JP2000121634A - 創傷の病態の検査方法および創傷治療剤の治療効果の確認方法 - Google Patents

創傷の病態の検査方法および創傷治療剤の治療効果の確認方法

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JP2000121634A
JP2000121634A JP10296817A JP29681798A JP2000121634A JP 2000121634 A JP2000121634 A JP 2000121634A JP 10296817 A JP10296817 A JP 10296817A JP 29681798 A JP29681798 A JP 29681798A JP 2000121634 A JP2000121634 A JP 2000121634A
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wound
collagen gel
exudate
confirming
collagen
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Takayuki Akamine
隆之 赤峰
Yoshiko Abe
佳子 阿部
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 創傷の正確な病態を把握するために有効な検
査方法、および創傷治療剤の治療効果を予測するための
確認方法を提供する。 【解決手段】 創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラ
ーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を
測定することを特徴とする創傷の病態の検査方法。創傷
治療剤を適用した創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコ
ラーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度
を測定することを特徴とする創傷治療剤の治療効果の確
認方法。創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラーゲン
ゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を測定す
ることを特徴とする、創部の浸出液中の生理活性物質の
有無を検査する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、創傷の病態の検査
方法、創傷治療剤の治療効果の確認方法、および創部の
浸出液中の生理活性物質の有無を検査する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】創傷は、外科的切開、消化管潰瘍、火
傷、裂傷または皮膚潰瘍(褥瘡など)などの表面組織の
損傷である。創傷の治療法としては、受傷部を応急処置
した後、生体の自然の回復力によって受傷部が治癒する
のを待つのが常法であった。しかしながら、回復までに
長期間を要し、痛みをはじめとした患者の苦痛は並大抵
のものではない。そこで、自然治癒に頼ることなく、積
極的かつ直接的に治癒を促進させることが望まれ、種々
の創傷治療剤が開発されてきた。
【0003】創傷の治癒は一般に細胞増殖による新しい
結合組織および上皮組織の形成に依存するので、創傷治
療剤としては、創傷の治癒に関与する細胞の分化、増殖
過程を刺激あるいは促進する薬剤が有効である。ところ
が、傷の進行度の違いや患者自身の免疫能力の差、また
創傷の原因の違いにより、治癒に有効な薬剤や治療方法
が異なる。つまり、最適な創傷治療剤や治療方法の判断
が難しく、完治までに多くの日数を要することが多いこ
とが問題になっている。そのため、最も効率的な治療を
行うために、創傷の正確な病態を把握する検査方法、お
よび創傷治療剤の治療効果の確認方法が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
点に鑑み、創傷の正確な病態を把握するために有効な検
査方法、および創傷治療剤の治療効果を予測するための
確認方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の創傷の病態の検
査方法は、創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラーゲ
ンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を測定
することを特徴とする。
【0006】本発明の創傷治療剤の治療効果の確認方法
は、創傷治療剤を適用した創部の浸出液を、線維芽細胞
を含むコラーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの
収縮程度を測定することを特徴とする。
【0007】本発明の創部の浸出液中の生理活性物質の
有無を検査する方法は、創部の浸出液を、線維芽細胞を
含むコラーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収
縮程度を測定することを特徴とする。
【0008】以下、本発明の創傷の病態の検査方法につ
いて説明する。上記創部の浸出液とは、創傷部位から浸
出する液体を指す。上記線維芽細胞は、ヒト由来のもの
が望ましいが、これに限ったものではない。上記コラー
ゲンとしては、ヒト由来のタイプ1が望ましいが、これ
のみに限らず、コラーゲンであればどのようなコラーゲ
ンでもよい。
【0009】線維芽細胞を含むコラーゲンゲルを製造す
るには、コラーゲンの溶液に線維芽細胞の懸濁液を添加
したものを、例えば、培養プレートなどの容器に収容し
た後、例えば、5%炭酸ガス培養器中で37℃で30分
間インキュベートするなどしてコラーゲンをゲル化させ
ればよい。上記容器としては、6穴、12穴、24穴な
どの培養プレートが望ましいが、これに限らずシャーレ
等でもよい。
【0010】本発明の創傷の病態の検査方法は、上記の
ようにして得られた、線維芽細胞を含むコラーゲンゲル
に、創部の浸出液を接触させる。次いで、これを、例え
ば、5%炭酸ガス培養器中で37℃でインキュベート
し、該コラーゲンゲルの収縮程度を測定する。創部の浸
出液を接触させた後、上記の収縮程度を測定するまでの
時間は特に限定されないが、通常、24時間程度で十分
である。24時間を超えても、収縮程度はそれほど増加
しない。
【0011】上記の収縮程度が大きい場合は、創傷の病
態は治癒促進傾向にあると判断する。これは以下の理由
による。一般に、創傷が治癒促進傾向にあるときは、創
部の浸出液中に治癒を促進するトランスフォーミング増
殖因子(TGF−β1)や血小板由来増殖因子(PDG
F)などの各種メディエーターが出る。これらのメディ
エーターは、生体に働いて数日後に傷の面積を小さくし
始めるという働きを有するが、in vitroで、線
維芽細胞を含んだコラーゲンゲルにこれらのメディエー
ターを添加すると、線維芽細胞が強く反応して縮み、そ
の結果、線維芽細胞を含んだゲル全体が24時間で収縮
する(Int J Biochem Cell Bio
l、Vol.29,No.1、231−239頁、19
97年)。すなわち、創傷が治癒促進傾向にあると、こ
のようなことが創部局所で起こり、その結果として創部
面積が徐々に小さくなると考えられる。よって、本発明
の方法によると、傷の面積が数日かけて縮小するのをi
n vitroで24時間で早期に検査することが可能
になる。
【0012】以下、本発明の創傷治療剤の治療効果の確
認方法について説明する。本発明の創傷治療剤の治療効
果の確認方法は、上記の創傷の病態の検査方法において
創部の浸出液の代わりに、創傷治療剤を適用した創部の
浸出液を用いることの他は、上記の創傷の病態の検査方
法と同様である。
【0013】創傷治療剤の治療効果の確認方法は、線維
芽細胞を含んだコラーゲンゲルの収縮程度が大きい場合
は、用いた創傷治療剤の治療効果が大きいと判定する。
従来、創傷治療剤の治療効果は、該治療剤を用いた創傷
が治癒して初めて確認されていたが、本発明の方法によ
り、創傷が治癒するよりもはるかに前に創傷治療剤の治
療効果を確認できる。具体的には、創傷治療剤を適用し
た創部の浸出液を採取するために、通常、2日程度かか
り、次いで、創部の浸出液と、線維芽細胞を含んだコラ
ーゲンゲルとの反応に1日かかるので、合計3日程度で
創傷治療剤の治療効果を予測(確認)できる。
【0014】以下、本発明の創部の浸出液中の生理活性
物質の有無を検査する方法について説明する。この方法
は、創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラーゲンゲル
に接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を測定するこ
とにより、コラーゲンゲルの収縮程度が大きければ、創
部の浸出液中に、例えば、トランスフォーミング増殖因
子(TGF−β1)や血小板由来増殖因子(PDGF)
などの各種メディエーターである生理活性物質が存在す
ると判定する。
【0015】この方法は、治療剤の開発や研究目的など
で浸出液中の生理活性物質、例えば、活性型TGF−β
1やPDGFを検出する場合、従来は、ELISAなど
の高感度検出系を用いなければならず、コストが嵩むと
いう問題があった。しかし、本方法を用いれば、活性型
TGF−β1やPDGFの有無を簡単に検出することが
可能である。また、ELISAなどの検出系において
は、浸出液中の生理活性物質の存在そのものしかわから
ないが、本発明はin vitroでの検査方法なの
で、活性型TGF−β1やPDGFがその他のメディエ
ーターとの相互作用によって産生されるものであれば、
その他のメディエーターとの相互作用の検討にも使用で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例)線維芽細胞を含むコラーゲンゲル入り培養プレートの調
2mg/mlマウス尾腱由来タイプ1コラーゲン溶液
(ハーバーバイオプロダクト社製)6ml、0.1容量
%酢酸水溶液3.5ml、15重量%ウシ胎児血清(F
BS)含有10倍濃縮MEM培地(Gibco Lab
oratories社製)1.2ml、11.7mg/
ml重曹水溶液1.2ml、および1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液%0.1mlを混合した。
【0017】この混合液に、1×107 cell/ml
のハムスター由来線維芽細胞BHK−21(大日本製薬
社製)懸濁液を0.5ml加え、24穴プレートに0.
5mlずつ分注した。次いで、5%炭酸ガス培養器中で
37℃で30分間インキュベートし、コラーゲンをゲル
化させ、次いで4℃で保存した。
【0018】薬理試験例1 糖尿病マウス皮膚全損欠損
モデルに対する作用 被験動物としては9週齢の雌性糖尿病マウス(db/d
b)を用いた。背部を剃毛したマウスをエーテル麻酔下
で背部正中線を中心に肩甲部にまたがる直径16mmの
欠損部を作成した。この欠損部に、創傷治療剤として塩
基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)を0.01重量%
含有する生理食塩水溶液、アクトシン軟膏(第一製薬社
製)またはリフラップ軟膏(日立化成社製)を1日1回
計10日間適用した。対照として生理食塩水も同様に適
用した。適用方法は、bFGFまたは対照については2
0μlを欠損部に滴下し、アクトシン軟膏またはリフラ
ップ軟膏については20mgを欠損部に塗布し、それぞ
れ上からポリウレタンフィルム材(ジョンソンアンドジ
ョンソン社製、商品名バイオクルーシブ)で覆う方法に
よった。
【0019】48時間後に創部浸出液を採取し、創部浸
出液からなる試験用サンプルとした。なお、この試験用
サンプルの採取は、各治療剤について、それぞれ3頭の
マウスを用いて行った。
【0020】また、1日に1回ずつ、9日目まで、欠損
部の面積を測定し、2日目と9日目の欠損部の面積を表
1に示した。
【0021】前記の4℃で保存した線維芽細胞を含むコ
ラーゲンゲル入り24穴培養プレートを5%炭酸ガス培
養器中で37℃で30分間インキュベートし、ハンクス
平衡塩類溶液(Gibco Laboratories
社製)で3回洗った。次いで、15重量%ウシ胎児血清
(FBS)含有MEM培地(Gibco Labora
tories社製)を0.5ml加え、コラーゲンゲル
をスパーテルの先で壁面から剥がした後、上記で得られ
た創部浸出液からなる試験用サンプルを10μl加え
た。次いで、5%炭酸ガス培養器中で37℃で24時間
インキュベートした。24時間後にコラーゲンゲルの面
積を測定し、その結果を表1に示した。なお、0時間で
のコラーゲンゲルの面積は1.9±0.0cm2 であっ
た。
【0022】
【表1】
【0023】表1より、創部面積がまだ縮小していない
時点(2日目)での創部浸出液を用いて、本方法を実施
すると、bFGFおよびアクトシン軟膏を適用して得ら
れた創部浸出液では、24時間後のコラーゲンゲルの面
積が、生理食塩水を適用して得られた創部浸出液に比べ
て小さい(リフラップ軟膏の場合は、生理食塩水を適用
して得られた創部浸出液に比べてやや小さい)。9日後
の創部面積においても、bFGFおよびアクトシン軟膏
適用の場合は、明らかに小さくなっており、生理食塩水
では大きい(リフラップ軟膏では、やや小さい程度であ
る)。従って、24時間後のコラーゲンゲルの面積が、
9日後の創部面積の大きさをほぼ反映しており、本発明
の方法は、創傷治療剤の治療効果を早期に確認する方法
として有効であることがわかった。
【0024】薬理試験例2 ラット皮膚全損欠損モデル
に対する作用 被験動物としては12週齢のWistarラットを用い
た。背部を剃毛したWistarラットをエーテル麻酔
下で背部正中線を中心に肩甲部にまたがる直径16mm
の欠損部を作成した。この欠損部を、創傷治療剤として
粘着ドレッシング剤(スリーエム社製)、フィルムドレ
ッシング剤(ジョンソンアンドジョンソン社製)または
ハイドロコロイドドレッシング剤(ブリストルマイヤー
スクイブ社製)で覆い、48時間後に創部浸出液を採取
し、創部浸出液からなる試験用サンプルとした。なお、
この試験用サンプルの採取は、各治療剤について、それ
ぞれ3匹のラットを用いて行った。
【0025】また、1日に1回ずつ、9日目まで、欠損
部の面積を測定し、2日目と9日目の欠損部の面積を表
2に示した。
【0026】薬理試験例1における創部浸出液からなる
試験用サンプルの代わりに、上記のラットから得られた
創部浸出液からなる試験用サンプルを用いたこと以外
は、薬理試験例1と同様にして試験し、線維芽細胞を含
むコラーゲンゲルの面積を測定し、その結果を表2に示
した。なお、0時間でのコラーゲンゲルの面積は1.9
±0.0cm2 であった。
【0027】
【表2】
【0028】表2より、創部面積がまだ縮小していない
時点(2日目)での創部浸出液を用いて、本方法を実施
すると、ハイドロコロイドドレッシング剤を適用して得
られた創部浸出液では、24時間後のコラーゲンゲルの
面積が、粘着ドレッシング剤またはフィルムドレッシン
グ剤を適用して得られた創部浸出液に比べて小さい。9
日後の創部面積においても、ハイドロコロイドドレッシ
ング剤適用の場合は、小さくなっており、粘着ドレッシ
ング剤またはフィルムドレッシング剤では大きい。従っ
て、24時間後のコラーゲンゲルの面積が、9日後の創
部面積の大きさをほぼ反映しており、本発明の方法は、
創傷治療剤の治療効果を早期に確認する方法として有効
であることがわかった。
【0029】試験例3 活性型TGF−β1の評価 薬理試験例1で得た浸出液中の活性型TGF−β1をE
LISAキット(TGF−β1Emax Immno
Assay System、Promega社製)を用
いて測定し、ゲル面積収縮率との関係を比較した。
【0030】
【表3】
【0031】表3より、活性型TGF−β1がゲルの収
縮率に及ぼす影響は大きく、ある程度は収縮率からその
存在を確認できることがわかった。
【0032】
【発明の効果】本発明の創傷の病態の検査方法によれ
ば、創部の生理的機能を調べることができるので、創傷
の正確な病態を把握することができる。本発明の創傷治
療剤の治療効果の確認方法によれば、早期に創傷治療剤
の治療効果が予測できるので、明確な治療方針を立てる
ことができ、治療日数を短縮することが可能となる。ま
た、創傷治療剤等の開発にも有用な方法として用いるこ
とができる。本発明の創部の浸出液中の生理活性物質の
有無を検査する方法によれば、創部の浸出液中のトラン
スフォーミング増殖因子(TGF−β1)や血小板由来
増殖因子(PDGF)などの生理活性物質の有無を安価
に簡単に検出することが可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラ
    ーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を
    測定することを特徴とする創傷の病態の検査方法。
  2. 【請求項2】 創傷治療剤を適用した創部の浸出液を、
    線維芽細胞を含むコラーゲンゲルに接触させ、該コラー
    ゲンゲルの収縮程度を測定することを特徴とする創傷治
    療剤の治療効果の確認方法。
  3. 【請求項3】 創部の浸出液を、線維芽細胞を含むコラ
    ーゲンゲルに接触させ、該コラーゲンゲルの収縮程度を
    測定することを特徴とする、創部の浸出液中の生理活性
    物質の有無を検査する方法。
JP10296817A 1998-10-19 1998-10-19 創傷の病態の検査方法および創傷治療剤の治療効果の確認方法 Pending JP2000121634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005080553A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Biomaster, Inc. 細胞生理活性物質および細胞培養補添物

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WO2005080553A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Biomaster, Inc. 細胞生理活性物質および細胞培養補添物

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