JP2000113111A - イメージ認識用特徴値抽出方法、およびその装置、イメージ解析プログラムを格納する記憶媒体 - Google Patents

イメージ認識用特徴値抽出方法、およびその装置、イメージ解析プログラムを格納する記憶媒体

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JP2000113111A
JP2000113111A JP10281022A JP28102298A JP2000113111A JP 2000113111 A JP2000113111 A JP 2000113111A JP 10281022 A JP10281022 A JP 10281022A JP 28102298 A JP28102298 A JP 28102298A JP 2000113111 A JP2000113111 A JP 2000113111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形の輪郭形状に左右されずに、イメージの
認識率向上に寄与する安定した特徴値を高速に導出す
る。 【解決手段】画素配列パターンの輪郭を検出し、輪郭上
の凹凸の程度(先鋭度)、凹凸の方向を求める。本発明
においては、先鋭度の値によってカーブの強い部分のグ
ループとカーブの強くない部分のグループに分類し、凹
凸の方向(輪郭方向)の定義を別種のものに切り替えて
計算する。本発明の一態様においては、先鋭度により、
認識すべき輪郭上の点(輪郭断片)を強凹、弱凹、直線
/変極点、弱凸、強凸の5通りに分類し、強凹、強凸の
ときは、輪郭方向導出において法線方向の計算を行い、
直線/変極点のときは、接線方向の計算を行う。弱凹、
弱凸のときは、法線方向または接線方向の何れかの方向
の計算を行う。これにより従来の特徴を用いたものより
イメージ認識率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージ処理方法に
関するものであり、より詳しくは、ソフトウェアにより
画素配列パターンの特徴を抽出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学式文字認識等のパターン
認識を行うにあたり、対象となるパターンについての種
々の特徴を抽出し、この特徴を基に文字等のパターンを
分類している。かかるパターンの特徴抽出に際し、「距
離関数の学習による手書き数字認識」(電子情報通信学
会論文誌 1993年9月、Vol J76−D−2N
o.9 pp1851−pp1859、 川谷 隆彦)
に記載された技術のように、画素配列パターンの輪郭上
の点の凹凸の区分、凹凸の方向、凹凸の程度(先鋭度)
を求め、画素配列パターンの特徴値算出に利用してい
る。
【0003】かかる技術において、従来は、凹凸の方向
を算出するに際し、輪郭上の着目点の接線方向をその輪
郭部分(輪郭断片)の凹凸の方向とするのみで、先鋭度
の強い部分は方向という属性を持たせなかった。これ
は、この凹凸の方向は、図16のように、輪郭形状が直
線に近い部分では安定した値が取得できるが、図17の
ように、輪郭形状のカーブが強い部分では、中心点を多
少異なる位置にしただけで、凹凸の方向が大きく異なっ
てしまう。このため、画素配列パターンから抽出される
特徴値の変動が大きくなってしまい、より特徴を安定し
て抽出できる方式が望まれていた。
【0004】また、特開平6−195513号公報に記
載された技術のように、画素配列パターンの輪郭上の折
曲点(図18、a〜g)の凹凸の区分、凹凸の方向、凹
凸の程度(先鋭度)を求め(図19)、画素配列パター
ンの特徴値算出に利用する技術は存在していた。
【0005】かかる技術においては、図18に示したよ
うに、輪郭形状のカーブが強い部分のみで、凹凸の方向
計算していたため、上述の輪郭形状のカーブの程度によ
って、画素配列パターンから抽出される特徴値の変動が
大きくなるという問題は発生しなかったが、折曲点にお
いて輪郭群を分割する等の処理を必要とし、パターン認
識に有効な量の特徴値を抽出するために大きな計算時間
が必要となっていた。また、例えば、円に近い図形であ
る「0」や「O」では、変極点が取り難く、特徴点の出
現位置が不安定であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図形
の輪郭形状に左右されずに、安定した特徴値を導出でき
るイメージ認識システムを提供することにある。
【0007】本願発明の他の目的は、認識率の高いパタ
ーン(文字または図形)認識に有効な豊富な特徴値を高
速に抽出することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】画素配列パターンの輪郭
を検出し、輪郭上の凹凸の程度(先鋭度)、凹凸の方向
を求める。本発明においては、先鋭度の値によってカー
ブの強い部分のグループとカーブの強くない部分のグル
ープに分類し、凹凸の方向(輪郭方向)の定義を別種の
ものに切り替えて計算する。本発明の一態様において
は、先鋭度により、認識すべき輪郭上の点(輪郭断片)
を強凹、弱凹、直線/変極点、弱凸、強凸の5通りに分
類し、強凹、強凸のときは、輪郭方向導出において法線
方向の計算を行い、直線/変極点のときは、接線方向の
計算を行う。これにより従来の特徴を用いたものよりイ
メージ認識率を高めることができる。
【0009】本発明の一態様においては、画素配列パタ
ーンから検出された輪郭を解析して、該画素配列パター
ンの特徴値を抽出する方法であって、(a)前記画素配
列パターンの輪郭を追跡し、追跡された輪郭上に存在す
る複数の輪郭点のリストを作成する段階と、(b)前記
複数の輪郭点のうちの一の輪郭点について、輪郭の湾曲
を表す先鋭度値を算出する段階と、(c)前記先鋭度が
鋭いカーブであることを示している場合には第1の計算
式を用いて、前記一の輪郭点の方向を計算し、前記先鋭
度が直線または変極点であることを示している場合には
第1の計算式と異なる第2の計算式を用いて、前記一の
輪郭点の方向を計算する段階と、(d)前記一の輪郭点
の方向に基づいた特徴値を出力する段階と、を含むこと
を特徴とする特徴値抽出方法が提供される。なお、本願
明細書の特許請求の範囲において、「第1の計算式」
は、実施例において後述するような、輪郭点のN点前と
N(またはM)点後を結んだ直線の中点と輪郭点を結ん
だ方向等、法線に近い方向やその方向に基づいて計算さ
れた方向を含む概念である。同様に、「第2の計算式」
も、実施例において後述するような、輪郭点のN点前と
N(またはM)点後を結んだ直線の方向等、接線に近い
方向やその方向に基づいて計算された方向を含む概念で
ある。
【0010】本発明の他の一態様においては、前記第1
の計算式は、前記一の輪郭点Piの座標、前記一の輪郭
点のN画素前の点Pi-Nの座標、およびN画素先の点P
i+Nの座標を基に計算を行い、前記第2の計算式は、前
記一の輪郭点のN画素前の点Pi-Nの座標、およびN画
素先の点Pi+Nの座標を基に計算を行うことを特徴とす
る特徴値抽出方法が提供される。
【0011】本発明の他の一態様においては、画素配列
パターンから検出された輪郭を解析して、該画素配列パ
ターンの特徴値を抽出する方法であって、(a)前記画
素配列パターンの輪郭を追跡し、追跡された輪郭上に存
在する複数の輪郭点のリストを作成する段階と、(b)
前記複数の輪郭点のうちの一の輪郭点Piについて、輪
郭の湾曲を表す先鋭度値を算出する段階と、(c)該算
出された先鋭度値に基づいて、前記一の輪郭点Piにお
ける輪郭が、強凹、弱凹、直線/変極点、弱凸、強凸
のうちの何れの湾曲に該当するかを検査する段階と、
(d)前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、強凹または
強凸であると判断された場合には、前記一の輪郭点Pi
と、前記一の輪郭点のN画素前の点Pi-NとN画素先の
点Pi+Nの中点とを結んだ方向を基に輪郭方向を決定
し、前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、直線/変極点
であること判断された場合には、前記N画素前の点P
i-NとN画素先の点Pi+Nを結んだ方向を基に輪郭方向を
決定する段階と、(e)前記一の輪郭点の方向に基づい
た特徴値を出力する段階と、を含むことを特徴とする特
徴値抽出方法が提供される。
【0012】本発明の他の一態様においては、画素配列
パターンから検出された輪郭を解析して、該画素配列パ
ターンの特徴値を抽出する装置であって、(a)前記画
素配列パターンを取り込むための画像入力部と、(b)
前記画素配列パターンの輪郭を追跡することによって作
成された輪郭上の点の座標値を管理するX−Yリスト
と、(b)前記輪郭上の点の湾曲を表す先鋭度値を計算
することにより作成される先鋭度リストと、(c)前記
先鋭度が鋭いカーブであることを示している場合には第
1の計算式を用い、前記先鋭度が直線または変極点であ
ることを示している場合には第1の計算式と異なる第2
の計算式を用いて計算することにより作成される輪郭方
向リストと、(d)前記輪郭方向リストに基づいた特徴
値を出力する手段と、を含むことを特徴とする特徴値抽
出装置が提供される。
【0013】本発明の他の一態様においては、画素配列
パターンから検出された輪郭を解析して、該画素配列パ
ターンの特徴値を抽出するためのプログラムを格納する
コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体であっ
て、該プログラムは、(a)前記画素配列パターンの輪
郭を追跡し、追跡された輪郭上に存在する複数の輪郭点
のリストを作成することを前記コンピュータに指示する
プログラムコード手段と、(b)前記複数の輪郭点のう
ちの一の輪郭点について、輪郭の湾曲を表す先鋭度値を
算出することを前記コンピュータに指示するプログラム
コード手段と、(c)前記先鋭度が鋭いカーブであるこ
とを示している場合には第1の計算式を用いて、前記一
の輪郭点の方向を計算し、前記先鋭度が直線または変極
点であることを示している場合には第1の計算式と異な
る第2の計算式を用いて、前記一の輪郭点の方向を計算
することを前記コンピュータに指示するプログラムコー
ド手段と、(d)前記一の輪郭点の方向に基づいた特徴
値を出力することを前記コンピュータに指示するプログ
ラムコード手段と、を含む記憶媒体が提供される。
【0014】本発明の他の一態様においては、前記第1
の計算式は、前記一の輪郭点Piの座標、前記一の輪郭
点のN画素前の点Pi-Nの座標、およびN画素先の点P
i+Nの座標を基に計算を行い、前記第2の計算式は、前
記一の輪郭点のN画素前の点Pi-Nの座標、およびN画
素先の点Pi+Nの座標を基に計算を行うことを特徴とす
る記憶媒体が提供される。
【0015】本発明の他の一態様においては、画素配列
パターンから検出された輪郭を解析して、該画素配列パ
ターンの特徴値を抽出するためのプログラムを格納する
コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体であっ
て、該プログラムは、(a)前記画素配列パターンの輪
郭を追跡し、追跡された輪郭上に存在する複数の輪郭点
のリストを作成することを前記コンピュータに指示する
プログラムコード手段と、(b)前記複数の輪郭点のう
ちの一の輪郭点Piについて、輪郭の湾曲を表す先鋭度
値を算出することを前記コンピュータに指示するプログ
ラムコード手段と、(c)該算出された先鋭度値に基づ
いて、前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、強凹、弱
凹、直線/変極点、弱凸、強凸 のうちの何れの湾曲に
該当するかを検査することを前記コンピュータに指示す
るプログラムコード手段と、(d)前記一の輪郭点Pi
における輪郭が、強凹または強凸であると判断された場
合には、前記一の輪郭点Piと、前記一の輪郭点のN画
素前の点Pi-NとN画素先の点Pi+Nの中点とを結んだ方
向を基に輪郭方向を決定し、前記一の輪郭点Piにおけ
る輪郭が、直線/変極点であること判断された場合に
は、前記N画素前の点Pi-NとN画素先の点Pi+Nを結ん
だ方向を基に輪郭方向を決定することを前記コンピュー
タに指示するプログラムコード手段と、(e)前記一の
輪郭点の方向に基づいた特徴値を出力することを前記コ
ンピュータに指示するプログラムコード手段と、を含む
記憶媒体が提供される。
【0016】
【実施例】A.ハードウエア構成 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1
を参照すると、本発明のイメージ処理システムを実施す
るためのハードウェア構成の概観図が示されている。イ
メージ処理システム100は、中央処理装置(CPU)
1とメモリ4とを含んでいる。CPU1とメモリ4は、
バス2等を介して、補助記憶装置としてのハードディス
ク装置13、30とを接続してある。フロッピーディス
ク装置(またはMO、CD−ROM等の媒体駆動装置2
6、28、29)20はフロッピーディスクコントロー
ラ(またはIDEコントローラ25、SCSIコントロ
ーラ27等の各種コントローラ)19を介してバス2へ
接続されている。
【0017】フロッピーディスク装置(またはMO、C
D−ROM等の媒体駆動装置26、28、29)20に
は、フロッピーディスク34(またはMO32、CD−
ROM33等の媒体)が挿入することができる。このフ
ロッピーディスク等やハードディスク装置13、30、
ROM14等の記憶媒体には、オペレーティングシステ
ムと協働してCPU等に命令を与え、本発明を実施する
ためのコンピュータ・プログラムのコードを記録するこ
とができ、メモリ4にロードされることによって実行さ
れる。このコンピュータ・プログラムのコードは圧縮
し、または、複数に分割して、複数の媒体にまたがって
記録することもできる。同様に、上記各種記憶媒体には
入力となるイメージデータや処理結果のデータを格納す
ることもできる。
【0018】イメージ処理システム100は更に、ユー
ザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステム
とすることができ、ユーザ・インターフェース・ハード
ウェアとしては、例えば、画面位置情報を入力をするた
めのポインティング・デバイス(マウス、ジョイスティ
ック、トラックボール等)7、キー入力をサポートする
キーボード6や、イメージデータをユーザに提示するた
めのディスプレイ11、12がある。また、スピーカ2
3は、オーディオ・コントローラ21から音声信号を、
アンプ22を介して受領し、音声として出力する。
【0019】本発明のイメージ処理システム100の入
力となる画素配列パターンは、好適にはスキャナ31に
よって作成され、パラレルポート16を介して本イメー
ジ処理システム100に入力される。ただし、スキャナ
31によって作成された画素配列パターンは、パラレル
ポート16ではなくSCSIインターフェースや他のイ
ンターフェースを介して本イメージ処理システム100
に入力されてもよい。また、シリアルポート15および
モデムまたは、トークンリング等の通信アダプタ18等
を介してFAX35や他のコンピュータ・システム等と
通信を行い、イメージデータや画素配列パターンを受領
することや、フロッピーディスク34等の記憶媒体から
も入力可能である。さらにシリアルポート15等を介し
てデジタルカメラと接続し、イメージデータを受領する
事もできる。
【0020】このように、本発明は、通常のパーソナル
コンピュータ(PC)やワークステーションや専用のO
CR、テレビやFAX等の各種家電製品に組み込まれた
コンピュータ又はこれらの組合せによって実施可能であ
ることを容易に理解できるであろう。ただし、これらの
構成要素は例示であり、その全ての構成成要素が本発明
の必須の構成要素となるわけではない。特に、本発明
は、イメージの特徴値を抽出するものであるため、シリ
アルポート15、通信アダプタカード18、オーディオ
・コントローラ21、アンプ22、スピーカ23等の構
成要素は本発明の一態様においては必須のものではな
い。
【0021】オペレーティング・システムとしては、W
indows(マイクロソフトの商標)、OS/2(I
BMの商標)、AIX(IBMの商標)上のX−WIN
DOWシステム(MITの商標)などの、標準でGUI
マルチウインドウ環境をサポートするものが望ましい
が、特定のオペレーティング・システム環境に限定され
るものではない。
【0022】また、図1は、スタンド・アロン環境のシ
ステムを示しているが、クライアント/サーバ・システ
ムとして本発明を実現し、クライアント・マシンは、サ
ーバ・マシンに対して、イーサネット、トークン・リン
グなどでLAN接続し、クライアント・マシン側には、
後述するコマンド入力部と、画像入力部、画像表示部の
みを配置し、その他の機能をサーバ・マシン側に配置し
てもよい。このように、サーバ・マシン側とクライアン
ト・マシン側にどのような機能を配置するかは設計に際
し自由に変更できる事項であり、複数のマシンを組合
せ、それらにどのような機能を配分し、実施するか等の
種々の変更は本発明の思想に包含される概念である。
【0023】B.システム構成 次に、図2のブロック図を参照して、本発明のシステム
構成について説明する。本発明の好適な実施例におい
て、イメージ処理システム300は、コマンド入力部3
01、制御部303、画像解析部305、処理結果情報
格納部307、画像表示部309、画像入力部311、
画素配列パターン格納部321、パターンマトリクス格
納部323、タグマトリクス格納部325、X−Yリス
ト格納部327、オリエンテーション・テーブル格納部
329、オリエンテーション・リスト330、及び、先
鋭度リスト格納部331、および輪郭方向リスト格納部
333によって構成される。
【0024】このコマンド入力部301は、処理の開始
・終了の命令の入力や、入力イメージの設定等の入力を
ユーザより受領する。これらの情報は、制御部303へ
伝達される。画像入力部311は、スキャナやFAX等
から入力された画像情報を制御部303に伝達する。な
お、本発明のイメージ処理に先立って、グレイスケール
変換やディザリング変換等によりカラーイメージから白
黒二階調イメージへの変換を行ってもよい。また、画像
情報に含まれる雑音を除去すべくスムージング処理等を
行ってもよい。
【0025】画像解析部305は、画像情報の解析を行
う。制御部303は、各処理要素の制御を行う。処理結
果情報格納部307は、本システムの処理結果である、
特徴値情報等を格納する。画像表示部309は、画像入
力部311から入力された画像データや、処理結果イメ
ージ格納部307の保持する画像データ等を表示画面1
2上に表示する。画素配列パターン格納部321は、制
御部303の管理する作業域であり、処理中の画素配列
パターンを一時的に格納する。各種マトリクス/リスト
格納部323〜331は後述する各種マトリクス/リス
トを格納する。
【0026】以上図2に示す各機能ブロックを説明した
が、これらの機能ブロックは、論理的機能ブロックであ
り、各々1つのまとまりを持ったハードウエアやソフト
ウエアによって実現されることを意味するのではなく、
複合し、または共通したハードウエアやソフトウエアに
よって実現可能である。また、ここに示した機能ブロッ
クの全てが本発明の必須の構成要素となるわけではな
い。
【0027】図3は、本発明をOCR(光学式文字認
識)システムに応用した場合の概念図である。図におい
て、文書410は認識対象の1つ以上の文字画像を含ん
でいる。この文書410は、文字テキスト情報を含む帳
票類、或はグラフィックス及びテキスト情報を含む図面
であったり、例えば郵便小包で使われ得るような、走査
を必要とする英数字テキスト情報を有する小包、ラベル
又はタグであってもよい。
【0028】入力された文書410は走査され、しきい
値処理され、文字は従来の走査・しきい値処理・パター
ン切り出し装置412を用いて文字等のパターンの切り
出しが行われる。この形式の装置は当該技術分野ではよ
く知られており、典型的には、文書供給機構、光源、レ
ンズ、一線上に配置された複数の光学的感知素子、しき
い値処理回路及びパターン切り出し回路を備えている。
【0029】1つの光学素子は1つの画素に対応するア
ナログ信号を発生し、このアナログ信号はしきい値処理
回路に印加される。該アナログ信号が所定のしきい値よ
り小さいとき、黒い画素を表す二進の「1」が発生さ
れ、一方、該アナログ信号が所定のしきい値より大きい
とき、白い画素を表す二進の「0」が発生される。パタ
ーン切り出し回路は各文字画像を図3に示すような個別
の文字画素配列パターン414にする。画素配列パター
ン414は、入力記憶バッファ416内の例えば24×
16個の画素から成るフレームに記憶することができ
る。
【0030】イメージ処理システム418は、この画素
配列パターンを基に、特徴値を抽出し、それを出力記憶
装置426に記憶させる。出力記憶装置426に記憶さ
れた特徴値のデータ集合は、光学式文字認識システム4
28へ入力される。この発明にしたがって発生される特
徴値データ集合は、当業者において周知であるバック・
プロパゲーション法を用いたニューラル・ネットワーク
OCRシステムを含む種々の光学式文字認識システムで
用いることができる。
【0031】C.動作説明 図4は、本発明の好適な実施例における特徴値抽出方法
の手順を示すフローチャートである。この手順を図5に
示す数字の「8」に対応する文字画像を例に説明する。
この数字を用いるのは、外側及び内側の輪郭を含んでお
り、しかも不当に入り組んでおらず、さほど複雑でもな
いからである。文字画像の走査は、図4のステップ50
にて開始され、1つ以上の画素配列パターンが生成さ
れ、画素配列パターン格納部321に記憶される(ステ
ップ52)。図5の左上(a)に示す画素配列パターン
101は、認識対象の文字画像を表す24×16の黒及
び白の画素から成る配列である。この画素配列パターン
は、(b)に示される位置102〜108を含む複数の
配列位置を有しており、文字画像の連続した輪郭を有し
ている。
【0032】本手順の第1段階の目的は、文字画像10
1の外側及び内側の連続した輪郭を追跡し、追跡した各
輪郭に対して輪郭点のリストを作成することである。本
発明の好適な実施例においては、文字画像「8」の輪郭
を追跡するに際し、画素配列パターン101の各ライン
を左から右に水平方向に掃引して走査する2×2構成の
マスク・アレイ110が用いられる。(c)は、マスク
・アレイ110が8、4、2及び1の二進位置値が割り
当てられている4個のアレイ位置を含むことを示してい
る。これらの位置に現れる黒及び白の画素の組み合せに
したがって、0から15までの値をマスク・アレイから
読み取ることができる。例えば、右側2つだけに画素が
ある場合には4+1=5のパターン値が導出され、左側
2つだけに画素がある場合には8+2=10のパターン
値が導出される。
【0033】プロセス・ステップ54では、このマスク
・アレイ110を用いて、画素配列パターン101の各
位置を走査する。この走査によって、ステップ56及び
58におけるパターン・マトリクスとタグ・マトリクス
とが生成される。パターン・マトリクスは、図の(d)
に、タグ・マトリクスは、図の(e)にそれぞれ示され
ている。各マトリクスは25×17個の記憶位置を含ん
でおり、これらの記憶位置は、図(a)に示すマスク・
アレイ110の中央が画素パターン101を左縁から右
縁へ、画素配列パターン101の上縁から開始して下縁
に到達するまで、画素配列パターン101の各行間を走
査することによって生成される。このようにして、パタ
ーン・マトリクス及びタグ・マトリクスの各内側位置
が、画素配列パターン101の4つの位置の交点を表す
1つの位置に対応付けられることになる。
【0034】パターン・マトリクス120の各画素は、
2×2マスク・アレイ110の4つのアレイ位置の色か
ら決定される加重和である値(0−15)を有する。こ
れらの値は追跡方向を決定するために用いられるが、こ
れについては後述する。タグ・マトリクスの各画素に
も、マスク・アレイ110の位置に現れるパターンから
決定される値が割り当てられる。マスク・アレイの位置
の全てが白又は黒の場合(パターン値0と15の場
合)、値ゼロ(輪郭なし)がその対応するタグ・マトリ
クスの位置に割り当てられる。また、マスク・アレイが
対角線上に2つの黒及び2つの白の画素を示す場合(パ
ターン値6と9の場合)、値「2」がそのタグ・マトリ
クスに割り当てられる。他の全てのパターンでは、タグ
・マトリクスに値「1」が割り当てられる。タグ・マト
リクス130は輪郭が1回しか追跡されないように追跡
の制御を行なうのに用いられる。2というタグ・マトリ
クス値は、マトリクス位置が2つの輪郭の一部であると
きに用いられる特別な場合である(図5f参照)。
【0035】画素配列パターン101を走査してパター
ン・マトリクス120及びタグ・マトリクス130を生
成する処理手順は、従来のC言語のようなプログラミン
グ言語を用いてソフトウエアで実施することもできる。
また、プロセス・ステップ54〜58は、一対の16ビ
ットシフトレジスタを含む記憶レジスタ22を用いてハ
ードウエアで部分的に実施することも可能である。この
ような実施においては、画素配列パターン101の連続
するライン対がシフト・レジスタに入力される。各レジ
スタを連続的にシフトすることにより、2×2マトリク
ス・アレイ110の各位置に対する値が連続的に読み出
され、パターン・マトリクス及びタグ・マトリクスを生
成するために用いられる。タグ・マトリクスはパターン
・マトリクス120の対応する位置からの値を用いて生
成することができる。
【0036】次にプロセス・ステップ60において、入
力された第1の輪郭を追跡し、x−yリストを作成す
る。追跡処理手順では、タグ・マトリクス130を左か
ら右の方向に走査し、輪郭の開始点を示す第1の非ゼロ
値を見出す。この開始点のx−yタグ・マトリクス座標
位置はx−y座標リスト140(図7c)に記憶され
る。次の輪郭点の方向を決定するために、x−y座標位
置においてパターン・マトリクス120の対応する位置
を参照する。この位置には、マスク・アレイ110がそ
の位置に配置されたときにその中に含まれる白及び黒の
画素のパターンに対応する0から15までの値が記憶さ
れている。このパターン・マトリクス記憶位置に割り当
てられた数に基づいて、図6に示すように、追跡方向が
決定される。図6は、パターン・マトリクス値が1、
5、13のとき、追跡方向は下であり、パターン・マト
リクス値が2、3、7のとき、追跡方向は左であり、パ
ターン・マトリクス値が8、10、11のとき、追跡方
向は上であり、パターン・マトリクス値が4、12、1
4のとき、追跡方向は右であることを示している。
【0037】パターン・マトリクス値が6又は9のと
き、図6に示すように、以前の輪郭点に対する方向値を
参照して、どの方向を取るかが判断される。パターン・
マトリクスに割り当てられる方向値は、対応するマスク
・アレイのパターンの外見に基づいて直観的に正しいこ
とが図6から理解される。マスク・アレイを画素配列パ
ターン上に配した窓と考えるならば、各マスク・アレイ
のパターンは、入力された文字画像の輪郭上の位置に対
応するように現れる。例えば、図5の(d)は、10及
び5の値のマスク・アレイが発生される文字輪郭パター
ン上の位置を示している。追跡プロセス期間において、
文字輪郭はマスク・アレイ値に割り当てられた方向に追
跡される。
【0038】図5(a)の画素配列パターンの場合、タ
グ・マトリクス130から決定される追跡開始点は、パ
ターン・マトリクス値1に対応する。図7(a)に示す
ように、次の輪郭点に向かう方向は下方である。図7
(a)の残りの矢印は、後続する各輪郭点におけるパタ
ーン・マトリクス値に基づいた連続した追跡方向を簡略
化して示している。図7(b)はタグ・マトリクス13
0の輪郭開始点を示す。開始点のx−y座標をx−yリ
ストに設定すると、その位置におけるタグ・マトリクス
値は1だけ減分され、輪郭点の処理が完了したことが示
される。次に、パターン・マトリクス120から決定し
た追跡方向に1位置だけ移動させることによって、タグ
・マトリクスから次の輪郭点のx−y座標が決定され
る。次の輪郭点のx−y座標はx−yリストに記憶さ
れ、輪郭全体が追跡されるまで、同様の処理が継続され
る。
【0039】図7(c)は、追跡処理手順によって生成
されたx−yリスト140を示す。この追跡によって、
入力文字画像「8」の外側輪郭を規定するx−y座標点
のリストが作成される。なお、本発明の好適な実施例に
おいてx−yリストはリング構造を有しており、どの点
においてもN点前とN点後が存在している。引続き、図
8に示すように、2度目及び3度目の追跡が同様に行な
われ、数「8」の内側輪郭に対してx−yリスト142
及び144が作成される。x−yリスト140、14
2、144の作成後は、画素配列パターン110、パタ
ーン・マトリクス120及びタグ・マトリクス130は
不要であって、破棄してよい。これは、全ての輪郭点の
識別が完了し、それぞれのx−yリストへの蓄積が完了
したからである。ステップ62は、未だ輪郭が残ってい
るかどうかを決定する検査を示している。
【0040】そして、この全輪郭の抽出に続き、プロセ
ス・ステップ64が実行される。このステップでは、x
−yリスト内で選択された点同士の方向、または位置関
係を表すオリエンテーション・リストを生成する。図9
に示すように、オリエンテーション・リストは、オリエ
ンテーション・テーブル索引表150を用いて迅速に生
成することができる。オリエンテーション・テーブル1
50には複数の記憶位置があり、それぞれの記憶位置
は、1つの輪郭点と選択された次の輪郭点との間のオリ
エンテーションを表す値を含んでいる。オリエンテーシ
ョン・テーブルは、輪郭点と選択された次の輪郭点との
間のx−y座標値の差を表すx−yオフセット値を用い
てアドレスすることができる。
【0041】図10(a)は、一例として、一連のx−
y輪郭点座標値を含むx−yリスト152を示してい
る。それぞれの輪郭点からそのN個先の輪郭点に至るオ
リエンテーションを見つけることが望ましい。しきい値
の増分に用いる数Nは変えてもよいが、24×16画素
から成るアレイ・パターンではN=3〜5を用いると良
好な結果が得られた。それより多くの位置を有する画素
配列パターンでは、大きい値のNを用いることが好まし
い。例えば、図9及び図10は、N=5のしきい値増分
値に基づいている。
【0042】このように、各輪郭点に対するオリエンテ
ーションは、当該輪郭点からそのN個先の点に至る矢印
として定義される。これは、好ましくは(2N+1)×
(2N+1)個の要素から成り予め計算されたオリエン
テーション・テーブル150を用いることによって迅速
に求められる。図10(a)では、x−yリスト152
の最初の輪郭点(x=8、y=1)と、その点から5個
後ろの輪郭点(x=6、y=4)との間のx−yオフセ
ット値は、それぞれdx=−2及びdy=3である。こ
れらの値を、オリエンテーション・テーブル150のア
ドレスとして用いると、基準位置(中心)からオリエン
テーション方向への角度を表すオリエンテーション値Θ
を迅速に決定することができる。
【0043】図11は、オリエンテーション値が文字
「8」の外側の輪郭とどのように関連するかを図式的に
示している。ステップ64で決定されるオリエンテーシ
ョン値は、図10(b)に示すオリエンテーション・リ
スト160に記憶される。場合によっては、ステップ6
6(図4)にあるように、平滑化を行なって輪郭点間の
オリエンテーションの安定性を強めることが好ましい。
平滑化は、対象となる輪郭点の直前及び直後の輪郭点に
対するオリエンテーション値の加重平均を取ることによ
って、輪郭点間の一層一般的な角度を決定するものであ
る。例えば、i番目の輪郭点に対する平滑化されたオリ
エンテーション値Θiは、直前の輪郭点に対するオリエ
ンテーション値Θi-1及び直後の輪郭点に対するオリエ
ンテーション値Θi+1から
【数1】(Θi-1 + 2Θi + Θi+1)/4 に従って決定される。画素配列パターンの大きさが50
×50画素以上であり、しきい値の増分Nがおよそ7個
又はそれ以上の輪郭点である場合、平滑化は一般的に不
要である。
【0044】オリエンテーション・リストの作成及びそ
の平滑化に続いて、プロセス・ステップ68において先
鋭度リストを生成する。先鋭度リストは、図10cに参
照番号170で示されている。先鋭度リストは、各輪郭
点のN個前からのオリエンテーションとそこからN個先
の輪郭点へのオリエンテーションとの間の湾曲の先鋭度
角に対応した値を決定することによって生成される。先
鋭度角は、i番目の輪郭点に割り当てられたオリエンテ
ーション値Θiと(i+N)番目の輪郭点に割り当てら
れたオリエンテーション値Θi+Nとの間の差を求めるこ
とによって容易に見出される。値Nはオリエンテーショ
ン値を割り当てる際に用いたものと同一であることが好
ましい。
【0045】本発明の好適な実施例においては、先鋭度
に応じで、強凹、弱凹、直線/変極点、弱凸、強凸 で
5通りに分類する。本発明の好適な実施例の説明におい
て、読者の理解の容易化を図るため、この分類に際して
は、凸方向0〜180°(0〜π)、凹方向0〜180
°(0〜−π)を各10等分(π/10刻み)した値に
あてはめ、説明を行う。
【0046】図12は、サンプル手書き文字「5」(2
4x16)の輪郭(25x17)の先鋭度リストを2次
元のマトリクスで表現した概念図である。aは−1、i
は−9を便宜的に変換したものであり、9が最も強い
凸、−9(i)が最も強い凹である。本発明の好適な実
施例において、9−4の値を有する点は強い凸、3−2
の値を有する点は弱い凸、1−aの値を有する点は直線
又は変極点、b−dの値を有する点は弱い凹、e−iの
値を有する点は強い凹と分類している。5種類に分類し
たのは、計算の高速化と、認識率の向上の双方を考慮し
たためである。
【0047】なお、本発明の好適な実施例において、
1、0、aを直線/変極点として微細な凹凸を区別せず
に特別に単一のものとして扱っている。これは、 1) わずかな違いで凹凸が変わり不安定となる 2) 直線的輪郭は黒い直線ストロークの両側に存在す
る確立が高く、ストロークの黒と背景の側がどちらであ
ろうとそれほど重要でない(特徴次元数を2倍にするほ
どの価値は低い)。 3) また以下に述べるように輪郭の方向の定義は凹凸
性のはっきりしているものとは別に扱うのが望ましいと
いう理由からである。
【0048】次に、プロセス・ステップ70において輪
郭方向リストを生成する。輪郭方向の定義は、アナログ
のイメージやサイズの大きい文字イメージとは異なり2
4x16などの小さめのイメージで輪郭の強さと方向を
安定して求めるのは難しい(方向は特に難しい)。図13
の左側(a)に示すように単純にN点前とN点後を結
び、これを接線方向と定義すると、近傍の輪郭点同士で
その方向は著しく異なったものとなる。大きい絶対値の
先鋭度を有する点の近傍ではなるべく同じ方向が定義さ
れるほうが望ましい。
【0049】そこで、本発明の好適な実施例は、右側
(b)のように、N点前とN点後を結んだ直線の中点と
着目輪郭点を結び、法線方向と定義し、これを輪郭方向
として採用する。なお、本発明の好適な実施例において
は、N点前とN点後を結んだ直線の中点と着目輪郭点を
結ぶ方向を輪郭方向としているが、着目輪郭点PiとN
点前の点Pi-Nを結ぶ線と、着目輪郭点PiとN点後の点
i+Nを結ぶ線からなる角を2等分するベクトル等、ベ
クトルPii-NとベクトルPii+Nの間に位置する方向
(または、その逆方向)を輪郭方向として採用してもよ
い。また、N点前とN点後ではなく、N点前とM点後
(MはNに近い値)として計算してもよい。
【0050】本発明の好適な実施例においては更に、算
出された輪郭方向を、ある程度の括りで分類し、特徴値
としている。出願人において実施された実験結果では、
強い凹凸を有する点の輪郭方向は、図13(c)のよう
な上下左右の4方向に分類すると、計算速度に対する認
識率が高い値を示した。
【0051】この一方、直線/変極点の場合にも、この
定義が適用されると、図14の右側(b)のように、少
しの違いで凹凸が変わる上にその方向もばらつく。そこ
で、これらの場合は、N点前とN点後を結び着目点自身
は無視してその方向(接線方向)を輪郭方向として採用
する(前述のごとく黒と背景がどちらの側であるかはそ
れほど重要ではない)。出願人において実施された実験
結果では、直線方向の矢印がどちらを向いているかはさ
ほど重要ではなく、矢印を無視し、図14(c)に示す
ように45度ごと4方向に分類すると、計算速度に対す
る認識率が高い値を示した。
【0052】弱い凹凸を有する点の輪郭方向は、強い凹
凸を有する点と同様な方式でも、直線/変極点と同様な
方式で計算してもよいが、本発明の好適な実施例におい
ては、前者を採用している。
【0053】図15は、サンプル手書き文字「5」(2
4x16)の輪郭(25x17)の輪郭方向リストを2
次元のマトリクスで表現した概念図である。この図にお
いて、a−dは直線/変極点、また、0−3は強弱両方
の屈曲点に対するものと区別して表示している。
【0054】プロセス・ステップ72では、処理結果デ
ータ(特徴値データ)集合が発生される。本発明の好適
な実施例においては、さらに、文字イメージを3x3の
領域に分割し、各着目点がどのエリアに存在するかによ
って分類している(C言語の宣言例:− int feat[3]
[3][4][5]) 。
【0055】このC言語の宣言例の分類では、最初の1
つの次元は、着目点が、画素配列パターンの縦に3分割
された領域のうちどの領域に属するかの項目であり、次
の次元は、着目点が、画素配列パターンの横に3分割さ
れた領域のうちどの領域に属するかの項目である。3番
目の次元は輪郭方向(4通り)、最後の次元は強凹、弱
凹、直線/変極点、弱凸、強凸 の5通りの分類し、こ
れらの属性で各輪郭点を分類し計数するものである。例
えば、「5」の最も右上に位置する点231は、最初の
次元:0(上段)、次の次元:2(右側)、3番目の次
元:0(右方向)、4番目の次元:0(強い凸)に分類
される。この分類されたデータは処理結果情報格納部3
07に格納され、文字認識のために、光学式文字認識プ
ログラム428に渡される。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
図形の輪郭形状に左右されずに、イメージの認識率向上
に寄与する安定した特徴値を高速に導出することができ
る。また、本発明の一態様においては、検出された輪郭
上の点について、輪郭形状の如何を問わず、強凹、弱
凹、直線/変極点、弱凸、強凸 の5通りの屈曲度と、
4つの輪郭方向という一元的な特徴値を抽出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 処理要素のブロック図である。
【図3】 本発明を、光学式文字認識システムに応用し
た場合のシステムの概要を示すブロック図である。
【図4】 本発明の好適な実施例において、コンピュー
タにより実施される特徴値抽出方法の流れ図である。
【図5】 図5aは画素配列パターンと画素配列パター
ンを走査するために用いられるマスク・アレイとを示す
図であり、図5bは図5aの画素配列パターンの一部の
拡大図であって、文字画像を表すための画素配列パター
ン位置での白及び黒の使用を示す図であり、図5cは5
a図のマスク・アレイの拡大図であって、各マスク・ア
レイへの二進値の指定を示す図であり、図5dはこの発
明にしたがって図5aの画素配列パターンから生成され
たパターン・マトリクスを省略表示した図であり、図5
eはこの発明にしたがって図5aの画素配列パターンか
ら生成されたタグ・マトリクスを背負う楽表示した図で
あり、図5fは図5eのタグ・マトリクスの拡大図であ
って、輪郭追跡に用いる画素配列パターン位置への数値
の割当てを示す図である。
【図6】 図5aのマスク・アレイの拡大図であって、
図5aの画素配列パターンの走査から得られた異なるマ
スク・アレイ構成に対する追跡方向の割当てを示す図。
【図7】 図7aはパターン・マトリクス値によって与
えられる追跡方向情報を示す最初の文字画像輪郭追跡を
示す図であり、図7bはタグ・マトリクス値によって与
えられる追跡制御情報を用いた最初の文字画像輪郭追跡
を示す図であり、図7cは第1の文字画像の輪郭追跡か
ら得られる文字画像輪郭点のx−y座標リストを示す図
である。
【図8】 図8aはパターン・マトリクス値によって与
えられる追跡方向情報を用いた2度目及び3度目の文字
画像輪郭の追跡を示す図であり、図8bはタグ・マトリ
クス値によって得られる追跡制御情報を用いた2度目及
び3度目の文字画像輪郭の追跡を示す図であり、図8c
は2度目及び3度目の文字画像輪郭の追跡中に発生され
るx−y座標のリストを示す図である。
【図9】 図7c及び図8cのx−y座標リストの座標
間の相対的なオリエンテーションの決定に用いられるた
めの記憶されたオリエンテーション・テーブルを示す
図。
【図10】 図10aは輪郭点間のx及びyの差の値を
得てアドレス値として図9のオリエンテーション・テー
ブルに入力する方法を示す拡大されたx−y座標リスト
を示す図であり、図10bは文字画像輪郭点に割り当て
られたオリエンテーション値のオリエンテーション・リ
ストを示す図であり、図10cは図10bのオリエンテ
ーション・リストから生成された先鋭度リストを示す図
である。
【図11】 文字画像の輪郭に沿った点へのオリエンテ
ーション値の割当てを示す図。
【図12】本発明の好適な実施例における、先鋭度リス
トを2次元のマトリクスで表現した概念図である。
【図13】輪郭方向の導出を説明するための図である。
【図14】輪郭方向の導出を説明するための図である。
【図15】本発明の好適な実施例における、輪郭方向リ
ストを2次元のマトリクスで表現した概念図である。
【図16】従来のイメージ解析用特徴値抽出方法の抽出
する特徴値の1つである輪郭方向の導出方法を説明する
概念図である。
【図17】従来のイメージ解析用特徴値抽出方法の抽出
する特徴値の1つである輪郭方向の導出方法を説明する
概念図である。
【図18】従来のイメージ解析用特徴値抽出方法のイン
プットとなる画素配列パターンの一例を示す図である。
【図19】従来のイメージ解析用特徴値抽出方法の抽出
する特徴値の概念図である。
【符号の説明】
301 コマンド入力部 303 制御部 305 画像解析部 307 処理結果情報格納部 309 画像表示部 311 画像入力部 321 画素配列パターン格納部 323 パターンマトリクス格納部 325 タグマトリクス格納部 327 X−Yリスト格納部 329 オリエンテーション・テーブル格納部 330 オリエンテーション・リスト格納部 331 先鋭度リスト格納部 333 輪郭方向リスト格納部 410 文書 412 走査・しきい値処理・パターン切り出し装置 414 画素配列パターン 416 入力記憶バッファ 418 イメージ処理システム 426 出力記憶装置 428 光学式文字認識システム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素配列パターンから検出された輪郭を解
    析して、該画素配列パターンの特徴値を抽出する方法で
    あって、 (a)前記画素配列パターンの輪郭を追跡し、追跡され
    た輪郭上に存在する複数の輪郭点のリストを作成する段
    階と、 (b)前記複数の輪郭点のうちの一の輪郭点について、
    輪郭の湾曲を表す先鋭度値を算出する段階と、 (c)前記先鋭度が鋭いカーブであることを示している
    場合には第1の計算式を用いて、前記一の輪郭点の方向
    を計算し、前記先鋭度が直線または変極点であることを
    示している場合には第1の計算式と異なる第2の計算式
    を用いて、前記一の輪郭点の方向を計算する段階と、 (d)前記一の輪郭点の方向に基づいた特徴値を出力す
    る段階と、を含むことを特徴とする特徴値抽出方法。
  2. 【請求項2】前記第1の計算式は、前記一の輪郭点Pi
    の座標、前記一の輪郭点のN画素前の点Pi-Nの座標、
    およびN画素先の点Pi+Nの座標を基に計算を行い、前
    記第2の計算式は、前記一の輪郭点のN画素前の点P
    i-Nの座標、およびN画素先の点Pi+Nの座標を基に計算
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の特徴値抽出方
    法。
  3. 【請求項3】画素配列パターンから検出された輪郭を解
    析して、該画素配列パターンの特徴値を抽出する方法で
    あって、 (a)前記画素配列パターンの輪郭を追跡し、追跡され
    た輪郭上に存在する複数の輪郭点のリストを作成する段
    階と、 (b)前記複数の輪郭点のうちの一の輪郭点Piについ
    て、輪郭の湾曲を表す先鋭度値を算出する段階と、 (c)該算出された先鋭度値に基づいて、前記一の輪郭
    点Piにおける輪郭が、強凹、弱凹、直線/変極点、弱
    凸、強凸 のうちの何れの湾曲に該当するかを検査する
    段階と、 (d)前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、強凹または
    強凸であると判断された場合には、前記一の輪郭点Pi
    と、前記一の輪郭点のN画素前の点Pi-NとN画素先の
    点Pi+Nの中点とを結んだ方向を基に輪郭方向を決定
    し、前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、直線/変極点
    であること判断された場合には、前記N画素前の点P
    i-NとN画素先の点Pi+Nを結んだ方向を基に輪郭方向を
    決定する段階と、 (e)前記一の輪郭点の方向に基づいた特徴値を出力す
    る段階と、を含むことを特徴とする特徴値抽出方法。
  4. 【請求項4】画素配列パターンから検出された輪郭を解
    析して、該画素配列パターンの特徴値を抽出する装置で
    あって、 (a)前記画素配列パターンを取り込むための画像入力
    部と、 (b)前記画素配列パターンの輪郭を追跡することによ
    って作成された輪郭上の点の座標値を管理するX−Yリ
    ストと、 (b)前記輪郭上の点の湾曲を表す先鋭度値を計算する
    ことにより作成される先鋭度リストと、 (c)前記先鋭度が鋭いカーブであることを示している
    場合には第1の計算式を用い、前記先鋭度が直線または
    変極点であることを示している場合には第1の計算式と
    異なる第2の計算式を用いて計算することにより作成さ
    れる輪郭方向リストと、 (d)前記輪郭方向リストに基づいた特徴値を出力する
    手段と、を含むことを特徴とする特徴値抽出装置。
  5. 【請求項5】画素配列パターンから検出された輪郭を解
    析して、該画素配列パターンの特徴値を抽出するための
    プログラムを格納するコンピュータによって読み取り可
    能な記憶媒体であって、 該プログラムは、 (a)前記画素配列パターンの輪郭を追跡し、追跡され
    た輪郭上に存在する複数の輪郭点のリストを作成するこ
    とを前記コンピュータに指示するプログラムコード手段
    と、 (b)前記複数の輪郭点のうちの一の輪郭点について、
    輪郭の湾曲を表す先鋭度値を算出することを前記コンピ
    ュータに指示するプログラムコード手段と、 (c)前記先鋭度が鋭いカーブであることを示している
    場合には第1の計算式を用いて、前記一の輪郭点の方向
    を計算し、前記先鋭度が直線または変極点であることを
    示している場合には第1の計算式と異なる第2の計算式
    を用いて、前記一の輪郭点の方向を計算することを前記
    コンピュータに指示するプログラムコード手段と、 (d)前記一の輪郭点の方向に基づいた特徴値を出力す
    ることを前記コンピュータに指示するプログラムコード
    手段と、 を含む記憶媒体。
  6. 【請求項6】前記第1の計算式は、前記一の輪郭点Pi
    の座標、前記一の輪郭点のN画素前の点Pi-Nの座標、
    およびN画素先の点Pi+Nの座標を基に計算を行い、前
    記第2の計算式は、前記一の輪郭点のN画素前の点P
    i-Nの座標、およびN画素先の点Pi+Nの座標を基に計算
    を行うことを特徴とする請求項5に記載の記憶媒体。
  7. 【請求項7】画素配列パターンから検出された輪郭を解
    析して、該画素配列パターンの特徴値を抽出するための
    プログラムを格納するコンピュータによって読み取り可
    能な記憶媒体であって、 該プログラムは、 (a)前記画素配列パターンの輪郭を追跡し、追跡され
    た輪郭上に存在する複数の輪郭点のリストを作成するこ
    とを前記コンピュータに指示するプログラムコード手段
    と、 (b)前記複数の輪郭点のうちの一の輪郭点Piについ
    て、輪郭の湾曲を表す先鋭度値を算出することを前記コ
    ンピュータに指示するプログラムコード手段と、 (c)該算出された先鋭度値に基づいて、前記一の輪郭
    点Piにおける輪郭が、強凹、弱凹、直線/変極点、弱
    凸、強凸 のうちの何れの湾曲に該当するかを検査する
    ことを前記コンピュータに指示するプログラムコード手
    段と、 (d)前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、強凹または
    強凸であると判断された場合には、前記一の輪郭点Pi
    と、前記一の輪郭点のN画素前の点Pi-NとN画素先の
    点Pi+Nの中点とを結んだ方向を基に輪郭方向を決定
    し、前記一の輪郭点Piにおける輪郭が、直線/変極点
    であること判断された場合には、前記N画素前の点P
    i-NとN画素先の点Pi+Nを結んだ方向を基に輪郭方向を
    決定することを前記コンピュータに指示するプログラム
    コード手段と、 (e)前記一の輪郭点の方向に基づいた特徴値を出力す
    ることを前記コンピュータに指示するプログラムコード
    手段と、 を含む記憶媒体。
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