JP2000123195A - 3次元仮想空間におけるオブジェクト生成方法及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

3次元仮想空間におけるオブジェクト生成方法及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000123195A
JP2000123195A JP29177398A JP29177398A JP2000123195A JP 2000123195 A JP2000123195 A JP 2000123195A JP 29177398 A JP29177398 A JP 29177398A JP 29177398 A JP29177398 A JP 29177398A JP 2000123195 A JP2000123195 A JP 2000123195A
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Kiyotada Usami
潔忠 宇佐美
Takashi Kono
隆志 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、仮想空間内に表示される3次元C
Gによるオブジェクトを生成するに当たって、ユーザの
視点からの例えば距離によって、動的にオブジェクトを
効率よく生成することを目的としている。 【解決手段】 詳細にモデリングした基本オブジェクト
について、その一部を省略されたオブジェクトを表示さ
せる条件情報を格納したオブジェクト表示詳細レベルテ
ーブルを用意し、当該テーブルの内容を参照してオブジ
ェクトを表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの視点に応
じて、ユーザが眺めるシーンを描画更新することができ
る3次元仮想空間において、その仮想空間内に表示され
る3次元CGによるオブジェクトを生成する技術に関
し、特に、例えば、オブジェクトを眺めるユーザの視点
からの空間的な距離によってオブジェクトの表示詳細レ
ベルを変更する同一オブジェクト代替表示を行う際に、
動的にオブジェクトを生成し表示するために有効な3次
元仮想空間におけるオブジェクト生成方法およびそのプ
ログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のユーザがネットワークを介
して各々のアバタを参加させることができる3次元仮想
空間としては、例えば、Community Place (http://vs.s
ony.co.jp/) がある。このシステムにおいて、仮想空間
内に表示されるオブジェクトのうち、そのオブジェクト
を眺めるユーザの視点からの空間的な距離によってオブ
ジェクトの表示詳細レベルを変更するものがある。これ
は、LOD(Level of Detail)という技術を用いた同一
オブジェクト代替表示方法であり、3次元仮想空間描画
スピードを低下させないために有効な手法である。
【0003】3次元仮想空間描画スピードは、仮想空間
のシーンを構成するオブジェクト数、つまり、オブジェ
クトを構成するポリゴン数に直接比例する。そのため、
どのようなシーンにおいてもある程度の描画スピードを
保つためには、ユーザの視点から空間的に十分遠く離れ
た、その詳細を描画する必要のないオブジェクトをいか
に省略するかが問題となる。
【0004】LODでは、ユーザの視点からの空間的な
距離によって、あらかじめ用意した複数の詳細レベルか
ら構成されるオブジェクト群を自動的に切り替えること
により、描画スピードの低下を防止している。
【0005】また、3次元CGによるオブジェクトを構
成するポリゴン数を最小限に削減し、かつオリジナルの
外観をある程度保持したオブジェクトを作成するポリゴ
ン・リダクションの技術が、市販の3次元CGモデリン
グツールにより実現されている。基本的には、3次元仮
想空間描画スピード時間を重要視する点と、モデルに対
する忠実性を保つ点の2点を考慮したポリゴンの削減が
適用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LODを適用した3次元仮想空間のオブジェクト表示技
術では、複数の表示詳細レベルから構成されるオブジェ
クト群をあらかじめ作成し用意しておかなければならな
かった。また、オブジェクトの表示詳細レベルを決定す
るユーザの視点からの空間的な距離のパラメータを新規
追加する毎に、その距離における詳細レベルのオブジェ
クトを新規作成し用意しなければならなかった。また、
複数のオブジェクトに対してLODを用いると、それぞ
れのオブジェクト群を新規作成するのに手間がかかり、
ファイル容量の増加にもつながった。
【0007】一方、ポリゴン・リダクションの技術を使
用した従来のモデリングツールでは、複数の表示詳細レ
ベルから構成されるオブジェクト群を作成するためには
利用されてきたが、この場合においても、オブジェクト
群をあらかじめ作成するための手段でしかなかった。
【0008】したがって、上記の従来の技術には、オブ
ジェクトを眺めるユーザの視点からの空間的な距離によ
ってオブジェクトの表示詳細レベルを変更する同一オブ
ジェクト代替表示を行う際に、動的にオブジェクトを生
成し表示することができないという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、複数のユーザがネットワ
ークを介して各々のアバタを参加させることができる3
次元仮想空間において、その仮想空間内に表示される3
次元CGによるオブジェクトを生成する技術に関し、特
に、例えば、オブジェクトを眺めるユーザの視点からの
空間的な距離によってオブジェクトの表示詳細レベルを
変更する同一オブジェクト代替表示を行う際に、動的に
オブジェクトを生成し表示するために有効な3次元仮想
空間におけるオブジェクト生成方法およびそのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、ユーザの視点に応じて、ユーザが眺め
るシーンを描画更新することができる3次元仮想空間に
おけるオブジェクト生成方法において、オブジェクトを
構成するポリゴンの頂点の代表点である基本特徴点を選
択するためのオブジェクト特徴点選択空間を、3次元仮
想空間内に存在する詳細まできちんとモデリングされた
完全な基本オブジェクトを選択することにより表示する
段階と、オブジェクト表示詳細レベルテーブルを表示す
る段階とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、オブジェクト特徴点選択
空間において、オブジェクトの表示詳細レベルを決定す
る基本特徴点を選択することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、基本オブジェクトの基本
特徴点を選択する際に、選択された基本特徴点の情報を
オブジェクト表示詳細レベルテーブルに自動登録するこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明は、オブジェクト特徴点選択
空間において、オブジェクトを眺めるユーザからの空間
的な距離と、オブジェクトの表示詳細レベルに対応する
ポリゴン数との関係をオブジェクト表示詳細レベルテー
ブルに自動登録することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、オブジェクト表示詳細レ
ベルテーブルにおいて、オブジェクトを眺めるユーザか
らの空間的な距離と、オブジェクトの表示詳細レベルに
対応するポリゴン数との関係を編集・修正することを特
徴とする。
【0015】また、本発明は、基本オブジェクトとオブ
ジェクト表示詳細レベルテーブルとにより、ユーザの視
点からの距離に対応して、基本オブジェクトの簡略化さ
れたオブジェクトを動的に生成し表示することを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例であるオブジェ
クト特徴点選択空間の例を示す。図2は、本発明の一実
施例であるオブジェクト表示詳細レベルテーブルの例を
示し、図3は、本発明の一実施例であるユーザ端末構成
の例を示す。
【0018】図1において、1はオブジェクト特徴点選
択空間、2は基本オブジェクト、3は仮オブジェクト生
成手段を表わしている。また図2において、4はオブジ
ェクト表示詳細レベルテーブルを表わし、オブジェクト
名で特定されるオブジェクトについて、当該オブジェク
トの基本特徴点の座標(0,0,0),(5,10,1
0)…が与えられると共に、当該オブジェクトを眺める
ユーザの視点からの距離x,2x,…に対応して夫々の
距離に対応するポリゴン数が記述されている。
【0019】更に図3において、5はユーザ端末、6は
ユーザ視点距離計算処理部、7はオブジェクト表示詳細
レベルテーブル参照処理部、8はオブジェクト生成処理
部、9はブラウザ、10はユーザを表わしている。
【0020】図1に示すように、オブジェクトの基本特
徴点を選択するためのオブジェクト特徴点選択空間1
は、3次元仮想空間内に存在する、選択された詳細まで
きちんとモデリングされた完全な基本オブジェクト2を
ダブルクリックすることなどにより呼び出される。ま
た、オブジェクト特徴点選択空間1は、基本オブジェク
ト2に対して、指定したポリゴン数でもってポリゴン・
リダクションされたオブジェクトを生成・表示する仮オ
ブジェクト生成手段3を所有する。
【0021】基本オブジェクト2の基本特徴点は、オブ
ジェクトを構成するポリゴンの頂点の代表点であるか
ら、選択される可能性のある基本特徴点の数は、最大で
オブジェクトを構成するポリゴンの頂点の合計数であ
る。
【0022】オブジェクト特徴点選択空間1内におい
て、基本オブジェクト2を移動・回転・拡大縮小しなが
ら、基本特徴点とするべきポリゴンの頂点をマウスなど
を用いて選択する。選択された基本特徴点の情報は、図
2に示すような、オブジェクトの表示詳細レベルを定義
するためのオブジェクト表示詳細レベルテーブル4に自
動登録される。
【0023】また、オブジェクト特徴点選択空間1内に
おいて、仮オブジェクト生成手段3により、指定したポ
リゴン数で基本オブジェクト2をポリゴン・リダクショ
ンすることができる。これにより、そのときの視点から
ポリゴン・リダクションされた基本オブジェクト2を眺
めることができ、基本オブジェクト2を眺めるユーザか
らの空間的な距離と、基本オブジェクト2を構成するポ
リゴン数との関係を確認することができる。そして、こ
の確認したユーザからの空間的な距離とポリゴン数との
関係を、オブジェクト表示詳細レベルテーブル4に自動
登録することが可能である。
【0024】また、オブジェクト表示詳細レベルテーブ
ル4は、オブジェクト特徴点選択空間1内に存在する基
本オブジェクト2をダブルクリックすることなどにより
呼び出される。オブジェクト表示詳細レベルテーブル4
は、オブジェクト特徴点選択空間1により選択され自動
登録された基本特徴点と、オブジェクトを眺めるユーザ
の視点からの空間的な距離、およびオブジェクトを構成
するポリゴン数の組み合わせにより構成される。
【0025】図2に示すようなオブジェクト表示詳細レ
ベルテーブル4では、オブジェクトを眺めるユーザの視
点からの空間的な距離がxまでの場合は、ポリゴン総数
500のオブジェクトを生成・表示し、距離がxから2
xまでの場合は、ポリゴン総数250のオブジェクトを
生成・表示することなどを意味する。このオブジェクト
表示詳細レベルテーブル4を編集・修正することによ
り、複数の詳細レベルから構成されるオブジェクト群を
あらかじめ作成し用意しておく必要はなく、柔軟にオブ
ジェクト表示詳細レベルのオブジェクト群を定義するこ
とができる。
【0026】このため、従来のように、オブジェクト表
示詳細レベルを新規追加する毎に、オブジェクトを新規
作成する必要はない。また、同一オブジェクト代替表示
を行うための手段としては、基となる詳細まできちんと
モデリングされた完全な基本オブジェクトと、オブジェ
クト表示詳細レベルテーブルのみで管理することができ
るので、ファイル容量の節約が可能となる。また、ネッ
トワークを介して同一オブジェクト代替表示を行うため
のオブジェクトをダウンロードする場合においても、基
本オブジェクトとオブジェクト表示詳細レベルテーブル
のみをダウンロードすればよいので、ネットワーク負荷
を軽減することができる。
【0027】また、オブジェクト特徴点選択空間1内に
おいて、基本オブジェクト2の基本特徴点を選択する際
に、ポリゴン・リダクションに関わらず、その基本特徴
点をそのまま残すことができる基本特徴点を区別して選
択することができる。これにより、例えば、基本オブジ
ェクト2のその詳細を保持して残しておきたいような部
分を意図的に作成することが可能となる。
【0028】図3に示すように、ユーザ端末5は、ユー
ザ視点距離計算処理部6、オブジェクト表示詳細レベル
テーブル参照処理部7、オブジェクト生成処理部8、お
よびブラウザ9により構成される。ここで、ユーザ10
の視点からの空間的な距離の違いによって生成・表示さ
れるオブジェクト群を、詳細まできちんとモデリングさ
れた完全な基本オブジェクトを含めて、以下LODオブ
ジェクトと記すことにする。
【0029】ユーザ視点距離計算処理部6は、ユーザ1
0の視点とLODオブジェクトの中心との空間的な距離
を計算する。オブジェクト表示詳細レベルテーブル参照
処理部7は、各LODオブジェクトが持つオブジェクト
表示詳細レベルテーブルを管理する。
【0030】オブジェクト生成処理部8は、オブジェク
ト表示詳細レベルテーブルに基づいて、該当するポリゴ
ン数で構成されるLODオブジェクトを既存のポリゴン
・リダクションの技術を利用して新規作成する。ブラウ
ザ9は、オブジェクト生成処理部8に作成されたLOD
オブジェクトをユーザ10に対して表示する。
【0031】実際に、オブジェクト特徴点選択空間1に
より基本オブジェクト2の基本特徴点が選択され、オブ
ジェクト表示詳細レベルテーブル4により基本特徴点が
定義され、および距離とポリゴン数との組み合わせが定
義されたLODオブジェクトは、ブラウザ9起動時にお
いて、その本体である詳細まできちんとモデリングされ
た完全な基本オブジェクト2がメモリ上にロードされ
る。
【0032】次に、ユーザ10が眺めるブラウザ9のシ
ーン内にLODオブジェクトが描画される時に、ユーザ
視点距離計算処理部6により、ユーザ10の視点とLO
Dオブジェクトの中心との空間的な距離が計算され、オ
ブジェクト表示詳細レベルテーブル参照処理部7によ
り、描画しようとするLODオブジェクトが適切なオブ
ジェクトであるかどうかが確認される。
【0033】適切でない場合には、描画する適切なLO
Dオブジェクトがメモリ上に存在するかどうかが確認さ
れる。存在する場合には、適切なLODオブジェクトを
メモリ上からロードし、ブラウザ9に表示する。存在し
ない場合には、オブジェクト生成処理部8により、オブ
ジェクト表示詳細レベルテーブルに基づいて、該当する
ポリゴン数で構成されるLODオブジェクトを既存のポ
リゴン・リダクションの技術を利用してメモリ上に新規
作成し、ブラウザ9に表示する。
【0034】このように、本発明によれば、ユーザの視
点に応じて、ユーザが眺めるシーンを描画更新すること
ができる3次元仮想空間において、オブジェクトを眺め
るユーザの視点からの空間的な距離によってオブジェク
トの表示詳細レベルを変更する同一オブジェクト代替表
示を行う際に、動的にオブジェクトを生成し表示するこ
とが可能となる。
【0035】図4は以上のオブジェクト生成方法処理の
一実施例フローチャートである。
【0036】処理101)ブラウザ起動時において、基
本オブジェクトがメモリ上にロードされる。
【0037】処理102)ユーザが眺めるブラウザのシ
ーン内にLODオブジェクトが存在するか否かを判定
し、存在する場合には、処理103に移行する。存在し
ない場合には、本処理を終了する。
【0038】処理103)ユーザ視点距離計算処理部
は、ユーザの視点とLODオブジェクトの中心との距離
を計算する。
【0039】処理104)そして、オブジェクト表示詳
細レベルテーブル参照処理部により、描画しようとする
LODオブジェクトが適切なオブジェクトであるか否か
を判定し、適切である場合には、処理107に移行す
る。適切でない場合には、処理105に移行する。
【0040】処理105)描画する適切なLODオブジ
ェクトがメモリ上に存在するか否かを判定し、存在する
場合には、処理107に移行する。存在しない場合に
は、処理106に移行する。
【0041】処理106)オブジェクト生成処理部によ
り、オブジェクト表示詳細レベルテーブルに基づいて、
該当するポリゴン数で構成されるLODオブジェクトを
既存のポリゴン・リダクションの技術を利用してメモリ
上に新規作成する。
【0042】処理107)オブジェクト生成処理部によ
り作成されたLODオブジェクトをブラウザに表示す
る。そして、処理102以降の処理を繰り返す。
【0043】図5は本発明を実現する一実施例構成を示
す。図中の符号2,3,4,6,7,8,9は図1ない
し図3に対応しており、20はオブジェクト定義手段、
21はオブジェクト基本特徴点定義手段、22はオブジ
ェクト特徴点選択空間表示手段、23は基本オブジェク
トロード手段、24はオブジェクト基本特徴点選択手
段、25はオブジェクト基本特徴点表示詳細レベル自動
登録手段、26はオブジェクト表示詳細レベルテーブル
作成手段、27はオブジェクト表示詳細レベルテーブル
表示手段、28はオブジェクト表示詳細レベルテーブル
編集・修正・登録手段、30はオブジェクト生成定義フ
ァイル(データベース)、40はオブジェクト生成部を
表わしている。
【0044】オブジェクト生成定義ファイル30内に、
詳細まできちんとモデリングされた完全な基本オブジェ
クト2とそれに対応するオブジェクト表示詳細レベルテ
ーブル4とが生成され、編集・修正可能に登録されてい
る。
【0045】オブジェクト基本特徴点定義手段21は、
オブジェクト特徴点選択空間を表示し、基本オブジェク
トをロードし、当該オブジェクトの基本特徴点を選択
し、その結果をオブジェクト表示詳細レベルテーブル4
に登録したり、ユーザの視点からの距離とポリゴン数と
の対応を定めた結果を、同様に登録し、また登録された
オブジェクト表示詳細レベルテーブル4の内容を読み出
してオブジェクトをチェックのために生成して表示した
りする機能をもつ。またオブジェクト表示詳細レベルテ
ーブル作成手段26はオブジェクト表示詳細レベルテー
ブル4を編集し修正し登録する機能をもつ。オブジェク
ト生成部40は、ユーザ端末(図3)における、ユーザ
視点距離計算処理部6、オブジェクト表示詳細レベルテ
ーブル参照処理部7、オブジェクト生成処理部8の機能
をもつ。
【0046】上述した如く、基本オブジェクト2をダブ
ルクリックすることによって、オブジェクト特徴点選択
空間表示手段22は、オブジェクト特徴点選択空間1を
表示する。次いで、基本オブジェクトロード手段23
が、図5図示処理として示す如く、基本オブジェクト
2をロードし、オブジェクト基本特徴点選択手段24が
基本オブジェクト2における夫々の基本特徴点を選択
し、オブジェクト基本特徴点表示詳細レベル自動登録手
段25が図5図示処理として示す如く、基本特徴点を
選択し、オブジェクト表示詳細レベルテーブル4へ自動
登録する。また後述する如く仮オブジェクト生成手段3
を利用して、ユーザの視点からの距離とポリゴン数との
対応を定めた結果をオブジェクト表示詳細レベルテーブ
ル4へ登録する。
【0047】上述の如く生成された基本オブジェクト2
についてのオブジェクト表示詳細レベルテーブル4の内
容は、オブジェクト表示詳細レベルテーブル表示手段2
7によって、図5図示処理として示す如く、呼び出さ
れて表示され、オブジェクト表示詳細レベルテーブル編
集・修正・登録手段28によって必要に応じて、図5図
示処理として示す如く、オブジェクト表示詳細レベル
テーブル4の内容を編集し、修正し、登録する。
【0048】当該編集し、修正し、登録した結果を、仮
オブジェクト生成手段3が、図5図示処理として示す
如く、オブジェクト表示詳細レベルテーブル4の内容を
参照してオブジェクトを生成して例えばチェックのため
に表示するようにする。
【0049】一方、オブジェクト生成部40(図1にお
ける3に対応する)は、図5図示処理ないしにした
がって、図3および図4を参照して説明した如く、ユー
ザの視点からの距離に応じて、オブジェクト表示詳細レ
ベルテーブル4における「距離とポリゴン数」との対応
をみて、当該距離に応じた形でオブジェクトを生成し、
ブラウザ9上に表示する。
【0050】以上において、オブジェクト生成方法を説
明したが、当該方法はプログラムの形で記述し記録媒体
上に保持することができる。このことから、本発明は当
該プログラムを登録した記録媒体を含むものである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の3次元仮
想空間におけるオブジェクト生成方法によれば、ユーザ
の視点に応じて、ユーザが眺めるシーンを描画更新する
ことができる3次元仮想空間を利用し、その仮想空間内
に表示される3次元CGによるオブジェクトを生成する
場合に、本発明によれば、オブジェクトを眺めるユーザ
の視点からの空間的な距離によってオブジェクトの表示
詳細レベルを変更する同一オブジェクト代替表示を行う
際に、動的にオブジェクトを生成し表示することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるオブジェクト特徴点選
択空間の例である。
【図2】本発明の一実施例であるオブジェクト表示詳細
レベルテーブルの例である。
【図3】本発明の一実施例であるユーザ端末構成の例で
ある。
【図4】本発明の一実施例であるオブジェクト生成方法
処理のフローチャートである。
【図5】本発明を実現する一実施例構成を示す。
【符号の説明】
1 オブジェクト特徴点選択空間 2 基本オブジェクト 3 仮オブジェクト生成手段 4 オブジェクト表示詳細レベルテーブル 5 ユーザ端末 6 ユーザ視点距離計算処理部 7 オブジェクト表示詳細レベルテーブル参照処理部 8 オブジェクト生成処理部 9 ブラウザ 10 ユーザ 20 オブジェクト定義手段 30 オブジェクト生成定義ファイル 40 オブジェクト生成部 101〜107 処理
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA10 BA07 BA08 BA09 BA10 BA11 BA12 BA18 CA09 EA24 EA27 FA02 FA06 FA13 5B080 AA13 BA01 BA03 CA09 FA08 FA09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの視点に応じて、ユーザが眺める
    シーンを描画更新することができる3次元仮想空間にお
    けるオブジェクト生成方法において、 オブジェクトを構成するポリゴンの頂点の代表点である
    基本特徴点を選択するためのオブジェクト特徴点選択空
    間を、3次元仮想空間内に存在する詳細までモデリング
    された完全な基本オブジェクトを選択することにより表
    示する段階と、 前記基本オブジェクトを一部省略されたオブジェクトと
    して表示させる条件情報をオブジェクト表示詳細レベル
    テーブルに格納し、当該オブジェクト表示詳細レベルテ
    ーブルを表示する段階と、 当該オブジェクト表示詳細レベルテーブルの内容を参照
    してオブジェクトを表示する段階とを有することを特徴
    とする3次元仮想空間におけるオブジェクト生成方法。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクト特徴点選択空間におい
    て、前記オブジェクトの表示詳細レベルを決定する前記
    基本特徴点を選択することを特徴とする請求項1記載の
    3次元仮想空間におけるオブジェクト生成方法。
  3. 【請求項3】 前記基本オブジェクトの基本特徴点を選
    択する際に、選択された前記基本特徴点の情報を前記オ
    ブジェクト表示詳細レベルテーブルに自動登録すること
    を特徴とする請求項1または2のいずれか記載の3次元
    仮想空間におけるオブジェクト生成方法。
  4. 【請求項4】 前記オブジェクト特徴点選択空間におい
    て、前記オブジェクトを眺める前記ユーザからの空間的
    な距離と、前記オブジェクトの表示詳細レベルに対応す
    るポリゴン数との関係を前記オブジェクト表示詳細レベ
    ルテーブルに自動登録することを特徴とする請求項1記
    載の3次元仮想空間におけるオブジェクト生成方法。
  5. 【請求項5】 前記オブジェクト表示詳細レベルテーブ
    ルにおいて、前記オブジェクトを眺める前記ユーザから
    の空間的な距離と、前記オブジェクトの表示詳細レベル
    に対応するポリゴン数との関係を編集・修正することを
    特徴とする請求項1記載の3次元仮想空間におけるオブ
    ジェクト生成方法。
  6. 【請求項6】 前記基本オブジェクトと前記オブジェク
    ト表示詳細レベルテーブルとにより、前記ユーザからの
    空間的な距離に応じて、前記基本オブジェクトの簡略化
    されたオブジェクトを動的に生成し表示することを特徴
    とする請求項1記載の3次元仮想空間におけるオブジェ
    クト生成方法。
  7. 【請求項7】 ユーザの視点に応じて、ユーザが眺める
    シーンを描画更新することができる3次元仮想空間にお
    けるオブジェクト生成方法をプログラムの形で記録した
    記録媒体において、 オブジェクトを構成するポリゴンの頂点の代表点である
    基本特徴点を選択するためのオブジェクト特徴点選択空
    間を、3次元仮想空間内に存在する詳細までモデリング
    された完全な基本オブジェクトを選択することにより表
    示する段階と、 前記基本オブジェクトを一部省略されたオブジェクトと
    して表示させる条件情報をオブジェクト表示詳細レベル
    テーブルに格納し、当該オブジェクト表示詳細レベルテ
    ーブルを表示する段階と、 当該オブジェクト表示詳細レベルテーブルの内容を参照
    してオブジェクトを表示する段階とを有するオブジェク
    ト生成方法について、 当該オブジェクト生成方法をプログラムとして記述して
    記録媒体に記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記オブジェクト特徴点選択空間におい
    て、前記オブジェクトの表示詳細レベルを決定する前記
    基本特徴点を選択するようにしたオブジェクト生成方法
    をプログラムとして記述して記録媒体に記録したことを
    特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記基本オブジェクトの基本特徴点を選
    択する際に、選択された前記基本特徴点の情報を前記オ
    ブジェクト表示詳細レベルテーブルに自動登録するよう
    にしたオブジェクト生成方法をプログラムとして記述し
    て記録媒体に記録したことを特徴とする請求項7または
    8のいずれか記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記オブジェクト特徴点選択空間にお
    いて、前記オブジェクトを眺める前記ユーザからの空間
    的な距離と、前記オブジェクトの表示詳細レベルに対応
    するポリゴン数との関係を前記オブジェクト表示詳細レ
    ベルテーブルに自動登録するようにしたオブジェクト生
    成方法をプログラムとして記述して記録媒体に記録した
    ことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記オブジェクト表示詳細レベルテー
    ブルにおいて、前記オブジェクトを眺める前記ユーザか
    らの空間的な距離と、前記オブジェクトの表示詳細レベ
    ルに対応するポリゴン数との関係を編集・修正するよう
    にしたオブジェクト生成方法をプログラムとして記述し
    て記録媒体に記録したことを特徴とする請求項7記載の
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記基本オブジェクトと前記オブジェ
    クト表示詳細レベルテーブルとにより、前記ユーザから
    の空間的な距離に応じて、前記基本オブジェクトの簡略
    化されたオブジェクトを動的に生成し表示するようにし
    たオブジェクト生成方法をプログラムとして記述して記
    録媒体に記録したことを特徴とする請求項7記載の記録
    媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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