JP2000140094A - 人工心臓および人工心臓用ポンプ - Google Patents
人工心臓および人工心臓用ポンプInfo
- Publication number
- JP2000140094A JP2000140094A JP10321060A JP32106098A JP2000140094A JP 2000140094 A JP2000140094 A JP 2000140094A JP 10321060 A JP10321060 A JP 10321060A JP 32106098 A JP32106098 A JP 32106098A JP 2000140094 A JP2000140094 A JP 2000140094A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- valve
- housing
- artificial
- artificial heart
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人体埋め込み可能な小型の人工心臓を提供す
る。 【解決手段】 第1端部(11a)、ポンプ室(11
b)および第2端部(11c)を有するハウジング(1
1)と、ポンプ室に納められるポンプと、第1端部に取
り付けられる第1吸入バルブ(12)および第1排出バ
ルブ(13)と、ハウジングの第2端部に取り付けられ
る第2吸入バルブ(15)および第2排出バルブ(1
4)と、第1吸入バルブに接続された人工右心房と、第
2吸入バルブに接続された人工左心房とを含んで構成さ
れ、第1排出バルブは大動脈に接続され、第2排出バル
ブは肺動脈に接続される人工心臓であって、ポンプが第
1方向に動作するときには人工右心房から肺動脈に血流
を生じさせ、第2方向に動作するときには人工左心房か
ら大動脈に血流を生じさせることを特徴とする人工心臓
である。
る。 【解決手段】 第1端部(11a)、ポンプ室(11
b)および第2端部(11c)を有するハウジング(1
1)と、ポンプ室に納められるポンプと、第1端部に取
り付けられる第1吸入バルブ(12)および第1排出バ
ルブ(13)と、ハウジングの第2端部に取り付けられ
る第2吸入バルブ(15)および第2排出バルブ(1
4)と、第1吸入バルブに接続された人工右心房と、第
2吸入バルブに接続された人工左心房とを含んで構成さ
れ、第1排出バルブは大動脈に接続され、第2排出バル
ブは肺動脈に接続される人工心臓であって、ポンプが第
1方向に動作するときには人工右心房から肺動脈に血流
を生じさせ、第2方向に動作するときには人工左心房か
ら大動脈に血流を生じさせることを特徴とする人工心臓
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体ポンプに関
し、さらに詳細には生体心臓の機能が充分でなく、必要
な血液循環が得られない患者に対して用いられる人工心
臓装置(血液ポンプ)に関する。
し、さらに詳細には生体心臓の機能が充分でなく、必要
な血液循環が得られない患者に対して用いられる人工心
臓装置(血液ポンプ)に関する。
【0002】
【従来の技術】心臓の機能が充分でない患者に対して、
心臓移植手術の際に、または心臓提供者を待つ間のつな
ぎとして、一時的に人工心臓を用いることが広く行われ
ている。
心臓移植手術の際に、または心臓提供者を待つ間のつな
ぎとして、一時的に人工心臓を用いることが広く行われ
ている。
【0003】たとえば、現在臨床に使用されている人工
心臓は、空気圧駆動式のものである。空気圧駆動式の人
工心臓は圧力によって制御を行うため、生体の血管系に
過度の圧力がかからないという安全性があり、また制御
も比較的に容易であるという特徴がある。しかしなが
ら、この方式は原理的に小型化に限界があり、装置を体
外に配置する必要から患者と空気チューブで繋がってい
るため患者の行動を束縛し、空気チューブの皮膚貫通部
分を通しての感染などの欠点がある。
心臓は、空気圧駆動式のものである。空気圧駆動式の人
工心臓は圧力によって制御を行うため、生体の血管系に
過度の圧力がかからないという安全性があり、また制御
も比較的に容易であるという特徴がある。しかしなが
ら、この方式は原理的に小型化に限界があり、装置を体
外に配置する必要から患者と空気チューブで繋がってい
るため患者の行動を束縛し、空気チューブの皮膚貫通部
分を通しての感染などの欠点がある。
【0004】そこで、患者の生活自由度を高める必要お
よび感染の危険性から人体埋め込み型の人工心臓の実現
が期待されている。すなわち、生体心臓を代替する性能
を持ち、生体内に埋め込み可能なほど容積が小さい人工
心臓を実現することが望ましい。
よび感染の危険性から人体埋め込み型の人工心臓の実現
が期待されている。すなわち、生体心臓を代替する性能
を持ち、生体内に埋め込み可能なほど容積が小さい人工
心臓を実現することが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明が解決
しようとする課題は、人体埋め込み可能なほど小型の人
工心臓を提供することにある。
しようとする課題は、人体埋め込み可能なほど小型の人
工心臓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の人工心臓は、第1端部、ポンプ室および第2端部
を有するハウジングと、ポンプ室に納められるポンプ
と、第1端部に取り付けられる第1吸入バルブおよび第
1排出バルブと、ハウジングの第2端部に取り付けられ
る第2吸入バルブおよび第2排出バルブと、第1吸入バ
ルブに接続された人工右心房と、第2吸入バルブに接続
された人工左心房とを含んで構成され、第1排出バルブ
は大動脈に接続され、第2排出バルブは肺動脈に接続さ
れる人工心臓であって、ポンプが第1方向に動作すると
きには人工右心房から肺動脈に血流を生じさせ、第2方
向に動作するときには人工左心房から大動脈に血流を生
じさせることを特徴とする人工心臓である。
発明の人工心臓は、第1端部、ポンプ室および第2端部
を有するハウジングと、ポンプ室に納められるポンプ
と、第1端部に取り付けられる第1吸入バルブおよび第
1排出バルブと、ハウジングの第2端部に取り付けられ
る第2吸入バルブおよび第2排出バルブと、第1吸入バ
ルブに接続された人工右心房と、第2吸入バルブに接続
された人工左心房とを含んで構成され、第1排出バルブ
は大動脈に接続され、第2排出バルブは肺動脈に接続さ
れる人工心臓であって、ポンプが第1方向に動作すると
きには人工右心房から肺動脈に血流を生じさせ、第2方
向に動作するときには人工左心房から大動脈に血流を生
じさせることを特徴とする人工心臓である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従った実施の形態
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は、本発明に従った人工心臓をブロッ
ク図で示したものである。本発明による人工心臓1は、
双方向ポンプ2,一方向弁3a, 3b, 4a, 4b、制
御回路5によって実現される。
ク図で示したものである。本発明による人工心臓1は、
双方向ポンプ2,一方向弁3a, 3b, 4a, 4b、制
御回路5によって実現される。
【0009】双方向ポンプ2は、正方向または逆方向へ
の血液の流れを生じさせることができるポンプであれば
どのようなものでもよいが、好適には、モータとスクリ
ュー(インペラ)とからなるポンプである。
の血液の流れを生じさせることができるポンプであれば
どのようなものでもよいが、好適には、モータとスクリ
ュー(インペラ)とからなるポンプである。
【0010】一方向弁3a, 3b, 4a, 4bは液体弁
であり、一方向にのみ血液を流す機能を有する。一方向
弁3a, 3b, 4a, 4bは、外部動力または制御を必
要としないいわゆる受動型の弁であってもよいし、又は
電磁弁等の能動型の弁であってもよい。本発明において
は、好適には本発明の発明者等によって発明され、公表
されているジェリーフィッシュバルブである。ジェリー
フィッシュバルブについてはK. Imachiらによる”Fabri
cation of a jellyfish valve for use in anartificia
l heart, ASAIO Journal, 38(3), 237-242(1992)”に詳
しく説明されている。
であり、一方向にのみ血液を流す機能を有する。一方向
弁3a, 3b, 4a, 4bは、外部動力または制御を必
要としないいわゆる受動型の弁であってもよいし、又は
電磁弁等の能動型の弁であってもよい。本発明において
は、好適には本発明の発明者等によって発明され、公表
されているジェリーフィッシュバルブである。ジェリー
フィッシュバルブについてはK. Imachiらによる”Fabri
cation of a jellyfish valve for use in anartificia
l heart, ASAIO Journal, 38(3), 237-242(1992)”に詳
しく説明されている。
【0011】人工心臓1が使用される場合には、一方向
弁3aは右心房(または人工右心房、以下同じ。)に、
一方向弁3bは左心房(または人工左心房、以下同じ)
に、一方向弁4aは大動脈に、一方向弁4bは肺動脈に
それぞれ接続される。一方向弁3a,3bは右心房また
は左心房から人工心臓内部に血液を導入する方向にのみ
開き、一方向弁4a, 4bは人工心臓内部から大動脈ま
たは肺動脈に血液を排出する方向にのみ開くように設置
される。
弁3aは右心房(または人工右心房、以下同じ。)に、
一方向弁3bは左心房(または人工左心房、以下同じ)
に、一方向弁4aは大動脈に、一方向弁4bは肺動脈に
それぞれ接続される。一方向弁3a,3bは右心房また
は左心房から人工心臓内部に血液を導入する方向にのみ
開き、一方向弁4a, 4bは人工心臓内部から大動脈ま
たは肺動脈に血液を排出する方向にのみ開くように設置
される。
【0012】制御回路5は、従来技術によるポンプ制御
回路であって、ポンプ2の回転方向(血液を流す向
き)、サイクル、流量等を制御する。
回路であって、ポンプ2の回転方向(血液を流す向
き)、サイクル、流量等を制御する。
【0013】次に、本発明に従った人工心臓1の動作に
ついて説明する。まず、図中、左方向から右方向に血液
を流すように制御回路5によってポンプ2を動作させる
と(以下、正転動作と呼ぶ。)、一方向弁3aが開き右
心房から血液を取り入れるとともに、一方向弁4bが開
いて肺動脈に血液を送り出す。このとき、左心房から大
動脈への血液の流れは、一方向弁3b, 4aによって阻
止されている。
ついて説明する。まず、図中、左方向から右方向に血液
を流すように制御回路5によってポンプ2を動作させる
と(以下、正転動作と呼ぶ。)、一方向弁3aが開き右
心房から血液を取り入れるとともに、一方向弁4bが開
いて肺動脈に血液を送り出す。このとき、左心房から大
動脈への血液の流れは、一方向弁3b, 4aによって阻
止されている。
【0014】一方、図中、右方向から左方向に血液を流
すようにポンプ2を動作させると(以下、反転動作と呼
ぶ。)、一方向弁3bが開き左心房から血液を取り入れ
るとともに、一方向弁4aが開いて大動脈に血液を送り
出す。このとき、右心房から肺動脈への血液の流れは、
一方向弁3a, 4bによって阻止されている。
すようにポンプ2を動作させると(以下、反転動作と呼
ぶ。)、一方向弁3bが開き左心房から血液を取り入れ
るとともに、一方向弁4aが開いて大動脈に血液を送り
出す。このとき、右心房から肺動脈への血液の流れは、
一方向弁3a, 4bによって阻止されている。
【0015】このように、ポンプ2の正転動作と反転動
作を交互に繰り返すことにより、生体心臓の持つ血液循
環機能を実現することができる。
作を交互に繰り返すことにより、生体心臓の持つ血液循
環機能を実現することができる。
【0016】
【実施例】図2は、本発明に従った人工心臓の一実施例
を示した図である。本実施例において、人工心臓10
は、ハウジング11、バルブ12、13、14,15、
図示しない軸流ポンプ16、および図示しない制御回路
17から構成される。
を示した図である。本実施例において、人工心臓10
は、ハウジング11、バルブ12、13、14,15、
図示しない軸流ポンプ16、および図示しない制御回路
17から構成される。
【0017】ハウジング11は、バルブ12〜15、軸
流ポンプ16を支持するためのケースである。ハウジン
グ11は生体適合性を有する材料であればどのような材
料で製造してもよいが、好適にはポリウレタンで製造さ
れる。
流ポンプ16を支持するためのケースである。ハウジン
グ11は生体適合性を有する材料であればどのような材
料で製造してもよいが、好適にはポリウレタンで製造さ
れる。
【0018】ハウジング11は、開口部を持つ第1端部
11aと、ポンプ室11b、開口部を持つ第2端部11
cから構成される。
11aと、ポンプ室11b、開口部を持つ第2端部11
cから構成される。
【0019】バルブ12〜15は、一方向バルブであっ
て、好適にはジェリーフィッシュバルブである。バルブ
12,13はハウジング11の第1端部に取り付けれら
れる。バルブ14,15はハウジング11の第2端部に
取り付けられる。
て、好適にはジェリーフィッシュバルブである。バルブ
12,13はハウジング11の第1端部に取り付けれら
れる。バルブ14,15はハウジング11の第2端部に
取り付けられる。
【0020】ここで、バルブ12、15は血液の取り込
み用バルブであって、それぞれ右心房、左心房に接続さ
れる。一方、バルブ13,14は血液の送り出し用バル
ブであって、それぞれ大動脈、肺動脈に接続される。
み用バルブであって、それぞれ右心房、左心房に接続さ
れる。一方、バルブ13,14は血液の送り出し用バル
ブであって、それぞれ大動脈、肺動脈に接続される。
【0021】軸流ポンプ15は、モータおよびプロペラ
(インペラ)から構成されるポンプであって、従来から
知られているものである。軸流ポンプ15は、ハウジン
グ11のポンプ室11b内に設置される。軸流ポンプ1
5には、制御回路17が接続されるが、説明の簡潔さの
ため図示は省略する。
(インペラ)から構成されるポンプであって、従来から
知られているものである。軸流ポンプ15は、ハウジン
グ11のポンプ室11b内に設置される。軸流ポンプ1
5には、制御回路17が接続されるが、説明の簡潔さの
ため図示は省略する。
【0022】軸流ポンプ15と制御回路17との電気接
続は一般にはハウジング11の導通穴を通して行うが、
電磁誘導方式等の他の方法で行うことも可能である。軸
流ポンプ15への電力の供給は、一般には制御回路17
を介して行うが、別個独立に行ってもよい。
続は一般にはハウジング11の導通穴を通して行うが、
電磁誘導方式等の他の方法で行うことも可能である。軸
流ポンプ15への電力の供給は、一般には制御回路17
を介して行うが、別個独立に行ってもよい。
【0023】ハウジング11への軸流ポンプ16、およ
びバルブ12〜15の取り付け後は、ハウジングは密閉
構造に保ち、各バルブ以外の場所からは血液の出入りは
ないようにすることがのぞましい。
びバルブ12〜15の取り付け後は、ハウジングは密閉
構造に保ち、各バルブ以外の場所からは血液の出入りは
ないようにすることがのぞましい。
【0024】以下、本実施例の動作について説明する。
図2中上方向から下方向に(第1端部11aから第2端
部11c方向に)血流が生じるように制御回路17が軸
流ポンプを動作させると、バルブ12が開き右心房から
ハウジング11内に血液が吸い込まれる、吸い込まれた
血液はポンプ室11bを通り、バルブ14を介して肺動
脈に送り出される。このとき、バルブ13、バルブ15
は閉じているので、これらのバルブを介した血流は生じ
ない。
図2中上方向から下方向に(第1端部11aから第2端
部11c方向に)血流が生じるように制御回路17が軸
流ポンプを動作させると、バルブ12が開き右心房から
ハウジング11内に血液が吸い込まれる、吸い込まれた
血液はポンプ室11bを通り、バルブ14を介して肺動
脈に送り出される。このとき、バルブ13、バルブ15
は閉じているので、これらのバルブを介した血流は生じ
ない。
【0025】次に、図2中下方向から上方向に(第2端
部11cから第1端部11a方向に)血流が生じるよう
に制御回路17が軸流ポンプを動作させると、バルブ1
5が開き左心房からハウジング11内に血液が吸い込ま
れる、吸い込まれた血液はポンプ室11bを通り、バル
ブ13を介して大動脈に送り出される。このとき、バル
ブ12、バルブ14は閉じているので、これらのバルブ
を介した血流は生じない。
部11cから第1端部11a方向に)血流が生じるよう
に制御回路17が軸流ポンプを動作させると、バルブ1
5が開き左心房からハウジング11内に血液が吸い込ま
れる、吸い込まれた血液はポンプ室11bを通り、バル
ブ13を介して大動脈に送り出される。このとき、バル
ブ12、バルブ14は閉じているので、これらのバルブ
を介した血流は生じない。
【0026】以上の説明から理解されるように、軸流ポ
ンプの回転方向を切り替えることにより、単一のポンプ
と4つの一方向バルブで、生体心臓の機能を実現でき
る。これにより、従来の空気圧駆動型の人工心臓に比し
て、飛躍的な小型化が達成され、生体内への埋め込みが
可能な人工心臓が提供される。
ンプの回転方向を切り替えることにより、単一のポンプ
と4つの一方向バルブで、生体心臓の機能を実現でき
る。これにより、従来の空気圧駆動型の人工心臓に比し
て、飛躍的な小型化が達成され、生体内への埋め込みが
可能な人工心臓が提供される。
【0027】本実施例においては、それぞれのバルブに
直接生体心房を接続する前提で説明しているが、本発明
の人工心臓で完全に生体人工心臓を代替することも可能
である。すなわち、生体心臓を完全に(または部分的
に)除去して、本発明の人工心臓を埋め込む場合には、
上記実施例による人工心臓10の外側に人工心房等を取
り付け、それぞれを静脈、動脈血管と接続する。ちなみ
に人工心房は当該技術分野において既知の部材である。
直接生体心房を接続する前提で説明しているが、本発明
の人工心臓で完全に生体人工心臓を代替することも可能
である。すなわち、生体心臓を完全に(または部分的
に)除去して、本発明の人工心臓を埋め込む場合には、
上記実施例による人工心臓10の外側に人工心房等を取
り付け、それぞれを静脈、動脈血管と接続する。ちなみ
に人工心房は当該技術分野において既知の部材である。
【0028】以上、本発明の人工心臓を、特定の実施形
態および実施例に沿って説明してきたが、本発明は上記
実施例等に限定されるものではない。
態および実施例に沿って説明してきたが、本発明は上記
実施例等に限定されるものではない。
【0029】例えば、ポンプは軸流ポンプに限定される
ものではなく、人体に挿入可能なほど小型のものであれ
ばどのようなものであってもよい。
ものではなく、人体に挿入可能なほど小型のものであれ
ばどのようなものであってもよい。
【0030】また、バルブも方向選択性のあるバルブで
あれば、ジェリーフィッシュバルブに限定されない。
あれば、ジェリーフィッシュバルブに限定されない。
【0031】また、ハウジングの形状も図示したものに
限定されるものではなく、ポンプ室を中心として双方向
に血液の流れを生じさせられるようの形態であればどの
ようなものであってもよい。
限定されるものではなく、ポンプ室を中心として双方向
に血液の流れを生じさせられるようの形態であればどの
ようなものであってもよい。
【0032】さらに、上述のように、吸い入み用バルブ
に生体心房を接続するか、または人工心房を接続するか
は、場合によって任意に選択可能である。
に生体心房を接続するか、または人工心房を接続するか
は、場合によって任意に選択可能である。
【図1】本発明に従った人工心臓の構成要素を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の人工心臓の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
1 人工心臓 2 ポンプ 3a 一方向弁 3b 一方向弁 4a 一方向弁 4b 一方向弁 5 制御回路 10 人工心臓 11 ハウジング 11a 第1端部 11b ポンプ室 11c 第2端部 12 一方向バルブ 13 一方向バルブ 14 一方向バルブ 15 一方向バルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも2つの異なる回路に液流を提
供する液体ポンプであって、第1端部、ポンプ室および
第2端部を有するハウジングと、前記ポンプ室に納めら
れるポンプと、前記ハウジングの第1端部に取り付けら
れる第1吸入バルブおよび第1排出バルブと、前記ハウ
ジングの第2端部に取り付けられる第2吸入バルブおよ
び第2排出バルブとを含んで構成され、前記ポンプが第
1方向に動作するときには前記第1吸入バルブから液体
を吸い込んで前記第2排出バルブから液体を排出し、前
記第1方向とは反対の第2方向に動作するときには前記
第2吸入バルブから液体を吸い込んで前記第1排出バル
ブから液体を排出することを特徴とする液体ポンプ。 - 【請求項2】 第1端部、ポンプ室および第2端部を有
するハウジングと、前記ポンプ室に納められるポンプ
と、前記第1端部に取り付けられる第1吸入バルブおよ
び第1排出バルブと、前記ハウジングの第2端部に取り
付けられる第2吸入バルブおよび第2排出バルブと、前
記第1吸入バルブに接続された人工右心房と、前記第2
吸入バルブに接続された人工左心房とを含んで構成さ
れ、前記第1排出バルブは大動脈に接続され、前記第2
排出バルブは肺動脈に接続され、前記軸流ポンプが第1
方向に動作するときには人工右心房から肺動脈に血流を
生じさせ、第2方向に動作するときには人工左心房から
大動脈に血流を生じさせることを特徴とする人工心臓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321060A JP2000140094A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 人工心臓および人工心臓用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10321060A JP2000140094A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 人工心臓および人工心臓用ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000140094A true JP2000140094A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18128363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10321060A Pending JP2000140094A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 人工心臓および人工心臓用ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000140094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971262B1 (ko) | 2010-02-17 | 2010-07-20 | 주식회사 아이베이지디쓰리 | 폰탄 술식용 혈액순환장치 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10321060A patent/JP2000140094A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971262B1 (ko) | 2010-02-17 | 2010-07-20 | 주식회사 아이베이지디쓰리 | 폰탄 술식용 혈액순환장치 |
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