JP2000120974A - 脱水汚泥の圧送配管 - Google Patents
脱水汚泥の圧送配管Info
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- JP2000120974A JP2000120974A JP10299933A JP29993398A JP2000120974A JP 2000120974 A JP2000120974 A JP 2000120974A JP 10299933 A JP10299933 A JP 10299933A JP 29993398 A JP29993398 A JP 29993398A JP 2000120974 A JP2000120974 A JP 2000120974A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱水汚泥の圧送配管の腐食を防ぎ、圧損を低
減するための配管を提供する。また、錆とは関係なく、
摩擦係数をかなり減少させ、低コストかつ簡易な操作で
圧送の際の摩擦低減をする。 【解決手段】 配管1と、該配管1の外部に設けられた
枝管2と、該枝管2の終端部に該枝管内の流体に接する
ように設けた犠牲陽極とを含んでなる配管内面の防食装
置を備えた脱水汚泥の圧送配管が提供される。また、低
含水率のケーキを圧送する圧送配管の内面を合成樹脂の
粉体あるいはシートでライニングすることにより、摩擦
係数を低減させた脱水汚泥の圧送配管が提供される。
減するための配管を提供する。また、錆とは関係なく、
摩擦係数をかなり減少させ、低コストかつ簡易な操作で
圧送の際の摩擦低減をする。 【解決手段】 配管1と、該配管1の外部に設けられた
枝管2と、該枝管2の終端部に該枝管内の流体に接する
ように設けた犠牲陽極とを含んでなる配管内面の防食装
置を備えた脱水汚泥の圧送配管が提供される。また、低
含水率のケーキを圧送する圧送配管の内面を合成樹脂の
粉体あるいはシートでライニングすることにより、摩擦
係数を低減させた脱水汚泥の圧送配管が提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市下水や製紙工
程などから出る産業下水の処理の結果生成する脱水汚泥
等の低含水率のケーキを圧送する配管において、安価に
錆止めを行い、かつ圧損増加を防止することができる配
管内面の防食装置を備えた圧送配管、及びその配管の内
面をライニングすることにより、管摩擦を低減させた圧
送配管に関する。
程などから出る産業下水の処理の結果生成する脱水汚泥
等の低含水率のケーキを圧送する配管において、安価に
錆止めを行い、かつ圧損増加を防止することができる配
管内面の防食装置を備えた圧送配管、及びその配管の内
面をライニングすることにより、管摩擦を低減させた圧
送配管に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、汚泥の脱水ケーキの搬送に、従来
よりあるベルトコンベアではなく、臭気や周囲の汚れを
防ぐことができる配管圧送方式の採用が増加している。
しかし、脱水汚泥など、含水率の低いケーキの圧送配管
は、金属製配管により圧送する場合、内部抵抗が大き
く、腐食しやすくなり、特に内面の錆が進行すると、圧
損が著しく増大する傾向がある。そのため、それらの脱
水汚泥などの圧送ポンプは、動力、寿命の側面において
悪影響を受けるようになる。
よりあるベルトコンベアではなく、臭気や周囲の汚れを
防ぐことができる配管圧送方式の採用が増加している。
しかし、脱水汚泥など、含水率の低いケーキの圧送配管
は、金属製配管により圧送する場合、内部抵抗が大き
く、腐食しやすくなり、特に内面の錆が進行すると、圧
損が著しく増大する傾向がある。そのため、それらの脱
水汚泥などの圧送ポンプは、動力、寿命の側面において
悪影響を受けるようになる。
【0003】このような悪影響に対する方策の一つとし
て、金属製鋼管の腐食を防止するための電気防食法があ
る。その電気防食法の代表的な方法としては、陰極防食
がある。例えば、特開平3−82783号公報には、腐
食性流体が流れるステンレス鋼管の管内表面に、このス
テンレス鋼より腐食電位が卑でかつアノード過電圧が低
い金属製の長尺材を実質的に管内全長に亘って設けて陰
極防食を図る方法(「流電陽極法」という)が開示され
ている。この金属製の長尺材が流電陽極あるいは犠牲陽
極となるものである。このような電極は、自ら消耗して
行くので犠牲電極の名がある。
て、金属製鋼管の腐食を防止するための電気防食法があ
る。その電気防食法の代表的な方法としては、陰極防食
がある。例えば、特開平3−82783号公報には、腐
食性流体が流れるステンレス鋼管の管内表面に、このス
テンレス鋼より腐食電位が卑でかつアノード過電圧が低
い金属製の長尺材を実質的に管内全長に亘って設けて陰
極防食を図る方法(「流電陽極法」という)が開示され
ている。この金属製の長尺材が流電陽極あるいは犠牲陽
極となるものである。このような電極は、自ら消耗して
行くので犠牲電極の名がある。
【0004】また、実公昭63−15332号公報に
は、金属製管の腐食を防止するための、同管内面に取付
けられる長尺な犠牲陽極の取付構造が開示されている。
しかし、上述のような防食技術は、配管内面の腐食防止
のため、犠牲陽極を管内に設けている構造であって、こ
の犠牲陽極は流体の流れに影響を与えるという問題が生
じる。これは、配管が粘度の高い流体を圧送するのに用
いられる場合に大きな問題となる。
は、金属製管の腐食を防止するための、同管内面に取付
けられる長尺な犠牲陽極の取付構造が開示されている。
しかし、上述のような防食技術は、配管内面の腐食防止
のため、犠牲陽極を管内に設けている構造であって、こ
の犠牲陽極は流体の流れに影響を与えるという問題が生
じる。これは、配管が粘度の高い流体を圧送するのに用
いられる場合に大きな問題となる。
【0005】同様に、汚泥の脱水ケーキの搬送のための
配管圧送方式における、内部抵抗や配管内面の錆による
圧損の問題に対する方策として、脱水汚泥などの圧送管
の内面と汚泥との境界面に滑剤の膜を形成し、管内の圧
損を低減する滑剤注入法と、配管の内面をZnメッキす
る方法が知られている。しかし、滑剤注入法において
は、滑剤として水を入れると最終的な脱水汚泥の焼却の
燃費が悪くなり、コストが上がるという欠点がある。ま
た、この滑剤注入法では、滑剤注入管本体の他に、圧力
指示調節計、ポンプ等からなる注入量制御装置が必要で
あり、更に、注入管のメンテナンス用のバルブも必要と
なり、装置が複雑でコストも高いという欠点が生じる。
一方、Znメッキ法においては、設置とメンテナンスの
コストが高くなるという問題がある。又、Znが消耗し
た時点で防食効果が消滅する。
配管圧送方式における、内部抵抗や配管内面の錆による
圧損の問題に対する方策として、脱水汚泥などの圧送管
の内面と汚泥との境界面に滑剤の膜を形成し、管内の圧
損を低減する滑剤注入法と、配管の内面をZnメッキす
る方法が知られている。しかし、滑剤注入法において
は、滑剤として水を入れると最終的な脱水汚泥の焼却の
燃費が悪くなり、コストが上がるという欠点がある。ま
た、この滑剤注入法では、滑剤注入管本体の他に、圧力
指示調節計、ポンプ等からなる注入量制御装置が必要で
あり、更に、注入管のメンテナンス用のバルブも必要と
なり、装置が複雑でコストも高いという欠点が生じる。
一方、Znメッキ法においては、設置とメンテナンスの
コストが高くなるという問題がある。又、Znが消耗し
た時点で防食効果が消滅する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、全
体として、脱水汚泥の圧送配管の腐食を防ぎ、圧損を低
減するための配管を提供することを目的とする。具体的
に、本発明は以上のような従来技術の有する問題に鑑
み、永続的な防食を可能にし、さらに安価に錆止めを行
い、特に粘度の高い物質を圧送する場合に問題となる圧
損の増加を防止できる配管内面の防食装置を備えた脱水
汚泥の圧送配管を提供し、さらに、錆とは関係なく、摩
擦係数がかなり少なくなり、これによって低コストかつ
簡易な操作で実現できる摩擦低減処理をした脱水汚泥の
圧送配管を提供することを目的とする。
体として、脱水汚泥の圧送配管の腐食を防ぎ、圧損を低
減するための配管を提供することを目的とする。具体的
に、本発明は以上のような従来技術の有する問題に鑑
み、永続的な防食を可能にし、さらに安価に錆止めを行
い、特に粘度の高い物質を圧送する場合に問題となる圧
損の増加を防止できる配管内面の防食装置を備えた脱水
汚泥の圧送配管を提供し、さらに、錆とは関係なく、摩
擦係数がかなり少なくなり、これによって低コストかつ
簡易な操作で実現できる摩擦低減処理をした脱水汚泥の
圧送配管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の一態様によれば、配管と、該配管の外部に
配管内側と連通して設けられた枝管と、該枝管の終端部
に該枝管内の流体に接するように設けた犠牲陽極とを含
んでなる配管内面の防食装置を備えた脱水汚泥の圧送配
管が提供される。上記犠牲陽極は、マグネシウム、亜
鉛、アルミニウム、鉄又はこれらの合金からなるインゴ
ットであってよく、このインゴットを交換することによ
り永続的に防食することができる。さらに、インゴット
の交換のために、枝管に閉止バルブを設けることができ
る。この閉止バルブを閉じて、インゴットを交換し、交
換後に閉止バルブを再び開く。
に、本発明の一態様によれば、配管と、該配管の外部に
配管内側と連通して設けられた枝管と、該枝管の終端部
に該枝管内の流体に接するように設けた犠牲陽極とを含
んでなる配管内面の防食装置を備えた脱水汚泥の圧送配
管が提供される。上記犠牲陽極は、マグネシウム、亜
鉛、アルミニウム、鉄又はこれらの合金からなるインゴ
ットであってよく、このインゴットを交換することによ
り永続的に防食することができる。さらに、インゴット
の交換のために、枝管に閉止バルブを設けることができ
る。この閉止バルブを閉じて、インゴットを交換し、交
換後に閉止バルブを再び開く。
【0008】さらに、本発明のもう一つの態様によれ
ば、低含水率のケーキを圧送する圧送配管内面をポリエ
チレンと、ポリプロピレンと、ポリウレタンと、エチレ
ンの水素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチ
レン重合体と、このような置換エチレンとエチレンとの
共重合体とから選ばれる合成樹脂でライニングすること
により、圧送配管の内面の摩擦を低減させる方法が提供
される。この方法による処理を脱水汚泥の圧送配管に施
すことができる。
ば、低含水率のケーキを圧送する圧送配管内面をポリエ
チレンと、ポリプロピレンと、ポリウレタンと、エチレ
ンの水素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチ
レン重合体と、このような置換エチレンとエチレンとの
共重合体とから選ばれる合成樹脂でライニングすること
により、圧送配管の内面の摩擦を低減させる方法が提供
される。この方法による処理を脱水汚泥の圧送配管に施
すことができる。
【0009】本発明が適用される脱水汚泥または低含水
率のケーキは、水分が約60〜85%であり、通常、8
0%又はそれ以下である。このケーキは、有機物、無機
物を問わず、各種の脱水ケーキであってよい。このよう
なケーキの一例としては、製紙工程からの下水を初沈、
エアレーション、終沈して浄化する際に出る汚泥を濃縮
し、脱水したものがある。このケーキの比重は、0.9
〜1.3程度であることが多く、砂などが混入している
ことが多い。その他、都市下水の処理により生成する脱
水ケーキも、本発明の対象となる。このようなケーキの
粘度は500cP以上であり、上限は通常の粘度計の測
定範囲を越えるので、特にない。
率のケーキは、水分が約60〜85%であり、通常、8
0%又はそれ以下である。このケーキは、有機物、無機
物を問わず、各種の脱水ケーキであってよい。このよう
なケーキの一例としては、製紙工程からの下水を初沈、
エアレーション、終沈して浄化する際に出る汚泥を濃縮
し、脱水したものがある。このケーキの比重は、0.9
〜1.3程度であることが多く、砂などが混入している
ことが多い。その他、都市下水の処理により生成する脱
水ケーキも、本発明の対象となる。このようなケーキの
粘度は500cP以上であり、上限は通常の粘度計の測
定範囲を越えるので、特にない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。なお、本発明は以下の実施形態にのみ限定さ
れるものではない。まず、図1に対すように、本発明の
一実施形態にかかる防食装置は、金属製の配管1と、そ
の配管から分枝して伸びる枝管2と、犠牲陽極として用
いられる金属のインゴット3とからなる。このインゴッ
ト3は容器4に収められて、枝管2に取り付けられる。
また、配管1とインゴット容器4の間に閉止バルブ5が
設けられており、インゴット3の取り換えを容易にして
いる。
説明する。なお、本発明は以下の実施形態にのみ限定さ
れるものではない。まず、図1に対すように、本発明の
一実施形態にかかる防食装置は、金属製の配管1と、そ
の配管から分枝して伸びる枝管2と、犠牲陽極として用
いられる金属のインゴット3とからなる。このインゴッ
ト3は容器4に収められて、枝管2に取り付けられる。
また、配管1とインゴット容器4の間に閉止バルブ5が
設けられており、インゴット3の取り換えを容易にして
いる。
【0011】本発明の配管内面の防食装置においては、
被防食金属体に低電位金属を流電陽極あるいは犠牲陽極
として接続し、両者の電位差を利用し、防食電流を発生
させる方式が用いられる。このような犠牲陽極方式は、
電源のない場所、小電流で十分な場合に好適であり、施
工が簡単で管理が容易であるが、陽極の消耗を補充する
必要がある。本発明において犠牲陽極として用いられる
インゴット3は、容易に交換することができる。従っ
て、インゴット3を必要に応じて交換することにより、
永続的な防食が可能となる。
被防食金属体に低電位金属を流電陽極あるいは犠牲陽極
として接続し、両者の電位差を利用し、防食電流を発生
させる方式が用いられる。このような犠牲陽極方式は、
電源のない場所、小電流で十分な場合に好適であり、施
工が簡単で管理が容易であるが、陽極の消耗を補充する
必要がある。本発明において犠牲陽極として用いられる
インゴット3は、容易に交換することができる。従っ
て、インゴット3を必要に応じて交換することにより、
永続的な防食が可能となる。
【0012】本発明の脱水汚泥の圧送配管においては、
上記犠牲陽極であるインゴット3を、管内に設けず、流
体の流れに影響を与えないよう圧送配管1の外部に設
け、電気的接続により前記圧送配管の内部に防食電流を
流す。本発明の圧送配管の材質としては、鋼、ステンレ
ス鋼、アルミニウム合金などがある。なお、用いられる
管の径は、特に限定されないが、通常、100A〜40
0A程度である。
上記犠牲陽極であるインゴット3を、管内に設けず、流
体の流れに影響を与えないよう圧送配管1の外部に設
け、電気的接続により前記圧送配管の内部に防食電流を
流す。本発明の圧送配管の材質としては、鋼、ステンレ
ス鋼、アルミニウム合金などがある。なお、用いられる
管の径は、特に限定されないが、通常、100A〜40
0A程度である。
【0013】本発明の圧送配管に設けられている防食装
置は、500cP以上の粘度を有する、都市下水処理や
製紙工程などの産業下水の処理から出る脱水汚泥などを
圧送する配管に好適に用いることができる。このような
脱水汚泥の含水率は60%〜85%程度であることが多
い。しかし、この装置は、他の粘度の低い流体にも適用
することができる。
置は、500cP以上の粘度を有する、都市下水処理や
製紙工程などの産業下水の処理から出る脱水汚泥などを
圧送する配管に好適に用いることができる。このような
脱水汚泥の含水率は60%〜85%程度であることが多
い。しかし、この装置は、他の粘度の低い流体にも適用
することができる。
【0014】犠牲陽極は用途に応じて種々の形状、寸法
が鋳造、押出し、圧延の方法により製作される。本発明
において、犠牲陽極の材質としては、例えば、マグネシ
ウム、亜鉛、アルミニウム、鉄又はこれらの合金からな
るインゴットを使用することができる。犠牲陽極の材質
は、通常、防食すべき管の材質及び流れる液体の性質を
考慮して当業者にとって容易に選択される。例えば、ス
テンレス鋼の管に対しては、腐食電位がより卑である亜
鉛やアルミ黄銅、マグネシウム、鉄などを犠牲陽極とし
て用いることができる。また、銅合金やチタンを使った
管の防食には、鉄材を陽極として用いることができる。
アルミニウムの管には、アルミニウム合金等を陽極とし
て用いることができる。
が鋳造、押出し、圧延の方法により製作される。本発明
において、犠牲陽極の材質としては、例えば、マグネシ
ウム、亜鉛、アルミニウム、鉄又はこれらの合金からな
るインゴットを使用することができる。犠牲陽極の材質
は、通常、防食すべき管の材質及び流れる液体の性質を
考慮して当業者にとって容易に選択される。例えば、ス
テンレス鋼の管に対しては、腐食電位がより卑である亜
鉛やアルミ黄銅、マグネシウム、鉄などを犠牲陽極とし
て用いることができる。また、銅合金やチタンを使った
管の防食には、鉄材を陽極として用いることができる。
アルミニウムの管には、アルミニウム合金等を陽極とし
て用いることができる。
【0015】陰極防食の実施に当たって、適用対象物に
最も適合した防食に必要な電流を求める。この防食所要
電流は、次式によって算定することができる。 〔数1〕 I=iO×S ここで、iOは環境条件に応じた必要な電流密度、Sは
防食対象面積、Iは所要電流を示す。既設の構造物の場
合は、仮設の電源から試験的に通電し、電位測定により
所要電流を実験的に求めることもある。この際、所要電
流の経時変化を考慮する必要がある。
最も適合した防食に必要な電流を求める。この防食所要
電流は、次式によって算定することができる。 〔数1〕 I=iO×S ここで、iOは環境条件に応じた必要な電流密度、Sは
防食対象面積、Iは所要電流を示す。既設の構造物の場
合は、仮設の電源から試験的に通電し、電位測定により
所要電流を実験的に求めることもある。この際、所要電
流の経時変化を考慮する必要がある。
【0016】また、配管が短い場合をのぞき、通常、本
発明における防食装置は、適切な間隔をおいて複数配設
する必要がある。その間隔は、配管を通る流体の粘度や
イオン濃度、電気抵抗など種々の要素の影響を受ける
が、典型例では、都市下水脱水汚泥配管の場合、配管径
100A〜400Aのとき5〜10m程度の間隔で本発
明装置が配設される。また、枝管2の長さは短い方が好
ましく、バルブ5も含めて5cmから30cmくらいが
望ましい。また、枝管2の材質は、配管1と同等が望ま
しい。インゴット3の大きさは特に限定されないが、5
0gから1kg程度のものを用いることができる。
発明における防食装置は、適切な間隔をおいて複数配設
する必要がある。その間隔は、配管を通る流体の粘度や
イオン濃度、電気抵抗など種々の要素の影響を受ける
が、典型例では、都市下水脱水汚泥配管の場合、配管径
100A〜400Aのとき5〜10m程度の間隔で本発
明装置が配設される。また、枝管2の長さは短い方が好
ましく、バルブ5も含めて5cmから30cmくらいが
望ましい。また、枝管2の材質は、配管1と同等が望ま
しい。インゴット3の大きさは特に限定されないが、5
0gから1kg程度のものを用いることができる。
【0017】なお、本発明では、脱水汚泥など、含水率
の低いケーキの圧送配管の管摩擦を低減するため、管内
面をライニング処理する。これにより、内面処理した配
管は、錆とは無縁、かつ新しい鋼管と比較しても摩擦係
数がかなり少なくなる。
の低いケーキの圧送配管の管摩擦を低減するため、管内
面をライニング処理する。これにより、内面処理した配
管は、錆とは無縁、かつ新しい鋼管と比較しても摩擦係
数がかなり少なくなる。
【0018】本発明の摩擦低減処理に用いられるライニ
ング材としては、例えば、特に限定されることなく、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン
の水素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチレ
ン重合体、及びこのような置換エチレンとエチレンとの
共重合体等が挙げられる。上記のエチレンの水素原子が
1個以上フルオロ原子で置換されたエチレン重合体とし
ては、四フッ化エチレン、六フッ化エチレンなどが挙げ
られるが、テフロン(四フッ化エチレンの商品名,E.
I.du Pont de Nemours & C
o.,Inc.社製)が好ましい。また、エチレンの水
素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチレンと
エチレンとの共重合体としては、アフロンCOP(四フ
ッ化エチレンとエチレンとの共重合体の商品名;旭硝子
(株)製)を用いるのが好ましい。
ング材としては、例えば、特に限定されることなく、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン
の水素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチレ
ン重合体、及びこのような置換エチレンとエチレンとの
共重合体等が挙げられる。上記のエチレンの水素原子が
1個以上フルオロ原子で置換されたエチレン重合体とし
ては、四フッ化エチレン、六フッ化エチレンなどが挙げ
られるが、テフロン(四フッ化エチレンの商品名,E.
I.du Pont de Nemours & C
o.,Inc.社製)が好ましい。また、エチレンの水
素原子が1個以上フルオロ原子で置換されたエチレンと
エチレンとの共重合体としては、アフロンCOP(四フ
ッ化エチレンとエチレンとの共重合体の商品名;旭硝子
(株)製)を用いるのが好ましい。
【0019】圧送配管内面のライニング工程は、まず、
圧送管の継手部を溶接した後、塗膜の密着性を向上さ
せ、かつ配管の塗膜性能を十分に発揮させるために、前
処理として下地の清浄化及び粗面化を通常行う。この方
法及び条件は、管の材質、所望の最終密着性、塗膜厚な
どによって選択することができる。例えば、清浄化の方
法としては、塩素系溶剤による脱脂、アルカリによる脱
脂、空焼、グランダー・サンドペーパーによる研磨が適
用される。上記の塩素系溶剤としては、例えば、特に限
定されることなく、トリクロルエチレン、パークロルエ
チレン、1、1、1−トリクロルエチレンなどが挙げら
れる。
圧送管の継手部を溶接した後、塗膜の密着性を向上さ
せ、かつ配管の塗膜性能を十分に発揮させるために、前
処理として下地の清浄化及び粗面化を通常行う。この方
法及び条件は、管の材質、所望の最終密着性、塗膜厚な
どによって選択することができる。例えば、清浄化の方
法としては、塩素系溶剤による脱脂、アルカリによる脱
脂、空焼、グランダー・サンドペーパーによる研磨が適
用される。上記の塩素系溶剤としては、例えば、特に限
定されることなく、トリクロルエチレン、パークロルエ
チレン、1、1、1−トリクロルエチレンなどが挙げら
れる。
【0020】例えば、本発明において、下地処理の段階
で、ブラスト処理などを使用して管の粗面化を行い、そ
の後、コイルやガスバーナーで、例えば、基材の材質が
鋼である場合、約400℃の温度にて約2時間以上加熱
する。次いで、下地処理をした管にライニング処理を行
う。即ち、上記のライニング材として言及された合成樹
脂の粉体或いはシートを用いて本分野における通常の静
電粉体塗装法、回転成型法などにより行い、また基材に
直接コーティングすることもできる。ライニングの際、
膜厚は0.5〜2mm程度が望ましい。
で、ブラスト処理などを使用して管の粗面化を行い、そ
の後、コイルやガスバーナーで、例えば、基材の材質が
鋼である場合、約400℃の温度にて約2時間以上加熱
する。次いで、下地処理をした管にライニング処理を行
う。即ち、上記のライニング材として言及された合成樹
脂の粉体或いはシートを用いて本分野における通常の静
電粉体塗装法、回転成型法などにより行い、また基材に
直接コーティングすることもできる。ライニングの際、
膜厚は0.5〜2mm程度が望ましい。
【0021】続いて、ライニング処理をした配管は、用
いられたライニング材によって、焼成段階を行うことが
必要である。例えば、四フッ化エチレンとエチレンの共
重合体によるライニング処理の際には、下地処理後、焼
成段階として、管基材の板厚、材質、ライニング厚に応
じて290〜340℃、10〜60分の範囲で焼成条件
を設定する。高温ほど密着性は向上するが、高すぎると
塗膜の特性が損なわれるおそれがある。
いられたライニング材によって、焼成段階を行うことが
必要である。例えば、四フッ化エチレンとエチレンの共
重合体によるライニング処理の際には、下地処理後、焼
成段階として、管基材の板厚、材質、ライニング厚に応
じて290〜340℃、10〜60分の範囲で焼成条件
を設定する。高温ほど密着性は向上するが、高すぎると
塗膜の特性が損なわれるおそれがある。
【0022】このようにして得られた内面ライニング管
は、非粘着性が大きいので、異物が付着しにくく、さら
に摩擦係数が少なく、機械的性質や耐薬品性に優れた特
性を有する。上述のライニング材のうち、特にポリエチ
レンが、価格が安く、耐摩耗性に優れているので、好ま
しい。図2には、各種のライニング材の摩擦係数の値を
示す。また、圧送の圧力としては、最大50〜100k
g/cm2の圧力を用いることができ、約400mの距
離を20m程度の高さまで圧送することができる。搬送
圧力は、油圧によるダブルミリング式ケーキ圧送ピスト
ンポンプなどから得ることができる。
は、非粘着性が大きいので、異物が付着しにくく、さら
に摩擦係数が少なく、機械的性質や耐薬品性に優れた特
性を有する。上述のライニング材のうち、特にポリエチ
レンが、価格が安く、耐摩耗性に優れているので、好ま
しい。図2には、各種のライニング材の摩擦係数の値を
示す。また、圧送の圧力としては、最大50〜100k
g/cm2の圧力を用いることができ、約400mの距
離を20m程度の高さまで圧送することができる。搬送
圧力は、油圧によるダブルミリング式ケーキ圧送ピスト
ンポンプなどから得ることができる。
【0023】本発明の管摩擦低減効果を確認するため、
脱水汚泥の圧損を次のように推定する。脱水汚泥は65
〜85%程度の低い含水率を有するので、塑性流体の一
つのモデルであるビンガム流体として扱える領域よりも
低く、特に含水率が低ければ低いほど圧損が問題となる
ため、ここでは固体としての圧損予測を行う。固体とし
て扱った場合、脱水汚泥の圧損は理論的には次の式によ
り求められる。 〔数2〕 P=PIexp(−4μKx/D) PI=POexp(4μKL/D) ここで、PIは配管入口圧、μKは間隙水圧を考慮した動
摩擦係数、Dは管径、xは長手方向位置、POは配管出
口圧、Lは配管の全長を表す。但し、流体としての特性
など、実測値との補正を行うため、補正係数n(0<n
<1)を導入し、実際の圧損予測には次の式を使用す
る。 〔数3〕 P=PIexp(−4μKxn/D) PI=POexp(4μKLn/D)
脱水汚泥の圧損を次のように推定する。脱水汚泥は65
〜85%程度の低い含水率を有するので、塑性流体の一
つのモデルであるビンガム流体として扱える領域よりも
低く、特に含水率が低ければ低いほど圧損が問題となる
ため、ここでは固体としての圧損予測を行う。固体とし
て扱った場合、脱水汚泥の圧損は理論的には次の式によ
り求められる。 〔数2〕 P=PIexp(−4μKx/D) PI=POexp(4μKL/D) ここで、PIは配管入口圧、μKは間隙水圧を考慮した動
摩擦係数、Dは管径、xは長手方向位置、POは配管出
口圧、Lは配管の全長を表す。但し、流体としての特性
など、実測値との補正を行うため、補正係数n(0<n
<1)を導入し、実際の圧損予測には次の式を使用す
る。 〔数3〕 P=PIexp(−4μKxn/D) PI=POexp(4μKLn/D)
【0024】数3から判るように、配管入口圧力P
Iは、μKの減少に応じて単調に減少するので、圧損PI
−POも単調に減少する。定性的に言って、樹脂対汚泥
のμKは、鋼管対汚泥のμKより小さい。また、動摩擦係
数μKは、リヒターの等価粗さ値k eと相関関係にあるの
で、ke値をみると、(株)日本機械協会著、丸善
(株)刊、1979年1月20日初版発行の「技術試料
管路・ダクトの流体抵抗」の第32頁にあるように、十
分滑らかな合成樹脂表については、keは0.0016
2(mm)であり、鋼管(清潔な亜鉛引き管)では、k
s=0.07〜1.00である。従って、μKの値も鋼管
と比較して合成樹脂のコーティングをした管では、小さ
い値をとると考えられる。また、動摩擦係数μKは、鋼
と鋼や各種合成樹脂の間の動摩擦係数とも相関があり、
図2に示すように、鋼と鋼の間で約0.45であるのに
対し、鋼とポリエチレンの間では約0.13程度で3分
の1以下である。
Iは、μKの減少に応じて単調に減少するので、圧損PI
−POも単調に減少する。定性的に言って、樹脂対汚泥
のμKは、鋼管対汚泥のμKより小さい。また、動摩擦係
数μKは、リヒターの等価粗さ値k eと相関関係にあるの
で、ke値をみると、(株)日本機械協会著、丸善
(株)刊、1979年1月20日初版発行の「技術試料
管路・ダクトの流体抵抗」の第32頁にあるように、十
分滑らかな合成樹脂表については、keは0.0016
2(mm)であり、鋼管(清潔な亜鉛引き管)では、k
s=0.07〜1.00である。従って、μKの値も鋼管
と比較して合成樹脂のコーティングをした管では、小さ
い値をとると考えられる。また、動摩擦係数μKは、鋼
と鋼や各種合成樹脂の間の動摩擦係数とも相関があり、
図2に示すように、鋼と鋼の間で約0.45であるのに
対し、鋼とポリエチレンの間では約0.13程度で3分
の1以下である。
【0025】さらに、下記の表1に示すように、ポリエ
チレン及びポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が
ライニング材として、動摩擦係数と摩耗量の面で優れて
いる。摩耗量の測定は、ASTM D1044−56の
方法に従い、摩耗輪CS−17、荷重1.0kg、回転
数1000の条件で行う。
チレン及びポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が
ライニング材として、動摩擦係数と摩耗量の面で優れて
いる。摩耗量の測定は、ASTM D1044−56の
方法に従い、摩耗輪CS−17、荷重1.0kg、回転
数1000の条件で行う。
【表1】
【0026】数3において、むき出し配管の動摩擦係数
をμK1、ライニング配管の動摩擦係数をμK2とする。こ
のとき、むき出し配管の入口圧をPI1、ライニング配管
の入口圧をPI2とし、出口(x=L)の圧力POが等し
いとすると、 PO=PI1exp(−4μK1Ln/D)=PI2exp(−
4μK2Ln/D) ∴PI2/PI1=exp(−4(μK1−μK2)Ln/D) 一例として、L=100m、D=0.3m、μK1=0.
03、n=0.5、PO=1kg/cm2とした場合、動
摩擦係数の比μK2/μK1に対するPI2の値の変化を図3
に示す。このとき、むき出し配管の入口圧PI1は55k
g/cm2である。
をμK1、ライニング配管の動摩擦係数をμK2とする。こ
のとき、むき出し配管の入口圧をPI1、ライニング配管
の入口圧をPI2とし、出口(x=L)の圧力POが等し
いとすると、 PO=PI1exp(−4μK1Ln/D)=PI2exp(−
4μK2Ln/D) ∴PI2/PI1=exp(−4(μK1−μK2)Ln/D) 一例として、L=100m、D=0.3m、μK1=0.
03、n=0.5、PO=1kg/cm2とした場合、動
摩擦係数の比μK2/μK1に対するPI2の値の変化を図3
に示す。このとき、むき出し配管の入口圧PI1は55k
g/cm2である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、特に流体の流れに悪影響を与えな
いように、犠牲陽極を管内に設けず、配管の外部に枝管
を通じてインゴットの犠牲陽極を設け、前記配管の内部
に防食電流を流すことにより配管内面の防食を行うの
で、安価に錆止めを行うことが可能になり、特に高粘度
の物質を圧送する際などに問題となる圧損の増加を防止
できる。また、上記インゴットの交換により、永続的な
防食が可能となる。さらに、低含水率のケーキを圧送す
る圧送配管内面をライニング処理することにより、錆の
影響を受けることがなくなり、摩擦係数がかなり少なく
なり、これによって低コストかつ簡易な操作で圧送配管
の内面の摩擦を低減することができる。
に、本発明によれば、特に流体の流れに悪影響を与えな
いように、犠牲陽極を管内に設けず、配管の外部に枝管
を通じてインゴットの犠牲陽極を設け、前記配管の内部
に防食電流を流すことにより配管内面の防食を行うの
で、安価に錆止めを行うことが可能になり、特に高粘度
の物質を圧送する際などに問題となる圧損の増加を防止
できる。また、上記インゴットの交換により、永続的な
防食が可能となる。さらに、低含水率のケーキを圧送す
る圧送配管内面をライニング処理することにより、錆の
影響を受けることがなくなり、摩擦係数がかなり少なく
なり、これによって低コストかつ簡易な操作で圧送配管
の内面の摩擦を低減することができる。
【図1】本発明の一実施態様例の縦断面図である。
【図2】各種のライニング材の摩擦係数に関するグラフ
である。
である。
【図3】ライニング配管の入口圧の動摩擦係数比に対す
る変化を示すグラフである。
る変化を示すグラフである。
1 配管 2 枝管 3 インゴット 4 インゴット容器 5 バルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 配管と、該配管の外部に配管内側と連通
して設けられた枝管と、該枝管の終端部に該枝管内の流
体に接するように設けた犠牲陽極とを含んでなる配管内
面の防食装置を備えた脱水汚泥の圧送配管。 - 【請求項2】 上記犠牲陽極が交換可能な金属のインゴ
ットであることを特徴とする請求項1記載の圧送配管。 - 【請求項3】 脱水汚泥を圧送する圧送配管の内面を、
ポリエチレンと、ポリプロピレンと、ポリウレタンと、
エチレンの水素原子が1個以上フルオロ原子で置換され
たエチレン重合体と、このような置換エチレンとエチレ
ンとの共重合体とから選ばれる合成樹脂でライニングす
ることを特徴とする摩擦低減処理を施した脱水汚泥の圧
送配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299933A JP2000120974A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 脱水汚泥の圧送配管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299933A JP2000120974A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 脱水汚泥の圧送配管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120974A true JP2000120974A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17878697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10299933A Withdrawn JP2000120974A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 脱水汚泥の圧送配管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000120974A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7367360B2 (en) | 2001-02-02 | 2008-05-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Integrated piping plate, machining method for same, machining apparatus for same, and machining equipment for same |
JP2013204741A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼管継ぎ手 |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP10299933A patent/JP2000120974A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7367360B2 (en) | 2001-02-02 | 2008-05-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Integrated piping plate, machining method for same, machining apparatus for same, and machining equipment for same |
US7434598B2 (en) | 2001-02-02 | 2008-10-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Integrated piping plate, machining method for same, machining apparatus for same, and machining equipment for same |
US7640948B2 (en) | 2001-02-02 | 2010-01-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Integrated piping plate, machining method for same, machining apparatus for same, and machining equipment for same |
JP2013204741A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼管継ぎ手 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |