JP2000137681A - 個人認証方法および個人認証装置 - Google Patents
個人認証方法および個人認証装置Info
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- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 27
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 23
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- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013479 data entry Methods 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本人へのなりすましによる不正使用を防止で
き、個人認証の精度が著しく向上する個人認証方法およ
び個人認証装置を提供する。 【解決手段】被認証者のパスワードデータ入力時におけ
る文字入力間隔をあらかじめ登録しておき、被認証者が
行なうパスワードデータ入力の際にその文字入力間隔を
それぞれ計測して、あらかじめ登録された文字入力間隔
と照合することにより、入力されたパスワードデータと
登録されたパスワードデータとが一致し、かつ、計測さ
れた文字入力間隔と登録された文字入力間隔とがあらか
じめ設定される許容誤差値の範囲内で一致した場合に被
認証者が本人であると認証する。
き、個人認証の精度が著しく向上する個人認証方法およ
び個人認証装置を提供する。 【解決手段】被認証者のパスワードデータ入力時におけ
る文字入力間隔をあらかじめ登録しておき、被認証者が
行なうパスワードデータ入力の際にその文字入力間隔を
それぞれ計測して、あらかじめ登録された文字入力間隔
と照合することにより、入力されたパスワードデータと
登録されたパスワードデータとが一致し、かつ、計測さ
れた文字入力間隔と登録された文字入力間隔とがあらか
じめ設定される許容誤差値の範囲内で一致した場合に被
認証者が本人であると認証する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、現金処
理機やキャッシュレジスタなどの現金の出入りを管理す
る端末装置などにおいて、オペレータが使用を許可され
た者であるか否かの個人認証を行なう個人認証方法およ
び個人認証装置に関する。
理機やキャッシュレジスタなどの現金の出入りを管理す
る端末装置などにおいて、オペレータが使用を許可され
た者であるか否かの個人認証を行なう個人認証方法およ
び個人認証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、現金の出入りを管理する現金
処理機やキャッシュレジスタ、あるいは、機密情報を保
管・表示・操作するパーソナルコンピュータなどの端末
装置は、あらかじめ使用を許可された特定のオペレータ
(以降、利用者と言うこともある)以外が不正に使用す
ることを防止するため、使用に先立ちパスワードデータ
のチェックを行なうことが多い。このパスワードデータ
は、オペレータごとに定められていて、通常は数字や文
字もしくはその両者の組合わせからなる。なお、以降、
数字と文字を総称して文字と記す。
処理機やキャッシュレジスタ、あるいは、機密情報を保
管・表示・操作するパーソナルコンピュータなどの端末
装置は、あらかじめ使用を許可された特定のオペレータ
(以降、利用者と言うこともある)以外が不正に使用す
ることを防止するため、使用に先立ちパスワードデータ
のチェックを行なうことが多い。このパスワードデータ
は、オペレータごとに定められていて、通常は数字や文
字もしくはその両者の組合わせからなる。なお、以降、
数字と文字を総称して文字と記す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パスワード
データのチェックは、簡便な反面、パスワードデータを
盗み見られてしまうと、本人へのなりすましによる不正
使用が可能になり、個人認証の精度が著しく低下すると
いう大きな問題がある。
データのチェックは、簡便な反面、パスワードデータを
盗み見られてしまうと、本人へのなりすましによる不正
使用が可能になり、個人認証の精度が著しく低下すると
いう大きな問題がある。
【0004】そこで、本発明は、本人へのなりすましに
よる不正使用を防止でき、個人認証の精度が著しく向上
する個人認証方法および個人認証装置を提供することを
目的とする。
よる不正使用を防止でき、個人認証の精度が著しく向上
する個人認証方法および個人認証装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の個人認証方法
は、被認証者の複数の文字からなるパスワードデータを
1文字ずつ入力し、このパスワードデータの入力時に各
文字の入力間隔をそれぞれ計測し、この入力されたパス
ワードデータおよび計測された文字入力間隔をあらかじ
め登録されているパスワードデータおよび文字入力間隔
とそれぞれ照合し、この照合において、前記入力された
パスワードデータおよび計測された文字入力間隔と前記
登録されているパスワードデータおよび文字入力間隔と
の間に所定の関係が成立するか否かにより、前記被認証
者が本人であるか否かの認証を行なうことを特徴とす
る。
は、被認証者の複数の文字からなるパスワードデータを
1文字ずつ入力し、このパスワードデータの入力時に各
文字の入力間隔をそれぞれ計測し、この入力されたパス
ワードデータおよび計測された文字入力間隔をあらかじ
め登録されているパスワードデータおよび文字入力間隔
とそれぞれ照合し、この照合において、前記入力された
パスワードデータおよび計測された文字入力間隔と前記
登録されているパスワードデータおよび文字入力間隔と
の間に所定の関係が成立するか否かにより、前記被認証
者が本人であるか否かの認証を行なうことを特徴とす
る。
【0006】また、本発明の個人認証方法は、被認証者
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力し、このパスワードデータの入力時に各文字の入力間
隔をそれぞれ計測し、この入力されたパスワードデータ
および計測された文字入力間隔をあらかじめ登録されて
いるパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照
合し、この照合において、前記入力されたパスワードデ
ータと前記登録されているパスワードデータとの間に所
定の関係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔
と前記登録されている文字入力間隔とがあらかじめ設定
される許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認証
者が本人であると認証することを特徴とする。
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力し、このパスワードデータの入力時に各文字の入力間
隔をそれぞれ計測し、この入力されたパスワードデータ
および計測された文字入力間隔をあらかじめ登録されて
いるパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照
合し、この照合において、前記入力されたパスワードデ
ータと前記登録されているパスワードデータとの間に所
定の関係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔
と前記登録されている文字入力間隔とがあらかじめ設定
される許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認証
者が本人であると認証することを特徴とする。
【0007】また、本発明の個人認証方法は、登録時、
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力されたパスワードデータおよび計測
された文字入力間隔を登録データとして記憶手段に登録
記憶するステップと、照合時、照合用の被認証者の複数
の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する
ステップと、このパスワードデータの入力時に各文字の
入力間隔をそれぞれ計測するステップと、前記入力され
た照合用のパスワードデータおよび計測された文字入力
間隔を前記記憶手段に登録されたパスワードデータおよ
び文字入力間隔とそれぞれ照合するステップと、この照
合において、前記入力された照合用のパスワードデータ
および計測された文字入力間隔と前記記憶手段に登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所定
の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が本人で
あるか否かの認証を行なうステップとからなる。
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力されたパスワードデータおよび計測
された文字入力間隔を登録データとして記憶手段に登録
記憶するステップと、照合時、照合用の被認証者の複数
の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する
ステップと、このパスワードデータの入力時に各文字の
入力間隔をそれぞれ計測するステップと、前記入力され
た照合用のパスワードデータおよび計測された文字入力
間隔を前記記憶手段に登録されたパスワードデータおよ
び文字入力間隔とそれぞれ照合するステップと、この照
合において、前記入力された照合用のパスワードデータ
および計測された文字入力間隔と前記記憶手段に登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所定
の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が本人で
あるか否かの認証を行なうステップとからなる。
【0008】また、本発明の個人認証方法は、登録時、
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、文字入力間隔の許容誤差値を入力するステッ
プと、前記入力されたパスワードデータおよび計測され
た文字入力間隔および入力された許容誤差値を登録デー
タとして記憶手段に登録記憶するステップと、照合時、
照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力された照合用のパスワードデータお
よび計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録され
たパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合
するステップと、この照合において、前記入力されたパ
スワードデータと前記記憶手段に登録されたパスワード
データとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記計測さ
れた文字入力間隔と前記記憶手段に登録された文字入力
間隔とが前記記憶手段に登録された許容誤差値の範囲内
で一致した場合に前記被認証者が本人であると認証する
ステップとからなる。
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、文字入力間隔の許容誤差値を入力するステッ
プと、前記入力されたパスワードデータおよび計測され
た文字入力間隔および入力された許容誤差値を登録デー
タとして記憶手段に登録記憶するステップと、照合時、
照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力された照合用のパスワードデータお
よび計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録され
たパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合
するステップと、この照合において、前記入力されたパ
スワードデータと前記記憶手段に登録されたパスワード
データとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記計測さ
れた文字入力間隔と前記記憶手段に登録された文字入力
間隔とが前記記憶手段に登録された許容誤差値の範囲内
で一致した場合に前記被認証者が本人であると認証する
ステップとからなる。
【0009】また、本発明の個人認証方法は、登録時、
被認証者を特定するための識別情報を入力するステップ
と、登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワード
データを1文字ずつ入力するステップと、このパスワー
ドデータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測す
るステップと、前記入力された識別情報およびパスワー
ドデータおよび計測された文字入力間隔を登録データと
して記憶手段に登録記憶するステップと、照合時、被認
証者を特定するための識別情報を入力するステップと、
照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力された照合用の識別情報およびパス
ワードデータおよび計測された文字入力間隔を前記記憶
手段に登録された識別情報およびパスワードデータおよ
び文字入力間隔とそれぞれ照合するステップと、この照
合において、前記入力された照合用の識別情報およびパ
スワードデータおよび計測された文字入力間隔と前記記
憶手段に登録された識別情報およびパスワードデータお
よび文字入力間隔との間に所定の関係が成立するか否か
により、前記被認証者が本人であるか否かの認証を行な
うステップとからなる。
被認証者を特定するための識別情報を入力するステップ
と、登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワード
データを1文字ずつ入力するステップと、このパスワー
ドデータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測す
るステップと、前記入力された識別情報およびパスワー
ドデータおよび計測された文字入力間隔を登録データと
して記憶手段に登録記憶するステップと、照合時、被認
証者を特定するための識別情報を入力するステップと、
照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、このパスワードデ
ータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測するス
テップと、前記入力された照合用の識別情報およびパス
ワードデータおよび計測された文字入力間隔を前記記憶
手段に登録された識別情報およびパスワードデータおよ
び文字入力間隔とそれぞれ照合するステップと、この照
合において、前記入力された照合用の識別情報およびパ
スワードデータおよび計測された文字入力間隔と前記記
憶手段に登録された識別情報およびパスワードデータお
よび文字入力間隔との間に所定の関係が成立するか否か
により、前記被認証者が本人であるか否かの認証を行な
うステップとからなる。
【0010】また、本発明の個人認証方法は、登録時、
被認証者を特定するための識別情報を入力するステップ
と、登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワード
データを1文字ずつ入力するステップと、このパスワー
ドデータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測す
るステップと、文字入力間隔の許容誤差値を入力するス
テップと、前記入力された識別情報およびパスワードデ
ータおよび計測された文字入力間隔および入力された許
容誤差値を登録データとして記憶手段に登録記憶するス
テップと、照合時、被認証者を特定するための識別情報
を入力するステップと、照合用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力するステッ
プと、このパスワードデータの入力時に各文字の入力間
隔をそれぞれ計測するステップと、前記入力された照合
用の識別情報およびパスワードデータおよび計測された
文字入力間隔を前記記憶手段に登録された識別情報およ
びパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合
するステップと、この照合において、前記入力された識
別情報およびパスワードデータと前記記憶手段に登録さ
れた識別情報およびパスワードデータとの間に所定の関
係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔と前記
記憶手段に登録された文字入力間隔とが前記記憶手段に
登録された許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被
認証者が本人であると認証するステップとからなる。
被認証者を特定するための識別情報を入力するステップ
と、登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワード
データを1文字ずつ入力するステップと、このパスワー
ドデータの入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測す
るステップと、文字入力間隔の許容誤差値を入力するス
テップと、前記入力された識別情報およびパスワードデ
ータおよび計測された文字入力間隔および入力された許
容誤差値を登録データとして記憶手段に登録記憶するス
テップと、照合時、被認証者を特定するための識別情報
を入力するステップと、照合用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力するステッ
プと、このパスワードデータの入力時に各文字の入力間
隔をそれぞれ計測するステップと、前記入力された照合
用の識別情報およびパスワードデータおよび計測された
文字入力間隔を前記記憶手段に登録された識別情報およ
びパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合
するステップと、この照合において、前記入力された識
別情報およびパスワードデータと前記記憶手段に登録さ
れた識別情報およびパスワードデータとの間に所定の関
係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔と前記
記憶手段に登録された文字入力間隔とが前記記憶手段に
登録された許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被
認証者が本人であると認証するステップとからなる。
【0011】また、本発明の個人認証装置は、被認証者
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力するパスワード入力手段と、このパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する入力間隔計測手段と、前記パスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔をあら
かじめ登録されているパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照
合において、前記パスワード入力手段により入力された
パスワードデータおよび前記入力間隔計測手段により計
測された文字入力間隔と前記登録されているパスワード
データおよび文字入力間隔との間に所定の関係が成立す
るか否かにより、前記被認証者が本人であるか否かの認
証を行なう認証手段とを具備している。
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力するパスワード入力手段と、このパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する入力間隔計測手段と、前記パスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔をあら
かじめ登録されているパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照
合において、前記パスワード入力手段により入力された
パスワードデータおよび前記入力間隔計測手段により計
測された文字入力間隔と前記登録されているパスワード
データおよび文字入力間隔との間に所定の関係が成立す
るか否かにより、前記被認証者が本人であるか否かの認
証を行なう認証手段とを具備している。
【0012】また、本発明の個人認証装置は、被認証者
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力するパスワード入力手段と、このパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する入力間隔計測手段と、前記パスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔をあら
かじめ登録されているパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照
合において、前記パスワード入力手段により入力された
パスワードデータと前記登録されているパスワードデー
タとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔と前記登録されて
いる文字入力間隔とがあらかじめ設定される許容誤差値
の範囲内で一致した場合に前記被認証者が本人であると
認証する認証手段とを具備している。
の複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入
力するパスワード入力手段と、このパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する入力間隔計測手段と、前記パスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔をあら
かじめ登録されているパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照
合において、前記パスワード入力手段により入力された
パスワードデータと前記登録されているパスワードデー
タとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔と前記登録されて
いる文字入力間隔とがあらかじめ設定される許容誤差値
の範囲内で一致した場合に前記被認証者が本人であると
認証する認証手段とを具備している。
【0013】また、本発明の個人認証装置は、登録時、
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、
この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、前記第1のパスワード入力手段に
より入力されたパスワードデータおよび前記第1の入力
間隔計測手段により計測された文字入力間隔を登録デー
タとして登録記憶する記憶手段と、照合時、照合用の被
認証者の複数の文字からなるパスワードデータを1文字
ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、この第2の
パスワード入力手段によるパスワードデータの入力時に
各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力間隔計
測手段と、前記第2のパスワード入力手段により入力さ
れた照合用のパスワードデータおよび前記第2の入力間
隔計測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手
段に登録されたパスワードデータおよび文字入力間隔と
それぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照合にお
いて、前記第2のパスワード入力手段により入力された
照合用のパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔と前記記憶手段に
登録されたパスワードデータおよび文字入力間隔との間
に所定の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が
本人であるか否かの認証を行なう認証手段とを具備して
いる。
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、
この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、前記第1のパスワード入力手段に
より入力されたパスワードデータおよび前記第1の入力
間隔計測手段により計測された文字入力間隔を登録デー
タとして登録記憶する記憶手段と、照合時、照合用の被
認証者の複数の文字からなるパスワードデータを1文字
ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、この第2の
パスワード入力手段によるパスワードデータの入力時に
各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力間隔計
測手段と、前記第2のパスワード入力手段により入力さ
れた照合用のパスワードデータおよび前記第2の入力間
隔計測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手
段に登録されたパスワードデータおよび文字入力間隔と
それぞれ照合する照合手段と、この照合手段の照合にお
いて、前記第2のパスワード入力手段により入力された
照合用のパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔と前記記憶手段に
登録されたパスワードデータおよび文字入力間隔との間
に所定の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が
本人であるか否かの認証を行なう認証手段とを具備して
いる。
【0014】また、本発明の個人認証装置は、登録時、
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、
この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、文字入力間隔の許容誤差値を入力
する許容誤差値入力手段と、前記第1のパスワード入力
手段により入力されたパスワードデータおよび前記第1
の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔およ
び前記入力間隔計測手段により入力された許容誤差値を
登録データとして登録記憶する記憶手段と、照合時、照
合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデータ
を1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、こ
の第2のパスワード入力手段によるパスワードデータの
入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入
力間隔計測手段と、前記第2のパスワード入力手段によ
り入力された照合用のパスワードデータおよび前記第2
の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔を前
記記憶手段に登録されたパスワードデータおよび文字入
力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の
照合において、前記第2のパスワード入力手段により入
力されたパスワードデータと前記記憶手段に登録された
パスワードデータとの間に所定の関係が成立し、かつ、
前記第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力
間隔と前記記憶手段に登録された文字入力間隔とが前記
記憶手段に登録された許容誤差値の範囲内で一致した場
合に前記被認証者が本人であると認証する認証手段とを
具備している。
登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、
この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、文字入力間隔の許容誤差値を入力
する許容誤差値入力手段と、前記第1のパスワード入力
手段により入力されたパスワードデータおよび前記第1
の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔およ
び前記入力間隔計測手段により入力された許容誤差値を
登録データとして登録記憶する記憶手段と、照合時、照
合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデータ
を1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、こ
の第2のパスワード入力手段によるパスワードデータの
入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入
力間隔計測手段と、前記第2のパスワード入力手段によ
り入力された照合用のパスワードデータおよび前記第2
の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔を前
記記憶手段に登録されたパスワードデータおよび文字入
力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合手段の
照合において、前記第2のパスワード入力手段により入
力されたパスワードデータと前記記憶手段に登録された
パスワードデータとの間に所定の関係が成立し、かつ、
前記第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力
間隔と前記記憶手段に登録された文字入力間隔とが前記
記憶手段に登録された許容誤差値の範囲内で一致した場
合に前記被認証者が本人であると認証する認証手段とを
具備している。
【0015】また、本発明の個人認証装置は、登録時、
被認証者を特定するための識別情報を入力する第1の識
別情報入力手段と、登録用の被認証者の複数の文字から
なるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1のパス
ワード入力手段と、この第1のパスワード入力手段によ
るパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそれ
ぞれ計測する第1の入力間隔計測手段と、前記第1の識
別情報入力手段により入力された識別情報および前記第
1のパスワード入力手段により入力されたパスワードデ
ータおよび前記第1の入力間隔計測手段により計測され
た文字入力間隔を登録データとして登録記憶する記憶手
段と、照合時、被認証者を特定するための識別情報を入
力する第2の識別情報入力手段と、照合用の被認証者の
複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力
する第2のパスワード入力手段と、この第2のパスワー
ド入力手段によるパスワードデータの入力時に各文字の
入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力間隔計測手段
と、前記第2の識別情報入力手段により入力された照合
用の識別情報および前記第2のパスワード入力手段によ
り入力されたパスワードデータおよび前記第2の入力間
隔計測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手
段に登録された識別情報およびパスワードデータおよび
文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合
手段の照合において、前記第2の識別情報入力手段によ
り入力された照合用の識別情報および前記第2のパスワ
ード入力手段により入力されたパスワードデータおよび
前記第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力
間隔と前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワ
ードデータおよび文字入力間隔との間に所定の関係が成
立するか否かにより、前記被認証者が本人であるか否か
の認証を行なう認証手段とを具備している。
被認証者を特定するための識別情報を入力する第1の識
別情報入力手段と、登録用の被認証者の複数の文字から
なるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1のパス
ワード入力手段と、この第1のパスワード入力手段によ
るパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそれ
ぞれ計測する第1の入力間隔計測手段と、前記第1の識
別情報入力手段により入力された識別情報および前記第
1のパスワード入力手段により入力されたパスワードデ
ータおよび前記第1の入力間隔計測手段により計測され
た文字入力間隔を登録データとして登録記憶する記憶手
段と、照合時、被認証者を特定するための識別情報を入
力する第2の識別情報入力手段と、照合用の被認証者の
複数の文字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力
する第2のパスワード入力手段と、この第2のパスワー
ド入力手段によるパスワードデータの入力時に各文字の
入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力間隔計測手段
と、前記第2の識別情報入力手段により入力された照合
用の識別情報および前記第2のパスワード入力手段によ
り入力されたパスワードデータおよび前記第2の入力間
隔計測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手
段に登録された識別情報およびパスワードデータおよび
文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、この照合
手段の照合において、前記第2の識別情報入力手段によ
り入力された照合用の識別情報および前記第2のパスワ
ード入力手段により入力されたパスワードデータおよび
前記第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力
間隔と前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワ
ードデータおよび文字入力間隔との間に所定の関係が成
立するか否かにより、前記被認証者が本人であるか否か
の認証を行なう認証手段とを具備している。
【0016】さらに、本発明の個人認証装置は、登録
時、被認証者を特定するための識別情報を入力する第1
の識別情報入力手段と、登録用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1の
パスワード入力手段と、この第1のパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する第1の入力間隔計測手段と、文字入力
間隔の許容誤差値を入力する許容誤差値入力手段と、前
記第1の識別情報入力手段により入力された識別情報お
よび前記第1のパスワード入力手段により入力されたパ
スワードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段によ
り計測された文字入力間隔および前記許容誤差値入力手
段により入力された許容誤差値を登録データとして登録
記憶する記憶手段と、照合時、被認証者を特定するため
の識別情報を入力する第2の識別情報入力手段と、照合
用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデータを
1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、この
第2のパスワード入力手段によるパスワードデータの入
力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力
間隔計測手段と、前記第2の識別情報入力手段により入
力された照合用の識別情報および前記第2のパスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔
を前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワード
データおよび文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段
と、この照合手段の照合において、前記第2の識別情報
入力手段により入力された識別情報および前記第2のパ
スワード入力手段により入力されたパスワードデータと
前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワードデ
ータとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記第2の入
力間隔計測手段により計測された文字入力間隔と前記記
憶手段に登録された文字入力間隔とが前記記憶手段に登
録された許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認
証者が本人であると認証する認証手段とを具備してい
る。
時、被認証者を特定するための識別情報を入力する第1
の識別情報入力手段と、登録用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1の
パスワード入力手段と、この第1のパスワード入力手段
によるパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔を
それぞれ計測する第1の入力間隔計測手段と、文字入力
間隔の許容誤差値を入力する許容誤差値入力手段と、前
記第1の識別情報入力手段により入力された識別情報お
よび前記第1のパスワード入力手段により入力されたパ
スワードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段によ
り計測された文字入力間隔および前記許容誤差値入力手
段により入力された許容誤差値を登録データとして登録
記憶する記憶手段と、照合時、被認証者を特定するため
の識別情報を入力する第2の識別情報入力手段と、照合
用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデータを
1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、この
第2のパスワード入力手段によるパスワードデータの入
力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の入力
間隔計測手段と、前記第2の識別情報入力手段により入
力された照合用の識別情報および前記第2のパスワード
入力手段により入力されたパスワードデータおよび前記
第2の入力間隔計測手段により計測された文字入力間隔
を前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワード
データおよび文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段
と、この照合手段の照合において、前記第2の識別情報
入力手段により入力された識別情報および前記第2のパ
スワード入力手段により入力されたパスワードデータと
前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワードデ
ータとの間に所定の関係が成立し、かつ、前記第2の入
力間隔計測手段により計測された文字入力間隔と前記記
憶手段に登録された文字入力間隔とが前記記憶手段に登
録された許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認
証者が本人であると認証する認証手段とを具備してい
る。
【0017】本発明によれば、被認証者のパスワードデ
ータ入力時における文字入力間隔をあらかじめ登録して
おき、被認証者が行なうパスワードデータ入力の際にそ
の文字入力間隔をそれぞれ計測して、あらかじめ登録さ
れた文字入力間隔と照合することにより、入力されたパ
スワードデータおよび計測された文字入力間隔と登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所定
の関係が成立するか否かによって、被認証者が本人であ
るか否かの認証を行なうことにより、本人へのなりすま
しによる不正使用を防止でき、個人認証の精度が著しく
向上する。
ータ入力時における文字入力間隔をあらかじめ登録して
おき、被認証者が行なうパスワードデータ入力の際にそ
の文字入力間隔をそれぞれ計測して、あらかじめ登録さ
れた文字入力間隔と照合することにより、入力されたパ
スワードデータおよび計測された文字入力間隔と登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所定
の関係が成立するか否かによって、被認証者が本人であ
るか否かの認証を行なうことにより、本人へのなりすま
しによる不正使用を防止でき、個人認証の精度が著しく
向上する。
【0018】一般に、パスワードデータが盗み見などに
より比較的容易に盗用され易いのに対して、この文字入
力間隔は盗み見による盗用がほぼ不可能である。加え
て、文字入力間隔の照合を行なっていること自体が極め
て発見され難い。この2点から、本発明は極めて破られ
難い個人認証方法であると言える。したがって、たとえ
ば、利用許可者以外の操作による端末装置の不正使用を
見抜き、かつ、不正使用を防止することができる。
より比較的容易に盗用され易いのに対して、この文字入
力間隔は盗み見による盗用がほぼ不可能である。加え
て、文字入力間隔の照合を行なっていること自体が極め
て発見され難い。この2点から、本発明は極めて破られ
難い個人認証方法であると言える。したがって、たとえ
ば、利用許可者以外の操作による端末装置の不正使用を
見抜き、かつ、不正使用を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態を説明
する前に、本発明の概要について簡単に説明しておく。
前述したように、たとえば、現金の出入りを管理する現
金処理機やキャッシュレジスタ、あるいは、機密情報を
保管・表示・操作するパーソナルコンピュータなどの端
末装置は、あらかじめ使用を許可された特定のオペレー
タ以外が不正に使用することを防止するため、使用に先
立ちパスワードデータのチェックを行なうことが多い。
このパスワードデータは、オペレータごとに定められて
いて、通常は数字や文字もしくはその両者の組合わせか
らなる。
する前に、本発明の概要について簡単に説明しておく。
前述したように、たとえば、現金の出入りを管理する現
金処理機やキャッシュレジスタ、あるいは、機密情報を
保管・表示・操作するパーソナルコンピュータなどの端
末装置は、あらかじめ使用を許可された特定のオペレー
タ以外が不正に使用することを防止するため、使用に先
立ちパスワードデータのチェックを行なうことが多い。
このパスワードデータは、オペレータごとに定められて
いて、通常は数字や文字もしくはその両者の組合わせか
らなる。
【0020】このような複数の文字から構成されるパス
ワードデータは、通常、キーボードなどの入力装置から
1文字ずつ入力されるが、各文字間の入力間隔時間は、
同一のオペレータが同一の文字列を入力する場合には、
何度入力を行なってもほぼ同一であるという性質を持
つ。言い換えれば、文字入力間隔にはオペレータの癖が
出るということで、この性質は特に、同一の文字列入力
を行なう回数が増えれば増えるほど強まり、文字入力間
隔(時間)の入力ごとのばらつきは少なくなる傾向にあ
る。
ワードデータは、通常、キーボードなどの入力装置から
1文字ずつ入力されるが、各文字間の入力間隔時間は、
同一のオペレータが同一の文字列を入力する場合には、
何度入力を行なってもほぼ同一であるという性質を持
つ。言い換えれば、文字入力間隔にはオペレータの癖が
出るということで、この性質は特に、同一の文字列入力
を行なう回数が増えれば増えるほど強まり、文字入力間
隔(時間)の入力ごとのばらつきは少なくなる傾向にあ
る。
【0021】本発明は、このような性質を利用して、パ
スワードデータの照合に加えて、パスワードデータの文
字入力間隔を照合することにより、個人認証の精度を著
しく向上するものである。
スワードデータの照合に加えて、パスワードデータの文
字入力間隔を照合することにより、個人認証の精度を著
しく向上するものである。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る個人認
証方法および個人認証装置が適用される現金処理機の構
成を概略的に示すものである。本実施の形態に係る現金
処理機は、制御手段としてのCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)1、記憶手段としての不揮発性
メモリ(たとえば、NVRAM)2、入力手段としての
キーボード3、計時手段としてのタイマ4、および、表
示手段としての表示部5、入出金部6、および、通信制
御部7から構成されている。
参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る個人認
証方法および個人認証装置が適用される現金処理機の構
成を概略的に示すものである。本実施の形態に係る現金
処理機は、制御手段としてのCPU(セントラル・プロ
セッシング・ユニット)1、記憶手段としての不揮発性
メモリ(たとえば、NVRAM)2、入力手段としての
キーボード3、計時手段としてのタイマ4、および、表
示手段としての表示部5、入出金部6、および、通信制
御部7から構成されている。
【0023】CPU1は、前記各部をそれぞれ制御した
り、データの入出力および演算や比較処理などを行な
う。不揮発性メモリ2は、利用者(オペレータ)の従業
員番号、パスワードデータ、パスワードデータの文字入
力間隔、および、文字入力間隔の許容誤差値を保存(記
憶)するパスワード管理エリアを有する。パスワード管
理エリアは、たとえば、図2に示すように、従業員番号
を記憶する従業員番号保存エリア11、パスワードデー
タを記憶するパスワード保存エリア12、文字入力間隔
を記憶する入力間隔保存エリア13、および、許容誤差
値を記憶する許容誤差保存エリア14から構成されてい
る。
り、データの入出力および演算や比較処理などを行な
う。不揮発性メモリ2は、利用者(オペレータ)の従業
員番号、パスワードデータ、パスワードデータの文字入
力間隔、および、文字入力間隔の許容誤差値を保存(記
憶)するパスワード管理エリアを有する。パスワード管
理エリアは、たとえば、図2に示すように、従業員番号
を記憶する従業員番号保存エリア11、パスワードデー
タを記憶するパスワード保存エリア12、文字入力間隔
を記憶する入力間隔保存エリア13、および、許容誤差
値を記憶する許容誤差保存エリア14から構成されてい
る。
【0024】キーボード3は、利用者の現金処理機への
操作指示を行なうと共に、利用者を特定する識別情報と
しての従業員番号、個人認証を行なうためのパスワード
データ、および、パスワードデータの文字入力間隔の許
容誤差値などを入力するもので、たとえば、図3に示す
ように、入金処理を選択する入金キー21、出金処理を
選択する出金キー22、および、各種データの入力を行
なうテンキー23などが設けられている。
操作指示を行なうと共に、利用者を特定する識別情報と
しての従業員番号、個人認証を行なうためのパスワード
データ、および、パスワードデータの文字入力間隔の許
容誤差値などを入力するもので、たとえば、図3に示す
ように、入金処理を選択する入金キー21、出金処理を
選択する出金キー22、および、各種データの入力を行
なうテンキー23などが設けられている。
【0025】タイマ4は、時刻情報を生成するもので、
CPU1からの指示を受けると、ミリ秒単位で現在の時
刻をCPU1に出力する。表示部5は、利用者に対して
現金処理機の操作に必要な情報などを表示出力する。
CPU1からの指示を受けると、ミリ秒単位で現在の時
刻をCPU1に出力する。表示部5は、利用者に対して
現金処理機の操作に必要な情報などを表示出力する。
【0026】入出金部6は、入金あるいは出金処理を選
択的に行なう。通信制御部7は、図示しないホスト装置
との間でオンライン交信を行なう。次に、上記のような
構成において、図4および図5に示すフローチャートを
参照して、パスワードデータおよびパスワードデータの
文字入力間隔を登録する登録処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
択的に行なう。通信制御部7は、図示しないホスト装置
との間でオンライン交信を行なう。次に、上記のような
構成において、図4および図5に示すフローチャートを
参照して、パスワードデータおよびパスワードデータの
文字入力間隔を登録する登録処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
【0027】まず、ステップS1にて、図6に示すよう
なパスワード入力督促画面を表示部5に表示し、たとえ
ば、6桁の従業員番号および4桁のパスワードデータの
入力を待機する。ここで、利用者が、まず自己の従業員
番号をキーボード3から入力すると(S2)、この入力
された従業員番号は、図2に示すように、不揮発性メモ
リ2のパスワード管理エリア内の従業員番号保存エリア
11に格納される(S3)。
なパスワード入力督促画面を表示部5に表示し、たとえ
ば、6桁の従業員番号および4桁のパスワードデータの
入力を待機する。ここで、利用者が、まず自己の従業員
番号をキーボード3から入力すると(S2)、この入力
された従業員番号は、図2に示すように、不揮発性メモ
リ2のパスワード管理エリア内の従業員番号保存エリア
11に格納される(S3)。
【0028】次に、利用者は、従業員番号に続いてパス
ワードデータの1文字目をキーボード3から入力すると
(S4)、このときの時刻t1 がタイマ4から読取られ
るとともに(S5)、入力されたパスワードデータの1
文字目が、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパス
ワード管理エリア内のパスワード保存エリア12に格納
される(S6)。
ワードデータの1文字目をキーボード3から入力すると
(S4)、このときの時刻t1 がタイマ4から読取られ
るとともに(S5)、入力されたパスワードデータの1
文字目が、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパス
ワード管理エリア内のパスワード保存エリア12に格納
される(S6)。
【0029】次に、利用者は、パスワードデータの2文
字目をキーボード3から入力すると(S7)、このとき
の時刻t2 をタイマ4から読取るとともに(S8)、入
力されたパスワードデータの2文字目を、図2に示すよ
うに、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内のパ
スワード保存エリア12に格納する(S9)。
字目をキーボード3から入力すると(S7)、このとき
の時刻t2 をタイマ4から読取るとともに(S8)、入
力されたパスワードデータの2文字目を、図2に示すよ
うに、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内のパ
スワード保存エリア12に格納する(S9)。
【0030】次に、1文字目の入力時刻t1 と2文字目
の入力時刻t2 との差分(t2 −t1 )を取ることによ
り、第1入力間隔Δt1 を求め、この求めた第1入力間
隔Δt1 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S10)。
の入力時刻t2 との差分(t2 −t1 )を取ることによ
り、第1入力間隔Δt1 を求め、この求めた第1入力間
隔Δt1 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S10)。
【0031】次に、利用者は、パスワードデータの3文
字目をキーボード3から入力すると(S11)、このと
きの時刻t3 をタイマ4から読取るとともに(S1
2)、入力されたパスワードデータの3文字目を、図2
に示すように、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリ
ア内のパスワード保存エリア12に格納する(S1
3)。
字目をキーボード3から入力すると(S11)、このと
きの時刻t3 をタイマ4から読取るとともに(S1
2)、入力されたパスワードデータの3文字目を、図2
に示すように、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリ
ア内のパスワード保存エリア12に格納する(S1
3)。
【0032】次に、2文字目の入力時刻t2 と3文字目
の入力時刻t3 との差分(t3 −t2 )を取ることによ
り、第2入力間隔Δt2 を求め、この求めた第2入力間
隔Δt2 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S14)。
の入力時刻t3 との差分(t3 −t2 )を取ることによ
り、第2入力間隔Δt2 を求め、この求めた第2入力間
隔Δt2 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S14)。
【0033】次に、利用者は、パスワードデータの4文
字目をキーボード3から入力すると(S15)、このと
きの時刻t4 をタイマ4から読取るとともに(S1
6)、入力されたパスワードデータの4文字目を、図2
に示すように、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリ
ア内のパスワード保存エリア12に格納する(S1
7)。
字目をキーボード3から入力すると(S15)、このと
きの時刻t4 をタイマ4から読取るとともに(S1
6)、入力されたパスワードデータの4文字目を、図2
に示すように、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリ
ア内のパスワード保存エリア12に格納する(S1
7)。
【0034】次に、3文字目の入力時刻t3 と4文字目
の入力時刻t4 との差分(t4 −t3 )を取ることによ
り、第3入力間隔Δt3 を求め、この求めた第3入力間
隔Δt3 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S18)。
の入力時刻t4 との差分(t4 −t3 )を取ることによ
り、第3入力間隔Δt3 を求め、この求めた第3入力間
隔Δt3 を、図2に示すように、不揮発性メモリ2のパ
スワード管理エリア内の入力間隔保存エリア13に格納
する(S18)。
【0035】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値を設
定(登録)する第1の設定処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
て、パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値を設
定(登録)する第1の設定処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
【0036】まず、ステップS21にて、図9に示すよ
うな許容誤差入力督促画面を表示部5に表示し、許容誤
差値の入力を待機する。ここで、利用者が所定の許容誤
差値(%)をキーボード3から入力すると(S22)、
この入力された許容誤差値は、図2に示すように、不揮
発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許容誤差値保
存エリア14に格納される(S23)。
うな許容誤差入力督促画面を表示部5に表示し、許容誤
差値の入力を待機する。ここで、利用者が所定の許容誤
差値(%)をキーボード3から入力すると(S22)、
この入力された許容誤差値は、図2に示すように、不揮
発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許容誤差値保
存エリア14に格納される(S23)。
【0037】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値を設
定(登録)する第2の設定処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
て、パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値を設
定(登録)する第2の設定処理について説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU1の制御によっ
て実行される。
【0038】この第2の設定処理は、図7に示した基本
的な設定処理(第1の設定処理)に対して、設定値の上
限チェックおよび下限チェックを追加している。これ
は、許容誤差値の設定が大きすぎると、文字入力間隔の
照合精度が緩みすぎ、本発明の効果が失なわれ、許容誤
差値の設定が小さすぎると、文字入力間隔の照合精度が
厳しくなり過ぎてばらつきを許容できず、不正使用でな
いのに不正使用と見なしてしまう、という考えに基づい
ている。
的な設定処理(第1の設定処理)に対して、設定値の上
限チェックおよび下限チェックを追加している。これ
は、許容誤差値の設定が大きすぎると、文字入力間隔の
照合精度が緩みすぎ、本発明の効果が失なわれ、許容誤
差値の設定が小さすぎると、文字入力間隔の照合精度が
厳しくなり過ぎてばらつきを許容できず、不正使用でな
いのに不正使用と見なしてしまう、という考えに基づい
ている。
【0039】まず、ステップS31にて、図9に示すよ
うな許容誤差入力督促画面を表示部5に表示し、許容誤
差値の入力を待機する。ここで、利用者が所定の許容誤
差値(%)をキーボード3から入力すると(S32)、
この入力された許容誤差値があらかじめ設定される所定
の上限値(たとえば、数値「50」)よりも小さいか否
かをチェックする(S33)。
うな許容誤差入力督促画面を表示部5に表示し、許容誤
差値の入力を待機する。ここで、利用者が所定の許容誤
差値(%)をキーボード3から入力すると(S32)、
この入力された許容誤差値があらかじめ設定される所定
の上限値(たとえば、数値「50」)よりも小さいか否
かをチェックする(S33)。
【0040】このチェックの結果、数値「50」よりも
小さくなかった場合(S34)、たとえば、数値「4
9」を不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許
容誤差値保存エリア14に格納する(S35)。
小さくなかった場合(S34)、たとえば、数値「4
9」を不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許
容誤差値保存エリア14に格納する(S35)。
【0041】ステップS33のチェックの結果、数値
「50」よりも小さかった場合(S34)、入力された
許容誤差値があらかじめ設定される所定の下限値(たと
えば、数値「15」)よりも小さいか否かをチェックす
る(S36)。
「50」よりも小さかった場合(S34)、入力された
許容誤差値があらかじめ設定される所定の下限値(たと
えば、数値「15」)よりも小さいか否かをチェックす
る(S36)。
【0042】このチェックの結果、数値「15」よりも
小さかった場合(S37)、たとえば、数値「15」を
不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許容誤差
値保存エリア14に格納する(S38)。
小さかった場合(S37)、たとえば、数値「15」を
不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の許容誤差
値保存エリア14に格納する(S38)。
【0043】ステップS37のチェックの結果、数値
「15」よりも小さくなかった場合(S37)、入力さ
れた許容誤差値を不揮発性メモリ2のパスワード管理エ
リア内の許容誤差値保存エリア14に格納する(S3
9)。
「15」よりも小さくなかった場合(S37)、入力さ
れた許容誤差値を不揮発性メモリ2のパスワード管理エ
リア内の許容誤差値保存エリア14に格納する(S3
9)。
【0044】次に、図10ないし図13に示すフローチ
ャートを参照して、利用者が利用許可を受けた利用者か
否かを調べるためのパスワードデータの照合を行なう照
合処理について説明する。なお、以下に説明する処理
は、主にCPU1の制御によって実行される。
ャートを参照して、利用者が利用許可を受けた利用者か
否かを調べるためのパスワードデータの照合を行なう照
合処理について説明する。なお、以下に説明する処理
は、主にCPU1の制御によって実行される。
【0045】まず、ステップS41にて、図6に示すよ
うなパスワード入力督促画面を表示部5に表示し、たと
えば、6桁の従業員番号および4桁のパスワードデータ
の入力を待機する。ここで、利用者が、まず自己の従業
員番号をキーボード3から入力すると(S42)、この
入力された従業員番号が不揮発性メモリ2のパスワード
管理エリア内の従業員番号保存エリア11に存在するか
否かをチェックする(S43)。
うなパスワード入力督促画面を表示部5に表示し、たと
えば、6桁の従業員番号および4桁のパスワードデータ
の入力を待機する。ここで、利用者が、まず自己の従業
員番号をキーボード3から入力すると(S42)、この
入力された従業員番号が不揮発性メモリ2のパスワード
管理エリア内の従業員番号保存エリア11に存在するか
否かをチェックする(S43)。
【0046】このチェックの結果、入力された従業員番
号と同一の従業員番号が従業員番号保存エリア11に存
在しなかった場合(S44)、たとえば、図14に示す
ような利用を拒否する旨の画面(利用拒否画面)を表示
部5に表示する(S45、図13参照)。ここで、利用
者がその表示を目視して、たとえば、キーボード3でい
ずれかのキーを押下することにより(S46)、処理を
終了する。
号と同一の従業員番号が従業員番号保存エリア11に存
在しなかった場合(S44)、たとえば、図14に示す
ような利用を拒否する旨の画面(利用拒否画面)を表示
部5に表示する(S45、図13参照)。ここで、利用
者がその表示を目視して、たとえば、キーボード3でい
ずれかのキーを押下することにより(S46)、処理を
終了する。
【0047】ステップS43のチェックの結果、入力さ
れた従業員番号と同一の従業員番号が従業員番号保存エ
リア11に存在した場合(S44)、入力された従業員
番号が特定の番号(たとえば、「999999」)であ
るか否かをチェックする(S47)。
れた従業員番号と同一の従業員番号が従業員番号保存エ
リア11に存在した場合(S44)、入力された従業員
番号が特定の番号(たとえば、「999999」)であ
るか否かをチェックする(S47)。
【0048】このチェックの結果、入力された従業員番
号が特定の番号「999999」であった場合(S4
8)、ステップS49(図13参照)に進む。次に、利
用者は、従業員番号に続いてパスワードデータの4文字
をキーボード3から入力すると(S49)、この入力さ
れたパスワードデータが不揮発性メモリ2のパスワード
管理エリア内の先に入力された従業員番号に対応するパ
スワード保存エリア12内のパスワードデータと一致す
るか否かをチェックする(S50)。
号が特定の番号「999999」であった場合(S4
8)、ステップS49(図13参照)に進む。次に、利
用者は、従業員番号に続いてパスワードデータの4文字
をキーボード3から入力すると(S49)、この入力さ
れたパスワードデータが不揮発性メモリ2のパスワード
管理エリア内の先に入力された従業員番号に対応するパ
スワード保存エリア12内のパスワードデータと一致す
るか否かをチェックする(S50)。
【0049】このチェックの結果、両パスワードデータ
が一致しなかった場合(S51)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS50のチェ
ックの結果、両パスワードデータが一致した場合(S5
1)、周知の入金処理あるいは出金処理に進む(S5
2)。
が一致しなかった場合(S51)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS50のチェ
ックの結果、両パスワードデータが一致した場合(S5
1)、周知の入金処理あるいは出金処理に進む(S5
2)。
【0050】このように、特定の従業員番号「9999
99」に対してのみ、パスワードデータの文字入力間隔
の照合処理は行なわず、従来と同様なパスワードデータ
の照合処理だけを行なうものである。
99」に対してのみ、パスワードデータの文字入力間隔
の照合処理は行なわず、従来と同様なパスワードデータ
の照合処理だけを行なうものである。
【0051】図10に戻って、ステップS47のチェッ
クの結果、入力された従業員番号が特定の番号「999
999」でなかった場合(S48)、ステップS53に
進む。次に、利用者は、従業員番号に続いてパスワード
データの1文字目をキーボード3から入力すると(S5
3)、このときの時刻t1 がタイマ4から読取られると
ともに(S54)、入力されたパスワードデータの1文
字目が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の
先に入力された従業員番号に対応するパスワード保存エ
リア12内のパスワードデータの1文字目と一致するか
否かをチェックする(S55)。
クの結果、入力された従業員番号が特定の番号「999
999」でなかった場合(S48)、ステップS53に
進む。次に、利用者は、従業員番号に続いてパスワード
データの1文字目をキーボード3から入力すると(S5
3)、このときの時刻t1 がタイマ4から読取られると
ともに(S54)、入力されたパスワードデータの1文
字目が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の
先に入力された従業員番号に対応するパスワード保存エ
リア12内のパスワードデータの1文字目と一致するか
否かをチェックする(S55)。
【0052】このチェックの結果、両パスワードデータ
の1文字目が一致しなかった場合(S56)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
55のチェックの結果、両パスワードデータの1文字目
が一致した場合(S56)、ステップS57に進む。
の1文字目が一致しなかった場合(S56)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
55のチェックの結果、両パスワードデータの1文字目
が一致した場合(S56)、ステップS57に進む。
【0053】次に、利用者は、パスワードデータの2文
字目をキーボード3から入力すると(S57)、このと
きの時刻t2 をタイマ4から読取り(S58)、1文字
目の入力時刻t1 と2文字目の入力時刻t2 との差分
(t2 −t1 )を取ることにより、第1入力間隔Δt1
を求め、この求めた第1入力間隔Δt1 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第1入力
間隔Δt1 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S59)。
字目をキーボード3から入力すると(S57)、このと
きの時刻t2 をタイマ4から読取り(S58)、1文字
目の入力時刻t1 と2文字目の入力時刻t2 との差分
(t2 −t1 )を取ることにより、第1入力間隔Δt1
を求め、この求めた第1入力間隔Δt1 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第1入力
間隔Δt1 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S59)。
【0054】ここで、許容誤差値の範囲内に収まってい
るための条件式は、以下に示す通りである。 −(登録済み許容誤差値)≦{tn+1 −tn }÷Δtn
−1}×100≧登録済み許容誤差値(n=1,2,
3) ステップS59のチェックの結果、許容誤差値の範囲内
に収まっていない場合(S60)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS59のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S60)、入力されたパスワードデータの2文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの2文字目と一致するか否か
をチェックする(S61)。
るための条件式は、以下に示す通りである。 −(登録済み許容誤差値)≦{tn+1 −tn }÷Δtn
−1}×100≧登録済み許容誤差値(n=1,2,
3) ステップS59のチェックの結果、許容誤差値の範囲内
に収まっていない場合(S60)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS59のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S60)、入力されたパスワードデータの2文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの2文字目と一致するか否か
をチェックする(S61)。
【0055】このチェックの結果、両パスワードデータ
の2文字目が一致しなかった場合(S62)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
61のチェックの結果、両パスワードデータの2文字目
が一致した場合(S62)、ステップS63に進む。
の2文字目が一致しなかった場合(S62)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
61のチェックの結果、両パスワードデータの2文字目
が一致した場合(S62)、ステップS63に進む。
【0056】次に、利用者は、パスワードデータの3文
字目をキーボード3から入力すると(S63)、このと
きの時刻t3 をタイマ4から読取り(S64)、2文字
目の入力時刻t2 と3文字目の入力時刻t3 との差分
(t3 −t2 )を取ることにより、第2入力間隔Δt2
を求め、この求めた第2入力間隔Δt2 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第2入力
間隔Δt2 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S65)。
字目をキーボード3から入力すると(S63)、このと
きの時刻t3 をタイマ4から読取り(S64)、2文字
目の入力時刻t2 と3文字目の入力時刻t3 との差分
(t3 −t2 )を取ることにより、第2入力間隔Δt2
を求め、この求めた第2入力間隔Δt2 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第2入力
間隔Δt2 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S65)。
【0057】このチェックの結果、許容誤差値の範囲内
に収まっていない場合(S66)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS65のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S66)、入力されたパスワードデータの3文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの3文字目と一致するか否か
をチェックする(S67)。
に収まっていない場合(S66)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS65のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S66)、入力されたパスワードデータの3文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの3文字目と一致するか否か
をチェックする(S67)。
【0058】このチェックの結果、両パスワードデータ
の3文字目が一致しなかった場合(S68)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
67のチェックの結果、両パスワードデータの3文字目
が一致した場合(S68)、ステップS69に進む。
の3文字目が一致しなかった場合(S68)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
67のチェックの結果、両パスワードデータの3文字目
が一致した場合(S68)、ステップS69に進む。
【0059】次に、利用者は、パスワードデータの4文
字目をキーボード3から入力すると(S69)、このと
きの時刻t4 をタイマ4から読取り(S70)、3文字
目の入力時刻t3 と4文字目の入力時刻t4 との差分
(t4 −t3 )を取ることにより、第3入力間隔Δt3
を求め、この求めた第3入力間隔Δt3 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第3入力
間隔Δt3 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S71)。
字目をキーボード3から入力すると(S69)、このと
きの時刻t4 をタイマ4から読取り(S70)、3文字
目の入力時刻t3 と4文字目の入力時刻t4 との差分
(t4 −t3 )を取ることにより、第3入力間隔Δt3
を求め、この求めた第3入力間隔Δt3 を、不揮発性メ
モリ2のパスワード管理エリア内の先に入力された従業
員番号に対応する入力間隔保存エリア13内の第3入力
間隔Δt3 と比較(照合)を行ない、その両者間の誤差
が許容誤差値保存エリア13内の許容誤差値の範囲内に
収まっているか否かをチェックする(S71)。
【0060】このチェックの結果、許容誤差値の範囲内
に収まっていない場合(S72)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS71のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S72)、入力されたパスワードデータの4文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの4文字目と一致するか否か
をチェックする(S73)。
に収まっていない場合(S72)、ステップS45に進
み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS71のチェ
ックの結果、許容誤差値の範囲内に収まっている場合
(S72)、入力されたパスワードデータの4文字目
が、不揮発性メモリ2のパスワード管理エリア内の先に
入力された従業員番号に対応するパスワード保存エリア
12内のパスワードデータの4文字目と一致するか否か
をチェックする(S73)。
【0061】このチェックの結果、両パスワードデータ
の4文字目が一致しなかった場合(S74)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
73のチェックの結果、両パスワードデータの4文字目
が一致した場合(S74)、周知の入金処理あるいは出
金処理に進む(S52)。
の4文字目が一致しなかった場合(S74)、ステップ
S45に進み、前述同様な動作を繰り返す。ステップS
73のチェックの結果、両パスワードデータの4文字目
が一致した場合(S74)、周知の入金処理あるいは出
金処理に進む(S52)。
【0062】このように、まず、利用者を特定するため
に従業員番号の入力を利用者に求め、従業員番号が登録
されたものであるか否かをチェックし、利用者を特定す
る。これ以降、パスワードデータの文字入力ごとにタイ
マ4から時刻を読出し、それぞれの差分をとることによ
り文字の入力間隔を求める。求めた文字入力間隔をあら
かじめ登録済みの入力間隔とそれぞれ比較し、両者間の
誤差があらかじめ登録済みの許容誤差値の範囲内に収ま
っているか否かをチェックする。これと同時に、入力さ
れたパスワードデータが正しいものか否かのチェックを
文字入力ごとに行なう。これらの各チェックを全てパス
した場合にのみ、利用者(オペレータ)は本人であると
認証して、入金処理あるいは出金処理を許可し、パスし
なかった場合には、利用者は本人でないと認証して、利
用を拒否する旨の画面を表示部5に表示し、入金処理あ
るいは出金処理は行なわない。
に従業員番号の入力を利用者に求め、従業員番号が登録
されたものであるか否かをチェックし、利用者を特定す
る。これ以降、パスワードデータの文字入力ごとにタイ
マ4から時刻を読出し、それぞれの差分をとることによ
り文字の入力間隔を求める。求めた文字入力間隔をあら
かじめ登録済みの入力間隔とそれぞれ比較し、両者間の
誤差があらかじめ登録済みの許容誤差値の範囲内に収ま
っているか否かをチェックする。これと同時に、入力さ
れたパスワードデータが正しいものか否かのチェックを
文字入力ごとに行なう。これらの各チェックを全てパス
した場合にのみ、利用者(オペレータ)は本人であると
認証して、入金処理あるいは出金処理を許可し、パスし
なかった場合には、利用者は本人でないと認証して、利
用を拒否する旨の画面を表示部5に表示し、入金処理あ
るいは出金処理は行なわない。
【0063】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、利用者のパスワードデータの入力時における文字
の入力間隔をあらかじめ登録しておき、利用者が現金処
理機の利用に先立って行なうパスワードデータ入力の際
に文字の入力間隔(時間)を計測して、両者を照合し、
同一人物と認められた場合にのみ、現金処理機の利用を
許可することにより、利用許可者以外の操作による現金
処理機の不正使用を見抜ねき、かつ、不正使用を防止す
ることができる。
れば、利用者のパスワードデータの入力時における文字
の入力間隔をあらかじめ登録しておき、利用者が現金処
理機の利用に先立って行なうパスワードデータ入力の際
に文字の入力間隔(時間)を計測して、両者を照合し、
同一人物と認められた場合にのみ、現金処理機の利用を
許可することにより、利用許可者以外の操作による現金
処理機の不正使用を見抜ねき、かつ、不正使用を防止す
ることができる。
【0064】パスワードデータが盗み見などにより比較
的容易に盗用され易いのに対して、この文字入力間隔は
盗み見による盗用がほぼ不可能である。加えて、文字入
力間隔の照合を行なっていること自体が極めて発見され
難い。これらから、本発明は極めて破られ難い個人認証
方法であると言える。
的容易に盗用され易いのに対して、この文字入力間隔は
盗み見による盗用がほぼ不可能である。加えて、文字入
力間隔の照合を行なっていること自体が極めて発見され
難い。これらから、本発明は極めて破られ難い個人認証
方法であると言える。
【0065】利用者を特定するための識別情報(実施の
形態では従業員番号だが、他に氏名なども考えられる)
の入力に際しても、本発明の文字入力間隔照合を施すこ
とにより、個人認証の精度がさらに向上する。
形態では従業員番号だが、他に氏名なども考えられる)
の入力に際しても、本発明の文字入力間隔照合を施すこ
とにより、個人認証の精度がさらに向上する。
【0066】特定の従業員番号(実施の形態では「99
9999」)に対して、選択的に文字入力間隔の照合処
理を施さない手段を設け、この従業員番号とパスワード
データを管理者用に割り当て、管理者のみに公開するこ
とにより、複数の管理者による機器の運用管理が可能に
なる。
9999」)に対して、選択的に文字入力間隔の照合処
理を施さない手段を設け、この従業員番号とパスワード
データを管理者用に割り当て、管理者のみに公開するこ
とにより、複数の管理者による機器の運用管理が可能に
なる。
【0067】許容誤差値の入力において、許容誤差値の
最大値(実施の形態では49%)を設け、これを超える
指定を禁止する手段を設けることにより、文字入力間隔
の照合精度が落ち過ぎて本発明の効果が失われることを
防止できる。
最大値(実施の形態では49%)を設け、これを超える
指定を禁止する手段を設けることにより、文字入力間隔
の照合精度が落ち過ぎて本発明の効果が失われることを
防止できる。
【0068】許容誤差値の入力において、許容誤差値の
最小値(実施の形態では15%)を設け、これを下回る
値の指定を禁止する手段を設けることにより、文字入力
間隔の照合精度を上げ過ぎて不正使用でないにも拘ら
ず、照合をパスできなくなることを防止できる。
最小値(実施の形態では15%)を設け、これを下回る
値の指定を禁止する手段を設けることにより、文字入力
間隔の照合精度を上げ過ぎて不正使用でないにも拘ら
ず、照合をパスできなくなることを防止できる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明よれば、本人
へのなりすましによる不正使用を防止でき、個人認証の
精度が著しく向上する個人認証方法および個人認証装置
を提供できる。
へのなりすましによる不正使用を防止でき、個人認証の
精度が著しく向上する個人認証方法および個人認証装置
を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態に係る個人認証方法および
個人認証装置が適用される現金処理機の構成を概略的に
示すブロック図。
個人認証装置が適用される現金処理機の構成を概略的に
示すブロック図。
【図2】不揮発性メモリ内のパスワード管理エリアを説
明する構成図。
明する構成図。
【図3】キーボードの構成を示す平面図。
【図4】パスワードデータおよびパスワードデータの文
字入力間隔を登録する登録処理を説明するフローチャー
ト。
字入力間隔を登録する登録処理を説明するフローチャー
ト。
【図5】パスワードデータおよびパスワードデータの文
字入力間隔を登録する登録処理を説明するフローチャー
ト。
字入力間隔を登録する登録処理を説明するフローチャー
ト。
【図6】パスワード入力督促画面の一例を示す平面図。
【図7】パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値
を設定する第1の設定処理を説明するフローチャート。
を設定する第1の設定処理を説明するフローチャート。
【図8】パスワードデータの文字入力間隔の許容誤差値
を設定する第2の設定処理を説明するフローチャート。
を設定する第2の設定処理を説明するフローチャート。
【図9】許容誤差入力督促画面の一例を示す平面図。
【図10】パスワードデータの照合を行なう照合処理を
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図11】パスワードデータの照合を行なう照合処理を
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図12】パスワードデータの照合を行なう照合処理を
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図13】パスワードデータの照合を行なう照合処理を
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図14】利用拒否画面の一例を示す平面図。
1……CPU、2……不揮発性メモリ、3……キーボー
ド、4……タイマ、5……表示部、6……入出金部、7
……通信制御部、11……従業員番号保存エリア、12
……パスワード保存エリア、13……入力間隔保存エリ
ア、14……許容誤差保存エリア。
ド、4……タイマ、5……表示部、6……入出金部、7
……通信制御部、11……従業員番号保存エリア、12
……パスワード保存エリア、13……入力間隔保存エリ
ア、14……許容誤差保存エリア。
Claims (16)
- 【請求項1】 被認証者の複数の文字からなるパスワー
ドデータを1文字ずつ入力し、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測し、 この入力されたパスワードデータおよび計測された文字
入力間隔をあらかじめ登録されているパスワードデータ
および文字入力間隔とそれぞれ照合し、 この照合において、前記入力されたパスワードデータお
よび計測された文字入力間隔と前記登録されているパス
ワードデータおよび文字入力間隔との間に所定の関係が
成立するか否かにより、前記被認証者が本人であるか否
かの認証を行なうことを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項2】 被認証者の複数の文字からなるパスワー
ドデータを1文字ずつ入力し、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測し、 この入力されたパスワードデータおよび計測された文字
入力間隔をあらかじめ登録されているパスワードデータ
および文字入力間隔とそれぞれ照合し、 この照合において、前記入力されたパスワードデータと
前記登録されているパスワードデータとの間に所定の関
係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔と前記
登録されている文字入力間隔とがあらかじめ設定される
許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認証者が本
人であると認証することを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項3】 前記パスワードデータの入力時、計時手
段により1文字ごとの入力時刻を得て、これら得た入力
時刻の間で演算を行なうことにより各文字の入力間隔を
算出することを特徴とする請求項1または2記載の個人
認証方法。 - 【請求項4】 登録時、登録用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力するステッ
プと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力されたパスワードデータおよび計測された文字
入力間隔を登録データとして記憶手段に登録記憶するス
テップと、 照合時、照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力された照合用のパスワードデータおよび計測さ
れた文字入力間隔を前記記憶手段に登録されたパスワー
ドデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合するステッ
プと、 この照合において、前記入力された照合用のパスワード
データおよび計測された文字入力間隔と前記記憶手段に
登録されたパスワードデータおよび文字入力間隔との間
に所定の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が
本人であるか否かの認証を行なうステップと、 からなることを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項5】 登録時、登録用の被認証者の複数の文字
からなるパスワードデータを1文字ずつ入力するステッ
プと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 文字入力間隔の許容誤差値を入力するステップと、 前記入力されたパスワードデータおよび計測された文字
入力間隔および入力された許容誤差値を登録データとし
て記憶手段に登録記憶するステップと、 照合時、照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力された照合用のパスワードデータおよび計測さ
れた文字入力間隔を前記記憶手段に登録されたパスワー
ドデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照合するステッ
プと、 この照合において、前記入力されたパスワードデータと
前記記憶手段に登録されたパスワードデータとの間に所
定の関係が成立し、かつ、前記計測された文字入力間隔
と前記記憶手段に登録された文字入力間隔とが前記記憶
手段に登録された許容誤差値の範囲内で一致した場合に
前記被認証者が本人であると認証するステップと、 からなることを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項6】 前記パスワードデータの入力時、計時手
段により1文字ごとの入力時刻を得て、これら得た入力
時刻の間で演算を行なうことにより各文字の入力間隔を
算出することを特徴とする請求項4または5記載の個人
認証方法。 - 【請求項7】 前記許容誤差値の入力において、許容誤
差値の上限値および下限値のうち少なくともいずれか一
方を設けることにより、これを超える値の指定を禁止す
るようにしたことを特徴とする請求項5記載の個人認証
方法。 - 【請求項8】 登録時、被認証者を特定するための識別
情報を入力するステップと、 登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力された識別情報およびパスワードデータおよび
計測された文字入力間隔を登録データとして記憶手段に
登録記憶するステップと、 照合時、被認証者を特定するための識別情報を入力する
ステップと、 照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力された照合用の識別情報およびパスワードデー
タおよび計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録
された識別情報およびパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合するステップと、 この照合において、前記入力された照合用の識別情報お
よびパスワードデータおよび計測された文字入力間隔と
前記記憶手段に登録された識別情報およびパスワードデ
ータおよび文字入力間隔との間に所定の関係が成立する
か否かにより、前記被認証者が本人であるか否かの認証
を行なうステップと、 からなることを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項9】 登録時、被認証者を特定するための識別
情報を入力するステップと、 登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 文字入力間隔の許容誤差値を入力するステップと、 前記入力された識別情報およびパスワードデータおよび
計測された文字入力間隔および入力された許容誤差値を
登録データとして記憶手段に登録記憶するステップと、 照合時、被認証者を特定するための識別情報を入力する
ステップと、 照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力するステップと、 このパスワードデータの入力時に各文字の入力間隔をそ
れぞれ計測するステップと、 前記入力された照合用の識別情報およびパスワードデー
タおよび計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録
された識別情報およびパスワードデータおよび文字入力
間隔とそれぞれ照合するステップと、 この照合において、前記入力された識別情報およびパス
ワードデータと前記記憶手段に登録された識別情報およ
びパスワードデータとの間に所定の関係が成立し、か
つ、前記計測された文字入力間隔と前記記憶手段に登録
された文字入力間隔とが前記記憶手段に登録された許容
誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認証者が本人で
あると認証するステップと、 からなることを特徴とする個人認証方法。 - 【請求項10】 あらかじめ定められた特定の識別情報
が入力された場合に前記文字入力間隔の計測および照合
を行なわないようにしたことを特徴とする請求項8また
は9記載の個人認証方法。 - 【請求項11】 被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力するパスワード入力手段
と、 このパスワード入力手段によるパスワードデータの入力
時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する入力間隔計測
手段と、 前記パスワード入力手段により入力されたパスワードデ
ータおよび前記入力間隔計測手段により計測された文字
入力間隔をあらかじめ登録されているパスワードデータ
および文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記パスワード入力手段
により入力されたパスワードデータおよび前記入力間隔
計測手段により計測された文字入力間隔と前記登録され
ているパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所
定の関係が成立するか否かにより、前記被認証者が本人
であるか否かの認証を行なう認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。 - 【請求項12】 被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力するパスワード入力手段
と、 このパスワード入力手段によるパスワードデータの入力
時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する入力間隔計測
手段と、 前記パスワード入力手段により入力されたパスワードデ
ータおよび前記入力間隔計測手段により計測された文字
入力間隔をあらかじめ登録されているパスワードデータ
および文字入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記パスワード入力手段
により入力されたパスワードデータと前記登録されてい
るパスワードデータとの間に所定の関係が成立し、か
つ、前記入力間隔計測手段により計測された文字入力間
隔と前記登録されている文字入力間隔とがあらかじめ設
定される許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認
証者が本人であると認証する認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。 - 【請求項13】 登録時、登録用の被認証者の複数の文
字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1
のパスワード入力手段と、 この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、 前記第1のパスワード入力手段により入力されたパスワ
ードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段により計
測された文字入力間隔を登録データとして登録記憶する
記憶手段と、 照合時、照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力する第2のパスワード入力
手段と、 この第2のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の
入力間隔計測手段と、 前記第2のパスワード入力手段により入力された照合用
のパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計測手段
により計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照
合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記第2のパスワード入
力手段により入力された照合用のパスワードデータおよ
び前記第2の入力間隔計測手段により計測された文字入
力間隔と前記記憶手段に登録されたパスワードデータお
よび文字入力間隔との間に所定の関係が成立するか否か
により、前記被認証者が本人であるか否かの認証を行な
う認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。 - 【請求項14】 登録時、登録用の被認証者の複数の文
字からなるパスワードデータを1文字ずつ入力する第1
のパスワード入力手段と、 この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、 文字入力間隔の許容誤差値を入力する許容誤差値入力手
段と、 前記第1のパスワード入力手段により入力されたパスワ
ードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段により計
測された文字入力間隔および前記入力間隔計測手段によ
り入力された許容誤差値を登録データとして登録記憶す
る記憶手段と、 照合時、照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワ
ードデータを1文字ずつ入力する第2のパスワード入力
手段と、 この第2のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の
入力間隔計測手段と、 前記第2のパスワード入力手段により入力された照合用
のパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計測手段
により計測された文字入力間隔を前記記憶手段に登録さ
れたパスワードデータおよび文字入力間隔とそれぞれ照
合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記第2のパスワード入
力手段により入力されたパスワードデータと前記記憶手
段に登録されたパスワードデータとの間に所定の関係が
成立し、かつ、前記第2の入力間隔計測手段により計測
された文字入力間隔と前記記憶手段に登録された文字入
力間隔とが前記記憶手段に登録された許容誤差値の範囲
内で一致した場合に前記被認証者が本人であると認証す
る認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。 - 【請求項15】 登録時、被認証者を特定するための識
別情報を入力する第1の識別情報入力手段と、 登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、 この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、 前記第1の識別情報入力手段により入力された識別情報
および前記第1のパスワード入力手段により入力された
パスワードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段に
より計測された文字入力間隔を登録データとして登録記
憶する記憶手段と、 照合時、被認証者を特定するための識別情報を入力する
第2の識別情報入力手段と、 照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、 この第2のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の
入力間隔計測手段と、 前記第2の識別情報入力手段により入力された照合用の
識別情報および前記第2のパスワード入力手段により入
力されたパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手段に
登録された識別情報およびパスワードデータおよび文字
入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記第2の識別情報入力
手段により入力された照合用の識別情報および前記第2
のパスワード入力手段により入力されたパスワードデー
タおよび前記第2の入力間隔計測手段により計測された
文字入力間隔と前記記憶手段に登録された識別情報およ
びパスワードデータおよび文字入力間隔との間に所定の
関係が成立するか否かにより、前記被認証者が本人であ
るか否かの認証を行なう認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。 - 【請求項16】 登録時、被認証者を特定するための識
別情報を入力する第1の識別情報入力手段と、 登録用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第1のパスワード入力手段と、 この第1のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第1の
入力間隔計測手段と、 文字入力間隔の許容誤差値を入力する許容誤差値入力手
段と、 前記第1の識別情報入力手段により入力された識別情報
および前記第1のパスワード入力手段により入力された
パスワードデータおよび前記第1の入力間隔計測手段に
より計測された文字入力間隔および前記許容誤差値入力
手段により入力された許容誤差値を登録データとして登
録記憶する記憶手段と、 照合時、被認証者を特定するための識別情報を入力する
第2の識別情報入力手段と、 照合用の被認証者の複数の文字からなるパスワードデー
タを1文字ずつ入力する第2のパスワード入力手段と、 この第2のパスワード入力手段によるパスワードデータ
の入力時に各文字の入力間隔をそれぞれ計測する第2の
入力間隔計測手段と、 前記第2の識別情報入力手段により入力された照合用の
識別情報および前記第2のパスワード入力手段により入
力されたパスワードデータおよび前記第2の入力間隔計
測手段により計測された文字入力間隔を前記記憶手段に
登録された識別情報およびパスワードデータおよび文字
入力間隔とそれぞれ照合する照合手段と、 この照合手段の照合において、前記第2の識別情報入力
手段により入力された識別情報および前記第2のパスワ
ード入力手段により入力されたパスワードデータと前記
記憶手段に登録された識別情報およびパスワードデータ
との間に所定の関係が成立し、かつ、前記第2の入力間
隔計測手段により計測された文字入力間隔と前記記憶手
段に登録された文字入力間隔とが前記記憶手段に登録さ
れた許容誤差値の範囲内で一致した場合に前記被認証者
が本人であると認証する認証手段と、 を具備したことを特徴とする個人認証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31068698A JP2000137681A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 個人認証方法および個人認証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31068698A JP2000137681A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 個人認証方法および個人認証装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000137681A true JP2000137681A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18008245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31068698A Pending JP2000137681A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 個人認証方法および個人認証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000137681A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030030567A (ko) * | 2001-10-11 | 2003-04-18 | 엘지전자 주식회사 | 패스워드 유효 판별방법 |
JP2018041452A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 徳倫 頼 | 入力照合方法 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP31068698A patent/JP2000137681A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030030567A (ko) * | 2001-10-11 | 2003-04-18 | 엘지전자 주식회사 | 패스워드 유효 판별방법 |
JP2018041452A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 徳倫 頼 | 入力照合方法 |
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