JP2000082019A - データ転送制御装置 - Google Patents

データ転送制御装置

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JP2000082019A
JP2000082019A JP10252192A JP25219298A JP2000082019A JP 2000082019 A JP2000082019 A JP 2000082019A JP 10252192 A JP10252192 A JP 10252192A JP 25219298 A JP25219298 A JP 25219298A JP 2000082019 A JP2000082019 A JP 2000082019A
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JP10252192A
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English (en)
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Tokai Morino
東海 森野
Satoshi Kakizaki
▲聡▼ 蠣崎
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来の方法で、ターゲットデバイスに対してデ
ータ転送を行っているときターゲットデバイスに障害が
生じた場合には、データ転送が行われないトランザクシ
ョンが無限に繰り返される事がある。この様な状態にな
ると、他のマスタデバイスがデータの転送を行うとデー
タ転送が行われないトランザクションが頻発するのでバ
スの転送効率が落ちる課題が有る。 【解決手段】アドレスおよびコマンドを出力する手段
と、データ転送を開始しデータを入出力する手段と、デ
ータ再転送の最大実行回数を記憶する手段と、データの
再転送が前記データ再転送の最大実行回数を記憶する手
段に保持された値より多くなった場合アドレスおよびコ
マンドを出力するのを抑止する手段とデータの再転送が
前記データ再転送の最大実行回数を記憶する手段に保持
された値より多くなった場合にCPUに対して通知する
手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスを介してデー
タ転送を行う場合に係わり、特にデータ転送の再送を制
御するのに好適なデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア技術の進歩によ
り、動画データなどの大量のデータを情報機器内部で効
率よく転送する要求は益々重要度を増している。従来の
技術でデータを再送する場合の動作を説明する。バスを
介してデータを転送する場合一般的に、データ転送を要
求するマスタがデータ転送の種類(メモリ空間かI/O
空間かなど)、データ転送の方向(リードかライト)な
どのコマンドを指定し、アドレス情報を出力して転送相
手のターゲットを指定する。これらをデコードした結果
自分が転送相手であると判断したデバイスが、ターゲッ
トとしてマスタとのデータ転送を行う。このマスタとタ
ーゲットの間でデータ転送を行うときに、マスタが指定
したコマンド、アドレスに対してターゲットが一時的に
データの転送を行えなくなることがある。たとえばDR
AMを用いてシステムでは、メモリセルをリフレッシュ
しているときなどはデータ転送が行えない。このような
時には、ターゲットがデータ転送をすることが可能にな
るまで、マスタを待たせておいて(ウェイトサイクルを
挿入する)、データ転送が可能になったらデータ転送を
行う。しかし、ウェイトサイクルを挿入するとその間
は、データの転送が行われないのでデータ転送レートが
落ちてしまう。そこで、ターゲットが一時的にデータ転
送を行えないときマスタ側にこれを通知して、一旦バス
の転送動作(トランザクション)を中止させ、他のマス
タのデータ転送を行えるようにする。そして、一定の時
間が経過したら再びマスタがターゲットに対してデータ
の転送を要求する。このようにすることで、バスを効率
的に使用することができる。このように、ターゲット側
からバスのトランザクションを終了させることが出きる
バスとして「PCIバスの概要、インターフェース19
97年3月号、CQ出版社、P.100−116」で紹
介されているPCI BUS(Peripheral C
omponent Interconnect BUS)
がある。
【0003】次に、図2、図3を用いてPCI BUS
のライトデータの再送動作について説明する。図2にお
いて、マスタデバイス10は、システムバス1のマスタ
権を獲得するためマスタプロトコル制御部11からRE
Q#をCLKが1のところでアサートする。そしてCL
Kが3のところでGNT#がアサートされているのを検
知してマスタプロトコル制御部11からFRAME#を
アサートするのと同時にマスタアドレス/データ制御部
12からADにアドレスA0とマスタプロトコル制御部
11からC/BE#にコマンドC0を出力する。ターゲ
ットデバイス15はこのアドレスA0とコマンドC0を
ターゲットプロトコル制御部16で解析して自分が転送
相手だと判断しCLKが5のときDEVSEL#をアサ
ートする。ここで、ターゲットデバイス15が一時的に
データを受け入れられない状態にある時は、CLKが4
のときマスタデバイス10がIRDY#をアサートして
ADにデータD0とC/BE#にバイトイネーブルB0
を出力しているにも関わらず、ターゲットプロトコル制
御部16はTRDY#をアサートせず、CLKが6のと
ころでSTOP#をアサートしてマスタデバイス10に
ターゲット側がデータを受け入れられない状態にあるこ
とを示す。マスタデバイス10はSTOP#がアサート
されたのを検知して、REQ#、FRAME#、IRD
Y#をディアサートしてトランザクションを終了させ
る。そしてトランザクションを終了させたマスタデバイ
ス10は、一定の期間おいてから図3で、CLKが9の
ところで再びREQ#をアサートしマスタ権を要求す
る。そしてCLKが12のときに、マスタデバイス10
は、FRAME#をアサートし、同じアドレスA0とコ
マンドC0をADとC/BE#に出力する。先述したよ
うに、このアドレスとコマンドを解析してしてターゲッ
トデバイス15は自分が転送相手だと判断しCLKが1
4のときDEVSEL#をアサートする。そして、デー
タが受け入れられる状態であるとターゲットプロトコル
制御部16は、CLKが15のところでTRDY#をア
サートして、ターゲットデータ制御部17でADに出力
されているデータD0をCLKが16のところで格納す
る。図3では、CLKが17、18、19の立ち上がり
エッジでデータD1、D2、D3それぞれを格納する。
PCIBUSではこのようにデータの再送が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で、ターゲ
ットデバイスに対してデータ転送を行っているときター
ゲットデバイスに障害が生じてしまった場合次のような
事が起こる場合がある。ターゲットデバイスがBUSY
状態になり、データの転送を受け入れることができなく
なり、図3のCLKが3から7の様にデータ転送が行わ
れないトランザクションが無限に繰り返される事があ
る。この様な状態になると、他のマスタデバイスがデー
タの転送を行うとデータ転送が行われないトランザクシ
ョンが頻発するのでバスの転送効率が落ちる。また、通
常マスタデバイスはCPUの動作とは関係なく動作して
いるため、この障害が起きたこと識別するのは困難であ
り、データ転送が終了しないため最悪の場合、システム
がハングアップ状態になる。また、非常に遅いターゲッ
トデバイスに対してデータ転送を行うときも、実際のデ
ータ転送が行われるまでにデータ転送が行われないトラ
ンザクションが頻発し、データ転送が行われるまでバス
の転送効率が落ちることになる。
【0005】本発明の第一の目的は、バスのデータ転送
に於いて、ターゲットデバイスに障害が起こった場合で
も障害復帰の処理を行えるようなデータ転送制御装置を
提供することにある。 本発明の第二の目的は、低速な
ターゲットデバイスに対するデータ転送に於いても他の
デバイスのデータ転送のスループットを確保するような
データ転送制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の第一の目的を達成
するために、本発明のデータ転送制御装置は以下のよう
な手段を設ける。アドレスおよびコマンドを出力する手
段と、データ転送を開始しデータを入出力する手段と、
データ再転送の最大実行回数を記憶する手段と、データ
の再転送が前記データ再転送の最大実行回数を記憶する
手段に保持された値より多くなった場合アドレスおよび
コマンドを出力するのを抑止する手段とデータの再転送
が前記データ再転送の最大実行回数を記憶する手段に保
持された値より多くなった場合CPUに対して通知する
手段を設けた。また、第二の目的を達成するために、上
述の手段以外にデータの再転送を行う間隔を記憶する手
段と、前記データの再転送を行う間隔を記憶する手段に
従ってアドレスおよびコマンドを出力する間隔を制御す
る手段を設けた。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を用いて詳細に説明する。
【0008】以下、図1を用いて第一の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、20は本発明のマスタ機能を持った
バスデバイスで、21は転送要求を出すタイミングを制
御する転送要求制御部で、18はシステムバス1に割込
みを発生させる割込み制御部で、22は再送する回数を
設定する書き換え可能な再転送制限レジスタである。次
にこれらの記号を用いて動作を説明する。まず予め、再
転送制限転レジスタ22にシステムバス1を介して再送
をする回数の最大値を設定する。実際には、再転送制限
レジスタ22の設定はバスデバイス20のターゲット機
能を用いて、システムバス1のアドレスとコマンドをタ
ーゲットプロトコル制御部16で解析して、再転送制限
レジスタ22へのライトであると判断するとターゲット
データ制御部17よりデータを受け取りレジスタへの格
納を行う。次に、バスデバイス20のマスタ機能により
トランザクションが行われると、マスタプロトコル制御
部11はそのトランザクションが再送であるのかを検出
して、転送要求制御部21に出力する。転送要求制御部
21では、再送の回数をカウントし、再転送制限レジス
タ22に格納されている回数を超えると、マスタアドレ
ス/データ制御部12より転送を行う要求がきてもマス
タプロトコル制御部11に対して転送の要求を出力しな
い。つまり、再転送制限レジスタ22に格納されている
回数以上は、バスデバイス20はシステムバスに対して
マスタ権を要求しない。また、再送の回数が再転送制限
レジスタ22の値になったのを検出して、割込み制御部
18に対して出力し割込み制御部18がシステムバス1
の割込み信号をアクティブにすることでCPUに対して
も転送が中断されたことが通知される。上述のようにで
きるようにしておくと、例えばデータ転送が行われない
のにシステムバス1を使用うすることがなく他のデバイ
スが有効にシステムバス1を用いてデータの転送が行え
る。その他にもターゲットデバイスが障害を起こして、
応答できない場合にでもデータの転送を中断でき、ター
ゲットデバイスの初期化などを復帰処理をCPUが行う
ことができるのでシステムがダウンする事を防ぐことが
できる場合がある。
【0009】次に、本発明の特徴である転送要求制御部
について図4を用いて詳しく説明する。カウンタ35
は、データ転送が行われた事を示すデータ転送信号38
によりリセットされ、再転送が行われたかを示す再転送
信号によりカウントアップされる。更に、 このカウン
タ値と再転送制限レジスタ22の値は比較器36に入力
される。比較器36ではカウンタ35の値と再転送制限
レジスタ22の値を比べてカウンタ35の値が再転送制
限レジスタ22の値以下であると’1’を出力する。こ
の比較器36の出力とマスタアドレス/データ制御部か
らのデータ転送要求信号32をAND回路37に入力し
その出力を転送要求開始信号33としてマスタプロトコ
ル制御部に出力する。この様にすることで、カウンタ3
5の値が再転送制限レジスタ22の値より大きいとき
は、転送要求開始信号33が出力されないためトランザ
クションを中断することができ、また割込み制御部18
に対して割込み要求を出力し割込み制御部18がシステ
ムバス1の割込み信号をアクティブにする。また、カウ
ンタ35をターゲットデータ制御部17よりリード/ラ
イトできれば、カウンタ35をリセットつまり’0’を
ライトすることで再び転送を開始することができる。タ
ーゲットが処理を終了するまで待ちそれから、再び転送
することが可能になる。また、ターゲットが障害により
処理を続けられない場合は図1のマスタアドレス/デー
タ制御部に対してデータ転送の停止命令を行データの転
送を中止して、障害復帰の処理を行う。また、障害復帰
のだけできればよいのであれば図5の様にAND回路を
用いずにデータ転送要求信号32をそのまま転送開始信
号33として用いれば再転送数が再転送制限レジスタ2
2に設定した値により大きくなれば割込みが発生しCP
Uで転送を停止し、障害復帰の処理をすればよい。
【0010】次に、図6、図7、図8を用いて第二の実
施例を説明する。第一の実施例では、再転送の最大回数
を設定するレジスタを一つしか持たないため、複数の領
域(異なるターゲットデバイス)にデータ転送を行う場
合、1つの設定しか出来ないため再転送のために余計に
システムバスを占有する場合がある。例えば、図6のバ
スデバイス20がデータをバスブリッジ61に接続され
た主記憶62と表示デバイス63に接続された表示メモ
リ64にデータを転送する場合を考える。この場合、タ
ーゲットデバイスは、バスブリッジ61と表示デバイス
63になるが、これらに接続される主記憶62や表示メ
モリ64は一般に接続されるビット幅やアクセススピー
ドなどが異なり、データを受け取ってから次のデータを
受け入れ可能になるまでの期間はそれぞれ異なる。従っ
て、考えられる再転送の回数は、それぞれのターゲット
デバイスにより異なる。そこで、図6では主記憶用再転
送制限レジスタ25と表示メモリ用再転送制限レジスタ
26を別々に設け、更に転送先の領域を識別する転送先
識別部27を設けることでそれぞれ最適な値を設定でき
るようにする。
【0011】図7を用いて詳細な動作を説明する。主記
憶へのデータ転送が行われると、データ転送信号38が
アサートされ且つ主記憶転送信号47がアサートされて
いるとき、主記憶用カウンタ41をリセットする。リセ
ットされた後主記憶用カウンタ41は、再転送が行われ
るとカウントアップされ、比較器43で主記憶用再転送
制限レジスタ25の値と比較する。そして、主記憶用カ
ウンタ41の値が小さければ、主記憶データ転送要求信
号49を受けつけ主記憶転送要求開始信号51をアサー
トする。同様に表示メモリへのデータ転送が行われる
と、データ転送信号31がアサートされ且つ表示メモリ
転送信号48がアサートされているとき、表示メモリ用
カウンタ42をリセットする。リセットされた後表示メ
モリ用カウンタ42は、再転送が行われるごとにカウン
トアップされ、比較器44で表示用再転送制限レジスタ
26の値と比較する。そして、表示メモリ用カウンタ4
2の値が小さければ、表示メモリデータ転送要求信号5
0を受け付け表示メモリ転送要求開始信号52をアサー
トする。
【0012】図8を用いて転送先識別部27の動作を説
明する。主記憶の先頭アドレス、終了アドレス、表示メ
モリの先頭アドレス、終了アドレスをそれぞれCPU6
0からシステムバス1を介して主記憶先頭レジスタ7
0、主記憶終了レジスタ71、表示メモリ先頭レジスタ
72、表示メモリ終了レジスタ73に予め設定してお
く。そして、これらのレジスタの値とマスタアドレス/
データ制御部12より入力された転送先アドレスと比較
器74、75、76、77で比較して主記憶先頭レジス
タ70の値以上且つ主記憶終了アドレス71の値以下で
あれば主記憶転送信号47をアサートし、表示メモリ先
頭レジスタ72の値以上且つ表示メモリ終了レジスタ7
3の値以下であれば表示メモリ転送信号48をアサート
する。こうすることでどのターゲットデバイスにアクセ
スしたかを判別できる。また、バスデバイス20が主記
憶52への転送と表示メモリ54への転送しか行わない
のであれば、主記憶転送信号47を反転させて表示メモ
リ転送信号48を作ることが可能である。この様にする
と表示メモリ先頭レジスタ72、表示メモリ終了レジス
タ73、比較器76、77、AND回路79が不要にな
り回路規模を縮小させることができる。
【0013】この様にすることで、主記憶に対する再転
送の回数と、表示メモリに対する再転送の回数を別々に
設定できそれぞれのターゲットに対する再転送の回数を
を最適化できる。
【0014】また、同一のターゲットデバイスへの転送
であってもリード転送とライト転送でトランザクション
終了後次のデータの受け入れが出来ない期間は異なって
くる。例えば、表示デバイスでは、ライト転送に関して
はグラフィックスの描画性能に大きく影響するのでライ
トバッファを大きくとり高速にデータ転送が行えるよう
になっているが、リード転送に関してはあまり描画性能
に影響しないためリードバッファをあまり大きくとって
ないも場合がある。その他にも、外部に接続される記憶
素子もリードアクセスとライトアクセスでは違いがある
ためデータの受け入れが出来ない期間は異なってくる。
そこで図9に示すようにリードなのかライトなのかを判
断するコマンド識別部28を設けることにより、同じタ
ーゲットデバイスであってもリード転送とライト転送で
トランザクションの間隔を別々に設定できそれぞれのコ
マンドに対する再転送の回数を最適化できることは上述
と同様にすれば容易に考えられる。
【0015】次に、図10、図11を用いて第二の実施
例を説明する。第一の実施例では、再転送の最大回数し
か設定できないため、ターゲット側のデバイスが低速の
場合最大回数を大きく設定する必要がある。その時、デ
ータ転送が実際に行われるまで再転送が繰り返されシス
テムバスの転送効率が落ちることになる。そこで、図1
0に示すように連続して再転送を行える回数を設定でき
る連続再転送制限レジスタ91と再転送の間隔を設定で
きる再転送間隔レジスタ92を設ける。このような構成
にすると次のような動作が行える。バスデバイス20
が、非常に低速のターゲットデバイスに対してデータ転
送を行う場合を考える。まず、バスデバイス20がマス
タになり、データ転送を行おうとするがターゲットデバ
イスが低速のため、データの再転送を行うその時、連続
再転送制限レジスタ91で設定した回数再転送を行うと
次に、再転送間隔レジスタ92に設定した値の期間再転
送を行わず、再転送間隔レジスタ92に設定した値の期
間が終わると再び連続再転送制限レジスタ91で設定し
た回数再転送を行うこれを繰り返し、再転送の総回数が
再転送制限レジスタ22に設定した値になると再転送を
中断し、システムバス1に対して割込みを発生させる。
また、再転送の総回数が再転送制限レジスタ22に設定
した値になる前にデータ転送が行われると割込みを発生
させる事はない。この様にすると、非常に低速のターゲ
ットデバイスにデータを転送する場合でも、再転送のト
ランザクションを頻発させることがないので、システム
バスの転送効率をあまり低下させずに他のマスタデバイ
スがデータの転送を行うことができる。次に、図11を
用いて、転送要求制御部21の詳細な動作の説明をす
る。まず、カウンタ35は、データ転送が行われるとリ
セットされ再転送が行われるとカウントアップし比較器
36で再転送制限レジスタ22の値と比較しカウンタ3
5の値より大きければ’0’を出力しデータ転送要求信
号32を転送要求開始信号33に反映しない。また割込
み要求信号39をアクティブにして割込みを要求する。
連続カウンタ93は、データが転送されるか、間隔カウ
ンタ95と再転送間隔レジスタ92の値が等しいときに
リセットされ、再転送が行われるとカウントアップされ
る。比較器94では、連続カウンタ93の値と連続再転
送制限レジスタ91の値を比較して、連続カウンタ93
の方が大きければ’0’を出力して、以下であれば’
1’を出力する。また、間隔カウンタ95は比較器94
の出力が’1’のときは、リセット状態で、’0’にな
るとクロックに同期してカウントアップされる。比較器
96は、間隔カウンタ95と再転送間隔レジスタ92の
値を比較して等しければ’1’を出力し、連続カウンタ
93をリセットするために用いる。この様にすると、再
転送の回数が連続再転送レジスタ91にされた値より大
きくなると比較器94の出力が’0’になり、データ転
送要求信号32がAND回路97でマスクされ、間隔カ
ウンタ95がカウントアップされる。それから、間隔カ
ウンタ95が再転送間隔レジスタ92で設定された値ま
でカウントアップされると比較器96の出力が’1’に
なり連続カウンタ93がリセットされ比較器94の出力
が’1’になり、データ転送要求信号32が転送要求開
始信号33に伝わる。この動作が、カウンタ35の値が
再転送制限レジスタ22の値より大きくなるまで繰り返
され、比較器36の出力が’0’になり割込み要求信号
39がアサートされる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一実施態
様によれば、データの再転送の回数に制限を設けること
ができ、またCPUに対しても制限を越えたときにその
事を通知できる。また、本発明の一実施例態様によれば
データの再転送の間隔を設定できるためターゲットが低
速な場合でもシステムバスを占有する率が少なくてす
む。
【0017】この様に少ないハードウェアの追加で、タ
ーゲットが障害を起こしデータ転送が行えなくなっても
障害復帰の処理が行え、低速なターゲットにアクセスし
た場合でも、他のマスタのデータ転送にも影響を与える
ことが少なく動画や音声などのリアルタイムデータを転
送する場合にもバスを効率的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のデータ転送を行う構成を示すブロック図
である。
【図3】データの再転送を行うタイミングチャート図で
ある。
【図4】第一の転送要求制御部を示す図である。
【図5】第二の転送要求制御部を示す図である。
【図6】第二の実施例を示すブロック図である。
【図7】複数の転送先に対応した転送要求制御部を示す
ブロック図である。
【図8】転送先を識別する回路を示すブロック図であ
る。
【図9】コマンドの種類により再転送の回数を制御する
ブロック図である。
【図10】第三の実施例を示すブロック図である。
【図11】第三の転送要求制御部を示す図である。
【符号の説明】
1…システムバス、 10…マスタデバイ
ス、11…マスタプロトコル制御部、 12…マスタア
ドレス/データ制御部、15…ターゲットデバイス、
16…ターゲットプロトコル制御部、17…ターゲ
ットデータ制御部、 18…割込み制御部、20…バス
デバイス、 21…転送要求制御部、22…
再転送制限レジスタ、 25…主記憶用再転送制限
レジスタ、26…表示メモリ用再転送制限レジスタ、2
7…転送先識別部、28…コマンド識別部、
29…リード用再転送制限レジスタ、30…ライト用再
転送制限レジスタ、 31…再転送信号、32…デー
タ転送要求信号、 33…転送要求開始信号、35
…カウンタ、36、43、44、74、75、76、7
7、94、96…比較器、37、45、46、53、5
4、55、56、78、79、97…AND回路、38
…データ転送信号、 39…割込み要求信号、
41…主記憶用カウンタ、 42…表示メモリ用
カウンタ、47…主記憶転送信号、 48…表
示メモリ転送信号、49…主記憶データ転送要求信号、
50…表示メモリデータ転送要求信号、51…主記憶転
送要求開始信号、 52…表示メモリ転送要求開始信
号、57…OR回路、60…CPU、 61…バスブリ
ッジ、62…主記憶、63…表示デバイス、64…表示
メモリ、70…主記憶先頭レジスタ、 71…主記
憶終了レジスタ、72…表示メモリ先頭レジスタ、 7
3…表示メモリ終了レジスタ、91…連続再転送レジス
タ、 92…再転送間隔レジスタ、93…連続カウ
ンタ、 95…間隔カウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蠣崎 ▲聡▼ 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B061 AA00 QQ03 QQ06 RR02 RR03 RR05 5B083 AA01 BB11 CC07 CD01 CD06 GG04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスおよびコマンドを出力する手段
    と、データ転送を開始しデータを入出力する手段と、デ
    ータ再転送の最大実行回数を記憶する手段と、前記デー
    タ再転送の最大実行回数を記憶する手段に保持された値
    より多くなった場合にCPUに対して通知する手段とを
    有することを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ転送制御装置におい
    て、データの再転送が前記データ再転送の最大実行回数
    を記憶する手段に保持された値より多くなった場合アド
    レスおよびコマンドを出力するのを抑止する手段を有す
    ることを特徴とするデータ転送制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のデータ転送
    制御装置において、アドレスにより転送先を識別する転
    送先識別手段を有し、前記データ再転送の最大実行回数
    を記憶する手段は転送先のアドレスにより複数の値を保
    持しており、前記転送先識別手段で識別した転送先に対
    応する前記データ再転送の最大実行回数に従って前記C
    PUに対して通知する手段もしくはアドレスおよびコマ
    ンドを出力するのを抑止する手段を有することを特徴と
    するデータ転送制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2記載のデータ転送
    制御装置において、コマンドにより転送先を識別する転
    送先識別手段を有し、前記データ再転送の最大実行回数
    を記憶する手段はコマンドにより複数の値を保持してお
    り、前記転送先識別手段で識別した転送先に対応する前
    記データ再転送の最大実行回数に従って前記CPUに対
    して通知する手段もしくはアドレスおよびコマンドを出
    力するのを抑止する手段を有することを特徴とするデー
    タ転送制御装置。
  5. 【請求項5】請求項2、請求項3または請求項4記載の
    データ転送制御装置において、前記アドレスおよびコマ
    ンドを出力するのを抑止する手段によって抑止された転
    送を再開する手段を有することを特徴とするデータ転送
    制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    または請求項5記載のデータ転送制御装置において、デ
    ータの再転送を行う間隔を記憶する手段と、前記データ
    の再転送を行う間隔を記憶する手段に従ってアドレスお
    よびコマンドを出力する間隔を制御する手段を有するこ
    とを特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のデータ転送制御装置におい
    て、連続して行える再転送の最大値を記憶する手段と、
    連続して再転送を行った後前記データの再転送を行う間
    隔を記憶する手段に従ってアドレスおよびコマンドを出
    力する間隔を制御する手段を有することを特徴とするデ
    ータ転送制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002101564A1 (fr) * 2001-06-12 2002-12-19 Tops Systems Corporation Systeme multiprocesseur, procede permettant de le concevoir et systeme de multiprocesseur decrit en langage de description de materiel
US7337382B2 (en) 2003-10-15 2008-02-26 Seiko Epson Corporation Data transfer control device, electronic instrument, and data transfer control method
JP2008513886A (ja) * 2004-09-15 2008-05-01 クゥアルコム・インコーポレイテッド バスの送信チャネル上の帯域幅を割り振る方法および装置
JP2008269335A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Ricoh Co Ltd データ転送集積回路およびデータ転送装置

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