JP2000089945A - 統合型ソフトウエア開発支援システム - Google Patents

統合型ソフトウエア開発支援システム

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JP2000089945A
JP2000089945A JP10257276A JP25727698A JP2000089945A JP 2000089945 A JP2000089945 A JP 2000089945A JP 10257276 A JP10257276 A JP 10257276A JP 25727698 A JP25727698 A JP 25727698A JP 2000089945 A JP2000089945 A JP 2000089945A
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Masami Horikoshi
政美 堀越
Shinichi Hori
信一 堀
Hisashi Tsuchiya
久志 土屋
Koji Fujii
浩司 藤井
Ryo Sakurai
糧 櫻井
Naoki Okabe
直樹 岡部
Hideaki Yajima
英明 矢島
Osayuki Fukuda
修之 福田
Yoshikazu Kimura
嘉和 木村
Shozo Nakano
正三 中野
Mitsuru Mizunuma
充 水沼
Masami Takamizawa
正己 高見沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御論理、及び制御論理を規定したソースプ
ログラムの内容を把握でき、保守性を向上させる統合型
ソフトウエア開発支援システムを提供する。 【解決手段】 基本設計部12及び詳細設計部13で作
成された設計情報に基づいてプログラム自動生成部14
及びコーディング部15でプログラムコードを編集する
際に、自動生成されたプログラムコードについてはその
修正等ができないようにし、設計情報とプログラムコー
ドとの一貫性を確保する。また、リポジトリは上流側ツ
ール用のみを設け、下流側ツールでは、このリポジトリ
を参照専用に変換したインタフェースファイルを用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウエア開発
に用いられる統合化ソフトウェア開発システムに関す
る。あるソフトウエアを開発する場合、設計、製造、試
験の各フェーズを経るのが通常である。本発明は、これ
らのフェーズを統合的に支援するための新規な手法に関
する。
【0002】
【従来の技術】システム計画から保守/運用までのソフ
トウエア開発工程全般をカバーする統合型ソフトウエア
開発支援システムが知られている。このような統合型ソ
フトウエア開発支援システムは、統合CASEツール
(Computer Aided Software Engineering Tool)とも呼
ばれ、上流CASEツールと下流CASEツールとを単
に組み合わせた場合に比べて、両者の連携が密接である
ことに特徴がある。しかし、従来の統合CASEツール
は、開発するホストマシンが決定されてしまうことか
ら、複数のホストマシンで動作するプログラムを開発す
るためには、必然的にCASEツールを組み合わせて使
用する必要があった。
【0003】ソフトウエア開発に際しては、構造化プロ
グラミング技法で使用するビジュアルな表記法を用いた
各種ダイヤグラムを使う。上流側ソフトウエア開発支援
システム(以下、「上流側ツール」)で定めた設計情
報、具体的にはダイヤグラム情報、ファイル仕様、アプ
リケーション(以下、「AP」)テーブル仕様等のデー
タ項目定義情報等を生かして下流側ソフトウエア開発支
援システム(以下、「下流側ツール」)を用いた作業を
行うことができ、最後にソースプログラムを自動生成す
る。その際、上流側ツールにより参照されるリポジトリ
を下流側ツールにより参照されるリポジトリに変換して
両者を連携させ、ソースプログラムに不備が生じたとき
は、上流側ツールに戻って該当個所を修正している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の統合CASEツ
ールには、以下のような問題点があった。 (1)上述のように、自動生成されたソースプログラム
に設計情報にはない制御論理を追加したり、設計情報の
内容と異なるコーディングの削除を行う必要が生じた場
合は、上流側ツールに戻って該当個所の設計情報である
ダイヤグラム情報を修正するのが原則であるが、ソース
プログラムの修正を迅速に行うために、それを下流側ツ
ールで直接行う場合がある。しかし、これを無秩序に行
うと、上流側ツールで定めた設計情報とソースプログラ
ムとが1対1に対応しなくなるため、ソースプログラム
の内容を設計情報だけで把握することができなくなり、
保守性が低下する(第1の問題点)。そこで本発明の第
1の課題は、設計情報を参照するだけでソースプログラ
ムの内容を把握でき、保守性を向上させる手法を提供す
ることにある。
【0005】(2)また、上記のように設計情報から直
接自動生成されたソースプログラムに追加コーディング
を施した後、設計情報に変更が生じて再度ソースプログ
ラムを自動生成すると、追加コーディングの部分は直接
には反映されない。そのため、再生成前のソースプログ
ラムからカット・アンド・ペーストによって追加コーデ
ィングの部分を復活させる必要があり、手間がかかるう
えに信頼性に不安があるという問題があった(第2の問
題点)。そこで、本発明の第2の課題は、追加コーディ
ングされた部分を新しいソースプログラムに自動的に反
映させる仕組みを構築することにある。
【0006】(3)上述のように、従来は、上流側ツー
ルにより参照されるリポジトリを下流側ツールにより参
照されるリポジトリに変換して両者を連携させている。
そのため、上流側ツールと下流側ツールとでそれぞれ独
立のリポジトリを保持して設計情報を二重に管理するこ
とになり、設計工程からプログラム製造工程まででの情
報に一貫性をもたせることが難しくなる。例えば下流側
ツールで発見された設計バグは、上流側ツールまで戻っ
て修正し、これを上流側ツールのリポジトリに反映させ
るとともに下流側ツールのリポジトリにも反映すること
により連携がとられるのが本来の手法であるが、設計工
程はA社、プログラム製造工程はB社が担当する場合に
は、連絡ミスや設計工程まで戻る修正作業に時間がかか
ることを回避するあまり、設計工程まで戻らずにプログ
ラム製造工程で下流側ツールのリポジトリを直接修正す
ることが多々ある。このような場合は、2つのリポジト
リが不整合となる(第3の問題点)。そこで本発明の第
3の課題は、設計情報の二重管理とそれによる設計情報
の不整合を回避することができる手法を提供することに
ある。
【0007】(4)ところで、複数のベンダのホストで
動作するソースプログラムを作成する場合、汎用マシン
である程度の動作確認を行った後、そのホストにソース
プログラムを転送して最終的な動作確認を行う開発形態
をとることが多くなっている。その中で、例えばCOB
OL(Common Business Oriented Language)プログラ
ムを生成する場合、記述ステップ数の削減及び品質の向
上のため、作成済みのプログラムの一つであるCOPY
原文を取り込む方式(=「COPY文」)が知られてい
る。この方式では、汎用マシンとホストとで、それぞれ
COPY原文を管理する必要があるため、COPY原文
にいくつかのバージョンが存在する場合、ホストと汎用
マシンとの間で取り込みを行うべきCOPY原文のバー
ジョンを取り違える可能性がある。そのため、多くのC
OBOLプログラムで利用され、且つ頻繁に変更がある
作成済みプログラム集をCOPY文を利用してプログラ
ムの取り込みを行うと、汎用マシンで取り込んだCOP
Y原文のバージョンと、ホスト上で取り込むべきCOP
Y原文のバージョンとが一致していることを保証するた
めに多大な稼働を伴うという問題があった(第4の問題
点)。そこで、本発明の第4の課題は、最終的に動作さ
せるべきマシンにおける、COPY原文の管理資源量の
削減を図るための手法を提供することにある。
【0008】(5)生成ないし修正されたプログラムの
動作確認を行った結果、そのプログラムの障害(バグ)
を取り除く作業(デバッグ)が伴う場合がある。デバッ
グはデバッガと呼ばれるツールを用いて行う。従来、4
GL(第4世代言語)からCOBOLプログラムを生成
する形式の4GLプログラムをデバッグする場合は、4
GLの動作とCOBOLの動作に機能の差異が発生する
ため、プログラム試験を高品質で行うことが困難であっ
た。例えば最終的にCOBOLプログラムを生成する手
段として、4GLを用いて製造及び動作確認を行う場
合、そのために使用される4GLコンパイラは、4GL
をコンパイルすることによって実行形式ファイルを生成
する。デバッガは、この実行形式ファイルを入力として
動作するものであり、その実行形式ファイルによる動作
確認が完了した時点で、COBOLプログラムにコンパ
イルする。このため、デバッガでは、4GLをコンパイ
ルして生成された実行形式ファイルの動作と、4GLを
コンパイルして生成されるCOBOLプログラムの動作
保証を行う場合、複数ホストで4GL全命令に対するC
OBOLソースを生成して動作確認を行う必要があり、
多大な稼働を要するという問題があった(第5の問題
点)。そこで、本発明の第5の課題は、最終生成物であ
るプログラムソースの動作確認を容易に行える手法を提
供することにある。
【0009】(6)また、デバッグを行う場合、従来
は、試験対象となるプログラムを修正する度にカバレー
ジ率0%からやり直しているため、デバッグ工数がプロ
グラムのサイズに応じて増加し、極めて効率が悪かった
(第6の問題点)そこで、本発明の第6の課題は、デバ
ッグ工数の効率化を図ることができる手法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
め、本発明は、上流工程支援手段と下流工程支援手段と
を具備する統合型ソフトウエア開発支援システムであっ
て、上流工程支援手段は、開発対象となるソフトウエア
の設計情報の作成支援を行う手段を有し、下流工程支援
手段は、前記作成された前記設計情報に基づいてプログ
ラムコードを自動生成する手段と、自動生成されたプロ
グラムコードを含むプログラムコードの編集を行う手段
と、前記自動生成されたプログラムコードを表す第1領
域とそれ以外のプログラムコードを表す第2領域とを識
別して前記編集手段による第1領域の編集を制限する編
集制限手段とを有する統合型ソフトウエア開発支援シス
テムを提供する。
【0011】第2の課題を解決するため、本発明は、上
流工程支援手段と下流工程支援手段とを具備する統合型
ソフトウエア開発支援システムであって、上流工程支援
手段は、開発対象となるソフトウエアの設計情報の作成
支援を行う手段を有し、下流工程支援手段は、前記作成
された前記設計情報に基づいてプログラムコードを自動
生成する手段と、前記プログラムコードに追加されたコ
ーディング部分を索出する手段と、事後的に変更された
前記設計情報に基づいてプログラムコードを再度自動生
成する際に前記追加されたコーディング部分を取得して
この自動生成されたプログラムコードにマージする手段
とを有する統合型ソフトウエア開発支援システムを提供
する。
【0012】第3の課題を解決するため、本発明は、上
流工程支援手段と下流工程支援手段とを具備する統合型
ソフトウエア開発支援システムであって、上流工程支援
手段は、開発対象となるソフトウエアの設計情報の作成
支援を行う手段と、作成された設計情報を保持するリポ
ジトリと、このリポジトリを下流工程支援手段で参照の
みが可能なインタフェースファイルに変換する手段とを
有し、下流工程支援手段は、前記インタフェースファイ
ルに基づいてプログラムコードを自動生成する手段を有
する統合型ソフトウエア開発支援システムを提供する。
【0013】第4の課題を解決するため、本発明は、作
成済みのプログラム群を保持する作成済プログラム保持
手段と、新規プログラムを生成する際に当該プログラム
の該当領域に前記作成済みのプログラムをインライン展
開するかCOPY原文として取り込むかを指定する指定
手段とを有し、前記新規プログラムの種別及び利用回数
に応じて前記インライン展開とCOPY原文としての取
り込みとを選択可能に構成されていることを特徴とする
プログラム生成装置を提供する。
【0014】第5の課題を解決するため、本発明は、第
1言語とこの第1言語によって生成される第2言語との
対応関係を保持した対応情報ファイルと第2言語プログ
ラムとを生成する第1のコンパイラと、前記対応情報フ
ァイル及び第2言語プログラムに基づいて第2言語によ
る実行形式ファイルを生成する第2のコンパイラと、前
記第2言語実行形式ファイル及び前記対応情報ファイル
を入力として内部的には第2言語プログラムとして走行
しながら、表示上は第1言語プログラムで走行している
ように見せる手段とを有し、第1言語体系下で第2言語
体系のプログラムの動作確認を行うデバッガを提供す
る。
【0015】第6の課題を解決するため、本発明は、プ
ログラムの試験をルート毎に行う装置であって、試験実
行済みルートと試験未実行のルートとを区別するための
区別情報をコンパイルの度に保持する区別情報保持手段
と、前記保持されている区別情報のうちプログラムの変
更があった部分を試験未実行の情報に更新する区別情報
更新手段と、前記試験未実行のルートのみを抽出して表
示する手段とを有するプログラム試験装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、4GLをベース
としてCOBOLソースを生成する統合型ソフトウエア
開発支援システムに適用した場合の実施の形態を説明す
る。図1は、この実施形態による統合型ソフトウエア開
発支援システムの全体構成図である。統合型ソフトウエ
ア開発支援システムは、汎用のコンピュータ装置がその
内部あるいは外部記憶装置にインストールされた所定の
プログラムを読み込んで実行することにより実現される
ソフトウエア開発支援装置10と、このコンピュータ装
置に接続される表示装置20,印刷装置30,通信ネッ
トワーク40,入力装置50を備えて構成される。
【0017】上記プログラムは、可搬性の記録媒体、例
えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DV
D、磁気テープにコンピュータ装置が読取可能な形態で
記録されて流通し、所定のメディア読取装置を通じて上
記内部あるいは外部記憶装置にインストールされるもの
である。あるいは上記通信ネットワーク40を通じてア
クセス可能なプログラムサーバを通じて内部あるいは外
部記憶装置にインストールされたものである。なお、上
記プログラムのみを実行することによってソフトウエア
開発支援装置10が実現されるだけでなく、そのプログ
ラムの指示に基づいて当該コンピュータ装置上で稼働し
ているオペレーティングシステムが実際の処理の一部を
行い、その処理を通じてソフトウエア開発支援装置10
が実現されるものであっても良い。
【0018】ソフトウエア開発支援装置10は、表示装
置20等との間のデータの入出力制御を行う入出力制御
部11、開発対象となるソフトウエアの基本設計を行う
基本設計部12、ソフトウエアの詳細設計を行う詳細設
計部13、設計情報に基づいてコンピュータプログラム
の自動生成を行うプログラム自動生成部14、自動生成
されたプログラムの編集を行うとともに、自動生成され
たプログラムに追加してコーディングを行うコーディン
グ部15、リポジトリ171やプログラム等を記憶する
ためのデータ記憶部17、上流側ツールで使用するリポ
ジトリを下流側ツールで参照されるインタフェースファ
イル172に変換するリポジトリ変換部18、生成され
たプログラムの試験を行うためのプログラムテスト部1
9の各機能ブロックを有している。
【0019】従来型システムとの対比では、基本設計部
12と詳細設計部13とリポジトリ171とで上流側ツ
ール、プログラム自動生成部14とコーディング部15
とインタフェースファイル172で下流側ツールを構成
している。また、図示を省略してあるが、この種のシス
テムに必須となるエディタ(論理ネット図エディタ、4
GLエディタ等)やコンパイラ(4GLコンパイラ、C
OBOLコンパイラ)を有している。なお、ここでは、
ソフトウエア開発支援装置10をスタンドアロン型にし
た場合の例を示してあるが、分散型処理形態を採用して
も良いことはいうまでもない。
【0020】リポジトリ171には、参照用のデータ辞
書や大型/小型共通部品設計情報が格納され、さらに、
基本設計部12及び詳細設計部13で定義された設計情
報が格納されるようになっている。リポジトリ変換部1
8で変換されたインタフェースファイル172は、プロ
グラム自動生成部14やコーディング部15で参照のみ
が行える形式のファイル(プログラム定義ファイル、デ
ータ定義ファイル等)であり、更新はできない。従っ
て、下流側で設計バグ等を発見した場合は、常にリポジ
トリ171を修正する必要があり、これによって設計工
程とプログラム製造工程の一貫性を保つようになってい
る。
【0021】基本設計部12は、ビジュアルな外部論理
ネット図を用いて業務体系を明確にするとともに入力デ
ータに対する出力データ、処理内容の概要等を決定し、
これらを基本設計工程での設計情報としてリポジトリ1
71に保存する。また、リポジトリ(データ辞書)17
1を参照してドキュメントとしての基本設計書やファイ
ル仕様書の自動作成をも行う。
【0022】詳細設計部13は、上記外部論理ネット図
に対応する詳細論理ネット図(外部論理ネット図の個々
の機能の動きを規定した図)やチャート図の作成、機能
概要等の作成を行い、これらを詳細設計工程での設計情
報、具体的には制御プログラム構造情報、プログラム生
成パターン情報としてデータ記憶部17のリポジトリ1
71に保存する。また、リポジトリ(大型/小型共通部
品設計情報)171を参照してドキュメントとしての詳
細設計書の自動作成をも行う。
【0023】リポジトリ変換部18は、設計情報を下流
側ツールでも共通に使用可能なインタフェースファイル
に変換する機能を有している。インタフェースファイル
には、プログラムコードにおける個々の機能を識別する
ためのアイテムの名称、アイテムが配置されている論理
ネット図・チャート図の位置情報、さらに、論理ネット
図・チャート図の構造を記録しておく。
【0024】プログラム自動生成部14は 詳細論理ネ
ット図からプログラム論理構造(スケルトン構造)を自
動生成するものであり、コーディング部15は、自動生
成されたプログラムに不足している命令の追加コーディ
ングを行うものである。プログラム自動生成に際しては
上記インタフェースファイルを参照し、自動生成後は、
4GLプログラムに対して追加すべきコーディング欄の
番号と、その追加コーディング欄に対応するアイテム
名、論理ネット図の位置情報等を記録した「論理ネット
図・4GL対応情報ファイル」を作成する。上流側ツー
ルで設計情報が変更され、プログラム論理構造を再度自
動生成する場合は、この論理ネット図・4GL対応情報
ファイル中に、一致するアイテム名または位置番号が存
在するかどうかを調べ、存在する場合は、対応するブロ
ックの追加コーディング欄を継承し、その欄の内容を自
動的に埋め込みながら修正後の自動コーディングを行
う。一致するアイテム名、又は位置番号が存在しなかっ
た場合は、追加コーディング欄を空欄として自動コーデ
ィングを行う。
【0025】図2は、上述の基本設計部12、詳細設計
部13及びプログラム自動生成部14における機能の相
関関係、すなわち、外部論理ネット図、詳細論理ネット
図、自動生成される制御論理のプログラム構造の相互関
係を示している。外部論理ネット図は対象となるソフト
ウエアの処理の概要を示しており、詳細論理ネット図は
外部論理ネット図における個々の機能の詳細内容を示し
ている。図示の例では、外部論理ネット図の処理Aの概
要を詳細論理ネット図で詳細に把握できるようになって
いる。プログラム自動生成部14は、この詳細論理ネッ
ト図の内容を解釈してプログラムを自動生成する。自動
生成されたプログラムは必要に応じて編集され、コンパ
イラで翻訳されてCOBOLソースが生成される。
【0026】次に、本実施形態における統合型ソフトウ
エア開発支援システムの処理動作を説明する。まず、自
動生成された4GLプログラムに対する下流側ツールで
の編集(機能変更等)を制限する場合の処理について説
明する。ここでは、変更不可能文字開始記号、及び、変
更不可能文字終了記号から成る画面制御キーワードを設
定し、この画面制御キーワードに従って、自動生成され
たプログラムコードの領域とそれ以外のプログラムコー
ドの領域とを識別する。なお、前者の領域は、変更不可
能領域となり、後者の領域は、変更可能領域となる。こ
のような仕組みによって自動生成されたプログラムコー
ドが編集されることを抑止する。また、IF文、EVA
LUATE文、LOOP文のように、自動生成されたプ
ログラムの制御論理を変更することが可能な命令を使用
した場合、コンパイルエラーとする。
【0027】この場合の処理の手順例を示したのが図3
である。前提として、図3左側フローに示すように、上
流側ツールで定義された論理ネット図のリポジトリ情報
を変換したインタフェースファイル中に存在する制御プ
ログラム構造情報S11の内容を解析し(ステップA1
1)、解析結果に対応するプログラム生成パターン情報
S12より取得して4GLプログラムS13を自動生成
する(ステップA12)。図4は制御プログラム構造情
報S11の一例、図5はプログラム生成パターン情報S
12の一例、図6はこれらの情報に基づいて自動生成さ
れた4GLプログラムS13の一例を示した図である。
生成された4GLプログラムS13には、それが自動生
成されたものであることを示す識別情報、具体的には、
上記画面制御キーワードが付加されるようになってい
る。図7は、この画面制御キーワードの一例を示した図
である。
【0028】4GLプログラムを表示装置20のエディ
タ画面に表示するときには、図3中央フローに示すよう
に、テキストファイルを最終行に至るまで1行づつ読み
込み(ステップA21、A22:No)、読み込まれた
行が画面制御キーワードか否かを判定する(ステップA
23)。画面制御キーワードであった場合は、それが図
7上段の変更不可能文字開始記号か下段の変更不可能文
字終了記号かを判定し、変更不可能文字が記録されてい
る行番号の情報を変更不可能行情報S14としてデータ
記憶部17に記録する(ステップA23:Yes、A2
4)。また、読み込まれた行が変更不可能行か否かを判
断し、変更不可能行でない場合はそのまま(ステップA
25:No、A26)、変更不可能行であった場合は、
表示装置20のディスプレイS15に出力する色を変更
させ(ステップA25:Yes、A26)、その行をエ
ディタ画面に出力させる(ステップS27)。これによ
り、ユーザに対して注意を喚起することができる。
【0029】エディタは、入力装置50のキーボードS
15を通じて入力されたコーディング文字を取得する
(ステップA31)。そして、キーボードS15から入
力された文字に対応するカーソル位置の情報を取得し
(ステップA32)、予め記録されている変更不可能行
情報S14と現在のカーソル位置の情報とを比較する。
カーソル位置が変更不可能行であった場合は、入力され
た文字を破棄する(ステップA33:Yes、A3
4)。一方、変更不可能行でなかったときは入力文字を
ディスプレイS15に表示させる(ステップA33:N
o、A35)。このようにして、変更可能領域と不可能
領域とを切り分ける。
【0030】なお、上述のようにして自動生成されたプ
ログラムコードの領域とそれ以外のプログラムコードの
領域とを切り分けるだけでなく、コンパイル時にエラー
情報を生成して出力するように構成することもできる。
図8は、この場合の処理手順図であり、4GLコンパイ
ラでの処理を示したものである。
【0031】すなわち、追加記述を完了した4GLプロ
グラムS13からテキストファイルを最終行に達するま
で1行づつ読み込み(ステップA41)、各行につい
て、それが画面制御キーワードを含む行かどうかを判定
する(ステップA42:No、A43)。画面制御キー
ワードを含む行であった場合は、変更不可能行であるか
どうかの状態を表す変更不可能行判定フラグS17を生
成してデータ記憶部17に記憶させる(ステップA4
3:Yes、A44)。変更不可能行判定フラグS17
は、例えば、「変更可能=TRUE」のように表現して
おく。
【0032】さらに、変更不可能判定フラグS17から
現在の行が変更不可能行かどうかを判断する(ステップ
A45)。変更不可能行であった場合は自動生成された
行であり、制御構造を変更できる命令が記述されている
ことを意味するので、その行を追加不可命令判定の対象
外とする(ステップA45:Yes)。変更不可能行で
なかった場合は追記記述を行った部分であるため、図9
にその内容を例示した追加不可命令テーブルS18に記
述されている「追加不可命令」を使用しているかどうか
を検査する(ステップA45:No、A46)。検査の
結果、「追加不可命令」が使用されていると判断できる
場合は、エラー情報を生成してディスプレイS15に表
示させるとともに、4GLコンパイラの処理を終了させ
る(ステップA47:Yes、A48)。
【0033】追加不可命令が使用されていない場合、ま
たはステップA45において変更不可能行であった場合
は、構文解析処理を行い(ステップA49)、構文が次
の行に継続しているかどうかを判定する(ステップA5
0)。次の行に継続しているならばステップA41に戻
り、次の行に継続していないならば、COBOL(ソー
ス)プログラムS19を生成する。
【0034】このように、編集を制限した領域に対して
下流側ツールで編集がなされた場合は、コンパイル時に
エラー情報が生成されるので、設計工程とプログラム製
造工程での一貫性をより徹底させることができる。
【0035】ここで、上流側ツールで定義した設計情報
に対して変更の必要が生じて再度プログラムの自動生成
を行う際に、既に追加コーディング等がなされている部
分を新たなプログラムに引き継ぐ場合の処理について説
明する。
【0036】図10はこの場合の処理の概要手順図であ
り、図11は詳細手順図である。まず、制御プログラム
生成処理(ステップA12)を再度実行する際に、変更
前のプログラムである旧4GLプログラムS13−1が
存在するか否かを判定する(ステップA121)。存在
する場合は、ステップA11で解析したプログラム構造
情報に対応する4GLプログラム生成パターン情報S1
2を取得する(ステップA122)。そして、上記プロ
グラム構造情報に対応する名称をキーとして、データ記
憶部17内の論理ネット図・4GL対応情報ファイルS
20を検索する。論理ネット図・4GL対応情報ファイ
ルS20の例を図12に示す。図12中、(1)はステッ
プA11の制御プログラム構造情報解析処理において取
得した、制御プログラム構造情報S11中の、論理ネッ
ト図の最大位置番号である。この最大位置番号をもと
に、論理ネット図全体の変更を検知する。(2)は上記制
御プログラム構造情報S11中の論理ネット図のアイテ
ム名称である。(3)はステップA11の制御プログラム
構造情報解析処理において取得した、アイテムの論理ネ
ット図上の位置番号である。この位置番号をもとに、論
理ネット図中のアイテムの位置の変更を検知する。(4)
はステップA11の制御プログラム構造情報解析処理に
おいて取得した、論理ネット図のアイテムに対応する、
新4GL(S13−2)が保持する追加コーディング欄
のブロック番号である。「入力項目の確認」機能プログ
ラムについては、アイテム数だけ、これを繰り返す。
【0037】この論理ネット図・4GL対応情報ファイ
ルS20と図13に示す判定条件と行動の関係表(テー
ブル)を用いて、旧4GLプログラム中に、対応する追
加コーディング欄が存在するかどうかを判定する(ステ
ップA124)。存在する場合は、論理ネット図・4G
L対応情報ファイル中のブロック番号をキーとして、旧
4GLプログラムS13−1から、対応する追加コーデ
ィング欄を取得する(ステップA124:Yes、A12
5)。追加コーディング欄の情報が取得できなかった場
合は、新規に追加コーディングが行われるため、追加コ
ーディング欄に空白記号を埋め込んでおく(ステップS
124:No)。その後、追加コーディング欄の情報と上
述のプログラム生成パターンとをマージし(ステップA
127)、この追加コーディング欄とマージされている
プログラム生成パターンから新4GLプログラムS13
−2を生成する(ステップA128)とともに、図12
に示した情報を論理ネット図・4GL対応情報ファイル
S20宛に出力する(ステップA129)。
【0038】なお、ステップA121の処理で旧4GL
プログラムS13−1が存在しないと判定した場合は、
プログラム新規生成であると判断し、上記プログラム構
造情報に対応するプログラム生成パターン情報S12を
取得し(ステップA121:No、A126)、これをス
テップA127の処理に渡す。
【0039】次に、上流側ツールで定義した設計情報の
下流側ツールでの展開形態を選択可能にする処理につい
て説明する。例えばあるベンダのホスト環境で動作する
プログラムを生成し、ある程度の動作確認を行った後、
そのホストにプログラムを転送して最終的な動作確認を
行う場合を考える。この場合を想定し、本実施形態の統
合型ソフトウエア開発支援システムでは、作成済みプロ
グラム集をCOBOLプログラム上にインライン展開す
るか、COPY原文を展開してホスト上でも同じプログ
ラムを取り込むようにするかを指定する「レベル99指
定」の機能を搭載している。
【0040】例えば多くのCOBOLプログラムで利用
され、かつ頻繁に変更がある作成済みプログラムについ
ては、「レベル99指定」を用いてCOBOLプログラ
ムにインライン展開させるようにすることで、ホスト側
での作成済みプログラム集のバージョンのずれを防止で
きるようになる。一方、頻繁に変更が行われない作成済
みプログラム集については、「レベル99指定」を用い
てCOPY原文を取り込むようにすることで、ホストで
の管理資源量の削減を図ることができる。
【0041】具体的には図14に示す手順でCOBOL
プログラムを生成する。すなわち、前述のステップA4
9の構文解析処理の結果を受けて、「レベル99指定」
かどうかを判定し、その構文に対する振分を行う(ステ
ップA511)。「レベル99指定」であった場合は、
作成済みプログラム集S20を検索し、該当するものを
取得する(ステップA512)。この作成済みプログラ
ムの例を図15に示す。また、取り込み対象プログラム
に対するインライン展開種別情報S21を取得し(ステ
ップA513)、作成済みプログラム集S20をインラ
イン展開するかどうかを判定する(ステップA51
4)。インライン展開種別情報S21の例を図16、イ
ンライン展開を行った後のCOBOLプログラムS19
の例を図17に示す。
【0042】図17から明らかなように、インライン展
開を指定した場合(INLINEの文字で指定)は、図15の
作成済みプログラムがCOBOLプログラム中に埋め込
まれる。インライン展開を行わない場合は、COPY原
文を取り込む命令として、COPY文をCOBOLプロ
グラムS19に出力する(ステップA515)。COP
Y文を出力した場合のCOBOLプログラムS19の例
を図18に示す。図示の例では、「処理対象入力電文」
がCOPY文として指定されている。
【0043】次に、4GLからCOBOLソースを生成
する形式の4GLプログラムの動作確認とデバッグの処
理について説明する。従来は、図19(a)に示すよう
に、4GLコンパイラで4GL実行形式ファイルを生成
し、4GLデバッガで実行形式ファイルによる走行確認
を行った後、COBOLプログラムにコンパイルしてC
OBOL実行形式ファイルを生成し、これを各ベンダの
ホスト環境で走行確認を行っていた。そのために前述の
ように4GL・COBOL間の実装内容の差異によるエ
ラーが混入することがあった。
【0044】これに対し、本実施形態では、図19
(b)に示すように、4GLコンパイラでCOBOLプ
ログラムと4GL:COBOL対応情報ファイルとを生
成し、これらをCOBOLコンパイラに引き渡す。CO
BOLコンパイラは、4GL:COBOL対応情報ファ
イルとCOBOLプログラムとを入力としてCOBOL
実行形式ファイルを生成する。デバッガは、このCOB
OL実行形式ファイルと4GL:COBOL対応情報フ
ァイルとを入力として、内部的にはCOBOLプログラ
ムとして走行しながら、表示上は、4GLプログラムで
走行を行っているように見せる。
【0045】この方式では、同じ汎用マシン環境及びホ
スト環境と、COBOLプログラムを入力として実行形
式ファイルを生成しているため、最終生成物であるCO
BOLプログラムの動作保証を容易に行えるようにな
る。また、4GLとCOBOLプログラムとの間の実装
内容の差異によるエラーが混入しないので、走行試験の
品質を向上させることができ、しかも走行するプログラ
ムの環境にとらわれないデバッグが可能になるという効
果もある。
【0046】次に、図20を参照してプログラムテスト
部19の動作をより詳細に説明する。図20(a)は従
来の処理、(b)は本実施形態による処理である。従来
は、対象となるプログラムをコンパイルする度に、実行
形式ファイルの内容が変更されるため、テストカバレー
ジの表示をカバレージ率0%からやり直していたことは
前述のとおりである。そのため、デバッグ工数の効率化
を図ることができなかった。これに対し、本実施形態で
は、「蓄積型カバレージ機構」を搭載し、コンパイル・
リンクを行う際に、実行形式ファイル中に記憶されてい
る、試験実行済み・試験未実行の情報を継承し、プログ
ラムを修正した部分のみ試験未実行情報に更新し、実行
形式のファイルを作成する。これにより、コンパイルと
デバッグを繰り返しても、毎回、プログラムを修正した
部分だけが試験未実行として表示されるようにした。こ
のことをより詳しく説明する。
【0047】従来、コンパイルからデバッグまでの流れ
は、図20(a)に示すように、ソースコードからコン
パイルしてCOBOLソースとIL(COBOL実行形
式ファイル)とに分離し、さらに、ILをリンカを通し
てIL統合ファイル、つまりCBTファイル(COBO
L実行形式結合ファイル)に変換していた。そして、デ
バッガは、このCBTファイルを入力として動作を行
い、命令ごとの試験実行済み・未実行の情報(以下、
「カバレジ情報」)をCBTファイルに保管する形式で
あったため、プログラムに修正が加えられると、新しい
ILファイルが作成され、また、新しいCBTファイル
が作成されるため、コンパイル・リンク毎にカバレジ情
報がクリアされていた。
【0048】これに対し、本実施形態では、ソースコー
ドをコンパイルするが、その際、COBOLソースとI
Lのほか、リソース情報(ソースコード:COBOL対
応情報)を生成する。従来方式とは異なり、リンカを呼
び出す前に、旧COBOLソースとCOBOLソースの
行とを比較して差分情報を取得する。リンカは、差分情
報とILとを入力とし、CBTファイルのカバレジ情報
に差分情報中の変更が無かった行に対して、試験済みの
フラグを入力する。そして、デバッガにCBTファイル
を入力して試験を行う。試験開始時には、差分情報がす
べて反映されており、再コンパイルを行った後でも試験
済みの部分については試験済みとして表示を行うことが
可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の統合型ソフトウエア開発支援システムでは、生成され
たプログラムのうち、ユーザが下流工程で変更可能な部
分と変更不可能な部分とを切り分けることができ、自動
生成される部分は、変更を不可能にし、また、自動生成
されたプログラムに対して、設計で定義を行った制御が
変更されるような命令を記述した場合は、コンパイル時
にすべてエラーになるようにしたので、上流・下流ツー
ル間の制御論理の不一致の発生を抑制できるようにな
る。
【0050】また、プログラムの自動生成時に追加コー
ディング欄の番号、追加コーディング欄に対応するアイ
テム名、論理ネット図の位置情報を記録しておき、設計
情報が変更され、プログラムを再度自動生成する必要が
ある場合に、論理ネット図、4GL対応情報ファイルを
読み込みながら、対応するアイテムが保持していた追加
コーディング欄の内容を埋め込みつつ、プログラムを自
動生成するようにしたので、設計情報の変更時にも、そ
れまでの追加コーディング部分を継承でき、設計情報変
更時の生産性、品質を高めることができるようになる。
【0051】また、下流側ではリポジトリをもたずに上
流側からリポジトリ変換を行ったインタフェースファイ
ルを参照情報とし、しかもインタフェースファイルは、
参照のみが行える形式のファイルで、更新ができないよ
うにしたので、設計バグが発見された場合には常に上流
側のリポジトリを修正する必要が生じ、設計工程とプロ
グラム製造工程での一貫性が保てるようになる。
【0052】また、レベル指定手段を設け、対象となる
プログラム上に作成済みプログラムをインライン展開す
るかCOPY原文を展開するかを本システム内で選択で
きるようにしたので、そのプログラムを走行させるホス
ト側で作成済みプログラムのバージョンを管理する必要
がなくなり、管理資源量の削減が図れるようになる。
【0053】また、デバッグの際に、内部的には第2言
語体系での動作を行いながらあたかも第1言語体系で動
作を行っているように見せるようにしたので、最終生成
物である第2言語体系のプログラムの動作保証を第1言
語で容易且つ高品質に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の統合型ソフトウエア開発支援システム
の全体構成図。
【図2】基本設計部、詳細設計部、プログラム自動生成
部の相互関係を示した説明図。
【図3】変更不可能行とそうでない行との切り分け処理
の手順説明図。
【図4】インタフェースファイル中の制御プログラム構
造情報の一例を示した図。
【図5】プログラム生成パターン情報の一例を示した
図。
【図6】インタフェースファイル中の制御プログラム構
造情報より自動生成された4GLプログラムの一例を示
した図。
【図7】画面制御キーワードの一例を示した図であり、
上段は変更不可能文字開始記号、下段は変更不可能文字
終了記号である。
【図8】自動生成されたプログラムに対する追加コーデ
ィング部分に、制御論理を変更できる命令が記述されて
いる場合に、エラー情報を出力する場合の処理手順図。
【図9】変更不可能行でなかった場合に参照される追加
不可命令テーブルの内容例を示した図。
【図10】上流側ツールで定義した設計情報に対して変
更の必要が生じて再度プログラムの自動生成を行う際
に、既に追加コーディング等がなされている部分を新た
なプログラムに引き継ぐ場合の処理の概要手順説明図。
【図11】図10の処理の詳細手順説明図。
【図12】論理ネット図・4GL対応情報ファイルS2
0の例。
【図13】追加コーディング欄が存在するかどうかを判
定するための判定条件の一例を示した図。
【図14】上流側ツールで定義した設計情報の下流側ツ
ールでの展開形態を選択できるようにするための処理手
順説明図。
【図15】インライン展開の対象となる作成済みプログ
ラムの例を示した図。
【図16】取り込み対象プログラムに対するインライン
展開種別情報の一例を示した図。
【図17】インライン展開を行った後のCOBOLプロ
グラムの例を示した図。
【図18】COPY文による展開を行った後のCOBO
Lプログラムの例を示した図。
【図19】(a)は従来のデバッガの処理概要図、
(b)は本実施形態によるデバッガの処理概要図。
【図20】(a)は従来のコンパイル・リンクの処理手
順図、(b)は本実施形態によるコンパイル・リンクの
処理手順図。
【符号の説明】
10 ソフトウエア開発支援装置 20 表示装置 30 印刷装置 40 通信ネットワーク 50 入力装置 11 入出力制御部 12 基本設計部 13 詳細設計部 14 プログラム自動生成部 15 コーディング部 17 データ記憶部 18 リポジトリ変換部 19 プログラムテスト部 171 上流工程におけるリポジトリ 172 インタフェースファイル
フロントページの続き (72)発明者 土屋 久志 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 藤井 浩司 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 櫻井 糧 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 岡部 直樹 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 矢島 英明 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 福田 修之 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 木村 嘉和 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 中野 正三 東京都町田市相原町307−44 (72)発明者 水沼 充 神奈川県横浜市霧が丘4−2 霧が丘グリ ーンタウン3−403 (72)発明者 高見沢 正己 神奈川県横須賀市田浦町1−1−5 ファ ミール湘南田浦1007 Fターム(参考) 5B042 GA01 HH11 NN50 5B076 DD04 EC07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流工程支援手段と下流工程支援手段と
    を具備する統合型ソフトウエア開発支援システムであっ
    て、 上流工程支援手段は、開発対象となるソフトウエアの設
    計情報の作成支援を行う手段を有し、 下流工程支援手段は、前記作成された前記設計情報に基
    づいてプログラムコードを自動生成する手段と、自動生
    成されたプログラムコードを含むプログラムコードの編
    集を行う手段と、前記自動生成されたプログラムコード
    を表す第1領域とそれ以外のプログラムコードを表す第
    2領域とを識別して前記編集手段による第1領域の編集
    を制限する編集制限手段とを有することを特徴とする統
    合型ソフトウエア開発支援システム。
  2. 【請求項2】 前記第1領域の識別情報を前記自動生成
    されたプログラムコードに付加する手段をさらに有し、
    前記編集制限手段は、前記付加された識別情報をもとに
    前記第1領域を識別することを特徴とする、 請求項1記載の統合型ソフトウエア開発支援システム。
  3. 【請求項3】 前記編集制限手段は、前記第1領域と第
    2領域とを異なる形態で表示するように構成されている
    ことを特徴とする、 請求項1記載の統合型ソフトウエア開発支援システム。
  4. 【請求項4】 前記自動生成されたプログラムコードは
    プログラム制御論理を含むものであり、編集可能な前記
    第2領域に前記プログラム制御論理を変更する命令が記
    述されていた場合はコンパイル時にエラー情報を生成す
    るエラー情報生成手段を有することを特徴とする、 請求項1または2記載の統合型ソフトウエア開発支援シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上流工程支援手段と下流工程支援手段と
    を具備する統合型ソフトウエア開発支援システムであっ
    て、 上流工程支援手段は、開発対象となるソフトウエアの設
    計情報の作成支援を行う手段を有し、 下流工程支援手段は、前記作成された前記設計情報に基
    づいてプログラムコードを自動生成する手段と、前記プ
    ログラムコードに追加されたコーディング部分を索出す
    る手段と、 事後的に変更された前記設計情報に基づいてプログラム
    コードを再度自動生成する際に前記追加されたコーディ
    ング部分を取得してこの自動生成されたプログラムコー
    ドにマージする手段とを有することを特徴とする、 統合型ソフトウエア開発支援システム。
  6. 【請求項6】 前記上流工程支援手段または下流工程支
    援手段は、前記設計情報を上流工程及び下流工程で共通
    に使用される共通フォーマットファイルに変換する手段
    を備え、当該共通フォーマットファイルには、プログラ
    ムコードの機能を識別するためのアイテムの名称、アイ
    テムが配置されている論理ネット図の位置情報、論理ネ
    ット図の構造が前記追加されたコーディング部分に対応
    付けて記録されており、 前記下流工程支援手段は、前記プログラムコードの再生
    成時に前記共通フォーマットファイルから該当するアイ
    テムに対応するコーディング部分の内容を取得するよう
    に構成されていることを特徴とする、 請求項5記載の統合型ソフトウエア開発支援システム。
  7. 【請求項7】 上流工程支援手段と下流工程支援手段と
    を具備する統合型ソフトウエア開発支援システムであっ
    て、 上流工程支援手段は、開発対象となるソフトウエアの設
    計情報の作成支援を行う手段と、作成された設計情報を
    保持するリポジトリと、このリポジトリを下流工程支援
    手段で参照のみが可能なインタフェースファイルに変換
    する手段とを有し、 下流工程支援手段は、前記インタフェースファイルに基
    づいてプログラムコードを自動生成する手段を有するこ
    とを特徴とする、 統合型ソフトウエア開発支援システム。
  8. 【請求項8】 作成済みのプログラム群を保持する作成
    済プログラム保持手段と、 新規プログラムを生成する際に当該プログラムの該当領
    域に前記作成済みのプログラムをインライン展開するか
    COPY原文として取り込むかを指定する指定手段とを
    有し、 前記新規プログラムの種別及び利用回数に応じて前記イ
    ンライン展開とCOPY原文の取り込みとを選択可能に
    構成されていることを特徴とする、 プログラム生成装置。
  9. 【請求項9】 第1言語とこの第1言語によって生成さ
    れる第2言語との対応関係を保持した対応情報ファイル
    と第2言語プログラムとを生成する第1のコンパイラ
    と、 前記対応情報ファイル及び第2言語プログラムに基づい
    て第2言語による実行形式ファイルを生成する第2のコ
    ンパイラと、 前記第2言語実行形式ファイル及び前記対応情報ファイ
    ルを入力として内部的には第2言語プログラムとして走
    行しながら、表示上は第1言語プログラムで走行してい
    るように見せる手段とを有し、 第1言語体系下で第2言語体系のプログラムの動作確認
    を行うことを特徴とする、デバッガ。
  10. 【請求項10】 前記第1言語が4GL、第2言語がC
    OBOLであることを特徴とする、請求項9記載のデバ
    ッガ。
  11. 【請求項11】 プログラムの試験をルート毎に行う装
    置であって、試験実行済みルートと試験未実行のルート
    とを区別するための区別情報をコンパイルの度に保持す
    る区別情報保持手段と、 前記保持されている区別情報のうちプログラムの変更が
    あった部分を試験未実行の情報に更新する区別情報更新
    手段と、 前記試験未実行のルートのみを抽出して表示する手段と
    を有することを特徴とする、プログラム試験装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項7のいずれかの項
    記載の統合型ソフトウエア開発支援システムをコンピュ
    ータ装置上で実現するためのプログラムが記録されたコ
    ンピュータ読取可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のプログラム生成装置を
    コンピュータ装置上で実現するためのプログラムが記録
    されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9または10記載のデバッガを
    コンピュータ装置上で実現するためのプログラムが記録
    されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項11記載のプログラム試験装置
    をコンピュータ装置上で実現するためのプログラムが記
    録されたコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292990B2 (en) * 2002-04-08 2007-11-06 Topcoder, Inc. System and method for software development
JP2011192143A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Hitachi Solutions Ltd 自動ソースコード生成システム
US8214240B1 (en) 2011-01-28 2012-07-03 Fmr Llc Method and system for allocation of resources in a project portfolio

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