JP2000122778A - 選択装置及びその選択方法 - Google Patents

選択装置及びその選択方法

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JP2000122778A
JP2000122778A JP29436198A JP29436198A JP2000122778A JP 2000122778 A JP2000122778 A JP 2000122778A JP 29436198 A JP29436198 A JP 29436198A JP 29436198 A JP29436198 A JP 29436198A JP 2000122778 A JP2000122778 A JP 2000122778A
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moving
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JP29436198A
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Yuji Ayatsuka
祐二 綾塚
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、大量のリストの中から所望の
項目を容易に選択する。 【解決手段】 項目移動指示手段110により次選択項
目へのリスト上の移動方向を指示し、この指示方向がリ
スト管理手段140に入力される。また、変更指示手段
120によって移動量の変更指示が行われる。移動量決
定手段130は、この移動量の変更指示を入力し、指示
に従って次選択項目への移動量を決定しリスト管理手段
140に出力する。このようにして移動方向と移動量を
与えられたリスト管理手段140は、該当する選択項目
を算出し、表示手段150に送る。表示手段150は、
入力した選択項目及び必要に応じて、その前後の項目を
ディスプレイに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤル等を用いて
項目を選択する選択装置及びその選択方法に関し、特に
大量のリストの中から特定の項目を選択する選択装置及
びその選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話や電子手帳等、小型の電
子機器が多く使用されるようになってきた。このような
小型の電子機器は、一般的にキーボード入力を持たず、
ダイヤルやボタン、レバー等を用いて、大量のリストの
中から所望の項目を選択する。例えば、登録されている
名前のリストにより電話番号を検索する等である。この
場合、ダイヤルやボタン、レバー等の操作により、多数
の名前リストを登録されている順にスクロールさせて所
望の名前まで移動し、これを選択することによって電話
番号を入手する。登録されているリストが大量の場合
等、スクロールの効率を上げるため、スクロールの移動
速度を可変速にする機構、すなわちリスト上の移動量を
可変にする機構、がいくつか提案されている。
【0003】まず第1に、移動速度に応じた複数のボタ
ンやキーを用いて移動速度の設定を行うという機構があ
る。これは、移動速度の段階毎にボタンを用意してお
き、スクロール時に、所望の移動速度のボタンを押すと
いうものである。
【0004】第2に、ボタンを押している時間に応じて
移動速度の設定を行うという機構がある。これは、ボタ
ンをしばらく押し続けていると、スクロールの移動速度
が速くなるか、もしくは大雑把な移動に切り替わるとい
う機構である。この機構は、家庭用の電子機器、例え
ば、録画装置の録画予約時刻の設定等でよく見られる。
【0005】第3に、レバー等の傾け方により移動速度
を変える機構がある。これは、例えば傾きが大きくなる
に従って、スクロールの移動速度が速くなるというもの
である。
【0006】また、第4に、マウスでスクロールバーを
ドラッギングする際に、ノブのどこを掴むかによって移
動速度を変えるという機構がある。これは、主としてコ
ンピュータのGUIにおいて用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の選択装置では、簡単な操作で大量のリストの中から
所望の項目までスクロールを行うことができないという
問題がある。
【0008】第1の、移動速度の段階毎にボタンを用意
する機構では、速度の段階を増やすとそれに応じて操作
ボタンの数が増えてしまうという問題点がある。また、
移動速度を変更するためには、押しているボタンをいっ
たん放して別のボタンを押さなければならず、操作がス
ムーズに行えない等、簡単な操作とならない。
【0009】第2の、ボタンを押している時間に応じて
速度を変更する機構では、所望の速度にすることが難し
いという問題点がある。例えば、速い速度としたい場
合、一定時間ボタンを押しつづけていないと速度が切り
替わらないため、切り替わるまでに時間がかかってしま
う。逆に、操作者の意図に反して切り替わってしまう場
合もある。また、多段階の速度変更を設定することは難
しい。さらに、ダイヤル型の装置に適用しにくいという
問題点もある。
【0010】第3の、レバー等の傾け方により移動速度
を変える機構では、操作者がレバーの傾け方と対応する
速度の関係を把握しないと意図通りの速さで動かすこと
ができないという問題点がある。このため、操作にはあ
る程度の習熟が必要で、簡単な操作とならない。
【0011】第4の、マウスでスクロールバーをドラッ
ギングする位置を変えることにより移動速度を変更する
機構では、これをダイヤルやボタン、レバー等で行うこ
とは容易でない。従って小型の携帯電話機や電子手帳に
用いることは難しい。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な操作で、大量のリストの中から所望の
項目を容易に選択することが可能な選択装置及びその選
択方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、大量のリストの中から特定の項目を選択
する選択装置において、現在選択されている項目から次
に選択する項目である次選択項目への移動方向を指示す
る項目移動指示手段と、前記次選択項目への移動量の変
更指示を行う変更指示手段と、前記変更指示手段の指示
に応じて前記次選択項目への移動量を決定する移動量決
定手段と、前記次選択項目への移動方向及び移動量を入
力し、これらに基づいて前記リストから所定の選択項目
を算出するリスト管理手段と、少なくとも前記所定の選
択項目を表示する表示手段と、を有することを特徴とす
る選択装置、が提供される。
【0014】このような構成の選択装置では、項目移動
指示手段により次選択項目へのリスト上の移動方向を指
示し、この指示方向がリスト管理手段に入力される。ま
た、変更指示手段によって移動量の変更指示が行われ
る。移動量決定手段は、この移動量の変更指示を入力
し、指示に従って次選択項目への移動量を決定しリスト
管理手段に出力する。このようにして移動方向と移動量
を与えられたリスト管理手段は、該当する選択項目を算
出し、表示手段に送る。表示手段は、入力した選択項目
及び必要に応じて、その前後の項目をディスプレイに表
示する。
【0015】また、大量のリストの中から特定の項目を
選択する選択装置の選択方法において、現在選択されて
いる項目から次に選択する項目である次選択項目への移
動方向指示と移動量の変更指示を入力し、前記移動量の
変更指示に応じて前記次選択項目への移動量を決定し、
前記指定された移動方向及び前記算出された移動量に基
づいて前記リストから所定の選択項目を算出し、少なく
とも前記算出された所定の選択項目を表示する手順、を
有することを特徴とする選択方法、が提供される。
【0016】このような手順の選択方法では、次選択項
目への移動方向と移動量の変更指示を入力し、移動量の
変更指示に応じた移動量が算出され、算出された移動量
と指示された移動方向に基づいて、登録されたリストの
中から次選択項目が決定される。決定された選択項目
は、必要に応じてその前後の項目とともにディスプレイ
に表示される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある選択装置のブロック図である。
【0018】本発明の一実施の形態である選択装置10
0は、現在選択されている項目から次に選択する項目で
ある次選択項目への移動方向を指示する項目移動指示手
段110と、次選択項目への移動量の変更指示を行う変
更指示手段120と、この変更指示手段の指示に応じて
次選択項目への移動量を決定する移動量決定手段130
と、次選択項目への移動方向及び移動量を入力し、これ
らに基づいて前記リストから所定の選択項目を算出する
リスト管理手段140と、算出された選択項目と必要に
応じてその前後の項目を表示する表示手段150とから
構成される。また、外部出力として、選択されている項
目に関する情報が出力される。
【0019】項目移動指示手段110は、現在選択され
ている項目から次選択項目への登録リスト上の移動方向
を指示する手段である。例えば、リストが50音順に並
んでいる場合、次選択項目として50音順の前後どちら
の方向に移動するかを指示する。項目移動指示手段11
0は、例えばダイヤルやボタン、レバー等であり、その
具体例を図で説明する。図2は、項目移動指示手段11
0の実施例である。項目移動指示装置110aは、ダイ
ヤル111を回すことによって、移動方向を指示する。
項目移動指示装置11bは、ボタン112aとボタン1
12bを押すことによって、移動方向を指示する。項目
移動指示装置110cは、レバー113を操作して移動
方向を指示する。例えば、ダイヤル111を上方向に回
したり、ボタン112aを押して上方向を指示したり、
レバー113を上方向に傾けることによって、現在表示
されている項目の前に登録されているリストを選択する
ようにする。
【0020】図1に戻って説明する。変更指示手段12
0は、次選択項目への移動量が、予め決められた所定の
移動量(以下、通常移動量とする)と、通常移動量から
所定の条件に従って算出される移動量(以下、変更移動
量とする)、との切り替え指示、あるいは所定の条件を
入力する手段であり、移動量決定手段130に入力した
指示を出力する。次に変更指示手段120の具体例を図
で説明する。図3は、変更指示手段120の実施例であ
る変更ボタン120aの図である。変更ボタン120a
を押下することにより、移動量の変更指示を行う。この
場合、変更ボタン120aの状態(押された状態かどう
か)、押された回数等を、変更指示条件として移動量決
定手段130に入力する。
【0021】図1に戻って説明する。移動量決定手段1
30は、変更指示手段120により設定された変更指示
に応じて移動量を決定し、リスト管理手段140に出力
する。変更指示には、通常移動量から変更移動量を算出
する移動量変更と、条件に一致する次選択項目までの移
動量を算出する条件一致がある。移動量変更の場合、通
常移動量に、変更指示手段120より入力した指定に応
じた所定の値を乗算することにより変更移動量が算出さ
れる。すなわち、変更指示が入力された時、移動量を2
倍にし、変更指示の入力が解除された時、移動量を戻す
という設定がされていた場合、変更指示手段120より
変更指示を入力すると、変更移動量は通常移動量を2倍
した値が算出される。変更指示手段120より変更指示
が解除されたことを入力すると、移動量は通常移動量に
戻る。条件一致の場合、リスト管理手段140の管理す
るリストが読み込まれ、条件に一致する項目を選択し、
その選択項目までの移動量を算出する。
【0022】リスト管理手段140は、項目移動指示手
段110から移動方向を、移動量決定手段130から移
動量を入力して、次に選択される項目を算出する。すな
わち、現在選択されている項目が記録されたリストを、
指定の移動方向に指定の移動量移動した項目を抽出す
る。また必要に応じて、その選択条件に合致した項目を
抽出し、選択項目とその前後に表示する項目として表示
手段150に出力する。
【0023】表示手段150は、リスト管理手段140
から入力した選択項目とその前後に表示する項目を、デ
ィスプレイに表示する。表示手段は、例えば液晶パネル
等である。表示の具体例を図で説明する。図4は、本発
明の一実施の形態である選択装置の表示装置150aで
の表示例である。表示画面には、選択された項目「Pe
rspective」と、所定の条件に合致した項目が
その前後に表示されている。
【0024】図1に戻って説明する。現在選択されてい
る項目及びそれに関する情報は、表示手段150に表示
されるとともに、リスト管理手段140により、必要に
応じて外部に出力される。例えば、リストが電話帳であ
る場合、選択された名前と電話番号が表示されるととも
に、電話番号を外部に出力することができる。選択装置
が電話機に組み込まれている場合、出力された電話番号
に電話をかけるようにすることもできる。
【0025】次に、このような構成の選択装置の動作及
び選択方法について説明する。表示手段150に表示さ
れている選択項目から所望する次選択項目へ選択項目を
移動する場合、リスト上のどちらの方向に移動するのか
を、項目移動指示手段110より入力する。変更指示手
段120によりリスト上の移動量の変更指定が行われ
る。移動量決定手段130では、変更指示手段120よ
り入力した指示に従って、次選択項目までの移動量を算
出する。このとき、移動量の算出方法には、移動量変更
と、条件一致の場合がある。移動量変更の場合、通常移
動量に、変更指示手段120より入力した指定に応じた
所定の値を乗算することにより変更移動量が算出され
る。また、変更指示手段120より変更指示が解除され
たことを入力すると、移動量は元に戻る。条件一致の場
合、リスト管理手段140の管理するリストが読み込ま
れ、条件に一致する項目を選択し、その選択項目までの
移動量を算出する。算出された移動量は、リスト管理手
段140へ送られる。リスト管理手段140は、入力し
た移動量と移動方向に従って、次選択項目を算出する。
さらに、必要に応じて、選択項目の前後に表示する条件
に一致した項目を算出する。この選択項目及び選択項目
の前後に表示する項目は表示手段150に送られ、ディ
スプレイに表示される。
【0026】上記の説明の本発明の一実施の形態である
選択装置を電話機に組み込んだ場合について説明する。
図5は、本発明の一実施の形態である選択装置を組み込
んだ電話機の斜視図である。電話機200には、選択装
置を構成する、項目移動指示手段である選択項目移動用
ダイヤル110a、変更指示手段である変更ボタン12
0a、表示手段である表示装置150a、及び機器内部
にリスト管理手段と移動量決定手段であるCPUとメモ
リ(図示せず)、が組み込まれている。登録されている
リストは電話帳であり、電話の所有者の名称が50音順
に配列されていて、対応する電話番号が関連付けられて
記録されている。
【0027】選択項目移動用ダイヤル110aは、現在
選択されている項目から、どちらの方向にリストを移動
させるかを指示する装置である。例えば、上方向に回す
とリストの前を、下方向に回すとリストの後を指定す
る。変更ボタン120aは、次選択項目への移動量ある
いは、条件を指定する装置である。変更ボタン120a
が押下されていない場合、移動量は通常移動量で、押下
された場合、移動量は変更移動量であるとする。例え
ば、通常移動量は、リストを1移動する移動量であると
する。選択項目移動用ダイヤル110aと変更ボタン1
20aの操作を入力し、リスト管理手段と移動量決定手
段は、次選択項目をリストから算出する。必要に応じ
て、次選択項目の前後に表示する項目も算出され、表示
装置150aに送られる。表示装置150aは、算出さ
れた次選択項目、及び必要に応じて前後に表示される表
示項目を表示する。例えば、選択項目を中心に表示し
て、前後に2つの項目、計5項目を表示する。
【0028】このような本発明の一実施の形態である選
択装置を組み込んだ電話機の動作、項目の選択方法につ
いて説明する。図6は、本発明の一実施の形態である選
択装置の項目選択順を示す図である。本発明の一実施の
形態である選択装置を組み込んだ電話機では、登録リス
ト141として、電話の所有者の名称が50音順に配列
されていて、対応する電話番号が関連付けられて記録さ
れている電話帳が記録されている。
【0029】初期化状態では、登録リスト141の先頭
である「あまの」が選択されている。ここで、選択項目
移動用ダイヤル110aを下に回して、リストの後を選
択するように指示する。変更ボタン120aが押下され
ていない場合、移動量は通常の移動量であるため、移動
量決定手段により移動量1が算出される。これを入力し
たリスト管理手段は、次選択項目としてリストを1進め
た、「あめみや」を選択し、表示装置150aの真中に
「あめみや」を表示する。選択項目移動用ダイヤル11
0aが元に戻るまで、以上の処理が連続して行われても
よい。また、選択項目移動用ダイヤル110aが再び下
に回されるまで、次選択項目に移動しないようにするこ
ともできる。
【0030】次に、変更ボタン120aが移動量変更の
指示の有無である場合について説明する。変更移動量
は、通常移動量n1の5倍となるように設定されている
とする。選択項目移動用ダイヤル110aが下に回さ
れ、変更ボタン120aが押下されたと時、変更ボタン
120aが押されたことを検出した移動量決定手段は、
移動量を5倍にした、移動量5を算出する。リスト管理
手段では、リストを+5進めた「いけだ」を選択項目と
して算出する。続けて次選択項目が算出されると、「い
のはら」、「うしじま」が順次選択される。変更ボタン
120aを離すと、移動量は通常移動量の1に戻る。
【0031】また、変更ボタン120aが条件一致の指
示の有無である場合について説明する。条件は、現在選
択されているものの次の音に移動することとする。選択
項目移動用ダイヤル110aが下に回され、変更ボタン
120aが押下されたと時、変更ボタン120aが押さ
れたことを検出した移動量決定手段は、リストを読み込
み、次の音、すなわち「い」で始まる名前を検索する。
「いいの」を検出すると、そこまでの移動量4が算出さ
れ、リスト管理手段に送られる。リスト管理手段では、
これにより「いいの」を選択項目する。続けて次選択項
目が算出されると、「うえき」、「えんどう」が順次選
択される。変更ボタン120aを放すと、移動量は通常
移動量の1に戻る。
【0032】上記の説明では、変更ボタン120aによ
る移動量変更指示は、移動量を通常移動量と変更移動量
の切り替えとしたが、変更ボタン120aより、変更移
動量を可変とすることもできる。また、変更量を変更ボ
タン120aと選択項目移動用ダイヤル110aとの組
み合わせとすることもできる。例えば、変更ボタン12
0aを押すと、選択項目移動用ダイヤル110aの1単
位につき、n2後方または前方の項目を選択する。この
変化は、変更ボタン120aを押している間のみでもよ
いし、一度変更ボタン120aを押すと、n2となり、
もう一度押すと通常移動量n1に戻るとすることもでき
る。さらに、変更ボタン120aを押す毎に、n1→n
2→n3→・・・と変化させることもできる。この場
合、何回か変更ボタン120aを押すとn1に戻る、ま
たは、ボタンをもうひとつ設けて逆方向の変化設定に用
いる、一定時間以上操作がないとn1に戻る、等とする
ことができる。
【0033】また、さらにリスト管理手段で選択する項
目の前後に表示する表示項目の指定を変更ボタン120
aで指定するようにすることもできる。図7は、本発明
のその他の実施の形態である選択装置の表示例である。
【0034】例えば、移動量変更の場合、算出された選
択項目の前後に表示する項目として、移動量決定手段に
より算出された移動量を前後に移動した項目を表示す
る。移動量5の時に、「いのはら」が選択された場合、
その−10、−5、+5、+10にある項目が選択され
表示される。変更ボタン120aの操作により、移動量
が1に変更されると、「いのはら」の前後の項目が表示
される。
【0035】条件一致の場合も同様であり、「うえき」
が選択された場合、その前の「あ」、「い」、その後の
「え」、「お」の先頭が選択され表示される。変更ボタ
ン120aの操作により、移動量が1に変更されると、
「うえき」の前後の項目が表示される。
【0036】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、選択装置が有
すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能
な記録媒体に記録されたプログラムに記述しておく。そ
して、このプログラムをコンピュータで実行することに
より、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置
や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合には、
CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory) やフロ
ッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納
して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコ
ンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを
通じて他のコンピュータに転送することもできる。コン
ピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードデ
ィスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモ
リにロードして実行する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、変更指
示手段によって次選択項目への移動量の条件となる変更
指示が行われ、この指示に従って移動量が決定される。
指示された移動方向と決定された移動量により該当する
リストの選択項目が算出され、必要に応じてその前後の
項目とともにディスプレイに表示される。このように、
変更指示手段によって移動量の変更指示を出すと同時
に、項目の移動速度が所望の速度に変化する。また、変
更指示手段は、変更の有無を入力することができればよ
いため、簡単な機構で実現することができる。このた
め、変更指示手段を用いて移動量を指示するという簡単
な操作で、大量のリストの中から所望の項目を容易に選
択することができる。
【0038】また、本発明の選択方法では、次選択項目
への移動方向と移動量の変更指示を入力することによ
り、移動量の変更指示に応じた移動量が算出され、算出
された移動量と指示された移動方向に基づいて、リスト
の中から選択項目が決定し、必要に応じてその前後の項
目とともにディスプレイに表示される。このように、移
動量の変更指示を入力することにより、項目の移動速度
を所望の速度とすることが簡単に行える。このため、大
量のリストの中から、所望の項目を容易に選択すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である選択装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施の形態である選択装置の項目移
動指示装置の例である。
【図3】本発明の一実施の形態である選択装置の変更指
示手段である変更ボタンの例である。
【図4】本発明の一実施の形態である選択装置の表示装
置の表示例である。
【図5】本発明の一実施の形態である選択装置を組み込
んだ電話機の斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態である選択装置の項目選
択順を示す図である。
【図7】本発明のその他の実施の形態である選択装置の
表示例である。
【符号の説明】
100・・・ 選択装置、110・・・ 項目移動指示手段、1
10a、110b、110c・・・ 項目移動指示装置、1
20・・・ 変更指示手段、120a・・・ 変更ボタン、13
0・・・ 移動量決定手段、140・・・ リスト管理手段、1
50・・・ 表示手段、200・・・ 電話機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大量のリストの中から特定の項目を選択
    する選択装置において、 現在選択されている項目から次に選択する項目である次
    選択項目への移動方向を指示する項目移動指示手段と、 前記次選択項目への移動量の変更指示を行う変更指示手
    段と、 前記変更指示手段の指示に応じて前記次選択項目への移
    動量を決定する移動量決定手段と、 前記次選択項目への移動方向及び移動量を入力し、これ
    らに基づいて前記リストから所定の選択項目を算出する
    リスト管理手段と、 少なくとも前記所定の選択項目を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする選択装置。
  2. 【請求項2】 前記変更指示手段は、予め決められた所
    定の移動量と前記予め決められた所定の移動量から所定
    の条件に従って算出される移動量とを切り替える指示を
    行う手段であることを特徴とする請求項1記載の選択装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動量決定手段は、予め決められた
    所定の移動量に前記変更指示手段の指示に応じた所定の
    値を乗算して移動量を算出し決定する手段であることを
    特徴とする請求項1記載の選択装置。
  4. 【請求項4】 前記移動量決定手段は、前記変更指示手
    段の指示に応じて、前記リスト管理手段より前記リスト
    を読み込み所定の条件に一致する選択項目への移動量を
    算出し決定する手段であることを特徴とする請求項1記
    載の選択装置。
  5. 【請求項5】 大量のリストの中から特定の項目を選択
    する選択装置の選択方法において、 現在選択されている項目から次に選択する項目である次
    選択項目への移動方向指示と移動量の変更指示を入力
    し、 前記移動量の変更指示に応じて前記次選択項目への移動
    量を決定し、 前記指定された移動方向及び前記算出された移動量に基
    づいて前記リストから所定の選択項目を算出し、 少なくとも前記算出された所定の選択項目を表示する手
    順、 を有することを特徴とする選択方法。
  6. 【請求項6】 前記移動量の変更指示に応じて次選択項
    目への移動量を決定する手順は、 前記移動量の変更指示により所定の値を入力し、 予め決められた所定の移動量に前記所定の値を乗算して
    移動量を算出し決定する手順であることを特徴とする請
    求項5記載の選択方法。
  7. 【請求項7】 前記移動量の変更指示に応じて次選択項
    目への移動量を決定する手順は、さらに、 前記リストを読み込み、 前記移動量の変更指示により所定の条件を入力し、 前記リストと前記所定の条件と前記移動方向に合致する
    次選択項目を算出し、 前記現在の選択項目から次選択項目への移動量を算出し
    決定する手順であることを特徴とする請求項5記載の選
    択方法。
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