JP2000093549A - バーベル用バー - Google Patents

バーベル用バー

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JP2000093549A JP10265419A JP26541998A JP2000093549A JP 2000093549 A JP2000093549 A JP 2000093549A JP 10265419 A JP10265419 A JP 10265419A JP 26541998 A JP26541998 A JP 26541998A JP 2000093549 A JP2000093549 A JP 2000093549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重心が体の前方に偏って腰や背筋に負担がか
っかた。 【解決手段】 棒材1の両端にベル取付け部2が形成さ
れ、両ベル取付け部2の間に、人が入ることができるよ
うに凹陥したセット部3が形成され、セット部3に人が
出入り可能な出入り口4が開口されてなる。棒材1の両
端のベル取付け部2の中心軸X−Xの前後の重量が均衡
している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両端にベルと呼ばれ
る重量物を取り付けて、ウエイトトレーニングをした
り、重量上げをしたりするのに使用されるバーベル用バ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバーベルは図5(a)に示す様
に、直線状のバーAの軸方向両端に、円盤状の重量物
(通常、ベルと呼ばれている)Bを脱着することがで
き、バーAに装着するベルBの枚数や重さを変えること
により全体の重量を調節できるようにしてある。バーA
にはローレット加工されたグリップ部Cが形成されてお
り、ベルBは金属製の円盤の中心部に図5(b)に示す
様にバーAの両端のベル取付け部Dを挿入可能な取付け
穴Eが開口されている。図4(a)に示すバーAにベル
Bを取り付けるには、図5(c)に示す様にバーAの両
端のベル取付け部Dの内側にリング状の内カラーFを取
り付け、内カラーFの外側のベル取付け部DをベルBの
取付け穴Eに挿入し、ベルBより外側に突出した両端の
ベル取付け部Dにリング状の外カラーGを被せて、内カ
ラーFと外カラーGとによりベルBを挟み込んで固定す
るようにする。
【0003】ベルBの取付け穴Eの内径は標準化されて
いるが、標準規格にも2通りあり、ベル取付け部Dの直
径が28mmのものと50mmのものとがある。この場
合、バーAのベル取付け部D及びベルBの取付け穴Eの
寸法を25mm用と、50mm用の2通りを用意してお
けば、用途に応じて使い分けることができるが、それで
はベル取付け部Dと取付け穴Eの寸法の異なるバーAと
ベルBを2通り用意しなけければならないという無駄が
ある。そこで従来は、ベル取付け部Dの直径が28mm
のバーAを用意しておき、取付け穴Eが28mmのベル
Bと50mmのベルBとを用意しておいて、直径28m
mのベル取付け部Dに取付け穴Eが28mmのベルBを
取付けたり、直径28mmのベル取付け部Dに外径が5
0mmの筒状のスリーブHを被せ、その外側に取付け穴
Eが50mmのベルBを被せて装着固定できるようにし
てある。
【0004】従来のバーベルを用いて行うトレーニング
には、図6(a)に示す様に所望枚数のベルBを取り付
けたバーAのグリップ部Cを握ったまま図6(b)に示
す様に立ち上がり、立ち上がったら同図(a)に示す様
にしゃがむ動作を繰り返す(スクワットする)ことによ
って、バーベルを上げ下げして脚やヒップを鍛えるトレ
ーニングや、図7(a、b)に示す様に起立した状態で
身体の前でバーベルを上げ下げして腕を鍛えるトレーニ
ング等がある。
【0005】しかし、従来のバーAは直線状であるた
め、図6、図7に示すようなトレーニングを行う場合
は、図6(c)、図7(c)に示す様にバーAを身体の
前で握るしかなく、バーベルの重心が身体の前方に偏
る。このため、この状態でスクワットを行ったり、バー
ベルを上げ下げしたりすると腰や背筋に過度の負担がか
かって怪我をする虞れがあった。
【0006】前記課題を解決するために従来は、図8に
示す様なバーベル用のバーAが既に開発されている。こ
のバーAは一般にトラップバーと呼ばれるものであり、
同図に示す様に、両端のベル取付け部Dの間に、人間が
入ることのできる大きさの菱形のセット部Iが形成さ
れ、セット部Iの左右内側にグリップ部Cを設けたもの
である。このバーAを使用する場合は、ベル取付け部D
に内カラーF、ベルB、外カラーGの順に装着してか
ら、セット部Iの内側に人間が入り、グリップ部Cを掴
んで、スクワットやバーベルの上げ下げ等のトレーニン
グを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すものは、バ
ーAが前後左右に対称な形状であり、ベルBがセット部
I内に入った身体の真横に位置するため、身体の前方に
バーベルの重心が偏ることがなく、前記の様なバーベル
が有する課題が解決されるが、次の様な課題があった。 (1)人間がセット部Iの内側に入るためには、セット
部Iの外周の枠Jを跨ぐか、バーAを持ち上げて枠Jの
下をくぐる様にしなければならず、セット部Iの内側へ
入ったり、内側から外に出たりするのが面倒である。 (2)ベル取付け部DにベルBを取り付けると、セット
部IがベルBの半径分だけ床よりも高くなるため、枠J
を跨ぐ際に枠Jにつまづいて転倒する虞れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、前記し
た棒状のバー及びトラップバーが有する各種課題を解決
できるバーベル用バーを提供することにある。
【0009】本件出願の第1の発明のバーベル用バー
は、棒材の両端にベル取付け部が形成され、両ベル取付
け部の間に、人が入ることができるように凹陥したセッ
ト部が形成され、セット部に人が出入り可能な出入り口
が開口されてなるものである。
【0010】本件出願の第2の発明のバーベル用バー
は、棒材の両端のベル取付け部の中心軸(X−X)の前
後の重量を均衡させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明のバーベル
用バーの第1の実施形態を図1に基づいて詳細に説明す
る。このバーベル用バーは同図(a、b)に示すよう
に、金属製の棒材1の長手方向中央部を半円弧状に湾曲
させて、内側に人間が入ることの可能な大きさのセット
部3を形成すると共に、セット部3の湾曲方向と反対側
に出入り口4を形成して、この出入り口4からセット部
3に人間が出入りできるようにしてある。
【0012】セット部3の両側には表面をローレット加
工してグリップ10を形成し、その先を逆方向に湾曲さ
せてセット部3よりも径の小さな小円弧状のバランス部
11を形成し、更に、バランス部11の両側を直線状に
形成して、その両端にベル取付け部2を形成してある。
バランス部11の根元には金属丸棒による補強材12を
取付けてセット部3とバランス部11とを補強してあ
る。ベル取付け部2の先端側は外側に向けて次第に細く
してベルBの取付け穴Eに挿入し易くしてある。また、
ベル取付け部2の上には螺子穴13が開口されており、
その外側に被せたスリーブ14の螺子穴から螺子をねじ
込んでスリーブ14を固定できるようにしてある。図1
ではベル取付け部2の下面にも螺子穴が開口されている
が、それは上面に開口された螺子穴13の丁度真下にあ
るため、図示されていない。グリップ10にはラバーゴ
ムを取り付けたり、外周面に手のひらの形状に合わせて
凹凸を形成したりして、滑り止め機能を持たせることも
できる。
【0013】図1(a)に示す様に左右のバランス部1
1及び補強材12は、両端のベル取付け部2間を結ぶ中
心軸X−Xを挟んでセット部3と反対側に形成されてい
る。この場合、セット部3の重量と、バランス部11と
補強材12とを加算した重量とは中心軸X−Xを挟んで
同じ重さになるようにして、中心軸X−Xの前後の重量
が均衡(バランス)するようにしてある。棒材1と補強
材12とは同一素材、同一外径の金属棒であり、質感を
高めると共に防錆のために表面にクロームメッキを施し
てある。
【0014】尚、セット部3の重量と、バランス部11
と補強材12とを加算した重量が両端のベル取付け部2
間を結ぶ中心軸X−Xの前後でうまく均衡しないときに
は任意の部位に重り15を付けて重量の均衡を図るよう
にする。具体的には例えば、図4(a)に示す様な中央
にボルト孔16が開設されたステンレス製又は鉄製の半
円盤状の重り15を2枚用意し、図4(b)に示す様に
2枚の重り15で前記バランス部11を上下から挟むよ
うにして同重り15をバランス部11に取付け、図4
(a)に示す様に一方の重り15のボルト孔16からワ
ッシャー17を介してボルト18を螺合して、上下の重
り15を連結固定する。勿論、重り15の形状、材質、
取付位置、取付方法等は図4に示すものに限られず、こ
れ以外であってもよい。
【0015】棒材1の素材となる金属には鉄、アルミ、
チタン、ステンレスその他の合金等の所望のものを選択
して使用することができる。棒材1に施すメッキにもク
ローム以外のものを使用することができる。
【0016】図1の実施例では棒材1の外径を28m
m、ベル取付け部2の長さを270mm、セット部3の
半径を315mm、バランス部11の半径を70mm、
グリップ10の長さを200mm、一方のベル取付け部
2の先端から他方のベル取付け部2の先端までの長さを
1520mmとした。寸法はこれら以外に設定すること
ができるのは勿論である。
【0017】(使用例)両端のベル取付け部2に所望重
量のベルBを取付ける。この場合、ベル取付け部2の外
周に内カラー19を装着してから、又は図2に示す様に
ベル取付け部2に被せたスリーブ14の外周に内カラー
19を装着してから、所望重量のベルBを装着し、その
外側に外カラー20を被せて装着固定する。その後に、
出入り口4からセット部3の内側に身体を入れ、グリッ
プ10を握って、図6、図7の様にバーベルを上げ下ろ
しする。この場合、バーの重心が身体の中心付近に位置
するため、腰や背筋に過度の負担がかからない。
【0018】本発明のバーベル用バー30を使用する場
合の、初心者のトレーニングメニューの一例を次に示
す。 (1)各種関節を柔らかくするために、ストレッチ体操
等の十分な準備運動を行なう。 (2)準備運動を終えたら、ヒンズースクワット(ヒン
ドゥスクワット)を行う。ヒンズースクワットとは両手
を頭の後ろで組み、顎を前方に突き出しぎみにし、胸を
張って、ヒップを後方に突き出す様な感じで立ち上が
り、立ち上がったら息を吸いながら、ゆっくりとしゃが
み、しゃがんだら一瞬動きを停止し、(しゃがんだ時
に、踵が床面から浮く場合には踵の下に厚さ2cm前後
の板を敷くとよい。)次に息を吐きながらゆっくりと立
ち上がるといった一連の動作を連続して繰り返す運動で
ある。このヒンズースクワットは10回〜15回を1セ
ットとして1〜2セット繰り返す。ヒンズースクワット
を行う際には、背中が丸くならないように常に胸を張っ
た状態を維持する様に心掛ける。 (3)次に、本発明のバー30にベルBを取付けずにバ
ー30のみを両手で持って前記ヒンズースクワットと同
様の動作を10回繰り返す。バー30を持つ際には図3
に示す様に出入り口4からセット部3の内側に身体を入
れ、セット部3の両側のグリップ10を体の横で掴む。 (4)バー30のベル取付け部2に軽めのベルBを取り
付けてヒンズースクワットと同様の動作を行う。これは
10回を1セットとして2〜3セット行う。各セットの
間の休憩は1分〜2分とする。但し、当該バー30重さ
のみで十分な場合にはベルBを付けないで行う。以上で
初日のトレーニングを終了する。翌日、翌々日は筋肉痛
が出るため2日間はトレーニングを行わない。 (5)4日目以降は上記(1)〜(4)のトレーニング
を繰り返し行う。具体的には、シェープアップを目的と
する人は、上記(1)の準備体操の後、(2)の通常の
ヒンズースクワットを10〜15回、(3)のバーベル
用バー30のみのヒンズースクワットを10〜15回、
(4)のベルBを付けてのヒンズースクワットを10〜
15回を1セットし、これを3セット行う。各セットの
間の休憩は1〜2分とし、1〜2日おきにこれを繰り返
す。パワー(バルク)アップが目的の人は前記各ヒンズ
ースクワットの数を10〜15回を1セットし、3セッ
ト行う。各セットの間の休憩は2〜3分とし、2〜3日
おきにこれを繰り返す。どちらの場合にも上記トレーニ
ングが楽に行える様になったら回数やベルの重さを徐々
に増やし、2ヶ月続け、2ヶ月目以降はセット数を4セ
ットに増やす。
【0019】以上の使用例は一例であり、本発明のバー
ベル用バーはショルダーシュラッグやツーハンズプレス
にも使用することができる。
【0020】(他の実施形態)セット部3の形状は円弧
状以外の角形、多角形、楕円形その他の所望の形状とす
ることができる。
【0021】棒材1の表面にはメッキを施すことなく防
錆剤を塗布したり、塗料を塗布したりしてもよい。棒材
1の断面形状は円形以外の四角形や六角形、八角形等の
多角形とすることもできる。棒材1を多角形とすると、
前記グリップ10も多角形となり滑り止め効果を得るこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本件出願の第1の発明は、棒材の両端に
ベル取付け部が形成され、両ベル取付け部の間に、人が
入ることができるように凹陥したセット部が形成され、
セット部に人が出入り可能な出入り口が開口されてなる
ので次の様な効果を有する。 (1)ベル取付け部にベルを取り付け、セット部の内側
に入って同セット部を握ると、ベルが体の真横に位置す
るため、バーベルの重心が身体の前に偏ることがない。
従って、トレーニング中に腰や背筋に過度の負担がかか
って怪我をする怖れがない。 (2)セット部の内側に出入りする際に、同セット部に
つまづいて転倒する怖れがない。
【0023】本件出願の第2の発明は、棒材の両端のベ
ル取付け部の中心軸の前後の重量が均衡しているので、
上記効果に加えて次のような効果を有する。 (1)バーベルの重心が身体の前や後ろに偏ることがな
い。従って、トレーニング中に体の余計な部分に力が入
ることがなく、効率良くトレーニングを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のバーベル用バーの第1の実施
形態を示す平面図、(b)は同正面図。
【図2】本発明のバーベル用バーにスリーブを取り付け
た状態を示す平面図。
【図3】本発明のバーベル用バーの使用状態を示す平面
図。
【図4】(a)は重量バランスを図るための重りの一例
を示す説明図、(b)は(a)に示す重りの取付け状態
を示す平面図。
【図5】(a)は従来のバーベル用バーの一例を示す平
面図、(b)はベルの一例を示す斜視図、(c)は
(a)に示すバーベル用バーにベルを取り付けた状態を
示す平面図。
【図6】(a)(b)(c)は図4に示すバーベル用バ
ーを使用したトレーニングの一例を示す説明図。
【図7】(a)(b)(c)は図4に示すバーベル用バ
ーを使用したトレーニングの他例を示す説明図。
【図8】従来のバーベル用バーの他例を示す平面図。
【符号の説明】
1 棒材 2 ベル取付け部 3 セット部 4 出入り口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月13日(1999.12.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 バーベル用バー
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両端にベルと呼ばれ
る重量物を取り付けて、ウエイトトレーニングをした
り、重量上げをしたりするのに使用されるバーベル用バ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバーベルは図5(a)に示す様
に、直線状のバーAの軸方向両端に、円盤状の重量物
(通常、ベルと呼ばれている)Bを脱着することがで
き、バーAに装着するベルBの枚数や重さを変えること
により全体の重量を調節できるようにしてある。バーA
にはローレット加工されたグリップ部Cが形成されてお
り、ベルBは金属製の円盤の中心部に図5(b)に示す
様にバーAの両端のベル取付け部Dを挿入可能な取付け
穴Eが開口されている。図4(a)に示すバーAにベル
Bを取り付けるには、図5(c)に示す様にバーAの両
端のベル取付け部Dの内側にリング状の内カラーFを取
り付け、内カラーFの外側のベル取付け部DをベルBの
取付け穴Eに挿入し、ベルBより外側に突出した両端の
ベル取付け部Dにリング状の外カラーGを被せて、内カ
ラーFと外カラーGとによりベルBを挟み込んで固定す
るようにする。
【0003】ベルBの取付け穴Eの内径は標準化されて
いるが、標準規格にも2通りあり、ベル取付け部Dの直
径が28mmのものと50mmのものとがある。この場
合、バーAのベル取付け部D及びベルBの取付け穴Eの
寸法を25mm用と、50mm用の2通りを用意してお
けば、用途に応じて使い分けることができるが、それで
はベル取付け部Dと取付け穴Eの寸法の異なるバーAと
ベルBを2通り用意しなけければならないという無駄が
ある。そこで従来は、ベル取付け部Dの直径が28mm
のバーAを用意しておき、取付け穴Eが28mmのベル
Bと50mmのベルBとを用意しておいて、直径28m
mのベル取付け部Dに取付け穴Eが28mmのベルBを
取付けたり、直径28mmのベル取付け部Dに外径が5
0mmの筒状のスリーブHを被せ、その外側に取付け穴
Eが50mmのベルBを被せて装着固定できるようにし
てある。
【0004】従来のバーベルを用いて行うトレーニング
には、図6(a)に示す様に所望枚数のベルBを取り付
けたバーAのグリップ部Cを握ったまま図6(b)に示
す様に立ち上がり、立ち上がったら同図(a)に示す様
にしゃがむ動作を繰り返す(スクワットする)ことによ
って、バーベルを上げ下げして脚やヒップを鍛えるトレ
ーニングや、図7(a、b)に示す様に起立した状態で
身体の前でバーベルを上げ下げして腕を鍛えるトレーニ
ング等がある。
【0005】しかし、従来のバーAは直線状であるた
め、図6、図7に示すようなトレーニングを行う場合
は、図6(c)、図7(c)に示す様にバーAを身体の
前で握るしかなく、バーベルの重心が身体の前方に偏
る。このため、この状態でスクワットを行ったり、バー
ベルを上げ下げしたりすると腰や背筋に過度の負担がか
かって怪我をする虞れがあった。
【0006】前記課題を解決するために従来は、図8に
示す様なバーベル用のバーAが既に開発されている。こ
のバーAは一般にトラップバーと呼ばれるものであり、
同図に示す様に、両端のベル取付け部Dの間に、人間が
入ることのできる大きさの菱形のセット部Iが形成さ
れ、セット部Iの左右内側にグリップ部Cを設けたもの
である。このバーAを使用する場合は、ベル取付け部D
に内カラーF、ベルB、外カラーGの順に装着してか
ら、セット部Iの内側に人間が入り、グリップ部Cを掴
んで、スクワットやバーベルの上げ下げ等のトレーニン
グを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すものは、バ
ーAが前後左右に対称な形状であり、ベルBがセット部
I内に入った身体の真横に位置するため、身体の前方に
バーベルの重心が偏ることがなく、前記の様なバーベル
が有する課題が解決されるが、次の様な課題があった。 (1)人間がセット部Iの内側に入るためには、セット
部Iの外周の枠Jを跨ぐか、バーAを持ち上げて枠Jの
下をくぐる様にしなければならず、セット部Iの内側へ
入ったり、内側から外に出たりするのが面倒である。 (2)ベル取付け部DにベルBを取り付けると、セット
部IがベルBの半径分だけ床よりも高くなるため、枠J
を跨ぐ際に枠Jにつまづいて転倒する虞れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、前記し
た棒状のバー及びトラップバーが有する各種課題を解決
できるバーベル用バーを提供することにある。
【0009】本件出願の第1の発明のバーベル用バー
、次の1〜8により構成される。 1.1本の棒材(1)の両端をベル(B)の取付け穴
(E)に挿入されるベル取付け部(2)とし、 2.その棒材(1)を折り曲げて、ベル取付け部(2)
の中心軸(X−X)方向内側にバランス部(11)が、
その内側に膨出部(5)が形成され、 3.前記バランス部(11)はベル取付け部(2)の中
心軸(X−X)より外側に膨出し、 4.前記膨出部(5)は前記中心軸(X−X)を挟んで
バランス部(11)反対方向外側に膨出し、 5.膨出部(5)の内側を人が後ろ向きに入ることので
きる広さの前方開口セット部(3)とし、 6.前記前方開口部をセット部(3)に人が出入り可能
な出入り口(4)とし、 7.棒材(1)のうちセット部(3)の両外側で且つ前
記中心軸(X−X)付近をグリップ部(10)とし、 8.両バランス部(11)の合計重量と膨出部(5)の
重量とが中心軸(X−X)を挟んで均衡する重さに設定
された。
【0010】本件出願の第2の発明のバーベル用バー
は、次の1〜8により構成される。 1.1本の棒材(1)の両端をベル(B)の取付け穴
(E)に挿入されるベル取付け部(2)とし、 2.その棒材(1)を折り曲げて、ベル取付け部(2)
の中心軸(X−X)方向内側にバランス部(11)が、
その内側に膨出部(5)が形成され、 3.前記バランス部(11)はベル取付け部(2)の中
心軸(X−X)より外側に膨出し、 4.前記膨出部(5)は前記中心軸(X−X)を挟んで
バランス部(11)反対方向外側に膨出し、 5.膨出部(5)の内側を人が後ろ向きに入ることので
きる広さの前方開口セット部(3)とし、 6.前記前方開口部をセット部(3)に人が出入り可能
な出入り口(4)とし、 7.棒材(1)のうちセット部(3)の両外側で且つ前
記中心軸(X−X)付近をグリップ部(10)とし、 8.両バランス部(11)にその合計重量とセット部
(3)の重量とが中心軸(X−X)を挟んで均衡するよ
うに重量調整可能な重り(15)を着脱可能とした
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明のバーベル
用バーの第1の実施形態を図1に基づいて詳細に説明す
る。このバーベル用バーは同図(a、b)に示すよう
に、金属製の棒材1の長手方向中央部を半円弧状に湾曲
させて、内側に人間が入ることの可能な大きさのセット
部3を形成すると共に、セット部3の湾曲方向と反対側
に出入り口4を形成して、この出入り口4からセット部
3に人間が出入りできるようにしてある。
【0012】セット部3の両側には表面をローレット加
工してグリップ10を形成し、その先を逆方向に湾曲さ
せてセット部3よりも径の小さな小円弧状のバランス部
11を形成し、更に、バランス部11の両側を直線状に
形成して、その両端にベル取付け部2を形成してある。
バランス部11の根元には金属丸棒による補強材12を
取付けてセット部3とバランス部11とを補強してあ
る。ベル取付け部2の先端側は外側に向けて次第に細く
してベルBの取付け穴Eに挿入し易くしてある。また、
ベル取付け部2の上には螺子穴13が開口されており、
その外側に被せたスリーブ14の螺子穴から螺子をねじ
込んでスリーブ14を固定できるようにしてある。図1
ではベル取付け部2の下面にも螺子穴が開口されている
が、それは上面に開口された螺子穴13の丁度真下にあ
るため、図示されていない。グリップ10にはラバーゴ
ムを取り付けたり、外周面に手のひらの形状に合わせて
凹凸を形成したりして、滑り止め機能を持たせることも
できる。
【0013】図1(a)に示す様に左右のバランス部1
1及び補強材12は、両端のベル取付け部2間を結ぶ中
心軸X−Xを挟んでセット部3と反対側に形成されてい
る。この場合、セット部3の重量と、バランス部11と
補強材12とを加算した重量とは中心軸X−Xを挟んで
同じ重さになるようにして、中心軸X−Xの前後の重量
が均衡(バランス)するようにしてある。棒材1と補強
材12とは同一素材、同一外径の金属棒であり、質感を
高めると共に防錆のために表面にクロームメッキを施し
てある。
【0014】尚、セット部3の重量と、バランス部11
と補強材12とを加算した重量が両端のベル取付け部2
間を結ぶ中心軸X−Xの前後でうまく均衡しないときに
は任意の部位に重り15を付けて重量の均衡を図るよう
にする。具体的には例えば、図4(a)に示す様な中央
にボルト孔16が開設されたステンレス製又は鉄製の半
円盤状の重り15を2枚用意し、図4(b)に示す様に
2枚の重り15で前記バランス部11を上下から挟むよ
うにして同重り15をバランス部11に取付け、図4
(a)に示す様に一方の重り15のボルト孔16からワ
ッシャー17を介してボルト18を螺合して、上下の重
り15を連結固定する。勿論、重り15の形状、材質、
取付位置、取付方法等は図4に示すものに限られず、こ
れ以外であってもよい。
【0015】棒材1の素材となる金属には鉄、アルミ、
チタン、ステンレスその他の合金等の所望のものを選択
して使用することができる。棒材1に施すメッキにもク
ローム以外のものを使用することができる。
【0016】図1の実施例では棒材1の外径を28m
m、ベル取付け部2の長さを270mm、セット部3の
半径を315mm、バランス部11の半径を70mm、
グリップ10の長さを200mm、一方のベル取付け部
2の先端から他方のベル取付け部2の先端までの長さを
1520mmとした。寸法はこれら以外に設定すること
ができるのは勿論である。
【0017】(使用例)両端のベル取付け部2に所望重
量のベルBを取付ける。この場合、ベル取付け部2の外
周に内カラー19を装着してから、又は図2に示す様に
ベル取付け部2に被せたスリーブ14の外周に内カラー
19を装着してから、所望重量のベルBを装着し、その
外側に外カラー20を被せて装着固定する。その後に、
出入り口4からセット部3の内側に身体を入れ、グリッ
プ10を握って、図6、図7の様にバーベルを上げ下ろ
しする。この場合、バーの重心が身体の中心付近に位置
するため、腰や背筋に過度の負担がかからない。
【0018】本発明のバーベル用バー30を使用する場
合の、初心者のトレーニングメニューの一例を次に示
す。 (1)各種関節を柔らかくするために、ストレッチ体操
等の十分な準備運動を行なう。 (2)準備運動を終えたら、ヒンズースクワット(ヒン
ドゥスクワット)を行う。ヒンズースクワットとは両手
を頭の後ろで組み、顎を前方に突き出しぎみにし、胸を
張って、ヒップを後方に突き出す様な感じで立ち上が
り、立ち上がったら息を吸いながら、ゆっくりとしゃが
み、しゃがんだら一瞬動きを停止し、(しゃがんだ時
に、踵が床面から浮く場合には踵の下に厚さ2cm前後
の板を敷くとよい。)次に息を吐きながらゆっくりと立
ち上がるといった一連の動作を連続して繰り返す運動で
ある。このヒンズースクワットは10回〜15回を1セ
ットとして1〜2セット繰り返す。ヒンズースクワット
を行う際には、背中が丸くならないように常に胸を張っ
た状態を維持する様に心掛ける。 (3)次に、本発明のバー30にベルBを取付けずにバ
ー30のみを両手で持って前記ヒンズースクワットと同
様の動作を10回繰り返す。バー30を持つ際には図3
に示す様に出入り口4からセット部3の内側に身体を入
れ、セット部3の両側のグリップ10を体の横で掴む。 (4)バー30のベル取付け部2に軽めのベルBを取り
付けてヒンズースクワットと同様の動作を行う。これは
10回を1セットとして2〜3セット行う。各セットの
間の休憩は1分〜2分とする。但し、当該バー30重さ
のみで十分な場合にはベルBを付けないで行う。以上で
初日のトレーニングを終了する。翌日、翌々日は筋肉痛
が出るため2日間はトレーニングを行わない。 (5)4日目以降は上記(1)〜(4)のトレーニング
を繰り返し行う。具体的には、シェープアップを目的と
する人は、上記(1)の準備体操の後、(2)の通常の
ヒンズースクワットを10〜15回、(3)のバーベル
用バー30のみのヒンズースクワットを10〜15回、
(4)のベルBを付けてのヒンズースクワットを10〜
15回を1セットし、これを3セット行う。各セットの
間の休憩は1〜2分とし、1〜2日おきにこれを繰り返
す。パワー(バルク)アップが目的の人は前記各ヒンズ
ースクワットの数を10〜15回を1セットし、3セッ
ト行う。各セットの間の休憩は2〜3分とし、2〜3日
おきにこれを繰り返す。どちらの場合にも上記トレーニ
ングが楽に行える様になったら回数やベルの重さを徐々
に増やし、2ヶ月続け、2ヶ月目以降はセット数を4セ
ットに増やす。
【0019】以上の使用例は一例であり、本発明のバー
ベル用バーはショルダーシュラッグやツーハンズプレス
にも使用することができる。
【0020】(他の実施形態)セット部3の形状は円弧
状以外の角形、多角形、楕円形その他の所望の形状とす
ることができる。
【0021】棒材1の表面にはメッキを施すことなく防
錆剤を塗布したり、塗料を塗布したりしてもよい。棒材
1の断面形状は円形以外の四角形や六角形、八角形等の
多角形とすることもできる。棒材1を多角形とすると、
前記グリップ10も多角形となり滑り止め効果を得るこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本件出願の第1の発明は、棒材の両端に
ベル取付け部が形成され、両ベル取付け部の間に、人が
入ることができるように凹陥したセット部が形成され、
セット部に人が出入り可能な出入り口が開口されてなる
ので次の様な効果を有する。 (1)ベル取付け部にベルを取り付け、セット部の内側
に入って同セット部を握ると、ベルが体の真横に位置す
るため、バーベルの重心が身体の前に偏ることがない。
従って、トレーニング中に腰や背筋に過度の負担がかか
って怪我をする怖れがない。 (2)セット部の内側に出入りする際に、同セット部に
つまづいて転倒する怖れがない。
【0023】本件出願の第2の発明は、棒材の両端のベ
ル取付け部の中心軸の前後の重量が均衡しているので、
上記効果に加えて次のような効果を有する。 (1)バーベルの重心が身体の前や後ろに偏ることがな
い。従って、トレーニング中に体の余計な部分に力が入
ることがなく、効率良くトレーニングを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のバーベル用バーの第1の実施
形態を示す平面図、(b)は同正面図。
【図2】本発明のバーベル用バーにスリーブを取り付け
た状態を示す平面図。
【図3】本発明のバーベル用バーの使用状態を示す平面
図。
【図4】(a)は重量バランスを図るための重りの一例
を示す説明図、(b)は(a)に示す重りの取付け状態
を示す平面図。
【図5】(a)は従来のバーベル用バーの一例を示す平
面図、(b)はベルの一例を示す斜視図、(c)は
(a)に示すバーベル用バーにベルを取り付けた状態を
示す平面図。
【図6】(a)(b)(c)は図4に示すバーベル用バ
ーを使用したトレーニングの一例を示す説明図。
【図7】(a)(b)(c)は図4に示すバーベル用バ
ーを使用したトレーニングの他例を示す説明図。
【図8】従来のバーベル用バーの他例を示す平面図。
【符号の説明】 1 棒材 2 ベル取付け部 3 セット部 4 出入り口
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒材(1)の両端にベル取付け部(2)が
    形成され、両ベル取付け部(2)の間に、人が入ること
    ができるように凹陥したセット部(3)が形成され、セ
    ット部(3)に人が出入り可能な出入り口(4)が開口
    されてなることを特徴とするバーベル用バー。
  2. 【請求項2】棒材(1)の両端のベル取付け部(2)の
    中心軸(X−X)の前後の重量が均衡していることを特
    徴とする請求項1記載のバーベル用バー。
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