JP2000097088A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射量制御装置

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JP2000097088A
JP2000097088A JP10269755A JP26975598A JP2000097088A JP 2000097088 A JP2000097088 A JP 2000097088A JP 10269755 A JP10269755 A JP 10269755A JP 26975598 A JP26975598 A JP 26975598A JP 2000097088 A JP2000097088 A JP 2000097088A
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fuel injection
bank
engine
fuel
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Noritake Mitsuya
典丈 光谷
Harufumi Muto
晴文 武藤
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共通の吸気通路から各気筒グループに分配され
る空気量に応じて、同気筒グループごとに好適な燃料噴
射量に制御することのできる内燃機関の燃料噴射量制御
装置を提供する。 【解決手段】V型エンジン11の気筒は第1バンク21
の気筒及び第2バンク22の気筒により2つの気筒グル
ープに分類されている。吸気システム14のエアクリー
ナ46下流側にはエアフローメータ61が設けられて、
エンジン11に供給される空気量を検出している。ま
た、クランクシャフト28に近接してクランク角センサ
64が設けられて、エンジン回転数を検出している。第
1バンク21に分配される空気量及び第2バンク22に
分配される空気量は、上記検出された空気量及びエンジ
ン回転数に基づき算出されている。第1バンク21に噴
射される燃料量及び第2バンク22に噴射される燃料量
は上記算出された各分配空気量に応じて補正されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射量制御装置に係り、詳しくは共通の吸気通路から供給
された空気が複数の気筒あるいは気筒群に分配される内
燃機関の燃料噴射量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関の燃料噴射量の制御に
おいては、まず、各センサから検出された同機関の運転
状態に応じた燃料噴射量が算出される。この燃料噴射量
は、インジェクタへの通電時間、すなわち燃料噴射時間
として算出されている。そして、この燃料噴射時間に基
づきインジェクタが駆動され、上記機関に供給される燃
料量が制御される。
【0003】上記燃料噴射時間の算出においては、例え
ばエアフローメータから検出された単位時間当たりの空
気質量Gを、例えばクランク角センサから検出された機
関回転数Nで除した機関1回転当たり空気質量G/Nが
算出される。そして、この機関1回転当たりの空気質量
G/Nに基づき基本噴射時間が算出される。この基本噴
射時間は、図6に示されるように、機関1回転当たりの
空気質量G/Nと比例する関係にあり、基準の機関1回
転当たりの空気質量(G/N)0のとき、基準の基本噴
射時間KINJとなっている。これら基準の機関1回転
当たりの空気質量(G/N)0、及び、基準の基本噴射
時間KINJは、上記機関ごと、その特性に応じて予め
定められた定数である。したがって、機関1回転当たり
の空気質量G/Nのときの基本噴射時間は、 基本噴射時間=((G/N)/(G/N)0)×KIN
J と算出される。ここで、機関1回転当たりの空気質量G
/Nを、基準の機関1回転当たりの空気質量(G/N)
0で除した値を負荷率klとすると、基本噴射時間は、 基本噴射時間=kl×KINJ と書き換えられる。
【0004】ところで、例えばV型内燃機関のように、
外部の空気は両バンクに共通の吸気通路から各バンクに
対してそれぞれ分配され、一方、燃料は各バンクごとに
設けられたインジェクタから供給される場合、上記基本
噴射時間は両バンクのインジェクタを併せた燃料の噴射
時間として算出されている。したがって、共通の吸気通
路に設けられたエアフローメータから検出された単位時
間当たりの空気質量Gの半分ずつ、すなわち、0.5G
ずつ各バンクに分配されたものとして、各バンクの負荷
率を0.5klとし、各インジェクタに対する基本噴射
時間を求めると、 基本噴射時間=0.5kl×KINJ となる。
【0005】そして、各インジェクタの燃料噴射時間
は、各センサから検出された上記機関の運転状態に応じ
て上記基本噴射時間を各バンクごとに補正することによ
り算出される。
【0006】ここで、両バンクの一方を第1バンクと
し、他方を第2バンクとする。そして、第1バンクの燃
料噴射時間、空燃比フィードバック補正係数及び空燃比
学習値をそれぞれtau(1),FAF(1),KGi
(1)とし、第2バンクの燃料噴射時間、空燃比フィー
ドバック補正係数及び空燃比学習値をそれぞれtau
(2),FAF(2),KGi(2)とする。また、両
バンクに共通する補正係数及びインジェクタの無効噴射
時間をそれぞれK,TAUVとすると、上記燃料噴射時
間tau(1),tau(2)はそれぞれ、 tau(1)=0.5kl×KINJ×FAF(1)×
KGi(1)×K+TAUV tau(2)=0.5kl×KINJ×FAF(2)×
KGi(2)×K+TAUV と算出される。
【0007】なお、空燃比フィードバック補正係数FA
F(1),FAF(2)は各バンクの排気通路にそれぞ
れ設けられた酸素センサの検出値に応じて各バンクごと
にそれぞれ算出される値である。これら空燃比フィード
バック補正係数FAF(1),FAF(2)に基づく燃
料噴射時間の補正により、空燃比を理論空燃比に近づけ
るフィードバック制御がそれぞれ実行される。このよう
な空燃比のフィードバック制御は、各バンクから排出さ
れた燃焼ガスを、上記機関の排気通路に設けられた三元
触媒コンバータにおいて最適に浄化するためのものであ
る。
【0008】また、空燃比学習値KGi(1),KGi
(2)は各バンクごとにそれぞれ算出される値であり、
初期値として「1.0」が設定されている。これら学習
値KGi(1),KGi(2)は、機関固体の差、経時
変化、使用環境による空燃比のずれを補正するために、
単位時間当たりの空気質量Gに基づき区分される学習領
域ごと、上記空燃比フィードバック補正係数FAF
(1),FAF(2)に基づきそれぞれ算出されるもの
である。
【0009】補正係数Kは過渡時等の要因分を補正する
ものである。また、無効噴射時間TAUVは、インジェ
クタに駆動信号が通電されてから、実際にインジェクタ
が燃料を噴射するまでの作動遅れ時間を加算して補正す
るものである。
【0010】各バンクごとに算出された燃料噴射時間t
au(1),tau(2)に基づき各バンクのインジェ
クタがそれぞれ駆動されて燃料噴射量が制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なV型内燃機関において、各バンクごとの燃料噴射時間
tau(1),tau(2)の算出に際しては、共通の
吸気通路に設けられたエアフローメータから検出された
単位時間当たりの空気質量Gの半分ずつ、すなわち、
0.5Gずつ均等に各バンクに分配されることを前提と
している。しかし、第1バンクに分配される空気質量と
第2バンクに分配される空気質量とは、機関の運転状態
に応じて相互に異なることが発明者によって確認されて
いる。したがって、例えば第1バンクに0.55Gの空
気質量が分配され、第2バンクに0.45Gの空気質量
が分配されたとすると、第1バンクの基本噴射時間は実
際に算出されるべき時間よりも短めに算出され、一方、
第2バンクの基本噴射時間は実際に算出されるべき時間
よりも長めに算出されることとなる。
【0012】このように基本噴射時間が算出された場合
の燃料噴射量の制御態様について、図7及び図8に示す
タイムチャートに基づき説明する。なお、同図において
は、図7(a),(b)に示されるように、機関1回転
当たりの空気質量G/Nが一定であり、時刻t11以
降、機関回転数Nのみが変化(増加)している状態を示
している。
【0013】このような場合において、第1バンクに対
する機関1回転当たりの空気質量(G/N)1は、図7
(a)に直線及び一点鎖線で示されるように、時刻t1
1までは0.5G/Nを維持し、同時刻t11以降、時
間の経過とともに増加するものとする。また、第2バン
クに対する機関1回転当たりの空気質量(G/N)2
は、図7(a)に直線及び破線で併せ示されるように、
時刻t11までは0.5G/Nを維持し、同時刻t11
以降、上記空気質量(G/N)1の増加に対応して、時
間の経過とともに減少するものとする。
【0014】ここで、機関1回転当たりの空気質量G/
Nは一定であるため、前述の式から算出される各バンク
の基本噴射時間は、一定値0.5kl×KINJとなる
(図7(c)参照)。したがって、第1バンクの基本噴
射時間は、時刻t11以降に増加する第1バンクの空気
質量(G/N)1に対して本来算出されるべき基本噴射
時間よりも短めに算出されている。また、第2バンクの
基本噴射時間は、時刻t11以降に減少する第2バンク
の空気質量(G/N)2に対して本来算出されるべき基
本噴射時間よりも長めに算出されている。
【0015】このような場合において、空燃比のフィー
ドバック制御をした場合、第1バンクの燃料噴射時間に
ついては、第1バンクの空気質量(G/N)1の増加に
対して後手に回って補正していくことになる。したがっ
て、図7(d)に示されるように第1バンクの排気通路
に設けられた酸素センサからの検出値OX1は時刻t1
1から比較的長時間経過した時刻t12まで理論空燃比
に対応する基準値よりも小さい値となるリーン側で検出
され、第1バンクの空燃比フィードバック補正係数FA
F(1)も図7(e)に示されるように、同時刻t12
まで増加し続けることとなる。
【0016】一方、第2バンクの燃料噴射時間について
は、第2バンクの空気質量(G/N)2の減少に対して
同様に後手に回って補正していくことになる。したがっ
て、図8(a)に示されるように第2バンクの排気通路
に設けられた酸素センサからの検出値OX2は時刻t1
1から比較的長時間経過した時刻t13まで理論空燃比
に対応する基準値よりも大きい値となるリッチ側で検出
され、第2バンクの空燃比フィードバック補正係数空燃
比FAF(2)も図8(b)に示されるように、同時刻
t13まで減少し続けることとなる。
【0017】このように、比較的長い時間にわたって空
燃比が理論空燃比からリーン側(第1バンク)若しくは
リッチ側(第2バンク)にずれた状態が続く場合、各バ
ンクから排出された燃焼ガスが前記三元触媒コンバータ
において十分に浄化できなくなることがある。
【0018】また、前述した空燃比学習値KGi
(1),KGi(2)の算出においては、上述のように
継続される理論空燃比からのずれを吸収してしまうた
め、誤学習をすることがある。
【0019】さらに、上記空燃比のフィードバック制御
に限らず、燃料噴射量の制御は、上記機関の運転状態に
応じて上記基本噴射時間を補正することによって行って
いるため、同機関の運転状態に応じて適切な空燃比を得
たり、運転性を確保したりすることができなくなること
もある。
【0020】なお、共通の吸気通路からの空気が各バン
クに不均等に分配されることに対処するために、各バン
クにそれぞれエアフローメータを設け、各バンクごとに
空気質量をそれぞれ検出することも考えられるが、この
場合には製造コストが上昇するなど、別の問題が生じて
しまう。
【0021】また従来、例えば特開平10−9020号
公報に記載されたエンジンの制御装置のように、パージ
ガスの左右バンクへの不均等な分配を考慮した空燃比の
フィードバック制御を行うものが知られているが、これ
は上記のように共通の吸気通路からの空気の各バンク
(第1バンク及び第2バンク)への不均等な分配に対応
するものではない。
【0022】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、共通の吸気通路から各気筒グル
ープに分配される空気量に応じて、同気筒グループごと
に好適な燃料噴射量に制御することのできる内燃機関の
燃料噴射量制御装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の気筒を有し、該複数
の気筒は気筒ごとあるいは気筒群ごとに複数の気筒グル
ープに分類された内燃機関の燃料噴射量制御装置におい
て、前記複数の気筒グループに共通の吸気通路に設けら
れ、前記機関に供給される空気量を検出する空気量検出
手段と、前記機関の運転状態を検出する運転状態検出手
段と、前記検出された空気量に基づき、前記気筒グルー
プごとにそれぞれ噴射する燃料量を算出する燃料噴射量
算出手段と、前記検出された運転状態に基づき、前記検
出された空気量が前記気筒グループごとに分配される空
気量を算出する分配空気量算出手段と、前記算出された
分配空気量に基づき前記算出された燃料噴射量を補正す
る燃料噴射量補正手段と、前記補正された燃料噴射量に
基づき、前記気筒グループごとにそれぞれ燃料を噴射す
る燃料噴射手段とを備えたことをその要旨とする。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
内燃機関の燃料噴射量制御装置において、前記燃料噴射
量補正手段は、前記算出された分配空気量が多いほど、
前記算出された燃料噴射量を多めに補正することをその
要旨とする。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置において、前記運
転状態検出手段は、前記機関の回転数を検出する機関回
転数検出手段を備え、前記分配空気量は、前記検出され
た空気量及び機関回転数に基づき算出されたことをその
要旨とする。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の内燃機関の燃料噴射量制御装置におい
て、前記気筒グループごとの排気通路にはそれぞれ該気
筒グループごとの混合気の空燃比を検出する空燃比セン
サが設けられ、前記検出された空燃比に基づき前記気筒
グループごとの混合気の空燃比を所要空燃比にフィード
バック制御するように前記補正された燃料噴射量を更に
補正する空燃比フィードバック補正手段を備えたことを
その要旨とする。
【0027】請求項1又は2に記載の発明の構成によれ
ば、上記分配空気量算出手段により、上記機関の運転状
態に応じて、上記気筒グループごとに分配される空気量
が算出される。そして、この算出された各気筒グループ
ごとの分配空気量に基づき、同気筒グループごとの燃料
噴射量が補正される。したがって、各気筒グループごと
の分配空気量を考慮した量の燃料が、同気筒グループご
とにそれぞれ噴射されるため、上記機関の運転状態に応
じて適切な空燃比を得たり、運転性を確保したりするの
に好適な燃料噴射量に制御することができる。
【0028】請求項3に記載の発明の構成によれば、上
記分配空気量は、上記空気量及び上記機関回転数に基づ
き算出されるため、同算出を好適に行うことができる。
請求項4に記載の発明の構成によれば、上記空燃比フィ
ードバック補正手段により、上記補正された燃料噴射量
は上記気筒グループごとの混合気の空燃比を所要空燃比
にフィードバック制御するように更に補正される。この
際、上記燃料噴射量は各気筒グループごとの分配空気量
を考慮して補正されているため、上記機関の運転状態の
変化に伴い同分配空気量が変化した場合において、上記
所要空燃比へのフィードバック制御の追随性を向上する
ことができる。
【0029】上記所要空燃比として、例えば理論空燃比
が設定されている場合には、同理論空燃比へのフィード
バック制御の追随性を向上し、各気筒グループごとに排
出される燃焼ガスの浄化をそれぞれ好適に行うことがで
きる。
【0030】また、リーンバーシステムのように、上記
所要空燃比として、燃料消費率が最良であり、且つ、窒
素酸化物の排出量及びトルク変動が許容範囲に維持され
る所定の希薄空燃比が設定されている場合においても同
様に、同希薄空燃比へのフィードバック制御の追随性を
向上することができる。そして、各気筒グループごとの
燃料消費率を最良とし、且つ、窒素酸化物の排出量及び
トルク変動を許容範囲に維持することができる。
【0031】さらに、上記空燃比フィードバック制御に
基づき、空燃比学習制御を行う場合には、同空燃比学習
制御を好適に行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内燃機関の燃
料噴射量制御装置を具体化した一実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0033】はじめに、図1を参照して本実施の形態が
適用されるエンジンシステムについて、その構成を説明
する。図1に示されるように、このエンジンシステム
は、内燃機関としてのV型ガソリンエンジン11を中心
として構成されている。このエンジン11は、シリンダ
ブロック12、シリンダヘッド13、吸気システム14
及び排気システム15を備えている。
【0034】シリンダブロック12はV字状に分岐して
形成されており、各分岐された一方(図1の左側)及び
他方(図1の右側)にそれぞれ第1バンク21及び第2
バンク22が形成されている。そして、第1バンク21
の気筒と第2バンク22の気筒とで2つの気筒グル−プ
に分類されている。各バンク21,22にはそれぞれシ
リンダ26が設けられている。各シリンダ26にそれぞ
れ往復移動可能に設けられたピストン27は、エンジン
11の出力軸であるクランクシャフト28にコンロッド
29を介して連結され、そのコンロッド29によりピス
トン27の往復移動がクランクシャフト28の回転へと
変換されるようになっている。
【0035】シリンダヘッド13は、各バンク21,2
2の上端にそれぞれ取り付けられている。そして、各シ
リンダ26においてピストン27の上端とシリンダヘッ
ド13との間には燃焼室30が形成される。
【0036】各燃焼室30に対応して設けられた点火プ
ラグ31は同燃焼室30に導入された混合気に点火する
ものである。同様に各燃焼室30に対応して設けられた
吸気ポート32及び排気ポート33は、それぞれ吸気シ
ステム14及び排気システム15と連通されて吸気通路
及び排気通路の一部を構成する。また、各燃焼室30に
対応して吸気ポート32に設けられたインジェクタ34
は、同燃焼室30に向かって燃料を噴射するものであ
る。
【0037】各燃焼室30に対応して設けられた吸気バ
ルブ35及び排気バルブ36は各ポート32,33をそ
れぞれ開閉する。各バルブ35,36はそれぞれ吸気側
カムシャフト37又は排気側カムシャフト38の回転に
伴い、同シャフト37,38に設けられたカム(図示
略)が回転することによって開閉動作する。各カムシャ
フト37,38の先端に各々設けられたタイミングプー
リ39,40はタイミングベルト41を介してクランク
シャフト28に連結されている(クランクシャフト28
との連結態様については図示略)。
【0038】すなわち、エンジン11の運転時に、クラ
ンクシャフト28の回転力はタイミングベルト41及び
各タイミングプーリ39,40を介して各カムシャフト
37,38に伝達される。各カムシャフト37,38が
回転することにより、各バルブ35,36が作動する。
各バルブ35,36はクランクシャフト28の回転に同
期して、すなわち各ピストン27の往復移動に対応して
所定のタイミング(以下、「バルブタイミング」とい
う)で開閉駆動される。開閉駆動された吸気バルブ35
は吸気ポート32と燃焼室30とを連通・遮断し、開閉
駆動された排気バルブ36は排気ポート33と燃焼室3
0とを連通・遮断するようになっている。
【0039】吸気システム14は吸気通路を構成するも
のであり、エアクリーナ46、サージタンク47及びイ
ンテークマニホールド48を備えている。同インテーク
マニホールド48の下流側は分岐管48a,48bによ
り2本に分岐している。そして、これら分岐管48a,
48bはそれぞれ各バンク21,22の吸気ポート32
に連通している。したがって、外部の空気はエアクリー
ナ46、サージタンク47、インテークマニホールド4
8(分岐管48a,48b)及び各バンク21,22の
吸気ポート32を介して燃焼室30へと吸入される。な
お、サージタンク47の下流側にはスロットルバルブ4
9が設けられ、同バルブ49はアクセル操作に基づきそ
の開度が変更される。このスロットルバルブ49の開度
を変更することにより、燃焼室30内へ吸入される空気
の量が調整されるようになっている。
【0040】一方、排気システム15は排気通路を構成
するものであり、エキゾーストマニホールド51、エキ
ゾーストパイプ52及び三元触媒コンバータ53を備え
ている。エキゾーストマニホールド51の上流側は分岐
管51a,51bにより各バンク21,22の排気ポー
ト33にそれぞれ連通しており、これら分岐管51a,
51bはその下流側で1本に合流し、エキゾーストパイ
プ52に連通している。そして、エキゾーストパイプ5
2は三元触媒コンバータ53に連通している。各バンク
21,22の燃焼室30から排出された燃焼ガスは、そ
れぞれエキゾーストマニホールド51の分岐管51a,
51bの下流側で合流し、エキゾーストパイプ52を介
して更に三元触媒コンバータ53を通過する。そして、
燃焼ガスは三元触媒コンバータ53の通過に伴い浄化さ
れた後、外部に排出される。
【0041】前記点火プラグ31にはイグナイタ56か
ら出力される高電圧が印加される。点火プラグ31の点
火タイミングは、イグナイタ56からの高電圧出力タイ
ミングにより決定される。そして、エンジン11は点火
プラグ31により、吸気通路(吸気システム14)から
の吸入空気とインジェクタ34から噴射される燃料とか
らなる混合気を燃焼室30内で爆発させて駆動力を得た
後、その燃焼ガスを排気バルブ36を介して排気通路
(排気システム15)へ排出する。
【0042】また、エンジン11の運転状態を検出する
ために、エアフローメータ61、スロットルポジション
センサ62、水温センサ63、クランク角センサ64、
空燃比センサとしての酸素センサ65等が設けられてい
る。
【0043】エアフローメータ61は吸気システム14
のエアクリーナ46下流側に設けられ、エンジン11に
吸入される単位時間当たりの空気質量Gを検出する。ス
ロットルポジションセンサ62はスロットルバルブ49
の近傍に設けられ、同スロットルバルブ49の開度(ス
ロットルバルブ開度)TAを検出する。
【0044】水温センサ63はシリンダブロック12の
ウォータアウトレットハウジング等に設けられ、エンジ
ン11の冷却水の温度(冷却水温)THWを検出する。
クランク角センサ64は、クランクシャフト28に近接
して設けられており、同センサ64により、エンジン1
1(クランクシャフト28)の回転数N及び特定気筒に
おけるクランクシャフト28の回転角度(クランク角)
等を検出している。
【0045】また、酸素センサ65は各分岐管51a,
51bにそれぞれ設けられ、上記第1及び第2バンク2
1,22の燃焼室30からそれぞれ排出された燃焼ガス
中の酸素濃度に応じた酸素濃度信号OX1,OX2をそ
れぞれ出力する。これら酸素濃度信号OX1,OX2
は、理論空燃比近傍で急変する特性を有している。酸素
センサ65はこの特性を利用して各バンク21,22ご
と、供給された混合気の空燃比が理論空燃比よりもリー
ン側にあるかリッチ側にあるかを検出する。
【0046】次に、こうしたエンジンシステムを統括制
御する電子制御装置(以下、「ECU」という)71の
構成について図2のブロック図に従って説明する。図2
に示すように、このECU71は、デジタルコンピュー
タからなっており、バス72を介して相互に接続された
RAM(ランダムアクセスメモリ)73、バックアップ
RAM74、ROM(リードオンリメモリ)75、マイ
クロプロセッサからなるCPU(中央処理装置)76、
入力ポート77及び出力ポート78を有している。
【0047】ここで、CPU76はROM75に予め記
憶された制御プログラム及び初期データ等に従って各種
演算処理を実行する。また、RAM73はCPU76に
よる演算結果を一時的に記憶する。バックアップRAM
74は、バッテリバックアップされた不揮発性メモリで
あり、エンジン11の停止後においても所要の演算結果
等を記憶保持する。
【0048】一方、上述したエアフローメータ61、ス
ロットルポジションセンサ62、水温センサ63、クラ
ンク角センサ64、及び、酸素センサ65等からの検出
信号は入力ポート77に入力される。これらセンサ等6
1,62,63,64,65により、エンジン11の運
転状態が検出されている。
【0049】また、出力ポート78は、各々対応する駆
動回路等を介して各インジェクタ34及びイグナイタ5
6等に接続されている。そして、ECU71(CPU7
6)は、上記各センサ等61,62,63,64,65
からの検出信号に基づき、ROM75内に格納された制
御プログラム及び初期データ等に従い、これらインジェ
クタ34及びイグナイタ56等を好適に制御する。な
お、インジェクタ34から噴射される燃料量はECU7
1から同インジェクタ34に出力される駆動信号の通電
時間、すなわち、燃料噴射時間によって制御される。
【0050】次に、こうしたECU71により実行され
る燃料噴射時間算出ルーチンについて図3に基づき説明
する。なお、このルーチンは、上記クランク角センサ6
4により検出されるクランク角に基づく所定のクランク
角ごとの角度割り込みで実行される。
【0051】処理がこのルーチンに移行すると、まずス
テップ101においてCPU76は、エンジン回転数
N、単位時間当たりの空気質量G、空燃比フィードバッ
ク補正係数FAF(1),FAF(2)、空燃比学習値
KGi(1),KGi(2)、及び、補正係数KをRA
M73若しくはバックアップRAM74から読み込み、
ステップ102に移行する。
【0052】なお、空燃比フィードバック補正係数FA
F(1),FAF(2)は前記酸素濃度信号OX1,O
X2に応じて第1バンク21及び第2バンク22に対し
てそれぞれ算出される値であり、これら空燃比フィード
バック補正係数FAF(1),FAF(2)に基づく燃
料噴射時間の補正により、空燃比を理論空燃比に近づけ
るフィードバック制御がそれぞれ実行される。このよう
な空燃比のフィードバック制御は、各バンク21,22
の燃焼室30から排出された燃焼ガスを、前記三元触媒
コンバータにおいて最適に浄化するためのものである。
ちなみに、空燃比フィードバック制御は、 (a)各種燃料増量補正が行われていない (b)燃料カット中でない (c)高負荷運転中でない (d)酸素センサ65が活性化されている 等の条件が満たされるときに実行されるもので、これら
条件が満たされないときには空燃比フィードバック補正
係数FAF(1),FAF(2)は「1.0」に設定さ
れる。
【0053】また、空燃比学習値KGi(1),KGi
(2)は第1バンク21及び第2バンク22に対してそ
れぞれ算出される値であり、初期値として「1.0」が
設定されている。これら学習値KGi(1),KGi
(2)は、エンジン11固体の差、経時変化、使用環境
による空燃比のずれを補正するために、空気質量Gに応
じて区分される学習領域ごと、上記空燃比フィードバッ
ク補正係数FAF(1),FAF(2)に基づきそれぞ
れ算出されるものである。
【0054】さらに、補正係数Kは上記酸素センサ65
を除くセンサ等61,62,63,64から検出された
エンジン11の運転状態に応じて、過渡時等の要因分を
補正するものである。
【0055】ステップ102に移行したCPU76は、
負荷率klを、 kl=((G/N)/(G/N)0) と算出する。ここで、(G/N)0は基準のエンジン1
回転当たりの空気質量であり、このときの基本噴射時間
は、図6に示されるように基準の基本噴射時間KINJ
となっている。これら基準のエンジン1回転当たりの空
気質量(G/N)0、及び、基準の基本噴射時間KIN
Jは、エンジン11ごと、その特性に応じて予め定めら
れた定数である。なお、同図6に示されるように、エン
ジン1回転当たりの空気質量G/Nと基本噴射時間とは
比例関係にあるため、エンジン11全体としての基本噴
射時間は、基準の基本噴射時間KINJに負荷率klを
乗ずることにより求められる。
【0056】ステップ102において負荷率klを算出
したCPU76は、ステップ103に移行する。ステッ
プ103においてCPU76は、第1バンク21に分配
される空気質量の分配率kl1を、エンジン回転数N及
び負荷率klに基づく所定のマップにより算出する。こ
の分配率kl1のマップは、エンジン11ごとに、ある
エンジン回転数N及び負荷率klにおいて、第1バンク
21に分配された空気質量を実験的に求め、これをエン
ジン11全体に供給された空気質量で除することにより
作成したものである。なお、本実施の形態においては、
エンジン11全体に供給された空気質量は、第1バンク
21及び第2バンク22の2つに分配されるため、両バ
ンク21,22に均等に分配される場合、分配率kl1
は「0.5」が設定される。また、第1バンク21に分
配される空気質量が第2バンク22に分配される空気質
量よりも多い場合には、分配率kl1は「0.5」より
も大きく設定され、一方、第1バンク21に分配される
空気質量が第2バンク22に分配される空気質量よりも
少ない場合には、分配率kl1は「0.5」よりも小さ
く設定される。
【0057】ステップ103において分配率kl1を算
出したCPU76は、ステップ104に移行する。ステ
ップ104において、CPU76は、第1バンク21の
負荷率kl(1)及び第2バンク22の負荷率kl
(2)をそれぞれ、 kl(1)=kl×kl1 kl(2)=kl×(1−kl1) と算出し、ステップ105に移行する。
【0058】ステップ105においてCPU76は、第
1バンク21の燃料噴射時間tau(1)及び第2バン
ク22の燃料噴射時間tau(2)をそれぞれ、 tau(1)=kl(1)×KINJ×FAF(1)×
KGi(1)×K+TAUV tau(2)=kl(2)×KINJ×FAF(2)×
KGi(2)×K+TAUV と算出する。ここで、無効噴射時間TAUVは、ECU
71からインジェクタ34に駆動信号が通電されてか
ら、実際に同インジェクタ34が燃料を噴射するまでの
作動遅れ時間を加算して補正するものである。
【0059】上述のように、基本噴射時間は負荷率に基
準の基本噴射時間KINJを乗ずることにより算出され
る。本実施の形態においては、負荷率として第1バンク
21及び第2バンク22にそれぞれ分配される空気質量
の相違分を考慮した負荷率kl(1),kl(2)を採
用している。したがって、第1バンク21の基本噴射時
間kl(1)×KINJ及び第2バンク22の基本噴射
時間kl(2)×KINJは、上記分配される空気質量
の相違分を考慮したものとなっている。第1バンク21
の燃料噴射時間tau(1)及び第2バンク22の燃料
噴射時間tau(2)は、上記のように算出された第1
バンク21の基本噴射時間kl(1)×KINJ及び第
2バンク22の基本噴射時間kl(2)×KINJを補
正することで算出される。したがって、これら燃料噴射
時間tau(1),tau(2)各バンク21,22に
分配される空気質量に応じた好適な値に算出される。
【0060】第1バンク21の燃料噴射時間tau
(1)及び第2バンク22の燃料噴射時間tau(2)
を算出したCPU76は、その後の処理を一旦終了す
る。以上のように算出された燃料噴射時間tau
(1),tau(2)に基づき、それぞれ各バンク2
1,22のインジェクタ34がそれぞれ駆動されて燃料
噴射が実行される。
【0061】次に、本実施の形態における燃料噴射量の
制御態様について、図4及び図5に示すタイムチャート
に基づき説明する。なお、同図においては、図4
(a),(b)に示されるように、エンジン1回転当た
りの空気質量G/Nが一定であり、時刻t1以降、機関
回転数Nのみが変化(増加)している状態を示してい
る。
【0062】このような場合において、第1バンク21
に対するエンジン1回転当たりの空気質量(G/N)1
は、図4(a)に直線及び一点鎖線で示されるように、
時刻t1までは0.5G/Nを維持し、同時刻t1以
降、時間の経過とともに増加するものとする。また、第
2バンク22に対するエンジン1回転当たりの空気質量
(G/N)2は、図4(a)に直線及び破線で併せ示さ
れるように、時刻t1までは0.5G/Nを維持し、同
時刻t1以降、上記空気質量(G/N)1の増加に対応
して、時間の経過とともに減少するものとする。
【0063】ここで、本実施の形態においては、第1バ
ンク21の基本噴射時間kl(1)×KINJは、図4
(c)に示されるように同バンク21に分配される空気
質量(G/N)1の時刻t1以降の増加に対応して長め
に補正されている。したがって、第1バンク21の燃料
噴射時間tau(1)は、同バンク21に分配される空
気質量(G/N)1の時刻t1以降の増加を考慮したも
のとなっている。このような場合において、空燃比のフ
ィードバック制御をした場合、図4(d)に示されるよ
うに第1バンク21の酸素濃度信号OX1は時刻t1か
ら比較的短時間経過した時刻t2で理論空燃比に対応す
る基準値よりも小さい値から大きい値へと移行し、リー
ン側からリッチ側に反転することとなる。そして、第1
バンク21の空燃比フィードバック補正係数FAF
(1)も図4(e)に示されるように、同時刻t2で増
加を終了することとなる。
【0064】一方、第2バンク22の基本噴射時間kl
(2)×KINJは、図4(c)に示されるように同バ
ンク22に分配される空気質量(G/N)2の時刻t1
以降の減少に対応して短めに補正されている。したがっ
て、第2バンク22の燃料噴射時間tau(2)は、同
バンク22に分配される空気質量(G/N)2の時刻t
1以降の減少を考慮したものとなっている。このような
場合において、空燃比のフィードバック制御をした場
合、図5(a)に示されるように第2バンク22の酸素
濃度信号OX2は時刻t1から比較的短時間経過した時
刻t3で理論空燃比に対応する基準値よりも大きい値か
ら小さい値へと移行し、リッチ側からリーン側に反転す
ることとなる。そして、第2バンク22の空燃比フィー
ドバック補正係数FAF(2)も図5(b)に示される
ように、同時刻t3で減少を終了することとなる。
【0065】以上により、両バンク21,22とも、理
論空燃比へのフィードバック制御の追随性を向上するこ
とができ、同バンク21,22の燃焼室30から排出さ
れる燃焼ガスを前記三元触媒コンバータ53においてそ
れぞれ好適に浄化することができる。
【0066】また、空燃比学習値KGi(1),KGi
(2)は、上述のように追随性が向上された状態でのフ
ィードバック補正係数FAF(1),FAF(2)に基
づき算出されるため、好適な空燃比学習制御を行うこと
ができる。
【0067】さらに、上記空燃比のフィードバック制御
に限らず、第1及び第2バンク21,22の燃料噴射時
間tau(1),tau(2)は、上記基本噴射時間を
過渡時等の要因分を考慮した補正係数Kにより補正して
算出されている。このような過渡時等の要因分の補正と
しては、 (a)始動後増量補正:エンジン始動時に一定時間増量
し、始動直後のエンジン回転数Nを安定させるためのも
の。前記冷却水温THW及びエンジン回転数Nに応じて
基本噴射時間を補正 (b)暖機増量補正:エンジン冷間時に増量し、運転性
を確保するためのもの。前記冷却水温THWに応じて基
本噴射時間を補正 (c)出力増量補正:エンジン負荷が出力域にあるとき
に増量し、運転性を確保するためのもの。前記スロット
ルバルブ開度TA及びエンジン回転数Nに応じて基本噴
射時間を補正 (d)加速増量補正:加速時に増量してその応答性を向
上し、且つ、好適な空燃比を得るためのもの。前記冷却
水温THW、スロットルバルブ開度TA及び空気質量G
に応じて基本噴射時間を補正 (e)減速減量補正:減速時に減量して運転性能及び燃
料消費率を向上するためのもの。前記冷却水温THW及
び空気質量Gに応じて基本噴射時間を補正 等がある。
【0068】基本噴射時間は、分配される空気質量の相
違分を考慮して補正されているため、以上のような過渡
時等における燃料噴射時間tau(1),tau(2)
も好適に算出され、同エンジン11の運転状態に応じて
適切な空燃比を得たり、運転性を確保したりすることが
できる。
【0069】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施の形態では、エンジン11の運転状態に応
じて適切な空燃比を得たり、運転性を確保したりするこ
とができる。
【0070】(2)第1バンク21の分配率kl1は、
負荷率kl及びエンジン回転数Nに基づくマップにより
算出されるため、同算出を好適に行うことができる。 (3)本実施の形態では、両バンク21,21とも、理
論空燃比へのフィードバック制御の追随性を向上するこ
とができ、同バンク21,22の燃焼室30から排出さ
れる燃焼ガスを三元触媒コンバータ53においてそれぞ
れ好適に浄化することができる。
【0071】(4)本実施の形態では、好適な空燃比学
習制御を行うことができる。 (5)本実施の形態では、第1バンク21及び第2バン
ク22の2つに気筒グループに分類し、同バンク21,
22ごとに燃料噴射量制御を行うようにしているため、
制御構造を簡易なものとすることができる。
【0072】尚、本発明の実施の形態は上記実施形態に
限定されるものではなく、次のように変更してもよい。 ・前記実施の形態においては、エキゾーストマニホール
ド51の各分岐管51a,51bにそれぞれ酸素センサ
65を設け、同センサ65から検出される酸素濃度信号
OX1,OX2に基づき、各バンク21,22ごとに理
論空燃比へのフィードバック制御を行った。これに対し
て、これら分岐管51a,51bが合流した下流側に、
共通の酸素センサを1つだけ設け、同酸素センサから検
出される酸素濃度信号に基づき、各バンク21,22ご
とに理論空燃比へのフィードバック制御を行うようにし
てもよい。
【0073】・前記実施の形態においては、V型エンジ
ン11において、気筒グループを第1バンク21の気筒
及び第2バンク22の気筒により2つに分類した。そし
て、第1バンク21の分配率kl1を算出して、これら
バンク21,22ごとの燃料噴射時間tau(1),t
au(2)をそれぞれ算出した。これに対し、エンジン
の種類は上記に限らず、複数の気筒を有し、気筒ごと、
あるいは気筒群ごとに複数の気筒グループに分類される
のであればよい。そして、外部の空気は共通の吸気通路
からエンジンに供給されるものであり、燃料は各気筒グ
ループごとに設けられたインジェクタにより、同気筒グ
ループごとに噴射されるのであればよい。この場合にお
いても、各気筒グループごとの分配率(分配空気量)を
算出し、この算出された分配率(分配空気量)に基づき
各気筒グループごとの燃料噴射時間を算出することで、
前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0074】・前記実施の形態においては、エキゾース
トマニホールド51の各分岐管51a,51bにそれぞ
れ酸素センサ65を設け、同センサ65から検出される
酸素濃度信号OX1,OX2に基づき理論空燃比へのフ
ィードバック制御を行った。これに対して、上記酸素セ
ンサ65に代えてリーンミクスチャセンサを設け、その
検出値に基づき同様に理論空燃比へのフィードバック制
御を行ってもよい。また、リーンバーシステムとして、
上記リーンミクスチャセンサにより燃料消費率が最良で
あり、且つ、窒素酸化物の排出量及びトルク変動が許容
範囲に維持される所定の希薄空燃比を検出するようにし
てもよい。このリーンミクスチャセンサの検出値に基づ
き上記希薄空燃比へのフィードバック制御を行う場合に
ついては、両バンク21,22とも同希薄空燃比へのフ
ィードバック制御の追随性を向上することができ、同バ
ンク21,22ごとの燃料消費率を最良とし、且つ、窒
素酸化物の排出量及びトルク変動を許容範囲に維持する
ことができる。
【0075】・前記実施の形態においては、第1バンク
21に分配される空気量の分配率kl1を負荷率kl及
びエンジン回転数Nに基づくマップにより算出した。こ
れに対して、エンジン1回転当たりの空気質量G/N、
あるいは単位時間当たりの空気質量Gとエンジン回転数
Nとに基づくマップにより上記分配率kl1を算出する
ようにしてもよい。
【0076】・前記実施の形態においては、エアクリー
ナ46下流側にエアフローメータ61を設け、同エアフ
ローメータ61によりエンジン11に供給される空気質
量Gを空気量として検出した。これに対して、例えばサ
ージタンク47にバキュームセンサを設け、同センサに
より検出された吸気圧に基づき上記空気量を算出しても
よい。この場合、基本噴射時間は吸気圧及びエンジン回
転数Nに基づく所定のマップにより算出する。また、第
1バンク21に分配される空気量の分配率(kl1)は
吸気圧(空気量)及びエンジン回転数Nに基づくマップ
により算出するようにする。この算出された分配率に基
づき上記基本噴射時間を補正することで、前記実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0077】なお、このようにバキュームセンサにより
空気量を算出する場合、前述のような過渡時等の要因分
の考慮した基本噴射時間の補正として、更にアイドル安
定化補正を行うことがある。このアイドル安定化補正
は、アイドル回転の安定化を図るためのもので、主に吸
気圧及びエンジン回転数Nに応じて基本噴射時間を補正
する。基本噴射時間は、分配される空気量の相違分を考
慮したものとなっているため、アイドル回転の安定化も
好適に行うことができる。
【0078】・前記実施の形態のエンジンシステムに別
途、可変バルブタイミング機構を設け、エンジン11の
運転状態に応じた好適なバルブタイミングに制御するよ
うにしてもよい。なお、このときのバルブタイミングの
変更度合は、バルブタイミングが変更される側のカムシ
ャフト(吸気側カムシャフト37又は排気側カムシャフ
ト38)に設けたカム角センサにより検出されるバルブ
タイミングの進角度合VTとして検出される。ここで、
第1バンク21に分配される空気質量と第2バンク22
に分配される空気質量とは、上記バルブタイミングの変
更度合に応じても異なることが発明者によって確認され
ている。したがって、可変バルブタイミング機構を備え
たエンジンシステムの場合の第1バンクの分配率kl1
は、エンジン回転数N、負荷率kl、及び、バルブタイ
ミングの進角度合VTに基づく所定のマップにより算出
する。なお、この分配率kl1のマップは、エンジン1
1ごと、あるエンジン回転数N、負荷率kl、及び、バ
ルブタイミングの進角度合VTにおいて、第1バンク2
1に分配された空気質量を実験的に求め、これをエンジ
ン11全体に供給された空気質量で除することにより作
成される。このようなエンジンシステムにおいては、第
1バンク21の分配率kl1は、エンジン回転数N、負
荷率kl、及び、バルブタイミングの進角度合VTに基
づき算出されるため、同算出を好適に行うことができ
る。
【0079】次に、以上の実施の形態から把握すること
ができる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに
以下に記載する。 (イ)請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の燃料
噴射量制御装置において、前記機関はV字状に分岐され
て、2つのバンクが形成され、前記気筒グループはこれ
らバンクにより分類された内燃機関の燃料噴射量制御装
置。
【0080】同構成によれば、上記気筒グループは、V
字状に分岐された2つのバンクにより分類されているた
め、同気筒グループごとの燃料噴射量制御をバンクごと
の簡単な構造によって行うことができる。
【0081】(ロ)請求項1又は2に記載の内燃機関の
燃料噴射量制御装置において、前記機関のバルブタイミ
ングを可変とする可変バルブタイミング機構を備え、前
記運転状態検出手段は、前記機関の回転数を検出する機
関回転数検出手段及び該機関のバルブタイミングを検出
するバルブタイミング検出手段を備え、前記分配空気量
は、前記検出された空気量、機関回転数及びバルブタイ
ミングに基づき算出された内燃機関の燃料噴射量制御装
置。
【0082】同構成によれば、バルブタイミング可変機
構を備えた機関において、上記分配空気量は、上記空気
量、上記機関回転数及び上記バルブタイミングに基づき
算出されるため、同算出を好適に行うことができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2に
記載の発明では、共通の吸気通路から各気筒グループに
分配される空気量に応じて、同気筒グループごとに好適
な燃料噴射量に制御することができる。
【0084】請求項3に記載の発明では、分配空気量
は、機関に供給される空気量及び機関回転数に基づき算
出されるため、同算出を好適に行うことができる。請求
項4に記載の発明では、所要空燃比へのフィードバック
制御時において、機関の運転状態の変化に伴い上記分配
空気量が変化した場合、同フィードバック制御の追随性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料噴射量制御装置の一実施の形
態が適用されるエンジンシステムの概要を示す略図。
【図2】同実施の形態の電気的構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態の燃料噴射時間算出ルーチンを示
すフローチャート。
【図4】同実施の形態の燃料噴射量の制御態様を示すタ
イムチャート。
【図5】同実施の形態の燃料噴射量の制御態様を示すタ
イムチャート。
【図6】機関1回転当たりの空気質量と基本噴射時間と
の関係を示すグラフ。
【図7】従来の燃料噴射量制御装置の燃料噴射量の制御
態様を示すタイムチャート。
【図8】同装置の燃料噴射量の制御態様を示すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
11…エンジン、21…第1バンク、22…第2バン
ク、34…インジェクタ、61…エアフローメータ、6
4…クランク角センサ、65…酸素センサ、71…EC
U。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 301 F02D 45/00 301C 366 366F Fターム(参考) 3G084 AA03 BA13 CA03 CA04 CA06 DA02 DA04 DA05 DA23 EA08 EB02 EB13 EB17 EC03 FA07 FA18 FA30 FA33 FA38 3G301 HA01 HA06 HA19 JA02 JA03 JA20 KA07 KA12 KA16 LA03 LB02 MA01 MA11 NA00 NA08 NB02 NB06 NC02 ND02 ND21 NE01 NE14 PA01Z PA07Z PA11Z PA18Z PD08A PD08Z PE01Z PE03Z PE08Z PF03Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を有し、該複数の気筒は気筒
    ごとあるいは気筒群ごとに複数の気筒グループに分類さ
    れた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 前記複数の気筒グループに共通の吸気通路に設けられ、
    前記機関に供給される空気量を検出する空気量検出手段
    と、 前記機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記検出された空気量に基づき、前記気筒グループごと
    にそれぞれ噴射する燃料量を算出する燃料噴射量算出手
    段と、 前記検出された運転状態に基づき、前記検出された空気
    量が前記気筒グループごとに分配される空気量を算出す
    る分配空気量算出手段と、 前記算出された分配空気量に基づき前記算出された燃料
    噴射量を補正する燃料噴射量補正手段と、 前記補正された燃料噴射量に基づき、前記気筒グループ
    ごとにそれぞれ燃料を噴射する燃料噴射手段とを備えた
    内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射量
    制御装置において、 前記燃料噴射量補正手段は、前記算出された分配空気量
    が多いほど、前記算出された燃料噴射量を多めに補正す
    る内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料
    噴射量制御装置において、 前記運転状態検出手段は、前記機関の回転数を検出する
    機関回転数検出手段を備え、 前記分配空気量は、前記検出された空気量及び機関回転
    数に基づき算出された内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機
    関の燃料噴射量制御装置において、 前記気筒グループごとの排気通路にはそれぞれ該気筒グ
    ループごとの混合気の空燃比を検出する空燃比センサが
    設けられ、 前記検出された空燃比に基づき前記気筒グループごとの
    混合気の空燃比を所要空燃比にフィードバック制御する
    ように前記補正された燃料噴射量を更に補正する空燃比
    フィードバック補正手段を備えた内燃機関の燃料噴射量
    制御装置。
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