JP2000089987A - データベース作成装置及び記録媒体 - Google Patents

データベース作成装置及び記録媒体

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JP2000089987A
JP2000089987A JP10254825A JP25482598A JP2000089987A JP 2000089987 A JP2000089987 A JP 2000089987A JP 10254825 A JP10254825 A JP 10254825A JP 25482598 A JP25482598 A JP 25482598A JP 2000089987 A JP2000089987 A JP 2000089987A
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Koichi Hirata
幸一 平田
Hirofumi Taguchi
廣文 田口
Hiroshi Myojin
浩 明神
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NEIRAKU SYSTEM WARE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマーがデータベースに関する知識及
び経験が少ない場合でも、簡便な操作で自動的に最適な
データベースを作成することができるデータベース作成
装置を提供する。 【解決手段】 データ属性設定部1により設定されたデ
ータの属性をデータ属性記憶部2に記憶し、画面データ
設定部3により設定された画面データを画面データ記憶
部4に記憶し、データ属性記憶部2に記憶されているデ
ータの属性及び画面データ記憶部4に記憶されている画
面データを基に、データベース要素最適化部8及び画面
要素最適化部9によりデータベースに使用されるデータ
ベース要素及び画面要素を最適化し、最適なデータベー
スを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース作成
装置及び記録媒体に関し、特に、複数のデータを関係づ
けて管理するデータベースを作成するデータベース作成
装置及びデータベースを作成するプログラムを記録した
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータベース作成装置では、デー
タベースソフトをパーソナルコンピュータ等にインスト
ールし、このデータベースソフトを用いて、以下のよう
にしてデータベースを作成していた。
【0003】まず、管理すべきデータに応じたデータテ
ーブルを作成し、データテーブルに格納されるデータ間
の関係付けを行い、データテーブルを作成する。次に、
データテーブルに入力されるデータを入力するための入
力画面を作成する。最後に、データテーブルに記憶され
ているデータを検索等した結果を出力する出力画面を作
成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような手順でデータベースを作成すると、データベース
に関する知識及び経験の少ないプログラマーの場合、管
理すべきデータに応じたデータベースを作成することが
できず、データの検索等のデータベース処理及び入出力
画面の表示等の画面処理が最適化されず、処理速度が低
下したり、処理の安定性が欠けるという問題があった。
【0005】また、上記の手順の場合、プログラマーが
作成するデータテーブルに応じてすべての処理を実行可
能にする必要があり、処理に汎用性を持たせるため、管
理すべきデータ及び使用する入出力画面に応じた必要最
低限の処理に最適化することができず、上記と同様に、
処理速度が低下したり、処理の安定性が欠けるという問
題があった。
【0006】本発明の目的は、プログラマーがデータベ
ースに関する知識及び経験が少ない場合でも、簡便な操
作で自動的に最適なデータベースを作成することができ
るデータベース作成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベース作
成装置は、複数のデータを関係づけて管理するデータベ
ースを作成するデータベース作成装置であって、データ
ベースに格納されるデータの属性を設定するデータ属性
設定手段と、前記データ属性設定手段により設定された
データの属性を記憶するデータ属性記憶手段と、データ
ベースへのデータの入力に使用される入力画面及び/又
はデータベースからのデータの出力に使用される出力画
面を作成するために必要とされる画面データを設定する
画面データ設定手段と、前記画面データ設定手段により
設定された画面データを記憶する画面データ記憶手段
と、前記データ属性記憶手段に記憶されているデータの
属性及び前記画面データ記憶手段に記憶されている画面
データを基に、データベースに使用されるデータベース
要素及び画面要素を最適化する最適化手段とを備える。
【0008】上記の構成により、管理されるデータの属
性及び使用する入力画面及び/又は出力画面の画面デー
タに応じて自動的にデータベース要素及び画面要素を最
適化することができるので、プログラマーがデータベー
スに関する知識及び経験が少ない場合でも、簡便な操作
で自動的に最適なデータベースを作成することができ
る。
【0009】また、前記最適化手段は、データベース要
素を最適化するデータベース要素最適化手段と、画面要
素を最適化する画面要素最適化手段とを備え、前記デー
タベース要素最適化手段は、前記複数のデータを格納す
るデータテーブルを最適化するデータテーブル最適化手
段と、前記複数のデータの中から関連するデータ間の関
係を記憶するキーテーブルを最適化するキーテーブル最
適化手段と、データの検索に使用するインデックスを最
適化するインデックス最適化手段と、データテーブルの
参照に使用されるビューテーブルを最適化するビューテ
ーブル最適化手段と、データ処理に使用されるストアド
プロシージャを最適化するストアドプロシージャ最適化
手段とを備え、前記画面要素最適化手段は、表示画面の
スタイルプロパティを最適化するスタイルプロパティ最
適化手段と、表示画面のイベントプロパティを最適化す
るイベントプロパティ最適化手段と、データテーブルに
格納されるデータと表示画面との関係を規定するリンク
を最適化するリンク最適化手段とを備えることが好まし
い。
【0010】この場合、データベース処理に使用される
データテーブル、キーテーブル、インデック、ビューテ
ーブル、及びストアドプロシージャ、並びに画面処理に
使用されるスタイルプロパティ、イベントプロパティ及
びリンクを最適化することができる。
【0011】また、本発明の記録媒体は、複数のデータ
を関係づけて管理するデータベースを作成するプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、データ属性設定部により、データベースに格納さ
れるデータの属性を設定するデータ属性設定手順と、設
定されたデータの属性をデータ属性記憶部に記憶するデ
ータ属性記憶手順と、画面データ設定部により、データ
ベースへのデータの入力に使用される入力画面及び/又
はデータベースからのデータの出力に使用される出力画
面を作成するために必要とされる画面データを設定する
画面データ設定手順と、設定された画面データを画面デ
ータ記憶部に記憶する画面データ記憶手順と、最適化部
により、前記データ属性記憶部に記憶されているデータ
の属性及び前記画面データ記憶部に記憶されている画面
データを基に、データベースに使用されるデータベース
要素及び画面要素を最適化する最適化手順とをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したものであ
る。
【0012】上記の構成により、記録媒体に記録されて
いるプログラムをコンピュータに実行させることによ
り、管理されるデータの属性及び使用する入力画面及び
/又は出力画面の画面データに応じて自動的にデータベ
ース要素及び画面要素を最適化することができるので、
プログラマーがデータベースに関する知識及び経験が少
ない場合でも、簡便な操作で自動的に最適なデータベー
スを作成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一
実施の形態のデータベース作成装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、以下に説明するデータベース作成装
置により管理されるデータは、一つ以上の主項目に分類
され、各主項目が一つ以上の副項目から構成され、各副
項目がフィールド単位で管理され、一つ又は複数の主項
目が一つのデータテーブルにより管理されるものであ
る。
【0014】図1に示すように、データベース作成装置
は、データ属性設定部1、データ属性記憶部2、画面デ
ータ設定部3、画面データ記憶部4、及び処理部5を備
える。処理部5は、データベース要素作成部6、画面要
素設定部7、データベース要素最適化部8、及び画面要
素最適化部9を備える。データベース要素最適化部8
は、データテーブル最適化部81、キーテーブル最適化
部82、インデックス最適化部83、ビューテーブル最
適化部84、ストアドプロシージャ最適化部85を備
え、画面要素最適化部9は、スタイルプロパティ最適化
部91、イベントプロパティ最適化部92、リンク最適
化部93を備える。
【0015】データ属性設定部1は、プログラマーによ
り決定されたデータベースに格納されるデータの主項目
名を設定し、その主項目毎に主項目を構成する副項目す
なわちデータテーブルのフィールド毎に、プログラマー
により決定されたデータの属性を設定する。データ属性
記憶部2は、データ属性設定部1により設定されたデー
タの属性を記憶する。
【0016】画面データ設定部3は、プログラマーによ
り決定された、データベースへデータを入力するために
使用される入力画面及びデータベースから所望のデータ
の抽出及び並び替え等の結果を表示するために使用され
る出力画面を作成するために必要とされる画面データを
設定する。画面データ記憶部4は、画面データ設定部3
により設定された画面データを記憶する。
【0017】データベース要素作成部6は、設定された
データの属性及び画面データに応じた基本となるデータ
ベース要素、例えば、データテーブル、キーテーブル、
インデックス、ビューテーブル、ストアドプロシージャ
等を作成する。
【0018】画面要素設定部7は、設定されたデータの
属性及び画面データ、並びにデータベース要素作成部6
により作成されたデータベース要素に応じた基本となる
画面要素、例えば、スタイルプロパティ、イベントプロ
パティ、リンク等を設定する。
【0019】データテーブル最適化部81は、データ属
性記憶部2に記憶されているデータの属性を用いて、各
データの属性を比較し、データの属性が同一のものを一
つのデータテーブルで管理するように設定することによ
り、データテーブルの数を削減してデータテーブルを最
適化する。キーテーブル最適化部82は、設定されたデ
ータの属性及びデータテーブル最適化部81により最適
化されたデータテーブルに適合したキーテーブルを作成
し、フィールド間の関係を記憶するキーテーブルを最適
化する。インデックス最適化部83は、設定されたデー
タの属性及びデータテーブル最適化部81により最適化
されたデータテーブルに適合したインデックスを作成
し、インデックスを最適化する。ビューテーブル最適化
部84は、設定されたデータの属性及びデータテーブル
最適化部81により最適化されたデータテーブルに適合
したビューテーブルを作成し、データテーブルの参照に
使用されるビューテーブルを最適化する。ストアドプロ
シージャ最適化部85は、設定されたデータの属性及び
データテーブル最適化部81により最適化されたデータ
テーブルに適合したストアドプロシージャを作成し、各
処理に使用されるストアドプロシージャを最適化する。
【0020】また、スタイルプロパティ最適化部91
は、画面データ記憶部4に記憶されている画面データを
用いて、スタイルプロパティを比較し、スタイルプロパ
ティが同一のものを一つにスタイルプロパティで定義
し、スタイルプロパティを最適化する。イベントプロパ
ティ最適化部92は、画面データ記憶部4に記憶されて
いる画面データを用いて、イベントプロパティを比較
し、イベントプロパティが同一のものを一つにイベント
プロパティで定義し、イベントプロパティを最適化す
る。リンク最適化部93は、データテーブル最適化部8
1により最適化されたデータテーブルに適合したリンク
を作成し、リンクを最適化する。
【0021】次に、上記のデータベース作成装置をコン
ピュータを用いて実現したときのハードウエア構成の一
例を図2に示す。
【0022】図2に示すように、データベース作成装置
は、入力装置21、表示装置22、外部記憶装置23、
RAM24、CPU25、ROM26、バスライン27
を備える。入力装置23は、例えば、キーボード、マウ
ス等から構成され、ユーザーが所望の処理を選択した
り、データの属性及び画面データを入力するために使用
され、入力された情報は、バスライン27を介してCP
U25に伝送される。表示装置22は、例えば、液晶表
示装置、CRT等から構成され、所定の画面を表示す
る。ROM26には、図1に示すデータベース処理装置
の各機能を実行するためのプログラム等が記憶され、C
PU25は、このプラグラムに従いバスライン27を介
して各部を制御する。RAM24には、CPU25が処
理したデータ等が記憶され、必要に応じてCPU25に
より読み出される。外部記憶装置23は、例えば、ハー
ドディスクドライブ、フロッピーディスクドライブ、C
D−ROMドライブ等から構成され、CPU25により
作成されたデータ等を記憶する。
【0023】上記のように構成された図2に示すデータ
ベース作成装置と、図1に示すデータベース作成装置と
の対応関係は、例えば、以下のようになる。入力装置2
1がデータ属性設定部1及び画面データ設定部3に対応
し、RAM24又は外部記憶装置23がデータ属性記憶
部2及び画面データ記憶部4に対応し、処理部5がCP
U25に対応する。また、以下に説明するデータベース
作成処理に対応するプログラムは、ROM26に予め記
憶されていてもよいし、外部記憶装置23により、CD
−ROM、フロッピーディスク、半導体メモリを用いた
記憶媒体等の記録媒体によりインストールされるように
してもよい。
【0024】また、上記のコンピュータとしては、特に
限定されず、通常のコンピュータを用いることができ、
例えば、サーバー、デスクトップ・パソコン、ラップト
ップ・コンピュータ(ノート・パソコン、サブノート・
パソコン、携帯用情報端末等)等を用いることができ
る。また、使用されるプログラムの言語も特に限定され
ず、インターネット等のネットワークを使用する場合、
HTMLをサポートし、ブラウサ、例えば、マイクロソ
フト社製Internet Explorer 4.01等を用いてデータベー
スの作成が行えるようにしてもよい。この場合、所定の
暗証番号等を設定した記憶媒体を用いて、アクセスでき
る者を限定してセキュリティを確保するようにしてもよ
い。
【0025】次に、上記のように構成されたデータベー
ス作成装置の動作について説明する。図3は、図1に示
すデータベース作成装置のデータベース作成動作を説明
するためのフローチャートである。
【0026】図3に示すように、まず、ステップS1、
S2において、データ属性設定部1によりデータの属性
を設定し、設定されたデータの属性をデータ属性記憶部
2に記憶する。具体的には、プログラマーが、データ属
性設定部1を用いて、管理されるデータに適合するデー
タの主項目名を設定し、その主項目毎に主項目を構成す
る副項目の関係、項目名、文字型や数字型等のデータ
型、データ長等を設定する。設定されたデータの属性
は、データ属性記憶部2に記憶される。
【0027】ここで、設定を容易にするため、上記のデ
ータの属性の設定は、管理されるデータが予めわかって
いる場合、表示装置22に所定のデータ属性設定画面を
表示し、プログラマーが予め設定されている設定項目の
中から所望の主項目、副項目及び副項目の属性を選択す
ることにより設定してもよい。また、予めよく選択され
る項目をデフォルト値に設定しておき、変更がない場合
は自動的に設定できるようにしてもよい。また、管理さ
れるデータが、長期的に使用されるマスタ系データと一
時的に使用されるトランザクション系データとに分類で
きる場合は、データの属性の設定時に、マスタ系とトラ
ンザクション系に分けて設定し、以下の各処理を分けて
行うようにしてもよい。
【0028】次に、ステップS3、S4において、画面
データ設定部3により画面データを設定し、設定された
画面データを画面データ記憶部4に記憶する。具体的に
は、プログラマーが、画面データ設定部3を用いて、管
理されるデータに適合した、データを入力するために使
用される入力画面及びデータベースから所望のデータの
抽出及び並び替え等の結果を表示するために使用される
出力画面を作成するために必要とされる画面データを設
定する。設定される画面データとしては、例えば、表示
項目、表示項目の画面上の位置、表示項目の表示色及び
フォント、表示項目に割り付けられるイベント、入力項
目、出力項目、入力項目又は出力項目のリンク等があ
る。設定された画面データは、画面データ記憶部4に記
憶される。ここで、設定を容易にするため、上記の画面
データの設定は、プログラマーが入力画面及び出力画面
を作成することにより、作成された画面に必要とされる
画面データを自動的に抽出して設定してもよい。また、
画面を構成する部品を、一次部品(下位階層)、二次部
品(中位階層)、三次部品(上位階層)等の階層的な部
品に分けて下位の階層の部品を用いて上位の階層の画面
を作成するようにしてもよい。
【0029】次に、ステップS5、S6において、記憶
されているデータの属性及び画面データを基に、データ
ベース要素を作成するとともに画面要素を設定し、基本
となるデータベースを一時的に作成する。
【0030】まず、ステップS5において、データベー
ス要素作成部6により、設定されたデータの属性を格納
する要素テーブルを作成し、一つのデータテーブルにす
べてのデータが格納されるように、一つのデータテーブ
ルを作成する。ここで、データテーブルは、一つのテー
ブルであるが、内部はデータ型に応じて複数に分類さ
れ、例えば、文字型テーブル、数字型テーブル等に分類
され、要素テーブルに格納されたデータの属性に対応し
たデータテーブルを作成する。次に、要素テーブルに格
納されたデータの属性に応じたキーテーブル、インデッ
クス、ビューテーブル、ストアドプロシージャを作成す
る。
【0031】次に、ステップS6において、画面要素設
定部7により、設定されたデータの属性及び画面デー
タ、並びにステップS5で作成されたデータベース要素
を基に、画面要素、例えば、スタイルプロパティ、イベ
ントプロパティ、リンクを設定する。上記の処理によ
り、基本となるデータベースが作成される。
【0032】次に、ステップS7において、基本となる
データベースが正しく作成されているか否かの一次テス
トを行う。一次テストは、設定されたデータの属性及び
画面データを基に、仮想のデータを自動的に入力し、プ
ログラマーが意図するデータベースが正しく作成されて
いるか否かをテストし、正しく作成されている場合は、
ステップS8へ移行し、正しく作成されていない場合、
ステップS1へ戻り、データの属性及び画面データの設
定等をやり直し、再度基本となるデータベースを作成し
直す。
【0033】次に、ステップS8〜S10において、設
定されたデータの属性及び画面データ並びに作成したデ
ータベースを用いて、最適化処理を行う。まず、ステッ
プS8において、データベース要素、例えば、データテ
ーブル、キーテーブル、インデックス、ビューテーブ
ル、ストアドプロシージャ等の最適化処理を行う。
【0034】まず、データテーブル最適化処理では、デ
ータテーブル最適化部81により、主項目を構成する副
項目が同一の主項目を一つのデータテーブルで管理する
ようにデータテーブルを作成する。この結果、データテ
ーブルの数を必要最小限にすることができ、データテー
ブルを最適化することができる。
【0035】次に、キーテーブル最適化処理では、キー
テーブル最適化部82により、最適化されたデータテー
ブルに適合するように、不要なキーを削除するととも
に、キーを構成するキー要素が同一なキーを一つのキー
で管理するようにキーテーブルを作成する。この結果、
キーテーブルを必要最小限にすることができ、キーテー
ブルを最適化することができる。なお、マージされた各
キーについては、各キーに対応する所定の識別子(フラ
グ等)をデータテーブルに記憶することにより各キーを
識別することができるようにしている。
【0036】次に、インデックス最適化処理では、イン
デックス最適化部83により、最適化されたデータテー
ブルに適合するように、不要なインデックスを削除す
る。この結果、インデックスを必要最小限にすることが
でき、インデックスを最適化することができる。
【0037】次に、ビューテーブル最適化処理では、ビ
ューテーブル最適化部84により、最適化されたデータ
テーブルに適合するように、不要なビューを削除すると
ともに、ビューを構成するビュー要素が同一なビューを
一つのビューで管理するようにビューテーブルを作成す
る。この結果、ビューテーブルを必要最小限にすること
ができ、ビューテーブルを最適化することができる。な
お、マージされた各ビューについては、各ビューに対応
する所定の識別子(フラグ等)をデータテーブルに記憶
することにより各ビューを識別することができるように
している。
【0038】次に、ストアドプロシージャ最適化処理で
は、ストアドプロシージャ最適化部85により、最適化
されたデータテーブルに適合するように、不要なストア
ドプロシージャを削除する。この結果、ストアドプロシ
ージャを必要最小限にすることができ、ストアドプロシ
ージャを最適化することができる。
【0039】以上のデータベース要素最適化処理によ
り、データベース処理の処理速度及び安定性を向上する
ことができる。なお、上記の各テーブルのマージ処理
は、テーブルの要素が同一の場合以外に、一方が他方に
含まれる場合や、格納されるデータの変動率(データの
増減)が同程度の場合にマージして一つのテーブルで管
理するようにしてもよい。
【0040】次に、ステップS9において、画面要素、
例えば、スタイルプロパティ、イベントプロパティ、リ
ンク等の最適化処理を行う。まず、スタイルプロパティ
最適化処理では、スタイルプロパティ最適化部91によ
り、画面毎のスタイルプロパティ(例えば、表示色等)
が同一のものを一つに定義し、スタイルプロパティを最
適化する。次に、イベントプロパティ最適化処理では、
イベントプロパティ最適化部92により、画面毎のイベ
ントプロパティ(例えば、マウスのクリック等)が同一
のものを一つに定義し、イベントプロパティを最適化す
る。次に、リンク最適化処理では、リンク最適化部93
により、最適化されたデータテーブルに適合するよう
に、データベースに格納されるデータと表示画面との関
係を規定するリンクを再構築し、リンクを最適化する。
【0041】以上の画面要素最適化処理により、画面処
理の処理速度及び安定性を向上することができる。な
お、HTMLを用いる場合は、プログラマーが特定の文
字(例えば、IDデータ等)を短くしたり、各コマンド
の区切りを一つのスペースに変更したり、コメントを削
除したりして、HTMLコマンドを短文化するようにし
てもよい。また、上記に説明したように、階層的な部品
を用いて画面を作成する場合は、各階層で重複するHT
MLのタグをマージして部品間のタグを統合したり、各
階層で重複するコマンドをマージしてイベントを統合し
たりしてもよい。
【0042】次に、ステップS10において、通信要素
の最適化処理を行う。具体的には、ストアドプロシージ
ャの作成段階でのテーブルヒット率を基にヒット率が高
い処理の転送コントローラを分割し、負荷の大きい画面
処理を分割する。この結果、転送コントローラの処理速
度及び安定性を向上することができる。
【0043】最後に、ステップS11において、最適化
されたデータベースが正しく作成されているか否かの二
次テストを行う。二次テストは、一次テストと同様に、
設定されたデータの属性及び画面データを基に、仮想の
データを自動的に入力し、プログラマーが意図するデー
タベースが最適に作成されているか否かをテストし、最
適に作成されている場合は、処理を終了し、最適に作成
されていない場合、ステップS1へ戻り、データの属性
及び画面データの設定等をやり直し、再度データベース
を最適化する。
【0044】以上の処理により、図1に示すデータベー
ス作成装置では、管理されるデータの属性及び使用する
入力画面及び出力画面の画面データに応じて自動的にデ
ータベース要素及び画面要素を最適化することができる
ので、プログラマーがデータベースに関する知識及び経
験が少ない場合でも、簡便な操作で自動的に最適なデー
タベースを作成することができる。
【0045】なお、本発明のデータベース作成装置によ
り作成されるデータベースの適用分野は特に限定され
ず、種々の分野に適用されるデータベースを作成するこ
とができ、例えば、営業情報管理分析用データベース、
生産管理用データベース、販売管理用データベース等も
同様に作成することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、データベースに格納さ
れるデータの属性、及びデータベースへのデータの入力
に使用される入力画面及び/又はデータベースからのデ
ータの出力に使用される出力画面を作成するために必要
とされる画面データに応じて、自動的にデータベース要
素及び画面要素を最適化することができるので、プログ
ラマーがデータベースに関する知識及び経験が少ない場
合でも、簡便な操作で自動的に最適なデータベースを作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデータベース作成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すデータベース作成装置をコンピュー
タを用いて実現したときのハードウエア構成の一例を示
すブロック図である。
【図3】図1に示すデータベース作成装置により実行さ
れるデータベース作成処理の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 データ属性設定部 2 データ属性記憶部 3 画面データ設定部 4 画面データ記憶部 5 処理部 6 データベース要素作成部 7 画面要素設定部 8 データベース要素最適化部 9 画面要素最適化部 81 データテーブル最適化部 82 キーテーブル最適化部 83 インデックス最適化部 84 ビューテーブル最適化部 85 ストアドプロシージャ最適化部 91 スタイルプロパティ最適化部 92 イベントプロパティ最適化部 93 リンク最適化部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 NK54 NR03 NR06 5B082 CA07 EA05 EA07 EA08 GC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを関係づけて管理するデー
    タベースを作成するデータベース作成装置であって、 データベースに格納されるデータの属性を設定するデー
    タ属性設定手段と、 前記データ属性設定手段により設定されたデータの属性
    を記憶するデータ属性記憶手段と、 データベースへのデータの入力に使用される入力画面及
    び/又はデータベースからのデータの出力に使用される
    出力画面を作成するために必要とされる画面データを設
    定する画面データ設定手段と、 前記画面データ設定手段により設定された画面データを
    記憶する画面データ記憶手段と、 前記データ属性記憶手段に記憶されているデータの属性
    及び前記画面データ記憶手段に記憶されている画面デー
    タを基に、データベースに使用されるデータベース要素
    及び画面要素を最適化する最適化手段とを備えるデータ
    ベース作成装置。
  2. 【請求項2】 前記最適化手段は、 データベース要素を最適化するデータベース要素最適化
    手段と、 画面要素を最適化する画面要素最適化手段とを備え、 前記データベース要素最適化手段は、 前記複数のデータを格納するデータテーブルを最適化す
    るデータテーブル最適化手段と、 前記複数のデータの中から関連するデータ間の関係を記
    憶するキーテーブルを最適化するキーテーブル最適化手
    段と、 データの検索に使用するインデックスを最適化するイン
    デックス最適化手段と、 データテーブルの参照に使用されるビューテーブルを最
    適化するビューテーブル最適化手段と、 データ処理に使用されるストアドプロシージャを最適化
    するストアドプロシージャ最適化手段とを備え、 前記画面要素最適化手段は、 表示画面のスタイルプロパティを最適化するスタイルプ
    ロパティ最適化手段と、 表示画面のイベントプロパティを最適化するイベントプ
    ロパティ最適化手段と、 データテーブルに格納されるデータと表示画面との関係
    を規定するリンクを最適化するリンク最適化手段とを備
    える請求項1記載のデータベース作成装置。
  3. 【請求項3】 複数のデータを関係づけて管理するデー
    タベースを作成するプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、 データ属性設定部により、データベースに格納されるデ
    ータの属性を設定するデータ属性設定手順と、 設定されたデータの属性をデータ属性記憶部に記憶する
    データ属性記憶手順と、 画面データ設定部により、データベースへのデータの入
    力に使用される入力画面及び/又はデータベースからの
    データの出力に使用される出力画面を作成するために必
    要とされる画面データを設定する画面データ設定手順
    と、 設定された画面データを画面データ記憶部に記憶する画
    面データ記憶手順と、 最適化部により、前記データ属性記憶部に記憶されてい
    るデータの属性及び前記画面データ記憶部に記憶されて
    いる画面データを基に、データベースに使用されるデー
    タベース要素及び画面要素を最適化する最適化手順とを
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9049079B2 (en) 2011-12-21 2015-06-02 International Business Machines Corporation Optimizing software configuration values using CMDB

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