JP2000079392A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP2000079392A
JP2000079392A JP11266419A JP26641999A JP2000079392A JP 2000079392 A JP2000079392 A JP 2000079392A JP 11266419 A JP11266419 A JP 11266419A JP 26641999 A JP26641999 A JP 26641999A JP 2000079392 A JP2000079392 A JP 2000079392A
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water
electrolyzed
container
tube
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Toru Shintani
徹 新谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被電解水の補充、交換を衛生的に行うことが
できる電解水生成装置を提供する。 【解決手段】被電解水を貯留する貯留部と、前記被電解
水を電解して電解水とする電解部と、前記電解水を噴出
する噴出ノズルと、被電解水を送液する送液手段とを有
する電解水生成装置であって、前記貯留部に可撓性およ
び気密性を有する袋体を有することを特徴とする電解水
生成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば殺菌、消毒
用の電解水を生成・供給する電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、農業、食品等の分野において、
電気分解により生成される電解水が有用であることが、
一般に知られている。特に、近年では、電解水の優れた
殺菌、消毒作用に着目し、医療の分野における利用、例
えば患部、切開部、留置カテーテルの経皮開口部等の殺
菌、消毒に使用することが検討されている。
【0003】このような電解水は、被電解水の電気伝導
度を上げるために、溶解によりイオンが生じる溶質、例
えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム等を添加し、また必要に応じpH調整
のための強酸を添加した水(被電解水)を、電気分解す
ることによって得られる。
【0004】また、電気分解は、陽極および陰極よりな
る電極対を有する電解槽、またはさらに陽極と陰極の間
に隔膜を配置した構成の電解槽を用いて行われる。この
ような電解水を生成する従来の装置としては、装置を水
道管等の給水管に直接接続するものと、被電解水を生成
装置の中の貯水槽に溜め、該貯水槽中で電気分解を行っ
て電解水を生成、貯留し、この電解水を必要時に必要量
取り出して使用するものとがある。
【0005】前者の装置は、工業用のような大量の電解
水を生成するには適しているが、装置が大型であり、ま
た、使用場所が水道施設の近傍に限られてしまうため、
病院や一般家庭等で少量(例えば200〜500cc程
度)の電解水を使用するのには適さない。例えば、連続
的携帯式腹膜潅流(CAPD)における留置カテーテル
の出口部の殺菌、消毒に用いる場合のように、患者自身
が自宅等で使用することを前提とした場合には、小型で
かつ取り扱いが便利な装置であることが必要とされる。
【0006】また、後者の装置(電解水貯留式装置)
は、比較的小型の装置を製造することができるが、次に
ような多くの欠点がある。電解水貯留式装置では、電解
水の使用量の予測がつかないため、使用量の増減の幅を
考慮して、ある程度多くの被電解水を電気分解して貯
留、保存しておく必要がある。すなわち、例えば200
〜500cc程度の少量の電解水を使用する場合でも、1
リットル以上の被電解水を電気分解し、貯留しておく必
要がある。
【0007】電気分解された電解水を貯水槽に貯留、保
存しておき、必要時にそれを使用することは、電解水の
特性の劣化を招く。すなわち、電解水は、保存中に、光
の照射、大気との接触等により経時的にその活性度が低
下するので、殺菌、消毒効果が減少する。特に、電解水
の保存時間によって、殺菌、消毒効果にバラツキが生じ
る。
【0008】また、保存中に活性度が低下することを考
慮して、予め、活性度が高くなるような電解条件で電気
分解をしておくことも可能であるが、電解水の保存時間
(電解水の生成から使用までの時間)を予測することも
できないので、使用時における電解水の活性度、すなわ
ち殺菌、消毒効果には、やはりバラツキが生じる。
【0009】また、1度電気分解した電解水(貯留、保
存されている電解水)を、被電解水として再度電気分解
し、その活性を復活させることも可能であるが、この場
合には、その電解電流等の電気分解条件の適切な設定の
ために、被電解水のpH、残留塩素濃度、電気伝導度等の
特性を把握する必要がある。そのため、それらの値を測
定し、測定値に応じた再電気分解を行わねばならない
が、このような測定および条件設定には、多大な手間が
かかり、実用性に乏しい。
【0010】また、少量の電解水を使用した場合に余分
な電解水を廃棄したり、有効保存時間を過ぎた電解水を
廃棄したりする必要があるが、電解水には、金属腐食性
が高いものもあり、そのような電解水をそのまま排水路
等へ廃棄した場合、排水路を腐食させたり、水質汚染等
の公害の原因となる等の問題が生じる。従って、電解水
の廃棄は、できるだけ避けるべきである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被電
解水の補充、交換を衛生的に行うことができる電解水生
成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(9)の本発明により達成される。
【0013】(1) 被電解水を貯留する貯留部と、前
記被電解水を電解して電解水とする電解部と、前記電解
水を噴出する噴出ノズルと、被電解水を送液する送液手
段とを有する電解水生成装置であって、前記貯留部に可
撓性および気密性を有する袋体を有することを特徴とす
る電解水生成装置。
【0014】(2) 前記電解部の作動による電解水の
生成と、前記噴出ノズルからの電解水の噴出とが、同期
的に行われるよう構成したことを特徴とする電解水生成
装置。
【0015】(3) 被電解水を貯留する貯留部と、前
記被電解水を電解して電解水とする電解部と、前記電解
部で生成された電解水を噴出する噴出ノズルと、前記貯
留部と前記噴出ノズルとを接続する送液路と、被電解水
を前記送液路に沿って送液する送液手段とを有し、前記
電解部が前記送液路の途中に設置された前記電解水生成
装置であって、前記送液手段による送液と、前記電解部
の作動による電解水の生成と、前記噴出ノズルからの電
解水の噴出とが、同期的に行われるよう構成したことを
特徴とする電解水生成装置。
【0016】(4) 被電解水を貯留する貯留部と、前
記被電解水を電解して電解水とする電解部と、前記電解
部で生成された電解水を噴出する噴出ノズルと、前記貯
留部と前記噴出ノズルとを接続する送液路と、被電解水
を前記送液路に沿って送液する送液手段と、電解水を噴
出させるための操作を行う操作部とを有する前記電解水
生成装置であって、前記操作部での操作により、前記送
液手段による送液と、前記電解部の作動による電解水の
生成と、前記噴出ノズルからの電解水の噴出とが、同期
的に行われるよう構成したことを特徴とする電解水生成
装置。
【0017】(5) 前記操作部は、前記貯留部から離
間して設置されている上記(4)に記載の電解水生成装
置。
【0018】(6) 前記電解部および/または前記噴
出ノズルが前記操作部に設置されている上記(4)また
は(5)に記載の電解水生成装置。
【0019】(7) 前記送液手段は、前記送液路の途
中に設置された送液ポンプを備えているものである上記
(1)ないし(6)のいずれかに記載の電解水生成装
置。。
【0020】(8) 前記送液手段は、前記貯留部内部
を加圧する加圧ポンプを備えているものである上記
(1)ないし(6)のいずれかに記載の電解水生成装
置。
【0021】(9) 前記送液手段は、前記送液路また
は前記噴出ノズルを開閉する弁を有する上記(1)ない
し(8)のいずれかに記載の電解水生成装置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電解水生成装置を
添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の電解水生成装置の第1参
考例を示す側面図、図2および図3は、それぞれ、図1
に示す電解水生成装置の操作部の構造を模式的に示す断
面側面図、図4は、図1に示す電解水生成装置の貯留部
の構造を模式的に示す断面側面図、図5は、図4中のV
−V線断面図である。なお、説明の都合上、図1〜図5
中および後述する図6〜図15中の右側を「基端」、左
側を「先端」、上側を「上端」、下側を「下端」と言
う。
【0024】図1に示すように、本発明の参考例の電解
水生成装置1Aは、被電解水を貯留する貯留部2と、電
解水を噴出させるための操作を行う操作部3と、被電解
水を電解(電気分解)して電解水とする電解部4と、電
解部4で生成された電解水を噴出する噴出ノズル5と、
貯留部2と噴出ノズル5とを接続する送液路7と、被電
解水25を送液路7に沿って送液する送液手段とを有す
る。以下、これらについて説明する。
【0025】貯留部2は、好ましくは気密性を有する容
器21で構成されている。容器21は、硬質なもので
も、軟質なものでもよいが、本参考例の場合、例えば、
各種硬質樹脂、金属、ガラス、セラミックス等で構成さ
れた硬質のものとされる。容器21の容量は、特に限定
されないが、装置の小型化を考慮して、100〜100
0ml程度が好ましく、200〜500ml程度がより好ま
しい。
【0026】図4に示すように、容器21の内部には、
所定量の被電解水25が貯留されている。被電解水25
としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩
化マグネシウム等の電解質が溶解された水溶液が挙げら
れる。以下、被電解水25を塩化ナトリウム水溶液で代
表的に説明する。
【0027】なお、被電解水25中には、得られた電解
水26の活性を高めるために、例えば、塩酸のような添
加液が添加されていてもよい。また、このような添加液
は、使用時に添加されてもよい。
【0028】容器21の上部(蓋部211)には、送液
手段として、送液ポンプ6が設置されている。本参考例
における送液ポンプ6は、図5に示すように、ターボ型
のポンプであり、ケーシング61と、ケーシング61内
に回転可能に設置されたロータ64と、ケーシング61
の上部に設置され、ロータ64を回転するモータ66と
で構成されている。
【0029】ロータ64には、複数枚の羽根65が等間
隔で設置されている。また、ケーシング61の外周部に
は、ケーシング61の内周面の接線方向に突出する吐出
口62が形成されており、この吐出口62には、後述す
るチューブ70の基端が接続されている。ケーシング6
1の底部には、3つの吸入口63が形成されている。ま
た、モータ66の回転軸67は、ロータ64の中心に嵌
入されている。
【0030】各吸入口63には、容器21の上部を貫通
するコネクタ71を介してパイプ72の上端が接続さ
れ、パイプ72の下端は、被電解水25中に浸漬されて
いる。
【0031】このような送液ポンプ6では、モータ66
の駆動によりロータ64が図5中時計回りに回転する
と、容器21内の被電解水25がパイプ72およびコネ
クタ71を経て各吸入口63よりケーシング61内へ吸
入され、さらに、ケーシング61内で加速されて吐出口
62より吐出し、チューブ70内を経て操作部3へ移送
される。
【0032】前記パイプ72の内腔、コネクタ71およ
びケーシング61の内部、チューブ70の内腔ならびに
後述する操作部本体30の内部流路31により、送液路
7が形成される。
【0033】操作部3は、内部流路31を有する操作部
本体30と、操作部本体30に対し回動可能に設置され
たレバー33とを有している。操作部本体30の下部に
は、手で把持するためのグリップ部32が形成されてい
る。レバー33は、その回動支点付近に設置された図示
しないトーションバネ等の付勢手段により、先端方向
へ、すなわち、グリップ部32と離間する方向に付勢さ
れている。
【0034】また、操作部本体30には、電界部4が内
蔵され、操作部本体30の先端部には、内部流路31と
連通する噴出ノズル5が形成(または接続)されてい
る。操作部本体30の基端には、その内腔が内部流路3
1と連通するように、チューブ70の先端が接続されて
いる。チューブ70は、可撓性を有しており、例えば、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィ
ン、ポリアミド、ポリエステル、シリコーンゴム、ポリ
ウレタン等の高分子材料で構成されている。
【0035】電界部4は、内部流路31の途中に形成さ
れた電解槽40と、電解槽40内に対向して配置された
板状の陽極41および陰極42よりなる電極対と、電極
対への通電回路43とで構成されている。陽極41およ
び陰極42としては、例えば、チタン製の金属板に白金
メッキを施したものを用いることができるが、この構成
のものに限定されないことは、言うまでもない。
【0036】通電回路43は、電源(直流電源)44
と、電極対への印加電流を制御する電流制御回路45
と、スイッチ46とで構成されている。電源44のプラ
ス端子は、電流制御回路45を介して陽極41へ接続さ
れ、電源44のマイナス端子は、陰極42へ接続されて
いる。
【0037】スイッチ46は、グリップ部32の先端側
にレバー33へ向けて突出する作動片47を有してい
る。この作動片47は、図示しないバネにより先端方向
へ付勢され、常開スイッチを構成している。
【0038】図2に示すように、スイッチ46が開状態
では、電極対への通電はなされない。また、図3に示す
ように、レバー33を握り、基端方向へ、すなわちグリ
ップ部32に接近する方向へ回動させると、レバー33
の基端面により作動片46が基端方向へ押圧されて移動
し、スイッチ45は、閉状態となる。これにより、電流
制御回路45が作動し、電極対へ所定の電流が印加され
る。
【0039】また、通電回路43は、前述した送液ポン
プ6のモータ66への通電回路としても機能している。
すなわち、モータ66のマイナス端子に接続されている
リード線68は、電源44のマイナス端子に接続され、
モータ66のプラス端子に接続されているリード線69
は、電流制御回路45を介して電源44のプラス端子に
接続されている。従って、陽極41、陰極42間に通電
がなされたときには、同時にモータ66への通電がなさ
れて送液ポンプ6が作動し、被電解水25の送液、電解
水26の生成および噴出がなされ、陽極41、陰極42
間に通電がなされないときには、モータ66への通電も
なされず、送液ポンプ6は停止する。
【0040】なお、電流制御回路45に代わり、電源制
御回路を用いることもできる。この場合、電源制御回路
は、例えば、電極対への電圧の印加と、モータ66への
電力供給とを独立して制御し得る機能を持つものでもよ
い。
【0041】このような電界部4では、陽極41、陰極
42間に通電がなされ、この状態で、送液ポンプ6の作
動により送液されてきた被電解水25が電解槽4を通過
すると、被電解水25は電気分解され、下記式で示す反
応により、陽極41側に次亜塩素酸(HClO)が生成
され、陰極42側に水酸化ナトリウム(NaOH)と水
素ガス(H2 )とが生成され、これらを含む電解水26
が得られる。そしてこの電解水26は、ノズル5より噴
出される。
【0042】
【化1】
【0043】
【化2】
【0044】レバー33の握りを解除すると、電極対へ
の通電およびモータ66への通電が停止し、電解水の生
成および噴出が停止する。容器21内の被電解水25が
空になったら、容器21内に被電解水25を補充し、使
用を継続することができる。
【0045】以上のように、電解水生成装置1Aでは、
操作部3におけるレバー33の操作により、電解部4の
作動による電解水26の生成と、送液による噴出ノズル
5からの電解水26の噴出とが、同期的に行われる。そ
して、レバー33を握っている間、電解水26が噴出す
るので、レバー33を握っている時間により、電解水2
6の積算噴出量を調節することができる。
【0046】また、操作部3は、比較的小型、軽量であ
るとともに、貯留部3から離間し、可撓性を有するチュ
ーブ70で接続されてその姿勢や位置を自由に設定でき
るので、電解水26の噴出の操作、特に、医師、看護
婦、患者自身等による生体への電解水の噴射操作を極め
て容易に行うことができる。
【0047】なお、噴出ノズル5としては、その形態等
は特に限定されず、例えば、電解水26を線状に(ジェ
ットとして)噴出し得るもの、電解水26をシャワー状
に噴出し得るもの、電解水26を霧状に噴霧し得るもの
等、いかなるものでもよい。前者の場合、電解水による
洗浄(殺菌、消毒を伴った洗浄)に適している。
【0048】図示の構成では、噴出ノズル5は、操作部
本体31に対し一体形成または固着されているが、操作
部本体31に対し、着脱可能とすることもできる。ま
た、異なる種類、形状の複数の噴出ノズル5を交換可能
に装着するような構成としてもよい。なお、リード線6
8、69は、チューブ70と一体化され、または束ねら
れているのが好ましい。
【0049】図6は、本発明の電解水生成装置の第2参
考例を示す側面図、図7は、図6に示す電解水生成装置
の貯留部の構造を模式的に示す断面側面図、図8および
図9は、それぞれ、加圧ポンプの作動原理を示す断面側
面図、図10および図11は、図6に示す電解水生成装
置の操作部の構造を模式的に示す断面側面図である。以
下、これらの図に基づいて第2参考例を説明するが、前
記第1参考例と同様の事項については、その説明を省略
する。
【0050】図6に示すように、本発明の電解水生成装
置1Bは、被電解水25を貯留する容器21よりなる貯
留部2と、電解部4および噴出ノズル5を備える操作部
3と、貯留部2と噴出ノズル5とを接続する送液路7
と、被電解水25を送液路7に沿って送液する送液手段
とを有する。
【0051】容器21は、前記参考例1と同様のものと
され、その上部(蓋部211)には、送液手段として、
加圧ポンプ8が設置されている。本参考例における加圧
ポンプ8は、図7〜図9に示すように、手動式のポンプ
であり、主に、容器21内に突出するよう設置されたシ
リンダー80と、シリンダー80内に挿入されるプラン
ジャー81と、プランジャー81の下端に設置されたガ
スケット82とで構成されている。ガスケット82は、
プランジャー81の往復動に伴って、シリンダー80の
内面に対し気密的に摺動する。
【0052】シリンダー80の底部(下端)には、開口
83が形成され、この開口83を開閉可能な弁85が設
置されている。また、ガスケット82には、開口84が
形成され、この開口84を開閉可能な弁86が設置され
ている。
【0053】図8に示すように、プランジャー81を上
方へ引くと、弁86が開口84を開き、弁85が開口8
3を閉じ、シリンダー80とガスケット82とで囲まれ
る空間87の体積が増大して、空間87へ開口84を介
して空気が導入される。
【0054】図9に示すように、プランジャー81を下
方へ押すと、弁86が開口84を閉じ、弁85が開口8
3を開き、空間87の体積が減少して、空間87から開
口84を経て空気が排出され、この空気が容器21内に
注入される。このようなプランジャー81の上下動(往
復動)を所定回数行うことにより、容器21内を所定の
圧力に加圧することができる。
【0055】チューブ70の基端は、L字管73を介し
てパイプ72の上端に接続されている。本参考例では、
パイプ72、L字管73およびチューブ70の内腔なら
びに操作部本体30の内部流路31により、送液路7が
形成される。
【0056】操作部3は、前記と同様の、内部流路31
およびグリップ部32を有する操作部本体30と、レバ
ー33と、電解部4と、噴出ノズル5とを有している。
操作部本体30の基端には、その内腔が内部流路31と
連通するように、チューブ70の先端が接続されてい
る。
【0057】電界部4は、通電回路43に対しリード線
68、69の接続がない以外は、前記参考例1と同様の
構成であり、レバー33の操作に連動して陽極41、陰
極42間への通電/切電がなされる。
【0058】内部流路31の先端部には、噴出ノズル5
を開閉するポペット弁90が設置されている。ポペット
弁90は、所定のリンク機構等で構成される弁作動機構
91を介してレバー33の上端部と連結されている。す
なわち、ポペット弁90は、レバー33の操作に連動し
て、弁作動機構91により図10中の横方向に移動し、
弾性材料よりなるパッキン93に対し密着・離間し、噴
出ノズル5への流路を開閉するよう構成されている。
【0059】以上のような構成の電解水生成装置1Bで
は、使用時に、まず、加圧ポンプ8を前述のように作動
して容器21内を所定の圧力に加圧しておく。この状態
では、前記加圧により、内部流路31の圧力も高まって
いるが、図10に示すレバー33を握っていない状態で
は、レバー33は、前述した付勢手段により先端側に位
置しているため、スイッチ46が開状態となり、かつ、
ポペット弁90が噴出ノズル5を閉じており、よって、
電解水の生成および噴出は生じない。
【0060】次に、図11に示すように、操作部3にお
いて、レバー33を握り、基端方向へ、すなわちグリッ
プ部32に接近する方向へ回動させると、前記と同様に
スイッチ45が閉じ、電流制御回路45が作動して、電
極対への通電がなされる。また、これと同時に、弁作動
機構91の変位によりポペット弁90が基端方向へ移動
し、噴出ノズル5が開く。容器21内が加圧されている
ため、容器21内に貯留されている被電解水25は、パ
イプ72、L字管73およびチューブ70を順次経て内
部流路31へ移送され、電解槽40を通過する際に電気
分解されて電解水26となり、噴出ノズル5より噴出さ
れる。
【0061】レバー33の握りを解除すると、電極対へ
の通電が停止するとともに、ポペット弁90が閉じ、電
解水の生成および噴出が停止する。このような電解水生
成装置1Bでは、前記電解水生成装置1Aと同様の作用
・効果を有するとともに、送液手段が手動式の加圧ポン
プ8で構成されているため、電力を要さず、より軽量
化、小型化することができるという利点がある。
【0062】図12は、本発明の電解水生成装置の実施
例における貯留部の構造を模式的に示す断面側面図であ
る。この実施例は、貯留部の構成が異なる以外は、前記
第2参考例と同様である。以下、第2参考例との相違点
について説明する。
【0063】本実施例の電解水生成装置における貯留部
2は、図12に示すように、前記と同様の容器21を有
し、容器21内には、可撓性(柔軟性)および気密性を
有する袋体22が収納されている。袋体22内には、被
電解水25が貯留されている。袋体22の上部には、被
電解水25を流出する流出口23が形成されており、チ
ューブ70の基端と流出口23とがL字管73を介して
接続されている。本実施例では、L字管73およびチュ
ーブ70の内腔ならびに操作部本体30の内部流路31
により、送液路7が形成される。
【0064】また、容器21の上部(蓋部211)に
は、送液手段として、前記と同様の加圧ポンプ8が設置
されている。加圧ポンプ8を作動して容器21内を加圧
すると、袋体22が圧迫され、レバー33の握持によ
り、袋体22内の被電解水25が流出口23より流出
し、L字管73およびチューブ70を経て操作部3へ送
液される。袋体22内の被電解水25が空になったら、
被電解水25が充填された新たな袋体22と交換して、
使用を継続することができる。
【0065】本実施例の電解水生成装置では、前記電解
水生成装置1A、1Bと同様の作用・効果および利点を
有するとともに、被電解水25の補充、交換を衛生的
に、特に無菌的に行うことができるという利点や、使用
した袋体22の数により電解水の積算使用量を把握する
ことができるという利点がある。
【0066】図13および図14は、ぞれぞれ、本発明
の電解水生成装置の第3参考例における操作部の構造を
模式的に示す断面側面図、図15は、本発明の電解水生
成装置の第2実施例における貯留部の構造を模式的に示
す断面側面図である。以下、これらの図に基づいて第3
参考例を説明するが、前記第1参考例と同様の事項につ
いては、その説明を省略する。
【0067】図13および図14に示すように、第3参
考例の電解水生成装置における操作部3は、グリップ部
32を有する操作部本体30と、レバー33と、電解部
4と、噴出ノズル5とを有している。
【0068】操作部本体30には、内部流路31の他
に、陰極42と接触した液を回収するための回収流路3
4が形成されている。この回収流路34は、内部流路3
1の先端部(電解槽40付近)において、内部流路31
から分岐し、180°ターンして操作部本体30の基端
方向へ伸びている。
【0069】操作部本体30の基端には、内部流路31
と連通するチューブ70および回収流路34と連通する
チューブ74がそれぞれ接続されている。チューブ74
は、可撓性を有し、前述したチューブ70と同様の材料
で構成されている。回収流路34、チューブ74および
後述する第2の空間27bにより、廃液(回収液)28
の回収手段が構成される。
【0070】電界部4は、電極対付近の構成が異なる以
外は、参考例1と同様の構成である。すなわち陽極41
と陰極42との間には、隔膜48が設置され、この隔膜
48により電解槽40は、陽極室と陰極室とに区画され
ている。
【0071】隔膜48としては、イオンの流通が抑制さ
れるようなものが好適に使用され、例えば、多孔質膜、
イオン交換膜、不織布等で構成されたものが挙げられ
る。陽極室、すなわち隔膜48より陽極41側の空間
は、噴出ノズル5への流路に連通し、陰極室、すなわち
隔膜48より陰極42側の空間は、回収流路34に連通
している。
【0072】このような隔膜48を有する構成では、陰
極室を通過して生成されたアルカリ性の液(廃液28)
を分離・除去できるので、陽極室を通過したpHの低い
(pH=3〜7程度)電解水26が得られ、これにより、
電解水26の活性が高まり、殺菌力が向上する。
【0073】また、内部流路31の電解槽40より基端
側には、送液手段としての送液ポンプ60が設置されて
いる。本参考例では、送液ポンプ60として、インペラ
ー式のポンプが用いられている。送液ポンプ60のリー
ド線68、69は、前記参考例1と同様に通電回路43
に配線されている。
【0074】図15に示すように、貯留部3は、前記容
器21と同様の硬質の容器24で構成されている。この
容器24内には、隔壁29が設けられ、この隔壁29に
より、容器24内は、第1の空間27aと第2の空間2
7bとに区画されている。
【0075】第1の空間27aには、被電解水25が貯
留されている。一方、第2の空間27bは、回収流路3
4およびチューブ74を経て回収された廃液28を貯留
する空間(回収容器)である。
【0076】チューブ70は、容器24の上部(蓋部2
41)を貫通して容器24の第1の空間27a内へ挿入
され、その基端は被電解水25中に浸漬されている。ま
た、チューブ74は、容器24の上部(蓋部241)の
上部を貫通して容器24の第2の空間27b内へ挿入さ
れている。
【0077】容器24外において、チューブ70とチュ
ーブ74とは、例えば、粘着テープ、バンド等の束ね部
材75により、その長手方向に沿って所定の間隔で複数
箇所束ねられている。
【0078】本参考例の電解水生成装置では、図13に
示すレバー33を握っていない状態では、レバー33
は、前述した付勢手段により先端側に位置しているた
め、スイッチ46が開状態となり、電極対への通電およ
び送液ポンプ60への通電はなされず、よって、電解水
の生成および噴出は生じない。
【0079】次に、図14に示すように、操作部3にお
いて、レバー33を握り、基端方向へ、すなわちグリッ
プ部32に接近する方向へ回動させると、前記と同様に
スイッチ45が閉じ、電流制御回路45が作動して、陽
極41、陰極42間への通電がなされる。また、これと
同時に、送液ポンプ60のモータへの通電がなされ送液
が開始される。
【0080】送液ポンプ60の作動により、容器24の
第1の空間27a内に貯留されている被電解水25は、
チューブ70を経て内部流路31へ移送され、電解槽4
0を通過する際に電気分解される。このとき、前述した
ように、陽極室では、次亜塩素酸(HClO)が生成さ
れ、この次亜塩素酸を含む酸性の電解水26が得られ
る。この電解水26は、さらに先端側へ移送され、噴出
ノズル5より噴出される。
【0081】一方、電気分解によって陰極室には、水酸
化ナトリウム(NaOH)および水素ガス(H2 )を含
むアルカリ性の液が生成され、この液は、廃液28とし
て、回収流路34およびチューブ74を順次経て、貯留
部2へ戻される。すなわち、容器24の第2の空間27
bに導入され、貯留、回収される。レバー33の握りを
解除すると、電極対および送液ポンプ60への通電が停
止し、電解水の生成および噴出が停止する。
【0082】本参考例の電解水生成装置では、前記電解
水生成装置1Aと同様の作用・効果を有するとともに、
pHの低下により電解水26の活性を高め、より優れた殺
菌力を得ることができる。
【0083】また、廃液28の回収手段を有しているた
め、廃液28の飛散等による悪影響も生じない、特に、
廃液28の回収容器が貯留部2に一体的に形成されてい
るため、装置の小型化が図れ、取り扱いも容易である。
【0084】図16は、本発明の電解水生成装置の第4
参考例を示す側面図である。以下、この図に基づいて第
4参考例を説明するが、前記第2参考例と同様の事項に
ついては、その説明を省略する。
【0085】図16に示す電解水生成装置1Cは、貯留
部2と操作部3とが一体的に形成され、より小型化され
たものである。貯留部2は、前記と同様の容器21で構
成され、その内部には被電解水25が貯留されている。
また、容器21には、把手212が設けられている。
【0086】また、操作部3は、内部流路31を有する
操作部本体30と、前記レバー33と同様の機能を有す
るレバー35と、電解部4と、噴出ノズル5と、レバー
35の操作により内部流路31を開閉する弁92とを有
している。内部流路31の基端は、弁92を介してパイ
プ72の上端と接続され、パイプ72の下端は、被電解
水25中に浸漬されている。
【0087】レバー35は、把手212の上部に位置し
ており、前記と同様の付勢手段により上方へ付勢されて
いる。例えば、把手212を握りながら、その手の親指
でレバー35を上下方向に回動操作することができる。
【0088】以上のような構成の電解水生成装置1Cで
は、加圧ポンプ8を作動して容器21内を所定の圧力に
加圧した状態で、レバー35を下方へ移動操作すると、
電解部4に設置された電極対への通電がなされるととも
に、弁92が内部流路31の遮断を解除する。これによ
り、容器21内に貯留されている被電解水25は、パイ
プ72および内部流路31を経て、電解部4の電解槽を
通過する際に電気分解されて電解水26となり、噴出ノ
ズル5より噴出される。
【0089】レバー33から指を離し、前記付勢手段の
作用により上方へ移動させると、電極対への通電が停止
するとともに、弁92が内部流路31を遮断し、電解水
の生成および噴出が停止する。
【0090】このような電解水生成装置1Cでは、前記
電解水生成装置1Bと同様の作用・効果を有するととも
に、より小型化、軽量化することができ、患者自身が携
帯するのにも便利である。
【0091】以上、本発明の電解水生成装置を図示の実
施例に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定さ
れるものではなく、例えば、電界部および噴出ノズルの
少なくとも一方が操作部に設けられていないものであっ
てもよい。この場合、電界部は、送液路の途中のいずれ
の位置にも設置することができる。
【0092】また、ポンプのような送液手段は、送液路
の途中のいずれの位置にも設置することができる。ま
た、送液手段は、ポンプによるものに限らず、簡易な構
成のものとして、例えば、貯留部を高所へ置き、落差に
より送液するような構成のものでもよい。
【0093】なお、本発明の電解水生成装置は、生体、
特に、患部やCAPDにおける留置カテーテルの出口部
等の殺菌、消毒用に用いる場合の他、例えば、口腔内、
傷口、人工肛門の出口部の洗浄、日常の手洗い等に適用
することもできる。また、利用分野は、医療用に限ら
ず、例えば、食品用、農業用、工業用等、あらゆる分野
に利用することができる。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電解水生成
装置によれば、被電解水の補充、交換を衛生的に行うこ
とができる。
【0095】また、貯留されている被電解水からその都
度使用量に相当する電解水を生成して使用する場合に
は、従来のように過剰に生成した電解水を廃棄する等の
必要がなく、排水路の保護や、環境衛生上有利である。
【0096】また、本発明の電解水生成装置は、装置を
小型化、軽量化するのに適している。特に、操作部を貯
留部から離間して設置した場合には、操作部が小型、軽
量化され、かつ、その移動の自由度も広いので、操作性
がさらに向上し、また、操作部を貯留部と一体化した場
合には、装置のさらなる小型化が図れる。
【0097】このようなことから、本発明の電解水生成
装置を医療用に適用した場合には、医師や看護婦のみな
らず、患者自身が自己の身体に対し電解水を噴射して殺
菌、消毒を行うことが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解水生成装置の参考例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す電解水生成装置の操作部の構造を模
式的に示す断面側面図である。
【図3】図1に示す電解水生成装置の操作部の構造を模
式的に示す断面側面図である。
【図4】図1に示す電解水生成装置の貯留部の構造を模
式的に示す断面側面図である。
【図5】図4中のV−V線断面図である。
【図6】本発明の電解水生成装置の第2参考例を示す側
面図である。
【図7】図6に示す電解水生成装置の貯留部の構造を模
式的に示す断面側面図である。
【図8】加圧ポンプの作動原理を示す断面側面図であ
る。
【図9】加圧ポンプの作動原理を示す断面側面図であ
る。
【図10】図6に示す電解水生成装置の操作部の構造を
模式的に示す断面側面図である。
【図11】図6に示す電解水生成装置の操作部の構造を
模式的に示す断面側面図である。
【図12】本発明の電解水生成装置の実施例における貯
留部の構造を模式的に示す断面側面図である。
【図13】本発明の電解水生成装置の第3参考例におけ
る操作部の構造を模式的に示す断面側面図である。
【図14】本発明の電解水生成装置の第3参考例におけ
る操作部の構造を模式的に示す断面側面図である。
【図15】本発明の電解水生成装置の第3参考例におけ
る貯留部の構造を模式的に示す断面側面図である。
【図16】本発明の電解水生成装置の第4参考例を示す
側面図である。
【符号の説明】
1A〜1C 電解水生成装置 2 貯留部 21 容器 211 蓋部 212 把手 22 袋体 23 流出口 24 容器 241 蓋部 25 被電解水 26 電解水 27a 第1の空間 27b 第2の空間 28 廃液 29 隔壁 3 操作部 30 操作部本体 31 内部流路 32 グリップ部 33 レバー 34 回収流路 35 レバー 4 電解部 40 電解槽 41 陽極 42 陰極 43 通電回路 44 電源 45 電流制御回路 46 スイッチ 47 作動片 48 隔膜 5 噴出ノズル 6 送液ポンプ 60 送液ポンプ 61 ケーシング 62 吐出口 63 吸入口 64 ロータ 65 羽根 66 モータ 67 回転軸 68、69 リード線 7 送液路 70 チューブ 71 コネクタ 72 パイプ 73 L字管 74 チューブ 75 束ね部材 8 加圧ポンプ 80 シリンダー 82 ガスケット 83、84 開口 85、86 弁 87 空間 90 ポペット弁 91 弁作動機構 92 弁 93 パッキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被電解水を貯留する貯留部と、前記被電解
    水を電解して電解水とする電解部と、前記電解水を噴出
    する噴出ノズルと、被電解水を送液する送液手段とを有
    する電解水生成装置であって、前記貯留部に可撓性およ
    び気密性を有する袋体を有することを特徴とする電解水
    生成装置。
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