JP2000118579A - 粉末吐出容器 - Google Patents

粉末吐出容器

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JP2000118579A
JP2000118579A JP10309533A JP30953398A JP2000118579A JP 2000118579 A JP2000118579 A JP 2000118579A JP 10309533 A JP10309533 A JP 10309533A JP 30953398 A JP30953398 A JP 30953398A JP 2000118579 A JP2000118579 A JP 2000118579A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
powder
discharge passage
discharge
discharge nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10309533A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Saegusa
克己 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末吐出容器の構成を簡素にし、粉末のつま
りに対する修復性が良く、容器サイズもコンパクトにす
ること。 【解決手段】 粉末吐出容器10において、可撓性容器
11の吐出ノズル13に接続したディップチューブ14
を容器11内に設け、上記ディップチューブ14の筒壁
に連通孔14Bを備えてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉末を吐出するため
の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6-86815 号公報に記載のエアゾー
ル容器は、粉末を噴射用加圧ガスとともに耐圧器具に封
入し、加圧ガスとともに粉末を噴射するものである。
【0003】上記技術には以下の問題がある。 エアゾール容器は、加圧ガスを封入する必要があり、
容器に耐圧強度を必要とし、或いは吐出ノズルに噴射弁
を必要とする等、複雑である。
【0004】エアゾール容器は、上記の如く複雑で
あり、吐出ノズル等に粉末がつまりやすく、修復が難し
い。
【0005】エアゾール容器は、加圧ガスを封入する
必要があり、容器内全容量に対して粉末収容量が相対的
に低くなり、粉末収容量の割に容器サイズが大型にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、粉末
吐出容器の構成を簡素にし、粉末のつまりに対する修復
性が良く、容器サイズもコンパクトにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、可撓性容器の吐出ノズルに接続した筒状吐出通路を
容器内に設け、上記筒状吐出通路の筒壁に連通孔を備え
てなるようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1の本発明によれば下記〜の作用が
ある。 可撓性容器をスクイズして容器内空間を加圧すると、
容器内の粉末と空気が筒状吐出通路に流入し、粉末は筒
状吐出通路で空気と混合されて空気輸送され、微粉末と
なって吐出ノズルから吐出される。
【0009】粉末吐出容器は、可撓性容器の吐出ノズ
ルに筒状吐出通路を接続し、該筒状吐出通路の筒壁に連
通孔を設けるだけの簡素な構成により、上記を実現で
きる。
【0010】粉末吐出容器の吐出ノズル等に粉末のつ
まりを生じたときには、吐出ノズル回りをたたく等によ
り容易につまりを解除でき、修復できる。
【0011】粉末吐出容器は、エアゾール容器のよう
に加圧ガスを封入する必要がなく、容器内全容量に対し
て粉末収容量のなす比を大きくでき、容器サイズをコン
パクトにできる。
【0012】請求項2の本発明によれば下記、の作
用がある。 筒状吐出通路の筒壁に容器内空間を連通する連通孔
を、筒状吐出通路の筒壁の上端側から下端側の複数位置
に設けた。従って、容器の正立使用時には筒状吐出通路
の下端開口及び該吐出通路の下端側の連通孔から粉末
を、上端側の連通孔から空気を取入れて微粉末を吐出可
能とする。他方、容器の倒立使用時には筒状吐出通路の
上端側の連通孔から粉末を、該吐出通路の下端開口及び
下端側の連通孔から空気を取入れて微粉末を吐出可能と
する。即ち、正立と倒立の両方の使用が可能になる。
【0013】容器の倒立使用時には、容器をスクイズ
しなくても、筒状吐出通路の上端側の連通孔から取入れ
た粉末を、吐出ノズルから繰り出しできる。
【0014】
【発明の実施の形態】粉末吐出容器10は、可撓性容器
11の開口部にキャップ12を取着し、キャップ12に
設けてある吐出ノズル13の基部13Aにディップチュ
ーブ(筒状吐出通路)14の上端部を差し込み接続し、
ディップチューブ14を容器の底部側にまで延在してあ
る。蓋12Aにより使用しないときは、吐出ノズルを閉
じる。
【0015】ディップチューブ14の下端部に連通口1
4Aを開口するとともに、ディップチューブ14の側壁
の下端部〜上端部の一定間隔をおいた複数位置に連通孔
14Bを設けてある。ディップチューブ14の連通口1
4A、連通孔14Bは、ディップチューブ14から吐出
ノズル13に亙る吐出通路15内に容器内空間を連通す
る。
【0016】従って、粉末吐出容器10にあっては、以
下の如くに用いられる。 (1) 正立時(図1) 可撓性容器11を正立状態でスクイズして容器内空間を
加圧すると、容器内の粉末Pがディップチューブ14の
下端側の連通口14A、連通孔14Bから、容器内の空
気Aがディップチューブ14の上端側の連通孔14Bか
ら吐出通路15に流入し、粉末Pは吐出通路15で空気
Aと混合されて空気輸送され、微粉末となって吐出ノズ
ル13から吐出される。
【0017】(2) 倒立時(図2) 可撓性容器11を倒立状態でスクイズして容器内空間を
加圧すると、容器内の粉末Pがディップチューブ14の
上端側の連通孔14Bから、容器内の空気Aがディップ
チューブ14の下端側の連通口14A、連通孔14Bか
ら吐出通路15に流入し、粉末Pは吐出通路15で空気
Aと混合されて空気輸送され、微粉末となって吐出ノズ
ル13から吐出される。
【0018】また、粉末吐出容器10は以下の如くに変
形できる。 (A) ディップチューブ14に設ける連通孔14Bは、丸
孔に限らず、多面形或いは楕円孔でも良く、或いはディ
ップチューブ14の長手方向に連続するスリットもしく
は断続するスリットであっても良い。
【0019】(B) ディップチューブ14の上端側に設け
る連通孔14Bは、ディップチューブ14自体に設ける
ものに限らず、ディップチューブ14の上端部が差し込
み接続される吐出ノズル13の基部13Aの内径部に連
通溝をなすように設けるものであっても良い。
【0020】(C) 吐出ノズル13のノズル口径、ディッ
プチューブ14の連通口14Aの口径、連通孔14Bの
孔径と数を変更することにより、吐出ノズル13から吐
出される粉末の微粉末状態を変更できる。
【0021】尚、粉末吐出容器10にあっては、ディッ
プチューブ14に複数の連通孔14Bを設けることによ
り、粉末が 1箇所の連通孔14Bに集中せずつまりにく
くなる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、粉末吐出
容器の構成を簡素にし、粉末のつまりに対する修復性が
良く、容器サイズもコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は粉末吐出容器の正立使用状態を示す模式
図である。
【図2】図2は粉末吐出容器の倒立使用状態を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 粉末吐出容器 11 可撓性容器 13 吐出ノズル 14 ディップチューブ 14A 連通口 14B 連通孔 15 吐出通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性容器の吐出ノズルに接続した筒状
    吐出通路を容器内に設け、上記筒状吐出通路の筒壁に連
    通孔を備えてなる粉末吐出容器。
  2. 【請求項2】 前記連通孔が前記筒状吐出通路の筒壁の
    上端側から下端側の複数位置に設けられてなる請求項1
    記載の粉末吐出容器。
JP10309533A 1998-10-16 1998-10-16 粉末吐出容器 Pending JP2000118579A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224194A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Kao Corp 粉末洗剤組成物
JP2017529219A (ja) * 2014-09-23 2017-10-05 アッヴィ・インコーポレイテッド ユーザに有益薬剤を送達するための装置及び方法
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JP2022129485A (ja) * 2021-02-25 2022-09-06 三郎 半田 調味料のジェット噴射容器

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