JP2000110508A - ガスタービン制御装置 - Google Patents

ガスタービン制御装置

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JP2000110508A
JP2000110508A JP10282221A JP28222198A JP2000110508A JP 2000110508 A JP2000110508 A JP 2000110508A JP 10282221 A JP10282221 A JP 10282221A JP 28222198 A JP28222198 A JP 28222198A JP 2000110508 A JP2000110508 A JP 2000110508A
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fuel
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signal
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Kazue Nagata
一衛 永田
Yasuhisa Tanaka
泰久 田中
Nobuyuki Yasuo
信行 安尾
Kunio Uowaki
邦夫 魚脇
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/18Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中カロリー等の燃料を用いたガスタービンで
も、軸トルクリミット値となることを回避できる。 【解決手段】 ガスタービン制御装置11Aは、起動時
制御信号dと負荷制御信号eと排ガス温度制御信号fと
出力制限制御手段18の出力制限信号gとを低値優先手
段15へ入力して、いずれが低値を選択し、開度指令信
号hを燃料制御弁6へ出力する。出力制限制御手段18
は、ガスタービン1側の電力検出信号aが出力制限設定
値手段19により設定される出力制限設定値信号以上と
なるのを抑制するように出力制限制御信号を低値優先手
段15へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常の発電用燃料
である高カロリーのLNG等の燃料ではなく、中カロリ
ーまたは低カロリーガス燃料または液体燃料を使用した
ガスタービン及びこのガスタービンを組み入れた複合発
電設備に用いられるガスタービン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー資源の有効利用・燃料多様化
と高効率化の要求を背景に石炭あるいは石油残さ油等の
炭素質燃料のガス化ガスあるいは、高炉排ガス等の中・
低カロリーガスを燃料として発電するガスタービンと蒸
気タービンを組み合わせてた複合発電プラントが計画さ
れている。
【0003】上記計画されている複合発電プラントの説
明の前に、現在運用されている従来燃料であるLNGガ
スを燃料としたガスタービン設備を含む複合発電設備に
ついて説明する。
【0004】複合発電設備は、ガスタービン設備と排熱
回収ボイラ(以下、HRSGと呼ぶ)および蒸気タービ
ン設備から構成されている。
【0005】図6は、ガス燃料を使用するガスタービン
設備とそれを含む複合発電設備およびその負荷制御装置
の一般的な構成例を示すものである。
【0006】図示するガスタービン設備は、大気中から
吸入した空気を圧縮する圧縮機3と空気と燃料との混合
気体を燃焼する燃焼器2と燃焼器2とからの燃焼ガスに
より駆動されるガスタービン1と更にガスタービン軸に
より駆動される発電機4とを主要機器として構成されて
いる。
【0007】圧縮機3では、大気から吸入された空気が
圧縮されて燃焼器2に送られ、燃焼器2内で、燃料制御
弁6の開度により決定される燃料と混合されて燃焼し、
高温の燃焼ガスとなり、ガスタービン1に流入し膨張す
ることにより、ガスタービン軸端動力を得る。この動力
により、発電機4を駆動し電力を得る。すなわち、ガス
タービンの出力は、燃料制御弁6の開度により調節さ
れ、この開度は後述するガスタービン制御装置11によ
り制御される。
【0008】HRSG5は、ガスタービン1の排ガスに
より、排ガスから水、蒸気への熱伝達により蒸気を発生
させる設備である。発生した蒸気は、蒸気タービン7に
送られる。蒸気タービン7はHRSG5で発生した蒸気
によりタービンを回し発電機4を駆動し、電力を発生す
る。
【0009】HRSG5は、ガスタービン1の排ガスの
エンタルピーとその流量に応じて、蒸気を発生させる
が、ガスタービン1の排ガスから水、蒸気への熱伝達の
遅れから、排ガスエネルギーの変化から蒸気エネルギー
への変換には数分の遅れがある。すなわち、排ガスのエ
ネルギーである排ガスのエンタルピーとその流量の積の
変化に数分の遅れで蒸気発生量が変化するため、ガスタ
ービン1の出力変化から蒸気タービン7の出力変化には
数分の遅れが存在する。
【0010】HRSG5によって発生した蒸気は、蒸気
タービン7へ蒸気加減弁8を介して流入するが、一般に
効率重視の観点から蒸気加減弁8は、全開運用されるた
め蒸気タービン7の発生トルク(出力)は、特に積極的
な制御は行っておらず、HRSG5の蒸気発生量に依存
している。
【0011】複合発電設備の制御装置は大別して、統括
負荷制御装置10とガスタービン制御装置11とから構
成されている。統括負荷制御装置10は、ガスタービン
出力と蒸気タービン出力の総和を目標とする複合発電設
備出力に追従するように制御する機能を有し、加減演算
手段16と統括負荷制御手段17と出力設定値設定手段
21と加算手段22とからなっている。
【0012】ここで、複合発電設備は、ガスタービン1
と蒸気タービン7のそれぞれの発電機4から各電力検出
器9で得られる値の総出力が目標の出力設定値となるよ
うにガスタービン制御装置11によってガスタービン1
の燃料制御弁6を制御するように構成されている。
【0013】図7は、ガスタービン制御装置11の従来
構成例である。
【0014】図示するガスタービン制御装置11は、速
度負荷制御手段12、排ガス温度制御手段13、起動時
制御手段14と、低値優先手段15を含んで構成され、
速度負荷制御手段12等の複数の制御系の信号の低値を
選択する低値優先手段15によって要求値を決定し、燃
料制御弁6の開度を調節して燃焼器2への燃料を制御す
る手段が一般的に用いられている。
【0015】ここで、速度負荷制御手段12は、目標と
する発電機出力及び回転数を得るべく制御信号を出力
し、排ガス温度制御手段13は、制限されるガスタービ
ン入口温度に相当する排ガス温度を設定し、この設定値
以上の温度上昇を防止すべく制限制御信号を出力する。
起動時制御手段14は、着火、暖機動作を含み、定格回
転数到達までの昇速制御を行なうべく制御信号を出力す
る。
【0016】低値優先手段15は、各制御手段からの出
力信号を入力して最小値を選択して、燃料制御弁6へ開
度指令信号として出力する。
【0017】以上の構成により、全ての運転状態におい
て、低値優先手段15の入力側の信号が、他の制御手段
の信号より低値となれば、即座に低値優先手段15によ
りその信号が選択され、燃料制御弁6へ開度信号が出力
されて、ガスタービンを安全に運転継続することができ
る。
【0018】図8は図6と図7に示す複合発電設備にお
いて、負荷上昇を行った場合のガスタービン出力と蒸気
タービン出力の応答関係を示すものである。
【0019】図8において、ガスタービン出力の変化を
GTMW、蒸気タービン出力の変化をSTMWで示し、
複合発電設備全体の目標とする出力設定値は図中にCC
MWと同じとして1つのカーブで示されている。負荷変
化に対して、出力設定値にガスタービン出力と蒸気ター
ビン出力の総和を合致させるように、ガスタービン制御
装置11によって燃料制御弁6に開度指令が与えられ、
これによりガス燃料流量を開方向へ変化させ、ガスター
ビン出力を増加させる。ところで、ガスタービン出力の
増加は負荷変化の初期にはHRSG5での熱伝達の遅れ
から蒸気タービン出力の立ち上がりが数分遅れるため蒸
気タービン7は遅れて負荷上昇してくる。このため、ガ
スタービン1は複合発電設備の出力全体の出力を出力設
定値設定手段21にあわせるために多く出力する。この
様子は、図8のGTMWのカーブで示されている。すな
わち、ガスタービン出力が蒸気タービン出力の遅れを補
って、出力がオーバーシュートして目標とする設定出力
に整定するように動作する。
【0020】ところで、一般に、ガスタービン1には軸
トルクリミットの制限による出力上限値が存在する。こ
の出力上限値はいかなる場合にもその制限出力以上のト
ルクを発生してはならないガスタービン出力の上限値で
ある。この出力上限値とは、具体的にはガスタービン駆
動シャフトのトルクリミット制限のことでガスタービン
1と発電機4との接続部とコンプレッサとタービンの接
続部に存在する。この上限リミット値は図8においてy
Lで示されている。
【0021】図8においては、ガスタービン出力のオー
バシュートはガスタービンの定格出力付近での負荷変化
の場合は前述したガスタービンの出力上限yLに近ずく
ことになる。従来燃料であるLNG等を燃料とするガス
タービンにおいては、この上限値はかなり高いところに
ある。従って、従来燃料では、出力上限に達することは
ないが、発熱量の低い中・低カロリー燃料をこのガスタ
ービンへ適用した場合、LNG燃料を燃料とする場合に
比べて、ガスタービン出力が多く出るため、出力上限値
をオーバーするおそれがある。
【0022】中・低カロリー燃料を使用したガスタービ
ンで出力が増加する理由は次のように説明される。
【0023】まず、ガスタービン出力と温度の関係につ
いて図9乃至図11に基づき説明する。なお、図9のy
Lは図8と同様のトルクリミットによる出力制限値であ
る。
【0024】図10及び図11に示すように、中・低カ
ロリー燃料はLNGに比べて発熱量が低いため、例え
ば、中カロリーガスでは、圧縮機吸い込み流量を100
%としたときの燃料流量の比率は16%以上(LNGの
場合は燃料流量の比率は約2〜3%)となる。この結
果、タービンを流れる燃焼ガスの流量はLNG等に比べ
て14%増加し、同じ燃焼温度でのタービン出力は圧縮
機空気の抽気が必要なければ、図10の下側の計算のよ
うに約28%のGTの出力増加となる。ここでは中カロ
リー燃料の場合について説明したが、燃料の発熱量が低
カロリーになると燃料流量の割合がさらに増加する。
【0025】LNG燃料によるガスタービン出力と大気
温度の関係の一例は図9のカーブcに示され、燃焼器2
での燃焼温度を定格温度一定とした場合(すなわち、燃
焼温度は一定値以下となるように制御されており、この
燃焼温度に制御されている時がその時のガスタービンの
最大出力が得られる)大気温度が上昇するとガスタービ
ンの圧縮機3の吸い込み重量流量が低下するため、大気
温度とガスタービン出力の関係は大気温度が上昇すると
ガスタービン出力は低下し、大気温度が下がると出力は
増加する。一般に、ガスタービンは15℃か、あるい
は、これ以下の温度を定格として設計され、この例の場
合は−20℃でもガスタービンの出力yNGは出力制限
値(図中yLの値)をオーバすることはない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中、低カロ
リー燃料を従来のガスタービンにそのまま適用して使用
したとすると、前述したガスタービンの軸トルクリミッ
トをオーバーしてしまい従来技術のガスタービンでは運
転が困難となるという問題がある。
【0027】すなわち、図9の破線dによって中カロリ
ーガス焚きガスタービンの大気温度とガスタービン出力
の関係を示すが、この図9から判るように中カロリーガ
ス焚きのガスタービンでは、大気温度がA℃以下でガス
タービン出力dは出力制限値yLをオーバしている。す
なわち、A℃以下ではカーブd上の運転はガスタービン
のトルクリミットをオーバしてしまうために、従来技術
によるガスタービンの運転は困難となる。
【0028】そこで、本発明は中または低カロリー燃料
をガスタービンに適用可能とするガスタービン制御装置
を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、通常
燃料であるLNG等の高カロリーと比べてカロリーが低
い石炭・石油の残さ油等の炭酸物質のガス化ガスや液体
燃料等、あるいは、高炉排ガス等の燃料等の中カロリー
または低カロリー燃料を燃焼させて発電する複合発電設
備のガスタービンへ前記燃料を供給して燃料制御弁を燃
料制御信号によって開閉制御するガスタービン制御装置
であって、総発電機出力が総目標値となるように速度負
荷制御信号を出力する速度負荷制御手段と、ガスタービ
ン側の発電機出力が該当ガスタービンの固有の出力制限
値に近づいた場合に、前記速度負荷制御信号より低値と
なるように出力制限制御信号を出力する出力制限制御手
段と、前記速度負荷制御信号及び前記出力制限制御信号
を入力していずれか低値の信号を前記燃料制御信号とし
て前記燃料制御弁へ出力する低値選択手段とを備えるこ
とを特徴とする。この手段によれば、ガスタービン側の
発電機出力がガスタービンの固有の出力制限値に近づく
と速度負荷制御信号より低値となるように出力制限制御
信号が低値選択手段へ出力され、出力制限制御信号によ
って制御される。これによって、中カロリーまたは低カ
ロリー燃料を用いてもガスタービン側の発電機出力がガ
スタービンの固有の出力制限値を越えることが常に抑制
され、軸トルクリミット値となることが回避できる。従
って、この手段を用いれば、エネルギー資源の有効利用
や高効率化の背景から期待され計画されている中カロリ
ーまたは低カロリーの燃料を使用する複合発電設備に安
全に、実用的に適用することができる。
【0030】請求項2の発明は、通常燃料であるLNG
等の高カロリーと比べてカロリーが低い石炭・石油の残
さ油等の炭酸物質のガス化ガスや液体燃料等、あるい
は、高炉排ガス等の燃料等の中カロリーまたは低カロリ
ー燃料を燃焼させて発電するシングルサイクルのガスタ
ービンへ前記燃料を供給して燃料制御弁を燃料制御信号
によって開閉制御するガスタービン制御装置であって、
発電機出力が目標値となるように速度負荷制御信号を出
力する速度負荷制御手段と、発電機出力が該当ガスター
ビンの固有の出力制限値に近づいた場合に、前記速度負
荷制御信号より低値となるように出力制限制御信号を出
力する出力制限制御手段と、前記速度負荷制御信号及び
前記出力制限制御信号を入力していずれか低値の信号を
前記燃料制御信号として前記燃料制御弁へ出力する低値
選択手段とを備えることを特徴とする。この手段によれ
ば、シングルサイクルのガスタービン側の発電機出力が
ガスタービンの固有の出力制限値に近づくと速度負荷制
御信号より低値となるように出力制限制御信号が低値選
択手段へ出力され、出力制限制御信号によって制御され
る。これによって、中カロリーまたは低カロリー燃料を
用いてもガスタービン側の発電機出力がガスタービンの
固有の出力制限値を越えることが常に抑制され、軸トル
クリミット値となることが回避できる。従って、この手
段を用いれば、エネルギー資源の有効利用や高効率化の
背景から期待され計画されている中カロリーまたは低カ
ロリーの燃料を使用するシングルサイクルのガスタービ
ンに安全に、実用的に適用することができる。
【0031】請求項3の発明は、通常燃料であるLNG
等の高カロリーと比べて低い石炭・石油の残さ油等の炭
酸物質のガス化ガスや液体燃料等、あるいは、高炉排ガ
ス等の燃料等の中カロリーまたは低カロリー燃料を燃焼
させて発電する一軸型の複合発電設備のガスタービンへ
前記燃料を供給して燃料制御弁を燃料制御信号によって
開閉制御するガスタービン制御装置であって、総発電機
出力が総目標値となるように速度負荷制御信号を出力す
る速度負荷制御手段と、発電機軸の軸トルクが該当ガス
タービンの固有の軸トルク制限値に近づいた場合に、前
記速度負荷制御信号より低値となるように出力制限制御
信号を出力する出力制限制御手段と、前記速度負荷制御
信号及び前記出力制限制御信号を入力していずれか低値
の信号を前記燃料制御信号として前記燃料制御弁へ出力
する低値選択手段とを備えることを特徴とする。この手
段によれば、単軸型のガスタービンの軸トルクがガスタ
ービンの固有の軸トルク制限値に近づくと速度負荷制御
信号より低値となるように出力制限制御信号が低値選択
手段へ出力され、出力制限制御信号によって制御され
る。これによって、中カロリーまたは低カロリー燃料を
用いてもガスタービンの軸トルクがガスタービンの固有
のトルク制限値を越えることが常に抑制され、軸トルク
リミット値となることが回避できる。従って、この手段
を用いれば、エネルギー資源の有効利用や高効率化の背
景から期待され計画されている中カロリーまたは低カロ
リーの燃料を使用する単軸型複合発電設備に安全に、実
用的に適用することができる。
【0032】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかのガスタービン制御装置において、前記
出力制限制御手段は、ガスタービン固有の出力制限信号
を出力する出力制限設定値手段と、この出力制限設定値
手段により出力される出力制限信号とガスタービン発電
機出力信号あるいは軸トルク検出信号との偏差信号を演
算出力する加減演算手段と、この加減演算手段により演
算出力される偏差信号に基づいて出力制限制御信号を演
算出力する出力制限手段とから構成されることを特徴と
する。この手段によれば、予め定める制限値信号とガス
タービン発電信号あるいは軸トルク検出信号との偏差信
号に基づいて出力制限制御信号が演算出力される。これ
によって、中カロリーや低カロリーの燃料を使用するガ
スタービンにおいてもガスタービン固有の軸トルクリミ
ットとなるおそれを回避できる。
【0033】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかのガスタービン制御装置において、前記
出力制限制御手段は、当該制御系の応答遅れを加味し、
ガスタービン固有の出力制限値よりやや低い所定値に設
定した出力制限制御信号とすることを特徴とする。この
手段によれば、制御系の応答遅れを加味し、ガスタービ
ン固有の出力制限値よりやや低い値を出力制限制御信号
とすることにより、さらに、安全性を確保し、中カロリ
ーまたは低カロリーの燃料によるガスタービンを実用化
することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0035】図1は、本発明の第1実施の形態を示す複
合発電設備と制御装置との系統図、図2はガスタービン
制御装置の構成図である。
【0036】図1及び図2において、従来技術に示す対
応する図6と図7と同一符号は、同一部分または相当部
分を示している。
【0037】図1において、複合発電設備は、図6とほ
ぼ同様でガスタービン1と燃焼器2と圧縮機3と発電機
4とHRSG5と蒸気タービン7等からなり、燃焼器2
の燃料ラインに燃料制御弁6を配置する一方、蒸気ター
ビン7の蒸気入口に蒸気加減弁8を配置し、さらに、各
発電機4の発電機軸に各電力検出器9を配置している。
【0038】一方、制御装置は、図1に示すように統括
負荷制御装置10Aとガスタービン制御装置11Aとに
大別されている。統括負荷制御装置10Aは、加減演算
手段16と統括負荷制御手段17と出力設定値設定手段
21と加算手段22とから構成され、複合発電設備に配
置される前述するガスタービン1側の発電機4の電力検
出器9によって検出される電力検出信号aと蒸気タービ
ン7側の発電機4の電力検出器9によって電力検出信号
bとが統括負荷制御装置10Aの加算手段22へ入力す
るように接続している。
【0039】ガスタービン制御装置11Aは、具体的に
図2に示すように、速度負荷制御手段12と排ガス温度
制御手段13と起動時制御手段14と低値優先手段15
と出力制限制御手段18とから構成され、図7の従来技
術と異なり出力制限制御手段18とを備えている。
【0040】ここで、統括負荷制御装置10Aでは、複
合発電設備全体の出力目標値を設定する出力設定値設定
手段21からの出力設定値信号と前述したガスタービン
側の電力検出信号aと蒸気タービン側の電力検出信号b
とを加算して得られる加算信号が加減演算手段16へ入
力されて得られる偏差信号が統括負荷制御手段17へ入
力され、前記加算信号が出力設定値となるように制御さ
れ、統括負荷制御信号cがガスタービン制御装置11A
へ出力される。
【0041】一方、ガスタービン制御装置11Aでは、
起動時制御手段14の起動時制御信号dと速度負荷制御
手段12の負荷制御信号eと排ガス温度制御手段13の
排ガス温度制御信号fと出力制限制御手段18の出力制
限信号gとが低値優先手段15へ入力され、いずれが低
値か選択され、開度指令信号hが燃料制御弁6へ出力さ
れる。
【0042】次に、本発明の主要部となる出力制限制御
手段18は、加減演算手段16と出力制限設定値手段1
9と比例制御手段20とからなっており、ガスタービン
1側の電力検出信号aが出力制限設定値手段19により
設定される出力制限設定値信号以上となるのを抑制する
ように出力制限制御信号gを低値優先手段15へ出力す
るように構成されている。
【0043】以下、ガスタービン制御装置の作用につい
て図1乃至図3を参照して具体的に説明する。
【0044】まず、統括負荷制御装置10Aにおいて、
複合発電設備の許容するある一定の負荷変化率を持った
ランプ状の出力設定値信号が出力設定値設定手段21に
よって加減演算手段16に与えられる。この出力設定値
信号と加算手段22で演算された電力検出信号aと電力
検出信号bの加算信号が加減演算手段16によって比較
演算がされ、その偏差に基づいて統括負荷制御手段17
で制御出力が演算されガスタービン制御装置11Aの速
度負荷制御手段12へ統括負荷制御信号cが与えられ
る。
【0045】統括負荷制御信号cの増加に伴い、図3に
示すX1の負荷上昇開始のタイミングでガスタービン1
の燃料制御弁6が開動作し、ガスタービン1の出力上昇
が開始される。
【0046】ガスタービンの負荷上昇に伴って、図3に
示すように、蒸気タービンの出力STMWは大きな遅れ
を伴って上昇する(図中の破線で示す)。複合発電全体
の出力であるCCMWが追従するように増加して上昇す
る。なお、複合発電設備全体の出力設定値は太字の破線
で示している。この図から出力設定値設定手段21の出
力値設定信号との偏差を補うように、すなわち、ガスタ
ービン出力GTMWが上昇変化していることがわかる。
【0047】中カロリーガス焚き複合発電設備全体の出
力は、図8と比べると判るようにガスタービン出力が大
きく、従って、定格負荷に到達する前のX2のタイミン
グでガスタービンの出力制限設定値yLLに到達してし
まう。ガスタービン出力がyLLを越えたX2時点で、
図2に示す比例制御手段20がマイナスの偏差信号の大
きさに応じて、出力制限制御信号gを低値とするように
出力される。これによって、低値優先手段15が負荷制
御信号eに優先して出力制限制御信号gが選択され、開
度指令信号hとして出力される。
【0048】この結果、ガスタービン出力がトルクリミ
ット値yLとなる前の時点で出力制限値yLL以下にな
るように制御される。その後に、蒸気タービン出力が上
昇してくるので、全体出力を出力設定値に合わせるよう
にガスタービン出力が下がってきて、ガスタービンの出
力は図3の時刻X3のタイミングで、出力制限値yLL
以下となる。この後は、蒸気タービンの整定と共に、複
合発電出力(CCMW)は目標値に整定する。
【0049】これにより、図3のタイミングX2からX
3までは、トルクリミット値yL以下にガスタービンの
出力を抑えこむための出力制限制御手段18が動作する
ため、CCMWの上昇変化率は低下するが、ガスタービ
ン1の出力に急激な制限に加えられない、安全、かつ、
スムーズな負荷上昇が可能となる。
【0050】このように第1実施の形態によれば、ガス
タービンの出力制限値をオーバーしないようにガスター
ビンの出力を制限制御する機能を設けたガスタービン制
御装置により、ガスタービン出力の制限以上の上昇を防
止し円滑な負荷運用を実現することが可能となる。特に
複合発電設備の場合には、ガスタービンの出力制限制御
機能は効果的に機能する。従って、中又は低カロリー燃
料によるガスタービンに安全に、実用的に適用すること
ができる。
【0051】図4は、本発明の第2実施の形態を示す一
軸型の複合発電設備と制御装置との系統図、図5は図4
のガスタービン制御装置11Bの構成図である。
【0052】図4及び図5において、第1実施の形態を
示す図1及び図2と同一符号は、同一部分または相当部
分を示している。
【0053】図4において、ガスタービン1と蒸気ター
ビン7とは単軸で結合されており、発電機4から得られ
る電力検出器9の電力検出信号aが統括負荷制御装置1
0Bの加減演算手段16へ入力されるように構成されて
いる。また、単軸に設けられる軸トルク検出器23から
の軸トルク検出信号iが図5に示すガスタービン制御装
置11Bへ入力するように構成されている。
【0054】具体的には、図5に示すガスタービン制御
装置11Bでは、出力制限制御手段18Bの構成が図2
の出力制限制御手段18と異なり、出力制限設定値手段
19と加減演算手段16と比例制御手段20とにより構
成され、加減演算手段16に、図4に示す軸トルク検出
器23の軸トルク検出信号iと出力制限設定値手段19
の出力制限設定値信号とが入力され得られた偏差信号が
比例制御手段20へ入力されるようになっている。
【0055】この構成で、軸トルク検出信号iが増加す
ると軸トルク検出信号iが出力制限設定値手段19の出
力制限設定値信号より大きくなり、偏差信号が増加して
比例制御手段20から出力制限制御信号gを低値とする
ように出力される。この結果、低値優先手段15によつ
て負荷制御信号eに対して優先して出力制限制御信号g
が選択され開度指令信号hとして燃料制御弁6へ出力さ
れる。従って、軸トルク検出信号iが出力制限設定値手
段19の出力制限設定値信号より大きくなるのが抑制さ
れる。
【0056】このように本発明の第2実施の形態によれ
ば、ガスタービン1と蒸気タービンが一つの軸で連結し
た一軸型の複合発電設備の場合でも、燃料が中カロリー
または低カロリーの場合には、一台の発電機のみで発電
がされるので、ガスタービンのみの出力トルクの検出が
必要となる。これはガスタービンの出力を伝達する軸に
取付けた軸トルク検出器で検出し、この出力をガスター
ビン出力と見なして出力制限制御することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ガスタービン側の発電機出力がガスタービンの固
有の出力制限値に近づくと速度負荷制御信号より低値と
なるように出力制限制御信号を低値選択手段へ出力し
て、出力制限制御信号によって制御するので、中カロリ
ーまたは低カロリー燃料を用いてもガスタービン側の発
電機出力がガスタービンの固有の出力制限値を越えるこ
とが常に抑制され、軸トルクリミット値となることが回
避できる。従って、この手段を用いれば、エネルギー資
源の有効利用や高効率化の背景から期待され計画されて
いる中カロリーまたは低カロリーの燃料を使用する複合
発電設備に安全に、実用的に適用することができる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、シングル
サイクルのガスタービン側の発電機出力がガスタービン
の固有の出力制限値に近づくと速度負荷制御信号より低
値となるように出力制限制御信号を低値選択手段へ出力
して、出力制限制御信号によって制御するので、中カロ
リーまたは低カロリー燃料を用いてもガスタービン側の
発電機出力がガスタービンの固有の出力制限値を越える
ことが常に抑制され、軸トルクリミット値となることが
回避できる。従って、この手段を用いれば、中カロリー
または低カロリーの燃料を使用するシングルサイクルの
ガスタービンに安全に、実用的に適用することができ
る。
【0059】また、請求項3の発明によれば、単軸型の
ガスタービンの軸トルクがガスタービンの固有の軸トル
ク制限値に近づくと出力制限制御信号によって制御する
ので、中カロリーまたは低カロリー燃料を用いてもガス
タービンの軸トルクがガスタービンの固有のトルク制限
値を越えることが常に抑制され、軸トルクリミット値と
なることが回避できる。
【0060】また、請求項4の発明によれば、予め定め
る制限値信号とガスタービン発電信号あるいは軸トルク
検出信号との偏差信号に基づいて出力制限制御信号を演
算出力して、中カロリーや低カロリーの燃料を使用する
ガスタービンにおいてもガスタービン固有の軸トルクリ
ミットとなるおそれを回避できる。
【0061】また、請求項5の発明によれば、制御系の
応答遅れを加味し、ガスタービン固有の出力制限値より
やや低い値を出力制限制御信号とすることにより、安全
性を確保し、中カロリーまたは低カロリーの燃料による
ガスタービンを実用化を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す複合発電設備の
構成図である。
【図2】図1の複合発電設備に対するガスタービン制御
装置の構成図である。
【図3】図2のガスタービン制御装置による作用を示す
図8に対応する説明図である。
【図4】本発明の第2実施の形態を示す複合発電設備の
構成図である。
【図5】図4の複合発電設備に設けるガスタービン制御
装置の構成図である。
【図6】従来の複合発電設備を示す構成図である。
【図7】図6の複合発電設備に設けるガスタービン制御
装置の構成図である。
【図8】従来のガスタービン制御装置による作用を示す
説明図である。
【図9】中、低カロリー燃料によるガスタービンとLN
Gによるガスタービンについて大気温度に対するガスタ
ービン出力を比較した図である。
【図10】LNGによるガスタービンと中カロリー燃料
によるガスタービンとのガスタービン出力を比較した図
である。
【図11】中カロリー燃料をガスタービンへ適用した場
合の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 燃焼器 3 圧縮機 4 発電機 5 HRSG 6 燃料制御弁 7 蒸気タービン 8 蒸気加減弁 9 電力検出器 10 統括負荷制御装置 11 ガスタービン制御装置 12 速度負荷制御手段 13 排ガス温度制御手段 14 起動時制御手段 15 低値優先手段 16 加減演算手段 17 統括負荷制御手段 18 出力制限制御手段 19 出力制限設定値手段 20 比例制御手段 21 出力設定値設定手段 22 加算手段 23 軸トルク検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 泰久 東京都港区芝浦一丁目1番1号株式会社東 芝本社事務所内 (72)発明者 安尾 信行 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事務所内 (72)発明者 魚脇 邦夫 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA11 BA12 BA13 BA16 BB00 BC07 BD00 DA22 DA26 5H590 CA01 CA08 CA29 CC01 EA07 EA14 FA01 FA05 GA06 GA10 HA06 HA28 JA08 JA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常燃料であるLNG等の高カロリーと
    比べてカロリーが低い石炭・石油の残さ油等の炭酸物質
    のガス化ガスや液体燃料等、あるいは、高炉排ガス等の
    燃料等の中カロリーまたは低カロリー燃料を燃焼させて
    発電する複合発電設備のガスタービンへ前記燃料を供給
    して燃料制御弁を燃料制御信号によって開閉制御するガ
    スタービン制御装置であって、 総発電機出力が総目標値となるように速度負荷制御信号
    を出力する速度負荷制御手段と、 ガスタービン側の発電機出力が該当ガスタービンの固有
    の出力制限値に近づいた場合に、前記速度負荷制御信号
    より低値となるように出力制限制御信号を出力する出力
    制限制御手段と、 前記速度負荷制御信号及び前記出力制限制御信号を入力
    していずれか低値の信号を前記燃料制御信号として前記
    燃料制御弁へ出力する低値選択手段とを備えることを特
    徴とするガスタービン制御装置。
  2. 【請求項2】 通常燃料であるLNG等の高カロリーと
    比べてカロリーが低い石炭・石油の残さ油等の炭酸物質
    のガス化ガスや液体燃料等、あるいは、高炉排ガス等の
    燃料等の中カロリーまたは低カロリー燃料を燃焼させて
    発電するシングルサイクルのガスタービンへ前記燃料を
    供給して燃料制御弁を燃料制御信号によって開閉制御す
    るガスタービン制御装置であって、 発電機出力が目標値となるように速度負荷制御信号を出
    力する速度負荷制御手段と、 発電機出力が該当ガスタービンの固有の出力制限値に近
    づいた場合に、前記速度負荷制御信号より低値となるよ
    うに出力制限制御信号を出力する出力制限制御手段と、 前記速度負荷制御信号及び前記出力制限制御信号を入力
    していずれか低値の信号を前記燃料制御信号として前記
    燃料制御弁へ出力する低値選択手段とを備えることを特
    徴とするガスタービン制御装置。
  3. 【請求項3】 通常燃料であるLNG等の高カロリーと
    比べて低い石炭・石油の残さ油等の炭酸物質のガス化ガ
    スや液体燃料等、あるいは、高炉排ガス等の燃料等の中
    カロリーまたは低カロリー燃料を燃焼させて発電する一
    軸型の複合発電設備のガスタービンへ前記燃料を供給し
    て燃料制御弁を燃料制御信号によって開閉制御するガス
    タービン制御装置であって、 総発電機出力が総目標値となるように速度負荷制御信号
    を出力する速度負荷制御手段と、 発電機軸の軸トルクが該当ガスタービンの固有の軸トル
    ク制限値に近づいた場合に、前記速度負荷制御信号より
    低値となるように出力制限制御信号を出力する出力制限
    制御手段と、 前記速度負荷制御信号及び前記出力制限制御信号を入力
    していずれか低値の信号を前記燃料制御信号として前記
    燃料制御弁へ出力する低値選択手段とを備えることを特
    徴とするガスタービン制御装置。
  4. 【請求項4】 前記出力制限制御手段は、 ガスタービン固有の出力制限信号を出力する出力制限設
    定値手段と、 この出力制限設定値手段により出力される出力制限信号
    とガスタービン発電機出力信号あるいは軸トルク検出信
    号との偏差信号を演算出力する加減演算手段と、この加
    減演算手段により演算出力される偏差信号に基づいて出
    力制限制御信号を演算出力する出力制限手段とから構成
    されることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のい
    ずれかのガスタービン制御装置。
  5. 【請求項5】 前記出力制限制御手段は、当該制御系の
    応答遅れを加味し、ガスタービン固有の出力制限値より
    やや低い所定値に設定した出力制限制御信号とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれかのガ
    スタービン制御装置。
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