JP2000126351A - ピッチング用の打球直撃防御装置 - Google Patents

ピッチング用の打球直撃防御装置

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JP2000126351A
JP2000126351A JP10319779A JP31977998A JP2000126351A JP 2000126351 A JP2000126351 A JP 2000126351A JP 10319779 A JP10319779 A JP 10319779A JP 31977998 A JP31977998 A JP 31977998A JP 2000126351 A JP2000126351 A JP 2000126351A
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JP
Japan
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pitching
window
ball
hit
pitcher
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JP10319779A
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English (en)
Inventor
Osamu Ohira
修 大平
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TCS KK
Original Assignee
TCS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野球のバッティング練習のピッチャーを、打
球の直撃から守れて、安心して投球できるようにするこ
とにある。 【解決手段】 ピッチャーが投球する場所のやや前方に
打球を受け止める打球直撃防御フェンス2を立設し、ピ
ッチャーの投球するボールが通過するように投球窓4を
上記打球直撃防御フェンス2に開閉自在に配設して、投
球するボールが投球窓4を通過した直後に投球窓4を閉
じるように形成して安心してピッチングできるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポーツ分野における
野球のピッチング用の打球直撃防御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野球のバッティング技術を高めるため
に、バッティングセンターなどが開設され、愛好者や野
球選手等がピッチングマシンから自動的に投球されるボ
ールを打撃してバッティング練習をしている。
【0003】しかし、上記したピッチングマシンでは、
ボールが常に一定のタイミングで、かつ一定の位置から
投球されるため、バッティングのタイミングは把握しや
すいが、実際の試合でのピッチングとはタイミング等が
異なるものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、プロ野球選
手、社会人野球選手、学生野球選手等では、バッティン
グピッチャー等によってバッティング練習を行っている
が、バッターの打った打球がバッティングピッチャーに
直撃して怪我をすることがあった。
【0005】そのため、バッティングピッチャー用に、
安全にピッチングが行えて、バッティング練習ができる
装置が要望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、野球
のバッティング練習のためのピッチャーが投球するとき
に、打球がピッチャーに直撃するのを防止するピッチン
グ用の打球直撃防御装置であって、ピッチャーが投球す
る場所のやや前方に打球を受け止める打球直撃防御フェ
ンスを立設し、ピッチャーの投球するボールが通過する
投球窓を上記打球直撃防御フェンスに開閉自在に配設し
て、投球するボールが投球窓を通過した直後に投球窓を
閉じるように形成したことを特徴とするピッチング用の
打球直撃防御装置を提供するにある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のピッチング用の打球直撃
防御装置は、野球のバッティング練習のためのピッチャ
ーが投球するときに、打球がピッチャーに直撃するのを
防止するピッチング用の打球直撃防御装置であって、ピ
ッチャーが投球する場所のやや前方に打球を受け止める
打球直撃防御フェンスを立設し、ピッチャーの投球する
ボールが通過する投球窓を上記打球直撃防御フェンスに
開閉自在に配設して、投球するボールが投球窓を通過し
た直後に投球窓を閉じるように形成したことを特徴とし
ている。
【0008】ピッチング用の打球直撃防御装置1は、図
1、図2のようにピッチャーの身長の1800mm以上
の高さの所定幅のネット2を張った打球直撃防御フェン
ス3を立設するようにして、バッティング練習による打
球がピッチャーに直撃するのを防止するものである。
【0009】そして、上記打球直撃防御フェンス3の上
部に、ピッチャーの投球するボールが通過する投球窓4
を開閉可能に配設している。
【0010】投球窓4は図1、図2のように、たとえば
右ピッチャー用に打球直撃防御フェンス2の右上部に矩
形状の開口部5を設け、ネット6を張った投球窓4の内
側を枢着具7で挾着状態として開口部5に開閉自在に配
設している。
【0011】上記投球窓4の下部には、図1、図2のよ
うに係合板8を固着していて、この係合板8に所要径の
係合孔9を開孔し、開口部5の下方部に図1、図2のよ
うに突出棒10をコイルばねのスプリング11を介して
上方の突き出し可能に装着して、投球窓4を水平方向に
ほぼ90度回転して開けたときに上記係合板8の係合孔
9に突出棒10の先端のストッパー12を挿入して、開
口部5を開いた状態に保持できるようにしている。
【0012】そして、投球窓4の枢着部には、図1のよ
うに捻じりばねのスプリング13を装着して、上記のよ
うに開けた投球窓4の係合孔9から突出棒10のストッ
パー12を引いてはずしたときに、投球窓4で瞬時的に
投球直撃防御フェンス2の開口部5に閉じるようにして
いる。
【0013】上記突出棒8のストッパー12の下降操作
としては、図1のようにリンク機構14を介してその下
部の足踏みの操作レバー15を足で押えることに行うよ
うにしたり、フレキシブルシャフト等を接続して手で操
作したり、電磁弁(図示せず)を配設して押しボタン等
の電気的操作で電磁弁を作動して行うようにするなど、
適宜な手段が採用できる。
【0014】なお、投球窓4の開閉には、一般に使われ
ているドアーチェックを使用したりすることもできる。
【0015】また、上記では投球窓をストッパーとスプ
リングを介して水平方向に開閉するようにしたが、投球
窓を上方に摺動ガイド等を介して上昇してストッパーで
係止して開口部を開状態とし、上記と同じようにしてス
トッパーを操作して投球窓を重力で落下して開口部を閉
じるようにしたり、カメラのシャッターのようにして閉
じるようにすることもできる。
【0016】さらに、上記ストッパーの操作は、ピッチ
ャーの投球動作の際に手動を介して行うようにできる
が、ピッチャーのボールが開口部を通過するのをレーザ
ー光センサーや超音波センサー、赤外線センサー等のセ
ンサーで検出して、ストッパーを電磁弁や空圧シリンダ
ー等で自動的に操作制御するなど、本発明の趣旨の範囲
にもとづいて適宜に実施できるものである。
【0017】なお、打球直撃防御フェンスとしては、上
記のように平面状に立設する他、コ字状、円弧状、その
他必要に応じて適宜の形態が実施でき、また左ピッチャ
ー用として投球窓を左側に設けたり、左右両方に設けて
左右の投球のピッチャーのいずれでも使用するようにも
できる。
【0018】
【実施例】図1、図2は、本発明の一実施例である。打
球直撃防御フェンス2は、高さ1.8m、幅1.5m
で、その右上部のコーナー部にほぼ400mm×600
mmの開口部5を開口し、ボールの直径以下の間隔のネ
ット6を設けた投球窓4の左側部を蝶着して上記のよう
にスプリング11、ストッパー12等でコードや電源が
不要なメカニカル的に開閉自在に形成した。
【0019】そして、野球場のピッチャーマウンドのや
や前方に立設してバッティング練習に試用した。ピッチ
ャーが投球窓4を開いて投球し、足で操作レバー15を
踏みストッパー12をはずして投球窓4を閉じた。
【0020】その結果、ピッチャーは、安全にかつ安心
してピッチングすることができ、バッターの打球がピッ
チャー側に向かって打ち返されても打球直撃防御フェン
スに当たって、ピッチャーに直撃するのを確実に防止で
き、打球が直撃する恐怖感からピッチャーは開放され
た。
【0021】なお、投球窓が閉じる際に騒音が発生する
ので、ゴム等の防音材を装着して使用するのが好まし
い。
【0022】また、開口部に通過するボールを検出する
センサーで検出して投球窓を開閉装置で自動的に開閉す
るのが、ピッチャーに負担を与えなくできて好ましい。
これらの電源は電池とするのがコードが不要で好まし
く、必要により太陽電池とすることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、バッテ
ィング練習に対してピッチャーは打球直撃防御フェンス
があるので安心してピッチングすることができるととも
に、打球直撃防御フェンスがピッチャーの前に立設して
いても、投球窓を開けて投球することができる。
【0024】そして、 ピッチャーの投球するボールが
通過する投球窓を上記打球直撃防御フェンスに開閉自在
に配設するとともに、投球するボールが投球窓を通過し
た直後に投球窓を閉じるように形成したので、打球が投
球窓の開口部に向かって飛んできても、投球窓が投球後
に閉まっているため、打球がピッチャーに直撃するのを
確実に防止できる。
【0025】また、投球窓をスプリングに抗して開状態
に打球直撃防御フェンスにストッパーを介して係止して
おき、投球後にストッパーをリンク機構等で操作して投
球窓を閉じるように形成することによって、投球窓を開
閉するのに簡単にリンク機構等を介して行える。
【0026】さらに、投球窓を重力に抗して開状態に打
球直撃防御フェンスにストッパーを介して係止してお
き、投球後にストッパーをリンク機構等で操作して投球
窓を閉じるように形成することによって、投球窓をスプ
リングで閉じなくても重力で落下させて閉じることがで
きる。
【0027】またさらに、ピッチャーの投球するボール
が投球窓を通過するのを検出するセンサーを配設し、こ
のセンサーを介してストッパーを操作駆動して投球窓を
閉じるように形成することによって、ピッチャーが開口
部を介して投球すれば、自動的に投球窓が閉じ、ピッチ
ャーは投球に専念できて安心してバッティングピッチャ
ーを務めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部省略した背面図、
【図2】同上の投球窓の一部省略した平面図。
【符号の説明】
1…ピッチング用の打球直撃防御装置 3…投
球直撃防御フェンス 4…投球窓 5…開口部 11…スプリング
12…ストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野球のバッティング練習のためのピッチ
    ャーが投球するときに、打球がピッチャーに直撃するの
    を防止するピッチング用の打球直撃防御装置であって、 ピッチャーが投球する場所のやや前方に打球を受け止め
    る打球直撃防御フェンスを立設し、 ピッチャーの投球するボールが通過するように投球窓を
    上記打球直撃防御フェンスに開閉自在に配設して、投球
    するボールが投球窓を通過した直後に投球窓を閉じるよ
    うに形成したことを特徴とするピッチング用の打球直撃
    防御装置。
  2. 【請求項2】 投球前に打球直撃防御フェンスの打球窓
    をストッパーを介して開状態に係止しておいて、投球後
    に上記ストッパーをはずして投球窓を閉じるように形成
    した請求項1に記載のピッチング用の打球直撃防御装
    置。
  3. 【請求項3】 投球窓をスプリングに抗して開状態に打
    球直撃防御フェンスにストッパーを介して係止してお
    き、投球後にストッパーをリンク機構等で操作して投球
    窓を閉じるように形成した請求項1または2に記載のピ
    ッチング用の打球直撃防御装置。
  4. 【請求項4】 投球窓を重力に抗して開状態に打球直撃
    防御フェンスにストッパーを介して係止しておき、投球
    後にストッパーをリンク機構等で操作して投球窓を閉じ
    るように形成した請求項1または2に記載のピッチング
    用の打球直撃防御装置。
  5. 【請求項5】 ピッチャーの投球するボールが投球窓を
    通過するのを検出するセンサーを配設し、このセンサー
    を介してストッパーを操作駆動して投球窓を閉じるよう
    に形成した請求項1ないし4のいずれかに記載のピッチ
    ング用の打球直撃防御装置。
JP10319779A 1998-10-22 1998-10-22 ピッチング用の打球直撃防御装置 Pending JP2000126351A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101244465B1 (ko) * 2011-09-27 2013-03-18 유연덕 야구공 투구와 타격용 장치
KR20160125066A (ko) * 2015-04-21 2016-10-31 유연덕 야구 투구 및 타격 연습 장치
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KR101822397B1 (ko) 2015-12-29 2018-01-29 (주)클라우드게이트 스크린 장치

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