JP2000109878A - 水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法 - Google Patents
水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素、石
材の穿孔・切削・切断等の加工に使用するコアヒ゛ット、フ゛レー
ト゛又はワィヤーソー等の刃部への抵抗低減及び冷却、工具寿命
の向上と、鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素等
への冷却、加工精度の向上を目的として、加工時に冷却
水を使用する。しかし、コンクリート製品内に骨材、鉄筋等の
物性の異なる部材が埋設等されている場合は、目的が十
分に達成されていないのが現況であり、その解決策が要
望される。 【解決手段】 請求項1の発明は、硫黄系極圧剤に、水
分と界面活性剤を添加した水溶性非金属加工用油組成物
である。この組成物の主成分である硫黄が、極圧潤滑剤
として機能する温度特性に着目し、鉄筋、骨材(石材)の
難削加工において工具と被削材間に極圧潤滑性を与え、
高能率・高速加工(工具寿命延長)を実現できる。又は有
害物質とされている塩素、窒素を一切含有していないの
で、環境に優しい水溶性非金属加工用油組成物である。
材の穿孔・切削・切断等の加工に使用するコアヒ゛ット、フ゛レー
ト゛又はワィヤーソー等の刃部への抵抗低減及び冷却、工具寿命
の向上と、鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素等
への冷却、加工精度の向上を目的として、加工時に冷却
水を使用する。しかし、コンクリート製品内に骨材、鉄筋等の
物性の異なる部材が埋設等されている場合は、目的が十
分に達成されていないのが現況であり、その解決策が要
望される。 【解決手段】 請求項1の発明は、硫黄系極圧剤に、水
分と界面活性剤を添加した水溶性非金属加工用油組成物
である。この組成物の主成分である硫黄が、極圧潤滑剤
として機能する温度特性に着目し、鉄筋、骨材(石材)の
難削加工において工具と被削材間に極圧潤滑性を与え、
高能率・高速加工(工具寿命延長)を実現できる。又は有
害物質とされている塩素、窒素を一切含有していないの
で、環境に優しい水溶性非金属加工用油組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋・無筋コンクリー
ト、モルタル等の建築構造要素、石材(墓石、建築用)等の加
工に有益な水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性
非金属加工用油組成物の使用方法に関する。
ト、モルタル等の建築構造要素、石材(墓石、建築用)等の加
工に有益な水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性
非金属加工用油組成物の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築
構造要素、石材(墓石、建築用)等の穿孔加工(作業)、切
断切削、研削加工に使用するコアヒ゛ット、フ゛レート゛又はワィヤーソー
等の刃部への抵抗低減及び冷却、工具寿命の向上と、前
記鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素、石材(墓
石、建築用)等への冷却、加工精度の向上を目的とし
て、前記加工時に冷却水を使用する。しかし、例えば、
コンクリート製品内に骨材、鉄筋等の物性の異なる部材が埋設
等されている場合は、前記目的が十分に達成されていな
いのが現況であり、その解決策が要望されている。
構造要素、石材(墓石、建築用)等の穿孔加工(作業)、切
断切削、研削加工に使用するコアヒ゛ット、フ゛レート゛又はワィヤーソー
等の刃部への抵抗低減及び冷却、工具寿命の向上と、前
記鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素、石材(墓
石、建築用)等への冷却、加工精度の向上を目的とし
て、前記加工時に冷却水を使用する。しかし、例えば、
コンクリート製品内に骨材、鉄筋等の物性の異なる部材が埋設
等されている場合は、前記目的が十分に達成されていな
いのが現況であり、その解決策が要望されている。
【0003】尚、金属の切削、研削加工で水溶性切削等
用組成物として、下記のような文献(1)〜(4)が挙げられ
る。この文献(1)の特開平6-73392号の水溶性切削、研削
用組成物は、水55重量%にラウリルアルコールEOPO付加物3重量%
と、リシノール酸20重量%とシ゛ェタノールアミン15重量%及び塩素系極
圧剤・硫黄系極圧剤7重量%を添加する構成であり、水
溶性でありながら研削性能が優れ、研削ヘ゛ルトの早期交換
を必要としない優れた特性を有する。文献(2)の特開平6
-330076号の切削加工用油剤組成物は、鉱物油・合成潤
滑油が5〜65重量%に対して、アルカリ金属等のスルホン酸塩が0
〜40重量%と、アルカリ金属等の炭酸塩が0〜20重量%並び
に硫黄系極圧剤0.05〜30重量%を添加する構成であり、
塩素系極圧添加剤を含有せず、廃棄焼却において有害カ゛
スを発生せず、環境汚染或いは焼却炉損傷の問題がない
特性を有する。また文献(3)の特開平9-67587号の切削加
工油剤組成物は、潤滑油基油に、硫黄系極圧剤と、全塩
基価が200〜500mgKOH/gの炭酸カルシウム過塩基性亜鉛スルフォネー
トを配合してなる構成であり、塩素系極圧剤を含まない
切削加工油剤の提供を目的とする。文献(4)の特開平9-1
25084号の切削加工油剤組成物は、潤滑油基油に対し、
硫黄系極圧剤、全塩基価が100〜500mgKOH/gの過塩基性カ
ルシウムスルフォネートおよび過塩基性カルシウムサリシレートの中から選ばれ
る1種又は2種以上の過塩基性油溶性カルシウム塩、並びにリン
酸トリエステルを含有する構成であり、塩素系極圧剤を含まな
い、優れた切削性を有する非塩素系加工油剤の提供を目
的とする。
用組成物として、下記のような文献(1)〜(4)が挙げられ
る。この文献(1)の特開平6-73392号の水溶性切削、研削
用組成物は、水55重量%にラウリルアルコールEOPO付加物3重量%
と、リシノール酸20重量%とシ゛ェタノールアミン15重量%及び塩素系極
圧剤・硫黄系極圧剤7重量%を添加する構成であり、水
溶性でありながら研削性能が優れ、研削ヘ゛ルトの早期交換
を必要としない優れた特性を有する。文献(2)の特開平6
-330076号の切削加工用油剤組成物は、鉱物油・合成潤
滑油が5〜65重量%に対して、アルカリ金属等のスルホン酸塩が0
〜40重量%と、アルカリ金属等の炭酸塩が0〜20重量%並び
に硫黄系極圧剤0.05〜30重量%を添加する構成であり、
塩素系極圧添加剤を含有せず、廃棄焼却において有害カ゛
スを発生せず、環境汚染或いは焼却炉損傷の問題がない
特性を有する。また文献(3)の特開平9-67587号の切削加
工油剤組成物は、潤滑油基油に、硫黄系極圧剤と、全塩
基価が200〜500mgKOH/gの炭酸カルシウム過塩基性亜鉛スルフォネー
トを配合してなる構成であり、塩素系極圧剤を含まない
切削加工油剤の提供を目的とする。文献(4)の特開平9-1
25084号の切削加工油剤組成物は、潤滑油基油に対し、
硫黄系極圧剤、全塩基価が100〜500mgKOH/gの過塩基性カ
ルシウムスルフォネートおよび過塩基性カルシウムサリシレートの中から選ばれ
る1種又は2種以上の過塩基性油溶性カルシウム塩、並びにリン
酸トリエステルを含有する構成であり、塩素系極圧剤を含まな
い、優れた切削性を有する非塩素系加工油剤の提供を目
的とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記文献(1)〜(4)は、
前述の構成及び効果を有する反面、次のような課題も考
えられる。文献(1)は、「0023」に記載されているが如
く、塩素系極圧添加剤を用いることから、環境汚染、人
的被害等の面で少し問題あるものと思われる。またこの
文献(1)は、「0024」に記載されているが如く、水溶性
といえども使用時には組成物濃度が5〜50重量%となる
希釈水溶液であるので、火災及び環境面で少し問題とな
る。文献(2)は、「0007」に記載されているが如く、鉱
物油を用いることから、火災の危険性が発生し、ミストが
発生して作業環境を悪くする虞がある。さらに文献(3)
は、「0005」に記載されているが如く、鉱油系潤滑油基
油を使用することから、前記文献(2)と同様な問題が考
えられる。また文献(4)は、「0007」に記載されている
が如く、鉱油系潤滑油基油を使用することから、前記文
献(3)と同様な問題が考えられる。
前述の構成及び効果を有する反面、次のような課題も考
えられる。文献(1)は、「0023」に記載されているが如
く、塩素系極圧添加剤を用いることから、環境汚染、人
的被害等の面で少し問題あるものと思われる。またこの
文献(1)は、「0024」に記載されているが如く、水溶性
といえども使用時には組成物濃度が5〜50重量%となる
希釈水溶液であるので、火災及び環境面で少し問題とな
る。文献(2)は、「0007」に記載されているが如く、鉱
物油を用いることから、火災の危険性が発生し、ミストが
発生して作業環境を悪くする虞がある。さらに文献(3)
は、「0005」に記載されているが如く、鉱油系潤滑油基
油を使用することから、前記文献(2)と同様な問題が考
えられる。また文献(4)は、「0007」に記載されている
が如く、鉱油系潤滑油基油を使用することから、前記文
献(3)と同様な問題が考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本発
明の組成物の主成分である硫黄が、極圧潤滑剤として機
能する特性、例えば、約500度C前後から著しく増大する
潤滑機能に着目し、鉄筋、骨材(石材)の難削加工に於け
る主として工業用タ゛イヤモント゛工具と被削材間に極圧潤滑性
を与え、高能率・高速加工(工具寿命延長)を実現でき
る。又は有害物質とされている塩素、窒素を一切含有し
ていないので、環境に優しい水溶性非金属加工用油組成
物を提供する。
明の組成物の主成分である硫黄が、極圧潤滑剤として機
能する特性、例えば、約500度C前後から著しく増大する
潤滑機能に着目し、鉄筋、骨材(石材)の難削加工に於け
る主として工業用タ゛イヤモント゛工具と被削材間に極圧潤滑性
を与え、高能率・高速加工(工具寿命延長)を実現でき
る。又は有害物質とされている塩素、窒素を一切含有し
ていないので、環境に優しい水溶性非金属加工用油組成
物を提供する。
【0006】請求項1は、硫黄系極圧剤に、水分と界面
活性剤を添加する構成の水溶性非金属加工用油組成物で
ある。
活性剤を添加する構成の水溶性非金属加工用油組成物で
ある。
【0007】請求項2の発明は、水溶性非金属加工用油
組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法
の特性を十分に発揮できる配合比を業界に示す。
組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法
の特性を十分に発揮できる配合比を業界に示す。
【0008】請求項2は、硫黄系極圧剤が40〜60重量
%、水分が30〜50重量%で、界面活性剤が5〜15重量%
とする構成の水溶性非金属加工用油組成物である。
%、水分が30〜50重量%で、界面活性剤が5〜15重量%
とする構成の水溶性非金属加工用油組成物である。
【0009】請求項3の発明は、水溶性非金属加工用油
組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法
であり、水に希釈(1%濃度)して使用することから、前
記極圧潤滑性の効果と、水本来の特徴である冷却性の効
果等が発揮できる。
組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法
であり、水に希釈(1%濃度)して使用することから、前
記極圧潤滑性の効果と、水本来の特徴である冷却性の効
果等が発揮できる。
【0010】請求項3は、硫黄系極圧剤に、水分と界面
活性剤を添加して構成する水溶性非金属加工用油組成物
を1%希釈して穿孔、切断等の加工に使用することを特
徴とする水溶性非金属加工用油組成物の使用方法であ
る。
活性剤を添加して構成する水溶性非金属加工用油組成物
を1%希釈して穿孔、切断等の加工に使用することを特
徴とする水溶性非金属加工用油組成物の使用方法であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、硫黄系極圧剤が40〜60
重量%に対して、水分を30〜50重量%、界面活性剤を5
〜15重量%添加する構成の水溶性非金属加工用油組成物
である。従って、例えば、コンクリート製品の場合におけるコア
ヒ゛ットを利用した開口作業、又はフ゛レート゛による切断作業に
おいて、内在する鉄筋の切断時に高温となったときに、
硫黄効果が発揮される。そして、本発明は、水に1%希
釈して混入する水溶性非金属加工用油組成物であり、前
述の如く、水が本来有する冷却効果を亨受できること、
環境汚染の問題発生もないこと、等の特徴がある。この
冷却効果は、コアヒ゛ット、フ゛レート゛、ワィヤーソー、サンタ゛ー等の刃部
の冷却及び鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素、
石材(墓石、建築用)等の被加工物の冷却の双方に役立つ
特徴がある。また前記の切削等の加工抵抗の低減及び刃
部の切れ味の向上等が期待できる。尚、研磨加工も同様
な効果とサンタ゛ーの耗損防止及び研磨スヒ゜ート゛の向上等に役
立つ。
重量%に対して、水分を30〜50重量%、界面活性剤を5
〜15重量%添加する構成の水溶性非金属加工用油組成物
である。従って、例えば、コンクリート製品の場合におけるコア
ヒ゛ットを利用した開口作業、又はフ゛レート゛による切断作業に
おいて、内在する鉄筋の切断時に高温となったときに、
硫黄効果が発揮される。そして、本発明は、水に1%希
釈して混入する水溶性非金属加工用油組成物であり、前
述の如く、水が本来有する冷却効果を亨受できること、
環境汚染の問題発生もないこと、等の特徴がある。この
冷却効果は、コアヒ゛ット、フ゛レート゛、ワィヤーソー、サンタ゛ー等の刃部
の冷却及び鉄筋・無筋コンクリート、モルタル等の建築構造要素、
石材(墓石、建築用)等の被加工物の冷却の双方に役立つ
特徴がある。また前記の切削等の加工抵抗の低減及び刃
部の切れ味の向上等が期待できる。尚、研磨加工も同様
な効果とサンタ゛ーの耗損防止及び研磨スヒ゜ート゛の向上等に役
立つ。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0013】〔表1〕
【0014】上記〔表1〕におけるNO、15は本発明の「水
溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用
油組成物の使用方法」を使用した例であり、同NO、16は
従来の「水道水」を使用した例をそれぞれ表わすが、油
剤効果の如く、切削時間及び掘進速度に明らかな相違が
あり、略215%の向上が図れた。
溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用
油組成物の使用方法」を使用した例であり、同NO、16は
従来の「水道水」を使用した例をそれぞれ表わすが、油
剤効果の如く、切削時間及び掘進速度に明らかな相違が
あり、略215%の向上が図れた。
【0015】〔表2〕
【0016】上記〔表2〕におけるNO、10は本発明の「水
溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用
油組成物の使用方法」を使用した例であり、同NO、9は従
来の「水道水」を使用した例をそれぞれ表わすが、油剤
効果の如く、切削時間及び掘進速度に明らかな相違があ
り、略126%の向上が図れた。この例は、周速m/minを下
げた使用で高速による開設でない。従って、切削時間及
び掘進速度に幾分の低下が見られる。しかし、幾分でも
効果が上がっている。
溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用
油組成物の使用方法」を使用した例であり、同NO、9は従
来の「水道水」を使用した例をそれぞれ表わすが、油剤
効果の如く、切削時間及び掘進速度に明らかな相違があ
り、略126%の向上が図れた。この例は、周速m/minを下
げた使用で高速による開設でない。従って、切削時間及
び掘進速度に幾分の低下が見られる。しかし、幾分でも
効果が上がっている。
【0017】〔表3〕
【0018】上記〔表3〕におけるNO、21、NO、22は本発
明の「水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金
属加工用油組成物の使用方法」を使用した例であり、同
NO、23〜25は従来の「水道水」を使用した例をそれぞれ
表わすが、油剤効果の如く、切削時間及び掘進速度に明
らかな相違があり、略205%の向上が図れた。従って、
前記〔表1〕と略同じように効果が上がっている。
明の「水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金
属加工用油組成物の使用方法」を使用した例であり、同
NO、23〜25は従来の「水道水」を使用した例をそれぞれ
表わすが、油剤効果の如く、切削時間及び掘進速度に明
らかな相違があり、略205%の向上が図れた。従って、
前記〔表1〕と略同じように効果が上がっている。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、硫黄系極圧剤に、水
分と界面活性剤を添加した水溶性非金属加工用油組成物
である。従って、本発明の組成物の主成分である硫黄
が、極圧潤滑剤として機能する温度特性に着目し、鉄
筋、骨材(石材)の難削加工において工具と被削材間に極
圧潤滑性を与え、高能率・高速加工(工具寿命延長)を実
現できる。又は有害物質とされている塩素、窒素を一切
含有していないので、環境に優しい水溶性非金属加工用
油組成物である。
分と界面活性剤を添加した水溶性非金属加工用油組成物
である。従って、本発明の組成物の主成分である硫黄
が、極圧潤滑剤として機能する温度特性に着目し、鉄
筋、骨材(石材)の難削加工において工具と被削材間に極
圧潤滑性を与え、高能率・高速加工(工具寿命延長)を実
現できる。又は有害物質とされている塩素、窒素を一切
含有していないので、環境に優しい水溶性非金属加工用
油組成物である。
【0020】請求項2の発明は、硫黄系極圧剤が40〜60
重量%、水分が30〜50重量%で、界面活性剤が5〜15重
量%とする構成の水溶性非金属加工用油組成物である。
従って、水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非
金属加工用油組成物の使用方法の特性を十分に発揮でき
る配合比を業界に発表する。
重量%、水分が30〜50重量%で、界面活性剤が5〜15重
量%とする構成の水溶性非金属加工用油組成物である。
従って、水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非
金属加工用油組成物の使用方法の特性を十分に発揮でき
る配合比を業界に発表する。
【0021】請求項3の発明は、硫黄系極圧剤に、水分
と界面活性剤を添加して構成する水溶性非金属加工用油
組成物を1%希釈して穿孔、切断等の加工に使用する水
溶性非金属加工用油組成物の使用方法である。従って、
水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工
用油組成物の使用方法であり、水に希釈(1%濃度)して
使用することから、前記極圧潤滑性の効果と、水本来の
特徴である冷却性の効果等が発揮できる。
と界面活性剤を添加して構成する水溶性非金属加工用油
組成物を1%希釈して穿孔、切断等の加工に使用する水
溶性非金属加工用油組成物の使用方法である。従って、
水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工
用油組成物の使用方法であり、水に希釈(1%濃度)して
使用することから、前記極圧潤滑性の効果と、水本来の
特徴である冷却性の効果等が発揮できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 硫黄系極圧剤に、水分と界面活性剤を添
加する構成とした水溶性非金属加工用油組成物。 - 【請求項2】 上記の硫黄系極圧剤が40〜60重量%、水
分が30〜50重量%で、界面活性剤が5〜15重量%とする
請求項1に記載の水溶性非金属加工用油組成物。 - 【請求項3】 硫黄系極圧剤に、水分と界面活性剤を添
加して構成する水溶性非金属加工用油組成物を1%希釈
して穿孔、切断等の加工に使用することを特徴とする水
溶性非金属加工用油組成物の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10281691A JP2000109878A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109878A true JP2000109878A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17642647
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10281691A Pending JP2000109878A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 水溶性非金属加工用油組成物と、この水溶性非金属加工用油組成物の使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000109878A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020088732A (ko) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | 남광식 | 절삭유 희석액과 그 희석방법 및 절삭유 보충방법 |
CN102433208A (zh) * | 2011-10-21 | 2012-05-02 | 鞍山海华油脂化学有限公司 | 环境友好型钢丝拉拔润滑剂及其生产方法 |
CN102807913A (zh) * | 2012-07-17 | 2012-12-05 | 上海金兆节能科技有限公司 | 一种钢铁轮毂加工微量润滑剂及其制备方法 |
CN111560287A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-08-21 | 广东欧派斯润滑科技有限公司 | 一种石材加工液 |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP10281691A patent/JP2000109878A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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