JP2000079029A - 簡易設置棚 - Google Patents

簡易設置棚

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JP2000079029A JP10298530A JP29853098A JP2000079029A JP 2000079029 A JP2000079029 A JP 2000079029A JP 10298530 A JP10298530 A JP 10298530A JP 29853098 A JP29853098 A JP 29853098A JP 2000079029 A JP2000079029 A JP 2000079029A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 奥行きが狭い場所でも、棚本体を1本の伸縮
ポールで確実に設置し得るようにする。 【構成】 少なくとも1本の伸縮ポール2と、同伸縮ポ
ール2を介して凹壁部内に支持される棚本体5とを含
み、棚本体5は、両端に伸縮ポール2が挿通される挿通
孔32a,32bが穿設されているとともに、その一端
側にほぼ直角に延設された凹壁部の背壁面WBに対する
当接部34を有する左右一対の側板31,31と、この
各側板31,31間に掛け渡された棚部材4とからな
り、伸縮ポール2を各側板31,31のいずか一方の側
の挿通孔間に挿通させ、各側板31,31の当接部34
を背壁面WBに当接させることにより、凹壁部内に設置
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釘や金具などを用いるこ
となく壁間に簡単に設置される簡易設置棚に関し、さら
に詳しく言えば、一本の伸縮ポールで壁間に取り付ける
ことができるようにした簡易設置棚に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トイレや浴室などの限られたスペースに
トイレットペーパーや清掃用具を置く場合、床に置くと
邪魔になるばかりでなく、見た感じもよくないため、専
用の棚を設けそこに保存する場合が多い。
【0003】その場合、壁面を汚したり傷付けることな
く、しかも金槌やネジ回しなどの工具を用いることな
く、婦女子でも簡単に設置できることが望まれており、
これに応えるものとして、伸縮ポールを利用した簡易設
置棚が知られている。
【0004】その典型的な従来例を図13に示すと、こ
の簡易設置棚1は、左右一対の側板3,3間に棚部材と
しての例えば複数のパイプ4を掛け渡してなる棚本体5
を備え、この棚本体5の両側には伸縮自在な伸縮ポール
2,2が取り付けられている。なお、この従来例のもの
においては、各伸縮ポール2には、例えばネジ筒からな
る長さ調整つまみ2aがそれぞれ設けられている。
【0005】この簡易設置棚1を、図13に示すように
例えば所定の間隔をもって対向する一対の側壁面WL,
WRおよびこの側壁面間の奥まった背壁面WBにより囲
まれる凹壁部内に取り付けるにあたっては、長さ調整つ
まみ2aを操作して各伸縮ポール2の長さを側壁面W
L,WR間よりも短くした上で、棚本体5を凹壁部内の
所望とする高さ位置に配置し、再度長さ調整つまみ2a
を操作して各伸縮ポール2を伸ばして側壁面WL,WR
間に突っ張らせる。
【0006】なお、機種によっては、これとは反対に長
さ調整つまみ2aを操作して各伸縮ポール2の長さをあ
らかじめ側壁面WL,WR間よりもやや長めにしてお
き、ポール内にあるバネを押し縮めるようにして各伸縮
ポール2を側壁面WL,WR間に配置した後、その押し
縮め力を解除することにより、棚本体5を取り付けるよ
うにするものもある。なお、このような機種において
は、その取付後にさらに長さ調整つまみ2aを操作し
て、各伸縮ポール2をより強く突っ張らせるようにする
ことが好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
からも分かるように、従来の簡易設置棚1においては、
それぞれ2本の伸縮ポール2,2で側壁面WL,WRを
押圧して保持するので、凹壁部の奥行き寸法は、この簡
易設置棚1の幅よりも大きなものでなくてならない。す
なわち、凹壁部の奥行き寸法が簡易設置棚1の幅よりも
小さい場合には、一方の伸縮ポール2がはみ出してしま
い、棚を設置することができない。
【0008】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたもので、その目的は、奥行き寸法が狭い凹壁部
に対しても、簡単かつ確実に設置することができるよう
にした簡易設置棚を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定の間隔をもって対向する一対の側壁
面およびこの側壁面間の奥まった背壁面により囲まれる
凹壁部内に取り付けて使用される簡易設置棚において、
伸縮自在であって、上記側壁面間に所定のつっぱり力に
て取り付けられる少なくとも1本の伸縮ポールと、同伸
縮ポールを介して上記凹壁部内に支持される棚本体とを
含み、上記棚本体は、上記伸縮ポールが挿通される挿通
孔が少なくとも1つ穿設されているとともに、その一端
側にほぼ直角に延設された上記背壁面に対する当接部を
有する左右一対の側板と、この各側板の間に設けられた
棚部材とからなり、上記伸縮ポールを上記各側板の上記
挿通孔に挿通させ、各側板の上記当接部を上記背壁面に
当接させることにより、上記凹壁部内に設置されること
を特徴としている。
【0010】この場合、上記各側板には複数の上記挿通
孔が上記当接部に対して直交する方向に沿った異なる位
置において、互いに同軸的に設けられていることが好ま
しく、これによれば、設置場所の状況に応じて適宜伸縮
ポールの挿通位置を選択することができる。
【0011】上記棚本体は、上記伸縮ポールに沿って移
動可能であることが好ましく、これによれば、棚本体を
伸縮ポールに支持されたままの状態で所望とする位置に
移動させることができる。
【0012】また、本発明によれば、上記棚本体の奥行
き幅が、上記凹壁部の奥行き寸法よりも大きな場合であ
っても、その奥行きの狭い凹壁部内にも設置可能であ
る。また、本発明によれば、上記棚本体は、裏返した状
態でも使用可能であり、この点も本発明の特徴の一つで
ある。
【0013】さらに、上記棚部材は上記各側板に対して
着脱自在にであることが好ましい。このようにすると、
各構成部材を分解することができるので、店頭で販売す
るときのパッケージの容積が一体型の製品よりも小さく
でき、売場スペースを効率的に利用できる。また、上記
棚部材を左右一対の側枠と、この側枠の間に設けられる
入れ子式のパイプ材とから構成して、伸縮可能にするこ
とも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示された実
施例に基づいてより詳しく説明する。
【0015】図1ないし図3には、この第1実施例に係
る簡易設置棚1aを奥行き寸法の狭い凹壁部内に設置す
る場合の第1使用状態が示されている。なお、図1は斜
視図、図2はその側面図および図3は平面図である。
【0016】これによると、この簡易設置棚1aは、左
右一対の側板31,31間に互いに平行に複数のパイプ
4を掛け渡してなる棚本体5と、この棚本体5を支持す
る伸縮自在な1本の伸縮ポール2とを備えている。な
お、パイプ4に代えて一枚の棚板を用いてもよい。
【0017】側板31,31は同一構成であるため、そ
の一方について説明すると、側板31の両端には伸縮ポ
ール2が挿通される挿通孔33a,33bが穿設されて
いる。側板31の一端側(この実施例では挿通孔33a
側の端部)には、凹壁部の背壁面WBに沿うようにほぼ
直角に延設された延設部32が形成されており、同延設
部32の端部に背壁面WBに対する当接部34が設けら
れている。この延設部32および当接部34が設けられ
ていることにより、側板31は側面視でほぼL字状とな
っている。
【0018】伸縮ポール2は、先に説明した例えばネジ
筒からなる長さ調整つまみ2aを有する従来のものと同
じであってよく、この第1使用状態例において、伸縮ポ
ール2は当接部34側の挿通孔33aに挿通されてい
る。この場合、棚本体5は伸縮ポール2に沿って移動可
能であり、また、伸縮ポール2を中心として回転可能で
ある。
【0019】第1実施例の第1使用状態においては、各
当接部34,34を伸縮ポール2よりも下方に位置させ
た状態で、伸縮ポール2を長さ調整して側壁面WL,W
R間に取り付ける。このとき、各当接部34,34を背
壁面WBに対して平行となるように当接させることが好
ましい。このようにして、この簡易設置棚1aは奥行き
寸法の狭い凹壁部内にも設置することができる。
【0020】この設置態様において、棚本体5には、そ
の上に載置される物体Bの荷重Fがかけられることにな
るが、棚本体5は、伸縮ポール2に対して回転可能であ
るため、その荷重Fは伸縮ポール2を軸として背壁面W
Bに対し垂直な向きに変換され、各当接部34を介して
背壁面WBにて受け止められる。これにより、棚本体5
が水平状態に保持されるとともに、伸縮ポール2に回転
ねじれ力が伝達されることもない。
【0021】また、図3の平面図によく示されているよ
うに、この第1使用状態によれば、凹壁部の奥行きが少
なくとも伸縮ポール一本分を取り付けることができる寸
法であれば、十分に設置可能である。さらに、棚本体5
が凹壁部よりも前に突出した状態となり、その左右が解
放されているので、棚本体5の幅よりも長尺のものも載
置することができる。
【0022】次に、図4ないし図6を参照しながら、こ
の第1実施例に係る簡易設置棚1aを奥行き寸法の広い
凹壁部内に設置する場合の第2使用状態例について説明
する。なお、図1は同使用状態例の斜視図、図2はその
側面図および図3はその平面図である。
【0023】この第1実施例の第2使用状態において
は、上記第1実施例の第1使用状態例とは異なり、各側
板31の反当接部34側の挿通孔33b間に伸縮ポール
2が挿通される。そして、各当接部34,34を伸縮ポ
ール2よりも上方に位置させた状態で、伸縮ポール2を
長さ調整して側壁面WL,WR間に取り付ける。このと
き、上記第1使用状態例と同じく各当接部34,34を
背壁面WBに対して平行となるように当接させることが
好ましい。
【0024】この第1実施例の第2使用状態例におい
て、棚本体5は第1実施例の第1使用状態例の場合に対
して丁度裏返しの状態で使用されることになるが、その
上に載置される物体Bの荷重Fは、伸縮ポール2を軸と
して、背壁面WBに対し垂直方向へ変換され、各当接部
34,34を介してその背壁面WBにて受け止められ
る。
【0025】このようにして、第1実施例の第2使用状
態例においても、棚本体5は1本の伸縮ポール2と当接
部34とにより水平に保持されるが、両使用状態に共通
して言えることは、大きな荷重Fを支えるには一方の挿
通孔33aから見て当接部34の長さが長い方が好まし
い。
【0026】図7には、本発明の第2実施例に係る簡易
設置棚1bの分解斜視図が示されている。この簡易設置
棚1bは、上述した第1実施例とほぼ同様の構成である
が、棚部材5が各側板31,31に対し着脱自在にされ
ている。
【0027】すなわち、この第2実施例において、棚部
材5は、左右一対の側枠6,6と、これら側枠6,6間
に互いに平行となるようにかけ渡された複数のパイプ4
とから一体的に構成されており、棚部材5と各側板3
1,31との間には、次のような係合手段が設けられて
いる。
【0028】すなわち、この係合手段は棚部材5の側枠
6側に設けられた雄メンバー7と、側板31側に設けら
れた雌メンバー8とを備えている。雄メンバー7はその
複数個が、側枠6の下面に所定の間隔で配置されてお
り、図8にはその一つが斜視状態で示されている。これ
によると、雄メンバー7は側枠6の下面にから突設され
た断面矩形状の首部71と、この首部71の下端に一体
に形成されたそれよりも大きな矩形をなす係合板72と
から構成されている。
【0029】これに対して、雌メンバー8は側板31の
上面35に各雄メンバー7と1:1の関係で配置されて
おり、その各々は係合板72よりも実質的に大きな矩形
孔81と、この矩形孔81の一辺から上面35の長さ方
向に沿って切り込まれたスリット82とから構成されて
いる。このスリット82の幅は首部71の幅によりも広
くされている。
【0030】したがって、雄メンバー7の係合板72を
雌メンバー8の矩形孔81内に嵌合した後、棚本体5と
側板31とを相対的にスライドさせて雄メンバー7の首
部71を雌メンバー8のスリット82内に押し込むこと
により、棚本体5と側板31とを連結することができ
る。棚本体5と側板31とを外すには、これと逆の操作
を行えばよい。
【0031】このようにすることで、各部材の組立・分
解が可能となり、パーケージする際の容積を小さくでき
るので、商品陳列の効率がよくなる。
【0032】各側板31,31には、上記第1実施例と
同様に、それぞれ2つの挿通孔33a,33bが設けら
れているが、この第2実施例においては、その一方の挿
通孔33bが側板31の端部側に配置されているのに対
して、他方の挿通孔33aは側板31のほぼ中央部分に
配置されている。
【0033】すなわち、2つの挿通孔33a,33bは
上記第1実施例のように必ずしも側板31の両端に設け
られている必要はなく、要するに、一方の側板31の挿
通孔33aと他方の側板31の挿通孔33aとが、ま
た、一方の側板31の挿通孔33bと他方の側板31の
挿通孔33bとがそれぞれ同軸であることを条件とし
て、挿通孔31a,33bは延設部32に対して直交す
る方向に沿ってそれぞれ異なる位置に配置されていても
よい。
【0034】なお、場合によっては、挿通孔は各側板に
つき一つであってもよく、このような態様も本発明に含
まれる。また、伸縮ポール2について、この第2実施例
では、長さ調整つまみ2aとは反対側のキャップ26が
着脱自在とされているが、本発明において使用される伸
縮ポールは、側板31の挿通孔に挿通し得るものであれ
ばよく特に制限はない。
【0035】この第2実施例の簡易設置棚1bを組み立
てるには、まず、棚本体5に側板31,31を上述した
係合手段7,8を介して連結する。そして、伸縮ポール
2のキャップ26を外して、伸縮ポール2を各側板3
1,31の挿入孔33a,33a(もしくは33b,3
3b)に挿入し、キャップ2bを端部に被せることによ
り、極めて簡単に組み立てることができる。
【0036】この第2実施例の簡易設置棚1bも上記第
1実施例と同じく、2通りの形態で使用することがで
き、図9には、その内の第1使用状態例が示されてい
る。すなわち、中央部に設けられた挿通孔33a,33
aに伸縮ポール2を挿入し、各当接部34,34を伸縮
ポール2よりも下方に位置させた状態とすることによ
り、この簡易設置棚1bを奥行き寸法の狭い凹壁部内に
も設置することができる。
【0037】これに対して、図10にはこの簡易設置棚
1bの第2使用状態例が示されている。この場合には、
伸縮ポール2を側板31の反当接部34側の端部に設け
られる挿通孔33b,33bに挿入する。そして、当接
部34を棚本体5よりも上方に位置させた状態とするこ
とにより、いわば第1使用状態例を裏返したようにして
使用することができる。
【0038】次に、図11に示されている棚本体を伸縮
自在に構成した第3実施例としての簡易設置棚1cにつ
いて説明する。この簡易設置棚1cは、上記第2実施例
で各側板31,31に対して着脱自在とした棚本体5を
伸縮可能としてもので、左右一対の側枠6,6間に掛け
渡されるパイプ4に、大径パイプ4aと小径パイプ4b
とからなるいわゆる入れ子式の伸縮パイプを用いてい
る。これによれば、伸縮パイプの伸縮に応じて棚の長さ
を自在に調節することができる。なお、上記第1実施例
のパイプ4を入れ子式の伸縮パイプとしてもよい。
【0039】また、図12に第4実施例として示されて
いる簡易設置棚1dのように、上記第3実施例で説明し
た大径パイプ4a側に1枚のボード9を被せて伸縮可能
な棚板とすることもでき、これによれば、パイプ間をす
り抜けて落ちてしまうような小物や破損すると危険なガ
ラス体などを安心して載せることができるとともに、小
径パイプ4b側をタオルを掛けなどとして利用すること
もできる。なお、上記第1実施例のパイプ4のボードを
被せてもよい。
【0040】ここで、棚本体を水平に設置するには、背
壁面WBおよび側壁面WL、WRのそれぞれの面に対し
棚本体が垂直に保持されなくてはならない。従来では、
2本の伸縮ポールがそれぞれ独立に機能していたため、
上述したそれぞれの面に対し水平位置の調整をしなけれ
ばならなかった。
【0041】これに対し、本発明によれば、背壁面WB
に対しての水平は、当接部34を背壁面WBに押し当て
るだけで確保できるので、側壁面WL、WRに対しての
水平のみ(正面方向から見て左右の傾斜)に気遣って調
整するだけで容易に水平位置を確保できる。
【0042】なお、第1および第2使用状態のいずれの
場合においても、従来と同じく2本の伸縮ポールを用い
てもよい。また、凹壁部の奥行きが十分に大きい場合で
あっても、第1使用状態のようにしてこの簡易設置棚を
設置してもよく、その使用の仕方は任意に選択すること
ができる。
【0043】さらには、当接部34に適当なすべり止め
手段を設けてもよいことは勿論である。また、上記各実
施例において、各側板31は側面視ほぼL字状に形成さ
れているが、例えば四角形板としてその一辺を当接部と
してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が奏される。すなわち、1本の伸縮ポー
ルのみで棚本体を、奥行きの広い凹壁部はもとより、奥
行きが棚本体の奥行き幅よりも狭い凹壁部に対しても確
実に設置することができる。
【0045】棚本体が伸縮ポールに沿って移動可能であ
るため、凹壁部内に例えば食器棚や冷蔵庫などがある場
合においても、それを避けた位置に棚本体をセットする
ことができる。また、使用する伸縮ポールが1本である
とともに、流用し得る既存部品が多いため、より低コス
トで済ませられる。
【0046】棚本体を側板に対して着脱自在とすること
により、製品を分解して販売することができ、パッケー
ジの省スペース化を計れるだけでなく、組立コストを削
減でき消費者に対しても安価に提供することが可能とな
る。
【0047】棚本体を入れ子式のパイプまたはボードと
することにより、使用形態の幅が広がり、使用者に便利
さを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による簡易設置棚の第1実施例の第1使
用状態例を示した斜視図。
【図2】上記第1実施例の第1使用状態例の側面図。
【図3】上記第1実施例の第1使用状態例の平面図。
【図4】本発明による簡易設置棚の第1実施例の第2使
用状態例を示した斜視図。
【図5】上記第1実施例の第2使用状態例の側面図。
【図6】上記第1実施例の第2使用状態例の平面図。
【図7】本発明による簡易設置棚の第2実施例の分解斜
視図。
【図8】上記第2実施例における棚部材と側板とを着脱
自在とする係合手段の構成要素を示した斜視図。
【図9】上記第2実施例の第1使用状態例を示す斜視
図。
【図10】上記第2実施例の第2使用状態例を示す斜視
図。
【図11】本発明による簡易設置棚の第3実施例を示し
た斜視図。
【図12】本発明による簡易設置棚の第4実施例を示し
た斜視図。
【図13】従来例としての簡易設置棚を示した斜視図。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 簡易設置棚 2 伸縮ポール 31 側板 32 延設部 33a,33b 挿通孔 34 当接部 4 パイプ 5 棚本体 6 側枠 7 係合手段の雄メンバー 71 首部 72 係合板 8 係合手段の雌メンバー 81 矩形孔 82 スリット 9 ボード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をもって対向する一対の側壁
    面およびこの側壁面間の奥まった背壁面により囲まれる
    凹壁部内に取り付けて使用される簡易設置棚において、 伸縮自在であって、上記側壁面間に所定のつっぱり力に
    て取り付けられる少なくとも1本の伸縮ポールと、同伸
    縮ポールを介して上記凹壁部内に支持される棚本体とを
    含み、上記棚本体は、上記伸縮ポールが挿通される挿通
    孔が少なくとも1つ穿設されているとともに、その一端
    側にほぼ直角に延設された上記背壁面に対する当接部を
    有する左右一対の側板と、この各側板の間に設けられた
    棚部材とからなり、上記伸縮ポールを上記各側板の上記
    挿通孔に挿通させ、各側板の上記当接部を上記背壁面に
    当接させることにより、上記凹壁部内に設置されること
    を特徴とする簡易設置棚。
  2. 【請求項2】 上記各側板には、複数の上記挿通孔が上
    記当接部に対し直交する方向に沿った異なる位置におい
    て、互いに同軸的に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の簡易設置棚。
  3. 【請求項3】 上記棚本体は、上記伸縮ポールに沿って
    移動可能および回転自在であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の簡易設置棚。
  4. 【請求項4】 上記棚本体は、上記凹壁部の奥行き寸法
    よりも大きな奥行き幅を有していることを特徴とする請
    求項1または2に記載の簡易設置棚。
  5. 【請求項5】 上記棚本体は、裏返した状態でも使用可
    能であることを特徴とする請求項1または2に記載の簡
    易設置棚。
  6. 【請求項6】 上記棚部材は、上記各側板に対して着脱
    可能であることを特徴とする請求項1ないしは5のいず
    れか1項に記載の簡易設置棚。
  7. 【請求項7】 上記棚部材は、左右一対の側枠と、この
    側枠間に設けられる入れ子式パイプ材とから伸縮可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれか1項に記載の簡易設置棚。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109138266A (zh) * 2018-10-16 2019-01-04 广东匠邦实业投资有限公司 一种墙体层板
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