JP2000126354A - 動力駆動スキー、動力駆動スキー用ストックおよび動力駆動スキー用走行装置 - Google Patents

動力駆動スキー、動力駆動スキー用ストックおよび動力駆動スキー用走行装置

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JP2000126354A
JP2000126354A JP10308983A JP30898398A JP2000126354A JP 2000126354 A JP2000126354 A JP 2000126354A JP 10308983 A JP10308983 A JP 10308983A JP 30898398 A JP30898398 A JP 30898398A JP 2000126354 A JP2000126354 A JP 2000126354A
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power
wheels
ski
traveling
driving
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Tokuzo Hirose
徳三 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦な場所において及び傾斜面を低地から高
地に向かって走行できる動力駆動スキー並びに動力駆動
スキーの走行時に好適に使用できる動力駆動スキー用ス
トックおよび動力駆動スキー用走行装置を提供する。 【解決手段】 動力駆動スキー10は、1個または2個
以上の車輪30と駆動装置40とを有する走行装置20
と、滑走装置60と、操作装置80とを含む。動力駆動
スキーを用いれば、平坦な場所において及び傾斜面を低
地から高地に向かって走行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陸上および雪上を
走行することができる動力駆動スキーならびに動力駆動
スキーに用いられる動力駆動スキー用ストックおよび動
力駆動スキー用走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキーは、雪に覆われた山腹など
の傾斜面にスキーの滑走面を接触させ、重力を利用して
雪上を滑降するものである。また、積雪しない地域およ
び時期において、傾斜面を滑降するためにスキーに車輪
を設け、人工芝等の敷設された傾斜面を滑降する、いわ
ゆるグラススキーも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スキーでは重力を利用して雪で覆われた傾斜面を滑降す
るものであり、グラススキーでは重力を利用して人工芝
等の敷設された傾斜面を滑降するだけであって、スキー
の滑走面と傾斜面との間の接触抵抗によって、一定の速
度以上で滑降することは困難である。また前述のとお
り、従来のスキーおよびグラススキーでは重力を利用し
て傾斜面を滑降するものであるので、傾斜面を高地から
低地に向かって滑降するものであって、平坦な場所にお
いて、および傾斜面を低地から高地に向かって滑走する
ことは困難である。
【0004】したがって本発明の目的は、傾斜面を高地
から低地に向かって走行する場合には重力を利用して傾
斜面を滑降する場合に比べ高速で走行することができ、
平坦な場所においても走行することができ、また傾斜面
を低地から高地に向かって走行することができる動力駆
動スキーを提供することである。
【0005】さらに本発明の他の目的は、動力駆動スキ
ーの走行時に好適に使用することができる動力駆動スキ
ー用ストックおよび動力駆動スキー用走行装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1個または2
個以上の車輪と前記車輪のうち少なくとも1個の車輪を
駆動する駆動手段とを有する走行手段と、前記走行手段
が着脱自在に取り付けられる滑走手段と、前記駆動手段
を遠隔操作することができる操作手段とを含むことを特
徴とする動力駆動スキーである。
【0007】本発明に従えば、走行手段は1個または2
個以上の車輪と前記車輪のうち少なくとも1個の車輪を
駆動する駆動手段とを有し、滑走手段は前記走行手段が
着脱自在に取り付けられ、操作手段は前記駆動手段を遠
隔操作することができるので、傾斜面を高所から低所に
向かって走行する場合には重力を利用して傾斜面を滑降
する場合に比べ高速で走行することができ、平坦な場所
においても走行することができ、さらに傾斜面を低所か
ら高所に向かって走行することができる。また走行手段
を取り外すことによって、従来のスキーと同様に重力を
利用して傾斜面を高所から低所に向かって滑降すること
ができる。
【0008】また本発明は、1個または2個以上の車輪
が無端帯によって連結された履帯であることを特徴とす
る。
【0009】本発明に従えば、1個または2個以上の車
輪が無端帯によって連結された履帯であるので、平滑な
陸上だけでなく、雪上および段差を有する陸上を走行す
ることができる。
【0010】さらに本発明は、操作手段は駆動手段を無
線で遠隔操作することができるようにしたことを特徴と
する。
【0011】本発明に従えば、操作手段は駆動手段を無
線で遠隔操作することができるので、操作手段を駆動手
段から離れた位置に設けることができる。
【0012】さらにまた本発明は、動力駆動スキーの走
行時に使用される動力駆動スキー用ストックであって、
先端に車輪が設けられていることを特徴とする動力駆動
スキー用ストックである。
【0013】本発明に従えば、動力駆動スキー用ストッ
クの先端に車輪が設けられているので、動力駆動スキー
の走行中に地面に動力駆動スキー用ストックの先端を接
触させながら、走行することができる。
【0014】さらにまた本発明は、動力駆動スキーの走
行時に使用される動力駆動スキー用走行装置であって、
1個または2個以上の車輪と、前記車輪のうち少なくと
も1個の車輪を駆動する駆動手段と、動力駆動スキー用
走行装置を滑走手段に着脱自在に取り付けることができ
る取付装置と、前記駆動手段を遠隔操作することができ
る操作手段とを含むことを特徴とする動力駆動スキー用
走行装置である。
【0015】本発明に従えば、動力駆動スキー用走行装
置は、1個または2個以上の車輪と前記車輪のうち少な
くとも1個の車輪を駆動する駆動手段と、動力駆動スキ
ー用走行装置を滑走手段に着脱自在に取り付けることが
できる取付装置と、前記駆動手段を遠隔操作することが
できる操作手段とを含むので、通常のスキー板である滑
走手段に容易に取り付けることができ、動力駆動によっ
て走行することができる。
【0016】さらにまた本発明は、1個または2個以上
の車輪と前記車輪のうち少なくとも1個の車輪を駆動す
る駆動手段とを有する走行手段と、前記走行手段が着脱
自在に取り付けられる滑走手段と、前記駆動手段を操作
することができる操作手段とを含む動力駆動スキーであ
って、前記駆動手段は、前記車輪に回転動力を与える直
流モータと、前記操作手段から伝えられる速度制御信号
を受信する受信装置と、前記受信装置から伝えられる速
度制御信号に基づいて前記直流モータの回転数を制御す
る速度制御装置とを含み、前記操作手段は、前記受信装
置に速度制御信号を伝える送信装置と、所望の速度制御
信号を前記送信装置に送信させることができる操作スイ
ッチとを含むことを特徴とする動力駆動スキーである。
【0017】本発明に従えば、走行手段は1個または2
個以上の車輪と前記車輪のうち少なくとも1個の車輪を
駆動する駆動手段とを有し、滑走手段は前記走行手段が
着脱自在に取り付けられ、操作手段は前記駆動手段を遠
隔操作することができるので、傾斜面を高所から低所に
向かって走行する場合には重力を利用して傾斜面を滑降
する場合に比べ高速で走行することができ、平坦な場所
においても走行することができ、さらに傾斜面を低所か
ら高所に向かって走行することができる。また走行手段
を取り外すことによって、従来のスキーと同様に重力を
利用して傾斜面を高所から低所に向かって滑降すること
ができる。さらに、駆動手段は、車輪に回転動力を与え
る直流モータと、操作手段から伝えられる速度制御信号
を受信する受信装置と、受信装置から伝えられる速度制
御信号に基づいて直流モータの回転数を制御する速度制
御装置とを含み、操作手段は、受信装置に速度制御信号
を伝える送信装置と、所望の速度制御信号を送信装置に
送信させることができる操作スイッチとを含むので、操
作スイッチを操作することによって、所望の速度に対応
する速度制御信号が送信装置から送信され、受信装置を
経由して速度制御装置に伝えられ、直流モータの回転数
が制御され、この回転数に応じた回転動力が車輪に伝え
られることによって、動力駆動スキーを用いて所望の速
度で走行することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る動力駆動スキー10の簡略した側面図であり、図2は
動力駆動スキー10の簡略した底面図であり、図3は動
力駆動スキー10の走行手段である走行装置20の簡略
した斜視図であり、図4は走行装置20を動力駆動スキ
ー10の滑走手段である滑走装置60に取り付けた状態
を示す簡略した側面図である。
【0019】動力駆動スキー10は、1個または2個以
上の車輪30と前記車輪30のうち少なくとも1個の車
輪30aを駆動する駆動手段である駆動装置40と走行
装置20を滑走手段である滑走装置60に着脱自在に取
り付けることができる取付装置50とを有する走行手段
である走行装置20と、前記走行装置20が着脱自在に
取り付けられることができる滑走手段である滑走装置6
0と、前記駆動装置40を遠隔操作することができる操
作手段である操作装置80とを含む。
【0020】滑走装置60は、通常のスキー板などであ
って、上面にスキー靴70を固定する固定部材61が設
けられ滑走装置60の中央付近を構成するセンター部6
2と、センター部62よりも前方にセンター部62に連
なって形成されるトップ部63と、トップ部63よりも
上方に反り上がり滑走装置60の先端付近にトップ部6
3に連なって形成されるシャベル部64と、滑走装置6
0の後端付近にセンター部62に連なって形成されるテ
ール部65とを有する。滑走装置60は、トネリコ、ブ
ナ、ポプラ、オクメ等の木材、ポリウレタン樹脂、アク
リル樹脂等の合成樹脂、グラスファイバー、アルミニウ
ム合金、カーボン繊維、ボロン繊維、アラミド繊維、シ
リコン・カーバイト、アモルファス金属等の材料を用い
て形成される。前記シャベル部64が、上方に反り上が
っているので、走行時にシャベル部64が雪面に突き刺
さることを防ぐことができる。
【0021】前記固定部材61は、スキー靴70のトウ
71およびヒール72に形成されたコバ73をコバ押さ
え74によって押さえ込むことによって、スキー靴70
を滑走装置60に固定することができる。固定部材61
には、転倒等の際に、スキー靴70を滑走装置60から
容易に離脱できるように解放機構が備えられており、転
倒等の際に使用者のケガを防止することができる。な
お、本明細書において使用者とは、動力駆動スキーを使
用して走行する者を意味する。
【0022】前記走行装置20は、1個または2個以上
の車輪30と、前記車輪30のうち少なくとも1個の車
輪30aを駆動する駆動手段である駆動装置40と、走
行装置20を滑走手段である滑走装置60に着脱自在に
取り付けることができる取付装置50とを有する。
【0023】駆動装置40は、取付装置50に固定され
駆動輪である前記車輪30aに伝導輪41を介して回転
動力を与える直流モータ42と、前記操作装置80から
伝えられる速度制御信号を受信する受信装置43と、前
記受信装置43から伝えられる速度制御信号に基づいて
前記直流モータ42の回転数を制御する速度制御装置4
4と、前記直流モータ42、受信装置43および速度制
御装置44に電力を供給する蓄電池などの電源装置45
とを有する。車輪30に、前記伝導輪41を介して直流
モータ42からの回転動力が伝えられる。
【0024】前記取付装置50は、スキーなどの滑走装
置60に走行装置20を固定するための締付部材51
と、前記締付部材51が嵌挿する嵌挿口52が形成され
た取付装置本体53とを有する。前記締付部材51は、
回転させて締付部材51を嵌挿口52に嵌挿させること
ができる操作部54と、雄ねじが螺刻された嵌挿部55
とを有する。嵌挿口52の内壁には雌ねじが螺刻され、
締付部材51は取付装置50に螺合される。締付部材5
1が取付装置50に螺合された状態で、嵌挿部55の先
端部56が滑走装置60に当接し、滑走装置60に走行
装置20が固定される。滑走装置60の損傷防止のため
に、取付装置50の材質は滑走装置60よりも柔らかい
材質としてもよいし、取付装置50の滑走装置60に接
する部分には、ゴムシートなどの保護部材57を取り付
けてもよい。
【0025】取付装置50によって、走行装置20は滑
走装置60に着脱自在に取り付けることができる。すな
わち、走行装置20の滑走装置60への固定は、取付装
置本体53に滑走装置60を挿入した後、締付部材51
を回転させ、締め付けることによって達成され、走行装
置20の滑走装置60からの取り外しは、締付部材51
を回転させ、緩めることによって達成される。したがっ
て、滑走装置60を通常のスキー板として用いることが
でき、かつ、動力駆動スキー10として使用する際に
は、容易に走行装置20を滑走装置60に取り付けるこ
とができる。
【0026】直流モー42、受信装置43および速度制
御装置44は、前記取付装置本体53に取り付けられた
電源装置45から電力を供給される。
【0027】直流モータ42の回転動力は、伝導輪41
を介して駆動輪30aに伝えられる。伝導輪41の周縁
46と駆動輪30aの周縁31とは密接に接触してお
り、伝導輪41に伝えられる回転動力は、摩擦力によっ
て駆動輪30aに伝えられる。
【0028】駆動輪30aは他の車輪30bとともに、
回転軸32にナットなどによって取り付けられており、
軸受け33によって取付装置本体53に軸支されてい
る。伝導輪41から伝えられる回転動力は、駆動輪30
aに伝えられるとともに、回転軸32を介して他の車輪
30bにも伝えられる。本実施の形態においては、直流
モータ42の回転動力を伝導輪41を介して駆動輪30
aに伝えているが、ギヤなどを用いて、直流モータ42
の回転動力を回転軸32に伝達する構成としてもよい。
【0029】本実施の形態における走行装置20は、主
走行装置20aおよび従走行装置20bとからなり、主
走行装置20aは滑走装置60のテール部65付近に取
り付けられ、従走行装置20bは滑走装置60のトップ
部63付近に取り付けられている。従走行装置20b
は、直流モータ42、受信装置43、速度制御装置44
および電源装置45を含まない構成であって、他の構
成、すなわち取付装置50および1個または2個以上の
車輪30を含む構成は、主走行装置20aと同様であ
る。すなわち、従走行装置20bの車輪30c,30d
は、回転軸32にナットなどによって取り付けられてお
り、軸受け33によって取付装置本体53に軸支されて
いる。本実施の形態の動力駆動スキー10においては、
車輪30は4個である。
【0030】受信装置43は、前述のとおり、電源装置
45から電力の供給を受け、操作装置80から、送信装
置81を経由して伝えられる電波である電磁波などの速
度制御信号を受信し、この受信した速度制御信号を速度
制御回路を含む速度制御装置44に伝える。速度制御回
路はマイクロコンピュータなど実現される。受信装置4
3には、送信装置81から送信される速度制御信号を受
信するための受信アンテナ47が設けられている。
【0031】速度制御装置44は、前述のとおり、電源
装置45から電力の供給を受け、受信装置43から伝え
られる速度制御信号に基づいて、直流モータ42の回転
数を制御する。
【0032】直流モータ42は、前述のとおり、電源装
置45から電力の供給を受け、速度制御装置44から入
力される信号に基づいて、所定の回転数によって回転
し、回転動力を伝導輪41に伝える。
【0033】前記操作装置80は、前記受信装置43に
速度制御信号を伝える送信装置81と、所望の速度を決
定する操作スイッチ82と、前記操作スイッチ82によ
って決定される速度に対応した速度制御信号を前記送信
装置81に伝える処理回路83と、前記送信装置81お
よび処理回路83に電力を供給する電源装置84とを含
む。処理回路83はマイクロコンピュータなどで実現さ
れる。送信装置81には、受信装置43に速度制御信号
を送信する送信アンテナ85が設けられている。
【0034】前記操作スイッチ82によって決定された
所望の速度に対応する速度制御信号が、送信装置81か
ら前記受信装置43に送信され、動力駆動スキー10を
所望の速度で走行することができる。すなわち、操作装
置80によって、駆動装置40は無線で遠隔操作され
る。本実施の形態においては、速度制御信号を無線で送
受する構成としたが、電線等を用いる構成としてもよ
い。
【0035】なお本実施の形態の走行装置20は、本発
明に係る動力駆動スキーの走行時に使用される動力駆動
スキー用走行装置である。
【0036】図5は、動力駆動スキー用ストック90の
簡略した斜視図である。動力駆動スキー用ストック90
は、上方一端部に使用者が握るグリップ91と、グリッ
プ91から下方に延びて形成されるシャフト92と、シ
ャフト92の下方他端部に取り付けられる車輪93と、
グリップ91に取り付けられ使用者が手首を通すストラ
ップ94とを有する。
【0037】グリップ91はウレタン樹脂などの合成樹
脂製であって、握りやすさを考慮して指の形に合わせた
凹凸部95が形成されている。シャフト92は重量およ
び強度を考慮して、アルミ合金などの金属製であって、
略伸直に形成されている。ストラップ94は皮革製、ナ
イロンなどの合成樹脂製であって、バックル96などに
よって円環状に形成されている。
【0038】車輪93は、動力駆動スキー用ストック9
0の先端に形成され、通常のスキー用ストックにおいて
は、石突き(チップ)と称される部分に相当する。車輪
93は、シャフト92の下方他端部に回転軸97によっ
て軸支され、回転自在に取り付けられる。動力駆動スキ
ー10を用いて走行する際、動力駆動スキー用ストック
90を用いた場合、車輪93を地面に接触させても、車
輪93が回転し、動力駆動スキー10の走行に支障は生
じない。通常のスキー用ストックを動力駆動スキー10
の走行に用いた場合には、地面に石突き(チップ)が突
き刺さり、バランスを崩すなどして危険である。本明細
書において、地面とは、陸上および雪上を含む概念であ
って、動力駆動スキーを走行させることができる場所を
広く包括するものである。
【0039】動力駆動スキー10の走行時においては、
車輪93の回転軸97を進行方向に対し垂直になる状態
で使用する。動力駆動スキー用ストック90を用いて、
走行時に方向転換をする場合または制動をかける場合、
回転軸97を進行方向に対して平行な状態で使用する。
回転軸97が進行方向に対して平行な状態であるので、
車輪93が回転することなく、たとえば制動力を動力駆
動スキー用ストック90を介して、地面などに加えるこ
とができる。
【0040】図6は、操作装置80を動力駆動スキー用
ストック90のグリップ91部分に設けた状態を示す簡
略した斜視図である。
【0041】本実施の形態においては、駆動手段である
駆動装置40を操作することができる操作手段である操
作装置80は、前記動力駆動スキー用ストック90のグ
リップ91部分に設けられ、使用者がグリップ91を握
りながら操作することができる。
【0042】前述のとおり、前記操作装置80は、前記
受信装置43に速度制御信号を伝える送信装置81と、
所望の速度を決定する操作スイッチ82と、前記操作ス
イッチ82によって決定される速度に対応した速度制御
信号を前記送信装置81に伝える処理回路83と、前記
送信装置81および処理回路83に電力を供給する電源
装置84とを含む。前記操作スイッチ82によって決定
された所望の速度に対応する速度制御信号が、送信装置
81から前記受信装置43に送信され、動力駆動スキー
10を所望の速度で走行することができる。すなわち、
使用者は前記駆動装置40の直流モータ42を停止する
ときには、操作スイッチ82に設けられた操作ボタン8
6をOFF側に移動させ、動力駆動スキー10を増速さ
せるときには、操作ボタン86をMAX側に移動させ
る。操作ボタン86の位置に対応した速度制御信号は電
波である電磁波などの速度制御信号として、送信装置8
1を経由して受信装置43に伝えられる。受信装置43
は、速度制御信号を速度制御装置44に伝え、速度制御
装置44は速度制御信号に基づいて直流モータ42の回
転数を制御する。直流モータ42は回転動力を伝導輪4
1を介して駆動輪である前記車輪30aに与える。した
がって、操作スイッチ82によって決定される所望の速
度で動力駆動スキー10を走行させることができる。
【0043】本実施の形態においては、操作装置80を
動力駆動スキー用ストック90のグリップ91部分に設
ける構成としたが、スキー靴の内部に操作装置を設ける
構成としてもよい。この場合、片方のスキー靴、たとえ
ば右足用のスキー靴の、スキー靴を装着した際、使用者
の右足親指が位置する付近に操作スイッチを設け、この
親指で操作スイッチを操作する構成であってもよい。ま
た右足用のスキー靴内部に増速用の操作スイッチを設
け、左足用のスキー靴内部に減速用または停止用の操作
スイッチを設ける構成とし、使用者の足の指を用いて操
作スイッチを操作する構成としてもよい。
【0044】図7は、操作手段である操作装置80およ
び走行手段である走行装置20の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【0045】操作スイッチ82によって決定された所望
の速度は処理回路83によって、操作スイッチ82によ
って決定された所望の速度に対応する速度制御信号に処
理され、送信装置81に伝えられる。前記速度制御信号
は、送信装置81によって、送信アンテナ85を介して
受信装置43に、受信アンテナ47経由で伝えられる。
送信装置81および処理回路83は、電源装置84から
電力が供給される。
【0046】速度制御信号を受信した受信装置43は、
速度制御装置44に速度制御信号を出力し、速度制御装
置44は入力された速度制御信号に基づき、直流モータ
42の回転数を制御する。直流モータ42の回転によっ
て生じた回転動力は伝導輪41を介して、駆動輪30a
に伝えられる。直流モータ42、受信装置および速度制
御装置44は、電源装置45から電力が供給される。
【0047】図8は、動力駆動スキー10の駆動装置4
0および操作装置80の動作を示すフローチャートであ
る。
【0048】ステップ1では操作スイッチ82によって
所望の速度が決定され、ステップ2では操作スイッチ8
2によって決定された所望の速度が判断され、操作スイ
ッチ82がOFFの場合はステップ3に移り、速度OF
Fに対応する速度制御信号である停止信号が送信装置8
1から送信され、ステップ4において受信装置43が前
記停止信号を受信し、ステップ5において速度制御装置
44は直流モータ42を停止させる。ステップ2に操作
スイッチ82がOFF以外の場合はステップ6に移り、
所望の速度に対応する速度制御信号が送信装置81から
送信され、ステップ7において受信装置43が前記速度
制御信号を受信し、ステップ8において速度制御装置4
4は直流モータ42を回転させる。
【0049】図9は、本発明の他の実施の形態の走行装
置100の簡略した斜視図である。走行装置100は、
前記走行装置20と使用目的を同じくするものであっ
て、類似の構成、作用および効果を有するものである。
したがって、走行装置100の説明においては、対応す
る構成については同一の符号を付し、その説明を省略す
ることがある。
【0050】走行装置100は、走行装置20と同様
に、1個または2個以上の車輪110と、前記車輪11
0のうち少なくとも1個の車輪110aを駆動する駆動
手段である駆動装置(図示せず)と、走行装置100を
滑走手段である滑走装置60に着脱自在に取り付けるこ
とができる取付装置120とを有する。
【0051】走行装置100に適用される駆動装置は、
前述の走行装置20の駆動装置40と同様の構成であっ
て、取付装置120に固定され駆動輪である前記車輪1
10aに回転動力を与える直流モータ(図示せず)と、
前記操作装置80から伝えられる速度制御信号を受信す
る受信装置(図示せず)、前記受信装置から伝えられる
速度制御信号に基づいて前記直流モータの回転数を制御
する速度制御装置(図示せず)と、前記直流モータ、受
信装置および速度制御装置に電力を供給する蓄電池など
の電源装置(図示せず)とを有する。車輪110aに、
図示しないチェーン、ベルト、ギヤ、伝導輪などを介し
て直流モータからの回転動力が伝えられる。
【0052】駆動輪である車輪110aを含めた車輪1
10は、その周囲に、履帯となる無端帯101によって
巻回され、相互に連結されている。無端帯101は、金
属製または合成樹脂製であって、無端状に形成されてい
る。車輪110は、それぞれ無端帯101に当接するよ
うに、所定間隔をもって配置されている。
【0053】無端帯101の外周面102には、複数の
突起103が所定間隔をあけて形成されている。また無
端帯101の内周面104には、後述する車輪110a
の外周面111に形成された軌溝112に係合する軌条
105が等間隔に形成されている。前記軌条105と軌
溝112との噛み合いによって、直流モータによって駆
動輪である車輪100aに付与された回転動力が無端帯
101へ伝達される。駆動輪である車輪110a以外の
車輪110は、それぞれ回転自在に軸支されており、無
端帯101の回転に伴って、独自に回転することができ
る。
【0054】走行装置100に適用される取付装置12
0は、前述の走行装置20の取付装置120と同様の構
成であって、スキーなどの滑走装置60に走行装置10
0を固定するための締付部材51と、前記締付部材51
が嵌挿する嵌挿口52が形成された取付装置本体121
とを有する。さらに取付装置本体121には、車輪11
0aの回転に伴って転動する無端帯101が挿通する挿
通空間122が形成されている。
【0055】本実施の形態における車輪110が履帯で
ある無端帯101によって相互に連結されており、無端
帯101が車輪110aの回転に伴って転動するので、
たとえば雪上、湿地帯等の柔らかい地面であって、通常
の車輪ではまり込んで走行できない地面であっても走行
することができる。
【0056】以上のとおり、本発明の動力駆動スキー、
動力駆動スキー用ストックおよび動力駆動スキー用走行
装置を用いることによって、傾斜面を高地から低地に向
かって走行する場合には重力を利用して傾斜面を滑降す
る場合に比べ高速で走行することができ、平坦な場所に
おいても走行することができ、また傾斜面を低地から高
地に向かって走行することができる。すなわち、スキー
場等において、従来は、リフト、ゴンドラ等を利用して
高地に移動し、その後滑降を行うが、本発明の動力駆動
スキー、動力駆動スキー用ストックおよび動力駆動スキ
ー用走行装置を用いることによって、リフト、ゴンドラ
等の特別の設備を用いることなく高地に移動することが
でき、高地に移動後、滑降を行うことができる。さらに
雪上、湿地帯等の柔らかい地面であって、通常の車輪で
はまり込んで走行できない地面であっても走行すること
ができる。なお本明細書において、高地とは傾斜面の高
度の高い位置であり低地とは傾斜面の高度の低い位置で
ある。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、走行手段
は1個または2個以上の車輪と前記車輪のうち少なくと
も1個の車輪を駆動する駆動手段とを有し、滑走手段は
前記走行手段が着脱自在に取り付けられ、操作手段は前
記駆動手段を遠隔操作することができるので、傾斜面を
高所から低所に向かって走行する場合には重力を利用し
て傾斜面を滑降する場合に比べ高速で走行することがで
き、平坦な場所においても走行することができ、さらに
傾斜面を低所から高所に向かって走行することができ
る。また走行手段を取り外すことによって、従来のスキ
ーと同様に重力を利用して傾斜面を高所から低所に向か
って滑降することができる。したがって本発明の動力駆
動スキーを用いれば、長時間および長距離の走行が可能
である。
【0058】また本発明によれば、1個または2個以上
の車輪が無端帯によって連結された履帯であるので、平
滑な陸上だけでなく、雪上および段差を有する陸上を走
行することができる。したがって、雪上、湿地帯等の柔
らかい地面であって、通常の車輪ではまり込んで走行で
きない地面であっても走行することができ、どこでも走
行することができる。
【0059】さらに本発明によれば、操作手段は駆動手
段を無線で遠隔操作することができるので、操作手段を
駆動手段から離れた位置に設けることができる。したが
って、走行中において危険のない位置に操作手段を配置
することができ、安全な走行が可能である。
【0060】さらにまた本発明によれば、動力駆動スキ
ー用ストックの先端に車輪が設けられているので、動力
駆動スキーの走行中に地面に動力駆動スキー用ストック
の先端を接触させながら、走行することができる。した
がって、安全な走行が可能である。
【0061】さらにまた本発明によれば、動力駆動スキ
ー用走行装置は、1個または2個以上の車輪と前記車輪
のうち少なくとも1個の車輪を駆動する駆動手段と、動
力駆動スキー用走行装置を滑走手段に着脱自在に取り付
けることができる取付装置と、前記駆動手段を遠隔操作
することができる操作手段とを含むので、通常のスキー
板である滑走手段に容易に取り付けることができ、動力
駆動によって走行することができる。したがって。たと
えば、傾斜面を低所から高所に向かって走行する場合に
は、本発明の動力駆動スキー用走行装置を通常のスキー
板に取り付けて走行し、傾斜面を高所から低所に向かっ
て滑降する場合には、本発明の動力駆動スキー用走行装
置を通常のスキー板から取り外して滑降することができ
る。すなわち状況に合わせた走行が可能であって、どこ
でも容易に走行することができる。
【0062】さらにまた本発明によれば、走行手段は1
個または2個以上の車輪と前記車輪のうち少なくとも1
個の車輪を駆動する駆動手段とを有し、滑走手段は前記
走行手段が着脱自在に取り付けられ、操作手段は前記駆
動手段を遠隔操作することができるので、傾斜面を高所
から低所に向かって走行する場合には重力を利用して傾
斜面を滑降する場合に比べ高速で走行することができ、
平坦な場所においても走行することができ、さらに傾斜
面を低所から高所に向かって走行することができる。ま
た走行手段を取り外すことによって、従来のスキーと同
様に重力を利用して傾斜面を高所から低所に向かって滑
降することができる。さらに、駆動手段は、車輪に回転
動力を与える直流モータと、操作手段から伝えられる速
度制御信号を受信する受信装置と、受信装置から伝えら
れる速度制御信号に基づいて直流モータの回転数を制御
する速度制御装置とを含み、操作手段は、受信装置に速
度制御信号を伝える送信装置と、所望の速度制御信号を
送信装置に送信させることができる操作スイッチとを含
むので、操作スイッチを操作することによって、所望の
速度に対応する速度制御信号が送信装置から送信され、
受信装置を経由して速度制御装置に伝えられ、直流モー
タの回転数が制御され、この回転数に応じた回転動力が
車輪に伝えられることによって、動力駆動スキーを用い
て所望の速度で走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である動力駆動スキー1
0の簡略した側面図である。
【図2】動力駆動スキー10の簡略した底面図である。
【図3】動力駆動スキー10の走行手段である走行装置
20の簡略した斜視図である。
【図4】走行装置20を動力駆動スキー10の滑走手段
である滑走装置60に取り付けた状態を示す簡略した側
面図である。
【図5】動力駆動スキー用ストック90の簡略した斜視
図である。
【図6】操作装置80を動力駆動スキー用ストック90
のグリップ91部分に設けた状態を示す簡略した斜視図
である。
【図7】操作手段である操作装置80および走行手段で
ある走行装置20の概略的な電気的構成を示すブロック
図である。
【図8】動力駆動スキー10の駆動装置40および操作
装置80の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施の形態の走行装置100の簡
略した斜視図である。
【符号の説明】
10 動力駆動スキー 20,100 走行装置 30,110 車輪 40 駆動装置 42 直流モータ 43 受信装置 44 速度制御装置 45 電源装置 50,120 取付装置 60 滑走装置 80 操作装置 81 送信装置 82 操作スイッチ 83 処理回路 84 電源装置 90 動力駆動スキー用ストック 93 車輪 101 無端帯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または2個以上の車輪と前記車輪の
    うち少なくとも1個の車輪を駆動する駆動手段とを有す
    る走行手段と、前記走行手段が着脱自在に取り付けられ
    る滑走手段と、前記駆動手段を遠隔操作することができ
    る操作手段とを含むことを特徴とする動力駆動スキー。
  2. 【請求項2】 1個または2個以上の車輪が無端帯によ
    って連結された履帯であることを特徴とする請求項1記
    載の動力駆動スキー。
  3. 【請求項3】 操作手段は駆動手段を無線で遠隔操作す
    ることができるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の動力駆動スキー。
  4. 【請求項4】 動力駆動スキーの走行時に使用される動
    力駆動スキー用ストックであって、先端に車輪が設けら
    れていることを特徴とする動力駆動スキー用ストック。
  5. 【請求項5】 動力駆動スキーの走行時に使用される動
    力駆動スキー用走行装置であって、 1個または2個以上の車輪と、 前記車輪のうち少なくとも1個の車輪を駆動する駆動手
    段と、 動力駆動スキー用走行装置を滑走手段に着脱自在に取り
    付けることができる取付装置と、 前記駆動手段を遠隔操作することができる操作手段とを
    含むことを特徴とする動力駆動スキー用走行装置。
  6. 【請求項6】 1個または2個以上の車輪と前記車輪の
    うち少なくとも1個の車輪を駆動する駆動手段とを有す
    る走行手段と、前記走行手段が着脱自在に取り付けられ
    る滑走手段と、前記駆動手段を操作することができる操
    作手段とを含む動力駆動スキーであって、 前記駆動手段は、前記車輪に回転動力を与える直流モー
    タと、前記操作手段から伝えられる速度制御信号を受信
    する受信装置と、前記受信装置から伝えられる速度制御
    信号に基づいて前記直流モータの回転数を制御する速度
    制御装置とを含み、 前記操作手段は、前記受信装置に速度制御信号を伝える
    送信装置と、所望の速度制御信号を前記送信装置に送信
    させることができる操作スイッチとを含むことを特徴と
    する動力駆動スキー。
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