JP2000093978A - 浄化活性化装置 - Google Patents
浄化活性化装置Info
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- JP2000093978A JP2000093978A JP10272407A JP27240798A JP2000093978A JP 2000093978 A JP2000093978 A JP 2000093978A JP 10272407 A JP10272407 A JP 10272407A JP 27240798 A JP27240798 A JP 27240798A JP 2000093978 A JP2000093978 A JP 2000093978A
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- purification
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水や油の圧力損失が少なく、内部の定期洗浄
が不要であり、しかも装置の設置方向及び水や油の流れ
の方向性について特別な制約を受けない浄化活性化装置
を提供する。 【解決手段】 両端に水又は油の出入口(3a)を有す
る円筒状容器(1)と、容器に内設された一重以上の螺
旋体(5)とを備え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固
定された固定軸(15)と、固定軸に外嵌されて外縁部
が容器に内接する螺旋板(6)とから成り、螺旋体は、
少なくとも表層部の全部又は一部がセラミック粉末を混
入した樹脂又はセラミック材で形成され、セラミック粉
末又はセラミック材が容器内に流入した水又は油を浄化
活性化する。例えば、螺旋板は、固定軸に外嵌される軸
部(7)と軸部の外周部に螺旋状に一体に突設された板
部(8)とから成る。例えば、螺旋板は、軸方向に分解
組立可能に形成される。好ましくは、容器は、少なくと
も内壁面の全部又は一部がセラミック粉末を混入した樹
脂又はセラミック材で形成される。固定軸は、少なくと
も一部が永久磁石で形成される。
が不要であり、しかも装置の設置方向及び水や油の流れ
の方向性について特別な制約を受けない浄化活性化装置
を提供する。 【解決手段】 両端に水又は油の出入口(3a)を有す
る円筒状容器(1)と、容器に内設された一重以上の螺
旋体(5)とを備え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固
定された固定軸(15)と、固定軸に外嵌されて外縁部
が容器に内接する螺旋板(6)とから成り、螺旋体は、
少なくとも表層部の全部又は一部がセラミック粉末を混
入した樹脂又はセラミック材で形成され、セラミック粉
末又はセラミック材が容器内に流入した水又は油を浄化
活性化する。例えば、螺旋板は、固定軸に外嵌される軸
部(7)と軸部の外周部に螺旋状に一体に突設された板
部(8)とから成る。例えば、螺旋板は、軸方向に分解
組立可能に形成される。好ましくは、容器は、少なくと
も内壁面の全部又は一部がセラミック粉末を混入した樹
脂又はセラミック材で形成される。固定軸は、少なくと
も一部が永久磁石で形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック材によ
り水や油を浄化活性化する浄化活性化装置に関する。
り水や油を浄化活性化する浄化活性化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水や油を、特殊組成のセラミックボール
中を通過させ又はセラミックボールと共に流動させると
微弱な電圧を発生し、水や油のイオン化及び活性化が促
進される。この原理を利用して、水や油をセラミックボ
ールを収容した容器の中を通過させ、あるいは容器中の
セラミックボールと共に流動させて浄化活性化する、種
々の浄化活性化装置が知られている。
中を通過させ又はセラミックボールと共に流動させると
微弱な電圧を発生し、水や油のイオン化及び活性化が促
進される。この原理を利用して、水や油をセラミックボ
ールを収容した容器の中を通過させ、あるいは容器中の
セラミックボールと共に流動させて浄化活性化する、種
々の浄化活性化装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の、水や油をセラミックボールを収容した容器の中を
通過させ、あるいはセラミックボールと共に流動させ
て、水や油を浄化活性化する浄化活性化装置では、容器
中のセラミックボールが水や油の抵抗となって流れに圧
力損失を生じ、これを減少させるために装置の大型化等
が必要になるという問題がある。また、セラミックボー
ルを容器内で固定した場合には、セラミックボールに汚
れが付着しやすくなり定期洗浄が必要になる一方、セラ
ミックボールを流動させた場合には、流動性をよくする
ために容器を縦置きにし、しかも水や油を下から上へ流
さなければならないという制約がある。
来の、水や油をセラミックボールを収容した容器の中を
通過させ、あるいはセラミックボールと共に流動させ
て、水や油を浄化活性化する浄化活性化装置では、容器
中のセラミックボールが水や油の抵抗となって流れに圧
力損失を生じ、これを減少させるために装置の大型化等
が必要になるという問題がある。また、セラミックボー
ルを容器内で固定した場合には、セラミックボールに汚
れが付着しやすくなり定期洗浄が必要になる一方、セラ
ミックボールを流動させた場合には、流動性をよくする
ために容器を縦置きにし、しかも水や油を下から上へ流
さなければならないという制約がある。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、水や油の圧力損失が少なく、内部の定
期洗浄が不要であり、しかも装置の設置方向及び水や油
の流れの方向性について特別な制約を受けない浄化活性
化装置を提供することを課題とする。
なされたもので、水や油の圧力損失が少なく、内部の定
期洗浄が不要であり、しかも装置の設置方向及び水や油
の流れの方向性について特別な制約を受けない浄化活性
化装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明が採用する手段は、両端に水又は油の出入
口を有する円筒状容器と、この容器に内設された一重以
上の螺旋体とを備え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固
定された固定軸と、固定軸に外嵌されて外縁部が容器に
内接する螺旋板とから成り、螺旋体は、少なくとも表層
部の全部又は一部がセラミック粉末を混入した樹脂で形
成され、このセラミック粉末又はセラミック材が容器内
に流入した水又は油を浄化活性化することにある。本手
段において、螺旋体は、一方の出入口から流入した水又
は油に旋回流を与えながら、これを他方の出入口から流
出させる。この間、螺旋体に混入したセラミック粉末又
はセラミック材が水又は油を浄化活性化する。螺旋体に
より水又は油の流れが旋回流となるので、長時間セラミ
ック粉末又はセラミック材と接触することができる。
めに、本発明が採用する手段は、両端に水又は油の出入
口を有する円筒状容器と、この容器に内設された一重以
上の螺旋体とを備え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固
定された固定軸と、固定軸に外嵌されて外縁部が容器に
内接する螺旋板とから成り、螺旋体は、少なくとも表層
部の全部又は一部がセラミック粉末を混入した樹脂で形
成され、このセラミック粉末又はセラミック材が容器内
に流入した水又は油を浄化活性化することにある。本手
段において、螺旋体は、一方の出入口から流入した水又
は油に旋回流を与えながら、これを他方の出入口から流
出させる。この間、螺旋体に混入したセラミック粉末又
はセラミック材が水又は油を浄化活性化する。螺旋体に
より水又は油の流れが旋回流となるので、長時間セラミ
ック粉末又はセラミック材と接触することができる。
【0006】例えば、螺旋板は、固定軸に外嵌される軸
部と、この軸部の外周部に螺旋状に一体に突設された板
部とから成る。例えば、螺旋板は、軸方向に分解組立可
能に形成される。好ましくは、容器は、少なくとも内壁
面の全部又は一部がセラミック粉末又はセラミック材を
混入した樹脂で形成される。さらに好ましくは、固定軸
は、少なくとも一部が永久磁石で形成される。永久磁石
の磁気が、水又は油の浄化活性化をさらに促進する。
部と、この軸部の外周部に螺旋状に一体に突設された板
部とから成る。例えば、螺旋板は、軸方向に分解組立可
能に形成される。好ましくは、容器は、少なくとも内壁
面の全部又は一部がセラミック粉末又はセラミック材を
混入した樹脂で形成される。さらに好ましくは、固定軸
は、少なくとも一部が永久磁石で形成される。永久磁石
の磁気が、水又は油の浄化活性化をさらに促進する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る浄化活性化
装置の発明の実施の形態を、図1ないし図4に示す第1
実施例を参照して詳細に説明する。図1に示すように、
出入口3aを有するフランジ付きの蓋3を円筒状の容器
本体2に、フランジ2aを介して液密に取り付け、容器
1を形成する。螺旋板6を、容器1に内設する。螺旋板
6は、軸部7と、この軸部の外周部に螺旋状に一体に突
設された板部8とから成り、水や油に対して浄化活性化
作用を有するセラミック粉末を混入した樹脂、又は10
0%のセラミック材により形成される。この螺旋板6を
容器1内に、固定軸15により固定部材10を介して固
定する。図4に示すように、固定軸15は、永久磁石製
の心棒17aを磁気を通す樹脂製のパイプ17bで囲ん
で形成した軸棒17の両端に、樹脂製のキャップ16を
螺着して成る。固定軸15は容器1内の軸心位置に固定
され、螺旋板6が固定軸15をの軸棒17を外嵌する。
板部8は、図1の図示下方に湾曲する湾曲部8aを有
し、容器本体2に内接する。
装置の発明の実施の形態を、図1ないし図4に示す第1
実施例を参照して詳細に説明する。図1に示すように、
出入口3aを有するフランジ付きの蓋3を円筒状の容器
本体2に、フランジ2aを介して液密に取り付け、容器
1を形成する。螺旋板6を、容器1に内設する。螺旋板
6は、軸部7と、この軸部の外周部に螺旋状に一体に突
設された板部8とから成り、水や油に対して浄化活性化
作用を有するセラミック粉末を混入した樹脂、又は10
0%のセラミック材により形成される。この螺旋板6を
容器1内に、固定軸15により固定部材10を介して固
定する。図4に示すように、固定軸15は、永久磁石製
の心棒17aを磁気を通す樹脂製のパイプ17bで囲ん
で形成した軸棒17の両端に、樹脂製のキャップ16を
螺着して成る。固定軸15は容器1内の軸心位置に固定
され、螺旋板6が固定軸15をの軸棒17を外嵌する。
板部8は、図1の図示下方に湾曲する湾曲部8aを有
し、容器本体2に内接する。
【0008】図2に示すように、固定部材10は円板状
に形成され、板面の4箇所に開口部11を有する。固定
部材10の軸部12には軸孔13が穿設され、一方の端
面に凹凸部14を有する。図1及び図3に示すように、
螺旋板6は、同一形状の単位部材20が複数軸方向に結
合されて成り、分解組立可能である。単位部材20は、
軸棒17を挿通させる軸孔21cを有し、軸部21の外
周360°について螺旋状の板部22が突設される。軸
部21の両端には、凹凸の向きが相互に円周方向に90
°ずれた凹凸部21a、21bを有し、この凹凸部21
a、21bが他の単位部材20の凹凸部21a、21b
に、又は固定部材10の凹凸部14に嵌合して、螺旋板
6を形成する。
に形成され、板面の4箇所に開口部11を有する。固定
部材10の軸部12には軸孔13が穿設され、一方の端
面に凹凸部14を有する。図1及び図3に示すように、
螺旋板6は、同一形状の単位部材20が複数軸方向に結
合されて成り、分解組立可能である。単位部材20は、
軸棒17を挿通させる軸孔21cを有し、軸部21の外
周360°について螺旋状の板部22が突設される。軸
部21の両端には、凹凸の向きが相互に円周方向に90
°ずれた凹凸部21a、21bを有し、この凹凸部21
a、21bが他の単位部材20の凹凸部21a、21b
に、又は固定部材10の凹凸部14に嵌合して、螺旋板
6を形成する。
【0009】次に、本浄化活性化装置の作用について説
明する。下側の蓋3の出入口3aから容器1内に流入し
た水又は油は、固定部材10の開口部11を通過したの
ち螺旋板6に取り込まれ、上下の板部8、8と軸部7と
容器本体2の内壁2bとにより形成される流路内を流れ
て上昇する。この間、螺旋板6の板部8及び軸部7に混
入されたセラミック粉末又はセラミック材が水又は油を
浄化活性化する。水又は油は旋回流となるので、長時間
セラミック粉末又はセラミック材と接触することがで
き、十分に浄化活性化される。さらには、永久磁石製の
心棒17aがその磁気により水又は油を浄化活性化す
る。この浄化活性化さた水又は油は、固定部材10の開
口部11を通って、上側の蓋3の出入口3aから容器1
外に出る。
明する。下側の蓋3の出入口3aから容器1内に流入し
た水又は油は、固定部材10の開口部11を通過したの
ち螺旋板6に取り込まれ、上下の板部8、8と軸部7と
容器本体2の内壁2bとにより形成される流路内を流れ
て上昇する。この間、螺旋板6の板部8及び軸部7に混
入されたセラミック粉末又はセラミック材が水又は油を
浄化活性化する。水又は油は旋回流となるので、長時間
セラミック粉末又はセラミック材と接触することがで
き、十分に浄化活性化される。さらには、永久磁石製の
心棒17aがその磁気により水又は油を浄化活性化す
る。この浄化活性化さた水又は油は、固定部材10の開
口部11を通って、上側の蓋3の出入口3aから容器1
外に出る。
【0010】このように、本浄化活性化装置では従来の
浄化活性化装置のようにセラミックボールをまったく使
用せず、しかも水又は油が螺旋板の中を大きな抵抗を受
けずに滑らかに流れるので、圧力損失をほとんど生じな
い。また、セラミック粉末又はセラミック材の表面を水
又は油が一定の流速をもって常に流れているので、セラ
ミック粉末又はセラミック材への汚れの付着が防止さ
れ、内部の定期洗浄が不要になる。なお、上述した浄化
活性化装置では水又は油を下から上へ流したが、これと
は逆に上から下へ流すこともでき、装置全体を横置きと
することもできる。つまり、装置の設置方向及び水や油
の流れの方向性について特別な制約を受けない。
浄化活性化装置のようにセラミックボールをまったく使
用せず、しかも水又は油が螺旋板の中を大きな抵抗を受
けずに滑らかに流れるので、圧力損失をほとんど生じな
い。また、セラミック粉末又はセラミック材の表面を水
又は油が一定の流速をもって常に流れているので、セラ
ミック粉末又はセラミック材への汚れの付着が防止さ
れ、内部の定期洗浄が不要になる。なお、上述した浄化
活性化装置では水又は油を下から上へ流したが、これと
は逆に上から下へ流すこともでき、装置全体を横置きと
することもできる。つまり、装置の設置方向及び水や油
の流れの方向性について特別な制約を受けない。
【0011】また、螺旋板6が板部8に湾曲部8aを有
しているので、セラミック粉末又はセラミック材と水又
は油との接触面積が増加し、螺旋板6の強度も増加す
る。さらに、螺旋板6は、一体成型した同一形状の単位
部材20を複数結合して形成するので、製造が容易であ
る。また、単位部材20は、凹凸部21a、21bによ
り他の単位部材20と結合するので、板部22を連続さ
せるための円周方向の位置出しが不要となり、組み立て
も容易である。
しているので、セラミック粉末又はセラミック材と水又
は油との接触面積が増加し、螺旋板6の強度も増加す
る。さらに、螺旋板6は、一体成型した同一形状の単位
部材20を複数結合して形成するので、製造が容易であ
る。また、単位部材20は、凹凸部21a、21bによ
り他の単位部材20と結合するので、板部22を連続さ
せるための円周方向の位置出しが不要となり、組み立て
も容易である。
【0012】なお、本浄化活性化装置では、螺旋板6の
全部をセラミック粉末を混入した樹脂又は100%のセ
ラミック材により形成したが、螺旋板の表層部だけを、
さらにはその一部のみを、同樹脂製又はセラミック製と
することができる。また、容器1の全部、少なくともそ
の内壁面の全部又は一部を、併せて同樹脂製又はセラミ
ック製とすることもできる。さらに、上述した固定部材
10に、開口部11の代わりに螺旋状のルーバを設け、
固定部材10の通過時から旋回流を形成することもでき
る。
全部をセラミック粉末を混入した樹脂又は100%のセ
ラミック材により形成したが、螺旋板の表層部だけを、
さらにはその一部のみを、同樹脂製又はセラミック製と
することができる。また、容器1の全部、少なくともそ
の内壁面の全部又は一部を、併せて同樹脂製又はセラミ
ック製とすることもできる。さらに、上述した固定部材
10に、開口部11の代わりに螺旋状のルーバを設け、
固定部材10の通過時から旋回流を形成することもでき
る。
【0013】
【実施例】図5に、本発明に係る浄化活性化装置の第2
実施例を示す。図5に示すように、この浄化活性化装置
の螺旋板30は、外縁部に湾曲部を有しない点において
第1実施例の浄化活性化装置と異なる。但し、装置の作
用効果は、湾曲部を備えた場合の上記作用効果を除く
と、第1実施例の浄化活性化装置の作用効果と同様であ
る。上下の蓋31は、ねじ込み式で容器本体32に取り
付けられる。
実施例を示す。図5に示すように、この浄化活性化装置
の螺旋板30は、外縁部に湾曲部を有しない点において
第1実施例の浄化活性化装置と異なる。但し、装置の作
用効果は、湾曲部を備えた場合の上記作用効果を除く
と、第1実施例の浄化活性化装置の作用効果と同様であ
る。上下の蓋31は、ねじ込み式で容器本体32に取り
付けられる。
【0014】図6及び図7に、本発明に係る浄化活性化
装置の第3実施例を示す。図6に示すように、この浄化
活性化装置は、螺旋体38の螺旋板39を形成する真中
の一つの単位部材42が容器本体41と一体に形成さ
れ、この単位部材42により螺旋体38を容器本体41
に固定する。他の単位部材40は、この単位部材42の
上下に固定され、容器本体41に固定される。図6及び
図7に示すように、単位部材40は、軸部40aの外周
に中心角が90°の扇形の板部40bを4枚有する。単
位部材42も同様に形成される。従って、水又は油は4
重に形成した螺旋体38の中を分かれて流れる。この浄
化活性化装置では、容器本体41とその単位部材40及
び他の単位部材42をすべてセラミック粉末を混入した
樹脂又は100%のセラミック材により形成したので、
水又は油が十分に浄化活性化される。
装置の第3実施例を示す。図6に示すように、この浄化
活性化装置は、螺旋体38の螺旋板39を形成する真中
の一つの単位部材42が容器本体41と一体に形成さ
れ、この単位部材42により螺旋体38を容器本体41
に固定する。他の単位部材40は、この単位部材42の
上下に固定され、容器本体41に固定される。図6及び
図7に示すように、単位部材40は、軸部40aの外周
に中心角が90°の扇形の板部40bを4枚有する。単
位部材42も同様に形成される。従って、水又は油は4
重に形成した螺旋体38の中を分かれて流れる。この浄
化活性化装置では、容器本体41とその単位部材40及
び他の単位部材42をすべてセラミック粉末を混入した
樹脂又は100%のセラミック材により形成したので、
水又は油が十分に浄化活性化される。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の浄
化活性化装置は、両端に水又は油の出入口を有する円筒
状容器と、容器に内設された一重以上の螺旋体とを備
え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固定された固定軸
と、固定軸に外嵌されて外縁部が容器に内接する螺旋板
とから成り、螺旋体は、少なくとも表層部の全部又は一
部がセラミック粉末を混入した樹脂又はセラミック材で
形成され、このセラミック粉末又はセラミック材が容器
内に流入した水又は油を浄化活性化する。従って、水や
油の流れに圧力損失が少なく、内部の定期洗浄が不要で
あり、しかも装置の設置方向及び水や油の流れの方向性
について特別な制約を受けないという優れた効果を奏す
る。
化活性化装置は、両端に水又は油の出入口を有する円筒
状容器と、容器に内設された一重以上の螺旋体とを備
え、螺旋体は、容器内の軸心位置に固定された固定軸
と、固定軸に外嵌されて外縁部が容器に内接する螺旋板
とから成り、螺旋体は、少なくとも表層部の全部又は一
部がセラミック粉末を混入した樹脂又はセラミック材で
形成され、このセラミック粉末又はセラミック材が容器
内に流入した水又は油を浄化活性化する。従って、水や
油の流れに圧力損失が少なく、内部の定期洗浄が不要で
あり、しかも装置の設置方向及び水や油の流れの方向性
について特別な制約を受けないという優れた効果を奏す
る。
【0016】好ましくは、固定軸は、少なくとも一部が
永久磁石で形成されるから、水又は油の浄化活性化がさ
らに促進される。
永久磁石で形成されるから、水又は油の浄化活性化がさ
らに促進される。
【図1】本発明に係る浄化活性化装置の第1実施例を、
一部を断面で示す正面図である。
一部を断面で示す正面図である。
【図2】図1の固定部材を示す平面図である。
【図3】図1の単位部材を示す平面図である。
【図4】図1の固定軸を示す断面図である。
【図5】本発明に係る浄化活性化装置の第2実施例を、
一部を断面で示す正面図である。
一部を断面で示す正面図である。
【図6】本発明に係る浄化活性化装置の第3実施例を、
一部を断面で示す正面図である。
一部を断面で示す正面図である。
【図7】図6の単位部材を示す平面図である。
1 容器、2 容器本体、2a フランジ、2b 内
壁、3 蓋、3a 出入口、4 ボルト、5 螺旋体、
6 螺旋板、7 軸部、8 板部、8a 湾曲部、10
固定部材、11 開口部、12 軸部、13 軸孔、
14 凹凸部、15 固定軸、16 キャップ、17
軸棒、17a 心棒、17b パイプ、20 単位部
材、21 軸部、21a,21b 凹凸部、21c 軸
孔、22 板部、30 螺旋板、31 蓋、32 容器
本体、38 螺旋体、39 螺旋板、40 単位部材、
40a 軸部、40b 板部、41 容器本体、42
単位部材
壁、3 蓋、3a 出入口、4 ボルト、5 螺旋体、
6 螺旋板、7 軸部、8 板部、8a 湾曲部、10
固定部材、11 開口部、12 軸部、13 軸孔、
14 凹凸部、15 固定軸、16 キャップ、17
軸棒、17a 心棒、17b パイプ、20 単位部
材、21 軸部、21a,21b 凹凸部、21c 軸
孔、22 板部、30 螺旋板、31 蓋、32 容器
本体、38 螺旋体、39 螺旋板、40 単位部材、
40a 軸部、40b 板部、41 容器本体、42
単位部材
Claims (5)
- 【請求項1】 両端に水又は油の出入口(3a)を有す
る円筒状容器(1)と、前記容器に内設された一重以上
の螺旋体(5、38)とを備え、前記螺旋体は、前記容
器内の軸心位置に固定された固定軸(15)と、前記固
定軸に外嵌されて外縁部が前記容器に内接する螺旋板
(6、30、39)とから成り、前記螺旋体は、少なく
とも表層部の全部又は一部がセラミック粉末を混入した
樹脂又はセラミック材で形成され、前記セラミック粉末
又はセラミック材が前記容器内に流入した水又は油を浄
化活性化することを特徴とする浄化活性化装置。 - 【請求項2】 前記容器(1)は、少なくとも内壁面の
全部又は一部がセラミック粉末を混入した樹脂又はセラ
ミック材で形成されたことを特徴とする、請求項1に記
載の浄化活性化装置。 - 【請求項3】 前記螺旋板(6、30、39)は、前記
固定軸に外嵌される軸部(7)と前記軸部の外周部に螺
旋状に一体に突設された板部(8)とから成ることを特
徴とする、請求項1又は2に記載の浄化活性化装置。 - 【請求項4】 前記螺旋板(6、30、39)は、軸方
向に分解組立可能に形成されたことを特徴とする、請求
項1ないし3のいずれか一つに記載の浄化活性化装置。 - 【請求項5】 前記固定軸(15)は、少なくとも一部
が永久磁石で形成されたことを特徴とする、請求項1な
いし4のいずれか一つに記載の浄化活性化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272407A JP2000093978A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 浄化活性化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272407A JP2000093978A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 浄化活性化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
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WO2009125451A1 (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-15 | Tamura Kikuo | 活水化モジュール、及びこれを用いた活水装置 |
JPWO2009125451A1 (ja) * | 2008-04-07 | 2011-07-28 | 田村 喜久雄 | 活水化モジュール、及びこれを用いた活水装置 |
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