JP2000079850A - 車両用ルーフキャリア - Google Patents

車両用ルーフキャリア

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JP2000079850A
JP2000079850A JP10252456A JP25245698A JP2000079850A JP 2000079850 A JP2000079850 A JP 2000079850A JP 10252456 A JP10252456 A JP 10252456A JP 25245698 A JP25245698 A JP 25245698A JP 2000079850 A JP2000079850 A JP 2000079850A
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roof
slider
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terminal bracket
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JP10252456A
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Eiji Kashiwa
英司 柏
Masao Tazumi
正雄 田積
Seiichi Nakajima
誠一 中島
Yoshimasa Tsuchiya
喜政 土屋
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフキャリアの横バーの高低変更調節がで
きる車両用ルーフキャリアを提供する。 【解決手段】 スライダー5と端末ブラケット6との間
に、可倒ブラケット11を介在させて横バー7の高低調
節を可能にした。可倒ブラケット11は、ルーフパネル
側へ起伏するように、スライダー5に車体前後方向配置
の回転軸12で軸着する。可倒ブラケット11に回転軸
12と直交方向配置の締結ボルト13で端末ブラケット
6を回動可能に軸着する。端末ブラケット6に横バー7
を伸縮可能に連結してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ルーフキャリ
アに関し、特にスライド型かつ横バー格納型のルーフキ
ャリアにおける改良に係り、横バーの高低変更調節を可
能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ルーフキャリアは、自動車のルー
フパネル上に荷物を積載するための枠台であって、この
種の従来の車両用ルーフキャリアのうち、とりわけ、ス
ライド型かつ横バー格納型のものとしては、例えば実開
平10−138844号公報に記載されているものが知
られている。この種のルーフキャリアにはスキー板やス
ノーボード又はサーフィンボード等の長尺物が積載され
ることが多い。
【0003】すなわち、図14〜図16に示すように、
車両のルーフ1の右側縁と左側縁とにおいて相対し、ル
ーフパネルの左右両側に車体前後方向へ所定長さのルー
フレール2が固定され、このルーフレール2は上方開口
のレール溝2aが形成された角C形の断面形状であり、
そのレール溝2a内に長板状のガイド部材3が摺動可能
に係合し、このガイド部材3に締結ボルト4,4を介し
てスライダー5がルーフレール2上面を移動かつ固定可
能に載置されている。スライダー5には締結ボルト4で
端末ブラケット6が回動可能に共締めされ、端末ブラケ
ット6には横バー7の端部を連結してある。横バー7は
締結ボルト4を中心として端末ブラケット6が回動する
ことにより水平方向へ回転できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用ルーフキャリアによれば、ルーフパネル1の
上面から横バー7の下面までの高さH0は、ルーフレー
ル2とスライダー5との高さで決定されるが、近時の車
両はルーフパネル1が必ずしも平坦面ではなく、湾曲し
て車体左右両側が最低面となる傾向にあり、したがっ
て、ルーフパネル1の中央上面に横バー7の下面が接触
しない程度の僅かな寸法に設定してある。
【0005】そのため、例えばスキー板を積載する場
合、スキーの先端部は反り返っているので、この先端部
をルーフパネル1に向けて載置すると、その先端部がル
ーフパネル1に接触してそのままの積載は不能、若しく
はルーフパネル1を傷付ける可能性があるので、先端部
を天に向けた状態で載置しなければならず、また、サー
フィンボードもフィンを天に向けた状態で載置しなけれ
ばならないなどの不都合がある。
【0006】このような不都合を解決するには、ルーフ
パネル1から横バー7の下面までの高さH0を十分に高
く設定すれば解決できるが、ルーフキャリアをルーフパ
ネルから十分に高く突出させると、見栄えが良好でない
から車体デザインの見地から好ましくない。
【0007】そこで、本発明はこのような不都合を解消
するために、ルーフキャリアの横バーの高低変更調節が
できる車両用ルーフキャリアを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
方向へ配設された一対のルーフレールと、該ルーフレー
ルに形成されたレール溝に移動かつ固定可能に係合する
スライダーと、該スライダーと端末ブラケットを介して
両端部がそれぞれ水平方向へ回動可能に軸着されるとと
もに、前記一対のルーフレール間にて車巾方向に沿って
配設され、かつ、車体前後方向へ移動可能に設けられた
少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少
なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能である
とともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行
に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、前記
スライダーと端末ブラケットとの間に、垂直方向へ回動
する部材を介在させて横バーの高低調節を可能にしたこ
とを特徴とする車両用ルーフキャリアを提供する。
【0009】垂直方向へ回動する部材は、請求項2に記
載のように、ルーフパネル上面で起伏する可倒ブラケッ
トからなり、該可倒ブラケットはスライダーに車体前後
方向配置の回転軸で回動可能に軸着され、該回転軸と直
交方向配置の締結ボルトで端末ブラケットが前記可倒ブ
ラケットに回動可能に軸着してなるか、請求項3に記載
のように、スライダーに一端部を回動可能に軸着したリ
ンクプレートからなり、該リンクプレートの他端部に端
末ブラケットを回動可能に軸着してなるか、又は、請求
項4に記載のように、互いに略中央部で回動可能に軸着
した一対のリンクプレートからなり、該リンクプレート
の一端部を、その一方はスライダーに回動可能に軸着
し、他方は該スライダーに回動かつ移動可能に係合する
とともに、前記リンクプレートの他端部を、その一方は
端末ブラケットに回動可能に軸着し、他方は該端末ブラ
ケットに回動かつ移動可能に係合することを特徴とす
る。
【0010】したがって、横バーのルーフパネル上面か
らの高さを高低変更調節できて、ルーフキャリア使用時
に積載物によってはその一部が湾曲したルーフパネル上
面に接触するような事態を回避でき、使用しないときは
横バーをスライダーとほぼ同じ高さに変更調節して車体
デザインやドライバーの趣向にマッチして違和感を与え
ないような配置が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の第1実施例
を示すもので、前記図14〜図16と実質的に同一部分
は同一符号で示した。図1に示すように、ルーフレール
2は車体デザインとマッチする特殊形状のもので、その
側面に従来とほぼ同じ角C形のレール溝2aが相対する
ように形成されている。このレール溝2aに係合するガ
イド部材3と、このガイド部材3を貫通する締結ボルト
4及びナット10の少なくとも2組(一方の組は図示
略)でスライダー5がルーフレール2に沿って移動かつ
固定可能に載置される。
【0012】スライダー5はルーフレール2の上面とレ
ール溝2aが形成された側面に摺接する二つの摺動面5
a,5bを有する樹脂成形体からなるブロックであり、
摺動面5bに前記締結ボルト4が貫通する一対の孔5
g,5gが穿設され、上部には上方向と他方のスライダ
ーとの相対方向へほぼコ字形に開いたハウジング部5c
を形成してある。このハウジング部5c内に可倒ブラケ
ット11が回転軸12で回動可能に軸着される。回転軸
12はハウジング部5cの相対部に穿設した軸孔5d,
5eに挿通して車体前後方向へ水平に配置され、埋め込
み配置されたナット12aに螺合している(図2)。し
たがって、可倒ブラケット11はスライダー5の上部側
から側部側へ、及び、この逆にスライダー5の側部側か
ら上部側へと回動して起伏(可倒)できる。
【0013】可倒ブラケット11には端末ブラケット6
が締結ボルト13とナット13aにて回動可能に締結さ
れ(図2)、端末ブラケット6には横バー7が結合して
いる。横バー7は端末ブラケット6に引き込まれるよう
にばねで付勢して進退可能に結合されており(図示
略)、したがって、横バー7が車体左右方向と車体前後
方向とで伸縮して長さ調整できる。端末ブラケット6の
下面には締結ボルト13が貫通する円錐形状の軸孔14
を中心部に穿設した球状凸部15が形成され、この球状
凸部15の揺動座16が可倒ブラケット11の上面に形
成され、この揺動座16の中心部には締結ボルト13が
貫通する軸孔17が穿設されている。なお、18は車体
左右方向で外方への、19は車体前後方向で外方への、
それぞれ端末ブラケット6の回転止めである。
【0014】そして、可倒ブラケット11がルーフパネ
ル1の垂直方向でスライダー5から回動する範囲を規制
するために、可倒ブラケット11に回転軸12が貫通す
る軸孔20をカナメとする扇形部21が一体形成され、
この扇形部21には軸孔20を中心とする所定半径の約
4分の1円の弧状長孔22が開設され、この弧状長孔2
2にはスライダー5に穿設した孔5fから螺入するボル
ト23が係合する。ボルト23はスライダー5に埋め込
み配置されたナット23aに螺合する(図2)。したが
って、可倒ブラケット11は回転軸12を中心として約
90度の範囲内でのみ回動し、それ以上の無駄な回動が
規制される。
【0015】なお、端末ブラケット6と可倒ブラケット
11との間には、ゴムなどの弾性体からなる略L字形の
緩衝部材24を介在させて両者間のガタ吸収や、横バー
7の着脱操作性向上を図る。緩衝部材24の底面に突起
部25を複数本にて一体形成し、これらの突起部25が
係合する複数個の係合孔26が可倒ブラケット11の上
面に形成されている。
【0016】さらに、前記ガイド部材3は前記レール溝
2aのスリット幅でレール溝2aに摺動可能に係合する
立方形状の金具の片面に、斜め横断方向のガイド溝3a
を形成したものであり、また、前記締結ボルト4はその
頭部が細長六角形をした平板状体であって、その頭部が
レール溝2a内にあって締結ボルト4を締め付ける方向
へ回動させると、頭部がガイド溝3aに挟持された状態
でその両端部の平行面4a,4aがレール溝2aの内部
上面と内部下面にそれぞれ接触し、レール溝2aに楔係
合してスライダー5をルーフレール2の特定部位に固定
できる。ナット10を介して締結ボルト4を緩めると、
平行面4a,4aがレール溝2aの内部上面と内部下面
から離れ、ガイド溝3aから外れて回動することによ
り、レール溝2aとほぼ平行状態になり、レール溝2a
に沿って移動できるようになるから、スライダー5の移
動が可能となるため、位置決めが自在にできるというも
のである(特願平9−244068号参照)。
【0017】そこで、上記構成のルーフキャリアは、荷
物を積載しない非使用時は、図5,6に示すように、可
倒ブラケット11を回転軸12を中心としてスライダー
5の側部側へ倒しておく。これはボルト23を緩め、横
バー7の略中央部を車体側方から内方へ押し倒すか、若
しくは、横バー7の車体前後方向の両端に位置する二つ
の可倒ブラケット11を同時に回動させることで容易に
操作できる。したがって、車両の側面から見ると(ロ矢
示)、端末ブラケット6はスライダー5の背面側へ回動
して横バー7は横倒しとなってスライダー5の上面より
も下側に位置してルーフパネル1から横バー7の上面ま
での高さH1が形成される。したがって、横バー7はス
ライダー5よりも高い位置にないので、車両デザインや
ドライバーの好みにマッチできる。
【0018】次に、スキー板等の荷物を積載する時は、
前記のように押し倒された横バー7の略中央部を手持ち
して引き起こし、若しくは横バー7の車体前後方向の両
端に位置する二つの可倒ブラケット11を同時に車体左
右方向の外方へ回動させると、可倒ブラケット11,1
1が回転軸12,12を中心として起立し、端末ブラケ
ット6,6はスライダー5の上面に位置する。そしてさ
らに、一方の端末ブラケット6を可倒ブラケット11か
ら外し、車体左右方向の反対側のルーフレール2に取付
けられた可倒ブラケット11に装着して、横バー7を車
体左右方向に架け渡すようにする(図3及び図4の仮想
線図示を参照)。したがって、図2〜4に示すように、
車両の側面から見ると(イ矢示)、端末ブラケット6は
スライダー5の上部に位置して横バー7はそれよりも高
くなり、この高さHは前記高さH1よりも大きいことが
明らかである。したがって、ルーフキャリアを使用する
ときはルーフパネル1の略中央部上面から横バー7が十
分に高く離れた状態(高さH)に維持して積載物の一部
がルーフ1に接触するような不都合を解消できるのであ
る。
【0019】図7〜図11は前記第1実施例の更なる改
良を示す第2実施例を示すもので、可倒ブラケット11
の回動をクリック式に規制することによって可倒角度を
任意に位置決めできるようにしたものである。すなわ
ち、可倒ブラケット11の扇形部21に、軸孔20を中
心とする放射状配置の複数のクリック溝30を、弧状長
孔22を跨いで等間隔に刻設する。このクリック溝30
に係脱するクリック突起31を略ハ字形配置で形成した
コマ32を、コイルバネ33で押し付けるようにスライ
ダー5のハウジング部5cに開設した窓孔5hに摺動可
能に嵌め込む。
【0020】コマ32には略中心部にコイルバネ33を
収納する環状溝34が形成され、その環状溝34の中心
にはピン35の一端部を挿入する軸芯部36が形成され
ている。ピン35の他端部は弧状長孔22を貫通してス
ライダー5に穿設した軸孔37に挿入してある。そし
て、コイルバネ33を押し付けるためのプレート38が
ネジ39でスライダー5に固定してある。その他の構成
は第1実施例と同じであるから、同一部分には同一符号
を用いて重複説明を省略する。
【0021】したがって、図8,9に示す状態で、可倒
ブラケット11又は横バー7を手持ちして可倒ブラケッ
ト11を回転軸12中心でルーフパネル1側へ回動する
と、図11(A)に示すように、クリック突起31,3
1がクリック溝30,30に係合した状態から、図11
(B)に示すように、コマ32がコイルバネ33の力に
抗してプレート38側へ移動することにより、クリック
突起31,31はクリック溝30,30から外れるため
に、可倒ブラケット11は回転不能な状態から回動でき
る状態となる。このように、前記第1実施例のようなボ
ルト23を緩めたり、締めたりすることなしに、ルーフ
キャリアの非使用時におけるルーフパネル1上面からの
横バー7の高低変更調節をすることができる。
【0022】図12は本発明の第3実施例を示すもの
で、前例と同じ構造のルーフレール2のレール溝2aに
係合するガイド部材及び締結ボルト(図示略)を介して
摺動かつ固定可能に一対のスライダー50が車体前後方
向で係合している。スライダー50にリンクプレート4
0を挟持する溝又は側壁51を形成し、この溝又は側壁
51にリンクプレート40の一端部をピン42で回動可
能に軸着するとともに、リンクプレート40の他端部を
端末ブラケット60と一体又は別体で結合した支持部6
1にピン41で軸着する。横バー7は端末ブラケット6
0,60間に架橋され、両者間で伸縮可能な前記構成を
施して車体前後方向と左右方向の長さ調節ができるよう
にし、又は、横バー7の一端部を上下方向へ回動できる
ように支持部61と端末ブラケット60間に前例におけ
る球状凸部を設けてもよい。
【0023】この第3実施例において、図12(A)に
示すように、リンクプレート40のピン42は、溝又は
側壁51の手前側に配置するか、若しくは、図12
(B)に示すように、奥側に配置するか、の二つのタイ
プが可能である。図12(B)の構造とすれば、リンク
プレート40が起立した場合に、その一方は溝又は側壁
51の端末部で倒れ防止ができ、したがって、他方のリ
ンクプレート40には溝又は側壁51の手前側で倒れ防
止をするためのストッパー45を設けることで横バー7
を水平に維持可能となる。勿論、二つのリンクプレート
40,40の起立した状態を保持及び解除できる確実な
ロック手段を講じるべきことは、(A),(B)共に必
要である。
【0024】そこで、横バー7の高さを変更するとき
は、図12(A)の場合、端末ブラケット60を上方へ
持ち上げてリンクプレート40,40を起立させるとと
もに、一方のスライダー50をルーフレール2に沿い若
干移動させてスライダー50,50間の距離を調整す
る。また、図12(B)の場合、端末ブラケット60又
は横バー7を車体前方側(F)へ引くだけでリンクプレ
ート40,40を起立させることができ、スライダー5
0,50間の距離を調整する必要はない。リンクプレー
ト40,40が起立したら、適宜設けたロック手段にて
その状態を保持させる。
【0025】図13は本発明の第4実施例を示すもの
で、前例と同じ構造のルーフレール2のレール溝2aに
係合するガイド部材及び締結ボルト(図示略)を介して
摺動かつ固定可能に一対のスライダー52が車体前後方
向で係合している。スライダー52と端末ブラケット6
0は一対のリンクプレート43,44で連結する。リン
クプレート43,44は中央部をピン45で回動可能に
X字形に組んだもので、それぞれの端部を回動可能に支
持する支持部をスライダー52と端末ブラケット60に
形成し、それらの支持部には、リンクプレート43の下
端部とリンクプレート44の上端部のピン47,49が
スライド可能に係合する長孔43,63を設ける。勿
論、リンクプレート43,44の起立した状態を保持及
び解除できる確実なロック手段を講じるべきことは、前
記第3実施例と同じように必要である。
【0026】そこで、横バー7の高さを変更するとき
は、横バー7の略中央部を単に持ち上げ(図13(A)
中矢示P)、又は、押し下げる(図13(B)矢示P)
だけでよい。勿論、第3実施例と同様に、リンクプレー
ト43,44のロック手段の解除及び施錠操作は必要で
ある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、スライ
ダーと横バーの端末ブラケットとの間に、垂直方向へ回
動する部材を介在させて横バーの高低変更調節を可能に
したから、ルーフキャリアを使用するときは横バーを高
くして用い、使用しないときは横バーを低くして車体デ
ザインやドライバーの趣向とマッチする状態にできる効
果を有する。したがって、ルーフ上面の湾曲度の高い車
両にあっても、ルーフ上面に積載物が接触する恐れのな
いルーフキャリアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1の組み立て一部縦断面正面図である。
【図3】図1の組み立て一部縦断面側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】作用を示す一部縦断面側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図8】図7の組み立て一部縦断面側面図である。
【図9】図7の組み立て一部縦断面正面図である。
【図10】作用を示す一部縦断面正面図である。
【図11】(A),(B)はそれぞれ図9及び図10の
要部を示す作用説明図である。
【図12】(A),(B)はそれぞれ本発明の第3実施
例を示す正面図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す正面図で(A)は
荷物積載時の状態、(B)は荷物非積載時の状態を示
す。
【図14】従来例を示す要部斜視図である。
【図15】図15中X−X断面図である。
【図16】図15中Y−Y断面図である。
【符号の説明】
1…ルーフパネル 2…ルーフレール 2a…レール溝 3…ガイド部材 4,13…締結ボルト 5,50,52…スライダー 6,60…端末ブラケット 7…横バー 11…可倒ブラケット 12…回転軸 15…球場凸部 21…扇形部 22…長円孔 24…緩衝部材 30…クリック溝 31…クリック突起 32…コマ 34…環状溝 40,43,44…リンクプレート 53,63…長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 誠一 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 土屋 喜政 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D020 AA01 AB01 AC07 AD03 AD13 AD16 AD23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルの車体左右両側に車体前後
    方向へ配設された一対のルーフレールと、該ルーフレー
    ルに形成されたレール溝に移動かつ固定可能に係合する
    スライダーと、該スライダーと端末ブラケットを介して
    両端部がそれぞれ水平方向へ回動可能に軸着されるとと
    もに、前記一対のルーフレール間にて車巾方向に沿って
    配設され、かつ、車体前後方向へ移動可能に設けられた
    少なくとも一対の横バーとからなり、該横バーはその少
    なくとも一端部が前記ルーフレールから着脱可能である
    とともに、他端部を中心に回動してルーフレールと平行
    に配置格納できる車両用ルーフキャリアにおいて、前記
    スライダーと端末ブラケットとの間に、垂直方向へ回動
    する部材を介在させて横バーの高低調節を可能にしたこ
    とを特徴とする車両用ルーフキャリア。
  2. 【請求項2】 垂直方向へ回動する部材は、ルーフ上面
    で起伏する可倒ブラケットからなり、該可倒ブラケット
    はスライダーに車体前後方向配置の回転軸で回動可能に
    軸着され、該回転軸と直交方向配置の締結ボルトで端末
    ブラケットが前記可倒ブラケットに回動可能に軸着され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車両用ルーフキ
    ャリア。
  3. 【請求項3】 垂直方向へ回動する部材は、スライダー
    に一端部を回動可能に軸着したリンクプレートからな
    り、該リンクプレートの他端部に端末ブラケットが回動
    可能に軸着されていることを特徴とする請求項1記載の
    車両用ルーフキャリア。
  4. 【請求項4】 垂直方向へ回動する部材は、互いに略中
    央部で回動可能に軸着した一対のリンクプレートからな
    り、該リンクプレートの一端部を、その一方はスライダ
    ーに回動可能に軸着し、他方は該スライダーに回動かつ
    移動可能に係合するとともに、前記リンクプレートの他
    端部を、その一方は端末ブラケットに回動可能に軸着
    し、他方は該端末ブラケットに回動かつ移動可能に係合
    することを特徴とする請求項1記載の車両用ルーフキャ
    リア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369010B1 (ko) * 2000-11-23 2003-01-24 현대자동차주식회사 자동차의 루프 랙
KR100463151B1 (ko) * 2002-03-18 2004-12-23 현대자동차주식회사 자동차의 루프 랙

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KR100369010B1 (ko) * 2000-11-23 2003-01-24 현대자동차주식회사 자동차의 루프 랙
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