JP2000124892A - セキュアメーリングリスト配信方法および装置 - Google Patents

セキュアメーリングリスト配信方法および装置

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JP2000124892A
JP2000124892A JP29476598A JP29476598A JP2000124892A JP 2000124892 A JP2000124892 A JP 2000124892A JP 29476598 A JP29476598 A JP 29476598A JP 29476598 A JP29476598 A JP 29476598A JP 2000124892 A JP2000124892 A JP 2000124892A
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Hideji Zaitsu
秀司 財津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メール送信者は、メールサーバの公開鍵さえ
入手すれば、メール受信者の数に無関係にメーリングリ
スト一覧表の運用を容易に行えるセキュアメーリングリ
スト配信装置を提供すること。 【解決手段】 メールサーバ10で管理されるメーリン
グリスト一覧表11にユーザ1〜3を登録し、ユーザ1
がメーリングリスト一覧表11に暗号化メールを発信す
ると、鍵変換デーモン12がユーザ1のメールアドレス
と公開鍵を検索して取得する。また、ユーザ1からのメ
ーリングリスト一覧表宛ての暗号化メールをメールサー
バ10の秘密鍵で共通鍵を解読し、共通鍵をユーザ2の
公開鍵で再度暗号化してユーザ2に暗号化メールを送信
し、ユーザ2は暗号化メールを自己の秘密鍵を用いて複
号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メーリングリス
ト一覧表を管理しているメールサーバが、メーリングリ
スト一覧表宛に送られてきた暗号化メールに対して、メ
ーリングリスト一覧表の登録者のメールアドレスと公開
鍵を検索し、暗号化メールの鍵のかけかえを行うことに
より、メールを発信する人がメーリングリスト一覧表に
所属する人の公開鍵を取得していなくても、現実的にメ
ーリングリスト一覧表の運用を可能にしたセキュアメー
リングリスト配信方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理技術と通信技術の高速な進展に
伴い、通信網を利用して種々の情報を高速かつ安価に送
受信することが可能になってきている。このような通信
網を利用して、秘密情報の伝送を行うことも重要な課題
になっており、秘密情報の伝送量も漸増する状況下にあ
る。
【0003】そこで、たとえば、特開平06−1525
92号公報には、送信側は平文をデータ鍵で暗号化し、
そのデータ鍵と受信者を特定する宛先情報とシステムで
共通のマスタ鍵とに基づいて暗号分鍵を生成し、宛先情
報と暗号文鍵とに基づいて暗号文鍵を生成し、宛先情報
と暗号文鍵と暗号文とからなる通信文を通信欄に送出す
る。受信側では、通信網から通信文を受信し、受信した
通信文に含まれる宛先情報と暗号文鍵とからマスタ鍵を
用いてデータ鍵を生成し、そのデータ鍵を暗号文を復号
して平文を生成することが開示されている。
【0004】また、電子メールの送信者と受信者以外の
第3者が暗号化電子メールに関する情報管理を行う電子
メール暗号化装置が、特開平09−46330号公報に
開示されている。この公報の場合は、所定の暗号鍵を用
いて、共通鍵暗号方式により暗号化した電子メールの本
文に、この電子メールの送信者と受信者用のそれぞれの
公開鍵を用いて、公開鍵暗号方式により暗号化した所定
の暗号鍵を付加して暗号化電子メールを構築する電子メ
ール暗号化装置において、予め定められた電子メール受
信者と送信者以外の第3者の公開鍵を用いて所定の暗号
化鍵を暗号化し、第3者の公開鍵により暗号化した所定
の暗号鍵を電子メールに付加することが開示されてい
る。
【0005】上位概念では、このような電子メールの暗
号化装置の技術思想の範疇に属する従来の暗号化メール
システムの場合には、電子メール送信者から電子メール
受信者に暗号化メールの送信を行う場合には、1対1で
行われている。1人の電子メール送信者から複数(n
人)の電子メール受信者に暗号化メールの送信を行う場
合には、1対1×n回暗号化メールを電子メール送信者
から電子メール受信者に発行しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな暗号化メールシステムの場合には、暗号化メールを
発行する側が複数の人の公開鍵を知る必要があり、通常
の暗号化メールシステムで使用されるメーリングリスト
方式を使用することができない。さらに、近時メーリン
グリスト一覧表への登録者が増え、しかも、メール自体
も付加価値のつく内容のものが含まれているために、暗
号化メールを使用するようになってきている。
【0007】しかるに、現状では、暗号化メールの場
合、クライアント側で100人なら100人のそれぞれ
の公開鍵を入手して、その公開鍵からそれぞれの人に対
して暗号化メールを送るようになっている。したがっ
て、このような暗号化メールの場合では、現実的な運用
ができず、また、公開鍵も変更された場合などを勘案す
ると、より非現実的になり、このような課題を解決する
方策が望まれていた。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、メールを発信する人がメーリング
リスト一覧表に所属している人の公開鍵を取得していな
くても、メーリングリスト一覧表を管理するサーバの公
開鍵さえ入手すれば、メール受信者の数に関係なくメー
リングリスト一覧表の運用を容易に行うことができると
ともに、メーリングリスト一覧表に所属している人を意
識することなく、暗号化メールを利用することができる
セキュアメーリングリスト配信方法を提供することを目
的とする。
【0009】また、この発明は、簡単な構成で、メール
を発信する人がメーリングリスト一覧表に所属している
人の公開鍵を取得していなくても、メーリングリスト一
覧表を管理するサーバの公開鍵さえ入手すれば、メール
受信者の数に関係なくメーリングリスト一覧表の運用を
容易に行うことができ、かつメーリングリスト一覧表に
所属している人を意識することなく、暗号化メールを利
用することができるセキュアメーリングリスト配信装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のセキュアメーリングリスト配信方法は、
メール本文を使用してメール送信者の電子署名を作成し
て上記メール本文と電子署名をまとめて共通鍵を使用す
ることにより暗号文を作成するとともに、この共通鍵を
メール受信者の公開鍵で暗号化する第1ステップと、上
記メール送信者より上記メール受信者に送信された上記
暗号化された共通鍵をメール受信者の秘密鍵で復号化す
るとともに、上記暗号化されたメール本文を復号化され
た共通鍵により復号化する第2ステップと、上記送信さ
れた電子署名を上記メール送信者の公開鍵を用いて復号
化するとともに、上記メール本文からメッセージダイジ
ェストを作成する第3ステップと、メーリングリスト一
覧表に登録されているユーザのメールアドレスを鍵変換
デーモンによりメーリングリスト一覧表から取得し、そ
の取得したメールアドレスから公開鍵を取得して、この
メールアドレスと公開鍵を使用して共通鍵を暗号化する
第4ステップとを備えることを特徴とする。
【0011】この発明のセキュアメーリングリスト配信
方法によれば、第1ステップでは、メール送信者側にお
いてメール送信者の電子署名はメール本文を使用して作
成する。この電子署名とメール本文とから共通鍵を使用
することにより暗号文を作成する。この共通鍵はメール
受信者の公開鍵で復号化する。
【0012】次に、第2ステップでは、メール受信者側
において、暗号化メール文と暗号化された共通鍵のう
ち、メール本文の暗号化に使用された共通鍵をメール受
信者の秘密鍵で復号化するとともに、上記暗号化したメ
ール本文を復号化した共通鍵を用いて復号化する。
【0013】次に、第3ステップでは、受信者に送信さ
れた電子署名をメール送信者の公開鍵を用いて複合化
し、メール本文からメッセージダイジェストを作成す
る。
【0014】第4ステップでは、鍵変換デーモンにより
メーリングリスト一覧表に登録されているユーザのメー
ルアドレスからメールアドレスを取得する。この取得し
たメールアドレスから公開鍵を取得する。これらの取得
したメールアドレスと公開鍵を使用して、共通鍵を暗号
化する。
【0015】したがって、この発明のセキュアメーリン
グリスト配信方法では、メールを発信する人がメーリン
グリスト一覧表に所属している人の公開鍵を取得してい
なくても、メーリングリスト一覧表を管理するサーバの
公開鍵さえ入手すれば、メール受信者の数に関係なくメ
ーリングリスト一覧表の運用を容易に行うことができ、
かつメーリングリスト一覧表に所属している人を意識す
ることなく、暗号化メールを利用することができる。
【0016】また、この発明のセキュアメーリングリス
ト配信装置は、複数のユーザを登録したメーリングリス
ト一覧表を管理するメールサーバと、上記メールサーバ
に存在する公開鍵管理サーバと、上記メーリングリスト
一覧表に登録される上記複数のユーザのうちの所定のユ
ーザがメール送信者となって上記メーリングリスト一覧
表宛に登録する暗号化メールの発信時に上記メーリング
リスト一覧表に登録されている上記ユーザのメールアド
レスと公開鍵を検索して、メールアドレスと公開鍵を取
得するとともに、上記メールサーバの秘密鍵で一時的に
共通鍵で再度暗号化して上記複数のユーザが暗号化メー
ルを復号化するために上記複数のユーザに暗号化メール
を送信する鍵変換デーモンとを備えることを特徴とす
る。
【0017】この発明のセキュアメーリングリスト配信
装置によれば、メールサーバにより管理されているメー
リングリスト一覧表に複数のユーザを登録しておき、こ
の登録されているユーザのうちの所定のユーザがメール
送信者となってメーリングリスト一覧表に対して暗号化
メールを発信する。鍵変換デーモンは、メーリングリス
ト一覧表に登録されているユーザのメールアドレスと公
開鍵を検査することにより、該当するユーザのメールア
ドレスと公開鍵とを取得する。
【0018】また、メール送信者からのメーリングリス
ト一覧表宛ての暗号化メールをメールサーバの秘密鍵で
一時的に共通鍵を解読する。この共通鍵をメーリングリ
スト一覧表に登録されているユーザの公開鍵で再度暗号
化して、これらのユーザに暗号化メールを送信する。こ
の暗号化メールが送信されたユーザは、自己の秘密鍵を
用いて復号化する。
【0019】したがって、この発明のセキュアメーリン
グリスト配信装置では、簡単な構成で、メールを発信す
る人がメーリングリスト一覧表に所属している人の公開
鍵を取得していなくても、メーリングリスト一覧表を管
理するメールサーバの公開鍵さえ入手すれば、メール受
信者の数に関係なくメーリングリスト一覧表の運用を容
易に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明によるセキュアメ
ーリングリスト配信方法および装置の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図1は、この発明によるセ
キュアメーリングリスト配信装置の第1実施の形態の構
成を示すブロック図である。この図1において、点線で
囲まれたメールサーバ10(メーリングリスト一覧表管
理サーバ)の部分がこの発明の特徴をなす構成部分であ
る。
【0021】ユーザ1がメールサーバ10で管理される
メーリングリスト一覧表11を使用し、メーリングリス
ト一覧表11には、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ3……
が登録されており、ユーザ1がメール送信者、すなわ
ち、暗号化メールの発行者となって、メーリングリスト
一覧表11に対して暗号化メールを発信する場合を例示
している。鍵変換デーモン12は、メールサーバ10の
中に存在する。鍵変換デーモン12では、メーリングリ
スト一覧表11に属するユーザ2、ユーザ3……のメー
ルアドレスと公開鍵を検索し、必要に応じて公開鍵管理
サーバ13に問い合わせを行い、メールアドレスと公開
鍵を取得する。
【0022】また、メーリングリスト一覧表11宛の暗
号化メールをメールサーバ10の秘密鍵で一時的に共通
鍵を解き、ユーザ2、ユーザ3……の公開鍵で共通鍵を
再度暗号化して、ユーザ2、ユーザ3……に暗号化メー
ルを送り出す。ユーザ2、ユーザ3……は、暗号化メー
ルをそれぞれの秘密鍵を用いて復号化する。
【0023】次に、この発明によるセキュアメーリング
リスト配信装置の第1実施の形態の動作について、図2
ないし図6のフローチャートに沿って説明する。この動
作の説明に際して、この発明によるセキュアメーリング
リスト配信方法の第1実施の形態の説明を兼ねることに
する。
【0024】まず、暗号化メールの処理フローについて
説明する。図2におけるフローチャートのステップS1
ではメール本文14(平文)を使ってメール送信者(図
1では、ユーザ1)の電子署名15を作成する。電子署
名15の作成方法は、図3の電子署名の作成手順を示す
フローチャートに沿って説明する。
【0025】この図3において、メール本文14をステ
ップS2でハッシュ関数を使ってメッセージダイジェス
ト16を作成する。次いで、メッセージダイジェスト1
6をステップS3でメール送信者の秘密鍵17を用いて
暗号化を行うことにより、上記電子署名15が作成され
る。
【0026】ここで、再度図2のフローチャートの処理
手順の説明に戻す。この図2において、ステップS4で
メール本文14と電子署名15とをまとめて暗号文18
を作成する。図4は、メール本文14の暗号文18の作
成処理手順を示すフローチャートである。この図4に示
すように、暗号文18の作成に際して、ステップS5で
メール本文14の暗号化には、共通鍵19が使われる。
【0027】次いで、このメール本文14の暗号化に使
った共通鍵19を図2に示すように、ステップS6で暗
号化して、暗号文20を作成する。この共通鍵19の暗
号化に際しては、図5のフローチャートに示すように、
共通鍵19の暗号化は、ステップS7でメール受信者の
公開鍵21で暗号化して、復号化された共通鍵22を作
成する。このようにして作成された暗号文20と復号化
された共通鍵22はメール受信者(たとえば、メールユ
ーザ2)に送信される。
【0028】以上までの処理は、メール送信者側の処理
であるが、次に、メール受信者側(ユーザ2側)の処理
について説明する。このメール受信者側の処理におい
て、メール送信者側からメール受信者側に送信されてき
た暗号化メール文、すなわち上記暗号文20と、復号化
された共通鍵22のうち、復号化された共通鍵22は図
2のステップS8において、メール受信者の秘密鍵(図
示せず)で復号化する。
【0029】次に、図2に示すステップS9において、
暗号文20を上記ステップS8の処理で復号化した共通
鍵19を用いて、復号化してメール本文23(平文)
と、電子署名24を得る。次に、図2に示すステップS
10において、電子署名24をメール送信者の公開鍵を
用いて、図6のフローチャートに示すステップS11で
メッセージダイジェスト25を複合化する。また、同時
にメール本文23は図6のフローチャートに示すステッ
プS12でハッシュ関数を使用してメッセージダイジェ
スト26を作成する。
【0030】ここで、二つのメッセージダイジェスト2
5と26が同じであれば、データの改竄がないことが保
証される。この発明においては、上記の処理を踏まえて
メーリングリスト一覧表11の処理を追加している。図
2のステップS8までの処理で得られた情報はステップ
S13で鍵変換デーモン12に転送される。
【0031】この鍵変換デーモン12は、図2のステッ
プS14でメーリングリスト一覧表11に所属している
メンバ、すなわち、ユーザ2、ユーザ3……のメールア
ドレスをこのメーリングリスト一覧表11から取得し
て、上記ステップS6の処理に戻る。続いて、ステップ
S15において、上記ステップS14での処理で取得し
たメールアドレスから公開鍵情報管理サーバ13などか
ら公開鍵を取得する。
【0032】上記ステップS14で得たメールアドレス
とステップS15で得られた公開鍵を使って、上記ステ
ップS6の処理を行う。以降、上記のステップS8,ス
テップS9,ステップS10の処理を行う。この第1実
施の形態では、共通鍵の部分の鍵のかけ直ししか行って
いないため、従来通りの電子署名などの機能は、そのま
ま効力を失うことなく使うことができる。
【0033】このように、セキュアメーリングリスト配
信および装置による各第1実施の形態では、メーリング
リスト一覧表11の管理しているメールサーバ10がメ
ーリングリスト一覧表11宛てに送られてきた暗号化メ
ールに対してメーリングリストの登録者のメールアドレ
スと公開鍵を検索し、暗号化メールの鍵をかけかえを行
うことにより、メールを発信する人がメーリングリスト
一覧表11に所属している人の公開鍵を取得していなく
ても、メーリングリスト一覧表11を管理するメールサ
ーバの公開鍵さえ入手すればよくなる。
【0034】また、通常のメールの場合と同様に、メー
リングリスト一覧表11に誰が入っているのかを意識す
る必要がなくなり、メーリングリスト一覧表11に他の
メーリングリストが入っている場合なども同様に暗号化
メールを使用することができる。
【0035】次に、この発明による第2実施の形態につ
いて説明する。メーリングリスト一覧表11に所属して
いる人の公開鍵を鍵変換デーモン12に一括検索させ、
メーリングリスト一覧表11に所属する人の公開鍵をま
とめて入手させたり、メーリングリスト一覧表に所属し
ている人全員の公開鍵をメールとともに添付して送り出
すといったことも可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明のセキュアメー
リングは配信方法によれば、メール送信者の電子署名を
メール本文を使用して作成し、電子署名とメール本文と
から共通鍵を使用して暗号文を作成し、その共通鍵を暗
号化し、その共通鍵の暗号化をメールメール受信者の公
開鍵で暗号化し、共通鍵をメール受信者の秘密鍵で復号
化し、暗号化したメール本文を復号化した共通鍵で復号
化し、受信者に送信された電子署名をメール送信者の公
開鍵を用いて複合化し、メール本文からメッセージダイ
ジェストを作成し、鍵変換デーモンによりメーリングリ
スト一覧表に登録されているユーザのメールアドレス一
覧表からメーリアドレスを取得し、取得したメールアド
レスから公開鍵を使用して、共通鍵を暗号化するように
したので、メールを発信する人がメーリングリスト一覧
表に所属している人の公開鍵を取得していなくても、メ
ーリングリスト一覧表を管理するサーバの公開鍵さえ入
手すれば、メール受信者の数に関係なくメーリングリス
ト一覧表の運用を容易に行うことができ、かつメーリン
グリスト一覧表に所属している人を意識することなく、
暗号化メールを利用することができる。
【0037】また、この発明のセキュアメーリングは配
信装置によれば、メールサーバにより管理されているメ
ーリングリスト一覧表に登録されているユーザのうちの
所定のユーザがメール送信者となってメーリングリスト
一覧表に対して暗号化メールを発信し、鍵変換デーモン
は、メーリングリスト一覧表に登録されているユーザの
メールアドレスと公開鍵を検査することにより、該当す
るユーザのメールアドレスと公開鍵とを取得し、メール
送信者からのメーリングリスト一覧表宛ての暗号化メー
ルをサーバの秘密鍵で一時的に共通鍵を解読し、この共
通鍵をメーリングリスト一覧表に登録されているユーザ
の公開鍵で再度暗号化して、これらのユーザに暗号化メ
ールを送信し、送信されたユーザは、自己の秘密鍵を用
いて復号化するようにしたので、簡単な構成で、メール
を発信する人がメーリングリスト一覧表に所属している
人の公開鍵を取得していなくても、メーリングリスト一
覧表を管理するサーバの公開鍵さえ入手すれば、メール
受信者の数に関係なくメーリングリスト一覧表の運用を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
装置の第1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
方法および装置の第1実施の形態の全体的動作の流れを
説明するためのフローチャートである。
【図3】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
方法および装置の第1実施の形態によるメール本文から
メッセージダイジェストの暗号化と署名化の処理工程を
説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
方法および装置の第1実施の形態によるメール本文を共
通鍵を用いて暗号化する処理工程を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
方法および装置の第1実施の形態による共通鍵の暗号化
をメール受信者の公開鍵で暗号化する処理工程を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】この発明によるセキュアメーリングリスト配信
方法および装置の第1実施の形態により暗号メール文を
共通鍵による複合化と電子署名をメール送信者の公開鍵
でメッセージダイジェストを復号化する処理工程を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3……ユーザ、10……メールサーバ、11……メ
ーリングリスト一覧表、12……鍵変換デーモン、13
……公開鍵管理サーバ、14,23……メール本文、1
5,24……電子署名、16……メッセージダイジェス
ト、17……メール送信者の秘密鍵、18,20……暗
号文、19……共通鍵、21……メール受信者の公開
鍵、22……復号化された共通鍵、25,26……メッ
セージダイジェスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58 H04L 11/20 101B Fターム(参考) 5B089 GA11 GB03 JA31 JB01 KA13 KB00 KC15 KC57 KE07 KH30 LA01 LA11 5J104 EA19 JA21 LA05 NA02 NA12 PA08 5K030 GA11 GA15 HA06 LA07 LD19 LD20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール本文を使用してメール送信者の電
    子署名を作成して上記メール本文と電子署名をまとめて
    共通鍵を使用することにより暗号文を作成するととも
    に、この共通鍵をメール受信者の公開鍵で暗号化する第
    1ステップと、上記メール送信者より上記メール受信者
    に送信された上記暗号化された共通鍵をメール受信者の
    秘密鍵で復号化するとともに、上記暗号化されたメール
    本文を復号化された共通鍵により復号化する第2ステッ
    プと、 上記送信された電子署名を上記メール送信者の公開鍵を
    用いて復号化するとともに、上記メール本文からメッセ
    ージダイジェストを作成する第3ステップと、 メーリングリスト一覧表に登録されているユーザのメー
    ルアドレスを鍵変換デーモンによりメーリングリスト一
    覧表から取得し、その取得したメールアドレスから公開
    鍵を取得して、このメールアドレスと公開鍵を使用して
    共通鍵を暗号化する第4ステップと、 を備えることを特徴とするセキュアメーリングリスト配
    信方法。
  2. 【請求項2】 上記メール本文の暗号化は、共通鍵を使
    用することを特徴とする請求項1記載のセキュアメーリ
    ングリスト配信方法。
  3. 【請求項3】 上記メール送信者側から送信された上記
    メール受信者側における電子署名は、公開鍵を使用して
    メッセージダイジェストを復号化することを特徴とする
    請求項1または2記載のセキュアメーリングリスト配信
    方法。
  4. 【請求項4】 上記メール送信者側から送信された上記
    メール受信者側におけるメール本文は、ハッシュ関数を
    使用してメッセージダイジェストを作成することを特徴
    とする請求項1、2または3記載のセキュアメーリング
    リスト配信方法。
  5. 【請求項5】 上記鍵変換デーモンは、上記取得したメ
    ールアドレスから公開鍵情報管理サーバにより公開鍵を
    取得することを特徴とする請求項1乃至4に何れか1項
    記載のセキュアメーリングリスト配信方法。
  6. 【請求項6】 上記メール送信側における電子署名の作
    成は、ハッシュ関数を使用して上記メール本文からメッ
    セージダイジェストを作成することを特徴とする請求項
    1乃至5に何れか1項記載のセキュアメーリングリスト
    配信方法。
  7. 【請求項7】 上記メッセージダイジェストは、上記メ
    ール送信者の秘密鍵で暗号化を行うことを特徴とする請
    求項6記載のセキュアメーリングリスト配信方法。
  8. 【請求項8】 上記鍵変換デーモンは、上記メーリング
    リスト一覧表に所属している人の公開鍵を一括検索して
    上記メーリングリスト一覧表に所属している人の公開鍵
    をまとめて入手することを特徴とする請求項1乃至4に
    何れか1項記載のセキュアメーリングリスト配信方法。
  9. 【請求項9】 上記鍵変換デーモンは、上記メーリング
    リスト一覧表に所属している人全員の公開鍵をメールと
    ともに送信することを特徴とする請求項1乃至4に何れ
    か1項記載のセキュアメーリングリスト配信方法。
  10. 【請求項10】 複数のユーザを登録したメールリング
    リストを管理するメールサーバと、 上記メールサーバに存在する公開鍵管理サーバと、 上記メーリングリスト一覧表に登録される上記複数のユ
    ーザのうちの所定のユーザがメール送信者となって上記
    メーリングリスト一覧表宛に登録する暗号化メールの発
    信時に上記メーリングリスト一覧表に登録されている上
    記ユーザのメールアドレスと公開鍵を検索して、メール
    アドレスと公開鍵を取得するとともに、上記メールサー
    バの秘密鍵で一時的に共通鍵で再度暗号化して上記複数
    のユーザが暗号化メールを復号化するために上記複数の
    ユーザに暗号化メールを送信する鍵変換デーモンと、 を備えることを特徴とするセキュアメーリングリスト配
    信装置。
  11. 【請求項11】 上記鍵変換デーモンは、上記メーリン
    グリスト一覧表に登録されている上記ユーザのアドレス
    と公開鍵の検索を行って必要に応じて公開鍵管理に問い
    合わせて上記ユーザのアドレスと公開鍵を取得すること
    を特徴とする請求項10記載のセキュアメーリングリス
    ト配信装置。
JP29476598A 1998-10-16 1998-10-16 セキュアメーリングリスト配信方法および装置 Pending JP2000124892A (ja)

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