JP2000121227A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
蔵庫において、チルド室,氷温室,パーシャル室といっ
た新温度帯室を容易に冷却し温度維持を行うことができ
るようにすること。 【解決手段】 第1断熱仕切り19と第2断熱仕切り2
0により分割,区画化された冷蔵室と新温度帯室15と
冷凍室7とを有する冷凍冷蔵庫箱体と、冷蔵室4に比較
的蒸発温度の高い冷蔵用蒸発器5と第1送風機13と冷
凍室7に比較的蒸発温度の低い冷凍用蒸発器8と第2送
風機14とを配設し、第1電磁弁と第1毛細管と冷蔵用
蒸発器5の直列冷媒回路と第2電磁弁と第2毛細管と冷
凍用蒸発器8と逆止弁11の直列冷媒回路とが並列に接
続され、新温度帯室15の冷却は冷凍用蒸発器8からの
低温の吹出し空気により行うことにより、容易に新温度
帯室15を冷却し温度維持を行うことができる。
Description
蒸発器を冷凍室内に冷凍用蒸発器を有し、互いに独立に
冷却を行う冷蔵庫に関し、冷蔵室から第1断熱仕切りに
より分割、区画化されたチルド室,氷温室,パーシャル
室といった新温度帯室の冷却及び温度維持の方式に関す
るものである。
て、特公昭63−50630号公報に開示されている冷
蔵庫の冷凍サイクル図を示す。
は冷蔵室4内に配設された冷蔵用蒸発器,7は冷凍室,
8はこの冷凍室7内に配設された冷凍用蒸発器,9はア
キュームレータである。3は上記凝縮器2を出た冷媒液
を減圧する第1減圧器としての第1毛細管、10はこの
第1毛細管3の冷媒通路上流側に配設された第1開閉弁
としての第1電磁弁、6は上記冷凍用蒸発器5の冷媒通
路上流側に配設された第2減圧器としての第2毛細管、
11はこの第2毛細管6の冷媒通路上流側に配設された
第2開閉弁としての第2電磁弁、12は上記冷凍用蒸発
器8の冷媒通路下流側に設けられた逆止弁である。ま
た、13は冷蔵室4内の空気を循環させて冷却する第1
送風機、14は冷凍室内7内の空気を循環させて冷却す
る第2送風機である。
蔵用蒸発器5の直列冷媒回路と、第2電磁弁11と第2
毛細管6と冷凍用蒸発器8及び逆止弁12の直列冷媒回
路とは並列接続されて上記凝縮器2の上記アキュームレ
ータ9との間に接続されている。
ついて、以下その動作を説明する。冷凍サイクルの運転
は以下のように行われる。まず圧縮機1により圧縮され
た冷媒が凝縮器2で凝縮液化される。凝縮された冷媒は
第1毛細管3もしくは第2毛細管6で減圧されて、それ
ぞれ冷蔵用蒸発器5、冷凍用蒸発器8へ流入、蒸発気化
された後、再び圧縮機1へと吸入される。
蒸発器5と冷蔵室4内の空気が第1送風機13の強制対
流で熱交換されることにより、同じく冷凍用蒸発器8と
冷凍室7内の空気が第2送風機14の強制対流で熱交換
されることにより各室が冷却される。
定値以上の温度上昇を検知すると、圧縮機1が起動し、
冷凍サイクルの運転が行われる。冷蔵室4の温度検知手
段が所定値以下となるまで第1電磁弁10が開放とな
り、第2電磁弁11は閉止となる。
することなく、冷蔵用蒸発器5へのみ流れる。このとき
の冷凍サイクルの冷蔵用蒸発器5の蒸発温度の設定は、
冷蔵室4の温度設定が5℃程度に対して−5〜0℃であ
り、通常の−30〜−25℃の蒸発温度に対して2〜
2.5倍の成績係数で圧縮機の運転が可能である。
知手段が所定値以下を検知すると、第1電磁弁10が閉
止し、第2電磁弁11が開放となる。
し、冷凍室7の冷却が行われる。このときの冷凍サイク
ルの冷凍用蒸発器8の蒸発温度は冷凍室6の温度設定が
−18℃程度に対し、通常の−30〜−25℃の蒸発温
度で冷却される。
器8への冷媒供給時間を分配することで冷蔵室4と冷凍
室7の冷却を交互に繰り返し行うことにより、冷蔵室4
の冷却時の蒸発温度を上昇させ、圧縮機1の成績係数が
比較的高い状態で運転を行い、効率化を計るものであ
る。
は、生鮮食品等の鮮度維持を目的に、冷蔵室内に温度設
定がそれぞれ約0℃のチルド室、約−1℃の氷温室、約
−3度のパーシャル室といった温度設定が約−3〜0℃
の新温度帯室が内蔵されている場合が主流となってい
る。
ては、−5〜0℃の蒸発温度である冷蔵用蒸発器と冷蔵
室内の5℃程度の空気が第1送風機の強制対流で熱交換
され、冷蔵室への−2〜3℃程度の比較的温度の高い吹
出し空気で冷蔵室が冷却されるため、冷蔵室内に内蔵さ
れた温度設定が約−3〜0℃の新温度帯室の温度維持は
非常に困難なものとなり、温度設定の低いパーシャル室
等に到っては温度維持が不可能になる。
蔵室内に内蔵されているため、圧縮機の停止時や冷蔵室
の冷却時といった新温度帯室の冷却時以外の運転状態に
おいて、冷蔵室内の比較的温度の高い空気の熱影響を受
け新温度帯室内が昇温し、生鮮食品等の鮮度維持期間が
短くなるという課題を有していた。
決するもので、冷蔵室に内蔵されたチルド室,氷温室,
パーシャル室といった約−3〜0℃の新温度帯室を第1
断熱仕切りにより冷蔵室から分割,区画化し、新温度帯
室を冷蔵用蒸発器から比較的温度の高い吹出し空気によ
り冷却するのではなく、冷凍室内の冷凍用蒸発器からの
低温の吹出し空気により冷却することにより容易に新温
度帯室を冷却することができ、第1断熱仕切りにより冷
蔵室内の比較的温度の高い空気の熱影響は大幅に軽減で
きるので、圧縮機の停止時や冷蔵室の冷却時といった新
温度帯室の冷却時以外の運転状態において、新温度帯室
内の昇温が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くす
ることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
に本発明の冷蔵庫は、少なくとも三つの異なる温度帯で
温度調節を行う区画で構成され、第1断熱仕切り,第2
断熱仕切りによりそれぞれ分割、区画化された冷蔵室と
チルド室、氷温室,パーシャル室といった新温度帯室と
冷凍室とを有する冷蔵庫箱体と、前記冷蔵室に比較的蒸
発温度の高い冷蔵用蒸発器と第1送風機と前記冷凍室に
比較的蒸発温度の低い冷凍用蒸発器と第2送風機とを配
設し、第1電磁弁と第1毛細管と前記冷蔵用蒸発器の直
列冷媒回路と第2電磁弁と第2毛細管と前記冷凍用蒸発
器と逆止弁の直列冷媒回路とが並列に接続され、前記新
温度帯室の冷却は前記冷凍用蒸発器からの低温の吹出し
空気により行うことを特徴とする。
側に冷凍用蒸発器と第2送風機で構成された第2冷却室
を配置したことを特徴とする。
気の流通路に蓄冷材を配置したことを特徴とする。
仕切りにより分割、区画化されたチルド室,氷温室,パ
ーシャル室といった約−3〜0℃の新温度帯室について
は冷蔵室内の冷蔵用蒸発器からの比較的温度の高い吹出
し空気により冷却するのではなく、冷凍室内の冷凍用蒸
発器からの低温の吹出し空気により冷却することにより
容易に新温度帯室を冷却することができ、第1断熱仕切
りにより冷蔵室内の比較的温度の高い空気の熱影響は大
幅に軽減できるので、圧縮機の停止時や冷蔵室の冷却時
といった新温度帯室の冷却時以外の運転状態において、
新温度帯室内の昇温が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期
間を長くすることができる。
第2送風機で構成された第2冷却室を配置することによ
り、圧縮機の停止時や冷蔵室の冷却時といった新温度帯
室の冷却時以外の運転状態において、低温の第2冷却室
から新温度帯室への熱リークにより新温度帯室内の昇温
が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くすることが
できる。
気の流通路に蓄冷材を配置することにより、圧縮機の停
止時や冷蔵室の冷却時といった新温度帯室の冷却時以外
の運転状態においては、新温度帯室の冷却中に低温の吹
出し空気により冷却された蓄冷材の冷却効果により新温
度帯室内の昇温が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を
長くすることができる。
は、少なくとも三つの異なる温度帯で温度調節を行う区
画で構成され、第1断熱仕切り,第2断熱仕切りにより
それぞれ分割、区画化された冷蔵室とチルド室,氷温
室,パーシャル室といった新温度帯室と冷凍室とを有す
る冷蔵庫箱体と、前記冷蔵室に冷蔵用蒸発器と第1送風
機と前記冷凍室に冷凍用蒸発器と第2送風機とを配設
し、第1電磁弁と第1毛細管と前記冷蔵用蒸発器の直列
冷媒回路と第2電磁弁と第2毛細管と前記冷凍用蒸発器
と逆止弁の直列冷媒回路とが並列に接続され、前記新温
度帯室の冷却は前記冷凍用蒸発器からの吹出し空気によ
り行うことを特徴とするものである。
約−3〜0の新温度帯室については、冷蔵室内の冷蔵用
蒸発器からの比較的温度の高い吹出し空気により冷却す
るのではなく、冷凍室内の冷凍用蒸発器からの低温の吹
出し空気により冷却することにより容易に新温度帯室の
冷却を行うことができ、第1断熱仕切りにより冷蔵室内
の比較的温度の高い空気の熱影響は軽減できるので、圧
縮機の停止時や冷蔵室の冷却時といった新温度帯室の冷
却時以外の運転状態において、新温度帯室内の昇温が抑
えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くすることができ
るという作用を有する。
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の請求項1の実施例にお
ける冷蔵庫の冷却システム概略図、図2は断面概略図で
ある。
〜5℃の冷蔵室4と生鮮食品の鮮度維持を目的に設けら
れたチルド室,氷温室,パーシャル室といった温度設定
が約−3〜0℃の新温度帯室15とが第1断熱仕切り1
9により分割され、また新温度帯室15と温度設定が約
−22〜−18℃の冷凍室7とが第2断熱仕切り20に
より分割され配置している。冷蔵室4内,新温度帯室1
5内,冷凍室7内の食品等の収納物の出し入れは、それ
ぞれ冷蔵室用断熱ドア17,新温度帯室用ドア29,冷
凍室用断熱ドア18を介して行われる。
5と第1送風機13とで構成され冷蔵室4の奥側に配置
した第1冷却室、22は比較的蒸発温度の低い冷凍用蒸
発器8と第2送風機14とで構成され冷凍室7の奥側に
配置した第2冷却室である。
気の温度を検知する第1温度検知手段、24は冷凍室7
内に配置され冷凍室7内の空気の温度を検知する第2温
度検知手段、25は新温度帯室15内に配置され新温度
帯室15内の空気の温度を検知する第3温度検知手段で
ある。
段24の温度情報をもとに、圧縮機1,第1電磁弁10
及び第2電磁弁11,第1送風機13及び第2送風機1
4の動作が制御手段により制御される。
度情報をもとに、開閉動作を行い新温度帯室の温度を約
−3〜0℃に維持する電動ダンパである。26は冷凍用
蒸発器8からの低温の吹出し空気を新温度帯室15内に
電動ダンパ28を介して導出する吹出しダクト、27は
新温度帯室15内の空気を冷凍用蒸発器8の下流側に導
出する吸込みダクトである。
発器5の直列冷媒回路と、第2電磁弁11と第2毛細管
6と冷凍用蒸発器8及び逆止弁12の直列冷媒回路とは
並列接続されて凝縮器2とアキュームレータ9との間に
接続されている。
請求項1の実施例の動作について説明を行う。
示すタイムチャートである。冷凍室7内の空気の温度が
上昇すると冷凍室7内に配置された第2温度検知手段2
4が予め設定された所定温度t2a以上となることを検
知し、制御手段はそのタイミングT1において、圧縮機
1と第1送風機13とを作動し、第1電磁弁の開放動作
を行う。
の冷媒は凝縮器2により凝縮液化し、開放された第1電
磁弁10を介し第1毛細管3で減圧されたのち冷蔵用蒸
発器5で第1送風機の強制対流により冷蔵室4内の空気
と熱交換され蒸発気化され、冷蔵室4内は冷却される。
室4内に配置された第1温度検知手段23が予め設定さ
れた所定温度t1b以下となることを検知し、制御手段
はそのタイミングT2において第1送風機13の動作を
停止し第1電磁弁10の閉止動作を行い冷蔵室4内の冷
却を停止するとともに、第2送風機14を作動し第2電
磁弁11及び電動ダンパ28の開放動作を行う。
発器5内に流れなくなった冷媒は、開放された第2電磁
弁11を介し第2毛細管6で減圧されたのち冷凍用蒸発
器8で第2送風機14の強制対流により冷凍室7内の空
気と熱交換され、また吹出しダクト26と開放された電
動ダンパ28及び吸込みダクト27により新温度帯室1
5内の空気と熱交換され蒸発気化され、冷凍室7内及び
新温度帯室15内は冷却される。
と新温度帯室15内に配置された第3温度検知手段25
が予め設定された所定温度t3b以下となることを検知
し、制御手段はそのタイミングT3において電動ダンパ
28の閉止動作を行い、新温度帯室15内の冷却を停止
し冷凍室7内の冷却のみを行う。
は、冷蔵室4内の冷却を停止しているため冷凍室4内の
空気の温度は上昇する。
室4内に配置された第1温度検知手段23が予め設定さ
れた所定温度t1a以上となることを検知し、制御手段
はそのタイミングT4において第2送風機14の動作を
停止し第2電磁弁11の閉止動作を行い冷凍室7内の冷
却を停止するとともに、第1送風機13を作動し第1電
磁弁10の開放動作を行う。
発器8内に流れなくなった冷媒は、開放された第1電磁
弁10を介し第1毛細管3で減圧されたのち冷蔵用蒸発
器5で第1送風機13の強制対流により冷蔵室4内の空
気と熱交換され蒸発気化され、冷蔵室内4が冷却され
る。
と第1送風機13及び第2送風機14と電動ダンパ28
は、タイミングT3の冷凍室7内の冷却中に冷蔵室4内
に配置された第1温度検知手段23が予め設定された所
定温度t1a以上となることなく、冷凍室7内に配置さ
れた第2温度検知手段24が予め設定された所定温度t
2b以下となるタイミングT5において圧縮機1の動作
が停止するまで、タイミングT4,タイミングT2,タ
イミングT3での動作を順次繰り返し、各室の冷却を行
う。
第2送風機14の動作は停止しているが第1電磁弁及び
第2電磁弁は開放状態,閉止状態のいずれの場合でもよ
い。
り19により分割,区画化されたチルド室,氷温室,パ
ーシャル室といった約−3〜0℃の新温度帯室15につ
いては冷蔵室4内の冷蔵用蒸発器5からの比較的温度の
高い吹出し空気により冷却するのではなく、冷凍室7内
の冷凍用蒸発器8からの低温の吹出し空気により冷却す
ることにより新温度帯室15の冷却を容易に行うことが
でき、第1断熱仕切り19により冷蔵室4内の比較的温
度の高い空気の熱影響は大幅に軽減できるので、圧縮機
1の停止時や冷蔵室4の冷却時といった新温度帯室15
の冷却時以外の運転状態において、新温度帯室15内の
昇温が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くするこ
とができる。
の実施例における冷蔵庫は断面概略図である。
説明は省略し、同一符号を付す。冷蔵室4から第1断熱
仕切り19により分割,区画化された新温度帯室15の
奥側に冷凍用蒸発器8と第2送風機14で構成された第
2冷却室21を配置した構成となっている。
請求項3の実施例の動作について説明を行う。
室21内の温度は約−30〜−15℃と低いため、低温
の第2冷却室21から温度設定が約−3〜0℃と比較的
高い新温度帯室15に、その温度差により熱がリーク
し、新温度帯室15は冷却される。
19により分割,区画化された新温度帯室15の奥側に
冷凍用蒸発器8と第2送風機14で構成された第2冷却
室21を配置することにより、圧縮機1の停止時や冷蔵
室15の冷却時といった新温度帯室15の冷却時以外の
運転状態において、低温の第2冷却室21から新温度帯
室15への熱リークにより新温度帯室15内の昇温が抑
えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くすることができ
る。
の実施例における冷蔵庫は断面概略図である。
説明を省略し、同一符号を付す。新温度帯室内15への
低温の吹出し空気の流通路に蓄冷材29を配置した構成
となっている。
請求項4の実施例の動作について説明を行う。
冷凍用蒸発器15からの約−25〜−15℃の低温の吹
出し空気により−10〜−5℃程度まで冷却される。新
温度帯室15の冷却時以外においては、低温の蓄冷材2
9の冷却効果により新温度帯15は冷却される。
吹出し空気の流通路に蓄冷材29を配置することによ
り、圧縮機1の停止時や冷蔵室4の冷却時といった新温
度帯室15の冷却時以外の運転状態においては、新温度
帯室15の冷却中に低温の吹出し空気により冷却された
蓄冷材29の冷却効果により新温度帯室15内の昇温が
抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くすることがで
きる。
冷蔵庫は、少なくとも三つの異なる温度帯で温度調節を
行う区画で構成され、第1断熱仕切り,第2断熱仕切り
によりそれぞれ分割,区画化された冷蔵室とチルド室,
氷温室,パーシャル室といった新温度帯室と冷凍室とを
有する冷蔵庫箱体と、前記冷蔵室に比較的蒸発温度の高
い冷蔵用蒸発器と第1送風機と前記冷凍室に比較的蒸発
温度の低い冷凍用蒸発器と第2送風機とを配設し、第1
電磁弁と第1毛細管と前記冷蔵用蒸発器の直列冷媒回路
と第2電磁弁と第2毛細管と前記冷凍用蒸発器と逆止弁
の直列冷媒回路とが並列に接続され、前記新温度帯室の
冷却は前記冷凍用蒸発器からの低温の吹出し空気により
行うものである。
室,氷温室,パーシャル室といった約−3〜0℃の新温
度帯室については冷蔵室内の冷蔵用蒸発器からの比較的
温度の高い吹出し空気により冷却するのではなく、冷凍
室内の冷凍用蒸発器からの低温の吹出し空気により冷却
することにより容易に新温度帯室を冷却することがで
き、第1断熱仕切りにより冷蔵室内の比較的温度の高い
空気の熱影響は大幅に軽減できるので、圧縮機の停止時
や冷蔵室の冷却時といった新温度帯室の冷却時以外の運
転状態において、新温度帯室内の昇温が抑えられ生鮮食
品等の鮮度維持期間を長くすることができるという効果
を有する。
側に冷凍用蒸発器と第2送風機で構成された第2冷却室
を配置するものである。
却時といった新温度帯室の冷却時以外の運転状態におい
て、低温の第2冷却室から新温度帯室への熱リークによ
り新温度帯室内の昇温が抑えられ生鮮食品等の鮮度維持
期間を長くすることができるという効果を有する。
気の流通路に蓄冷材を配置するものである。
却時といった新温度帯室の冷却時以外の運転状態におい
ては、新温度帯室の冷却中に低温の吹出し空気により冷
却された蓄冷材の冷却効果により新温度帯室内の昇温が
抑えられ生鮮食品等の鮮度維持期間を長くすることがで
きるという効果を有する。
却システム図
面概略図
ト
面概略図
面概略図
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも三つの異なる温度帯で温度調
節を行う区画で構成され、第1断熱仕切り、第2断熱仕
切りによりそれぞれ分割、区画化された冷蔵室とチルド
室,氷温室,パーシャル室といった新温度帯室と冷凍室
とを有する冷蔵庫箱体と、前記冷蔵室に比較的蒸発温度
の高い冷蔵用蒸発器と第1送風機と前記冷凍室に比較的
蒸発温度の低い冷凍用蒸発器と第2送風機とを配設し、
第1電磁弁と第1毛細管と前記冷蔵用蒸発器の直列冷媒
回路と第2電磁弁と第2毛細管と前記冷凍用蒸発器と逆
止弁の直列冷媒回路とが並列に接続され、前記新温度帯
室の冷却は前記冷凍用蒸発器からの低温の吹出し空気に
より行うことを特徴とする冷蔵室。 - 【請求項2】 冷蔵室から第1断熱仕切りにより分割、
区画化された新温度帯室の奥側に冷凍用蒸発器と第2送
風機で構成された第2冷却室を配置したことを特徴とす
る請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 新温度帯室内への低温の吹出し空気の流
通路に蓄冷材を配置したことを特徴とする請求項1及び
請求項2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29826198A JP2000121227A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29826198A JP2000121227A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000121227A true JP2000121227A (ja) | 2000-04-28 |
JP2000121227A5 JP2000121227A5 (ja) | 2005-12-02 |
Family
ID=17857346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29826198A Pending JP2000121227A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000121227A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100360879C (zh) * | 2003-01-07 | 2008-01-09 | 海尔集团公司 | 多温区直冷式电冰箱 |
JP2010230214A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
CN102338513A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-02-01 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 制冷系统和具有该制冷系统的冰箱 |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP29826198A patent/JP2000121227A/ja active Pending
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JP2010230214A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
CN102338513A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-02-01 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 制冷系统和具有该制冷系统的冰箱 |
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