JP2000135112A - レーザー脱毛法とその脱毛装置 - Google Patents
レーザー脱毛法とその脱毛装置Info
- Publication number
- JP2000135112A JP2000135112A JP10350634A JP35063498A JP2000135112A JP 2000135112 A JP2000135112 A JP 2000135112A JP 10350634 A JP10350634 A JP 10350634A JP 35063498 A JP35063498 A JP 35063498A JP 2000135112 A JP2000135112 A JP 2000135112A
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- JP
- Japan
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- hair
- light
- hair follicle
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- single direction
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の装置を用いた脱毛法で生じる難点を排
除し、脱毛処理の能率及び永久脱毛の確度を高め、同時
に安全で安心して操作できる光脱毛装置を提供するこ
と。 【構成】 単一方向に照射された光束を、光学機器を用
い一旦複数方向の光束に分け、次に同様の光学機器によ
り複数の光束を別角度から一点に収束させることによ
り、毛包組織に対し多方向からの同時照射が可能となり
毛包全体を焼灼させること。
除し、脱毛処理の能率及び永久脱毛の確度を高め、同時
に安全で安心して操作できる光脱毛装置を提供するこ
と。 【構成】 単一方向に照射された光束を、光学機器を用
い一旦複数方向の光束に分け、次に同様の光学機器によ
り複数の光束を別角度から一点に収束させることによ
り、毛包組織に対し多方向からの同時照射が可能となり
毛包全体を焼灼させること。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、皮膚表面の脱毛した
い領域にレーザーを照射する、レーザー脱毛方法と装置
に関する。
い領域にレーザーを照射する、レーザー脱毛方法と装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】望ましくない毛髪又は無駄毛を除去する
ため、既に種々の脱毛装置が開発されている。例えば、
電極ツィーザー等の電流端子を用いる電気脱毛装置は、
直流電流又は高周波電流を直接所望個所に印加し毛根及
びその周囲の細胞組織に発熱ないしは電気分解によって
生体組織を変質させて脱毛を容易にしている。
ため、既に種々の脱毛装置が開発されている。例えば、
電極ツィーザー等の電流端子を用いる電気脱毛装置は、
直流電流又は高周波電流を直接所望個所に印加し毛根及
びその周囲の細胞組織に発熱ないしは電気分解によって
生体組織を変質させて脱毛を容易にしている。
【０００３】更に、紫外線またはレーザー光を直接皮膚
表面に照射して毛根又はその周囲の細胞組織に化学変化
を加えて脱毛する装置も公知であが、これらはレーザー
光を毛包に対し単一方向から照射するものであった。周
知のように図１で、一般的に毛幹（ａ）は黒色や茶色な
ど濃い色調である、一方皮膚組織（ｂ）・皮下脂肪織
（ｃ）は白色や肌色、黄色など薄い色調であるため肉眼
的に見ても色調にコントラストがある。
表面に照射して毛根又はその周囲の細胞組織に化学変化
を加えて脱毛する装置も公知であが、これらはレーザー
光を毛包に対し単一方向から照射するものであった。周
知のように図１で、一般的に毛幹（ａ）は黒色や茶色な
ど濃い色調である、一方皮膚組織（ｂ）・皮下脂肪織
（ｃ）は白色や肌色、黄色など薄い色調であるため肉眼
的に見ても色調にコントラストがある。
【０００４】しかして、上記の装置を使用して脱毛を行
う際の、アレキサンドライトレーザーなど比較的波長の
長いレーザー光を皮表に照射した場合、各組織の色調コ
ントラストによりレーザー光の吸収度に差が生まれる。
その際、色調が濃い毛幹ではレーザー光が選択的に吸収
され熱に変換される。この発生した熱が毛包（ｄ）内に
ある毛の幹細胞（毛の再生に必要な細胞）（ｅ）を熱灼
する。
う際の、アレキサンドライトレーザーなど比較的波長の
長いレーザー光を皮表に照射した場合、各組織の色調コ
ントラストによりレーザー光の吸収度に差が生まれる。
その際、色調が濃い毛幹ではレーザー光が選択的に吸収
され熱に変換される。この発生した熱が毛包（ｄ）内に
ある毛の幹細胞（毛の再生に必要な細胞）（ｅ）を熱灼
する。
【０００５】一方色調の薄い組織ではレーザー光の吸収
度が低いため熱があまり発生しない。このように色調の
コントラストにより熱の発生に差異を生じさせることで
脱毛効果を得るわけである。
度が低いため熱があまり発生しない。このように色調の
コントラストにより熱の発生に差異を生じさせることで
脱毛効果を得るわけである。
【０００６】しかし、レーザー光を毛包に対し単一方向
から照射する、従来のレーザー脱毛装置あるいは脱毛法
では、毛幹がレーザー光を透過しないため照射反対側の
毛包が焼灼されにくい、従って照射側の毛包半側のみの
焼灼に終わることから脱毛効果が低くなる傾向があっ
た。また、レーザー照射方向と毛幹の方向との作る角度
が小さくなると毛包に対し、レーザー光が有効に照射で
きず、脱毛効果が得られないことが多々生じていた。
から照射する、従来のレーザー脱毛装置あるいは脱毛法
では、毛幹がレーザー光を透過しないため照射反対側の
毛包が焼灼されにくい、従って照射側の毛包半側のみの
焼灼に終わることから脱毛効果が低くなる傾向があっ
た。また、レーザー照射方向と毛幹の方向との作る角度
が小さくなると毛包に対し、レーザー光が有効に照射で
きず、脱毛効果が得られないことが多々生じていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、上
に述べた従来の装置を用いた脱毛法で生じる難点を排除
し、脱毛処理の能率及び永久脱毛の確度を高め、同時に
安全で安心して操作できる光脱毛装置を提供することに
ある。
に述べた従来の装置を用いた脱毛法で生じる難点を排除
し、脱毛処理の能率及び永久脱毛の確度を高め、同時に
安全で安心して操作できる光脱毛装置を提供することに
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、単一
方向に照射された光束を光学機器を用い一旦複数方向の
光束に分け、次に同様の光学機器により複数の光束を別
角度から一点に収束させることにより、毛包組織に対し
多方向からの同時照射が可能となり毛包全体を焼灼させ
ることが可能となしたレーザー脱毛法とその脱毛装置を
提供するにある。
方向に照射された光束を光学機器を用い一旦複数方向の
光束に分け、次に同様の光学機器により複数の光束を別
角度から一点に収束させることにより、毛包組織に対し
多方向からの同時照射が可能となり毛包全体を焼灼させ
ることが可能となしたレーザー脱毛法とその脱毛装置を
提供するにある。
【０００９】
【実施例】図２で（１），（２），（３）はプリズム，
鏡，ビームスプリッタ，グラスファイバーなどのいずれ
も光学機器装置である。しかして、同図で単一方向に照
射されたレーザー光の光束を、プリズム，鏡，ビームス
プリッタ，グラスファイバー（１），（２），（３）な
どの光学機器で、複数の光束を別角度から一点に収束さ
せるようにしてある。
鏡，ビームスプリッタ，グラスファイバーなどのいずれ
も光学機器装置である。しかして、同図で単一方向に照
射されたレーザー光の光束を、プリズム，鏡，ビームス
プリッタ，グラスファイバー（１），（２），（３）な
どの光学機器で、複数の光束を別角度から一点に収束さ
せるようにしてある。
【００１０】しかして、望ましくない毛髪又は無駄毛を
除去するため、当該箇所の毛包組織に対し多方向からの
同時照射を行い、毛包全体を焼灼させることが可能とな
ったのである。
除去するため、当該箇所の毛包組織に対し多方向からの
同時照射を行い、毛包全体を焼灼させることが可能とな
ったのである。
【００１１】この結果図１のように、従来のレーザー光
を毛包に対し単一方向から照射するものでは、毛幹
（ａ）の片側即ち図でハッチングを施した部分のみ焼灼
され、影になっている反対側は焼灼されないという欠点
を除去、図３のハッチングを施した部分のように毛包全
体を焼灼することができたのである。
を毛包に対し単一方向から照射するものでは、毛幹
（ａ）の片側即ち図でハッチングを施した部分のみ焼灼
され、影になっている反対側は焼灼されないという欠点
を除去、図３のハッチングを施した部分のように毛包全
体を焼灼することができたのである。
【００１２】なお、上記の従来装置，方法にあってその
照射出力を調整工夫したとしても、その照射は照射部位
によって異なるも６０％前後しかなされないが、本発明
の場合ほぼ１００％に近いので、その脱毛効果は頗る高
い。
照射出力を調整工夫したとしても、その照射は照射部位
によって異なるも６０％前後しかなされないが、本発明
の場合ほぼ１００％に近いので、その脱毛効果は頗る高
い。
【図１】レーザー光を毛包に対し単一方向から照射する
従来の方法の説明図
従来の方法の説明図
【図２】光学機器装置とレーザー光の操作を説明する説
明図
明図
【図３】レーザー光を毛包に対し複数方向から照射する
本発明の方法の説明図
本発明の方法の説明図
１，２，３， プリズム，鏡，ビームスプリッタ，グラ
スファイバーなどの光学機器装置 ａ， 毛幹 ｂ， 皮膚組織 ｃ， 皮下脂肪織 ｄ， 毛包 ｅ， 幹細胞
スファイバーなどの光学機器装置 ａ， 毛幹 ｂ， 皮膚組織 ｃ， 皮下脂肪織 ｄ， 毛包 ｅ， 幹細胞
Claims (2)
- 【請求項１】 単一方向に照射された光束を、光学機器
を用い一旦複数方向の光束に分け、次に同様の光学機器
により複数の光束を別角度から一点に収束させることに
より、毛包組織に対し多方向からの同時照射が可能とな
り毛包全体を焼灼させることを特徴とするレーザー脱毛
法 - 【請求項２】 単一方向に照射された光束を複数方向の
光束に分ける光学機器を設け、この光学機器により複数
の光束を別角度から一点に収束させるようになし、毛包
組織に対し多方向からの同時照射が可能となり毛包全体
を焼灼させるを可能としたレーザー脱毛法とその脱毛装
置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350634A JP2000135112A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | レーザー脱毛法とその脱毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350634A JP2000135112A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | レーザー脱毛法とその脱毛装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000135112A true JP2000135112A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18411813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10350634A Pending JP2000135112A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | レーザー脱毛法とその脱毛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000135112A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007252452A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 美容レーザ装置 |
| CN108287411A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-07-17 | 李明 | 激光剃须装置 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10350634A patent/JP2000135112A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007252452A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 美容レーザ装置 |
| JP4668102B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-04-13 | 古河電気工業株式会社 | 美容レーザ装置 |
| CN108287411A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-07-17 | 李明 | 激光剃须装置 |
| CN108287411B (zh) * | 2018-01-29 | 2024-05-10 | 李明 | 激光剃须装置 |
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