JP2000102294A - 中小型風力発電装置 - Google Patents

中小型風力発電装置

Info

Publication number
JP2000102294A
JP2000102294A JP10268834A JP26883498A JP2000102294A JP 2000102294 A JP2000102294 A JP 2000102294A JP 10268834 A JP10268834 A JP 10268834A JP 26883498 A JP26883498 A JP 26883498A JP 2000102294 A JP2000102294 A JP 2000102294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
generator
battery
wind speed
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10268834A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yoshida
利夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP10268834A priority Critical patent/JP2000102294A/ja
Publication of JP2000102294A publication Critical patent/JP2000102294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風車で駆動される誘導発電機の発電出力を整
流器で整流し、この整流器の出力でバッテリを充電する
ことで発電電力を得る中小型発電装置では、風速の変化
によって発電効率が悪い。また、発電機電圧がバッテリ
電圧より低い風速領域では発電エネルギーを回収できな
い。 【解決手段】 発電機2の出力を変圧比を変えて整流器
3に供給する変圧比可変の変圧器6を設け、強風速時に
変圧器の出力を下げる変圧比に制御し、低風速時に該変
圧器の出力を上げる変圧比に制御する。風速状態の変化
による発電機電圧の変化に応じて、バッテリ4を異なる
電圧を持つ複数のバッテリ構成にしてそれを切換えるこ
と、整流器の出力をDC/DCコンバータで昇降圧制御
してバッテリを充電することも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力エネルギーを
電気エネルギーに変換する風力発電装置に係り、特に広
い風速範囲で発電効率を高めた中小型風力発電装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置のうち、商用電力系統に連
系して使用される大型風力発電装置では、風車で駆動さ
れる誘導発電機を開閉器を介して電力系統に直結し、ロ
ータの回転数が商用周波数よりも低いときは誘導発電機
を電力系統から切り離しておき、ロータの回転数が商用
周波数に対する同期速度に上昇したときに誘導発電機を
電力系統に連系すると共にロータの回転数が同期速度に
なるよう同期運転制御がなされる。
【0003】このような大型風力発電装置では、風速の
変化に拘わらずロータの回転数を同期速度に維持するた
めの可変ピッチ風車など複雑で大掛かりな機械装置と複
雑な制御装置を必要とするし、同期制御を維持できない
低風速時に電力系統から切り離すことになって発電効率
や稼働率が低下するという不具合がある。このため、低
出力型誘導発電機を補機として設け、低風速時に主機か
ら補機に切換えるものもあるが、装置が一層複雑にな
る。
【0004】この点、中小型風力発電装置は、固定ピッ
チ風車を使用することで機械装置の簡単化を図り、同期
速度を維持できない低風速時にも発電電力を有効に取り
出せるよう、さらに直流エネルギー源として利用できる
よう、発電機の交流出力を一旦直流に変換することで風
力エネルギーをバッテリに蓄え、さらには直流をインバ
ータで交流に逆変換するようにしている。
【0005】図5は、従来の中小型風力発電装置の主回
路構成を示す。固定ピッチ風車1を誘導発電機2にカッ
プリングで直結し、発電機2の交流出力を整流器3で整
流し、この整流出力でバッテリ4を充電し、バッテリ4
を直流電源として利用可能にする。さらに、バッテリ4
の直流電力をインバータ5によって周波数及び電圧を制
御した交流電力に逆変換し、インバータ5の交流出力は
独立した電源として、又は電力系統に連系させる電源と
して利用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)風力発
電装置は、設計計画時点で設置地点の風況を調査し、設
置地点の平均風速によって強風地域と低風地域に区別
し、風況に合ったピッチや径を持つ風車と発電機を持つ
強風速用又は低風速用のものが設計される。
【0007】強風速用は、平均して風車の回転数すなわ
ち発電機回転数が高く、高い回転数にも発電機出力電圧
が高くならないよう出力電圧/回転数の比が低く抑えら
れる。逆に、低風速用は、低風速で発電機回転数が低い
ときにも電圧が速く高目になるよう、出力電圧/回転数
の比が高くとられる。
【0008】図6は、風速と発電機出力の関係を示す。
この関係から、強風速用風力発電装置では年間平均風速
が5〜10m/s程度の地域(北欧等)に適用して風力
エネルギーを有効に利用できる。一方、低風速用風力発
電装置では3〜7m/s程度の地域(日本等)に適用し
て風力エネルギーを有効に利用できる。
【0009】したがって、日本では一般に低風速用のも
のが採用されるが、同じ設置地点でも夏場は低風速、冬
場は強風速になる傾向があり、冬場には風力エネルギー
が高いにも拘わらずエネルギーを有効に回収できず、発
電効率が低下する。
【0010】この対策として、発電機本体の巻線にタッ
プを設け、タップ切換えで低風速用と強風速用に切換る
ことが考えられるが、この切換にはスリップリングや出
力線数の倍増や整流器側への引き回しなど大掛かりな装
置になる。
【0011】また、季節に応じて低風速用と強風速用に
交換することが考えられるが、その保守・交換が大掛か
りになるし、同じ季節でも天候や日時によって低風速の
時期と強風速の時期が入り交じり、常に高い発電効率が
得られるとは限らない。
【0012】本発明の目的は、発電機の巻線タップ切換
えや装置交換を不要にしながら、低風速から強風速まで
の広い風速範囲で発電効率を高めることができる中小型
風力発電装置を提供することにある。
【0013】(第2の課題)中小型風力発電装置は、そ
の風速と発電機電圧の関係が図7に示すような特性にな
るよう設計される。この図で、電圧VBは、風力発電装
置のバッテリ電圧を示し、強風速用及び低風速用に拘わ
らず、発電機電圧がこの電圧VBを越えた風速領域(斜
線部分)でのみ発電機出力でバッテリを充電できる。
【0014】すなわち、発電機電圧を整流した整流器3
の出力電圧がバッテリ4の電圧より高ければ発電エネル
ギーをバッテリへの充電電流として取り出すことができ
るが、発電機電圧がバッテリ電圧より低いときはバッテ
リへの充電電流が零となり、発電エネルギーを有効利用
できないことになる。
【0015】本発明の目的は、発電機電圧がバッテリ電
圧より低い風速領域でも発電エネルギーを有効に回収で
きる中小型風力発電装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、風速状態の変化による発電機電圧の変化に
応じて、発電機出力を変圧比を制御した変圧器で取り出
すこと、又はバッテリを異なる電圧を持つ複数のバッテ
リ構成にしてそれを切換えること、又は整流器の出力を
DC/DCコンバータで昇降圧制御してバッテリを充電
するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【0017】(第1の発明)風車で駆動される誘導発電
機の発電出力を整流器で整流し、この整流器の出力でバ
ッテリを充電することで発電電力を得る中小型風力発電
装置において、前記発電機の出力を変圧比を変えて前記
整流器に供給する変圧比可変の変圧器を設け、強風速時
に前記変圧器の出力を下げる変圧比に制御し、低風速時
に該変圧器の出力を上げる変圧比に制御する制御回路を
設けたことを特徴とする。
【0018】また、前記制御回路は、強風速時に前記変
圧器の出力を下げかつ発電機の最大出力点に近づけた変
圧比に制御し、低風速時に該変圧器の出力を上げかつ発
電機の最大出力点に近づけた変圧比に制御することを特
徴とする。
【0019】(第2の発明)風車で駆動される誘導発電
機の発電出力を整流器で整流し、この整流器の出力でバ
ッテリを充電することで発電電力を得る中小型風力発電
装置において、前記バッテリは、異なる電圧を持つ複数
のバッテリを設け、前記整流器からの出力で1つのバッ
テリを充電できる構成とし、強風速時に前記バッテリの
うちの高い電圧のバッテリの充電に切換え、低風速時に
低い電圧のバッテリの充電に切換える制御回路を設けた
ことを特徴とする。
【0020】(第3の発明)風車で駆動される誘導発電
機の発電出力を整流器で整流し、この整流器の出力でバ
ッテリを充電することで発電電力を得る中小型風力発電
装置において、前記整流器の出力を昇降圧して前記バッ
テリに供給する直流−直流コンバータを設け、強風速時
に前記コンバータの出力を下げる昇降圧比に制御し、低
風速時に該コンバータの出力を上げる昇降圧比に制御す
る制御回路を設けたことを特徴とする。
【0021】また、前記制御回路は、強風速時に前記コ
ンバータの出力を下げかつ発電機の最大出力点に近づけ
た昇降圧比に制御し、低風速時に該コンバータの出力を
上げかつ発電機の最大出力点に近づけた昇降圧比に制御
することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の実施形態を示す装置構成図である。同図が図5と異
なる部分は、発電機2と整流器3の間に変圧比可変の変
圧器6を設けた点にある。
【0023】この変圧器6は、図示では発電機2を入力
側とするタップ付き単巻変圧器TRと、そのタップ位置
を切り換えて整流器3の入力とする電磁接触器MCL
MCHとを設け、電磁接触器の一方を投入することで整
流器3へ変圧比を切り換えた出力を得る。
【0024】電磁接触器MCLは、低風速のため発電機
2の電圧が低い場合に投入され、発電機2の電圧に対し
て変圧比を高くして整流器3への入力を高める。電磁接
触器MCHは、強風速のため発電機2の電圧が高い場合
に投入され、発電機2の電圧に対して変圧比を低くして
整流器3への入力を下げる。
【0025】この切換制御には、例えば、発電機2の出
力電圧が比較器に設定するしきい値を越えたか否かで低
風速状態又は強風速状態を検出し、比較器の出力で一方
の電磁接触器MCL又はMCHを投入する制御回路で実現
される。また、風速を直接に検出することでもよい。
【0026】本実施形態によれば、低風速状態にあって
発電機2の出力電圧が低い場合には変圧器6に高い変圧
比で高い電圧を得、整流器3にバッテリ4の電圧よりも
高い出力電圧を得ることで充電すること、すなわち低風
速時には充電電流が小さくなるが発電エネルギーを有効
に回収できる。
【0027】逆に、強風速状態にあって発電機2の出力
電圧が高い場合には変圧器6に低い変圧比で低い電圧を
得、整流器3にバッテリ4の電圧よりも高い出力電圧を
得ることで充電すること、すなわち強風速時には充電電
流を大きくして発電エネルギーを有効に回収できる。
【0028】したがって、低風速時又は強風速時に応じ
て変圧器6の変圧比を切換えるのみで低風速から強風速
までの広い風速範囲で発電エネルギーを有効に回収で
き、発電効率を高めることができる。
【0029】なお、変圧器6は、単巻変圧器を使用する
場合を示すが、一般のタップ付き変圧器に置換して同等
の作用効果を得ることができるし、3段階以上の変圧比
切換えを行う構成、さらには電動式のスライダックなど
無段階で変圧比を制御できる構成にして発電効率を一層
高めることができる。
【0030】(第2の実施形態)図2は、本発明の実施
形態を示す装置構成図である。同図が図5と異なる部分
は、バッテリ4に代えて、電圧切換機能付きバッテリ4
Aを設けた点にある。
【0031】バッテリ4Aは、バッテリをバッテリB1
とバッテリB2の直列回路(又は中間タップを持つバッ
テリ)で構成し、直列接続端子(又はタップ)と整流器
3の直流出力端の間に電磁接触器MCL,MCHを設けた
ものである。
【0032】電磁接触器MCLは、低風速のため発電機
2の電圧が低い場合に投入され、発電機2の電圧に対し
て低い電圧になるバッテリB1への充電電流路を形成す
る。電磁接触器MCHは、強風速のため発電機2の電圧
が高い場合に投入され、発電機2の電圧に対して高い電
圧になるバッテリB1とB2の直列回路への充電電流路を
形成する。
【0033】この切換制御には、第1の実施形態の場合
と同様に、発電機2の出力電圧の大小の検出や風速の検
出によって一方の電磁接触器MCL又はMCHを投入する
制御回路で実現される。
【0034】本実施形態によれば、低風速状態にあって
発電機2の出力電圧が低い場合には電磁接触器MCL
投入し、バッテリB1のみを充電をすること、すなわち
低風速時にはバッテリB1の充電で発電エネルギーを有
効に回収できる。
【0035】逆に、強風速状態にあって発電機2の出力
電圧が高い場合には電磁接触器MCHを投入し、バッテ
リB1,B2の両方を充電すること、すなわち強風速時に
はバッテリB1,B2の両方の充電で発電エネルギーを有
効に回収できる。
【0036】したがって、低風速時又は強風速時に応じ
て電圧切換機能付きバッテリ4Aのバッテリ電圧を切換
えるのみで低風速から強風速までの広い風速範囲で発電
エネルギーを有効に回収でき、発電効率を高めることが
できる。
【0037】なお、バッテリB2は、低風速状態が長い
期間にわたって続く場合に自然放電で枯れる恐れがある
ため、その補充電を行うのが好ましい。この補充電に
は、例えば、インバータ5の出力から絶縁変圧器と整流
器を使ってバッテリB2を定期的に充電を行う回路を設
けることで実現できる。
【0038】また、本実施形態では、2つのバッテリB
1,B2の直列接続で2段階の電圧切換えとするが、これ
を3段階以上の電圧切換機能付きバッテリとすることが
できる。また、電圧の異なる複数のバッテリを並列に設
け、その何れかを整流器の出力で充電する構成でもよ
い。
【0039】(第3の実施形態)図3は、本発明の実施
形態を示す装置構成図である。同図が図5と異なる部分
は、整流器3とバッテリ4との間に昇降圧比を可変にし
た直流−直流コンバータ7を設けた点にある。
【0040】このコンバータ7は、例えば、直流昇圧チ
ョッパ又は直流降圧チョッパにされ、直流入力電圧と出
力電圧との比を可変にするもので、低風速時に整流器3
からの直流入力電圧が低い場合には電圧を高めてバッテ
リ4を低い電流で充電する。また、強風速時に整流器3
からの直流入力電圧が高い場合には電圧を下げてバッテ
リ4を高い電流で充電する。なお、コンバータ7の昇降
圧比制御には、例えば、発電機2の出力電圧の大小に応
じて制御する制御回路で実現される。
【0041】本実施形態によれば、低風速状態にあって
発電機2の出力電圧が低い場合にはコンバータ7の昇降
圧比制御でバッテリ4の電圧よりも高い出力電圧を得る
ことでバッテリ4を充電すること、すなわち低風速時に
は充電電流が小さくなるが発電エネルギーを有効に回収
できる。
【0042】逆に、強風速状態にあって発電機2の出力
電圧が高い場合にはコンバータ7の昇降圧比制御でバッ
テリ4の電圧よりも高い出力電圧を得ることでバッテリ
4を充電すること、すなわち強風速時には充電電流を大
きくして発電エネルギーを有効に回収できる。
【0043】したがって、低風速時又は強風速時に応じ
てコンバータ7の昇降圧比を変えるのみで低風速から強
風速までの広い風速範囲で発電エネルギーを有効に回収
でき、発電効率を高めることができる。
【0044】また、本実施形態では、コンバータ7の昇
降圧比の自動制御により、発電機の最大出力制御が可能
となる。図4は、発電機2の電流−電圧特性を示し、風
速の大小に応じて最大出力点はP1〜PNのように決ま
る。この最大出力点P1〜PNに近づくようコンバータ7
の昇降圧を自動制御することで発電機2の発電効率を高
めることができる。
【0045】この発電機を最大出力点に近づけた制御を
することは、前記の第1の実施形態における変圧器6の
変圧比を多段階又は無段階にする場合にも応用できる。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、風速状
態の変化による発電機電圧の変化に応じて、発電機出力
を変圧比を制御した変圧器で取り出すこと、又はバッテ
リを異なる電圧を持つ複数のバッテリ構成にしてそれを
切換えること、又は整流器の出力をDC/DCコンバー
タで昇降圧制御してバッテリを充電するようにしたた
め、従来装置での発電機の巻線タップ切換えや装置交換
を不要にしながら、季節や設置地域の風況に拘わらず低
風速から強風速までの広い風速範囲で発電効率を高める
ことができる。また、発電機電圧がバッテリ電圧より低
い風速領域でも発電エネルギーを有効に回収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す装置構成図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す装置構成図。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す装置構成図。
【図4】発電機の電流−電圧特性。
【図5】従来の中小型風力発電装置。
【図6】中小型風力発電装置の風速と出力の関係。
【図7】中小型風力発電装置の風速と発電機電圧の関
係。
【符号の説明】
1…風車 2…発電機 3…整流器 4…バッテリ 5…インバータ 6…変圧比可変の変圧器 7…直流−直流コンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風車で駆動される誘導発電機の発電出力
    を整流器で整流し、この整流器の出力でバッテリを充電
    することで発電電力を得る中小型風力発電装置におい
    て、 前記発電機の出力を変圧比を変えて前記整流器に供給す
    る変圧比可変の変圧器を設け、 強風速時に前記変圧器の出力を下げる変圧比に制御し、
    低風速時に該変圧器の出力を上げる変圧比に制御する制
    御回路を設けたことを特徴とする中小型風力発電装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、強風速時に前記変圧器
    の出力を下げかつ発電機の最大出力点に近づけた変圧比
    に制御し、低風速時に該変圧器の出力を上げかつ発電機
    の最大出力点に近づけた変圧比に制御することを特徴と
    する請求項1に記載の中小型風力発電装置。
  3. 【請求項3】 風車で駆動される誘導発電機の発電出力
    を整流器で整流し、この整流器の出力でバッテリを充電
    することで発電電力を得る中小型風力発電装置におい
    て、 前記バッテリは、異なる電圧を持つ複数のバッテリを設
    け、前記整流器からの出力で1つのバッテリを充電でき
    る構成とし、 強風速時に前記バッテリのうちの高い電圧のバッテリの
    充電に切換え、低風速時に低い電圧のバッテリの充電に
    切換える制御回路を設けたことを特徴とする中小型風力
    発電装置。
  4. 【請求項4】 風車で駆動される誘導発電機の発電出力
    を整流器で整流し、この整流器の出力でバッテリを充電
    することで発電電力を得る中小型風力発電装置におい
    て、 前記整流器の出力を昇降圧して前記バッテリに供給する
    直流−直流コンバータを設け、 強風速時に前記コンバータの出力を下げる昇降圧比に制
    御し、低風速時に該コンバータの出力を上げる昇降圧比
    に制御する制御回路を設けたことを特徴とする中小型風
    力発電装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、強風速時に前記コンバ
    ータの出力を下げかつ発電機の最大出力点に近づけた昇
    降圧比に制御し、低風速時に該コンバータの出力を上げ
    かつ発電機の最大出力点に近づけた昇降圧比に制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の中小型風力発電装
    置。
JP10268834A 1998-09-24 1998-09-24 中小型風力発電装置 Pending JP2000102294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268834A JP2000102294A (ja) 1998-09-24 1998-09-24 中小型風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268834A JP2000102294A (ja) 1998-09-24 1998-09-24 中小型風力発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000102294A true JP2000102294A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17463921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10268834A Pending JP2000102294A (ja) 1998-09-24 1998-09-24 中小型風力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000102294A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252998A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Honma Kogyo Kk 風力発電装置
JP2005130652A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Shinko Electric Co Ltd 電源装置およびそれを備えた風力発電装置
JP2007043824A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Shinko Electric Co Ltd 発電装置
JP2007104786A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Furukawa Battery Co Ltd:The 風力発電装置
JP2007195315A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Fukuoka Institute Of Technology 風力発電システムの運転制御方法及びその装置
JP2008128003A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Shinko Electric Co Ltd 発電装置
JP2008191780A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Matsunaga Seisakusho:Kk 自然エネルギーによって発電された電力の変換装置
WO2013186884A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 パナソニック株式会社 給電制御装置
KR20160089140A (ko) 2015-01-19 2016-07-27 두산중공업 주식회사 풍력 발전기
JP2017520703A (ja) * 2013-11-15 2017-07-27 ユニヴァーシティ オブ ワシントン 換気排気のためのエネルギー回収システム、ならびに関連する装置及び方法
CN110067703A (zh) * 2019-05-28 2019-07-30 华北电力大学 蜗杆式同步变桨风电机组及控制方法
KR20200015699A (ko) * 2017-06-08 2020-02-12 엠에이치아이 베스타스 오프쇼어 윈드 에이/에스 전력 저장 유닛을 사용하여 그리드 손실 동안 풍력 터빈을 작동하는 방법

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252998A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Honma Kogyo Kk 風力発電装置
JP2005130652A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Shinko Electric Co Ltd 電源装置およびそれを備えた風力発電装置
JP2007043824A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Shinko Electric Co Ltd 発電装置
JP2007104786A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Furukawa Battery Co Ltd:The 風力発電装置
JP2007195315A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Fukuoka Institute Of Technology 風力発電システムの運転制御方法及びその装置
JP2008128003A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Shinko Electric Co Ltd 発電装置
JP2008191780A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Matsunaga Seisakusho:Kk 自然エネルギーによって発電された電力の変換装置
WO2013186884A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 パナソニック株式会社 給電制御装置
JP2017520703A (ja) * 2013-11-15 2017-07-27 ユニヴァーシティ オブ ワシントン 換気排気のためのエネルギー回収システム、ならびに関連する装置及び方法
KR20160089140A (ko) 2015-01-19 2016-07-27 두산중공업 주식회사 풍력 발전기
KR101643897B1 (ko) * 2015-01-19 2016-07-29 두산중공업 주식회사 풍력 발전기
KR20200015699A (ko) * 2017-06-08 2020-02-12 엠에이치아이 베스타스 오프쇼어 윈드 에이/에스 전력 저장 유닛을 사용하여 그리드 손실 동안 풍력 터빈을 작동하는 방법
JP2020523515A (ja) * 2017-06-08 2020-08-06 エムエイチアイ ヴェスタス オフショア ウィンド エー/エス 蓄電ユニットを使用するグリッド損失中の風力タービンの動作
JP7153676B2 (ja) 2017-06-08 2022-10-14 ヴェスタス ウィンド システムズ エー/エス 蓄電ユニットを使用するグリッド損失中の風力タービンの動作
KR102477291B1 (ko) * 2017-06-08 2022-12-13 베스타스 윈드 시스템스 에이/에스 전력 저장 유닛을 사용하여 그리드 손실 동안 풍력 터빈을 작동하는 방법
CN110067703A (zh) * 2019-05-28 2019-07-30 华北电力大学 蜗杆式同步变桨风电机组及控制方法
CN110067703B (zh) * 2019-05-28 2023-12-29 华北电力大学 蜗杆式同步变桨风电机组及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10530237B2 (en) Energy storage system for renewable energy source
EP1387462B1 (en) Co-generated power supply system
US5929538A (en) Multimode power processor
US6954004B2 (en) Doubly fed induction machine
US6984897B2 (en) Electro-mechanical energy conversion system having a permanent magnet machine with stator, resonant transfer link and energy converter controls
US4985671A (en) Power supply circuit for a motor vehicle with two load voltages
US9203334B2 (en) Wind power generator system, and control method for the same
CN101878575A (zh) 具有变速发电机组的混合电力系统
JPH1031525A (ja) 太陽光発電システム
CN204559455U (zh) 开关磁阻风力发电机控制系统
US6924991B2 (en) Energy transfer multiplexer
CN104660129A (zh) 开关磁阻风力发电机控制系统及控制方法
JP2000102294A (ja) 中小型風力発電装置
CN102006000B (zh) 非直接并网的功率绕组连接方式可变的风力发电机及方法
CN114825410A (zh) 一种火电厂用中压直流储能系统
CN103166220A (zh) 一种离网式斯特林供电系统结构及控制方法
JP2003088190A (ja) 発電設備
CN114825597A (zh) 火电高压直挂储能后备厂用电源系统
CN104753162A (zh) 基站供电系统及其多路交流电源切换方法
CN111525828B (zh) 基于虚拟同步电机的双向隔离型谐振功率变换器控制方法
CN218514098U (zh) 一种火电厂用储能系统
CN114094633B (zh) 一种电源同步电网友好型光伏发电并网系统
JPH10174312A (ja) 太陽光発電と風力発電とのハイブリッド電源システムの系統連系運転方法
Nayar Stand alone wind/diesel/battery hybrid energy systems
JP2005137175A (ja) 風力発電装置