JP2000082549A - 回路遮断装置 - Google Patents
回路遮断装置Info
- Publication number
- JP2000082549A JP2000082549A JP10251542A JP25154298A JP2000082549A JP 2000082549 A JP2000082549 A JP 2000082549A JP 10251542 A JP10251542 A JP 10251542A JP 25154298 A JP25154298 A JP 25154298A JP 2000082549 A JP2000082549 A JP 2000082549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- plug
- circuit terminal
- short
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/12—Electric charging stations
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
れる各バスバーの回路端子接続部間の絶縁性確保と、プ
ラグボックスのコンパクト化とを両立することができる
良好な回路遮断装置を提供する。 【解決手段】 回路遮断装置におけるボックス本体23の
各バスバー収容部41にそれぞれ収容されるバスバー25,2
6 は、それぞれ電気回路の開放端に接続される電気回路
接続部25a,26a と、回路端子21,22 に接続される回路端
子接続部25c,26cと、該回路端子接続部25c,26c を電気
回路接続部25a,26a に対してプラグ本体の短絡端子の嵌
合方向に所定の距離Lを置いて配置する垂直連結部25b,
26b とを有する。ボックス本体23の各バスバー収容部41
における前記バスバー25,26 の回路端子接続部25c,26c
を収容する部位間には、それぞれ前記短絡端子の嵌合方
向に沿って所定の高さ寸法Hを有する絶縁リブ42が設け
られる。
Description
し、特に、モータ駆動のための高電圧回路を有する電気
自動車やハイブリッド車等の点検整備に際して、回路電
流を一時的に遮断するための回路遮断装置に関する。
る電気自動車やハイブリッド車等のように、モータ駆動
のための高電圧回路を有する車両を点検整備する際に
は、作業者の感電を防止するために回路電流を一時的に
遮断する必要がある。そこで、従来の電気自動車等で
は、回路電流を一時的に遮断する回路遮断装置として、
電気回路の開放端に接続された回路端子を有するプラグ
ボックスと、短絡端子を前記回路端子に嵌合して短絡さ
せることによって前記電気回路を閉じるプラグ本体とを
備えた回路遮断装置が提案されている。
の点検整備に際し、作業者はプラグ本体をプラグボック
スから完全に引き抜き、プラグ本体の短絡端子をプラグ
ボックスの回路端子から離脱させることにより、電気回
路を開いて回路電流を遮断することができる。ところ
で、上述の如き従来の回路遮断装置におけるプラグボッ
クスは、例えば図9に示したように、上面を開口するボ
ックス本体60に、該ボックス本体60の開口を塞ぐボ
ックスカバー(図示せず)を固定して構成されている。
つの電気回路の開放端にそれぞれ接続される電気回路接
続部61a,62aを該ボックス本体60から所定量突
出した状態で、二対の平板状のバスバー61,62が固
定される。各対のバスバー61,62の対向部となる回
路端子接続部には、それぞれ電気的に開いた回路端子と
しての雌端子部65,66が構成されており、図示しな
いプラグ本体の短絡端子がそれぞれ前記雌端子部65,
66に嵌合されて各対のバスバー61,62を短絡させ
ることにより、二つの電気回路が閉じられる。一方、前
記短絡端子が雌端子部65,66から離脱されて各対の
バスバー61,62を開くことにより、二つの電気回路
が開かれて回路電流が遮断される。
に一直線状に配置された一対のバスバー61,61と、
図9中奥側に一直線状に配置された一対のバスバー6
2,62との間には、各対のバスバー61,62間での
リークを防止する為に、十分な水平方向間隔Xを確保す
る必要がある。
65,66が構成された側のバスバー61,62間の水
平方向間隔Xが増大すると、その分だけボックス本体6
0の寸法増大を招くという問題があった。従って、本発
明の目的は上記課題を解消することに係り、プラグボッ
クス内において回路端子が接続される各バスバーの回路
端子接続部間の絶縁性確保と、プラグボックスのコンパ
クト化とを両立することができる良好な回路遮断装置を
提供することである。
数のバスバー収容部にそれぞれ収容されたバスバーを介
して、電気回路の開放端に接続される回路端子を有する
プラグボックスと、短絡端子を前記回路端子に嵌合して
短絡させることによって前記電気回路を閉じるととも
に、該短絡端子を前記回路端子から離脱させることによ
って前記電気回路を開いて回路電流を遮断するプラグ本
体とを備えた回路遮断装置であって、前記バスバーは、
それぞれ電気回路の開放端に接続される電気回路接続部
と、前記回路端子に接続される回路端子接続部と、該回
路端子接続部を前記電気回路接続部に対して前記短絡端
子の嵌合方向に所定の距離を置いて配置する垂直連結部
とを有しており、前記プラグボックスの各バスバー収容
部における前記バスバーの回路端子接続部を収容する部
位間には、それぞれ前記短絡端子の嵌合方向に沿って所
定の高さ寸法を有する絶縁リブが設けられていることを
特徴とする回路遮断装置により達成される。
続部が、垂直連結部を介して電気回路接続部に対してプ
ラグ本体の短絡端子の嵌合方向に所定の距離を置いて配
置されると共に、プラグボックスの各バスバー収容部に
おけるバスバーの回路端子接続部を収容する部位間に
は、それぞれ前記短絡端子の嵌合方向に沿って所定の高
さ寸法を有する絶縁リブが設けられる。そこで、プラグ
ボックスの各バスバー収容部に収容されたバスバーにお
ける回路端子接続部間の絶縁性は、前記絶縁リブの厚み
及び高さ寸法によって確保されるので、各バスバーの回
路端子接続部間の水平方向間隔を広げる必要がなく、ボ
ックス本体の外形寸法が増大することはない。
つの電気回路の開放端にそれぞれ接続される二対の回路
端子を有すると共に、前記バスバーの回路端子接続部に
は、二つの電気回路の開放端にそれぞれ固定されるべく
併設される各バスバーにおいて互いに近接する内側方向
に延出された延出部がそれぞれ形成されており、前記各
回路端子がこれら延出部に固定される。
接続部間の水平方向間隔よりも、前記回路端子接続部に
固定された各回路端子間の水平方向間隔が狭くなるの
で、二つの電気回路の開放端に固定される各バスバーの
電気回路接続部間の絶縁に必要な間隔を確保すると同時
に、絶縁リブにより絶縁性を確保された前記回路端子接
続部間の水平方向間隔を狭くすることができ、ボックス
本体の外形寸法を小さくできる。又、二つの電気回路を
同時に遮断又は閉じる為にプラグ本体内に併設される二
対の短絡端子の水平方向間隔も狭くすることができ、該
プラグ本体をコンパクトにすることができる。
子接続部の外側角部に、それぞれ円弧状の丸みが形成さ
れることによって、その分だけ前記各バスバー収容部の
収容スペースを小さくでき、これにより各対の電気回路
の開放端部におけるバスバーの間に空いたボックス本体
のスペースを有効利用できる。
の一実施形態に係る回路遮断装置を詳細に説明する。図
1は本発明の一実施形態に係る回路遮断装置の仮係止状
態を示す全体斜視図であり、図2は図1に示した回路遮
断装置の要部分解斜視図であり、図3は図1に示した回
路遮断装置の平面図、図4は図1に示した回路遮断装置
におけるプラグボックスのボックス本体及びバスバーを
示す分解斜視図であり、図5は図3におけるA−A断面
矢視図であり、図6は図3におけるB−B断面矢視図で
あり、図7は図1に示した回路遮断装置の本係止状態を
示す縦断面図である。
の回路遮断装置10におけるプラグボックス20は、図
示しない二つの電気回路の開放端にそれぞれ接続される
回路端子21,21及び回路端子22,22を有してお
り、該プラグボックス20には、短絡端子31,31及
び短絡端子32,32を有するプラグ本体30が、仮係
止位置(図6参照)と本係止位置(図7参照)とに変位
可能に設けられている。
て、二対の短絡端子31,32をプラグボックス20の
二対の回路端子21,22に嵌合して短絡させて二つの
電気回路を同時に閉じると共に、仮係止位置において、
短絡端子31,32を回路端子21,22から離脱させ
て二つの電気回路を同時に開いて回路電流を遮断するこ
とができる。
示したように、複数(本実施形態では4個)のバスバー
収容部41を開口したボックス本体23に、これらバス
バー収容部41を塞ぐボックスカバー24を固定して構
成される。前記ボックス本体23は、各バスバー収容部
41にそれぞれ収容されるバスバー25,26(図4で
は各1個のみ図示)を介して、二対の回路端子21,2
2を電気回路の開放端に接続する。
1及び回路端子22,22が、ボックス本体23におけ
る所定の位置に複数(本実施形態では4個)設けられて
おり、対をなすこれら回路端子21,21及び回路端子
22,22は、それぞれ対をなすバスバー25,26を
介して電気回路の高圧電線(図示しない)に電気的に接
続される。そして、各回路端子21,22には、それぞ
れボックスカバー24に開口された端子挿入穴43を介
して、プラグ本体30の雄端子である各短絡端子31,
32が嵌合される。
示したように、それぞれ電気回路の開放端に接続される
電気回路接続部25a,26aと、前記各回路端子2
1,22に接続される回路端子接続部25c,26c
と、該回路端子接続部25c,26cを前記電気回路接
続部25a,26aに対して前記各短絡端子31,32
の嵌合方向(図4中下方)に所定の距離Lを置いて略平
行に配置する垂直連結部25b,26bとを有してい
る。前記垂直連結部25b,26bは、電気回路接続部
25a,26a及び回路端子接続部25c,26c間に
略直交して、各接続部と一体に設けられており、各接続
部を所定の位置関係を以て連結する。
には、それぞれボルト挿通孔25e,26eが形成され
ており、前記ボックス本体23に収容されたインサート
ナット44に螺合される取付けボルト(図示せず)によ
って、図示しない二つの電気回路の開放端が締付け固定
される。又、前記回路端子接続部25c,26cには、
二つの電気回路の開放端にそれぞれ固定されるべく併設
される各バスバー25,26において互いに近接する方
向に延出された延出部がそれぞれ形成されており、これ
ら延出部に形成された貫通孔25f,26fに前記各回
路端子21,22の下端部が加締め固定される。
の電気回路接続部25a,26a間の水平方向間隔より
も、前記回路端子接続部25c,26cに固定された各
回路端子21,22間の水平方向間隔が狭くなるように
構成されている。即ち、二つの電気回路の開放端に固定
される各バスバー25,26の電気回路接続部25a,
26a間の絶縁に必要な間隔を確保すると同時に、後述
する絶縁リブ42により絶縁性を確保された前記回路端
子接続部25c,26c間の水平方向間隔を狭くするこ
とができ、ボックス本体23の外形寸法を小さくでき
る。又、二つの電気回路を同時に遮断又は閉じる為にプ
ラグ本体30内に併設される二対の短絡端子31,32
の水平方向間隔も狭くすることができ、該プラグ本体3
0をコンパクトにすることができる。
の外側角部25d,26dには、それぞれ円弧状の丸み
が形成されているので、図4に示したように、その分だ
け前記各バスバー収容部41の収容スペースを小さくで
き、これにより各対の電気回路の開放端部におけるバス
バー25,26の間に空いたボックス本体23のスペー
スを有効利用できる。
41は、図4〜図7に示したように、それぞれバスバー
25,26の形状に対応して構成される。即ち、各バス
バー収容部41においては、それぞれバスバー25,2
6の回路端子接続部25c,26cに接する面41a
が、バスバー25,26の電気回路接続部25a,26
aに接する面41bに対して、短絡端子31,32の嵌
合方向(図6中下方)に、前記バスバー25,26にお
ける電気回路接続部25a,26aと回路端子接続部2
5c,26cとの距離Lに対応する所定の距離を置いた
垂直方向位置にある。
収容部41におけるバスバー25,26の回路端子接続
部25c,26cを収容する部位間には、それぞれ前記
短絡端子31,32の嵌合方向に沿って所定の高さ寸法
Hを有する絶縁リブ42が設けられており、これら絶縁
リブ42はそれぞれ所定の厚みWを有している。そこ
で、各バスバー25,26の回路端子接続部25c,2
6c間の絶縁性確保のための距離は、各バスバー25,
26の回路端子接続部25c,26c間の水平距離(絶
縁リブ42の厚みWに相当)に、前記絶縁リブ42の高
さ寸法Hの2倍を加えた値となる。
の電気回路接続部25a,26a間の水平方向間隔より
も、前記回路端子接続部25c,26cに固定された各
回路端子21,22間の図6中水平方向間隔が上述した
如く狭められても、前記絶縁リブ42の高さ寸法Hによ
って図6中垂直方向距離を稼ぐことにより、各バスバー
25,26の回路端子接続部25c,26c間の高い絶
縁性を確保することができ、ボックス本体23の外形寸
法を小さくできる。又、二つの電気回路を同時に遮断又
は閉じる為にプラグ本体30内に併設される二対の短絡
端子31,32の水平方向間隔も狭くすることができ、
該プラグ本体30をコンパクトにすることができる。
ては、対をなすこれら回路端子21,21及び回路端子
22,22を備えることにより、二つの電気回路を同時
に遮断又は閉じることができる構成とされているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、一つ或いは三つ
以上の電気回路を同時に遮断又は閉じることができる構
成とすることもできる。
に示すように、前記端子挿入穴43を囲み、仮係止位置
(図5参照)における前記プラグ本体30と協同して回
路端子21,21及び回路端子22,22を覆うことが
できる略矩形状の保護用周側壁55が立設されている。
そこで、本係止位置における前記プラグ本体30は、保
護用周側壁55内に嵌入される。
図2,6及び図7に示すように、前記保護用周側壁55
内に嵌合されたプラグ本体30を挟んで互いに対向する
それぞれ二対の本係止用スプリング27,27が設けら
れている。折曲形成された板バネから成る二対の前記本
係止用スプリング27,27は、それぞれプラグ本体3
0の肩部に設けられたスプリング係合面30a,30a
に係合し、弾性力によってプラグ本体30を本係止位置
に保持する。尚、本係止用スプリング27の外面には、
図6に示すように、回路電流のリークを防止するラバー
や樹脂等の絶縁材料から成る防止用部材50が被着され
ている。
んで平面視(図3参照)対角線上の2箇所には、プラグ
本体抜け止め手段である一対のプラグ本体抜け止めプレ
ート28が、それぞれビス29によって固定されてい
る。各プラグ本体抜け止めプレート28は、それぞれプ
ラグ本体30に設けられた抜け止め用段部33と仮係止
位置で係合し、プラグ本体30のプラグボックス20か
ら離脱する方向への変位を仮係止位置において阻止す
る。
ックス20に対して短絡端子31,32を回路端子2
1,22に嵌合させる本係止位置(図7参照)と、短絡
端子31,32を回路端子21,22から離脱させる仮
係止位置(図6参照)との間のみ変位可能であり、該プ
ラグ本体30は一体に設けられた略T字状の操作レバー
34を人手によって操作されることにより、仮係止位置
及び本係止位置に変位される。
体30の下面における回路端子21,22に対応する位
置に突設されており、それぞれ各回路端子21,22に
嵌合可能な略円柱状に形成される。そして、図5及び図
6に示すように、各短絡端子31,31及び短絡端子3
2,32同士は、それぞれバスバー35で電気的に接続
されている。
に、それぞれ、可撓性を有する一対のロッキングアーム
36が設けられるが、本実施形態における各ロッキング
アーム36は、それぞれプラグ本体30とは材質の異な
る別部品として構成され、組み付け固定されている。即
ち、プラグ本体30の場合には、非導電性と共に耐熱性
を重要視した材質の選択がなされるが、通常使用される
耐熱性の高い材料は撓み難く、ロッキングアームとして
はあまり好ましくない。そこで、ロッキングアーム36
を耐熱性よりも可撓性に優れた材料で別体に形成し、プ
ラグ本体30に基端部を組み付け固定することで、高価
な材料を用いることなく、可撓性に優れたロッキングア
ーム36を備えたプラグ本体30を構成することができ
る。
略中央の所定位置には、プラグボックス20の被係止部
51に係合することにより前記プラグ本体30を仮係止
位置に保持して本係止位置に変位するのを阻止する仮係
止用突起37が、それぞれロッキングアーム36毎に一
対ずつ設けられている。各仮係止用突起37における前
記プラグ本体30の嵌入方向後端側面には、それぞれテ
ーパ面37aが形成されており、図2中上から下に向け
て仮係止用突起37の高さ(図5中左右方向寸法)が徐
々に増大する。
には、それぞれ把持部38が、操作レバー34と所定の
位置関係(操作レバー34を押圧操作する片手の指先で
把持可能な位置関係)を以て設けられている。そこで、
操作レバー34が人手により押圧操作されてプラグ本体
30が仮係止位置から本係止位置に変位される際、それ
ぞれ前記把持部38が操作レバー34を押圧操作する片
手の指先で図5中左右両側から把持されることにより、
各ロッキングアーム36は図2中下方の基端部を支点と
してプラグ本体30の中心側に撓ませられる。
び図5に示すように、プラグ本体30の仮係止位置にお
いて、仮係止用突起37が前記被係止部51の上面に係
合することにより、プラグ本体30を仮係止位置に保持
して本係止位置に変位するのを阻止することができる。
尚、仮係止用突起37は、ロッキングアーム36の弾性
力により常時、係合方向に付勢されている。
止位置から本係止位置に押圧変位させられる際には、各
把持部38が片手の指先で把持され、プラグ本体30の
中心側に向けて撓ませられることにより、各ロッキング
アーム36は、各仮係止用突起37と前記被係止部51
の上面との係合が解除され、プラグ本体30の本係止位
置への変位(図1中、下方への変位)を許容する。本係
止位置に達したロッキングアーム36の仮係止用突起3
7は、被係止部51のテーパ下面51aを形成する凹部
内に収容される(図2参照)。
位置から仮係止位置に変位させられる際には、各仮係止
用突起37のテーパ面37aが前記被係止部51のテー
パ下面51aと摺接することにより、前記ロッキングア
ーム36を係合解除方向へ撓ませるので、各把持部38
を片手の指先で把持することなくプラグ本体30の仮係
止位置への変位が許容される。
アーム36の長手方向両側には、前記ロッキングアーム
36を外力等から保護するべく該ロッキングアーム36
を挟んで対峙する一対のアーム保護壁39が設けられて
いる。各アーム保護壁39は、ロッキングアーム36の
外側面よりも外方に僅かに突出するように形成されてい
る。
平面視(図3参照)対角線上のアーム保護壁39の外側
面には、所定量突出した所要形状の膨出部39aが設け
られている。そこで、膨出部39aは、図8に示すよう
に、プラグ本体30の操作変位に伴って、プラグボック
ス20に固定されたマイクロスイッチ40の従動子41
を揺動させ、マイクロスイッチ40をオン状態又はオフ
状態に切り替える。
いては、前記膨出部39aはマイクロスイッチ40の従
動子41と非係合であり、マイクロスイッチ40がオフ
状態とされる。又、プラグ本体30の本係止位置におい
ては、前記膨出部39aはマイクロスイッチ40の従動
子41と係合して揺動させ、マイクロスイッチ40をオ
ン状態とする。これによりマイクロスイッチ40は、プ
ラグ本体30の本係止位置(回路端子21,22への短
絡端子31,32の嵌合)を検出する。
用を説明する。電気自動車等の点検整備に際して、作業
者はプラグ本体30の操作レバー34を片手でプラグボ
ックス20から離脱する側(図7中上方)に引き上げ、
本係止用スプリング27を撓ませつつ、プラグ本体30
を本係止位置から仮係止位置に変位させる。これにより
電気回路が開いて回路電流が遮断される。この時、ロッ
キングアーム36は、各仮係止用突起37のテーパ面3
7aが前記被係止部51のテーパ下面51aと摺接する
ことによって撓ませられるので、各把持部38を片手の
指先で把持することなくプラグ本体30の仮係止位置へ
の変位が1アクションで許容される。
け止めプレート28の抜け止め用段部33への係合によ
って、プラグボックス20から離脱する方向への変位を
仮係止位置において阻止されると同時に、ロッキングア
ーム36の仮係止用突起37が前記被係止部51の上面
に係合して本係止位置への変位も仮係止位置において阻
止され、仮係止位置に確実に保持される。これにより、
前記プラグ本体30を仮係止位置から本係止位置に変位
させる為には、ロッキングアーム36を撓ませて前記仮
係止用突起37と前記被係止部51との係合を解除する
動作と、仮係止位置のプラグ本体30を本係止位置方向
へ変位させる動作とが必要となる。そこで、前記プラグ
本体30は前記短絡端子31,32を回路端子21,2
2に嵌合させる嵌合動作が2アクションとなり、仮係止
状態の前記プラグ本体30が外力によって不用意に本係
止位置方向へ付勢されても、前記短絡端子31,32が
前記回路端子21,22に誤って嵌合してしまうことが
ない。
0を仮係止位置から本係止位置に変位させる際には、プ
ラグ本体30の操作レバー34を操作する片手の指先
で、ロッキングアーム36の把持部38を把持してロッ
キングアーム36を撓ませつつ、プラグ本体30の操作
レバー34を押圧操作する(2アクション)。これによ
り、プラグ本体30は、本係止用スプリング27を撓ま
せつつ本係止位置に変位され、本係止位置において該本
係止用スプリング27の弾性力によって保持される。
れば、プラグボックス20の各バスバー収容部41に収
容されるバスバー25,26において、回路端子接続部
25c,26c間の絶縁性確保のための距離は、各バス
バー25,26の回路端子接続部25c,26c間の水
平距離(絶縁リブ42の厚みWに相当)に、前記絶縁リ
ブ42の高さ寸法Hの2倍を加えた値となる。
よって図5中垂直方向距離を稼ぐことにより、各バスバ
ー25,26の回路端子接続部25c,26c間の図5
及び図6中水平方向間隔を広げる必要がなく、ボックス
本体23の外形寸法を増大させることなく、各バスバー
25,26の回路端子接続部25c,26c間の高い絶
縁性を確保することができる。一方、ボックス本体23
の高さ方向(図5中上下方向)寸法は、回路端子21,
22及び短絡端子31,32の嵌合長さ以上に設定され
る。そこで、従来のボックス本体の高さ方向寸法を変更
することなく、前記絶縁リブ42の高さ寸法Hは十分に
確保することができる。
部25c,26c間の絶縁性確保と、プラグボックス2
0のコンパクト化を両立することができ、スペース効率
の高いコンパクトな回路遮断装置10を得ることができ
る。尚、本発明の回路遮断装置は上記実施形態の構成に
限定されるものではなく、種々の形態を採りうることは
言うまでもない。
れば、バスバーの回路端子接続部が、垂直連結部を介し
て電気回路接続部に対してプラグ本体の短絡端子の嵌合
方向に所定の距離を置いて配置されると共に、プラグボ
ックスの各バスバー収容部におけるバスバーの回路端子
接続部を収容する部位間には、それぞれ前記短絡端子の
嵌合方向に沿って所定の高さ寸法を有する絶縁リブが設
けられる。
部に収容されたバスバーにおける回路端子接続部間の絶
縁性は、前記絶縁リブの厚み及び高さ寸法によって確保
されるので、各バスバーの回路端子接続部間の水平方向
間隔を広げる必要がなく、ボックス本体の外形寸法が増
大することがない。従って、プラグボックス内において
回路端子が接続される各バスバーの回路端子接続部間の
絶縁性確保と、プラグボックスのコンパクト化とを両立
することができる良好な回路遮断装置を提供できる。
止状態を示す全体斜視図である。
ある。
クスのボックス本体及びバスバーを示す分解斜視図であ
る。
縦断面図である。
概略斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のバスバー収容部にそれぞれ収容さ
れたバスバーを介して、電気回路の開放端に接続される
回路端子を有するプラグボックスと、 短絡端子を前記回路端子に嵌合して短絡させることによ
って前記電気回路を閉じるとともに、該短絡端子を前記
回路端子から離脱させることによって前記電気回路を開
いて回路電流を遮断するプラグ本体とを備えた回路遮断
装置であって、 前記バスバーは、それぞれ電気回路の開放端に接続され
る電気回路接続部と、前記回路端子に接続される回路端
子接続部と、該回路端子接続部を前記電気回路接続部に
対して前記短絡端子の嵌合方向に所定の距離を置いて配
置する垂直連結部とを有しており、 前記プラグボックスの各バスバー収容部における前記バ
スバーの回路端子接続部を収容する部位間には、それぞ
れ前記短絡端子の嵌合方向に沿って所定の高さ寸法を有
する絶縁リブが設けられていることを特徴とする回路遮
断装置。 - 【請求項2】 前記プラグボックスが、二つの電気回路
の開放端にそれぞれ接続される二対の回路端子を有する
と共に、 前記バスバーの回路端子接続部には、二つの電気回路の
開放端にそれぞれ固定されるべく併設される各バスバー
において互いに近接する内側方向に延出された延出部が
それぞれ形成されており、 前記各回路端子がこれら延出部に固定されていることを
特徴とする請求項1に記載の回路遮断装置。 - 【請求項3】 前記各バスバーの回路端子接続部の外側
角部には、それぞれ円弧状の丸みが形成されていること
を特徴とする請求項2に記載の回路遮断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25154298A JP3480814B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 回路遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25154298A JP3480814B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 回路遮断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000082549A true JP2000082549A (ja) | 2000-03-21 |
JP3480814B2 JP3480814B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=17224382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25154298A Expired - Fee Related JP3480814B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 回路遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3480814B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4431330A1 (en) * | 2023-03-13 | 2024-09-18 | AESC Japan Ltd. | Battery pack and manual service disconnect thereof, battery protection method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110994291B (zh) * | 2019-11-14 | 2021-03-19 | 贵州电网有限责任公司 | 一种电流端子短接装置 |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP25154298A patent/JP3480814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4431330A1 (en) * | 2023-03-13 | 2024-09-18 | AESC Japan Ltd. | Battery pack and manual service disconnect thereof, battery protection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3480814B2 (ja) | 2003-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101553946B1 (ko) | 배선용 차단기 | |
JP2000082548A (ja) | 回路遮断装置 | |
US11050111B2 (en) | Battery module and protecting assembly thereof | |
US20050098419A1 (en) | Lever fitting-type power supply circuit breaker | |
JPH01159974A (ja) | 遮断器ターミナルラグ | |
CN107346811B (zh) | 低压动力电池包 | |
US11677122B2 (en) | Battery pack | |
US20200067062A1 (en) | Battery system | |
US7604516B2 (en) | Power feeding module | |
JP3480812B2 (ja) | 回路遮断装置 | |
WO2018135727A1 (ko) | 배터리 시스템용 수동 서비스 분리 장치 | |
JP2000082549A (ja) | 回路遮断装置 | |
JP3272248B2 (ja) | サービスプラグのレバー保持機構 | |
CN111326689B (zh) | 电池组的联锁结构 | |
CN101140840A (zh) | 电路断开器 | |
US20240106207A1 (en) | Electrical junction box | |
US6872089B1 (en) | Puncturing type cable coupling apparatus | |
CN218568748U (zh) | 一种分体式易维护断路器 | |
US20240088636A1 (en) | Electrical junction box | |
CN218351808U (zh) | 用于电气设备的接线端子和电气设备 | |
US11476060B1 (en) | Manual service disconnect for in-vehicle electric current | |
CN103165348A (zh) | 一种高压电路安全断开器 | |
JP3414243B2 (ja) | 接続変換アダプタ | |
EP2645394B1 (en) | Power circuit interrupting device | |
JPH0739161Y2 (ja) | 回路遮断器の端子バリヤー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071010 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |