JP2000083972A - インプラント導入装置 - Google Patents

インプラント導入装置

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JP2000083972A
JP2000083972A JP11255450A JP25545099A JP2000083972A JP 2000083972 A JP2000083972 A JP 2000083972A JP 11255450 A JP11255450 A JP 11255450A JP 25545099 A JP25545099 A JP 25545099A JP 2000083972 A JP2000083972 A JP 2000083972A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顎骨の高さが低くても、1段階手術で、インプ
ラントを安定化できるインプラント導入装置を提供す
る。 【解決手段】洞床領域で顎骨の高さが低い場合に、イン
プラント44が安定化するように、インプラント44と
組み合わされる保持ねじ42が接続される口腔内の一時
的ねじ接続体として用いられる平坦なベースプレート3
2を有し、前記ベースプレート32は、インプラント保
持ねじ42用のインプラント44の数に対応する数の第
1開口34を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体の上顎の洞領域
にインプラント(人工歯根)を導入する装置に関する。
インプラント法とは、歯のない部分の顎骨にインプラン
トを埋め込み、それを台にして義歯を固定する方法をい
う。
【0002】
【従来の技術】従来から、上顎側方領域におけるインプ
ラント植立手術では、鼻腔の広がりにより、多くの場
合、鼻腔粘膜(シュナイダの膜)を側方開窓して持ち上
げた後に、上顎洞挙上術、つまり洞床領域における骨増
高形成(Bone Augmentation) をしなければならない。顎
堤と洞床の間の骨の高さによって関係する手術手順が決
められる。顎堤の高さが10mmより大きいと、上顎洞
挙上術をしなくてもよく、6〜8mmでは、今日、側方
開窓をすることなく、いわゆる間接的上顎洞挙上術、す
なわちドリル孔を通しての骨増高形成(いわゆる骨拡大
(Bonespreading) の有無にかかわらずに)によって行
う。顎堤の高さが6mmより低いと、直接、側方開窓し
て上顎洞挙上術を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洞床までの残留骨(顎
堤骨)の高さが3mmより低いと、インプラントの安定
性を達成できない。今日、2段階手順が常規的に適用さ
れるが、処置期間が一般に6ヵ月遅らされる。まず第1
段階で骨増高形成手術が行われ、それから6〜9ヵ月の
骨成熟の後にインプラント挿入の目的で第2段階の手術
が続いて行われる。
【0004】本発明は、これらの事情を考慮して、任意
の顎骨の高さで、顎骨の高さが非常に低くても、例えば
1mmより低くても、1段階手術でインプラントを安定
化できるようにすることを目的とする。この目的は独立
請求項の教示するところによって達せられており、従属
請求項は好ましい発展について述べている。本発明の範
囲は明細書、図面および請求の範囲あるいはそのいずれ
かに記載された特徴の少なくとも2つのあらゆる組合せ
にもわたるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この装
置は洞床領域において顎骨の高さが低い場合に、インプ
ラントが安定化するように、インプラントと組み合わさ
れる保持ねじが接続される口腔内の義歯を固定するまで
の一時的ねじ接続部として用いられる平坦なベースプレ
ートを含むもので、このベースプレートにはインプラン
ト保持ねじ用の開口があるが、該数はインプラントの数
に対応している。この配置により、開口の相互の中心の
間隔は、歯の軸の間の間隔に対応する。
【0006】好適な実施形態は、3つの大きい開口(間
隔は歯の軸の間隔と同様に正確に決められている)と4
つの小さい孔の付いたベースプレートとしての平らなチ
タン棒(厚み約 0.6 mm)を包含するものである。3
つの大きい開口はインプラントを固定するためのもの
で、4つの小さい孔はベースプレートを顎堤骨に固定す
る(好ましくはチタン骨ねじにより)のに用いる。さら
に大きい方の開口の間の小さい孔(分離領域となる)
は、ベースプレートを折れ曲がった形状にするのを容易
にし、あるいは上記のインプラントを3つより少く用い
る要望がある場合、その長さを短くして、小さい孔をベ
ースプレート端部の固定用孔とすることを容易にする。
【0007】本発明による安定化装置(洞インプラント
安定器)によって本発明の上述の目的が果たされる。一
方ではインプラントがベースプレートに確実にねじ込ま
れていることにより、そして他方では顎骨にベースプレ
ートがねじ込まれることにより、必要なインプラントの
安定性が得られる。近心と遠心の突出部はベースプレー
ト上に形成された端部として有利であることが分かった
が、これら端部には各々洞床に係留する固定ねじ用のよ
り狭い開口が設けられている。端部突起部の開口の1つ
はこの装置の特定の実施形態ではベースプレートの縦軸
から偏位して配置させ、他の開口は縦軸上に配置させ
る。
【0008】ベースプレートは、それの幅がインプラン
ト保持ねじ用の開口の領域で大きくなっていることを特
徴とする。例えば、この開口の領域に、平面視で一部外
側方に膨出した部分円状の輪郭をもつ部分があることを
特徴とする。
【0009】取扱容易のために、ベースプレートに小型
スリ−ブを着脱自在に配設して、ドリル用のテンプレ−
トインサ−トを形成すると有利なことが分かった。径違
いスリ−ブにはドリル用のほぼ中央の開口を設けて、イ
ンプラント保持用ねじの開口の1つに嵌め込む。ねじ込
み作業の前に、この装置を近心インプラントに固定し、
顎堤の中央に向かって方向付けて、それにドリル用テン
プレ−トインサ−トを設けるので、これは遠心インプラ
ント取付け用のドリル用テンプレ−トとして働く。
【0010】ドリル用テンプレ−トインサ−トの小型ス
リ−ブは横断面で段差があるとよく、狭い方の段は選択
された開口に入れ、広い方の段はベースプレートの下面
に当てる。
【0011】臨床使用は簡単である。チタン合金でつく
ると好ましいベースプレートは、それの小型スリ−ブが
パイロット・ドリル用テンプレ−トとして働く。インプ
ラント間隔は小臼歯と第一臼歯の両方の位置について正
確に決める。顎骨の高さが極めて低い場合には、インプ
ラントは全部ねじ込まず、ベースプレートで固定した後
に初めて徐々に叩き込む。インプラントに安定性が得ら
れない場合、または個別のインプラントを扱う場合にだ
け、短い骨ねじで固定する。この目的のために、前述し
たように、ベースプレートを適当に一定の長さに切りま
たは曲げる。
【0012】洞インプラント安定器を用いると、手術が
1回だけとなり、処置と加工の時間がともに短縮される
とともにそれに伴う外傷も軽減され、またコストも削減
される。インプラントを露出させる時、何ら問題なしに
ベースプレートが除去される。この注意深い完全に新し
い手術手順によってコストを相当削減できる。
【0013】本発明による装置により、使用可能な顎骨
が最少でも、一段階手順で上顎洞挙上手術を行うことが
できる、すなわち1回の手術でインプラント植立がで
き、全処置時間が何ヵ月も短縮される。以下、本発明の
これ以上の利点、特徴および詳細について一つの好適な
実施形態により付属の略式図面を参照して説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、人間の下顎10と
上顎12の組み合せの一部が示されており、正中の矢状
平面Mの両側で眼窩14と鼻腔16の下に歯列弓18、
18hが延びている。歯列弓の各々には4つの門歯20
と門歯の両側に2つの犬歯22があり、下の歯列弓18
には、さらに2つの小臼歯24と3つの大臼歯26(こ
こでは一部しか示していない)がある。
【0015】図1で、上顎12の右側に示す犬歯22に
隣接する口腔28の領域に安定化装置30が配置されて
おり、これは他端が下顎10の突起部(上顎塊茎)29
の所で終端している。
【0016】図3および図4において、この安定化装置
30は、全長a、好ましくは厚みhが 0.6mmのチタン製
の薄い棒、すなわちベースプレート32を含むものであ
り、そこには直径d(図5)の円形の第1開口34が3
つで、相互の中心間隔がe、e1 に配置されている。こ
れらの間隔e、e1 は、2つの小臼歯に対して8mm、
小臼歯と大臼歯に対して10mmである。
【0017】開口34の領域において、幅bの帯状のベ
ースプレート32が平面視で両側に部分円状に拡幅され
ており、これらの外側方に膨出した部分36のうち、図
2,3で、2つは同じ外径iのもので、端にある他の1
つ(図3では右方のもの)はより大きい外径i1 のもの
である。このプレート32の縦軸A上に位置して、外径
1 の外側方に膨出した部分36に隣接しているのが、
ベースプレート32に形成された遠心端部38で、この
端部38には直径d1 の第2開口40(図5)がある
が、後者は開口34の直径dの大きさの約半分である。
【0018】また、ベースプレート32に形成された別
の端部38aは、ベースプレート32の近心端から突出
している。この実施形態では、偏心位置、すなわちプレ
ート32の縦軸A上からはずれた位置に配置されてい
る。突出する端部38aには直径d1 の開口40a(図
5)がある。さらに直径d1 の開口40がそれぞれ、プ
レート32の縦軸A上で、より大きい開口34の間の中
央に配置されている。
【0019】インプラント44用のカバ−ヘッド43付
きのそれぞれの保持ねじ42は、外側方に膨出した部分
36によって取り囲まれた3つの開口34の各々と組み
合わされており、マイクロ骨ねじのような固定ねじ4
6、好ましくはチタン骨ねじは、端部38のより小さい
開口40を通っている。インプラント軸Qの間隔は上記
中心間隔e、e1 に対応している。
【0020】上述のように、図1,2において、ベース
プレート22は上顎12の口蓋48に固定されている。
図2では50は口蓋48の口蓋垂を示し、52は門歯乳
頭を示している。図1では54はいわゆる上顎洞挙上窓
を示す。
【0021】インプラント44の固定用の3つの大きい
開口すなわち孔34の間隔は、歯の間隔に精密に合わさ
れている。ベースプレート32は4つのより小さい開口
40、40aと1本の固定ねじ46で顎堤骨に固定す
る。
【0022】図5はさらに、ドリル60を通すための軸
方向の中心孔付き小型スリ−ブ56を示している。この
小型スリ−ブ56は横断面が2段形状のもので、図5の
上の段であるより狭い段57が、係合開口34に挿入さ
れ、より広い下の段はカラ−あるいはフランジの形でベ
ースプレート32の下面33に当てられている。臨床で
の使用には、小型スリ−ブ56付きベースプレート32
はパイロット・ドリル用テンプレ−トとして用いられ、
そのインプラント間隔e、e1 は、両小臼歯24と大臼
歯26の位置に対して、つまり歯の軸の間隔に対応する
ように、図面上で精密に定められている。顎骨の高さが
極めて低い場合には、インプラント44は完全にねじ込
まず、すなわちベースプレート32に固定した後初めて
徐々に叩き入れる。インプラント44が安定しない場
合、あるいは個別のインプラントを扱う場合にだけ、短
い骨ねじ46でベースプレート32を固定することが必
要である。この目的のために、ベースプレート32をあ
る長さに適当に切るか、またはある曲がった形状にす
る。
【0023】予定された手術領域を露出した後、例えば
側方洞窓54の隅部の点をマークする。この関係で、イ
ンプラント測定探針を用いて頭蓋マーク点でインプラン
トの長さを確実に14mmにできるようにする。
【0024】ベースプレート32を取り付けるための顎
骨をチェックした後、ベースプレート32は、顎骨の高
さがまだ十分である近心位置に挿入された第1インプラ
ントにねじ止めする。するとこのベースプレート32は
2つの遠心インプラント44に関して顎骨の準備をする
ためのいわゆるインプラントテンプレ−トの働きをす
る。それら遠心インプラント44はともに細心の注意を
もってねじ込むが、皿孔深さ一杯にねじ込むと、高さが
2mmのねじの頸部のためにインプラントの低い安定性
が直ちに失われることとなり、インプラントが洞に滑り
込むことがあるので、そのようにはしない。
【0025】次に、ベースプレート32がインプラント
44にねじ止めされるが、まず、ベースプレート32が
顎堤の彎曲のために頬の方向に突き出るのを防止するた
め、近心端部38aを取り除す。次いで2つの遠心イン
プラント44を皿孔深さ一杯まで頭蓋方向に叩き込み、
骨増高形成を完了し、できればビクリル(Vicryl)メッシ
ュによって閉じるが、これはインプラント44をねじ込
む時にシュナイダ膜が損傷を受けないように、つまり、
かんじき(Snow Shoe) 原理と同様に、意図されたもので
ある。
【0026】唇状に露出されたインプラント進入口部は
骨増高形成材で被覆しテフロンで覆う。ベースプレート
32が非常に薄いので、何ら問題なしに、応力がかから
ずまた張力もかからずに縫い合わせできる。通常の顎骨
折棒または骨接合プレートを用いると、一方ではインプ
ラント間隔が理想的に予め決定されず、他方では棒の厚
みのために縫目開裂が起り、その結果、骨萎縮になり、
最悪の場合、骨増高形成部が感染して手術の失敗となる
のでこれは勧められない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用可
能な顎骨が低くくとも、インプラントを安定化させて、
1段階手順で上顎洞挙上手術を行うことができる、つま
り1回の手術でインプラント植立ができ、全処置時間が
何ヵ月も短縮される。
【0028】すなわち、従来、洞床に向かって残留骨高
さが低いものは、通常の1手術手順でインプラントの安
定性を得ることはできない。これらの症例の解決には2
段洞挙上を要した。これは第1手術のインプラントサイ
ト骨増高と5〜9ヵ月の骨結合の後のインプラント植立
のための第2手術のことである。新しい発明は洞インプ
ラント安定器(SIS)として役立つもので、薄いチタ
ン棒(0.6 mm)より成り、これは3つ大きい孔のある
ことを特徴とし、その2つはインプラントヘッドをねじ
込み不動にするための間隔8ミリで小臼歯用であり、他
の1つは大臼歯用で間隔10mmである。チタン骨ねじ
によってこのチタン棒を固定するために若干の付加的な
小さい孔があけられている。この設計によって残留骨高
さが1mmより低くてもインプラントを安定化させるこ
とができる。1段手術手順には処置時間の短縮と患者に
とっての費用の節減という決定的な利点が見られる。最
新の歯科インプラント植立技術の目的は「簡易」であ
る。安定化のためのインプラントサイトの骨増高形成が
非分解吸収性 Bio-Oss (Geistlich)あるいは分解吸収性
β−トリカルシウムホスフェ−ト材(Curasan)であるセ
ラソーブ(Cerasorb)のいずれかで行われる。両物質とも
臨床試験され、信頼できる骨代替物質であると証明され
ている。顎領域あるいは腸骨堤からの骨増高形成に自生
骨の使用が必須であるというのは最早「金科玉条」では
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る人間の下顎と安定化
装置を配設した上顎とからなる顎(洞領域において顎骨
の高さが非常に低い場合)の正面図の一部を示すもので
ある。
【図2】図1の上顎の口蓋に取り付けた安定化装置を示
す底面図である。
【図3】図2の安定化装置を示す拡大図である。
【図4】図3のIV-IV 線で切断した安定化装置を示す分
解縦断面図である。
【図5】第5図は安定化装置の一部を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
12…上顎、30…安定化装置、32…ベースプレー
ト、34…第1開口、42…保持ねじ、44…インプラ
ント。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の上顎12の洞領域にインプラン
    ト44を導入する装置であって、 洞床領域で顎骨の高さが低い場合に、インプラントが安
    定化するように、インプラント44と組み合わされる保
    持ねじ42が接続される口腔内の一時的ねじ接続体とし
    て用いられる平坦なベースプレート32を有し、 前記ベースプレート32は、インプラント保持ねじ42
    を通すための、インプラント44の数に対応する数の第
    1開口34を有するインプラント導入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1開口34の間隔e、e1 は、歯の軸の間隔に対
    応するように配置されているインプラント導入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記インプラント保持ねじ42用の隣接する第1開口3
    4の間に、第2開口40が設けられ、該第2開口40は
    固定ねじ46用であり、第1開口34の直径dよりも小
    さい直径d1 であるインプラント導入装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記インプラント保持ねじ42用の第1開口34の間
    に、前記ベースプレート32の長さを短縮するための分
    離領域が設けられているインプラント導入装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記ベースプレート32は、インプラント保持ねじ42
    用の第1開口34を3つ有するインプラント導入装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記ベースプレート32の端部38,38aに形成され
    た近心,遠心突出部は、それぞれ洞床の係留具としての
    チタン骨ねじのような固定ねじ46を通す第2開口4
    0、40aを有するインプラント導入装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 端部38,38aの突出部の開口の1つ40aは、ベー
    スプレート32の縦軸Aから偏位した位置に配置されて
    いるインプラント導入装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記ベースプレート32の幅bがインプラント保持ねじ
    42用の第1開口34の領域で大きくなっているインプ
    ラント導入装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記開口34の領域に、平面視で一部外側方に膨出した
    部分円状の輪郭をもつ部分36が設けられているインプ
    ラント導入装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記ベースプレート32の厚みが1mmより薄いもので
    あるインプラント導入装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、 前記ベースプレート32がチタンであるインプラント導
    入装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかにおいて、 ドリル60用の大体中央の開口付きドリル保持用の小型
    スリ−ブ56がベースプレート32と組み合わされてお
    り、この小型スリ−ブ56をインプラント保持ねじ42
    用開口の1つに挿入するインプラント導入装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記小型スリ−ブ56は横断面が段付き形状のもので、
    狭い段57をインプラント保持ねじ42用の開口に挿入
    し、広い段58をベースプレート面33に当てるように
    したインプラント導入装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記ベースプレート32に小型スリ−ブ56を取り付け
    て、ドリル用テンプレ−トインサ−トを構成するインプ
    ラント導入装置。
JP11255450A 1998-09-10 1999-09-09 インプラント導入装置 Pending JP2000083972A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29816247U DE29816247U1 (de) 1998-09-10 1998-09-10 Sinus-Implantat-Stabilisator
DE29906602 1999-04-15
DE29907194-4 1999-04-22
DE29906602-9 1999-04-22
DE29816247-4 1999-04-22
DE29907194 1999-04-22

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