して4−
(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩(262mg)とN
−メチルモルホリン(1.00ml)を加えた。氷冷
下、1H−ベンゾトリアゾイル−1−イルオキシトリピ
ロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートを加
え、室温で4時間攪拌した後、酢酸エチルで希釈し、
水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水
で順次洗浄後、無水硫酸アトリウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去して得られた残渣をジクロロメタンと酢酸エチ
ルの混合溶媒から再結晶し、得られた結晶をエタノール
に懸濁させ、飽和塩酸−エタノール(6ml)を加えて
濃縮し 塩酸塩とした。得られた固体をメタノールより
再結晶し標題化合物(245mg,47%)を無色固体
として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.10−3.31
(4H,br),3.40−3.84(4H,br),
7.50(1H,d,J=15.9Hz),7.52
(1H,d,J=15.9Hz),7.46(3H,
d,J=8.3Hz),8.06(2H,d,J=8.
3Hz),8.28−8.33(3H,m),8.79
(1H,d,J=2.0Hz),8.94(2H,d,
J=6.4Hz). MS(FAB)m/z469[(M+H),C
35],471[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2321ClNS・HCl・0.
4HOとして 計算値:C,53.89;H,4.48;N,10.9
3;Cl,13.83;S,6.26. 分析値:C,53.95;H,4.47;N,11.0
2,Cl,13.91;S,6.39.
【1231】実施例69 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[2−メチル−4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 参考例7と同様の反応により、1−(4−ブロモ−2−
メチルベンゾイル)−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジンを原料として、標題
化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.20(3H,
s),2.80−4.00(8H,m),7.36(1
H,d,J=8.3Hz),7.73(1H,dd,J
=8.8,2.4Hz),7.75−7.85(2H,
m),7.88(1H,s),8.18(1H,d,J
=8.8Hz),8.20−8.30(4H,m),
8.50(1H,br s),8.90(2H,d,J
=6.8Hz). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H),Cl37].
【1232】実施例70 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−3−メチルフェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、1−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]−4−[2−メチル−
4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジンを
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.27(3H,s),
2.80−4.20(8H,m),7.16(1H,
d,J=8.3Hz),7.38(1H,J=8.3H
z),7.41(1H,br s),7.48(2H,
d,J=6.8Hz),7.61(1H,dd,J=
8.8,1.5Hz),7.75(1H,d,J=8.
8Hz),7.91−7.97(3H,m),8.28
(2H,d,J=6.8Hz),8.31(1H,br
s). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・HOとして 計算値:C,60.05;H,4.85;Cl,6.5
6;N,7.78;S,5.94. 分析値:C,59.98;H,4.89;Cl,6.5
1;N,7.48;S,5.92.
【1233】実施例71 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[3−メチル−4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により3−メチル−4−(4−ピ
リジル)安息香酸 塩酸塩を原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.27(3H,
s),3.08(4H,br),3.47(2H,b
r),3.72(2H,br),7.26−7.37
(3H,m),7.73(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.83(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.86(2H,d,J=6.8H
z),8.18(1H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.29(2H,m),8.50(1H,br
s),8.87(2H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.9HCl
・1.7HOとして 計算値:C,56.95;H,5.01;Cl,11.
83;N,7.38;S,5.63. 分析値:C,57.08;H,5.04;Cl,11.
75;N,7.37;S,5.49.
【1234】実施例72 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−2−メチルフェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、1−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]−4−[3−メチル−
4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジンを
原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.28(3H,s),
3.13(4H,br),3.63(2H,br),
3.86(2H,br),7.15−7.28(5H,
m),7.60(1H,d,J=8.8Hz),7.7
6(1H,d,J=8.8Hz),7.90−7.96
(3H,m),8.26(2H,d,J=6.8H
z),8.31(1H,s). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・HOとして 計算値:C,60.05;H,4.85;Cl,6.5
6;N,7.78;S,5.94. 分析値:C,59.71;H,4.68;Cl,6.8
7;N,7.63;S,5.91.
【1235】実施例73 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、4−(2−メチル−4−
ピリジル)安息香酸塩酸塩を原料として、標題化合物を
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.76(3H,
s),3.00−3.90(8H,m)7.56(2
H,d,J=8.3Hz),7.74(1H,dd,J
=8.8,2.4Hz),7.83(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.00(2H,d,J=8.
3Hz),8.14(1H,d,J=6.4Hz),
8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.22−
8.29(3H,m),8.51(1H,br s),
8.80(1H,d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・HCl・2H
Oとして 計算値:C,56.06;H,5.05;Cl,12.
26;N,7.26;S,5.54. 分析値:C,55.84;H,5.03;Cl,12.
26;N,6.87;S,5.54.
【1236】実施例74 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、1−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]−4−[4−(2−メ
チルピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジンを原
料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.58(3H,s),
3.13(4H,br),3.65(2H,br),
3.84(2H,br),7.34(1H,dd,J=
6.8,2.4Hz),7.41(2H,d,J=8.
3Hz),7.45(1H,d,J=2.4Hz),
7.56−7.62(3H,m),7.76(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.91−7.96
(3H,m),8.28−8.32(2H,m). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・HO・0.
05CH2Cl2として 計算値:C,59.69;H,4.83;Cl,7.1
6;N,7.72;S,5.89. 分析値:C,59.47;H,4.87;Cl,6.9
8;N,7.48;S,6.10.
【1237】実施例75 4−[4−[[4−(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル−2−[[2−(モルホリン−4−イ
ル)エチルアミノ]カルボニル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例4と同様の反応により、4−[4−[[2−カル
ボキシ−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシドおよび4−(2−アミノエ
チル)モルホリンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.22(4H,s),
2.35−2.80(6H,br),3.20−3.9
0(3H,br),3.74(4H,s),4.20−
4.60(1H,br),5.25−5.50(1H,
br),6.80−7.20(1H,br),7.45
−7.70(7H,m),7.76(1H,d,J=
8.8Hz),7.85−7.95(3H,m),8.
26(2H,d,J=6.9Hz),8.32(1H,
s). MS(FAB)m/z664[(M+H),C
35],666[(M+H),Cl37].
【1238】実施例76 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[2−(ジメチルアミノ)エ
チルアミノ]カルボニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例4と同様の反応により、4−[4−[[2−カル
ボキシ−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシドおよび2−(ジメチルアミ
ノ)エチルアミンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.29(6H,s),
2.35−2.75(6H,br),3.35−3.9
0(3H,br),4.40−4.60(1H,b
r),5.25−5.50(1H,br),7.00−
7.20(1H,br),7.45−7.65(7H,
m),7.77(1H.,dd,J=8.8,1.4H
z),7.85−7.95(3H,m),8.26(2
H,d,J=7.3Hz),8.34(1H,s). MS(FAB)m/z622[(M+H),C
35],624[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3132S・0.05CH
・2HOとして 計算値:C,56.30;H,5.49;N,10.5
7;Cl,5.89;S,4.84. 分析値:C,56.27;H,5.37;N,10.3
9;Cl,6.01,S,4.91.
【1239】実施例77 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−メトキシカルボニルメチル−1−[4−(ピ
リジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例68と同様の反応により、1−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]−3−メトキシカル
ボニルメチルピペラジン(723mg)および4−(2
−ピリジル)安息香酸 塩酸塩を原料として、標題化合
物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−4.50
(11H,m),5.06(1H,br s),7.3
0−7.50(3H,m),7.72(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.80−7.85(1H,
m),7.85−7.95(1H,m),7.98(1
H,d,J=7.8Hz),8.10(2H,d,J=
8.3Hz),8.18(1H,d,J=8.8H
z),8.25−8.30(2H,m),8.51(1
H,s),8.65−8.70(1H,m). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・1.1H
として 計算値:C,59.66;H,4.87;N,7.2
0;Cl,6.07;S,5.49. 分析値:C,59.53;H,4.61;N,7.0
5;Cl,6.33;S,5.70.
【1240】実施例78 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−カルボキシメチル−1−[4−(ピリジン−
2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例3と同様の反応により、4−[(6−クロロナフ
タレン−2−イル)スルホニル]−2−メトキシカルボ
ニルメチル−1−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾ
イル]ピペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−4.50
(8H,m),5.05(1H,br s),7.35
−7.40(1H,m),7.43(2H,d,J=
8.8Hz),7.72(1H,d,J=8.3H
z),7.81(1H,d,J=8.8Hz),7.8
5−7.90(1H,m),7.97(1H,d,J=
7.8Hz),8.08(2H,d,J=8.8H
z),8.17(1H,d,J=8.8Hz),8.2
5−8.30(2H,m),8.49(1H,s),
8.65−8.70(1H,m). MS(FAB)m/z550[(M+H),C
35],552[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2824ClNS・0.4HCl
・0.9HOとして 計算値:C,57.90;H,4.55;N,7.2
3;Cl,8.55;S,5.52. 分析値:C,57.76;H,4.26;N,7.0
2;Cl,8.44;S,5.27.
【1241】実施例79 2−カルバモイルメチル−4−[(6−クロロナフタレ
ン−2−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−
2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例35と同様の反応により、4−[(6−クロロナ
フタレン−2−イル)スルホニル]−2−カルボキシメ
チル−1−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.20−4.50
(8H,m),5.10(1H,br s),6.96
(2H,br s),7.45−7.55(3H,
m),7.70−7.85(3H,m),8.05−
8.35(6H,m),8.50(1H,s),8.8
1(1H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z549[(M+H),C
35],551[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2825ClNS・1.3HCl
・1.5HOとして 計算値:C,53.94;H,4.74;N,8.9
9;Cl,13.08;S,5.14. 分析値:C,53.85;H,4.87;N,8.8
0;Cl,13.19;S,5.27.
【1242】実施例80 1−[(Z)−4−クロロ−β−(2−ヒドロキシエタ
ン−1−イル)−β−スチリルスルホニル]−4−[4
−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩
酸塩 氷冷下4−tert−ブトキシカルボニル−1−
[(Z)−4−クロロ−β−[2−(メトキシメチルオ
キシ)エチル]−β−スチリルスルホニル]ピペラジン
(355mg)をエタノール(3ml)に溶解し、飽和
塩酸エタノール(6ml)を加え、室温にて1時間攪拌
した。反応液を減圧濃縮後、得られた残渣を用いて、実
施例4と同様の反応により、標題化合物(285mg,
65%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.58(2H,
t,J=6.6Hz),3.06(4H,br s),
3.15−3.60(4H,br),3.68(2H,
t,J=6.6Hz),7.24(1H,s),7.3
8(2H,d,J=8.6Hz),7.40(2H,
d,J=8.6Hz),7.47−7.57(3H,
m),8.02−8.10(2H,m),8.14(2
H,d,J=8.3Hz),8.74(1H,d,J=
4.4Hz). MS(FAB)m/z512(M+H)
【1243】実施例81 1−[(E)−4−クロロ−β−(2−ヒドロキシエタ
ン−1−イル)−β−スチリルスルホニル]−4−[4
−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]ピペラジン 塩
酸塩 実施例80と同様に、4−tert−ブトキシカルボニ
ル−1−[(E)−4−クロロ−β−[2−(メトキシ
メチルオキシ)エチル]−β−スチリルスルホニル]ピ
ペラジン(355mg)を原料として、標題化合物(2
40mg,74%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.74(2H,
t,J=7.3Hz),3.27(4H,br s),
3.37−3.85(6H,m),7.45(1H,
s),7.50−7.60(5H,m),7.68(2
H,d,J=8.3Hz),8.06−8.17(4
H,m),8.75(1H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z512(M+H). 元素分析:C2626ClNS・1.1HCl
・0.8HOとして 計算値:C,55.12;H,5.11;N,7.4
2;Cl,13.14;S,5.66. 分析値:C,55.22;H,5.21;N,7.2
0;Cl,12.97;S,5.66.
【1244】実施例7および実施例1と同様に実施例8
2〜実施例86に示す化合物を合成した。
【1245】実施例82 1−[(6−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ2.80−4.30(8
H,br),7.34(1H,dd,J=8.5,1.
7Hz),7.43−7.62(9H,m),7.69
(2H,d,J=7.8Hz),8.04(2H,d,
J=7.8Hz),8.33(1H,s),8.70
(2H,br s). 元素分析:C3025ClNとして 計算値:C,58.01;H,4.06;Cl,5.7
1;N,9.02;S,10.32. 分析値:C,58.34;H,4.23;Cl,5.7
8;N,8.85;S,9.96.
【1246】実施例83 1−[(5−クロロ−3−メチルベンゾ[b]チエン−
2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ2.67(3H,
s),3.15−3.31(4H,br),3.37−
3.84(4H,br),7.58(1H,m),7.
65(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.9
2−8.03(2H,br),8.13(1H,d,J
=2.0Hz),8.15−8.24(4H,m),
8.79−8.92(2H,br). MS(FAB)m/z512[(M+H),C
35],514[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2522ClN・HCl・
0.3HOとして 計算値:C,54.21;H,4.29;Cl,12.
80;N,7.59;S,11.58. 分析値:C,54.25;H,4.25;Cl,12.
98;N,7.52;S,11.52.
【1247】実施例84 1−[(1−フェニルスルホニル5−トリメチルシリル
エチニルインドール−2−イル)スルホニル]−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ0.25(9H,s),
3.35−4.00(8H,m),7.43(2H,
t,J=8.1Hz),7.47−7.64(7H,
m),7.64−7.74(3H,m),8.00(2
H,d,J=8.1Hz),8.23(1H,d,J=
8.8Hz),8.71(2H,br s).
【1248】実施例85 1−[(5−クロロベンゾ[b]フラン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.20−3.55
(6H,br),3.60−3.90(2H,br),
7.61(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.61(2H,d,J=8.8Hz),7.68(1
H,s),7.84(1H,d,J=8.8Hz),
7.94(1H,d,J=2.0Hz),8.05(2
H,d,J=8.8Hz),8.34(2H,d,J=
5.9Hz),8.95(2H,d,J=5.9H
z). MS(FAB)m/z482[(M+H),C
35],484[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・HCl・0.
6HOとして 計算値:C,54.47;H,4.23;Cl,13.
40;N,7.94;S,6.06. 分析値:C,54.48;H,4.14;Cl,13.
41;N,7.83;S,6.17.
【1249】実施例86 1−[(6−クロロベンゾ[b]フラン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.20−3.45
(4H,br),3.35−3.55(2H,br),
3.65−3.85(2H,br),7.48(1H,
d,J=8.8Hz),7.59(2H,d,J=7.
8Hz),7.73(1H,s),7.80−8.10
(1H,m),7.86(1H,d,J=8.8H
z),7.98(1H,s),8.04(2H,d,J
=7.8Hz),8.20−8.32(1/2H,
m),8.60−9.49(1H,br),8.90−
8.93(1/2H,m). MS(FAB)m/z482[(M+H),C
35],484[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・HCl・0.
3HOとして 計算値:C,55.03;H,4.16;Cl,13.
54;N,8.02;S,6.12. 分析値:C,55.06;H,4.12;Cl,13.
62;N,7.89;S,6.11.
【1250】実施例7および実施例4と同様に実施例8
7〜実施例93に示す化合物を合成した。
【1251】実施例87 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ3.45−3.53(4
H,br),3.53−3.98(4H,br),7.
40−7.50(4H,m),7.52−7.60(6
H,m),7.70(2H,d,J=8.3Hz),
8.01(2H,d,J=8.3Hz),8.24(1
H,d,J=9.3Hz),8.73(2H,br). MS(FAB)m/z621[(M+H),C
35],623[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3025ClN・0.1CH
Clとして 計算値:C,57.42;H,4.03;Cl,6.7
6;N,8.90;S,10.19. 分析値:C,57.10;H,4.35;Cl,6.5
8;N,8.80;S,10.04.
【1252】実施例88 1−[(1−フェニルスルホニル2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン H−NMR(CDCl)δ3.43−3.53(4
H,br),3.53−3.94(4H,br),7.
43(1H,t,J=7.6Hz),7.40−7.4
6(2H,m),7.48−7.65(10H,m),
7.69(2H,d,J=8.3Hz),8.04(3
H,m),8.30(1H,d,J=8.3Hz),
8.69(2H,m). MS(FAB)m/z587(M+H). 元素分析:C3026・0.5HOと
して 計算値:C,60.49;H,4.57;N,9.4
1;S,10.77. 分析値:C,60.32;H,4.73;N,9.4
1;S,10.43.
【1253】実施例89 1−[(1−フェニルスルホニル5−クロロインドール
−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4
−イル)ベンゾイル]ホモピペラジン H−NMR(CDCl)δ1.85−1.92(1
H,m),2.13−2.20(1H,m),3.47
−3.76(1H,m),3.54−3.73(5H,
m),3.87−3.98(2H,m),7.38−
7.60(11H,m),7.69(2H,d,J=
6.8Hz),8.02−8.08(2H,m),8.
18−8.23(1H,m),8.69(2H,d,J
=5.9Hz). MS(FAB)m/z635[(M+H),C
35],637[(M+H),Cl37].
【1254】実施例90 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ2.92−3.26
(4H,br),3.35−3.78(4H,br),
7.03(1H,d,J=2.0Hz),7.34(1
H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.47−7.
56(4H,m),7.80(1H,d,J=2.0H
z),8.02−8.16(4H,m),8.73(1
H,d,J=4.9Hz),12.40(1H,s). MS(FAB)m/z481[(M+H),C
35],483[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2421ClNS・0.9HCl
・1.6HOとして 計算値:C,53.13;H,4.66;Cl,12.
41;N,10.33;S,5.91. 分析値:C,53.29;H,4.89;Cl,12.
40;N,10.15;S,5.92.
【1255】実施例91 1−[(5−クロロ−1−メチルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(CDCl)δ3.09−3.45(4
H,br),3.49−4.03(4H,br),3.
70(3H,s),7.08(1H,m),7.33
(1H,d,J=8.8Hz),7.37(2H,d,
J=7.8Hz),7.44−7.53(3H,m),
7.64−7.69(3H,m),8.69(2H,b
r). MS(FAB)m/z495[(M+H),C
35],497[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・0.1HCl
・0.2HOとして 計算値:C,56.12;H,4.60;Cl,13.
25;N,10.47;S,5.99. 分析値:C,56.13;H,4.54;Cl,13.
25;N,10.40;S,5.99.
【1256】実施例92 1−[(5−クロロ−1−エチルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)
ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ1.30(3H,
t,J=6.8Hz),3.15−3.37(4H,b
r),3.38−3.57(2H,br),3.65−
3.87(2H,br),4.47(2H,q,J=
6.8Hz),7.17(1H,s),7.41(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.63(2
H,d,J=8.3Hz),7.73(1H,d,J=
8.8Hz),7.81(1H,d,J=2.0H
z),8.05(2H,d,J=8.3Hz),8.3
1(2H,d,J=6.4Hz),8.94(2H,
d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z509[(M+H),C
35],511[(M+H),Cl37)]. 元素分析:C2625ClNS・1.1HCl
・1.2HOとして 計算値:C,54.71;H,5.03;Cl,13.
04;N,9.82;S,5.62. 分析値:C,54.51;H,5.11;Cl,13.
06;N,9.68;S,5.71.
【1257】実施例93 1−[(5−クロロ−1−エトキシカルボニルメチルイ
ンドール−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリ
ジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ1.19(3H,
t,J=6.8Hz),3.00−3.29(4H,b
r),3.30−3.85(4H,br),4.14
(2H,q,J=6.8Hz),5.30(2H,
s),7.17−7.27(1H,m),7.42(1
H,d,J=8.8Hz),7.59(2H,d,J=
7.8Hz),7.73(1H,d,J=8.8H
z),7.84(1H,s),8.01(2H,d,J
=7.8Hz),8.21(2H,d,J=6.3H
z),8.88(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z567[(M+H),C
35],569[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2827ClNS・0.9HCl
・0.5HOとして 計算値:C,55.23;H,4.78;Cl,11.
06;N,9.20;S,5.27. 分析値:C,54.91;H,5.06;Cl,10.
78;N,9.22;S,5.45.
【1258】実施例4と同様に実施例94〜実施例98
に示す化合物を合成した。
【1259】実施例94 1−[(5−クロロベンゾチアゾール−2−イル)スル
ホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.28−3.90
(8H,m),7.61(2H,d,J=8.3H
z),7.77(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),8.04(2H,d,J=8.8Hz),8.2
8(2H,d,J=6.4Hz),8.38(1H,
d,J=8.8Hz),8.43(1H,d,J=2.
0Hz),8.93(2H,d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2319ClN・HCl・
0.6HOとして 計算値:C,50.57;H,3.91;Cl,12.
98;N,10.26;S,11.74. 分析値:C,50.72;H,3.90;Cl,13.
22;N,9.99;S,11.35.
【1260】実施例95 1−[(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)スル
ホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.28−3.90
(8H,m),7.55(2H,d,J=8.3H
z),7.77(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.85−7.93(4H,m),8.29(1
H,d,J=8.8Hz),8.50(1H,d,J=
2.0Hz),8.73(2H,d,J=6.4H
z). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2319ClN・0.25H
Cl・0.5HOとして 計算値:C,53.42;H,3.95;Cl,8.5
7;N,10.83;S,12.40. 分析値:C,53.22;H,3.91;Cl,8.4
1;N,10.70;S,12.59.
【1261】実施例96 1−[(5−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.02−4.00
(8H,m),7.51(2H,d,J=8.8H
z),7.62(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.71(2H,d,J=5.4Hz),7.8
2(2H,d,J=8.8Hz),8.04(1H,
s),8.17(1H,d,J=2.0Hz),8.1
9(1H,d,J=8.8Hz),8.65(2H,
d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・HClとし
て 計算値:C,53.93;H,3.96;Cl,13.
27;N,7.86;S,12.00. 分析値:C,53.79;H,4.07;Cl,13.
37;N,7.70;S,12.07.
【1262】実施例97 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.03−3.88
(8H,m),7.56−7.61(3H,m),8.
02(2H.d,J=8.8Hz),8.09(2H.
d,J=8.8Hz),8.29(2H.d,J=6.
3Hz),8.34(1H,d,J=2.0Hz),
8.94(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・HCl・H
Oとして 計算値:C,52.17;H,4.20;Cl,12.
83;N,7.61;S,11.61. 分析値:C,52.18;H,4.14;Cl,12.
84;N,7.56;S,11.70.
【1263】実施例98 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−2−イル)ベンゾ
イル]ピペラジン 塩酸塩 H−NMR(DMSO−d)δ3.02−3.90
(8H,m),7.55(2H,d,J=8.3H
z),7.58(1H.dd,J=8.3,1.5H
z),7.62(1H.t,J=6.3Hz),8.0
7−8.20(6H,m),8.33(1H,d,J=
1.5Hz),8.77(1H,d,J=5.4H
z). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・HCl・
0.8HOとして 計算値:C,52.52;H,4.15;Cl,12.
92;N,7.66;S,11.68. 分析値:C,52.69;H,4.18;Cl,12.
63;N,7.46;S,11.68.
【1264】実施例99 1−[(6−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(1−フェニルスルホニル6−クロロインドール
−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−4
−イル)ベンゾイル]ピペラジン(380mg)のテト
ラヒドロフラン(4.0ml)に溶解し、メタノール
(4.0ml)、水酸化カリウム(34.3mg)を室
温にて加えて2時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(30ml)を加え弱酸性にした後、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(40ml)を加え弱塩基性
にし、ジクロロメタン(30ml)を加え有機層を分取
後、さらにジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせ
て無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得
られた残渣を分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー
(ジクロロメタン:アセトン:メタノール=20:2:
1)を用いて精製し、ヘキサンとジクロロメタンの混合
溶媒より再結晶して白色固体として標題化合物(157
mg,53%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.70−4.20(8
H,br),7.02(1H,br s),7.23
(1H,dd,J=8.3,1.8Hz),7.42−
7.50(5H,m),7.62−7.68(3H,
m),8.69(2H,d,J=5.9Hz),8.7
8(1H,br s).
【1265】実施例99と同様に実施例100〜実施例
103に示す化合物を合成した。
【1266】実施例100 1−[(インドール−2−イル)スルホニル]−4−
[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.20
(4H,br),3.42−3.84(4H,br),
7.05(1H,s),7.16(1H,t,J=7.
3Hz),7.33(1H,m),7.50(3H,
m),7.72(2H,d,J=6.3Hz),7.8
2(2H,d,J=7.8Hz),7.65(2H,
d,J=4.9Hz),12.20(1H,s). MS(FAB)m/z447(M+H). 元素分析:C2422S・0.2HOとし
て 計算値:C,64.04;H,5.02;N,12.4
5;S,7.12. 分析値:C,64.23;H,5.30;N,12.0
6;S,7.07.
【1267】実施例101 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ2.94−3.25
(4H,br),3.30−3.41(4H,br),
7.03(1H,s),7.33(1H,d,J=8.
8Hz),7.52(1H,d,J=8.8Hz),
7.59(2H,d,J=7.3Hz),7.80(1
H,s),8.03(2H,d,J=7.3Hz),
8.33(2H,d,J=5.9Hz),8.95(2
H,d,J=5.9Hz),12.5(1H,s). MS(FAB)m/z481[(M+H),C
35],483[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2421ClNS・HCl・1.
5HOとして 計算値:C,52.95;H,4.63;Cl,13.
02;N,10.29;S,5.89. 分析値:C,53.34;H,4.74;Cl,12.
87;N,9.92;S,5.77.
【1268】実施例102 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ホモピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ1.75−1.85
(1H,br),2.02−2.13(1H,br),
3.50−3.73(6H,m),3.92−3.96
(1H,br),7.00(1H,m),7.28−
7.35(1H,m),7.43−7.52(2H,
m),7.58(1H,d,J=7.8Hz),7.7
4−7.78(1H,m),7.93−8.07(2
H,m),8.14−8.36(2H,m),8.83
−8.95(2H,m),12.43(1H,m). MS(FAB)m/z495[(M+H),C
35],497[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・1.05HC
l・0.85HOとして 計算値:C,54.73;H,4.73;Cl,13.
25;N,10.21;S,5.85. 分析値:C,55.04;H,5.03;Cl,13.
23;N,9.89;S,5.61.
【1269】実施例103 1−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン H−NMR(CDCl)δ2.85−3.40(4
H,br),3.06(1H,s),3.40−4.1
0(4H,br),7.01(1H,br s),7.
39(1H,d,J=8.8Hz),7.45(2H,
d,J=8.3Hz),7.45−7.50(3H,
m),7.64(2H,d,J=8.3Hz),7.8
9(1H,br s),8.70(2H,d,J=6.
8Hz),9.55(1H,br s). MS(FAB)m/z471(M+H)
【1270】実施例104 cis−4−[(5−クロロインドール−2−イル)ス
ルホニル]−2,6−ジメチル−1−[4−(ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン cis−1−(4−ブロモベンゾイル)−4−[(5−
クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−イ
ル)スルホニル]−1−(4−ブロモベンゾイル)−
2,6−ジメチルピペラジン(800mg)、ジエチル
4−ピリジルボラン(255mg)、臭化テトラブチル
アンモニウム(275mg)、テトラキス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(0)(175mg)をテト
ラヒドロフラン(50ml)に溶解し、水酸化カリウム
(289mg)、水(0.745ml)を加えて3時間
加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、酢酸エチルと水を
加えて有機層を分取後、飽和食塩水で洗浄して無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(2%メタノ
ール−ジクロロメタン)で精製後、エタノールから結晶
化させて標題化合物(580mg,53%)を無色アモ
ルファスとして得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.33(6H,b
r),2.60−2.70(2H,m),3.40−
3.60(2H,m),3.70−4.10(1H,b
r),4.40−4.90(1H,br),7.02
(1H,s),7.30−7.35(1H,m),7.
45−7.55(3H,m),7.72(2H,d,J
=5.4Hz),7.75−7.85(3H,m),
8.65(2H,d,J=5.4Hz),12.43
(1H,s). 元素分析:C2625ClNS・0.3H
として 計算値:C,60.70;H,5.02;Cl,6.8
9;N,10.89;S,6.23. 分析値:C,61.03;H,5.06;Cl,7.0
9;N,10.51;S,6.09.
【1271】実施例105 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 室温で1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カル
ボニル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン(485mg)と4−ピリジル
ホウ酸(197mg)をジメトキシエタン(10ml)
とメタノール(10ml)の混合溶媒に懸濁させ、テト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
(116mg)とフッ化セシウム(1.00g)を順次
加えて1週間加熱還流した.室温まで冷却し、反応液を
減圧濃縮後ジクロロメタンと水を加えて有機層を分取
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し
て得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(2%
メタノール−ジクロロメタン)で精製後、エタノール中
析出してきた淡黄色結晶を濾取し、ジクロロメタンに溶
解させ1N塩酸エタノールを加えたのちに、溶媒を減圧
留去し、酢酸エチル中析出した黄色結晶を濾取乾燥して
標題化合物(40%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.96(2H,b
r s),3.16(2H,br s),3.38(2
H,br s),3.81(2H,br s),7.0
5(1H,d,J=2.0Hz),7.35(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.51(1H,d,
J=8.8Hz),7.81(1H,d,J=2.0H
z),8.13(2H,d,J=5.9Hz),8.8
7(2H,d,J=5.9Hz),9.37(2H,
s),12.48(1H,s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・0.9HCl
・1.4HOとして 計算値:C,48.84;H,4.23;Cl,12.
45;N,15.53;S,5.93. 分析値:C,49.11;H,4.27;Cl,12.
26;N,15.34;S,5.91.
【1272】実施例6と同様に実施例106〜実施例1
20に示す化合物を合成した。
【1273】実施例106 4−[4−[[4−[(6−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ2.90−4.10(8
H,br),7.02(1H,d,J=1.0Hz),
7.22(1H,dd,J=8.8,1.7Hz),
7.46(2H,d,J=8.3Hz),7.47(1
H,s),7.50(2H,d,J=7.3Hz),
7.60(2H,d,J=8.3Hz),8.63(1
H,d,J=8.8Hz),8.29(2H,d,J=
7.3Hz),9.32(1H,br s). 元素分析:C2421ClNS・1.7H
として 計算値:C,54.64;H,4.66;Cl,6.7
2;N,10.62;S,6.08. 分析値:C,54.63;H,4.65;Cl,6.9
1;N,10.42;S,6.07.
【1274】実施例107 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.20
(4H,br),3.34−3.58(2H,br),
3.60−3.84(2H,br),7.03(1H,
s),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.4
7(2H,d,J=7.3Hz),7.51(1H,
d,J=8.8Hz),7.79(2H,d,J=5.
9Hz),7.80(1H,s),7.81(2H,
d,J=7.3Hz),8.28(2H,d,J=5.
9Hz),12.43(1H,br). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2421ClNS・0.2H
として 計算値:C,57.59;H,4.31;Cl,7.0
8;N,11.19;S,6.41. 分析値:C,57.60;H,4.38;Cl,7.2
6;N,11.09;S,6.16.
【1275】実施例108 4−[4−[[4−[(5−クロロ−1−メチルインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ3.06−3.45(4
H,br),3.48−4.06(4H,br),4.
00(3H,s),7.07(1H,m),7.33
(1H,d,J=8.8Hz),7.35(2H,d
d,J=8.8,1.8Hz),7.45−7.57
(4H,m),7.61(2H,d,J=8.3H
z),7.66(1H,d,J=2.0Hz),8.2
7(2H,d,J=6.8Hz). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・0.9H
・0.05CHClとして 計算値:C,56.61;H,4.72;Cl,7.3
4;N,10.54;S,6.03. 分析値:C,56.51;H,4.71;Cl,7.5
1;N,10.37;S,6.29.
【1276】実施例109 2−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.04−3.18
(4H,br),3.37−3.83(4H,br),
7.03(1H,s),7.33(1H,d,J=8.
8Hz),7.38−7.44(2H,m),7.45
(2H,d,J=7.3Hz),7.50(1H,d,
J=8.8Hz),7.61−7.67(1H,m),
7.80(1H,s),7.85(2H,d,J=7.
3Hz),8.33(1H,m),12.40(1H,
br). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2421ClNS・0.2H
として 計算値:C,57.59;H,4.31;Cl,7.0
8;N,11.19;S,6.41. 分析値:C,57.72;H,4.58;Cl,7.1
3;N,10.86;S,6.29.
【1277】実施例110 4−[4−[[4−[(5−クロロ−1−エチルインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ1.30(3H,
t,J=6.8Hz),3.18−3.38(4H,b
r),3.40−3.61(2H,br),3.62−
3.84(2H,br),4.46(2H,q,J=
6.8Hz),7.16(1H,s),7.41(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.52(2
H,d,J=7.3Hz),7.72(1H,d,J=
8.8Hz),7.78−7.88(5H,m),8.
28(2H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z525[(M+H),C
35],527[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2625ClNS・0.4H
として 計算値:C,58.67;H,4.89;Cl,6.6
6;N,10.53;S,6.02. 分析値:C,58.73;H,4.91;Cl,6.8
8;N,10.26;S,5.96.
【1278】実施例111 4−[4−[[4−[(5−クロロ−3−メチルベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシ
H−NMR(DMSO−d)δ2.67(3H,
s),3.12−3.29(4H,br),3.37−
3.86(4H,br),7.48(2H,d,J=
8.3Hz),7.65(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.80(2H,d,J=7.3H
z),7.81(2H,d,J=8.3Hz),8.1
2(1H,d,J=2.0Hz),8.15(1H,
d,J=8.8Hz),8.27(2H,d,J=7.
3Hz). MS(FAB)m/z528[(M+H),C
35],530[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2522ClN・0.7H
Oとして 計算値:C,55.54;H,4.36;Cl,6.5
6;N,7.77;S,11.86. 分析値:C,55.73;H,4.40;Cl,6.6
7;N,7.52;S,11.72.
【1279】実施例112 4−[4−[[cis−4−[(5−クロロインドール
−2−イル)スルホニル]−2,6−ジメチルピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジンN−オ
キシド H−NMR(DMSO−d)δ1.32(6H,b
r),2.60−2.70(2H,m),3.40−
3.60(2H,m),3.80−4.10(1H,b
r),4.50−4.90(1H,br),7.01
(1H,s),7.30−7.35(1H,m),7.
45−7.55(3H,m),7.75−7.85(5
H,m),8.27(2H,d,J=6.8Hz),1
2.44(1H,s). 元素分析:C2625ClNS・0.5H
として 計算値:C,58.48;H,4.91;Cl,6.6
4;N,10.49;S,6.00. 分析値:C,58.68;H,5.02;Cl,6.7
2;N,10.51;S,6.04.
【1280】実施例113 4−[4−[[4−[(5−クロロベンゾ[b]フラン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ3.20−3.50(4
H,br),3.50−4.05(4H,br),7.
34(1H,s),7.45−7.53(6H,m),
7.62(2H,d,J=7.8Hz),7.69(1
H,s). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・0.25H
Oとして 計算値:C,57.37;H,4.11;Cl,7.0
6;N,8.36;S,6.38. 分析値:C,57.31;H,4.30;Cl,7.1
7;N,8.22;S,6.40.
【1281】実施例114 4−[4−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]フラン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ3.20−3.50(4
H,br),3.50−4.10(4H,br),3.
65−3.85(2H,br),7.35−7.41
(2H,br),7.46−7.55(5H,br),
7.58−7.67(5H,m),8.27(2H,
d,J=5.9Hz). HRMS(FAB)m/z498.0901(M+H)
(calcd forC2421ClN
498.0890).
【1282】実施例115 4−[4−[[4−[(5−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.02−3.90
(8H,m),7.59(2H,d,J=8.3H
z),7.64(1Hd,J=2.0Hz),8.01
−8.05(3H,m),8.18(1H,d,J=
2.0Hz),8.20(1H,d,J=8.8H
z),8.31(2H,d,J=6.3Hz),8.9
4(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z514[(M+H),C
35],516[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・0.8H
Oとして 計算値:C,54.55;H,4.12;Cl,6.7
1;N,7.95;S,12.14. 分析値:C,54.66;H,4.09;Cl,6.9
5;N,7.77;S,11.87.
【1283】実施例116 4−[4−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.16−3.88
(8H,m),7.48(2H,d,J=8.3H
z),7.58(1H.dd,J=8.8,2.0H
z),7.77(1H.d,J=7.3Hz),7.7
9(1H,s),7.81(2H.d,J=8.8H
z),8.08(2H.d,J=8.8Hz),8.2
7(1H,d,J=7.3Hz),8.33(1H,
s). MS(FAB)m/z514[(M+H),C
35],516[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・1.2H
Oとして 計算値:C,53.82;H,4.22;Cl,6.6
2;N,7.84;S,11.97. 分析値:C,53.66;H,4.22;Cl,6.8
1;N,7.61;S,11.72.
【1284】実施例117 2−[4−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.06−3.94
(8H,m),7.38−7.42(2H,m),7.
46(2H.d,J=8.3Hz),7.54−7.6
3(2H,m),7.86(2H,d,J=8.3H
z),8.07(2H.t,J=4.4Hz),8.2
7−8.34(2H,m). MS(FAB)m/z514[(M+H),C
35],516[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClN・0.5H
O・0.1CHClとして 計算値:C,54.56;H,4.01;Cl,7.9
9;N,7.89;S,12.04. 分析値:C,54.93;H,3.95;Cl,7.9
0;N,7.74;S,11.71.
【1285】実施例118 4−[4−[[4−[(5−クロロベンゾチアゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ3.40−4.00(8
H,m),7.50(2H,d,J=7.3Hz),
7.51(2H,d,J=8.3Hz),7.58(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.63(2
H,d,J=8.3Hz),7.93(1H,d,J=
8.8Hz),8.19(1H,d,J=2.0H
z),8.27(2H,d,J=7.3Hz). MS(FAB)m/z515[(M+H),C
35],517[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2319ClN・0.1H
Oとして 計算値:C,53.45;H,3.74;Cl,6.8
6;N,10.84;S,12.41. 分析値:C,53.19;H,3.72;Cl,7.0
9;N,10.70;S,12.29.
【1286】実施例119 4−[4−[[4−[(6−クロロベンゾチアゾール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.30−3.85
(8H,m),7.50(2H,d,J=8.3H
z),7.77(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.80(2H,dJ=7.3Hz),7.83
(2H,d,J=8.3Hz),8.28(2H,d,
J=7.3Hz),8.29(1H,d,J=8.8H
z),8.50(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z515[(M+H),C
35],517[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2319ClNとして 計算値:C,53.64;H,3.72;Cl,6.8
8;N,10.88;S,12.45. 分析値:C,53.64;H,3.99;Cl,6.6
3;N,10.90;S,12.30.
【1287】実施例120 4−[4−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ2.80−3.90(8
H,br),4.05(1H,s),7.06(1H,
br s),7.39(1H,d,J=8.8Hz),
7.43−7.52(3H,m),7.77−7.86
(4H,m),7.89(1H,br s),8.27
(2H,d,J=6.8Hz),12.43(1H,b
r s). MS(FAB)m/z487(M+H). 元素分析:C2622S・HOとして 計算値:C,61.89;H,4.79;N,11.1
0;S,6.36. 分析値:C,62.00;H,4.67;N,11.0
8;S,6.35.
【1288】実施例121 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−5−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例4と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.06(2H,b
r),3.14(2H,br),3.45−3.85
(4H,m),7.74(1H,d,J=8.3H
z),7.83(1H,d,J=8.8Hz),8.1
9(1H,d,J=8.3Hz),8.25−8.29
(2H,m),8.31(2H,d,J=5.9H
z),8.52(1H,br s),8.89(2H,
d,J=5.9Hz),9.02(2H,s). MS(FAB)m/z494[(M+H),C
35],496[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・HCl・H
Oとして 計算値:C,52.56;H,4.23;Cl,12.
93;N,12.77;S,5.85. 分析値:C,52.47;H,4.20;Cl,13.
09;N,12.60;S,5.98.
【1289】実施例122 4−[5−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.05−3.30(4
H,br),3.55−4.00(4H,br),7.
61(1H,dd,J=8.3 and 2.0H
z),7.76(1H,dd,J=8.8 and
2.0Hz),7.91−7.97(3H,m),8.
25−8.29(2H,m),8.31−8.35(3
H,m),8.77(2H,s). MS(FAB)m/z510[(M+H),C
35],512[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・0.8H
として 計算値:C,54.97;H,4.15;Cl,6.7
6;N,13.36;S,6.11. 分析値:C,54.99;H,4.08;Cl,6.7
5;N,13.24;S,6.20.
【1290】実施例123 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例105と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.94(2H,b
r s),3.13(2H,br s),3.37(2
H,br s),3.80(2H,br s),7.7
4(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.83
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.05−
8.18(2H,br),8.19(1H,d,J=
8.8Hz),8.25−8.32(2H,m),8.
52(1H,br s),8.82−8.91(2H,
br),9.33−9.38(2H,m) MS(FAB)m/z494[(M+H),C
35],496[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・0.95HC
l・0.5HOとして 計算値:C,53.62;H,4.12;Cl,12.
86;N,13.03;S,5.96. 分析値:C,53.50;H,4.09;Cl,12.
76;N,12.87;S,5.91.
【1291】実施例124 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.14−3.17(2
H,m),3.25−3.28(2H,m),3.55
−3.58(2H,m),3.94−3.98(2H,
m),7.50(2H,d,J=7.3Hz),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.76
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.91−
7.96(3H,m),8.30−8.35(3H,
m),8.98(2H,s). MS(FAB)m/z510[(M+H),C
35],512[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・0.6H
として 計算値:C,55.35;H,4.10;Cl,6.8
1;N,13.45;S,6.16. 分析値:C,55.01;H,4.01;Cl,7.0
0;N,13.28;S,6.28.
【1292】実施例125 4−[4−[[4−[(6−ブロモナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例1と同様に、4−[4−[(ピペラジン−1−イ
ル)カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド・
塩酸塩、(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニ
ルクロリドを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.80−3.40(4
H,br),3.40−4.05(4H,br),7.
43(2H,d,J=7.8Hz),7.47(2H,
d,J=7.1Hz),7.58(2H,d,J=7.
8Hz),7.70−7.78(2H,m),7.85
(1H,d,J=8.8Hz),7.92(1H,d,
J=8.8Hz),8.13(1H,s),8.26
(2H,d,J=7.1Hz),8.30(1H,
s). MS(FAB)m/z552[(M+H),B
79],554[(M+H) ,Br81]. 元素分析:C2622BrNS・0.5H
として 計算値:C,55.62;H,4.13;N,7.4
8;Br,14.23;S,5.71. 分析値:C,55.36;H,3.89;N,7.4
1;Br,14.20;S,5.59.
【1293】実施例126 1−[(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 実施例1と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.80−3.40(4
H,br),3.40−4.10(4H,br),7.
43(2H,d,J=8.3Hz),7.47(2H,
d,J=5.6Hz),7.63(2H,d,J=8.
3Hz),7.72−7.78(2H,m),7.86
(1H,d,J=8.8Hz),7.92(1H,d,
J=8.8Hz),8.13(1H,d,J=1.5H
z),8.30(1H,s),8.68(2H,d,J
=5.6Hz). MS(FAB)m/z536[(M+H),B
79],538[(M+H),Br81]. 元素分析:C2622BrNS・0.5H
として 計算値:C,57.25;H,4.25;N,7.7
0;Br,14.65;S,5.88. 分析値:C,57.51;H,3.96;N,7.6
7;Br,14.76;S,6.01.
【1294】実施例127 1−[(6−エチニルナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 1−[(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン(310mg)及びトリフェニルホスフィン
(455mg)のテトラヒドロフラン溶液(テトラヒド
ロフラン1.0ml)に、トリエチルアミン(3.0m
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(1.0ml)、
トリメチルシリルアセチレン(130ml)、及び酢酸
パラジウム(13.0mg)を加えて2時間加熱還流し
た。室温まで放冷後、ジクロロメタン(15ml)と水
(30ml)を加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:
アセトン=3:1)で精製して無色アモルファスを得
た。これをメタノール(25ml)に溶解し、テトラヒ
ドロフラン(5.0ml)、炭酸カリウム(300m
g)を加えて30分間攪拌後、ジクロロメタン(30m
l)と水(50ml)を加えて有機層を分取し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロ
メタン:アセトン=4:1)で精製後、ジクロロメタ
ン、アセトンと水の混合溶媒中粉砕洗浄して標題化合物
(210mg,75%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.80−4.10(8
H,br),7.43(2H,d,J=8.3Hz),
7.47(2Hd,J=6.4Hz),7.67(2
H,d,J=8.3Hz),7.68(1H,dd,J
=8.8,1.5Hz),7.75(1H,dd,J=
8.3,1.5Hz),7.93(1H,d,J=8.
3Hz),7.97(1H,d,J=8.8Hz),
8.11(1H,s),8.30(1H,s),8.6
8(2H,d,J=6.4Hz). MS(FAB)m/z482(M+H). 元素分析:C2823S・0.4HOとし
て 計算値:C,68.81;H,4.91;N,8.6
0;S,6.56. 分析値:C,68.96;H,4.91;N,8.4
7;S,6.52.
【1295】実施例128 4−[4−[[4−[(6−エチニルナフタレン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.95−4.00(8
H,br),7.42(2H,d,J=8.3Hz),
7.46(2H,d,J=6.8Hz),7.58(2
H,d,J=8.3Hz),7.68(1H,dd,J
=8.8,1.5Hz),7.75(1H,dd,J=
8.3,1.5Hz),7.92(1H,d,J=8.
8Hz),7.95(1H,d,J=8.3Hz),
8.10(1H,s),8.25(2H,d,J=6.
8Hz),8.30(1H,s). MS(FAB)m/z498[(M+H)]. 元素分析:C2823S・HOとして 計算値:C,65.23;H,4.89;N,8.1
5;S,6.22. 分析値:C,65.41;H,5.14;N,8.1
9;S,6.11.
【1296】実施例129 2−カルバモイルメチル−4−[(5−クロロ−1−フ
ェニルスルホニル−5−クロロインドール−2−イル)
スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベン
ゾイル]ピペラジン 実施例7、実施例1と同様の反応により、標題化合物を
得た。 H−NMR(CDCl)δ2.44−3.28(4
H,m),3.50−4.14(2H,m),4.45
−4.78(1H,m),5.58−5.79(1H,
m),7.44−7.65(13H,m),7.69
(2H,d,J=8.3Hz),8.05(2H,d,
J=8.3Hz),8.13−8.17(1H,m),
8.69(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z678[(M+H),C
35],680[(M+H),Cl37].
【1297】実施例130 2−カルバモイルメチル−4−[(5−クロロインドー
ル−2−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−
4−イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例99と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.55−2.80
(2H,m),3.00−4.56(6H,m),5.
05−5.17(1H,m),6.90−7.05(2
H,m),7.34(1H,dd,J=8.8,2.2
Hz),7.40−7.63(4H,m),7.79
(1H,m),7.99(1H,m),8.24(2
H,br),8.90(1H,m),12.43(1
H,s). MS(FAB)m/z538[(M+H),C
35],540[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2624ClNS・1.2HCl
・2.5HOとして 計算値:C,49.82;H,4.86;Cl,12.
44;N,11.17;S,5.12. 分析値:C,50.14;H,5.07;Cl,12.
54;N,10.80;S,5.18.
【1298】実施例131 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−5−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例4と同様の反応により、標題化合物をを得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.08(2H,b
r),3.18(2H,br),3.52(2H,b
r),3.77(2H,br),7.04(1H,d,
J=1.5Hz),7.34(1H,dd,J=8.
8,2.0Hz),7.50(1H,d,J=8.8H
z),7.80(1H,d,J=2.0Hz),8.4
8−8.53(2H,m),8.91−8.95(2
H,m),9.07(2H,s),12.46(1H,
br s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・HCl・1.
3HO・0.2EtOHとして 計算値:C,48.74;H,4.35;Cl,12.
84;N,15.22;S,5.81. 分析値:C,48.87;H,4.38;Cl,12.
82;N,15.02;S,5.86.
【1299】実施例132 1−[(6−クロロベンゾチオフェン−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例105と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.03−3.06
(2H,m),3.20−3.23(2H,m),3.
41−3.44(2H,m)3.83−3.86(2
H,m),7.61(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),8.10(1H,d,J=8.8Hz),8.
13(1H,s),8.30−8.40(3H,m),
8.90−9.02(2H,br),9.40−9.4
6(2H,m). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2218ClNS・HCl・0.
7HOとして 計算値:C,48.13;H,3.74;Cl,12.
91;N,12.75;S,11.68. 分析値:C,47.95;H,3.78;Cl,13.
13;N,12.65;S,11.53.
【1300】実施例133 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 実施例6と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.24(2H,b
r),3.34(2H,br),3.60(2H,b
r),3.98(2H,br),7.47(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.52(2H,d,
J=7.3Hz),7.79(1H,s),7.83
(1H,d,J=8.8Hz),7.88(1H,br s),8.33(2H,d,J=7.3Hz),9.0
0(2H,s). MS(FAB)m/z516[(M+H),C
35],518[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2218ClNS・0.4H
として 計算値:C,50.50;H,3.62;Cl,6.7
8;N,13.39;S,12.26. 分析値:C,50.24;H,3.62;Cl,7.1
4;N,13.19;S,12.04.
【1301】実施例134 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.95(2H,b
r),3.15(2H,br),3.37(2H,b
r),3.79(2H,br),7.05(1H,
s),7.34(1H,dd,J=8.8,1.5H
z),7.51(1H,d,J=8.8Hz),7.8
0(1H,d,J=1.5Hz),7.95(2H,
d,J=7.3Hz),8.37(2H,d,J=7.
3Hz),9.28(2H,s),12.47(1H,
s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・0.5H
・0.2EtOHとして 計算値:C,52.02;H,4.13;Cl,6.8
6;N,16.25;S,6.20. 分析値:C,52.03;H,3.99;Cl,7.1
8;N,15.99;S,6.16.
【1302】実施例135 4−[5−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.09(2H,b
r),3.16(2H,br),3.53(2H,b
r),3.75(2H,br),7.03(1H,
s),7.32(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.7
9(1H,d,J=2.0Hz),8.27(2H,
d,J=7.3Hz),8.34(2H,d,J=7.
3Hz),8.95(2H,s),12.42(1H,
br s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・HOとして 計算値:C,51.11;H,4.09;Cl,6.8
6;N,16.26;S,6.20. 分析値:C,51.29;H,4.34;Cl,6.8
0;N,15.90;S,6.08.
【1303】実施例136 1−[(5−クロロイソインドール−2−イル)スルホ
ニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例105と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.20(2H,
t,J=4.9Hz),3.62−3.78(2H,
m),3.45−3.60(2H,m),3.78(2
H,t,J=4.9Hz),4.63(2H,s),
4.64(2H,s),7.35(1H,d,J=8.
3Hz),7.38(1H,d,J=8.3Hz),
7.42(1H,s),8.22(2H,d,J=5.
4Hz),8.92(2H,d,J=5.4Hz),
9.44(2H,s). MS(FAB)m/z485[(M+H),C
35],487[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2221ClNS・HCl・1.
8HOとして 計算値:C,47.71;H,4.66;Cl,12.
80;N,15.17;S,5.79. 分析値:C,48.01;H,4.39;Cl,13.
19;N,14.74;S,5.73.
【1304】実施例4と同様に実施例137、実施例1
38に示した化合物を合成した。
【1305】実施例137 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピラジン−
2−イル]カルボニル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.01(2H,b
r),3.14(2H,br),3.62(2H,b
r),3.81(2H,br),7.74(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.84(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),8.19(1H,d,
J=8.8Hz),8.25−8.31(2H,m),
8.46(2H,d,J=5.4Hz),8.52(1
H,br s),8.91(3H,m),9.47(1
H,s). MS(FAB)m/z494[(M+H),C
35],496[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・HCl・H
O・0.2AcOEtとして 計算値:C,52.62;H,4.38;Cl,12.
53;N,12.37;S,5.66. 分析値:C,52.47;H,4.51;Cl,12.
87;N,12.09;S,5.68.
【1306】実施例138 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピラジン−
2−イル]カルボニル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.04(2H,b
r),3.18(2H,br),3.63(2H,b
r),3.81(2H,br),7.05(1H,
s),7.33(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.7
9(1H,d,J=2.0Hz),8.11(2H,
d,J=6.4Hz),8.77(2H,d,J=6.
4Hz),8.93(1H,d,J=1.5Hz),
9.34(1H,d,J=1.5Hz),12.43
(1H,br s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・HOとして 計算値:C,52.75;H,4.23;Cl,7.0
8;N,16.78;S,6.40. 分析値:C,52.78;H,4.27;Cl,7.1
7;N,16.67;S,6.37.
【1307】実施例6と同様の反応により、実施例13
9、実施例140に示した化合物を合成した。
【1308】実施例139 4−[5−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド H−NMR(CDCl)δ3.19(2H,b
r),3.26(2H,br),3.88(2H,b
r),3.94(2H,br),7.59(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.78(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.91−7.95
(3H,m),7.98(2H,d,J=7.3H
z),8.30(2H,d,J=7.3Hz),8.3
2(1H,d,J=2.0Hz),8.90(1H,
d,J=1.5Hz),8.99(1H,d,J=1.
5Hz). MS(FAB)m/z510[(M+H),C
35],512[(M+H) ,Cl37]. 元素分析:C2420ClNS・1.1H
として 計算値:C,54.41;H,4.22;Cl,6.6
9;N,13.22;S,6.05. 分析値:C,54.27;H,4.61;Cl,6.9
9;N,13.28;S,6.12.
【1309】実施例140 4−[5−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピラジン−2−イル]ピリジン N−オキシド H−NMR(DMSO−d)δ3.03(2H,b
r),3.17(2H,br),3.63(2H,b
r),3.80(2H,br),7.04(1H,
s),7.33(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.8
0(1H,d,J=2.0Hz),8.19(2H,
d,J=7.3Hz),8.37(2H,d,J=7.
3Hz),8.87(1H,d,J=1.5Hz),
9.31(1H,d,J=1.5Hz),12.45
(1H,br s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2219ClNS・HOとして 計算値:C,51.11;H,4.09;Cl,6.8
6;N,16.26;S,6.20. 分析値:C,50.92;H,4.05;Cl,6.9
6;N,15.88;S,6.10.
【1310】実施例141 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(3−メチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.36(3H,
s),2.95−3.30(4H,br),3.35−
3.90(4H,br),7.50(2H,d,J=
8.8Hz),7.53(2H,d,J=8.8H
z),7.71(1H,d,J=5.4Hz),7.7
3(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.83
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.18
(1H,d,J=8.8Hz),8.24−8.30
(2H,m),8.50(1H,br s),8.72
(1H,d,J=5.4Hz),8.80(1H,
s). MS(FAB)m/z506[(M+H),C
35],508[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.8HCl
・1.5HOとして 計算値:C,57.68;H,4.98;Cl,11.
35;N,7.48;S,5.70. 分析値:C,57.50;H,5.06;Cl,11.
35;N,7.28;S,5.95.
【1311】実施例142 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−3−メチルピリジン N−オキシド実施例
6と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.21(3H,s),
3.14(4H,br),3.68(2H,br),
3.85(2H,br),7.09(1H,d,J=
6.8Hz),7.32(2H,d,J=8.3H
z),7.41(2H,d,J=8.3Hz),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.77
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.90−
7.96(3H,m),8.11(1H,dd,J=
6.4,1.5Hz),8.15(1H,brs),
8.31(1H,br s). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.1H
として 計算値:C,61.92;H,4.66;Cl,6.7
7;N,8.02;S,6.12. 分析値:C,61.76;H,4.72;Cl,7.0
4;N,7.76;S,6.30.
【1312】実施例143 1−(4−アミジノベンゾイル)−4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 実施例4と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.03(2H,b
r s),3.13(2H,br s),3.30(2
H,br s),3.73(2H,br s),7.5
6(2H,d,J=8.3Hz),7.73(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.78−7.85
(3H,m),8.18(1H,d,J=8.3H
z),8.25−8.30(2H,m),8.50(1
H,s),9.10(2H,br s),9.38(2
H,br s). MS(FAB)m/z457[(M+H),C
35],459[(M+H),Cl37].
【1313】実施例144 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(4,5−ジヒドロイミダゾール−2
−イル)ベンゾイル]ピペラジン H−NMR(DMSO−d)δ3.04(2H,b
r s),3.13(2H,br s),3.37(2
H,br s),3.74(2H,br s),4.0
0(4H,s),7.60(2H,d,J=8.3H
z),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.83(1H,d,J=8.8Hz),8.1
1(2H,d,J=8.3Hz),8.19(1H,
d,J=8.8Hz),8.26(1H,d,J=2.
0Hz),8.28(1H,d,J=8.8Hz),
8.50(1H,s),11.00(2H,br
s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H) ,Cl37].
【1314】実施例145 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[2−(N−tert−ブトキシカル
ボニルアミノ)ピリジン−4−イル]ベンゾイル]ピペ
ラジン 実施例4と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.54(9H,s),
3.00−3.30(4H,m),3.40−4.10
(4H,m),7.14(1H,dd,J=5.4,
1.5Hz),7.38(2H,d,J=8.3H
z),7.53(1H,br s),7.60(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.67(2H,d,J=8.3Hz),7.7
7(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.91
−7.98(3H,m),8.18(1H,d,J=
1.5Hz),8.29(1H,d,J=5.4H
z),8.32(1H,s).
【1315】実施例146 1−[4−(2−アミノピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 実施例7と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.95−3.25
(4H,m),3.30−3.93(4H,m),7.
14−7.23(2H,m),7.51(2H,d,J
=8.3Hz),7.66−7.75(1H,m),
7.76(2H,d,J=8.8Hz),7.82(1
H,m),8.03(1H,d,J=6.8Hz),
8.05−8.12(2H,m),8.13−8.30
(3H,m),8.50(1H,s),13.60(1
H,br). MS(FAB)m/z507[(M+H),C
35],509[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2623ClNS・HCl・3.
6HOとして 計算値:C,51.34;H,5.17;Cl,11.
66;N,9.21;S,5.27. 分析値:C,51.07;H,5.24;Cl,11.
85;N,9.10;S,5.75.
【1316】実施例147 2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−[4−
[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホ
ニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニル]
ピリジン N−オキシド 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.55(9H,s),
2.95−3.35(4H,br),3.50−4.0
0(4H,m),7.11(1H,dd,J=6.8,
2.5Hz),7.40(2H,d,J=8.3H
z),7.60(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.64(2H,d,J=8.3Hz),7.7
7(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.91
−7.98(3H,m),8.25(1H,d,J=
6.8Hz),8.31(1H,d,J=2.0H
z),8.42(1H,d,J=2.5Hz),9.2
8(1H,s).MS(FAB)m/z623[(M+
H),Cl35],625[(M+H),C
37]. 元素分析:C3131ClNS・0.1H
として 計算値:C,59.58;H,5.03;Cl,5.6
7;N,8.97;S,5.13. 分析値:C,59.43;H,5.04;Cl,5.9
5;N,8.89;S,5.17.
【1317】実施例148 2−アミノ−4−[4−[[4−[(6−クロロナフタ
レン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例7と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.95−3.25
(4H,br),3.30−3.90(4H,m),
7.14(1H,dd,J=6.8,2.0Hz),
7.28(1H,d,J=2.0Hz),7.49(2
H,d,J=8.3Hz),7.70−7.78(3
H,m),7.82(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),8.16(2H,br),8.18(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.30(2H,
m),8.32(1H,d,J=6.8Hz),8.5
0(1H,br s). MS(FAB)m/z523[(M+H),C
35],525[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2623ClNS・HCl・1.
5HOとして 計算値:C,53.25;H,4.64;Cl,12.
09;N,9.55;S,5.47. 分析値:C,53.21;H,4.67;Cl,11.
96;N,9.53;S,5.61.
【1318】実施例149 4−[5−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリジン−2−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.00−3.40(4
H,br s),3.50−4.05(4H,m),
7.61(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.73−7.83(3H,m),7.90−7.97
(5H,m),8.27(2H,d,J=7.3H
z),8.31(1H,br s),8.63(1H,
m). MS(FAB)m/z509[(M+H),C
35],511[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2521ClNS・0.5H
として 計算値:C,57.97;H,4.28;Cl,6.8
4;N,10.82;S,6.19. 分析値:C,57.99;H,4.51;Cl,6.9
9;N,10.54;S,6.53.
【1319】実施例150 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[1−オキソ−6−(1−オキソピリジン
−4−イル)ピリジン−3−イル]カルボニル]ピペラ
ジン 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.15(4H,br
s),3.50−4.00(4H,m),7.20−
7.30(1H,m),7.52(1H,d,J=8.
3Hz),7.61(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.76(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.89(2H,d,J=7.3Hz),7.9
1−7.97(3H,m),8.21(1H,d,J=
1.5Hz),8.26(2H,d,J=7.3H
z),8.31(1H,br s). MS(FAB)m/z525[(M+H),C
35],527[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2521ClNS・0.1H
として 計算値:C,57.00;H,4.06;Cl,6.7
3;N,10.64;S,6.09. 分析値:C,57.03;H,4.23;Cl,6.8
2;N,10.34;S,6.15.
【1320】実施例151 1−[4−(2−アセトキシメチルピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド(90
0mg)を無水酢酸(25ml)に溶解し、15分間加
熱還流し、エタノール(25ml)を加えてさらに1時
間加熱還流した。反応液にジクロロメタンと炭酸水素ナ
トリウム水溶液を加えて有機層を分取し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を濃縮した。得られた残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜
1.5%メタノール−ジクロロメタン)で精製後、エタ
ノールで結晶化させた。ジクロロメタンに溶解し、エタ
ノール性塩酸を加えて酸性とし、濃縮して標題化合物
(842mg,87%,淡黄色粉末)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.12(3H,
s),3.06(4H,br),3.30−3.80
(4H,br),5.23(2H,s),7.48(2
H,d,J=8.3Hz),7.72(1H,dd,J
=8.8,2.4Hz),7.78(1H,d,J=
5.4Hz),7.79−7.87(4H,m),8.
17(1H,d,J=8.8Hz),8.23−8.2
9(2H,m),8.49(1H,br s),8.6
7(1H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z564[(M+H),C
35],566[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・0.4HCl
・0.7HOとして 計算値:C,58.91;H,4.74;Cl,8.3
9;N,7.11;S,5.42. 分析値:C,58.86;H,4.69;Cl,8.2
9;N,6.99;S,5.41.
【1321】実施例152 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−ヒドロキシメチルピリジン−4
−イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例3と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.08(4H,b
r),3.47(2H,br),3.71(2H,b
r),4.66(2H,s),7.49(2H,d,J
=8.3Hz),7.64(1H,d,J=5.4H
z),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.78−7.85(4H,m),8.18(1
H,d,J=8.8Hz),8.23−8.30(2
H,m),8.50(1H,br s),8.58(1
H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.25HC
l・1.2HOとして 計算値:C,58.67;H,4.86;Cl,8.0
2;N,7.60;S,5.80. 分析値:C,58.73;H,4.77;Cl,7.9
4;N,7.39;S,5.82.
【1322】実施例153 2−アセトキシメチル−4−[4−[[4−[(6−ク
ロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−
1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキ
シド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.21(3H,s),
3.14(4H,br),3.30−4.10(4H,
br),5.42(2H,s),7.40−7.46
(3H,m),7.54−7.64(4H,m),7.
76(1H,d,J=7.3Hz),7.90−7.9
7(3H,m),8.29(1H,d,J=6.4H
z),8.31(1H,br s). MS(FAB)m/z580[(M+H),C
35],582[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2926ClNS・0.3H
として 計算値:C,59.49;H,4.58;Cl,6.0
6;N,7.18;S,5.48. 計算値:C,59.33;H,4.63;Cl,6.1
8;N,7.26;S,5.49.
【1323】実施例154 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−ヒドロキシメチルピリジン N−オキ
シド 実施例3と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.06(4H,b
r),3.30−3.90(4H,br),4.63
(2H,d,J=5.4Hz),5.66(1H,t,
J=5.4Hz),7.46(2H,d,J=8.3H
z),7.70(1H,dd,J=6.8,2.9H
z),7.73(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.78(2H,d,J=8.3Hz),7.8
0−7.84(2H,m),8.18(1H,d,J=
8.8Hz),8.25−8.32(3H,m),8.
50(1H,br s). MS(FAB)m/z538[(M+H),C
35],540[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2724ClNS・0.4H
として 計算値:C,59.48;H,4.58;Cl,6.5
0;N,7.71;S,5.88. 分析値:C,59.60;H,4.56;Cl,6.5
0;N,7.52;S,5.92.
【1324】実施例155 1−[4−(2−アミノメチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩 室温で1−[4−(2−アジドメチルピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン(159mg)をテト
ラヒドロフラン(5ml)に溶解し、水(0.5ml)
およびトリフェニルホスフィン(114mg)を加えて
18時間撹拌した。溶媒を減圧留去して得られた残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(10%メタノー
ル−ジクロロメタン)で精製後、ジクロロメタンに溶解
させ、1規定エタノール性塩酸、水を加えて濃縮し結晶
を濾取、酢酸エチルで洗浄して標題化合物(53mg,
30%)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r),3.30−4.20(4H,m),4.24(1
H,d,J=5.8Hz),4.27(1H,d,J=
5.8Hz),7.51(2H,d,J=8.3H
z),7.71−7.78(2H,m),7.80−
7.87(3H,m),7.89(1H,brs),
8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.25−
8.30(2H,m),8.42(2H,br s),
8.50(1H,br s),8.69(1H,d,J
=5.4Hz). MS(FAB)m/z521[(M+H),C
35],523[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2725ClNS・1.5HCl
・2.1HOとして 計算値:C,52.85;H,5.04;Cl,14.
45;N,9.13;S,5.23. 分析値:C,52.69;H,4.93;Cl,14.
60;N,9.21;S,5.25.
【1325】実施例156 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−[2−(ジメチルアミノメチル)ピリ
ジン−4−イル]ベンゾイル]ピペラジン 塩酸塩 参考例178と同様に、1−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]−4−[4−(2−ヒドロキ
シメチルピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン
(300mg)を原料として、ブロム体を得、室温でジ
メチルアミン塩酸塩(469mg)、炭酸カリウム(7
95mg)を加えて24時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、酢酸エチルと水を加えて有機層を分取して無水硫酸
ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧留去して得られた残さを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(3〜5%メタノ
ール−ジクロロメタン)で精製した。エタノール性塩酸
を加えて濃縮し、さらに酢酸エチルを加えて得られた無
色粉末を濾取乾燥して標題化合物(74mg,21%)
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.82(6H,
s),3.07(4H,br),3.30−3.90
(4H,m),4.50(2H,br s),7.51
(2H,d,J=7.8Hz),7.73(1H,d
d,J=8.8,2.0Hz),7.79−7.85
(2H,m),7.86(2H,d,J=7.8H
z),8.00(1H,br s),8.19(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.30(2H,
m),8.50(1H,br s),8.73(1H,
d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z549[(M+H),C
35],551[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2929ClNS・1.1HCl
・2HOとして 計算値:C,55.71;H,5.50;Cl,11.
91;N,8.96;S,5.13. 分析値:C,55.61;H,5.49;Cl,11.
89;N,9.18;S,5.27.
【1326】実施例157 1−[4−[2−[(tert−ブトキシカルボニルア
ミノ)メチル]ピリジン−4−イル]ベンゾイル]−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
ピペラジン 塩酸塩 参考例10と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.47(9H,s),
3.13(4H,br),3.40−4.00(4H,
m),4.50(2H,d,J=5.4Hz),5.5
7(1H,br s),7.35(1H,dd,J=
5.4,1.5Hz),7.41(2H,d,J=8.
3Hz),7.44(1H,br s),7.57−
7.65(3H,m),7.76(1H,dd,J=
8.3,1.5Hz),7.90−7.97(3H,
m),8.31(1H,d,J=1.5Hz),8.5
9(1H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z621[(M+H),C
35],623[(M+H),Cl37].
【1327】実施例158 2−[(tert−ブトキシカルボニルアミノ)メチ
ル]−4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
3.13(4H,br),3.40−4.00(4H,
m),4.52(2H,d,J=6.3Hz),5.8
6(1H,br s),7.39−7.44(3H,
m),7.56−7.63(4H,m),7.77(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.91−7.
97(3H,m),8.27(1H,d,J=6.8H
z),8.31(1H,d,J=2.0Hz). MS(FAB)m/z637[(M+H),C
35],639[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3233ClNS・0.7H
として 計算値:C,59.15;H,5.34;Cl,5.4
6;N,8.62;S,4.94. 分析値:C,58.92;H,5.41;Cl,5.5
6;N,8.52;S,5.05.
【1328】実施例159 2−アミノメチル−4−[4−[[4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例7と同様に標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r),3.35−3.95(4H,m),4.24(2
H,d,J=5.4Hz),7.49(2H,d,J=
8.3Hz),7.73(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.80−7.87(3H,m),7.
89(1H,dd,J=6.8,2.4Hz),8.1
7−8.22(2H,m),8.25−8.30(2
H,m),8.45(1H,d,J=6.8Hz),
8.51(1H,br s),8.71(3H,br
s). MS(FAB)m/z537[(M+H),C
35],539[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2725ClNS・1.7HCl
・HOとして 計算値:C,52.56;H,4.69;Cl,15.
51;N,9.08;S,5.20. 分析値:C,52.69;H,4.85;Cl,15.
51;N,8.90;S,5.13.
【1329】実施例160 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−シアノピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド(1.67g)をジ
クロロメタン(100ml)に溶解し、トリメチルシリ
ルニトリル(0.42ml)、塩化ジメチルカルバモイ
ル(0.30ml)を加えて室温で24時間撹拌した。
炭酸水素ナトリウム水溶液とジクロロメタンを加えて有
機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(1%メタノール−ジクロロメタン)で精製し
て標題化合物(1.44g,84%)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.14(4H,br
s),3.49(2H,br s),3.89(2H,
br s),7.47(2H,d,J=8.3Hz),
7.55−7.72(4H,m),7.76(1H,d
d,J=8.8,1.5Hz),7.87(1H,
s),7.90−8.04(3H,m),8.31(1
H,br s),8.77(1H,d,J=4.9H
z). MS(FAB)m/z517[(M+H),C
35],519[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2721ClNS・0.05CH
Cl2として 計算値:C,62.33;H,4.08;Cl,7.4
8;N,10.75;S,6.15. 分析値:C,62.16;H,4.20;Cl,7.6
5;N,10.69;S,6.04.
【1330】実施例161 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−シアノピリジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.13(4H,br
s),3.60(2H,br s),3.87(2H,
br s),7.46(2H,d,J=8.3Hz),
7.54−7.65(4H,m),7.76(1H,d
d,J=8.3,1.5Hz),7.83(1H,d,
J=2.9Hz),7.90−7.97(3H,m),
8.28−8.33(2H,m). MS(FAB)m/z533[(M+H),C
35],535[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2721ClNSとして 計算値:C,60.84;H,3.97;Cl,6.6
5;N,10.51;S,6.02. 分析値:C,60.76;H,4.04;Cl,6.6
4;N,10.39;S,6.05.
【1331】実施例162 1−[4−[2−[2−(tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ)エチル]ピリジン−4−イル]ベンゾイル]
−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジン 実施例3、実施例4と同様の反応により、4−[2−
[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチ
ル]ピリジン−4−イル]安息香酸メチルエステルを原
料として標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.42(9H,s),
3.04(2H,t,J=6.4Hz),3.12(4
H,br),3.45−4.00(6H,m),5.1
1(1H,br s),7.31(1H,dd,J=
5.4,2.0Hz),7.35(1H,br s),
7.41(2H,d,J=8.3Hz),7.58−
7.65(3H,m),7.77(1H,dd,J=
8.3,1.5Hz),7.90−7.97(3H,
m),8.31(1H,s),8.59(1H,d,J
=5.4Hz). MS(FAB)m/z635[(M+H),C
35],637[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3335ClNSとして 計算値:C,62.40;H,5.55;N,8.8
2. 分析値:C,62.78;H,5.93;N,8.5
1.
【1332】実施例163 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−[2−(tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ)エチル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.39(9H,s),
3.00−3.30(6H,m),3.50−4.00
(6H,m),5.28(1H,br s),7.37
(1H,dd,J=6.8,2.9Hz),7.41
(2H,d,J=8.3Hz),7.51(1H,br
s),7.56−7.63(3H,m),7.77
(1H,dd,J=8.3,1.5Hz),7.91−
7.97(3H,m),8.28(1H,d,J=6.
8Hz),8.31(1H,d,J=1.5Hz). MS(FAB)m/z651[(M+H),C
35],653[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3335ClNS・0.8H
として 計算値:C,59.55;H,5.54;N,8.4
2. 分析値:C,59.75;H,5.61;N,8.0
7.
【1333】実施例164 2−(2−アミノエチル)−4−[4−[[4−[(6
−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]フェニル]ピリジンN−オ
キシド 実施例7と同様に、4−[4−[[4−[(6−クロロ
ナフタレン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]−2−[2−(tert
−ブトキシカルボニルアミノ)エチル]ピリジン N−
オキシドを原料として標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.95−3.30
(6H,m),3.30−3.90(6H,m),7.
47(2H,d,J=8.3Hz),7.71−8.1
0(8H,m),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.26−8.30(2H,m),8.37(1
H,d,J=6.8Hz),8.51(1H,br
s). MS(FAB)m/z551[(M+H),C
35],553[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2827ClNS・1.1HCl
・1.6HOとして 計算値:C,54.24;H,5.09;Cl,12.
01;N,9.04;S,5.17. 分析値:C,54.40;H,5.36;Cl,11.
90;N,8.97;S,5.27.
【1334】実施例165 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−5−メトキシカルボニル−1−[4−(ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒ
ドロピラジン 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−6−メトキシカルボニル−1,2,3,4−テト
ラヒドロピラジン(60mg)、4−(ピリジン−4−
イル)安息香酸p−ニトロフェニルエステル(52m
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)に溶解
し、氷冷下水素化ナトリウム(油性、60%,7.20
mg)を加えて1時間撹拌した。水および酢酸エチルを
加えて有機層を分取し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で
精製後、エタノールに溶解して1規定エタノール性塩酸
を加えて濃縮して標題化合物(58mg,60%)を淡
黄色粉末として得た。 H−NMR(CDCl)δ3.51(2H,s),
3.79(3H,s),3.99(2H,s),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.68
(1H,br),7.76(2H,d,J=7.8H
z),7.90(2H,d,J=7.8Hz),7.9
2−7.99(3H,m),8.12(2H,d,J=
5.4Hz),8.16(1H,dd,J=8.8,
1.5Hz),8.58(1H,br s),8.93
(2H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z548[(M+H),C
35],550[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2822ClNS・0.8HCl
・1.3HOとして 計算値:C,55.99;H,4.26;Cl,10.
63;N,7.00;S,5.34. 分析値:C,55.96;H,4.31;Cl,10.
43;N,6.94;S,5.56.
【1335】実施例166 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−5−メトキシカルボニル−4−[4−(ピリジン
−4−イル)ベンゾイル]−1,2,3,4−テトラヒ
ドロピラジン 参考例7と同様の反応により、4−(4−ブロモベンゾ
イル)−1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]−5−メトキシカルボニル−1,2,3,4
−テトラヒドロピラジンを原料として標題化合物を得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.10−3.90
(7H,m),7.43(1H,s),7.66(2
H,d,J=8.3Hz),7.78(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.96(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),8.02(2H,d,J=8.
3Hz),8.20−8.38(5H,m),8.74
(1H,br s),8.94(2H,d,J=6.3
Hz). MS(FAB)m/z548[(M+H),C
35],550[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2822ClNS・0.8HCl
・0.5HOとして 計算値:C,57.37;H,4.09;Cl,10.
89;N,7.17;S,5.47. 分析値:C,57.24;H,4.15;Cl,10.
88;N,6.97;S,5.29.
【1336】実施例167 cis−1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(2−シアノピリジン−4−イ
ル)ベンゾイル]−2,6−ジメチルピペラジン実施例
160と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.40−1.60(6
H,m),2.40−2.60(2H,m),3.40
−3.90(3H,m),4.40−4.90(1H,
br),7.43(2H,d,J=8.3Hz),7.
60(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.6
4(2H,d,J=8.3Hz),7.69(1H,d
d,J=5.4,2.0Hz),7.76(1H,d
d,J=8.8,1.5Hz),7.88(1H,d,
J=2.0Hz),7.90−7.95(3H,m),
8.31(1H,d,J=1.5Hz),8.78(1
H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z545[(M+H),C
35],547[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2925ClNSとして 計算値:C,63.90;H,4.62;Cl,6.5
0;N,10.28;S,5.88. 分析値:C,63.87;H,4.98;Cl,6.3
3;N,9.96;S,5.75.
【1337】実施例168 4−[4−[[cis−4−[(6−クロロナフタレン
−2−イル)スルホニル]−2,6−ジメチルピペラジ
ン−1−イル]カルボニル]フェニル]−2−シアノピ
リジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ1.42−1.55(6
H,m),2.43−2.60(2H,m),3.40
−3.90(3H,m),4.40−4.90(1H,
br),7.42(2H,d,J=8.3Hz),7.
58(2H,d,J=8.3Hz),7.60−7.6
5(2H,m),7.76(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.83(1H,d,J=2.9H
z),7.90−7.95(3H,m),8.29−
8.32(2H,m). MS(FAB)m/z561[(M+H),C
35],563[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2925ClNS・0.3H
として 計算値:C,61.49;H,4.56;Cl,6.2
6;N,9.89;S,5.66. 分析値:C,61.47;H,4.63;Cl,6.1
3;N,9.72;S,5.73.
【1338】実施例169 1−[4−[(3−アミノメチル)フェニル]ベンゾイ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4、実施例7と同様の反応により、標題化合物を
得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r),3.51(2H,br),3.69(2H,b
r),4.09(2H,s),7.45(2H,d,J
=8.3Hz),7.47−7.55(2H,m),
7.66−7.76(4H,m),7.80−7.87
(2H,m),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.25−8.42(4H,m),8.51(1
H,br s). MS(FAB)m/z520[(M+H),C
35],522[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2826ClNS・HCl 計算値:C,60.34;H,4.89;Cl,12.
74;N,7.55;S,5.76. 分析値:C,60.15;H,4.89;Cl,12.
44;N,7.52;S,5.80.
【1339】実施例170 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2,5−ジヒドロ−5−オキソ−3−
(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアジン−6
−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例4と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.94(2H,b
r s),3.07(2H,br s),3.52(2
H,br s),3.73(2H,br s),7.7
4(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.84
(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.99
(2H,d,J=6.3Hz),8.20(1H,d,
J=8.8Hz),8.26−8.31(2H,m),
8.53(1H,br s),8.87(2H,d,J=6.3Hz). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2319ClNS・0.6HCl
・1.5HOとして 計算値:C,49.34;H,4.07;Cl,10.
13;N,15.01;S,5.73. 分析値:C,49.25;H,4.01;Cl,10.
12;N,15.07;S,5.59.
【1340】実施例171 trans−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン 実施例105と同様に、trans−2,6−ビス(メ
トキシカルボニルメチル)−1−(4−ブロモベンゾイ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジンを原料として、標題化合物を無色ア
モルファスパウダーとして得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.50−2.65
(2H,m),3.70−3.80(2H,m),3.
30−3.40(4H,m),3.46(6H,s),
4.23(2H,br),7.60(2H,d,J=
8.3Hz),7.74(1H,d,J=8.8H
z),7.85(1H,d,J=8.3Hz),8.0
3(2H,d,J=8.3Hz),8.15−8.40
(4H,m),8.53(1H,s),8.90−9.
00(2H,m). MS(FAB)m/z636[(M+H),C
35],638[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3230ClNS・HCl・2.
6HOとして 計算値:C,53.42;H,5.07;Cl,9.8
6;N,5.84;S,4.46. 分析値:C,53.21;H,4.75;Cl,9.9
1;N,5.80;S,4.54.
【1341】実施例172 cis−2,6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン 実施例171と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.70−3.00
(6H,m),3.40−3.80(2H,m),3.
51(3H,s),3.68(3H,s),4.13
(1H,br),4.97(1H,br),7.58
(2H,d,J=7.8Hz),7.70−7.75
(1H,m),7.80−7.90(1H,m),8.
03(2H,d,J=8.3Hz),8.19(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.35(4H,
m),8.55(1H,s),8.90−8.95(2
H,m). MS(FAB)m/z636[(M+H),C
35],638[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3230ClNS・HCl・0.
3HOとして 計算値:C,56.69;H,4.70;Cl,10.
46;N,6.20;S,4.73. 分析値:C,56.72;H,4.66;Cl,10.
31;N,6.03;S,4.71.
【1342】実施例173 cis−2,6−ビス(カルバモイルメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン 実施例35と同様に、cis−2,6−ビス(メトキシ
カルボニルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]−1−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジンを原料として標題化合物
を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.60
(10H,m),2.80−2.90(2H,m),
3.45−3.55(1H,m),3.75−3.85
(1H,m),4.10−4.20(1H,m),4.
95−5.05(1H,m),6.85(1H,br
s),7.03(1H,br s),7.40(1H,
br s),7.45(1H,br s),7.56
(2H,d,J=8.3Hz),7.70−7.75
(1H,m),7.80−7.85(1H,m),8.
02(2H,d,J=8.3Hz),8.18(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.40(4H,
m),8.52(1H,s),8.95(2H,d,J
=6.8Hz). MS(FAB)m/z606[(M+H),C
35],608[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3028ClNS・1.2HCl
・2.8HOとして 計算値:C,51.45;H,5.01;Cl,11.
14;N,10.00;S,4.58. 分析値:C,51.52;H,5.30;Cl,11.
33;N,10.01;S,4.72.
【1343】実施例174 4−[4−[[cis−2,6−ビス(カルバモイルメ
チル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]フェニ
ル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.60
(4H,m),2.75−2.90(2H,m),3.
45−3.55(1H,m),3.75−3.85(1
H,m),4.10−4.20(1H,m),4.90
−5.00(1H,m),6.86(1H,br),
7.02(1H,br),7.30−7.50(4H,
m),7.70−7.85(6H,m),8.18(1
H,d,J=8.8Hz),8.25−8.35(4
H,m),8.52(1H,s). MS(FAB)m/z622[(M+H),C
35],624[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3028ClNS・1.6H
として 計算値:C,55.36;H,4.83;Cl,5.4
5;N,10.76;S,4.93. 分析値:C,55.05;H,4.77;Cl,5.7
7;N,10.51;S,4.90.
【1344】実施例175 4−[4−[[cis−2,6−ビス(エトキシカルボ
ニルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様にして、標題化合物を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.85−2.95(4
H,m),3.20−3.40(4H,m),3.63
(6H,s),4.25−4.35(2H,m),7.
45−7.50(4H,m),7.55−7.65(3
H,m),7.70−7.80(1H,m),7.90
−7.95(3H,m),8.25−8.35(3H,
m). MS(FAB)m/z652[(M+H),C
35],654[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3230ClNS・2.3H
として 計算値:C,55.42;H,5.03;Cl,5.1
1;N,6.06;S,4.62. 分析値:C,55.50;H,4.93;Cl,5.1
2;N,5.89;S,4.54.
【1345】実施例176 trans−2,6−ビス(カルバモイルメチル)−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペ
ラジン 実施例105と同様に、trans−2,6−ビス(カ
ルバモイルメチル)−1−(4−ブロモベンゾイル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]ピペラジンを原料として、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.50−2.60
(4H,m),3.20−3.30(4H,m),4.
15−4.25(2H,m),6.87(2H,br
s),7.40(2H,br s),7.62(2H,
d,J=8.8Hz),7.72(1H,d,J=8.
3Hz),7.82(1H,d,J=8.8Hz),
8.02(2H,d,J=8.3Hz),8.16(1
H,d,J=8.8Hz),8.20−8.40(4
H,m),8.51(1H,s),8.90−9.00
(2H,m). MS(FAB)m/z606[(M+H),C
35],608[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3028ClNS・1.2HCl
・3HOとして 計算値:C,51.19;H,5.04;Cl,11.
08;N,9.95;S,4.56. 分析値:C,51.10;H,4.97;Cl,11.
17;N,9.71;S,4.64.
【1346】実施例177 4−[4−[[trans−2,6−ビス(カルバモイ
ルメチル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.55−2.65
(2H,m),2.65−2.80(2H,m),3.
20−3.60(4H,m),4.25−4.35(2
H,m),4.90−5.00(1H,m),6.98
(2H,br),7.48(2H,br),7.55−
7.65(2H,m),7.80−8.00(6H,
m),8.20−8.40(5H,m),8.60(1
H,s). MS(FAB)m/z622[(M+H),C
35],624[(M+H),Cl37].
【1347】実施例178 trans−2,6−ビス(カルボキシメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン 実施例3と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.50−2.75
(4H,m),3.25−3.45(4H,m),4.
15−4.25(2H,m),7.52(2H,d,J
=8.3Hz),7.70−7.75(3H,m),
7.80−7.85(3H,m),8.16(1H,
d,J=8.8Hz),8.20−8.30(2H,
m),8.51(1H,s),8.60−8.70(2
H,m),12.32(2H,s). MS(FAB)m/z608[(M+H),C
35],610[(M+H),Cl37]. 元素分析:C3026ClNS・0.2HCl
・0.5HOとして 計算値:C,57.71;H,4.39;Cl,6.8
1;N,6.73;S,5.14. 分析値:C,57.78;H,4.35;Cl,6.7
3;N,6.68;S,5.11.
【1348】実施例179 trans−2,6−ビス(2−ヒドロキシエチル)−
4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]
ピペラジン trans−2,6−ビス(カルボキシメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラ
ジン(269mg)をテトラヒドロフラン(40ml)
に懸濁させ、氷冷下、N,N−ジイソプロピルエチルア
ミン(480μl)、1−ベンゾトリアゾリルオキシ−
トリス(ピロリジノ)ホスホニウムヘキサフルオロホス
フェート(672mg)を加え、室温にて3.5時間攪
拌した。氷冷下、水素化ボウ素ナトリウム(297m
g)を加え、室温で15時間攪拌した。反応液を氷冷
し、水、酢酸エチルを加えて有機層を分取して食塩水で
洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去して得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー
(4%メタノール−ジクロロメタン)で精製し、テトラ
ヒドロフランに溶解し、塩酸飽和メタノールを加えて一
度乾固し、残さに酢酸エチルを加えて結晶化させ、標題
化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ1.60−1.80
(2H,m),1.80− 1.95(2H,m),
3.20−3.40(6H,m),3.95−4.05
(2H,m),7.59(2H,d,J=8.3H
z),7.70−7.75(3H,m),7.80−
7.90(31H,m),7.99(2H,d,J=
8.3Hz),8.17(1H,d,J=8.8H
z),8.20−8.30(4H,m),8.54(1
H,s),8.85−8.95(2H,m). HRMS(FAB)m/z580.1633(M+H)
(calcd forC3030ClN
580.1673.)
【1349】実施例180 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)ベ
ンゾイル]ピペラジン 実施例4と同様の反応により、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.74(3H,
s),2.99−3.81(8H,br),7.71
(1H,s),7.33(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.51(1H,d,J=8.8H
z),7.58(2H,d,J=8.3Hz),7.7
9(1H,d,J=2.0Hz),8.00(2H,
d,J=8.3Hz),8.77−8.84(1H,
m),8.79(1H,d,J=6.3Hz),12.
50(1H,s). MS(FAB)m/z495[(M+H),C
35],497[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2523ClNS・0.9HCl
・HOとして 計算値:C,55.01;H,4.78;Cl,12.
34;N,10.26;S,5.87. 分析値:C,54.99;H,5.01;Cl,12.
12;N,10.03;S,5.88.
【1350】実施例181 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
フェニル]−2−メチルピリジン N−オキシド 実施例6と同様に、標題化合物を得た。 MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37]. H−NMR(DMSO−d)δ2.95−3.18
(4H,br),3.37−3.81(4H,br),
7.03(1H,s),7.34(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.47(2H,d,J=8.
3Hz),7.51(1H,d,J=8.8Hz),
7.66(1H,dd,J=6.8,2.9Hz),
7.79(1H,s),7.80(2H,d,J=8.
3Hz),7.91(1H,d,J=2.9Hz),
8.30(1H,d,J=6.8Hz),12.42
(1H,s). 元素分析:C2523ClNS・0.8H
として 計算値:C,57.15;H,4.72;Cl,6.7
5;N,10.66;S,6.10. 分析値:C,57.22;H,4.64;Cl,7.0
4;N,10.42;S,6.17.
【1351】実施例182 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 室温で1−[(5−ブロモピリミジン−2−イル)カル
ボニル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)
スルホニル]ピペラジン(500mg)と(ピリジン−
2−イル)トリブチルスズ(418mg)をN,N−ジ
メチルホルムアミド(10ml)に溶解させ、この反応
液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(0)(69mg)を加えて100℃で9時間撹拌し
た.室温まで冷却した後、酢酸エチルおよびアンモニア
水を加え、酢酸エチルと水で分配した。油層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥、濾液を濃縮しシリカゲルクロマトグ
ラフィー(4%メタノール−塩化メチレン)で精製し
た。得られた画分にエタノールを加えて濃縮し、さらに
ジエチルエーテルを加えて析出してきた無色粉末を濾
取、乾燥して標題化合物のフリー体(254mg)を得
た。さらに、フリー体を塩化メチレンに溶解させ一規定
塩酸(エタノール性)を加えて酸性にし、濃縮後酢酸エ
チルおよびジエチルエーテルを加えて濃縮し、析出して
きた無色粉末を濾取乾燥して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.90−2.98
(2H,m),3.10−3.15(2H,m),3.
30−3.41(2H,m),3.75−3.85(2
H,m),7.05(1H,d,J=2.0Hz),
7.35(1H,dd,J=2.0 and 8.8H
z),7.47−7.53(2H,m),7.80(1
H,d,J=2.0Hz),8.00(1H,dt,J
=2.0 and 8.3Hz),8.17(1H,
d,J=8.3Hz),8.76(1H,d,J=4.
4Hz),9.47(2H,s),12.47(1H,
s). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37].
【1352】実施例183 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により標題化合物を合成した。 H−NMR(CDCl)δ3.10−3.20(2
H,m),3.20−3.30(2H,m),3.50
−3.60(2H,m),3.85−3.95(2H,
m),6.97(1H,s),7.30−7.52(5
H,m),7.68(1H,s),8.39(1H,
d,J=5.9Hz),9.28(2H,s),9.5
0(1H,s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37].
【1353】実施例184 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリ
ミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により標題化合物を合成し
た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.01−3.10
(2H,m),3.17−3.26(2H,m),3.
39−3.47(2H,m),3.79−3.87(2
H,m),7.52(1H,dd,J=7.3 and
4.9Hz),7.61(1H,d,J=8.8H
z),8.01(1H,dt,J=1.5and7.3
Hz),8.10(1H,d,J=8.8Hz),8.
12(1H,s),8.18(1H,d,J=7.3H
z),8.35(1H,s),8.76(1H,d,J
=4.9Hz),9.48(2H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37].
【1354】実施例185 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ3.24(2H,t,J
=4.9Hz),3.33(2H,t,J=4.9H
z),3.63(2H,t,J=4.9Hz),3.9
9(2H,t,J=4.9Hz),7.36−7.53
(4H,m),7.78(1H,s),7.84(1
H,d,J=8.3Hz),7.88(1H,br
s),8.36−8.39(1H,m),9.29(2
H,s). MS(FAB)m/z516[(M+H),C
35],518[(M+H),Cl37].
【1355】実施例186 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.71(3H,
s),2.96(2H,br s),3.16(2H,br s),3.30(2H,
br s),3.81(2H,br s),7.05
(1H,s),7.35(1H,d,J=8.8H
z),7.51(1H,d,J=8.8Hz),7.8
1(1H,s),8.13(1H,br s),8.2
3(1H,br s),8.84(1H,brs),
9.40(2H,s),12.50(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1356】実施例187 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.77(3H,
s),3.16−3.20(2H,m),3.28−
3.31(2H,m),3.57−3.60(2H,
m),3.95−3.98(2H,m),6.97(1
H,d,J=1.5Hz),7.32−7.42(3
H,m),7.50(1H,d,J=2.9Hz),
7.69(1H,s),8.39(1H,d,J=6.
8Hz),8.92−9.05(3H,m). MS(FAB)m/z513[(M+H),C
35],515[(M+H),Cl37].
【1357】実施例188 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.74(3H,
s),3.01−3.09(2H,m),3.17−
3.25(2H,m),3.38−3.45(2H,
m),3.80−3.90(2H,m),7.61(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.10(1
H,d,J=8.8Hz),8.13(1H,s),
8.20(1H,d,J=5.9Hz),8.31(1
H,br s),8.36(1H,d,J=2.0H
z),8.87(1H,d,J=5.9Hz),9.4
3(2H,s). MS(FAB)m/z514[(M+H),C
35],516[(M+H),Cl37].
【1358】実施例189 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60(3H,s),
3.24(2H,br),3.34(2H,br),
3.60(2H,br),3.99(2H,br),
7.39(1H,dd,J=2.4 and 6.8H
z),7.47(1H,dd,J=1.5 and
8.8Hz),7.50(1H,d,J=2.4H
z),7.78(1H,s),7.83(1H,d,J
=8.8Hz),7.88(1H,d,J=1.5H
z),8.38(1H,d,J=6.8Hz),8.9
9(2H,s). MS(FAB)m/z530[(M+H),C
35],532[(M+H),Cl37].
【1359】実施例190 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(3−フルオロピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジ
ン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.06(2H,b
r s),3.21(2H,br s),3.44(2
H,br s),3.84(2H,br s),7.6
0(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.84
(1H,dd,J=6.4,4.9Hz),8.09
(1H,d,J=8.8Hz),8.12(1H,
s),8.35(1H,d,J=2.0Hz),8.6
2(1H,d,J=4.9Hz),8.79(1H,
d,J=2.0Hz),9.20(2H,s). MS(FAB)m/z518[(M+H),C
35],520[(M+H),Cl37].
【1360】実施例191 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−3−フルオロピリジ
ン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ3.23−3.27(2
H,m),3.32−3.36(2H,m),3.59
−3.63(2H,m),3.98−4.01(2H,
m),7.36−7.43(1H,m),7.47(1
H,d,J=8.3Hz),7.78(1H,s),
7.83(1H,d,J=8.3Hz),7.88(1
H,s),8.18(1H,d,J=6.8Hz),
8.30(1H,d,J=5.9Hz),9.00(2
H,s). HRMS(FAB)m/z534.0468[(M+
H)calcd forC2218ClFN
,534.0473].
【1361】実施例192 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,6−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.71(6H,
s),2.95(2H,br s),3.16(2H,br s),3.37(2H,
br s),3.81(2H,br s),7.05
(1H,s),7.35(1H,dd,J=8.8 a
nd 2.0Hz),7.51(1H,d,J=8.8
Hz),7.80(1H,br s),8.14(2
H,br s),9.39(2H,s),12.50
(1H,s). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1362】実施例193 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,6−ジメチルピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.61(6H,s),
3.18(2H,d,J=4.9Hz),3.29(2
H,d,J=4.9Hz),3.5(2H,d,J=
4.9Hz),3.97(2H,d,J=4.9H
z),6.97(1H,d,J=1.5Hz),7.3
5(1H,dd,J=8.8 and 2.0Hz),
7.38−7.43(3H,m),7.69(1H,
d,J=2.0Hz),8.89(1H,br s),
8.98(2H,s). MS(FAB)m/z527[(M+H),C
35],529[(M+H),Cl37].
【1363】実施例194 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,5−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.39(3H,
s),2.68(3H,s),2.97(2H,br
s),3.16(2H,br s),3.40(2H,
br s),3.81(2H,br s),7.06
(1H,s),7.34(1H,dd,J=8.8 a
nd 2.0Hz),7.52(1H,d,J=8.8
Hz),7.79−7.83(2H,m),8.76
(1H,s),9.32(2H,s),12.52(1
H,s). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1364】実施例195 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,5−ジメチルピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.25(3H,s),
2.54(3H,s),3.15−3.25(2H,
m),3.25−3.38(2H,m),3.55−
3.65(2H,m),3.90−4.05(2H,
m),6.97(1H,s),7.13(1H,s),
7.34(1H,dd,J=8.8 and 1.5H
z),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.6
8(1H,d,J=1.5Hz),8.28(1H,
s),8.78(2H,s),9.20(1H,s). MS(FAB)m/z527[(M+H),C
35],529[(M+H),Cl37].
【1365】実施例196 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,3−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.33(3H,
s),2.76(3H,s),2.97(2H,br
s),3.17(2H,br s),3.43(2H,
br s),3.82(2H,br s),7.06
(1H,s),7.34(1H,dd,J=8.8 a
nd 2.0Hz),7.52(1H,d,J=8.8
Hz),7.78−7.85(2H,m),8.72
(1H,d,J=5.9Hz),9.01(2H,
s),12.52(1H,s). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1366】実施例197 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,3−ジメチルピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.27(3H,s),
2.61(3H,s),3.20(2H,t,J=4.
9Hz),3.31(2H,t,J=4.9Hz),
3.62(2H,t,J=4.9Hz),3.98(2
H,t,J=4.9Hz),6.97(1H,d,J=
1.5Hz),7.00(1H,d,J=6.8H
z),7.35(1H,dd,J=8.8 and
2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8H
z),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.2
9(1H,d,J=6.8Hz),8.75(2H,
s),9.02(1H,s). MS(FAB)m/z527[(M+H),C
35],529[(M+H),Cl37].
【1367】実施例198 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(2,3−ジメチルピリジン
−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペ
ラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.31(3H,
s),2.73(3H,s),3.05(2H,br
s),3.21(2H,br s),3.46(2H,
br s),3.84(2H,br s),7.59
(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.78
(1H,d,J=5.4Hz),8.08(1H,d,
J=8.5Hz),8.12(1H,s),8.34
(1H,d,J=2.0Hz),8.70(1H,d,
J=5.4Hz),9.00(2H,s). MS(FAB)m/z528[(M+H),C
35],530[(M+H),Cl37].
【1368】実施例199 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]−2,3−ジメチルピ
リジン N−オキシド 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.28(3H,s),
2.60(3H,s),3.26(2H,d,J=4.
9Hz),3.35(2H,d,J=4.9Hz),
3.64(2H,d,J=4.9Hz),4.00(2
H,d,J=4.9Hz),7.01(1H,d,J=
6.6Hz),7.47(1H,dd,J=1.7 a
nd 8.8Hz),7.78(1H,s),7.83
(1H,d,J=8.8Hz),7.88(1H,d,
J=1.7Hz),8.28(1H,d,J=6.6H
z),8.76(2H,s). MS(FAB)m/z544[(M+H),C
35],546[(M+H),Cl37].
【1369】実施例200 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3,5−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.16(6H,
s),2.99(2H,brs),3.17(2H,b
r s),3.42(2H,br s),3.82(2
H,br s),7.06(1H,s),7.34(1
H,d,J=8.8Hz),7.51(1H,d,J=
8.8Hz),7.80(1H,s),8.72(2
H,br s),8.91(2H,s),12.50
(1H,s). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1370】実施例201 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(6−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.57(3H,
s),2.96(2H,brs),3.15(2H,b
r s),3.36(2H,br s),3.80(2
H,br s),7.05(1H,d,J=2.0H
z),7.35(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.38(1H,d,J=7.3Hz),7.5
1(1H,d,J=8.8Hz),7.81(1H,
d,J=2.0Hz),7.89(1H,t,J=7.
3Hz),7.96(1H,d,J=7.3Hz),
9.44(2H,s),12.49(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1371】実施例202 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−6−メチルピリジンN−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.59(3H,s),
3.15(2H,d,J=4.9Hz),3.26(2
H,d,J=4.9Hz),3.56(2H,d,J=
4.9Hz),3.94(2H,d,J=4.9H
z),6.97(1H,s),7.30−7.41(5
H,m),7.69(1H,s),9.07(1H,
s),9.25(2H,s). MS(FAB)m/z513[(M+H),C
35],515[(M+H),Cl37].
【1372】実施例203 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.41(3H,
s),2.97(2H,brs),3.16(2H,b
r s),3.40(2H,br s),3.80(2
H,br s),7.05(1H,s),7.33(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.50(1
H,d,J=8.8Hz),7.79(1H,d,J=
2.0Hz),7.84(1H,d,J=5.4H
z),8.79(1H,d,J=5.4Hz),8.8
5(1H,s),9.04(2H,s),12.49
(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1373】実施例204 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(5−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.37(3H,
s),2.94−2.97(2H,m),3.13−
3.16(2H,m),3.35−3.39(2H,
m),3.78−3.81(2H,m),7.05(1
H,d,J=2.0Hz),7.34(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.51(1H,d,J=
8.8Hz),7.78−7.83(2H,m),8.
07(1H,d,J=8.3Hz),8.60(1H,
d,J=1.5Hz),9.44(2H,s),12.
47(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1374】実施例205 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−5−メチルピリジンN−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.40(3H,s),
3.16−3.19(2H,m),3.26−3.29
(2H,m),3.58−3.61(2H,m),3.
95−3.98(2H,m),6.98(1H,s),
7.20−7.41(4H,m),7.70(1H,
s),8.24(1H,s),9.04(1H,s),
9.27(2H,s). MS(FAB)m/z513[(M+H),C
35],515[(M+H),Cl37]. HRMS(FAB)m/z513.1144(M+H)
(calcd forC2322ClN
513.1112).
【1375】実施例206 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(3−メチルピリジン−2−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.41(3H,
s),2.98(2H,brs),3.15(2H,b
r s),3.40(2H,br s),3.81(2
H,br s),7.05(1H,s),7.34(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.45(1
H,dd,J=7.8,4.9Hz),7.51(1
H,d,J=8.8Hz),7.80(1H,s),
7.85(1H,d,J=7.8Hz),8.59(1
H,d,J=4.9Hz),9.09(2H,s),1
2.49(1H,s). MS(FAB)m/z497[(M+H),C
35],499[(M+H),Cl37].
【1376】実施例207 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル]チオカルボニル]ピペラジン 室温で1−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン(100m
g)をジメトキシエタン(10ml)およびトルエン
(10ml)の混合溶媒に懸濁させ、ローソン試薬
(2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジ
チア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィ
ド,42mg)を加えて、2日間加熱還流した.室温ま
で冷却した後、濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー
(3→5%メタノール−塩化メチレン)で精製した。一
規定塩酸(エタノール性)を加えて酸性にし、濃縮後酢
酸エチルを加えて析出してきた黄色粉末を濾取乾燥して
標題化合物(34mg)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00(2H,b
r s),3.28(2H,br s),3.59(2
H,br s),4.44(2H,br s),7.0
6(1H,s),7.34(1H,dd,J=9.0,
2.0Hz),7.51(1H,d,J=9.0H
z),7.80(1H,d,J=2.0Hz),8.2
1(2H,d,J=6.1Hz),8.90(2H,
d,J=6.1Hz),9.33(2H,s),12.
51(1H,s). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37].
【1377】実施例208 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ヒドロキシイミノ)[5−(ピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]メチル]ピペラジン 室温で1−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]チオカルボニル]ピペラジン(243
mg)をエタノール(50ml)に懸濁させ、ヒドロキ
シアミン 塩酸塩(338mg),酢酸ナトリウム(3
99mg)および塩化水銀(II)(132mgl)を
順次加えて、室温で6時間撹拌した。セライト濾過で不
溶物を濾去した後、シリカゲルクロマトグラフィー(7
%メタノール−塩化メチレン)で精製し、2つのフラク
ションを得た。それぞれを濃縮し、低極性化合物(20
mg,無色粉末)および高極性化合物(20mg,無色
粉末)をそれぞれ得た。 低極性化合物:H−NMR(DMSO−d)δ3.
01(4H,br s),3.09(4H,br
s),7.00(1H,s),7.25−7.35(1
H,m),7.49(1H,d,J=9.0Hz),
7.78(1H,br s),7.89(2H,d,J
=6.1Hz),8.73(2H,d,J=6.1H
z),9.30(2H,s). HRMS(FAB)m/z498.1115(M+H)
(calcd forC2221ClN
498.1115).
【1378】高極性化合物:H−NMR(DMSO−
)δ3.06(4H,brs),3.30−3.3
2(4H,水と重なり不明瞭),7.03(1H,
s),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.5
1(1H,d,J=8.8Hz),7.80(1H,b
r s),7.87(2H,d,J=6.1Hz),
8.73(2H,d,J=6.1Hz),9.24(2
H,s). HRMS(FAB)m/z498.1110(M+H)
(calcd forC2221ClN
498.1115).
【1379】実施例209 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[(ヒドラゾノ)[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]メチル]ピペラジン 室温で1−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]チオカルボニル]ピペラジン(499
mg)をエタノール(100ml)および塩化メチレン
(100ml)の混合溶媒に懸濁させ、ヒドラジン一水
和物(146μg)および塩化水銀(II)(272m
g)を順次加えて、室温で4時間撹拌した。溶媒を留去
した後、シリカゲルクロマトグラフィー(8%メタノー
ル−塩化メチレン)で精製した。塩化メチレンを加えて
濃縮し析出してきた黄色結晶を濾取乾燥し、標題化合物
(100mg)を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.03(8H,b
r s),6.77(2H,br s),7.04(1
H,s),7.34(1H,dd,J=8.8and 2.0Hz),7.52(1H,d,J=8.8H
z),7.81(1H,d,J=2.0Hz),7.8
8(2H,d,J=6.3Hz),8.73(2H,
d,J=6.3Hz),9.35(2H,s),12.
45(1H,s).MS(FAB)m/z497[(M
+H),Cl35],499[(M+H),Cl
37].
【1380】実施例210 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンジ
リデン]ピペリジン 参考例7と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.45−2.52
(2H,m),2.57−2.61(2H,m),3.
12−3.16(2H,m),3.20−3.24(2
H,m),6.44(1H,s),7.37(2H,
d,J=8.3Hz),7.56(1H,dd,J=
8.5,2.0Hz),7.91(2H,d,J=8.
3Hz),8.05(1H,d,J=8.5Hz),
8.07(1H,s),8.16(2H,d,J=6.
6Hz),8.31(1H,s),8.82(2H,
d,J=6.6Hz). HRMS(FAB)m/z481.0783(M+H)
(calcd forC2522ClN
481.0811).
【1381】実施例211 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2−メチルピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.69(3H,
s),2.93(2H,brs),3.13(2H,b
r s),3.37(2H,br s),3.80(2
H,br s),7.75(1H,dd,J=8.8
and 2.0Hz),7.84(1H,d,J=7.
8Hz),8.10(1H,br s),8.18−
8.23(2H,m),8.26−8.32(2H,
m),8.53(1H,br s),8.82(1H,
d,J=5.9Hz),9.38(2H,s). MS(FAB)m/z508[(M+H),C
35],510[(M+H),Cl37].
【1382】実施例212 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60(3H,s),
3.13−3.17(2H,m),3.25−3.28
(2H,m),3.55−3.59(2H,m),3.
94−3.98(2H,m),7.37(1H,dd,
J=6.8 and 2.9Hz),7.49(1H,
d,J=2.9Hz),7.60(1H,dd,J=
8.8 and 2.0Hz),7.76(1H,d
d,J=8.8and 2.0Hz),7.90−7.97(3H,m),8.
31(1H,d,J=2.0Hz),8.37(1H,
d,J=6.8Hz),8.97(2H,s). MS(FAB)m/z524[(M+H),C
35],526[(M+H),Cl37].
【1383】実施例213 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.93(2H,b
r s),3.12(2H,br s),3.36(2
H,br s),3.81(2H,br s),7.5
0(1H,dd,J=7.3 and 4.9Hz),
7.74(1H,dd,J=8.8 and 2.0H
z),7.83(1H,dd,J=8.8and1.5
Hz),7.96−8.03(1H,m),8.16
(1H,d,J=8.3Hz),8.19(1H,d,
J=8.8Hz),8.25−8.31(2H,m),
8.52(1H,br s),8.75(1H,d,J
=4.9),9.46(2H,s). MS(FAB)m/z494[(M+H),C
35],496[(M+H),Cl37].
【1384】実施例214 2−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ3.13−3.16(2
H,m),3.24−3.27(2H,m),3.57
−3.60(2H,m),3.93−3.97(2H,
m),7.38−7.44(2H,m),7.46−
7.50(1H,m),7.59(1H,dd,J=
8.8 and 2.0Hz),7.77(1H,d
d,J=8.8 and 2.0Hz),7.91−
7.96(3H,m),8.31(1H,br s),
8.35−8.38(1H,m),9.26(2H,
s). MS(FAB)m/z510[(M+H),C
35],512[(M+H),Cl37].
【1385】実施例215 1−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]カルボニル]−4−[(6−トリメチルシリルエ
チニルベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピ
ペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボ
ニル]ピペラジン(739mg)を1規定の塩酸エタノ
ール溶液に溶かし、室温で30分攪拌した。減圧下溶媒
を留去し、N,N−ジメチルホルムアミド(15m)、
トリエチルアミン(2ml)、塩化6−トリメチルシリ
ルエチニルベンゾ[b]チオフェン−2−スルホニル
(740mg)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液
を塩化メチレンで希釈し、水で洗浄(3回)し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:0→1:1→
酢酸エチル:塩化メチレン=3:1→0:1→塩化メチ
レン:メタノール=100:2→100:7)で精製
し、白色固体として標題化合物(167mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ0.28(9H,s),
3.25(2H,t,J=4.9Hz),3.35(2
H,t,J=4.9Hz),3.61(2H,t,J=
4.9Hz),4.00(2H,t,J=4.9H
z),7.51(2H,dd,J=4.4,1.5H
z),7.55(1H,dd,J=8.3,1.5H
z),7.78(1H,s),7.83(1H,d,J
=8.3Hz),8.00(1H,s),8.80(2
H,dd,J=4.4,1.5Hz),9.03(2
H,s). MS(FAB)m/z567(M+H)
【1386】実施例216 4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]カルボニル]−1−[(6−エチニルベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン 1−[[5−(4−ピリジル)ピリミジン−2−イル]
カルボニル]−4−[(6−トリメチルシリルエチニル
ベンゾ[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジ
ン(167mg)をテトラヒドロフラン(5ml)とメ
タノール(7ml)の混合溶媒に溶かし、水酸化カリウ
ム(34mg)を加え、室温で30分攪拌した。飽和塩
化アンモウニウム水溶液で弱酸性にした後、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で弱アルカリ性とした。減圧下濃縮
し、塩化メチレンで抽出(4回)し、有機層を合わせて
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:
メタノール=1:0→24:1)で精製した。得られた
アモルファスを塩化メチレンに溶かし、ヘキサンに滴下
することでパウダーとして析出させた。白色の固体とし
て標題化合物(112mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.23(1H,s),
3.25(2H,t,J=5.1Hz),3.35(2
H,t,J=5.1Hz),3.61(2H,t,J=
5.1Hz),4.00(2H,t,J=5.1H
z),7.51(2H,dd,J=4.4,1.5H
z),7.58(1H,dd,J=8.3,0.98H
z),7.79(1H,s),7.86(1H,d,J
=8.3Hz),8.02(1H,s),8.80(2
H,dd,J=4.4,1.5Hz),9.02(2
H,s). MS(FAB)m/z490(M+H)
【1387】実施例217 1−[(5−クロロイソインドリン−2−イル)スルホ
ニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベンゾイ
ル]ピペラジン 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ3.22−3.80(8
H,m),4.63−4.65(4H,m),7.37
(1H,d,J=8.3Hz),7.37(1H,
m),7.43(1H,s),7.64(2H,d,J
=8.3Hz),8.04(2H,d,J=8.3H
z),8.20−8.14(2H,br),8.9(2
H,d,J=5.4Hz). MS(FAB)m/z483[(M+H),C
35],485[(M+H),Cl37].
【1388】実施例218 4−[4−[[4−[(5−クロロイソインドリン−2
−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.25−3.77
(8H,m),4.62−4.65(4H,m),7.
33−7.39(2H,m),7.43(1H,s),
7.54(2H,d,J=8.3Hz),7.81(1
H,d,J=6.8Hz),7.86(2H,d,J=
8.3Hz),8.28(2H,d,J=6.8H
z). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37].
【1389】実施例219 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−エチル−1−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン. 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.75(1.5
H,t,J=7.8Hz),0.94(1.5H,t,
J=7.8Hz),1.60−1.89(2H,m),
2.23−2.57(2H,m),3.14(0.5
H,m),3.25−3.43(1H,m),3.45
−3.90(2.5H,m),4.44−4.53
(0.5H,m),4.65−4.72(0.5H,
m),7.04(1H,t,J=2.4Hz),7.3
4(1H,dt,J=8.8,2.4Hz),7.50
(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.80
(1H,t,J=2.4Hz),8.18(2H,b
r),8.90(2H,br),9.39(2H,t,
J=2.4Hz),12.48(1H,br).MS
(FAB)m/z511[(M+H),Cl35],
513[(M+H),Cl37].
【1390】実施例220 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキ
シド. 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.74(1.5
H,t,J=7.3Hz),0.93(1.5H,t,
J=7.3Hz),1.03−1.09(0.5H,
m),1.58−1.68(0.5H,m),1.70
−1.90(1.5H,m),2.13−2.57(2
H,m),3.13−3.21(0.5H,m),3.
25−3.60(2H,m),3.70−3.76
(0.5H,m),3.78−3.86(0.5H,
m),4.45−4.52(0.5H,m),4.67
(0.5,br),7.04(1H,m),7.34
(1H,dt,J=8.8,2.4Hz),7.50
(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.80
(1H,t,J=2.4Hz),7.90(2H,d
d,J=7.3,2.4Hz),8.38(2H,t,
J=7.3,3.4Hz),9.29(2H,d,J=
4.5Hz),12.46(1H,br). MS(FAB)m/z517[(M+H),C
35],519[(M+H),Cl37].
【1391】実施例221 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−ニル)ス
ルホニル]−2−エチル−1−[(5−(ピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]ピペラジ
ン. 実施例182と同様に合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.77(1.5
H,t,J=7.8Hz),0.95(1.5H,t,
J=7.8Hz),1.62−1.70(0.5H,
m),1.73−1.82(0.5H,m),1.83
−1.93(1H,m),2.44−2.71(2H,
m),3.14−3.24(0.5H,m),3.35
−3.62(2H,m),3.67−3.76(1H,
m),3.79−3.85(0.5H,m),4.47
−4.53(0.5H,m),4.67−4.74
(0.5H,m),7.57−7.62(1H,m),
8.03−8.14(4H,m),8.33−8.37
(1H,m),8.83(1H,d,J=4.6H
z),9.36(2H,d,J=3.7Hz). MS(FAB)m/z528[(M+H),C
35],530[(M+H),Cl37].
【1392】実施例222 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド. 実施例6と同様に合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.76(1.5
H,t,J=7.3Hz),0.94(1.5H,t,
J=7.3Hz),1.15−1.28(0.5H,
m),1.60−1.69(0.5H,m),1.70
−1.92(1.5H,m),2.50−2.60(1
H,m),2.62−2.71(1H,m),3.12
−3.24(0.5H,m),3.35−3.45(1
H,m),3.50−3.61(1H,m),3.64
−3.87(1H,m),4.47−4.54(0.
5,m),4.67−4.74(0.5H,m),7.
58−7.63(1H,m),7.94−8.00(2
H,m),8.06−8.13(2H,m),8.34
−8.40(3H,m),9.30(2H,d,J=
2.0Hz). MS(FAB)m/z544[(M+H),C
35],546[(M+H),Cl37].
【1393】実施例223 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−エチル−1−[(5−(ピリジン−2−イ
ル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]ピペラジン. 実施例182と同様に合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.74(1.5
H,t,J=7.3Hz),0.94(1.5H,t,
J=7.3Hz),1.02−1.13(0.5H,
m),1.57−1.68(0.5H,m),1.70
−1.89(2H,m),2.25−2.49(1H,
m),3.10−3.23(0.5H,m),3.27
−3.59(2.5H,m),3.68−3.87(1
H,m),4.45−4.52(0.5H,m),4.
63−4.71(0.5H,m),7.03−7.05
(1H,m),7.32−7.36(1H,m),7.
50(2H,d,J=8.3,2.4Hz),7.79
(1H,br),7.98−8.02(1H,m),
8.16(1H,d,J=7.8Hz),8.75−
8.77(1H,m),9.48(2H,br),1
2.46(1H,br). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1394】実施例224 2−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−エチルピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキ
シド. 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(エチル)−1−[(5−(ピリジン−2−
イル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]ピペラジン
(234mg)の塩化メチレン溶液(50ml)に、室
温でメタクロロ過安息香酸(1.58g)を加え5時間
攪拌した。亜硫酸ナトリウム水溶液(20ml)を加え
て1時間攪拌した。これに飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、塩化メチレンを加え、塩化メチレンにより水層を3
回抽出し、合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を減圧留去した後、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=
1:50)に付し、得られた油状物をエタノール−ジエ
チルエーテルから固化させることにより、淡黄色固体の
標題化合物(44.1mg)を得た。 MS(FAB)m/z527[(M+H),C
35],529[(M+H),Cl37]. H−NMR(DMSO−d)δ0.75(1.5
H,t,J=7.3Hz),0.93(1.5H,t,
J=7.3Hz),1.05−1.13(0.5H,
m),1.58−1.92(2.5H,m),2.29
−2.78(1H,m),3.13−3.89(4H,
m),4.40−4.52(0.5H,m),4.62
−4.71(0.5H,m),7.04(1H,d,J
=3.4Hz),7.32−7.37(1H,m),
7.47−7.55(3H,m),7.78−7.82
(1H,m),7.86−7.90(1H,m),8.
42(1H,d,J=5.9Hz),9.33(2H,
br),12.44(1H,br).
【1395】実施例225 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[5−(ピリジン−3−イル)チアゾール−
2−イル]ピペラジン 3−(5−チアゾリル)ピリジン(400mg)のジエ
チルエーテル(15ml)溶液に−78℃にてn−ブチ
ルリチウム(1.52規定ヘキサン溶液,1.45m
l)を滴下した。30分攪拌後、二酸化炭素ガスを吹き
込み、10分後に冷却バスをはずし、徐々に室温へと昇
温した。反応混液を濃縮し、白色固体として5−(3−
ピリジル)チアゾール−2−カルボン酸リチウム塩の残
渣を得た。この残渣のN,N−ジメチルホルムアミド
(10ml)溶液に、1−[(5−クロロインドール−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩(600m
g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(2
55mg)及び塩酸1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミド(360mg)を室温
にて加えた。3日間攪拌後、反応混液に酢酸エチル(5
0ml)及び水(100ml)を加えた。生じた白色沈
殿物を濾取し、水及び酢酸エチルで洗浄し、淡茶色固体
として標題化合物(727mg)を得た。その一部に塩
酸水溶液を加えた後、濃縮乾燥し、下記データを得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.32(4H,b
r s),3.94(2H,br s),4.59(2
H,br s),7.20(1H,s),7.47(1
H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,d,J=
8.8Hz),7.66−7.76(1H,m),7.
93(1H,s),8.36(1H,d,J=8.3H
z),8.63(1H,br s),8.78(1H,
s),9.16(1H,s),12.61(1H,
s). MS(FAB)m/z488(M+H)
【1396】実施例226 3−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.31(4H,b
r s),3.93(2H,br s),4.57(2
H,br s),7.19(1H,s),7.46(1
H,d,J=8.8Hz),7.50−7.70(2
H,m),7.80(1H,d,J=8.3Hz),
7.92(1H,s),8.05(1H,s),8.3
9(1H,d,J=6.4Hz),8.67(1H,b
r s),8.93(1H,s),12.61(1H,
br s). MS(FAB)m/z504(M+H),488(M
+H−O)
【1397】実施例227 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−4−[5−(2−メチル
ピリジン−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラジ
ン 1−(t−ブトキシカルボニル)−4−[5−(2−メ
チルピリジン−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペ
ラジン(400mg)に、室温にて、飽和塩酸メタノー
ル溶液(12ml)を加え、10分間撹拌後、減圧下濃
縮し、白色固体として1−[5−(2−メチルピリジン
−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラジン 塩酸
塩を得た。この塩酸塩の塩化メチレン(12ml)溶液
に、塩化5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−スルホニル(522mg)を溶解し、室温にて
ジイソプロピルエチルアミン(538μl)を加えた。
3時間撹拌後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50m
l)を加え分液し、水層を塩化メチレン(2x15m
l)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:アセト
ン=7:1)を用いて精製し、泡状物質として標題化合
物(240mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ2.63(3H,s),
3.55(2H,s),3.60(2H,s),3.9
2(2H,s),4.60(2H,s),7.31(1
H,d,J=5.4Hz),7.35(1H,s),
7.40−7.52(4H,m),7.52−7.65
(2H,m),8.03(2H,d,J=7.3H
z),8.14(1H,s),8.23(1H,d,J
=9.3Hz),8.56(1H,d,J=5.4H
z).
【1398】実施例228 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[5−(2−メチルピリジン−4−イル)チ
アゾール−2−イル]ピペラジン 実施例99と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.88(3H,
s),3.33(4H,brs),3.95(2H,b
r s),4.57(2H,br s),7.20(1
H,d,J=2.0Hz),7.47(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.66(1H,d,J=
8.8Hz),7.93(1H,d,J=2.0H
z),8.32(1H,d,J=6.4Hz),8.4
0(1H,brs),8.94(1H,d,J=6.4
Hz),9.02(1H,d,J=2.0Hz),1
2.66(1H,s). MS(FAB)m/z502[(M+H),C
35],504[(M+H),Cl37].
【1399】実施例229 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]−2−メチルピリジンN−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.28(4H,b
r s),3.47(3H,s),3.91(2H,b
r s),4.56(2H,br s),7.17(1
H,s),7.44(1H,dd,J=8.8,2.0
Hz),7.62(1H,d,J=8.8Hz),7.
81(1H,dd,J=6.8,2.7Hz),7.9
0(1H,d,J=2.0Hz),8.04(1H,
d,J=2.7Hz),8.43(1H,d,J=6.
8Hz),8.59(1H,s),12.57(1H,
br s). MS(FAB)m/z518(M+H),502(M
+H−O)
【1400】実施例230 1−[(5−エチニルインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール−
2−イル]ピペラジン 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[5−
(ピリジン−4−イル)チアゾール−2−イル]ピペラ
ジン(400mg)に、室温にて、飽和塩酸メタノール
溶液(12ml)を加え、1時間撹拌後、減圧下濃縮
し、白色固体として1−[5−(ピリジン−4−イル)
チアゾール−2−イル]ピペラジン 塩酸塩の残渣を得
た。この残渣の塩化メチレン(15ml)溶液に、塩化
[1−フェニルスルホニル−5−(トリメチルシリルエ
チニル)インドール−2−イル]スルホニル(630m
g)を溶解し、0℃にてジイソプロピルエチルアミン
(746μl)を加えた。4時間撹拌後、塩化メチレン
(10ml)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30
ml)を加え分液し、水層を塩化メチレン(2x10m
l)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:アセト
ン=6:1)を用いて精製し、泡状物質として1−[5
−(2−メチルピリジン−4−イル)チアゾール−2−
イル]−4−[[1−フェニルスルホニル−5−(トリ
メチルシリルエチニル)インドール−2−イル]スルホ
ニル]ピペラジン(214mg)を得た。この残渣のテ
トラヒドロフラン(10ml)溶液に、メタノール(1
0ml)、モルホリン(54.0μl)、及び水酸化カ
リウム(52.0mg)を加え、室温で3時間攪拌し
た。反応混液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30m
l)、塩化メチレン(30ml)、及び水(10ml)
を加え分液し、水層を塩化メチレン(10ml)で抽出
した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を分取用シリカゲル
薄層クロマトグラフィー(塩化メチレン:アセトン=
6:1)を用いて精製し、白色固体として標題化合物
(84.8mg)を得た。これをテトラヒドロフランに
溶解後、水を加え、濃縮することにより、白色固体を
得、下記データを得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.15(4H,b
r s),3.77(2H,br s),4.01(1
H,s),4.41(2H,br s),7.05(1
H,s),7.34(1H,d,J=8.5Hz),
7.44(1H,d,J=8.5Hz),7.72(2
H,d,J=4.9Hz),7.85(1H,s),
8.58(1H,s),8.63(2H,d,J=4.
9Hz),12.42(1H,br s). MS(FAB)m/z478(M+H)
【1401】実施例231 4−[2−[[4−[(5−エチニルインドール−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.16(4H,b
r s),3.77(2H,br s),4.02(1
H,s),4.41(2H,br s),7.06(1
H,s),7.36(1H,d,J=8.5Hz),
7.46(1H,d,J=8.5Hz),7.78(2
H,d,J=6.9Hz),7.86(1H,s),
8.26(2H,d,J=6.9Hz),8.48(1
H,s),12.43(1H,br s). MS(FAB)m/z494(M+H),478(M
+H−O)
【1402】実施例232 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例7と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.14(4H,b
r s),3.79(2H,br s),4.41(2
H,br s),7.71(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.83(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),8.11(2H,d,J=5.9H
z),8.15(1H,d,J=8.8Hz),8.2
2(1H,d,J=2.0Hz),8.25(1H,
d,J=8.8Hz),8.51(1H,s),8.7
7(1H,s),8.79−8.85(2H,m). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37].
【1403】実施例233 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.13(4H,b
r s),3.77(2H,br s),4.43(2
H,br s),7.69(1H,d,J=8.8H
z),7.76(2H,d,J=6.4Hz),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),8.15(1H,
d,J=8.8Hz),8.20−8.28(5H,
m),8.46(1H,s),8.50(1H,s). MS(FAB)m/z515[(M+H),C
35],517[(M+H),Cl37].
【1404】実施例234 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−2−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.13(4H,b
r s),3.77(2H,br s),4.42(2
H,br s),7.37(1H,m),7.69(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.81(1
H,d,J=8.8Hz),7.89(1H,m),
8.03(1H,d,J=7.8Hz),8.15(1
H,d,J=8.8Hz),8.21(1H,d,J=
2.0Hz),8.25(1H,d,J=8.8H
z),8.50(1H,s),8.56(1H,s),
8.57(1H,d,J=4.4Hz). MS(FAB)m/z499[(M+H),C
35],501[(M+H),Cl37].
【1405】実施例235 2−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.14(4H,b
r s),3.78(2H,br s),4.41(2
H,br s),7.47(1H,t,J=7.8H
z),7.54(1H,t,J=7.8Hz),7.6
8(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.84
(1H,d,J=8.8Hz),8.15(1H,d,
J=8.8Hz),8.20(1H,s),8.25
(1H,d,J=8.8Hz),8.42−8.51
(3H,m),8.95(1H,s). MS(FAB)m/z515[(M+H),C
35],517[(M+H),Cl37].
【1406】実施例236 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.18(4H,b
r s),3.80(2H,br s),4.41(2
H,br s),7.04(1H,s),7.30(1
H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.49(1
H,d,J=8.8Hz),7.76(1H,s),
8.15(2H,d,J=5.9Hz),8.79(1
H,s),8.84(2H,d,J=5.9Hz),1
2.44(1H,s). MS(FAB)m/z488[(M+H),C
35],490[(M+H),Cl37].
【1407】実施例237 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.16(4H,b
r s),3.78(2H,br s),4.43(2
H,br s),7.03(1H,s),7.30(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.47(1
H,d,J=8.8Hz),7.75(1H,d,J=
2.0Hz),7.77(2H,d,J=7.3H
z),8.25(2H,d,J=7.3Hz),8.3
0(1H,s),8.47(1H,s),12.41
(1H,s). MS(FAB)m/z504[(M+H),C
35],506[(M+H),Cl37].
【1408】実施例238 1−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)チア
ゾール−2−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.24(4H,b
r s),3.84(2H,br s),4.46(2
H,br s),7.50−7.65(3H,m),
8.03−8.10(2H,m),8.30(1H,
s),8.76(1H,s),8.80(2H,m). MS(FAB)m/z505[(M+H),C
35],507[(M+H),Cl37].
【1409】実施例239 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.22(4H,b
r s),3.82(2H,br s),4.47(2
H,br s),7.54(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.78(2H,d,J=7.3H
z),8.05(1H,d,J=8.8Hz),8.0
9(1H,s),8.25(2H,d,J=7.3H
z),8.29(1H,s),8.48(1H,s). MS(FAB)m/z521[(M+H),C
35],523[(M+H),Cl37].
【1410】実施例240 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアジン−6−イル]カルボニル]ピペラジン
塩酸塩. 室温でエチル3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4
−トリアジン−6−カルボキシレート(200mg)を
テトラヒドロフラン(5ml)およびメタノール(5m
l)の混合溶媒に溶解させ、この反応液に1規定水酸化
ナトリウム水溶液(1.00ml)を一気に滴下した。
5分間撹拌した後、テトラヒドロフランおよびメタノー
ルを減圧下溶媒留去し1規定塩酸で中和した。溶媒を留
去し乾固させ、粗精製物の3−(ピリジン−4−イル)
−1,2,4−トリアジン−6−カルボン酸を得た。室
温で3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリア
ジン−6−カルボン酸および1−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]ピペラジン 塩酸塩(2
92mg)を、N,N−ジメチルホルムアミド(10m
l)に懸濁させた。この反応液に、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(117mg)、N−メチルモルホリン
(191μl)および1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(250m
g)を順次加えた後、終夜撹拌した。反応終了後、溶媒
を留去し、水および酢酸エチルで分配した。油層を硫酸
マグネシウムで乾燥、濾液を濃縮した。残さにエタノー
ルを加えて析出してきた黄色結晶を濾取乾燥して標題化
合物のフリー体(282mg)を得た。このフリー体を
エタノールに懸濁させ、1規定塩酸(エタノール性)お
よび水を少量加えて酸性にした。このものを濃縮し、再
びエタノールおよび酢酸エチルを加えて濃縮し、析出し
てきた結晶を濾取、乾燥して標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.05−3.09
(2H,m),3.18−3.21(2H,m),3.
69−3.72(2H,m),3.84−3.88(2
H,m),7.05(1H,d,J=1.5Hz),
7.33(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.50(1H,d,J=8.8Hz),7.79(1
H,d,J=2.0Hz),8.45−8.52(2
H,m),8.92−8.98(2H,m),9.17
(1H,d,J=1.0Hz),12.47(1H,
s). MS(FAB)m/z484[(M+H),C
35],486[(M+H),Cl37].
【1411】実施例241 4−[6−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1,2,4−トリアジン−3−イル]ピリジンN−オ
キシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.06(2H,b
r),3.18(2H,br),3.70(2H,b
r),3.85(2H,br),7.05(1H,
s),7.32(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.49(1H,d,J=8.8Hz),7.7
9(1H,d,J=2.0Hz),8.34(2H,
d,J=7.3Hz),8.40(2H,d,J=7.
3Hz),9.06(1H,s),12.45(1H,
s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37].
【1412】実施例242 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[2,5−ジヒドロ−5−オキソ−6−
(ピリジン−4−イル)−1,2,4−トリアジン−3
−イル]カルボニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.09
(2H,m),3.10−3.17(2H,m),3.
75−3.81(4H,m),7.74(1H,dd,
J=8.8 and 2.0Hz),7.86(1H,
d,J=8.8Hz),8.20(1H,d,J=8.
8Hz),8.25−8.35(4H,m),8.55
(1H,br s),8.86(2H,d,J=5.4
Hz). MS(FAB)m/z511[(M+H),C
35],513[(M+H),Cl37].
【1413】実施例243 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−4−[[5−(2,6−ジメチルピリジン−4−
イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン
塩酸塩. 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.71(6H,
s),2.94(2H,brs),3.13(2H,b
r s),3.37(2H,br s),3.80(2
H,br s),7.74(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.83(1H,d,J=8.8H
z),8.13(2H,br s),8.13(1H,
d,J=8.8Hz),8.27−8.30(2H,
m),8.52(1H,s),9.38(2H,s). MS(FAB)m/z522[(M+H),C
35],524[(M+H),Cl37].
【1414】実施例244 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]−2,6−ジメチルピリジン
N−オキシド. 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.61(6H,s),
3.15(2H,d,J=4.8Hz),3.26(2
H,d,J=4.8Hz),3.57(2H,d,J=
4.8Hz),3.96(2H,d,J=4.9H
z),7.37(2H,s),7.60(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.76(1H,dd,J
=8.8,1.5Hz),7.91−7.97(3H,
m),8.31(1H,s),8.96(2H,s). MS(FAB)m/z538[(M+H),C
35],540[(M+H),Cl37].
【1415】実施例245 1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドー
ル−2−イル)スルホニル]−4−[4−(ピリジン−
4−イル)フェニルスルホニル]ピペラジン. 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[4−
(ピリジン−4−イル)フェニルスルホニル]ピペラジ
ン(180mg)に飽和塩酸メタノール溶液(10m
l)を加え、30分間攪拌後、減圧下溶媒を留去した。
得られた残渣に塩化メチレン(10ml)、塩化5−ク
ロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−スルホ
ニル(260mg)、及びジイソプロピルエチルアミン
(235μg)を室温にて加えた。4時間攪拌後、反応
混液に塩化メチレン(10ml)及び飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液(30ml)を加え分液し、水層を塩化メ
チレン(10ml)で抽出した。有機層を合わせて、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し残渣を
得た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(塩化メチレン:アセトン=5:1→3:1)を用
いて精製し、淡黄色フォーム状物質として標題化合物
(131mg)を得た。 H−NMR(CDCl)δ3.18(4H,s),
3.57(4H,s),7.37−7.46(4H,
m),7.50−7.59(4H,m),7.80(2
H,d,J=8.3Hz),7.85(2H,d,J=
8.3Hz),7.86(2H,d,J=8.3H
z),8.12(1H,d,J=8.8Hz),8.7
6(2H,br d,J=4.4Hz).
【1416】実施例246 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)フェニルスル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 実施例103と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.05(4H,b
r t,J=4.0Hz),3.18(4H,br
t,J=4.0Hz),6.97(1H,d,J=1.
5Hz),7.16(1H,dd,J=8.8,1.9
Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.
68(1H,d,J=1.9Hz),7.83(2H,
d,J=8.5Hz),8.09(2H,d,J=8.
5Hz),8.19(2H,d,J=6.6Hz),
8.97(2H,d,J=6.6Hz),12.40
(1H,br s). MS(FAB)m/z517(M+H)
【1417】実施例247 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]スルホニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00(4H,b
r t,J=4.6Hz),3.17(4H,br
t,J=4.0Hz),6.96(1Hs),7.18
(1H,dd,J=9.1,1.7Hz),7.39
(1H,d,J=9.1Hz),7.69(1H,d,
J=1.7Hz),7.73(2H,d,J=8.3H
z),7.82(2H,d,J=6.8Hz),7.9
3(2H,d,J=8.3Hz),8.34(2H,
d,J=6.8Hz),12.35(1H,br
s). MS(FAB)m/z533(M+H)
【1418】実施例248 1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニ
ル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)フェニルスル
ホニル]ピペラジン 塩酸塩 1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[4−
(ピリジン−4−イル)フェニルスルホニル]ピペラジ
ン(180mg)に飽和塩酸メタノール溶液(10m
l)を加え、30分間攪拌後、減圧下溶媒を留去した。
得られた残渣のN,N−ジメチルホルムアミド(10m
l)溶液に(5−クロロインドール−2−イル)カルボ
ン酸(90.0mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール(75.5mg)、塩酸1−(ジメチルアミノプロ
ピル)−3−エチルカルボジイミド(107mg)、及
びジイソプロピルエチルアミン(233μg)を室温に
て加えた。3日間攪拌後、反応混液に塩化メチレン(1
00ml)及び水(500ml)を加え分液後、水層を
塩化メチレン(50ml)で抽出した。有機層を合わせ
て水(500ml)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル20g,塩化メ
チレン:アセトン=3:1→1:1)を用いて精製し、
白色固体として標題化合物(97.5mg)を得た。こ
れを塩酸−メタノール−塩化メチレン−テトラヒドロラ
ンに溶解後、濃縮することにより、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.10(4H,b
r s),3.84(4H,br s),6.76(1
H,d,J=1.5Hz),7.17(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.39(1H,d,J=
8.8Hz),7.62(1H,d,J=2.0H
z),7.96(2H,d,J=8.3Hz),8.2
2(2H,d,J=8.3Hz),8.30(2H,
d,J=6.4Hz),8.97(2H,d,J=6.
4Hz),11.76(1H,br s). MS(FAB)m/z481(M+H)
【1419】実施例249 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)カルボニル]ピペラジン−1−イル]スルホニル]
フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(4H,b
r s),3.83(4H,br s),6.75(1
H,s),7.18(1H,br d,J=8.8H
z),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.6
2(1H,br s),7.85(2H,d,J=8.
3Hz),7.88(2H,d,J=6.6Hz),
8.07(2H,d,J=8.3Hz),8.33(2
H,d,J=6.6Hz),11.74(1H,br
s). MS(FAB)m/z497(M+H)
【1420】実施例250 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[(5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン
−2−イル)カルボニル]−2−(2−メチルプロピ
ル)ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.84−1.62
(2H,m),1.75(3H,s),1.77(3
H,s),2.26−2.41(1H,m),2.55
−2.70(1H,m),3.18−3.50(2H,
m),3.55−3.68(1H,m),3.70−
4.45(2H,m),5.36−5.58(1H,
m),7.04(1H,s),7.34(1H,d,J
=8.8Hz),7.51(1H,d,J=8.8H
z),7.80(1H,s),8.16(2H,b
r),8.90(2H,br),9.37(2H,
s),12.48(1H,br). MS(FAB)m/z539[(M+H),C
35],541[(M+H),Cl37].
【1421】実施例251 4−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[(5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル)カルボニル]−2−(2−
メチルプロピル)ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.64−1.68
(3H,m),1.75(3H,s),1.77(3
H,s),2.25−2.58(1H,m),2.60
−2.83(1H,m),2.87−4.23(4H,
m),4.40−4.53(1H,m),7.06(1
H,s),7.34(1H,d,J=8.8Hz),
7.49(1H,d,J=8.8Hz),7.81(1
H,s),8.15(2H,br),8.88(2H,
br),9.37(2H,br),12.48(1H,
s). MS(FAB)m/z556[(M+H),C
35],558[(M+H),Cl37].
【1422】実施例252 1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2,2−ジメチル−4−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.14(3H,b
r s),1.28(3H,br s),3.20−
3.90(6H,br)7.53−7.70(2H,b
r),7.71(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),7.90(1H,br),7.96−8.08
(2H,m),8.14(1H,d,J=8.8H
z),8.20−8.33(4H,m),8.57(1
H,s),8.92(2H,br). MS(FAB)m/z520[(M+H),C
35],522[(M+H),Cl37].
【1423】実施例253 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−3,3−ジメチルピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.26(3H,b
r),1.39(3H,br),3.26(1H,b
r),3.50−3.95(5H,br),7.45−
7.55(4H,br),7.58(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.62(2H,d,J=7.
8Hz),7.79(1H,d,J=7.8Hz),
7.89(2H,d,J=7.8Hz),7.92(1
H,s),8.27(2H,br),8.37(1H,
s). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H) ,Cl37].
【1424】実施例254 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2,2−ジメチル−1−[4−(ピリジン−4−
イル)ベンゾイル]ピペラジン 実施例26と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.50(6H,
s),3.10(2H,s),3.20−3.30(2
H,br t),3.50(2H,br),7.58
(2H,d,J=7.8Hz,7.73(1H,dd,
J=8.8,2.0Hz),7.87(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.98(2H,d,J=
7.8Hz),8.19(1H,d,J=8.8H
z),8.20−8.30(3H,m),8.30(1
H,d,J=7.8Hz),8.53(1H,s),
8.90(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z520[(M+H),C
35],522[(M+H),Cl37].
【1425】実施例255 4−[4−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2,2−ジメチルピペラジン−1−
イル]カルボニル]フェニル]ピリジン N−オキシ
ド. 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.60(5H,b
r),3.04(2H,s),3.20(2H,t,J
=4.9Hz),3.48(2H,t,J=4.9H
z),7.40−7.50(4H,m),7.56(2
H,d,J=8.8Hz),7.61(1H,dd,J
=8.8,2.0Hz),7.79(1H,dd,J=
8.8,2.0Hz),7.88−7.96(1H,
m),7.95(2H,d,J=7.8Hz),8.2
5(2H,d,J=7.8Hz),8.34(1H,
s). MS(FAB)m/z536[(M+H),C
35],538[(M+H) ,Cl37].
【1426】実施例256 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[[4
−(ピリジン−4−イル)−3−シクロヘキセン−1−
イル]カルボニル]ピペラジン 4−(ピリジン−4−イル)−3−ヘキセン酸 塩酸塩
(480mg)を塩化メチレン(30ml)とN,N−
ジメチルホルムアミド(30ml)の混液に溶解した。
氷冷下、1−[(5−クロロ−1−フェニルスルホニル
インドール−2−イル)スルホニル−2−(メトキシカ
ルボニルメチル)ピペラジン(1.024g)、1−ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール(405mg)、N−メチ
ルモルホリン(607mg)、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(5
75mg)を加え10分後に室温に戻し攪拌した。48
時間後反応を停止し、溶媒を減圧下溜去し、酢酸エチル
を加え飽和炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗浄
後無水硫酸マグネシウム乾燥、溶媒を減圧下溜去し得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化
メチレン:メタノール=20:1)に付し、標題化合物
(680mg,無色油状物)を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.14(1H,t,
J=7.1Hz),1.22(1H,t,J=7.1H
z),1.64−3.87(14H,m),3.69
(3H,s),6.33−6.42(1H,m),6.
97(1H,m),7.21−7.40(4H,m),
7.67(1H,d,J=2Hz),8.54(2H,
m). MS(FAB)m/z557(M+H)
【1427】実施例257 [4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[4−(ピリジン−4−イル)−3−シク
ロヘキセン−1−イル]カルボニル]ピペラジン−2−
イル]酢酸ナトリウム塩 100mlのナスコールに、4−[(5−クロロインド
ール−2−イル)スルホニル]−2−(メトキシカルボ
ニルメチル)−1−[[4−(ピリジン−4−イル)−
3−ヘキセン−1−イル]カルボニル]ピペラジン(6
80mg)を加えメタノール(20ml)に溶解し、1
規定水酸化ナトリウム溶液(5ml)加え70℃で攪拌
した。23時間後反応を停止し、濃縮後結晶を濾過し、
ナトリウム塩として標題化合物(320mg,無色固
体)を得た。 H−NMR(CDCl)δ:1.10−3.90
(16H,m),6.40−6.48(1H,m),
6.95(1H,d,J=2.9Hz),7.19(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(3
H,m),7.64(1H,d,J=2.5Hz),
8.40(2H,m).
【1428】実施例258 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−2−[(ピペリジン−1−イル)カルボニルメチ
ル]−1−[[4−(ピリジン−4−イル)−3−シク
ロヘキセン−1−イル]カルボニル]ピペラジン 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ:1.61−3.82
(24H,m),4.65−4.93(2H,m),
6.96−7.68(5H,m),8.02(1H,
s),8.51(2H,m).
【1429】実施例259 4−[4−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(ピペリジン−1−イル)カ
ルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
−1−シクロヘキセン−1−イル]ピリジン N−オキ
シド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ:1.63−4.9
4(26H,m),6.28(1H,m),6.99
(1H,m),7.18−7.40(4H,m),7.
65(1H,d,J=15.4Hz),8.13(1
H,d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z626[(M+H),C
35].
【1430】実施例260 1−[((E)−4−クロロ−2−メトキシスチリル)
スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピ
リミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン塩酸塩 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.07(2H,b
r),3.24(2H,br),3.39(2H,b
r),3.82(2H,br),3.92(2H,
s),7.10(1H,dd,J=8.3,1.5H
z),7.23(1H,d,J=1.5Hz),7.2
9(1H,d,J=15.6Hz),7.56(1H,
d,J=15.6Hz),7.84(1H,d,J=
8.3Hz),8.34(2H,d,J=6.1H
z),8.98(2H,d,J=6.1Hz),9.4
6(2H,s). MS(FAB)m/z500[(M+H),C
35],502[(M+H),Cl37].
【1431】実施例261 1−[((E)−4−クロロ−2−ヒドロキシスチリ
ル)スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン塩
酸塩 1−[((E)−4−クロロ−2−メトキシスチリル)
スルホニル]−4−[[5−(ピリジン−4−イル)ピ
リミジン−2−イル]カルボニル]ピペラジン(366
mg)を塩化メチレン(18ml)に溶解し、アルゴン
雰囲気下、−78℃で3臭化ホウ素(1.0モル溶液、
塩化メチレン)を加え、−78℃で0.5時間、0℃で
2時間攪拌した。反応液を減圧留去し、残さに飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液および水を加えて不溶物をろ去
後、塩化メチレンを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
留去した。残さをシリカゲルを担体に用いるカラムクロ
マトグラフィー(10%メタノール−塩化メチレン)、
さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン〜5%メタノール−塩化メチレン)に付し、粗精製
物(146mg)を得た得られた粗精製物の一部(8
1.0mg)をテトラヒドロフランに溶解し、1規定塩
酸−エタノールを加えて、固化し、ろ取し、さらにメタ
ノールに溶解し、ろ過後、水を加え、溶媒を減圧下留去
し、標題化合物(68.5mg)を無色粉末として得
た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.10
(2H,m),3.20−3.25(2H,m),3.
35−3.45(2H,m),3.80−3.85(2
H,m),6.94(1H,d,J=8.3Hz),
7.05(1H,s),7.24(1H,d,J=1
5.6Hz),7.55(1H,d,J=15.6H
z),7.74(1H,d,J=8.3Hz),8.3
6(2H,brs),8.95−9.05(2H,
m),9.47(2H,s),11.10(1H,br
s). MS(FAB)m/z486[(M+H),C
35],488[(M+H),Cl37].
【1432】実施例262 4−[2−[[4−[((E)−4−クロロ−2−ヒド
ロキシスチリル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジンN−オキ
シド 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ3.00−3.10
(2H,m),3.15−3.25(2H,m),3.
35−3.40(2H,m),3.75−3.85(2
H,m),6.90−7.00(2H,m),7.23
(1H,d,J=15.6Hz),7.54(1H,
d,J=15.6Hz),7.7(1H,d,J=8.
3Hz),7.97(2H,d,J=7.8Hz),
8.45−50(2H,m),9.32(2H,s),
10.95(1H,brs). MS(FAB)m/z502[(M+H),C
35],504[(M+H),Cl37].
【1433】実施例263 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]ピペラジン 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.50−2.80(3
H,m),2.95−3.05(2H,m),3.10
−3.20(1H,m),3.65−3.75(1H,
m),3.68(3H,s),3.75(3H,s),
4.00−4.10(1H,m),4.15−4.25
(1H,m),5.15−5.25(1H,m),7.
40−7.50(2H,m),7.55−7.60(1
H,m),7.70−7.75(1H,m),7.90
−7.95(3H,m),8.30(1H,s),8.
75−8.85(2H,m),8.96(2H,s).
【1434】実施例264 2,シス−6−ビス(カルバモイルメチル)−4−
[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]−
1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イ
ル]ピペラジン 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニル]
−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−
イル]ピペラジン(372mg)をテトラヒドロフラン
(10ml)およびメタノール(5ml)に溶解し、氷
冷下、水酸化ナトリウム(310mg)/水(1.6m
l)液を滴下し、室温で23.5時間撹拌した。反応液
に濃塩酸を加え酸性にした後、溶媒を減圧下留去した。
残さをN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に懸
濁し、この懸濁液に氷冷下、ジ−tert−ブチルジカ
ルボナート(665mg)、ピリジン(290μl)お
よび炭酸水素アンモニウム(304mg)を加え、室温
で19時間撹拌した。攪拌終了後、溶媒を減圧留去し、
残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン〜20%メタノール−塩化メチレン)に付し、粗精
製物(182mg)を得た。この粗精製物のうち62.
3mgを更にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩
化メチレン〜15%メタノール−塩化メチレン)に付
し、溶媒を減圧留去し、残さに酢酸エチルを加えて固化
し、標題化合物(23mg)を淡黄色粉末として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.25−2.35
(1H,m),2.40−2.60(3H,m),2.
80−3.00(2H,m),3.50−3.60(1
H,m),3.8−3.95(2H,m),4.90−
5.00(1H,m),6.90(1H,br s),
7.06(1H,br s),7.45(1H,br
s),7.53(1H,br s),7.70−7.7
5(1H,m),7.75−7.85(1H,m),
7.85−7.95(2H,m),8.17(1H,
d,J=8.8Hz),8.25−8.35(2H,
m),8.51(1H,s),8.70−8.75(1
H,m),9.31(2H,s).MS(FAB)m/
z608[(M+H),Cl35],610[(M+
H),Cl37].
【1435】実施例265 4−[2−[[2,シス−6−ビス(カルバモイルメチ
ル)−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジ
ン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.25−2.35
(1H,m),2.40−2.60(3H,m),2.
80−3.00(2H,m),3.55−3.60(1
H,m),3.85−3.95(2H,m),4.90
−5.00(1H,m),6.89(1H,br
s),7.06(1H,br s),7.43(1H,
br s),7.51(1H,br s),7.70−
7.75(1H,m),7.75−7.85(1H,
m),7.97(2H,d,J=7.3Hz),8.1
6(1H,d,J=8.8Hz),8.20−8.40
(4H,m),8.51(1H,s),9.29(2
H,s). MS(FAB)m/z624[(M+H),C
35],626[(M+H),Cl37].
【1436】実施例266 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.45−3.30(6
H,m),3.50−5.40(6H,m),3.6
7,3.74(3H,each s),7.45−7.
50(2H,m),7.55−7.65(1H,m),
7.70−7.80(1H,m),7.90−7.95
(3H,m),8.29(1H,br s),8.78
(2H,d,J=5.4Hz),8.99,9.00
(2H,each s).
【1437】実施例267 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−[[(モルホリン−4−イル)カルボニル]
メチル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 塩酸塩 4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニ
ル]−2−(メトキシカルボニルメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン(583mg)をテトラヒドロフラン(10m
l)、メタノール(5.0ml)に溶解した。この反応
液に、氷冷下、水酸化ナトリウム(200mg)/水
(1.0ml)液を滴下し、室温で5時間攪拌した。氷
冷下、濃塩酸(420μl)を加え弱酸性とした。次い
で、反応液を減圧下留去した。残さに、モルホリン(1
02μl)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3
−エチルカルボジイミド 塩酸塩(239mg)、1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(159mg)を
加え、N,N−ジメチルホルムアミド(60ml)、塩
化メチレン(30ml)に溶解した。更に、氷冷下、ジ
イソプロピルエチルアミン(760μl)を滴下し、室
温で12.5時間攪拌した。反応液を減圧下留去し、残
さに塩化メチレンおよび10%クエン酸水溶液を加えて
抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶
媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体に用るカ
ラムクロマトグラフィー(10%メタノール−塩化メチ
レン)に付し、塩化メチレン−テトラヒドロフランより
結晶化し、粗精製物(349mg)を得た。この粗精製
物の一部(161mg)を塩化メチレン−メタノールに
溶解し、1規定塩酸エタノール(260μl)を加え一
度乾固し、酢酸エチルを加えて固化し、ろ取し、酢酸エ
チル洗浄後乾燥し、標題化合物(117mg)を無色粉
末として得た。 H−NMR(CDCl)δ2.25−5.15(1
7H,m),7.70−7.75(1H,m),7.8
2(1H,d,J=8.8Hz),8.15−8.30
(5H,m),8.51(1H,br s),8.90
−9.00(2H,m),9.35−9.45(2H,
m). MS(FAB)m/z621[(M+H),C
35],623[(M+H),Cl37].
【1438】実施例268 2,シス−6−ビス[(N−メチルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 塩酸塩 実施例264と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.20−2.70
(10H,m),2.70−2.90(2H,m),
3.40−4.10(3H,m),4.90−5.00
(1H,m),7.73(1H,d,J=7.8H
z),7.81(1H,d,J=7.8Hz),7.9
4(1H,d,J=4.4Hz),8.01(1H,
d,J=4.4Hz),8.17(1H,d,J=8.
3Hz),8.20−8.40(4H,m),8.52
(1H,s),8.98(2H,d,J=5.9H
z),9.43(2H,s). MS(FAB)m/z636[(M+H),C
35],638[(M+H),Cl37].
【1439】実施例269 2,シス−6−ビス[(N,N−ジメチルカルバモイ
ル)メチル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]ピペラジン 塩酸塩 実施例264と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.50−3.10
(6H,m),2.73(3H,s),2.86(3
H,s),2.97(3H,s),3.04(3H,
s),3.53(1H,d,J=11.7Hz),3.
84(1H,d,J=12.2Hz),3.99(1
H,d,J=9.8Hz),5.02(1H,d,J=
10.8Hz),7.71(1H,dd,J=9.0,
2.2Hz),7.79(1H,dd,J=8.5,
1.7Hz),8.17(1H,d,J=8.8H
z),8.20−8.35(4H,m),8.51(1
H,s),8.90−8.95(2H,m),9.35
−9.45(2H,m). MS(FAB)m/z664[(M+H),C
35],666[(M+H),Cl37].
【1440】実施例270 4−[2−[[4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4−イル)
カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.25−5.15(1
7H,m),7.70−7.75(1H,m),7.8
0−7.85(1H,m),7.90−8.00(2
H,m),8.18(1H,d,J=8.8Hz),
8.20−8.30(2H,m),8.30−8.40
(2H,m),8.49(1H,br s)9.26
(2H,d,J=7.8Hz). MS(FAB)m/z637[(M+H),C
35],639[(M+H),Cl37].
【1441】実施例271 4−[2−[[2,シス−6−ビス(N,N−ジメチル
カルバモイルメチル)−4−(6−クロロナフタレン−
2イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.50−3.30(6
H,m),2.91(3H,m),3.00(3H,
m),3.08(3H,m),3.12(3H,m),
3.70(1H,d,J=12.2Hz),4.16
(1H,d,J=12.7Hz),4.37(1H,
d,J=10.7Hz),5.20−5.30(1H,
m),7.50(2H,d,J=7.3Hz),7.5
7(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.72
(1H,dd,=8.6,1.7Hz),7.85−
7.95(3H,m),8.25−8.35(3H,
m),8.91(2H,s). MS(FAB)m/z680[(M+H),C
35],682[(M+H),Cl37].
【1442】実施例272 4−[2−[[2,シス−6−ビス(N−メチルカルバ
モイルメチル)−4−(6−クロロナフタレン−2−イ
ルスルホニル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピ
リミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDOD)δ2.50−2.80(4
H,m),2.66(3H,s),2.78(3H,
s),2.90−3.00(2H,m),3.64(1
H,d,J=12.7Hz),4.01(1H,d,J
=12.2Hz),4.20(1H,d,J=9.8H
z),5.10−5.15(1H,m),7.62(1
H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.78(1
H,dd,J=8.8,1.5Hz),7.97(2
H,d,J=7.3Hz),8.00−8.10(3
H,m),8.35−8.45(3H,m),9.20
(2H,s). MS(FAB)m/z652[(M+H),C
35],654[(M+H),Cl37].
【1443】実施例273 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イ
ル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)
ピリミジン−2−イル]ピペラジン 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.84,1.09(9
H,each s),2.10−2.20(2H,
m),2.35−2.65(2H,m),3.15−
5.25(7H,m),7.10−7.80(14H,
m),7.85−8.00(3H,m),8.20−
8.30(1H,m),8.65−9.00(4H,
m). MS(FAB)m/z776[(M+H),C
35],778[(M+H),Cl37].
【1444】実施例274 4−(6−クロロナフタレン−2−イルスルホニル)−
2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[[5−(ピリジ
ン−4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピ
ペラジン 塩酸塩 2−[(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)メ
チル]−4−[(6−クロロナフタレン−2−イル)ス
ルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミ
ジン−2−イル]ピペラジン(150mg)をピリジン
(6.0ml)に溶解した。この反応液に、氷冷下、フ
ッ化水素−ピリジン錯体(2.0ml)を滴下し、0℃
で1.5時間攪拌した。酢酸エチル(40ml)を加え
て希釈し、次いで希釈した反応液を氷に注いだ。この混
合液を抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシ
リカゲルを担体に用いるカラムクロマトグラフィー(5
%メタノール−塩化メチン〜10%メタノール−塩化メ
チレン)に付し、の粗精製物(97.9mg)を得た。
得られた粗精製物を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸
−エタノール(182μl)を加えて一度乾固した。残
さにテトラヒドロフランを加えて固化し、標題化合物
(62.7mg)を無色結晶性粉末として得た。 H−NMR(DMSO−d)δ2.20−5.20
(9H,m),6.90−7.05(1H,m),7.
50−7.60(2H,m),7.70−7.90(2
H,m),8.00−8.10(1H,m),8.19
(1H,d,J=8.3Hz),8.25−8.35
(2H,m),8.40−8.50(3H,m),9.
00(2H,d,J=5.9Hz). MS(FAB)m/z538[(M+H),C
35],540[(M+H),Cl37].
【1445】実施例275 2,シス−6−ビス(メトキシカルボニルメチル)−4
−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)スル
ホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イル)ピリミジ
ン−2−イル]ピペラジン 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.70−2.85(3
H,m),2.95−3.15(3H,m),3.65
−3.75(1H,m),3.673H,s),3.7
5(3H,s),4.02(1H,d,J=12.7H
z),4.29(1H,d,J=9.8Hz),5.2
5−5.35(1H,m),7.45−7.55(3
H,m),7.75−7.90(3H,m),8.75
−8.85(2H,m),8.98(2H,s). MS(FAB)m/z644[(M+H),C
35],646[(M+H),Cl37].
【1446】実施例276 2−[(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)メ
チル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−
イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4−イ
ル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 塩酸塩 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.95(9H×
0.5,s),1.04(9H×0.5,s),2.5
0−3.60(4H,m),3.70−3.90(2
H,m),3.95−4.10(2H,m),4.45
−5.00(1H,m),7.30−7.55(7H,
m),7.55−7.65(2H,m),7.70−
7.75(2H,m),8.05−8.15(2H,
m),8.25−8.40(3H,m),8.95−
9.05(2H,m),9.25−9.35(1H,
m),9.40−9.45(1H,m). MS(FAB)m/z768[(M+H),C
35],770[(M+H),Cl37].
【1447】実施例277 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)−1−[5−
(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラ
ジン 塩酸塩 実施例274と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.40−2.70
(2H,m),3.10−4.00(6H,m),4.
45−4.75(1H,m),7.55−7.65(1
H,m),8.05−8.15(2H,m),8.35
(1H,s),8.40−8.45(2H,m),9.
03(2H,d,J=4.4Hz),9.46(2H,
s). MS(FAB)m/z530[(M+H),C
35],532[(M+H),Cl37].
【1448】実施例278 2,シス−6−ビス[(N,N−ジメチルカルバモイ
ル)メチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−1−[[5−(ピリジン−
4−イル)ピリミジン−2−イル]カルボニル]ピペジ
ン 塩酸塩 実施例264と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.40−3.80
(7H,m),2.74(3H,s),2.87(3
H,s),2.98(3H,s),3.05(3H,
s),3.83(1H,d,J=12Hz),4.00
−4.05(1H,m),5.06(1H,d,J=
8.7Hz),7.58(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),8.07(1H,d,J=8.8H
z),8.10−8.20(3H,m),8.35(1
H,s),8.87(2H,d,J=5.4Hz),
9.39(2H,s). MS(FAB)m/z670[(M+H),C
35],672[(M+H),Cl37].
【1449】実施例279 4−[2−[[2,シス−6−ビス[(N,N−ジメチ
ルカルバモイル)メチル]−4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.40−3.10
(4H,m),2.74(3H,s),2.87(3
H,s),3.04(3H,s),3.33(3H,
s),3.40−3.50(2H,m),3.52(1
H,d,J=11.7Hz),3.82(1H,d,J
=12.7Hz),4.03(1H,d,J=6.8H
z),5.05(1H,d,J=10.3Hz),7.
59(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.9
9(2H,d,J=7.3Hz),8.07(1H,
d,J=8.3Hz),8.12(1H,s),8.3
0−8.40(3H,m),9.30(2H,s). MS(FAB)m/z686[(M+H),C
35],688[(M+H),Cl37].
【1450】実施例280 4−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−(ヒドロキシメチル)
ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−5−
イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.40−2.70
(2H,m),3.10−4.00(6H,m),4.
47(1H,d,J=13.7Hz),4.67(1
H,br s),4.89(1H,t,J=5.4H
z),5.16(1H,t,J=5.4Hz),7.5
5−7.65(1H,m),7.90−8.00(2
H,m),8.05−8.15(2H,m),8.30
−8.40(3H,m),9.30(2H,s). MS(FAB)m/z546[(M+H),C
35],548[(M+H),Cl37].
【1451】実施例281 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−4
−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 塩酸塩 実施例105と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.79,1.02
(9H,each s),1.70−5.10(11
H,m),7.35−7.70(12H,m),8.0
5−8.40(4H,m),8.90−9.05(2
H,m),9.35,9.45(2H,each
s). MS(FAB)m/z782[(M+H),C
35],784[(M+H),Cl37].
【1452】実施例282 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5
−(ピリジン−4−イル)ピリミジン−2−イル]ピペ
ラジン 塩酸塩 実施例274と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.80−2.00
(2H,m),2.40−3.90(9H,m),4.
45−5.00(1H,m),7.55−7.65(1
H,m),8.05−8.15(2H,m),8.35
−8.45(3H,m),9.01(2H,d,J=
7.8Hz),9.45(2H,d,J=2.4H
z). MS(FAB)m/z544[(M+H),C
35],546[(M+H),Cl37].
【1453】実施例283 2−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シ)エチル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−1−[5−(ピリジン−2
−イル)ピリミジン−2−イル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ0.82,1.09
(9H,each s),2.05−2.20(2H,
m),2.55−2.80(2H,m),3.15−
4.25(6H,m),4.70−5.30(1H,
m),7.10−7.55(11H,m),7.70−
7.90(6H,m),8.70−8.80(1H,
m),9.22,9.34(2H,each s). MS(FAB)m/z782[(M+H),C
35],784[(M+H),Cl37].
【1454】実施例284 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−[5
−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イル]ピペ
ラジン 塩酸塩 実施例274と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.80−2.00
(2H,m),2.40−3.90(9H,m),4.
45−5.00(1H,m),7.50−7.65(2
H,m),8.00−8.15(3H,m),8.15
−8.25(1H,m),8.34(1H,s),8.
77(1H,d,J=4.4Hz),9.48(2H,
s). MS(FAB)m/z544[(M+H),C
35],546[(M+H),Cl37].
【1455】実施例285 4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−イル)ス
ルホニル]−2−[(メトキシカルボニル)メチル]−
1−[5−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2−イ
ル]ピペラジン 実施例182と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60−3.30(5
H,m),3.50−5.45(7H,m),7.20
−7.55(2H,m),7.70−7.90(5H,
m),8.76(1H,d,J=4.9Hz),8.7
6(2H,d,J=2.4Hz). MS(FAB)m/z572[(M+H),C
35],574[(M+H),Cl37].
【1456】実施例286 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(メトキシカルボニ
ル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリ
ミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60−3.30(4
H,m),3.50−5.40(5H,m),3.6
7,3.74(3H,each s),7.30−7.
55(4H,m),7.70−7.90(3H,m),
8.30−8.40(1H,m),9.29(2H,
d,J=12.2Hz). MS(FAB)m/z572[(M+H),C
35],574[(M+H),Cl37].
【1457】実施例287 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N,N−ジメチル
カルバモイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボ
ニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.80
(3H,m),2.74(3H,s),2.85(3
H,s),2.92(3H,s),3.01(3H,
s),3.10−4.15(5H,m),4.50−
5.15(1H,m),7.45−7.65(3H,
m),7.85−7.95(1H,m),8.05−
8.15(2H,m),8.34(1H,s),8.4
0−8.45(1H,m),9.35(2H,s). MS(FAB)m/z601[(M+H),C
35],603[(M+H),Cl37].
【1458】実施例288 2−[2−[[2−(2−tert−ブチルジフェニル
シリルオキシエチル)−4−[(6−クロロベンゾ
[b]チエン−2−イル)スルホニル]ピペラジン−1
−イル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン
N−オキシド 実施例6と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.80−1.10(9
H,m),2.00−2.20(2H,m),2.50
−2.80(2H,m),3.10−4.30(6H,
m),4.65−5.30(1H,m),7.05−
7.90(17H,m),8.30−8.40(1H,
m),9.10−9.30(2H,m). MS(FAB)m/z798[(M+H),C
35],800[(M+H),Cl37].
【1459】実施例289 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−(2−ヒドロキシエチ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニル]ピリミジン−
5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例274と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.80−2.05(1
H,m),2.25−2.45(1H,m),2.60
−2.95(2H,m),3.00−4.20(7H,
m),4.70−5.10(1H,m),7.40−
7.55(4H,m),7.70−7.90(3H,
m),8.30−8.40(1H,m),9.30(2
H,s). MS(FAB)m/z560[(M+H),C
35],562[(M+H),Cl37].
【1460】実施例290 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(ピロリジン−1
−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.70−1.90
(4H,m),2.30−4.20(12H,m),
4.50−5.20(1H,m),7.45−7.65
(3H,m),7.85−7.90(1H,m),8.
05−8.15(2H,m),8.34(1H,s),
8.43(1H,d,J=6.3Hz),9.35(2
H,s). MS(FAB)m/z627[(M+H),C
35],629[(M+H),Cl37].
【1461】実施例291 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N−メチルカルバ
モイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.90
(5H,m),3.15−4.25(6H,m),4.
50−5.20(1H,m),7.457.60(3
H,m),7.85−8.00(1H,m),8.05
−8.15(2H,m),8.34(1H,s),8.
43(1H,d,J=6.3Hz),9.35(2H,
d,J=4.9Hz). MS(FAB)m/z587[(M+H),C
35],589[(M+H),Cl37].
【1462】実施例292 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(チオモルホリン
−4−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イ
ル]カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N
−オキシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.50−2.90(7
H,m),3.10−4.85(9H,m),4.45
−5.45(1H,m),7.35−7.55(4H,
m),7.75−7.90(3H,m),8.30−
8.40(1H,m),9.30(2H,d,J=1
0.5Hz). MS(FAB)m/z659[(M+H),C
35],661[(M+H),Cl37].
【1463】実施例293 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[(N−シクロプロピ
ルカルバモイル)メチル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシ
ド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ0.50−0.90(4
H,m),2.60−6.20(11H,m),7.3
5−7.55(4H,m),7.70−7.90(3
H,m),8.30−8.40(1H,m),9.25
−9.35(2H,m). MS(FAB)m/z613[(M+H),C
35],615[(M+H),Cl37].
【1464】実施例294 2−[2−[[4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン
−2−イル)スルホニル]−2−[[(モルホリン−4
−イル)カルボニル]メチル]ピペラジン−1−イル]
カルボニル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オ
キシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.55−2.85(4
H,m),3.10−5.45(13H,m),7.3
5−7.55(4H,m),7.70−7.90(3
H,m),8.30−8.40(1H,m),9.25
−9.35(2H,m). MS(FAB)m/z643[(M+H),C
35],645[(M+H),Cl37].
【1465】実施例295 2−[2−[[2−[(N−ベンジルカルバモイル)メ
チル]−4−[(6−クロロベンゾ[b]チエン−2−
イル)スルホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニ
ル]ピリミジン−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例267と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.65−2.85(3
H,m),2.95−5.45(8H,m),6.10
−6.30(1H,m),7.25−7.55(9H,
m),7.70−7.90(3H,m),8.30−
8.40(1H,m),9.25−9.30(2H,
m). MS(FAB)m/z663[(M+H),C
35],665[(M+H),Cl37].
【1466】実施例296 1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−4−[4−メチル−2−(ピリジン−4−イル)
チアゾール−5−イル]ピペラジン 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.35(3H,
s),3.00−3.15(4H,br),3.55−
3.73(4H,br),7.01(1H,s),7.
30(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),7.4
9(1H,d,J=8.8Hz),7.765(1H,
d,J=2.0Hz),7.82(2H,d,J=6.
2Hz),8.69(2H,d,J=6.2Hz). MS(FAB)m/z502[(M+H),C
35],504[(M+H),Cl37].
【1467】実施例297 4−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニ
ル]−1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール
−2−イル]カルボニル]−2−[(ピロリジン−1−
イル)カルボニルメチル]ピペラジン 実施例66と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ1.85−2.05(4
H,m),2.50−3.30(5H,m),3.40
−3.60(4H,m),3.81,3.90,4.0
3,4.23,4.64,5.62(3H,each
br d,J=12.5Hz),5.15−6.21
(1H,m),6.99(1H,s),7.25−7.
50(4H,m),7.64(1H,d,J=5.6H
z),8.60−8.70(3H,m),10.38,
10.95(1H,each s).FAB−MSm/
z599[(M+H),Cl35],601[(M+
H),Cl37].
【1468】実施例298 4−[2−[[4−[(5−クロロインドール−2−イ
ル)スルホニル]−2−[(ピロリジン−1−イル)カ
ルボニルメチル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]
チアゾール−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ1.65−1.90
(4H,m),2.30−3.50(9H,m),3.
50−3.88(2H,m),4.41,5.40(1
H,each br d,J=12.5Hz),5.0
2−5.95(1H,m),7.02(1H,s),
7.31(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),
7.48(1H,d,J=8.8Hz),7.75−
7.83(3H,m),8.26(2H,d,J=7.
1Hz),8.45,8.49(1H,each
s),12.42(1H,br s). MS(FAB)m/z615[(M+H),C
35],617[(M+H),Cl37].
【1469】実施例299 2−[(N−ベンジルカルバモイル)メチル]−4−
[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−
1−[[5−(ピリジン−4−イル)チアゾール−2−
イル]カルボニル]ピペラジン 実施例66と同様の方法により合成した。 H−NMR(CDCl)δ2.60−3.06(4
H,m),3.12−3.57(1H,m),3.78
−3.95(1H,m),3.98−4.12(1H,
m),4.38−4.56(2H,m),4.57−
6.01(2H,m),6.47,6.58(1H,e
ach br s),6.97(1H,s),7.25
−7.52(8H,m),7.65(2H,d,J=
6.6Hz),8.64−8.71(3H,m),1
0.24(1H,s). FAB−MSm/z635[(M+H),C
35],637[(M+H),Cl37].
【1470】実施例300 4−[2−[[2−(N−ベンジルカルバモイル)メチ
ル]−4−[(5−クロロインドール−2−イル)スル
ホニル]ピペラジン−1−イル]カルボニル]チアゾー
ル−5−イル]ピリジン N−オキシド 実施例4と同様の方法により合成した。 H−NMR(DMSO−d)δ2.30−2.92
(3H,m),3.20−3.63(2H,m),3.
65−3.85(2H,m),4.15−4.35(2
H,m),4.41,5.41(1H,each br
d,J=13.5Hz),5.15,5.98(1
H,each br s),7.02(1H,s),
7.15−7.33(6H,m),7.48(1H,
d,J=8.6Hz),7.73−7.81(3H,
m),8.26(2H,d,J=6.6Hz),8.3
8−8.60(2H,m),12.41(1H,br
s). MS(FAB)m/z651[(M+H),C
35],653[(M+H),Cl37].
【1471】実施例301 1−[4−[2−(2−アミノエチル)ピリジン−4−
イル]ベンゾイル]−4−[(6−クロロナフタレン−
2−イル)スルホニル]ピペラジン 実施例7と同様に、標題化合物を得た。 H−NMR(DMSO−d)δ3.08(4H,
s),3.23(2H,br),3.30(2H,b
r),3.45(2H,br),3.73(2H,b
r),7.52(2H,d,J=8.3Hz),7.7
4(1H,dd,J=5.4,2.0Hz),7.80
−7.87(5H,m),8.06(2H,br),
8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.25−
8.31(2H,m),8.51(1H,br s),
8.69(1H,d,J=4.4Hz). MS(FAB)m/z535[(M+H),C
35],537[(M+H),Cl37]. 元素分析:C2827ClNS・1.85HC
l・1.4HOとして 計算値:C,53.57;H,5.08;Cl,16.
10;N,8.93;S,5.11. 分析値:C,53.39;H,5.06;Cl,15.
99;N,8.81;S,5.08.
【1472】実施例302 1−[[5(6)−クロロイミダゾール−2−イル]ス
ルフォニル]−4−[4−(ピリジン−4−イル)ベン
ゾイル]ピペラジン 塩酸塩 4−[(ピリジン−4−イル)ベンゾイックアシッド
(314mg)のジクロロメタン(5.0ml)、N,
N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)に、1−
[[5(6)−クロロベンズイミダゾール−2−イル]
スルホニル]ピペラジン(507mg)、1−ヒドロキ
シベンズトリアゾール(220mg)、N−メチルモル
ホリン(480μl)、1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−カルボジイミド(309mg)を
順次加え、室温で5時間攪拌した。ジクロロメタンで希
釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液を加えて二層にした
後、有機層を、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。粗精製物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メ
タノール=15:1)で精製し、ジクロロメタン−エタ
ノールの混合溶液からジクロロメタンを減圧下減少させ
析出した粉末をろ取し、1−[[5(6)−クロロイミ
ダゾール−2−イル]スルフォニル]−4−[4−(ピ
リジン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン(396m
g)を得た。この内の140mgを1規定塩酸エタノー
ル溶液(3ml)、エタノール(3ml)を加えて濃縮
し乾燥させ標題化合物(152mg)を無色アモルファ
スとして得た。 IR(KBr)cm−11631,1431,136
5,1282,1155.H−NMR(DMSO−d
)δ3.30−4.00(8H,br),7.43
(1H,d,J=8.8,2.0Hz),7.62(2
H,d,J=7.8Hz),7.75(1H,d,J=
8.8Hz),7.80(1H,s),8.07(2
H,d,J=8.8Hz),8.38(2H,d,J=
5.9Hz),8.97(2H,d,J=5.9H
z). MS(FAB)m/z482[(M+H),C
35],484[(M+H),Cl37].
【1473】実施例303 4−[4−[[5(6)−クロロベンズイミダゾール−
2−イル]スルフォニル]ピペラジン−1−イル]カル
ボニルフェニル]ピリジン N−オキシド 実施例302で得た1−[[5(6)−クロロイミダゾ
ール−2−イル]スルフォニル]−4−[4−(ピリジ
ン−4−イル)ベンゾイル]ピペラジン(191mg)
のN,N−ジメチルホルムアミド(5.0ml)、クロ
ロホルム(15ml)混合溶液に0℃でメタクロロ過安
息香酸(121mg)を加え、0℃で3時間攪拌し、ジ
クロロメタン(50ml)を加え室温で64時間攪拌し
た。少量のチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液を加え二層にした後、有機層を、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。粗精製物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン:メタノール=20:1)で精製し、ジクロロメタン
−メタノール混合溶液を減圧濃縮する際に得られる固体
をろ取、乾燥させ、標題化合物(141mg)を無色ア
モルファスとして得た。 IR(KBr)cm−11645,1433,137
1,1248,1180,966,933. H−NMR(DMSO−d)δ3.30−3.85
(8H,br),7.41(1H,dd,J=8.8,
2.0Hz),7.49(2H,d,J=7.8H
z),7.68−7.83(2H,br),7.80
(2H,d,J=6.8Hz),7.83(2H,d,
J=7.8Hz),8.27(2H,d,J=6.8H
z). MS(FAB)m/z498[(M+H),C
35],500[(M+H),Cl37].
【1474】[試験例1]FXa阻害作用(IC
50値)の測定 96穴マイクロプレートに検体溶液10μl、100m
Mトリス・200mM塩化ナトリウム・0.2%BSA
(pH7.4)緩衝液40μl、0.05U/mlヒト
FXa(コスモバイオ−ERL HFXa−1011、
測定用緩衝液で溶解および希釈)10μlを分注し、7
50μM S2222(Chromogenix社)4
0mlを加え、室温で405nmにおける吸光度の増加
(mOD/min)を測定した。以下の式により、各検
体の阻害%を求め、対数確率紙の横軸に検体最終濃度、
縦軸に阻害%をプロットし、50%阻害濃度(I
50)を求めた。
【1475】阻害率(%)=(1−サンプルのOD÷コ
ントロールのOD)×100
【1476】(結果)式(I)において、基Q−Q
−が無置換のピリジルフェニル基を、基Qがクロロナ
フチル基あるいはクロロベンゾフラニル基を構造の一部
として有する化合物のFXa活性50%阻害濃度(IC
50)は100nM以上であった。(表1参照)
【1477】
【表1】 実施例1の化合物のピリジルフェニル基を置換基を有す
るピリジルフェニル基、ピリジルピリミジニル基、ピリ
ジルピラジル基あるいはピリジルピリジル基に変えた化
合物群のFXa阻害作用は数倍向上した。(表2参照)
【1478】
【表2】 実施例1の化合物などの基Qのクロロナフチル基を6
−クロロベンゾチエニル基、5−エチニルインドリル基
あるいは5−クロロインドリル基にかえた化合物はFX
a阻害作用の面で特に優れていた。(表3参照)
【1479】
【表3】 基Q−Q−がピリジルフェニル基を意味する化合物
の場合、ピリジン環上の窒素原子がN−オキシド化さ
れ、基Qが6−クロロベンゾチエニル基、5−エチニ
ルインドリル基あるいは5−クロロインドリル基である
化合物では、飛躍的にFXa阻害作用が向上した。(表
4参照)
【1480】
【表4】 基Q−Q−がピリジルピリミジニル基あるいはピリ
ジルピラジニル基等のヘテロアリール基を、基Qが6
−クロロベンゾチエニル基、5−エチニルインドリル基
あるいは5−クロロインドリル基を意味する化合物のF
Xa阻害作用は極めて優れていた。(表5参照)
【1481】
【表5】 基Qに一つあるいは2つの置換基が導入された化合物
は強いXa阻害活性を示した。(表6参照)
【1482】
【表6】
【1483】[試験例2]トロンビン阻害作用(IC
50値)の測定 96穴マイクロプレートに検体溶液10μl、100m
Mトリス・200mM塩化ナトリウム・0.2%BSA
(pH7.4)緩衝液40μl、4U/mlヒトトロン
ビン(Sigma Chemical社、測定用緩衝液
で溶解および希釈)10μlを分注し、500μM S
2266(Chromogenix社)40μlを加
え、室温で405nmにおける吸光度の増加(mOD/
min)を測定した。以下の式により各検体の阻害%を
求め、対数確率紙の横軸に検体最終濃度、縦軸に阻害%
をプロットし、50%阻害濃度を求めた。
【1484】阻害率(%)=(1−サンプルのOD÷コ
ントロールのOD)×100
【1485】ピリジルピリミジニル基あるいはピリジル
ピラジニル基等のヘテロアリール基を有する化合物、ま
たは6−クロロベンゾチエニル基、5−エチニルインド
リル基あるいは5−クロロインドリル基等を構造中に持
つ化合物、あるいはピリジルピリミジニル基あるいはピ
リジルピラジニル基等のヘテロアリール基にあわせて6
−クロロベンゾチエニル基、5−エチニルインドリル基
あるいは5−クロロインドリル基等を構造中有する化合
物のトロンビン活性阻害作用はXa阻害作用に比べて極
めて弱かった。(表7、表8参照)
【1486】
【表7】
【1487】
【表8】
【1488】[試験例3]経口投与試験 1)方法 検体を0.5%(w/v)メチルセルロース溶液に溶解
または懸濁し、一晩絶食した8〜11週齢のラット(W
istar系雄性ラット(日本エスエルシー株式会
社))に経口投与(10ml/kg)した。検体投与後
適宜、ハロセン麻酔下、頸静脈より1/10容3.13
%(w/v)クエン酸ナトリウム加血液を採取し、採血
時以外はラットを覚醒させた。また、6時間後採血の後
に給餌を再開した。各血液サンプルから遠心により血漿
を分離し、血中抗FXa活性およびプロトロンビン時間
延長作用を測定した。
【1489】2)測定方法 2−1)血漿中抗FXa活性の測定 96穴プレートに血漿5μlを分注し、100mMトリ
ス・200mM塩化ナトリウム・0.2%BSA(pH
7.4)緩衝液、水および0.1U/mlヒトファクタ
ーXa溶液(測定用緩衝液で溶解および希釈)の8:
1:2の混合物を55μl、750μM S−2222
40μlを添加した。プレートミキサーで10秒間攪
拌後、405nmにおける吸光度の増加(mOD/mi
n)を室温で測定した。阻害率の算出は以下のように行
なった。
【1490】阻害率(%)=(1−サンプルのOD÷サ
ンプルの採血時間に対応するコントロールのODの平均
値)×100
【1491】2−2)経口投与における凝固時間延長作
用の測定(プロトロンビン時間の測定) 血漿20μlにシンプラスチン(Organon Te
knika社、USA)40μlを加え凝固時間を測定
した。検体投与前のプロトロンビン時間に対する、検体
投与後のプロトロンビン時間の比を凝固時間延長作用の
指標とした。
【1492】3)結果 実施例60の化合物は、検体30mg/kg経口投与1
時間後に血漿中抗FXa活性70%を示し、プロトロン
ビン時間を1.18倍に延長した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4545 A61K 31/4545 31/495 31/495 31/496 31/496 31/501 31/501 31/505 31/505 31/506 31/506 31/53 31/53 31/5377 31/5377 31/541 31/541 31/551 31/551 A61P 7/02 A61P 7/02 9/00 9/00 43/00 111 43/00 111 C07D 207/12 C07D 207/12 211/34 211/34 213/56 213/56 213/73 213/73 213/82 213/82 213/89 213/89 233/26 233/26 233/64 106 233/64 106 233/88 233/88 239/48 239/48 243/08 243/08 277/42 277/42 295/22 295/22 A 401/04 401/04 401/06 401/06 401/10 401/10 401/12 401/12 401/14 401/14 403/12 403/12 403/14 403/14 405/04 405/04 405/12 405/12 409/04 409/04 409/12 409/12 409/14 409/14 417/04 417/04 417/12 417/12 417/14 417/14 487/08 487/08 C07F 7/10 C07F 7/10 S (72)発明者 堀野 治彦 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 伊藤 昌之 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 鈴木 正則 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 萩野谷 憲康 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 望月 明慶 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 吉野 利治 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内 (72)発明者 永原 孝恭 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬株式会社東京研究開発センター内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 Q−Q−T−Q−SO−Q (I) [式中、Qは置換基を有することもある飽和もしくは
    不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換基を有す
    ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の複素環式
    基を意味する。Qは単結合、酸素原子、硫黄原子、直
    鎖状もしくは分枝状の炭素数1〜6のアルキレン基、直
    鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルケニレン基、
    直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルキニレン
    基、 基−N(R)−CO− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味す
    る。)、 基−N(R)−(CH)m− (基中、Rは水素原子またはアルキル基を意味し、m
    は0〜6の整数を意味する。)、または基 【化2】 (この基は、置換基を有することもある2価の飽和もし
    くは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有す
    ることもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の複
    素環式基、または置換基を有することもある2価の飽和
    もしくは不飽和の2環性の縮合環基を意味する。←Cは
    この基の炭素原子がQと結合することを示す。)を意
    味する。Qは以下のいずれかの基を意味する。 【化3】 (これらの基中、R、R、R、R、R
    、R10およびR11が結合する炭素原子が窒素原
    子に隣り合わないときは、それぞれ独立して、水素原
    子、水酸基、アルキル基、アルコキシル基、アルコキシ
    アルキル基、アルコキシアルキルオキシ基、ヒドロキシ
    アルキル基、ヒドロキシアルキルオキシ基、ヒドロキシ
    アルキルカルボニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル
    基、ホルミル基、ホルミルアルキル基、ホルミルアルキ
    ルカルボニル基、ホルミルアルキルスルホニル基、アル
    キルカルボニル基、アルキルスルホニル基、アルキルカ
    ルボニルアルキル基、アルキルスルホニルアルキル基、
    カルボキシル基、カルボキシアルキル基、カルボキシア
    ルキルオキシ基カルボキシアルキルカルボニル基、カル
    ボキシアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルカル
    ボニルアルキル基、カルボキシアルキルスルホニルアル
    キル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
    ルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ
    基、アルコキシカルボニルアルキルカルボニル基、アル
    コキシカルボニルアルキルスルホニル基、置換基を1個
    もしくは2個有することもあるアミノ基、アミノ基部分
    に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
    ルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
    することもあるアミノアルキルオキシ基、アミノ基部分
    に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノア
    ルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換基を1個もし
    くは2個有することもあるアミノアルキルカルボニルオ
    キシ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有す
    ることもあるアミノカルボニル基、アミノ基部分に置換
    基を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニ
    ルアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
    個有することもあるアミノカルボニルアルキルオキシ
    基、アミノ基部分に置換基を1個有することもあるアル
    キルスルホニルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基
    部分に置換基を1個有することもあるアリールスルホニ
    ルアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基
    を1個もしくは2個有することもあるアミノスルホニル
    アルキル基、シアノアルキル基、アミノ基部分に置換基
    を1個有することもあるアルコキシアルキルアミノカル
    ボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
    基、または基A−B−(基中、Aは置換基を有す
    ることもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化
    水素基または置換基を有することもある飽和もしくは不
    飽和の5〜6員の複素環式基を意味する。Bは単結
    合、カルボニル基、アルキレン基、カルボニルアルキル
    基、基−O−C〜Cアルキレン基、基−COO−C
    〜Cアルキレン基、基−NHCO−または基−NH
    CO−C〜Cアルキレン基を意味する。)を意味す
    る。また、R、R、R、R、R、R、R
    10およびR11が結合する炭素原子が窒素原子に隣り
    合うときはそれぞれ独立して、水素原子、アルキル基、
    ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルカルボニル
    基、ヒドロキシアルキルスルホニル基、ホルミル基、ホ
    ルミルアルキル基、ホルミルアルキルカルボニル基、ホ
    ルミルアルキルスルホニル基、アルキルカルボニル基、
    アルキルスルホニル基、アルキルカルボニルアルキル
    基、アルキルスルホニルアルキル基、カルボキシル基、
    カルボキシアルキル基、カルボキシアルキルカルボニル
    基、カルボキシアルキルスルホニル基、カルボキシアル
    キルカルボニルアルキル基、カルボキシアルキルスルホ
    ニルアルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシカ
    ルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコ
    キシカルボニルアルキルカルボニル基、アルコキシカル
    ボニルアルキルスルホニル基、アミノ基部分に置換基を
    1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル基、
    アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することも
    あるアミノアルキルカルボニル基、アミノ基部分に置換
    基を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニ
    ル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有する
    こともあるアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分
    に置換基を1個有することもあるアルキルスルホニルア
    ミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に置換基を1
    個有することもあるアリールスルホニルアミノカルボニ
    ルアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2
    個有することもあるアミノスルホニルアルキル基、シア
    ノアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個有すること
    もあるアルコキシアルキルアミノカルボニルアルキル
    基、アルキルカルボニルオキシアルキル基、または基A
    −B−(基中、Aは置換基を有することもある飽
    和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置
    換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員
    の複素環式基を意味する。Bは単結合、カルボニル
    基、アルキレン基、カルボニルアルキル基、基−O−C
    〜Cアルキレン基、基−COO−C〜Cアルキ
    レン基、基−NHCO−または基−NHCO−C〜C
    アルキレン基を意味する。)を意味する。また、R
    およびR、RおよびR、RおよびR、R10
    およびR11は環を構成する炭素原子とともに一緒にな
    って置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5
    〜7員の環状炭化水素基または置換基を有することもあ
    る飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基を意味し
    てもよく、RおよびR12はそれぞれ独立して、水素
    原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ
    アルキルカルボニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル
    基、アルコキシル基、アルコキシアルキル基、アルコキ
    シアルキルカルボニル基、アルコキシアルキルスルホニ
    ル基、ホルミル基、ホルミルアルキル基、ホルミルアル
    キルカルボニル基、ホルミルアルキルスルホニル基、ア
    ルキルカルボニル基、アルキルカルボニルアルキル基、
    アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル
    基、カルボキシアルキル基、カルボキシアルキルカルボ
    ニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、カルボキシ
    アルキルカルボニルアルキル基、カルボキシアルキルス
    ルホニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコ
    キシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアル
    キルカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキルスル
    ホニル基、置換基を1個もしくは2個有することもある
    アミノ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
    することもあるアミノアルキル基、アミノ基部分に置換
    基を1個もしくは2個有することもあるアミノアルキル
    オキシ基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有
    することもあるアミノアルキルカルボニル基、アミノ基
    部分に置換基を1個もしくは2個有することもあるアミ
    ノアルキルオキシカルボニル基、アミノ基部分に置換基
    を1個もしくは2個有することもあるアミノカルボニル
    基、アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有するこ
    ともあるアミノカルボニルアルキル基、アミノ基部分に
    置換基を1個もしくは2個有することもあるアミノカル
    ボニルオキシアルキル基、アミノ基部分に置換基を1個
    有することもあるアルキルスルホニルアミノカルボニル
    アルキル基、アミノ基部分に置換基を1個有することも
    あるアリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基、
    アミノ基部分に置換基を1個もしくは2個有することも
    あるアミノスルホニルアルキル基、シアノアルキル基、
    アミノ基部分に置換基を1個有することもあるアルコキ
    シアルキルアミノカルボニルアルキル基、またはアルキ
    ルカルボニルオキシアルキル基を意味する。また、R
    はRまたはRと一緒になって環を構成する炭素原子
    とRが結合する窒素原子とともに、置換基を有するこ
    ともある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基を
    意味してもよい。また、R12はR10またはR11
    一緒になって環を構成する炭素原子とR12が結合する
    窒素原子とともに、置換基を有することもある飽和もし
    くは不飽和の5〜7員の複素環式基を意味してもよい。
    a、b、d、eおよびgはそれぞれ独立して、0または
    1の整数を意味する。cは0から3の整数を意味する。
    f、hおよびiはそれぞれ独立して、1から3の整数を
    意味する。ただし、aとbとcの和は2または3の整数
    を意味し、dおよびeの和は0または1の整数を意味
    し、fとgとhの和は3から5の整数を意味する。) Qは置換基を有することもあるアリールアルケニル
    基、置換基を有することもあるヘテロアリールアルケニ
    ル基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の
    2環性の縮合環基、置換基を有することもある飽和もし
    くは不飽和の3環性の縮合環基、基Ar−C(H)=N
    −(基中、Arは置換基を有することもあるアリール基
    を意味する。)または基Het−C(H)=N−(基
    中、Hetは置換基を有することもあるヘテロアリール
    基を意味する。)を意味する。Tはカルボニル基、 基−CH(R13)− (基中、R13は水素原子、アルキル基、水酸基が保護
    されることもあるヒドロキシアルキル基、アルコキシア
    ルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニ
    ルアルキル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリ
    ール基、ヘテロアリールアルキル基またはアミノ基部分
    に置換基(保護基)を有することもあるアミノアルキル
    基を意味する。) 基−C(=NOR14)− または 基−C(=N−N
    HR14’)− (基中、R14およびR14’はそれぞれ独立して、水
    素原子、アルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキ
    シカルボニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロア
    リール基、ヘテロアリールアルキル基またはアミノ基部
    分に置換基を有することもあるアミノアルキル基を意味
    する。)を意味する。]で表されるスルホニル誘導体、
    その塩およびそれらの溶媒和物。
  2. 【請求項2】 式(I)中、Qが以下のいずれかの基
    を意味するものである請求項1に記載のスルホニル誘導
    体、その塩およびそれらの溶媒和物。 【化4】 [基中、R15は水素原子、水酸基、ニトロ基、シアノ
    基、ハロゲン原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル
    基、アルコキシル基、アルコキシアルキル基、カルボキ
    シル基、カルボキシアルキル基、アルキルカルボニル
    基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルア
    ルキル基、アルキルカルボニルオキシ基、または基A
    −B−(基中、Aは置換基を1個もしくは2個有す
    ることもあるアミノ基、置換基を有することもある飽和
    もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換
    基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の
    複素環式基を意味する。Bは単結合、カルボニル基、
    アルキレン基、カルボニルアルキル基、カルボニルアル
    キルオキシ基、またはアルキレンカルボニルオキシ基を
    意味する。)を意味する。R16およびR17はそれぞ
    れ独立して、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、水
    酸基が保護されることもあるヒドロキシアルキル基また
    はアルコキシアルキル基を意味する。また、R16また
    はR17は、R15と一緒になって炭素数1〜3のアル
    キレン基またはアルケニレン基を意味してもよい。R
    18およびR19はそれぞれ独立して、水素原子、水酸
    基、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、
    アルコキシル基、アルケニル基、保護基としてアルキル
    シリル基が置換することもあるアルキニル基、トリフル
    オロメチル基、シアノ基、アミノ基、アミノアルキル
    基、アルキルアミノアルキル基、アミジノ基、ヒドロキ
    シアミジノ基またはアルコキシカルボニルアミジノ基を
    意味する(ただし、R18およびR19は同時に水素原
    子であることはない。)。XおよびXはそれぞれ独
    立してメチン基または窒素原子を意味する。] 【化5】 [基中、Xは窒素原子または 基=C(R100)− (基中、R100は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
    基、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボ
    ニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、ニ
    トロ基、保護基を有することもあるアミノ基またはアミ
    ノ基部分に保護基を有することもあるアミノアルキル基
    を意味する。)を意味する。Xは酸素原子、硫黄原子
    または 基−N(R101)− (基中、R101は水素原子、アルキル基、アルコキシ
    カルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アルコ
    キシカルボニルアルキル基、アルキルスルホニル基また
    はアリールスルホニル基を意味する。)を意味する。X
    およびXはそれぞれ独立して窒素原子または 基−C(R102)− (基中、R102は、水素原子またはハロゲン原子を意
    味する。)を意味する。XおよびXはそれぞれ独立
    して窒素原子または 基−C(R103)− (基中、R103は、水素原子、水酸基、ハロゲン原
    子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、アルコキシル
    基、アルケニル基、保護基としてアルキルシリル基が置
    換することもあるアルキニル基、シアノ基、アミノ基、
    アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アミジ
    ノ基、ヒドロキシアミジノ基またはアルコキシカルボニ
    ルアミジノ基を意味する。)] 【化6】 [基中、XおよびX12はそれぞれ独立して窒素原子
    または 基−C(R104)− (基中、R104は、水素原子またはハロゲン原子を意
    味する。)を意味する。X10およびX11はそれぞれ
    独立して窒素原子または 基−C(R105)− (基中、R105は、水素原子、水酸基、ハロゲン原
    子、ハロゲノアルキル基、アルキル基、アルコキシル
    基、アルケニル基、保護基としてアルキルシリル基が置
    換することもあるアルキニル基、シアノ基、アミノ基、
    アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、アミジ
    ノ基、ヒドロキシアミジノ基またはアルコキシカルボニ
    ルアミジノ基を意味する。) wおよびzはそれぞれ独立して1または2の整数を意味
    する。]
  3. 【請求項3】 一般式(I)における基 【化7】 が、 【化8】 または 【化9】 [上記基中、R16、R18、R19、XおよびX
    は前記に同じ。]を意味するものである請求項2記載の
    スルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶媒和物。
  4. 【請求項4】 R18がハロゲン原子またエチニル基を
    意味するものである請求項2または請求項3に記載のス
    ルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶媒和物。
  5. 【請求項5】 一般式(I)における基 【化10】 が、以下の基のいずれかのものを意味するものである請
    求項2記載のスルホニル誘導体、その塩およびそれらの
    溶媒和物。 【化11】 【化12】 【化13】 [上記基中、R101およびR103は前記に同じ。R
    103’はR103と同様のものを意味する。]
  6. 【請求項6】 R103またはR103’のどちらか一
    方がハロゲン原子またエチニル基を意味するものである
    請求項5に記載のスルホニル誘導体、その塩およびそれ
    らの溶媒和物。
  7. 【請求項7】 一般式(I)における基 【化14】 が 【化15】 [基中、R105は前記に同じ。R105’はR105
    と同様のものを意味する。]を意味するものである請求
    項2記載のスルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶
    媒和物。
  8. 【請求項8】 R105またはR105’のどちらか一
    方がハロゲン原子またエチニル基を意味するものである
    請求項7に記載のスルホニル誘導体、その塩およびそれ
    らの溶媒和物。
  9. 【請求項9】 Qが基 【化16】 [基中、R、R、a、bおよびcは前記に同じ。]
    を意味するものである請求項1〜請求項8のいずれか1
    項に記載のスルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶
    媒和物。
  10. 【請求項10】 Tがカルボニル基または基−CH
    (R13)−(基中、R13は前記に同じ。)を意味す
    るものである請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載
    のスルホニル誘導体、その塩およびそれらの溶媒和物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載のスルホニル誘導体、その塩またはそれらの溶媒
    和物を有効成分とする医薬。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載のスルホニル誘導体、その塩またはそれらの溶媒
    和物を有効成分とする活性化血液凝固第X因子阻害剤。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載のスルホニル誘導体、その塩またはそれらの溶媒
    和物を有効成分とする血液凝固抑制剤。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載のスルホニル誘導体、その塩またはそれらの溶媒
    和物を有効成分とする血栓または塞栓の予防および/ま
    たは治療剤。
  15. 【請求項15】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載のスルホニル誘導体、その塩またはそれらの溶媒
    和物を有効成分とする脳梗塞、脳塞栓、心筋梗塞、肺梗
    塞、肺塞栓、バージャー病、深部静脈血栓症、汎発性血
    管内凝固症候群、人工弁置換後の血栓形成、血行再建後
    の再閉塞、体外循環時の血栓形成または採血時の血液凝
    固の予防および/または治療剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517010A (ja) * 2003-12-24 2007-06-28 プロシディオン・リミテッド Gpcr受容体作動薬としてのヘテロ環誘導体
JP2009514926A (ja) * 2005-11-11 2009-04-09 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 凝固因子Xaの阻害剤としての炭素環式縮合環アミン
US7803796B2 (en) 2006-12-22 2010-09-28 Sungkyunkwan University Foundation For Corporate Collaboration Homopiperazine compounds that inhibit ribosomal frameshifting by binding to RNA pseudoknot structure of SARS coronavirus
EP2982668A2 (en) 2002-12-03 2016-02-10 Pharmacyclics LLC 2-(2-hydroxybiphenyl-3-yl)-1h-benzoimidazole-5-carboxamidine derivatives as factor viia inhibitors for the treatment of thromboembolic disorders

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