JP2000135712A - 建築内装材の切断装置 - Google Patents

建築内装材の切断装置

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JP2000135712A
JP2000135712A JP10325868A JP32586898A JP2000135712A JP 2000135712 A JP2000135712 A JP 2000135712A JP 10325868 A JP10325868 A JP 10325868A JP 32586898 A JP32586898 A JP 32586898A JP 2000135712 A JP2000135712 A JP 2000135712A
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JP
Japan
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cutting
blade
cutting blade
edge
guide
Prior art date
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Pending
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JP10325868A
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English (en)
Inventor
Yasuki Toda
靖樹 遠田
Hitoshi Matsubara
齊 松原
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SHOEI KENKO KK
TOODA KOMUTEN KK
Original Assignee
SHOEI KENKO KK
TOODA KOMUTEN KK
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築内装材を、手間をかけずに能率よく、ま
た、熟練を要することなく、直線的で綺麗な仕上がり端
面に切断できるようにする。 【解決手段】 石膏ボード3の端部上面3c及びこれに
端縁3eにそれぞれ当接する第1及び第2のガイド面2
a,2bを有するアングル状の切断移動用ガイド部材2
に、これに対して直交する方向にスライドおよび固定自
在な切断寸法計測用定規部材5が固定されているととも
に、この定規部材5の一端部には、第1のガイド面2a
と面一で切断刃出入用孔9が形成された移動ガイド面8
aを有する切断刃保持部材10が固定され、かつ、この
切断刃保持部材10には移動ガイド面8aの下方に刃先
部11aを出し入れ可能な切断刃11が保持されてお
り、定規部材5のスライドにより切断移動用ガイド部材
2における第2のガイド面2bから切断刃11の刃先部
11aまでの切断寸法を調整可能に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石膏ボードなどの建
築内装材を切断する場合に用いられる建築内装材の切断
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場等で石膏ボードなどの建築内装
材を所定の寸法に切断するに際して、従来一般には、差
し金とよばれる寸法計測用定規を用いて、建築内装材の
端縁長手方向の複数箇所における端縁から切断位置まで
の寸法を計測しマークするとともに、それら複数箇所の
マーク間を繋ぐように切断線(ケガキ線)を書く。次
に、切断線に物差しやそれの代用品、例えばベニヤ板な
どをあてがい、その物差しや代用品に沿わせてカッター
あるいはナイフなどの切断刃を移動させることにより、
建築内装材を所定の寸法に切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の切断方法では、切断前に複数ポイントの計測や切断線
の書き込みといった多大な手数を要する。そのうえ、一
人の作業者で長い物差しや代用品を切断線にあてがって
切断するにも手間がかかり、非常に能率が悪い。また、
蛇行などの生じないように、つまり、切断端面を直線的
で綺麗な仕上がり状態に切断するには相当な熟練が必要
であった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、手間をかけずに能率よく、また、熟練
を要することなく、直線的で綺麗な仕上がり端面に切断
することができる建築内装材の切断装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の建築内装材の切断装置は、建築内装材の端
部上面及びこれに直角に連なる端縁にそれぞれ当接する
第1及び第2のガイド面を有するアングル状の切断移動
用ガイド部材と、この切断移動用ガイド部材に対して直
交する方向にスライドおよび固定自在な切断寸法計測用
定規部材と、前記切断移動用ガイド部材における第1の
ガイド面と面一の移動ガイド面を有し、かつ、その移動
ガイド面に切断刃出入用孔を形成して前記定規部材の一
端部に固定された切断刃保持部材と、この切断刃保持部
材における前記出入用孔を通して前記移動ガイド面の下
方に刃先部を出し入れ可能な状態で切断刃保持部材に保
持された切断刃とを備え、前記定規部材をスライドさせ
ることにより前記切断移動用ガイド部材における第2の
ガイド面から切断刃の刃先部までの切断寸法を調整可能
に構成したことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、切断移動用ガイド部材の
第1及び第2のガイド面を建築内装材の端部上面及びそ
れに連なる端縁に当接させた上で、定規部材をスライド
および固定させて所要の切断寸法に調整し、かつ、切断
刃の刃先部を移動ガイド面の下方に出す。この状態で、
前記ガイド部材を含めて装置全体を建築内装材の端縁に
沿わせて案内移動させることにより、建築内装材が所定
位置で直線的に切断される。
【0007】本発明において、前記切断刃は、ナイフで
もよいが、特に、複数個の刃ピースを切離し用折目溝を
介して帯状に連続一体化してなり、折目溝に沿い順次切
り離すことで刃ピースを交換可能とした切離し交換式の
切断刃を用いる場合は、刃先が損傷したり、切れ味が低
下したりした場合、折目溝に沿って切り離すといった簡
単な作業で刃ピースを容易に交換して切れ味のよい切断
性能に復元し再使用することができる。
【0008】また、切離し交換式の切断刃における帯状
の連続刃ピースを保持するホルダーを切断刃保持部材に
対して抜き出し可能としておけば、前述のような切り離
しによる刃ピースの交換作業が楽に行えるとともに、新
しい帯状の連続刃ピースの補給も容易に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1は建築内装材の切断装置の
全体斜視図であり、図2はその装置の一部を下方から見
た斜視図、図3はその装置の一部を分解して示す斜視図
である。この建築内装材の切断装置Aは、角筒形の長尺
部材1の一側面にその全長に亘ってアングル状の切断移
動用ガイド部材2が固定されている。この切断移動用ガ
イド部材2は、図1に示すように、建築内装材、たとえ
ば軽モルタル3aの表裏両面に化粧紙3b,3bを貼り
付けて約1cm程度の厚さに形成されている石膏ボード
3の端部上面3c及びそれに直角に連なる端縁3eにそ
れぞれ当接する第1及び第2のガイド面2a,2bを有
している。
【0010】前記角筒形の長尺部材1の長手方向の中央
部には、アングル状切断移動用ガイド部材2に対して直
交させて角筒部材4が固定されている。この角筒部材4
の中空部には、その側面に寸法目盛り6が記された切断
寸法計測用定規部材5がスライド自在に挿通されている
とともに、角筒部材5の上面部には、前記切断寸法計測
用定規部材5を固定するボルト7が螺合されている。
【0011】前記切断寸法計測用定規部材5の一端部に
は、図2に明示するように、前記アングル状の切断移動
用ガイド部材2における第1のガイド面2aと面一の移
動ガイド面8aを持つ平坦板部8bとこの平坦板部8b
の先端部から移動方向Xの斜め上方に向けて延びる傾斜
板部8cとを有する折曲板部材8が固定されている。こ
の折曲板部材8の平坦板部8bには、前記移動ガイド面
8aに臨む状態で切断刃出入用のスリット状の孔9が形
成されている。また、前記折曲板部材8の平坦板部8b
の上面部には、前記傾斜板部8cと同様に移動方向Xの
斜め上方に向けて延びる傾斜姿勢で筒形の切断刃保持部
材10が固定されている。
【0012】この傾斜姿勢の切断刃保持部材10には、
切断刃11がその刃先部11aを図2に示すように、前
記スリット状の孔9を通して移動ガイド面8aの下方に
出し入れ可能な状態で保持されている。前記切断刃11
は、図3に示すように、細幅の複数個の刃ピース11p
を切離し用折目溝11gを介して帯状に連続一体化され
てなり、折目溝11gに沿い先端側から順次切り離すこ
とで刃ピース11pを交換可能とした構成のものを用い
る。
【0013】このような切離し交換式の切断刃11を操
作摘み12を介して切離し位置に順次送り出し可能で、
かつ、新しい帯状の連続刃ピースの補給可能な状態で保
持するホルダー13を前記筒形の切断刃保持部材10に
対して挿入および抜き出し可能に構成している。
【0014】次に、上記のように構成された建築内装材
の切断装置Aを用いて、石膏ボード3を切断する方法を
簡単に説明する。図1に示すように、石膏ボード3の一
端側において切断移動用ガイド部材2の第1のガイド面
2a及び第2のガイド面2bを石膏ボード3の端部上面
3c及びそれに連なる端縁3eに当接させる。
【0015】ついで、目盛り6を読みながら、定規部材
5を前記切断移動用ガイド部材2に対して直交する方向
にスライドおよび固定させて第2のガイド面2bから切
断刃11の刃先部11aまでの寸法Lが所要の切断寸法
になるように調整し、かつ、切断刃11の刃先部11a
をスリット状の孔9を通して移動ガイド面8aの下方に
突出させる。
【0016】この状態で、前記長尺部材1に手をあてが
い、装置Aの全体を図1の矢印X方向に移動させること
により、石膏ボード3が切断される。ここで、切断刃1
1の刃先部11aの突出量は、図4に示すように、石膏
ボード3の下の紙3bを残して上の紙3bと軽モルタル
3aを切断可能な程度に調整しておき、装置Aによる切
断作業後に切断線Cの両側部分に軽く折り曲げ力を加え
ることで、石膏ボード3の全体を所定の寸法に切断する
ことができる。
【0017】上記したような切断時において、移動用ガ
イド部材2における第1のガイド面2a及び第2のガイ
ド面2bは石膏ボード3の端部上面3c及び端縁3eに
当接しており、その当接面をガイドにして装置Aが直線
的に移動案内されることになるため、蛇行を生じること
がなく、直線的で綺麗な仕上がり端面に切断することが
できる。
【0018】なお、切断時に刃先部11aが損傷した
り、繰り返し使用に伴って刃先部11aの切れ味が低下
したりした場合は、図3に示すように、ホルダー13を
装置Aの保持部材10から抜き出し、先端の刃ピース1
1pを折目溝11gに沿って切り離すことで、新しい刃
ピース11pに容易に交換し切れ味のよい切断性能に復
元して再使用することができる。また、帯状に連続する
複数個の刃ピース11pが無くなった場合も、ホルダー
13を保持部材10から抜き出すことにより、新しい帯
状の連続刃ピースを簡単に補給することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切断寸法計測用定規部材のスライドにより切断寸法を調
整したうえ装置全体を移動させるだけで、建築内装材を
所定寸法に手間をかけず能率よく切断することができ
る。また、切断刃の移動が建築内装材の端縁に沿って直
線的に案内されるために、未熟練者であっても、蛇行に
よる切断ミスや切断不良品を発生することなく、直線的
で綺麗な仕上がり端面の切断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築内装材の切断装置を示す全体斜視
図である。
【図2】同切断装置の一部を下方から見た斜視図であ
る。
【図3】同切断装置の一部を分解して示す斜視図であ
る。
【図4】同切断装置による切断動作を説明する斜視図で
ある。
【符号の説明】
2:アングル状の切断移動用ガイド部材 2a:第1のガイド面 2b:第2のガイド面 3:石膏ボード(建築内装材の一例) 3c:ボードの端部上面 3e:ボードの端縁 5:切断寸法計測用定規部材 8a:移動ガイド面 9:スリット状の孔 10:切断刃保持部材 11:切断刃 11a:刃先部 11g:切離し用折目溝 11p:刃ピース 13:ホルダー A:建築内装材の切断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 齊 高槻市唐崎西2丁目22−3 有限会社松栄 建工内 Fターム(参考) 3C069 AA01 AA03 BA02 BB01 BB03 BC04 CA10 EA01 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築内装材の端部上面及びこれに直角に
    連なる端縁にそれぞれ当接する第1及び第2のガイド面
    を有する切断移動用ガイド部材と、 この切断移動用ガイド部材に対して直交する方向にスラ
    イドおよび固定自在な切断寸法計測用定規部材と、 前記切断移動用ガイド部材における第1のガイド面と面
    一の移動ガイド面を有し、かつ、その移動ガイド面に切
    断刃出入用孔を形成して前記定規部材の一端部に固定さ
    れた切断刃保持部材と、 この切断刃保持部材における前記出入用孔を通して前記
    移動ガイド面の下方に刃先部を出し入れ可能な状態で切
    断刃保持部材に保持された切断刃とを備え、 前記定規部材をスライドさせることにより前記切断移動
    用ガイド部材における第2のガイド面から切断刃の刃先
    部までの切断寸法を調整可能に構成した建築内装材の切
    断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記切断刃が、複数個の刃ピースを切離し用折目溝を介
    して帯状に連続一体化してなり、折目溝に沿い順次切り
    離すことで刃ピースを交換可能としたものから構成され
    ている建築内装材の切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記切離し交換式切断刃における帯状の連続刃ピースを
    保持するホルダーが切断刃保持部材に対して抜き出し可
    能に構成されている建築内装材の切断装置。
JP10325868A 1998-10-30 1998-10-30 建築内装材の切断装置 Pending JP2000135712A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115781936A (zh) * 2022-12-06 2023-03-14 湖北久顺新材料科技有限公司 一种加气块分割装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115781936A (zh) * 2022-12-06 2023-03-14 湖北久顺新材料科技有限公司 一种加气块分割装置

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