JP2000131091A - 自転車用計算装置 - Google Patents

自転車用計算装置

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JP2000131091A
JP2000131091A JP10309209A JP30920998A JP2000131091A JP 2000131091 A JP2000131091 A JP 2000131091A JP 10309209 A JP10309209 A JP 10309209A JP 30920998 A JP30920998 A JP 30920998A JP 2000131091 A JP2000131091 A JP 2000131091A
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Japan
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bicycle
unit
computing device
signal
user
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JP10309209A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kawanabe
哲也 川鍋
Hideyuki Fujinami
秀之 藤波
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自転車による走行状態のデータを、使用者が任
意の場所にて把握することのできる自転車用計算装置を
提供する。 【解決手段】 自転車に設けられる速度センサ2、速度
センサ2に接続され、速度情報を電波として送信する第
1送信機3、を有する固定ユニット30と、第1送信機
3からの電波を受ける第1受信機4、自転車への着脱状
態を検知する着脱検知部32、第1受信機4及び着脱検
知スイッチ32からの信号を入力するデータ処理部5、
を有し自転車に着脱自在に取り付けられる計算装置本体
部7と、を備え、計算装置本体部7のデコーダ5は、着
脱検知スイッチ32からの信号により、計算装置本体部
7が自転車に取り付けられていると判断した場合は第1
受信機4からの信号に基づき自転車の走行状態を計算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の走行状態を
記録するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自転車にも様々な電子装置が搭載
されたものが提案されている。例えば、特開平7−25
1786号公報に記載されているものでは、自転車に車
輪の回転速度を検知する速度センサを備え、この速度セ
ンサの信号に基づいて走行速度や走行距離を算出して、
ハンドル付近に固定した表示パネルに表示させるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
のものでは、例えば、走行距離を筆記するには必ず自転
車の側で記録作業を行わなければならず不便であるとい
う問題がある。
【0004】また、自転車を用いてカロリーを消費する
運動をする場合には自転車に乗っているときの走行距離
等(カロリー算定の基準となる)は表示されるものの、
走行の途中にてランニング運動に切り替えた場合等に
は、その運動量を表示する手段がなかった。
【0005】ところで、自転車のセキュリティの面から
考察すると、自転車を離れるときには自転車にロックを
かける必要があるが、周知のようにその操作は面倒であ
り、またロック機構が壊されると自転車を容易に乗り逃
げされてしまうという問題がある。
【0006】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、自転車による走行状態のデータを、使用者が任意の
場所にて把握することのできる自転車用計算装置を提供
することを技術的課題とする。
【0007】また、使用者の自転車や歩行による総合的
な運動量(走行距離、消費カロリー等)を計算できる自
転車用計算装置を提供することを技術的課題とする。ま
た、複数の自転車使用者が、容易に自身の運動量を把握
することのできる自転車用計算装置を提供することを技
術的課題とする。
【0008】さらに、自転車のセキュリティ操作を容易
かつ確実に行えるようにした自転車用計算装置を提供す
ることを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は自転車用計算装
置であり、前述した技術的課題を解決するために、自転
車に取り付けられ、自転車の走行状態を計測する計算装
置において以下のように構成した。
【0010】すなわち、第1の発明は、自転車に設けら
れる速度センサ2、この速度センサ2に接続され、速度
情報を電波として送信する第1送信部3、を有する固定
ユニット30と、前記第1送信部3からの電波を受ける
第1受信部4、自転車への着脱状態を検知する着脱検知
部32、前記第1受信部4及び着脱検知部32からの信
号を入力するデータ処理部5、を有し自転車に着脱自在
に取り付けられる計算装置本体部7と、を備え、前記計
算装置本体部7のデータ処理部5は、前記着脱検知部3
2からの信号により、計算装置本体部7が自転車に取り
付けられていると判断した場合は前記第1受信部4から
の信号に基づき自転車の走行状態を計算することを特徴
とする(請求項1に対応)。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
計算装置本体部7は、使用者の歩数を検出して前記デー
タ処理部5へ信号を出力する歩数検出部31を備え、前
記計算装置本体部7のデータ処理部5は、前記着脱検知
部32からの信号により、計算装置本体部7が自転車に
取り付けられていると判断した場合は前記第1受信部4
からの信号に基づき自転車の走行状態を計算するととも
に、計算装置本体部7が自転車から取り外されていると
判断した場合は前記歩数検出部31からの信号に基づき
使用者の歩行状態を計算することを特徴とする(請求項
2に対応)。第3の発明は、第2の発明において、前記
計算装置本体部7は、前記第1受信部4及び歩数検出部
31からの信号に基づき、使用者の自転車運動量及び歩
行運動量を合算して総合運動量を計算することを特徴と
する(請求項3に対応)。
【0012】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、前記計算装置本体部7は、計算したデータ
を表示する表示部6を備えることを特徴とする(請求項
4に対応)。
【0013】第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれ
かにおいて、前記計算装置本体部7は、前記着脱検知部
32に接続され着脱検知信号を送信する第2送信部33
を備え、前記固定ユニット30は、前記第2送信部33
からの信号を受信する第2受信部34と、この第2受信
部34及び速度センサ2からの信号に基づいて作動する
警報発生部35と、を備えることを特徴とする(請求項
5に対応)。
【0014】前記速度センサ2としては、車輪側(例え
ばスポーク)にマグネットを設ける一方、チェーンステ
ー等に磁気センサを設け、この磁気センサが磁気を検出
する度に発生するパルスをカウントすることで車速を検
出することができるようになっている。また、車輪側に
遮光板を設けるとともに、車輪の両側にフォトインタラ
プタを設けるようにして、速度センサを構成するように
してもよい。いずれにしても、車輪の回転に伴ってセン
サからパルスが発生し、これをカウントすることで車輪
の回転速度(車速)を計ることができるようになってい
る。また、カウントした値の積分値は自転車1の走行距
離となる。
【0015】なお、速度センサ2の他に負荷センサを追
加して設けてもよい。負荷センサとは走行抵抗を計測す
るものであり、登り坂や向かい風による抵抗値を計測す
るのは勿論、無風平坦路を走行する場合の機械抵抗と風
抵抗の抵抗値も計測する。具体的には、クランク軸にス
トレインセンサを設けることにより、走行時の負荷を計
測することができる。
【0016】計算装置本体部7内に設けられた歩数検出
部31は、例えば振り子を備えており、振り子の振動周
波数が人間の歩行に伴って生じる揺動の周波数と合致さ
せてあり、上下動に伴って内装された接点が断続するよ
うになっている。そしてこの接点はデータ処理部5に接
続させてある。なお、歩数検出部31は、圧電ピックア
ップによる振動センサにより、歩数を検出するようにし
てもよい。
【0017】そして、運転者(使用者)の消費カロリー
は前記走行距離あるいは、これに負荷センサの値を加味
したものにより算定することができる。走行距離及び負
荷センサの値を考慮して運転者の消費カロリーを算出す
るには、次のような例を挙げられる。すなわち、データ
処理部5は、まず、走行距離(例えば10km)に対応
する消費カロリーを求める(第1の演算値)。次いで、
所定時間(例えば10秒)毎に負荷センサにより得られ
た負荷値の、前記走行距離(10km)における積算値
が、基準値(一般的な走行をした場合の前記走行距離で
の負荷積算値)に対してどれだけ差があるかを求める
(第2の演算値)。そして、前記第1の演算値を第2の
演算値に基づき補正し、真正値に近似する消費カロリー
を求める。また、使用者が計算装置本体部7を自転車か
ら取り外して携帯した場合は、前記データ処理部5は、
歩数検出部31からの信号に基づき使用者の歩数を計測
し、この歩数に、予め設定してある使用者の歩幅を乗じ
て、歩行距離を求める。また、データ処理部5は、歩行
距離に基づき、歩行による消費カロリーを演算する。な
お、前記データ処理部5に設定しておく歩幅は、通常歩
行時の歩幅(例えば60cm)や、ランニング時の歩幅
(例えば120cm)というように複数種類設定してお
き、使用者のスイッチ操作等により選択できるようにし
ておくとよい。また、歩行による消費カロリーの演算に
あっては、使用者の階段歩行や登り坂歩行、あるいはラ
ンニングにおける消費カロリーの基準値を設定してお
き、使用者のスイッチ操作等によりデータ処理部5が階
段歩行と判断した場合は、階段歩行に対応する消費カロ
リーを演算するようにしてもよい。
【0018】そして、データ処理部5は、前記自転車に
よる運動量と、歩行による運動量を総合してデータ処理
することもできる。すなわち、自転車による走行距離
に、歩行距離を加算して、例えば1日の移動距離として
データを出力することもできるし、あるいは、自転車走
行による消費カロリーに、歩行による消費カロリーを加
算して、データを出力することもできる。
【0019】なお、前記速度センサ2で検出された速度
情報は、速度センサ2に接続された第1送信部3から出
力される。この第1送信部3は出力が1mw以下であ
り、他の自転車1への影響を防止するようにしている。
第1受信部4は、この高周波信号を受信して検波し、次
段に接続されたデータ処理部5にて信号はデコードされ
る。具体的には、送信された信号の変調方式によって復
調方式が決定するが、例えば、速度パルスをAM変調し
て送信するような方式を採った場合には、データ処理部
5はパルスカウンタの機能を有するものとなる。また、
速度パルスを周波数変調する方式を採った場合には(周
波数/電圧)変換回路を設けることが好適である。
【0020】このようにして解析・演算したデータは、
次段に接続された表示部6に表示される。なお、表示部
6には液晶パネルを用いるのが好適であり、液晶ドライ
バを備えるようにするとよい。
【0021】なお、前記計算装置本体部7には、使用者
が操作できるリセットスイッチ11と、データを保持す
るためのメモリ8とが備えられ、リセットスイッチ11
が押されるまでデータを蓄積するようになっている。
【0022】また、前記計算装置本体部7は、表示内容
切り替えスイッチ9を有しており、運転者がこの表示内
容切り替えスイッチ9を押すことで、自転車の速度、走
行距離、自転車による消費カロリー、使用者の歩数、歩
行距離、歩行による消費カロリー、自転車及び歩行によ
る移動距離、自転車及び歩行による消費カロリー等、を
順次切り替えて表示部9に表示させる機能を有するもの
とすることができる。さらに、前記計算装置本体部7に
は、蓄積したデータを外部に送出するためのインターフ
ェイス10を設けることができる。このインターフェイ
スとしてはノートパソコンのPCカードスロットに挿入
することができるものが好適であり、このターミナルに
は普段合成樹脂製のカバーを付けておき、ノートパソコ
ンに入力するときに前記カバーを外してPCカードスロ
ットに挿入するようにするのがよい。
【0023】以上述べたように、計算装置本体部7は無
線でデータを受けるようにしたので、自転車1から自由
に取り外して利用することができる。そして、計算装置
本体部7は、自転車1に取り付けたときにのみ自転車の
走行状態を計算する。したがって、複数の計算装置本体
部7を用意すれば、例えば家族が1台または複数台の本
発明の自転車を共同して利用する場合に、各人が専用の
計算装置本体部7を持てば、それぞれの個人データを各
人が任意の場所にて容易に把握することができる。特に
歩数検出部を備えたものでは、自転車及び歩行による運
動量を別々あるいは総合的に各個人が把握することがで
きるので、便利である。
【0024】なお、計算装置本体部7を、外勤営業者に
携帯させれば、労務管理の補助装置としても利用でき
る。また、前記着脱検出部32としては、計算装置本体
部7を取り付ける自転車側基台に接触する位置に、スイ
ッチを設けるのが好適であり、計算装置本体部7の着脱
に伴ってオン・オフするように設定するとよい。
【0025】そして、計算装置本体部7を取り外して前
記スイッチ(32)がオフになると、この信号が第2送
信部33から送信され第2受信部34にて受信される。
そして、第2受信部34の信号(スイッチ32がオフ)
と速度センサ2からの信号が出力されている場合は、自
転車が盗難により走行していることを意味するので、警
報発生部35が作動する。このため、窃盗犯が自転車の
ロック装置を破壊して自転車を乗り出そうとしても、警
報発生部35がサイレン等を鳴らすため、強力な防犯効
果を期待できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自転車用計算装置
を図1〜図6に示される実施形態について更に詳細に説
明する。
【0027】自転車1のハンドル1cに計算装置本体部
7が着脱自在に取り付けられている。前記計算装置本体
部7は、ハンドル1cに固定された基台7aに取り付け
られるようになっており、基台7aに形成された溝7b
に計算装置本体部7の裏面に形成された凸部(図示せ
ず)が嵌合するようになっている。
【0028】自転車1のチェーンステー1aには速度セ
ンサ2としての磁気センサが設けられている。そして、
車輪1bには磁石2aが設けられており、車輪1bの回
転に伴い磁気センサが磁気を検出する。
【0029】この速度センサ2からのパルス信号は第1
送信機(第1送信部)3に入力される。この第1送信機
3では、速度センサ2からのパルス信号をFM変調して
送信する。また、第1送信機3は固定ユニット30内に
収容され自転車1のフレームに取り付けられている。
【0030】一方、計算装置本体部7は、第1送信機3
からの電波を受ける第1受信機4、受信された信号をデ
コードするデコーダ(データ処理部)5、及びデコード
されたデータを表示する表示部6を備えている。前記デ
コーダ5はマイクロプロセッサユニット(MPU)5a
及びメモリ8を備えており、第1受信機4で検波された
信号から車輪の回転数を求めて自転車1の速度、走行距
離を算出し、表示部6に表示する。なお、第1送信機3
と第1受信機4にはそれぞれアンテナ3a、4aが接続
されている。
【0031】また、計算装置本体部7には、自転車1へ
の着脱に伴って作動する着脱検知スイッチ(着脱検知
部)32が設けられている。この着脱検知スイッチ32
は、計算装置本体部7を取り付ける基台に接触する位置
に設けてあり、計算装置本体部7の着脱に伴ってオン・
オフするようになっている。そして、計算装置本体部7
を取り外して着脱検知スイッチ32がオフになると、デ
コーダ5は、計算装置本体部7が自転車1から取り外さ
れたことを認識する。
【0032】さらに、計算装置本体部7の内部には、使
用者が計算装置本体部7を自転車1から取り外して携帯
した際の歩数を検出する歩数検出部31が設けられてい
る。歩数検出部31には振り子が設けられており、その
振動周波数は人間の歩行に伴って生じる揺動の周波数と
合致させてあり、上下動に伴って内装された接点(図示
せず)が断続するようになっている。そして、この歩数
検出部31の接点はデコーダ5に接続されている。デコ
ーダ5では、前記着脱検知スイッチ32からの信号に基
づき計算装置本体部7が自転車1から取り外されたこと
を認識すると、歩数検出部31における揺動の数をカウ
ントして表示部6に表示する。
【0033】このように、計算装置本体部7は脱着自在
で、しかも万歩計としても使用できるため総合的なトレ
ーニングに利用することができる。すなわち、デコーダ
5は、前記自転車1による使用者の運動量と、歩行によ
る使用者の運動量を総合してデータ処理することができ
る。例えば、自転車1による走行距離に、歩行距離を加
算して、1日の移動距離としてデータを算出することも
できるし、あるいは、自転車走行による消費カロリー
に、歩行による消費カロリーを加算して、1日の運動に
よる消費カロリーとしてデータを算出することもでき
る。
【0034】そして、前記表示部6は図4に示すよう
に、走行速度あるいは、歩いた歩数を選択的に表示する
表示エリア6a、走行距離や消費カロリーを表示するた
めのドット表示部6bを備えている。
【0035】前記ドット表示部6bは、日本語表示がで
きるようになっており、表示内容は[自転車走行距離1
2Km]、[歩行距離3km]、[総合距離15km]
とか、[自転車カロリー消費 2000Kcal]、
[歩行カロリー消費 1000kcal]、[総合消費
カロリー 3000kcal]といった数字的なものの
他、[東京起点 現在厚木市内]というように移動距離
を実際の地名に当てはめたものとするモードがある。ま
た、消費カロリーも[ケーキ2.3個分]といったよう
に実際の食品に換算して表示させるモードもある。
【0036】そして、どのモードを選択するかはデコー
ダ5に設けられた表示内容切り替えスイッチ9にて自由
に選択することができる。この表示内容切り替えスイッ
チ9を押すとドット表示部6bにどのモードの表示がな
されているかがインジケータ6c、6d、6eに表示さ
れる。インジケータ6c、6d、6eは高輝度発光ダイ
オードであり、計算装置本体部7の表面に配列されてい
る。また、万歩計として使用する場合は歩幅を入力する
ことができる入力モードがある。
【0037】また、前記デコーダ5にはリセットスイッ
チ11が接続されている。リセットスイッチ11は計算
装置本体部7の表面に設けられており、誤って押してし
まわないように計算装置本体部7の表面から少し凹ませ
てある。このリセットスイッチ11を押すと、緒データ
を記憶させておいたメモリ8がリセットされ、距離や消
費カロリーの積算値がゼロになる。
【0038】さらに、前記デコーダ5には、蓄積したデ
ータを外部に送出するためのインターフェイス10が接
続されている。このインターフェイスとしてはノートパ
ソコンのPCカードスロットに挿入することができる規
格となっており、メモリ8のデータをノートパソコンの
ハードディスク(図示せず)に転送することができるよ
うになっている。
【0039】そして、ノートパソコンに地図アプリケー
ションをインストールしておけば、実際の地図上に走行
状態を表示させることができ。例えば、日本一周を目標
に日々トレーニングをすることが可能となる。また、消
費カロリーも同様に表示可能となりトレーニング計画の
策定に便利である。
【0040】さらに、計算装置本体部7には、前記着脱
検知スイッチ32に接続された第2送信機(第2送信
部)33を設けてある。一方、前記固定ユニット30に
は前記第2送信機33からの信号を受信する第2受信機
(第2受信部)34を設けてあり、この第2受信機34
からの信号及び速度センサ2からの信号は、アンド回路
36に基づいて作動する警報発生機(警報発生部)35
に入力されるように構成されている。
【0041】すなわち、第2受信機34の信号(着脱検
知スイッチ32がオフ)と速度センサ2からの信号の両
信号が出力された場合は、自転車1が盗難により走行し
ていると判断できるため、警報発生機35が作動するも
のである。なお、前記第2送信機33及び第2受信機3
4には、アンテナ33a、34aが接続されている。ま
た、第2受信機34は、一旦着脱検知スイッチ32のオ
フ信号を入力すると、着脱検知スイッチ32のオン信号
を入力するまで、前記アンド回路36側へ信号を出力し
続けるように設定することができる。
【0042】つまり、計算装置本体部7を取り外すと自
動的にロックモードに入り、この状態で自転車を所定距
離以上動かすと(速度センサ2からの信号が所定以上に
なると)、警報発生機35から「泥棒!」あるいは「自
転車の盗難です」などの音声(合成音またはサンプリン
グ音声)が発せられる。この警報発生機35の作動によ
り、強力な防犯効果を期待できる。
【0043】なお、前記計算装置本体部7を複数用意し
て、グループの各人が専用の計算装置本体部7を保持す
るようにすれば、グループにて共用する自転車1につい
て、各人が自身の専用データを蓄積する計算装置本体部
7を使用できるので、各人のデータ管理が容易かつ確実
となる。
【0044】また、本実施形態における自転車1に、速
度センサ2からの信号を利用して自動変速がなされるよ
うな自動変速装置を設けることもできる。例えば、車輪
1bの回転速度信号に基づき、自転車が8km/h未満
の速度のときには、マイクロコンピュータ(デコーダ
5)がローギアを選択する。また、自転車が8km/h
以上15km/h未満の速度のときには、前記マイクロ
コンピュータはセカンドギアを選択する。同様に、自転
車が15km/h以上の速度のときには、前記マイクロ
コンピュータはサード(トップ)ギアを選択する、とい
うように変速機を自動的に制御するものである。この場
合、後輪軸に設けられたハブ体内に前記変速機を内装す
ることが望ましく、変速機の軸心部に摺動可能に設けら
れた変速ロッドが軸方向に移動することにより、変速機
のギア位置を変更するように設定する。なお、変速ロッ
ドは、ハブ体内に設けられたスプリングによって、ハブ
体の外方に向けて付勢する。そして、変速ロッドをアク
チュエータの駆動力により押圧(内方に移動)するとギ
ア位置が下降し、変速ロッドをアクチュエータの作動に
より戻す(外方に移動する)とギア位置が上昇するよう
に変速機を構成するとよい。
【0045】なお、計算装置本体部7には、運転者の操
作により変速機を遠隔制御する変速レバー23を設ける
ようにしてもよい。この変速レバー23には、シフトア
ップとシフトダウンとを夫々指定する押圧スイッチを設
けるようにし、この押圧スイッチは軸により揺動可能に
支持したシーソースイッチとすることができる。
【0046】このような自動変速装置を自転車1に設け
ることにより、速度センサやマイクロコンピュータを自
転車用計算装置の構成と併用できるため、自転車全体を
低価格に抑えながら、運転操作性や利便性をさらに向上
した自転車を提供することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の自転車用計算装置によれば、自
転車に脱着自在に取り付けられた計算装置本体部に、計
算装置本体部の着脱状態を検知する着脱検知部を設け、
計算装置本体部が自転車に取り付けられている場合にの
み自転車の走行状態を計算するようにしたので、使用者
が自転車に乗車中であっても、自転車から離れた任意の
場所でっても、自転車による走行状態のデータを容易に
把握することができる。また、計算装置本体部に、計算
装置本体部が自転車から取り外されたときに使用者の歩
行状態を検出する歩数検出部を設けたので、使用者の自
転車及び歩行に伴う総合的な運動量を計算できる。
【0048】また、複数の自転車使用者が、容易に自身
の運動量を把握することができる。さらに、計算装置本
体部を取り外すだけで自転車の警報機能が起動するた
め、自転車のセキュリティ操作を容易かつ確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である自転車用計算装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態である自転車用計算装置を
自転車に装着した状態を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態である自転車用計算装置の
計算装置本体部を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態である自転車用計算装置の
表示部を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施形態である自転車用計算装置の
計算装置本体部をハンドルに装着した状態を示す平面図
である。
【図6】本発明の一実施形態である自転車用計算装置の
計算装置本体部をハンドルから外した状態を示す、ハン
ドルの平面図である。
【符号の説明】
1 自転車 2 速度センサ 3 第1送信機(第1送信部) 4 第2受信機(第2受信部) 5 デコーダ(データ処理部) 6 表示部 7 計算装置本体部 8 メモリ 9 表示内容切り替えスイッチ 10 インターフェイス 11 リセットスイッチ 30 固定ユニット 31 歩数検出部 32 着脱検知スイッチ(着脱検知部) 33 第2送信機(第2送信部) 34 第2受信機(第2受信部) 35 警報発生機(警報発生部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車に取り付けられ、自転車の走行状態
    を計測する計算装置であって、 自転車に設けられる速度センサ、この速度センサに接続
    され、速度情報を電波として送信する第1送信部、を有
    する固定ユニットと、 前記第1送信部からの電波を受ける第1受信部、自転車
    への着脱状態を検知する着脱検知部、前記第1受信部及
    び着脱検知部からの信号を入力するデータ処理部、を有
    し自転車に着脱自在に取り付けられる計算装置本体部
    と、を備え、 前記計算装置本体部のデータ処理部は、前記着脱検知部
    からの信号により、計算装置本体部が自転車に取り付け
    られていると判断した場合は前記第1受信部からの信号
    に基づき自転車の走行状態を計算することを特徴とする
    自転車用計算装置。
  2. 【請求項2】前記計算装置本体部は、使用者の歩数を検
    出して前記データ処理部へ信号を出力する歩数検出部を
    備え、 前記計算装置本体部のデータ処理部は、前記着脱検知部
    からの信号により、計算装置本体部が自転車に取り付け
    られていると判断した場合は前記第1受信部からの信号
    に基づき自転車の走行状態を計算するとともに、計算装
    置本体部が自転車から取り外されていると判断した場合
    は前記歩数検出部からの信号に基づき使用者の歩行状態
    を計算することを特徴とする請求項1記載の自転車用計
    算装置。
  3. 【請求項3】前記計算装置本体部は、前記第1受信部及
    び歩数検出部からの信号に基づき、使用者の自転車運動
    量及び歩行運動量を合算して総合運動量を計算すること
    を特徴とする請求項2記載の自転車用計算装置。
  4. 【請求項4】前記計算装置本体部は、計算したデータを
    表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の自転車用計算装置。
  5. 【請求項5】前記計算装置本体部は、前記着脱検知部に
    接続され着脱検知信号を送信する第2送信部を備え、 前記固定ユニットは、前記第2送信部からの信号を受信
    する第2受信部と、この第2受信部及び速度センサから
    の信号に基づいて作動する警報発生部と、を備えること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自転車用
    計算装置。
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