JP2000099471A - 個人認証情報生成装置、方法、及びその記録媒体 - Google Patents

個人認証情報生成装置、方法、及びその記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの入力操作を簡単であってかつ確実に
することができる個人認証情報生成装置および方法なら
びに個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を得ること。 【解決手段】 本発明は、個人認証情報J4の作成に必
要な各種制御を行う制御装置1と、ユーザの氏名等に関
するユーザ固有のユーザ固有情報J1および個人認証情
報J4の作成に必要な、表示装置3に表示される画像に
おける指定画像の位置情報、色彩情報等からなる個人認
証情報作成情報J2の入力に用いられる入力装置2とを
備え、制御装置1は、ユーザ固有情報J1および個人認
証情報作成情報J2に基づいて、個人認証情報J4を生成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、金融機関
のオンラインシステム、コンピュータシステム等におけ
る個人認証情報(パスワード)の生成に用いられる個人
認証情報生成装置および方法ならびに個人認証情報生成
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀行のオンラインシステム等
においては、一定のセキュリティを確保するために、シ
ステムにアクセスする者の個人認証情報(パスワード)
を生成する個人認証情報生成装置が用いられている。こ
の種の個人認証情報生成装置においては、ユーザがキー
ボード、タッチパネル等から数字列を入力すると、該数
字列に対応する個人認証情報が生成される。そして、上
記個人認証情報は、オンラインシステム等に対するアク
セスを制御するアクセス制御装置へ送出され、アクセス
制御装置は、入力された個人認証情報の真偽を判断す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の個人
認証情報生成装置においては、一定のセキュリティを確
保するために、個人認証情報(パスワード)として比較
的量が多い数字列を入力する必要がある。従って、従来
の個人認証情報生成装置においては、キーボード操作と
いう面倒な入力操作が必要になるとともに、ユーザが自
身の個人認証情報(パスワード)を忘れてしまう場合が
あったり、入力ミスが発生しやすいという欠点があっ
た。本発明はこのような背景の下になされたもので、ユ
ーザの入力操作を簡単であってかつ確実にすることがで
きる個人認証情報生成装置および方法ならびに個人認証
情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、セキュリティシステムの認証用の個人認証情報を生
成する個人認証情報生成装置において、画像を表示する
画像表示手段と、ユーザにより操作され、前記画像にお
ける特定領域を選択し、該特定領域に関する画像情報を
出力する選択手段と、前記選択手段から順次出力される
前記画像情報、および出力順に関する出力順情報に基づ
いて、前記個人認証情報を生成する個人認証情報生成手
段とを具備することを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の個人認証情報生成装置において、前記画像情報は、選
択された前記特定領域の色彩情報および位置情報である
ことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の発明は、セキュリティシ
ステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報
生成方法において、画像表示手段に画像を表示させる表
示ステップと、前記画像における特定領域を選択し、該
特定領域に関する画像情報を出力する選択ステップと、
前記選択ステップにおいて順次出力される前記画像情
報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記
個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを
具備することを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の個人認証情報生成方法において、前記画像情報は、選
択された前記特定領域の色彩情報および位置情報である
ことを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、セキュリティシ
ステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報
装置に用いられる個人認証情報生成プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、画像
表示手段に画像を表示させる表示ステップと、前記画像
における特定領域を選択し、該特定領域に関する画像情
報を出力する選択ステップと、前記選択ステップにおい
て順次出力される前記画像情報、および出力順に関する
出力順情報に基づいて、前記個人認証情報を生成する個
人認証情報生成ステップとを具備することを特徴とする
個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、前記画像情報は、選
択された前記特定領域の色彩情報および位置情報である
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる個人認証情報生成装置の構成を示すブロック図であ
る。この図において、1は、後述する個人認証情報J4
の作成に必要な各種制御を行う制御装置である。ここ
で、上記個人認証情報J4とは、オンラインシステム等
へのアクセス権の付与の可否に用いられる、いわゆるパ
スワードをいう。制御装置1の詳細な構成については後
述する。
【0011】2は、制御装置1に接続された入力装置で
あり、マウス、後述する表示装置3に設けられたタッチ
パネル等からなる。この入力装置2は、ユーザ操作によ
り、ユーザ固有情報J1、個人認証情報作成情報J2の入
力に用いられる。ここで、ユーザ固有情報J1とは、ユ
ーザ氏名、ユーザID、コードNo、グループID等の
ユーザ本人を識別するために利用されるユーザ固有の情
報をいう。また、個人認証情報作成情報J2とは、個人
認証情報J4の作成に必要な、表示装置3に表示される
画像(図2参照)における指定画像の位置情報、色彩情
報等をいう。ここで、指定画像とは、複数の画像のうち
からユーザにより指定された画像、または1つの画像の
うちユーザにより指定された部分画像をいう。
【0012】表示装置3は、制御装置1に接続されてお
り、制御装置1の制御により、例えば、図2に示す画面
20における第1の表示領域A1〜第4の表示領域A4
に、第1の画像M1〜第4の画像M4を表示する。4は、
制御装置1に接続されたアクセス制御装置であり、制御
装置1より入力される個人認証情報J4とアクセス権デ
ータベースD3とを照合して、アクセス権データベース
D3に個人認証情報J4がある場合にアクセス許可情報J
5を制御装置1へ出力する。このアクセス制御装置4の
構成の詳細については後述する。
【0013】制御装置1において、5は、入力装置2よ
り入力される各種情報からユーザ固有情報J1、個人認
証情報作成情報J2を抽出する入力情報抽出部である。
6は、ユーザ固有情報J1、個人認証情報作成情報J2を
蓄積する入力情報蓄積部であり、メモリ等から構成され
ている。7は、入力操作判断部であり、入力情報蓄積部
6よりユーザ固有情報J1、個人認証情報作成情報J2を
順次読み出すとともに、タイムアウト機能により、一定
時間以上ユーザ固有情報J1、個人認証情報作成情報J2
が入力情報蓄積部6に入力されなかった場合、ユーザに
よる入力操作が終了したものと判断する。また、入力操
作判断部7は、ユーザによる入力操作が終了した時点
で、ユーザ固有情報J1、個人認証情報作成情報J2を出
力する。
【0014】8は、表示ルール取得部であり、入力操作
判断部7より入力されるユーザ固有情報J1と記憶部9
に記憶されている表示ルールデータベースD1とを照合
して、ユーザ固有情報J1に対応するユーザ専用の表示
ルールを表示ルールデータベースD1から取得する。こ
こで、表示ルールデータベースD1とは、各ユーザ毎に
予め設定されている表示装置3に画像をどのように表示
すべきかを定めるルールをいう。また、表示ルール取得
部8は、取得した表示ルール情報J6を表示制御部10
へ出力する。
【0015】表示制御部10は、記憶部11に記憶され
た画像データベースD2から、表示ルール情報J6から得
られる表示ルールに基づいて画像情報J3を読み出し、
これを表示装置3へ出力する。データ変換部12は、入
力操作判断部7より入力されるユーザ固有情報J1、個
人認証情報作成情報J2に対してハッシュ関数、変換関
数等を用いて暗号化を施し、これを個人認証情報J4と
して出力する。なお、この個人認証情報J4は、既存の
OSやコンピュータシステムにおいて利用できるもので
ある。データ変換部12は、個人認証情報J4を利用す
るOSやシステム等に対し最適な形式に変換する。例え
ば、あるシステム側から、128bit以下の長さの個
人認証情報を要求されているとする。入力の仕方によっ
て168bitの個人認証情報が生成されている場合、
データ変換部12は圧縮変換を行ない、個人認証情報を
128bitの長さに変換する。
【0016】アクセス制御装置4において、13は、個
人認証情報J4を復号化するアクセス制御部であり、復
号化された個人認証情報J4と、記憶部14に記憶され
たアクセス権データベースD3とを照合する。ここで、
アクセス権データベースD3は、予め認証されたユーザ
固有情報J1、個人認証情報作成情報J2の組み合わせた
情報からなるデータベースをいう。すなわち、アクセス
制御部13は、アクセス権データベースD3に個人認証
情報J4と一致する情報があった場合、入力装置2の入
力操作を行ったユーザに対して、オンラインシステム等
に対するアクセス許可を付与するためのアクセス許可情
報J5を制御装置1へ出力する。なお、アクセス制御装
置4は、汎用または専用のコンピュータシステムおよび
OSのもとで実現されてもよい。
【0017】次に、上述した一実施形態による個人認証
情報生成装置の動作について図2を参照しつつ説明す
る。図1において、ユーザが入力装置2を用いて自身の
氏名を入力すると、入力情報抽出部5は、入力情報から
ユーザ固有情報J1を抽出した後、これをユーザ固有情
報J1として入力情報蓄積部6へ出力する。これによ
り、入力情報蓄積部6には、ユーザ固有情報J1が蓄積
され、入力操作判断部7は、ユーザ固有情報J1を読み
出した後、これを表示ルール取得部8へ出力する。
【0018】これにより、表示ルール取得部8は、記憶
部9に記憶されている表示ルールデータベースD1を参
照して、ユーザ固有情報J1に対応する表示ルール情報
J6を取得した後、これを表示制御部10へ出力する。
そして、表示制御部10は、記憶部11に記憶されてい
る画像データベースD2を参照して、表示ルール情報J6
に対応する画像情報J3を表示装置3へ出力する。
【0019】これにより、表示装置3の画面20(図2
参照)における第1の表示領域A1〜第4の表示領域A4
には、第1の画像M1〜第4の画像M4が各々表示され
る。そして、ユーザは、画面20を見ながら、予め記憶
部14のアクセス権データベースD3に登録されている
個人認証情報を入力装置2を用いて入力する。
【0020】具体的には、今、当該ユーザの個人認証情
報は、図2に示す第3の画像M3を指定した後、第2の
画像M2を指定することにより得られるものとすると、
ユーザは、入力装置2を用いて、第3の画像M3をクリ
ック(または第3の画像M3に対応するタッチパネル部
分を押圧)した後、第2の画像M2をクリック(または
第2の画像M2に対応するタッチパネル部分を押圧)す
る。
【0021】これにより、入力装置2からは、まず、第
3の画像M3の位置情報、色彩情報が入力情報抽出部5
へ出力され、入力情報抽出部5からは、上記第3の画像
M3に関する個人認証情報作成情報J2が入力情報蓄積部
6へ出力される。そして、上記個人認証情報作成情報J
2は、入力情報蓄積部6に蓄積される。次いで、第2の
画像M2がクリックされると、第2の画像M2の位置情
報、色彩情報が入力情報抽出部5へ出力され、入力情報
抽出部5からは、第2の画像M2に関する個人認証情報
作成情報J2が入力情報蓄積部6へ出力される。そし
て、個人認証情報作成情報J2は、入力情報蓄積部6に
蓄積される。
【0022】そして、入力操作判断部7は、入力情報蓄
積部6から第3の画像M3に関する個人認証情報作成情
報J2に続いて、第2の画像M2に関する個人認証情報作
成情報J2を読み出す。この時点においては、入力操作
判断部7は、第3の画像M3に関する個人認証情報作成
情報J2の入力に続いて、第2の画像M2に関する個人認
証情報作成情報J2の入力が行われたという、順番情報
を生成する。
【0023】次いで、入力操作判断部7は、ユーザ固有
情報J1と個人認証情報作成情報J2をデータ変換部12
へ出力する。そしてデータ変換部12は、ユーザ固有情
報J1と個人認証情報作成情報J2および順番情報を組み
合わせた情報を暗号化したものを、個人認証情報J4と
して、アクセス制御装置4のアクセス制御部13へ出力
する。これにより、アクセス制御部13は、復号化され
た個人認証情報J4と記憶部14に記憶されているアク
セス権データベースD3とを照合して、照合結果が一致
である場合、アクセス許可情報J5を制御装置1へ出力
する。
【0024】以上説明したように、上述した一実施形態
による個人認証情報生成装置によれば、第1の画像M1
〜第4の画像M4の選択するだけで、個人認証情報J4を
生成することができるので、ユーザの入力操作を簡単で
あってかつ確実にすることができる。また、上述した一
実施形態による個人認証情報生成装置によれば、例え
ば、1つの第1の画像M1の選択により、位置情報、色
彩情報という、従来の数字等に比して多くの情報を生成
することができるので、少ない入力回数であっても、セ
キュリティの高い個人認証情報J4を生成することがで
きる。
【0025】以上本発明の一実施形態による個人認証情
報生成装置について詳述してきたが、具体的な構成は、
この一実施形態に限られるものではなく本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があってもこの発明に含ま
れる。例えば、上述した一実施形態による個人認証情報
生成装置においては、図2を参照して表示画像、入力手
順について説明したが、これに限定されることなく、図
3〜図5に示す表示画像、入力手順を用いてもよい。以
下に説明する例は、図1に示すアクセス権データベース
D3、表示ルールデータベースD1および画像データベー
スD2を適宜変更することにより実現される。
【0026】まず、図3(A)〜図3(C)に示す例
は、ユーザが画面20の表示画像を1回選択する毎に、
表示画像の領域を変化させることにより、セキュリティ
を高めるものである。
【0027】すなわち、図3(A)に示すように、画面
20の第1の表示領域A1〜第4の表示領域A4に第1の
画像M1〜第4の画像M4が表示される状態において、ユ
ーザにより第3の画像M3が選択されると、次に、図3
(B)に示すように第1の画像M1〜第4の画像M4の表
示位置が変化する。具体的には、図3(B)において
は、図3(A)に示す第3の画像M3の表示領域が第3
の表示領域A3から第2の表示領域A2へ変化する一方、
図3(A)に示す第2の画像M2の表示領域が第2の表
示領域A2から第3の表示領域A3に変化する。
【0028】次いで、図3(B)に示す第2の画像M2
がユーザにより選択されると、図3(C)に示すように
図3(B)に示す第1の画像M1〜第4の画像M4の各表
示領域が変化する。具体的には、図3(C)において、
図3(B)に示す第1の画像M1の表示領域が第1の表
示領域A1から第2の表示領域A2へ変化する一方、図3
(B)に示す第2の画像M2の表示領域が第3の表示領
域A3から第4の表示領域A4へ変化する。同様にして、
図3(C)において、図3(B)に示す第3の画像M3
の表示領域が第2の表示領域A2から第3の表示領域A3
へ変化する一方、図3(B)に示す第4の画像M4の表
示領域が第4の表示領域A4から第1の表示領域A1へ変
化する。
【0029】これにより、図1に示す入力装置2から
は、第3の画像M3の位置情報および色彩情報に続い
て、第2の画像M2の位置情報および色彩情報が入力情
報抽出部5へ出力される。以下、前述した動作と同様に
して、個人認証情報J4が生成される。
【0030】なお、図3(A)〜図3(C)に示す例で
は、クリックする毎に画面20における表示画面が変化
する例について説明したが、これに変えてユーザが表示
画面(例えば、第3の画像M3)を選択してから一定時
間経過すると、自動的に表示画面が変化するように構成
してもよい。
【0031】また、図4(A)〜図4(C)に示す例で
は、ユーザが表示装置3に表示された第1の画像M1〜
第4の画像M4を確認しつつ、例えば、入力装置2(マ
ウス)を用いて、マウスポインタPを移動させることに
より、個人認証情報を入力する。すなわち、ユーザは、
はじめに、図4(A)に示すマウスポインタPを第3の
画像M3上に位置させた後、ドラッグ操作によりマウス
ポインタPを、図4(B)および(C)に示すように、
第3の画像M3の位置から第2の画像M2の位置まで移動
させる。これにより、図4(c)に示すように、第2の
画像M2と第3の画像M3とが重ね合わされた状態とされ
る。
【0032】この状態で例えばユーザによりクリック操
作が行われると、図1に示す入力装置2からは、第3の
画像M3の位置情報および色彩情報に続いて、第2の画
像M2の位置情報および色彩情報が入力情報抽出部5へ
出力される。以下、前述した動作と同様にして、個人認
証情報J4が生成される。
【0033】また、図5に示す例では、表示装置3の画
面20において、第1の赤画像R1〜第nの赤画像Rn、
第1の緑画像G1〜第nの緑画像Gn、第1の青画像B1
〜第nの青画像Bnを表示させて、これらの複数の色の
組み合わせを個人認証情報として用いるようにしてい
る。具体的には、例えば、第1の赤画像R1と第1の緑
画像G1との組み合わせを個人認証情報とする場合、ユ
ーザは、入力装置2を用いて第1の赤画像R1に続いて
第1の緑画像G1を選択する。これにより、入力装置2
からは、第1の赤画像R1の位置情報および色彩情報に
続いて、第1の緑画像G1の位置情報および色彩情報が
入力情報抽出部5へ出力される。以下、前述した動作と
同様にして、個人認証情報J4が生成される。
【0034】この図5に示す例によれば、健常者と色盲
者、色弱者との色の見え方の違いを利用することによ
り、画面20における色認識の相違から個人認証情報を
得ることができる。
【0035】また、上述した一実施形態による個人認証
情報生成装置においては、図2に示す複数の第1の画像
M1〜第4の画像M4の中から当該画像を選択する例につ
いて説明したが、1つの画像における特定の部分画像を
選択するようにしてもよい。
【0036】また、上述した一実施形態による個人認証
情報生成装置においては、上述した機能を実現するため
の個人認証情報生成プログラムを、フレキシブルディス
ク、CD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、DV
D−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録して、この記録媒体に記録された個人認証情報生成
プログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行
させることにより、個人認証情報生成動作をおこなって
もよい。
【0037】また、上記個人認証情報生成プログラム
は、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬媒体
や、ハードディスク等の記憶装置等に、その全体あるい
は一部が記録され、あるいは記憶されている。その個人
認証情報生成プログラムは、コンピュータにより読みと
られて、動作の全部あるいは一部が実行される。また、
ここでいう記録媒体は、光磁気ディスク等のように個人
認証情報生成プログラムを静的に記録しているものに限
らず、インターネットの専用線、電話回線等の通信回線
を通して個人認証情報生成プログラムを送信する場合の
通信回線のように、短時間の間、動的に個人認証情報生
成プログラムを保持しているもの、その場合のサーバや
コンピュータ内部のメモリのように、一定時間個人認証
情報生成プログラムを保持しているものも含むものとす
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像における特定領域を選択するだけで、個人認証情報
を生成することができるので、ユーザの入力操作を簡単
であってかつ確実にすることができるという効果が得ら
れる。また、本発明によれば、例えば、1つの特定領域
の選択により、位置情報、色彩情報という、従来の数字
や文字に比して多く、また、多種多様の情報を生成する
ことができるので、少ない入力回数であっても、セキュ
リティの高い個人認証情報を生成することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による個人認証情報生成
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同一実施形態による個人認証情報生成装置に
おける第1の動作例を説明する図である。
【図3】 同一実施形態による個人認証情報生成装置に
おける第2の動作例を説明する図である。
【図4】 同一実施形態による個人認証情報生成装置に
おける第3の動作例を説明する図である。
【図5】 同一実施形態による個人認証情報生成装置に
おける第4の動作例を説明する図である。
【符号の説明】 1 制御装置 2 入力装置 3 表示装置 4 アクセス制御装置 5 入力情報抽出部 6 入力情報蓄積部 7 入力操作判断部 8 表示ルール取得部 9 記憶部 10 表示制御部 11 記憶部 12 データ変換部 13 アクセス制御部 14 記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セキュリティシステムの認証用の個人認
    証情報を生成する個人認証情報生成装置において、 画像を表示する画像表示手段と、 ユーザにより操作され、前記画像における特定領域を選
    択し、該特定領域に関する画像情報を出力する選択手段
    と、 前記選択手段から順次出力される前記画像情報、および
    出力順に関する出力順情報に基づいて、前記個人認証情
    報を生成する個人認証情報生成手段とを具備することを
    特徴とする個人認証情報生成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像情報は、選択された前記特定領
    域の色彩情報および位置情報であることを特徴とする請
    求項1に記載の個人認証情報生成装置。
  3. 【請求項3】 セキュリティシステムの認証用の個人認
    証情報を生成する個人認証情報生成方法において、 画像表示手段に画像を表示させる表示ステップと、 前記画像における特定領域を選択し、該特定領域に関す
    る画像情報を出力する選択ステップと、 前記選択ステップにおいて順次出力される前記画像情
    報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記
    個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを
    具備することを特徴とする個人認証情報生成方法。
  4. 【請求項4】 前記画像情報は、選択された前記特定領
    域の色彩情報および位置情報であることを特徴とする請
    求項3に記載の個人認証情報生成方法。
  5. 【請求項5】 セキュリティシステムの認証用の個人認
    証情報を生成する個人認証情報装置に用いられる個人認
    証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体において、 画像表示手段に画像を表示させる表示ステップと、 前記画像における特定領域を選択し、該特定領域に関す
    る画像情報を出力する選択ステップと、 前記選択ステップにおいて順次出力される前記画像情
    報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記
    個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを
    具備することを特徴とする個人認証情報生成プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記画像情報は、選択された前記特定領
    域の色彩情報および位置情報であることを特徴とする請
    求項5に記載の個人認証情報生成プログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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