JP2000120303A - テント用シート留め具 - Google Patents

テント用シート留め具

Info

Publication number
JP2000120303A
JP2000120303A JP10296873A JP29687398A JP2000120303A JP 2000120303 A JP2000120303 A JP 2000120303A JP 10296873 A JP10296873 A JP 10296873A JP 29687398 A JP29687398 A JP 29687398A JP 2000120303 A JP2000120303 A JP 2000120303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
frame
push
main body
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10296873A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kadomiya
勉 角宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10296873A priority Critical patent/JP2000120303A/ja
Publication of JP2000120303A publication Critical patent/JP2000120303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ビニールハウスあるいはテントな
どのフレームにシートを係止する留め具の着脱を容易に
することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、弾性力を有する合成樹脂素材
などより形成され、かつその長手方向下部に沿ってフレ
ーム嵌入口2が開口されると共に、その内径がフレーム
外径より小とされる筒状の留め具本体1の一方の開口端
3上部に、その内部が該留め具本体1内と連通状とされ
る収納部8を膨出状に形成せしめ、該収納部8上端開口
縁にヒンジ部4を介してその上部がリング部6および下
部が押し上げ部7とから成る留め具取り外し補助部5を
連結せしめ、更に上記リング部6を水平状に回動させた
際に、上記押し上げ部7が収納部8内に収納される如き
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビニールハウスの
フレームや各種テントのフレームとシート部材とを係止
するシート留め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビニールハウスは、図6に示すよ
うにパイプや棒でフレームaを形成し、このフレームa
をビニールシートbで覆って、主要なフレームaとビニ
ールシートbとを留め具cによって係止固定して組み立
てるものである。
【0003】そこで上記留め具cの殆どは図7に示すよ
うに、弾性硬質プスチック素材より形成される断面U字
形状の筒体であり、上記留め具cの開口部d幅がパイプ
状のフレーム径より小さくされているために、図8に示
すように、ビニールシートbを挟んだ状態で留め具cの
開口部dをフレームaに押し当てて強制的に嵌入させる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらビニール
ハウスは、強風に弱いために春一番や台風時にはビニー
ルシートをフレームから取り外す作業を強いられる。こ
の際の留め具の取り外し作業が留め具とフレームとの隙
間に指の爪を差し込んで無理やり留め具をフレームから
剥ぎ取るようにして取り外すために大変な重労働とな
り、更には留め具の数が多いため作業効率が非常に悪い
という問題がある。そこで本発明では上記問題点を解消
するために、容易に着脱が行える留め具を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
如き構成の留め具によって達成できる。即ちその要旨は
弾性力を有する合成樹脂素材などより形成され、かつそ
の長手方向下部に沿ってフレーム嵌入口が開口されると
共に、その内径がフレーム外径より小とされる筒状の留
め具本体の一方の開口端上部に、その内部が該留め具本
体内と連通状とされる収納部を膨出状に形成せしめ、該
収納部上端開口縁にヒンジ部を介してその上部がリング
部および下部が押し上げ部とから成る留め具取り外し補
助部を連結せしめ、更に上記リング部を水平状に回動さ
せた際に、上記押し上げ部が収納部内に収納される如き
構成としたことを特徴とするテント用シート留め具であ
る。
【0006】
【作用】本発明のテント用シート留め具は図4に示すよ
うに、留め具本体1のリング部6を水平位置まで回動さ
せる。この場合押し上げ部7は収納部8内に収納され、
リング部6は水平した状態を維持する。そしてフレーム
Bを覆うシート部材Cを挟んだ状態で同フレームBに留
め具本体1のフレーム嵌入口2を強く押し当てて留め具
本体1内に嵌入する。この時フレームBとシート部材C
は弾力性を有する素材よりなる留め具本体1の縮径しよ
うとする付勢力によってシート部材CをフレームBに係
止させることになる。
【0007】次に図5に示すように、留め具本体1のリ
ング部6内に指Dを差し通して図中E方向へ回動させた
場合には、テコの原理によりヒンジ部4を支点として押
し上げ部7が図中F方向へ回動し、留め具本体1をフレ
ームBより押し上げることとなる。その結果フレームB
から留め具本体1の一部が外れ、更にリング部6を引き
抜くようにすることによって留め具本体1をフレームB
より容易に取り外すことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、その
実施例を示す図面を参酌しながら詳述する。図1〜図3
にそれぞれ示すように、留め具本体1はポリエチレン、
あるいはプロプレプリンなどの耐久性、かつ弾力性に優
れた合成樹脂素材により形成するものである。
【0009】この留め具本体1は、所定長さを有し、か
つその下部にフレーム嵌入口2が開口される断面湾曲形
状の筒体である。又上記留め具本体1の内径は、フレー
ム外径より小となるように形成することにより、留め具
本体1のフレーム嵌入口2をフレームの長手方向外壁に
沿って当てがい、強く押すことにより、フレーム嵌入口
2が開いてフレームを留め具本体1内に嵌入して、強固
に係止することになる。
【0010】そこで上記留め具本体1のいずれかの開口
端3上部に、ヒンジ部4によってその中途部が連結され
た留め具取り外し補助部5が装着された構成とするもの
である。
【0011】この留め具取り外し補助部5は、ヒンジ部
4によって上部が手の指が挿入できる径を有するリング
部6が形成され、下部には板状の押し上げ部7が形成さ
れるものである。
【0012】そして図3の図中想像線で示すように、上
記ヒンジ部4は上記留め具本体1の開口端3上部に、そ
の内部が上記板状の押し上げ部7が収納できるスペース
を有する収納部8の開口上端に設けられることから、図
中A矢印方向へリング部6を水平位置まで回動させるこ
とで上記ヒンジ部4を支点として押し上げ部7が回動し
て収納部8内に収納できる機構とするものである。
【0013】上記収納部8の下部開口端幅は上記押し上
げ部7幅よりやや小さくすることで同押し上げ部7を収
納部8内に収納した際に、元の位置に戻ろうとする付勢
力によって外れるのを防止する機構とするものである。
【0014】なお上記留め具本体1のフレーム嵌入口2
内側には補強用としての肉厚部9を設けた構成とし、更
に留め具本体1の外周壁には補強用としての帯体部10
を設けた構成とするものである。
【0015】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、留
め具本体にテコの原理を利用したリング部を設けること
により、フレームからの留め具本体の取り外しが従来に
比べて非常に小さな力によって行うことが可能となる。
従って老人や婦女子でも効率良く、短時間のうちに留め
具本体の取り外しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留め具本体の正面説明図である。
【図2】本発明の留め具本体の底面説明図である。
【図3】本発明の留め具本体の側面説明図である。
【図4】本発明の留め具本体のフレームへの装着状態を
示す説明図である。
【図5】本発明の留め具本体のフレームからの取り外し
状態を示す説明図である。
【図6】ビニールハウスの組み立て状態を示す説明図で
ある。
【図7】従来の留め具の斜視図である。
【図8】従来の留め具によるシート部材の係止状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 留め具本体 2 フレーム嵌入口 3 開口端 4 ヒンジ部 5 留め具取り外し補助部 6 リンク部 7 押し上げ部 8 収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性力を有する合成樹脂素材などより形
    成され、かつその長手方向下部に沿ってフレーム嵌入口
    が開口されると共に、その内径がフレーム外径より小と
    される筒状の留め具本体の一方の開口端上部に、その内
    部が該留め具本体内と連通状とされる収納部を膨出状に
    形成せしめ、該収納部上端開口縁にヒンジ部を介してそ
    の上部がリング部および下部が押し上げ部とから成る留
    め具取り外し補助部を連結せしめ、更に上記リング部を
    水平状に回動させた際に、上記押し上げ部が収納部内に
    収納される如き構成としたことを特徴とするテント用シ
    ート留め具。
JP10296873A 1998-10-19 1998-10-19 テント用シート留め具 Pending JP2000120303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296873A JP2000120303A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 テント用シート留め具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296873A JP2000120303A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 テント用シート留め具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000120303A true JP2000120303A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17839280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10296873A Pending JP2000120303A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 テント用シート留め具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000120303A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202794A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yoshiya Kozono シート留め具シートキャッチ
JP2019126994A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 シヤチハタ株式会社 スタンプユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202794A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yoshiya Kozono シート留め具シートキャッチ
JP2019126994A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 シヤチハタ株式会社 スタンプユニット
JP7056816B2 (ja) 2018-01-26 2022-04-19 シヤチハタ株式会社 スタンプユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5920963A (en) Rope fastener
US7220195B1 (en) Bat method of choking up on a bat
US6644854B2 (en) Water bag for bicycle riders
USD548765S1 (en) Screen for projection
USD474095S1 (en) Combination snap hook and knife
US5774991A (en) Gardening shears
JP2000120303A (ja) テント用シート留め具
US6220432B1 (en) Detachable golf bag logo panel mounting structure
US7182243B2 (en) Mail slot assembly
US5926924A (en) Handle sheath for a paper bag handle
US6062342A (en) Rescue device for a confined space and method of using thereof
USD479941S1 (en) Inverted pyramidal barbecue apparatus
JP3453240B2 (ja) メータボックスにおける蓋の取付け構造及びその取付け具
US6880184B2 (en) Urinal cover
JP3875717B1 (ja) 袋内内容物排出用の着脱可能な開閉型キャップ
USD483462S1 (en) Limited opening grab handle ventilator
USD536613S1 (en) Closure for a container
BE1013972A7 (fr) Ustensile de fermeture pour tout type de sac et sachet, baches de camions et tentes.
US7402244B2 (en) Portable water filtering assembly
KR970701510A (ko) 플라스틱 가방 또는 그와 유사한 것을 잡기 위한 인간 공학적 보조 손잡이(ergonomic handle device for holding plastic bags and like)
JPS6229556Y2 (ja)
JP3028033U (ja) ビニ−ルハウス用パッカ
CN213503047U (zh) 一种扎带机的废料收集结构
DE102004042623A1 (de) Cabriolet-Fahrzeug mit einem Weichverdeck
USD491042S1 (en) Window latch